34 【ロクヨン!!!】
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ヤンファは、そして、感じるのは――小吉[[omikuji]]17
2011/07/28(Thu) 00時頃
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―月夜の雪原― [カリュクスが笑ってくれれば、 みっともない泣き笑い、それでも笑ってくれたのは嬉しいと感じて。]
うん、ぶちのめそう…!
[多分――リアルがない存在には「帰りたい」 という気持ちは、よくわかっていなかった。 閉じ込められる恐怖も、心細さも、だけど。カリュクスの言葉は理解出来たから。 見つめる眼差しは今までよりも、ずっと真剣みを帯びた]
きっとあれ、一人のところに出てくるんだよ。 だから、私、一人の人のところにいってみようって思って、それで。
[ステージ情報を見つめて]
今一人なのは、墓場かなあ? ズリエルさん、だったら、ちょっと怖いけど……
いってみる?
(@0) 2011/07/28(Thu) 00時半頃
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――……自分が嫌いなのは、なにもズリエルだけでないさ。
[どうやら図星を指されたらしいズリエルに、困ったように微笑む。
けれど、それは相手からは見えまい。]
――……。
[何を思ったのか、薔薇園への道を開く。
先程、ガストンが居るのを見たが、色々思う所あって直ぐに飛んだのだが。
さて、ガストンは、まだそこに在るだろうか。]
……時間操作!?
[そうして、緩やかな時間の中で。
マーゴの剣がゆっくりと迫る。そうして、自分の身体を剣が貫く感覚は……最後まで与えられないまま。意識はブラックアウトした]
―現在:薔薇園―
…此処も、いずれ…壊れるのかねえ。
[見渡した薔薇園は、破壊され、焼かれ。
一部の無事な薔薇をすくいあげ
触れることはできたものの、手折ることはできず。]
…?
誰… ベネット、か?
[そこへ、ベネットが姿を現した。]
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―西洋墓場―
ん、いこっか。
[うなづけば行動は早く、 移動した先、足元がふらついたのは――、 ステージ損壊率が上昇したせいだけはなくて]
あ――…… 黒のゲートのロックが、ひとつ、あいたよ。
[どこかでその彼女が緩やかな時間の中、 仮初の死を与えられていたことなどしらない、 その感覚を味わうことがなかったことも、また。]
(@1) 2011/07/28(Thu) 01時頃
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― 薔薇園 ―
嗚呼……―――。
[名を呼ばれ、頷く。]
――……その、なんだ。悪かったな。
[謝るのもおかしい気がするのだが。
それ以上の言葉は思い浮かばず、ポツリとガストンへ謝罪を向けた。]
[トルニトスの言葉に頷く。確かに先ほどのヤンファがしたものはともかく、自分のステージも破損していた。
海岸に、といわれれば、拒否はしない。
さっきも来た場所だったが、やはり何の代わりもなかった]
ああ、死んだ、というか倒された。
どうか、したか?
[剣を抜くのが目に入った。小太刀に手をかけかけたが、薙刀を手に出現させる]
――お前。
[ルールに。
ベネットが白であった以上、自分を黒として疑ってかかることは可能性として低い。
何より、トルニトスは黒だとサーチ結果が言っていたのに]
結局、ベネットの技が正しかったってことか。
―???―
[ゆっくりと目を開ける。
其処はただの暗闇だったのかもしれないが、音無愛理の意識がある程度までは覚醒していた。]
そっか、あたしは。
……死んだのかな。それとも、一旦意識が途切れたのかな。
[失敗した、のかもしれない。
ステータスに乗じて、一気に切りかかれば。
あの2人を簡単に倒せていたんだろうに]
[戦う気はそれほどなかった。
けれども、襲ってこられれば別で。
技を繰り出し、ダメージを重ねていく。
同じようにこちらも削られた。
増える痛みとともに、体の動きも鈍くなっていく。
途中で回復アイテムを一度使い7、その隙に64レベルの必殺技が聞こえたか。
問題は隙ではなく、その後の一瞬に迷いにあっただろう。
こちらも大技で返せば、恐らくは凌げた。
防御と攻撃が一体となった技は、ホームで真価を発揮するが、他のステージでも64レベル相当の強さを持っていて。
逆に言えば、それでなければ防ぐことのできないトルニトスの攻撃]
くあっ……!
[そのダメージは、一瞬で終わった。もとより防御力はないキャラである。痛みにより意識を手放し、死の瞬間は覚えていない――]
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―西洋墓場― [誰か黒の人が倒された、 これで白のゲートがあと1つで開く、 思考は合理的に、けれど眉根がよる。このシステムは嫌いだ。]
……あ、ズリエルさん! ちょ、なにしてるの?
[見つけたステージ主は、 自ステージの破壊活動にいそしんでいた。 自殺志願だろうか、とりあえず止めに入ろうとしたけれど、 カリュクスはどうしただろう]
あ……
[そして訪れたもう一つの感覚に、動きが止まる]
(@2) 2011/07/28(Thu) 01時頃
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― 夜の海岸 ―
[ガストンとの戦いのあと、ガストンが誰かを探しにいく、というのを見送って、
自分は、なんとなく、夜の海岸に向かった。
多分、そこは、大好きな星が見えるかも、と思ったから。]
… 何、で…アンタが、謝るんだ…?
[声に動揺がそのままでた。]
仕掛けたのは、俺、だぞ。
…なんで……
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[また何かいわれた。 釈然としなかったので言い返す]
だめなびっていわないでよ! 自殺活動してる人よりだめじゃないもん!
[振り回された十字架に、けれど気が行くことはない。 感覚にとまっていた、あの冷たい電子音も届いていただろうか]
黒のゲートも、ひとつロックが解除された。
白のオーブはのこりふたつ。 黒のオーブはのこりひとつで、ゲートが開く。
黒の人一人、倒したら、 白の人は外に出られる、ようになるんだ……。
[ぽつり呟く] [合理的なナビゲーターの仕事、 思考に一度浮かぶそれはけれどきっと嫌だった]
(@3) 2011/07/28(Thu) 01時半頃
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[しかし、夜の海岸にいくと、星ではなく、雨が降り出す。
その中に佇むのは、兜の戦士…。]
トルニトスか…。
[事情を知らないナユタは、彼がどちらの陣営かもよくわからないが、
彼がヴェラの遺体を海に押し出す様はみていた。]
――……この海は、どこに繋がっているんだろう?
……え?
[意識の中に響くのは、グロリアのPLの声。
要は望めばもう一度、アイリスになれると言う事だろうか。
是非も無い、意識を集中させて……再び“アイリス”として目を開いた。]
―???―
ふーん、また随分と。
[どこのステージなのかは分からない。だがしかし。
そのステージの影の部分で、一つ目のNPCが大量に居た。
それは或いは、先日のメイド喫茶に押し寄せてきた人数の4倍ほどの数は居ただろうが。それでも、アイリスにとって物の数ではない。]
Elder Things!
[左手に巻かれた漆黒の鎖、それが何倍もの太さとなって周囲を取り巻くように開放される。それは周囲の敵を78ほど薙ぎ払うと、残っていた連中を156体拘束した。]
さあ……もっとあたしを。
楽しませろ!!
[そう言うと、漆黒の鎌を右手で自在に振り回し。
鎖によって拘束された相手を次々と切り裂いていく。
それはまさに、純粋な掃討戦。厨二病と相まって、目の前の相手に切りつける際にも一々格好良い角度などを考えながらやっているだけでも、実力の差は明白であったが。]
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うふふふふ
[夜の海岸から聞こえる声… それにひそやかに笑う。]
(@4) 2011/07/28(Thu) 01時半頃
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楽しませてくれるはずのあの子は脱落しちゃったから、 ちょっと残念だったのよ。
でも、貴方ががんばるのなら…
何がお望みなのかしら?
[トルニトスに答えるように… 電子の海の向こうから声を届ける。]
(@5) 2011/07/28(Thu) 01時半頃
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壊れてるよ。 ステージ情報にはデータに加算されてるもん。
[22%、としっかり数値で答える。 ステージ損壊は視覚情報に現れない場合も多い、 信頼できるのは数値だけだ]
ナビゲーターシステムはのっとられていません。 のっとられているのはゲーム全体のシステムだもん。
[むぅっとした顔はけれど、きょとんと首をかしげた。 ふわりと髪が揺れる女の子の仕草、丸い瞳がじっと見る。 今までの出来事を集計すると、不当なまでに会うたび感じ悪い]
……っていうか、ズリエルさんはなんでいつもそんなの?
(@6) 2011/07/28(Thu) 01時半頃
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>>28
ふぅん…
[トルニトスの言葉に、首を傾けるも…。]
乗るだけじゃ、駄目ね。
(@7) 2011/07/28(Thu) 02時頃
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貴方が勝ったら、 貴方の陣営4人はログアウトさせてあげてもいいけど?
[くすくすくす]
(@8) 2011/07/28(Thu) 02時頃
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[そして、偶然にもその会話を聞く。]
トルニトス?
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そういう技なんだから仕方ないでしょー! 攻撃も当ててほしくなかったらヤンファに優しくしてあげればいいんだよ!そういう設定のNPCなんだから!
[ぷんすかしながらNPC擁護発言、 そのヤンファは自分とは“違う”ヤンファだけど。 きっと詰られても酷いこと言われても、何も感じないんだろうけれど。感じないだろうことが、今はきっと悲しい。そんなふうに憂うのは一瞬]
……って、何言ってるの? ヴェラさん倒したのが黒の人でしょー? カリュクスちゃん、わたしといたし。 [カリュクスを睨む視線に、思いっきり目を眇めた]
(@9) 2011/07/28(Thu) 02時頃
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[波間を漂う。
身体は流されていて、もう『死んで』いる]
――。
[緩やかな流れ。
思い出すのは、10年ほど前のこと。
幼い娘と、仕事を抱えた妻。
忙しかった自分と、妻との間が冷えていくのは、当然だったかもしれない。
それでも、妻は待っていてくれた。
それでも、迎えには行かなかった。
帰ってくると、思い上がっていた]
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[出られようと出られまいと関係ない、 そんな言葉に、ぎゅうっと両手を握った。 ここから出たいと望んだのは――きっとカリュクスや、 他のプレイヤーのみんな、だけじゃない。]
――…わたし、 ズリエルさんとずっと一緒になんていたくないからね! ちゃんとここから出てってよ!
[怒りを隠さないまま言い放って、 それからステージ移動を開いた、カリュクスちゃんもいこ、 と声をかけたつもりだったけれど、声が届いたかどうかはわからない]
(@10) 2011/07/28(Thu) 02時半頃
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[それから、妻は海外へと渡った。娘を連れて。
元々していた通訳業。そして程なくあちらで再婚したと後の電話で知らされた。
娘に久しぶりに会ったのは、いつだったか。
父親に会いに来たと言って、突然たずねてきた。
すっかり大きくなった娘に、びっくりして、けれどその頃から少しだけましになったのかもしれないと、――]
な、んだ……?
ここは。
[目をあけると、意識だけがそこにあった。
姿は、自分の姿。後ろに流した髪は肩につくかつかないか。
容姿としてはヴェラに近い。傷はないけれど]
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―ログインゲート前広場― [ナビゲーターシステムへの重度の侵食、 それを示すようにログインゲート前広場の光景が、 不安定に変化し始めている――時折蜃気楼のようにゆらぐ外観。二つのゲートにだけは変わりない。]
そうか、お兄ちゃんも、 ここから出たかったんだね……
[くぐれないというそのゲートを、見上げる。 小さく呟きをこぼして、そして]
(@11) 2011/07/28(Thu) 02時半頃
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宇宙人……、 攻撃しても逃げられちゃうよね、 どうやって捕まえればいいんだろう?
[ぎゅうっと眉間に皺を寄せて、悩ましく唸っている*]
(@12) 2011/07/28(Thu) 02時半頃
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