人狼議事


145 来る年への道標

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メモを貼った。


なぜベストを尽くさなかったのか(自責)


アイライトさんの演奏は素晴らしい。まさに言葉も出ませんでした!(開き直り)


[人は後悔と共に生きる事もある……――それが人生《ライブ・オア・デス》……**]


[星間詩人《ポエティック・インタ−ステラ−》アンタレス……**]


―回想・ブルー・フォレスト到着前―

《次は、ブルー・フォレスト、ブルーフォレスト…》

…わいは!?

[それは、数日前に遡る。通りかかったエフが去り、客室へと戻っていった後。自身は客室へは戻らず、廊下で暫く星を眺めていると、船内のアナウンスが流れ始めた。
磁気嵐の影響で、宇宙船の航宙路は随分と変わったようだ。客室へ戻り、小さな鞄を背負う。]

……そうけ…。

[結局、アイライトの演奏を聴く事は出来なかった。
思いがけず早く故郷へ戻れる嬉しさと、期待を高めた綺麗な音を耳にする事が出来なかった残念さと。両方の気持ちを荷物と一緒に抱きかかえて、エントランスを目指す。]


ちょぺっとの旅んだばって、
この船の人達ば、い人だったべなぁ…

[この広い宇宙でも、また何処かですれ違う事は有るだろうか。想いを巡らせながら、並んで到着予告が表示されていたインフォメーションウィンドウを見上げて]

…”アース”…

[エフとアンタレスが帰るという、蒼い惑星の名を呟く。
水の中に町が眠るという――自分にとっては未知の星。]


(アンタレスさは客室でいっつが荷造りばしとったけんど、
エフさはどしてたべな…?)

[彼が戻っていった客室の扉を叩けば、一言ぐらい挨拶を交わせただろうか?
船内で幾度か同じ時間を過ごした、彼の事を思い返す。
ゆるやかな笑みを浮かべて話すけれど、その真っ黒なコートのように心の奥は覗けないような。
何処かふわふわとした存在に見えた人。]

エフさも、まじる人さ所まで、きーつけて…へばな!

[挨拶のタイミングが合わなくても、きっと空に呟くだろう。
彼がきちんと”故郷”に帰る事が出来れば、きっともう会う事は無いのだけれど。無事の到着を祈り、ウマヒツジ15号を下りていったのだった。**]

―回想・了―


→ブルー・フォレスト―

[そうして辿りついた、小さな蒼い彗星《ブルー・フォレスト》。
この季節は降雪が著しく、ウマヒツジ15号も碇泊の際に少し雪を被った事だろう。水玉宇宙服を雪まみれにしながら、母親に聞いた病院まで駆け込んで…]

じさま!じさまは…!?

[病室の扉を開けると、――其処には…


…何時もと変わらない祖父が、暢気に茶を啜っておりました。

喉につっかえた餅は難なく取れ、すっかり調子を取り戻した相手は、「さしない!」なんて声を上げて。
...は、へたり込みながらも、息を吐く。]

おら、ほんとね、ぶったまげたべ…!?

[暫く言い合った後、寝台の端に用意された椅子に腰掛けて。
都会でした仕事の事。帰りの宇宙船で聞いた、未知の星の話。
空から降る雪のように、次から次へと話を積もらすのだった。

――貴方が何時か、何処かの星で。
”ラシーヌ・ポール”という灯籠を見かける事があれば、其れは蒼い彗星《ブルー・フォレスト》の小さな職人が作った物かもしれない。**]


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