人狼議事


212 冷たい校舎村(突)

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【人】 ろくでなし リー

―  回想:分からない話  ―


[この頃の俺は、周りのみんなと違って
自分が“変”だって気付き始めていた。
中学生の時の話だ。

悲しいとか、腹立たしいとか、怖いとか。
そういった感情が、俺には分からない、みたいで。

だから、あの日。放課後の帰りがけ。
上級生に絡まれているクラスメイトを見つけた時。
間に入ったのは、ちゃちな正義感とかじゃなくて、
ただ、知りたかっただけなんだ。

そのクラスメイトは怯えていたように見えたから、
俺にも分かるんじゃないかって。

―――― 怖いって、何なのか]
 

(0) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー


[結果だけ言えば、結局、分からなかった。

俺は殴られもしたし、蹴られもしたし、
血を流しもしたけど、やっぱり何も感じなかった。

悲しいとか、腹立たしいとか、怖いとか。
ただ、痛いだけで。


―――― でも、本当に俺が変なのか?


俺は、知りたかった。
だから、手近にあった石を掴んで、
上級生の一人目掛けて、振り被った]
 

(1) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

[痛いのか、叫んでいる上級生を俺はじっと見ていた。
期待するように、じっと。

でも、俺の期待に反して、
その上級生の目には、怒りの色が、滲んでいた。


―――― やっぱり、何も思わない、
     俺が、変なのか。


怪我を負った上級生は、
他の上級生に連れられてその場を去った。
後に残ったのは、俺と、クラスメイトの二人だけ。

帰るか、って俺は笑って言ったんだ。そいつに。
切った頭から血を流したまま、腫れた頬を向けて。

そいつは何故か、まだ怯えていた。
―――― 俺を見ながら]

(2) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー


[翌日。

包帯を巻いて登校すると、教室の様子が何だかおかしかった。
遠巻きにされてるような、そんな感じ。

ひそひそ。ひそひそ。

クラスメイトが俺を見ながら、何事かを言ってる。
はっきりとは聞こえないけど、なんだか嫌な心地がする]
 

(3) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー



  「橘くん、笑いながら先輩殴ってたって、本当?」
  「らしいよ」「えぇ……怖い奴だな」
  「そういう時まで笑うの……?」


[俺は、何にも言えなかった。
笑ってた?俺が?そうだった、っけ。

俺は、分からなかった。
だから、何も言えなかった。

ただ、あの日。
上級生に絡まれていたクラスメイトは、
他のクラスメイトと一緒に、遠巻きに、俺を見ていた]
 

(4) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー





    [ じぃと見つめる目と囁き声が、俺を突き刺す ]*



 

(5) 2017/03/16(Thu) 00時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 00時頃


― 病室にて ―

[目を覚ます。夢を、見ていた気がする。
まだ、感覚を失いながらも動けていたときの。

文化祭が終わってほどなくして、
ある日、とうとう、歩くことも覚束なくなって
入院してのリハビリと検査の毎日が始まっていた]

……あれは、夢、だよな。

[携帯を使うのもリハビリの一つ。
さすがに通話は病室では難しいけど、
目が覚めたのでSNSやメールをチェックしようとしたら
電源がつかなくなっていた。
そういや雪の中に落としたんだったかと考えて、
夢の中ではなかったかと首をかしげる]


[仕方なく起き上がり、
暇つぶし用のノートパソコンを引っ張り出し
そちらでメールをチェックする。

水野から連絡が入っていた]

理一……。

[あいつが、俺たちを閉じ込めていたのか。

青白い光を眺めながら、考える。
誰かの中に閉じ込められてたなんて。
三流小説にもなりはしないだろうに、
あれが現実だったって、夢ではないと
なぜかそう思えて]


To:昴
From:堆
Subject:聞いたか?

-----------------------------

水野からの連絡見たか?
俺のいる病院に運ばれてるらしいから。
様子見てくる。

-----------------------------


[背後から近付いてくる足音。
深夜の道だから、ちょっと警戒して振り向いてみる。半回転。
ちょうど、こちらに声をかけてくるその子と、向き合う形になれた。]

……莉緒ちゃん。

[ほんの一瞬だけ、不意を突かれたように間を空けて。
あの冷たい校舎に向かう道で、最初に合ったときのことを思い出した。
ふっと、硬直した表情が崩れる。]

うん、よく寝た、というか……
あそこにいた、というか。

[あの世界のこと。
彼女も知っているなら、あれは現実だったんだと思えるから、
どういう風に確かめよう。そう考えて]


[少し待ったが返事は来ない。
まだ、あの世界にいるんだろうか。

手すりにつかまりながらベッドを降り、
電動車いすに座り、
まずは様子を伺いに、ロビーへ行ってみようか**]


かまくらでパンケーキ、だめになっちゃったね。

なんて。
……おかえり?

[もしくは、ただいま、かな。わたしも一緒に。
おそるおそる、手を伸ばして彼女に触れようとする。

半分は、あれは夢じゃなかったんだと確かめたい気持ちで、
もう半分は、指先が冷たいから暖まりたい、の気持ちで。*]


メモを貼った。


【人】 ろくでなし リー



  [ 再び夜を告げる、
   8時50分のチャイムが鳴ったその後。


   噂めくような囁き声は、
   飽きてしまったかのようにフッと途絶える。


   ―――― 代わりに、流れ始めたのは、
   高所で吹きすさぶような、荒々しい風鳴り]*

 

(11) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 01時頃


――自宅――

……ん、……?

[どうやら机の前の椅子に座ったまま寝てしまっていたらしい。手には編み棒が握られていて、膝の上には黒い毛糸玉があった。
ああ、そうだ、今持ってるのはピンクのマフラーくらいで学校にはしていけないから、黒いマフラーを編めばいいと思ったんだった。
まだぼんやりした頭でとりあえず続きをやろうかとしたところで、机の上に置かれた携帯がチカチカと光っているのに気が付いた。

こんな時間に誰からだ、と疑問に思いつつメールを確認して、そこに記された内容に目を見開く。]


っ、あ、の、馬鹿……!
何が「俺じゃねェよ」だ……!

[一気にさっきまで見ていた夢……いや、夢のような現実か?ともかく、閉じ込められていた校舎でのことを思い出し、勢いよく立ち上がる。
橘が屋上から飛び降りた……ということは、つまり、あの世界のホストは橘だったということだろう。
共に寝袋を取りに行った時は、俺じゃないと、言っていたのに。
悩みなんて勉強のことやCD返してないことくらいだと、そう言っていたのに。
まさかCDの延滞料金払いたくないから自殺するなんて馬鹿なことするわけないだろうし、それなら――]


……っくそ!

[あの時、もう少し踏み込んでおけばよかったのだろうか。
いや、でも、無理やり踏み込んで踏み荒らすのは……。

ともかく、今は病院に急ごう。
せめて近くで、あいつの帰りを待っていてやりたい。
……きっと、帰ってくるはずだから。]

親父!クラスメートが病院に運ばれたらしいから行ってくる!

[いつもの黒いコートだけ羽織って、携帯をポケットに突っ込んで、玄関へ。
親父の返事を聞くよりも早く、家から飛び出した**]


メモを貼った。


[夜中の路上、
わたしにとっては通学路からは外れたその場所で、
振り向いたささらちゃんと向き合う。

―――これって、あの校舎に入る前と逆だよね。
あの時はわたしがささらちゃんに先に声をかけられてたから。
最初の朝のことを思い出しつつ、
不意をつかれたみたいな表情をささらちゃんが見せてた一瞬、
いきなり変なこと訊いちゃってまずかったかな、とは思ってた。

実は全部わたしひとりだけの夢だったのかな、って、
悪い想像も過ぎってたけど]

やっぱり、……いたよね。

[確認するみたいに呟いた声は震えていた。
別に寒くはないんだけど。走ってきて身体は温まってきてるし]


[もし、最初のチャイムが鳴る前にいた職員室で、
帰るでも教室行くでもない第三の選択肢として、
“かまくら作ってパンケーキ焼いてわいわい食べる”を提案してたらどうなってたんだろう。

りーくんは見慣れた笑顔で提案に乗ってくれそうな気がした。
で、そのノリで古辺くんも誘ってしまいそうな気がした。

でも、もうかまくらでパンケーキどころじゃない。
りーくんが――クラスメイトが死んじゃうかもしれない。
それは分かってるんだけど。

目の前にわたしと同じように帰ってきた子がいるってことに、
まず、ほっとしているわたしがいる]


ダメだね。こっち、全然積もってないもん。
なんか変な感じ……。

[だけどこっちこそが現実。だから]


うん。ただいま。
……それと、ささらちゃんもおかえり。


[一通り挨拶を済ませた後。
ささらちゃんの手が頬に触れて、
冷たさのあまり思わず「ひえっ」って声が出たけど、
ちょっとの間はささらちゃんの好きなようにさせておこうと思う**]


[――うん、いたよ。
って、肯定するように頷く。

あの奇妙な出来事を共有したということ。
それが確かめられたなら、安心するように微笑もう。]

うん。
わたしも、ただいま。

[ここにいるふたりと、つばさ氏は無事に現実に帰還できた。
生きていくには息苦しい現実に。

まだあの世界に残っている人たちは、いつ戻れるんだろう。
つばさ氏が手当たり次第連絡をしているみたいだから、みんなきっと気付くとは思うけど。

わたしにはもう、後は祈るしかできないらしい。]


[莉緒ちゃんの頬に触れる悴んだ指先は、きっと彼女を驚かせた。
冷たいだろうけど、遠慮せずにそのまま、ほっぺたを縦に横に、ふにっふに。
なんだか、安心できる。

少し堪能したら指を離して、ごめんねと微笑みつつ。]

大丈夫だよ。
きっと。みんな。

[それは、あの世界のホストのこともだけど、
彼女にもし心残りがあるのなら、それも意味に含めよう。

相変わらず根拠なんてない、ただの勘だけど。**]


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 18時半頃


[ほっぺたふにっふにされるのは痛くはなかった。
最初は冷たい指先にびっくりしたけど、時間が経つにつれ慣れたというか、
いい具合にわたしの温度がうつってきたみたいで気にならなくなったというか]

気にしないで。

[指を離して謝るささらちゃんに、笑い返した後。
みんなを指して大丈夫、と言われれば俯いてしまう。

ただいまとおかえりを言い合って、笑い合う。
ささらちゃんとはそれができたけど―――、]


[薄情と思われるかもしれないけれど、
今この時真っ先に思い浮かぶのは、
ちよちゃんの言葉、だとか、繋いだ手にぎゅっと力がこもる感触だとか、
勝手にいなくなって慌てているかもしれない姿だとか。こっちはただの想像だけど。

泣いている姿は想像できなかった。
むしろわたしにしたみたいに誰かを励ます姿の方がしっくりくる。

そういう、しっかりしたところに、向こうでもずいぶん助けられてきた。

……ああ、元気でやってるかな。
そして無事に帰れるのかな]




………そう、だね、きっと大丈夫だよね。


[ようやっと顔をあげてほんのり笑う。
今わたしにできるのは、信じることだけ。

行こう、って言って手を差し伸べた時、
ポケットの中でスマートフォンが震えた。
ちょっとごめん、って言い置いて、ポケットから出したスマートフォンの画面をタップする。
つばさちゃんからメールが来ていた]

……つばさちゃん、夜用の出入り口のところで待ってるって。
はやく顔を見せてあげよう。

[告げて、改めてささらちゃんの手をとって、
病院に向かうことにする*]


メモを貼った。


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 22時頃


【人】 ろくでなし リー


[家庭科室でパンケーキを食べた後、
ちょっとシャワー浴びて来るって、
皆と別れて教室に戻った。

確かジャージはロッカーに入れてたはず。
そう思って、探したら、あったあった。

んで、タオルは教室の一角に積んであったから、
それを一枚拝借してシャワー室に行こうと思った時。


四度目の、チャイムが鳴った。>>#0]
 

(91) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー



   …………。


[それから。

スピーカーから流れてくるのは、
屋内なのに、まるで屋外にいるみたいな、
少し強めの風の音が、ゴゥゴゥ鳴ってる]


   今まで声だったのに何で風ェ? 


[応える声は当然無い。
まァいいか。声よりかマシか。
って、シャワー室へ、電飾の光を浴びながら進む]
 

(92) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー

―  シャワー室  ―


[どうも通とはすれ違いになったらしい。

シャワー室に行くって言ってた通はいなくて、
代わりに、まだ暖かい空気だけが残っていた。

烏の行水な俺は、さっさかシャワーを浴びて
ぱっぱとジャージに着替えちまう。
濡れた髪をタオルでガシガシ、
タオルで拭きながら、洗面台の前に立つ。


ぼさぼさ頭の冴えない顔。
にーって笑ったら、鏡の中の俺もにーって、]
 

(93) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー





        [ 血塗れの姿で笑った ]



 

(94) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー


[驚いて、目を凝らす。

だけど、また見た時には
驚いた顔の俺が映ってるだけ。

疲れてンのかなァって、上履き引っ掛けて、
ブレザー持ってまた教室に戻って、置いて、それから]


[ ―――― ぴしゃん >>62 ]

  

(95) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー


[乱暴に戸が閉まる音が聞こえた。

何だ?ってそっちの方に歩み寄る。
なんだか少し寒い気がして、腕をさすりながら
ゆっくりと進んで行って、扉の前に立った]


  おおい、誰かいンの?


[扉を開けながら中を覗き込んで、
目の前に見えた光景に目を丸くした]*
 

(96) 2017/03/16(Thu) 22時頃

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