246 とある結社の手記:9
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―早朝― [疲れ切った顔をして、男はわずかに眠っていた目を開けた。]
生きてる……? 何故だ――じゃあ、誰が……!?
[思わず部屋を走り出て、各個室の気配を確かめていく。 その姿は昨日までの貫禄も脅威もなく、ただ焦燥にかられたかなしい男だった。]
(3) 2018/07/31(Tue) 09時半頃
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―廊下― [血の臭いと、僅かな獣のような臭い、それから……死の気配。 それらが漂い出てきていたのは、ユージンの部屋。]
……ああ……くそ…… ……また、誰も守れないのか……俺は……
[部屋の前で、しばらく膝を折り、力なく項垂れる。]
(4) 2018/07/31(Tue) 10時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 10時頃
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[どれだけ膝を折っていたろうか、長く感じたが……。 壁を背にして力を振り絞るように立ち上がる。 部屋の扉を押してみれば、鍵は開いていた。 床一面に広がる血と、部屋いっぱいの死の臭い。 その中心には――。]
……すまない……
[手遅れとか、そういったものじゃない無残さを見て、男は謝罪だけこぼした。 それから、幽鬼のような足取りで部屋を出る。]
……すまない…… 俺には……何も……
[ぶつぶつと呟きながら、階下に向かうため廊下をふらつく。]
(5) 2018/07/31(Tue) 10時半頃
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モンドは、勝手に取り出した酒をカウンターで飲んでいる。
2018/07/31(Tue) 11時頃
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[朝のうちから、男は酒をあおっていた。 自分の無力を忘れたいがために。 あまりに無責任と罵られようとも。
『投票』の結果、イヴォンが結社員に連れて行かれる時すらも、ゆらりとした目で一瞥しただけだった。]
(6) 2018/07/31(Tue) 11時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 12時頃
良いのよ、ピスティオ…
私はもう、疲れました。あの人の元へいかせて頂戴…
……。
慣れないことはするものじゃありませんね!
せめて一匹くらいはと、思ったのだけれど…
せめてあなたのちからにと、思ったのだけれど…
ピスティオ…生きて頂戴。
ベッキー!
ピスティオをよろしくおねがいするわ […フフッ]
[そうして、女は扉の向こうへと連れ去られた。]
ほほほ…
いやね!ウチの息子ったら。
あんなに取り乱して…なんて心もとない、跡取りね……
[そして女は結社員へと振り向き。]
さあ。
あなたには、あなたのお仕事があるわね。**
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[>>22 ベッキーの声は聞こえていた。 しかし、目を向けなかった。
止める? 俺が? 何故? 俺は彼女に票を入れた。 見知った、かつて仕事をくれた女に……。]
……。
[何も言わず、ただ頭を振って、また酒をあおった。]
(31) 2018/07/31(Tue) 21時半頃
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[>>26 おはよう、というパティに一瞬、わずかだけ目を向けた。]
……ああ。
[その言葉で区切るのが精一杯だった。
ーーめでたいな、お前さんが朝を迎えられて。
そう言いそうになった。 本心でもあるが、今はどう言っても皮肉めいた言葉になること程度は自覚している。 なにせ、もう俺たちは皆……誰かの犠牲のうえに生きているのだ。 何が違う? 結社と、人狼と。
そう考える度、グラスは空になる。]
(33) 2018/07/31(Tue) 21時半頃
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[>>38 叫びの後に零された言葉に、カウンターで俯いていた男は顔をあげた。 目の前から道が突然なくなったような、驚愕の表情で目を見開く。]
……そんな、ばかな
[零した言葉はそれだけ。 強く否定するでもなく、取り乱すでもなく。 それからまた、力なく椅子に座った。]
(42) 2018/07/31(Tue) 22時頃
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[>>46 パティがじっとこちらを見つめている。 昨日の理由を求めてのことだろう、それはわかっている。 しかし今、こうなってはおそらく……一欠けらの納得も彼らに与えられはしないだろう。
それでも話すか。話さないか。 それならば男は語り切って死ぬ方を選ぶ。]
……ルパートが来たら、”理由”ってやつを話す。 約束だからな。 ……もっとも、それにどれだけの意味があるのか、わからなくなっちまったが
(51) 2018/07/31(Tue) 22時半頃
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これなら、昨日話しちまった方がマシだったかもな……
[それからルパートが来るのを確認すれば、話始めるだろう。 ジンの注がれたグラスを片手に、どうしようもない男のように。]
ああ……なんだっけな、ああそう、”理由”だ ……もうだいたい、察してると思うがな 俺が『守護者』だ。 役立たずの、何も守れない……『守護者』だ
(52) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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もしもう一人『守護者』を騙るやつが出てきたら、そいつと一緒に殺してくれ。 俺の予想じゃ出てこないけどな……なにせもう、『能力』を騙って目立ってる狼が2人はいる算段だ。 よほど強気じゃなきゃ、出てこない。
[だが、強気になっていい状況ではあるがな……、と自嘲気味に笑って付け足した。]
(53) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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どうしようもない。 もう、きっとあんたたちは俺を信じることは出来ない。 もう一人の『守護者』が出てこようが、出てきまいが。
なんでそう言えるかって? 俺は、これで……”三度目”だからさ。
[三度目。 男は過去に二度、人狼騒動に巻き込まれてかつ、生き延びている。]
……知ってるんだ。 どんな時に人が人を疑い、信じていた気分が打ち壊されるか。 打ち壊されたあとにどうやってもそれを修復できないってことを。
……なあ、ついでに聞いてくれるか? 俺が人狼から逃げのびたのは、一度目はお袋が守ってくれたからだった。自分を目立たせ、周りの人間を冷静にさせ、最後まで戦った。 ――ユージンのようにな。 二度目は、見知らぬ『守護者』がギリギリで守ってくれた。 そのひとに教わったよ、人狼から一夜に一人だけ……隠してしまう方法を。
(55) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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[ジンをまた一口あおり、音を立ててグラスを置いた。 長く、息を吐く。]
……それで、三度目だ。 今度こそ、俺が誰かを守ろうとやってきた。 かつて世話になったこの村で、何かを。
……その結果がこれだ。 俺は最初から勘違いして、守れたかもしれないもんを見逃した。 昨日小僧に言われた通りだ。無様なのは、俺だ。
(58) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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[>>49 なぜ、と困惑するノアに顔を向けた。 酒を飲みながら巡らせた考えを。]
ノア、だったな、あんた。 昨日俺はあんたを信じると言ったが……訂正する。 俺にはもう、あんたを『信じるしかない』。
数のうえじゃ、まだあんたが人狼だってこともあるが。 ……そのときはもう、どうにもならん。 俺にはもう無理だ。
[諦めが、口をついた。 この二十年言ったことのない言葉だ。 母親に叱られるだろう。 悪い言葉は、良くないものを連れてくる。]
(64) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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なんでかって? そりゃあ決まってる。狼だからさ。 勘違いだよ。視点のズレだ。 俺たちは最初から”掛け違え”てた。
嘘つきはもう一人、いた。 いや、本人に嘘をついてる自覚があるかは知らんがな。 ……そうでなきゃ、俺が狂ったかだ。 俺が知らないだけで、人を守っているつもりで、襲っている人狼だったかだ。
[もはやくだを巻くように喋っている。 理性的とは思えないが、言葉はまだ明瞭に響いた。]
笑ってくれ、俺はそいつを二日間、守ってたんだ。 ――リンダお嬢様をな。
彼女が『本物』じゃなくて、ワンダかマリオが『本物』だった。 それが一番納得がいくんだよ。 なにせ、今までの『霊能者』は一日目には仕事が無いから何も語らず、二日目の死者、もしくは人狼が死んでからやっと語りだす。 ワンダとマリオは……二日目を迎えられなかった。
(68) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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だが、こんな話をあんたたちは信じられるか? ――俺だったらきっと信じきれん。 なにせ、俺は『人狼』と占われてから語ったからな。
[だから、俺は間抜けなのさ。 男の自嘲は止まらず、苦しみだけがその表情に見えた。]
(70) 2018/07/31(Tue) 23時頃
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[>>67 声を出せない青年から差し出されたメモ。 大丈夫、まだ文字は読める。 何だったら、ジンを何杯飲んでも酔った気はしなかった。 恐ろしく背中が冷えている。]
ああ、そういうことだ。 説得力がないだろう? だから一日待ってもらった。理由ではあるが、足りない。 だが、俺が守護者だと語ってから処刑されたら『守護者』がいると狼に警戒させることが出来ん……。 次の一日で、『霊能者』か『占い師』がもう一つ根拠を作ってくれるかもしれない、ってな。
別で? かまわん、なんでもいい。 なんでも答えてやる。
[男は似つかわしくないほどに饒舌に、喋り始めたらもう止めることはできないというふうに青年に応えた。]
(72) 2018/07/31(Tue) 23時半頃
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おかしかったんだ……何かが
一日目は、閉じ込められてヤケになればああなる。 二日目は、理由を探した。 三日目は、そうならないはずだった……
昨日までの予想なら、狙われるのはノアか俺でなきゃいけないはずだったんだ……
[人狼が犠牲者たちを狙ったことを、語る。]
そうでなきゃ、逃げ場所がなくなる。 ”あの婦人”の魂が狼だったと言われたら、 『守護者』と『占い師』が生きている限り手詰まりになる。
……なのに、狙われたのはあの……気の良い男だった
[もっと……もっと早くなんで気づけなかった。 俺のせいだ、俺の。 そう何度も呟き、両手で握ったグラスはかたかたと震えた。]
(79) 2018/07/31(Tue) 23時半頃
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[>>78 怒りを露わにするかつての浮浪児を、見つめた。 その瞳は弱弱しく、疑惑に満ち、それでいて――芯には炎が燻っていた。]
……怒るか、そりゃあそうだな。 殴ったってかまわん。 あの『用紙』に俺の名を書いたっていい。 だが、そのあと……『お嬢様』は信じるな
[なにせ、と続けた]
俺はお前も信じちゃいない、ロイエ
(81) 2018/07/31(Tue) 23時半頃
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ここからは噂の話だ。 俺も信じちゃいないから、誰も信じなくていい。
……人狼は『感染』するってな。
お前さんがかつて襲われたのは、本当にただの犬だったか? 俺が覚えてるのは、確かに少し大きな犬に見えた。だが、それだけだ。 ……そんなクソみたいな根拠で、俺はお前さんも疑ってるんだ。
[情けない男だよ、俺は。]
(84) 2018/07/31(Tue) 23時半頃
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[>>80 青年の問い。不安の問いかけか、未来を見据えてのものか。 彼は優秀なんだろうな、と思った。]
……俺は体験していない。 仲間からの又聞きだ。それでも良けりゃ……
[いや、なんでも答えると言ったな。]
……人狼と人間が同じ数になったら ――全員死ぬ。
(89) 2018/07/31(Tue) 23時半頃
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[>>83 ……『霊能者』を救おうと? ……ロイエを、救おうと? それは、ロイエが真実の『霊能者』である、と……?
酩酊したせいか、突然だったためか。 理解が、追い付かなかった。]
(93) 2018/08/01(Wed) 00時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 00時頃
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[>>94 茫然とした娘の顔から、目を背けた。 あまりにも情けない自分。 かつて二度も狼と渡り合ったと言えば聞こえはいいが、二度も大きな恐怖を植え付けられただけだったのか。]
……ああ、そんなことだ。 俺は見てきた。 子どもの人狼が人を喰うことも、気の良い親父が人狼と言われて豹変することも、おとなしい娘が人を騙し、陥れることも。
だから、この宿にいる誰もかれも。 あの、小さなマリオですら。 ほんの些細なことを理由に……俺は、疑っていたんだよ、最初から。
[そんな自分が『霊能者』だと名乗り出たのが一人だっただけで、お嬢様を三日に渡って信じていたのだ。 情けないと言わず何と言おうか。]
(98) 2018/08/01(Wed) 00時頃
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[>>95 >>96 >>97 冷ややかに笑う少年に、一度だけ顔を向けた。]
……俺がどんなに酒に溺れようと、 昨日も言ったようにお前の相手をする気はない。
自分の理屈がどれだけ壊れてるか、考える気もない小僧の相手はな。
[そう思うのが楽なら、そうすりゃいい。 『霊能者』を信じた、俺のように。]
(100) 2018/08/01(Wed) 00時頃
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[>>105 ルパートは、良い男だ。 長い年月に様々な人と関りながら、宿を支え続けただけはある。 その男が言う。ただほんの少しの時、人の情を取り戻せと。]
……すまない。
[謝罪の言葉。皇帝も否定もせず。 彼の言うことはもっともで、自分もそうしてやれたらいいと思う。 だがそうすれば、自分はあの『用紙』に人の名を書くことは出来なくなるだろう。 俺は、彼女の名を書いたのだ……。]
(109) 2018/08/01(Wed) 00時半頃
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[>>108 ロイエの告げた言葉。 彼女が本当の『霊能者』で、イヴォン婦人が人間であった、ワンダが人狼であったと。
だがそれはあり得ない――有り得ないのか? 『共鳴者』であるパティを人狼と告げたイヴォン婦人は『偽物の占い師』であった。それは間違いない。 そうであれば……ユージンが切に願っていたことを思い出す。 「撤回しないのか」。 ユージンは、イヴォン婦人がピスティオのために『占い師』を演じた、と考えていた。
それは、まさか……本当の、ただの人間でありながら、彼への疑いを払拭したいためだけに……? 全ての人を、犠牲にしても。]
……馬鹿な
[それこそ、そんな馬鹿な、だ。 そんな、そんなことがあるか。あっていいはずがない。 少なくとも自分が見てきた騒動では、そんなことはなかった。
だが、それこそが人間、それすら有り得るのが人間、だと思ってしまえば……考えられて、しまう。]
(110) 2018/08/01(Wed) 00時半頃
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[しかし、そんなことを言ったらどうする。 リンダがロイエを、ロイエがリンダを庇って嘘に嘘を重ねていることだってある。 もう何もわからない。考えられることなんてありはしない。
辛うじてつなぐのは、自分と、パティが人間だと……信じること。]
(114) 2018/08/01(Wed) 00時半頃
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……ルパート……
[>>113イヴォンのために語る男に、 すまん、とまた呟いた。]
……俺は、今の今まで考えもしなかった。 身内のために、他人全てを犠牲にする『覚悟』のあることなんてな。
[それが、親心なのか。 ルパートも、娘のためならそうするだろうか。 子どものいない自分には、わからない。
だがそれは……俺にとってみれば、もはや悪鬼だ。 人狼と何も、変わらない。
だから、謝るのはルパートにだ。 彼の誠実さを、やさしさを傷つけてしまったことだ。 婦人の名を書いたことを、省みはしない。]
(117) 2018/08/01(Wed) 01時頃
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