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ネルが来たときいて(ガラッ
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![]() | 【人】 水商売 ローズマリー― 二階・廊下 ― (3) 2011/12/11(Sun) 20時半頃 |
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ネル来てないけど、喋れるよww
いっか、彩葉が勝ったら、小瓶落として終わらしたろw
ネル狼化するから1人しか減らないのよね。
その辺りがじゃないの?
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死ぬ時は一緒だから大丈夫だ。
1人ではいかせないよww
嗚呼―――…
[それを知覚した。
初めて味わうこの感覚に酔い、蕩けそう。
鮮烈な感覚、今まで生きてきた中で味わった事のない。
妄想の中では味わえなかった感覚。
渇仰していたのは、この瞬間だったと知った。
脳天を刺されて、視界が乱れ繽粉に赤が舞う。]
――い ぃ……。
[そう、本当の自分に気が付く。
他人の死を愉しみたかったのではなく。
自分が死ぬ瞬間を愉しみたかったのだと。
毒が齎すそれにより死が全身に蔓延して行く。
心臓の音が曖昧になり、
呼吸の音はどうなってゆくのだろう。
彼のビンゴの言葉はもう届かない。
徐々に身体の末端から細胞が死滅してゆく喜悦。
その倒錯した悦びに粟立ち、震え――。
やがて全ては闇に包まれる。]
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![]() | 【人】 水商売 ローズマリー[ちらと後ろを振り向くと、レティーシャが離れてついて来ている>>14。突き放してしまっただろうかと心配になるも、そちらに駆け寄ることは出来ず。] (18) 2011/12/11(Sun) 22時頃 |
――ゾンビの蔓延る街の中の電話ボックス――
[
今はこうして幽体と化した二人が
電話ボックスの中で窮屈に背中合わせで座り込んでいる]
なんか言えよ、あやめ
[言葉をせっつく。
あやめは困ったように眉尻を下げたけれどその顔は見えない。]
……私は
[ダムのような感情が、渦巻いて渦巻いて
やがて崩壊してしまう]
私は言いたいこといっぱいあったんだっつーの!!
あやめのこと見殺しにして文句もないんか。
私は、……
あやめはなんでそんなに責めんの……
ねえ、怒れよ、私のこと殴ってもいいし、
私があやめにしたこと全部してもいい。
もっとひどい事でもなんでもいい。
だから、ねえ。ぶちまけれよ。
あやめ…!
[だけど気づいているんだ。
あやめはそんな風に感情を吐露するのが上手じゃなくて。
困ったように、俯くだけ。そんなあやめは悪くないんだ。]
……ッ
私は……あやめに酷いことして……
その……
『ごめん』「なさい」
[二人の声が重なる。
ぱちぱちと瞬いて]
なんで、……あやめまで謝るん?
[あやめは辿々しく、だけど珍しく感情を持って告げる]
「しのぶさんは、きっと、寂しいんだと思って……
なのに一人にしてしまった、私が悪いんです。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめ――」
[どんっ。
身体を後ろに反らせてあやめにぶつけ、謝罪を遮る。]
ばぁか。
どこまでも本当にバカやなぁ。
……悪いのは私やし。全部、全部、私がしたこと。
あやめに謝られるの辛い。でもそういうあやめらしいなって思う。
あやめに謝りたい。
ごめん、あやめのことが、好き。
[ぶっきらぼうに告げた告白に
あやめはどんな顔をしただろう。
多分、驚いて――だけど笑ってくれたと思う。]
そういうことやから
[立ち上がって、あやめに向き直り、
顔を落としてそっと]
……あやめも私を好きになれ。
[交わす口づけは、淡くて、少しだけほろ苦い
初めての蜜の味がした。**]
![]() | 【人】 水商売 ローズマリー[返事もできぬまま、レティーシャ>>21に手を引かれ走り出す。体勢を崩しながらも、彼女へとついていこうと足を動かす。] (23) 2011/12/11(Sun) 22時半頃 |
[落として割れた小瓶を見つめる。
実験がうまくいくかはわからない。あくまでもそれは試作品に過ぎない。
人型には通じない可能性だってある。]
それでも、ダメならもう一度実験を繰り返せばいい。
俺が生きていれば倒せる機会がある。実験がうまくいって死ぬ時は、お前も死ぬ時だ。
[ウイルスが、ウイルスを捉えようとしているのか、自分の身体もあからさまに不調になっている。]
ざまぁミロ……食欲が、がが
[痛みが苦痛が、欲求が波のように押し寄せては押し返す。]
レティー、ローズ、お腹ガ空イテ……。
―新たな死の生まれた場―
[なぜだ。男は自問する。
なぜ、こんな世界に陥った。理由はもう、知っている
ならばなぜなおも問うのか。
平穏に思えた在りし日の風景が、脳裏にこびりつき離れない。
放たれた銃弾
見たくはない。されど目を離すなと己に科す。
何も出来ない男にできることは……ただ、見守ることだけなのだから。
それなのに―――――]
もう……もう、やめてください!!
[気がついた時には、体はすでに動いていた。
リンダの放った2つの小瓶
それにより、引き起こされる現象も。
だからこそ。2人の間に割って入り、ベネットを守るように両手を広げて立ち塞がって……]
[『背後』で、爆発が生じたのを察した
この身をすり抜けた水蒸気爆発の源が、男の背で化学反応を起こしている。
幽体の熊がその音に驚き、頭を覆って伏せている。
この殺意の結果がどうなったのか。
見届けなければ。
けれど、体は硬直したようにリンダと対峙したまま動かなくて。
やがて、『男の胸をすり抜け飛び出した』サバイバルナイフが、彼女の脳天に突き立った
あ、あぁ……。
[儚くなった己の身に、宿された力などありはしない。
行動を実現できぬ想いなど、何にも生み出せなどはしない
両手を広げ、両足を踏ん張ったまま。止めることも、叶わずに。
ただ、この身に帯びるは……己の体をすり抜けた「いろは」による、凄惨な凌辱
おぉぉぉぉぉぉぉっ!!
[男は耐えきれず咆哮する。目は離さぬまま。
力のなさを悔やみ生まれた、文字通りの魂の叫び。
引き裂かれるような絶叫に、熊が怯えて退いていく。
仮に彼女の死に顔が満たされたものなら
いや、それはあり得ない。幽体である己の身が証明している。
見開かれた目で、全ての悲劇を見届けながら――――
魂であれ涙は流れるということを、初めて知った]
―新たな死の生まれた場・了―
![]() | 【人】 水商売 ローズマリー[思い出すのは、誰も信じるなというかの人の声。レティーシャも言うように、丸々飲み込んで信用することはできない。けれど、頭の隅に引っかかっているのは、走り去る前の田原>>6:108の表情。] (29) 2011/12/11(Sun) 23時頃 |
![]() | 【人】 水商売 ローズマリー 何かの技術書……でしょうか。 (35) 2011/12/11(Sun) 23時半頃 |
―Side.実体のない猫2・コーネリアの足元で―
[すっごく怖い思いをしてた。
ばーん、とか、どーん、とか。あっちこっちで音がして。
その内1つはね、この子が鳴らした音だったんだっ
怖くて。座り込んじゃいたくて。4つの足ががくがくしてて。
ねぇ。なにが起こっているの? って聞いたのに、多分、やっぱり男の子は答えてくれなかったんじゃないかな。
きっと、怖い、怖い、って思い続けていたせいなんだと思う。
声をかけてきた男の人
少しの間だけ、2階に逃げちゃっていたんだよ。
怖がりだよね。
置いて行っちゃって、ごめんね]
[それから何が起こったのかは、離れていたからよく分からない。
けど、あの子はここにやってきた
あ、追いかけてきてくれたんだ。そう思って鳴いたけど、やっぱり見ている方向は別のとこ。
ひどいなぁ。でも、しょうがないよね。
今、この子は忙し……
…………ねぇ。どーしたの?
なんか、雰囲気が変わった気がして、この子にもう一回聞いてみたんだっ。
多分、答えは返ってこないと思うけど……。
……ま、いっか。
足元にすり寄って、頬をこっそり撫でつけた。全然感覚がしなかったのが、ちょっと不思議だったけど。
『頑張る』ことが、あるんだもんね
それが終わるまでは、我慢する。
いい子にして、ずっと近くで、待っててあげるよ]
―Side.実体のない猫2・コーネリアの足元で・了―
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ネルさんまじ天使すわ…(あふれた
![]() | 【人】 水商売 ローズマリー それは…… (40) 2011/12/12(Mon) 00時頃 |
喰ワセロ…!!喰いたくない…。喰ワセロ!!
[鉄格子を掴み、激しく揺する。
時折停止しては、鉄格子から離れようとして。
ゾンビの血が苦痛からか、死の恐怖からか、それともただの欲求からか。
身体を支配する時間が増えていく。]
気がついた事がある……。
俺は、俺の血はアンデッドウイルスの抗体を持たない気がする…。
少しでも気を抜いたら…普通のゾンビになっちまいそうだ……。
[そして、いつか2人を喰らうのではないかと思えば思うほど、
あのウイルスが聞いてくれる事を祈ってしまう。]
会いたい…愛たい…会いたい………喰いたい…。
[やがて、男は腕を下ろし、眼差しを強めて歩き出した。
その場に残されたリンダの残骸は、動きだすことがあっただろうか。
彼女の魂が仮に分離することがあったのならば、自身の遺体を目にしはたして、どんな思いを内に抱いたことだろうか。
もしかしたら、男もその存在に気づいていたのかもしれないが。
いずれは、動きださねばならない。
人とアンデッドの死闘の果てを]
サンテックスさん……あなたも、その身を侵されたのですね。
[コーネリアの姿に気づけば、逝人の直感でそれを悟った]
あなたの描く『白血球』を、俺は、心底見てみたかったです
[この先、彼の選ぶ未来は、運命は、男には到底分からない。
ただ、その行く末がどのようなものであれ……決して目は、逸らさない]
[そして、男は目にするだろう。
強大な存在に立ち向かう、一人の勇敢な同僚の姿
その佇まいに、孤高を感じる。
多数のゾンビに後ろを塞がれ、絶望と思える状況のなか、きっと田原の目は死んでいない]
田原先生。一人ではありません。
俺が、ここにいます。勇猛なあなたの姿に、心を打たれる男がいます。
[仮に、死すことがあったとしても]
戦ってください。最後まで。俺達「弱い」人間の力で。
最後まで足掻いて、生徒達を守って。決して諦めず……。
[男の目は、「ベネット」に向けられる。「いろは」と共にいる彼は、今、どんな思いを抱いてこの死の饗宴の渦中にいるのか。
もしかしたら……最後に付け加えた言葉、散々繰り返し陳腐となり果てたこの想いは、田原に対するものだけでは、なかったのかもしれない]
――――俺達の街を、守ってください。
[不意に脳へと、思いが届く。苦しみ、耐え、戦う教え子の
辛いだろう。男は思う。
かつて命があった時。己に宿っていた食人衝動を、思い返して苦痛を悟る]
なんだって出来る!!
[男が吠える。彼に宿った決意の声
田原の口にする「やりたいこと」
儚き存在になり果てた己には、肉体を失った己には、世界の理に想いを阻まれ、この世に作用を及ぼすことは不可能ではあるけれど。
かわりに、想いの力を言葉に乗せる。
聞きとられることのない亡界の声で、せめて、せめてもの想いを放つ。
男の両拳は想いにと共に、再び堅く握られて。
傍らの熊は震える片手に、心配げに鼻先を擦り付けたのだった**]
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![]() | 【人】 水商売 ローズマリー[廊下からの声>>41に反応し、双眸をレティーシャと同じように扉へ向けた。聞こえたセンセイとアンデッドというキィワードはこちらを動揺させるには十分だった。] (47) 2011/12/12(Mon) 07時半頃 |
![]() | 【人】 水商売 ローズマリー[ゆっくりと扉を開けた。誰かが武器を構えて待ち構えていたら――そう考えるも、杞憂に終わる。 (49) 2011/12/12(Mon) 07時半頃 |
![]() | 【人】 水商売 ローズマリー ……レティさん、武器。 (50) 2011/12/12(Mon) 08時頃 |
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