128 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、賢者が1人、煽動者が1人、賞金稼が1人、呪人が2人、魔女が1人、魔術師が1人、人狼が1人、悪戯妖精が1人、片想いが1人、一匹狼が1人、鱗魚人が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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――そうですか?
[>>0:303悪戯心混じる執事の視線と言葉に男は軽く肩を竦めてみせる。 弧を描いていた彼の口が再び開きかけた瞬間、何かに意識が向いたのか彼の視線が窓に注がれる。]
――…? 王国の方には、何かを感じ取る力があるのでしょうか。
[未だ相手国からの襲撃には気付かないまま。 彼が自国の出身とは知らず、魔力とは全く縁のない男は首を捻る。]
(1) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時頃
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[この中で唯一、微細なる魔力にも聡い主人が、 国領館を包む呪を理解するまで幾らも掛からない。 ヨアヒム候の力では、奇跡の巫女を封じること叶わぬが、 地脈を利用した五芒星は、術式を増幅させる。
国境の小競り合いで御霊となった力さえ取り込んで、 怨嗟が肌をねっとりと舐めていく感覚。 一際、根源に近しいパトリツィアには違和が付きまとうだろうか。]
(2) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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─それは少し先のこと─
[リリンラに頼んで地下に運んだサイモンが、其れの眷属を振り払い始める気配を察する。]
「『ああ、面倒……』」
[呟き、其れは地下室へと向かう。*]
(3) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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―夜・お嬢脱走事件―
[どれほどの時間、そうして過去に思いをはせていたことだろうか。 男はゆっくりと、椅子から立ち上がる。
元々別れの挨拶など、するつもりはなかったのだが。 どうせ、ばれてしまったのだ。 この際だから、いくつか言い残して行こう、と思い至って。
仮に、自分のことをお嬢がこの先憎むようなことがあっても、それは構わないと思う。 もう、二度と会うつもりはないのだから。
けれど、お嬢には、どうか幸せになってほしいと思う。 それは、ともすれば籠に守られるふりをして、囚われた小鳥の幸せかもしれないけれど。 籠の中にも、幸せは必ずあると思うから。]
(4) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時頃
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[部屋の外へ出ると、ちょうどこちらを尋ねようとしていたのだろう、父上と出会う。 やはり明日の結婚式には出席しないつもりか、と問われれば、首を横に振る。]
私なぞが、祝いの席にお邪魔するわけにもいきますまい。
[そう答える息子に、家庭教師ならば構わんだろうと言い募る父上。 けれど男はやはり、首を横に振る。]
丁度、脱皮の時期が近いんです。 明日辺りには、目も当てられない様になっていますよ。
[そう悪戯じみた笑いを見せれば、父上は一瞬ぽかんとした後で吹きだした。 当然である。 いくら蛇の血を濃く持つとはいえ、男が脱皮したこと等一度もない。 しかしそれでいくらか和んだのだろう。 寂しそうにしながらも、父上は了承し、立ち去った。
たまには手紙でもよこせ、という彼に、是の返事を返し。 それから男はもう目をつぶってでも歩ける廊下を進んだ。]
(5) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[こん、と軽くその扉をノックして。]
お嬢。
[先ほど言い合いをしたばかりであるからというわけではないが、時間の決まった授業ではない。 返事を待つのが礼儀だろうと、反応を待つが、待っても待っても返答がない。 もう一度、こん、と扉をノックして。]
…お嬢?
[やや声を張り上げて、呼ばうが、やはり反応はない。 拗ねているのだろうか。 あるいはもしや、寝てしまったのだろうか。]
(6) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[…まぁ、それならそれでも… と、扉に背を向けようとした。 が、何故だろう、違和感を覚える。 もう一度、扉を眺め。]
…?
[そっと触れれば妙に湿度を帯びた木の扉に、いつもよりわずかながら温度の低いドアノブに、嫌な予感がした。 先ほどから、強い雨が窓をたたいている。 しかし、もしも、窓を閉め忘れていたならば? 思った時には、扉を開けていた。]
…は?
[部屋に入った瞬間、目に入ったのは、開け放たれた窓。 そして…もぬけの殻のベッド。 広い部屋とはいえ、一瞬で姿が見つからないほど広いわけではない。 まして、男の目は、僅かな温度差も敏感にとらえる。 冷たいシーツ、どこにも熱源の感知されない部屋。]
(7) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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…いつからだ…!?
[男は悟る。 お嬢が、脱走した。]
(8) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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あんの、じゃじゃ馬が…!
[思わず口をついて出る悪態だが、しかしそれが少なからず自分のせいだろうと思えば頭を抱えたくなってしまう。 いやそれどころではない。 男は開け放たれたままの窓から外へと飛び出す。
結婚前夜に新婦が脱走だとか。 良家の娘が玄関扉以外の場所から外へ出ただとか。 そんなことはこの際どうでも良い。
この雨の中、しかも夜に。 ろくに鍛えてもいない箱入り娘が、山にでも入ったら。 無傷で済む方がどうかしている。]
(9) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[男の目は、暗い中でもよく見える。 尾行されない術を身に着けているわけでもないお嬢の足跡を見つけるのは、然程難しい事ではなかった。 その跡をたどるようにして、駆け出す。 嫌な予感は的中、お嬢は山へと入って行ったようだった。]
馬鹿な事を…!
[あの辺りは鉱山も多くある、当然穴もあれば地盤の脆いところもある。 何もこんな日に、しかも夜に。 思いながら夜の山道を駆け抜ける。 暫くは知ったところで男の足がぴたりと止まる。]
(10) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[ヨアヒム候が巡らせた謀。 数百年を経ても消えぬ呪いによって舞台の幕が上がる。
混乱と憎しみを糧に、光の浄化を誘い、 ―――巫女姫の落命は、嘗て無いほど大きな戦渦を約束する。 大義名分を背負い、隣国の蹂躙に心躍らせる悪辣。
羊皮紙を破り捨てる瞬間をこれほど待ちに待つ人物も居まい。 驕り昂ぶった魂を、雨は一層強く打ち付けた。*]
(11) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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く…っそ…
[冷たい雨が元々低い男の体温を更に下げる。 血のめぐりも悪い、すぐに酸欠になってしまう。 男は立ち止まったまま、進行方向へと目を凝らした。
少しの体温でも、男には、視える。 はたして、男の視界の片隅を、掠める熱源があった。]
お、嬢…!
[絞り出すように呟き、再び酸素の巡るようになった身体を駆る。 お嬢の体温は、常よりも低い。 これだけの運動をしているのに、雨がどんどん彼女の熱を奪っているのだ。 男の足元で、がさりと葉の音がした。]
スージー…!
[呼ばう声に、お嬢は振り向いただろうか、逃げ出しただろうか、あるいは… いずれにせよ、その姿に、男は思わず手を伸ばした。*]
(12) 2014/07/11(Fri) 00時頃
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[>>0:301クラリッサの申し出は快く受け入れられ。 >>0:307筋が良さそう、と言われて彼女の顔に喜色が混じり、 胸を張るのを男は微笑ましげに眼を細め、見守っていた。]
――成果を見るのが楽しみだ。
[言いながら、師弟となる二人を見て軽口を叩く。 老執事の主人である彼女にも微かな笑みを向けて。]
(13) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時半頃
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─ 王宮/回廊 ─
[久しぶりにまっすぐ見た、心に主と誓った青年と、ただひとりの妹。
まっすぐ見たトレイルが、泣きそうな表情に変化するのが見て取れる>>0:308。 己のしたことに心臓が不穏に跳ね、重くなっているというのに。 その表情の機微が見て取れる距離にいられることが──、ただただ、嬉しかった。
けれど……]
気持ちだけ、有り難く受け取る。 言っただろう、俺は盾になると。 ……俺の妻は、下手な男より強い。昔も、今も。
[ただ黙っていくれるリンダをちらりと見つめ、そうしてトレイルの肩を押そうと手を伸ばす。
本当は伸ばした手で、きっと子供の頃よりうんと逞しくなった主の手に触れたかったのだが]
(14) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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……なんで?……、来ないでよっ!
[追いつかれたくない、連れ戻されたくない……顔が見れない。 その思い達が女の足元を縺れさせながらも動かす原動力となり。
暗いくらい、山の中。小さな頃はおばけがや悪い魔女が住んでいるなんて話もあったか。
無い体力を絞り走り出そうと一歩、二歩、三歩……四歩。 ぐらり、と体が揺れた瞬間。宙に浮かんだ足が道を踏みしめる事は無く。]
っぁ!……セシ、!!!
[さし出された手を掴もうと、必死に伸ばした腕はかなう事無く空気を掴み。 深い底の方へと落ちていく。*]
(15) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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―議会解散後―
[周囲の非難から庇ってくれた執事と幾らか言葉を交わしたのち、 先程出会った”新しい友達”の姿を探し、室内を少し歩く。
しかし仲睦まじく会話する男女を先に見つけたのはハワードで>>0:271 険悪になっていた部屋の空気を一掃するかの如く和やかな一言が彼らを包んだ。]
(16) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[少し離れた位置からも兄妹ではないと返す声>>279>>280が聞こえ、 ハワードを”先生”と呼ぶクラリッサの様子に、小さな疑問を持ち注視する。
ハワードは元々、”あちら側”の者。 目の前の彼女は若くして見えるが、果たして二人は知り合いなのだろうか…?
尋ねるには少し遠い位置、 会話の邪魔をせぬよう、そっと3人に近寄ろうとしたその時、]
(17) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時半頃
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――――……っ!!
(18) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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― 王宮・回廊 ―
[降り出した雨で、溶けた雪でまばらな中庭。 これでは雪だるまを作れないな、と。 ふとそんな独白が脳裏を過ぎる。
進む回廊の先。>>0:299 兄と、傍らに寄り添う女性騎士の姿が見えてくる。>>0:283
リンダ・リューゲシュッツァは王宮で数少ない女性騎士だ。
その剣の腕前に。 兵を統率するその実力に。 兄に想いを寄せ、それを婚礼という形で叶えた生き方に。
羨望に似た想いを抱いていた。]
(19) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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―――……はて。 少し様子が可笑しいですな、大気が震えて御座います。 貴女は何か感じるところが在りますか?
[窓外へと向け居た眼差しを、クラリッサに返して問う。>>0:307 何故、軍人らしからぬ彼女へ問うたかは、 自身でも疑問残るところであるが、老年は無意識の内、 彼女の所作端々から、隙ならぬ完全さを感じ取っていた。
青く硬くも若かりし頃、全盛極めた自身の記録。 忘却するよう記憶の底に放り込んでも、身に染みた身体が覚えている。
――――尤も、これほど愛らしいお嬢さんが、 自身と同じ太刀筋を持つとは、未だ知らぬことだが。*]
(20) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[突如として襲い来るは、鋭い魔術の波動。 それは明確な攻撃の意思を内包し、敵意を以って館を駆け抜けた。]
………だめっ!!
[それは一瞬のことで、咄嗟に手を伸ばしたとて止めることは叶わず。>>0:281
段々と大きくなる魔術の波は、 各地で被害を増やし>>0:291、さらなる混沌を招き寄せた。>>0:293]
(21) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/11(Fri) 00時半頃
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―― 王宮/回廊 ――
[近くある事を、ヴェスパタインが嬉しいと思ってくれているとは知らず。 けれど彼が盾となると言ってくれた事が嬉しく、 続けられた言葉>>14に残す覚悟を促されるようで切なくある。]
ヴェス。
[名を呼び、それでも来て欲しいと言葉は喉まであがる。 途惑いと苦悩にトレイルの表情が僅かゆがんだ。]
――…盾なら主戻るまで持ちこたえよ。 私が戻るまで、なんとしても――… 伝えたいことは山ほどあるんだ。
[真摯な眸をヴェスパタインへと向ける。]
(22) 2014/07/11(Fri) 00時半頃
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[攻撃の矛先は館内ではなく、それを越えた側――恐らく相手国に連なる領分へと向けられていて。
地脈を通じて押し寄せる術の波は、 ただ一人が押しとどめようと魔力をぶつけたところで、びくともしない。 指先を擦り抜けて行く呪詛は、パトリツィアさえも飲み込もうとする。
――僅か数瞬のこと。
防ぎきれず魔力を消耗し、眩暈して膝をつきかけたのと、 ハワードが何事か察知したのは>>0:303ほぼ同時だったろうか。]
(23) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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[伸ばされたヴェスパタインの手が肩へと触れる。 間近で視線を重ね、動くくちびる。]
必ず、また、逢おう。 ――…此処は、キミに任せる。……ヴェス。
[触れると同時、玉座ある方向へと一歩前に出て振り返り 彼の手のぬくもりに触れようと自らのそれを伸ばした。]
(24) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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[こちらに気付いたお嬢が突然走り出す。]
、馬鹿、止ま…!
[しかし男の制止は間に合わない。 あ、と思う間もなく投げ出される肢体。 声を発する間も惜しく、強く地を蹴り手を伸ばす。 伸ばした手を掴もうと、お嬢も手を伸ばし、その指先が触れ、強く掴もうと、]
ッ…!!
[とっさのことで忘れていた。 男には、人間の肌は、熱過ぎた。 刹那、怯んだ男の手の指先を、細い指が掠めるのみですり抜けて行く。]
お嬢―…!!!
[同時に崩れた足元より、宙に投げ出される浮遊感より、何より。 お嬢の安否だけが、それだけが、気がかりで…―――*]
(25) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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いいえ、まさか。 ほんの少し、人より長く生きている御蔭で、 気になることが多いだけですよ。
こういったものは私などより、姫様の―――、
[自身の勘は場数に基づく経験則に過ぎず、>>1 先を見通し、精霊の寵愛を一身に受ける巫女には遠く及ばない。 その実を示すように視線を自身の主人へと向けたところで、短く息を飲んだ。]
……姫様?
(26) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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[雷に打たれたように身を強張らせる彼女に>>18 数歩で短い距離を消化し、白手袋に包まれた五指を伸ばす。]
姫様、お気を確かに。
―――気を傾け過ぎてはなりません。 憐憫を断ち、憂いを払い下さい。
[虚空を掻く指先を有無言わさず捕まえ、 同調するように、声を荒げる彼女を鼓舞。>>21
彼女が力を解放しようとする度、人の死が毒を吐く。 道半ばで潰えた魂が生者を羨み、妬み、彼女を罵り抜ける。 魂の形は長く持たず、呪術の贄としてくべられた。 人の命で編む、 邪智暴虐の秘術。
強く握りこんだ掌を合わせ、指股を通して体温を伝播。 自然と彼女の肩を抱くようにして、身体を包みこんだ。]
(27) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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