278 冷たい校舎村8
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[ 本日も、愛宮心乃は 幸福 である ]
(200) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 愛宮心乃の寝起きはいつもと違う 遠くに聞こえてくる文化祭のミュージック。
起床時間はいつもと同じ。 目を覚ませば、見慣れた天井ではなかった。 ギシ、と保健室のベッドが軋む。
既にぽつ、ぽつと空いているベッド。 そんなに遅い時間じゃなかったけれど、 みんな早起きだなあって思ったりしていた。 ]
せいかちゃん。おはよう 私、あさごはん用にスープ作ってくるね
[ 飲み物を買いに行くという彼女にご挨拶。>>100 ]
(201) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ しおりちゃんはまだ寝てたかな? それなら、起こさないように気を付けつつ、 『家庭科室に行ってきます』という書置きを残す。
けど、目が合ったなら言おう。 おはよう、って。 ]
(202) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 朝食、つくろうかなって思った。 連城くんが持ってきてくれたパンをメインにして、 スープとか、あったほうがいいかなって。
朝のひんやりとした空気と、 やっぱり静まり返っている校舎の中を歩いて。 家庭科室までたどり着けば、昨夜洗った鍋を出す。
そうねえ、たまねぎ、にんじん、じゃがいも。 今度はコンソメスープでも作ろうかな、って。
食材を手にしたとき、だったかなあ。 ]
(203) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 手を滑らせてたまねぎが落ちるタイミング。 チャイムが、鳴った。>>#0 ]
(204) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ ──── と、同時。>>2:824 鈍い音が外から聞こえた。 ]
(205) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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──現在・家庭科室──
え?
[ ぎゅ、って細い腕がすがるように しがみついていた感覚が、まだ残っている。>>2:652 その感覚を辿るように、自らの腕を掴む。 傍らに落ちているポーチと、見覚えがある。 おおきなカーディガンに、その背格好。 ]
……ちーちゃん?
[ それ≠ヘ心乃のよく知るものにそっくりだった。 ]
(206) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ 幸福 の筈、───だった* ]
(207) 2020/06/18(Thu) 14時頃
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[ あなたはあなたのままでいいんだよ、>>2:730 ]
(208) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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──昨日・手洗い場──
[ いつもの心乃だったら、そう言っていた。 けれど、あまりにも真心に似ている彼の傲慢さに 心乃の内に蔓延る劣等感が顔を覗かせる。
聖母? なんてことはない、 それしかなかったのだ、心乃には。 そうでもしないと、生きてこれなかった。 ]
……うん、ありがとう
[ 振り向くことはできなかった。>>2:729 背中にかけられる声にだけ答えて、 私は逃げるように彼のそばから離れていく。
真心ちゃんから逃げるようなものだ、 認めたくない現実から、逃げるようなものだった。 ]
(209) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ 愛宮心乃は恵まれている。 ─── ただ、一点を除いては。 ]
(210) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ たとえば、そう。 心乃が小学生だった頃のお話しだ。
心乃はその頃から体型はかわっていない。 りんごのようにまん丸だった。
好きな人ができた。 多分、初恋だったように思う。 クラスで一番かけっこが速くて、背も高い。 かっこよくて誰にでもやさしい男の子。 当然、心乃以外の女の子にもやさしいし、 みんなの憧れの人気者だった。 ]
(211) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ バレンタインにチョコレートをあげた。 だれよりも上手な手作りだったと思う。
彼は言う。 「ごめん」って。 クラスメイトは言う。 「デブのくせに」って。
妹の真心ちゃんならよかったって。みんなして言う。
結局、彼はクラスで一番かわいい女の子と 両想いになって、なかよくしていた。 ]
(212) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ あーあ(笑) ]
(213) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ 愛宮心乃は恵まれてなどいなかった。
愛≠与えられるのに重要な、 容姿をもちあわせていなかったのだ。
やさしい両親?真心ちゃんにはね。 妹は、笑っているだけで愛を与えられていた。
おじいちゃん、おばあちゃん。 妹にはなんでも買い与えてた。 ……ねえ、心乃にはないの?
親戚のひとたち。 心乃もダイエットしなよって言う。 真心ちゃんみたいになりなよ、って言う。 なれたら、苦労はしないでしょ。 ]
(214) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ 容姿を持たない自分が憎かったんだ、ほんとはね ]
(215) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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[ その言葉、信じられるわけないじゃない?>>208* ]
(216) 2020/06/18(Thu) 15時半頃
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──昨夜のこと──
[ ちーちゃんとくっついて帰ってきた教室。 途中、身長差もあったし歩きにくさはあったけど 嫌いじゃなかったよ、ああいうの。
鞄の中から自分のポーチを取り出して、 黒板に増えているメッセージを読みながら、 採点を終える彼女を待っていれば増える顔ぶれ。 おかえりなさい、>>2:781 どういたしまして、>>2:806 って挨拶をしたのなら、 みんなと連れ立ってごはんを食べに行く。 ]
(217) 2020/06/18(Thu) 16時頃
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[ 家庭科室へ向かえば、 減っているシチューにちょっと嬉しくなる。 四人でいただきますとごちそうさま。
デザートのクレープを食べたら、 すぐに身についちゃうんだろうな。と思うケド。 ちーちゃんが食べたいみたいだから、たべる。 こんな奇妙な空間にいるんだもの。 糖分補給しないと、またイライラしちゃう。 それじゃあ、愛宮心乃が成り立たないし。 ]
(218) 2020/06/18(Thu) 16時頃
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[ 夜も遅い時間に、クレープなんて冒涜的だった。 とくにカスタードクリームまみれだなんて、 ダイエットのダ≠フ字に、ほど遠い。
せいかちゃんと同じように、 フルーツにすればマシだった? 連城くんのチョコもおいしそう。
今おもえば、 全部乗せ、してもよかったなあ、と思う。 ]
(219) 2020/06/18(Thu) 16時頃
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[ お腹が満たされて、三人とお話しして、 なんだか気がまぎれたような気がする。
連城くんとお別れして、保健室へ向かえば すでに、まなちゃんとしおりちゃんがいて。 おやすみなさいをして、案外眠れたんだよね。 おなかいっぱいだったからかなあ? そうして、翌朝を迎えたんだ。>>201* ]
(220) 2020/06/18(Thu) 16時頃
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──回想・打ち上げ──
[ あれ。あれはあれ、だよね。>>2:611
ないの、知ったし。大体察することもできる。 だからジェスチャーで判別できたけど。 お揃いの中の、お揃い。
そう、今日は忙しかったから、 いつも以上に自分の距離感を測りかねていて どこかに引っ掛けて、びりびりーっと外れた。 至極全うで、正当な理由に他ならない。 ]
(298) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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思ってたより、忙しかったもんねえ あっちへいったり、こっちへいったり
[ ものにぶつかることは、よくあるよ。 自分の避ける能力を把握しきれてないぽいから。
そうだね、きっと。 なくしただけで、怒るような二人じゃないし、 許してくれるんだと思うの分かってる。
心乃の勝手な印象ではあるけれど、 でも、やっぱり、なくしたら悲しまれはするかも?
だから、ふりふりを差し出されて、 ちょっとだけ、困ったなあって顔になる。>>2:614 ]
(299) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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いいの?……ありがとう
[ でも、もう文化祭は終わりだし。 ふりふりをつける機会もほとんどない。 差し出されたふりふりは、 ありがたいなって顔をして受け取るけれど。
結局つけることはなく、鞄の中へ仕舞ってた。* ]
(300) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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──ふりふりの話──
『 それ、かわいいね 』
[ 文化祭の合間。>>0:1347 取り巻きと共に訪れた妹は、 心乃のふりふりを指さしてそう言った。
そうね、私なんかより妹の方が似合う。 周りの男の子たちも、そう言っている。
ほしいの?って聞いたら、うんっていうの。 おねえちゃんには、似合わないよ。って。 そうだね、似合わないよね、って答える。 ]
(301) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[ 値踏みされるような視線が痛かった。 きっと、真心ちゃんの姉だからって、 期待していたんだと思う。それくらい分かる。
あからさまにがっかりしたような、 そんな声や、表情も、わかるよ。わかっちゃう。
いっつも、妹と比べられていたんだよね。 比べられて、劣っていないようにって、 がんばったつもりだったんだけどね、 ]
(302) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[ クレープを食べて、口周りを汚す妹に ハンカチを差し出そうとしたら───
取り巻きの男の子たちが すかさずにお世話、していたの。 ]
『 おねえちゃん、まこはもう大丈夫だよ 』
[ 笑っている妹をみて、 肩の力が、すごく抜けた。脱力感。 ]
(303) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[ なんだかどうでもよくなっちゃった。 ]
(304) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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[ 外したふりふりは妹にあげた。 ふりふりだけじゃ、何にもできないけど。 ほしいっていうから、あげた。
そのあとは、またねって手を振って。 忙しくてよかったなあ、なんて仕事に戻った。
ただ、それだけのお話し。* ]
(305) 2020/06/18(Thu) 20時半頃
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──現在・家庭科室→──
[ 窓の外におちている、もの。 は、っとした後から、 鍵に手を伸ばして、ガチャガチャとする。 でも、黒板に書いてあった通りだった。
───…… 開かない。 ]
なっちゃんも、かえってこないし ちーちゃんも、どこにいっちゃったの
[ 例えば、ここが誰かの頭の中だとして。 そこから追い出されたらどこへゆく? 元の世界に、帰れただけなら百歩譲っていい。
でも、もしも違ったら? 死んじゃった? ]
(324) 2020/06/18(Thu) 21時頃
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