人狼議事


231 自由帳の中で、僕たちは。

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─ 朝・寮 ─

[ 本日の天気。くもり。

完全に習慣と化した動きでカーテンを開け、そういやあの後も天気予想書きに戻るの忘れたなあと思い出す。
そして窓から放たれる冷気に寒気。閉めましょうカーテン。眩しくは無いんですがね。

スマホに表示されるのは今日も早い時間。
目が覚めてしまった俺は起き上がってぼけっと宙を見る。
良かった。冬子さんはまだ俺を殺しに来ないらしい。五体満足だ。左右の手も足も、耳もあるぞー。うおー。

もそりとした動きでガッツポーズを作ってみるも、テンションが上がることは無い。残念無念また来週。
いや来週までには冬子さんが成仏してることを祈る。 ]
 


 
[ 毛布を被った怪物クルマリモウフの姿のままベッドから下りる。床のひんやりさを感じない為に勿論スリッパも着用。

そして、ジャン。見てくださいこの圧力鍋。
昨夜サンタさん(実家)から届いたプレゼントである。
圧力鍋はすごいんだ。大体何でも作れるし美味しくなる。
半年前位からずっと欲しくて送ってくんね?とコールしてたんだがどうせすぐ飽きるとか使わないでしょとか言われ却下アンド却下。
今回クリスマスプレゼントでも誕生日プレゼントでもいいからと泣きついた結果、新品新型ぴっかぴかのものが送られて来たわけです。
あー、俺これで豚の角煮作るの夢だったんすよ……へへ。

とは言っても朝に料理に凝る暇は無いので、昨日のミルフィーユ鍋の残りを食う。これもうまい。楽だし。
飯食って身体あったまってぼけーっとテレビ見てたんだが、そういや先輩からメールの返信着てなかったなあと思う。
あの人大抵返信はやいのに。女子かなってレベルではやい。いっそ入江という存在は電子にしか存在してないのか?というはやさで即レスされることもある。 ]
 


 
[ 焼きそば作るんならいつが良いか聞かなきゃだし。
と、着替えた後に向かったのはお隣さん。 ]


 先輩ー、三笹ですケド
 起きてますー?


[ 扉どんどこどん。遠慮は無い。奴は死んだのだ。完。

この人あんまり早くは出てるイメージないし、もう既に出て行ってるとは思っていない。
だがしかし外泊の可能性はある。
外泊って言っても他の寮生んとこ泊まる程度カナーと思いますけど。

さて、出てくれますかね。* ]
 


メモを貼った。


─ 朝・寮自室 ─

[意識は大分前から覚醒していた。
重い身体を沈めたまま目も開かずに

額に当てた手は熱を伝えてきた
頬に滑らせる、同じく。
その割に布団の中でも寒気を感じる
季節と時間帯だけのせいではあるまい。

紛うことなく、風邪。
サボれると喜ぶには三年生として時期が悪く
体調もまた深刻だった。

連絡とか入れなきゃいけないかな。
テストが悪かった後に休みなんて、怒られるかな。
ぼんやりと巡らせる思考はそれ以上広がらず途切れる。
静かな部屋の中、浮かされた頭にもちゃんと届いた
それは扉越しの遠慮の無い音と聞き慣れた呼び声。]




  三笹……

[呟きは鼻に掛かって聞こえた。
まだ声に出る程は喉は傷んでいない。

手をついて起き上がり裸足が床に降りる
ドアまで向かうだけでいつもより時間が掛かり
少し待たせてしまった後、ドアノブを回す。

さっきまで明らかに寝ていたくたびれた部屋着
髪は梳かしてすらいない。
だらしがないことは今日は許してもらいたい。]




  …… どうしたのまよまよ。
  オレを起こせとか、言われた?

[そこにいたのはいつも通りのお隣さん、しかし、朝。
視線を彼の顔から手元へと下ろす
お裾分けを図々しく朝から欲していたりはしない
しかし、あれは分かりやすい用事ではある。
お願いの件をわざわざ聞きに来てくれたとは思いつかず。
常より大分抑えられた声量で問いかけた。]*


メモを貼った。


メモを貼った。


─ 朝・お隣さん ─

[ 扉の向こうでがたがた、やんわーり音がしたと思えば、ゆっくりと開くオープン・ザ・ドアー。 ]


 うわ寝起き極まってますね

 ん?てか風邪引いてます?
 めっちゃ鼻声ですケド


[ ドアの先は雪国でした、なんて展開は在り得ず、普通にDKのお部屋が広がってる訳だけど。

現れた先輩は随分着慣れた感のある部屋着に無造作が過ぎるヘアー。
顔色はいつもより幽霊みのある透け感に眠たげな瞳。
更に極めつけにはこっちが鼻かみたくなるみたいな鼻声。
見事だ。明らかに体調不良。お疲れ様です本当にありがとうございました。 ]


 

 いや、言われてないです
 焼きそばいつ作ろって
 聞きに来たんですけど

 てか寝てていいですー
 んな薄着だから風邪なるんじゃないすか


[ 先輩の装備。
頭:芸術的な寝ぐせ
体:よく着た部屋着(ふつう)
足:はだしon冷たい床
寒いぜそんなの。今の寮を舐めたら駄目だ。此処は戦場なんだ。

マジレスを加えつつずいと歩み寄れば、そのまま玄関へと押し切る。
元より踏みつぶしていた靴をぽいぽいっと脱ぎ捨てれば、先輩の背を押しベッドにどーん。
はい〜、病人は寝ててください〜。ぐっすり〜。 ]
 


 
[ お布団ふぁっさ〜。どうぞお眠り下さい。
としつつ、この人飯食ったかなと思う。

てかご飯いります?にNOと断ったことが無いように思うのがこの先輩だ。
食ってなさそう。多分食ってないだろ。めっちゃ寝起きだったしな。

しかし俺の飯おすそ分けするにしては、昨日のミルフィーユ鍋は先程食べきってしまってました。完。
ううんと悩みつつ、時計を見ては。 ]


 あ、おかゆなら作れますよ
 いります?


[ って首を傾けるのでした。
早起きはこの為だったのか。成る程。** ]
 


メモを貼った。


[ご覧の有様、じゃなくてご覧の通りです
そんな意味を込めて問いには苦笑しておいた。
体調管理の出来ていない姿を後輩に見られ
情けない限りである。]


  あー、メールのことか。
  まよまよの気が向いた時で良かったのに
  なんだかごめんな。

  いやあ、てっきり馬鹿だから引かないとおも……
                ……お、おおっ?
 
[会話の最中、距離が近づいたかと思ったら
押し切られた身体は部屋の中へ
あれよあれよという内にベッドに逆戻り
ご丁寧に布団まで掛けられた
なんという手際の良さだろうか何も出来なかった。]


[朝っぱらから大胆ね、とか
普段ならほざいていたかもしれないが
口から出たのは戯言ではなく咳だった
病人は大人しく布団の中から斑頭を見上げるばかり。]


  
  ……いいの?時間、大丈夫?

[質問に質問を返したのは遠慮と少しの驚きで。
さっきもお大事に、でドアを閉めても良かった筈
あまり人と関わりたがる印象が無かったのだけれど
……意外と世話焼きなのだろうか?
そもそも自炊の時点で自分よりずっとしっかりしているか。]



 
  じゃあ、お願いします。
  あっ、あったら梅干しが乗ってたら嬉しいな〜?

[どっちが先輩なのか分かったものじゃないけれど
弱っている時に優しくされて嬉しくないわけもなく。
口許を緩め一言、お言葉に甘えることにした。
付け足しが図々しいのはオレなので仕方ない。

いい奴だなあこいつ。そう改めて思う
もっと皆そのことを知ればいいのに。
今度何かお返しを考えなきゃならないな。

それは治った後、今は大人しく寝ていよう
眠らないまま、目だけを閉じる。]*


メモを貼った。


─ それから ─

  色々ありがとうな。
  まよまよってあんまりそんな感じ見せないけどさ
  実はすっごいいい奴だよね。

[そんな風に礼を口にしたのは
作ってくれたのなら食事の後か
そうならなければもっと早い時間。
まだまだ熱は下がっていないけれど
ドアを開いた時よりは落ち着いていただろう。]




  いつもオレがしてもらってばかりだけどさー
  何か奢ってほしいものとか、ある?
  思いつくものがあるなら食べ物じゃなくてもいいけど。

[そして、考えていたことを当人に聞いてみたが
急な提案への反応はどうだっただろう?
高校三年生に実現不可能なものなら突っ込むが
できる限りは叶えてあげたい気持ちがある。
なんて、いきなりで困ったかもしれないが。]


  もうそろそろ、行く?
  出席いい加減ヤバイんでしょ。

[時計を確認した後に知ってるよ、と付け足す
何気ない言い方なのは成績自体はそう問題ではないから。
そっちはむしろ自分のほうが大変です。]


[まあオレは問題児かつ後輩に看病してもらうような先輩
三笹の答えがどうであれそれ以上は何も言わない。
こいつにしても古雅にしても
進級出来るのならそれでいいかなと思っている。
三年生の教室に通う二人を見ることはないけれど。]


  お前の料理を食べれるのもあと数ヶ月かぁ……

[そう。二年生の進級は自分の卒業
ついつい思ったことが口に出た。
食べさせてもらっている立場の癖にな呟きかもしらないが

あれですよ、寂しいってやつですよ。]*


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