256 【R18-BL】もうじき聖夜だってのに!
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………ぅぅぅぅうんんんん、痛ッテェ!!!!
[思いっきり蹴った足がドアをぶち破ることはなく。 なぜだ、ここはかっこよく大破させろよ…!! と思いながらも足に響く鈍痛に一度うずくまる。 これはちょっと足…やったかもしれない。]
……ドアから出られないなら、窓しかねぇかなぁ。
[ちょっぴり情けない顔をしながら立ち上がり トレーナーの方を見て、肩を竦めて見せた。]
(0) anbito 2018/12/24(Mon) 01時頃
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んお、いや、レンレンその格好で出んの?
[優しい。 このトレーナーは持ちぽけみょんが傷ついたことを 心配してくれるいいトレーナーだ。 とはいえ踞ったままなのも格好がつかないし、立ち上がってみたが 足は3(1.捻挫 2.ヒビいってる 3.軽い骨折)]
…………怪我しねー?
[足が痛かろうとも、住人を危険にさらすわけにはいかない。 これでも一応は管理人さんですしね。]
(3) anbito 2018/12/24(Mon) 02時頃
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[───ドサドサドサッ。]
お?
[心配な瞳を向けるうち、屋根から下になにかが落ちる音がした。 窓に一瞬影が見えたが、あれはたぶん、雪じゃなかろうか。]
ハッハァーン。
[ここではじめて、すべてを理解した。 どうやら雪が積もってアパート全体が少し歪んでいたのだろう。 だとすると、今ので少しはマシになったのかもしれない。 そして扉を蹴ったハデな音も、雪が落ちた音も ここに住む住人たちには満遍なく爆音として届いたろうが。]
(4) anbito 2018/12/24(Mon) 02時頃
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レンレン、窓からでなくてもいけっかも。 せめて上着でも着てから、試してみて。
[折れてるなんて思わないじゃない? ちょっと痛いなー、が、だいぶ痛いなー、にはなってきたけどさ。 けどまあ、カッコ悪い姿さらすわけにもいかないし。 我慢して立ってはいるけども。]*
(5) anbito 2018/12/24(Mon) 02時頃
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そうだな…ここお前の部屋だったな……??
[宇宙猫二匹目。 だが、思った通りどうやら歪みは多少解消されているようだ。 安心と共に冷静さが返ってくるのは歳ゆえか。 勿論、痩せ我慢はそのまま続行され…]
まーずーは、お前さんは着替えるなりあったかい上着羽織るなりして。 水飲んでおいで。 だいぶ覚めてるとはいえけっこう飲ませたからね。 んで、悪いんだけどついででいいから下の階見てきてくれる? 俺、上回るから。
[階段降りるの厳しそう、とは言わず。]
(8) anbito 2018/12/24(Mon) 02時半頃
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なんもなけりゃ、たつみんの部屋に脱ぎっぱの服あるからさ。 スマホと一緒に持ってきてくれると助かる。
[さすがにいつまでもブイスターでいるわけにもいかないし。]*
(9) anbito 2018/12/24(Mon) 02時半頃
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─安日荘─
[それは幾分か時を遡った頃。 今の住人の誰もいない、管理人である俺自身でさえはじめてこの場所にやって来た時の話だ。]
うっわ、ボロッ!
[夢に歩んではいるものの評価されず芽も出ず、 半ばヒモのような暮らしで、未だに収入も安定しない俺を案じて 祖父が押し付けてきた『管理人』の仕事。 めんどくさいと思わなくもなかった。 別に人付き合いに困ってはないし、生活費もどうにだってなる。 なんとも思わない相手から与えられる『愛』に応えていればいい。 気持ちよくて生活もできて、何より相手が幸せになるならそれでいいと思っていた。]
(10) anbito 2018/12/24(Mon) 03時半頃
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[それでも結局この仕事をやることに決めたのは。]
あ。綺麗。
[ボロボロのアパートの窓にうつる空が綺麗で。 SNSでも、上っ面の恋人とでもなく。
“だれか”と。
この空を見上げたいと思ったからだ。]
(11) anbito 2018/12/24(Mon) 03時半頃
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いいな、うん。
[アパートの部屋掃除をしていた手を止めて、 自分の荷物からスケッチブックを取り出す。 描いていくのは、青い青い、空。 流れていく雲の形を何枚も。 風にそよぐ緑を何枚も。
まだ“だれも”いない、たった一人の安日荘で 空を四角く切り抜いて。 無駄に整った顔はふわり、やわらかく瞳を細め──]**
(12) anbito 2018/12/24(Mon) 03時半頃
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─あれから─
[クリスマスから数日。 片方松葉杖をつきながら、オンボロアパートを歩く。 杖の先端が床をぶち抜かないか心配になる音が響くが、俺の足を骨折させるほどのアパートだ。 多分抜けたりはしないだろう。
小脇に何かを抱えて、ひょこひょこと。 向かう先は二階、いつも仕事でそこにいるだろう人に会いに。]
葛籠ちゃーん。 ちょっといいー?
[コンコンと扉を叩く。 聖夜に誰と何があったかなど知らないから 彼が扉を開けても、これといっていつもと変わらず 自分よりも幾分低い背を見下ろして、いつも通りに笑って。]
(13) anbito 2018/12/24(Mon) 18時半頃
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…………。
[ドアが開けば廊下からの冷たい風が彼の頬を撫でる。 相変わらず長いままの髪、そこから少しだけ出た耳先。 少しの間無言で見つめる。]
あれ、そだっけ珍しい? たしかにそうかも。
[共有スペースにはよくいるが、個人の部屋に訪れることはほぼほぼなかった。 なにかよっぽどの用事でもない限り。 そこは不可侵領域、テリトリー外、なるべく触れてはいけない部分。 なんとなく、そう思っていたから。]
(15) anbito 2018/12/24(Mon) 19時頃
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あ、寒いよねごめんごめん。 これ、渡してほしいんだ。
[小脇に抱えていたものを、掲げた。 少し時期遅れのクリスマスツリーとサンタの柄のラッピング。 あのとき買っていたもののひとつ(>>1:-54)。 それから中には、ハート柄の手紙。 封筒にも書き出しにも宛名は、ない。]
『ツヅミレイ』、知り合いなんでしょ? 本読んだからファンレター書いてみたんだけど 喜ばれるかわかんないし、どこに出せばいいかわかんないし。
[ぽすん。と。 半ば押し付けるように渡す。]
(16) anbito 2018/12/24(Mon) 19時半頃
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おねがいしまーす。
[にっと笑い、少し冷えた手のひらを伸ばそうとして。 一瞬宙をさ迷い。 ……結局、自分の頬を掻くだけ。]*
(17) anbito 2018/12/24(Mon) 19時半頃
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おー、頼んだぜー? 平気平気、だいじょぶよ。
[お着替えシーンはなかったらしい、残念だ。 期待した視聴者もいただろうに!(>>19)
ここで痛い足を引きずって歩いてなければ まだ松葉杖もつかずにすんだのかもしれない。 二階をギシギシと渡り、部屋を一つずつノックし。]
………。
[二階に誰もいないことが安心なのか、他の何かなのか。 わからぬまま。
後日ポコポコされてしまう予定を抱えながら、夜は明ける]**
(20) anbito 2018/12/24(Mon) 20時頃
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[潜めたような声は届いていた。 例えばそれが他の誰かからの言葉なら、寒いしきっと中にはいっただろう。 例えばそれが数多の女性からの言葉なら、確実に踏み込んで翌朝まで過ごしただろう。
書籍と、パソコンと、机と。 必要なもの以外たいして置かれていない部屋。
足を踏み入れることはなかった。 聞こえない、フリをした。
何故かって?]
(23) anbito 2018/12/24(Mon) 20時半頃
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返事なんてくるの? まあ、期待せずに待っておこうかな。
………期待せずに。
[渡したというより押し付けたそれ。 きちんと届くという約束は取り付けられたようで、微か息を吐く。 何かに勘づいた人に笑みを向け、用事はそれだけなのだが足をすぐには動かせず。
雪ももう、降っていないのに。 積もる雪を見た。
いつもと同じ場所なのに。 煌めく光の粒を見た。]
(24) anbito 2018/12/24(Mon) 20時半頃
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[ふ、と浮かべた表情は、嘘くさい歪んだ笑み。 吐き出しそうになる言の葉を飲み込み。]
ありがと、葛籠ちゃん。
[それだけ伝えると、杖をついて部屋へ戻った。]**
(25) anbito 2018/12/24(Mon) 21時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
anbito 2018/12/24(Mon) 21時半頃
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[何も言わなかった。 気付かないフリをした。 踏み込むことはしなかった。
それでも、伝えたかった。
何も言えなかった。 気付けないフリをした。 少しずつ惹かれていた。
女性でもない、彼に。
本当なら25日に渡すはずだった遅いクリスマスプレゼントは 確かに、届けられた。 俺の恋はようやく始まって、そして。]
(30) anbito 2018/12/25(Tue) 07時半頃
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[たった一枚の書き置き。 それが 『終着点』 なんだろう。]
(31) anbito 2018/12/25(Tue) 07時半頃
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[共有スペースに残されたメモと 消えたひとつの影。 紙を片手に握り締め、途端アパートから飛び出した。 完治してもいない足の痛みは、脳に全く届かない。 足なんて痛くはない。
かわりに締め付けられる痛みは ぎゅっと胸が苦しくなるような(>>0:147)
「ああ、これが、恋なのか。」
今更ながらに呟いた。]
(32) anbito 2018/12/25(Tue) 07時半頃
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[嗚呼、痛いなぁ。 逢いたい、なぁ。
恋とは気付けばこうも美しく、こうも果敢なく こうも残酷で、こうも強い。
帰るのだろうかという不安と。 帰ってもまともに話も出来ないのではという憶測。 嫌われたんだろうという恐怖。
独り言葉で遊ぶ日は彼が帰るまで続き。 日に日に世界の色を、容易に奪い去っていく。]**
(33) anbito 2018/12/25(Tue) 07時半頃
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[数日間、時間にしても100時間も越さないくらいなのに それは日に日に長く永遠なのかと感じるほど。 そう思えばこんなにも短かったろうかと、布団に潜り込むたった数度を繰り返す。]
す、ごいなぁ。
[何もかもが初めての体験だった。 長い一日も、短い夜も。 こんなにも誰かのことを想うことも。 これが恋というもので、世の中の誰しもがこれを幾度と繰り返すのなら みんなすごいな、と素直に思う。 俺はたった数日でさえ、もちそうにないのに。 たった一度の終わりでさえ、こんなにも辛いのに。 その向こう側に行ける気がしない。]
(40) anbito 2018/12/26(Wed) 14時半頃
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[それでも一日は無情に巡る。 新しいデザインを描く気にもなれず、パソコンを閉じ。 それは昼頃だったか、のろのろとポストに手をかけた。]
……?
[こんな年末、手書きで手紙を寄越してくる知り合いなどいない。 表には掠れた漆黒、見たことのないホテルのロゴ。 くるり返せば──…]
!!
[画数の多い、名前があった。]
(41) anbito 2018/12/26(Wed) 14時半頃
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馬鹿。 もー………バカだなぁ。
[そこには今夜、帰ってくるという締めくくり。 一緒にみたい景色があるなら、飛び出して迎えにいこうか。 隣に誰の足跡もないなら、駆け出して刻みにいこうか。 きっと電車を乗り継げば間に合う、そんなことを考えてしまう俺が馬鹿だ。
部屋から空を見上げれば、今からゆっくりと傾こうかという太陽。 青い空と、少しの白い雲と。 窓枠に切り取られた景色。]
………う、…おし。
[あと数時間、長い長いたった数時間。 いつもよりつまづいたり、時計を気にしたり。 そわそわと多少落ち着きなく過ごす俺を見られなくてよかったと。 後にも先にも、思う。]*
(42) anbito 2018/12/26(Wed) 14時半頃
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─夜・101号室─
[小説をめくる音。 二度目の『終着点の向こう側』を読みながら、ただ一人を待つ。 長い針と短い針が重なれば。
今日が終わり、今日が始まる──]**
(43) anbito 2018/12/26(Wed) 14時半頃
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─後日・共用スペース─
レンレン、何歌ってんのー?
[それは聖夜からどのくらいたった頃か。 歌声に導かれて共用スペースへ訪れた。 キッチンで彼が歌うのは、最近テレビでたまに聞く少しばかり暗い曲。 決して結ばれない、男女の終わりが描かれたもの。 知らず知らず、視線が手元に落ち。]
……おっ、珈琲ゼリー! うまくいった?
[自分が余計なお世話で作り方を解説したスイーツが作られているようだった。 甘すぎず、ほろ苦い、所謂大人の味がするそれ。]
(46) anbito 2018/12/27(Thu) 04時頃
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[分けてくれるというのなら遠慮なく分けてもらおう。 スプーンですくって、一口。 少し、苦すぎる気もする。]
まぁまぁかなー、不味くはないよ。 もう少し甘くてもいいかもね?
[前ならきっと「美味しいよ」と告げるだけだったろう。 今遠慮なく評価を口にするのは、相手が彼だったからこそ。 子供扱いはしない。だからって大人のよそよそしい関係でもない。 何となく落ち着ける、そんな関係性になろうとしていた。]*
(47) anbito 2018/12/27(Thu) 04時頃
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─終わりと始まりの間─
[一度読んだ本をゆっくりと捲る。 本の中は夏、悩んだり、離れたりしながらも男女は結ばれていく。 流行り出した歌のような結末じゃなく。
キラキラしていた。 雪のように、光の粒のように。
その恋愛模様自体には、やはり何度読んでも共感はできない。 俺が惹かれたのは、“ここに描かれなかった人”が どんな風にこの恋愛を見ていたか。 作者が何を想いこれを書いたか。 それが実体験なのか、空想なのか、つい少し前まで知らなかったけれど。
やがて軋む足音と、本を閉じる音が重なり 一日の狭間にノックの音が小さく響く。]
(51) anbito 2018/12/27(Thu) 10時頃
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[なるべく焦らないようにドアノブに手をかけた。 立て付けの悪い扉を開けた、その向こうには たった数日居なくなっただけの姿があった。]
、…おかえり。
[落とされた言葉は、ただいま。 ならば返すのは、おかえり。 話さなければならないことがきっとたくさんある。
冷静でいなければ、大人らしく、『俺』らしく──]
(52) anbito 2018/12/27(Thu) 10時頃
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うるせえ、俺はえっちだよ!
[被せられた濡れ衣、いえいえ事実です。 寝惚けながら首あむあむしちゃうような男ですからね! そんなやり取りも心地よい、他とは違うリズム。 甘いでもなく苦いでもなく。]
お、だったら。
[相手の言葉に何かいいことを思い付いたように手のひらを打つ。 そして棚からコーヒーポーションを取り出すと小さな器に何個か開け そのなかにシロップを入れて手早く混ぜた。]
(55) anbito 2018/12/27(Thu) 14時頃
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