97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/02(Wed) 02時頃
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……未来、でしたっけ……
[アスランの言葉に、肯定も否定もせず。 アルトの隣に座ったまま口にする。 もう、10年以上ここにいたのかと思うと 感慨もあるが、それもこの楽曲を 指揮するためかと、 体内で止まっていた砂時計が 動き始めたかのような気配を感じつつ。]
(1) 2013/10/02(Wed) 02時頃
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つらいなら、今のうち、ですよ。
[ポツリとつぶやく。 指揮存在であるならば、これから先 もっと、いろいろ起こるのを知っている。 本来は指揮存在ではない。アルトが、 そのまま、指揮存在になる必要もなく。 まだ、アルトがアルトのうちならば、戻れるだろうと。
肯定でもなく、否定でもなく。 顔をあげたアルトを一度横目で見て。]
(5) 2013/10/02(Wed) 02時半頃
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100年ほど、先ですか。
[知っている。未来の記憶に、 まだ、幼いロバートがいる。 彼が幼いうちに、 あの時も振り終わっていなくなったけれど。]
…………そうみたいですね。 その事情については 俺にもさっぱり……
[こんなこともあるんですねぇ、と のんきに笑って言う。]
(8) 2013/10/02(Wed) 02時半頃
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…………変な子だ。
[アルトの返事に、そうとだけつぶやいて 青年は寝台の淵に寄っかかる。
覚醒直後に立て続けの調律 それも、声だったから疲れて。 一つ大きなあくびをすると、 静かに*寝息を立て始めた。* これから、のために体力を温存するように。]
(9) 2013/10/02(Wed) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/02(Wed) 02時半頃
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ー 木漏れ日と葉擦れ音の優しい木陰 ー [これはいつの記憶だろうか?] [まだ、少年になりたての、変声期前の泣き声。 懸命にそれを殺そうとしてか微か。
運命の導きから、逃げてはいけない、と。 まだ見ぬ、貴方の幸せから、離れないでと。
そう、幸せになって欲しいのだ。 新たな家族の愛情の下で。 心からの祈り。]
(20) 2013/10/02(Wed) 07時半頃
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[ーーーー自分には誰も幸せにすることは できない、から。]
[時を移り、場所を移り。記憶を移り。 そんな、存在。]
(21) 2013/10/02(Wed) 07時半頃
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[その少年の噂を、耳にしたのはいつだったか。 ただ、幸せになって欲しかった。 それなのに。]
[安息日のミサで見かける。 真っ白な服を着た少年の姿で。 一つ、二つ言葉を交わす。 簡単な歌唱指導。歌うことに嬉しそうで。]
[踏み込んで聞けなかった。 彼の幸せを崩してしまいそうで。 いや、幸せであって欲しいという幻想だ。 心配させまいと、耐えているだけなのに ステンドグラス越しの光に 透ける髪を撫でるだけだった。]
(22) 2013/10/02(Wed) 07時半頃
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[時を移り、場所を移り。記憶を移り。]
[だから、静かに見守るしかないと。 すべきことがあるから、いるのだから。 誰かを幸せにするためにいるのではないから。 自分に言い聞かせる。]
[少年が青年になり、訪れる回数は減って。 それでも、時折現れる。 真っ白な姿に。簡単な歌唱指導をする。
清浄の体現のように澄んだ歌声。 噂が嘘に思えるほど清らかな。 そう、見せるためにどれほどの耐えが 必要かも考えつかず見ていた。 緩く伸ばした手は、ただ髪を撫でるだけだった。]
(23) 2013/10/02(Wed) 07時半頃
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[……訃報が届く。 人の死には何度も触れたはずだった。 この時間でも、他の時間でも。 多くの血族を目の前で死ぬのとて見た。
なのに、手を握り引かなかったことを後悔する。 ただ、会いたかっただけなのに。 それすらも、叶わなくなった後で 自らの手で彼を埋めながら 主を恨みながら主に祈った。]
[それなのに、彼は「Ombra mai fu」をという。 初めてあった時を彷彿とさせるような。]
(24) 2013/10/02(Wed) 07時半頃
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[指揮存在が一人だけを調律することは許されない。 偏りは調和を崩すから。
だから、これはきっと、 今の、唯の神父の感情でしかない、と 全てが過ぎればきっと忘れると。]
[それでも、あるはずがない再会に、 生まれ変わりでも、欠片でもなく そのままの、魂への再会に、嬉しかった。
アスランに酷いことをしている自覚はあっても。 魂自体は同じでも、自我が違う、のだ。]
(25) 2013/10/02(Wed) 08時頃
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[“僕の我儘で、君を孤独に巻き込んで…すまない“]
[ふと、思い出す、とても昔の記憶。 確かに、酷く長い時間だ。 それでも、その酷く長い時間の中で 一つの魂の、一つの自我に会えたことを……]
ーーー*忘れたく、ない*ーーー
(26) 2013/10/02(Wed) 08時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/02(Wed) 21時半頃
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……聞かなければよかった
[見慣れた眼鏡姿。和服、あの頃と同じ。 「また、ジャポニズム、ですか?」ともたずねつ。
確かに楽曲は難局を迎えているが、 まだ、余裕はあり…… なのに、彼がそうというのは 途方もない譜面が待っている、 からに他ならない。]
これはまた……大層な《指揮棒》だ……
[手渡された一枝、若葉が一枚、ついたもの。 それを、受け取る《指揮者》の顔は 言葉とは裏腹に楽しげで。 難解な局面は同時に遣り甲斐も連れてくる。 それをわかっているから笑う。 《調律師》と、いう言葉を聞きながら……]
(52) 2013/10/02(Wed) 22時頃
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ー それは、短い夢 ー [軽い足音。響く。小さな教会。磨かれた床に 素朴なステンドグラスから零れた陽光は 穏やかに、輝いて美しく。
小さな足音が止まる。あれは誰だろう? 見上げる、祭壇を、ステンドグラスを。 遠く聴こえるのはbwv248 第19曲 眠りたまえ、我が尊びまつる者、 安けき憩いを楽しみ
このテンポで歌われるを聞いた記憶は 俺にあっただろうか? 軽い足音に、人影、頭に、髪に触れる感触 擽ったくて小さく笑った。降る祈りの言葉にも]
(57) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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[
ーーーーないはずの子供時代を思わせる記憶。
]
(58) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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ーーーー???
ー 1900年初頭 大聖堂 ー [まず、最初に目に入ったのは、 白くてまぁるい物体。 ……アルレッキーノだとわかる。 その、すぐそばに、 少し伸びた黒髪が寝台に突っ伏している。 かけた記憶のない毛布と共に。
彼の下敷きになっているのは、 スコア……シューベルトだろうか?]
[身を起こして、自分にかかっていた 毛布を彼の肩にかけて、 その黒髪を梳くように撫でる。]
…………
(59) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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[バックグラウンドは、 なかなか、壮大で、絶望的で 諸々負の感情に溢れた楽曲と]
…………それでも、夢見がいいのは このおかげ、かな?
[と、それよりも近く聴こえる テンポが微睡むに心地よいアリア。 それと……もう一度黒髪をわしゃわしゃと撫でる]
(60) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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[撫でた先がもぞもぞと動く。 撫でた手は大人しくなって、 髪の流れを正すようにそっと撫でて。
歌詞もなく、旋律だけの子守唄を 小さくこぼしつつ。 楽章の合間、静かな時間を過ごす]
(68) 2013/10/02(Wed) 23時半頃
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[寝ぼけた視線で第一声がそれ。 ふっ、と小さく笑をこぼし 返事の代わりに、ぽん、ぽんと、 手が頭の上を優しくはねた。]
[そのまま、やはり歌詞なく歌う。 声楽の才はない、テノールとも、バスとも 言い切れぬ音域で、聴こえる速度と音階。 ……曲によっては音域が時折足りず途切れもして。]
(75) 2013/10/03(Thu) 00時頃
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ーーー…………
[その手が止まった。 視線は天井を、その先を見た。]
(78) 2013/10/03(Thu) 00時頃
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[第二楽章の開始とともに パイプオルガンの音が歌うのを聞いた。
そこには、意思があり、旋律があり。]
[調和ではなく対位、 調和《ハーモニー》と違い それぞれの旋律が対等であり、独立したそれ。]
名乗る自信が薄らいだなんて …………やはり、《奏者》なんですね。
[そう、少しだけ視線を落としたあと 穏やかに笑って。]
(89) 2013/10/03(Thu) 00時半頃
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ーーー…………
[増幅された音に、青年は考える。 パイプオルガンはただ鍵盤を鳴らすだけでは 強弱も、ニュアンスもない死んだ楽器だ。
青年は寝台から床におりて。]
(91) 2013/10/03(Thu) 00時半頃
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…………そうだね、行こうか。
[戸口に向かいながら振り返る。 寝ていた姿が椅子から 立ち上がるのを確認して。
そのあとはまっすぐ パイプオルガンがある方へと。]
(99) 2013/10/03(Thu) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 01時頃
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[ゴートリンゲンにそわせ、 不協和音を調和にととのえようと 鍵盤の上、滑っていたであろう指が止まる。 ちょうど、その時青年は扉を開いた。]
左レバーの上2、右3と、 足鍵盤で、底音をかえないと。
[ね?と、言うように首を傾げながら。]
それと……《調和》寄り添うだけで、と思いますか?
[ゴートリンゲンの音色が絞られる。 後3拍、2拍………… 青年は、先ほど述べた通りに 左手がストップを操作して。]
(106) 2013/10/03(Thu) 01時頃
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ーーー…………
[アスラン、怒りの旋律の時は アルレッキーノ……コンデンスは 人語を話せないって 言っていなかったけ?
そう思ったのは戸をくぐる前、 内容はうなづけるものだけれど。]
ああ、なんだ、名称知っていたんですね。 けれど、操作しないと、 強弱さえ変わらないんですよ
[開けられた長椅子に座り、 スータンの裾を後ろへ追いやって。]
…………教会音楽が主体じゃなければ ピアノで大丈夫ですよ。
(112) 2013/10/03(Thu) 01時半頃
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[こぼれた言葉に笑いながら口にして。
指はゴートリンゲンの旋律を使って フーガを奏で始める。 そのフーガは旋律が増えるごとに 短調から長調へと変化させながら、 飲み込んで行く。]
[もう、提示部は充分だ] [さぁ、展開しようじゃないか?]
(113) 2013/10/03(Thu) 01時半頃
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" 不完全な 旋律。 " " 僕らの糧になって? " " 不、完全な旋、律。 " " 僕らの勝手になって? " " ふ、完全な 旋律。 " " 僕らの勝手に鳴って "
(120) 2013/10/03(Thu) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 02時頃
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[切望と渇欲は充分に掲示された。 だから、capriccio《きまぐれ》らしく、 音は風に乗り跳ねて、重なり、飛んで弾ける。]
[地上の人々は、 様々に変化する空が 恐ろしいだけではなく 時に美しく、時に穏やかに 時に晴れやかにもある空を見上げ 恐れ逃げる足が止まり、 許しを乞うのは馬鹿らしさも感じ ……混乱は混乱のまま、それが狂想曲。]
(126) 2013/10/03(Thu) 02時頃
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[上がる片手に狂想曲は協奏曲に姿を変えて。 音のつながりも滑らかに、 アルトの音域を底音とした 調和に展開される。
そこへ、重なるのは独立した旋律 恐怖和音で展開されるそれ。
足鍵を踏み替えながら、にぃと笑う。 暫くその、対位を聞かせてもらおうかと。
倫敦の大衆が混乱する中 パイプオルガンは、恐怖和音だけが 飛び出ることがないように。 旋律を*取り持って*]
(133) 2013/10/03(Thu) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 02時半頃
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[チェレスタの音を、アルトの声を、 それに寄り添う声《ヴォイス》を 暫く聞いた後、遠のいたチェレスタの音、対立。 音のバランスに青年はストップを操作して。 パイプオルガンの音が、素朴で、優しく 伸びやかだけれど、けして大きくない音へかわる。]
[独奏に近い絶望の、 拒絶する子の 拒否する子の 否定する子の 言い分を静かに聞くように。]
" 糧になってもいいよ "
[染め上がりはせず、 音色はチェレスタの音を根底において 和音がそっと穏やかに笑うように響いた*]
(143) 2013/10/03(Thu) 10時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/10/03(Thu) 10時頃
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[コンデンスの声に青年は 笑って、一つ頷く。 曲の構成的にも、 チェレスタの音量的にも、 聴衆が今思う感覚的にも、
しばらくは 小さく、小さく、 ささやかな声も聞き逃さないように。]
[切に望むことと、望みを絶たれること。]
[二つの相反するを静かに包むように。 声にもそれを求めるように、静かに。*]
(147) 2013/10/03(Thu) 14時半頃
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