176 両片想い薔薇村-Snow fairy
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
アシモフが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ハワード、ブローリン、ミナカタ、イアン、スティーブン、ノックス、ヒュー、ルーカス、サミュエル、イスルギ、キルロイ、トレイル、ラルフ、ヘクター、ニコラス、リツ、チアキの17名。
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― 管理室 ―
今頃みなさん、楽しんでいるでしょうか。
[ロッジある個室のデスクに座り、パソコンを操作する。
今までのツアーなどで撮った写真を整理し、 スクロールした画面が止まった時にあったのは キルロイ[[who]]と、ヒュー[[who]]の姿。**]
(0) 2015/11/23(Mon) 01時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[明らかに、 声のトーンが変わった気がするが>>1:546>>1:556 気のせいだろうか。
知り合いの教授が、子持ちだった。 他人からすれば 大した話でも無いし、 四十過ぎで結婚していない方が不思議だ。
けれど、――そう感じたのは一瞬だけで。 娘の話を尋ねる青年の興味はパイ生地のように重ねられる。
それはそれで不思議だ。 ――珍しい話だろうか。 講師たちの家庭事情なんかに興味を沸かすのか。
ただ。 青年が、幸せな家庭環境の中で生まれた子であることだけは 自動的に知れてしまう。
単身赴任のような事情だと、決め込まれているようで。]
(1) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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んーあぁ ……、 や。 俺、バツついてんのよ。
離婚してっから。 娘は向こうが引っ張ってったって感じ
今年で丁度10歳に――……
[幸せな家庭で、大事に育てられた子だ。
そうだな、当然だろう。
帰る場所もあるし、家なんてひとつしか無い。
――――それでも、 俺は――――]
(2) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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…………… っ ………、
[世界で一番かわいいのは子供。>>1:557
何も判らないキルロイには、なんの悪気も無かろうに。 何も判らない子のいうことなのに
人生観を、否定されたような気がして、表情が歪む。]
俺は、お前のオヤジほど綺麗な父親じゃない。 嫁より子供より、欲しいもん見つけて、
………まぁ 結果的にそーなったってワケ。
(3) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[帰れる家はある。 けれど 帰ってきても、 もう二度と『Ah, te voilà』は言われない。
たった一枚の絵に。 たった一度の出会いに。
すべてを棒に振るう莫迦が、この世には居たってだけ。 ただ、それだけ。]
………軽蔑する?
[シャツから腕を抜いた所で、 動きを留めている青年を、横目で見詰めた]*
(4) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[ 僕の描く物語は、 いつだってハッピーエンドで終わります ]
(5) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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― かなわない一つの物語 ―
[王子様はお姫様と結婚して幸せになりますし、 うつくしい男女の出会いは尊ぶべきものです。
お決まりのストーリー 求められたハッピーエンド。
それはなにも、"物語"の中だけではありません。
現実だって、そう。
勇敢な王子様には、可憐なお姫様がお似合いです。 だから僕は、ただのモブキャラ。
誰にも求められやしない、 誰も求めてはいけない。
蚊帳の外の、存在]
(6) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[僕に出来るのは、王子様の恋が実るのを見守るだけ。 決められた枠からはみ出さずに、 手の届かない恋に焦がれる様は滑稽でしょうけれど。 定められた役目を、なるたけ上手に演じなければ。
王子様とお姫様は結ばれて、 末永くしあわせに暮らしました。
……それで、良いんです。
だって、モブキャラの恋路なんて誰が喜ぶでしょうか。 身の程を知るべきなんです。 叶わないと、思い知るべきなんです。
僕自身のハッピーエンドなんて、誰も喜びやしない]
(7) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[僕の王子様は、僕を見てはくれません。 ――ええ、構いません。
王子様はいつだって、お姫様と結ばれてしまいます。 ――構いません、そういうものでしょう。
祝福しましょう。笑いかけましょう。 ハッピーエンドには、笑顔が大切なんですから。
くらい、くらい、感情は 底の底に沈めこんで、二度と浮かび上がらないように]
(8) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[ そうやって、すべて、すべて。
すべてあきらめてしまえたのなら こんなにくるしくは、ないのでしょう ]
(9) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[初めて会ったその日から、 僕は彼が好きになってしまいました。
見た目に似合わず優しい物腰と、端正な顔立ちと。 ――僕の物語を語る時の、嬉しそうな、はずむ声音。
僕は、この人の為に物語を紡いでいたのだと思いました。
味気ない自分の物語だって、 彼の目を通せばキラキラと輝いてみえるようで。 はじめて、我が子を誇らしいと思えるようになったんです。
なんのことはない、平凡な出会いも それが運命だと、信じてしまいそうになったりして。 お姫様にはなれないと、わかっています。 なのに触れ合うたび、想いはつのるばかり。
……仲良くなればなるほど、 つらくなるのは、自分だっていうのに]
(10) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[ 僕の描く物語は、 いつだってハッピーエンドで終わります ]
[ だけど僕の物語に、 ハッピーエンドはおとずれません* ]
(11) 2015/11/23(Mon) 01時半頃
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[彼の娘の話は、訊ねれば訊ねる程に 自分の身勝手な想いが崩れ落ちて行くような気がした。
相手は今でも待ち受けの中で輝く幼い娘なのだから、 勝ち目などあるはずがない。 いや、勝負などした覚えはないが。]
うん、10歳かー、そっかー。 可愛い年頃なのに、なんでまたそんな……
[しかし、離婚していると聞いた一瞬だけ、>>2 「良かった」などと思ってしまった。 まだ振り向いてくれる余地があるのかも知れないなんて。]
(12) 2015/11/23(Mon) 02時頃
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――――……はあ。
[二転三転する自身の胸の内と、ミナカタの物語は 非常に心によろしくない。
妻であった女性と、その愛しているはずの娘まで置いて 手にしたい存在へと向いたと聞いた時は>>3 流石に大きな溜息が吐き出された。]
わかんねぇよ。 よっぽど大事なもんだろうなって事はよく解るんだけどな。
その大事なもんがどんなもので、なんでそっちを 追い掛ける気になったのか……結果だけ聞かされても。
[だから、軽蔑するかと言われても>>4 首は横に振って見せた。]
(13) 2015/11/23(Mon) 02時頃
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なあ。 娘さんの事を教えてくれたんなら…… その大事なもんの話も、いつか話してくれんの。
[止まっていた手を動かして、シャツを籠に放り投げる。 きっと、全てを聞かされたとしても軽蔑などはしない。
絵には描く者の心がそのまま描き出される、との 高校時分に学んだ信条を引き出し、思う。
初めて出会った絵、その後の作品の間に様々な 葛藤や想いはあっただろう。 それらを見ていても、胸に灯った感情は一切 変わりはしなかったのだから。**]
(14) 2015/11/23(Mon) 02時頃
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[青年は、この世の汚いものの1割もきっと知らない。>>12 例えば目の前に居る男がそれなのだが
ひとつ言えるのは、親として生きてきた期間よりも 芸術家として生きてきた期間の方が倍長いということ。 大きな溜息>>13は呆れから来るものに聞こえ、 あぁ、これは引かれたと。 たかが一教授の家庭事情を前に一喜一憂があるとは思えず。]
それは……… まぁ、そうだな。
[お前だよ、 とは云えない。
云ったら、全て崩れ去るに違いないし。 追いかけていても、手を伸ばしてはいけない相手だと。 分かっているし、金輪際そんな勇気が沸くとは思えず。]
(15) 2015/11/23(Mon) 02時半頃
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[見てるだけでも、会えただけでも。 相当に幸運だ。
じゃあどうして一歩が踏み出せないのか。 あの絵の一端に描いた青年なんて どこにも居ないと知ってしまった。
だから、消えてしまえばいいのに。 消えてくれと思っているのに 青年に近づく度に、執着は深まるばかり。]
(16) 2015/11/23(Mon) 02時半頃
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[青年の問いかけに、数度瞬きをする。>>14 知ったところで一文の値打ちになるどころか 気色悪いと思われるだけ。
言った所で、卒業したら遠くへ行ってしまう。 進むべき道を共に、何処か遠くに。
あぁ、そうか。 青年の才能に抱いたのは、嫉妬ではなく。 寂しさであったのだ。
巣立つ雛を、なんと呼び止めたらいいか解らない。 初めから親でも何でもない癖に。]
(17) 2015/11/23(Mon) 02時半頃
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さぁ ……聞いても面白くないもんだってのは、確か。
[自分の絵に留められる存在などでは無いと。 気づいているのに、死ねない思いは。 なんと滑稽で、なんと残酷なのか。
―――今だって、
服を脱いでいく青年を描きたいと。 欲しいと思っている心は、死んでくれない。 ]
(18) 2015/11/23(Mon) 02時半頃
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そぉだな。 お前もなんかひとつ、秘密を見せてくれるなら。 つまんねぇ秘密のひとつくらい、教えてもいいかもだな。
[チュロスの奢りくらいに軽い口約束。 下衣にも手を掛けて、ボクサーパンツごと引き下ろす。 脱衣所に用意されていたタオルを、腰へと巻き。
重くなりそうな空気から逃げるように、 脱衣所から露天の風呂場へと歩んでゆく。
長方形に仕切られた露天風呂を前に、 オリーブの木を一望できる眺めへ絶景と感想を零して。 一足お先に、洗い場へと]**
(19) 2015/11/23(Mon) 02時半頃
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[弁明だか、弁解だかを一通り聞き終えた後。
微睡んでいた時間はそう長くもないはずなのに、 乱れてしまっている髪を手櫛で撫で付けて整えてから 腕を突いて上体を起こし、ベッドの縁に座った。]
……ツアーに来てまで、 なんで身内と顔を合わせなきゃならないんだか。
[そうやって小声で不平を零してはいるが、 見抜かれている通り、構われなかったら拗ねている。>>1:397 バス内と同じように振り向かないまま、言葉を続け。]
相部屋してくれそうな相手、見つからないのか。
[自分も誰か誘いたい人がいないのを棚上げし、 頭の中で部屋を個室として使いそうな者がいるかを考える。 多分、というか確実に一部屋空きそうな気配が頭を過り。]
(20) 2015/11/23(Mon) 02時半頃
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──── いびき煩かったら、叩き落すからな。
[使いたければ使えと、遠回しに口にしてやった。 譲歩を覚えるなんて大人になったじゃないかと自画自賛し、 ポケットに手を突っ込んだまま立ち上がれば、眩暈に襲われて。
まだ酒残ってんのかよとバランスを崩し、 重力に引きずられながら盛大に、舌打ちした。**]
(21) 2015/11/23(Mon) 02時半頃
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そうか。医者はどこでも重宝されるからな 免許は、楼里が自分で取ったもんだろう 俺があげたわけでは……
[免許についてはごにょごにょと照れ臭そうにしたけれど 医者にならなかったのは、少しだけ複雑な気分。
楼里に医者になって欲しかったのは、確かだ。 俺よりも才能があるこいつが、外科医として 病院で働く姿を、俺は見たかった。
>>1:552しかし…卒業数日前に見つけたものは 毎日勉強を教えてた自分にも馴染み深い消しゴム。 ずっと、見てきたんだ。誰が見間違うものか。
その消しゴムを見つけて すぐに連絡を取ろうとしても全然繋がらず。 楼里の家に行っても、もぬけの殻。 白い塊を握りしめて、街中探したけれど、だめで。]
(22) 2015/11/23(Mon) 03時半頃
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[「日本行きの飛行機にそれらしき姿が乗っていった」
空港でその情報を聞いた日の俺の姿は とても…人に見せられたもんじゃなかっただろう。
『はは、は………そうだよ、な 楼里の家は、日本なんだから』
空港の壁に凭れ掛かって、ずりずりとしゃがみこみ。 親に軽蔑の目を向けられた時も出なかった涙が 頬を伝って零れていって。目の奥が熱くなって。 「大学を卒業しても、ずっとこっちにいるのか?」と 今まで聞けなかった皺寄せが一気に来た気分で…。
日本で医者になるならいいじゃないかと思っても 卒業の式典日まではいると思っていたから。]
(23) 2015/11/23(Mon) 03時半頃
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[そうだと分かっていたなら こんな喪失感を味わうくらいなら
>>1:551卒業が確定した時、今日こそ奢ると言って 美味いビールを飲みに行ったときに 色々、聞いておくべきだった。 聞きだして、引き留めるべきだった。
日本へ旅立ったくせに、 何故かツヴァイクの籍は消えていなかったから
その繋がりに縋るように、 ツヴァイクには参加し続けてきたし >>1:536未練がましく参加者を確認したりもして―――]
(24) 2015/11/23(Mon) 03時半頃
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[>>1:551寝ている楼里に課題のプリントを落としたり 耳元にアラームを爆音でセットしてやったことが
>>0:31毎日、カーテンを一気に開けたり、 冷たい飲み物を首筋に当てたりして起こしていることと
何がどれだけ「同じ」ことなのか。 気づかれないようにやっているつもりだけど どれだけ、こいつは気づいているんだろうか。
これだけ長い間友達以上の感情を向けてしまっているのを 黙っている罪悪感は、常に心の内にあって。]
………そんな風に謝るなんて、らしくないだろう。 謝りたいのは、俺の方だっていうのに。
[ハグには慣れているけれど こんな風に楼里にされるのは、落ち着かない。 何を謝りたいかは言わぬまま「気にするな」と言うように、 ハンチング帽からはみ出た後ろ髪を柔く撫でた。]
(25) 2015/11/23(Mon) 03時半頃
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[今となっては楼里が傍にいることが大事だったから。 再会した時に、医者になってなくても、 会えたことが嬉し過ぎて。 聞きたい気持ちはあれど、知れなくても良かった。 その期間…こいつが楽しくやれていたなら、それで。
そんなふうに考えていたから、 >>1:553日本で何があったかなんて知らない俺は 5年前のことを聞いて、帰ってからはずっと、 ボランティア活動だけやっていたのだと思い込んで]
この7年間…楽しかったか?
[軽率に…そう、聞いてしまった。]**
(26) 2015/11/23(Mon) 03時半頃
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