人狼議事


268 オリュース・ロマンスは顔が良い

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メモを貼った。


ゆっくりでいいですよ。
君がつらくなければ、10時。10時にしましょう。

僕も、ゆっくり片付けられますし。

[ね、と同意を求めれば、断られまではしなかったろうか。
 9時半、10時、どちらであってもさしてすることに変わりはない。
 あんまり急かして拍子抜けなんて思われたら、多分寝込む。]

楽しみにしてます。
公演、がんばってくださいね。

[そう伝えれば、彼はどんな顔をしたろう。
 僕はといえば、赤くなりそうな頬をキャンドルに近づけて、炎のいろで誤魔化そうとばかりしている。]


[そうして、取り決めた時間の少し前には、すっかり店を畳んで、荷物を持ちタクシーに乗っていた。
 少しでも急ぎたかったのと、ちょうど一番盛況な時間に大荷物で市電に乗るのが気が引けたせい。

 工房に着けば大荷物は置いて、代わりにキャンドルとマッチを多めに鞄に詰め込む。
 ライターも持っているが、キャンドルに灯りをつけるときはいつもマッチだった。擦る瞬間さえ、ひとつの宝物。
 先週の舶来品市で、キャンドルかインセンスを見繕っておけばよかったなんて後悔は後の祭り。
 待たせていたタクシーに乗り込み、くるりとんぼ返り。]


[往復分の代金をタクシーに払い、もう一度潮の香り濃い生温い夜風を吸い込めば、慌ただしさから一転、急にまた緊張してきた。
 それでも他に吸える空気もない。深呼吸繰り返し、喧騒の中に踏み込んでいく。

 途中、マーケットに並ぶ品々から瓶のビールを二本とチョリソやポテトを雑多に炒めたつまみを買って、舞台の方に向かった。
 彼が酒を飲めるたちかどうかを知らないけれど、そうしたら近場でまたドリンクを買って、二本のビールは僕が飲もう。
 今日は、先週のような失態はしないはず。
 おそらく、きっと*]


メモを貼った。


── 三週目の、 ──

[陽が傾き始める頃、時計屋は早終いした。
約束に遅れないためにというよりも。そわそわと集中力がなさすぎて仕事にならないから。
遠足前の子供か、とそんな自分に苦笑しつつ。
先週より浮かれている反面、少しばかりの緊張を覚えながら視線を落とした先には黒い手鞄。出張修理の時に持ち歩いているものだ。

ドアに「close」の札をかけて。]

 そういえば、手土産を忘れていたな。

[ご馳走になるのに、手ぶらもなんだと。
マーケットを経由して縦長の紙袋を一つ増やし、赤い路面電車に乗り込んだ。
さすがにこの時期、観光客だらけで。夏に黒いジャケットと帽子姿の自分に向けられる、物珍しげな視線に肩を竦めつつ。
電車を降りて、歩き出す。]


[土地勘もなかった幼い記憶なんて、ないようなもので。
単に古時計の修理に通った道を辿ってついた頃には、ちょうど空も星が瞬く頃合だった。

家の前で立ち止まって白い壁とオレンジの屋根を見上げれば、懐かしそうに目を細めてから。
玄関でベルを鳴らし、家主が出てくるのを待つ。]

 こんばんは。
 今日はお招きいただき、どうも。

[ドアが開けば、帽子の下で顔を緩ませ。
手に持った縦長の紙袋を差し出そう。]

 美味い料理には、酒が必要だろう?

 ワイン買ってきたよ。
 君の好みを聞き忘れてたから、とりあえず両方。

[袋の中身は、辛口の赤ワインと甘口の白ワイン。
食事に合いそうなものと、食後のデザート感覚のものを選んだけど。飲み方は自由だ。]


[そうして家に上がれば帽子を取り、ジャケットを脱ぎ。
黒い手鞄とまとめて置かせてもらいながら。]

 ああ。
 ついでに、時計の調子も見れたらと思ってね。

[古時計はあれから動いていると言っていたけど。
なにぶん古いから、まめに点検した方がいいだろう。
と、その前に。]

 ……いい匂いがするな。

[家の奥から漂ういい香りが、鼻先をくすぐり。
ぐぅ、と小さく腹が鳴った。*]


メモを貼った。


 あ……それじゃあ、10時で。

一体何の用事だろう。
 人形に関することだろうか。
 けれど、時間を決めて会うだなんて、まるでデートのようだ。]

 はい、今日もきっと、いい公演にします!

[激励の言葉に、笑みがこぼれる。
 きっと顔は、少し赤くなっているに違いないけど、幸い陽が落ちかけているし……大丈夫、きっとバレてない、きっと。]


[さて、彼とわかれて。

 公演はといえば、今回も大成功だった。
 ただちょっと、テンションが上がり過ぎてしまって、団長や団員たちに「何かいいことでもあったのか?」と聞かれたりもした。
 小さくて素敵なお守りを、手に入れたためだ。

 そして、片付けを終えて。
 今日も頑張ってくれた相棒を撫でながら、時計を見れば、9時40分を、少し回ったところだった。
 約束まで、まだ少し時間がある。]


 連絡先、交換しとけばよかったかな……。

[少し古い型の端末に、羽根のチャームがゆらゆら揺れる。
 でもそんないきなり連絡先交換とか、図々しいにも程がある。
 苦笑をひとつ浮かべてから、相棒を肩にのせ、通りに出てみた。

 少し時間は早いけど、そろそろ、彼の姿が見えたりはしないかな、って**]


メモを貼った。


――こんばんは。

[片手にビール、片手に軽食とバッグ、と、完全に観光客スタイルでステージの方までやってきた。
 端から見れば、公演が終わったにもかかわらずいそいそと向かっている変な客に見えたかもしれない。]

お酒って、飲めます?
一本どうぞ。

[片手に二本持っていたグリーンの瓶。
 両手が塞がっているので、二本とも差し出して片方取ってもらおうとする。]


[代金を払われそうなら丁重に断った。
 これは勝手に買ったものだし、何なら両方飲む覚悟すら決めていたもの。
 差し入れです、といえば受け取ってもらえるだろうか。]

少し、離れましょうか。
まだ人がいますし。

[静かな場所がいいんです、と告げて、歩き出す。
 ビールの栓を開けて、一口呷った。
 使います?と差し出した簡易栓抜きは、自作の物。]


――その子、大事にしてくれて、ありがとうございます。

[道中、途切れないように会話を挟む。
 店番とチャームのお礼で勝ち取った特別な時間だ、まごついて無駄にはしたくないと、アルコールの勢いで口を滑らせていく。]

その子、僕が随分前にお渡しした人形なんですよ。
今とは関節の付け方が少し違うくらい、古い子です。

[だからこそ、メンテナンスもやりづらくなかなか出来ずにいた。
 大きなコンゴウインコの出番が限られているのもあったかもしれない。
 あるいは意図的にそういった演目を外していたのか――その辺りの真意は、僕には知り得ないものだけれど。]


でも、今は立派に君の片腕になってる。
それがすごく、嬉しかったんです。

[だからずっと君のことを見に行っていました、という三行目は口には出さない。
 新作の公演はチケットを買い、数年単位で星見は必ず来ている。
 それまでに彼の肩の相棒を見る機会は何度もあったはず――

 という時系列を整理すれば、この感想がここ数日、今年のマーケットでのことではないと知れるかもしれない。
 が、知ってほしくて言っているわけではないから、この感情は知られなくていい。]

だから今日は、僕の世界を、君に見てもらおうと思って。
って言っても、大したものじゃないんで拍子抜けだったら、すみません。


……うん、この辺でいいかな。

[やがて、遊歩道に着いた。
 皆マーケットに向かっているせいか、数本外れたこの通りには空いたベンチと小さな噴水が人待ち顔でいるだけで、肝心の人影はほとんど見当たらない。]

座っててください。
それ、よければ食べて、ちょっと待ってて。

[露店で買ったチョリソとポテトのハーブ炒めをプレゼントして、着席を勧める。
 反対に自分は立ったまま、鞄を開けた。]


[ベンチの後ろに聳える街路樹に、失礼して緩めにロープを張らせてもらう。
 そこに、いつも露店の店先に吊るしているキャンドルホルダーを引っ掛けた。
 マッチを擦り、中に入れたキャンドルに火を入れれば、微かにオリエンタルな香りと共に、あたたかな灯りがぼう、と辺りを照らした。

 乳白色の樹脂に囲まれて、光はホルダーの大きさ以上に広がっていく。
 それが複数集まれば、夜中でもなんとか視界が利く程度の穏やかな明るさになる。]


綺麗だろう?
自分で言うのも、おかしいけど。

[いつの間にか意識が緩んでいたのか、顧客相手の工房の主から、ただの相良相介の言葉になって、揺れる灯りを評していた。
 隣いいかな、と、ベンチの空いた片側に座る。]


……このキャンドルは、マーケットの時しかつけないと決めてるんだ。
理由はいろいろあるんだけど、ひとつは僕がこの灯りが好きだから。

だけど君にマーケットで会えるのはまだ明るい夕方のうちくらいまでだし……夜に会うときは、僕は店を片付けてショーを見に来てる。

それじゃあ、どうしたって見てもらえない、から。

[けれど、これだけお膳立てしておいて、今日この灯りを見せた最大の目的の部分は、まだ達成できていない。
 開けないままの小箱に手をかけたまま、ビールを呷った。
 もう一息、勢いが欲しくて**]


メモを貼った。


[そういえば彼は迷わないで来れるだろうか。
彼が来てくれるという事に浮かれていてその事を忘れていた。古時計の修理で来てもらっていたから大丈夫だとは思うが、彼からすれば自分は客の一人。自分が甘えている証拠があるからこそ。

少しばかり不安が過る。窓の外を丁度見たときか
瞬く星空の間を彼が歩いてくるのが見えた。
まるで御伽話のような服装を
見間違える訳がない

黒い手鞄に黒いジャケットと帽子。
―――その姿をじっと見つめ、息を吐いた。鳴り響くベルと近づく距離、オレンジの屋根の上には猫が一匹。迷い込んだ野良がにゃぁと鳴いて。ドアを開けるまでの時間を示した]



 …こんばんは
 アリーさんこそ、来てくれてありがとう。


[呪文がわりのベル。
どこか昔を思い出して眼鏡の奥で目元が緩む。
彼の到着を待っていたといわんばかりの反応の速さに我ながら恥ずかしくなるが、差し出された紙袋をきょとんとみつめ。此れはと首を傾げた。説明を受ければ成程と納得を]


 ああ、お酒を用意するのを忘れていた…
 ありがたい。


[紙袋を受け取れば、それならどちらも使おうと彼を家の中に。以前祖父母が住んでいただけあって家具は大きく古いものが多い。彼がジャケットと帽子を脱ぐのなら、掛け。そうして椅子の上に黒手鞄を。食事場所は、古い大きな机と椅子が四つ。
テレビもあるが目立つのは花を生けた花瓶や調度品だろう。
其処に本と、先ほど買ってきたベルもある

古時計は其れ等の主ともいえるような姿をして佇み]


 そうか、それは助かる。
 この時計があるとないとでは全然生活が違うんだ。


  ……本当か?

  そう言ってもらえてよかった。


[ぐぅと小さな腹の音に少し口角をあげ。
先に食事にしようか、と声をかけてから彼が用意してくれたワインを置き、台所へ。その際、其処に座ってくれと四人掛けのテーブルを指せば出来たばかりのサラダ等を並べよう

テーブルの上にはトースターを。
出来たてが一番だと考えて]




 パンは今焼いているんだ、少し待ってくれ


[前菜がわりのサラダにチーズ。
あまり作りすぎるのもどうかと悩んだが、彼の期待に応えられるだろうか。彼が座ってくれるのならその前に座り。まずは赤ワインをあけて乾杯といこうか。と二つグラスを並べ]


 ……今日はありがとう。
 アリーさんが来てくれて、本当に嬉しかった。


[そう告げて、さあ食べてくれと言う前に。
言葉を区切り、息を深く吸う。]




 本当に嬉しかったんだ、


[帽子が無い彼をじっと見つめ。
そうして、息を吐く。――嬉しかった。テーブル一つ分の距離。そこまで縮まった距離と、こうして過ごす時間]



 星に願った事が叶ったからかな


[酒に酔って任せる前に。
言いたかったことを、告げた。知りたいと近づきたいと思うからこそ、踏み込まなかった距離。手袋を見つめて。―――

眼鏡を少し正すように触れた**]


メモを貼った。


[しばらくすると、あの人の姿が見えてきた。
 なんだか、いろいろ抱え込んでいて、その姿に少しクスッとした。]

 こんばんは。
 え、あ……、はい、いただきます。

[お酒はそこまで強くない、けれど嫌いではない。
 それにちょうど、喉も乾いていたし。]

 あの……。

[いくらなのかと聞いてみたけど、差し入れだと言われたなら、すなおに「ありがとう」と受け止めよう。]


 はい、サガラさんのお誘いですから。
 おまかせします。

 ……かわいい栓抜き、ですね。

静かなところ、と言われて、心臓がどきりと跳ねた。
 栓を開ける手が、震えなければいいのだけど。]


[あまりアルコールには強くない。
 けれど今は、それが、少しだけ緊張を解いてくれている気がした。
 とはいっても、ふたりになって何を話せばいいのだろうと、チラチラ彼を横目で見るばかりで……]

 え、あ……プルプルンのこと、ですか?
 この子も、サガラさんのところで生まれた子だったんですね。

入団してから、相棒として傍に置いていた人形。
 それを、愛おしげに撫であげる。]

 すごく、きれいだなって思って。
 けど、専属の人形師はいなくて、たまに誰かが操るってだけだったんで……だから、団に入って、一人前だって認めてもらえた時、専属にしてもらえないかってお願いしたんです。

[照れ気味に。たまにビールを飲んで、緊張をほぐしながら。
 プルプルンとの出会いを思い出し、語る。]


 ……ぼくも、嬉しいです。
 たしかに扱いにくい子かもしれないけど、とても、素敵な鳥なんで。
 もっと、たくさんの人に見てもらいたいなって、思ったんです。

少しだけアルコールでふわふわしはじめた頭。
 けれど、会話の中に、ちょっとだけ違和感。
 ただそれが何だか分からないまま、遊歩道までやってきて

 はい……えーっと、いただきます。

[言われるままにベンチに掛けて、チョリソーとポテトを受け取った。
 暫し逡巡してから、ポテトをひとつ、口の中に放り込む。
 程よい塩気とハーブの風味が、ふわりと口内に広がった。]


何かの準備をしているらしい様子を、ビールを飲みながら、ただ見つめている。
 これだけで、特等席な気分だ。
 瓶の中身は、もうあとすこし。自分からしたらだいぶハイペース。]

 …………。

 ……わぁ…………。

[やがて出来上がった光景は。
 オリエンタルな香りと、やさしげな灯が広がる、幻想的なもの。]

 はい、とても…………

溜息交じりに、「きれいです」と。
 隣に、彼の気配を感じながら、揺れる炎を、うっとりと見つめる。]


 マーケットの時だけ、なんですか……。

店の前に飾れば、きっと、みんな見に来るだろうに。
 そう思ったけど。
 彼の話に、ゆっくり耳を傾ければ。
 なんだかそれが、まるで、自分に会いに来てくれてる、と言っているかのようで。
 けど、お酒のせいで自惚れが強くなっただけなんじゃないかって。
 まだ底に、少しビールが残ったままの瓶を、両手指でしきりに弄ぶ**]


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