人狼議事


146 demi-human... 『亜人の住まう街で』

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視点:


―無明の亜空間― 


 ッが、は、っ はぁ……ッ!! あ、

[無限ともいえる沈黙の後。
  転がった巨躯。
  捻じ曲がった空間に投げ出されたと、知るのはまだ、後**]
 


メモを貼った。


鉱滓地区 ワクラバは、メモを貼った。

2015/01/13(Tue) 11時頃


…………。

[彼は絶句していた。
どこだここは。

行けども闇、触れれども虚空。ただただ、地面らしきものはある。それだけの淋しい空間。

まるで夜に包まれたかのような静寂に、ため息をつく。
空を仰げば、星。その星の歌声に耳をすませば、途切れ途切れに酷い怨嗟の声が聞こえた。

曰く、「気持ちが悪い」
曰く、「不気味だ」
曰く、「全てお前のせいだ」

それがまさか「地上」の人々の声だとは思わなかった彼は、ドーン・ミストの目を瞬きさせ、溜息をついては適当な場所に腰を下ろした]

 ……おれが憎いなら、殴りにこい
それともこれが貴様なりの復讐なのか

[好かねえな、と呟いた言葉は常とは違い、いつか戦場をかけていた頃の荒い口調。気が立っていた。]



 ……。

[押し黙り耳を塞ぐ。
真夜中の世界。
…気が狂いそうだ。**]


【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 昼:東方出入口 ―

[さて、先日は西方に向かっていて歩いていたはずなのにいつの間にか東方に来ていたらしく。そして、そこで眠っていたらしいとの話
どうやら今日も依頼のようなものは来なくて叩き起こされる事はなかったのだが、どうにも街が騒々しい]

 ……

[街を覗けば慌ただしく差別が起きていて。殴られる亜人に、水をかけられたり。家に避難をすれば石を投げつけられていたり]

 …なるほど

[とは言え、元は人間。どうしてそのような事をしているかくらい理解は出来る
所謂、魔女狩りに似たようなものなのだろう。過去に見た魔女は、そういえばそんな事をされて火炙りになっていたか。その時の記憶はもはや薄い]

 いてっ…

[ふと振り向けば1人の少年と、手に持つのは少年の拳くらいの大きさの石。当たった所から血は出なかったものの、クリーンヒットすれば少しはよろめいて
それでも体制を立て直せば、少年の方へ向かっていく]

(18) 2015/01/13(Tue) 20時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

 …痛いじゃないですか
       何するんですか

[ゆらり、ゆらりと。その眼は少年を見ているようで見ておらず、焦点の合っていない生気のない瞳でふらふらと
その異様な光景に、石を投げつけてきた少年は叫び声を上げて逃げていく。人の顔を見て逃げるなんて、失礼な子なんだ。程度にしか思わないのだが]

 さよなら、クリスさん

[それから、見知らぬ人。と呟いて
ふと、飲み込む時の記憶を思い出す。あぁ、お節介な人だ
しかし、そういう所がやはり“    ”

黒く淀んだ濁った感情は、ふらふらと街中へと歩き出す
目指す場所は特に無く。人気の無い場所へと**]

(19) 2015/01/13(Tue) 20時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

 ……ここは

[ふと顔を見上げてみれば見えるのは噂にだけ聞いたことのある亜人の酒場>>23
その前では人間が怒号を上げていたり、中には店に手を出そうとする者も居ただろうか。こちらに気が付けばまるで化物を見るように。間違ってはいないのだが、いくつか罵声を浴びせられて]

 …すいません

[ボソリ、と声に出してその場を後にする
あの中の人がどうなっても、自分には関係無い。関係無いし、自分を追って攻撃してくる人が居ても何とも思わない
痛みはあっても、動けないわけではないし、死ねるわけではない]

(25) 2015/01/13(Tue) 22時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

 …何か用でしょうか

[街の中央付近に来てみれば、男数人に囲まれて
その手には農作畜産に使うような農具を持ってきていて。武器にでもするつもりだろうか]

 俺はただの人間なので。見た目と、中身だけは
   死なないだけの人間なので、武器は必要無いですよ

[拳で殴っても、成人男性が喧嘩する程度
農畜産業で鍛えあげられた屈強な肉体に敵うような体はしていない
平和的解決が出来るとも思っていなかったが]

 ――同じ人間からも、か

[元、とは言え自分も人間だと信じて暮らしていた時期があった
亜人を差別していた時期もあった
それ故に、亜人から受け入れられない事もあって
亜人だとわかれば人間からは差別されて
どこにも染まらず、染められず]

(37) 2015/01/14(Wed) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

 『お前のせいで…お前のせいであいつは……』

[あいつって誰だろう
沢山の人が飲まれる記憶を見てきたけれど、説明してくれないと
そう考えた所で左頬に衝撃が走って思わず地面に転がる
殴られたとわかるのにほんの数秒かかって、それからむくりと起き上がれば男達を見る]

 …痛いじゃないですか
    何するんですか。俺は何もしてないのに

[息をするように嘘を吐いて
相手は亜人ならば悪いとでも言うように、もう一発殴ってくる
切れた口内も、転がった時に出来た擦り傷も、すぐに治癒して。何度も何度も立ち上がっては男達の前で同じ事を繰り返す]

(38) 2015/01/14(Wed) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

 “痛いです”

   ――そんなんじゃ、殺せないですよ

[首を切っても腕をもいでも血を失っても燃やされても何されても死なない。死ねない
いい加減気味悪くなったのか、男達は気が済むまで殴ればどこかへ去って行って。今日は一段と人と話すな。なんて考えては街の中央へと歩いて行く
その頃には既に傷など癒えていて**]

(39) 2015/01/14(Wed) 00時頃

鉱滓地区 ワクラバは、メモを貼った。

2015/01/14(Wed) 00時頃


 ( ……寒い )

[陽のあたらぬ場所。
 己の家も大概暗いが、この場所の比ではない。
 まだ、体は動くか。――どれほど保つだろうか。

 囁くは憎悪。呻くは怨念。
凝る闇に、差し込む光は只管に弱い。]

 ( 飲まれたのがおれでよかったのかもな )

[冷たい息を吐きながら、ぼうっとそんな事を思う。
 そして、目を閉じた。


『 ………………!!』

 呼び声が聞こえてきたのは、夢の縁に立ったすぐ後の事*]


メモを貼った。


[ ――名を、呼ばれた、気がしたのだが ]

『……おい! おいッ、そこの亜人!!』

[次に聴こえてきた声は全くあれとは違うもので
訝しく思いながら、彼は目を開ける。
目の前に金髪の壮年男性。それが「パルック」と呼ばれる人物だと、彼は知らない。じっとしていれば中々に人のよさそうな人相をしているだろうに、今は少しこけた頬にも、大きな鼻にも大量の汗を伝わせ、目を血走らせていた。

確かニンゲンや他の種族は暑い時や戦っている時に体温を発散するため「汗」というものを出すという。
……この男は何故、汗をかいているのだろう。こんなにも「寒い」のに。

彼がぼやけた思考でそんなことを思っていると、胸倉を掴まれ、怒鳴られる。頬に飛んでくる唾が気持ち悪くて拭った。]

『ここは……ここはどこだ! どうせまたお前達亜人がやったことなんだろう、そうだろう! 出せ、俺をここから出せ!』

 出せない。おれも引き込まれた

[淡々と応える。白い息が零れる。――寒い。
 なんでもかんでも亜人のせいにするなと睨めば、金髪の男は更に激しくがなりたてる。]


 『煩い煩い! はやく返せ!妻と子に会わせてくれ! 暑くてかなわん、出せだせだせだせぇえええ』

  ……寒い、だろ、  が、

『全部全部お前らのせいだ! 醜いヒトモドキめ!!』

  くるってやがる

[もしかしたらヒトによって、この亜空間で見えるものは違うのかもしれないが。それでも、血走った青い眼からは、既に正気の光は失われているように見えた。
彼がその薄い掌を払おうとすると、男は更に逆上し、大凡ヒトとは思えぬ唸り声をあげる。

星達の怨嗟の合唱が響く。――其れが、「ある男」に向けられた言葉のひとつひとつだと、彼は気づくことは出来ない。

血走った眼球がぐるぐるとまわるのが見えた。]

『あぁあぁぁぁぁあぁあぁあぁぁあ暑い熱い暑い熱い炎が、火が身体に燃え移っちまうよ燃える俺が燃えてしまうおいなんでお前は平気なんだそうかお前がやっているんだなだから平気なんだそうだろう早く出せここから出せ早く早く早く』

[”憎い”
そんな声が聞こえた気がした。
彼の鱗が奔る首――それでも、喉の辺りはまだニンゲンのそれなのだ――に金髪の男は深く深く爪を立てる。痛み、気道が締まる。苦しいのに、寒さに凍えるからだは動かない]


 はな、せ  狂人、

『おおお目が、目がいくつも回ってぐるぐるぐるぐるぐる俺を見てるよう俺が何をしたっていうんだ許してくれよう俺のせいじゃないんだよころしてくれ熱い熱い熱い熱い……ああ、ああああ! 

  …くるっているのはおまえだ、
  狂っているのは、お前だ!!』

[死ねと金髪の男は叫ぶ。
粘つく汗の感触。
ぐぅ、と押し込められた男の指の関節が白くなっていた。
眩んだ視界に、血走った眼が、叫び散らす口角の泡が映る。

背筋が凍るような――鱗が逆立つような心地がした。]


  ――――……離せェッ!!

[叫ぶ声は震えていた。
 思い切り金髪の男の鳩尾を殴りつける。
 ただの人間がリザードマンの一撃に耐えられる筈も無く、肺の空気をほぼ全て押し出しながら、金髪の男は殴り飛ばされ、地面に転がった。

 ……再び、怨嗟と静寂が闇を支配する。
 響く木枯らしの音。肩で息をしながら、彼は男を見た。
 気絶はしたが死んではいないらしい。

 頬についた唾を拭うと、彼は鼻を鳴らし歩きだした。
 男のいない場所へ。

 体温を奪うのは、寒さだけではないような気がした。

『狂っているのはお前だ』

 その言葉を反芻して、震える。

多くの人々を殺し、それでもこの街で生きようとした自分は――


   ――もしかしたら、この自分こそが、]

  ……は……

[小さく吐息を零して、彼は膝をついた。
 そのままゆっくりと地面に倒れ臥す。
 もう星すら見えない。

盲目の、闇だけが視界を支配する。

『お前のせいだ』
『不気味だ、近寄るな』
『気持ち悪い』

聴こえてくる聲に背を震わせる。
 ……噫、寒い。**]


鉱滓地区 ワクラバは、メモを貼った。

2015/01/14(Wed) 20時頃






     『 うそつき 』




 [ ……あの子がすすり泣く声が、聞こえた気がした。 ]  


(  ああ、そうだ  )

[  星の怨嗟の声。 ]

  ( ……置いていかないって、約束、 )

[ 今頃は泣き止んでいるだろうか。
  約束を破ったのだから、嫌われても仕方がない。 ]

 ( 仕方がねえよなあ )

[地面に僅か爪を立てる。]

   『 ………………………? 』

[鼻腔を擽るローズマリー(追憶)。]

       ( あー。)



          ( ……飯、 )

[ 腹などちっとも、減っていないのだが。**]


【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 街中央付近 ―

[空はいつの間にか日が暮れて
亜人狩りだと言わんばかりに人間は騒ぎ出す
それが自分のせいであると気が付かず、他の亜人に手を出す姿も見られて]

 ……醜いですね

[見た目の話ではない心の話
ただ溜息1つ吐けば、街をフラフラと歩いて
誰かに会えば、きっとそれはそれで構わないだろう

騎士に会うことはまだない]

(65) 2015/01/14(Wed) 22時頃

鉱滓地区 ワクラバは、メモを貼った。

2015/01/14(Wed) 23時頃


【人】 鉱滓地区 ワクラバ

 …どうした、と言われましても

[ふと振り返れば、見たことのあるフードの男
そういえばこの人の名前なんて聞いたことなかったな、と未だに名前を思い出す事も、記憶が戻る事も無く]

 貴方こそ何をしてるんです?もう日は暮れてます
    …家に帰らないんですか?

[我ながら干渉し過ぎたと思ってはいるが、構いはしないだろう
長く彼と関わるのも面倒で、とっとと帰そうとでも言うように生気の無い眼を彼に向ける*]

(69) 2015/01/14(Wed) 23時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

[影、と言われても特に動じる事も無く
はぁ、と溜息のような生返事を返しては気配を感じるという彼に対して「何を言っているんだ」とでも言うように]

 知らないです
   俺が知ってたら街は大騒ぎですよ

[大体自分で操作しているわけでもないし、と心の中でボソリ
元々故意的でもなかったものが、いつの間にか大きな事件になっていただけで。それの“原因”すら自分にはよくわかっていない]

 貴方はそんなの探して何がしたいんですか?
    自分の得にもならないのに、どうして

[気が付いたらそう聞いていて
お喋りな彼が移ったのか、自分もどうやら口が滑るようになったものだ。影の気配を察するという彼が、どういう気持ちでこの辺を探しているのかは自分には皆目見当もつかない]

 …あまり夜遅くまで出歩くものじゃないですよ

[再度そう忠告をする
これ以上は、どうなっても知らないと言わんばかりに*]

(73) 2015/01/15(Thu) 00時頃

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