人狼議事


281 緋桜奇譚−忌−

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【人】 炉の番 チトフ

[ナツちゃんの祝詞を聞き入れる。>>4:59
私も覚悟を決めよう。]

(0) Enk 2020/10/09(Fri) 16時半頃

チトフは、宣言する。

Enk 2020/10/09(Fri) 16時半頃


【人】 炉の番 チトフ

私は失われし稲荷神の遣い!

稲荷神ーー敵を殺めその血肉を食らう夜叉女、

荼枳尼天 またの名を 辰狐王菩薩。

誰も選ばず、しかして全ての者の願望を聞き入れる菩薩なり。

その権能の下、荼枳尼天に遣える双狐。
豊穣を与える金狐、そして、生命を奪う銀狐。

私は月を象徴とする銀狐の≪血/智≫を引く者なり!

(1) Enk 2020/10/09(Fri) 16時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[神の遣いと成る宣言。
正直、この道には進みたくなかった。

稲穂がなびく。神の遣いに成る私への、狐達の祝福の声が止む。

空狐、天狐へ至るには福をもたらす善狐にならなければならない。
しかし銀狐の≪血/智≫を引く私にはそちらの道は遠すぎる。
が、こちらの道への資格は既に得ていた。
他の稲荷神とは違い、荼枳尼天様に遣えるには己の命をその終わりまで捧げなければならない。
そんな道になどーーー。

…まぁ長い間好きに生きてきたから、もうそろそろ決めるときだったんだよね。]

(2) Enk 2020/10/09(Fri) 16時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[天より現れた白く助ける狐が一頭。
チトフの周りを走り、とけるように消えていく。
荼枳尼天様からの許しを得たり。

チトフの体が獣から大人のヒトガタに変わる。
衣を纏い、菩薩に近い姿。]

 荼枳尼天様は平等なお方。
 全ての人を物を破壊する。

 ここ集められた生命を私が刈り取りましょう。
 もちろん平等に。
 人間も妖も、どちらでもない子も、平等に。
 そうして、私の中をーー冥府としましょうか。

[その手には荼枳尼天が持つ鎌を再現した大鎌。
その大鎌はここにある全ての生命を刈り取る。]

(3) Enk 2020/10/09(Fri) 16時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[荼枳尼の狐は人の死<未来>を知り、これを告げる。
ナツちゃんの神楽剣により出来た隙を見逃さず。>>4:65
ナツちゃんの後ろで大鎌を構え。
鎌は大きな弧を描く。

大振りのそれは周囲の稲穂を刈り、その溜め込まれた力を吸収し刃の鋭さが増していく。
それこそ空間さえ刈れるほどに。

そして、その刃はナツミ共々志乃を切り裂くように、振り切った。]

(4) Enk 2020/10/09(Fri) 17時頃

【人】 炉の番 チトフ


 さようならかな?

[果たして、ちゃんと二人は斬れたのか。
たとえ斬っても腹の中。
その魂は腹へと送られる。
緋桜の溜めた生命は稲穂に吸われ、私が刈り取った。
樹液の漏れた木が枯れた土地から何を得られようか。

何も得ないでくれ。
全てわたしのものだ。
全てだいじに、私の中に。
でも、だいじなものでも手放さなくちゃ。]

(5) Enk 2020/10/09(Fri) 17時頃

【人】 炉の番 チトフ

[狐達によって作られた稲穂は刈られ、その黄金色の中で寄り添い合うように眠る二人。

静寂の街に赤い花弁が降り積もる。
六道珍皇寺の火は消え、崩れた屋根からは煤けた柱が見える。
井戸からの瘴気は消えた。
緋桜はもはや生命を吸わず。
最後のひとひらが舞い、眠りについた。]

(9) Enk 2020/10/10(Sat) 18時半頃

【人】 炉の番 チトフ

[最後のひとひらがはらりと志乃の頬を撫でる。
チトフはそれを払い、小さな手のひらで頬に触れた。
微かに残る体温。]

 緋桜の吸った生命も、ここにあった生命も全て私のものになった。

[己の腹を撫でる。
鎌を振り終え、その生命は己の腹まで落ちてきた。]

 此処にあれば、もう私のものを誰かに奪われる事はない。

[でもそれでは全て失うことになる。
それではだめだ。]

 あなた方のいのちをお返しします。

[チトフは大鎌の刃を持ち、腹に食い込ませる。
身体から温かいものが出て行くのがわかる。
荼枳尼天の力をもってすれば死した肉体さえ元に戻ろう。
きっとこれで全て元通りだろう。]

(10) Enk 2020/10/10(Sat) 19時頃

【人】 炉の番 チトフ

[目を閉じる。
楽しかった日々は終わりだ。

チトフはその身を銀狐に変え、天へと上った。**]

(11) Enk 2020/10/10(Sat) 19時頃

【人】 炉の番 チトフ

ー 荼枳尼天のお膝元 ー

 うぇ〜 つらい〜

[数十匹いる銀狐のひとりとして修行を送る毎日。
此処では有り難くない事に食べる必要がない。
つまり食べ物が無い。一切。一欠片も。
一口でいいから人間を食べたいところだが、荼枳尼天様が人間に対して断食をしているのに下っ端が食べる訳にもいかず。
心なしか銀の毛並みも他の銀狐に比べて萎れている。]

 ナツちゃん達、ちゃんと生きてるかなぁ

[しぃちゃんとナツちゃんを含め、あそこにあった生命を全て刈り取りそして戻した。
その後すぐに天上へ行ってしまったので、ちゃんと生き返ったかは知らないままだった。]

 ちょっとでいいから見に行こうかな

[荼枳尼天様がお休みになられ、多くの狐達も休憩に入った今なら……少し下界に行ってもバチは当たらないよね?]

(27) Enk 2020/10/12(Mon) 01時頃

【人】 炉の番 チトフ

[ある月夜の日に、天から月光を背負った銀の狐が降りてくるのを見た人がいるとかいないとか。**]

(28) Enk 2020/10/12(Mon) 01時頃

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