278 冷たい校舎村8
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が10人、人狼が1人いるようだ。
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まったく、いくら放課後っていってもさ…。
もうさー、お風呂して、頭洗って、歯磨きしちゃおうよ。 ダメ、か…
じゃあ、はじめますね。
呀!
(0) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2020/06/14(Sun) 00時頃
──午前8時50分
空っぽの校舎に響き渡るのは、チャイムの音。
聞き慣れた始業の合図、それだけは日常と違わず。
教室の前方にかけられた時計の針が、
きっかり8時50分を指した時のことだった。
聴覚から感じる日常があるなら、
次にやってくるのは、鼻腔をくすぐる非日常。
閉じられた扉の向こう、廊下の方から漂ってくる、
甘い、辛い、香ばしい。雑然とした食べ物の香り。
目を凝らせば、廊下に面した磨りガラスの向こう、
チカチカと瞬くカラフルな光にも気付けたかもしれない。
(#1) 2020/06/14(Sun) 00時頃
さあ、扉を開けてみて。
(#2) 2020/06/14(Sun) 00時頃
──その先で、君達は目にするだろう。
高校3年。最後の文化祭。
君達が目にした、あの日の校舎。
時間が凍りついてしまったように、
あの日の光景がそこに広がっている。
君達のいる教室だけが、日常に取り残されたまま。
そのことに気づいたとき、
通じなかったはずの携帯電話が一斉に鳴り出す。
君達が揃って受け取るのは、誰かの喪失を仄めかすメッセージ。
(#3) 2020/06/14(Sun) 00時頃
ようこそ。冷たい校舎へ。
あの日に取り残された世界を、
君のための優しい世界を、どうか楽しんで。
(#4) 2020/06/14(Sun) 00時頃
────冷たい校舎の時は止まる。
(#5) 2020/06/14(Sun) 00時頃
師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 00時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 00時頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 00時頃
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From:×××× To:みんな
——————————
ごめんなさい。
死にます。ごめんなさい。
みんなとの文化祭の思い出は、 本当にかけがえのないものでした。
どうか、それだけは信じて欲しかったので、このメールを遺します。 許してくれなくてもいいので。
さよなら。 今まで生きてしまって、ごめんなさい。
——————————
(1) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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[チャイムの音から少しして、がしゃん、べちゃ、という音が校舎に響く。]
(2) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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[みんなが入って来た昇降口。 そこの扉に、大量の黒いインクが叩き付けられている。
近付けばインクの独特のにおいがして、 触れれば手にべとりと付着するだろう。
黒い、黒い濁った色が、 ここから出ることを許さないかのように、じわり、と広がっている。*]
(3) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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――チャイムが鳴る――
[しんしんと降る雪の音を、聞いていた。]
(4) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[やがてやってきた教室の面々を一瞥し 辰美幸俊は、いよいよ休校かな、と ぼんやり呑気なことを考えていて、 …………?
[圏外であるはずの携帯が鳴る。 不思議に思ってそれのロックを解除すれば、 メッセージが一通届いていて、
文化祭の思い出について言及した ”遺書”のようなものが、見えた。>>1]
……なんだ、これ。
[直後、がしゃん、という音に目を丸くする。>>2]
(5) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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…………
[胸がざわついて仕方がない。 辰美幸俊は、荷物を持つこともなく、 誰かに声をかけることもなく 物音のした方へ――階下へ、足を向けようとした。*]
(6) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ 非日常をあいしていた。 いつものチャイムの、その次にやってきた。
それを。 ]
(7) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ ─── がしゃん べちゃ っ!
校舎に響くってことはよっぽど大きい何かで、 あたしは 多分、ぐるん、って、 扉の向こうへ向き直っている。
反射的にってあると思う。 閉められていた扉の前に、 クラスの誰がいたのか、は、あったけれど、 あたしは腕を伸ばして、マフラーがなびいて、 ]
(8) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ ─── ちかちか、している。>>#1 ]
(9) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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え?
[ 最初は、びっくりしている。 一瞬だけつながったらしい、 何かを受信したスマホは 視界の端にあって、
だけど、あたし、 さっきまで通っていたはずの廊下を見て、 ]
(10) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ どきどきしていた。きっと、きっと! ]
(11) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ 優先順位って、あったと思う。 役割分担とおんなじように、あるよね。 でもあたし、ほら、 目の前の光景と、下であったらしい何かの音に 夢中になっちゃったみたいで、 ふわ、とか ふんわりした息を吐いては、 平均タイムの駆け足で、 周りに目もくれず 飛び出している。 ]*
(12) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 00時半頃
師範棋士 千早は、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ そのチャイムの音を、 礼一郎は教室の前方に立ったまま聞いた。]
(13) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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── 8時50分 ──
[ いつも通り始業のチャイムが鳴った。
それだけのことだと思えたのは一瞬で、 続いた音は明らかに異質だった。>>2
間を置かずにポケットの中身が震える。 先ほどまで静寂に満ち満ちていた校舎に、 滑稽なほどに明るい音があふれ出す。
一瞬、息が詰まって、 その間にも数名が動き出している。 扉が開け放たれる。そこから飛び出す影。>>12]
(14) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 00時半頃
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──あっ、おい! 綿津見!
(15) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ 礼一郎ってば、肝心なときに役に立たない。
大慌てってふうにメールも見ずに地面を蹴った。 何がなんだか。全然わかってないよ。
でも、絶対ふつうじゃない! ってのはわかる。 から、綿津見を追っかけて飛び出す間際、 くるんって振り返って、いい加減なパスだけ出した。]
(16) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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──愛宮! 悪ぃ、追いかけてくる!
[ かくして、二人目の人間が放たれた。*]
(17) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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――扉を開けて→昇降口へ――
[きっと辰美幸俊よりも先に、 綿津見が駆け足で外に出た。>>12 そしてそれに引き続いて礼一郎が出た。>>17
それを引き留めるつもりもなく、 続いて辰美は夢を追うように、外に、出て]
(18) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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……な、
[そこには、文化祭があった。
辰美はまぶしいそれにいくらか瞬いて、 まるで夢でも見たように、目をこする。]
…………なんだ、これ。
[思わず困惑が口をつく。 まるで普通じゃない。 さっきのメールといい、この世界といい。]
(19) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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………
[楽し気な世界に向けてでは、なく、 辰美幸俊は階段を下りていく。
そして、昇降口の前で再び立ち止まった。*]
(20) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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──現在──
[ 異様だ。 ということしか礼一郎にはわからない。
とっさに飛び出したはいいが、 魔法みたいに様変わりした校舎に動揺する。
間違いなく綿津見よりは速く走れるはずなのに、 泥濘でも駆けてるみたいに重く感じた。
怖かった。怖い。
礼一郎は平凡な人間なので、 この状況を楽しむような感性は持ち合わせていない。]
(21) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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