263 ― 地球からの手紙 ―
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[理解はしていても、行動を起こしたかった。 いつか退院を果たし、家に帰ることが出来たのなら 別れを告げるような内容を送った二人へも きっと彼は同じように文を認める。]
(31) clade 2019/04/24(Wed) 22時半頃
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あー…… 早く、治らないかなぁ
[また友達と皆で遊びに行きたい。 絵を描きたい、君の歌を聴きたい メールで、手紙で、あの人達とまた。
少年は若く、やりたいことが沢山ある。
呟きに含むのは憂いや不満ではなく 未来を思う浮ついた期待と楽しみと。 未だ帰宅は遠くとも、その気持ちは病院には不似合いな程に。]
(32) clade 2019/04/24(Wed) 22時半頃
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[少年と他者の差異は、その気持ちが過去になるまで変わらない 想いが成就することは無く、 幾人もの友が幸せになる様を傍で見続けることになるだろう。
けれど彼は、目の前にあり届かない幸福を受け入れられた。 自分の感情に前向きになろうという意志が生まれた。
電子の海で産声をあげた存在を目にしたあの瞬間のように、 顔も知らない誰かに届けられた想いによって、 確かに何かが変わったのだ。]*
(33) clade 2019/04/24(Wed) 22時半頃
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それは あれからすこしだけ きょう がおわったころ。
(34) anbito 2019/04/24(Wed) 22時半頃
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[ケトゥートゥは、もじ少しかけるように、なりました。 せんがいっぱいの、もじも、ちょっとだけおぼえたし ふしぎなえと思っていた、かたかな、もおぼえたし おてまるには『、』うつのも、おぼえました。 ちっちゃい『っ』も、もうかきわすれたりしません。
どのくらいの、きょうがおわったのかはわかりません。 ケトゥートゥのところは、いつも、きょうしかありません。 でも、なんども、きょうがおわって たぶんだけど、ケトゥートゥもすこしだけ おとなになったんじゃないかって思います。]
(35) anbito 2019/04/24(Wed) 22時半頃
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[いまは、ちょっとだけあつくて なつのにおいがたくさんします。 桜もはっぱをたくさんひろげて、元気にかぜにゆれています。]
おてまる、書こな!
[なんまいも、なんまいも、ケトゥートゥがおてまるにはっぱを使うから おとなに「だめだよなくなっちゃうよ」っていわれていて なのでケトゥートゥはあれから、少しずつ はっぱを集めて、だいじにないないしていました。 はると、なつと、あきと、ふゆのはっぱをあつめました。
これでたくさん、おてまる書けるなって。 ケトゥートゥは、がんばるぞって、思っています。
ゆっくりだけど、いちまいずつ。 書こうなって思います。]
(36) anbito 2019/04/24(Wed) 22時半頃
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[おぼろげな記憶の中の私がことばを受け取っていた。 それを知って浮かんだ気持ちをどうことばにしようか?]
(37) Akatsuki-sm 2019/04/24(Wed) 23時頃
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[今度は何事も異常なく自宅へ帰ることができた。 ただいま、と一声かければ、薄暗い玄関でぱん、と音が鳴った。 なんてことはないただのクラッカーだ。 サプライズとして用意した服は最初に私が戻ってきた時に使い切ってしまったので、 仕方なく今回のサプライズはこれにしたとのこと。 ……そういえばそんなこともあった気がする。
驚く私を見る夫の笑みはどこか眩しく映る。 そう、間違いなく私はこの人が好きなのだ。 良く言えば無邪気、悪く言えば子供っぽい。 そんなところも含めて]
(38) Akatsuki-sm 2019/04/24(Wed) 23時頃
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[私が入院している間、手紙が一通と、 ――夫曰くの面白いもの、が舞い込んでいたという。 文字がつらつらと書かれた葉っぱ、と、桜の押し花。 文字を解読したところ私の名前らしきものが書いてあったので、 私宛てだと判断したとのこと]
手紙……。
[小さな端末ごしにやりとりしていただけではなかった、ということに、 胸の奥がくすぐられるような思いがする。 ちょっと豪華な夕食(どこかに注文をしたらしい)を終えるとすぐに自分の部屋に向かった]
(39) Akatsuki-sm 2019/04/24(Wed) 23時頃
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[もはや別のひとの部屋に踏み入っているという感覚は、ない。 ただ、ベッド脇に置かれた糸と編みかけの何か、だとか、 引き出しの中の奇妙な折り目が付いた質のいい紙、だとか、 そういうこまごまとしたものだけが違和感を醸し出していた。 私は確かにしばらくの間、この部屋にいたらしい。
質のいい紙を手に取って、折り目に沿って、折れば、 紙飛行機の形になった。 それからまた紙を広げて中の文字を読む。目で辿る。 その時私の中に、思いが、堰を切ったように流れてくる感覚があった。 空っぽだったという、少し前の私が抱えていたもの、残していったもの]
(40) Akatsuki-sm 2019/04/24(Wed) 23時頃
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[……おかえりなさい、私]
(41) Akatsuki-sm 2019/04/24(Wed) 23時頃
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[便箋に、花びらといっしょにおさめた手紙をベランダに置いて、 何気なく動向を見守ってみる。 が、私のもとにけとぅーとぅいわくの「ぶわわ」は現れなかった、というか、 風がぶわっと吹いて思わず瞬きをした直後にはもう、 便箋は飛んでいってしまっていた。 配達人さんはやはり風を巻き起こすほど大忙しではなかろうか]
(42) Akatsuki-sm 2019/04/24(Wed) 23時半頃
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― 数日後・とある技術研究所 ―
そうか……実用化はまだ先か……
[あからさまに落ち込んだ様子で耳をぺたりと伏せる。 成人雄猫として頼りない姿を見せたくはないが、気落ちするのは避けられなかった。
試用期間の終了は唐突なものだった。 アポイントもなしに業者が事務所にやってきて、機械を回収してしまったのだ。 確かにそういう契約で業務は請け負ったが、実際に別れの時がくると、予想していたより寂しさが大きかった。 一か月もなかったと思うのだが、手紙やあぷりけーしょんでのやり取りは、実に我が心を温めていたのだと思い知る。]
(43) tomming 2019/04/24(Wed) 23時半頃
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[機械を回収された後になって、鮮やかな緑の葉が入った手紙が送られてきた。 あの手紙に返信を送ることができないのは、実に残念に思う。 せめて、の思いで葉っぱは押し花という方法で保存を試みた。
鉄と煉瓦で埋め尽くされた街で生まれ育った吾輩は、こんなに立派な葉を見たことなどなかった。 草花は建物の隙間から顔を出す程度で、「森」というものは――さぞ大きく、生命力に満ちたところなのだろう。]
(44) tomming 2019/04/24(Wed) 23時半頃
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それで、どんな用件だ? 追加のモニター業務はいくらでも受け付けるが。
[そうではない、と技術者の人間は首を振る。 貸していた機械に追加の通知があったが、これは個人情報だから。と。 ぱらりと差し出された紙片には、メッセージが印刷されていた。]
…………、 ……これは、貰っても?
[もちろん、と答えるや否や、はむりと紙片を受け取る。 これもまた、貴重品だ。]
はあ……返事を送ることもできんのは、なんとも歯がゆい。 開発を急いでくれたまえ、吾輩の返事を待っている学徒がいるのだよ。
[てしてしてし、とテーブルを叩いて急かしてみせた。 開発と言うものが容易ではないことは、発明家の友を見て知っているが、それでもこうして目の前に可能性を示されると、気が逸るのは仕方がないと思う。]
(45) tomming 2019/04/24(Wed) 23時半頃
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手紙技術もそうだが……交通もそうだ。 荷物がいけるなら猫の一匹ぐらいなら、遠くの街にも……。
……なに?窓もない狭い部屋で一昼夜?しかも極寒に酷暑? それは気が狂ってしまうな……。
[発明というものは、本当にままならないようだ。 それでも、いつか。 手元に残った手紙を夢の種にして、更なる冒険を思い描くのだった。**]
(46) tomming 2019/04/24(Wed) 23時半頃
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[あなたへ届きますように。 空へ託した吹き流しにのせた言葉は、 確かに祈りと感じた誰かの言葉>>3:-21とよく似ていた。
この爪は紙飛行機を折れやしないけれど、 この牙もライオンなんかに並ぶべくもなく弱いけれど、 それでも、しーさーは走ることだけは誰折茂出来る]
(47) 茄子 2019/04/24(Wed) 23時半頃
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── そして ──
え……?
[不思議を調べ、少年は以前より端末を使う時間が増えた。
あの日何気なく選びだしたアプリケーションが、 既に管理されておらず、使用出来ない筈だと まずインストール出来ることがおかしいと知るのは
彼が学生として復帰してから暫く後のことだった。]*
(48) clade 2019/04/25(Thu) 00時頃
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[走り続けることは出来る。 走って、はしって、 ずっと、ずっと考えている。 この「きれいなもの」たぢが、 きっと届きますように。間違いなく届きますように。 かみさまの使いを、はたせますように。
時には転ぶときもあるかもしれない。 けれど怪我なんてしない。 大丈夫、とはっぱを揺らせば きっと虹のねっこならばその意味は通じるだろう]
(49) 茄子 2019/04/25(Thu) 00時頃
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[これは「おしごと」で「いのり」だ。 誰かに誰かの「こえ」を届けること。 誇り、なんて難しいことは考えないけれど 嬉しい、は知っているから。
地球を見守るあったかいかみさまの視線。 それは、どこでも、どこまでも届くから]
(50) 茄子 2019/04/25(Thu) 00時頃
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かみさま、 かみさま
走ればきっと みんなにいいことがあります
それを知っています だから走ります
みんなに いいことがありますように!
(51) 茄子 2019/04/25(Thu) 00時頃
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[おてまる、たくさん並べて たくさんごめんなーって思いながら、めをつむりました。
ぶわわ
ってなって、おてまるなくなったのを めをあけてみたら、はっぱがゆれてて 「だいじょうぶ」っていってるみたいで よかったなーって、ケトゥートゥはちょっと安心でした。]
(52) anbito 2019/04/25(Thu) 00時頃
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[そしてさいごに。 いちまい、はっぱに、かきました。
とおい、とおい、ほんとうにとおい。
あなたのところに届くかもしれません。]
(53) anbito 2019/04/25(Thu) 00時頃
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─ 森に春がくるころ ─
[幾つかの季節が巡ったかもしれないし もしかしたら巡らなかったかもしれないある日に ひらりと飛んできたのは一枚のはっぱ >>-68
森のものよりも柔らかく あたたかくて どこか遠くのところからきっと飛んできたもの]
おて……ま、お手紙! ママ、パパ、お手紙が来た!
[少女は拙い文字で書かれたはっぱのお手紙を ひらりひらりと振っています。
ねえその頃には ふーさんの「ましん」は直っていましたか?
でもね、そのとき思ったんです。 「わたしも、自分の文字で書いてみよう」って。]
(54) ししゃもん 2019/04/25(Thu) 00時頃
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【おてまる】
ケトゥートゥからのおてまるです。
ケトゥートゥは、もっともっとおとなになったら。 みんなのところにいってみたいなって、思います。
おてまるくれた、みんなのところに。 おてまる届いた、みんなのところに。
いってみたいなって、思います。
(55) anbito 2019/04/25(Thu) 00時頃
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[お手紙をくれたひとはちいさな子どもなのでしょうか ケトゥートゥと名乗るひとからのお手紙は 拙いながらもがんばって文字を書いたのだろうと そんなふうに想像ができましたから。
少女は、わたしも書いてみたいなって ほんのちょっとそう思ったんです。
書くまでにはやっぱり一生懸命練習をしました あなたからもらった春のお花の種を植えたら あっという間にぐんぐん育って 文字が書けるようになるころには きれいな花をさかせておりました。
だから、ほんのちょっとだけ お返事までには時間が掛かってしまったのでしょうね]
(56) ししゃもん 2019/04/25(Thu) 00時頃
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[きっと桜色の綺麗な便箋に、 あなたよりももっともっと拙い文字で 森の奥から手紙が届いたことでしょう。]*
(57) ししゃもん 2019/04/25(Thu) 00時頃
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[あなたのそばで うぶごえがきこえたらそれは──]**
(58) anbito 2019/04/25(Thu) 00時頃
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─ 地球からの手紙 ─
[おともだちも増えた 先生もできた。 少女はきっと 以前よりもずっとしあわせで 眩しい眩しい光に目を細めながら 今日も、だれかを。なにかを。待っているのです。]
おぼえているの。 あなたのこと、ずっと。
[木漏れ日の下で手をのばすと ふわふわとした指先の毛がそよ風に揺れる
きっと、奇跡は起こるのよ。
だって、この「地球」では 不思議なことが起こるんですもの
ほら、だから再び胸の前に戻した少女の掌には 待ち焦がれていた 望んでいた 紙飛行機がひとつ]**
(59) ししゃもん 2019/04/25(Thu) 00時頃
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[実は夫との結婚記念日の旅行も兼ねている、というのは省きつつの連絡は、 とっくに届いたころだろう。 書を捨てよ、で始まる詩もあるけれど、 旅行に必要なものと、便箋と、ペンと、携帯端末と、 忘れちゃいけない、黒と見まごう深い深い青の糸で編んだセーターと、 様々な色を組み合わせた虹のようなテーブルクロスもカバンに詰めて、 私は夫と宇宙港のある街に向かう。
もしも道中素敵な景色を見つけたら、 また、手紙やメールを書こう**]
(60) Akatsuki-sm 2019/04/25(Thu) 00時頃
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