20 悪の実験施設
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『俺が思うに…』 いやそれだと… [二人はメダルを間にグラスを傾けながら お互いの推論を展開させていた]
『おやおや主役が居ないと思ったらこんな所でw』
『先生』先生!
[二人はその声のする方へ振り返った]
(44) 2010/11/07(Sun) 17時半頃
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『エスペラント先生。今日はお忙しい所どうも。』
[彼は哲学者エスペラント。 大学の時の先生である。 二人とも学部は違ったが、 一般教養の授業の講義を一緒に受けている。]
先生もお元気そうで。
[エスペラントの教授室にはいつも生徒が絶えなかった。 先生は授業の後の放課後の部屋で 良く少量の食べ物とお酒で哲学談話をしていた。 その集まる生徒達の中に、ブルーノやハワードの姿もいた]
(45) 2010/11/07(Sun) 17時半頃
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『お二人して何をそんなに盛り上がっておいでで!?』 [先生はボーイからお酒をもらうと二人の間に椅子を持ってきて座った]
『じ、実はハワードが今発掘している遺跡から この様なものを持ち帰ってきて』
[ブルーノはメダルを手に取り先生に見せた]
『ほう…』
[先生はメダルを見てしばらく黙っていた。 手に持つグラスを口に近づけグッと飲む]
『種の多様性というのを知っていますね…!?』
(46) 2010/11/07(Sun) 18時頃
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『生態系を構成する種類が多いと食物連鎖が複雑になる…というあれですか?』
[ブルーノは口を開いた]
『そうです。そしてその種の多様性が 崩れかけている事も君なら解っていますね?』
『は、はい…正確な数値、絶滅種は判りませんが 一年に約4万種もの生物が絶滅しているとも…』
[ブルーノは先生の問いに答えるだけだった]
『ではなぜ!?それが崩壊の危機にあるのか…!? 君の意見を聞かせてください…』
(47) 2010/11/07(Sun) 18時頃
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[ブルーノは先生の質問の意図が判らなかったが 種の多様性に関する自分の意見を述べ始めた]
『自然生態系の構成としては上に立つ生き物ほど その個体数が少ないという事でエネルギーの収支が 保たれています。 また、エネルギー源は太陽光で生産者相、 消費者相おおよび分解者相からなる生物相によって 有機物、無機物が完全に循環されています。 ただ…』
[そう言ってブルーノは口を濁した。 ハワードはブルーノの話を隣で聞いていたが、 彼が口を濁した理由が判ると、顔を俯けた]
(48) 2010/11/07(Sun) 18時頃
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『ただ…近年その自然生態系を狂わしているのは人間です。 生態系の頂点に立ちながら、その数は生態系の掟を破って いまや70億人と膨れあがっています。 に、人間はあらゆる階層の生物資源を消費すると共に 不足するエネルギーを化石燃料で補い、 その燃料に伴って大量の二酸化炭素を排出しております…』
[ブルーノがそう言うとハワードは二人の間に割って入った]
先生!それは人間が高度成長を遂げるにおいて 仕方の無い事ではないのですか!? 先生は今の暮らしを人類に捨てろというのですか!? 文明の発達と共に種が入れ替わっていくのは 自然の摂理です!
『ハワード…先生が言いたいことは…』
(49) 2010/11/07(Sun) 18時頃
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『先生が言いたいのは… 地球上ではこれまで5回の大絶滅が起きたとされ、 その一番最近のものでは約6千5百年前の白亜紀におきた 大絶滅ですね。 この時は生物全体の半分以上の種が絶滅しましたが、 この時は約数百万年かけて徐々に種が絶滅していきました。 その速度は1年あたり、十〜百種。現代の絶滅速度とは 桁が違う…』
(50) 2010/11/07(Sun) 18時半頃
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『そして、このまま絶滅の速度が同じなら… いつか人類が滅んでしまう… 先生はそうおっしゃりたいのですね。』
[ブルーノの視線を先生はまっすぐ見つめた] 『そうだ… 生態系の頂点に70億もの人間が乗っかっているというのがそもそもおかしい状態だ。 これだけの人類を維持するのには当然エネルギーが足りないので、化石燃料に頼らざるを得ない… 自然の産物ではない化石燃料由来の廃棄物は分解されず溜まる一方。 つまり何もしなくてもそれだけの数の人間が居る事自体が 生態系に負担をかけているのだ』
(51) 2010/11/07(Sun) 18時半頃
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な、ならどうすれば!? 人間が居なくなれば良いということですか!?
[ハワードはそれを口にしてハッとした]
『た、確かに…先生の言うように今の生態系を維持する 人間の適数は…約2千万人が限界だろうな。 ただし…類人猿のような生活をするのが条件だが… だが、それは今の文明の発達しきったこの世の中では 無理な話…すると… 人類がこの地球上に居てはいけないのか…』
な、なにをバカな! それは自己否定しているのと同じだぞ!
[ハワードはブルーノの発言を聞き声を荒げて言った]
『さてと…少しは私の話を楽しんでいただけたかな。』
[エスペラントは顔にいたずらっ子の様な笑みを浮かべた]
(52) 2010/11/07(Sun) 18時半頃
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先生… 『いやいやお前さんたちがバルコニーで なにやら小難しい顔をしていたものだからなw 昔に戻って禅問答という訳だw』 [そういうと先生は空いたグラスを手に広場に戻っていった]
まったく…先生は相変わらず俺達を試すんだから… なぁブルーノ!? ブルーノ!? [ハワードはブルーノに向かって話しかけたが 当の本人はメダルを見つめながら 何やら考え事をしていた] (種の保存…増えすぎた人口…)
(53) 2010/11/07(Sun) 18時半頃
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[ハワードはまぶしい光を浴びその目を開く] こ、ここは…
[ハワードの傍らに彼の顔をのぞきこむ 奇妙なモノが居た]
『お目覚めデスネ』 [ハワードはその姿に声を失った]**
(54) 2010/11/07(Sun) 18時半頃
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[ピートは廊下を出て歩き回っていた]
(ちくしょ…あのバッタ野郎もそうだが… 博士は一体どこに居るんだ!?) [ピートは客室付近まで来るとあることに気づく]
(そういえば最初博士に会ったときあいつは すぐ俺たちの元に現れたよな… ローズは内線にかけた時のブルーノが 単なる映像だといっていたが… 果たして最初からそうなのか!?)
[ピートは客室前の廊下の柱を叩いて廻る]
ゴンゴン。ゴンゴン。コン!? コンコン!
[ピートはニヤリと笑うとその音の違う柱を 引き裂いた。 柱の外壁が崩れ落ち、下から風が舞い上がっていた]
(55) 2010/11/07(Sun) 19時頃
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(博士がわざわざここを通ってくるとは思えないが、 まぁ、なんだ…ここへ降りるしかないよなぁ!?)
[ピート薄暗い柱の中へ下へ下へと降りていった]**
(56) 2010/11/07(Sun) 19時頃
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―― 保護室 ――
[ブルーノの研究室に近接した保護室に、ハワードをストレッチャーごと入れておく。 銃器やナイフの類はあれば取り上げるが、ハワードが史書室から持ち出した手帳(>>4:56)には、エスペラントは気づいていない。
ピートらが勝手に史書室に立ち入ったことを鑑み、保護室の前にトルニトスを1体、配置しておくよう、ブルーノに進言しておく。]
(57) 2010/11/07(Sun) 21時半頃
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ニンジン男やドナルドは、メダルを集めるばかりでなく、ハワード氏を誘拐して何をしようとしているのでしょうカ?
ハワード氏が目覚めて、直接、我々と話をすることができレバ、もう少し、事情もわかるでショウ。
[ハワードがブルーノと連絡を取りたいと思ったときのために、内線電話の使い方のメモを机の上に置いておいた。
薄手の毛布を一枚、横たわるハワードに掛けておく。]
――いつまでも、博士の良き理解者でいてくだサイ。
(58) 2010/11/07(Sun) 21時半頃
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―― ブルーノの研究室 ――
[レーザーメスを使ってトリの身体を割き、雷鳥のメダルを取り出す。 直接には触れないようにして、強化プラスチックのケースに納めた。]
博士、これが「鳥系」の1枚と思われマス。
放電したのはメダルの力なのか、あるいは、生体ではないトリが取り込んだせいでそうなったのか調べてみないとわかりませんガ。
(59) 2010/11/07(Sun) 22時頃
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[掌に乗るほどのメダルを、眼球パーツの高さに持ち上げてみる。]
――このメダルは強大な力を持っているのですネ。
生体エナジー… 生き物の「生きよう」「より良くなろう」という意志と活力は、計り知れない可能性を秘めたものだという証拠デス。
(60) 2010/11/07(Sun) 22時頃
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ニンジン男たちは、ただ、このメダルによって得られる力に魅せられて、手に入れようとしているのでしょうカ?
より優れた資質を求める上で、人間の姿に固執しないのハ、柔軟な思考の持ち主だと思うのですガ、その目的が「力」のみであっては悲シイ。
「力」はどう使うかでなく、それで何を為したかで評価されるモノです。 ね、博士。
[合成音声に純粋な尊敬をたたえて、サイボーグは自分の“親”を見上げる。]
(61) 2010/11/07(Sun) 22時頃
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― 施設内廊下 ―
[破壊音が響く一角に、そおっと顔を覗かせる。 そこにいたのは、博士の黒い鎧。 でもそれは、普通の黒い奴とは違った雰囲気をしていて]
―――サイモンおにいちゃま…?
[ものを破壊し、その跡をじっと見る仕草のどこかに サイモンの面影を少しだけ感じて、思わず声が出る。 慌てて口を塞ぎ、しばらく様子を窺った]
(62) 2010/11/07(Sun) 22時半頃
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――研究室――>>62 [メダルの解析結果に目を通しつつ、エスペラントの言葉に深く頷いた]
うむ、その通りだ。 「力」を、単なる欲望充足の手段としてしか考えておらん連中とは、我々の組織は違う。方針や目的は、世の為政者どもとは異なっておるかもしれんがな。
(63) 2010/11/07(Sun) 22時半頃
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[ピートは地下室に降りるとペッと床につばを吐いた]
な、なんだ!?この空気は… 重苦しいだけでなく気分が悪くなってくるな…
[ピートは薄暗い廊下をとりあえず前に歩いた。 廊下の奥から薄気味悪い低い声がこだまして聞こえてくる]
(64) 2010/11/07(Sun) 22時半頃
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ふぅ…この廊下は迷路なのか!? [どれほど歩いただろう。 ピートに疲れの表情が見えた頃廊下の先に 扉から零れ落ちる光を見つけた]
!?あそこに何かあるのか!? [ピートが扉に近づこうとした歩みを止めた。] へへへっ!はっけーん♪
[扉の前に大きな黒い甲冑が立っているのを見つけた。]
いかにも、「何かを守ってます」っていう仕掛け 俺嫌いじゃないぜ… [ピートは懐からメダルを取り出し 身体の前に持っていった]
(65) 2010/11/07(Sun) 22時半頃
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……どうだろうな。奴としばらく言葉を交わしてみて感じたのは、あれはどうも、“如何に使うべきか”という点を棚上げにしているような印象だった。
奴の問いかけ……もしかすると、彼らが生きていた古代人の価値基準をそのまま、この現代にも適用できるのかと値踏みしておったのやもしれん。 生物種の頂点に立つ、あるいは新たな種を創造する“神”になるというのが、儂の目的かと訊いてきおった。
逆に言えば、このメダルを使えばそれが可能だ、という意味だからな。
(66) 2010/11/07(Sun) 23時頃
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は、はかせ… [ローズは虚ろな目をしながら廊下を歩いていた。]
うぅぅぅ… [その表情は苦しみを携えていたが どこか陶酔した表情にも見える] はかせぇぇぇ
[ローズは廊下を進むとぽっかりと床が 空いているのを見つけた] は、はかせ!? [ローズはその床の穴に身を投げ入れた]
(67) 2010/11/07(Sun) 23時頃
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[上から落ちてきたローズはかなりの衝撃を受けただろう。 だが、今の彼女にはその痛みさえも感じない]
も、もうすぐ博士に会えるぅぅ… [ローズは落ちて来た廊下をしばらく左右きょろきょろと見渡し、歩き出した]
け、研究室に行かなければ… は、はかせが待っている…
(68) 2010/11/07(Sun) 23時頃
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――保護室の前―― [エスペラントの進言(>>57)に基づいて待機室から呼び出された暗黒騎士が一体、扉の前に待機している。 置物のように身じろきもせず佇んでいたその姿が、遠くから聞こえてきた物音に気づき、その方角を見やった]
(69) 2010/11/07(Sun) 23時頃
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━研究室前廊下━ は、はかせがここに… [ローズは扉のノブに手をかける]
は、はかせぇぇ [扉を少し開け、その隙間からにゅるりと部屋の中に入る。 中には奇妙な形をしたモノと縛られたトリがいた。] は、はかせぇ!?
(70) 2010/11/07(Sun) 23時頃
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[ブルーノの言葉を静聴している。]
古代人との価値観の相違…ですカ。 言葉は通じても、文化の理解は難しい問題ですネ。
でも、努力は大切デス。 諦めないコト。工夫するコト。
――博士の研究姿勢がそれを教えてくれマシタ。
(71) 2010/11/07(Sun) 23時頃
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[ピートは舌なめずりをしていた] 扉の前に黒い甲冑。そしてその向こうの柱の影には 眼帯の男がいる。
(はははっ♪どいつもこいつも俺を コケにしてくれた連中じゃねぇか…)
[ピートは姿勢を低く保っていた。 今度の俺はメダルの力に支配されないぜっ!]
(72) 2010/11/07(Sun) 23時頃
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おまえハ――?!
[ドアの隙間から入ってきた不定形のモノと博士の間に立ちふさがる。]
博士はワタシが護ル !!
(73) 2010/11/07(Sun) 23時頃
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