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[―――少しずつ死んでゆく世界]
は、……
[五階、と謂う、淫に塗れた世界に堕ちる絶望]
見ない、で――
[薄い衣服の下には先刻の行為の残滓]
ああああ……!!
[狂うた様な叫びを上げて、性奴隷達の視線から顔を逸らす]
メモを貼った。
メモを貼った。
―5階 朝?―
[とにかく、連れてこられた。
期待していたよりもずっと早かった招待に、もちろん驚きはある。
だけれど、先輩方がここで何をしているかについての驚きは無い。既に知っているから]
あ、イリス先輩。
良かったです、お会いできた。
[まず目に入ったイリスにそんな言葉をかける。ヨーランダの姿には、そんなものだったかと納得するが――
ピッパの姿を見かけて、瞳が僅かに見開かれた]
あの、ヨーランダ先生。
ピッパさんって、患者の方……ですよね?
[その問いを訪ねる時にはもう、イリスの奉仕は始まっているだろうか]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ―診察室― (11) 2010/03/07(Sun) 10時頃 |
でも、患者さまですよ?
……ナースなら、分かりますけど……
[いいのかな、というささやかな疑問。逆に言えばそれだけ。
イリスの奉仕を眺めていたが、その奉仕の度合いは想像を軽く超えていて。
期待と嫌悪が入り混じった瞳で、気がついたらヨーランダを見つめていた]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ あ、あぁ……。 (13) 2010/03/07(Sun) 10時頃 |
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ―ナースステーション― (14) 2010/03/07(Sun) 10時半頃 |
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[白い泡が茂みを覆うと、その冷たさにぴくりと震えた。 (16) 2010/03/07(Sun) 10時半頃 |
……イリスさん……
[過激――にしか自分には見えない――な責めを受けている彼女の様子に、思わず口元を手で覆ってしまう。
気持ち良いのか。これが。覚悟の上で、期待したうえでここに来たはずなのに。
目を逸らし、とにかく言いにくそうに]
できます、――もちろん、やります。
だけど、……怖い。
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[抱きしめられれば、その背中に腕を回ししがみ付いて。 (18) 2010/03/07(Sun) 11時頃 |
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[歯型のついた指を外されると、こくりと頷いて。 (20) 2010/03/07(Sun) 11時半頃 |
――わかりました。
[やったことなどないのだけれど。
用具を受け取れば、イリスの前にひざまづいて、そこの毛を丁寧に剃っていくだろうか。
鏡に己とイリスの姿が映れば、顔はますます赤くなるだろうか。
でも]
……イリスさん、気持ちいいのかな……
[呟く言葉は羨望の色を交える。
まずは見学から、と言ったヨーランダを妙に恨みがましく思った]
――…
[ヨーランダという名の男性医を睨む様に見た。
まるで他人の堕落を愉しむ様な口調が気に入らない。]
いやっ、離して!やぁ!
[性奴隷達に囲まれ、両手の自由を奪われる。
ヨーランダが近づいてきて。嗚呼、怖い、怖い、怖い]
変なことしないで、おねが、ッ……あああ!
[畏怖の中、肌に注射器の先端が沈んで行く。
薬だと謂われた。
拒絶する意識とは裏腹に、血管を廻っていく液体。
どくん、と身体が一つ大きく脈打った気がした。]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[寝転ぶ男の腕に頭を乗せて、雨のように降ってくる優しいキスに、うっとりと答える。 (22) 2010/03/07(Sun) 11時半頃 |
……はい、分かりました。先生。
[声を上げるイリスを見つめるのは羨望の眼差し。
かみそりを置いて、彼女の双丘を見上げる。
瞳を細めて、ぎこちなく舌を這わせ始めた。
そんな中、聞こえてくるヨーランダとゲイルの会話。
マーゴの名前が出て来れば、ぴくりと肩を震わせた]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[覆いかぶさる男の体温を感じて、ああ…と幸せな溜息をついて瞳を閉じる。 (24) 2010/03/07(Sun) 11時半頃 |
―――な
[確かにはっきり謂ってゲイルは義理深い様には、見えない。
しかしあの約束を容易に捨てられて
ショックは隠せない。]
やめ、て。
ローズマリーにだけは手を出さないで……。
―――、ッ…この外道……
[ヨーランダを睨みつける。
手の自由さえ奪われてなかったら殴る所だった。
薄い笑みを浮かべる男に憎しみの眼差しを向け
奥歯を噛み締める。]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[手を外されると、また降ってくるキス。] (26) 2010/03/07(Sun) 12時頃 |
ごめんなさい、先輩。
[イリスに向かって小さく謝るが、舌をはわせる事はやめず。
胸の先端にも唇を落として、囁く]
ですけど、先輩の……綺麗でした、から。
[だから大丈夫です、とどこかピントのずれた言葉。
行き場の無い物欲しそうな瞳が、虚ろに漂う]
く、……!
[ヨーランダに対する憎しみは強い。
彼の舌が割り入る様なら噛みきってやろうと。
厭で仕方ない口接けを受けながら憎悪を膨らませる。
しかし彼の謂う通り、先刻の注射が身体を廻っているのは事実。
子宮が疼く。それを悟られぬ様、身体を硬くした]
[男性看護師。 入院が長いから、顔くらいは知っているものの
彼に世話になったことはないから、どんな人物なのか分からない。]
友達なんかじゃ……
[それ以上の関係だと云ってしまえれば楽だけど、未だ自分はローズマリーの気持ちをちゃんと知らなくて、言葉尻は濁すように小さくなった。]
おて、いれ?
何、するの……
やっ
[ムパムピスに抱き上げられた瞬間、
人の手が身体に触れた瞬間、
びくん、と震えた。
嗚呼、触られるだけで、気持ちいい、なんて。
テーブルに運ばれれば、これから何をされるのか
不安と、そしてよくわからない感情に、瞳を揺らす。]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[打ち付けられる腰に自分の足を絡めて、もっと深く…と男の熱を身体の奥で感じられる幸せに、全身を震わせる。 (28) 2010/03/07(Sun) 12時頃 |
……せんせ……
[導かれるままに、肉の突起にぎこちなく触れる。
やがて自身の身体に求めていた指が滑りこめば、歓喜に喉を鳴らした。
そうこうしているうちに、イリスは目隠しをされてしまっただろうか。
鏡に映った自身の顔とイリスの顔に、陶酔の溜息を吐いて]
イリスさん、きれいです――
[弱そうに――それは否定はしないが 男は男だから。
やはり嫌悪感があり、抱かれている間も心地よいとは謂えなかった。]
……。
[身体がぴりぴりと痺れ始めて、
それを快楽と見做すのも時間の問題か。
テーブルで下腹部を覆う衣服を剥ぎ取られれば]
や!見ないで、汚らわしい目で見ないで!!
あ、あぁ……や、だ……
[震える声。男に見られると謂う羞恥と嫌悪。
顔を背けて、目を瞑る。
薬の所為か、既に蜜壷から溢れたそれが、陰部を伝っていた。]
は、ぁ……
[身体が熱い。
欲しい、欲しくて堪らない。
触って、ほしい。
だけど男にそれを口にすることは、理性が赦さない。]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[手のひらの上に乗せられるたまご型の玩具。 (30) 2010/03/07(Sun) 12時半頃 |
ああ、先生……
[褒められた。陶酔の色がますます深くなる。
指が引き抜かれたのなら、名残惜しそうな表情を隠す事もせず]
ください、先生。
私、もう――ほしく、て……
私も、イリスさんや、ピッパさん、みたい、に……
[僅かに残った羞恥が、開いた足を震わせる。
快楽への予感を前にした身体は、どこまでも従順で]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ 昼ごろ……。 (34) 2010/03/07(Sun) 12時半頃 |
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ―3階・ノックスの病室― (36) 2010/03/07(Sun) 12時半頃 |
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