266 冷たい校舎村7
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ 5度目のチャイムが響き、僕は生きている。]
(25) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
|
|
──午前8時50分:3年7組──
[ チャイムの音で目を覚ました。 早起きが習慣だっていうのに、 一体どうしてだったんだろう。
眠ったときのまま、 仰向けで目覚めた僕の視界に、 窓の外、白いばかりの空が広がっていて、
僕はそのとき、寒いなと思った。 隣にいたはずの誰かがいなかった。]
(26) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
|
|
[ 直後、うすぼんやりした頭にも、 …………がしゃん、と>>19。
何かが壊れるような音が響き、 次の瞬間、視界が闇に覆われる。
深くて暗い闇が、 窓の外にも、空いっぱいに広がっている。]
(27) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
|
|
[ 身体を起こした。 その間に、教室の電気が点き、 僕はその場にいる人のことを、 目視できるようになっただろうけど、
──空の暗さに、目を奪われていて、
きっと、一瞬遅れて立ち上がる。 くしゃくしゃになったシャツの袖を伸ばして、 ふわふわとした足取りで、扉へと向かう。]
(28) 2019/06/16(Sun) 01時頃
|
|
拓海くんがいないよ。
(29) 2019/06/16(Sun) 01時頃
|
|
[ その声を拾ってくれる誰かはいたのかな。
たぶん、僕は不思議そうに、 道にでも迷ったみたいにそう呟いて、
でも、口に出してしまった途端にさ、 ふと理解してしまうものってあるでしょう。
ああ、そうなんだ。と僕は思って、 それで、それで…………、]
(30) 2019/06/16(Sun) 01時頃
|
|
僕も帰らなくちゃいけないの?
(31) 2019/06/16(Sun) 01時頃
|
|
……下、見てくる。
[ 物音のした方。それを目的地に。 下、なんて言ったって、 足が向く先なんて決まっていて、
共にか、手分けをしてか、 きっと打って変わって迷いのない足取りで、 廊下を歩いてゆくことになる。*]
(32) 2019/06/16(Sun) 01時頃
|
──………──
[ 寝返りを打つ。痛い。
じわじわと響く痛覚で目が覚める。
目の前に映るのは見慣れた自宅の天井で、
端っこにある顔みたいな木目と睨めっこ。
そんなものも一瞬だけ。 ]
……
[ 痛むのは、真ん中ではなく。
寝心地の悪い床の所為で身体の節々だったけど。 ]
[ 相原からの連絡は、律儀にも俺にまで届いており
カーテンの閉め切った薄暗い部屋の中じゃ
ちかちかと光る端末が嫌にうるさかった。 ]
ほーん、
[ 病院に運び込まれたという人物の名前を見れば、
ただ、それだけの声しかでない。
毎日のように来ているであろう、
似たりよったりの真っ赤なパーカーの上から
ブルゾンを一枚羽織って。
あの吹雪く風などない。
深い紫の広がる空の下へと踏み出した。 ]
[ もちろん、向かう先はひとつ。
養拓海という男が搬送された場所。
大きな門構えをずずい、と見上げながら
中に入るのを少し躊躇っていた。
細めた眸は外にある喫煙所へと向き
私服ならバレないだろ、と自然と其方へ。
一度休憩が必要だ、と。
カチ、カチ、とライターの火を点けようと。 ]
……くそっ、こんな時に
[ しかし、何度押しても火は灯らない。
火のない煙草を片手に悪態をついていた。 ]**
|
──現在:2階──
[ 探そう>>44。と言われて、 僕は無言でひとつ頷いた。
今なお文化祭の様相の廊下を歩き、 早足に階段を下りていく。
僕は目的の場所に行くことで、 すっかり頭がいっぱいで、 きっと、その異変に気付いたのは、 高本悟のほうが先だった>>45。]
(46) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
[ ち。血。 ……と言われて、視線を落とす。
目前の美術室から続く。 ……あるいは、”に”続く、赤。
点々と続いていくそれが、 果たしてどこに繋がっているのか、 ここからではわからない。
けど、僕は固い声でただ一言、]
──なかったよ。
[ とだけ言って、ひとつの扉をくぐった。 音の出どころ。赤色のはじまり。 僕らの目指していたところ。]
(47) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
[ 入り口で立ち尽くした時間は、 実際のところ、一瞬だったのだと思う。]
(48) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
──現在:美術室──
[ きらきらとした輝きが落ちている。
僕はそれらをできるだけ踏まないように、 ……きっと難しいだろうけど、できるだけ。 部屋の奥のほうに置かれていたはずの、 その場所へと、歩みを進めようとして、
……立ち止まる。 上履きのゴム底が、いつもと違う音を立てる。
きっと、ぽたぽたと続く血のはじまりは、 この部屋の中で。だって、 床に散らばった輝きのいくつかは赤くて、 ……夕焼けの色なんかじゃ、なくって。
けれど、その道しるべを追うように、 駆け出すこともできずに、僕は立ち止まる。]
(49) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
どこへだってついていった。 先を行く背中を追いかけていけば、 その先に新しい世界が広がっていて、 その背の向こう、扉が少し開くんだって気がして、 そう、新しい景色。新しい場所。新しい……
(50) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
だから、怖いものなんてなかった。
(51) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
[ 床に落ちていた破片をひとつ拾う。
赤く濡れているそれは、 辛うじて灯っている蛍光灯に透かして、 ようやく、元のあたたかな黄色を覗かせた。 少しの間、それを見ていた。
たぶん、僕は少し悲しくて、 それって身勝手な話だな、とも思う。]
(52) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
僕には君の背中越しに見えた景色が、 君の目にはこういうふうに見えたのだと、 そのときはじめて知って、僕は笑った>>2:473。
(53) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
……これ、拓海くんの。
[ 彼も知ってるかもしれない。 ……とは思いながら、
僕は手に取った破片を示して、 共に捜索中の高本悟に向けて言う。]
ここに、いないなら。 ここから、はじまってるから。 あの先にいるのかもしれない。
[ 次に示したのは、床に点々と続く赤。 部屋の外、廊下へと続いているそれを、 追うことになるだろう。と僕は思い、 手に取った破片を、掌に忍ばせた。**]
(54) 2019/06/16(Sun) 02時頃
|
|
──現在:3階男子トイレ>>61──
[ 穴があいている。と思った。 傍らで、ひどいな>>62。というのが、 しゃがんだ僕には上から降るように聞こえる。
まじまじと見たって、何も変わらないし、 赤の比率の高いまんまで、 傍らに落ちてるハートも赤くって、
……そこにあるのは人形なので、 いつも仏頂面していた君が果たして、 何を考えていたのかとか、わからないし。]
(74) 2019/06/16(Sun) 10時半頃
|
|
……死にたがりの顔、拝めた?
[ なんて、答えは返ってこないけど。 聞こえないよねえ。当然ながら。
殺されたんでしょうか。 それとも違うんでしょうか。
死にたがりの誰かを見つけて、 何と言うつもりだったのか、 どんな顔する気でいたのか、聞けばよかった。
聞けば教えてくれたと思ってるんだけど、 キモイ僕の思い違いかもしれない。
こんなときまでこんな顔でごめんね。 死ななきゃわからない>>3:269。 そう言っていたのを思い出して、つい。]
(75) 2019/06/16(Sun) 10時半頃
|
|
[ この場所は、めいっぱい赤くて、 けれど、僕らを導く血痕はまた別に続いていて、
僕は立ち上がり、足跡みたいに血の跡が向かう、 廊下の方へと向き直りながら、つぶやいた。]
……運びにいく時間、 あとで、あるかなあ。
[ あるといいな。という願望を込めて。
あのハートの形のものだって、 ぽっかりあいてしまった穴とか、 あるいは、相応しい何処か、 ……というものがあるのかもしれないし。*]
(76) 2019/06/16(Sun) 10時半頃
|
|
[ また、赤く濡れた道標を追って、]
(77) 2019/06/16(Sun) 10時半頃
|
|
──現在:4階生物室──
[ そこにたどり着くまでに、 また、奇妙なものを見た。
黒い足跡>>4:298。 それを追うように、赤。 その赤を追ってきた僕らである。
赤色は、その部屋の前を通り過ぎて、 けれど、黒色の行き着いた先、 閉じ切ったままの扉の奥に、 きっと誰かがいるんだろうなと、 僕はその扉に手を伸ばした。]
(78) 2019/06/16(Sun) 10時半頃
|
|
[ その扉を開けるべきか否か、 どちらが本人の望みかなんて、 僕には分かりようのないことだけど、
僕が死んだら、あのがらんとした、 人形ばかりが並ぶ体育館の、 隅っこでいいから、置いといてほしいし、
……そんなときがきたらの話。]
(79) 2019/06/16(Sun) 10時半頃
|
|
[ とにかく、何か引っかかりがあって、 なかなか開かない扉に僕は力を込めた。
力自慢ではないので、 高本くんなり、第三の生存者なり、 ご協力いただけると嬉しいのですが。
そうしてこじ開けた先に、 長いみつあみの人形を見て、]
……田所さんだね。
[ ──と、僕は言う。
なぜか、寒かったのかな。と僕は思い、 数秒後、それはその人形の腕が、 自身をきつく抱きしめているからだと気付く。]
(80) 2019/06/16(Sun) 10時半頃
|
|
[ 昨日、遠くなくてよかったと言いあって、 腕を振るわせていた姿を思い出して、 僕は思わず苦笑する。4階は遠いよ、田所さん。*]
(81) 2019/06/16(Sun) 10時半頃
|
[嫌だったのかな。
宇井野はなんとも言えない顔をしていた。
肯定でもなく否定でもなく、
帰って来た問いに紫苑は微笑む。]
正直、見える訳じゃないけど、
ネコちゃん、嬉しそうだったからね。
[嘘。女心すら分からない紫苑に、
ぬいぐるみの気持ちが分かるわけない。
でもまぁ、良いんじゃない?
少なくとも、紫苑はあのネコを可愛いと思った。]
良いよね、ネコちゃん。
俺も好きだよ。
[猫か犬かと言われたら犬派だけれど、
まぁ、それはさておき。]
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る