人狼議事


204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う

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【人】 すくみず アオイ

ー23日・夕刻ー

[松本に買ってもらったテレイドスコープ>>2:240は、ストラップや鎖を付け足して、携帯につけたり身につけたり出来るらしい。
だが、それは後で考えようと、テレイドスコープ本体のみをお願いする。
松本が楽しそうにしているとこちらも嬉しい。
だが、既に松本はパーティ用のプレゼントを買っていると聞けば目を見開いた。]

ええっ?!
それじゃ、私だけが選んでるんじゃ無いですか?!
ご、ごめんなさい、一緒に色々アイデアを出し合えるかなって思って……。

[もう、相手はプレゼントを決めていたのだ。
それなら完全に自分の用事に付き合わせてしまったのだと気付いて、少しだけテンションが落ちる。
それでも、せっかく来たのだからと、プレゼントのオマケにもなるだろう小さな万華鏡のストラップを1つ購入した。
ぺこりと松本に頭を下げる。]

(7) 雪音 2016/12/20(Tue) 11時半頃

【人】 すくみず アオイ

なんか、松本センパイすいません……。
でも、楽しかったです。
あ、でも、これは明日にしましょうね?
明日がクリスマスイブなんですから!

[お店から出て、商店街を歩きながら笑みを向けた。
雑踏に踏み込めば、流石にクリスマスイブ前日だからだろう、明日の準備のためにかなりの人混みで。]

わ、……あ、すいません……!

[人にぶつかり、頭を下げて謝罪して。
松本の上着の裾を掴んで、離れないようにして歩き始めていた。
送ってくれると言う彼には少し迷ったけれど。]

(8) 雪音 2016/12/20(Tue) 11時半頃

【人】 すくみず アオイ

……それじゃあ、手芸屋さんに寄らせてくださいな。
頑張って、一晩で編みますから!
それから駅まで、お願いします。

[彼の上着を掴んだ手は、その後どうなったか。
手芸屋に寄れば、手触りの良い毛糸を色合いなども吟味していくつか買う。
家にあるものを使えば安上がりだが、折角だから確りしたものを選ぼう。
満足いくものを買えたなら、やはり彼の言葉に甘えることにして、*駅まで送ってもらうのだ。]*

(9) 雪音 2016/12/20(Tue) 11時半頃

【人】 すくみず アオイ

ー24日・朝ー

[昨晩はプレゼント用のお菓子を焼きながら、その横では編み物をしていた。
昨日の時点で用意していたのだが、もう少し、と欲が出たのは自分で選んで買わせて貰ったのが思いの外嬉しかったからである。
作成中、空や陸、それに両親までも「誰の?」と聞いて来たが、プレゼント交換の、と答えていた。
父親がホッと安堵していたのは知らぬフリ。
そして翌朝、朝食の後にドンドン料理を作っていく。
手羽元を形成して味付けして揚げて、チューリップの出来上がり。
それにニンジンを星型に抜いたポテトサラダ。
冷凍のフライドポテトも油で揚げて、折角なので卵とハムのサンドイッチも作ってしまおう。
お菓子はあえて持っていかない。交換用のプレゼントと被るから。]

(10) 雪音 2016/12/20(Tue) 11時半頃

【人】 すくみず アオイ

こらーーー!
パーティ用だから食べないでっ!!
てゆーか食べるなーーー!!!

[そんな風に頑張る横で手を伸ばしつまみ食いする不届き者を一括。
そうしてもヘラヘラ笑って効果がないのを見て、家事担当の海の目が据わる。]

ベッドのした。
勉強机のした。
バレないと思ったら大間違いなんだからね?

[ブフッ、と吹き出す同い年の兄と弟。
真っ赤になりつつ抗議しようとしてくるが。]

……女子中学生はマズイでしょ、空。
人妻も頂けないよ、陸。
私は二人に健全な恋愛してて欲しいの……。

[断末魔の悲鳴が、蒼井家のリビングに響き渡った。
そもそも、なぜ恋人がいるのにそう言うのを捨てないのか、甚だ疑問な蒼井海である。]*

(11) 雪音 2016/12/20(Tue) 11時半頃

【人】 すくみず アオイ

[さて、料理の類>>10は重箱に詰めた。
クリスマスパーティは何時からだったか。
早めに持って行って、飾り付けの手伝いがあればそれをしても良いだろうと大学に向かう。
途中誰かに会わなければ、そのままサークル室に*向かうだろう。]*

(12) 雪音 2016/12/20(Tue) 12時頃

【人】 すくみず アオイ

ー本当はー

[本当は、分かっている。
自分が臆病な卑怯者って知っている。
過去の嫌な記憶は過去のもので、今はまた違うはず。
そう思ってもどうしたって、勇気が出ないのだ。
遠くから眺めるだけで、満足。
少し言葉を交わせたらそれだけで気分は上向きで。

でも。
………だから。

そんな怖い思いと向き合えて、想いを言葉や形にして、結ばれた恋人たちを自分は尊敬しているんだ。

羨ましい。
だけど、それは、その思いが壊れてしまうかもしれない恐ろしさを乗り越えた証だって、知っているから。]

(28) 雪音 2016/12/20(Tue) 23時半頃

【人】 すくみず アオイ

[言葉にしないで好きになってもらおうだなんて。
態度に示さずに気づいて欲しいだなんて。
そんな事、あり得ないって知っているのに、だって、怖いんだ。
あなたの隣にいる自分を、上手く想像することが出来ない。

そんな、子供じみた自分を。
好きになってもらえる筈が、無いから。

きっと私は道化のように笑う。
そんな私は、あなたの事、まだなあんにも、知らない。]*

(29) 雪音 2016/12/20(Tue) 23時半頃

【人】 すくみず アオイ

ークリスマスパーティ?ー

[朝から作った料理を詰めて、交換用のプレゼントも松本へのプチプレゼントも持っていた。
だから、かなり荷物は重くなっていたが、きっと総重量は五歳児よりは軽い筈。
五歳児の平均体重は何キロだったか、親戚の子にオンブを強請られた時よりは、と。
寒空の下フウフウ言いながら運ぶことになる。
少しだけ、虐めたりせずに兄弟の協力を得ればよかったと思ったが、非リアのパーティに彼らを呼ぶのは、ちょっと。

何とか荷物をサークル室に持ち込んだときは、何番目に来れたのだろう。
料理を並べて、交換用のプレゼントは指示された通りに。
後で交換するから、と言われたなら持っているし、どこかにまとめておけと言われればそうしただろう。

どんな風にパーティが始まって、どんな風に賑やかになっていくのか。
そんな中、樹村はどうしていただろう。
チラ、と視線で追う姿を、誰かに見咎められて居なければ良いのだが。]

(30) 雪音 2016/12/21(Wed) 00時半頃

【人】 すくみず アオイ

[そして松本の姿を認めたなら、少し辺りが落ち着いた頃。
若しかしたら帰り際になってしまうかも知れないが、こっそりラインで呼び出すのだ。

『プチプレゼント、渡して良いですか?』

矢張り、皆の前で交換するのは、少しだけ気が引けた。
だって、他の皆の分を用意していないのだから。
松本は皆にそれぞれ用意しているかも知れないが(何せ、皆から欲しいと言っていたから。)
交換用のプレゼント以外は、結局彼にだけだ。]

(31) 雪音 2016/12/21(Wed) 00時半頃

【人】 すくみず アオイ

メリークリスマス、松本センパイ!

[手渡したのは、中身がふかふかとした紙袋。
中には深緑色のマフラーとシンプルなハンドウォーマー、筒状で親指の穴と他4本の指の穴が開いただけの手袋だ。
最初は後者だけだったが、昨日買い足した毛糸で急遽追加したのである。]

これできっと、寒く無いですよ!

[あとは、ハンドウォーマーのサイズが丁度良いか。
そればかりが*気がかりだ。]*

(32) 雪音 2016/12/21(Wed) 00時半頃

【人】 すくみず アオイ

[新本が見慣れぬワンピースを着て、ヘアセットもして入室した時。
その艶やかさに目を輝かせて、素敵ですね、と声をかけたことだろう。
髪の毛も普段と違って素敵な装い。
それを見て、ああそうだ今日はパーティなのだと我に帰る思いでもあった。
小椋もまた、サンタの格好で現れている。
自分はといえば、普段と同じ装いだ。

(せめて、油臭さは取るため、調理後に軽くシャワーを浴びた。だから、辛うじて石鹸の香りではあった、筈。)

そうだ、好きな人がここに着ていると言うのに。
自分は、その為の装いひとつしなかったのだと。
せめてお化粧の1つでもすれば良かっただろうか。した事も、無いのに。
プレゼントの事ばかり考えて、悩んで、肝心の自分は。]

(52) 雪音 2016/12/21(Wed) 16時頃

【人】 すくみず アオイ

(新本センパイ、本当に素敵だな……)
(小椋センパイも、クリスマスの盛り上げ役、ちゃんとできて気遣いさんだな……)

[それに比べて自分は、と。
少し凹んで、言葉少なになる姿がある。
せめて、少しでも、お洒落してくれば良かったなあと。

一人勝手にしょげて
でもやはり綺麗だと
それでもパーティを盛り下げまいと

手持ち無沙汰に、手近の飲み物に口をつける姿が*あった。]*

(53) 雪音 2016/12/21(Wed) 16時頃

【人】 すくみず アオイ

ーパーティの後ー

[パーティの後に松本を呼び出して>>54
待ち合わせしたのは大学からほど近い公園だ。
もう辺りは暗くなり、公園の中には人気も少ない。
彼の顔を見ることができたなら、ホッと安堵したように顔を綻ばせることとなる。]

松本センパイ!

[彼に小走りで近づいて、互いにプレゼントを交換する。
もし、自分が彼が他の人にもあげていたプレゼントがどんなものか、全員分知る事が出来ていたなら何かに気づけたのかもしれない。
それでも、今はまだ気づかないまま。
彼の葛藤にも>>-108何もかも。]

(65) 雪音 2016/12/21(Wed) 20時半頃

【人】 すくみず アオイ

ふふ、急ぎだけど頑張りました!
先輩の髪の毛の色なら、その色が似合うんじゃないかなって。
優しい先輩に、森の緑色です。

[気に入ってくれたようなら嬉しいと、何もかもに気づかないまま。
そのまま、終わるのかと思っていた。
断りを入れて自分も彼から受け取ったプレゼントを開けて、目をまん丸にする。
キラキラ、街灯に照らされて光を返す月と星。>>56
わあ、と思わず感嘆の声が漏れた。]

わあ、良いんですかこんなに素敵なの!
有難う御坐います、大切にしますね。
テレイドスコープもペンダントも!

[早速マフラーを外して、ペンダントを身に付ける。
そんな仕草をしていたから、彼の表情の仔細な変化には気付けないでいた。
笑みを深めて、付けてみて。]

(66) 雪音 2016/12/21(Wed) 20時半頃

【人】 すくみず アオイ

えへ、どうですか?

……………、え?

[ただその問いは。
彼の問いかけに半端に終わる。>>57]

(67) 雪音 2016/12/21(Wed) 20時半頃

【人】 すくみず アオイ

あっ、えっ、その……!
その、だって松本センパイとは約束しましたけど、その人とは……。
って!なんで知って……?!
え、でも、センパイも好きな人が……??

[顔を真っ赤にしながらじりと後退りしてしまった。
頭の中は軽くパニック。
どうして知られてしまったのか、自分はそんなにわかりやすいのか。
相手も誰か好きな人がいるなら、自分のところに呼び出すなんてとんでもない。
ただ。
ジワリと溢れてきた熱いものは、目の淵に溢れそうなほどに溜まってしまって、相手の目を見る事が、出来なかった。]

…………ちゃんと、かは、分かんないです。
だって私、あの人の事、何にも知らないです。
だってちゃんと話せたの、一昨日がはじめて、だもん…………。

[お裁縫が得意そう。キラキラなお菓子なら嬉しいらしい。
そんな話が出来たのだって、その時がはじめて。
彼に当たったら良いなと思ったプレゼント交換。
結局は、他の人に当たることとなった。]

(68) 雪音 2016/12/21(Wed) 20時半頃

【人】 すくみず アオイ

勝手に遠くから見て、それだけで。
本当はどんな人なのか、何も知らないです。
でも、私はそれが精一杯で。
遠くから眺めてるだけで、幸せ、だから。

…………ダメ、ですか?

[涙はこぼれ落ちる前にごしごしと拭いた。
ぐす、と鼻を鳴らしてかけるのは小さな問い。
何か出来る気はしないのだ。
だって、いままでだって、きっと。]

(69) 雪音 2016/12/21(Wed) 20時半頃

【人】 すくみず アオイ

ー新本センパイからのプレゼントー

ありがとうございます、新本センパイ!
ふふ、センパイが選んだものですから、気に入らないって事ないと思いますよ?

[自分なんかは、聞かれればあっさりとプレゼントの中身を伝えていたものだから、周りの皆が殆どきっと知っていたのだろう。>>96
誉められればもちろん嬉しくて浮かんだのは照れ笑い。
中身を確認しようと許可を得ようとして。
伸びてきた指先が自分の頬をむにむに、摘む。>>96
目を丸くして瞬いて、アハ、と軽く笑い声が漏れる。]

(111) 雪音 2016/12/22(Thu) 00時半頃

【人】 すくみず アオイ

喜んで貰えるなら嬉しいです!
また今度作りますね、ステンドグラスクッキーも。
でも、お嫁さん………。
お嫁さんになるには、お婿さんがいないと、ですね。

[ハハ、と困ったような笑い声。
仕方がない、非リアの集まりなのだから、今日は。
でも、他のメンツもそうだが目の前のセンパイのように素敵な人、きっと誰も放っておかない。
特に今は一等星よりもきらめいて。
だからほら、あの人だって。>>89
きっとそんな風に、良いな、羨ましいって気持ちがまた出そうになったんだろう。
本当に困ったような顔になってしまったから、センパイは自分の頬を少し指であげて、笑顔が好きだと言ってくれた。>>98]

(112) 雪音 2016/12/22(Thu) 00時半頃

【人】 すくみず アオイ

[数秒、答えに困ってしまった。
だって、ズルイって言葉は嫌いなのに、ずるいなあって思ってしまったから。
好きだと言ってくれる人を嫌いにはなれない。最初からそのつもりも無い。
だけど、あの人の視線を奪ってしまうだけの魅力が自分にはあると思えなくて、少なくとも今この機会にお洒落する事を忘れてしまったのは自分自身で、そう、自分自身の所為なのに。

チクリ、胸を針で刺すような痛みに、自分は道化の立場を思い出す。]

私も先輩の笑顔、好きですよ。
もう、みんなセンパイの笑顔大好きですよー!
だからきっと、センパイは来年はこのパーティ、あったとしても居ないかもですね?

[きっと、非リア卒業してるんだ。と。]

(113) 雪音 2016/12/22(Thu) 00時半頃

【人】 すくみず アオイ

ここにいるみんなが、来年はこのパーティやらないか、倍の人数でパーティできますように!

[はしゃいだフリして、皆がリア獣になってパーティができるように紙コップを掲げて乾杯のフリ。
斎藤センパイは、その場にいないで卒業が望ましいけれど!
もし、その後に叶うのなら中身を開けて、
「オルゴール!綺麗……!」
と、本当に嬉しくて笑って見せるだろう。]

(114) 雪音 2016/12/22(Thu) 00時半頃

【人】 すくみず アオイ

……松本センパイ、意地悪、ですね。

[彼のまなざしは真剣だった。>>106
だからほんの少しだけ、ぽつりと漏らした本音。
センパイ、それは意地悪だ。
だって本当は、そんなはずないと思っているから。
見守るだけの星で終わるなら、流れて少しでも近くに、そんな思いが燻っている。

燻っているの、だけど。]

でも、私じゃないみたいなんです。
あの人の一番星。
だから、六等星の星はそっと、気づかれないうちに去ろうかなって。
………応援、したくなるじゃ、ないですか。
あの人と、あの人にとっての一番星が、って。

(115) 雪音 2016/12/22(Thu) 02時頃

【人】 すくみず アオイ

[あんな風に見ほれているところ>>89
気づいてしまって、でも勝てる気もしない。
だって相手は素敵で大好きなセンパイだったから。
彼が、その想いに一区切りをつけている事までは気付けずに。>>90
勝ってやろう、競ってみせようとは思えなかった。
だって新本センパイ、素敵だったから。
もしそれが彼の、終わりを迎える想いだったと知ったとしても。
だからとつけ込むようなことは出来ないし、矢張りセンパイに勝てる気はしないのだ。

何よりも
何よりも
「何で俺?」と言われたら、言葉にできなくて泣いてしまいそうだからだけど。
それ程に片思いの人とは、距離は遠い。
若しかしたら六等星の光よりも、もっと。]

(116) 雪音 2016/12/22(Thu) 02時頃

【人】 すくみず アオイ

心配してくれて、有難う御坐います。でも、センパイだから大丈夫だって思ったから。
センパイ、紳士だもん。いつも私を心配してくれて。
あぁ、でも………。

[首に下げた貰ったばかりのペンダント。
そこにさげられた月と星をぎゅっと握りしめて、瞳からポタリと雫が落ちた。]

ほんと、イジワル。

[涙声はそれでも笑い混じり。
何とか笑おうとして。
それでも、笑えずに雫がこぼれ落ちるばかり。]

こっそり、終わらせるつもり、だったのに。

[あの視線の先に、私はいないのに。]

ほんと、……………っ。

[それをわざわざ、暴かなくても。]

(117) 雪音 2016/12/22(Thu) 02時頃

【人】 すくみず アオイ

[ボロボロ涙は溢れて、見られたくなくてくるりと背を向けた。
顔はまっかになるし、情けなく泣いてしまうし、本当に、もう。
取り出したハンカチで涙を拭いて、顔にそれを押し当てたまま深呼吸。

本当に恋破れたわけではないけれど
そう確信した訳でもないけれど
言うなれば女の直感なのだろうか
彼が彼女を好きなんだろうなと

言葉にして仕舞えば曖昧では済まなくなるそれ
改めて言葉に乗せれば思うよりもショックで

目の前の彼の気持ちを汲むことができないほど
*自分の涙で精一杯になってしまうのだ。]*

(118) 雪音 2016/12/22(Thu) 02時頃

【人】 すくみず アオイ

[泣いちゃダメだ。>>123
その言葉がなくても、突然泣かれるなんて迷惑に決まっている。
だから背中を向けて、みっともない泣き顔を見せないようにした。
嗚咽混じりになりそうになりながらも深呼吸して、気持ちを落ち着かせようとした。
だって、そんな泣かれたって困ってしまうだろう。
だから、確かにそのキッカケを作ったのは松本だったけれど、これ以上迷惑はかけられないと必死に涙を止めようとしていた。
目元も鼻も頬も赤い。
もっと言えば涙で目も赤くて。
泣き止んでくれと言われて、何回も頷きながらまた涙を拭いていた。だけど。]

(125) 雪音 2016/12/22(Thu) 13時半頃

【人】 すくみず アオイ

………………えっ。

[語られた言葉に涙が止まった。>>-154
驚きのあまり言葉も消えた。
急いでごしごしと涙を拭いて、ハンカチで口元を隠したまま彼を振り返る。

今、自分の後ろにいたのはだあれ?
後ろにいるその人は、今

……なに、言ってた、かな?]

……………えっ、あっ、そのっ。
……ま、松本センパイ……。

(126) 雪音 2016/12/22(Thu) 13時半頃

【人】 すくみず アオイ

[冗談を言っている風には見えなかった。
だから困ってしまった。と、言うより、混乱してしまっていた。
恥ずかしさから、ただ泣いていた時よりも頬が赤く染まる。
相手の目を見ることができなくて、その視線は相手の手元に落ちた。

彼の事は、空のセンパイ、優しいセンパイと思っていた。
そもそも、自分が誰かにそんな風に想われる事を想像してはいなかった。
誰かに想われたらどんな気持ちだろう。
そんな風に夢想した事はあるけれど、現実の自分は勇気のない卑怯者だから。
だから、その夢想は夢物語のまま幕を閉じるのだ。なのに。]

松本センパイは、優しいですよ。
それに、紳士だと思います。
だって、優しくも紳士でも無ければ、それこそ、センパイが言うようにガバッ、て何も忠告しないで、されちゃったかも……。

[それを肯定してどうしよう?
でも、本当にそう思っているのだから、そのまま震える声で肯定した。
ああ、頬が熱い。ただそれは、思いがけない言葉を投げかけられたからだ。
自分の気持ちがぐちゃぐちゃとして、自分がどうしたいのか分からなくなってしまう。
だから。]

(127) 雪音 2016/12/22(Thu) 13時半頃

【人】 すくみず アオイ

………でも、少し、待ってください。
私、センパイといて楽しいです。
楽しいから、プチプレゼント交換もOKしたし、一緒のお買い物も。
けど、まさかそんな風に言ってくれるなんて、思ってなくて。

[だけど、ひっそりと終わらせようとした恋が目の前にあるから。
そのまま言葉を受け入れ甘えてしまうのは、涙の海に沈まない為に彼を利用しているようで。]

驚いて、嬉しいけど。
今、気持ちがくちゃくちゃで、自分でも良く分かんないです。
だから、もう少し、時間ください。

(128) 雪音 2016/12/22(Thu) 13時半頃

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