99 【練習村】勢いで、RP、しよう2
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ベネットが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、クシャミ、ミルフィ、チアキ、トレイル、マドカ、ゴロウ、カイル、チャールズ、クラリッサ、アカリ、リッキィ、モニカの12名。
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あん? 競技? 確かに運動神経いいけどよ。
[千彰の言葉に首をかしげる。]
なんで可愛い子あげるのに 抗議しなきゃいけねえんだよ。
[答えるには漢字能力が低かったようだ。 チャイムが鳴った。]
(0) 2013/10/19(Sat) 00時頃
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ミルフィは、クシャミが紙くずをリサの机に置くのを見て目を細めた。
2013/10/19(Sat) 00時頃
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わりい、トイレ!!
[実は我慢していたようだった。]
(1) 2013/10/19(Sat) 00時頃
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チアキは、そういって走って*出て行く*
2013/10/19(Sat) 00時頃
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[ぼんやりと数学プリントに消しゴムをかけていると、机の上にいつの間にか紙くずがあった。手にとってひろげると、そこには先ほどフレデリカの広げていたものと同じ文面が。
あたりを見渡してから、ためらいがちに鉛筆を手に取り、紙面右下の隅に小さく『小柳さんがいいです』とだけ描いた。 バレるわけにはいかないので、できるだけ普段とは違う字体で書いたが、見るひとが見ればわかるだろう。立ち上がった生徒らに踏まれないように、頃合を見計らってゴロウの席に向けて紙くずを転がした]
(2) 2013/10/19(Sat) 00時半頃
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―前日・チャイムが鳴った後の出来事―
チアキぃ、 漏らすなよー。
[チャイムと同時に掛け出していく千彰を見送る。 これから準備で、そして次の日には処刑が始まる。 戸部をまず処刑するとして、誰が、どの順番で いなくなるのだろうか。考えると顔が綻んだ。]
てっめ、 いい加減にしろっつの。
[ひたすらに消しゴムを投げ続けてくれた タマの頭にひとつチョップを落として、 海流は元気に声をあげると祭の準備に取り掛かるのだった。*]
(3) 2013/10/19(Sat) 00時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2013/10/19(Sat) 00時半頃
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―前日・チャイムが鳴った後の出来事―
あだっ!?
[海流のチョップに頭を引っ込める]
おまえなー!仮にもなー!年上のお姉さんの頭をなー!!
[そんな抗議の声を上げながら、祭りの準備の輪へと加わって行った]
(4) 2013/10/19(Sat) 00時半頃
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―1日目 チャイムの直後―
[こつん、と何かが足に当たった。 見れば先ほど丸めて投げたノートの1ページが、どこをどうして戻ってきたのか吾郎の足元に転がっている。 吾郎は手を伸ばしてそれを拾い上げ、くしゃくしゃの紙を中身が読めるように再び広げた。]
……ふぅん。
[わかってはいたものの、やはり皆そんなにしっかりは考えていなかったらしい。 やりたい人がなるんじゃないか、とか、相応しい人はだれだろう?とか、内容は随分抽象的だ。 そんな中、一番下に書き込まれた文字をみて吾郎は目を丸くした。 『小柳さんがいいです』
意外だった。吾郎は自分が生贄役に相応しいとはこれっぽっちも思っていなかったからだ。 紙をもう一度くしゃくしゃと丸めてポケットに入れる。なんとなくこれを書いたのが誰なのかわかった気がした。]
(5) 2013/10/19(Sat) 00時半頃
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―前日・チャイムが鳴った後の出来事―
おわったっすーー!
[チャイムの音と共に彼女のエンジンは再起動した。]
さーってそれじゃささっと準備に取りかかるっすよー! お祭りは待ってくれないっすー! みんなきびきび働くっす!
(6) 2013/10/19(Sat) 00時半頃
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ゴロウは、昼休みでの出来事で、その直感を確信に変えた。
2013/10/19(Sat) 00時半頃
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― 前日・チャイムが鳴った後 ―
[チャイムが鳴り灯里が席を離れると、美瑠はやれやれと首を左右に鳴らしたが、ふと思い出した様に内履きの先で前の席に座っている吾郎の椅子を軽くつついた。]
…大したことないからいつでもいいんだけど。 後でちょっと聞きたいことがあって。
[手短に伝えると、美瑠は教室を後にした。]
(7) 2013/10/19(Sat) 00時半頃
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―前日・放課後―
[HRも無事済んで、学校から家へと向かう田舎道。]
祭りの準備……こんな調子で明日からまとまるかな……。 でも今日は美留ちゃんと話せたし、いい日だったなー。
[先行きの不安さに曇る顰め面も、少し和らぐ夕暮れの帰り路であった。**]
(8) 2013/10/19(Sat) 01時頃
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―1日目 チャイムが鳴った後―
>>7 ん、なんだ美瑠。 ……あぁ、おっけ。 でも今日はこれから祭りの準備で忙しくなるから、いつでもいいならまたあとでな。
[そう言いつつ、軽く手をあげて教室を出る美瑠を見送った。]
(9) 2013/10/19(Sat) 01時頃
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―前日・授業―
[退屈な授業に、退屈な自習。 そしてお腹がいっぱいになりそうな位甘い空気と、ぬるい空気。 睡眠における好条件が揃いすぎていた。]
(10) 2013/10/19(Sat) 01時頃
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[どれほど生徒たちの私語が捗ろうと、消しゴムや紙が宙を舞おうと、関係はない。
勿論、教科書を広げ、読むでもなしに文字を模様かなにかであるかのように眺めたり、落書きをしてみたりなどの必死の抵抗もしてみた。
物投げ大会が始まると、数日前の国語のプリントに刷られていた偉人にコテンパンに落書きをしたものを、絵が好きそうなリサ宛に意味もなく投げてみたりもしたものだ。]
(11) 2013/10/19(Sat) 01時頃
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[机に突っ伏して動かなくなる前に聞いた限りの私語では、祭の主役たる本日のヒーロー。血祭り部長。皆の喝采の的。それらにあたる処刑者は、候補はあれこれ出たものの、戸部人気が高いようであった。 鉛筆を上唇と鼻の間に挟んでプラプラさせながら、モニカは口を尖らせて言った。]
やっぱあれかあ。 ヒーローは遅れてやってくるから人気でてんのかい? 相手がサボリとあっちゃあ、流石の設楽さんも手も足もでないっつーの〜。
[名誉を挽回させてやるために偉大な供物にしてやろうという友人達の優しい心遣いである事を、大雑把なモニカは聞き逃したようで、ばんばん膝を叩いていた。 そして、その数分後には、おかっぱ頭を机に預けて、コロッと眠っていたのである。]
(12) 2013/10/19(Sat) 01時頃
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―前日・チャイムが鳴った後―
フガッ
[鼻を鳴らしてモニカは机から顔を上げて、目を擦った。 エンジンがかかったマドカが元気いっぱい声を張り上げているのが聞こえている。>>6 眠そうにしながら、のびでもするかのように両腕を上げて、]
うす! ささくれ準備にとりにゃにゃるす! きびっす!きびっす!
[寝ぼけて何を言っているかもわからないが、一緒に盛り上がろうと試みて、大あくびした。]
(13) 2013/10/19(Sat) 01時頃
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おー。飾り縄の材料ってどこどこー?
[準備が始まってみれば、前日だるいだるいと文句をたれていようとも、一日目ともあって面白がってやれるものであった。 本日の祭の準備は、それほど怠けるでもなしに、*アカリの周りをうろうろしてやり方を尋ねたり、先生の後ろについて回ってみたりをしていた事だろう。*]
(14) 2013/10/19(Sat) 01時半頃
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クシャミは、*くしゃみをして飾りをグシャッ!*
2013/10/19(Sat) 03時頃
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― 前日・チャイムが鳴った後 ―
ふーーすっきりした。 んじゃ祭りの準備しますかねー。
[飾りなどの入ったダンボールを開ける……と見せかけてトレイルに膝カックン!]
[時折ふざけつつも、総じて真面目に作業をしている。]
(15) 2013/10/19(Sat) 07時半頃
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カイルは、千彰や怜留にちょっかい出しながらもその日はちゃんと*祭の準備をしたようだった。*
2013/10/19(Sat) 08時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2013/10/19(Sat) 08時半頃
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― 一日目・授業中 ―
[授業が始まってしまったからには、仕方がないから勉強をする事にする。 とりあえずは苦手な英語の教科書を開く。 英語で書いてある部分だけじゃなく、日本語で書いてある文法の話なんかも日本語に思えない。 何度も同じ所を読んでいるうちに、だんだん眠くなってくる。]
(16) 2013/10/19(Sat) 10時頃
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[うとうとしかけた所に、海流からの蹴り(>>1:124)が入る。 少し大袈裟に怒った顔をして振り返ると、海流は戸部の席を見ていた。]
そういや戸部来てないな。どうせまた寝坊して、そのまま布団から抜け出せなくなってんじゃないの?
[戸部はいい奴なんだけど、人よりちょっと睡眠欲が旺盛だ。 その分やる気を出した時はすごいんだけど、なかなかやる気を出さないっていうか。 そこさえなんとかなれば、頭も顔も性格もいいのに。]
(17) 2013/10/19(Sat) 10時頃
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[そんな事を思っていたから、最初の処刑を戸部に、という話は、すごく名案に思えた。]
それいいな! あいつ絶対びっくりするって!
[自分の誕生日を忘れてる相手に、サプライズパーティーを仕掛けるようなわくわくを感じる。 戸部はどんな反応するのかな。きっと今日休んだ事を心から後悔して、祭りの準備にすごくやる気になるだろう。]
(18) 2013/10/19(Sat) 10時頃
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[気が付けば、いつの間にか、かわいい女子が処刑される、という話になっている。]
え?なになに? 千彰って茉花が好きなの? で、海流も好きな子いるの?だれだれ?
[聞き出そうとしたけど、海流は大きな声を出して(>>1:153)勉強しているフリを始めてしまった。 お前後で言えよ、と頭をつついて、灯里の大声(>>1:161)にお前もうるせーよ、と言おうとしたけど、そこでチャイムが鳴った。]
(19) 2013/10/19(Sat) 10時頃
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― 一日目・授業中 ―
おーい、仲がいいのはいいけど、先生の話も聞いてくれー。 高校落ちてからじゃ遅いんだからなー。
[私語やモノが飛び交う中、数学の時間には黒板に数式を書く。国語の時間には漢字を書き、英語の時間には英語を書き、科学の時間にはヘタクソな絵を書く。体育の時間にはジャージに着替える。
もっと怒ったほうがいいんだろうか、とは思う。 でもここは田舎の、また辺境の、おまけに過疎の村だ。 そんな場所で、カツカツとした学校生活は送ってほしくないと思っていた。のびのびと成長できる学び舎にしたかった。 おかげでみんな、いい子だ。]
(でも、なぁ。)
[今朝のアカリの言葉が、なぜか心に残っている。 来年から、都会へ行く子らもいるだろう。その高校生活について行けなかったら元も子もない。]
………
[時間は自習中。自由な生徒たちを眺めながら、一人悩む。]
(20) 2013/10/19(Sat) 10時半頃
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― 一日目:放課後 ―
[授業が終われば先生や灯里の指示などを聞きながら淡々と祭りの為の準備を進める。 最上学年であるのだがこの体たらくである。
手先はそこそこ器用なのだが、絵心の方は破滅的だ。 幼い頃に怜留に大好きな兎の絵を描いて見せたのだが、あれほどわかりやすい特徴を持った兎ですら怜留にはそれが何であるか伝わらなかったらしい。 首を傾げる怜留に、ついには泣き出してしまった事はいまだに覚えている。
絵や色塗りがある仕事はほかのメンバーに任せ(正確に言えば誰も美瑠に仕事を任せようとしない)、黙々と飾りを作った。]
(21) 2013/10/19(Sat) 11時頃
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― 一日目・最後の時限 ―
えーと、じゃあまた今年も祭りの準備をします。 毎年やってることだけど、まぁ念のためな。
1、お祭りで使う飾り縄の準備。 各家庭の神棚と玄関に飾る奴な。できたらご両親に渡す。 それから学校や会場で使う分の太いもの、沢山。 綯い方忘れた奴はアカリに聞いて。
2、灯籠の準備 四角い木の骨組みに障子紙貼って、中にろうそくを灯す奴。それの障子の張替えな。 小さいのは祭り会場用。とにかく沢山作れ。 でかいのは君たちの家に飾る用。この集落の世帯分だね。これには好きな絵を描いていいぞ。 右側面には学校の名前、左側面には自分の名前を書くこと。
あとは、まぁ……自治会長さんから手伝ってくれって言われたりしたら随時増やしてくよ。 皆も何か手伝えることが思いついたら言ってくれ。
それじゃ、はじめましょう。
(22) 2013/10/19(Sat) 11時頃
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ミルフィは、どうやら作っていたのは飾り縄のようだった。長年飾り縄ばっかりつくっているのでさながら職人芸。
2013/10/19(Sat) 11時頃
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― 一日目:小さな公園 ―
[外も暗くなり下校の時間となると、校門を出てそのままぶらりと周辺を歩く。 いつも決まった道を歩いているわけでは無い。 けれど、行きつく先は河川敷の近くにある小さな公園である。 村の小さな子供たちはもう家に帰ってしまっている。
薄暗い公園に響くのは川の流れる音と、ギィ、とブランコが揺れる音。 その金属音は、昔よりも少しだけ重い。]
(23) 2013/10/19(Sat) 11時半頃
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[何処かで焚かれているのだろう、香の匂いがした。]
(24) 2013/10/19(Sat) 11時半頃
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ミルフィは、くしゃみをした。
2013/10/19(Sat) 11時半頃
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― 二日目:自宅 ―
[夜は寝付けなかった。 祭りや今日行われるであろう処刑に対して別段高揚を覚えたりしているわけでもないのだが、何故か胸がざわつくような気がして落ち着かなかった。
身体を起こし布団を畳むと下に降り、洗面を済ませ朝食と弁当を作った。]
(25) 2013/10/19(Sat) 11時半頃
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さむ…
[玄関を開けると昨日よりも空気は冷え込んでいるように感じられた。 手にしていた赤いマフラーを首に巻き付けると、美瑠は玄関のドアを閉めた。
怜瑠もそろそろ、家を出る頃だろうか。
(26) 2013/10/19(Sat) 11時半頃
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