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[ 「死んで」しまってから
わたしの耳はさらに多くを捉えるようになり
サイラスの普段とぜんぜん違う…怒りの篭った足音や
グレッグにぶつける衝動
(やめて、メアリーをそんなふうに言わないで…)
そして怒りの篭ったグレッグの声
らんぼうな”おと”
(いやだ、やだ、ねえどうしてそんな事するの!)
地面に音もなく散らばる、あの子のことば
( ………きっと、ちがうよ……… )
銀薔薇の持ち主を知って、 きっと としか言えない
じぶんにショックを受けながら、耳を塞ぐ。 ]
[ サイラスがわたしの名前を呼ぶたびに、
ぴくりと跳ね上がる肩をなだめる。
わたしが視えているわけではないと、
わたしを喚んでいるわけではないと。
わたしの事で彼のこころが悲鳴を上げていることが
優しいグレッグの人が変わってしまったような声が
ひどく辛くて、そんな声達を聞いていたくなくて ]
…………………っ。
[ 踵を翻して 逃げるように、走った。
闇の中で生活するようになってから、一度もした事のない
ぜんそくりょくで。]
[ どうして何にもぶつからないのか
もう、考えたくもなかった。 ]
はあ、 はあ、 はあ、 はぁ。
[ 息が切れるのは動悸ではなくて、恐怖。
触れようとした物体にしか触れられず
唯一の音すら伝えられず、不均一なラジオを聞くだけ。
世界から自分は切り離されてしまったのに、
わたしだけはまだ”ここ”に居てしまうのか。
いっそ 耳まで なくなってしまえばいいのに。
そう思った乱暴なこころは、容易く たったひとつの
小さな喚び聲
………せんせ。
[呼んでももう、応えが返ることはない。
「泣くんじゃない」と叱ってくれることもないだろう。
だから わたしは。
その場にべったりと座り込んで 子供みたいな大声を上げて
うわあん うわあああん と
誰の目を憚ることなく 泣いた。
へんじを伝えることなど何も出来ないのに
「わたし」に語りかける優しい聲>>3:=1だけは
聞きたいと思ってしまうから 耳を削ぐこともできず。
きゅう、と締まる手首の絹糸を、左手で押さえて
あの日とは逆の道を わたしを背負う先生の後を、辿った**]
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─ ??? ─
[何かに呼ばれたような気がした。
どろりとした暗い底から、意識がゆっくりと覚醒する。
ぼうっとしていた。
喉に無意識のうちに手が添えられる。
切り裂かれた傷を補おうとするかのように]
… キャシー ……?
[夢の続きを呼ぶようにして辺りを見渡す。
ここはどこだ。どうしてこんなところに。
見渡せば、どこからか微かな音がする。
先ほどまでも聞こえていた音だ。
求めるようにゆうるり頭を巡らせた。
あれは置いてきた幼子の泣き声
メアリー…?
[名を呼ぶと、ずきりと痛んだ。
─── どく どく どく
切り裂かれた喉から血が、手を伝い腕を濡らして流れる。
まるで涙の代わりだとでもいうように、止まることなく流れ続ける]
[おとうさん。と呼ぶ声が聞こえた。
どこにも行かないでと手を伸ばしてきた、幼い子。
ようやく綻びかけた、小さな蕾。
彼女はどこだろう。
濃密な血の匂いを纏いながら、男はゆらと頭を揺らす]
[死の匂いに誘われるように、男が向かったのはマーゴットの家。
そこに嘆き悲しむ娘を見つけた
ベッドに横たわるのは黒い髪の優しい眠り姫。
その優しさゆえ、その愛らしさゆえに命を落とした哀れな娘]
( メアリー… )
[声は届くことはない。娘は友の亡骸の上で泣き続ける。
小さな部屋に、死者と死体と生者がひとりずつ]
[止めるべきだったと、ぼんやり思う。
マーゴットの死を、せめて男は止めてやるべきだった。
いずれ自らが死を望むなら。
せめて娘に、親しい友を遺しておいてやるべきだったのだ。
─── ぽたり ぽた、 ぽた
しずくが零れて血と交じり合い、二人の少女の上に降り注ぐ。
決して彼女たちを濡らすことのない雫が]
(ああ、)
[ふと。何かに気付いたという風に、男は外に目を向けた。
ゆらり漂う希薄な影は、嘆く娘を置いてふわりと壁をすり抜ける。
泣き声が大きくなっている]
…───どう 、したんだい?
[辿ったのは、先に聞こえた泣き声
幼子のような泣き声を辿り、泣きながら歩む娘に声を掛ける。
彼女の顔は先ほど見てきた死体と同じ。
泣きじゃくりながら歩くらしきその娘の魂へ向け、希薄な男の幽霊が*首傾けた*]
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― 回想:二日目 夜 ―
[ …………――ざあ、と木々がざわめいた。
その中に一つ、幼い頃共に登った木がある。]
[夜の森の中、濃く、血の匂いが馨る。]
[崩れ折れた体を受け止めている。]
[消えゆく体温をその手で感じている。]
[淡い笑みに気づく事は勿論無かったが、
村医者は、やがてはその背に手をそえ、
共にずるりと座り込んだ。]
………どうにかできるわけ、ないだろ……
[血のにおいの中、小さく呟いた。
集会のあとのグレッグの言葉を思い出す。]
「…ルパートとスティーブンはさ、
ずっと…このままなの?」
もう、とっくに、とっくにさ……。
[そう簡単に戻れたら、八年の月日なぞ経っていない
どうしようもないことだと、村医者は思っていた。]
( 君の大事な妻を殺した )
( 君の娘を 君の目の前で突き飛ばした )
( 君の平穏を壊した )
[ ――いつも、傷つけてばかりだ。
投票前の彼がぶつけてきた静かな怒りを思う。]
( 酷いやつだろう。君は僕を思うまま殺してよかったんだ。爪で牙で言葉で。臓腑を抉り、心を八つ裂きにして、かまわなかったんだ。)
[ だが、振り返ればこの有様は何だ。
どうして自分「が」彼を殺しているのだろう。
縋りつくことすら
「それで許してくれ」と言っているようで、
できはしなかったのに、それが間違いだったのか。
――彼が自分に殺されたがっていた事など、
悟っていて尚、そう「誘った」事など、知らぬ儘。]
[何故彼は昔の呼び方で この自分を呼んだのか
―――――――、…………!!!
[空を仰いだ。
雲母の如く黒い空を。
潮騒を奏でる森の中、
旧友の亡骸の背を搔き抱き、
一つ、消え入りそうな狼の遠吠えが響き渡る。
頬に流れた銀色を、蒼褪めた月だけが見下ろしていた。*]
― 3日目、そして、 ―
[本に埋もれて死ねるなら。
きっと、彼も本望だったのだろうとは思う。
――実際は森の中、
狡猾に仕組まれた罠の餌食になるのだが。
ジョスランが伝言を受け取ってくれたので
その背を見送り――
[ シャボン玉のような聲が聞こえた。
”それ”が何を意味していたのか、
今となっては、わからないままだ。 ]
[
最初はただの衝撃にしか感じられなかった。
どうやら悪い予感は的中したらしい。
ああ、やられたなと知覚するには
どうにも深く眠りすぎていたようで、
胸が十字架で貫かれる瞬間すら
意識は酷く曖昧だった。 ]
( 痛
い、
あ、あ
やめ、
あ
あ
噫 )
( …………、 )
( ……朝飯、
何にも作ってないな。 )
[ 轟、と炎が唸る ]
[ 体が焼かれていく。悪臭がする。
酷い痛みを感じながらも動けずにいる。
ぐらり、祭壇付近の壁が一つ落ちた時]
[男の男としての意識も また 燃え落ちた。*]
― 未明 ―
[ 祭壇を中心として、教会が焼かれていく。]
[ 十字架を突き立てられた骸が一つ
ゴミのように――事実、ゴミなのだ。
無残に転がっている。]
[ まるでそれは悪魔の処刑のよう ]
[ 赤々と燃えあがり夜を煙らせる炎は、
さながら、愚か者に下された―― ]
……罰でも与えたおつもりかい?
……はははっ。
[ 一つの影が、教会を仰ぎ嘲り笑った。 ]
[
そこには真っ黒な影が立っていた。
目も口も鼻も無く、
スティーブン・イングロットのシルエットを象るような影。
胸に十字架を突き立てられたからか、
そこから、もやもやと僅かに白色が滲んでいた。
生前と違う形があるとすれば、
時折揺れる尾と耳らしきものだろうか。
それは揺らぎ、霧散し、また形となって揺らめく。
その姿は狼男のようで、悪魔のようにも見えた。]
[黒焦げの骸の傍で嘆く青年の傍に、歩み寄る。]
起きないよ。
もう子供でもないだろうに、情けねえなあ。
[触れられぬ掌は「殺してやる」
泣き叫ぶ彼の頭をそっと撫でる。]
( それとも……情けないのは僕のほうか。)
( 触れられないんじゃあなあ )
[――やはり。誰かの涙を拭う役は、
自分にはできないようだ。
そっとその背に背を向けて佇めば、
壊れたステンドグラスの向こうに虚ろな空が見えた]
[口だった場所から、
虚ろな声が告白のように零れる。]
死は救済だったんだ。
罪を背負って尚も生き続けていた…が――
[手を広げる。相も変わらず影の色は変わらないが
ルパートを殺した時と同じように、
手は鉄錆の匂いに満ちていた。]
あるべきところへ、裁かれるべきところへ逝ける。
もう、黙って針の筵に立たされるような事も無い。
あるのが終わりか、更なる責め苦かは知らないが。
[だからあの時、「道連れにしてやる」と言った彼の
エンジェル・ブルーの双眸が。
村医者には、”天使”のものに見えていたのだ。
視線を落とす。]
酷いだろう。
だからさ――復讐なんて、考えてくれるなよ。
君は君の道を行けばいい。
[この背を、追う事は、どうか やめてほしい。]
[――託したガーネットを思う。]
…………噫、そんな事を考えていたから、か。
こうして、ここで。
何にもできないのが、
そんな…への「罰」なのかもしれないなァ……?
[けらり、と自嘲気味に笑えば、
影の尾はゆらりと揺れた。
――ジョスランの姿が見えた。
少しドライなところはあるが、
今のヨハネスに声をかけてくれているだけ有難い。
……はは。ドブにでも捨てておけ。
そこの黒焦げのゴミなんてさあ。
[笑って、影はローブの裾らしきものを翻し
逃げるように教会を歩き去る。
少女の姿は
マーゴットに銀の薔薇を与えたという少女。]
( 罰を与えようとするなら、きっと…… )
[思って、笑って、その場を歩き去る。
向かう先は己の自宅。**]
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[ 何本も束になった、ほそいほそい薄紅の絹。
あの夜、お墓の前でせんせいが教えてくれた「繋ぐ石」と
同じ場所に絡んだ、ただの糸。]
…そんなに締まったら、痛い…よ……。
[ 喚くな、と彼に右手を取られたようで
そんな痛みすら いまは尊く。
わたしは払うように糸に涙を吸わせて、ぽてりぽてりと
彼の足音と「わたしだったもの」の後を追う。
みんないて、わたしだけがいない世界
そう、おもっていた。]
…………?
[ 声に
きっと呼ばれているのはわたしじゃなくて、せんせいだ。
そう思いながらも聞き覚えのある声は、深く静かに響く。
その傍らには……ひとつもなかった、足音。]
…………っ…、
[ 真っ暗闇に、ぼんやりと浮かぶ幸せな食卓。
わたしのお皿に嫌いなものをこっそり移すメアリーがいて
それをこれ見よがしに声に出して注意するグレッグと
それを優しそうな笑い声で包む、おとうさん。]
…いじわる…………。
[ もう戻らない、触れられない日々。
わたしは俯き、テーブルの上のスープに塩味を足して
「触れられない幸せ」をかき消すように、スープごと薙ぎ払った。]
パシン。
[ 乾いた音、指先に触れた何か。
あたたかいスープはまだ 覆らず目の前にある。
薄く開いたくちびるが小刻みに震えるのは、
きっとまた、そこに「わたし」は居ないのだろうという恐れ。
けれどその音に吸い寄せられるように、手を…伸ばした。*]
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― 回想:3日目 ―
[体温を無くした自分より小さな体を
静かに見下ろす琥珀色の目は、
レンズの向こうで見せる感情を曖昧にしながら
戻ってくるサイラスの姿を捉える。
「……すまねぇ、先生」
( マーゴットを頼むと、言ったじゃあないか、 )
[理不尽な叱責を向けようと口を開きかけて
その瞼が赤く腫れていることに気づく。
力なき蒼い目。
きっと、彼が一番悔しかったに違いないのだ。]
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