204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
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― 前日 / 食堂で先輩と ―
( ……それは、先輩にも言えるんじゃないかなぁ )
[ ドリアをもう一口食べ進めながら、思わず神妙な顔を浮かべてしまいます。 >>0:139じぃっと先輩を見つめ返しました。 あれですね。自分のことには気付かないのでしょう。 ]
……恋愛対象には、して貰えないタイプなのですよ。 きっと。
[ だからこの想いだってほとんど諦めかけています。 良いのです、それで。 恋愛は実らず終わる方が多いと聞きますし、――あの人にはもっと相応しい人がいるでしょう。 ]
(17) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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[ ドリアの熱さも一瞬忘れてしまっていたようでして、 一気にやってくる熱には、いくら強いと言ってもさすがにちょっとびっくりしてしまいます。 その拍子にぽーんと、思考は投げ捨ててしまいましょう。
>>0:141わたしの問いかけに先輩は笑って、全力で否定します。 そんなに否定しなくてもいいのにと思いながら、 わたしはマイペースにドリアを食べ進めていくのです。 「可愛い」と言われ慣れていないぶん、ちょっとだけ照れたように瞳を瞬かせました。
それきり恋の話は互いに口に出さないままで、学生らしい会話を紡ぐのみでしたね。 あの教授の課題が厳しいとか試験がそろそろ危ういだとか、ゆっくりご飯を食べながら。
ごくん。最後の一口を飲みこみました。 わたしのどうしようもない感情も、こんな風に消えてくれたらいいのですけど。 ]
(18) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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はい、先輩。 わたしこそ ご一緒出来て楽しかったです!
お互い頑張りましょうね。
[ 午後も講義は入っています。面倒ですが、仕方ありません。 立ち上がった先輩が、去り際ポンと頭を撫でてくれました>>0:142。 この年齢になると中々受けない動作に、ちょっぴりくすぐったそうに笑います。 ]
?
[ 見送ろうと視線を向けていれば、先輩が不意にくるっとこちらへ顔を向けました。 なんでしょう? 首を傾げます。 ]
(19) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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( 好きな、 ひと )
[ 微笑みながら告げられた言葉に>>0:143、 わたしは目を見開きます。ぎこちなく頷きますけれど、 その場を後にした先輩に見えたでしょうか。 ]
…… うぅ…。
[ いるのです。すきなひと。 わたしが叶えるつもりのないくせに、諦めきれない想い人。
―――― なんだかとっても苦しくなって、 講義が始まるまでは、図書館へ逃げることにしました。 あ、今回はサボることはありませんでしたよ。読書どころじゃ、ありませんでしたもの。* ]
(20) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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― わたしと、りーちゃん ―
[ 読書が好き。 だからわたしは時間も気にせず図書館に入り浸るのです。
りーちゃんは、同じ学年でサークルも一緒でした。 でも彼女は本を読むのは苦手のようですし、なにより所謂リケジョってやつなのです。 わたし? 駄目ですダメです、理数系は眠くなっちゃうので。 オマケに時間も細かく気にしない性質のわたしと、きっちり厳しいりーちゃん。 真逆だというのは、わたし自身とってもよく分かります。
定位置で読書をするわたしの隣で、 りーちゃんがレポートに勤しむことも幾度かありましたね。 その日もいつも通りページを捲っていたわたしに、 ふっとりーちゃんが口を開きました>>0:154。 普段はお互い無言なので、なんだろう、と不思議そうに顔を上げたのですっけ。 ]
(21) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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…… んーと ね。 どろどろの 人間関係……?
[ あ、いえ、違います。 これじゃ誤解を招いてしまうじゃないですか。冗談、と慌てて否定しました。 ]
なんだろう…… 複雑な感情の変化、とか。 それでだんだん変わっていく、主人公の行動とか。
[ 最初は告白する勇気も無かった主人公が、いろんなイベントを経て変わっていく。 わたしにはとても真似出来ませんから。 ]
――― わたしには絶対出来ないことだから、 面白いのかなあ。
(22) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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[ わたしのふわっとした答えを、りーちゃんはどう思ったでしょうか。
「気になるなら読んでみる?」と尋ねはしましたけれど、 本を読まないりーちゃんのことです。 断られてしまっても、特に気にした様子はなく、 またページを捲るのでした。* ]
(23) 2016/12/16(Fri) 15時頃
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― 朝 −
[ 寒い。寒すぎます、一体どうなってるんですかほんと。 ダッフルコートにマフラーに耳当て。 完全防寒をしてもなお震えてしまうのは、今が朝だからというのもあるでしょうか。
今日は一コマ目は空いている日です。 なのに早くに家を出るのは、家を出るのが遅れると大学が面倒になってしまうからでした。 暇な時間は図書館へ行けばいいのですし、ね。 ]
( 寒いのは好きじゃないのに…… )
[ 昔から寒さには弱いので、足早に大学へ向かいます。 歩いても止まっても風で肌が痛いって、これ拷問だと思うんですよ。薄着の小学生、どうやって生きてるんですかね。 見てるだけで寒いんですけど。
――文句を言ってもどうにもなりません。 大学に到着するとすぐさまいつもの道を通り、図書館に繋がる渡り廊下を歩きます。 ]
(31) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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[ 2日後には、例のクリスマスパーティーが控えています。 プレゼントはどうしましょう。 ……脳裏に過る顔をぶんぶん振り払って、図書館に繋がる扉を開けました。
外よりは、マシ。ですけど。 ]
さむ……… 、
[ 期待していたより、あったまってはいませんでした。 予定変更です。何冊か借りて、猫よろしくあったかい場所を彷徨うことにしましょう。 図書館は広いので、空調も効き辛いのかもしれません。
今日はりーちゃんも松本くんも一コマ目は講義でしょうか。 星の本でも借りて、後で暇な時に一緒に見ようと誘ってもいいかも、ですね? 松本くんはサークルに所属していないので、 クリスマスパーティーで天体観測するかも、というもっともらしい理由でもつけましょうか。 ]
(32) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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[ 先客には気付かないで>>13>>14、 天体関連の本が並ぶ本棚へ向かいます。
その近くには海に関する本も幾つか置いてあって、 わたしはそれを見る度に、後輩の女の子を思い出したりもするのでした。** ]
(33) 2016/12/16(Fri) 16時頃
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― りーちゃんと、 −
[ >>43傾げられた首に微笑みました。 良かった、誤解されてはいないようですね。 わたしの表現の拙さって文系にあるまじきだと思うのですけれど、どうでしょう。 ]
…………… えっ、
[ >>44数拍の間を空けたあと、間抜けな声が飛び出ました。 こい。鯉? いいえ、そっちではなく、恋ですね。 ちょっと大きな声を出してしまったのは、完全に不注意です。
館内では お静かに。うん、落ち着きましょう、わたし。 ]
(61) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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わ、わたしは 別に……。
[ 否定しかけたところで声を止めました。 それからこっそり密やかにボリュームを落としまして、 内緒ね と人差し指を唇に宛がいます。 ]
したいんじゃなくて ……… してるのかも。
[ じ と瞳を見つめられていたなら、見つめ返しまして。 後はもう突っ込まれないように視線を本に戻したのでした。* ]
(62) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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― 回想 / 同級生 −
[ あれは、わたし達が入学した年のことでした。 桜は青い葉を残すばかりで花弁を散らし、少しずつぽかぽかした気温が変化を見せ始める時期。 新入生たちが、やっと新生活に慣れる頃だったはずです。
わたしも友人が出来始め、専攻は違っても教養科目で隣に座った子とも仲良くなって。 その日もちょうど講義室で他愛もない話をしていた時、 ころん と足元になにかが当たりました。 ]
…… 消しゴム?
[ 誰かの落とし物でしょうか。 拾い上げて友人に顔を向けると、「あ、それアイツのじゃない?」という返事が返ってきました。 視線を指さす先に向けますと、そこにいたのは常に誰にでもフレンドリーな印象が強い、松本くん。
……どうしましょう。だれかと喋ってるみたいです。 割り込む勇気まではないのですが、落し物は返さないといけません。もう一回視線を戻します。 ]
(107) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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[ 見かねた友人が呆れ顔で立ち上がり、彼に声をかけてくれます。 ついでに消しゴム返却してくださいよ!
―――― なんて 言えません。 ]
話してる最中にごめんね。 これ 貴方の? さっき落としたよ。
[ 友人はどうやら彼とも喋る仲のようですから、平然とした顔ですけれど。 赤い瞳をぱちりと瞬いてわたしは彼に手を差し出しました。 彼が受け取ってくれるなら、ささっと消しゴムを返します。
初対面はどこにでもある一幕で、そこからどう友達になったのでしたっけ? 共通の友人がいる分わたしもだんだん話す機会が増えて、 気付けば今の関係になっていたような。* ]
(108) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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[ そういえば、サークル室に幾つか置いていた気もします。 天体の本を見ている最中ふと思い出しまして、置いていたかどうかは普段気にしませんので確かではありませんけど。
結局借りたのは すこし飽きたはずの恋愛小説です。 ……いえ、べつに、わたし自身が恋しているからではなくて。 いつもなら読まないようなものを、読みたいと思っているうちに読んだ方が良いのです。きっと。
借りた本を鞄に仕舞うと、扉を抜けて講義室に向かいます。 今日は午後の講義は無し。 あ、確かレポートの期限は今日までです。忘れかけてましたね、危ない。 ]
( ……2日後、どうしよう )
[ プレゼントって何を用意すればいいのでしょう? 参加者の顔を思い浮かべても、全く良い案は思いつきません。 講義室に入って、先に座っていた友人に訊いてみても、 「そんなの気持ちだよ、気持ち!」という答えしか返って来ませんでした。 ]
(189) 2016/12/17(Sat) 14時半頃
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そうじゃなくて……。
[ 手作り出来るような器用さは持ち合わせていませんし、 買うとしても一体なにを? こういうのって、松本くんなら得意でしょうか。迷った末、教授が来る前にとメッセージ画面を開きます。 ]
≪ おはよう。ね、クリスマスパーティー来るよね? プレゼントってどうするか決まってる? ≫
[ 送信。松本くんが確認するのがいつになるかは分かりません。 響いた教授の声にぴゃっと素早くスマホを仕舞い、 ぼうっと講義を受けるのでした。* ]
(190) 2016/12/17(Sat) 14時半頃
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― 昼頃 −
[ レポートを提出すれば、今日の学生の務めはおしまいです。 各々自由に行動していく学生たちの背中を見つめた後、 わたしも若干重い腰を上げました。ノートの端っこに書かれたプレゼントの案が、悩みを映し出しているようです。
スマホを起動すれば、まず目についたのはメール通知で>>149。 内容は丁度わたしの悩みとタイムリー。 ふむ。どうしましょう、全然思いつきませんね。 多忙な父と遊ぶのが好きな母。クリスマスプレゼントは欠かさずくれましたけど、パーティーの経験はありません。 ]
あ、りーちゃん。 歩きスマホ 危ないよ?
[ 廊下を歩きながら、どうしましょうとくるくる考えていれば 見知った顔が歩きスマホをしているのが見えました>>186。 たた、と駆け寄って まずはそんな注意をしてみせます。* ]
(191) 2016/12/17(Sat) 14時半頃
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[ >>192りーちゃんは顎にしなやかな指を添えて、天井に可愛らしい顔を向けました。 でも、眉間に寄せられた皺が気になってしまって、 わたしは腕を伸ばし、りーちゃんのあたたかな肌に触れるのです。 ]
りーちゃんは 笑ってた方がかわいーよ。 皺寄せるのくせになっちゃうよ?
[ 勿体ないと笑いまして、先ほどのりーちゃんの言葉にすこし遅れた同意を返します。 ]
でも、悩むよね。プレゼント。 わたしも全然決まらなくって…… 後ちょっとなのに。
[ 今度はわたしが悩む番です。といっても、難しい顔は浮かべられないのですけどね。 ]
(203) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ 不意に肩へ乗せられるのは、りーちゃんの繊細な細い指。 そっと耳許に寄せられた淡いくちびるから、 ちいさく ひそやかに囁く声が零れ落ちました。
まるで小説の一節のように ――内容もまた、きっと。 わたしは慣れない距離感と「 」の単語に 頬を若干桃色に染めて、おかえしとばかりにりーちゃんの耳許で微かな声を紡ぎました。 ]
(204) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ りーちゃんが距離を取れるのは問いを投げ終えてからではなくて、わたしが返事をした後だったでしょう。 女子同士とはいえ距離が些か近過ぎた気もしますね。 微笑んで わたしもりーちゃんから少し離れました。 ]
―――― ほんとう?
ふふ、ありがとう。 わたしもね、りーちゃんと一緒なのがうれしいよ。 恋人いない同士、折角だし楽しもうね!
[ 非リアの公開処刑なのは皆同じです。死なば諸共です。 ならもう忘れて楽しんじゃえば良いんだと、 赤い瞳を和らげて ぐっと胸の前で掌を握った時。
再度声量を落としまして 問いかけました。 ]
(205) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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[ 距離は取ったままのちいさな声。
聴こえなくてもおかしくはありません。 届かなかったなら「やっぱりいいや」と笑って、りーちゃんはこれからどうするのかを尋ねることにしましょう。* ]
(206) 2016/12/17(Sat) 16時頃
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そうだよー。
[ りーちゃんが伏せていた瞼を持ち上げて瞳を覗かせ、 >>216へにゃんと頬を緩めて笑います。わたしは満足げに頷いて 目許をゆるめました。
笑っていた方が良いんだよ って。 小さい頃両親が家を長期間不在にした時、不貞腐れて若干涙目だったわたしに。 誰かが教えてくれたことです。 ほら、諺でも言いますしね。笑う門には福来るって。 ]
うん 、
[ そうしてちいさく返した言葉。 まあるく開かれた双眸がうろ と泳いでから、りーちゃんは上目にわたしを見つめました>>217。 くちびるは開いて、閉じてを繰り返します。短く落ちた言葉へ、わずかに頷くだけでした。 ]
(231) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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ふふ、そうだね。きっと楽しい夜に出来るよ。 先輩も後輩もいるんだし、 そうだ。星、一緒に観よっか!
[ >>218約束をひとつ投げてみます。 聖なる夜に見上げる星空も、きっととてもきれいでしょうから。
少しの間。 わたしがぽつり 紡いで解けた問いかけは、>>219りーちゃんの耳に届いたようでした。 ]
(232) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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[ >>220ほんのりと赤く染まった耳許に気付きます。 羞恥からなのか照れているのか、わたしには分かりませんけど。 指摘しちゃだめだな とは察しました。 ]
―――― そっかぁ。
[ こういうのって、どう返すのが正解なのでしょうね? 分からないまま勢いで尋ねたわたしは結局、微笑みながら相槌を打ったのですけど。 わたしもこれ以上はこの話をするつもりも無かったので、 りーちゃんの午後の予定にはちょっぴり考えまして ]
わたしもまずはご飯かなー、お腹空いちゃった。 プレゼントは…… 明日買うつもり。
[ 遅いでしょうか。いえ、でも、まだ全然決まっていませんから、 この状態で行っても困るのはわたしです。 ]
(234) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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じゃあ、わたし行くね。 歩きスマホ もうしちゃダメだよー!
[ お昼を食べに外に出るほど活発ではありません。 昨日はたまたま先輩がいたのでまともに食べましたけど、今日は購買でなにか買うつもりでした。 お菓子で済ませても、今日はだれにもバレませんし。
じゃあね とりーちゃんに手を振ります。 抱き締めている鞄で揺れるマスコットが、相変わらずりーちゃんにはとってもよく似合っていました。 去り際の注意は忘れません。人にぶつかって、それが怖い人だったりしたら危ないんですからね!* ]
(235) 2016/12/17(Sat) 17時半頃
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[ 美味しいごはんは好きですけど、誰かと一緒に食べない時や気が向かない時は、決まって適当なお菓子で済ませるのが常でした。 不摂生なのは理解しています。 少しずつ改善すればいいでしょう。そう思い続けて経った月日は、考えないようにしていました。 ]
( 今日も混んでるなぁ )
[ ちら、と食堂の方角を見遣ります。 いちゃついてるカップルが食堂へ向かって横を通り過ぎてからは、素早く視線を戻しましたけどね。 人目くらい気にしてくれやがれって感じです、ほんと。
袋からチョコレートのかかったプレッツェル――あの有名なお菓子を取り出して、お行儀悪く口に運びます。 ]
(239) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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[ ついでとばかりスマホを起動しまして、 >>161後輩が丁寧に記してくれているパーティー案(仮)に目を通します。
わたしも何か考えて返信をと思いましたが、過るのは全く決まらないプレゼントのことばかり。 ]
後で良いかなぁ……。
[ ビニール袋を揺らし、うーんと首を傾げます。 とりあえず今のわたしに言えそうなことは、お菓子買う係なら任せて、くらいのことだったので。* ]
(240) 2016/12/17(Sat) 18時頃
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― 回想 / 赤い目の理由 −
[ 後輩がわたしの瞳の色を怖がっているとは、さすがに思っていませんでした。 知っていれば彼がいる時くらいはカラコンを外したりもしたでしょうけど、中々話す機会もありません。 >>119心配してくれた人の存在も、語られない以上は知り得ないのです。
天体観測では当然暗い場所で星を見ます。 白い髪はともかくとして、明かりの無い中では皆の髪や瞳の色は見えなくなるのでした。 わたしが見上げるのは、空に輝くひとつの星。
――普段なら話せない後輩が傍に寄ってきたのに気付けば>>263、自然と視線を戻します。 あれ? もしかして、わたしの方に来てます? 懐かない猫が逃げなかっただけで喜ぶ人の気持ちが、その時のわたしにはとっても良く理解出来ました。 ]
(272) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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[ 投げられた問いにはぱちっと瞬いてから、 わたしももう一度空を見上げます。
すい、と人差し指で空を指さしました。 ]
あそこ。 天の川を囲むみたいに 夏の大三角形があるの、見えるかな。 ……見つけられた?
じゃあ、そこから南の方まで辿ってみて。 赤色にきらきら光ってる星があるでしょ?
[ サークルに入った当初の時点で、彼に星の知識があまりないことは知っていました。 誰に聞いたわけではなく、以前の活動の時の様子を見て察しただけなのですけど。 彼が迷子にならないように指先を移動させて、やがて夜空で一等目立つ赤い星をぴしっと示します。 ]
(273) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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知ってるかな。あれ、さそり座のアンタレスっていうんだ。
[ 周囲には白く煌く星々。一点だけ異彩を添える赤色。 空を見上げたまま微笑んで 質問への答えを紡ぎます。 ]
赤い星は すぐに見つけて貰えるから。 ……どこにいても、何をしていても 一番に目立つ色だから。
わたしも 星みたいになりたいなあって思って。
[ 尤も それが皆に受け入れて貰えるとは思っていません。 わたしはゆるやかに腕を下ろして、ぽつんと言葉を落としました。 ]
(274) 2016/12/17(Sat) 20時頃
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