76 ─いつか、薔薇の木の下で。
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……。あ。
[エリアスを抱いてから覚えがない。
浮ぶ意識は妙に鮮明。そして、軽い
まだ空は暗く、月は動かない
絡んだ蔦が解けたような]
[人の気配がする。
もう薔薇が抜けた夢の中ではわからない]
…誰。ブレンダ?
[何故その名前がすぐにでてきたかも、
わからないけれど]
サイラス。
ブレンダ?そこにいるのは。
[延ばされた手、取ろうと手を伸ばし返して]
|
[彼に触れられた場所は熱を持ち、吐息さえ熱くなり。
大丈夫。 この人が落ち着くまで。
彼の背中を宥めるように撫でながら、熱を堪える。
薔薇に当てられたんだろう。
取り敢えず、落ち着かせないと…。
サイラス先輩も、探してあげなきゃ。
求められれば、目の前の人の為に何だってしよう、と。
―守りたいという意思は薔薇の香りに狂わされて。**]
(1) 2013/03/29(Fri) 11時半頃
|
[手は触れられただろうか。
聞こえる泣き声に眉を下げ]
…なんで、謝る?お前が何をした?
俺は、何も知らない、よ。ブレンダ。
[その手に触れられたなら、そっと引き寄せようと]
知らないから
ごめんね。僕は知ってる。
でも、僕は、
綺麗に咲きたかったんだ。
[そうしたら、愛してもらえるかもと]
[一度は咲いた薔薇の花、
引き寄せた手は枯れ枝の様。
そっとそのまま、胸元に引き寄せ]
咲きたかった?あぁ、あの薔薇。
花は咲くためにあるんだから。
愛されたかった?
…そうだね。人は愛されないと、いけない。
[その髪を手で梳く。
今、何故か彼を離せない。
記憶にある、薔薇に触れた手触りとは違うのに]
僕に触らなくていいよ。
君が本当に求めている人を知っている。
[それは本当。
薔薇の意識の中で感じていた。]
ね、僕はこの身体に相応しく、
ここにあるべき。
[失ってしまったひとときの夢。
そのあとには燃えかすしか残らないような]
ヤニクのこと?
あぁ、薔薇はそんなことまで晒すんだ。
[触らないでいいといわれても
手は彼を離したりはせず]
お前がここに相応しいなんて思わない。
…ごめんな。痛かったと思う。
[自分が彼を抱いたことは知っている。
薄ぼんやりと戻る薔薇の記憶]
ロシェもエリアス先輩も。
皆、痛かった、かな。
そうだよ。
僕は薔薇であって、薔薇でなくなった抜け殻。
ここで起こるだろうことを知って止めなかった。
[痛いには首を振って。]
いいや、とても幸せだった
痛いのは君じゃない?
好きでもない人を抱いて、操られて
…幸せ?本当に?
泣いていたのに。
[さっきの泣いていた子はまだその涙の後を留めるか
つと、手はその頬にすべり]
でも、痛くなかったならよかった。
俺は…痛かった、けど。
ブレンダや…エリアス先輩に比べれば。
痛くない。
[ヤニクを傷つけたくない、汚したくないとだけ願っていたのだから。
エゴの為に抱いた薔薇やエリアスに顔向けができないのは自分の方で
ヤニクが持っただろう痛みが、今はただ苦しい]
俺は、可哀想じゃないよ。
[傷つけた人たちを思えば]
そう、優しいんだね。
[目を眩しげに細めて。
細い手首の先、指は、その髪を摘んだ。]
でも、その優しさは、
君の好きな人には残酷なんじゃないかな。
……ヤニクには嫌われたかな。
仕方ないよ。どうすればいいのか、わからなさすぎた。
ずっと、甘えてただけだったから。
[髪に触れる手に目を閉じる。
泣きそうな顔はうつむくようにして彼には見せない]
だから、もう、いいんだ。
嫌われたの?
ああ、それは、
やっぱりサイラス、かわいそうに…。
[嫌われたと聞けば、やっと、髪を愛おしそうに撫でた。
枯葉色の眸は、澱んだままだけど、
俯く人の背も撫でて]
俺の薔薇、多分、ヤニクにいっちまったからさ。
俺が何をしてたか、気づくよ、きっと。
[好きで、大事で、汚したくなかったのに。
どうしていいかわからなくて。
だから、傷つけないようにと思った結果だ。
頼るだけで無知だった一匹の猫、自嘲は重い。]
…いいよ。他の人と幸せになってくれンならさ。
俺もブレンダを可哀想って思ったんだよ。同じ。
[肩も震わせず、ただぽつり、水滴がひとつだけ]
――……本当に、そう思うの?
[自嘲をこぼす人に、
乾燥した肌、皺を寄せて口元をあげ。]
本当に、そう思う?
もし、それを知っても彼がいいって言ったら?
君はきっと、彼の元にいくよね。
僕のことで、泣いちゃ駄目だよ。
そう、僕は、もう、
これでいいんだ。
[心内、
サイラスは許されることを知っている。
そう、その触り心地のいい金糸が、
男らしい、骨格が、
空や、海の青さを連想させる眸が・・・・・・。]
君は愛されるよ。
大丈夫。君は許される。愛される。
保証するよ。
[羨ましさに。目を細めた。]
[ブレンダの言葉に、僅か苦笑いを浮かべ。
彼をぎゅ、と抱き寄せた。
薔薇を愛せて幸せ、といったのは、嘘ではなかったから]
やさしいのはブレンダもだよ。
うん、ヤニクが許してくれるなら、許されたい。
…薔薇は。いつ咲くんだろう?
咲いたら、時間はまた元に戻るのか
[抱き寄せた腕に、困ったように。
目を伏せて、そっと、胸を押す。]
――・・・・・・君は許されるよ。
それは確かだけど・・・。
でも、本当に、ヤニク先輩…を大事に思っているなら。
僕をこうやって抱き寄せるのは、やめたほうがいい。
[押しても、自分の力では離せないけれど。]
きっと、
彼は、君にそれを望まないから…。
[それはわかるのだと。]
[自分が渡した薔薇の残り香、
ぴくりとその感覚が微か伝わる。
ヤニクに根付いた薔薇が、色を求めてることを]
……。そうだ、ね。
[ブレンダを抱き寄せた手がゆるりと落ちる。
体はゆっくり離れて、力が抜けたようにへたれてしまう]
本当に…そう、だ。
[大事な人が誰かに触れる。
感じるのは嫉妬と悲しさ。
自分はなんてものを彼に味あわせてしまったのだろうと。
今は自分の罪深さを思いながら耐えるだけ]
|
…はい。
[熱に浮かされたまま、従順な人形のように頷き。 相手に手を引かれ、部屋の中へ。 招かれたそこが、誰の部屋かは理解していなかっただろう。
そして寝台の上に座る相手の言葉をじっと聞いていた。 ]
…埋め、る?
そうしたら貴方の心を救えるんですか?
[ゆるりと首を傾げ、ヤニクを見つめた。 誘われるように相手との距離を詰めるのは、薔薇の香りの所為か。]
(10) 2013/03/29(Fri) 21時半頃
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[はだけられた服から覗く褐色の肌を眩しそうに見ながら、恐る恐る胸の近くに触れる。 手越しに伝わってくる鼓動に何処か安心している自分がいた。
もっと触れたい、という思いに突き動かされて、彼の身体に触れていく。 それは拙くぎこちない動きだっただろうが。]
―俺はこういうの、よく分からないから…どうしたらいいか、教えて?
[熱に浮かされた蒼い眼を相手に向けながら、緩く首を傾げてみせる。 −それは、まだ何も知らない者の素直な求め。]
(11) 2013/03/29(Fri) 21時半頃
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