97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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[そう云えば――先程の"調律指揮"で何かが聴こえた様な…。 ふと、気掛りな音が存在した、何だったのだろう、ぼんやり考えようとした時]
……あ、うん。 どうか、したの?
[耳を貸せと、何かありげな様子に、素直にその首を傾けた。 彼が担うのは英國全域、或いは世界にも及ぶ、旋律の指揮。 今や機関の内情は彼を中心に廻る。何か知らない情報でもあるのかと――…]
(102) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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≪ इ इ शु ≫ 『 テノール 』 が 覚醒める ?
[待ち望み続けていた囁きに、心が弾みの音色を鳴らした]
(103) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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[死した魂は廻り、やがて新たな旋律を芽吹かせる。
"新約"の天使達の――目覚める日が近い。
嘗ては天空に誇り、五翼の天使が旋律を奏で。 総譜と云う楽曲を、旋律の導きを指揮する者がいた。 創世記から奏でられし旋律達。 "旧約"の天使達はこの世を去り、そして"新約"の天使達が目覚める]
(104) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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[重なる音域の予感を感じつつ、楽人の指揮存在は笑いながら告げた]
それじゃあ。 早く、"新約"のアルトを探さないとね。
[彼をこの世界に導いたその時、彼へ説明したのだ。
我は緋き鎖を誇りし"旧約"の天使。 人が統べし旋律の約定を違え、夜の翼を棄てし"古の天使"――と]
(105) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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[20世紀、響界機関には、過去最高のグウェンドリンと謳われし総長が居た。 然し、その頃の機関には――"音域天使は存在しなかった"]
[機関を導きし、詩の聖者、天使の末裔、そう今は謳われし者。 然し、何れ"新約の扉"が開かれし時、"誰も自分を覚えていないだろう"]
[罪が誇りしキズナの鎖は、指揮存在の証へと百年余りで昇華された。 "指揮"の共有――それはつまり、"抹消"の共有を意味する事を楽人の少年は気づいて]
[《総譜》の自浄作用は、何れ新たなる"新約"のアルトを送り出す。 高次の存在へシフトした楽人は、『アルト』としての役割を失くしている故。 それを理解したのは、過去に"前例"が存在した事に少年が気づいたから]
(106) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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新しい『アルト』が目覚めた時、五人目の天使が漸く現れる。
[意味深な笑みを浮かべ、楽人は、総長の少年の傍ら、天使像を撫でていた。 その古めかしい天使像、それの名前は、擦れて読む事が出来ない]
アルトと"テナー"はふたつでひとつ。 ふたつが合わさり最強にして最高の旋律がひとつ生まれる。
"前の俺達"はお互い、やがてそんな事関係無くなったけどね。
アルとテナが、今再び重なる時。 響界へと導く旋律の天使が生まれ、世界は新たに動きだす。
(107) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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最終天使《ラスト・レンジェル》 『アルテナ』
君は、どんな音律を奏でてこの世界を導きたいんだい…?
[少年は眠り仔に対する様に、名の擦れた天使像を眺めていた]
(108) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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…… …… …… …… …… ……
(109) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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[数刻も経ち、やがて人の途絶える厳かな霊廟。 総長の少年が、調律の指揮を施した、広間の中心で。
楽人の少年は、小さな白刃を片手に立ち尽くしていた]
(110) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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[新たなる世界の扉は、やがて開かれる時が来るだろう。
本来の指揮存在は、楽曲の破綻、旋律の乱れに際して現れる存在。 今生まれ変わる、新たなる響界機関を導く、旋律指揮を助ける。 それこそが、今少年が100年後の世界に訪れた理由。
やがて役目を終え"抹消"を辿る未来だが。 覚悟はしている。嘗て存在した夜色の翼を棄てて、少年は今この世界に…在る。
世界に広がる旋律達を導く為に 世界に溢れる音楽達を繋ぐ為に]
(111) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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――この俺、オスカー=アルト・ヴィルヘニアの。
[少年の腕に、青い蝋燭の炎を淡く照り返す刃が走る]
(112) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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"旧約"のアルト、『指揮楽人』の血に於いて。
[腕を走る紅い線から、じわりと溢れた雫が、床面に零れる]
(113) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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やがて啓かれし、新約の扉にこの詩この一節を請う。
[零れ落ちた少年の血に、霊廟は緋色と蒼色の幻想的な光輝を放つ]
(114) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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封印りし 始原響界音律≪ローゼスコール≫ の元に――
(115) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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世界交響詩《ユグドラシルファンタジア》よ
どうか うつくしい 光で満ちていますように――
[皆さんに、天使の贈り物《ギフト》が"聴こえ"ます様に......**]
(116) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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[ 翼はためかせ 地へ降り立つ ]
(117) kokoara 2013/10/09(Wed) 21時半頃
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["今度は"、無事に降り立った。
というには、]
う わ、ぶ
[直前で、緊張が切れる。 ふっと翼がゆらぎ、少年がべちゃっと転がった。]
(118) kokoara 2013/10/09(Wed) 21時半頃
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[うう、と呻きながら顔をあげ、見えた顔は、 知らないはずだけれど、どこかで知っているような、少年と
仔犬。]
あ…… え、 と。 ………… はじめまして。
[背中の羽は、幻のように溶けて消えた。 座り込んだ少年は言うに困って、それだけ口にした。]
(119) kokoara 2013/10/09(Wed) 21時半頃
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[見上げた双眸に、影が舞う。 危ない、とかそういう声が上がるわけでもなく、 一匹は黙っていたし、一人はただぽかんと口を開いた。
目の前に、文字通りに落ちてきた姿を見下ろす。 呆気にとられているような顔はそのままだった。 アニメーションのように誰かが声を当てていれば 『あっ、この人ばかだ』ぐらいの台詞を当ててよさそうな顔だったが]
…ああ、ええと
[座り込んだ人影を、一匹が鼻先でつつく。 一人は少し対処に悩むような顔をしたあと 少し自分より年嵩に見えるその姿に手を差し出した]
───はじめまして。
[驚くことにはもう飽きたのか、肝が据わっているのか。 それでも何の躊躇いも無く助けるための手を差し出す。 少年へと向けるその顔は、”どこかで眠り続けただれか”に良く似ていた]
(120) azumi 2013/10/09(Wed) 22時半頃
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[幼げな顔立ち。 初めて見る顔、だけれど。]
… …… あ りがと、
[差し伸べられた手に、手を重ねる。 触れたぬくもりに、
ぽろりと、
涙が零れた。]
(121) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時頃
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あ…… なん、で
[立ち上がりはしたものの、濡れた感覚に気付く。 顔を伏せて隠し、慌てて手を引っ込めた。]
ごめん、なんでも ないんだ。 っと…… お 大きい荷物、だね。 旅行?
[話をそらそうと、視線をあちこちへ逃した。]
……
[それもやがて、"見覚えのある"顔へ戻ってしまうのだが。]
(122) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時頃
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あんなところから急に降りてきたら、危ないのに ……どこか、痛い?それとも、目が乾いちゃったかな…。
[手を引いてみると、目の前の少年のほうが背が高い。 下から見上げながら、涙を流した相手に首を傾げる。 忙しい手を少し見たあと、尋ねられた言葉に、あ、と声が上がる]
今日から、新しい学校に入るんです、けど ……カレンがついてきちゃうから、困ってて
[落ち着かなさそうな相手とは逆に、 落ち着き払ったような一人は一匹を見下ろして肩を竦めた。 黒い豆柴は、見下ろす一人の視線に気付いてつんとそっぽを向く。 小さな溜息が一つ]
…参ったなあ。
[少年も着ているだろう制服と同じデザインのそれは 一人にはまだ少しばかり大きくて、少し袖と裾を捲り上げているが 肩を竦めたことによってそれらが少しゆれて踊る]
(123) azumi 2013/10/09(Wed) 23時頃
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いたく は、ない。 大丈夫、……
[急ぎ首を振る。 聞こえた名前に、はっと目を見開いて、瞬き。 唇だけで "それ"を、復唱する。]
か れん、って。 そのこの、名前?
新しい学校って、その制服は、……僕のと、おなじ……?
[動揺を隠しているのは、成功しているんだろうか。 見間違いでなければ、と制服を見て、なるべく落ち着いた声で尋ねてみる。]
(124) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時半頃
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[同じ学校だというなら、それなりに規律の厳しいあの学校は、ペットを許可していない。 確かに、と眉を下げて、]
……同室の子と口裏を合わせるか…… 一人部屋なら、なんとか隠してる子もいるらしいけど。
[一人部屋は高学年になってからだ。 ロバート自身は、"役目"の都合から一人部屋を与えられているが。]
………… あずかる、ってのも、その子は…… ……あんまり、だよね。
[調律指揮のおかげか、"初対面"の動物に特別嫌われる性質ではないが、誰にでも好かれるというわけでもない。 伺うように少年を見る。]
(125) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時半頃
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とり あえず、部屋割がどうなってるかだけでも、見に行ってみたら。
[案内しようか、と寄宿舎学校の方を指さした。]
(126) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時半頃
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それなら、よかった。
[頬を緩ませて一人は笑い、それと同時に一匹が啼く。 自分の名前を呼ばれたから返事しただけの話だろう]
そう、俺たちの、名前。 カレンと、歌漣(かれん)。
[まずは一匹を指差し、そして自分を指差す。 動物はダメだと聞いてしょんぼりとしたのはカレン。 それはそうだろうと苦笑を浮かべたのが歌漣。 預かってもらうにも、はなれるのかどうか一人にはわからなくて]
案内してもらえるんですか? やった、うれしいな。
[これでもう心配ないからとばかりに再三一匹へと帰りを促そうとしたところ 帰るどころか荷物の上に攀じ登って帰る気配は微塵もなさそうな様子。 こちらが折れるしかないとばかりに肩をまた竦め ふと、思い出したように空から落ちてきた少年を見上げる]
(127) azumi 2013/10/10(Thu) 00時頃
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…ああ、そうだ。 俺、歌漣・ベネディクト=コールって、いいます。
[同じ制服、と聞いて安心したのか。 何気なくまた握手のために手を差し出した。
清浄なる《Karen》祝福の唱和《Benedict Choir》。 音楽に関わる学校に入るにはうってつけのような名前の一人は]
───よろしく、せんぱい。
[やっぱり、”どこかで眠り続けた誰か”とそっくりな顔で笑った**]
(128) azumi 2013/10/10(Thu) 00時頃
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おなじ 名前、なんだ……
[すとんと心に落ちる名前。 絶対、忘れない。"今度こそ。"
差し出された手を見て、瞬きにしては少しだけ長く目を閉じてから、"彼"を見る。 意志の強そうな仔犬と一緒に現れた、"どこか見覚えのある"少年。
フルネームに、綺麗な名前だね、と呟いて。]
(129) kokoara 2013/10/10(Thu) 00時半頃
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僕は…… ロバート。
ロバート・グウェンドリン。
[名乗りは、家名でなく自分の名前から。 少年の記憶に彼はいない。 彼の記憶にもきっと、少年はいない。 悔いることでも嘆くことでもなく、出会いを喜ぶ思いが胸を締め付ける。]
手を重ね、緩く握り]
(130) kokoara 2013/10/10(Thu) 01時頃
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[重なる面影。 けれどこれから紡ぐのは、北天と南天の続きではない。 心のなかで騒ぎ続けた声に、心のなかで別れを告げる。]
よろしく。 歌漣。
[ここからは、新しい変奏曲へ。 人同士で始まる未来の旋律を思い、少年はとても珍しく、
心からの微笑みを浮かべた。**]
(131) kokoara 2013/10/10(Thu) 01時頃
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