267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ あのこが、砂か、星か、 にんげんの形を失ってしまった時のよう、 きっと前触れなんて、無かったのでしょう。 ]
(0) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
|
[ 否、もしかしたら、たとえば、
含んでしまったあの"なにか"が、 種のかたちをしていたことは、 確かに今の前触れだったかもしれませんが、
そんなこと、振り返ったところで、 果たしてわたしのかたちは変わるのでしょうか。 ]
(1) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
|
[ ─── "何処"で気付いた、 と おばかさんみたいなことを聞かれてしまえば、
朝起きたら 起きた瞬間、 かおはんぶん 消えていたとしか言えなくて、
……消えていた、というよりは、何なのだか。 視界が暗くなっていたと言うべきなのか、 どうにも表現が見当たらないので、 真白の苗床に座ったまま、手鏡を見詰めていた。
テーブルに置きっぱなしの可愛い芸術が、 浮ぶ白菊が、此方を見ている気が する。 ]
(2) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
|
[ 朝。恐らく。 変わらない閉鎖空間、変わらない苗床、
死ぬまで変える気も無い、わたしの根城。
その 中、見覚えの無い姿に向けて、 只、瞬きを繰り返すのは にんげんの片方。 ]
(3) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
|
「 真白なブーケでも被ってる顔しちゃって! 」
(4) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
|
[ ……おんならしく言ったところで、 自分でも訳が分からない、けれど、
もう片側の瞳は、文字通り"しらぎく"だった。 他に言いようが無い。
わたしの眼窩を花瓶にでもしたのか、 かといってうちがわに根の感覚も無いのだから、 どう生えているのか分かりゃしない。 ]
(5) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
|
[ 驚きは、……多分、していたけれど、 こんな性格だったものだから、わたし、 漸く死か、消滅か、なんなのか、 あのことおんなじ末路を辿ることを自覚しながら、
何時も通り、
"花弁" 気まぐれに 片目 を摘まんでみて、
─── もっと増えるのかしら、って。 ]
(6) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
|
[ 嗚呼でも のどがかわいちゃったから、 可愛いかわいい、芸術の器を取ろうとして、
その、形のちがう"しらぎく"ごと、 飲み込んでしまおうとして、
( 面白かった。ともぐいみたい。 ねえ、きっと、みずがきれたら しんでしまうわ "わたしたち" ) ]
(7) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
|
[ 視界が半分になった代償、 ─── 残念、取りこぼし。
器が水と、白菊ごと落ちた かるぅい おと。 ]
(8) 2019/06/14(Fri) 22時頃
|
白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/14(Fri) 22時頃
|
[ 角度を変えた。音の方。
"わたしの"しらぎくは陽を嫌っていたのか、 それとも 見えない根でもはっているのか、
窓の外を見ることも無く、 顔につられて すがたを見る、─── ふりをして。
その紙どうしたの、とか、 多分、言おうとしたのだと思うけれど、 ]
(16) 2019/06/15(Sat) 01時頃
|
|
─── ええ、 そうね。
[ それだけ言った、 ほんとうに たったそれだけなのに、 また、口に異物感があったから、 舌から"種"を取ってしまって、 ハンカチで拭き取ってしまいましょう。
まったく何処からうまれてるんだか。 ]
(17) 2019/06/15(Sat) 01時頃
|
|
面白いこともあるものね、せんせい。 植物って言われ続けると、何時かこうなるみたい。 ─── ばからしい。
(18) 2019/06/15(Sat) 01時頃
|
|
そんな閉めっぱなしにしないで、報告したら? "たいへんな患者さんがいます"って。 せんせい、何時もやる気無いんだもの。 いっそ 担当医交代してもらったら如何かしら。
─── 嗚呼、それより片付けないと駄目かしら、 片方しか見えないからまったく嫌になるのよ、……
[ 閉ってしまった 扉を示し、
……多分、終わりが分かったから、わたしは、 何時もよりずぅっと饒舌だった。 楽しさすら、あった。 何年こんな場所に居たか確かじゃあないから、 永遠に眠れるその時が恋しくもあった。 ]
(19) 2019/06/15(Sat) 01時頃
|
|
[ ベッドの脇へ のんびりと降り、 適当なタオルを引っ張り出して、
─── バランスが狂うわ、とか、ぼやきつつ、 ぼやいている最中も転びかける有様。
それでも、 ほんとうに、気まぐれに、適当に、 片目の端で紙を 花の絵を捉えてしまったから、 ]
(20) 2019/06/15(Sat) 01時頃
|
|
……それとも なあに、 その絵と、"これ"、比べてみたいの?
[ 二本の指で、鋏をつくって、 目元、名札の根元を ばつん !と 切ってしまう 仕草。
─── 切ったらどうなるのでしょうね。 わたしですら ちっとも分からないけれど、 まぁ 切った途端にわたしが"散った"としても 文句一つも言わないでしょう。 ]**
(21) 2019/06/15(Sat) 01時頃
|
白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/15(Sat) 01時頃
|
全然しないわ。 [ 白菊の浮く水たまりの前で。 ]
(27) 2019/06/15(Sat) 21時半頃
|
|
[ "こんなの"、 腫瘍みたいなものじゃあないのか。 色々なことを知らないにんげんだったから、
─── 嗚呼、否、もうはんぶんは違うけれど、
間引かれようが手折られようが愛でられようが、 苗床にはまったく関係の無いお話だったので、 むしろ切ってもらったほうが、 ……有り難かったかも、しれず。 ]
(28) 2019/06/15(Sat) 21時半頃
|
|
……種、だったら 何。
[ 舌先を出した。 ちぃさく乗った、種を示して。 興味の色が 正直に言って嫌だったので、 見せた後、そのまま適当に飲み込んでしまおう。
もしかしたら明日のわたしから この種の花が咲いているかもしれないけれど、 やっぱり どうでも良いお話で、 ]
(29) 2019/06/15(Sat) 21時半頃
|
|
[ のみこんで、 ]
[ ああ すこし、おなかがすきました。 ああ なんだか、のどがかわきました。
きっとこう思うのだって前触れは無く、 確かに昨日までのわたしと違っていたのですから、 なんだかひどく おそろしかったのです。 どうでもよかったのは事実ですが、 変わりゆくことに慣れてはいませんでしたから。 ]
[ ─── 嗚呼 でも、おもうのです ]
(30) 2019/06/15(Sat) 21時半頃
|
|
[ ─── だから、 彼方へどうぞお帰りください。
そしてその時に だぁれも居ない病室で 第二の庭園でも作れば良い。
空になった器へ白菊を入れ、 閉じられた扉を指さし、 渡すと同時に突き返そうと。 ]
(31) 2019/06/15(Sat) 21時半頃
|
|
要らないから、此も持って帰って。
[ 新しい方の器を 片目で見遣って。 居心地が悪いことを 隠しもしない 顔。 ]
(32) 2019/06/15(Sat) 21時半頃
|
|
[ 喉を通った種が、刺さったような、 ]
(40) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
|
|
[ 日光はきらい、 ─── きっと、きらい。 うそ、昨日のわたしは知らない。
水だって知らない。 喉が渇いても今は飲む気にならなかった。 示された器を、只、睨むだけで、
どうせ静かになるんだから、 それまで放ってくれと言っているじゃない! ]
(41) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
|
|
[ 此処で片目を切り離してやろうかと思った。 あくまで 病室だからか、 刃物の類いは置いてなかったけれど、
それでも、たとえ 病人の指先だろうと、 此は刈り取れるものだろうから、 花弁を潰さないように 辿り、摘まんで、 ]
どうせ、咲いたところで わたしは死んで 、
(42) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
|
|
──────────── 、
[ 詰まった。 ]
(43) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
|
|
[ 空いている片手と、 "わたしの"しらぎくへ添えられていた手は、 瞬間、口元を覆い、隠し、 にんげんの 咳き込む音を塞ぐ。
……別に血を吐いたとか、 そんな大袈裟なことはなくて、
只、蒼白い隙間から、種が幾つもこぼれ落ちて、 床に落ちた其れらを、息を切らして見詰め、
─── 嗚呼、なんだか"片側"が重たい。 ]
(44) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
|
|
[ 鏡でもあれば、きっと、 眼窩からもう一輪、隣り合わせの仲良しのように 白菊がいつの間にか咲いていた って、 ……わかったのかもしれない。
俯くだけのわたしじゃあ 得体の知れない種しかわからなくて。 ─── 其れだけじゃあ なかった。 なんにも分からなかった、きっと。
わたしのことなんて、なんにもしらないのよ。 ]
(45) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
|
|
…………枯れるならそれで良いわよ。 ゴミ箱に捨てられるだけでしょう。
あなたの名付けた 全然似つかわしくもない 只の患者の、 "しらぎくさん"の生態系がそうだっただけよ。
[ 落ちる種が"わたし"からうまれてしまったことも、 気持ち悪い、以外に言いようが無かった。
片方だけ生きているにんげんの機能で、 ]
(46) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
|
|
何か鳴ってる。 ─── 誰か 呼んでるんじゃ無くて。
[ 白衣の方を 指さし、
それはもう バランスも取れず、 危なっかしい勢いで立ち上がって、 指先で手繰りながら 病室の扉を開いた。
外の喧噪が、入り込む。 ]
(47) 2019/06/15(Sat) 23時半頃
|
白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 01時頃
|
[ 自分からうまれた何か を、 見られることも 触れられることも、 挙げ句 "そんな風"に言われることも、
なにもかも 不快だった。
理由なんて特に無くて、只、 生理的に受け入れる方が難しくて、 ]
(55) 2019/06/16(Sun) 16時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る