118 冷たい校舎村【R15】
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、クラリッサ、明之進、パティ、チアキ、櫻子、ラルフ、ヤニク、クシャミ、ホリー、トレイル、カリュクス、ベネット、フィリップの13名。
――キーンコーンカーンコーン
[午後8時50分。闇に包まれた冷たい校舎に、チャイムの音が響き渡った。
耳慣れた音が途切れた時、校舎は再び静寂に包まれる。冷たい校舎は、再び眠る。
変わったことは、ふたつだけ。九条治夫の姿が見当たらない。]
[そして、ひっそりと。階段のすぐそば、血だまりの中に倒れるマネキンは、君たちと同じ制服を着ていた。]
(#0) 2014/04/08(Tue) 00時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 00時頃
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[何も見えない廊下に、突如チャイムが鳴り響く。 チャイムとはこんなに響くものだったかと、場違いなことを思った。
そしてチャイムが鳴ったのと同時に、消えていた明かりが再び灯る]
[しかしそこに九条の姿は、なかった]
……悪い、堤。
[追ってくれ>>1:370と声は聞こえたが、結局、その場から動くことはできなかった]
(0) 2014/04/08(Tue) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 00時頃
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はるな、ちゃん。
[不安に動き回ろうとした所に、聞こえた声>>1:370、程なくして肩に置かれた手。 縋るように、彼女にしがみつく。力が入らない。動けない。]
[そうしている内に、再び明かりが灯った。>>0]
(1) 2014/04/08(Tue) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 00時半頃
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そんなの…。 [気にしない、そう続けようとして彼女の顔を見上げる。 そして気づいた。]
分かった。 ごめんね…。
[寂しそうな笑みを浮かべて謝る。 迷惑だったのだろう。 結局、櫻子はお姉ちゃんじゃない。]
慰めてくれてありがとうね。
[にぱっと笑みで覆い隠すと結城から離れる。 その笑みは痛々しかったかも知れない。
そんな時だろう、鐘が、鳴った。]
(2) 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[茫然としていると、背後から千景に声をかけられる。>>372]
…ああ、うん…そうだね。 折角持ってきてくれたんだし……
[どこか釈然としないながらも、緩慢に頷いて足元の食事を拾い上げる。と、その時。
やけに重々しい響きで、チャイムが響き渡った]
……!
(3) 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 00時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 00時半頃
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わっびっくりした?! な、なに?! なんで真っ暗?!め、めかくし?!
[急に暗くなった視界と大きな鐘の音に素っ頓狂な声を上げる。 由良に目隠しでもされたのだろうか。いやそんなはずはない。 どういうことなのだろうと眉を顰めるているとすぐに明かりは元に戻ったようだ。 由良の姿も目の前で無事見つかり、…はほっと安堵の息を吐いた]
なんだったの今の……停電?
(4) 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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大丈夫。大丈夫だから。
[しがみつかれて(>>0)、その背中に手を回し、ぽんぽんと、あやすように2度3度、優しくたたく。 そして、ベルの音。 何かを暗示しているようだ。思ったとき、電気がつく。]
いや。この状況だ。気にするな。こちらこそ、無理を言って…
[里紗を抱きしめたまま、八城に答えて、はたと、視線の先。階段に、制服の足が見え、言葉が、喉で凍りついた。]
いいん、ちょう…?
[どうしたのだろう。嫌な予感が、胸を過った]
(5) 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[思わず何もないと分かっていながら頭上を見上げる。 ひどい違和感に、胸がざわついた。 思い出せ、この数時間の間──チャイムはいつ、鳴った?]
……始業時刻にチャイムが鳴って。 そこから、1回も鳴ってない、よね?
[どうして、今、この時間に唐突にチャイムが鳴りだしたのか。]
ねえ、千景。チャイム鳴らそうと思ったら放送室だよね。
[緊迫した表情で千景の方を振り返る。 もしかすると、誰か──ここに自分たちを閉じ込めた、誰かが放送室にいるかもしれない。そしてチャイムを鳴らしたのだとしたら。 もし、千景が頷けば、…は放送室に行ってみようとするだろう。1Fにある保健室、そこから放送室へ移動しようとすれば階段を使用することになるかもしれない**]
(6) 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[何かを察したらしい鞍馬は 扉越しの押し問答を突然やめ いかにも、見え見えな嘘で そこから離れていく]
…古川にいったら 半殺しの目にあうぞ、多分
[文化祭でのことを思い出し 「馬に蹴られて」は言わぬが花だろう などとはいえるレベルの怒りではなかった
橘は沈黙で、古川は拳で あの時、それを肯定していたのだろう ようやく、それに思い至る
自分に実害さえなければ 気にするほどのことでもないとも思ったが]
(7) 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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倉元、堤……大丈夫か?
[二人はそこに、いた。安堵とともにどっと力が抜ける。 そして、思う。九条はどこに]
何…?
[強張った堤の声>>5。 その視線の先を確かめるように振り向いて、視線がある一点に止まる。
……足だ。
五階に続く階段付近から、横たわる誰かの足が、見えている]
(8) 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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[視界が戻る。背中に回された手に、視界に、安堵する。 よかった。ただ、そのことだけに必死になりながら、八城と言葉を交わす波瑠奈を見上げる。 そして、]
……はるなちゃん?
[言葉に詰まった波瑠奈>>5の、視線の先を追う。 ヒュウ、と喉から息が漏れた。すぐ近く。八城の言葉が、『それ』を肯定していた。]
『足だ』
[見間違いなんかじゃ、ない。]
なに、あれ……
[よろよろと、立ち上がる。]
(9) 2014/04/08(Tue) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 00時半頃
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……
[ああ。やっぱり、あれは、脚なのか。 ズボンの足を見て。八城の言葉を聞いて。やけに冷静に、思う。 立ち上がる里紗(>>9)。止めた方がいい。頭のどこかで警鐘が鳴らされる。けれど、止めず、寧ろ、彼女の先に立って、歩く。そして、全身が見えて。]
……ああ…
[倒れているのは、ただのマネキンだ。 ひどく、ほっとする。 けれど、何故。いつの間に。]
……こんなもの、ここに、あったか?
[乾いた声で、その場の二人に問うた。]
(10) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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[彼女は悪くない。 ただ、見られたくなかったのだ。 みっともない、剥がれた自分を。
ただそれだけで、でも自分にとっては一番嫌な事。]
……。 ごめんね…。
[柚木が離れた時>>2だろうか。 ――チャイムが、鳴った>>#0。]
(11) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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[はっとして外を見る。暗い。暗闇。きらいなもの。 来る度に何時も思い出す。 暗闇が自分の気付かないうちに、 大事な物を全部奪ってしまった、あの時の事を。
あれ以来、駄目になってしまったのだ。
だから明かりをつけて、周りが見えるところでないと、 自分は眠れなくなった。 何があっても、今度は気付けるようにと。 そんな防衛じみた感情が、あったのかもしれない。
家なら融通が利いたが、 今回のこの状況では、無理は言えないだろう。]
(12) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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[よろりと立ち上がる倉元と、足に近づいていく堤。 どうしようかと逡巡したが、]
倉元は、待ってろ。
[倉元の肩をつかんで、その場に押しとどめようとした。 この先に、何があるのか。それを彼女に見せていいものか。 悩んで、止めようとしたが堤の声音に>>10後ろを振り向く]
……こんなもの?
[何があったのか、確認しようとして階段へと近づいた]
(13) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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[でも――だいじょうぶ。今日我慢すれば。 "いつも笑っていたお姉ちゃん"みたいになれば、出来る。 眠る事も、きっと出来る。
あの時からずっと。 何年もそうして、作ってきた自分なら、きっと。絶対。
そうして心で唱えながら、 のろのろ、再び席に着いた。
その表情は、少し青ざめたものだったかもしれない。**]
(14) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 01時頃
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なんだ、これ…。
[足元を見、胴を見、そして顔を見る。 一瞬、人かと思ったが、それは白い顔をしたマネキンだった]
ここにあった、というか、この階段自体がなかったはずだからな……。
[五階へと続く階段。 それを上ろうとして、力尽きたように倒れているマネキンを見つめる。そして、ようやく気づいた]
堤、下がれ。足元。
[鼻をつく鉄の臭い。その臭気の元は、マネキンの下にあった。 暗がりで気づかなかったが、これは、]
…血だ。
(15) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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『待ってろ』
[そう言われて、肩をつかまれて、立ち止まる。 自分でも、何がしたいのか、まったくわからなかった。 ふらふらとした足取りを止める。何をするでもなく、その場に立ちすくんで、そして、]
『こんなもの、ここにあったか?』
[その声を受けて、八城が動く。まだ、動けない。ただ、少し離れた場所で、二人を見ている。 二人?二人と、足。三人目?]
(16) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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[皆を見送ってしばらく経った頃。唐突に、チャイムの音が響き渡る。]
なんで今、いきなり…
[誰に言うでもなく、ぽつりと呟く。 始業時間から今まで、一度だってチャイムは鳴っていなかったのに。まあ、今まで散々「おかしなこと」があったのだから、突然チャイムが鳴るくらい、大したことではないのかもしれないけれど。 …しかし、なんだか、先程のチャイムの音は、嫌な感じがした。毎日聞いている音の筈なのに。 できれば、もう聞きたくない、と、そんな風に思った。]
(17) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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ああ。「これ」が、ここにあった。
[八城の言葉(>>13)に、不快さを隠そうともせず、横たわる、制服を着たマネキンを指さす。 なまじ知り合いに似ているだけに、趣味が悪い。 そう思って。]
…は?
[これを見た、八城の言葉(>>15)。 もう一度、見る。流れる、鉄さびの臭いがするこの液体は。]
(18) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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「俺が死んだら、お前は、俺を見てくれるか?」
[フラッシュバック]
(19) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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鞍馬…大丈夫か?
[突然灯りが消え真っ暗闇に それから、登校直後以来初めてのチャイム
その音はどこか不吉で不穏に 歪んだ響きに聞こえたのは、自分だけだろうか]
(20) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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な、んだ、これ…
[一歩後ろに下がる。 赤い足跡が、廊下を汚す。]
なによ、これ…
[里紗を気遣うことも忘れ、へたり込む。]
や。嫌…
[ひどく、吐き気がする。 両手で、口を押える。 これは、一体、何。]
(21) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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え?うん、そうだね。放送室だと思う、けど、えっ行くの放送室?!こここ、こわくない?!
[別にお化けが怖いとかそういうんじゃない絶対に違う。由良の問いかけに声を裏返しながら答えた。>>6 奇妙な現象が起きている中心地へ行くなんて絶対嫌だ、怖い。やだ。 しかし、ここで一人保健室に残される方が恐ろしい。そしてまた、由良を一人この気味の悪い校舎で彷徨わせるのも不安だった。]
俺も行く。一人じゃ危ないし、ついていく。 あとね……
[この空間を出てしまったらもういつもの距離感に戻らなければならない。 だから、最後にちょっとだけ…そう思って由良に背中にぎゅうっと抱き着く。照れくささが勝って、すぐに離れてしまったが]
っ! さ、さあいこ!
[不安、寒気、違和感、全てを吹き飛ばすように元気よく声を上げてみた。 まだ、大切な友人が消えてしまったことには気付いていなかった**]
(22) 2014/04/08(Tue) 01時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 01時半頃
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[ぼんやりと、ただそこに立ちすくんでいた。 視界の中。彼女がふらりと後ずさりする。へたり込む。 何か、遠い世界のことみたいに、見ていた。]
はるな、ちゃん?
[弱々しい声。口を押さえる仕草に、また、おぼつかない足取りで、近づいて行く。]
どうしたの、ね なにが――
[そこに何があるの。そう、近付いたとき、彼女の足元を見る。 ねえ、はるなちゃん。その、赤いものはなに。]
(23) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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まだオレ死にたくねーわ……うん。
[久住の言葉に>>7こくこくと頷く。 久住とは若干危惧していることが違ったようだが、流石にあの二人をからかうのは気が引けた]
……どうする?教室に―――
[一度戻るべきか。そう久住に問いかけようとした矢先、
暗闇
そして、チャイムが、響き渡る。>>#0]
(24) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/04/08(Tue) 01時半頃
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[チャイムは止み灯りがついてから]
鞍馬、一旦教室へもどろう
[なんだか嫌な予感がする 朝起きて、窓の外を見た時みたいな 終わりの幕開けのような、不吉な予兆]
(25) 2014/04/08(Tue) 01時半頃
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