人狼議事


35 星降る海岸に纏わるエトセトラ

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メモを貼った。



 外人さんでは、ないけれど
 外から来たというのは、間違いないよ

[かりんとうがあったので、取り出してみた
ぽいっと、口にくわえてみる]

 私の言う事の意味は、きっとわからなくていいの
 わからない方が正しいし、わからない方が普通なの

 それでもわかりたい、知りたい、と思う
 そういう人だけが、秘密に触れて
 その秘密の重さに、押し潰されてしまうの

 私は、酷い子で、思慮も足りないから
 知りたいと言う人には、答えを与えてしまう
 その答えが、苦しみを増やすと知っているのにね



 だから、知りたいのなら
 私に聞けば、答えを教えてあげるよ

 志乃せんせーに、この村の人達に起こっている
 悲しい秘密、教えてあげる

[入口の方で、音がする
狩りに行った人達が、帰って来たのだろうか]

 ごめんね、私は、きっと酷い事をしているの

 だから、考えてみて
 本当に知りたいのか、忘れたままでいたいのか

[そう言って、入口の方に歩いていった
猪鍋、作らなくっちゃ]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[どうやら、狩りが終わったようで
取ってきたぞと、猪を差し出された
いや、そんな物差し出されても、困るんだ]

 …――――

 食べやすいように、捌いて?

[じぃーっと見て、お願いした
だって、獣の捌き方なんて知らないし
知っていたとしても、可哀想じゃないか
猟師さんが、捌いてくれるらしいから
私は、扇子を二本取り出して]

 が ん ばれ  が ん ばれ

[ぱたぱた、扇子を振って応援した]


[捌いてくれた猟師さんに、むぎゅーってして
後は、鍋にするだけだと、お肉をもらった
んーと、猪鍋、どうやって作るんだっけ]

 …――――

[仁右衛門せんせが、うひょひょーい、と働いている
何をしているのか良くわからないので、袖を引いた]

 猪鍋、作りたいの

[うひょ? とこっちを振り向く仁右衛門せんせ]

 猪鍋、作り方、わからないの

[じぃー…―――― と見つめ合う二人
最終的に、根負けした仁右衛門せんせーは
作ってやるヨ、と台所に行った]

 わーい、ありがと


[私は、てくてく、後をついて行って
猪鍋が出来る様子を、じっと見ながら
やる事がないので、扇子を取り出して]

 し し なべ し し なべ

 う ひょ ひょい う ひょ ひょい

[応援する事にした
いつも言う、うひょひょいって、どう言う意味だろう]


メモを貼った。


――鳩渓堂――

[渡された、見かけだけは立派な立文を、不安そうに見下ろして。]

でも、中身は勝っちゃんの字でしょ?
大丈夫かな……。

[大丈夫なはずがない。
長その人に確認されれば、すぐにばれるに違いないのに。
なぜか自信ありげな勝丸をじっと見て。
ふと微笑む。]

うん。
やってみるね。
ありがと。

要るもの、見つかるといいね。

[それ以上のことは言わずに、書斎を抜け出した。]


仁右衛門を三三七拍子のリズムで応援中


――寄合場――

[そこにいた大人に渡した書状は、何の疑問も持たれずに受け入れられたようで。
そのまま中に入ることを許された。]

朝ちゃん、いるかな……。
あっ。

[仁右衛門の横にいた朝顔に駆け寄った。]


朝顔を抱きしめた。


メモを貼った。



 し し なべ  し し なべ
 し し な べ う ひょ ひょい

[扇子でぱたぱた、応援中
正直邪魔であろうが、文句は言われないのでいいかと思う]

 皆で食べるんだから、いっぱいね
 いっぱい、作ってね

[応援するだけなのだから、案外楽なものなのだ]


ぽふっと言う音と一緒に、何かが抱きつく感覚を感じた



 ん…――――?

 あ、夕ちゃんだ

[抱きついてきた、私と同じ大きさの女の子
私の、一番大好きな家族
もう、会えないかもしれないと、想っていたのに]

 夕ちゃん、会いたかったよ…――――?

[ぎゅぅ、っと抱き返した
たった一日、いや、半日かな
顔を合せなかっただけなのに
こんなにも、寂しいものなのかと思ったんだ]


―寄合所―

ああ!?櫓がまだできてねえだあ?
今頃んなって何言ってんだ、祭りまでもう時間がねえだろうが。

[周囲の男衆に、呆れた調子で詰め寄る船大工]

はー……それで俺が呼ばれたってわけかい。
ああ、もう、ごちゃごちゃ言ってねえで手え動かせ。
とっとと仕上げるぞ。

[たすき掛けをしながら歩き出しかけるが、一度足を止める]

あーっと、いっぺん家に戻らしちゃくれねえか。
道具持ってきたいんだが。

何、ここに一通り揃ってる?時間がもったいねえ?
仕方ねえな……おら、取りかかるぞ!

[数人を連れて、櫓へ向かって行った]


ったく、しょうがねえなあ、あいつら。

[しばらくして、汗を拭き拭き戻ってくると、鼻をうごめかせ]

ん。
何だ、いい匂いすんな。肉?鍋か?

[匂いに誘われて歩いて行き、目を見開き、立ち止まり、瞼をこすった]

……何やってんだ、仁右衛門。
おめえが、料理?
ん?頼まれたから仕方ねえって?

[仁右衛門が示す方を見れば、仲睦まじげな双子の姿]

あれ……役員に選ばれたのは、朝顔だけかと思ってたが。
夕顔も、来ることになったんだな。
よかった……のかねえ?


おう、朝顔。
甚六に菓子をことづけたんだが、ん、そうか。届いたんなら、よかった。
なあに、スイカの礼だ。
夕顔も、一緒に食ってくれな。


で……と。
源蔵先生が来てる筈なんだが、見かけたかい。

……横んなってる?
やっぱ無理だよなあ、からくり作りで忙しかったのに、役員まで。
ちょっと様子見てくらあ。どこにいる?

[源蔵の居場所を尋ねると、そちらに向かった**]


メモを貼った。


[遠くから、鍋の煮えるいい匂いが漂ってくる。
賑やかな声を遠く感じながら、布団に横になったまま、目を閉じて思い巡らす]

……行くな、と。ここに居てほしい、と。

[素直に言えばいいと、朝顔の言った言葉を思い出す

言えない。僕は怖い。
僕の勝手を、ぺーたに背負わすのが。


[あの英吉利語で書かれた手記は、未来からきた祖母が書き残したものだった。

祖母は、かつてこの村に降り立った未来人だった。技術者であった若き日の祖母は、この時代の文化や、物の少ない中での創意工夫に満ちた生活を学んだ。人の温かさに触れ、ひとりの青年と恋をした。

そして、祭の夜。掟に従い、星降る海岸から、元の時代へと帰ろうとして。その場に駆けつけた青年に、引き留められた]

行くな、と。自分とともに、居てほしいと。

[青年は「記憶を手繰れる人」であった。記憶操作を自力で外し、祖母の秘密に勘付いて。祖母を抱きしめて離さずに、必死になって訴えた。祖母は青年を振り払うことができずに。結局この時代に、留まってしまった]


―寄合所の一室―

[薄暗い部屋の中に、人の形に膨らんだ布団]

……先生、具合どうだい。

[眠っているのかと、部屋の入り口から控えめに呼びかける]


[呼ぶ声が聞こえて、布団から顔だけ出して振り返る]

……団十郎。君まで呼ばれてしまったのか。

[そう言ってかすかに笑って、こいこいと手招きする]

なに、ちょっとした貧血だ。もうだいぶ良い。
倒れるのは久しぶりなもんで、少々びっくりしたがな。


ああ、起きてたのか。

[手招きされれば、畳の上を膝で這うように近づいた]

ああ、櫓が間に合わねえってんで、呼ばれてよ。
ったく、困ったもんだ。

[苦笑しつつ、掛け布団を整えてやり]

……久しぶり、か。そうだな。
一平太が来てから、貧血だの悪酔いだのも、ほとんど無くなって……。

[ほっと、小さく息をつく]

……なあ。
先生は、どこまで知ってんだ?


そうか。大工仕事にかけて、村で団十郎にかなうものはおらんからな。

[彼が「普通に呼ばれた」側であることに、少しホッとしつつ。
いつになく神妙な様子の団十郎が、小さく問いかけた言葉。眼鏡のない目をまたたいて、じっと見詰める]

そうか。やっぱり気付いてしまったか。
……知ってるよ、たぶんだいたいのことは。僕は未来人でもなければ、記憶の操作に抗える人間でもないけれど。

僕の祖母はね、未来人だったんだ。
彼女の書き残した手記で、僕は、もうずっと前から、この村の伝承の正体を知っていた。


[祖母が村に留まった後。
二人は夫婦となり、他の未来人の目を避けるように、都へ移った。二人はつましくも、幸せな生活を送っていた。けれど、

可愛いひとり娘が生まれて、二人の中に迷いが生じた。
いるべき時代の違う二人の間に生まれた娘。時の流れの中で、異分子に他ならぬ存在。二人は次第に恐ろしくなった。特に気に病んだのは祖父であった。「自分がわがままを押し付けたせいで、大切な人を、大変なことに巻き込んだのではないか」と。
日に日にやつれゆく祖父を見かね、祖母はこう言った。「一度未来へ戻って、なんとかする方法を探してくる」と]

……、

[手記はそこで終わっている。この時代に残っているのだから当然ではあるが。祖母は、それから静かに村へと戻り、星降る海岸から未来へと帰って行ったらしい。

そして、この時代へは戻ってこなかった]


大工は大工でも、俺あ船大工なんだがねえ。

[と言いつつも、腕を褒められればまんざらでもなさそうに頭を掻く]

……やっぱり、なあ。
源蔵先生が何にも知らねえわきゃあ、ねえと思って……

[源蔵が素性を打ち明けるのを聞けば、息をのみ]

え。


先生はその、未来人の孫……ってこたあ、その。
何も、帰らなくってもいいんじゃねえか。こっちで子供作ったんだか、子供を連れてきたんだか知らねえが、その子供のまた子供がいるってこたあ、あれだろ。残ったんだろ。

そうだよ、坊ちゃんだって、帰ることを諦めたって、そう言ってたんだ。
ここへ残ったって、いいんじゃねえかよ。

[身を乗り出して、言いつのった]


ええい、こうしちゃいられねえ。
先生、何とかしてここ抜け出して、家え帰ろうぜ。
一平太によ、こっちへ残れって、なあ、残れるんだって、言わねえと。

[源蔵の布団を引きはがさんばかりの勢い]


[身を乗り出した団十郎の手を掴み、微かに、首を横に振る]

あぁ、祖母はこの時代に残った。祖父に引きとめられ、家庭を設けた。……けれど、結局祖母は、夫と娘を、僕の祖父と母を残して未来へ戻った。

[腕を掴む手は力なく、けれど震えながらも、しっかりと離さずに]

生涯を過ごすということは、もう本人だけの問題じゃない。
生まれるはずのない命。時代の中の異分子。大きな過ちを祖母に犯させたのではないかと、祖父は呵責に耐えきれなかった。
祖母は、解決法を探しに帰った。そしてそのまま、戻ってこなかった。

……戻ってこなかったんだ。
あんなに、「大好き」「愛してる」と、書き残していった人が。


先生、なあ……!

[源蔵を引き起こそうとした手は、逆に、そっと掴まれて]

……未来へ……戻っ、た?

[本来なら、すぐにでも振り払えるはずの、学者の細腕。
さして力を籠めているわけでもない、震えるその手が、船大工の無骨な手を、しっかりと留めている]

何で……何でだよ。
俺あ神楽の坊ちゃんから話を聞いたとき、帰らねえと酷いことになるんだって思い込んで、でも、別に先生のばあさんは、無理矢理連れて帰られたわけでも、なんでもねえのに、

……残りてえって……こっちでできた家族と一緒にいてえって、願ったはずなのに……?

[両肩が、がくりと落ちる。掴まれた手はいつの間にか、同じように震えている]


ごめん……、ごめん、団十郎。

[震える彼の手を両手で包むようにして、泣きそうな顔で紡ぐ声]

僕も、どうしたらいいかわからないんだ。
未来に帰った祖母に何があったのか、僕にはわからない。僕が懼れていたようなことは何もなくて、ただ仕方のない理由で戻れなかったのかもしれない。
けど、考えれば考えるほど恐ろしくて、僕は今までの祭を何もせずに見送ってきた。


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