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[まだ自分はスーツを着たまま、イアンを抱き上げるとベッドルームへと運びそのまま2人で倒れ込む。
ダブルクッションのマットレスが2人の身体を受け止め僅かに揺れた後。
やっと自分がまだ服を着ている事に気がついて乱暴に脱ぐと、そのまま床に投げ捨てた。]
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―ミナーの家へ―
……風邪、なんか ひかない。
まあ、でも……そう謂うんなら。
[そう、答え。
言葉少なな時間を経てたどり着いたマンションに眼を丸くする]
……大きい、な。
部屋が、たくさん。寮みたいなもの、か?
[少しずれた理解。
手を引かれ、やや緊張気味に、到着する]
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それぞれが家族という単位で生活しているから、
寮とは少し違うかもなあ。
でも、廊下で誰かとすれ違ったら挨拶はすること。
[一人で外出させることはそうないとは思うけれど。
到着した部屋、鍵を開けて室内へ。
説明したとおり普通の部屋は掃除はしたが
まだタバコの臭いが残っているだろう]
外から帰ったら必ずただいま、っていう。
もしテッドが留守番してたなら、おかえりって返す。
おはようとかおやすみとか、挨拶は大事だ。
――で。
テッド、おかえり。
[両手を広げて、おいでと口だけで誘う]
[ベッドに倒れ込み、彼が服を脱ぐのを見ると密かに落ち込む。彼ばかりにさせているのがいやだった
でも、そんなこと一瞬でどっかいってしまうくらい彼の裸を見てまたこれでもかと言うほど顔が真っ赤に]
[互いに何一つ纏わぬ姿になれば、そのままイアンの上に乗り身体を重ねた――。
滑らかな肌に肌が触れ、これから1つになる喜びが全身を駆け巡る。]
イアン…
[もう何度呼んだかわからない、彼の名前を呼ぶ。
まるで何かの呪文のように小さく呟きながら片手で後頭部を押さえて口づけ。
もう片方の手で項を、胸を、脇腹を順に撫でていく。
まるで手の平に吸い付くような感触に心が躍る。
唇から離れ、手が辿った後を追うように。
そっと、桜色に咲く小さな胸の突起に舌をのばして舌先で舐め、吸い付いて、舌で転がした。]
ここは…、感じるかい?
[あの店内で直接イアンが"世話になる"場面を目撃していない。
けれど会えない間、必ず3人の内の誰かにこういう事をされていたはずだった。]
さて…誰の手が一番"感じる"かな…?
[滲み出るのは男としての嫉妬心――。
もう片方の胸の粒を指の腹で撫でまわし、親指と人差し指でつまみ上げながら、少し意地悪な問いかけをして。
イアンの顔を見つめる。**]
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[仲間たちと戯れるでもなく、目隠しをして研究員たちにされるでもなく、向かい合って与えられる行為に慣れず恥ずかしさに顔を背けながら与えられる行為に鳴いた]
ゃ あぁ、んぅ
[口づけが離れ胸の果実を弄られればびくびくと体が震え、声があがる。]
...だれって、 うぁっ!
[そんなの聞かれずとも決まっているのに彼はどうして聞くのだろう。熱い息を吐きながら涙を溢しそうな瞳だけをちらと彼の方へ向けた**]
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さてと。
基本的にはこの家の中でテッドは自由だ。
何を使ってもいい食ってもいい。
ものを使ったら元に戻す、くらいか。
まあ、キッチンは危ないんで刃物とか火とかは俺が居るときに。
あと仕事部屋へは、入るとき気をつけろ。
たばこ臭いぞ。
締め切り前にイライラしてたら、あと煮詰まってたら
……頭撫でてくれ。
そんくらいかな。わかんなかったら、また聞け。
何度でもいい、自信ないなら確認が大切だ。
んで、外出するときはまた別だ。
[照れ隠しでルールをざーっと話し出す]
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家族、…群れ……
……皆、“しあわせ”に暮らしてるのか
[ミナーを見て、頷き]
挨拶、わかった。
[家に入る前は、こくりと緊張で
唾を飲み込んで。
くん、と鼻を鳴らすと煙草の香りが鼻腔を擽る]
―――、あぁ、わかった。
[
おいで、と誘われれば、薄く頬を染めつつも、そっと体を預けるより他はない]
さーな、他がどうかは知らんけど。
今日から、俺とお前で家族だ。
[多分フーとはちがう銘柄の香り、それでも減った]
おかえり。
[体格が近いから飛び込まれたら倒れていた、
そんな心配もなく腕の中にテッドを捕まえて
ぎゅむ、っと抱きしめる。
挨拶なので直ぐに解放するが]
[きょろきょろと辺りを見回して、調度品や見慣れないものに瞳孔がくるくる動いた。]
……確かに
[少し、違う臭いがする、と呟きつつ]
なんか、寮になかったものがたくさんあるんだな……
仕事部屋では、
ずっと煙草か?
……――
[きょとん、としたが
尻尾を揺らし、うん、と頷いた]
任せろ。
[立て板に水のルール説明、耳を動かしながら聞き入って]
――家族。
[なんだか、くすぐったい気持ちになる。口のなかで繰り返して]
……ん
[照れくさそうに、はにかむように小さく笑む。]
――ただいま
[練習、といったところか。ささやくみたいに謂って、――離れた時には、照れくさそうに眼をそらす]
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適当に、あれこれさわってみたらいい。
そこまで危ないものはない、はずだし。
仕事部屋では、うん。
これでも減らしたんだ、まだ。
[空気清浄機も買ったが、効果はあるのかどうか]
でー、だ。
[堅苦しいコートとスーツを脱ぐ、
ネクタイまで緩めてやれやれと一息ついて]
着替えてくる、ソファー座ってろ。
ついてきてもいいけど。
[指さすのは寝室の扉]
わかった。
[
……そうか。
[尻尾がゆらり。
慣れるかどうか、適応はできそうだが]
――、
[寝室の扉と、ソファを見比べて
少し迷ったような素振りを見せ]
……待ってる
[座ることに、した]
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[ソファの隅に座る。
猫のように顔をすり付けて臭いをつけたりはしないが気になるようだ。]
……広いんだな
[イメージは、自分が宛がわれていた部屋だから間取りひとつにも物珍しさがある。
まだ少し、濡れている耳に触れて]
[ポケットから取り出す、
“餞別”のレシピと、メッセージ]
――……うぃ、うぃっしゅ――
[拙さに自分で半目になる。
発音は諦めた。
代わりに翳すように見て、
大切にテーブルの上においた。
時間がかかるようなら、寝室の方そっと様子を伺いにいく。
だって、気になるのだ。]
軽い怪我位なら経験だけどな、
痛いのはやだろ?
[あまりくつろぐのは上手くなさそうな予感。
命令を忠実に守る猟犬のような、イメージ]
減らすよ。
[言い残して寝室へ、
ここは大きなベッド(流石にシーツは変えた)と
クローゼットくらいしか無い部屋。
簡単な部屋着に着替えてから、リビングへ]
……そうだな、
怪我したら、色々、困るだろうし。
[猟犬か、忠犬か。
見も心もささげることを決めた主への態度、だが]
……そうか?
[そういえば、苦手ならば減らす、など
謂っていたか。ソファから立ち上がろうとしたところでリビングに戻ってきたミナーが見えた]
[ついてくると言っていたらそのまま雪崩込んでいた
かもしれないがそんな心の準備もまだで。
すっかり普段の格好に戻り、着古したトレーナーと
チノパン姿でソファーへ]
探検はいいのか?
こっちが寝室、あっちが仕事部屋。
並んでるのがトイレとバスルーム。
[それぞれ狼の鼻ならば、匂いの違いで判断できそうだと
説明はざっくりめに指で示すだけ。
そこで、テーブルに、広げられたレシピに気がつく]
……いや、 待ってろって謂ったから
[融通が利かなかった。
行けばよかったか、いやしかし、という葛藤がある狼である]
していいなら、する、けど……
[でも。
まずはミナーのほうに体を向けて、
匂いをかいで、しかしやや緊張気味]
仕事部屋、確かに、ちょっと、うん、煙草くさいな。
[ストレートである。]
それ。なくさないように、って思って
出しておいた。
待ってろとは言ったな、ああ。
でも怪我しない程度に自由にしててもいいとも、言ったぞ。
[待たせたなと、軽く頭を撫でて褒める]
いいぞ?
消臭が間に合って無いんだ……換気しとく。
[長年染み付いた臭いは薄まれど、
完全には消えないかもしれない]
冷蔵庫にでも、貼っておくか。
まだそんな料理作れない。
……う。
そ、そうか。……そうだったな。
[困ったように眉を寄せた。
もっと融通を利かせられるようになるには少しだけ時間が必要そうだ。撫でられて心地よさそうに眼を閉じる。緊張がすこし、ほぐれたようだ]
わかった。
[でも今は離れない。ちら、と見るもなかなか]
いや、まあ、そのうち慣れるんじゃ……ないかな……
[疑問形であった。そのうちミナーのにおいのひとつだと認識するようになりそうだ]
……料理、練習、しないといけない な。
[貰ったアドバイスなど、思い出しつつである。しかしローリエってなんだろう?レベルだ。]
これから、俺の言葉だけでなく
テッドが考えて判断するときが増える。
その時答えが出せた方がいいからな。
例えば夕食、何食べたい?
肉か、魚か、野菜か?とか。
[問うときは選択肢も一緒に提示するつもりではあるが。
撫でられると嬉しそうなので、余計にわしゃわしゃ、
たまに耳を摘んでは、軽く引っ張る悪戯も混ぜて]
健康にも良くはない、から、努力する。
[テッドの為にも長生きは、したい]
この、ローリエとか何だろうな。
料理って知らん単語多い。
[この飼い主もまるでだめだった]
……ん。分かった。
――その中だと、肉、かな。
[選びつつ、少しずつ、学習する。
撫でられ、耳を引っ張られれば
ん、と小さく声を漏らし。
じい、っと見た後、口の端をぺろりと舐めて――]
健康は、大切だ、と聞いた。
そうしてくれ。
[頷きつつ、料理の単語と格闘することが決定した瞬間であろう]
肉好きか。
そのうちテッドから、あれがいいとか
リクエストしてもいいからな?
毎日肉っつーのはだめだけど。
[太りそうな。
口の端を舐められてくすぐったく、
お返しにと唇へ、舌を伸ばす]
お前もな、多分丈夫なんだろーけど。
[あれこれと検索履歴に残ることになる、ようだ]
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狼だからな。
[誇る。]
わかった。……そうか。
まあ、寮でも工場でも葉っぱがついてたしな…。
[太らないくらい、運動はきっとしたがるはず。]
――ん、…
[唇に舌が触れると、それだけで、
なぜかとても、気持ちがいい。意識してかせずか。強請るような目を向ける]
――気を つける。
[ゆらり、尻尾が揺れた]
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メモを貼った。
胃袋は人間寄りのはずだぞ?
たしか。
[と言いつつねだられたら、肉多めにはなる。
そして散歩も沢山することに]
さっきの、続き…………するか。
[ぺろり、舐める唇は柔らかい。
他の場所はどんな感触か、甘いのかどうか]
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……そうらしい な。
俺の食事の味付け、
ホレーショーとかは濃い、って謂ってたし……
[なので 買ってきたものでも
おおよそ問題なく食べられるであろう。
散歩で、健康的に。]
…… ん、
[ふわ、と瞼を少しだけ下ろして
気恥ずかしそうに、頷く]
[
舌で舐め回した所を音を立てて吸い上げ、後頭部を押さえたままイアンの唇を奪う。
乳首を吸い上げたのよりはずっと柔らかい。微かに触れ合うだけのキス。]
はっきり言わないと、あげないよ?
[左手は相変わらず突起を弄び、後頭部を掴んでいた右手は身体を下って、先ほどから燻っているイアン自身に辿り着くと、迷う事なく包み込む。]
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