159 戦国 BATTLE ROYAL
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[こんな高い所に放り投げられて―] [結局、武人として甘すぎた自分が悔しくて]
[畜生] [ちくしょう、ちくしょうが] [自分に向かって呟く]
[飛び降りようとして身を乗り出し] [やはり無理だと乗り出した身を引く]
(2) 2015/05/23(Sat) 01時頃
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[――と] [腿に巻いた銃を納める帯に] [最後の手段―自決用に1発のみ装填された小型の銃―が] [まだ残っていたのに気付き、手に取った]
[兵と揉み合い死期を待つ(ように見える)番瓦衛門を] [小さな銃を構えて狙いをつけてみる]
ちっ
[そも、自決用に作られたそれ] [頭に当てて引き金を引くだけのものなれば―] [狙いをつけるための仕組みが何もない]
[弾は1発のみ] [引き金にかけた指を離し、震える手を鳥居に叩きつけた*]
(4) 2015/05/23(Sat) 01時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/23(Sat) 01時半頃
愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/23(Sat) 01時半頃
― 三途の川の渡し船 ―
……え。
[気付くと、船の上にいた。
しばらく状況を理解できずに、ぽかんと口を開ける。
懐に沙魅助から投げつけられた六文銭が入っているのに気付くと。成程、と独り言ちた]
死んだのか、俺は。
[唐突に理解する。
確かに左手は自由に動いたし、両足も無事だ。
ははあ、便利なものだな。などと感心をして。
しばらく水面を眺めていた**]
愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/23(Sat) 01時半頃
[小太郎の死を見届けると、すくりと立ち上がって船の反対側へ。
伸睦の隣りにちょこんと座ると、綺麗な銀刺繍の羽織の裾を摘まんでその中に隠れる。]
のぶちゃんのぶちゃーん。
[猫のようにすり寄って、拒まれなければこてりと膝の上に頭を乗せた**]
―屋形船―
赤珊瑚の簪を買うてからな。
天魔王の鬼兵隊と遊んでやるのは。
[山芭と花柳藤と並んで見つめる戦場。
その先、交わす言葉は少なくなり、終ぞ止む。
どのくらいそうして川面を見つめたか。
西の森が川に呑まれた瞬間、
明日の陽はやはり東より出るのだと、思った。]
[更にどれ程の時間を経た後か。
川上から“何か”流れてくるならば]
…………おう
[槍茎を水面に下ろし
釣り上げたりも、するかもしれん。**]
愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/23(Sat) 02時頃
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