人狼議事


160 東京村

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メモを貼った。


天のお告げ (村建て人)

― 翌日 ―

その日の朝、都心の交通網はまたも混乱した。

JR山手線・新宿駅構内。
到着電車が入ってくる寸前で、二人の男女が線路に落ちた。
この人身事故によって通勤・通学ラッシュ時間帯の山手線において40分強の運転見合わせが発生。

都内ターミナル駅を結ぶ路線の遅延が、その内だけで完結するはずも無い。
他路線への影響も大きく、前日に引き続き発生した交通網の麻痺に、東京の至る所で悲鳴の声があがる。

しかし、都心ではたまにある事。
連日というのは珍しいが、人身事故それ自体はそれなりの頻度で発生する。

奇怪な点を挙げるとすれば、人身事故が発生した事ではなく、その内容だった。

(#0) 2015/06/05(Fri) 08時頃


天のお告げ (村建て人)

被害者の男女の体は、現場に残されていなかった。
いや、それ以前に、人身事故でありながら何の痕跡も無いのだ。

ホームにいた乗客、駅員は二人が線路に落ちたのを見たと言う。
電車の運転士も、視界の端から人が路線内に飛び込んできたのを見たと証言する。

だが、緊急止および安全確認を行えど、その二人の姿は見つからなかった。
車体への損傷も無く、血痕すらも見当たらない。


昨年にも大阪府内で似たような事故が有り、その時は「電車停止後に車体の下から女性が這い出ていた」という間の抜けた真相があった。
今回も現場検証の結果何も見つからなかったため、警察・鉄道は同様の結論を下す事となる。
大幅な運行遅延のとともに、運転を再開した。

(#1) 2015/06/05(Fri) 08時頃


メモを貼った。


天のお告げ (村建て人)

しかし、朝の新宿駅という人の目が多い場所でありながら、「脱出」の目撃情報は一切無い。
その事を指摘して心霊現象だとする者も、ネット上には一定数存在した。

また、飛び込みの目撃情報の方はそれなりに特徴的だった。
男は、日本人離れしたハーフらしい顔つき。
女は、口許に大きな痣が有った。
二人は、直前に何事かを言い争っている様子だったという。


「その男」は決して電車を使おうとしない――駅構内になど「居るはずがない」という点に関しては、
ネット上の話題としてすぐに挙がる事はなかったのだが。

(#2) 2015/06/05(Fri) 08時半頃


メモを貼った。


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 08時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


/*
メモだと追いづらいから業務連絡許してね。

とりあえず私が村建て発言持ってる時は、舞台装置頑張ってみます。
墓ログの内容もできるだけ吸い上げたいと思うよ。
私の察しが悪い時が多々あるかもだけど許してね……。

赤の仲間には言ってくれればいつでも村建て権限お渡ししますね。
少なくとも1時間おきくらいには見てるんじゃないかな……多分……


/*
メモ連打失礼。

業務連絡了解です。
吸い上げに関してはアリガテー!なんですけど今後人が増えてきたら大変かと思うので、ご負担にならない程度にふわっとでいいと思いますよ!

ちょっと落ち着いてネリネリしたらまたメモに貼ってしまうと思います。テンション上がって盛り上がりすぎた。反省。

では潜ります。




 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[揺れている――……

 ブランコのような揺れじゃない。刻むような、震えるような。
 心臓の鼓動のようなリズム――……
 ぽかぽかとした暖かみを感じる。
 なんて気持ちいいんだろう。そしてひどく、懐かしい。]


次はぁー…… ……みや駅 つきのみや駅………


 !!

[目を覚ました。
 聞きなれない車内放送に頭を殴られたように。
 開けた視界には、
 もう何年も、何年も見ていない、電車の中が広がっていた――……]

 なん………

[手にある触感は、固くざらついた布生地。何故か、斑っぽい深い緑色の座席に座っている。
 事態が把握できず、飛び跳ねるように立ち上がり、あたりを大げさに見回す。
 車内には残念ながら誰も居ない。自分一人だ。]


 はぁっ、はぁ、はぁッ、くっそ…… 嫌だ、……なんで、……

[呼吸が荒くなっている。胸が痛い。手が震えている。
 怖い。どうして電車なんかに乗っているのだ。
 嫌だ。怖い。怖い。
 突然の恐怖に、視界がぐらつくのを感じる。]

 なんとか外を見回すと、緑地がまばらにある住宅街が薄暗い黒に染まり、進行方向と反対に飛び去っていく。
 わずか、太陽が遠くに顔を出している。]

 (…………朝日……、始発か………?)


[急に眠気が襲ってきた。座席から突き出す銀色のカーブした手すりに掴まり、その座席にへたり込む。
 頭がくらくらする。昨日の記憶が曖昧だ。断片的にしか思い出せない。
 当然、どうしてここにいるのかも覚えていない。]

 (……酔っ払って、始発に乗ったのか?)
 (誰かに介抱されて乗せられた……?)

[とにかく次の駅で降りなければ。ここは東京だ、どこの駅で降りてもどうにかなるはず――……
 そう思ったけれど、バイクは新宿駅。電車もタクシーもバスも怖くて乗れない。
 だから、友人に迎えに来てもらうか、高い金を払ってレンタカーを借りるしかない。
 電車の恐怖に耐えて新宿駅まで乗り換えて行くか――……
 そこまで考えて、ふと我に返る。]


 (俺、なんでこんな生きづらいんだろ。)


[あれほど恐ろしかった電車の中だというのに、いつの間にか呼吸の乱れは戻っていた。]

 (こんなにカッコイイ顔してんのになぁ)
 (結構モテんのに)
 (友達も多いし)
 (カクテルうまいし)
 (フレアだってちょっとできる)
 (今年IBA取る予定だった)
 (調理師免許もあるし)
 (潮だって吹かせられる)
 (預金はねーけど)

[自分でオチをつけて、ふふ、と笑った。
 なんだ、怖くないじゃん電車。]




 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[できれば友達に迎えに来て欲しかったが、こんな朝っぱらから車を出してくれる奴はいないだろう。
 最後のプラン「新宿まで電車で戻るの巻」を採用することにした。
 電車リハビリをしようというわけだ。完璧に克服すれば、もう自分の人生に何の問題もなくなると思った。

 早速ポケットからスマホを取り出し、googleマップを起動する。
 スマホを全く使いこなせていないフランクだが、googleマップはバイク乗りには心強い味方だった。
 確か、乗り換え検索も対応していたはず。先程の車内放送で言っていた「つきのみや駅」を検索すると、ドーナツ状のアイコンがくるくる回った。]

 『つきのみや駅の検索結果はありません。』

 ……あ?

[確かに「つきのみや」と言ったはずだが。それなら、現在地を確認すれば近くにあるだろう。]

 『現在地が確認できません。』


 壊れたのか?

[無駄なのは判っていても、スマホをうらっ返して眺めてみる。勿論何も変わったところはない。
 『検索結果はありません』と出るということは、ネットはつながっているだろうか。
 ブラウザを立ち上げてみると、一瞬立ち上がるが、画面が真っ黒になってアプリが強制終了した。]

 はぁ?!

[何度やっても同じだった。仕方ない、諦めてとりあえず次の駅で降りて道を誰かに聞こう。
 それまでの暇つぶしとして、ツイッターに書き込む。]

 『なんか電車乗ってんだけど、何の電車かわかんない(笑)。大人なのに迷子。つきのみや駅ってどこ?』



 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[何気ないツイートをしたつもりだった。
 それだけでもどこか安心できた。自分のタイムラインも無事取得できている。
 そこでようやく、スマホの右上の現在時刻に気がついた。

 18:50。]

 ………うそだろ。

[あの太陽は登っているのではない。沈んでいるのだ。]


 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[どうして気づかなかったんだろう。いや、気づかないようにしていたのか。
 今度は呼吸は乱れなかった代わり息が止まって、血の気が引いた。
 心臓が凍るようだった。

       ・ ・
 ――俺はまた、あの電車に乗ってしまったのだ――]


メモを貼った。


メモを貼った。


[俺は、10歳のとき、”失踪”した。
 この話を誰に話しても信じてもらえないから、しなくなった。
 ”失踪”したときのことを覚えていないなんて―……

 いや、正確には覚えているのだけど。

 昔、俺は京都の六地蔵というところに住んでいた。
 あのとき、母さんと一緒に梅田まで電車で遊びに行った。
 六地蔵駅から梅田に行くには、宇治線に乗って中書島で京阪本線に乗り換え、それから京橋駅でJRに乗り換える必要がある。
 小学生の俺にはちょっとした冒険だった。京都から大阪は、近いけどやっぱり遠い。
 中書島で乗り換える京阪は、各停よりも特急のほうが多い長距離路線だ。
 だから1駅の感覚も長いし、特急に乗れば尚更だ。暖かい車内の空気もあって、ガキの俺は眠りこけてしまった。

 ふと目を覚ますと、車内の人が極端に少なくなっていた。いる人は全員が死んだように眠って動かない。
 さっきまで、あんなに人がいっぱいで、通路に仕方なく居る大人もいたのに。
 寝ぼけた頭が徐々にさえてくるとようやく、隣に母さんがいないことに気がついた。]


[子供ではあったけど10歳のプライドもあって、泣いたりせずとりあえず電車の別車両を探した。
 頭から尻まで探したが、どうしても見つからない。
 車内放送を掛けてもらおうと、運転席をノックしようとしたところで、俺は恐ろしくなった。
 運転席に誰もいないのだ。]


きさらぎ駅……きさらぎ駅ーー…

[車内放送があって、ゆったりした減速後に電車が止まった。
 全く聞き覚えのない駅名だったけど、運転手がいない電車が恐ろしくて、母親がいない電車が恐ろしくて、俺は逃げるように降りてしまった。
 降りれば電話ボックスから家に電話が掛けられると思ったし。]

[駅で降りたのは俺だけだった。しかも駅は無人駅らしく、切符を入れる穴が空いた柱が改札の此方側にぼうっと立っていた。
 切符を入れたら戻れない気がして、入れずに通過した。
 普通は駅周辺にあるはずの公衆電話が見当たらない。それどころか、駅の外は山と、一面の原っぱが広がっているだけだった。
 電車で戻ろうと思ったが、見つけた時刻表には何の記載もない。ただの白い表になっている。
 俺はいよいよ心細くなって、泣いてしまった。母さんを呼んだけど、どうにもならない。]


[めそめそと泣いていると、遠くからトントン……トントン……という太鼓を叩く音が聞こえた。それから、シャン、シャンという合いの手のような鈴音も聞こえる。が、どこからしているのかわからない。
 とりあえず、その時は一人ぼっちじゃないらしいことがわかって安心した。それから俺は伸びる線路を見て、これを辿れば帰れる、もしくは次の電車に見つけてもらえる、と閃くことができた。
 母さんに会いたい。そう思って、俺は歩きだした。

 しばらく歩くと、トントン、トントンという太鼓の音が近づいてきた気がした。
 最初は自分が近づいているのだと嬉しくなったが、もうしばらくして、背後から追いかけるように近づいてきているのだと気づいた。

 子供は得体の知れないものが怖い、そういう生き物だと思う。
 俺は途端に怖くなって、沢山走った。線路の脇を、これ以上ないぐらいに走った。そして転んでしまった。
 転んで膝をすりむき、恐怖で大泣きをした。俺は帰れないのだと思った。]


 どうしたの、と声を掛けられた。

 いつのまにか、線路のむこうに道路が併走するように作られていて、グレーの自動車から顔を出したおじさんに声をかけられたのだ。
 そのトンネルは危ないよ、とも教えてくれた。気がついたらトンネルの前に跪いていた。
 俺は安心感からまた大泣きしたけど、その知らない親切なおじさんの車に乗って、近くの駅まで送ってくれることになった。

 これで大丈夫だ、もう帰れる。
 そう思って窓の外を見ていた。知っている景色を探して。
 でも、なんだか……どんどん山のほうに移動している気がした。

 さっきまで親切だったおじさんは何も喋らなくなっている。
 後部座席から、おじさんのハンドルを握る左手と、座席からはみ出た耳の後ろしか見えない。
 いつのまにか外は真っ暗になっている。道の両脇にはぼんぼりのような灯りが浮いている。
 おじさんが何かぶつぶつと喋りだしたので聞き返しても、同じ調子でぶつぶつと話している。


 車が突然に止まった。まわりにぼんぼりがない。本当のまっくらだ。
 おじさんが車から降りた。おじさんの重さの分、車がゆれた。
 おじさんが車をまわって、自分の方に来ようとしているのがわかった。
 俺は逃げ出そうと、ドアに手をかけて―――……


[気がついたら、俺は牧野駅のバスロータリーのオブジェの前に座っていた。
 手にはあの時の切符を握りしめていた。


 信じられるか?
 あれから3年経っていたんだ。
 その間の記憶が、全くない。
 いや、なんとなく3年間の”穴”がある感覚は判る。
 その間に経験した恐ろしいことを、恐ろしかった感覚を、特に孤独感を覚えている。

 意識が戻って、最初に考えたのは、母さんのことだった。]


[警察に行き、自分の名前と、自分の家の住所を告げた。
 捜索願が出ていたこともあって、どうにか親戚と連絡をつけることはできた。
 母さんはさぞかし心配しているだろうと思ったら、
 母さんは2年前に男といなくなったと聞いた。]



 母さんは、俺を探してくれなかったの?
 母さんは、俺を待っていてくれなかったの?

 あんなに仲良く、毎日暮らしてたのに。
 愛されていると思っていたのに。

 父さんがいないから?俺が父さんの代わりになれないから?

 それとも俺が父さんの代わりをしていたの?

 その俺が居なくなったから――……


[俺には、極端すぎるほどの電車恐怖症だけが残った。]



 ―……あぁ、そうだ。

 俺があの女にキレたのは。

 失踪した家族を心配しない、あいつが許せなかったからだ。


 心配してもらえないアイリスが、俺に思えたからだ。


[――痣女。
 そのキーワードから、今朝の記憶がぼんやりと思い出された。
 霜が降った窓を擦ってその向こうを覗いたようなの不鮮明さだが……]

[俺は、たぶん朝方に店を追い出され、新宿駅近くで座り込んでいたんじゃないだろうか。
 早朝の新宿駅駅は足早に歩く人ばかりだ。自分と同じように地面にへたり込む人、死体のように転がってる人とゴミもあるが。
 それらをぼんやりと眺めていたら、「なぎさ」――あの痣女が視界に入ったのだ。]

 (俺はあいつを、……追いかけたのか)

[勇気いったろうなあ、と何故か客観的に自分を思う。記憶が断片的で、不確かだからだ。
 駅に踏み入れるなんて、考えただけでも恐ろしかったろうに。]

 (それから……どうしたんだっけ…… ホームに……)

[思い出せない。つかみ合ったような、気がする。あの女の顔と、痣ばかりが浮かぶ。]

 (押……された?俺はあいつを掴んで、一緒に……)

[ホームから、落ちた?]


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