246 とある結社の手記:9
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――昨夜のことです――
……そうね。 一度そうだと思ったことを、自分でひっくり返すのは、むずかしい。
[>>3:378頑固だよなと言われて、素直に認めます。特にここに来てからはそのきらいが強いように、自分でも思います。 正直なところ、今朝が来るまでは本物の占い師は、ピスティオかイヴォンさまだと思っていたのです。 そうでなければ、ノアさんを怪しんで、票を入れるなんて言ったりしません。 占い師のふたりは投票から外すつもりだったから、それから出てきた、ただ死にたくないだけの狼の逃げ道に見えてしまって、あたしは凶器の白い紙を振りかざしたのです。]
(9) 2018/07/31(Tue) 12時半頃
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うん、……うん。
[いくらか続くピスティオの説明>>3:381を、ときどき同意の意味で頷きながら聞きます。 あたしは、占い師はどうしてもひとりだと思いたかったので、ピスティオの様子には賛同できません。 狼がいて、霊能者もいて、共有者もいて、占い師のことだけ間違いがあるというよりは、結社のお人も少しくらいはまっとうなことを言うのだと思うほうが、納得できたのです。]
(10) 2018/07/31(Tue) 12時半頃
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そうね。 もっと言うなら、奥様の潔白を晴らすために占おうっていうのが、一番信用できない理由かもしれない。 まだ、「自分は嘘をついて騙そうとした、奥様が本当の占い師だから疑わないで」って言ってくれたほうが、よかったかも。
イヴォンさまが勘違いしただけで、あたしを狼だって言いたかっただけなら、それでもよかった。 でも、そうは言ってくれなかったから、あたしは考えを変えられない。
ピスティオが本物なら、偽物の奥様よりももっと他の人に使ってほしいって思っちゃう。
[理由がわからないから狼の仲間はふたりいない、よりも、理由はわからないけど狼の仲間がふたりも出てきている、と考えてくれる人のことを、あたしは信じたいと思いました。 きっとこれも、思い込みのひとつなのですが。 自分に近い考えの人を信用したくなるのは、しかたのないことだと思います。]
(11) 2018/07/31(Tue) 12時半頃
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……うらむことで偽物なんて言ったりしない。 うらんでも、いいよ。
――――うん、家族がいないって、いいことなの、かもね。
[それは手元の凶器を誰に振りかざすかの宣言と同じでした。 最後の一言は思ってもないことではありましたが、なぜだか滑るように口から出てきてしまいました。 あたしはどんな顔をしていたでしょう。ピスティオの目が、まっすぐ見られなかったのは、確かです。]
(12) 2018/07/31(Tue) 12時半頃
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[あたしは、狼を捕まえたいんじゃなく。 人を殺めた誰かを、捕まえたいのです。
その仲間も、犯人探しを惑わす嘘つきも、みんなみんないなくなってほしいと、ほんの短い瞬間でしたが、思ってしまったのです。]
(13) 2018/07/31(Tue) 12時半頃
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――朝――
[ソファで眠っていたあたしは、人の入ってくる気配に目を開けました。 あたしを食らいに来た狼ではなくて、結社のお人でした。箱を開けて、票を数えて、客室の場所を確認していました。 そうして、ピスティオの声を聞きました。 息を呑んで、そして、もう一度目を閉じました。
願わくばリンダさまが、一言あたしの憂いを払ってくれますようにと祈りながら、また、浅く眠ります。 いえ、モンドさんが降りてきたのに気づきませんでしたから、案外しっかりと、眠り込んでしまったのかも、しれません**]
(14) 2018/07/31(Tue) 12時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 12時半頃
良いのよ、ピスティオ…
私はもう、疲れました。あの人の元へいかせて頂戴…
……。
慣れないことはするものじゃありませんね!
せめて一匹くらいはと、思ったのだけれど…
せめてあなたのちからにと、思ったのだけれど…
ピスティオ…生きて頂戴。
ベッキー!
ピスティオをよろしくおねがいするわ […フフッ]
[そうして、女は扉の向こうへと連れ去られた。]
ほほほ…
いやね!ウチの息子ったら。
あんなに取り乱して…なんて心もとない、跡取りね……
[そして女は結社員へと振り向き。]
さあ。
あなたには、あなたのお仕事があるわね。**
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――それから――
……いけない。
[眠ってしまっていたのに気づいて、ゆっくり身体を起こします。 満足するほど眠っていませんから、頭が重くて、長く息を吐きました。 胸の奥がぐるぐると気持ち悪くて吐き気がするのは、寝不足のせいでしょうか。それともいよいよ、身体が耐えられなくなってきたのでしょうか。 どこかから生臭いような鉄のにおいを感じて、口元を抑えます。 せり上がるものを飲むと、喉が焼けるようでした。]
(26) 2018/07/31(Tue) 20時半頃
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……モンドさん。
ええと、その……おはようございます。
[あたしとしては、モンドさんが無事に今朝を迎えたことは喜ばしいことではあったのですが、どろりと陰鬱な空気を纏って、アルコールを煽る様子を、喜んでいいものとはとても思えませんでした。 声をかけたものの何を言うべきか迷って、結局何でもない朝の挨拶をしただけです。]
(27) 2018/07/31(Tue) 21時頃
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[受け取ったオレンジジュースを、舐めるように口に含みました。 他の人と違って水でないのは、ロイエが昨日語った昔話のせいでしょうか。 甘酸っぱい味が、少しだけ意識をはっきりさせます。
麻袋が、運ばれていきます。]
……また、だれか、ころされたの?
[誰宛ともなく、問いかけました。 それが誰かを、認識することさえなく。 なんとも無知で、愚かで、寂しい問いかけでした。]
(41) 2018/07/31(Tue) 22時頃
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[あたしの問いに返事はあったでしょうか。 いずれにせよ、イヴォンさまが宿を去ってしばらくしたころ、リンダさまが堰を切ったようにお声を上げられて、あたしの意識はそちらに向きます。 恐怖に満ち満ちたお声でした。息を荒げて、拒絶に喘いで、崩折れました。尋常でないことなのは、見て取れます。 はらはらと見つめていることしかできませんでしたが、最後に絞り出された言葉に、ああ、と息を吐きます。
あの方は狂ってしまわれていたのだと、ただ、それだけ思いました。その時は。]
(43) 2018/07/31(Tue) 22時頃
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[はっと目を見開いたのは、その後です。 モンドさんが呆然と言葉をこぼされて、ボタンを掛け違えていたことに気付きます。
イヴォンさまが、狂った協力者だということは。 ピスティオは、本物の占い師だということになります。
ピスティオが昨日、狼だと語ったのは――モンドさんです。]
(44) 2018/07/31(Tue) 22時半頃
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[あたしは、モンドさん自身が狼であるかどうかは、どちらもありうると思うようにはなっていましたが、モンドさん本人は違うでしょう。 今日は、何かお話してくださるとのことでしたが――あたしは、固唾を呑んで、リンダさまを見ていた時よりずっと、はらはらとモンドさんを見つめていました。]
(46) 2018/07/31(Tue) 22時半頃
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[ルパートさんが来たら、とモンドさんは言います。 確かに、昨日一番モンドさんのお話を聞きたがっていましたから、当然のことです。 宿の主を待つ間、あたしは、もうひとつの可能性を探します。]
ねぇ……待って。 確認したいんだけど、霊が見える人は、もういないのかしら。
[何かがおかしいのです。何かが。 イヴォンさまが本当の占い師だったとしたら、あたしを狼とは言わないでしょう。 イヴォンさまが狼の仲間でいらしたなら、ピスティオが本物でしょう。 そうしたら、モンドさんが狼ですが、もうひとつ。 リンダさまが間違っている可能性はないのでしょうか?]
(65) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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パティは、ピスティオをちらと見やります。この発言は、彼の逆鱗に触れかねませんから。
2018/07/31(Tue) 23時頃
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[その場に集っていく人々を数えて、数えて、数えていました。 ピスティオが、ロイエが、ルパートさんがいます。 ラルフさんも、リンダさまも、ノアさんもいます。 いないのは、イヴォンさまを除けばひとりだけ、なのです。]
……、
[ふるふると、首を振ります。モンドさんの言葉も、耳を触れては通り抜けていきます。 まともに聞こえた気が、しません。]
(92) 2018/08/01(Wed) 00時頃
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[あの麻袋を赤く濡らしていたのは、誰でしょう。誰、でしょう。 わかっていたとしても、受け入れるのは、むずかしいものでした。 手を伸ばす先が、もう、なくなって]
……やめて!!
[ロイエの告白>>82>>83に、あたしは思わず叫んでいました。 他にいないのかと聞いたのは、ほかならぬあたしですが。 聞きたくないと思ってしまいました。今、今、ロイエの口から、イヴォンさまは人狼だったと聞けば、無条件に信じてしまいそうなのです。 それが、例えば偽りだったとしても。]
(101) 2018/08/01(Wed) 00時頃
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[ロイエへの静止は、意味を成しません。 ただ、告げられた言葉>>108は、また、想像とは違ったものでした。 よかった、と思ってしまいました。今イヴォンさまを狼だと言われたら、本当に、それがどんな慰めの虚言でも信じてしまうでしょう。 その懸念だけは晴れました。けれど、人殺しをしたことを、票を投じた相手が人間と宣告されて安心するなんて――
もう、自分の考えていることがわからなくなりました。]
……やめて、もう、何も言わないで……
[ルパートさんが厳しく言葉紡ぐ>>105>>112>>113のを、聞いて噛み砕いて受け入れる余力は、あたしにはもうありませんでした。 思考が止まっても何も変わらないのは、わかっています。わかっていてなお、あたしは頭を抱えて、俯いて、これ以上考えるのをやめてしまいました**]
(115) 2018/08/01(Wed) 01時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 01時頃
酒って、元気いっぱいで、胸を張って、お喋りしてのむものだと思ってた。
けど、モンドさんは、痛そうだ…。
泣いてないのに、泣いてるみたいだ…
ティオ…兄ぃ?
どうしてそんなに拳骨を握りしめているの?
どうしてノアおじちゃんをそんなふうに呼ぶの?
どうしてそんなに…怖い顔をしているの?
ねえ、ティオ兄ぃ。
遊びにいこうよ。川に飛び込んだり、魚とったりさ。
竿と糸で魚釣りするやりかた、教えておくれよ。
ねえ…
ねえ…。兄ぃは。もう、笑わないの、かなあ?
[固い表情のティオ兄ぃをみているのがつらくて、俯いて…涙が散った。
もう泣いてはいけない。泣いてはいられないと誓ったのに。今は涙が止まらなかった。
]
─ユージンの部屋─
[部屋の中には、暗がりがある。]
[部屋に来た誰にも、きっとそこには暗いものがあるとしかわからない。]
……
[寝台の影、床の上。べちゃりとした粘度のある赤い赤い赤い海のその上に、
「ソレ」は、長身の膝と腰を折ってだらりと長い両腕をだらりと床につけて、裂けたような首をグラつかせ、腹部からもだらだらと──今も、血を流し続けていた。
じわりと、幻のように暗い血が床に広がっていく。]
[陽気な男の顔は、俯いて、陰になって見えない。
ちょうど、帽子をかぶっているときのように。]
[それは音にならない声。けれど喉に空いた穴からひ、と引き攣れるような空気音めいた音を伴って]
イ
た
イ
["呻いて"いた。]
[いたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたい]
[モンドが来たときには、まだ"寝転んでいた"。
ただ、それは。
その肉の塊は、あまりに赤かった。
それは、あまりに無残だった。]
[麻酔もないまま、体の奥を弄られるということがどういうことか、わかりたくもなかった。
ただこれまで感じたことのない痛苦だった。
痛みだった。
それしか考えられないくらいの、
声も出せなくなるくらいの。
リンダが赤いと表現したのも、
なるほど頷ける話だった。]
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