人狼議事


263 ― 地球からの手紙 ―

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【人】 超心理学会 ヒイラギ


 ……文字、だよな。これ

[よれて汚れ、けれど確かに自分のものと判別出来る紙を広げて
少年は何度も何度も、まるで文字の如きシミに視線を這わせる。

幾度も頻発する単語、書いた者の名前らしき言葉
その唇で繰り返しても、全てを解するのは難しい。
伝わるように書かれているのに分からないことが多い
それこそ、別次元の存在からの手紙かのように。

まず、学校で飛ばされた紙が引き出しに入っているのがおかしい。
これも「不思議なポスト」や「パルック様」なのか?
あの「絡みついていたもの」のこともまだ分からないのに。
少年の寝不足の頭は一瞬軽い目眩を起こし、額に手を添えた。]

(11) 2019/04/20(Sat) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ただ、怪奇的に変質した自分の絵を少年は
破り捨てようだとか恐ろしいだとか、思うことは無かったのだ。

メモに返ってきたあの手紙と同じように心が籠もっていた。
その者の強い想いに共感が出来てしまった。
そして相手も、問い掛けに繋げた言葉で
この気持ちと同じものをこちらに示している。

だから、]

 ありがとう、ソランジュ。

[驚きが困惑に変わり、その中に浮かんだ疲労が一時消えた頃
少年の指は紙に伸び、インクがぼけている部分へ
優しく優しく、指の腹で撫であげた。
それも文字と同じく、ソランジュの痕跡と認識した。

まるで人間ではないような言葉選びの多いその者にも
そんな独り言が届くわけはないと、知っているけれど。]

(12) 2019/04/20(Sat) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[一晩離ればなれだった端末と充電器に再会の時間を堪能させつつ
椅子、ではなく絨毯に座り込んだその手には不可思議なものが一つ
長くて長くて、手に取る機会は一般人には早々無いし、
知る限りでは何かを書く為には使わない代物で。]

 なんだか…………、これも

[本当に人間が書いたものなのだろうか?
先程の件もあり、常なら笑い飛ばすような思考が過る

目を凝らして首を左右に忙しなく傾けて
眺め続けれど、その者の正体を示すようなものは無い
強いて言えば、言葉を刻むのに使われた道具が気になる
少年の脳裏に浮かぶのは、立派な爪で獲物を狩る獣。
目の前に現れたのなら、簡単に彼を食べてしまえるような存在。]

(13) 2019/04/20(Sat) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[それでも恐ろしくならなかったのは、
どこか切なく、手を伸ばしてあげたくなるような
切実な感情を確かに感じたからか。

暫く視線を固定しながら、思考の間を見せた後
彼は絵を描く為の紙と、ペンを取り出して────]

(14) 2019/04/20(Sat) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[少年はこれに関しては、パルック様とやらを頼ることをしなかった。

全開にした窓から半ば身を乗り出して
捧げるように並べた両手に乗ったそれは

ふわり、風に乗り────消えてゆく

彼はその時、続く不可思議を受け入れられた気がした。
走り続ける誰かに届くといいと祈った。]

(15) 2019/04/20(Sat) 21時頃

【人】 憑依呪術師 ケトゥートゥ

[けとーぅとっは ちぎれたものさがしてましたけど
みつかりませんでした。
さがすのも むずかしなおもてます。]

 おしゃべり できない?

[もじかけるなら おしゃべりするおもてましたが
もしかしたら こえないかもしねません。
もしかしたら あてたかもしねません。
けとうーとうーには わからないけど
どこかであえてたらいいな おもいました。]

(16) 2019/04/20(Sat) 21時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[ボクは姉さまから借りた恋愛小説と。
それから冒険小説を二冊並べて眺めています。
ボクは大人になるには恋をすればいいと思っていました。
でもそれは違うみたい。
いろんなものを見て、ささやかでいいから冒険する。
それが大事なんだって。

宇宙に恋するお話も聞きました。
ボクが宇宙に恋するかは分からないけど。
いつか宇宙に冒険に出てみたいです。

ボクは地上から空を見上げて星を見ます。
星はきらきらして綺麗だけど。
そんな綺麗な星を間近で見たらどんな気持ちなんだろう。
きっと素敵なんだろうな。]

(17) 2019/04/20(Sat) 21時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[淡い色彩のお手紙は星型でくり抜かれています。
とても洒落たそれを手にとって陽の光に翳してみました。]

 はあ……お星さまだぁ。
 でも水面みたい。

[みなもに映る星のようです。
ボクは封を開けるのがもったいない気がして。
暫くそれを眺めていました*]

(18) 2019/04/20(Sat) 21時半頃

【人】 憑依呪術師 ケトゥートゥ

[きょうは あめあがりました。
おそら きらきらのはしあります。
にじていう おなまえねす。
にじのねこに けとぅーとぅたちうまれます。]

 うまれるな。
 きょうは いいひな。

[うれしなおもてたら
ふたつ しらないかみ いつのまにかあいてあて
なにかなおもて てにとりました。]

(19) 2019/04/20(Sat) 21時半頃

【人】 憑依呪術師 ケトゥートゥ

 おてまる おへんじ !

[なんと! なんと!
けとうーとっに おてまるおへんじ きました!

これは おとなのしょこ!
けとーぅとう おとななたかもしねません!

ぴよんぴよんはねて なかをみました。
にことも けとぅとぅよめるもじでした。
せんいぱいぐしゃぐしゃも すごいなおもてましたけど
よめるもじのおへんじ やさしなおもてます。]

(20) 2019/04/20(Sat) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 ああ、なんて返そうかなぁ
 もう俺のこと、忘れてるかなぁ

[普段より間延びした声で呟き、少年は笑う。

端末が活力を取り戻す時を待ち侘びながら、知らない誰かを想い
その文面を一つ一つ思い出しながら、
通知を見た時と変わらない気持ちで胸を躍らせる。

一通は返信ではなく、相手から
最初は冗談のように思い面白おかしく感じたけれど、
今となると──もしかしたら本当かも、なんて。
どちらであっても、興味がひかれる内容だった。

二通目はなんと、自分のメールに返してくれたもの
多分女性、こちらと似た部分があるようなのが、気になる。]

(21) 2019/04/20(Sat) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[やがて、充電を終えたのなら
急ぎ──小さな部屋でそんな必要もないのに──手にとって、
画面に明かりを灯せば早速とあのアプリを起動する。

悩みながら、しかし相変わらずどこか嬉しそうに
少しづつ少しづつ電子の白紙は埋められていき、
やがて何処かへと二通が飛び立った。

一日がとても長かった小さな頃のように
眠ることすら惜しんでいた。]*

(22) 2019/04/20(Sat) 22時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2019/04/20(Sat) 22時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/04/20(Sat) 22時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

[────余談であるが
利用者がメールでやり取り出来るアプリケーションには、
その匿名性を保つ為に、送信者のアドレスを表示しない機能がある。

「どちらも」それに準じた状態で受信した為に
そこにも不可思議があることに少年が気づくことはないのだ。]**

(23) 2019/04/20(Sat) 22時頃

【人】 憑依呪術師 ケトゥートゥ

[けとぅーとうは ひとつおへんじにおへんじかきました。
にじいろのせんで ちずかきました。
やまがあて かわがあて あめふてて おはなさいて
にじのねこのとこにあかで ◯ てしました。
いつか きょうがいぱいおわったら
もしかしたら おそらにいくふねがくるかもしれないよて
おとなにいうたら こないよーてわらわねたけど
きたらいいなて けとぅとーぅはおもてます。

よつのはぱでるおはなのたねもいっしょに
おおきいはぱのふくろにいねて はぱのおてまるかきました。]

(24) 2019/04/20(Sat) 22時頃

【人】 艇長 イワノフ

[読み進めた手紙の文字。
気になった言葉を口にする。]

 生きている、街。

[仕事上、地上、そして異星の様々な場所を見る機会がある。廃墟となった都市も見た事がある。栄えた文明が失われた街。死んだ世界だと思ったものだ。
生きている街の言葉に、ふと、思い出した。

こもれ日踏みと言う遊び。
先日同封されていた艶やかな葉。
手紙の主の住む場所は、自然溢れる場所なのだろう。

窓から見える景色に視線を向ける。居住区の間の緑。都市には一定のパーセンテージの自然を存在させると法で決まってはいる。
便利な方向に人流れ、機械化は進む。そういう街でも、自然を守ろうとする流れは一応はあるのだ。

妻の故郷でも美しいままの海が保たれている。

すべてが失われた訳では、ない。]

(25) 2019/04/20(Sat) 22時半頃

【人】 艇長 イワノフ

[水底の領主からの手紙を読み終えて、机の上の妻の写真を見る。今は立体映像が流行だが、昔ながらの写真がやはり愛着がある。]

 なぁ、また水底の国に行こうな。
 次はどの季節に行こうか。
 
[“二人”で旅行に行こうと、写真の中の妻の笑いかける。

領主殿はどうやら忙しいようだ。その忙しい中で返事をくれた事に感謝する。

休暇も間もなく終わる。宇宙へ向かう日も近い。
領主殿の土産話になるものが増えると良いなと考えた。]

(26) 2019/04/20(Sat) 22時半頃

【人】 憑依呪術師 ケトゥートゥ

[けとぅーとっは もひとつおへんじかきました。
はぱのおてまるにさくらのはな ぺちゃんこのやつつけました。
おしばな ていうのよておとながいうてました。
ほんのあいだにはさんだら どこまでよんだかわかるます。

さくらとおいてかいてたので
これで はるのはなみねるなて あげるのです。]

(27) 2019/04/20(Sat) 23時頃

【人】 憑依呪術師 ケトゥートゥ

[にこもおへんじきて けとぅとーぅはうれしなておもて
むずかしほんにかいたのも ちぎれてないのからおへんじくるかなて
もしかしたら もとちがうおてまるくるかもて
うれしなーておもてます。

おてまるおへんじにこと 力ー々ッ‡のおてまると
くさのうえにならべて]

 ぶわわー おねがいよー。
 かまきーのも もっててねー。

[13かぞえるあいだ めをとじていたら
その間に もててくれました。
ぶわわありがとーて いうてもきこえないかもけど
ありがとなーて けとぅーとぅーはおもてます。]*

(28) 2019/04/20(Sat) 23時頃

【人】 憑依呪術師 ケトゥートゥ

 ぶわわにおてまるしたら
 ぶわわ よんでくれる?

[どうかなておもいながら
こんど かいてみよなておもいます。]**

(29) 2019/04/20(Sat) 23時頃

憑依呪術師 ケトゥートゥは、メモを貼った。

2019/04/20(Sat) 23時頃


【人】 迷い人 ヘザー

[私を治療していた医療施設から連絡が来た。
準備ができたので明日から入院してほしいとは、
ずいぶん急な話だと思いながら荷物をまとめた。
数日分の着替えなどを、ちょっと前まで埃をかぶっていたカバンに詰めて。

夫はもちろん今度こそ記憶が戻ることに期待を寄せていた。
私は眉根を寄せ、傍から見れば難しい顔を考えているかのような顔をしていたが、
その実考えていたことは単純だ。

夫が喜ぶのなら私は嬉しい?
……嬉しい、のかもしれない。だってなんだか胸の奥がすっと軽くなっている]

(30) 2019/04/20(Sat) 23時半頃

【人】 迷い人 ヘザー

[この数週間、
私はこのどこか見知らぬ家のような気がする場所で生活をして、
どこか他人のような気さえする過去の私がつけた記録を読み、
夫だという人と他人行儀に会話をして、
得られたものといえば、過去の私は幸せだったんだ、という感想くらいのものだ。
夫や、友人が幸せをくれていたから。

今も夫は私に良くしてくれているけれど、
時折つらそうな顔をする。戻ってこない私の記憶を思っているのだろう。
それからしばらくすると書斎に引きこもってしまう。
その姿を見送る私の胸の奥には重苦しいものがたまっていく]

(31) 2019/04/20(Sat) 23時半頃

【人】 迷い人 ヘザー

[だから、そう。言えるわけがなかったのだ。
たとえ思い出すことができなくても、
私はそれを悪いことだとは思わない、なんて。


だが、処置に成功すれば、
そんな悩みを抱えていたことすらも霧散してしまうのだろう。
心は確かに軽くなったが、そのことだけが少し、寂しかった。
昔の私が戻ってきたら、今の私はもう用済み? ――だなんて、考えてしまって]

(32) 2019/04/20(Sat) 23時半頃

【人】 迷い人 ヘザー

[気分を変えよう。
そう思って、大きな窓を開け放つ。
すると、ひらりと何かが舞い込んできた]

紙飛行機……?
しかも、何か文字が書いてあるようだけど。

[投げても飛ばなさそうな不格好なそれは、
質のよさそうな真っ白な紙で作られていた。
少々勿体ないように思う。この紙は私の知識の中にある、
機械で書いた文を印刷する時使う紙に似ているから。
広げて文字を――文章を読む。すぐ「あっ」と小さな声が漏れた。

この世にはいくつもの不思議がある。
飛びそうにもない紙飛行機が私のもとに届いたという不思議だってあっていい。
それになぜこれが私のところに届いたか、察してしまった。
私が紙飛行機にして遠くに飛ばしたことばへの、こたえとなっていたから]

(33) 2019/04/20(Sat) 23時半頃

【人】 迷い人 ヘザー

[紙からは文明の香りがそこはかとなく漂っている。
遠くに飛んでったのを見たはずだったけれど、実はご近所の誰かに、
アレを見られてしまったというのか。さすがにちょっと恥ずかしい。
だが――相手にアレを見たことを忘れてほしいと思う気にはなれなかった。
それどころか読み終えることには少しだけ笑っていた]


ああ、……今の私だってあのひとにしあわせを返したいって、
そう、伝えられれば良かったのかな。

(34) 2019/04/20(Sat) 23時半頃

【人】 迷い人 ヘザー

[記憶をなくした時に、愛する心までなくしてしまったわけじゃあなかった。
幾度も感じた胸の奥の重さは、
夫に幸せを返したいが、やり方がわからない、それゆえのもやもやで。
それから、もしもの時を考えて、別のやり方、について首をひねったが、答えはすぐに出た。
時間はまだある。最悪明日の朝までに済ませればいいこと。

その前に私はペンを手に取った。
今度はその辺のチラシの裏に、ではなくちゃんとした便箋に手紙を書いて、
結局また紙飛行機にして飛ばした。
相手は私の真似をしたんだから、その方が喜ぶかな?]

(35) 2019/04/20(Sat) 23時半頃

【人】 迷い人 ヘザー

[それから私は細くてきらきらした糸で、
夫のためにレースのコースターを編んだ。
夫の書斎机にもコースターがあるのだけど、すっかり使い古された形跡があったから。
気分に応じて色を使い分けられるといいかもしれない。
何個か編もう。

そんな手作業に没頭してからしばらくして、
今度はポストに手紙が届けられた。
見覚えのある宛名。私に編み物をするきっかけをくれた人からのお返事だ]

(36) 2019/04/21(Sun) 00時頃

【人】 迷い人 ヘザー

[手書きで書かれた文字は時に書き手のこころを表す。
文字が躍っているのを見て、あぁ彼はすぐにでも伝えたかったんだなぁ、と思った。
たとえ記録を辿ったものであっても、奥さんの話が聞けて嬉しかったことを]

  いいなぁ……。

[無意識のうちに口から出た言葉を聞いた私も、また、
すぐに返事を書きたいという迸る思いに身を委ねることにした]

(37) 2019/04/21(Sun) 00時頃

迷い人 ヘザーは、メモを貼った。

2019/04/21(Sun) 00時頃


【人】 艇長 イワノフ

[一通手紙を書き終えて、本来書くかどうか迷った追伸も書き終えて、クッキーを一口齧った。甘くて美味い、菓子。

イワノフの目は、もう一通の手紙を見ていた。

先の手紙の追伸は、この手紙に背中を押されて添えたようなものだ。

イワノフの、妻への思いを恋だと言ってくれた、手紙。

無意識、首の後ろを掻いた。うーむうーむと唸っているのは、一言、照れくさいのだ。

万年筆を手に取って、いやと机の上に転がして、そしてまた取って。]

……大人気ない。

[大人になりたいと言う子に、偉そうに、ゆっくり大人になりなさいと言ったくせに。自分が大人に成りきれてないではないか。
宇宙船の船長なんて皆子どもの心を持っているもんだなんて言い訳も浮かんだが、さらに大人気ない。

だから覚悟を決めて、万年筆を便箋に走らせた。]

(38) 2019/04/21(Sun) 00時頃

【人】 迷い人 ヘザー

[書けた手紙をポストに投函し、再び編み物を始めながら、
携帯端末をちらりと見た。
アドレスが秘密のところに送ったメールの返事は、来ていない。
私は相手が使ったアプリなるもののシステムも知らないし、
自分の境遇からついつい、突然事故にあったのではないかと心配してしまう。
便りがないのはよい便り、という言葉は、
常に当てはまるとは限らないからね?

こうしてつい知らない相手を気に掛けてしまうのは、
相手と自分が似たものを抱えているからだろう。
悩みを。周りとずれている自分という存在を。

……記憶が戻った時、私は、周りの思っているちゃんとした私になれるのだろうか。
結局のところぜんぶ思い出せるのが一番だよね……

そんなことも思いつつ、レースのコースターは7個編めた**]

(39) 2019/04/21(Sun) 00時頃

【人】 りゅうきへい アーサー

猫の散歩の合間に、何かの着信に気が付いた

(40) 2019/04/21(Sun) 00時頃

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