人狼議事


193 ―星崩祭の手紙―

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【人】 保安技師 ナユタ

― 調査船島:湖底遺跡調査部 ―

……腹へったなー。

[行列の出来る人気店の朝粥セットは、健全な心と身体を持つ若人の腹を満たすにはお上品過ぎたらしい。
まだ昼時まで暫くあるにも関わらず、胃が空腹を訴え掛けてくる]

「おーい、R0-MBαちゃんから御指名だよー」

[へらりと笑いながら掛けられた声に、
数日前に湖底で拾ったカプセルに付いた泥や藻を落としていた手を止め、渋面を向けてやる]

なぁーにが『御指名』だよ。
たまにはオマエが行けよなー。

[文句を言いつつも、「くっそ腹へってんのに」とぼやきながら潜水服に袖を通す。
可愛いけれど困った性能のR0-MBαはまた、湖底で立ち往生しているのだろう]

(78) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃

【人】 保安技師 ナユタ

― バーガーショップ ―

おばちゃーん!いつものやつね!

[馴染みの店へ入るなり、開いているカウンターに腰掛ける。
いつもの行動、いつもの光景。一つだけ違うのは]

――っと、やっぱ今日はミックスフライなしで!

[注文を少し減らしたこと]

「なんだ胃袋那由他坊が、一丁前にダイエットかい?」

ちっげぇよ。せっかく美味いもん食って付いた肉落とすとか、料理に失礼じゃねーか。
それに俺の胃袋と夢と情熱は無限大――って、ちがうちがう。

[脇腹の肉を数センチほど抓みながら眉を寄せるも、「そうじゃなかった」と手を顔の前で振る]

もうちょいで星崩祭だろ?
ちょっと美味いもん食う資金を残しとかなきゃなってさ。

(79) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃

【人】 保安技師 ナユタ

なーオバチャン、宇宙鼠って食ったことある?美味い??

[頬張ったナユタセット(フライ抜き)の三個目のバーガーを水で飲み下し、ふと思い出した事を訊ねてみる]

「――はぁ!?ねずみィ!!?」

[パティを取り落としそうになった店主が素っ頓狂な声を上げるのを目の端に、こくんと頷く]

そう、ねずみ。宇宙鼠。

「バカ言うんじゃないよ。ねずみったらアンタ、御貴族様のペットじゃないか。
食べるどころか、庶民じゃまず目にする機会も無いよ」

……あー。だよなー。

[一度は水に沈んだだろう星に、陸の動物の数は減っている。
船上の畜産施設で増やせる家畜はたくさん居るけれど、鼠といえば稀に貿易船に紛れてやってくるだけの希少種だ]

(80) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃

【人】 保安技師 ナユタ

「何でまた」

[怪訝な表情で以って「食欲魔人にしても突飛な事を」と言外に訊ねる店主に、曖昧に笑う]

や、文流しで知り合った子がさ、
宇宙鼠のジャーキーは美味いって。

……いつか食べてみたいよなぁ。

[最後のバーガーを噛み締めるよう飲み込んでからしみじみと呟いていると、「仕方無い」と独りごちた店主がことりとカウンターに何かを置いた]

「宇宙鼠じゃなくて悪いけどね。
うちの店で星崩祭に合わせて出す新作、毒見してっとくれ」

(81) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃

【人】 保安技師 ナユタ

― 調査船島:中央通り ―

[宇宙プランクトンの移動が始まって数日。
うちの星にも彼等の波は近付いてきているらしく、いつ星崩祭が始まってもおかしくない状況らしい]

[今夜か、明日か。
残念ながら星の軌道を観測出来る程の技術が確立されていないから、飽くまで予想との事だけれど]

うわー、賑やかだなぁ。

[通りは、気の早い出店や、それを目当てに集まった陽気な人々。
文流しのカプセルを抱えた人々で溢れ返っている]

[俺も御多分に洩れず、今朝方買ったカプセルを抱えている]

(84) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃

【人】 保安技師 ナユタ

― 調査船島:港湾 ―

[空へ、宙へ昇り、小さくなり、消えて行く無数のカプセル]

[行く先はそれぞれ別の、どこかの誰かのところ。
行く先々で、きっと誰かの小さな幸せになる為の、小さな心の旅人たち]

[何処か幻想的な光景をぼんやりと眺めていると、
背後から、わぁ……っと、歓声が沸いた]

――……う、わぁ。

[振り仰ぎ、「すげぇ」と口元だけで呟く]

(115) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[青と紫と少しの紅が入り混じる宵闇色の空。
まだぼんやりと白く並んだ二つの月と、微かに光る小さな星々]

[いつもの光景、いつもの、どこまでも続くかのような水平線。
その水平線の端から、ぶわりと光が沸き立ち、空を翔る]

……金色の滝みたいだ。

[星が崩れゆく波のように見えるから、星崩祭。
金の波は、金の滝は、空と水面を翔け、泳ぎ。縦横無尽に視界を染め上げてゆく]

[まるで、奇跡のような光景だった]

(116) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[肩に置いた機械仕掛けの小鳥に見えるよう、小さな頭を宙へ向けてやる。
愛らしい声で「ぴゅいっ」と鳴いた小鳥の無機質な瞳にも、この光景が映れば良いと思った]

(117) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[前夜祭として行われる文流し。
実際には星崩祭が終わるまで、宇宙カプセルの遣り取りは可能らしい。
返信用のカプセルの内蔵されていない、やや小振りなカプセルを売る店が幾つか見える]

[他の船や島の事までは分からないけれど、調査船島の売り場では島特有の文化という事でか潜水艦型のカプセルを良く見掛けた。
やはりここでも潜水艦型が人気なのか既に品薄のようだった]

オネーサン、そのカプセルちょうだい。
あーっと、もうちょい大きい……そうそれ。

[残っていたカプセルの中から、男の両手にやっと収まるか収まらないか程度の大きさのカプセルを幾つか。
デフォルメされた花弁の多い花を模ったカプセルを――妙に少女趣味に見えてどうかと思いながら――購入した]

(118) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

うーん、さっすがに小さい

……な、これは。これは無理だ。

[もう一通を送ろうと桃色お花畑なカプセルを開いてはみたものの、容量に対し、如何せん中身が多過ぎた。
四苦八苦しているうち、手元で紙袋ががさりと音を立てる]

――ああ、これがあったっけ。

[手に提げたままだった袋を持ち上げ、少し重いそれを取り出す]

(119) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[湖底で無人探査機『R0-MBα』が引っ掛かって――もとい、発見したのは、大量のカプセルだった。
何年前のものだろう、昔むかしで始まる御伽噺の時代のものかもしれない、カプセルの山。
中身が入った物から空の物まで、まだ調査しきれてはいないけれど、祭り明けはきっと残業の日々が待っていることだろう]

[最初にR0-MBαが見つけたカプセルは、同じ時代の物だろうという事だった。
一見して空のカプセルは、資料的価値は低いだろうと発見者である俺に押し付け――もとい、調査部から俺が譲り受けた。
調査班に渡す前にと思い泥と汚れを落としていたのに、無駄骨を折った気分だ]

(120) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[ともあれ汚れを落としたお陰で、調査班に比べれば文化史の素人同然の俺にも一つ分かった事がある。
現代の潜水艦型のカプセルと湖底から引き揚げたカプセルは良く似ていると思ったけれど、これは全くの別物だ。
螺子の細部に至るまで緻密に組み上げられたカプセルは、現代の形だけを似せたものを遥かに超えた技術を以って作られたもの]

[そして何より、そもそも模している乗り物が、違う。
一見すると良く似た形をしているけれど、
ずんぐりとした舟のようなボディには、潜水艦には無い羽のようなパーツと噴射孔のようなパーツが付属されている]

(121) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

うーーーーん……
まぁ、これでいっか。うちの星の物なのは間違いなさそうだし。

[時代はかなり違うけれど、それは些事だろう]

(122) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[青と紫と少しの紅が入り混じる宵闇色の空。
崩れる星のような波が寄せては返しを繰り返すうち、それはいつしか闇色に変わって]

きれーだなぁ。

[よじよじと肩口から移動した機械仕掛けの鳥が鎖骨から脚を踏み外したのをキャッチして、胸の辺りでぽんぽんと撫でてやる]

……ん?

[宙を見上げていると、宇宙プランクトンの波に打ち上げられるようにしてカプセルが手元へと流れ着く]

[開いて見れば、遠い星の踊り子の少女らしい丸い文字の手紙。
それに見覚えの無い、勢いのある筆圧の手紙。
そしてそれぞれに、素敵な贈り物]

(176) noir 2016/07/23(Sat) 02時頃

【人】 保安技師 ナユタ

[ミツボシのカプセルから香る食べ物の気配に気を取られつつも「ここを押してね」と書かれた小さな機械を、書かれたまま素直にぽちりと押して]

――うわっ。

[音が鳴るなんて思っていなかったから慌てて消そうとしたけれど、ボタンに伸ばした手は、目的を果たす事は無かった。
凛と澄んだ歌声と、その歌声に抱かれるように伸びやかに踊る少女の姿。
突然鳴り響いた音楽に何事かと目を丸くしていた近くに居る者達も、いつしか耳を、目を奪われていた]

(177) noir 2016/07/23(Sat) 02時頃

【人】 保安技師 ナユタ

[宵闇の中ではぼんやりと光るだけの小さな星々も、闇の中にあれば、光り輝く星崩の様にも負けない光を放つ。
あの星々の何処かに、彼等は居るのだろうか。それとも、肉眼では見えないほど遠い星に?]

[ピートがくれたコンパスを空に掲げてみようと取り出し――しまい直した]

分からないままの方が浪漫があるってもんだよな。

……よおっし鳥!
うっかりお星様に見とれて何も食べてないとかナユタの名が泣くよな!

よおおっし!食うぞー!!

[空腹と機械仕掛けの小鳥を抱え、届いたカプセルを手に、視界の端には消え行く星崩の波を捉えたまま。
――勢い良く、屋台へと突撃するのでした]

(178) noir 2016/07/23(Sat) 02時頃

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