279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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[熱いから少しずつ、という助言>>0:218に頷きつつ、そうっとコップに口をつける。 湯気のたつ濃い色の液体に舌を浸した。]
(5) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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!?
(6) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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トルドヴィンは、触角がぴん!!、と伸びた。
2020/08/25(Tue) 01時頃
トルドヴィンは、伸びたままの触角がぷるぷるしている。
2020/08/25(Tue) 01時頃
トルドヴィンは、触角がしおしおと萎れた。。。
2020/08/25(Tue) 01時頃
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…………なんとも、形容しづらいのだが。
[非常に言いにくそうに、額からよれよれの触角をぶら下げた男が口を開いた。]
これを嗜好品と言うのは、どうかと思う。
[苦みというものを初めて味わった男には、コーヒーは少々刺激が強すぎたようだった。**]
(7) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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[刺激的なコーヒーとの邂逅の後。 まだ触角をよれよれにしていた男の耳にも、ラジオの音声>>#3が届いた。]
この船に侵入した可能性がある……ということか。
[男の表情は、やはり変化が少ない。 わたしじゃないです>>26と自信なさげに主張する半透明の宇宙人を見る。]
……証明するのは、難しいだろうな。 誰しもに言えることではあるが。
[特に疑っているというわけでもなく、事実だけを淡々と述べた。クラゲに似ているかどうかは、よくわからない。]
(34) 2020/08/25(Tue) 12時半頃
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[ぽつぽつと部屋に戻っていく宇宙人達を見送りながら、冷めたコーヒーに口をつけた。一度目ほどではないものの、触角がビリビリした。]
……女王が飲んだら、焼けと言うだろうな。
[ぽつりとそう呟く。そう命じる女王はもういない。 空になったカップを置いて、元焚書官も談話室を後にした。**]
(35) 2020/08/25(Tue) 12時半頃
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[自室で艇内放送>>37を聞いた男は、寝台に腰を下ろしたまま天井――正確にはスピーカーを見上げた。]
音波……が、効くのか。宇宙クラゲには。 何事もなく、点検で見つかってくれればいいが。
[声の主は先程コーヒーを淹れてくれた乗員らしい。 トルドヴィンには宇宙クラゲについての知識は少ない。検査が有用なものなのか、判断はつきかねた。**]
(38) 2020/08/25(Tue) 18時半頃
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― 艇内放送より少し前・個室 ―
[部屋に戻った男は口直しとばかりに"man-ju"の残りを齧っていた。机の上に、切り分けるのに使った小さなナイフが置いてある。 母星での主食は花の蜜であり、固形物は滅多に食べないため、少しずつ舐めるようにもそもそと齧る。甘い。慣れない食感ではあるが、好きな味だ。 地球で言うところの昆虫、とりわけ蜂に近い生態を持つトルドヴィンにとって、食事は「咀嚼する」ものではなく「舐める」ものだ。 だから食事の際に大きく口を開けることはない。 それは威嚇を意味する行為だ。
長い時間をかけてようやく"man-ju"を完食した男は、丸窓に切り取られた漆黒の向こうに目を向けた。何億光年の彼方を漂うであろう、『母』を乗せた小さなポッドを探すように。
スプスプイが見たさよならの表情は>>17、あの時の『母』の顔と似ていたのだろうか。そんなことを、思う。]
(52) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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『母』よ。わたしはあなたを喪った。 それは死を意味することだと、思っていた。
[トルドヴィンの星は、ただ一人の女王が頂点に君臨する社会だ。 全ての命は女王の意志の元に生まれ、定められた役割のためだけに生きて、死ぬ。 女王すらも、種が恙なく続いていくための役割に過ぎない。 だから、ふさわしくないと判断された女王は排除される。 今頃は別の個体が新女王となって統治しているのだろう。
しかし、トルドヴィンは『母』についた。 トルドヴィンだけではない。女王を守ろうと戦って、或いはその後を追って死んだ何千もの同胞達は皆、同じ女王――『母』から生まれた兄弟だ。 トルドヴィンも当然『母』の後を追うつもりでいたし、女王が捕縛されるぎりぎりまでそばにいた。この身を盾に、あるいは手向けに。彼女のために死ぬことこそが生まれた意味だと思っていた。
それなのに、]
(53) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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「――さようなら、いとしいわがこのさいごのひとり。 これよりさき、わらわとともにゆくことはゆるさぬ。 おまえはけっしてしんではならぬ。 もはやわらわにとって、おまえのみがいきたあかし。 おまえだけはどうか、わらわをおぼえていておくれ」
[それは『母』から聞いた最期の言葉で、女王から下された最後の『命令』だった。 だから、トルドヴィンはこの船に乗っている。 その命令だけが、どうにかこの命をつないでいる。]
(54) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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[特にすることもなく寝台に腰を下ろすと、あまり上等ではないシーツがふくらはぎの棘に引っかかった。やれやれと屈んで絡まった繊維を外していると、ふと昼間足元にすり寄ってきた獣の声がよぎった。
「吾輩のところでは、いつでも助手を募集しておるぞ?」>>0:72
助手なるものがどんな仕事なのか、ものを焼いてばかりいたトルドヴィンにはあまりイメージできないし、アーサーの言葉が本心なのか冗談なのかすら、冗談を真に受けがちな男にはよくわからないが。乗ってみるのも悪くないのかもしれない。 別に、彼の毛並みが最愛の『母』の襟巻に似ているからとか、尊大な口調がどことなく女王を思い出させるとか、そういったことは関係ない。かもしれない。]
(55) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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ここには、生きる意味を持っている者が、多いな。
[よいことだと思う。 猫の科学者も、洗濯機ではないスプスプイも。 きっと他の者達も。 それぞれに、為したいことがあるのだろう。]
わたしは、あなたを喪ってなお生きる意味を、未だ見つけられない。
[誰に聞かれることもない呟きがひとつ、部屋に落ちた。**]
(56) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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― 談話室 ―
[艇内放送から暫くして、触角男も談話室に姿を現した。テーブルに置かれた"man-ju"の紙袋>>40をちらりと見る。]
ヘリン女史は、随分と慕われていたようだな。 君がもらったものなのだろう? 好きなだけ食べればよかろうに。
[餞別が多いということはそういうことなのだろう。 考え込む仕草>>41をそのまま食欲と戦っていると判断して、不思議そうに首を傾げた。ダイエットという概念はこの男にはない。]
(61) 2020/08/25(Tue) 23時頃
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[その日トルドヴィンは、[視線は人を殺せる」>>76という言葉の意味を身をもって知ることとなった。いや、死んではいないが、生きた心地がしない、という気分は十分に味わった。]
わたしは何か、気分を害するようなことを言っただろうか……
[触角がスン……と下がった。 ちがうだのちがわないだの言っている姿に、また余計なことを言いそうになって、先程の視線を思い出してやめた。]
……追い出されたわけでないのなら、また帰ればいい。 帰る場所があるのなら。
(81) 2020/08/26(Wed) 00時頃
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>>90 ……いや。 わたしの方こそ配慮が足りなかった。 この船に乗った理由など、それぞれだというのに。
[宇宙は広く、種は膨大だ。 理解の及ばぬ事情や感情も、いくらでもある。 多様だ、と。故郷にはなかったものを、自分が感慨もなく滅ぼしてきたものを、改めて思う。]
……まあ、それは。そうだな。
[そうなのだ。>>91 ここは旅の途中の移民船の中であるし、宇宙クラゲが侵入している可能性もあるらしい。 男はふむ。と考えるように沈黙したが、次の言葉は出てこない。 気の利いたことが言えるような男ではないのだ。]
(101) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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……。
[ヘリンの手元のカップ>>112にひた、と視線を据える。 傍らでコーヒーを作る器具と格闘しているのは何となく見ていた。出来上がったものを、あまり美味そうとは見えぬ表情で飲んでいるのも。 ので、多分失敗したんだろうな。と思った。
口直しに"man-ju"を食べたらちょうどいいのでは?と思ったが、言葉にはせず。困ったように、僅かに眉を下げた。]
……ダメ、というのは。 飲むのを手伝って欲しいという意味か?
…………少しなら。構わないが。
[やや長い沈黙の後、緩慢な動作で頷いた。昨日の惨事を思い出してか、触角はもうすっかり萎れている。**]
(113) 2020/08/26(Wed) 18時頃
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[豪快な笑い声>>120に驚いて、触角がぴょんと跳ねた。]
いや、別に構わないが…… そうか。それなら、その誰かに任せるとしよう。
[コータは飲むだろうか。ミタシュには、多分苦すぎるような気がした。]
(131) 2020/08/26(Wed) 22時頃
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[蜂蜜とワインとお湯、それに柑橘類。>>121 そのレシピをトルドヴィンは知らなかったが、材料を聞く限りは美味そうに思えた。]
……それは、飲んでみたいものだな。
[ワインというものは、トルドヴィンの星では作られていなかったが。地球から来た客人が女王に献上したことがあった。その芳醇な香りをいたく気に入った女王がふらふらと城から出ようとしたので、側近総出で止めた記憶がある。]
君は作り方を知っているのか? 材料が手に入ったら、是非とも……
[言いかけて、女史の手の中のカップを見た。]
…………。
[まあ、その材料なら入れすぎて困るということはないだろう。甘くなる分には大歓迎だ。]
是非とも、いただきたいものだ。
[妙な間が空いたが、男はしっかりと頷いた。]
(132) 2020/08/26(Wed) 22時頃
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[扉の方から声が聞こえて>>136、男はそちらを振り返った。 ゆらゆらと漂うような人影。その肩の上に猫が乗っている。なるほど、そのくらいの大きさの生き物なら乗せて移動できるほどの浮力があるのか……と、興味深そうに眺めつつ。 あまりぐらついているようなら、また手を貸すだろう。]
シルクに、アーサーか。 man-juとヘリンが淹れたコーヒーがあるぞ。
[猫にカフェインが毒となることを、トルドヴィンは知らない。]
(137) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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承知した。
[蜜はお願いしていい?>>138と言われれば、ひとつ頷く。 いつ空腹を覚えてもいいように、蜜チューブは腰から提げたポーチに常備されている。]
そのようだ。 わたしは飲んでいないが……man-juと一緒に飲んだ方がいいかもしれない。
[ヘリンが淹れたのか>>145、という疑問符には自信なさげにそう答えた。実際飲んでいないので、その威力がいかほどのものなのかは知らないのだ。]
(156) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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[見た目より重量があるのか筋力故か、男の体はシルクが掴まってもびくともしない。多少力を込めて掴まれた程度では別に痛くもないので、問題ないと答えた。痛みには鈍い方だ。>>155>>162]
man-juの、知恵。
[先程から飛び交っている言葉だ。元となった諺も知らぬので、知恵があるのか……?と不思議そうにman-juを眺めた。]
(167) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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トルドヴィンは、コータがコーヒーを普通に飲むのを真顔で見ている。
2020/08/27(Thu) 00時頃
トルドヴィンは、聞いたことのない異音に触角をぴりぴりさせた。
2020/08/27(Thu) 00時頃
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[異音の出処はアーサーだった。 トルドヴィンは猫が毛玉を吐くことを知らない。触角をゆらゆらぴりぴりさせていると、不意に彼がダッシュで給湯室に駆け込んだ。>>186 ほどなくして、聞こえてくる水音と咳き込む音。 吐いているらしい、というのは流石にわかった。 妙なものでも口にしたのか?と思考を巡らせて、コーヒーを飲んでいた姿を思い出した。]
コーヒーというものは摂取限界があったりするのだろうか?
[誰にともなく呟く。 あれほどの刺激物だ、嗜好品とはいえ摂取限界があってもおかしくはない。アーサーの体は随分小さい。体の大きさに比例した限界値を超えて摂取してしまったのかもしれない。そんなことを考えている。 ちょうどやってきたミタシュが猫と鉢合わせして、そのまま後を追っていく>>196のを見て、とりあえずそちらは任せることにした。**]
(197) 2020/08/27(Thu) 07時頃
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[男は艇内放送>>212を談話室で聞いた。 人がいれば会話するし、人がいなくなれば窓から外を眺める。男はそんな風に時を過ごしていた。
見つめる方向はいつも同じ。 女王を乗せた小型ポッドが射出された方角だ。
それでもモニターに惑星が映れば、少しの間それを眺めるだろう。]
(238) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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あの星にも、誰かが住んでいるのだろうか。
[モニターに映る惑星を見つめながら、思い出すのは宇宙から見下ろす母星の姿だ。
空気と水のある緑の星。 そして、緑を侵食するように広がる蜜蝋の街。 小部屋に詰め込まれ、丸々と太った半透明の幼体達。 その間をひっきりなしに行き来する世話係。 日に百の卵を産む女王と、傅く黒い側近の群れ。
何千何万もの同族がひしめいていた巨大な街がみるみるうちに、遠く、遠く――]
……わたし、は
[ため息のように零れた音は、意味を為さぬまま。 ただ、額から伸びた触角が項垂れるように揺れた。]
(240) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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……そのようだ。
[そうしているうちにやって来たヘリン>>233に答えつつ、手の中のワインに目を留める。 窓辺から離れて、物珍しそうにワインの瓶を眺めた。]
これがワインか?
[蜜ならあるぞ。とポーチから出した蜜チューブをテーブルに置いて、触角の先でワインの瓶をつつきはじめた。]
(241) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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[意外そうな視線>>244に気付かないまま、白いほう。と言われて透明な液体の入った瓶を見る。赤と透明が並んでいたら、まあ透明な方が白であろう。]
これを白と称するのか。 なるほど、我らが女王に献上されたのは白いワインだったのだな。
[懐かしそうに目を細めていると、休憩の多い乗員>>248もやって来た。 先程ヘリンに追い出された彼>>#4はまだ仕事中のようだが、いいのだろうか。と首を傾げる。]
…………。
[どさっと盛られた粉>>253を見た。 あの茶色い粉がビリビリ(苦味)の元らしいということは学習したが、わざわざビリビリしたい気持ちが理解できる日はどうやら遠い。]
(254) 2020/08/27(Thu) 23時頃
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>>255 いや。球体ではあったが、あれほど大きくはなかった。
[モニターをちらりと見て、首を振った。]
故郷にいた頃は、大きな星だと思っていたのだがな。 君のところはどうなんだ。
(260) 2020/08/27(Thu) 23時頃
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ゆき、だま。
[聞きなれない単語>>264に首を傾げた。 トルドヴィンの故郷では、雪は降らない。暑さ寒さに弱い彼らの星でもし雪が降ったら、あっという間に全滅してしまうだろう。]
君の兄弟は6人しかいなかったのか? わたしは、多すぎて正確な数は把握していないが……
[驚いたように目を瞬く。]
7人だけで住んでいたのか? それは……とても想像できないな。
[そう言いながらも、故郷の暮らしを語るコータを見て、僅かに表情を緩めた。]
君は、故郷が好きか?
(267) 2020/08/27(Thu) 23時半頃
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トルドヴィンは、漂ってきたワインの芳香に触角をゆらゆらと動かした。
2020/08/27(Thu) 23時半頃
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ありがとう。いただこう。
[ワインと白湯の入ったカップ>>268を手に取る。 蜜は自分で、ということは好きなだけ入れていいのだろう、と解釈して、チューブ一本分を入れた。]
……甘い。
[それはそうである。 蜜の甘さの下から、湯の温かさに押し上げられてワインの豊かな香りが口内に広がる。触角がふわふわと揺れた。]
ん……美味い。 『母』にも、飲む機会があればよかったが。
[そう呟きながら、ちびちびと舐めるように飲んでいる。]
(273) 2020/08/27(Thu) 23時半頃
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なるほど、食糧事情ならば、致し方ないか。(>>269)
……そうか。楽しい記憶があるのはいい。 君の兄弟は、息災でいるといいな。
[周辺確認をして酒に手を伸ばす乗員に、いいのだろうか……という視線を向けつつ。 これだけ蜜が入っていれば、トルドヴィンにとっては最早食事だ。夕飯のつもりで、ゆっくり味わうことにした。**]
(279) 2020/08/28(Fri) 00時頃
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