241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
フランクは双生児 ホリーに投票した。
ショコラは地下鉄道 フランクに投票した。
シュンタロは地下鉄道 フランクに投票した。
ホリーは地下鉄道 フランクに投票した。
ワレンチナは地下鉄道 フランクに投票した。
フランクは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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— Judgement day —
[辺り一面、何もない白。 どこまでも行けそうで、しかし見えない壁が四方を阻む。 ここは審判の部屋。
今回のゲームに参加した者全てをここに招いている。 死神も、同室を許可している。
これにて、裁定の時間が始まる。]
(0) myu-la 2018/05/27(Sun) 01時頃
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[玉座に座る、“仮面を被った男”が、拍手で出迎えた。]
古良 翔也。 堀井 圭。 春風 俊太郎。 ワレンチナ・A・春日。
以上、4名。 ……おめでとう。君たちは、このゲームの勝者となる。
(1) myu-la 2018/05/27(Sun) 01時頃
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今回のゲームで生き返ることができるのは4人。 ……まあ、ちょうど4人で良かったな。 いつもはもっと少ないか、ゼロなんだけど。 黒牧のやつ、散々やったくせにこの程度の成績とはね。
まあ、消えた奴よりは、君たちの魂の価値のほうが尊い。 だから俺は、君たちの願いを叶えよう。
勝者となった君たちにはRGに生き返る権利を与えるし、 もし生き返りたくないというなら、消滅するのでもいい。 死神になる、という選択肢もある。
そして勿論、エントリー料も返す。 今すぐに返してもいいし、生き返った後でもいいならそれで。
(2) myu-la 2018/05/27(Sun) 01時頃
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……で、それとは別に、君たち4人には、 俺に可能な範囲で、願い事を1つずつ叶えてあげてもいいよ。 今回のゲームは禁断ノイズが出現して、難易度も高かった。 予定外のハードモードを潜り抜けたご褒美……とでも思ってくれ。
まずは一旦、ここまで。 何か質問があれば、どうぞ。
[ここまでの説明を流暢に述べた“仮面の男”は、 これを聞く参加者たちの反応を伺うように、言葉を切ろうとして。 言ってなかったことを、思い出す。]
(3) myu-la 2018/05/27(Sun) 01時頃
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ああ、俺はこのキリエ区のコンポーザー。 UGを取り仕切る、最高権力者だ。
仮面を被ったままで失礼。 顔を見せないほうが、都合がよくてね。
[そう言葉を吐いて、微かに笑った。*]
(4) myu-la 2018/05/27(Sun) 01時頃
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……さて、お次は敗者復活ミッションへの参加者の処遇だな。
あれは俺が出したんだ。 禁断ノイズのせいで死神側にも余計な損害が出てね。 後半は十分なゲームにならなかったんで……その埋め合わせだな。
価値があるものには対価をやる。 それが俺の矜恃だよ。 埋もれたものは引っ張り出して……コレクションにしてやらなきゃならない。
[仮面の男はやや考え込み、そして次の結果を提示した。]
(5) myu-la 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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4日目脱落者。 全、1匹捕獲。 日色 芽衣、2匹捕獲。
5日目脱落者。 津辺 時音、1匹捕獲。 橘 真由美、1匹捕獲。
6日目脱落者。 ジリヤ=マナニコフ、2匹捕獲。 鈴池 仁衣奈、3匹捕獲。
(6) myu-la 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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まともにピグを捕まえられたのは、これぐらいのようだ。 他は1匹も捕まえられず。だからこの部屋にすら呼んでいない。
さて、これを踏まえた上で、敗者復活ミッションに挑戦した日数で割る。 小数点以下2桁を四捨五入し……最終的な持ち点は次の通り。
全、0.3pt。 日色 芽衣、0.7pt。 津辺 時音、0.5pt。 橘 真由美、0.5pt。 ジリヤ=マナニコフ、2.0pt。 鈴池 仁衣奈、3.0pt。
この数字が、君たちが取れる“選択肢”へ支払う対価となる。 ……ああ一応言っておくが、ptの譲渡も認めているよ。 全体の数値に増減がない限り、それは自由だ。
(7) myu-la 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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何か不満があるかな?
>>5:#4敗者復活ミッションのメールには、 「ペア毎に対抗」とも書いてなければ「上位者4名のみ」とも書いていない。 これは俺の特別なミッションだからね。
[もし怪訝な顔をした者がいれば、“仮面の男”は笑ってみせただろう。]
さて、よく聞いてもらおう。 君たちが取れる選択肢は、次のうちのいずれか、だ。
(8) myu-la 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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1、消滅。 0.0ptの支払いで……つまり、無償で承ろう。 生き返るのを望まないのであれば、それも選択肢だ。
2、ゲームへの再挑戦。 2.0ptの支払いにて承ろう。 もう1度、死神のゲームに再挑戦する権利を与える。 次のゲームは多少は楽かもしれないな? 再挑戦に伴って、もちろん新たなエントリー料を徴収させてもらうがね。 見事勝利できれば、全てのエントリー料を返すとしよう。
2、死神となる。 0.5ptの支払いで承ろう。 UGに生きる存在となり、ゲームの進行を司る役割を担う。 RGとの行き来もできる便利な体になれるが、死神となった瞬間より、俺のルールに従ってもらおう。
(9) myu-la 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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以上。 質問があれば聞こうか。
選択には等価を支払ってもらう。当然のことだ。 別の選択肢が欲しいならば……対価次第で、考えないこともないけどな。
それとも。 全てを失うのを覚悟の上で、この俺をここから蹴り落としてみるか?
[玉座の上で、仮面の男が頬杖をする。 逆らうことは許さないという、底の知れないプレッシャーを放ちながら。*]
(10) myu-la 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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― 7th day ―
[>>7:@79目の前で繰り広げられる戦いを、じっと見ていた。 わたしには、何も分からなかった。
どうして。なんで。 ……疑問に思ったことは、なんでもホーイチ先生に聞いてきた。 だけど今、先生はいない。
先生は、わたしのために何かすごいことをしているということは分かっていて、 だからわたしはその手伝いを、何も分からないまま、言われるがままにしてきただけ。
それが、わたしの恩返しだったはずなのに。]
(@0) myu-ra 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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[やがて、カンガルーの禁断ノイズが倒れたか、否か。
目の前が白い光に包まれて――]
(@1) myu-ra 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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― Jadgement day ―
[そして、……先生が負けたことを、わたしは知る。*]
(@2) myu-ra 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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──Judgement day──
[ ──ここは、どこだろう。
と、ニーナは思って、周囲を見回した。
いつからここにいるのかも、 どうやってここにきたのかも、 何も思い出せないまま、ただ不思議そうに。
果てしなく空間が続くかのように ただ、白一色の世界。
唯一モノと呼べるのは、 王座>>1くらいのものだろうか。
奇妙な空間への疑問は、 じきに、男の口から語られる。]
(11) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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[ ──ああ、 どうやらゲームはクリアされたらしい!
そのことについて、 悔しいと思う気持ちがないわけではないが、 全滅よりよっぽどいいじゃないかと ニーナは素直に思った。そういうたちだ。
最後の最後の無謀なパスも、 どうやら受け取ってもらえたようだし。
圭たちの姿に、ニーナはこっそりと にいっと笑って握っていた手の親指を立てた。]
(12) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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[ 脱落したはずの自分たちが ここに呼ばれた理由というのも、 ニーナは薄々察して、静かに言葉を待った。
横目で、他の脱落者たちを見て──、 知っている顔ばかりだ、と。 意外なような気もするし、 途中からまったく顔を見なかった面々、 ああ、やはりと思う部分も勿論ある。
男の話に、ニーナは成る程と思ったし、 裁定の基準に、これまた「 やはり 」とも。 与えられた選択肢の幅にも、 言ってしまえば、疑問はなかった。
一度死んだ者と二度死んだ者の間に どうしようもない隔たりはあってしかるべきだ。 それが、努力や運への”対価”だろうし。]
(13) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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[ だから、ニーナは従順な駒だったろう。 ふうん、と頷きながらその言葉を聞いて考え込んだ。
さして理不尽なルールでもない。 白一色の部屋じゃあ、不利というのもあるし。]
……つまり、 まだ私たちの手元に残ってる──、 この、ホーリーバッジ、 ひとつめのゲームでの働きへの対価は まるでなんの意味もないってことかな?
[ せっかく大事に持っていたのに! ( パートナーが呑んだ分については ”持っている”と呼べるか分からぬが )
掌の中でバッジを弄びながら、 ニーナは含みのある言い方で、首を傾げて笑った。]
(14) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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──何にせよ、 その選択肢の中から選ぶなら 私は、もう一度このゲームに挑戦する
ジリヤ、それでいいよね それとも、何か良い”おねだり”がある?
[ 他のペアの人間が誰も、 2ポイントの支払いができないことなんて ニーナだってとうに気がついていたけれど。
ニーナは生きたかったのだ。 他人を蹴落としてでも、勝ちたかった! 一番が自分だなんて、わかりきったことだろう。
そこには自覚のあるニーナだから、 できることなんて、せいぜい おねだりや新たな道を探ることくらいだ。]
(15) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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[ ……だから、くるりと脱落者の方に向き直って、 ニーナはやっぱり静かな調子で口を開く。]
……差し出がましいようだけれど、 ”選択肢が増えないのであれば”、 私には、1ポイント余剰があるみたいだ
これを腐らせずに使ってくれる ……ってひとが、もしもいるなら、 申し出てくれれば、譲渡する
[ 試合後にガッツポーズをしないのと同じで、 露骨に感情を見せるというのは、 相応しくない振る舞いだと、ニーナは思った。
……とはいえ、1ポイントの使いみちなど、 現状、「片方だけが再挑戦する」くらいしか 思いつかないというのが、正直な所だけれど。]
(16) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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──それとも、 ねえ、仮面のコンポーザーさん 私の1ポイント分の”価値”に、 何か特別に”対価”をくださる?
(17) nabe 2018/05/27(Sun) 18時半頃
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[ ゆっくりと、両頬を均等に持ち上げて ニーナは優雅に微笑んだ。誰かの真似事だ。 ニーナが焦がれてやまなかった誰かの。
それから、「 やっぱりガラじゃないなあ 」と、 すこぅし、照れたように頬を掻いた。]
(18) nabe 2018/05/27(Sun) 18時半頃
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[ そのあと、 ニーナはローファーで白い床を叩いて、 そこにいたひとり──マユミへと歩み寄り、 掌を上に、手を差し出した。
右掌の上、ホーリーバッジが一枚。]
……受け取ってもらえるかな
もし、もう何も意味を持たないとしても、 これは、君が持つべきものだと 君の努力への対価であると、私は思うから
…………ただの、自己満足だけどさ
[ そう呟いて、ニーナは首を傾いだ。*]
(19) nabe 2018/05/27(Sun) 18時半頃
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― 7日目:西エリア・明海珈琲店 ―
[隣のパートナーがピグノイズの調理方法を 膨らませているとは露知らず、明海珈琲店に着けば。]
――!また地震か!?
[たたらを踏んでなんとか留まれば。 あと少しで手が届くというところで またもブタはすいっと逃げてしまう。 >>7:+136>>7:+137]
[そして、震源地―となるべく蕗之原モール。 及び周辺一体が崩れ落ちていく光景に 流石に開いた口が塞がらずにいて。]
(20) nanahirosi 2018/05/27(Sun) 19時頃
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……これは、いよいよ 終わりが近いのかもな。
[唸るように呟いて。 審判のときを待つのだった。]*
(21) nanahirosi 2018/05/27(Sun) 19時頃
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ほう……。
[>>14対価として、ホーリーバッジはどうなのか。 それを問われれば、仮面の男は顎を撫でた。
それについて、思うことが無いわけではなかった。 全く、聡い視点を持っている。]
ホーリーバッジは参加者の採点に使うものだ。 確かに、脱落と同時にそれに意味が無くなるようじゃ、 バッジの価値が対等ではなくなってしまう。
……そうだな。
(22) myu-la 2018/05/27(Sun) 21時頃
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1個につき、0.3pt。 ただし、俺の手元に現物を戻せる分のみを換算する。 戻せないものについては無効。
これは脱落者の持っていたバッジにのみ適用する。 ……これでどうだ?
[バッジを新たに精製するのもまた面倒だ。 ここまでなら譲歩してもいいという線を提示し、仮面の奥の目が光った。]
(23) myu-la 2018/05/27(Sun) 21時頃
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[>>17そして、もう一つの問いを受けて。]
余った対価を無駄にせずに利用するその精神。 俺は嫌いじゃない。
他の誰かに渡すならそれも良し。 1pt分の対価を別に渡すとしたら……そうだな。
新たに挑戦するゲームで有利になるよう、サイキックをもうひとつくれてやってもいい。 もしくは、新たに徴収する予定のエントリー料を無しにしてやってもいいか。
俺から提案できるのは、こんなところだが?
[これは暗に、サイキックとエントリー料はそれぞれ、 1pt分の価値があるということを示した。
この選択肢でお気に召すかどうか。 それは俺の知るところではないがね。*]
(24) myu-la 2018/05/27(Sun) 21時頃
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[ 終わりが近いと、君は言う>>21。 多分其れが、僕にとっての合図だった。 ]
(25) mayam 2018/05/27(Sun) 21時頃
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── Judgement day ──
[ 白い、部屋だった。 ]
[ 見覚えのある"参加者"たち、 隣には白い部屋にはっきりと映るパートナー。 黒牧ではなく、偉い席、
── 嗚呼、"王"、か。
仮面の男がとうとうと語る その姿を、 碧は無感動に見ていた。 勝者、成程、おめでとう。 このおとこを殺した参加者は"勝者"となったらしい。 其れがルールであるのならば、そうなのだろう。 ]
(26) mayam 2018/05/27(Sun) 21時頃
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[ ── そして敗者たるこのおとこは、 結局何処まで行っても、 運というものが無かったらしい! なおも語られるこの世界のルール。 取れる選択肢など消滅以外にないというのに、 ( …だってそもそも、 席の奪い合いをさせたくせに、 今更此処で譲渡なんて単語を言われても! )
たん、たん、 爪先は真白な床を叩く。そりゃあ不機嫌そうに。 バッジの個数とか、そういうのを聞いて、 漸く動き出した。 ]
(27) mayam 2018/05/27(Sun) 21時頃
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── ね、おにいさん。 僕たちのバッジ、返してくれる?
[ こんにちは、お疲れ様です。 名前、知らないのだけれど、 僕はあなたに、あの時殺されたおとこです。
そんな風に、赤い斑の、しろいおとこが微笑む。 王子の笑顔で、然し其処に慈愛など無く。
…何個だったっけ、そういうのは、良いんだ。 ]
(28) mayam 2018/05/27(Sun) 21時頃
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あと、さ、 其処の、勝手に参加させておいて、 勝手に魂の選別とか行わせた、
── センス無い仮面したひと。
僕たちの持っていたバッジ、 僕たちが獲得したバッジでも、いいでしょ?
[ ゆる、碧が仮面の奥を覗く。 ]
(29) mayam 2018/05/27(Sun) 21時頃
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─Judgement day─
[ここは、何処なのでしょう。 気付いた時には、一面の白の中に ジリヤは立っておりました。
手の中のカクニとショウガヤキ……もとい ピグバッジを弄びながら、ジリヤは玉座に踏ん反る 仮面>>10に感情の読めない碧色を向けました。
パートナーが、ほぼほぼ言いたいことは 代弁してくれたと思います。 ですから、何かを付け加えるようなことはなく、 周囲を見回すに留めたことでしょう。]
(30) ふゆのひと 2018/05/27(Sun) 21時頃
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[>>14呑んだ?はて、何のことでしょう。 ジリヤのポケットの中に、7つのホーリーバッジは 綺麗な状態で入っております。
何せ、パートナーが目覚める前>>7:+44に 孤独な戦いがあったもので。]
(31) ふゆのひと 2018/05/27(Sun) 21時頃
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異論はありませんわ。 わたくしも、次のゲームに……
ただ……いえ、何でも。
[男>>23の譲歩に、ジリヤは唇に指を当て、思案します。 手元のバッジは7つ。 これと、ニーナの余剰を合わせれば、 全部で3ポイント余りになります。
加えて、もうひとつの特典>>24の話も 魅力的ではあると思います。
何せ、今の自分から、エントリー料として 取られるものがあるとするなら――。]
(32) ふゆのひと 2018/05/27(Sun) 21時頃
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── だって、お前、 "魂"を見たかったんじゃ無いの。
僕たちがあの時抗った事実を、 二度死んだ後、此処まで振り回しておいて、 今更、無かったことになんて、してくれるなよ。
[ やる気の無かったおとこだったというのに。 自分勝手なのはこっちだと言われても、 全くもってその通りである。
世界のルール足る存在に、 尊敬も何も無い口調。 ]
(33) mayam 2018/05/27(Sun) 21時頃
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[あぁ、いえ。この話はやめておきましょう。 いつも通り、にっこりと笑ったジリヤは、 パートナーを仰ぎ見ました。]
豚さんを捕まえられたのは、ニーナ自身ですもの。 ホーリーバッジだって、そう。
わたくしのことは、どうかお気になさらず。
[ポケットにピグバッジをしまい込み、 代わりに7つのホーリーバッジを取り出して、 少女はニーナに差し出しました。
ご安心くださいな。 きっと、それは新品同様に 綺麗に洗われておりますから。*]
(34) ふゆのひと 2018/05/27(Sun) 21時頃
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ああ、うん 充分だ、ありがとう
[ ホーリーバッジはひとつ0.3pt、 充分な対価と、ニーナは思った。
……呑み込んだ分はどうなってるって? ニーナにはそんなこと分からなかったけれど。
預かっていたマユミの分をひとつ渡して、 ニーナの手元にバッジはないけれど、
何事もなかったかのように差し出された7つ>>34。 ( 一瞬、手に取るのを躊躇したのが どうか悟られないことを祈って! )
どうしようか。 自分たちには必要なものでもない。]
(35) nabe 2018/05/27(Sun) 21時半頃
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──余剰のポイントについては、 もう少し考えさせてもらってもいいかな?
その対価はとても魅力的だけれど 今直ぐに答えが出せそうにないや
[ 交渉に赴く花屋の王子様を横目に、 すこぅし考える素振りを見せて、笑った。*]
(36) nabe 2018/05/27(Sun) 21時半頃
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― Judgment day ―
[黒い巨体が残滓となり、風に消えた。 その後、暗転と言うより、転移。 いつの間にか、白い部屋に居た。
その時に、まず感動したことが。]
……意識しなくても、息できるって素晴らしい。
[気を抜いてしまっても、気絶することはない。 体調は万全に戻った、ということだと思う。
視界に入っていたニーナに、そっと笑みを返す。>>12 良かった、と思ったのは、その一瞬だけだったけど。]
(37) pepaki 2018/05/27(Sun) 21時半頃
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[とにかく、説明を受けるには。 あの場に居た4人が生き返れる、ということ。>>2 それとは別に、願い事を叶えられるということ。>>3
そして、多分自分たちよりも残酷な。 敗者への、裁定。>>5
誰も彼も、いなくなってしまっていた。 4人しか生き残らなかった、と言うなら当然だけど。 今更ながらに、ここにいる人達を蹴落とした。 そんな実感が、体を突き刺してくる。]
(38) pepaki 2018/05/27(Sun) 21時半頃
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[だから、考えるのにそう時間はかからなかった。 そもそも、願いと言っても、生き返る以上に何を望む。]
えっと……エントリー料は後で、生き返る時に。 その、生き返る時って、轢かれる直前に戻る、とかじゃありませんよね? 無事に帰れるんですよね?
[それだけは先に確認しておこう。 生き返った瞬間また轢かれるとか、悲しすぎる。 運良く助かっても、五体満足でいられるかは怪しい。]
(39) pepaki 2018/05/27(Sun) 21時半頃
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[それが終わったら、次の確認だ。 息を整えて、静かに質問する。]
後、2つ質問を。
『死神の復活を願うことは出来ますか?』
『私の願いには、何ptの価値がありますか?』
その2つを、確認させてください。
[だめなら次を考えよう。 どうするにしても、私一人で決めるには。 他人の命は、重すぎる。*]
(40) pepaki 2018/05/27(Sun) 21時半頃
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──そうだね、私の1ptについては 君のいうとおり、だとしよう
でも、こっちのバッジについては、 私たちふたりに、その権利があると思うけど?
[ 7つ。差し出されたバッジを 指で弄んだりしながら、ニーナは言う。
ニーナの知る由もないが、 ”残っていた”時間が長い分、 手元に残ったバッジも、そりゃあ多い。
( それから、誰にも獲られぬようにと 守り抜く警戒心があった分! ) ]
(41) nabe 2018/05/27(Sun) 22時頃
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……ああ、それと ごめんね、質問がもうひとつあった
コンポーザーさん、 この”ゲーム”の生き残り人数って 毎回同じ……なのかな?
[ 変わらぬ口調で問うたけど、 目は多分、笑っちゃいなかったんだろう。
だって言うなら ニーナは悪人ではなかったとしても お人好し、とまではいかない。多分。
答えに依っちゃあ、そりゃ 振る舞いも変わるさって、 あくまで物腰の柔らかい、笑顔。]
(42) nabe 2018/05/27(Sun) 22時頃
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[ 今度こそ、ニーナからの質問は以上だ。 ……多分。このあと状況が変わらなければ。
だから、ニーナはジリヤのとなりで ただの世間話、みたいに会話でもしてよう。]
──それにしたって、君ってば もう”他人の記憶”なんて盗られたくせに これ以上、何を喪うって?
[ 冗談めかして、ニーナは笑った。]
今度こそ、私が君を忘れる番かも
[ だから何って訳じゃあないけれど。 ……何って訳じゃあないというか、 あまり心配していない、と言うべきか。]
(43) nabe 2018/05/27(Sun) 22時半頃
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……サイキックをもうひとつ、は 魅力的な条件だよなあ
[ ああ、なんせ 使い勝手はよかったが、 どうにも応用のきかない力だった!
マユミのサイキックを見て思ったもんだ。 刀身の伸び縮み以外にも、 せめて、曲がるとか、なんとか 多機能であれば助かるんだけどなって。
或いは、万が一にでも次に 四肢でも盗られちゃ敵わない。
色々と思うところはあって、思案顔。*]
(44) nabe 2018/05/27(Sun) 22時半頃
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[>>41権利だなんて、とジリヤは微笑みました。 そもそも、豚を捕まえられたのも、 元をただせば、 ニーナのアドバイスがあったおかげです。
だから、バッジの処遇については 全て彼女に任せるべき。この気持ちは変わりません。
ただ、ひとつ。 世間話のように振られたエントリー料の話に ジリヤも困ったように息を吐きました。>>43]
(45) ふゆのひと 2018/05/27(Sun) 23時頃
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そう、そうですのよ。 わたくしも、それだけが気がかりですの。
[カクニとショウガヤキ(※ピグバッジ)のお蔭で、 再挑戦自体は可能なのでしょう。 問題なのは、そのゲームでのエントリー料です。
今の自分にとって大切なものは? 思いつく候補は、そう多くありません。]
(46) ふゆのひと 2018/05/27(Sun) 23時頃
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わたくしがここまで戦えたのは、 ニーナ、貴女のお蔭ですわ。
ですから、もし、「このゲームの記憶」なんて 取られたりしようものなら――
[温かい青色と称された眼差しは、 この時ばかりは、チェシャ猫を思わせる 三日月の形になっていたかもしれません。
きゅ、と口元が吊り上がります。]
(47) ふゆのひと 2018/05/27(Sun) 23時頃
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……ふふ、冗談ですわよ。
[蒼は、いつもの温かさを取り戻して パートナーへと笑いかけます。
どちらにせよ、ジリヤに決定権はありません。 決めるのはパートナーなのですから。**]
(48) ふゆのひと 2018/05/27(Sun) 23時頃
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─ Judgement day ─
[何度目かの暗転を抜けて、瞼を持ち上げれば───白。 空白と言うに相応しい空間には 何人かの人間が集められていた。 参加者だったとき、見た顔も何人かいたので 成程、こいつら参加者かと目星をつける。 そして─このゲームが終わったのだ、とも。]
[名前を呼ばれた4名が何かしらの動きを見せれば>>1 偶然にも多少関わった人物で複雑な顔をしつつ 手を振られれば振り返すくらいはしただろう。
──パートナーをころしたおとこ、には、 一発くらい殴りたい気持ちはあれど、 あの行為そのものを咎める権利は無いので 怒気を込めた眼差しを向けるだけにしておこう。 当事者のパートナーの方が思うことがあるだろうし。]
(49) nanahirosi 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[胡散臭い自己紹介と勝者への案内が終われば>>4 脱落者への案内と説明が始まった。>>7>>8>>9>>10
敗者は敗者。はい終わり!ではないだけ 温情は確かにあるよなぁとは思いながら、 "生き返る"選択肢が無いのに、当たり前だが ふぅとひとつ、ちいさなため息をついた。]
……俺の持ち点は0.7か。 ゼンに譲渡するのは全く問題ない、が ───…死神、ねぇ。
[何人かがコンポなんとかに質問するのを横目に 懐から取り出したふたつのバッジを掌で遊ばせる。 パートナーを見やれば、苛立ちの気配がして>>27>>33 ひと嵐来るかもしれないと備えながら、 最初よりずっと人間らしくなったパートナーに 高いところでそっと口許をゆるくした。]
(50) nanahirosi 2018/05/27(Sun) 23時頃
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俺からも質問、いいか。 あんたのルールって具体的に何だ? それと─死神になった場合、 参加者を殺すのは、必須か。
[露骨に固くなった声と握り締めたこぶし。 もし──もし後者に"はい"と返ってきたら、 俺は……]*
(51) nanahirosi 2018/05/27(Sun) 23時頃
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脱落者の持っていたバッジにのみ適用。 ……そう言ったんだよ。 勝者からバッジを譲ってもらっても、それは無効。
[>>29白い髪の男に、仮面の奥から睨みを飛ばす。]
お前たちが持っていたバッジ? いいや、お前たちが負けて、勝者に奪われたバッジだ。 お前たちのものじゃあ、ない。
魂の形は見せてもらったよ。 その上で、敗者は敗者だ。 このUGでは、勝った者の魂の価値が高く、負けた者は低い。 それだけだということだ。
(52) myu-la 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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あと、センスが無いとは失礼だな。 確かにこれは洒落でもなんでもないがね。
[仮面にはこれといった特徴がなく、珈琲色をしたのっぺらぼうなデザイン。 ただ、顔に出る特徴の全てを覆い隠すために作られたような、簡素なものだった。]
(53) myu-la 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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[さて、続けざまに来る質問に答えて行こうか。>>39]
ああ、そんな意地悪なことはしない。 交通事故なら、事故らなかった運命を作り出して、そこに戻すことになる。
まあ、もしちょっとぐらい怪我して入院したほうが都合が良ければ、 そういう運命にしてやってもいいがな。 勝者には選ぶ権利があるさ。
[ここまでは、陽気な声色で答えてやっただろう。 >>40しかし次なる質問に対しては、声のトーンを落とすこととなる。]
(54) myu-la 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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……君、さあ。
それってどちらにせよ、自分以外の人のために願い事を使うってことだ。 いいのか? それで。
……消滅した死神を蘇らせてやることはできる。
だが、願い事をptに変換する。 すなわちそれは、敗者に恵んでやる、ってことだろう?
願い事を叶える権利は特別にあげるものだ。 おいそれと敗者に権利を与えるためにやったものじゃあ、ない。
[不満げに鼻を鳴らすが、……まあ。 ここまで提示したルールの上で、それが不可能だとは言っていないし、 どちらにせよ俺の出す尺度が全てとなるわけで。]
(55) myu-la 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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『願い事を叶える権利を放棄し、脱落者の1名に対し4.0ptを与える』
……この形でなら認めてやるよ。 なんでも叶えてやれる願い事が、たった4.0pt。 安くなるもんだな。
[皮肉めいた笑みを浮かべて、吐き捨てた。]
(56) myu-la 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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[>>42お次は、ゲームの生き残り人数に関しての返答。 いったい何が気に障りそうなのか、俺には検討がつくこともない。]
生き返ることができる人数の設定は、毎回異なる。 全参加者の数に応じて多少、上下するよ。
生々しい話になるんだが。 このキリエ区で生じるRGの死者が、多い週もあれば少ない週もあるんでな。 多ければ多いほど、枠も多めに取るようにしてる。 それだけだ。
[単純な裏事情を打ち明けて、どう受け取られるか。 さて、俺には分からない。*]
(57) myu-la 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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[ 碧に不機嫌の色を宿して、 口元、舌打ちを隠しもしなかった。
頂戴、と言ったのも直ぐのことだ! 全く本当に運が無い。
このセンスの無いおとこを見ると、 どうにも自分と母を縛り付けた奴を思い出して、 苛々してくる。 ]
(58) mayam 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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── なら、最初から参加させるなよ。 ひとは お前の、ものじゃ無い。
その仮面の下は、さぞ、 いい顔をしているんだろうな。 [ 棄てるなら、期待させるなら、 最初から、拾うなよ* ]
(59) mayam 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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[ 結局手持ちが無いに等しいおとこのこと。
選べる選択肢すらひとつのみ、とくれば、 いよいよ別の覚悟を決めなければならず、
── 其れでも口が僅かに動くだけで、 パートナーに言えたのも、 自分のこどもじみた、
───── ]
(60) mayam 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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「 ──は、僕のように、ならないで 」
[ 何時かの夕焼けのもと、 教室の入り口で言った、光景、 ]
(61) mayam 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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[ 君のその声じゃあ、 まるで"その"選択肢を取るみたいじゃあ無いか。
ヒーロー、は、そうあって欲しくないと、 手段も思い浮かばないくせに 只、─── ** ]
(62) mayam 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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[先程の説明では詳細を省いた、死神についてのこと。 当然、それについても聞きたい者が出てくると予想はしていた。>>51]
死神としての規律の話だな。 細かい事項はいろいろとあるが……大きなのは2つ。
死神はRGとUGを自在に行き来できる。 キリエ区の外にも出れて、基本的には自由がある。 しかし、ゲーム開催の週はキリエ区で仕事をしてもらう。
そして、死神の寿命は、参加者を消した数によって与えることになっている。 たくさん消せばその分長生きできるし、誰も消さなければ早死にする。
死神になった瞬間から、この決まり事に同意したものとする。
(63) myu-la 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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もしも、死神就任後の初のゲームで、誰一人として消さずに過ごした場合。 その場合の寿命は“7日”だ。
[参加者を殺したくない? それならば、死神は向いていないかもなあ。と、俺は笑う。*]
(64) myu-la 2018/05/28(Mon) 00時頃
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いいや、違うな。
UGに来た以上、全ての魂は俺のコレクションだよ。
[>>59白い男が吐き捨てた台詞に、 まだ理解していなかったのかい、と言わんばかりの。 俺の持論を、口にして笑った。*]
(65) myu-la 2018/05/28(Mon) 00時頃
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[ まさかジリヤが心の中で 豚に庶民的な名前をつけているなど知らず、 ニーナは向けられた視線>>47に瞬き。
ゆうっくりと、瞳が細められた。 空色の面積がうんと狭くなって、 ほんの一瞬、ニーナは 大事ななにかを見失ったような気がして、
反面、ニーナの薄曇の青は まあるく見開かれたんだろう。]
(66) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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[ ──花園の一番の花 は、 春の空を瞳に宿して柔らかく笑んだ。 どんなに親しげに微笑んだって、 月は手に入らないし、空は遠いもの。]
(67) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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[ ── けれど、それも一瞬のこと。]
(68) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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[ ──冗談だよ、とニーナも笑った。
ゆるぅく立てた人差し指を 軽く唇のあたりに持ってくるのが ニーナの癖、と言ってもよかった。
目まぐるしく、交渉と会話が繰り返される中で、 ニーナはやっぱりのんびりとした調子で言う。]
……まあ、でもさ たとえ君のことなんか きれいさっぱり忘れていたって
きっと私は雑踏の中から君を見付けて 私のパートナーになってほしいと言うよ
[ なんでって? 大した理由はない。 だから、ニーナは首を傾いで、悪戯っぽく笑った。]
(69) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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……だって、ほら 君と私、並ぶとなんだか縁起がいいだろう 金と銀、みたいでさ! *
(70) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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──へえ、ありがとう
[ ニーナはコンポーザーとやらにも笑んだ。 なるほど、と頷くしかない答え>>57である。
不機嫌そうな王子様>>58と違って、 笑みを絶やさないのは、 生きている選択肢ゆえ、とも それがニーナなりの鎧であった、とも言う。
その笑みのまんま、 今度こそ答えが帰って来ないことも予測して、 さらりと続けて口を開いた。]
(71) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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じゃ、もうひとついいかな 次の死神のゲームの生き残り人数は?
……或いは、ここで私達6人が 全員、なんらかの手段でポイントを得たとして、 再チャレンジの権利は必ずしも ”次の”ゲームである必要はあるのか
[ 図々しくって悪いね、と 悪びれもしない笑顔で、 弄んでたコインを一枚弾いた。
さて、表裏でどうしてやろう ……なんて、考えてもいないけれど。*]
(72) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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― 7th day ―
[駆け寄った幼馴染の呆れたような声と>>6:243 ぽつり、零すような笑顔>>6:244
そうして、黒い残滓と共に、猛牛の姿をした彼が 崩れ落ちるのを見た>>6:248 その終わりを見送って、そして――>>0]
(73) yuno 2018/05/28(Mon) 00時半頃
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― Judgment day ―
[気づけば、辺り一面何もない ただただ、真っ白な部屋に、俺たちはいた。
いや、正確には俺たちだけではない。 この七日間で出会った死神たちも、 何人か顔を合わせた参加者たちもいる。
無事だったか、とニーナやジリヤ、 マユミたちに声をかけようとしたところで>>1
玉座に座る、"仮面の男"が拍手と共に 俺たちに声をかけてきた。]
(74) yuno 2018/05/28(Mon) 00時半頃
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[そのまま滔々と述べられる、 ゲームの勝者への賛辞、生き返りの権利と エントリー料の返却について。>>2 そして、それとは別に、俺たち四人の願いを 叶えてくれるという話。>>3
――そして、他の参加者へと告げられる裁定>>5]
……。
[そのときの自分が、どんな顔をして 仮面の男の話を聞いていたかは、自分ではよくわからない。
ただ、腕を組んだまま、仮面の男と 他の参加者たちを交互に見つめていた。]
(75) yuno 2018/05/28(Mon) 00時半頃
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[そうしていれば、幼馴染が口を開いた>>39>>40]
――…。
[二つ目はともかく、一つ目の質問については 俺も気になるところで。]
…ああ、俺からも一ついいか?
[彼女が質問を終えたところで>>40 そっと片手を挙げて。
そうして、ポケットから 木製のバッジを一つ取り出す。>>3:67]
(76) yuno 2018/05/28(Mon) 00時半頃
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……これは昔、俺がガキの頃に 大切な奴から貰ったバッジだ。
そいつが家族と旅行に行ったとき その街で土産に買ってきてくれたもので 職人の手作りの代物でな。>>3:67 もっと言えば、この世界に"たった一つ"のバッジだ。
マブスラから離れてからも 大切なあいつと離れ離れになってからも ずっと、どうしても手放すことができずに 持ち続けていたよ…。 俺にとっては…この"新イエローマン"にとっては かけがえのない大切なものさ。>>3:-34
[そっと目を細めながら、つぅ、と 華奢な指先で木製の愛らしいバッジをなぞる。 それから、仮面の男のほうを見やって]
(77) yuno 2018/05/28(Mon) 00時半頃
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どうだい? こいつをあんたの"コレクション"に くわえることができるとして、 何ptと交換することができる?
[このバッジにはそれなりに愛着がある。 これを手放さなければならないと考えるのは とても、口惜しい。
だが、そのくらいのものでなければ 人の魂を遣り取りするためのポイントを 贖えるもの足りえないだろう。 かつての俺にとって、自分のエントリー料が エントリー料足りえたように。]*
(78) yuno 2018/05/28(Mon) 00時半頃
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−Judgment day−
[ゲームが終わった。
参加者は辺り一面真っ白な部屋、 そして王座に座る仮面男の前に連れられた。
めでたく勝者となった4人には、 生き返る権利>>2が与えられる。 もちろん他の選択肢もなくはない、が。]
(79) ibumasa 2018/05/28(Mon) 01時頃
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[そして我々敗者は______ >>9。
各々W必要な対価Wを払えば、 再び死神ゲームに参加できるらしい。 選択肢によってW必要な対価Wは異なる。 ゲーム再チャレンジ、UGで死神に転向。
そして消滅______は、 恐らく本当の死を意味するのだろう。
私は現時点ではゲームに参加するために W必要な対価Wは持ち合わせていない。]
(80) ibumasa 2018/05/28(Mon) 01時頃
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[こちらへ来る足音のほうへ振り向けば そこにはニーナの姿があった>>19。 差し出された右手には輝くホーリーバッジ。]
いい、のか? 本当に。 ……いや、気持ちは受け取っておこう。 わざわざありがとな。
……ニーナは2.0pt持っているのか? だとしたら、頑張って復活しろよ。
[最後に笑顔を浮かべて、 ホーリーバッジは素直に受け取る。 仮面男の裁定により1.2ptの加算を 得ることになったわけだが。 それでも届かない。2.0ptには届かない。]
(81) ibumasa 2018/05/28(Mon) 01時頃
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[そうして相方のほうへ振り向けば。 ピグバッジとホーリーバッジを取り出して。]
私が1.7pt、時音は確か1.5ptか。 正直、私は歌のない世界で死神になる気はないし、 ______消滅してしまってもいいと思っている。
……話したことあるかはわからんが、 元々私は自分で命を絶ってここにきたんだ。 他人からポイントを奪ってまで 生き返ろうとする権利なんて私にはない。
(82) ibumasa 2018/05/28(Mon) 01時頃
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……もちろん0.3ptさえ転がっていれば また歌える世界に戻りたいって未練はあるがな。 エントリー料もなんだってくれてやるし。
でも、逆に私の1.7ptがあれば 救われる命だってあるんだ。
……お前だって、まさか生き返りたくないわけでは ないのだろう?
[そう言って、スンとした顔で時音と目を合わせる。**]
(83) ibumasa 2018/05/28(Mon) 01時頃
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……それを答えてやる必要があるのかい。 と言っても、まだ分からないというのが本当のところなんだが。 今回のゲームが終了したばかりで、次のことはまだ白紙だよ。
[>>72なるほど、と俺は理解する。 仮に全員が再挑戦の権利を得たとして。 次の生き返り枠が6人未満なら……という話か。]
やれやれ全く、ここにいる奴らに妙な仲間意識でも生まれたか? 他にも大勢、消えた奴がいるということを忘れてやしないかな。
まあ、君の言う通り。 再挑戦のゲームは、別に“次”である必要性も無いわけだが。
別々を望むのかい。君は。 それに応えてやれるかは、対価がどうかという話でもない。 ……運を天に任せることだな。
[今、言えるのはこれだけだろう。]
(84) myu-la 2018/05/28(Mon) 02時頃
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[——と、質疑も進む中、 >>76取り出して見せられたバッジが、仮面で狭まった視界に映り込んだ。]
そいつは……。
[じっと、静かに説明を聞く。>>77
いや、聞かずとも大体分かっていた。 俺には分かっているんだ。 このバッジがどれだけ希少なものなのかを。
何故、こいつがこれを持っている——! この俺が何十年と探しても見つからなかった、マブスラーの噂話の中でしか登場しない、 かの職人によって手掛けられたオンリーワンの、あの鎧龍王Xすら凌ぐレア度を誇る、 劣悪な模造品が出回り社会現象にすらなって、実在すら疑われていたはずの、 あの、あの、あの————]
(85) myu-la 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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[——動揺で震え上がった表情は、仮面越しには見えるまい。]
…………。
そんなバッジひとつ示されてもな。 俺がその程度で心を動かすと思ったか。 甘い奴め……。
まあ、今日は機嫌がいい。 コレクションを埋める心地良さに免じて、そうだな。
2.0pt……いや、2.5ptで交換としようじゃないか。
[努めて平静な声で、偉そうに提示した。*]
(86) myu-la 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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ー Judgment day ー
[白い、ただただ真っ白な部屋。>>0 そこに佇む"王座"と、そこに座する仮面の男。>>1 いつの間にか意識が途絶え、再び目を開けた自分が目にしたのがそれだった。
驚きは、不思議となかった。 なかったというか、自分が驚くより前に 仮面の男、最高権力者だという彼による"裁定"が始まったから。
話を聞く限り、死神のゲームは無事終了。 最後まで生き残った4人は生き返る権利と、それぞれ1つずつ願い事を叶えてもらえるらしい。>>2>>3
彼らの結末が気にならない訳ではない。 が、自分が気にするべきはそこじゃない。]
(87) ツナ 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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[敗者復活ミッションへの参加者、脱落した者への処遇。 自分が気にするべきはそれだ。
列車のミッション後、安否を確認せず見捨てるも同然の事をしてしまった黒髪と銀髪の彼等。 自分にとって眩しい笑顔を見せたジリヤと そのパートナーと思われる少女。 脱落していた面々を知り複雑な心境にはなるが、そこまで。 自分が何を思ったところで、彼等にしてやれる事は……おそらくないから。
そして肝心の処遇だが、選択肢はポイント制で3つ。 自分達の持つピグバッジをポイントに変換、その持ち点から選べというもの。>>9 余剰分の持ち点があれば、譲渡も可能だそうで。 (ホーリーバッジも持ち点として加算可能とジリヤのパートナーの提案により追加された!>>14>>23)]
(88) ツナ 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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[自分の持ち点は、ホーリーバッジ分を加算して1.4pt。 選べる選択肢は、消滅か死神になるというもの。 ゲームへの再挑戦は選べないが、別にいい。 誰かから持ち点を譲渡してもらってまで生き返りたいとは思えない。 そうでなくとも、生き返ったところですぐに 俺の生きる意味も、価値もなくなる。
死神になるという選択も、どうやら自分には向かなそうだ。>>63 参加者を殺さないと最短7日で寿命が尽きる 人が死ぬ様も見たくない自分には、酷な話だから。
つまり、自分にとっては 選択肢などあってないようなものだった。 あぁ、でも……]
(89) ツナ 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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[パートナーが、俺の存在価値が残っている。 それを選ぶのは、まだ早い。
君を死なせないと、言ったから。 君も、生き返る事を完全には諦めていないから。]
(90) ツナ 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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……自分で生きるのをやめてここに来たとしても また生きたいって、思ったんだろ? 声を取り戻したいんだろ?
だったら、歌を諦めないでほしい 君には、生きてほしいんだ
[こちらを見る橘の側に向かい 取り出されたピグバッジとホーリーバッジは受け取らず、問いにも答えず>>83 代わりに自分のポケットからホーリーバッジを1つ取り出して彼女の手に乗せ、それを握らせるように両手で彼女の手ごと包み込んだ。 ジッと、彼女の目を見ながら。 これで橘へ0.3pt分譲渡で、自分の持ち点は1.1ptになるが気にしない。
……何かを決めたような、不安であるような "笑顔"の欠片もない表情からそこまで悟られるかは分からないが、何かを考えているのは伝わっただろうか。]
(91) ツナ 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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[そして両手を離し、仮面の男へと向き直る。 橘に足りない分のptは譲渡した、それでもう充分かもしれない。 だが……もう少し、頑張ってみたいから。]
コンポーザー……さん 俺の持ち点とエントリー料を引き換えに 橘の声を元に戻してやる事は、出来ないか…?
もし、それだけじゃ足りないなら 死神になって、貴方の駒になる 殺されるその時まで、いや……その後も 好きにこき使ってくれて構わない
[仮面の男から目を逸らさず、続ける。]
(92) ツナ 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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俺の本当の望みは"消滅"だ 生きる意味を、もう見出せないし 死神になって誰かを殺すのも嫌だから
けど、橘を死なせたくない だから、彼女を生き返させる為なら 俺にとって一番酷な選択でも、選んでやろうって
……そういうのは、無しか?
[無理だと言われても仕方ない、無茶苦茶な事を言ってる自覚はある。 声を元に戻してほしい、というのは それが橘のエントリー料だと思ってはいるが、正確にそうだとは聞いていないから。 確実に、取り戻してほしくて。 そうすれば、彼女が生き返りを望む理由が増えると思って。
無理だと言われたら? その時は……バッジを全て橘へ渡して "本当の望み"である選択を、選ぶ事になるだろうか。]*
(93) ツナ 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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そりゃあ、 一度は同じ物語に身を置いたんだ 仲間意識のひとつも芽生えるさ
それに、本当に偶然だけれど 私はこのひとたちを"知っている"からね
[ 怪訝そうな顔があるなら、 ニーナは順に指差してやっただろう。
彼女は歌が上手くて有名だった。 彼は本屋さん、花屋のお兄さん、 それから、消防士さん、だよね、と。
ふふ、と笑って、 ニーナはやっぱりそうっと 人差し指を一本立てた。]
(94) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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──なにより、 次回の"枠"が保証されるなら 私にとってこんなに有利なことはない
次のゲームは少しは容易いだろうと 言ったのは他でもない、貴方じゃないか!
私たちには、ふたり、ないしは 三人に分け与えるだけの余剰があるんだ
心強い"協力者"をそれで得られるなら サイキックやエントリー料にも 勝るとも劣らない"対価"だと思わない?
(95) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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……だから、 このゲームの記憶がある限り、 再挑戦組の生存を目指す──、
……なにも、他の参加者を蹴落とせとか そういうんじゃあなく、
ミッションの遂行やバッジの分配 "裏切らないこと"、
たとえ次の参加者の中に 家族や、友人や、恋人がいても 最後の枠に、共に残ることを目指す
そういう約束をしてもらえるのであれば、 ポイントの譲渡は悪い手じゃないって そう考えたんだけど、……残念だなあ
(96) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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[ あはは、と今度はコンポーザーに向けて、 ニーナは照れたように、頬に手を添えた。]
──そういう、少し変わったゲームも、 面白がってくれるんじゃないかと思ったんだけど
なんだか他にも方法はあるみたいだし こんなんじゃあ、打算まみれの譲渡なんか 誰も受け取っちゃくれないね
[ バッジの受け渡しや、 "願い事"の使い道について、 交渉が交わされるんじゃあ敵わない!
( 尚、何気なく出てきたレアバッジに 一瞬、笑顔が剥がれかけたが持ちこたえた )]
(97) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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──私はただ、自分が生きたいだけだよ
[ すうっと細めた曇り空めいた目で、 コンポーザーをまっすぐ見据えて呟けば、
……あとは、お声でもかからない限り ジリヤとポイントの使い道について 話し合いでもしていようか。**]
(98) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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── 審判の日 ──
[全ての元凶でありそうな誰かを見ても、義憤はやっぱり、湧いてこなかった。 この"ゲーム"は確かに理不尽で、しかし与えられたものも確かにあった。 隣に立つ、パートナーの姿を見る。参加者と、死神の姿を見る。 ゼンがワレンチナに詰め寄るのを、圭が投げかける質問を。 黙って、受け入れて。口を開いた。]
質問いいですか?
俺の名前は春風 俊太郎です。 コンポーザーさんの名前を教えてもらえませんか?
仮面付けてるくらいだから、偽名かもしれないけど…… 名前を教えて欲しい。
[最初にそんなことを尋ねて。]
(99) Lao 2018/05/28(Mon) 08時頃
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[それから少し考えて。]
もう一つの願い事は、後で頼むけど 俺の"大切なもの"を、今返してもらえないかな。
今、必要なんだ。
[依頼は受け付けられたかな。**]
(100) Lao 2018/05/28(Mon) 08時頃
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……なるほど、そういう打算だったわけか。 俺が想像していたのと少し違ったな。
[>>96ふうん、と納得したように息を吐く。]
確かに、言う通り。 “協力者”は大きな対価だろうな。
まあ、いいさ。 生き返り人数についてはどうもしてやれないが、 協力者を得られそうならば、同じ開催時のゲームに入れてやるよう手配しておく。
……実際にその話に乗る奴がいるかどうかは、そっちの問題だがな。
[>>97>>98打算を全て打ち明けたこの女は、それを諦めたようだが、 さて、実際この女が握っているptは大きい。 それを求める者がいても、何らおかしくは無いだろうと見る。]
(101) myu-la 2018/05/28(Mon) 12時頃
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[>>92それから、別の男からの申し出に応じた。 機嫌よく笑いながら。]
俺はね、 君のような考え方をする者が好みだよ。
足りない対価を掻き集めて、それで可能性の扉を抉じ開けようともがく様。 実に、何もかもを奪われた敗者らしい顔だ。
相方への義理、かい。 いいだろう、それは可能だ。
徴収したエントリー料は、ゲームに勝つまで返さないルールだが、 しかしお前の言うそれは、エントリー料でもなんでもない。 ……俺の力で、元に戻してやることはできる。
[しれっと俺はその事実を口にした。本人たちがどこまで自覚しているかなど、知らん。]
(102) myu-la 2018/05/28(Mon) 12時頃
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君の持つ1.1ptと引き換えでいい。
だが、死神になる選択肢は与えない。 ゆえに、お前は“消滅”……その道しかないがな。
[それで全てが満足なら、いいじゃないか。 不服があろうと、これが俺なりの譲歩。]
(103) myu-la 2018/05/28(Mon) 12時頃
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俺の名前か? コンポーザー、で呼び方は十分だろう。
[>>99名前を尋ねられ、意外だと感じてそのまま声を出す。]
正直に教えたら、 何のために顔を隠しているのかが分からなくなるな。
俺の名は「船馬」だ。 これでいいか。
[便宜上、用意しておいた名前を教えておくことにする。]
ああ、勝者には選択の自由があると言っただろう。 返してやるよ。
[>>100特別な申し出でなければ断る理由も、問答する理由もない。 指をぱちんと鳴らせばーー男のエントリー料は正しく返却されただろう。*]
(104) myu-la 2018/05/28(Mon) 12時頃
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[差し出したバッジも受け取らず、 私の問いにすらも答えなかった時音は 代わりに自分の持っていたバッジを1つ取り出し、 私の手を包み込んだ。]
お前……!!
[何かを決意したような、笑顔のない表情の時音を じっと見つめる、瞳孔が開く。
時音は私の手から両手を離すと そのままコンポーザーの方へと向き直った。
彼の話を聞けば、彼の持ち点と エントリー料を引き換えにしたいって……]
(105) ibumasa 2018/05/28(Mon) 16時半頃
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馬鹿じゃないのか!
[時音のほうに駆け寄って、 彼の頬に平手をパチンと放った。]
(106) ibumasa 2018/05/28(Mon) 16時半頃
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お前……私がいつお前なんかに そこまでしてほしいと頼んだんだ!
エントリー料が声じゃないのは知らなかった…… いや、知らないフリをしていたのかもしれないが、
______たとえそうだとしてもな。 私はエントリー料ともども、 歌のある世界に戻る願いを自力で掴むさ!
……私はお前にそこまでしてもらう道理はない。
消滅を望むなら止めはしないがな。 何故せめて自分のお願いをしない! 何故お前は……もっと自分を大事にしない!!
[いつまでも笑顔の一つも見せない青年に 私は歯を食いしばり、拳を震わせる。**]
(107) ibumasa 2018/05/28(Mon) 16時半頃
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[自分がどんな問いをしたのかは分かっていた。 返答が甘いものではないであろうことも 分かった上で、問うた。 答え>>63>>64を得て、そうか、ありがとさんと一言。]
[死を司る神であるから死神なのだ、 助けもすれば奪いも、するだろうし。 それがどうしても出来そうにないから 確認も兼ねて聞いてみたのだが どうやらパートナーを不安にさせてしまったようで 頭の中に声が響いて>>-151、一拍おいて。 ゆっくりと隣のパートナーに向き直る。]
(108) nanahirosi 2018/05/28(Mon) 16時半頃
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……心配すんな、大丈夫だ。 死神にはならねぇし、ゼンを一人にしない。
[もう一度念を込めて大丈夫、と言って 心配させてすまん、と小さく呟いた。]
……さて、となればどうするか…
["死んでも離れない"なんて云っても 来世があったとして、必ず傍に居れる保障は、無い。 あれも嫌、これも嫌と駄々を捏ねれば 自然と収束する先は――消滅の二文字。
不意に、思い浮かんだことがあって、 何と無しに口を開いた。]
(109) nanahirosi 2018/05/28(Mon) 16時半頃
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…なぁ、ここでアンタが扱ってるのは 参加者の『命』だろ? ………『存在』、ってのは アンタにとってはどんな価値があるんだ?
[命と変わらないのか、それとも。 好奇心も絡んだ質問ではあったが その顔は至極真面目な顔をしていただろう。]*
(110) nanahirosi 2018/05/28(Mon) 16時半頃
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[船馬がパチンと指を鳴らすと、己の中に、戻る物>>104があった。 ゲームの最中は、他人の為に命を落としたなんて、考えるだけで震えが来て、愚かな事だと感じたけれど…… なんの事は無い。とてもしっくりとくる感覚。 己の心臓の辺りを押さえて、微笑んで。 船馬を見上げて礼を言った。]
ありがとう。船馬さん。 また後で、願い事しに来るね。
[そう言って、船馬の前を去る。]
(111) Lao 2018/05/28(Mon) 17時頃
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[壁の花になっている、スージーを見て…… 笑って手を振るけれど、自分はあおいちゃんの元に歩いて行った。]
あおいちゃん。
[あおいちゃんはどうしていただろう。 自分は彼女を傷付けて、黒牧が死んで。 生きる力を、失くしていたかもしれない。 床に膝を着いてしゃがみこむと、「クリムゾン」と「SMILE」の二枚のバッジ>>3:@14を彼女の側の床に置いた。]
(112) Lao 2018/05/28(Mon) 17時頃
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あおいちゃん。バッジありがとう。
マブスラ好きなんだね。 きっと、大切なバッジだ。 君に返したいとずっと思ってた。
あの時はありがとう。助かったよ。
…………
[黒牧の死を語るのは、自分の役目では無いと思った。 黒牧に想いを伝えていた、翔也と圭の姿を探す。]
(113) Lao 2018/05/28(Mon) 17時頃
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翔也!圭!!
[呼びかけて。手を振る。]
あおいちゃん。 君の幸せを願ってる。 明日が良い日で、ありますように。
[立ち上がって、翔也と圭が気付いたなら…… 己にあの時声をかけてくれた翔也>>-7:71に囁き声で告げた。]
(114) Lao 2018/05/28(Mon) 17時頃
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[>>66きょとり、と目を見開いたのは ジリヤも同じです。
薄雲の向こうに見えた、底知れない深い色を まじまじと眺めたのち、ふふと笑みを零しました。
本当に、こんな素敵なパートナーが 他にいるでしょうか?]
(115) ふゆのひと 2018/05/28(Mon) 20時頃
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それなら、約束してちょうだいな、ニーナ。
[少女は自分より少し大きな、綺麗な手を取ります。 王子のような振る舞いとはいえ、 彼女も一人の女性なのです。]
次のゲームでも、わたくしのことを 最後までエスコートしてくださる、って。
わたくしも、貴女の背を守って見せますわ。
[指切りでもしましょうか、と、ジリヤは微笑みます。 針やバッジを飲むなんて、 万が一にも有り得はしませんけれど。
そうして、ややあって、 少女は、くるり、と周囲を見回しました。]
(116) ふゆのひと 2018/05/28(Mon) 20時頃
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ねぇ、ニーナ。 さっき仰っていた協力者のことですけれど。
彼らはどうかしら。
[空の色は、同じような色の男を見据えて、 そうして、ニーナを振り返りました。
きっと、お分かりいただけたことでしょう。
くるり、黒い制服のスカートを翻して、 少女は俯く男>>60と、 目つきの悪い男>>110へ駆け寄ります。]
(117) ふゆのひと 2018/05/28(Mon) 20時頃
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御機嫌よう、全様、パートナー様。 さっきのニーナの話をお聞きになっていて?
[直接顔を合わせたのは一度きりです。 とはいえ、彼らの戦いをジリヤは見ておりました。 協力者、とするには申し分ない能力でしょう。
スカートの裾を摘まんで、優雅に一礼したジリヤは 二人に語り掛けます。]
(118) ふゆのひと 2018/05/28(Mon) 20時頃
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……わたくしとニーナは、貴方たちを 再挑戦させるだけのポイントを持っているの。
それを、貴方たちへお譲りしてもいいと 思っておりますわ。
――『協力者』になっていただけるなら、ですけれど。
[ミッションの際に協力する、 お互いに危害を加えない、などなど。 そんな難しい条件>>96ではありません。
如何かしら、とジリヤは穏やかに微笑みます。]
(119) ふゆのひと 2018/05/28(Mon) 20時頃
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[……とはいえ、はいそうですかと 受けられるとも思っていません。
ですから、ジリヤは、 自分と良く似た色をした男の腕を、 ぐい、と掴んで、囁きました。]
(120) ふゆのひと 2018/05/28(Mon) 20時頃
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[きっと、彼は慈悲だとか情けだとか そういう言葉をいっとう好まないのでしょう。 記憶に在らずとも、彼によく似た誰かも 確か、そういった男だった気がします。
ですから、ジリヤもそれに倣うだけです。
その囁きが天使のそれか、悪魔のものか。 判断するのは、他ならぬ彼なのですけれど。*]
(121) ふゆのひと 2018/05/28(Mon) 20時頃
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[このバッジがそれほど価値があるものだとは露知らず>>86
ただ、自分にとっては子供の頃初めて得た大切なバッジで。 このバッジを手に幼馴染とマブスラという戦場を駆けたのだって、今は掛け替えのない、大切な思い出だ。 俺にとってのこのバッジの価値というものは、その"思い出"そのものであるわけで。
…同時に、それだけの価値があるからこそ、他人の命を救うための対価に成り得ると、俺はそう信じている。]
(122) yuno 2018/05/28(Mon) 20時半頃
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ん……悪くない、な。
[>>87正直、もう少し少ないかもしれないと思っていたのだが。 この男は自分が思っていた以上の価値をこのバッジに見出してくれたようで。]
……ありがとう。 もう少し、考えさせてほしい。
[にこ、と微笑ってみせてから一つ頷いてみせた。]
(123) yuno 2018/05/28(Mon) 20時半頃
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[そうしていると、俊太郎が碧衣の元へ動くのが見えた>>112>>113
一体どうするのだろうかと、 じっと目線で彼のほうを追っていれば>>114>>-234]
――…。
(124) yuno 2018/05/28(Mon) 20時半頃
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ところでさ、さっきニーナたちと話してるとき 1pt分の対価について話してたよな?>>24
サイキックをもう一つくれてやるとか、 エントリー料の支払いを無しにするとかさ。
ってことはつまり、だ。 俺たちが支払うエントリー料は一つにつき "1pt分の価値"があるってことだ。
そして圭のあんた宛の質問を参照すると 願い事ひとつの価値は4pt分と等価値になる。
(125) yuno 2018/05/28(Mon) 20時半頃
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ここからが本題というか、 確認しておきたいことなんだが。
仮に俺たちの願い事を一つ使って 黒牧のおっさんを生き返らせたとしよう。
そこからもう一つ願い事を使って 黒牧のおっさんとあおい、 それからゲーム中に出会った奈津美やスージー、 こいつら四人のエントリー料を、 願い事の価値4pt分で返してもらうことはできるか?
(126) yuno 2018/05/28(Mon) 20時半頃
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[そこまで話したところで、一度息を吐いて]
無論、これを実行するには俺一人だけではなく 他の三人にも協力してもらう必要がある。 少なくとも、黒牧の復活とポイント交換で 二人分の願いは消費されることになるな。
あとは…本人たちがエントリー料の返還を 望むかどうかだな。 このへんは死神たちの意志に任せる、と 言いたいところだが。 ……黒牧のおっさんには 何としても取り戻してもらわんと。
[話が聞こえないなんて、言い訳をされないように。
…正直、この案には懸念がいくつかある。 そのあたりは俺たち四人で少し意思確認しておきたいところだ。]
(127) yuno 2018/05/28(Mon) 20時半頃
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……ま、もしもこの案が実行不可だったときは 諦めて別の願い事を考えさせてもらうさ。
[そう口にして、小さく肩を竦めてみせた]*
(128) yuno 2018/05/28(Mon) 20時半頃
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命……というか、正確には魂だな。 ソウルと呼ぶ概念の話になるが。
[>>110質問はいいが、この場で答えてやるにはいろいろと不十分。 分かりやすいところだけを掻い摘むことにする。]
俺にとっては、というのも正確じゃあない。 RG、UG、そして更なる上位世界、全てを引っ括めて、 ソウルの流れを律し、管理するのが俺たちの役割でね。
質が不足している魂は消滅させ、まだ経過を観察すべき魂は元の世界に返す。 より上質な魂には上位世界への扉を開いてやる。
まあ、理解できまい。 人が生きるだの死ぬだの、殺すだの殺さないだの、 そんな低レベルな発想に留まっている君たちにはな。
(129) myu-la 2018/05/28(Mon) 22時頃
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[ ひとりにしないと、そう言われた。
パートナーはもしかしたら、 何か道を探しているのかもしれないけれど、 生憎このおとこは、真白な手を見詰めたまんま。 何時か消えるのだろうその時を只、待って、
── ぱち、 白の中で、空を見た>>118。 ]
(130) mayam 2018/05/28(Mon) 22時頃
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その中で、UGは俺の管理する領域だ。 自分の世界を満たすソウルは、自分の好ましいと思うものが多ければいい。 コレクターの端くれだからな。
“存在”……という言葉の意味がよく分からんが、 俺にとってはそれだけだよ。
[>>110何が聞きたかったのかは結局わからないが、ただ俺の事情を述べるまで。]
(131) myu-la 2018/05/28(Mon) 22時頃
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[ 白い少女と、その向こう、"王子"だ。
流れるような所作、一礼して、此方を見上げる彼女は、 真白な口元で、囀るみたいに、持ちかける。
すっかり耳から遠ざけていた、 ── "協力者" その言葉と今後のこと、すなわち取引、を。 ]
(132) mayam 2018/05/28(Mon) 22時頃
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[ その時のおとこの顔と言ったら、
"縋り付く"人間の其れでも、 "救われた"人間の其れでも無かった!
只、語り、そうして、 腕を引かれてうんと近づいた空を、 まるで人形のよう、無表情で"見上げ"、 ]
(133) mayam 2018/05/28(Mon) 22時頃
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[ 暫しの、沈黙。 冷たい息が漏れる。 ]
(134) mayam 2018/05/28(Mon) 22時頃
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── もし、きみが、"善意"で 対価無く 僕たちに権利を与えようとしていたら、
きっと、僕は、
(135) mayam 2018/05/28(Mon) 22時頃
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[ だって、其れは、 このおとこにとって最大の屈辱で、恥だ。 誰かの支配下に置かれて運命を決められるなど!
それこそ自慢の顔を切っている。 ]
(136) mayam 2018/05/28(Mon) 22時頃
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[ 一拍、置き、 ]
きみは、いけないこだと思っていたけれど、
わるいこだなあ、── 本当に。
[ ぽつ、吐き出すのはつめたいいろ、 ]
(137) mayam 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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何、そんな難しい話じゃあない。 次のゲーム、"他者を殺すな"、…たったそれだけ。
僕は、どうでも良いのだけれど、 ── ヒイロを使うというのなら、其れは吞んで貰う。 "真っ当"に勝ってくれ。
まさか、君が其れの出来ない子だなんて、 ……言わないよね?
[ 引かれた腕はそのままに、 やや下に移る空の色を、碧は映して、 にんまり、倣うみたいにおとこは笑う。
王子のものか、悪役のものか、 そんなの、── 彼女しか知らぬこと。 ]
(138) mayam 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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僕は敗者の、更に敗者だ。 取引なんて出来ない立場なのは分かってるさ、
だから、── この"条件"を吞んでくれたら、 さらに代わりで、 生き返って、また会うことがあったら、 僕に出来る限りの、君の願いをひとつ叶えようか。
[ かみさまでもないおとこのこと、 何が出来る話でも無いのだけれど、 これが腕を引く彼女、 ── 天使で、悪魔でもあるおんなの声を 聞いてしまったおとこの、こたえ。 ]
(139) mayam 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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[そして、勝者のうちの1人。 本来の姿を失った者が、論理を繋ぐ。>>125>>126
黙って最後まで聞いていた。 そして聞き終わった時、]
……あっはっははは!! 君……お前、馬鹿なんじゃないのか?
[大声の中に、鬱陶しさを滲ませて笑った。]
(140) myu-la 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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なんだ、お前。 俺が折角くれてやった願い事で、死神を生き返らせる? 死神のエントリー料を返却する?
一体何を考えたらそんなことになるんだよ。 なあ、……お前ら参加者を殺すためのゲームの装置に、 訳の分からん思い入れをかけて、何になる? 一歩間違えれば、そいつらに消されてたはずだろう?
ああ、理解できねえ。 理解できねえ理解できねえ……なんなんだお前、なんなんだお前……。
(141) myu-la 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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可能か不可能かっつったら、可能だよ。 お前の解釈は全て合ってる。
そこに気付かれた時点で、俺の負けだよ。
[悔しさを隠そうともせず、口調に荒さを滲ませ続ける。]
そこにいる死神の奴らがそれを望むなら、好きにすればいい。 ……だがな。
(142) myu-la 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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死神のほぼ全員が、エントリー料を取り戻せないままでいる奴らだ。 そんな中で、組織として仕事をしていく上で、 大切なものを取り戻した奴らが少数混じる……これがどういうことか分かるか?
断言してやるよ。 エントリー料を取り戻した死神は、あらゆる奴らに疎まれてやり辛くなっていくだろうさ。
死神は寿命が尽きない限り、そこから逃れることもできない。 いつまでも続く苦痛がそこにあるだけだろうよ。
……この部屋に集められた奴らだけが幸せになれば、ハッピーエンド? 甘いんだよ。甘い甘い……。都合のいい考えだなあ、全く……。 はっはははは……。
[次々に言葉をぶつけながら、嘲るように笑った。 無意識のうちに、両手を強く握り締め、震わせながら。*]
(143) myu-la 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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——何もかも好きにさせてたまるかよ。 俺の手のひらの上にいる、コレクション如きが。
(144) myu-la 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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[なんだか船馬さんは混乱していて。 自分は特に彼に何も感情が無かったから、手を挙げて質問した。]
船馬さん。俺、勘違いしてたみたいだから、一応確認させてください。
船馬さん最初、「俺に可能な範囲で」>>3と言ってましたよね。 死神を人間にするのは、出来ますか?
[出来るのか出来ないのか純粋に知りたかったので。*]
(145) Lao 2018/05/28(Mon) 22時半頃
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[>>145イライラと吐き捨てる。]
できるが?
[やること、やらないこと。 そいつを考えてから質問しろよ、面倒だな。
……心の中で愚痴を巻くが、時既に遅かったかもしれない。*]
(146) myu-la 2018/05/28(Mon) 23時頃
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[ ゆっくりと、時が動き出したようだ。 ──と、ニーナは思った。
各々がコンポーザーに投げる問い、 パートナー間での話し合い、些細な暴力。 広げられていくルールを傍観する死神たち。
ひとつの舞台の上、目まぐるしい展開に、 ──グランドホテル、という言葉が過って、 ニーナは群像の一角に過ぎない、と。
そしてその小さな個体は、 差し向けられた納得の色>>101に、 意外なものを見たかのように目を瞠り、 それから、”思わず”という風に笑いを零した。]
(147) nabe 2018/05/28(Mon) 23時頃
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──って、言葉の真意をご存知?
[ 細められた双眸の奥で、 ニーナは確かに笑っていたのだ!]
……ご好意はありがたく頂戴するよ
再演の手配までしていただけるなんて これほど助かることはない
[ ご心配なく、協力者の調達までを 他人に依頼するつもりなど毛頭ない。
枠の確保までは叶わなかったとて、 ニーナはもう充分であると思った。 去り際はいつだって重要だ。]
(148) nabe 2018/05/28(Mon) 23時頃
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──それから、 質問の答えは、また今度会ったときにでも
[ 教えてもらえたらうれしいなあ、なんて。
冗談めかして、スカートの裾を摘んだ。 膝を折り、丁寧な一礼を以て、 その一場面を終えることとする。
願わくば、この舞台に相応しい ひとりの登場人物であれたことを。*]
(149) nabe 2018/05/28(Mon) 23時頃
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[相手のイラついた様子>>146も、特に気にした様子も無く。]
ありがとうございます。船馬さん。
[そう言って船馬に礼を述べた。*]
(150) Lao 2018/05/28(Mon) 23時頃
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[再びの質問にも丁寧な返答があった。 敗者に対して考えてくれるだけ、 まだ優しい方なのか…?と腕を組んで小首を傾げ。
歌うように寄る姿があれば>>118 ん、俺もか、と聞く姿勢を取った。 一礼には軽く会釈を返して。]
[提示されていた条件には>>96 片眉を上げて驚きを露にした。
俺は構わんが、ゼンは─と問おうとしたところ 内緒話をしていたようなので 野暮天にならぬよう一歩、そっと距離を取った。]
(151) nanahirosi 2018/05/28(Mon) 23時頃
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[それから。内緒話に終わりが見えたなら。 上手いこと纏まったかどうかはさておき、 義理として、ひとつ。背筋を伸ばして高々と。 ───宣言する。]
──助力、助言、感謝する。 ただひとつの優先を除いて この身。この心。好きに使うといい。 それだけの恩が出来た。 条件の追加も承るし、好きに使ってくれ。
ほんとうに、 俺 たちを助けてくれて、 ……ありがとう。
[深々と、頭を下げた。 じれったいほどゆっくり頭を上げて 真っ先にパートナーを嬉しげに見やれば。 ただひとつの優先、というのは 目線でバレてしまっただろう、か。]*
(152) nanahirosi 2018/05/28(Mon) 23時頃
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[ ──さて、場面は変わって。
ニーナはジリヤを見下ろし、微笑んだ。 とられた手>>116に視線を落として、 「 勿論 」と短く答える。首を傾ぐ。]
──君の背を預からせてほしい
[ 指切り、というのは些かちぐはぐに思えたが、 求められるがままに、小指を絡めて。
少し離れたところにいる”脱落者”>>117へと 歩み寄るジリヤの背を、その場で見ていた。*]
(153) nabe 2018/05/28(Mon) 23時頃
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[深く……深く、考え込んで。]
翔也。もし、アンタの言う通りに願いを使ったとして。 あおいちゃんと黒牧を人間にするには、ワレンチナの願いまで必要になる。
それに俺は、黒牧が人間になっても…… 幸せには、なれないと思う。 彼は指名手配犯だから。
俺とアンタの違いは、多分そこなんだろうな。
[死神が、死神のままで居る事を、よしと思うか否か。 しかし不思議な事に、己の背中を押したのは、今イラついている船馬の言葉>>129だった。]
(154) Lao 2018/05/28(Mon) 23時頃
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アンタは、どんな風に願いを使いたいとか、あるかい?
[翔也に問いかけて。 己の希望は口にしなかった。*]
(155) Lao 2018/05/28(Mon) 23時頃
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[とりあえず、確約は取れた。>>54 まぁどういうことになるにせよ……。 無事に戻れる、ということは重要だ。
しかし、次には声のトーンが変わる。>>55 示された条件は、安いとは言われたが。>>56]
最低でも2人に生き返る可能性ができる。 少なくとも、私にとっては安くないですよ。
使い方自体は、これから考えます。
[少なくとも私としてはかなりまともな方だと思う。 多分先にエントリー料を取り返したら、もっと大変なことをやらかしそうな気がする、し。]
(156) pepaki 2018/05/28(Mon) 23時半頃
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[次に幼馴染も動き出して。>>76 懐から出したのは、木製のバッジ。>>77]
それ……。
[価値がつくのだろうか、とは思ってしまった。 何の変哲もない、サイガワラで買ったバッジ。 特に高価であったわけでもなく、木製なんて珍しい、と目についたものを、その場に居た子供に太鼓判を押されて買ったのだ。
特に、珍しそうだったから、以上の意味はない。 だから、そんな事情は知らなかった。>>85]
(157) pepaki 2018/05/28(Mon) 23時半頃
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[思った以上に、高値がついたバッジ。>>86 ちょっと嬉しく思ったのは、なんだろう。 センスの良さを認められた?みたいな嬉しさがすこしばかりあったのかもしれない。]
2.5pt……か。
[願いと比較すれば落ちるけど、それでも大きいポイント。 なら、もう一つ、欲張れるんじゃないか?と思った。]
(158) pepaki 2018/05/28(Mon) 23時半頃
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[先にエントリー料を取り返す選択をしたのは、彼だ。>>111 アオイちゃんにバッジを返して、そして必要なこと。
聞こえてきた言葉に、はっきりと頷く。>>-234 3つ、3つと考える。 3つで何ができるか、それを詰めていく。
あの子が幸せになるために、必要なものは。]
(159) pepaki 2018/05/28(Mon) 23時半頃
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[幼馴染が、更に詰める。>>126 それが、もし悲劇に繋がる可能性があっても。>>143 それはそれで、構わないんだ。]
私達ができることは、可能性の提示だけです。 だから、可能性が広がる選択肢を探してる。
私はあなたみたいに、人を思い通りにしようと思わない。 ただ、好きなように生きて欲しいだけです。
……もう一つ、質問いいですか? 相談してから、ですけど。
[チラリ、と幼馴染を見れば、視線を合わせてくれたか。]
(160) pepaki 2018/05/28(Mon) 23時半頃
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……ね。 こういうのは、どうかな。 私の願い事は、使ってくれていいから。
[幼馴染に耳打ちした。 とりあえず、判断は任せよう。]
(161) pepaki 2018/05/28(Mon) 23時半頃
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まぁ、恐ろしい。
[言葉とは裏腹に、 色の通りの冷たさを纏った碧>>-272へ ジリヤは笑みを深めました。
やっぱり、彼とジリヤは 同じ国の血を受け継いでいるのだと思います。
吐き出す言葉の冷たさを、 甘い毒のような蠱惑的な色を 少女はずっと、この国の者でない 誰かに教えられて育ったのですから。]
(162) ふゆのひと 2018/05/28(Mon) 23時半頃
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本当に、パートナーが ――ヒイロ様が大切ですのね。
[あぁ、いえ。“お互いに”でしょうか。 深々と頭を下げる男>>152に、 ジリヤも小さく頭を下げます。]
頼りにさせていただきますわ、ヒイロ様。
[ただ、分かりやすすぎるのも困りものでしょうか。 喜色の滲んだ黒い眼差しと、 向けられた白を見比べて、くすくすと笑みを零しました。
なるほど、彼を守りたいと思うのも頷けます。 少なくとも、裏切ることはなさそうです。]
(163) ふゆのひと 2018/05/29(Tue) 00時頃
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[浮かんだ大型犬のイメージを振り払って、 少女は祈るように両の指を組みました。
差し伸べた手に乗せられた条件は 傲慢とも呼べるものです。
とはいえ、少女は寛容です。 むしろ、どこか楽しげに頷いて見せました。]
(164) ふゆのひと 2018/05/29(Tue) 00時頃
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よくってよ。 次のゲームでは、誓って、 誰かを殺すことはしませんわ。
[顔も忘れた神にでも誓えばいいのでしょうか。 少女はあっさりとその条件を飲みました。
殺さずに、他者を屈服させる手段など いくらでもございます。 何ら難しい条件ではありません。
ですから、代わりに、と。 差し出された取引>>139に、 ジリヤは優雅に笑いました。
天使のように、悪魔のように。]
(165) ふゆのひと 2018/05/29(Tue) 00時頃
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……あぁ、ご安心なさって。 悪いようにはいたしませんわ。
[妖精は、可憐な外見とは裏腹に 必ずしも好意的な存在ではないのです。 ましてや、その相手が 美しい王子様とあれば、猶更のこと。
それくらいは容易いでしょう? そう言わんばかりに、少女は首を傾げて 蒼を細めました。**]
(166) ふゆのひと 2018/05/29(Tue) 00時頃
|
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── Judgement day ──
[──白い壁に背を預けて、立ち尽くしていた。
何せ最終日、状況もよく分からないまま、勢い余って陣を消したりしたものだから。 別に、死神としてルール違反をした訳じゃあないと思うけど──それでも、何かしら言及されやしないだろうか、と。 内心、妙な気まずさを抱いてはいたのだけれど、どうやらそれに関しては特に何も言われないで済みそうだった。
まあ、UGの最高権力者が、下っ端死神なんぞに向ける関心があると思う方が、思い上がりも甚だしいってものである。
だから、擦り切れた制服の、今にも外れそうな袖口のボタンをこっそりと、指先で弄りながら。 裁定の時間が終わるのを、ただ、他人事として待っていた。]
(@3) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時頃
|
|
[そうして。 それで、恙無く終わるはずだったのに。
急に、死神たちの名前に混じって、自分の名前が出てくるものだから──心底ギョッとして、顔を上げる。>>126
……馬鹿なんじゃないの、と。 声には出さなかったけれど、鬱陶しさを滲ませて笑った男と、全く同じ、言葉が過った。>>140]
(@4) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時頃
|
|
[壁に預けていた背を、離す。 相談はまだ、続いていただろうか。>>154>>160
そうであっても、なくても、御構い無しに、一歩。 たった一歩だけ、彼らの方へ歩み寄る。]
(@5) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時半頃
|
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───要らないわ。
[発した声は、随分、硬かったと思う。
思いもかけない申し出に警戒しているのか、度を過ぎた人の良さに気分を害しているのか、はたまた、もっと別の何かか。 その硬さが何処から来ているんだか、全くもって、分からなかったけれど。
──私は、と。 よく分からぬままに、自分の声が続いたから、陰気な死神少女はそのまま言葉を紡ぐ。]
(@6) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時半頃
|
|
私は、自分が生きるための、 ……生きるためだった理由を、 他人の手で返してもらうなんて、真っ平御免よ。
[言ったら、少しだけ、鼻の奥がつんとした気がした。 いつか、スクランブル交差点の真ん中で泣き出してしまいそうだった時のことを、何故だか不意に、思い出す。>>4:@105
一度は、取り返せなかったもの。 嘗て、自分の手では、取り返せなかったものだから。]
(@7) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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……だから、私は、要らない。 その1ptは、違う何かに、使ってちょうだい。
[今度の声は、いっそ清々しく、きっぱりと。 言いたいことは言い切った、と思う。 他の死神が、彼らの話にどういう答えを返すのかは、取り立てて興味もない。
だから、もう一度、白い壁に背を預けて。 ここからはもう大人しく、彼らの選択を、見守っていよう**]
(@8) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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……そりゃあんた、 俺が学のある人間に見えるのか?
[この男は、どこまで知っているのやら。>>140 今の姿もそうだが、元の俺の姿だって、 決して頭のいい人間には見えないはずなんだがな。]
まず一つ言わせてもらうとな。 あんたは勘違いしているよ、コンポーザー。
俺が考えているこれは 決して"救済"のためだけの願いではないんだ。
(167) yuno 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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黒牧についてだが、 彼が生き返って、エントリー料を取り戻したなら。 彼はこれから先、大変な思いをするだろうな。
あんたのいう、他の死神たちから 辛い仕打ちを受けるかもしれない。 エントリー料のおかげでそれまで聞かずにすんだ、 嫌な言葉や心苦しい言葉、悲しい言葉を 聞かなければならないかもしれない。
……それが、あの男が受ける罰だよ。 そして、それは死ぬことよりも ずっと、辛いかもしれないな?
[そうは思わないか?なんて 仮面の男に、そっと首を傾げてみせようか。]
(168) yuno 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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[ 契約、とでも言えば良いのだろうか。 それにしちゃあ、あっさりと受け入れられた其れは、 彼女の胸に収められ、
此処でおとこは漸く腕を離す。 ( ── 礼を告げたパートナーの声は、 ちゃあんと拾っていた!>>152 ) ]
(169) mayam 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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── こんな、死にかけの男を 救いたがる奴だからね。
[ パートナーについては、それだけ言えば充分。
そうして、離れてすこぅしの間、 碧は弧を描くおんなの口元を見ていた。
── 賛美歌には遠いなァ、などと、 続く願いを聞いて>>-291。 …一瞬だけ、言われた意味が分からなかくて、 緩慢に瞬きを繰り返すなど、していたけれど。 ]
(170) mayam 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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RGとかUGのルールとか、 そんな難しい世界の話はよくわからん。
罪は罪で、悪は悪だ。 人殺しは人殺しでしかないし、 その行為は決して、許されるべきではない。 ……でもな。 どうしても誰かを殺さずにはいられなかった、 その身の内に抱えた感情まで。 人間としての境界を越えてまで、 何を犠牲にしても叶えたかった願いまで。
その想いの全てを否定する必要はないと、 俺はそう思っているよ。
(171) yuno 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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あのセンス無い仮面男のものになるより ずぅっといい話だけれど、
…… きみの"悪いよう"、が ほんとうに悪いもので無いことを祈るよ。
[ ややあって、呟きが落ちる。 見せるのは、…困ったような、力の抜けた笑みで。
少しだけ知った程度でも分かる。 この白い妖精は自分と住む世界が違っていた、と。 言うなれば嘗ての実父と近い側だ、と。 それでも、成程。 身を差し出せというなら"容易い"話である。 花屋を続けられるように どうにか考えるべきかも知れない。と、 すっかり生き返ることを前提に思考しつつ、 ]
(172) mayam 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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――…俺は、そんな彼に生きてほしい。
彼は子供を殺した残酷な殺人犯で、 どうしようもない化け物かもしれない。 それでも、そんな彼を必要をしているひとが この世界にはいる。 あの子も>>@2、俺もな。
(173) yuno 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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[ パートナーへ振り向いた。
碧に灯るのは、腹を括ったものの、 ── "緋色"、だろう。 ]
(174) mayam 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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俺はさ、あの男に約束したんだよ。
「この碌でもない世界が 少しでもあの子にとっての素晴らしい世界に なれるようにこれから精一杯生きて、努力していく」>>7:223
…そう、約束した。
俺は、彼に俺がその約束を実行しているか UGから見ていてほしいのさ。
[噂話の中の彼が、"そう"であるように>>1:254]
(175) yuno 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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── ヒイロ。 二度目のゲームで、 "何"を取られても、良いようにしてくれよ。
[ こう、告げたのは。 自分自身、この後、何を取られてしまうのか。 確信を抱いていたからだ。
母でもなく、一度取られた誰かでもなく、 きっと、─── ]
(176) mayam 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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それからもう一つ。 他の死神たちについてだって、これは取引さ。 「碧衣にとっての素晴らしい世界」を作る、 それに協力してもらうための、な。
「ゲームの参加者が、願いを叶えるために 死神に協力してもらう」
それだけの話だし、そもそも "ゲームの勝者の願いを叶える"っつったのは コンポーザー、あんただろう? つまり、あんたのお墨付き、と。
(177) yuno 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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[ はじめまして、と。 もし次に出会った場合、告げる光景を、幻視して。 ]
(178) mayam 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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[ ── 決意は、二度目の物語へ** ]
(179) mayam 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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[それから、ふ、と息を吐いて]
俺は、「たった一つの冴えたやり方」なんて 求めていない。
[件のSF小説を俺は読んだことはないが。 確か、あれは自己"犠牲"の物語、なんだっけか?>>7:8]
生きているあいだも、死んでからもずっと 何度だって選択を間違えた。
この世界は碌でもない。 人生に無限の可能性なんてものも在りはしない。
(180) yuno 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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―7day―
[引きだした心臓を、躊躇いなく握りつぶした。 アオイ、に謝罪した黒牧の、動きが止まる。
大きく息を吐いた。
終わった、と。
掌を開けばそこに血液はなく黒くぽろぽろと落ちていく彼の心臓と――。]
(181) arusha 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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[消えた、カウントダウン。]
(182) arusha 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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……だけど、過ちも心の痛みも、 どうしようもなく胸を打つ喜びも人の温かさも、 いろんなものが、存在することを許されている。
俺たちはそんな世界で、生きていたいんだ。 この世界は素晴らしいものだと、 明日、思えるようになるために。 俺たちには、未来が必要なんだよ。 [そして、そのために俺たちは選択する。 限られた可能性から、自分たちが最良のものと納得できる 物語の、結末を。]**
(183) yuno 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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[気がつけば、立っているのもやっとな痛みは消えていた。 目の前には仮面の男>>1
勝者、と言われた所でなんの感慨もなかった。 別に生きたくなかった。
もう充分、の、はずだった――のだ。 それは今も変わらず。]
(184) arusha 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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……一発、殴らせて下さい。
[願い事と言えば願い事か。 正直願う事なんてないのだ。 しかし提示された物は有効に使おう。
パートナーの提言に耳を貸すつもりはなかった。 黒牧が何を思って死んでいったかなど、知らない。
しかし死んだものを相手の意思を無視して生き返らすなど悪趣味――と。
自分は二人分、受け取ったのだからそれ以上彼らに関わる気もなかった。 ただ、一発。殴って言いたかった。
余計なことはするな、と]
(185) arusha 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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[ ──”宣言”は、
声高に響き>>152、 傍観を決め込んでいたニーナも 不意をつかれたように、顔を上げた。
ぐっ──と、不格好な声を上げ、 ……つまりそれは、 堪えきれなかった笑いだったのだけれど。]
(186) nabe 2018/05/29(Tue) 01時頃
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[ 武士か、とか。 過った言葉はいくつかあったが、 いずれも格好がつかないと呑み込み、
……いや、こみ上げる笑いに呑まれ、 ニーナは只々俯いて笑っていたのだ。
当然、ないしょのお話だなんて ──そんなものがあったことさえ! 知る由もなく、肩を震わせて。]
(187) nabe 2018/05/29(Tue) 01時頃
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……そう、だなあ じゃあ、追加でひとつ
──鴉が嫌いなんで、 見かけた際には 逃さず仕留めてくれたなら、 私の心が少し、晴れる [ ほとんど冗談のような言葉を紡いで、 笑い疲れたニーナは、ほうと息をつく。
それから、花屋の王子様と、 ニーナの憧れた花との会話の最中、 目を盗むように、少し背伸びをして、 耳を貸せ、とジェスチャーで示して、 武士──じゃなかった、黒で緋色の彼へ、]
(188) nabe 2018/05/29(Tue) 01時頃
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[ なんせ、もう ニーナたちの手元には 次回の参加料を免除してもらうだけの 余剰は残っていなかったし、
”このゲームの記憶がある限り”なんて、 守れる気がこれっぽっちもしないのだ!
ふ、とニーナは悪戯っ子みたく笑って、 しいっと、「 ひみつ 」の仕草を見せる。
ちらり、と白いふたりを見やって、 「 それじゃあ、またいつか 」と、 ジリヤの隣──定位置へ戻ろうとして、 ふと、思い出したように振り返って笑った。]
(189) nabe 2018/05/29(Tue) 01時頃
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……ああ、でも 鴉をもう二度と見たくもないのは、本当 **
(190) nabe 2018/05/29(Tue) 01時頃
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[僕達のバッジ、返してくれる?と 銀と青の彼>>28が言った]
――殺して、取り返したら如何ですか。
[動機や状況どうあれ、奪ったものだ。 欲しかったら奪い返せば良い。 王子の笑顔に返すのは無表情。
[しかし彼が奪い返そうとするより前に、コンポーザーもうバッジは彼の物ではないと否定した>>52 であるならば、特にそれ以上どうにかしようとはしないだろう。]
(191) arusha 2018/05/29(Tue) 01時頃
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ああそうだ……
[ポケットから一枚の紙切れ。 それを勝利を得たもう一組の手の中に無理矢理押し込む]
二人で、どうぞ。 俺はいりませんので。
[何しろ一等だ。 イタリア旅行一年分だ。
普通は、喜ぶはずの物を惜しげもなく渡した**]
(192) arusha 2018/05/29(Tue) 01時頃
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― Judgement day ―
[確かに獲物を噛み砕いた感触と同時に広がる眩いばかりの光。 耐え切れず閉じた目を開いてみれば、視界に入るのは真っ白な空間。
何て事はない、最後の審判の時がきたのだ。 確認すれば同じ場所に先程まで護ろうとした彼女もいるようで一先ず安心をする。
この場に居合わせた参加者は少ないもので その中に生き残る事を祈った彼の姿を見つければ小さく手を振ったでしょう。
同時に、同席している死神の少なさに驚きもした。 多少の被害は出ていると思っていたけど…これでは打ち上げ会どころではないだろうか。 …もっとも、奢ってくれる予定だったゲームマスターもすでにいないのだけれど。]
(@9) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[振っていた手を下げれば後は壁の花と徹し何もしない。 ただその場に存在し、短い間ながら関わりを持った参加者たちの結末を見守るだけ。 後の話は当人たちの問題であり、与えられた褒美をどうするか選ぶ権利の時間なのだから。
壁の花として微笑んでいるだけ…そのつもりだったはずなのだが。]
(………本気で言っているの?)
[敗者たちの交渉については別段驚きもしなかった。 再び与えられたチャンスから這い上がる為、有利にする為の交渉な以上思いつく限りの手段は試すべきなのだから。
問題はせっかくの褒美を他人に捧げようとする勝者の方で。>>126]
(@10) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[確かにMs,碧衣の今後の幸せを思えばMr,奉一の復活はかかせないでしょう。 死神へのエントリー料の返還だって、ずっと諦め切れなかった私にとって願ってもないチャンスである。>>127
チャンスがあればすがりたかったし その為にはプライドなんてないものだから、ジャパニーズ土下座で乞う事もありだったでしょう。
ただ、それでも微動だにせず、喜ぶ素振りも見せず壁の花状態だったのは単純なもので。 何故そんな事を考えられるのか、信じられなかったから。
私の見た、都合の良い夢なんじゃないかって。]
(@11) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[そっと握りこんだ拳の中で爪を立てて、感じる痛みからこれが夢じゃない事を確認する。
ずっと取り返したかったエントリー料。 手を伸ばすなら今しかない。
けど、あくまで施される側である以上こちらも相応の対価を提供できなければ彼女の気分次第でなかった事にされてしまうだろう。 もっと取りたい選択肢ができてしまえば。
硬直していれば、隣に立つMs,奈津美が一歩前へ踏み出す。>>@5 その様子を見守っていれば、どうやら彼女は他人からの施しを拒む選択を選んだようだ。>>@6>>@7>>@8
取り返す形に信念があるというならそれもいいでしょう。 何よりそれはプライドのある彼女らしい選択ではある。]
(@12) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[となればそろそろ私もだんまりを決め込むのはおしまいにしましょうか。 考えてみたけれど、私から彼女たちに提供できるものなんてひとつしかない。
一度深く息を吸って、吐いて。 後はいつもの調子で伝えるだけ]
(@13) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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エントリー料を返してもらえるというのなら、私は是非お願いしたいわ。 その為だけに今まで死神を続けてきたんだもの。
生憎、取り戻す形式に対するプライドも存在はしないし。
[横目で先に断った彼女へ一度視線を向け、今度はその眼差しを小柄な少女に向ける。]
ただし、一度提案しておいてやっぱりなしなんて言われたら残酷な話よね? だから私からの交渉よ
(@14) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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もし、私のエントリー料を取り返してくれるなら 今回の参加者たちが次にゲームへ参加する際、私の配るバッジを融通してあげる。 もちろん彼、彼女たちへ危害も加えないと約束するわ。
…他人の事を考えられるあなたにとって悪い提案ではないでしょう?
[コンポーザーを前にしながら爆弾発言である事は承知の上。 他死神からの妬みやっかみ?そんなのは知った事じゃない。
だって、再び味覚のある世界が取り戻せるのならそれでよかった。 いくらデートをしても相手と同じように食事を味わえないなんて悲しいじゃない? 大事な人と同じ物を味わって、心からおいしいって共有できる幸せ以上のものなんてないでしょう?
だから、死神である自分が提供できる条件を手段にする。 後は相手が乗ってくれるか次第かしらね。*]
(@15) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[奈津美さんの答えを聞いて、なんだからしいなって笑ってたけど。 スージーの答えを聞いて……]
あ…………
[思わず声が出て、見詰めてしまった。 すぐに視線を逸らして下を向いたけれど…… 小さく目を瞑って、翔也に視線を向けたんだ。**]
(193) Lao 2018/05/29(Tue) 02時半頃
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[幼馴染の言葉に、 同意の意味を込めて頷く。>>160 ちらりと此方に視線を向けられれば、 それを見つめ返して。]
……なるほど、そりゃ確かにな。
[耳打ちされた言葉にも、同じく同意した。>>160 それは、あの子の幸せにも、 RGの他の人間たちにとっても、 とても大事なことだと、思ったから。]
(194) yuno 2018/05/29(Tue) 07時半頃
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[そうしていれば、先程取引の相手として 名前を挙げた三つ編みの彼女が 此方へ一歩を踏み出した。>>@5
───要らないわ。>>@6
そう、口にした声は硬く。 そこから滲むものは警戒か、それとも別の何かか。 それを読み取ることは難しかったけれど。 続く彼女の言葉を、そのまま黙って聞いていた。]
(195) yuno 2018/05/29(Tue) 07時半頃
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うん、わかった。 そちらの意志は了解したよ。 ありがとう。
[彼女の言葉を聞き終えて、 やがて白い背を向けた彼女に、そう声をかける。]
[それから。]
…俺さ、あんたとはこの数日間しか 付き合いなかったけれど。
それでも、あんたと話してるときは 結構楽しかったよ。 だから、元気でいろよな。
[それでも、なんだからしいなと そんなふうに思うくらいには、彼女の個性は印象的だった。]
(196) yuno 2018/05/29(Tue) 07時半頃
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[それから、もう一人。>>@14 金髪の彼女の"交渉"に、頷いて]
取引成立、だな。 おk、それなら黒牧、碧衣、スージー。 この三人のエントリー料を返却してもらうということで。
…あ、でもそれだ1pt分ポイントが余るよな…。
[少し考えてから、 コンポーザーのほうに向き直って]
この1ptをサイキック一つ相当として、 『死神のことを知覚できる能力』ってのを 貰うことはできるかい?
[所謂『死神の目』的な。 折角だ、できそうなことは可能な限り提案して 貰えるだけ貰っていこう。]
(197) yuno 2018/05/29(Tue) 07時半頃
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[死神たちの意思を確認して、 次に向かうのはマユミと、そのパートナーのところ。]
なあ、あんたたち。 少し相談があるんだ。
[そう言って声をかければ、 件の木製バッジを彼女たちに差し出して]
さっきコンポーザーに確認したけど、 このバッジで2.5pt分のポイントがあるそうだ。
(198) yuno 2018/05/29(Tue) 07時半頃
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そこで、一つあんたたちと取引がしたい。 このバッジをあんたたちに渡す。 そのポイントをどう使うかは、そっちに任せる。
その代わり、あんたたちが生き返ることができたら。 …そのときは、この世界が誰かにとっての 素晴らしい世界になれるように 考えてみてほしいし、 そんなふうに生きてもらえたらと思う。
まぁ、あくまで俺からのお願いだ。 あまり難しく考えなくていい。 さっきも言ったけど、このポイントをどう使うかは あんたたちにまかせるよ。
(199) yuno 2018/05/29(Tue) 07時半頃
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[繰り広げる会話を聞いていた。 アオイ、と呼ばれる少女があの、綿の身体をもった少女だと知る。 俊太郎が。 口の悪い少女、が。
彼女の“幸せ”を語る。
黒牧は彼女の“為”と禁忌を犯した。
果たして彼女はそれを望んだのだろうか。
それをそれと知らずに協力していたのだろうか。
男はその場にいるだろう少女に声をかけた]
(200) arusha 2018/05/29(Tue) 09時半頃
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――黒牧、は。 貴女の為の世界を作りたかったと。
貴女はそれを、知っていましたか――?
[相手の希望を聞かず生きて欲しい>>173というのは簡単だ。 それは生を、生きる事を当たり前と受け取る物の理屈だろう。
……例えば、怪我を一瞬で治す魔法があったとする。 治す事が本人にとって本当に幸いであろうか。
怪我を治す期間は心の傷を治すことでもある。
同じように。休息を求める者がいるのを男は知っていた。 男自体が、そうであったが感情のまだ戻っていない今の状態はそれを思い出す事も難しい、が]
(201) arusha 2018/05/29(Tue) 09時半頃
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人が、貴女の幸せを語ります。 けれど貴女の幸せは――何処にありますか。 自分で考えなさい、でないと後悔する。
もう、疲れたというのなら。 私が、貴女を黒牧の元(地獄)につれていってあげましょう。
[人間以外に有効なサイキック。ノイズ化していた黒牧には通用したが、死神には通用するだろうか。それはやってみなければわからない。
生きる事も一つの選択肢。 死んで、一度魂の休息を求めるのも一つの選択肢。 短い言葉に男の考えていることが周りや相手に伝わったかどうかわからない。
けれど、なにも生き続けることだけが幸せとは限らないのだと、アオイにもう一つのカードを開いて見せた。
どちらを選ぶも彼女次第。 無理強いするつもりは毛頭無い]
(202) arusha 2018/05/29(Tue) 09時半頃
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もし、貴女が休息を望むのなら……。
(203) arusha 2018/05/29(Tue) 09時半頃
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[私の願いは、貴方達の魂が巡り会える転生に変更しましょう。
出来るかどうか知らない。 必用ならコンポーザーへはやってみせろと言うつもり*]
(204) arusha 2018/05/29(Tue) 09時半頃
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[ワレンチナが語るのを見て…… 心に満ちたのは感謝だった。 正直な話し、自分は黒牧には何の思い入れもない。 愚かで過ちを犯した人間が、生き返ったところで幸せになれるとも思えない。 だからワレンチナが、殺しを提案したことじゃない。自分で考えなさと、あおいちゃんに問いかけてくれたのが、嬉しかった。
ワレンチナに視線を向けると微笑みかける。
アイツには、俺の気持ちなんて通じないだろうけど。 それでもこの人の選ぶ言葉は、いつだって誰より強く、自分に響き続けてきたから。**]
(205) Lao 2018/05/29(Tue) 12時頃
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[白い壁に、背を預けていれば。 目の前でいともあっさりとたらい回されるイタリア旅行券に、ぐ、と呻き声が漏れた。>>192
大したものではないと言わんばかりに! これ見よがしに目の前で! ────この男!!
……という憎々しげな視線を送っておいたが、ワレンチナがそれに気づいたかどうかは別の話だ。 けれど、彼が蒼衣の元へ向かうのならば、視線の色を僅かばかりの驚きに変えてその背を眺めて。>>202
追従──というわけじゃあないけれど。 思うところはあったから、ぽつりと、蒼衣に向けて口を開く。]
(@16) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 12時半頃
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……自分の口で、言いなさいな。 嫌だでも、ありがとうでも、 放っておけでも、くそったれでも、何でも。
少なくとも、此処にいる人たちは、 貴女の言葉に耳を傾けようとする人たちだと思うわ。
[少なからず、多くの者が魅力的に感じるであろう取引を、空気も読まずにきっぱりと跳ね除けた死神少女は、言う。]
(@17) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 12時半頃
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[黒牧と蒼衣の、多くは知らない。 これまで殆ど知ろうともしなかったから、参加者たちよりも、むしろ知らないぐらいのものだったけれど。
ただ、ゲームマスター代行を務めていた彼女のこと。いつだって彼女が、黒牧の隣にいたこと。 そのぐらいは、人とろくろく関わりもしない、この陰気な死神少女さえ、知っていたから。]
──だって、貴女。 心までは、お人形さんではないのでしょう?
[余計な言葉は、この程度にしておこうか。 それだけ言えば、また壁に背を預けて、裁定の時間の終わりを待つとしよう**]
(@18) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 12時半頃
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――ああ、それと。
黒牧を殺したのは、俺です。
[忘れていた、と付け足した。 彼女はそれを知る権利があるし、それを知ることによって彼女が向ける感情から逃げるつもりもなかった。
男にとって殺すという事はそういう事だった。
殺した事実は否定しない。 殺した相手とその周囲の思い毎受け止める、事だった]
(206) arusha 2018/05/29(Tue) 12時半頃
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[翔也が返事を返す前に、あおいちゃんに歩み寄って。]
あおいちゃん。 ……俺の言葉は聞きたくないかもしれないけど、もう一度だけ言うね。
とてもとても勇気のいることだけれど、助けを求めてくれたら嬉しい。 俺じゃなくていい。 翔也も、圭も、ワレンチナも。 みんな君が手を伸ばしてくれるのを、待ってるよ。
[優しく囁くと、微笑んで、少し距離を取った。**]
(207) Lao 2018/05/29(Tue) 15時頃
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[自分の無茶苦茶に思えた申し出は想定よりいい形で受理してもらえるらしい。>>102 持ち点1.1ptと引き換えに橘の声を元に戻す事が可能 但し選択肢は消滅しかなくなる 出された答えはつまりそういう事。>>103
不満? そんなものある訳ない。 彼女の声についてはエントリー料ではないと聞いて少し驚きはしたが 橘の声を元通りに出来て、自分は本来望んでいた選択を選べる。 それでどうして不満が生まれようと言うのか。]
そうか、分かった
[だから、そのままそれを頼もうとした。 「それで頼む」って、持ち点を差し出すつもりだった。
視界に入り込んで来たパートナーと、頬に感じた痛みで気が逸れて中断されたが。>>106]
(208) ツナ 2018/05/29(Tue) 18時頃
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…………こういう時に 笑って誤魔化したり、出来れば良かったんだけど
[橘は、こちらの提案がお気に召さないらしい。>>107 そうしてもらう事を望んでいないようなのだ。 ───これは自分の独断で申し出た事、自己満足だ。 そういう反応が返ってきても仕方ない。 打たれた頬に手を当てる事もせず、怒りがある様子の彼女を、ジッと見返す。]
俺の願いは、君の生き返りだ どうせ消えるつもりなのに 自分の為に何かを願うなんて意味がない 使わずに消えるくらいなら 生きる事を望む人の為に使う方がいいだろ?
[自分を大事にしていないつもりはなかった。 人が傷付く姿、嫌な姿、死んでいく姿を見たくなくて そうなる事を避けようとするのも 全て、それを見たくない自分の為だったから。 ……その事を気にされたのは初めてだったが。]
(209) ツナ 2018/05/29(Tue) 18時頃
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俺のエントリー料は"笑顔"、俺の存在価値だ そうだと信じて……誤魔化してきたものだ 生き返っても、すぐ意味のないものになる 必要としてくれる誰かもいない 他に叶えたい願いもない だから橘の為に使おうと思ったんだ ここで俺が生きる意味は、君だったから
……俺の選択を止めてくれる訳じゃないなら 他に変わる案があるんじゃないなら 最期くらい、人の為に何かをさせてくれ 俺が何かに貢献した記憶を、残させてくれ
[生きてほしい、そう言わないのなら 消滅を止めるつもりもないのなら どうか君の為に全て使い切ってから終わらせてほしい。 そう言って、引き下がらない。 引き下がる理由が、現状では何もないから。 自分勝手だと思われるかもしれないが、自分は真剣な表情で彼女を見つめるだけだ。]*
(210) ツナ 2018/05/29(Tue) 18時頃
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……はっ、勝手にするがいい。 お前が思う通りになるほど、世界ってヤツは甘くないだろうが。
[>>168黒牧を生き返らせる理由も。 >>177死神にエントリー料を返却する理由も。 俺は認めることはないが、勝者がそれを選ぶなら止める理由もない。
勝者による選択は、時に残酷な話となる。 それがどういう影響を及ぼすかなど、きっと誰にも分かるまい。 ……この俺にすら、測りかねるのだから。]
(211) myu-la 2018/05/29(Tue) 19時頃
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散々な醜態を晒した上で、 死ぬことも、消えることすらも許さない。 ここにいない以上、本人の許可も取らずに。
決して裁けない存在となっていた黒牧に、罰を与えるか。 お前、本当に、死神や俺以上に、……悪魔みたいなことを選ぶんだな。
[悔しさをまとめて、ぐちゃぐちゃに濁った感情に混ぜて吐き出した。]
(212) myu-la 2018/05/29(Tue) 19時頃
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[黒牧 奉一の死の“真実”は、俺だけが知っている。]
(213) myu-la 2018/05/29(Tue) 19時頃
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[RGにおいて、手に負えぬ犯罪者となったあの男を、 UGに連れて来て、そして奴の願いを叶えられるフィールドに置いた。 エントリー料とはまた別の、“対価”と引き換えに。
俺なりの慈悲だと思ってもらおうか。 最後の最後、失敗したのはあの男の詰めの甘さのせい。 全ては今、このゲームの終了を以って終わるはずだった。
故に。 それをここで覆されることが、酷く腹立たしい。]
(214) myu-la 2018/05/29(Tue) 19時頃
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[>>185ーーさて、時を前後して他の勝者からも要望があったか。 その願い事は、まあなんとも短絡的、直情的で、 俺はつい、鼻で笑ってしまう。]
なんだ? 腹いせか。 こんなゲームをやらされて、ムシャクシャしてるって? それ以外の理由で殴りたいってんなら、ただのサディストか。
[目の前の、感情を徴収された男から伝わる情報は多くない。 だが、今回のゲームを終始観察してきた身として、分かることもある。]
……俺に八つ当たりする前に、 自らの人生を省みる方が先だろう?
(215) myu-la 2018/05/29(Tue) 19時頃
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不幸にもUG送りになった大多数の人間はな、 まだやり残したことがあると言って、望んでゲームに身を投じるんだがな。
そうじゃないのなら、 その程度の空っぽな人生を送って来たお前の、自業自得だろう。 ゲームを降りたければ、契約もせずに消えれば良かったんだ。
それとも、エントリー料を徴収されたことで、何も感じなくなっているだけか?
[何もかもを俺のせいにされるのも、たまったもんじゃないね。 呆れたように息を吐いて、最後に挑発をする。]
……で? 俺を殴るのか。 質疑が終わった後なら構わないぞ。無防備で受けてやるよ。 大勢の“生きたかった普通の奴ら”を押し退けて来たお前の拳をな?
(216) myu-la 2018/05/29(Tue) 19時頃
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[そしてまた時を前後して。 忌々しい、見た目は子供、頭脳は大人なガキから別の質問が飛んできた>>197 ので、俺はめんどくさそうに答えてやる。]
ったく、次から次へと小賢しい発想が出て来るのな。 できるよそれも。可能だ。 RGでも使える特別なやつをくれてやる。
本来は見えないものが四六時中見えるストレスで圧死したきゃ、 それを選んでノイローゼになりゃいいさ。
[露骨におざなりな態度が、仮面の奥から漏れているだろう。**]
(217) myu-la 2018/05/29(Tue) 19時頃
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[幼馴染と、俊太郎の元へ戻れば>>155]
まず、現時点で此方が考えていることを 率直に説明させてもらうと。 俺と圭、それから俊太郎の願いを使わせてもらうと 合計三つ叶えて貰える計算になる。
その使い方として考えているのは、 一つ、碧衣の「せんせい」である黒牧を 生き返らせてもらうこと。
二つ、一つ目の願いを叶えて貰ったうえで 黒牧、碧衣、スージーのエントリー料を 返してもらうこと。
そして三つ目が、 「黒牧奉一が既に死亡している」という事実を RGで公の事実として周知させること。
(218) yuno 2018/05/29(Tue) 19時頃
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三つ目の願いを叶えてもらう場合、 黒牧の遺体が発見されるのが一番わかりやすいと思う。 少なくとも遺体が見つかって黒牧の死が明らかになれば 彼は指名手配犯ではなくなる。 既に死んでいる人間を探す道理はないからな。
少なくとも、流行り廃りの早いこの街でなら 二、三年もすれば大半の人間にとって 殺人犯の黒牧は過去の存在になる。 …言い方は、悪いかもしれないけどな。
[かつて、自分が父親殺しを疑われたとき、 過去自分を疑った奴らの多くが、それを忘れたように。]
殺された子供たちの遺族にとっても、 ……たとえ救いにはならなくても、 一つの気持ちの区切りにはなる、と思うよ。
(219) yuno 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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[そこまで話したところで、ふぅ、と息を吐くと]
無論、これらは全部、 碧衣の承認を得てからの話なんだけどな。
もともと、この考えは全部、 碧衣が幸せになれるためにと 俺らができる最大限を考えたものだ。 彼女が望まなければ、これらを叶えることはできない。 スージーのエントリー料以外はな。
死神を人間にする、というのも 決して悪いものではないと思う。 だけど、それだけでは結局、 碧衣から大切なせんせいを引き離してしまう。 そうならずにすんで、 かつ彼女にとっての幸福を叶える方法… 俊太郎は、どう思う?
(220) yuno 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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さっき話した三つ目の願い、 これを最初、俊太郎に願ってもらおうかと 思ったんだ。
だけど、うん。 俺は、俊太郎が自分の頭で考えて、 こうしたほうがいいと思うものを俺は聞きたい。
少なくとも、俺は足りない頭でここまで考えて これらを碧衣に提案として出せるだけ考えたつもりだ。
それでもし、思いつかないというのなら。 あんたが、自分自身で聞いてみるのも あり、なんじゃないか?
[そっと、彼の顔を見上げて問いかけた。 もしかしたら、碧衣は応えてくれないかも しれないけれど…でも、相手の言葉を 聞き入れようとする姿は、彼女にだって届くと思うから。]*
(221) yuno 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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[『相談がある』と話しかけてきたのは 小さな女の子……翔也くんだった。 差し出されたのは木製のバッジ>>198。 仕草からして、きっと大事なものなのだろう。]
2.5ptも……?
[このバッジがあれば、時音をゲームに参加させても まだお釣りがくるだけのptが手に入る。 私は、ちらと時音のほうをみて]
……ありがとう。 あぁ、取引というか約束に近いけど、 きっと素晴らしい世界になるよう 紡いでいきたいと思っている。
______きっと時音にとっても。
[そう言って木製のバッジを受け取った。]
(222) ibumasa 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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[時音は打たれた頬に手を当てることもなく、 引き下がらずに言葉を続けた。
エントリー料が笑顔であること______ それはなんとなく予想はしていたが、 まさか時音がこんなにも>>210 悲しみを背負っているとは思っていなかった。
自分に存在価値がないと思い込んでいる人が 消えてしまいたいと願うのは痛いほどわかる。
自分だって、 W歌Wという存在価値がなくなってからは______ だから、偉そうなことは言えないけれど]
(223) ibumasa 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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気持ちはわかるけどさ。
[重い口を開いて、さっき貰った 木製のバッジを時音に見せる。]
これだけお前を想ってくれている人がいる。 私だってその一人のつもりだ。
……それでも、お前は自分に存在価値がないと 思い続けるのかい?
[さっきまでの怒りの感情はなく、 優しく、微かに笑顔を見せて]
(224) ibumasa 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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人の存在価値なんてさ、 自分自身で見つけるしかないんだよ。
私だって、歌えなくなった時は 自分に存在価値なんて見出せなかった。 ……けど、このゲームに参加して、 ちょっとだけ変わった気がする。
お前は優しいじゃないか。 私からみたら、存在価値がない人間だなんて 微塵も思わなかったけどな。
(225) ibumasa 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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さっきとちがって、 ここにお前がゲームに参加できるだけのptがある。 もし人の為に何かがしたいんなら、 生き返ってからでもいいんじゃないのか?
さっきの子も言ってただろう。 きっと、自分にとっても、皆にとっても 素晴らしい世界はそこにあるはずだ。
もし自分で見つけられなかったら、 その時は私が手伝ってあげるからさ。
それに、生き返ったら私の歌も聴いてほしい。 ______きっと後悔はさせないさ。
[と一瞬目を閉じれば]
(226) ibumasa 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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ま、私の声を治すだけ治して、 ちょーかんどー的な歌を聴きたくないのなら そのまま消滅してもいいけどな!
[最後は軽い口調で冗談混じりに にーっと笑って相方の肩をポンと叩いた。**]
(227) ibumasa 2018/05/29(Tue) 19時半頃
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[翔也の話しを聞いて、俺の頭でこうした方が良いと思うこと>>221と聞いて……]
あのさ……
俺の本当に望んでいる事は、多分あおいちゃんにとって、一番残酷だよ。
[下を向いて、それから前を向いて。]
(228) Lao 2018/05/29(Tue) 20時頃
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俺はあおいちゃんに人間として生きて欲しい。
黒牧の居ない世界で。 彼の死を受け入れて。
人間として。 人を傷付けるのではなく。 人に優しくする生き方で、生きて欲しい。
[穏やかな口調だったけれど。 そこには蘇りによる救済は無く。 ワレンチナのような死による救済すら無かった。]
(229) Lao 2018/05/29(Tue) 20時頃
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俺はやっぱり、黒牧のやったことを、1ミリたりとも許せない。
子どもを殺すという彼のとった手段は間違って居るし。 ……何より。 あおいちゃんが、人を殺せなかったと悔し涙を流した事。 死んでしまえと、叫んだこと。
そんな風に…… あおいちゃんの心を導いた人間を、許す事は出来ないし。信用する事も出来ない。
彼が蘇ったとして。 その当時の心根のままで、あおいちゃんを幸せに出来る人間だとは思えないし。あおいちゃんを任せたくない。
[きっぱりと、言い切った。]
(230) Lao 2018/05/29(Tue) 20時頃
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黒牧は、あおいちゃんのための世界を作ると言ったね。
俺はね……
世界なんて、心のありようで、幾らでも違う色を見せると思ってる。
もしも、あおいちゃんの心が、人の死を望むままなら。 何度世界をやり直しても。 何度人を入れ替えても。 彼女の世界は、歪んだままだよ。
自分が変わる事でしか。 世界を変える事は、出来ないんだ。
(231) Lao 2018/05/29(Tue) 20時頃
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……黒牧の死を受け入れるのは、きっととても苦しくて難しい事だと思う。
依存から抜け出すまでの苦しみは、俺には想像もつかないし、どれだけ時間がかかるか分からない。
でも俺は……
黒牧に任せるんじゃなくて。 俺が。
俺が、あおいちゃんの側に居て、力になりたい。 今度こそ、あおいちゃんに素晴らしい世界を、見せてあげたい。 優しい世界を、見せてあげたい。 そう……思う。
黒牧を否定する俺を。 今はまだ、受け入れられないだろうけれど。 もしかしたら、一生。受け入れる事は出来ないかもしれないけれど。
俺は一生かけて。あおいちゃんを幸せにしたい。 俺の見ている。素晴らしいこの世界を。いつか、あおいちゃんにも、見せてあげたい。
(232) Lao 2018/05/29(Tue) 20時半頃
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俺は……そんな風に、思ってる。
[小さく苦笑して。 まあ、あおいちゃんに選ばせたら、きっと、選ばないと思うけどって。笑った。**]
(233) Lao 2018/05/29(Tue) 20時半頃
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[ぐ、とパートナーが向き直れば>>174 あれ、見ていたのがばれたのかと 一瞬息を詰めるが、背筋をしゃんと伸ばして。 続く言葉>>176に眉間にシワを寄せたが 考えずとも、当たり前であるので。]
…………ああ、そうだな。 取られるもの……か。
(234) nanahirosi 2018/05/29(Tue) 20時半頃
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[絶対なんて無い。必ずなんて無い。 それでもただ側に有る筈だと 愚直なまでに信じる、おとこ。]
["諦めない"と力強く。脳内に声が響いたなら>>-302 くしゃっと微笑んで。]
(235) nanahirosi 2018/05/29(Tue) 20時半頃
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[さてさて、次なるすばらしきせかいは? →Nextstage:??? ]*
(236) nanahirosi 2018/05/29(Tue) 20時半頃
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[─え、俺は何か彼女を怒らせることを言ったのか── 肩を震わせる、パートナーとはまた別の王子様、 その理由がまさか笑いを堪えてとは露知らず>>187 僅かに動揺を瞳に映せば。 続く追加の条件に、>>188 今度こそ首を傾げるに至った。]
……カラス? カラスってあれか、空を飛ぶ。
[カラス叩き落とすマシーンになれば?と 首を傾げたまま疑問符まで露にすれば ちょいちょいと招かれて>>188 そっと少女の口許に耳を寄せた。]
(237) nanahirosi 2018/05/29(Tue) 20時半頃
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[勿論、個体差はありますとも。
ただ自分たちのために行動を起こしてくれた 誰かがいた、確かに存在したことを この身と魂が完全に忘れてしまうなど。 信じたくは……無かったが。]
[悪戯っ子のような内緒の話は こちらもしぃ、とすることで、約束とした。]*
(238) nanahirosi 2018/05/29(Tue) 20時半頃
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[翔也に向き直って。]
だからまあ、あれだ……
もしも、あおいちゃんが黒牧の復活を望むなら…… ごめん。 俺は、黒牧の死を知らせる事に、願い事は使わない。
俺は黒牧を許せないし。許す気も無い。 現実世界の事件を解決してやろうっていう程の義憤も無い。
その選択を選ぶなら…… 俺にだって、他に叶えたい願いが、あるから。 俺はそれが最良だとは、思えないから。
ごめんね。
[そう言って穏やかに笑った。*]
(239) Lao 2018/05/29(Tue) 21時頃
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[一度下を向いた後、 前を向いて語り始める俊太郎の言葉を>>228>>229>>230>>231>>232>>233 最後まで黙って、聞いていた。]
……ああ、確かに残酷だな。
[ふ、と笑って頷く。]
人のこと言えた義理じゃねぇけど あんたは、碧衣がどうして人を殺すのか 考えたことがあるか?
まさか、全部黒牧が指示していたからだとか 思ってねーよな? 人を殺すことが悪いことだと知らずに、 ただ黒牧に言われたから、 そのいうことだけを聞いて生きてきたとでも?
(240) yuno 2018/05/29(Tue) 21時頃
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……それはな、俊太郎。 あんたに悪気はねぇんだろうけど、 碧衣の考えや在り方を全否定してるんだぜ? 自分のことを知ろうともせず、 自分の存在を否定しようとする相手を どうして受け入れられるっていうんだ?
今のあんたは、 自分に都合のよいことしか見てねーよ。
黒牧奉一という人間の『殺人犯』という 一面だけを見て都合よく考えて 悪いことを全部、あの男のせいにして 押しつけようとしているだけだ。 あの子にとってあいつがどんな存在だったかも 知ろうとすらせずに、 碧衣から悪いものを取り上げれば、 きっと彼女がいい子になってくれると 自分が彼女を幸せにできると、 そう、信じているだけだ。違うか?
(241) yuno 2018/05/29(Tue) 21時頃
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今のままではな、俊太郎。 あんたの見ている素晴らしい世界は、 黒牧が碧衣のために用意しようとした世界と、 何も変わらねぇんだ。
碧衣自身の意志を無視して、 押しつけようとしてるって意味ではな。
(242) yuno 2018/05/29(Tue) 21時頃
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[そこまで一息に言い切ったところで はぁ、と大きく息を吐いて]
……まずはさ、碧衣の話を 否定せずに聞いてみたらどうだ?
人殺しはいけないことだ、 黒牧奉一は何人もの子供を殺した殺人犯だ、 それに対するあんたの気持ちを 否定するつもりはないし、俺だって同意さ。
(243) yuno 2018/05/29(Tue) 21時頃
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あんたはいい人だ。 それは俺が保証する。
だからこそ、あんたの今のやり方は 彼女の在り方を否定するし 傷つけもする。
彼女の世界を変えたいと、 心の底から思ってるんだったらさ。 まずは、お前が見ている世界よりも、 彼女から見た世界がどんなものか、 知ろうとするところから、 はじめたらいいんじゃないね?
[そう俺は思うけど、と付け足して。 そのための時間を取らせることは、 どうやらできるようだし。>>217]*
(244) yuno 2018/05/29(Tue) 21時頃
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[>>239最後、付け足された言葉に]
おk、わかった。 元より、お前がコンポーザーから貰った権利だ。 その使い方に、俺たちが口出しする権利なんてない。
少なくとも、お前が真剣に碧衣のことを考えてるのは さっきの話を聞いて分かったつもりだ。
[穏やかに笑う、彼の元に近づいて]
お前が一番良いと思える使い方をすればいい。 お前がどんな使い方をするのか、 俺はそれを楽しみにしてるよ。
[にこ、と同じく笑い返してみせてから ぽん、と少し背伸びして肩のあたりを軽く叩いた。]*
(245) yuno 2018/05/29(Tue) 21時半頃
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[翔也に笑う。]
いいや。時間なないよ。翔也。
そのやり方をアンタが取りたいなら、取れば良い。 だが俺の望みは、そのやり方じゃ叶わない。
……俺は、あおいちゃんに人を殺して欲しくないと言ったね。 死神が人の魂を食らわなければ、死んでしまうと、さっき船馬さんは言っていた。 だから今しか無いんだよ。 今、強引に連れ出すしか、無いんだ。
[穏やかに微笑んだままで。]
(246) Lao 2018/05/29(Tue) 21時半頃
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アンタがじっくりあおいちゃんと話し合って、分かり合うのは止めないよ。
ただ、俺はその方法はとらない。
もしも俺の意見が通った時に…… それはあおいちゃんの寿命を奪うことになるからだ。 俺はそんな中途半端な接し方はしない。
アンタさ、アンタの思う道を行けばいい。 全てを肯定していけばいい。
一度死んだ人の魂について、悩むことがないのなら…… もしかしたら、俺にもその道があったかもな。
だけど俺は……出来ないことは、しないことをね、学んだんだ。
[笑って、決別の言葉を。**]
(247) Lao 2018/05/29(Tue) 21時半頃
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[参加者同士が贅沢に今後のことで考えをぶつけているのを、 仮面越しにずっと見ていた。
——だが、唐突に玉座から立ち上がる。 聞き捨てならない言葉が、聞こえたから。>>219]
(248) myu-la 2018/05/29(Tue) 22時頃
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……おい。
黒牧の遺体を発見させる、だと? 先に言っておく。 それだけは絶対に叶えてやれない。
アレは、俺のものだからな。
(249) myu-la 2018/05/29(Tue) 22時頃
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[声には、明確な怒りが含まれていた。 それは、コレクターが自分のコレクションに無断で触れられた時のような、 そんな雰囲気の声。]
黒牧の遺体を返して欲しけりゃ、俺とゲームをしろ。 万が一でも、勝てたら返してやる。 もし負けたら、ここにいるお前たち“全員”が、俺に関する記憶を全て失う。
その条件なら受けてやる。
(250) myu-la 2018/05/29(Tue) 22時頃
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[さて、誰かゲームに乗る者はいただろうか。 いなくとも、ゲームの説明くらいはしてやるが。]
……当ててみろ。 “奴の遺体が今、どこにあるのか”。
質問は最大で10回まで。 俺はそれに嘘偽り無く、正直に答えてやろう。
回答のチャンスは、1回のみだ。
[挑戦者が現れるか、現れないか。 俺は、最大限に警戒をして、玉座に座り直した。*]
(251) myu-la 2018/05/29(Tue) 22時頃
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[ 瞳に浮かんだ動揺の色>>237にも、 ニーナには心当たりがなく。
ああ、おかしな声を上げたからかしら。 お恥ずかしいところをお見せしまして。
コホン、とひとつ咳払いして、 返ってきた疑問符にこくんと頷く。]
──そう、黒くて空を飛ぶ
[ 寧ろ他にからす、って、 人名地名くらいしか心当たりがない。
まあそんなのは些細なことで、 ニーナはするりと立ち去ろうとしたんだけど。]
(252) nabe 2018/05/29(Tue) 22時頃
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……ふうん、 それじゃあ、期待してもいいかな?
こう見えても、ひとを覚えるのは得意なんだ もしも貴方が忘れてたら──、 生き返ってもビッグマウスって呼んでやる
[ くすくす、とニーナは笑った。]
それじゃあね、消防士さん
……三度出会ったときには、 ぜひ、名前を教えてほしい
[ 「 ひみつ 」のジェスチャー>>238。 それを確認して、ひらりと手を振った。*]
(253) nabe 2018/05/29(Tue) 22時頃
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[ぱち、と瞬きを繰り返す碧を>>170 ジリヤはただただ笑みを浮かべて見ておりました。]
そんなに畏まらなくて結構よ。 このゲームよりは、ずっと簡単ですもの。
……あぁ、ただ。 紅茶の淹れ方くらいは、 お勉強なさってくださいな。
[紅茶の淹れ方、テーブルマナー。 彼に学んでおいてほしいことはいくつもありますが、 それを語るのは、生き返ってからの話になるでしょう。]
(254) ふゆのひと 2018/05/29(Tue) 22時頃
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――おじさま。 息子さんをわたくしにちょうだいな。
[写真の向こうの男の子と同じ、蒼の眼差しを見開いて 幼いジリヤは頬を赤らめました。
この国においては異質な色。 けれど、ジリヤにとっては当たり前のその色を 対等に見てくれるこどもが―― ともだち が、欲しかっただけなのです。 今も、昔も。
取って食うつもりなんて微塵もありません。 言い方が紛らわしいのは否めませんが。]
(255) ふゆのひと 2018/05/29(Tue) 22時頃
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[そうして、ごきげんよう、と 再び協力者たちへ頭を下げたジリヤは、 すっかり定位置になった パートナーの隣へと腰を落ち着けます。]
ニーナ。 次のゲームでも、 エスコートはお任せしますわ。
……遅刻したら、承知いたしませんわよ?
[勿論、最後の一言は冗談です。
頭一つ分は違う彼女の薄雲の瞳を覗き込んで、 そうして、高嶺の花は にっこりと微笑んだことでしょう。*]
(256) ふゆのひと 2018/05/29(Tue) 22時半頃
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[ ──それから、
ニーナは、自分の行先が決まれば この世界にはさして関心もなく、 そして、勝者の権利に口出しをする気もなく、 壁の花──とは言わなくとも、 傍観者めいて、そこに立っていたのだけれど。]
──それ、私も気になるなあ
[ 響いたコンポーザー>>250の声に、 ひょいと片手を挙げた。かるうい調子で。]
(257) nabe 2018/05/29(Tue) 22時半頃
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……ちょうど、次こそ勝ち抜いた暁には スタンド・バイ・ミーごっこでも しようかと思っていたところだったんだ
[ 線路を歩いて、ロリポップでも歌って。
──ま、他のひとたちの 同意が得られれば、の話だけれど
……私にとっては、 ”コンポーザー”の記憶より、 なぞなぞの答えのほうが随分魅力的だ
”話の内容を忘れようが”、 約束したことは守ってくれるんだろ [ 随分安い対価じゃないか、と ニーナは軽い調子で笑った。さて、他には。*」
(258) nabe 2018/05/29(Tue) 22時半頃
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ああ、俺についての記憶を失うっていっても、 俺——コンポーザー、“船馬”という存在がいたという事実を忘れる。 それだけだ。
ここで交わしたお前たちとの約束事は全て成立したままだ。 ……ま、多少は影響が出る可能性があるかもしれんがね。
そして、ひとつ訂正しよう。 「質問は、YESかNOかで答えられるもののみとする」……だ。
[先程の発言を訂正しつつ、 >>258手を挙げた者を見つめて、仮面を僅かに揺らしただろう。*]
(259) myu-la 2018/05/29(Tue) 22時半頃
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──Judgement──
[ その幕引きにて、 ニーナはジリヤのとなりに立って、 ”王子様”の素振りで微笑んでいた。]
──ああ、勿論! 君こそ、出会い頭に 物騒なものを突きつけてくれるなよ
[ 悪いが、最後の一言も 決して冗談じゃあなかった。ニーナにとっては。
常と変わらぬうっとりとした笑み>>256に、 ニーナも口角を持ち上げて笑って、 きっとまた、世界は暗転するのだろうし、 つまりそれは、ひとつの舞台の終わりである。*]
(260) nabe 2018/05/29(Tue) 22時半頃
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ああ……どうしても、全員分の記憶が重いというなら。
これもまた同じ。 相応の対価を示せば、それに応じてやるよ。
[……と、何度も繰り返してきたことを口にする。*]
(261) myu-la 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[そもそも――どうしてこのひとたちは、わたしのことで言い争っているの?]
(@19) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[>>112傍らに置かれたバッジに触れる気もしなくて、 ただ俯きながら、話の行方を見守っていた。
何もかもに興味が無い。 誰かがわたしに話しかけてきても。 返事をすることは、何もない。]
(@20) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[>>201そのとき、男の人に問いを投げられた。 先生の企みを知っていたか、と。
わたしは、ゆっくりと首を縦に振る。]
してった よ。
[先生の目的は知っていた。 ただし、その手法の詳細はわからなかった。
……わたしは、自分で考えようとしなかった。 その結果が、今……この現実。]
(@21) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[>>202疲れたなら、わたしを死なせてくれるとお兄さんは言う。 それでもいいか、と思った。死神はノイズとは違うから、サイキックでは殺されないけれど。 正直、もう何も考えたくなかったから。
――けど。
>>@17>>@18瀬尾さんが、言った。 わたしの心までが、お人形さんかどうか。
……わたしは、わたし。 わたしにだって、言いたいことはあるんだ。
歪んだ言葉しか出てこない、この口でも。]
(@22) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[コンポーザーの言葉>>212には、大いに同意したい。 人が人を裁く傲慢を簡単に口に出せるのはきっと、平和な世界に生きてきたから、なのだろうとは理解するが――。]
残酷、極まりないですね。
[小さい声でぽつりとつぶやいた。 だからこそ、小さな少女に先ほどの提案をしたわけだが]
(262) arusha 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[直後鼻で笑われても無表情のままで]
いえ、むしゃくしゃはしてないです。 と言うよりそう言う感情がない。これた分、エントリー料ですね。
何か、殴ってみたくなった、と言う動機では不十分でしょうか。 といっても、彼女の選択次第では願いが変わるか知れませんが――。
生憎と。
省みるほど波瀾万丈な人生は生きていなくて。
[しれっと言い返した言葉は彼の経歴を考えた時嘘だと言われそうだが。 自分の生まれも育ちも生き方も、男は後悔していないし悪いとも思ってなかった。 ただそう言う環境に生まれて育った、だけ。
その生き方が不幸だとも。だから、満足していたのだ]
(263) arusha 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[>>206再び、付け足すようにお兄さんが告白する。 それに対し、わたしは表情を動かさない。]
してっる。 ゲムーの しうょり おでとめう ごいまざす。
[……死神だもん。ゲームの大原則は、言われなくとも知ってる。 先生は負けた。ここにいる参加者に殺された。 先生は全力で立ち向かって、そして、競り負けたんだ。
悔しい気持ちはこの空洞の胸に滾っている。 でもね、そう、わたしはやっぱり死神なんだ。
ルールの上で決着がついた勝負に、異論などあるものか。
わたしは死神だ。 ……わたしは、死神であることに誇りを持てている。]
(@23) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[わたしがわたしになれたのは、先生と、UGという世界のおかげだから。*]
(@24) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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――優しさ、を。
はき違えない方が良いです。
[一連のやりとりにただそれだけをぽつりと。 誰かのためという言葉は耳障りが良くて聞こえも良い。 けれどそれが優しさだというなら違うだろうと、男は想うのだ。 ほっといてやることも一つの優しさで有り――
一番は、当の本人の望みを叶えてやるのだろう]
あまり、言葉を重ね過ぎると混乱するだけですよ。
[パートナーには小さくそう告げる。 多分、彼女のために何かしようとしてる者達と男ではあまりに価値観が、違った]
俺は遠慮します。 叩き起こすことに意義を見いだせませんから。
[コンポーザーが提示したゲームは、草々に脱落宣言をして]
(264) arusha 2018/05/29(Tue) 23時頃
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(妬けてしまうわ…なんて)
[冗談でも言ってられる状況でもないだろう。 それにしても今回は死神相手に優しい人が多すぎるんじゃないかしら。
素直にこちらの交渉に応じた者。>>197 当人の幸せの為に尊重するという者。>>202 そして…。>>246
これが過ぎた厚意は鋭い刃物になるというものか。 困ったように溜息をひとつ吐き、彼へ向かって踏み出す。]
(@25) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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…ねぇ、シュンタロ。 昨日私が言った事を憶えている?
死神は人の形こそしているけれど人間じゃない。 私たちは人間の魂を糧に生きる存在だって。
[元は彼が躊躇する事なくMr,奉一を倒せるように伝えた言葉。>>7:@42 だけど彼はそこに含まれたもうひとつの…本当の意味をわかってないらしい。
リボンの咲く人差し指で、トン…と彼の胸を軽く突き。]
(@26) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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…あなたは一体その命を繋ぐ為にどれだけの物を食らい続けてきたの?
[数度突けば指だけでなく、右手全部を彼の心臓があるであろう場所へ当て女は問いかける。]
私は…そうね、もう憶えていない。 8年分の命を繋ぐ為の魂だもの。
…あぁ、でも最初のひとりは憶えているわ。 まだ抵抗手段のない、私と年も変わらない位の女の子だった。
[目を伏せながら語る死神として犯した記憶。
だけどそれは決して懺悔ではない。 罪の意識もなければ後悔はしていないのだから。]
(@27) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[あぁ、こちらの言わんとしている事は伝わっているだろうか。 もし抵抗されないのなら、心音を確かめるように彼の胸へ顔を寄せながら。]
―生きるっていうのはね、他の命を奪い、食らい続ける事なの。
それは人間であろうと死神であろうと同じ。 生きる為に他の命を奪うのは変わらないの。
ただ、その対象が人間なのかそれ以外の生物なのかだけ。
[人間が人間を殺してはいけない理由なんてひとつ。 滞りなく社会を回す為、秩序を守る為だ。
だけどそれは人間以外に糧のあるRGのお話。 魂以外を喰らえない死神にとって、UGの世界においては成立しない。]
(@28) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[人間とそれ以外で魂の価値が違うとすれば それはなんとも身勝手で傲慢な話ではないだろうか。
己から望んで喰われたいなんてものはこの世界に存在しないのに。
いただきますの言葉だって、 自分の命を繋ぐ為、あなたの命をいただきますだっていうのに。
この辺りは美食を楽しむ上での、女にとっての持論だ。 今は置いておこう。大事なのは、]
(@29) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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だから死神の…Ms,碧衣のこれまで繋いできた生を否定しないで。
人間であるあなたに肯定までは求めない。 けれど、これもひとつの形である事は理解してちょうだい。
[もちろん彼なりに思っているだろう事は理解できる。 何を選ぶかは彼女次第である事も。
だけど
だけど、死神として歩んだ全てを否定するのはあまりに寂しい事じゃない。*]
(@30) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ ──── 幕が上がる。 ]
(265) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ 最期に、見たくもないものを見た。
……という記憶はあって、 そう、例えば明日死ぬのなら、 最期に見るのは、愛する者の顔であるとか、 尊い思い出に刻まれた場所、 思い入れのある物語のワンシーン、 或いは──どこまでも広がる青空、と
そんな夢想ならば何度となく繰り返したが、 仁衣奈が最期に見たものなど、 見知らぬ男の不愉快な面であるとか、 ただ黒いばかりの黒い鴉が 柔らかな青色を分断する様であった。]
(266) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ 仁衣奈はその男を心底恨んだし、 どうかせめて、とっとと警察に捕まって、 社会から罰を受けて欲しいと願った。
きっと、仁衣奈の迎えた結末に 両親はどうしようもなく打ち拉がれ、 行き場のない怒りや虚しさを抱えて これからも、仁衣奈が生きたよりもずっと長く、 この世を生きていくのだろう。
────嗚呼、なんてすばらしい世界! ]
(267) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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──中央エリア/スクランブル交差点──
[ それは、二度目の開演。 ……などと、ニーナが思うことはなかった。]
(268) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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──1st day/スクランブル交差点──
[ ゆっくりと身体を起こす。
確かに、死んだはずだった。 死ぬ間際に、もしも時間が巻き戻せるとして、 自分は違う道を選ぶだろうか、なんて あまりに馬鹿げたことを考えた記憶はある。
……あのとき、向かわなければ、 あの子猫はどうなっていたって? きっと、”もう一度”のチャンスがあっても、 同じ行動を取っただろう、と私は思った。]
(269) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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……これは、一体?
[ ここはどこだ、と周囲を見回すと、 馴染みのある街並みが視界に飛び込んでくる。
鈍く痛む頭でさえ、「 知っている! 」と、 力いっぱいに告げてくるのだから、 よほど、馴染みのある土地なのだろう。]
(270) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ ……学校帰りに遊んだ記憶も、 商店街の催しに参加した記憶もあるのに、 どうして、そんな経験があるのか。 根本的な理由は、思い出せそうになかった。
眉を顰めて、一先ずその場で立ち上がる。
制服のスカートを軽く払った。 黒色だから、汚れがやたらに目立つのだ。 リボンタイの形を整えて、 そういえば、死んだはずのあのときも、 学校帰りで制服を着ていたな、と思う。
……そう、やはり死んだはずだ。 隕石が如く降ってきたのは、 あまりにも分かりやすく”不幸”で、 私はこの世にごまんといる、 ”可哀相な女の子”の仲間入りを果たした、はず。]
(271) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ ──まるで、何かの物語のようだ!
蘇るのは、やはり不幸な女の物語で、 家族や犯人の人生を見届けることを想像する。
或いは──、いや 私を殺したのは友だちではなかったし、 夏休みはまだもう少し先のことだった。 自分の死体が溝の中に隠される様子もない。
そんなことを考えたのは現実逃避だろうか。 なんせ、体感としてこれは現実で、 一方で、あんまり現実離れしているもんだから──、]
(272) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ ……そんな折り、携帯電話が震えた。
携帯が使えることにはじめて気づき、 私はそれを開いて、メールに目を通す。]
── 信じられない、なあ
[ 目を通して、そう言う。顔を上げる。
行き交う人々は変わらず素知らぬふりで、 メールの内容を一蹴するには状況が悪すぎた。
……そして、急かすように降ってくる 小さな生き物の、影、影、影!
眼が良いからこそ、それが蛙とわかったし、 気持ちのいいもんじゃあない。]
(273) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ 踵を返して、歩きながら周囲を見回す。 誰か、この奇妙な群れに反応している者、 私自身と目が合う者こそ、このゲームの参加者。
そう、肝に銘じて。雑踏を我が物顔で征く。
カツ、カツと硬い音を響かせて、 ローファーがアスファルトを叩く。
パートナー契約という文字が頭にはあり、 自分と同じ立場にある者を、見極めるように。
足早に、注意深く、歩みを進める中で、]
(274) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ ────澄み渡った春の空 を、雑踏に見た。]
(275) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ そう君は、どこまでいっても 仁衣奈のたったひとつの大切なもの …………ではなかった。
ごめんね、仁衣奈は たったひとつに縋れるほど強くもないし、 或いは、淡白と言ってくれても。君が望むなら。
……とにかく、仁衣奈はどこまでも ”ふつう ”のいきものなのだ、多分ね。
ただ、ひとつだけ言えるのは そのときも、仁衣奈は君の瞳を見て、 いっとう好きな空の色だ、と思った。]
(276) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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──御機嫌よう、ジリヤ もしも君がこのゲームに参加するのなら 私の”パートナー”になってもらえないかな
(277) nabe 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[ 迷いなく、ひとりを見据えて言葉を放った。
頭ひとつ分は低い頭を見下ろして、 ……きっと、これまでとおんなじように 穏やかな笑みを湛えていたのだろう。
色々と、問いたいこともあったが、 出会い頭に矢継ぎ早、問いかけるなど どうしたって、私らしくはないだろう?
──── そう、私は君を識っている。]
(278) nabe 2018/05/30(Wed) 00時頃
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おかしなことを言うようだけれど、 ……君となら、なんだってできる気がする
(279) nabe 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[ ── あくまで新たな物語の起句として。** ]
(280) nabe 2018/05/30(Wed) 00時頃
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あたなは わしたの ことを なにも しならい。
[>>207歩み寄られたそのお兄さんに、キッパリと言い返す。 昨日から、根本的に勘違いをしたままなのだろう。 そしてこれからも。
だからごめんね。わたしはあなたのことを好きになれそうにない。]
たけすんなて いならい。
[勝手に、わたしを“かわいそうな子”にしないでほしい。 ……泣いていたわたしが悪いのかもしれないけど。
わたしのことをかわいそうだと決めつけて、死神を否定して、 そんな、狭い世界しか見えていないひとに、見せてもらえるものは何もない。 たぶん……ね。]
(@31) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[その後の、お兄さんとしょうやちゃんの話は、 わたしは遠くで眺めていたから、内容はよく分からない。
だけど、聞こえていたならきっと。 しょうやちゃんにも、頬を膨らませて怒った気がする。
確かに、わたしはわたし自身の意志で死神をやってきた。 魂を刈って、死神らしく過ごしてきた。 ……それに救われたのは、事実だ。
しょうやちゃんはわたしの気持ちに寄り添おうとしてくれている。 でも、ひとつだけ違う。
わたしは、わたしは……。]
(@32) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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わたし そなんに よくわない !!
(@33) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[つい叫んだ言葉は、いつも通りぐちゃぐちゃで。 だけど、肩を震わせながら発したそれは、 わたしの、心からの一言。]
せせんい いくてなも わたし だじょいうぶ だもん
[わたしは、みんなが思うほど弱くない。 ずっとそう心に思ってやってきたのだ。>>4:@128
誰にも言わないけれど。 先生の言う通りとはいえ、先生の胸に迷い無く鎌を振り下ろした経験もある、 このわたしだから!>>4:@127]
(@34) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[請け負ったゲームマスター代行は失敗したけど、失敗と同時に死ぬ覚悟でいた。 だけど、何故か参加者が手厚く保護してくれて。 それから何故か、“かわいそうな子”だと思われて。 そして今も何故か、わたしを救うだの救わないだのと、話をしている。
生殺与奪を全て握られた上で、哀れまれなければならない? これが屈辱でなくて、なんなのか?
齢12の死神歴5年。 惣城 碧衣は、自らの中に“プライド”の存在を認識する。]
(@35) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[……なんて、別に今に限った話じゃない。
生前、RGにいた時からそうだった。 「こいつは弱い奴だ」とクラスの皆から認識されたが最後。 わたしは皆の玩具になった。
今はもう、違う。 戦うための力を、先生とUGが与えてくれた。 それさえあれば、なにもいらない。
先生がいなくなった今だからこそ……寂しい気持ちは強いけれど。
わたしは、弱くなんかないんだ。]
(@36) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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……っぐっ……え、うっ……。 う、うぅ……。
[……それでも。 心の中とは裏腹に、涙が溢れて、嗚咽が零れる。
悔しい。言いたいことはたくさんあるのに。 ……言葉が、うまく紡げない。
こんな思いは、もうたくさんだ。]
(@37) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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「アオイ。寂しくなったら、友達を作るといい」 「もうお前を苦しめる奴はいない。この街のどこにもな」
「僕が教えた言葉さえあれば、……作れるよ、本当の友達を」 「僕は、お前の声を聴くことはできない。けれど」
「――お前の言葉は、僕が教えたんだからな」
(@38) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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うっ、ううぅ、うー……ぅっ……。
[涙で濡れる声を、必死で耐えながら。 “お友達料”としてもらったスケッチブックを、引っ張りだして、 空色、黄緑色、青紫色。様々な鉛筆を掴んで、荒々しく線を引く。
ぽたり、ぽたり、何かで濡れて行くスケッチブック。 滲みができたけど、書き上がった文字はどうにか鮮明だ。
それを、しょうやちゃんと、お兄さん、ええと、あと、名前も知らないお兄さん…… とにかく、近くにいるみんなに見えるように、提示した。]
(@39) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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『わたしのことば、エントリー料を、返してください』
『先生は、いなくても、もう平気』 『でも、代わりのお願いがあります』
(@40) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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『みなさん わたしと、友達になってください』*
(@41) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[人間は、大切な物を失うと、崩れてしまう。 それほど弱った人間は、別の何かに救いを求める。 そういう意味では、彼の……ワレンチナの言った、二人分背負うっていうのは、間違いじゃないと思う。
どうにかできないか、と思ったのは。 やっぱり私のエゴで。 『大切な物を失う誰か』を見たくなかった、だけだと思う。
けれど、それは私が弱い人間だったからで。 きっと彼女は、そんなに弱くはなかったんだ。>>@33]
(281) pepaki 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[ゆっくりと、歩み寄って。 言葉を、紡ごうか。]
ね、あおいちゃん。 お洋服、買いに行こう。 あおいちゃんに似合うもの、いっぱいあるよ。 お金は……私がなんとかするから。 ちょっとくらい蓄えあるし、大丈夫。
それに、美味しいものを食べに行こう。 死神の人……スージーさんとでもいい。 翔也くんや、シュンタロさんとでもいい。
本を読みに行くのも、いいと思うな。 そうだ、『あおい』っていうお花があるんだ。 花屋さんにも、行ってみない?
(282) pepaki 2018/05/30(Wed) 00時頃
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|
あっちではサイキックとか使えないかもしれないから、命の奪い合いはできないかもしれないけど。 他にも、色んな事ができると思うんだ。
……ね。 あおいちゃんは、どこに行ってみたい?
[人が立ち直るなんて、思った以上に簡単だ。 他人から見れば、それは一瞬でしかないのだろう。 だけど、その一歩が難しいことを。 一度死んだ人間なら、理解できると思うから。]
(283) pepaki 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[手を握って、まずはそれから。]
お友達、だね。
[この子が、こういってくれたなら。 私もきっと、勇気が湧いてくる。
すばらしきこのせかいに戻る、勇気が。*]
(284) pepaki 2018/05/30(Wed) 00時頃
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命を奪い。命を食らって、生きて居る。
[それは何時か、お寺の門前で見た言葉。 アレはまだ自分が中学くらいの時だったかな。 見た言葉は怖くて、受け入れ難くて、ショックだったのを覚えてる。]
(285) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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[スージーが胸を突いて、手を寄せて、頬を寄せてくれるけれど…… それを振り解きはしないけれど。]
…………。
[紡ぐ言葉は無くて。 肯定も否定も、口からは出て来なかった。]
(286) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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[あおいちゃんが自分の言葉を話してくれて。 スケッチブックに字を書いた。 それを見て、スージーはどうしただろう? あおいちゃんの元に行くなら止めないけれど……]
スージー。
俺は、あおいちゃんの”友達”になろうとしたことは、一度も無かった。
俺にとってあおいちゃんは”子ども”だったから。 庇護するべき対象で、間違った事をしたなら叱ってあげる必要があると思った。 俺はそれが間違っているとは、今もまだ思わない。
(287) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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|
ただ”俺”と”死神”と。 生きる世界の常識が違うから、語るべき言葉も違うだけだと思う。 理解し合えないなら、仕方の無い事だと思う。 俺は何も、全員の言葉を理解して、物分かりの良い大人のふりをするのが、良い生き方だとは、思わないから。 合わない人は、合わないままで、干渉せずに存在し続けて行けば良いと思う。
[だから自分は、あおいちゃんにはこれ以上干渉しないけれど……]
(288) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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|
スージー。
一度だけ聞くよ。
人間になって欲しい。
俺と同じ世界を、生きて欲しい。
俺は君と同じ世界を生きたい。
[それでも敢えて、触れたいと思った人に。 真面目な顔で、願いを告げた。*]
(289) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
|
|
――…。
[弱い、なんて思ったことはない。 少なくとも、俺ができなかったことを 良し悪しはともかく、 彼女はずっとやってきたわけで。]
……、悪かったよ。
[とはいえ、彼女を無意識のうちに 守らなければと思い込んでいたのも、 それで気づかぬうちに、 彼女の誇りを傷つけていたのも 情けないが、どうしようもない事実で。]
だっせぇな、俺。
[恰好がつかないな、と、ぽりぽり頭を掻いて反省顔。]
(290) yuno 2018/05/30(Wed) 01時頃
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[彼女に歩み寄る幼馴染の背後にそっと立って]
…これ、やるよ。
[そう言って差し出したのは、 あのとき庭園で拾った一輪の葵の花。]
先に言っとくけど、 俺、女の子じゃねーし 前に言った通りでかいし怖いけど。 それでもさ、碧衣と友達になりたいと思ってる。 黒牧のおっさんとは約束があるけど。 それを抜きにしても、そう思ってるよ。
(291) yuno 2018/05/30(Wed) 01時頃
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|
できること、か…。 マブスラ以外だとそうだな…、 碧衣はバイク、乗ったことあるか? それからバスケとダーツも教えられるか。
[指折り数えつつ]
あと、そうだな…。 好きな色はあるか? あの色鉛筆、碧衣が何色が好きか わからなかったから色多めの奴を選んだんだ。
[幼馴染が、そっと少女の手を握る>>284 その反対側の手を取って] そういうのからでも、 これからたくさん教えてもらえたら嬉しいぜ。
[にっ、と屈託なく笑う。]*
(292) yuno 2018/05/30(Wed) 01時頃
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[そこは、“二度目”の舞台でした。]
(293) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 01時頃
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[きっと、その人は笑っていたんだと思います。>>260 いつも通り、ジリヤもそれに微笑み返して 多分、何か囁いた気がします。
何を言ったのかは、忘れてしまいましたが。]
(294) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 01時頃
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―1st day:スクランブル交差点―
熱心なカエルさんですわね。
[はぁ、とため息を吐いたジリヤは、 愛用のトカレフの銃弾をその鼻っ柱に撃ち込みます。
銃弾を撃ち込んでなお ぴんぴんした様子のカエルに驚くことはありません。 何せ、二度目の経験なのですから。
くる、と黒いスカートを翻し、雑踏の中を駆けます。 届いたメールを見るのもそこそこに、 少女は何かを――いえ、誰かを探しておりました。]
(295) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 01時頃
|
|
[二度目であることは覚えています。 “協力者”との約束や、白と黒の青年たちのことも。
ただ、それを持ちかけた相手が誰だったのか。 そもそも、前回のゲームで 自分が何故戦っていたのか、何故脱落したのか。
隣にいたはずの“誰か”の顔が、その存在が ジリヤの記憶からは抜け落ちておりました。]
(296) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 01時頃
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|
カエルさん、貴方は存じ上げない?
[ギィギィと耳障りな鳴き声を上げる カエルを最後の鉛玉で怯ませて、 けれども、ジリヤは笑っておりました。
何故でしょう。不思議と不安はありません。]
(297) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 01時頃
|
|
[銃を投げ捨てて、また駆け出そうとして。
背後から聞こえた足音>>278に、 蒼空は、にっこりと笑いました。
王子様は、少し遅れる位が丁度いいのです。]
とっても素敵なお誘いね。 エスコートをお願いしてもよろしくて?
[彼女の顔に見覚えはありません。 けれども、ジリヤは躊躇いなくその手を取りました。]
(298) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 01時頃
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……不思議ね。 わたくしも、貴女となら なんだって出来る気がしますわ。
[さて、三度目の出会いから始めましょう。**]
(299) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 01時頃
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|
[抵抗を見せない彼の胸に頭を預けながら>>286 スケッチブックに描かれた文字を眺め女は微笑む。>>@40>>@41
あぁ、彼女はもう大丈夫だろう。 自分の進むべき道を選べたのだから。]
確かに彼女は本来庇護されるべき子供よ。 だけど、それと同時に自分の意思を持つひとりのレディなの。
[そして、死神でもある。 だからUGのルールに従って生きる分には正そうと思わない。 その上で、彼が言うRGの常識も理解をした上で。]
…えぇ、そうね。あなたはそれでいいわ。 それだけ聞ければ充分だから、だから…ありがとう。
[世界を生きる上で、 必ずしも互いを肯定しあう必要はない。 否定をせず、そっとしてもらえれば救われるものだってある。]
(@42) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 01時半頃
|
|
[となれば打ち上げ会改め親睦会の段取りでも考えようかと思った時。 思わぬ…いえ、本当はいつかくるだろうと思った言葉で現実に引き戻される。>>289]
(あぁ、ここらが潮時でしょうね…)
[今後も彼と付き合い続けるのなら、いつかは伝えねばならないと思っていただろう。
何かのきっかけでばれてしまうから。 いつまでも欺き通せるものではないから。]
(@43) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 01時半頃
|
|
[そっと彼から体をはなして向き直り。]
…シュンタロ、あなたの気持ちは嬉しいわ。 だけどね…私、ひとつ隠していた事があるの。
[爪先立ちをしながら、内緒話をするように彼の耳へ口を寄せて。]
(@44) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
だからずっと… エントリー料を取り戻す為だけに生きてきたの。
私が死神であり続けた理由はそれだけ。
[彼とは違うもうひとペアの方へ目を向ける。 もし私がここで人間になる事を選択すればエントリー料の返却はなかった話になるでしょう。
そして、人間になったところで…現代医療を持ってしても戻ってこない事もわかっている。]
(@45) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
私からの問いかけはひとつ。
一時の感情だけではなく、一生の話として。 あなたはそんな女の生涯を面倒見切れると約束できる?
以前言ったように、シュンタロと一緒なら楽しめそうって言葉に嘘はないわ。 だけどそれは、あなたに見捨てられれば終わってしまうお話だから。
だから…
[声が震えているのは気のせいだろうか。 それでも伝えなければならない。]
(@46) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
無理だというなら、私は人間になんてなりたくないわ。 私の為に願いを使おうなんて考えないで。
[初めて彼に向けたであろう拒絶。 だってそうだ、希望の後に控える絶望の味は誰よりも知っているのだから。*]
(@47) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
[自分は黙って、小さな少女……男口調の彼女の話を聞いていた。
『この世界が誰かにとっての 素晴らしい世界になれるように 考えてみてほしいし、 そんなふうに生きてもらえたらと思う。』
相談……取引という事で、2.5pt分の価値があるバッジを差し出したその少女が言ったのはそんな事。>>198>>199
……自分は、受け取ろうと思えなかった。 だって、消滅するつもりだったから。 橘がそれを受け取ろうというのであれば 彼女だけで使ってくれればいい。 自分は必要ない、使い道がないから。]
(300) ツナ 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
[だから橘がこちらを一瞥した後 少女に向けてかける言葉もただ聞き流すようになるはずだった。 なのに、"時音にとっても"なんて聞こえてきたから>>222 最後に冗談を混ぜながら、まるで生きろとでも言いたげに語りかけてくるから>>224>>225>>226>>227 目を見開いて、つい彼女に顔を向けてしまう。
書店員と客、自分達はそれだけの関係だったはず。 それでどうして、他人の自分を気にかける? 消滅を望むなら止めないと言ったのは ただ持ち点が足らなくて選ばせようがなかったから? 生き返りへと心変わりさせようとするのは 想定外の加点によって必要な分が足りたから?]
(301) ツナ 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
[そうなら、もしそうだというなら だって、生き返った後に 人の為に出来る何かが思いつかないから 死神となって誰かを殺して生きるのが嫌だから 消滅を選んだというのに、なんと勝手な!]
(302) ツナ 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
[そう、思うのに
君の言葉は無責任だ。 ただの綺麗事だ。
そう言って突き放す事も 俺にはとても、出来なかったから]
(303) ツナ 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
[正直、カップルのあいだに入るのはかなり気が引ける>>289>>@47]
……あー…お二人さん、ちょっといいか?
[そっと片手を挙げながら二人に声をかけて。]
ごめんな、スージー。 さっきの話なんだけど、今からあんたが人間になると 死神としてのあんたとの取引が成立しなくなる。
此方としては、やっぱりさっきの取引は成立させたい。 だから、二人には条件というか頼みたいことがある。
(304) yuno 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
俊太郎の願いである 「スージーが人間になる」というのを 「今ここにいる参加者が再参加する 全てのゲームが終了した後」 ということにしてもらえないか? それなら此方のスージーとの取引条件が成立する。
[どうだ?と二人の顔を交互に見ながら確認する。]*
(305) yuno 2018/05/30(Wed) 02時頃
|
|
君の歌が気にならない訳じゃない でも、それだけじゃ考えは変えられない ……さっきも言ったけど ここで俺が生きる理由は、君だ もし生き返ったとしてもきっと変わらない 家族が全員いなくなったら、橘だけになる 何かをしてあげたい人は、君だけも同然なんだ
だから、俺に生き返りを望んでくれと言うなら 君の為に、君の幸せの為に生きさせてくれ 手伝ってあげる、じゃなくて 俺に生きる価値と理由を与えてくれ
[出来るだけ淡々と、しかし決して軽くはない 生き返りを望む代わりの"条件"を告げた。 望ませるのであれば、それら全てを誓えるかと。]
(306) ツナ 2018/05/30(Wed) 02時頃
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|
……。
[ぎゅ、と幼馴染の身体を抱き寄せれば]
…どうもエントリー料に、 見栄も意地も気持ちを抑えるあれそれも 全部、持っていかれたみたいでな。
[本音半分、誤魔化しが半分。]
この姿になってから、どうにも 怒ったり泣いたり忙しくて敵わない。
まあ、そのぶんこんなふうに素直に 気持ちを言えるのは今の内かもしれないんで あっちに戻る前に言っとく。
(307) yuno 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[小さなレディと言われれば苦笑して。 死神の矜持とか言われても理解出来ないけど、それなら分かる。]
ああ、確かに。 女の子って小さくても女の子だよね。 正直俺より妹の方がずっとしっかりしてるもん。
それは……悪い事をしたな。
[出会った時から困ってて。 言葉遣いもたどたどしくて。 涙を見たりしたからだろうか。 本当に、小さな子どもにしか、見えて無かったんだなと微笑んで。圭や翔也が話しかけるのを、遠巻きに見ていた。]
(308) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[隠していた事と言われ、耳元に唇が寄せられれば頬が染まるのはもう仕方無くて。 けれど囁かれた言葉に、目が見開いて時が止まった気がした。]
え?
…………だって、苺大福…………
[言葉に、ならなくて。 思わずまじまじとスージーを見詰めて。 言われた言葉を飲み込むのに、どうしても、だって、それなら、スージーは…… ずっと味のしない物を食べて、食べて……]
(309) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[それは、どんな絶望だろう。どんな苦しみだろう。 俺にはきっと、分からなくて。 だってスージーは、食べるのが本当に好きみたいに見えた。 美味しそうに食べてた。 チェリーパイ。何時か一緒に食べてみたいって……思ってた。
さっき人を食べた話をしてたけど。 8年生きて来たって言ってたけど。
どんな気持ちで生きて来たのか、想像も出来なくて。 すぐに気の利いた言葉を言えれば良いのに、口に出せない。]
(310) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[問いかけには、すぐには答えは出さなかった。 一時の感情じゃ無くて。 同情や、憐みじゃ無くて。 どう……思うか、考えて……]
あのね、スージー。 あなたはとても優しい人だと思う。
何時も俺の背中を押してくれたね。 信じてるって、泣いちゃうからって。 くれた言葉、嬉しかった。
俺は……俺の願いは……
[それを言うのは勇気がいったけれど。 必要な事だと思ったから。 あおいちゃんとは違う。俺の目にはスージーは一人の素敵なレディにしか、見えなかったから。]
(311) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[言葉を紡ごうとしたら、翔也に声をかけられて…… 気負ってたから、びっくりした。]
え?なに??翔也?
[持ち出された条件を聞いて、目を瞬いて。 苦笑した。
スージーを見やって、彼女の判断に任せるだろう。*]
(312) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[エントリー料に関係しているか。 ……してる、といえば、してると思う。 いや、間違いなく、原因だ。
小さな幼馴染に抱き寄せられて。 涙を、溜める。]
(313) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時頃
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[幼馴染と交わした約束は、絶対に覚えておく。>>-517 そして、勇気を出す。
家に行ってやるから、なんて。 実家だと親もいるから大変だし。 大学近くの借り部屋では、知らないだろうし。 なんて、同じように笑って。
一瞬の口づけに、呆然として。 もう一度、微笑んだ。]
(314) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時頃
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[こうなる事はわかりきっていた。 特に彼は優しい人なのだから。
困惑する様子の彼を見つめ女は思う。>>309
だからこそ、一生をかけられないというならその優しさを受けるべき他の人を探して欲しい。 彼自身の為にこそ願いを使って欲しい。 元よりこの7日間は私にとってすぎた幸せだったのだから。
それ以上を望む事はしない。 幸せの向こう側、絶望なんていらない。]
(@48) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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― After days ―
[交通事故を受けたものの、奇跡的に体にはなんともなく。 他に被害者が現れることもなく。
そもそも事故と呼べるようなものが起こらなかった世界。 死人も怪我もないから、そもそも大事にすらならなかった。 拍子抜けするような復活だけど、確かに全てが戻っている。
そう、全てが。]
(315) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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― 今この時、あの日の場所 ―
[時間がかかった。 朝起きて、でかけるのにまず、たっぷり数時間。 準備をしていたわけではない。 子供のように、でかけたくないと布団にくるまっていた。
だって、もし彼が来なかったらどうするんですか。 もし他の人に見られてなにか言われたりしたら、ちゃんと自分は言い返せると言えますか。 いやにネガティブな感情が、自分を襲っていた。]
(316) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[だからきっと、ここでお別れ。 そう覚悟を決め彼の言葉を待つ。>>311]
お願いは…?
[もう、前置きなんていらないの。 ここで優しくされたって、後が辛いだけ。
あぁ、それでも 願いの内容が何であれ、その先に待つものが 彼にとって今後を素敵にするものでありますように――]
(@49) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[そう、自分にとって生き返ることではなく。 生き返ったあとの方が、試練だった。
だから、あの時に約束したんだ。 自分でも、そんな気がしていたから。
ようやく出かける頃には、ずいぶん時間が経って。 公園につくまでも、進んでは、不安になって戻って。 少し進んでは、逃げ出したくなって下がって。
……端から見ていると不審者だ、と思う。]
(317) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[そんな葛藤を抱えつつも、たどり着いたのだ。 だからだれか、褒めて欲しい。 とは言え、人に見える場所で待つことができなくて。 また、入り口近くをうろうろと。 次には少し離れた場所でうろうろと。
他人を気にするように、避けるように。 ずっとその辺りをうろついていた。]
(318) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[―なんて感傷をぶち壊すような声が聞こえた。>>304]
…えぇ、当然わかってるわ。 こちらとしても無償で叶えてもらえるなんて思ってないもの。
[話を聞けば、先程交わした取引に関する内容だ。 当然の反応だろう。 だってあれは私が死神であるからこそ成立する前提だから。 想定内の事にすぎない。]
(@50) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[結局、観念したように。 座り込んだのは、いつかのブランコ。>>2:70
ブランコを揺らすでもなく。 雨も降っていないけど、俯いて。
帰ってしまおうか。 そんな風に思う心を、押し殺して。 静かに、その時を、待とう。*]
(319) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[けれど、その後に続く話を予想する事はできただろうか。>>305 いえ、できないからこうしてぽかんと口を開け茫然としているのだろう。
人間になるタイミングをずらす事で味覚を取り戻す事ができる? 慌てて彼に顔を向ければ同じように驚いた様子で。>>312
でも、後の苦笑する様子から恐らく考えている同じなんだろうと行き着いて。 …どうやら決定権は私にあるようだ。]
(@51) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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もちろん、私はそれでも構わないわ。
あぁ、それと取引とは別だけどMs,碧衣… いえ、碧衣と遠出をするなら声はかけなさいよ。
…お弁当位は用意してあげるから。
[味覚を取り戻すという事は自分の作った料理を振る舞う機会を得るという事でもある。 それを友人に与えたいと思うのはきっと、自然な事じゃないかしら?*]
(@52) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[翔也の申し出を受けるスージーを見詰めて。 話しが一段落したら、静かに、声をかけた。]
スージー。
……俺はさ。あなたの味覚を、取り戻したいと思った。
もしもあなたが、人間に戻っても良いと思う日が来たら…… 取引が、終わったらね。
その時には、ちゃんと言えるようになっておくよ。
(320) Lao 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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一生、ってね。
[恰好付かないねって、苦笑して。 またね。と、笑うだろう。**]
(321) Lao 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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― 願いの時 ―
[さて、持ちかけられた約束。>>305 それと同時に、もう一つの願い。 私の願いも決めておかなければならない。
ただ、これ以上に望むものはない。 逆に言うなら、望むには願い事1つは少ない。 今、この場所にいる人達全てが救われるような願いなんて、もうないんだということを知っている。 だから。]
(322) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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私の願いも、使いますね。 コンポーザーさん。 『ここにいる全員と交わした約束を、相手の気持ちに真摯に答える形で、果たしてください』。
……あなたが、ルールを破る人ではないと思いますが。 ルールの隙間を突くようなことをされないように。 こちら側の最大限の自衛だと思ってください。
……ね、自分のためでしょう?
[取引する以上、自分たちもそれに対して全力でなくてはいけないだろう。>>@52 それに最参加者達への約束も、破らせたくない。 なにより。]
(323) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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……事故とか、ほんとお願いします。 何事もないように、誰も怪我しないように。
[自分の約束も取り付けなくてはいけないから。 へそを曲げられないように、打つべき手は打っておく。]
(324) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[……さて、幼馴染の願いも、決まってはいる。 だけど、幼馴染に1つだけ注文はいれておこう。]
私にも、UGの景色が見えるように。 1pt、私に回してね。
私も、あおいちゃんの友達になりたいから。 同じ景色は、見れるようにならないと。
[それがコンポーザーの言うように、多くのストレスを抱え込むことになるかもしれないけれど。>>217]
(325) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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エントリー料を取り返すことで、あおいちゃんが酷い目にあうかもしれないのなら。 それを守るのも、私達の責任だから。
[絶対に逃げはしない。 ここだけは、逃げてはいけない。
あの人の願いがどうかは知らないけど。 あおいちゃんは、願ってくれたんだから。*]
(326) pepaki 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[こちらを呼ぶ声に反応し顔をあげれば。>>320 そんな事をすれば人間になれないのに、共に歩めないとわかっているのに。
それでも貴重な願いを使いたいと思ったなんて言われたら どんな顔をすればいいっていうの?]
……ほんっと、あなたみたいな人…初めてだわ。
[勝手に溢れてくる涙を隠すように両手で顔を覆って。 でも、声の調子や震える肩はごまかせなかったかもしれない。]
(@53) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 04時頃
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…えぇ、待ってる。 だからシュンタロも、それまで待っていてちょうだい。
[するべき顔はわからない。 けれど、一生と言われれば、返事は決まっていた。>>321**]
(@54) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 04時頃
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― NEW GAME ―
はぁい、御機嫌よう!
[味覚を取り戻してからというもの、女は実に機嫌が良かった。 ようやく世界に希望の光が戻ったのだ。
あの後無事にエントリー料の返還をしてもらい、 帰り道に買った苺大福の味に感涙したり。 死神女子会(無論主催は女である)で優雅なティータイムを堪能したり。 以前おすすめされたおいしいお店巡りをしたり。
それはもう、食というものを楽しんでいる。]
(@55) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 04時半頃
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[そしてもうひとつ。 以前まではできなかった事に挑戦する楽しみを見出していた。]
はい、今日のサブミッションね。 このチェリーパイを食べてくれたらバッジを2つあげるわ。
[それはお手製の料理。 ある日はパイ、またある日はパウンドケーキと配る物に違いはあるがそれらは全て女の手作りである。 味見ができるようになった事で人様に出せる物を作れるようになったのだ。
これも全ては味覚を取り戻したおかげ。 あの少女…いえ、翔也たちのおかげだろう。**]
(@56) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 04時半頃
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言い方が悪かったな。 私を生きる理由にするのは構わない。
さっきも言ったが、生きる理由も価値も 結局見出せるのは自分だけだからな。 それでも、私はお前の存在を認めて、 お前のことを必要としている…… そう言いたかったんだ。
[たしかに私の言ったことは無責任かもしれないけれど]
(327) ibumasa 2018/05/30(Wed) 06時頃
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[ワガママでまだ碌に喋れなかった少女が 唯一覚えている棄てられる前の記憶。
決して私を大切にしてくれなかった両親と 優しかった時音お兄ちゃん。 けれど、少女にうつるお兄ちゃんの笑顔は いつも歪んだものだった。
私は新しい家で音楽と出会った。 そうして生きる価値を見出した。 今度は、私がお兄ちゃんを______**]
(328) ibumasa 2018/05/30(Wed) 06時半頃
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[いや、邪魔して悪いとは思っているとも>>312>>@50 馬に蹴られたらどうしてくれようか。
やがて、スージーが答えを紡ぐのを聞けば>>@52]
サンキュ、こっちとしても助かるよ。
[あの炎の青年たちとニーナ、ジリヤ、それとマユミ達。 彼女の助けを得ることができれば、彼らが勝ち残る 可能性だって上がるだろう。
直接、助けられることができない俺たちが、 彼らに出来得るのはこのくらいだ。 多少もどかしくはあるけれど、 あとは、自分たちで運命を切り開いていくしかない。]
(329) yuno 2018/05/30(Wed) 09時頃
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――ああ、わかった。 そのときはよろしく頼むよ。 あんたのおすすめ、期待してる。
[お弁当位は用意してあげる>>@52 そんな言葉に笑って頷いた。]
あ、そうだ。 スージーが生き返ったら ちゃんとエスコートしてやれよな!
[馬に蹴られついでに、 俊太郎にそんな言葉をかけて。 取引の成立を幼馴染に報告しに行った。]*
(330) yuno 2018/05/30(Wed) 09時頃
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[さて、そろそろ時間もいいところだろう。 次のゲームに向かおうとする者たちも 徐々に出始めている頃だし。]
俺の願いは、願いの対価4pt分を使って 碧衣とスージーのエントリー料の返却と、 俺と圭にUGの景色が見えるようにしてほしい。 あぁ、スージーについては 「今ここにいる参加者が再参加する 全てのゲームが終了した後」>>305 これで、4pt分になるだろう?
碧衣と友達になるって約束したからな。 守るとも。 むしろ俺のダチに手を出したらどうなるか 思い知らせてやるさ。
[ふん、と、さも当然と言わんばかりに。]
(331) yuno 2018/05/30(Wed) 09時頃
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ああ、そうだ。 もう一つついでで。
これは出来たらで構わねぇんだが、 あっちに戻る時間はこっちで指定できるか?
[尤もこのあたりは希望が通らなくても 構わないが、念のため。]
(332) yuno 2018/05/30(Wed) 09時頃
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― After days ―
[もし、コンポーザーに出していた希望が通ったならば、 幼馴染と再会するより前の時間に戻ることができただろう。
再会するその日までにやることはそれなりにあった。 グループを解散させることを周囲に知らせて、 それまで俺についてきた奴らの身の振り方を世話して。
いろいろと言われることもあったし、 時に此方が頭を下げなければならないこともあった。 振られた拳については甘んじて受け止めた。
――あいつと会うまでに、 あいつに話せないようなことは 全部やめようと誓ったから。 俺を信じて話してくれると、 そう言ってくれた、あいつに会いに行くとき、 多少なりとも胸を張れる自分でいたい、とも。]
(333) yuno 2018/05/30(Wed) 09時頃
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[ーーそうして、約束の日。>>319
向かう先は迷わなかった。 そこに行けば会えると、妙に確信めいた気持ちがあった。
UGにいたときより、 ずっと大きな歩幅で公園を歩く。 何人かこちらにちら、と 視線を送る奴らがいたが気にしない。 見ているだけで何もできない奴らの視線に こちらが怯む理由なんてない。 それよりも、今は。]
(334) yuno 2018/05/30(Wed) 09時頃
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……よぉ。久しぶり。
[ここに来てくれた、約束に応えてくれた 彼女の勇気に報いよう。 そして取り戻そう。 俺達の、日常を。]**
(335) yuno 2018/05/30(Wed) 09時頃
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[ ……さて、質疑は粗方終わり、希望も固まった頃か。 告げられる希望に、ただ頷いたり、不満げに返事をすることはあれど、 ルールの範疇の希望は、決して否定することはなく。
玉座の上の仮面の男は、その素顔を晒さないまま、 審判を終えようとするだろう。
あるいは、怒りに任せて出題した遺体の場所当てゲームに、 質問を投げかけた者は、まだいただろうか?*]
(336) myu-la 2018/05/30(Wed) 14時頃
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|
[またね。と、スージーに再会の言葉を口にして別れてから…… パートナーであるワレンチナの元に歩み寄る。]
ワレンチナ。
今までありがと。 俺はすげー困った相方だったと思うけど…… それでもアンタが、俺のパートナーで、良かった。
アンタの事は、忘れないよ。
[少し悩んで、言葉を探しあぐねて。]
(337) Lao 2018/05/30(Wed) 19時頃
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|
……大切なものは、返してもらわねーの?
[それだけ、問いかけた。 このゲームにどこか投げやりだったこの人が、大切なものを取り返す姿を見たいと思ったのは、己のエゴだろう。 でもそれは、確かに自分が頑張る動機の一つだったから。*]
(338) Lao 2018/05/30(Wed) 19時頃
|
|
[それから。ワレンチナが船馬さんをぶんなぐる姿は見られただろうか? 自分の願い事を言うにあたって、圭の願い事>>323を聞いて、考え込む。 翔也との約束>>305も、スージーの答え>>@54も聞いていたけれど……]
船馬さん。俺の願い事はね。 『俺とスージーの”お互いの”準備が出来たら、スージーを死神から人間に戻して欲しい。』に、なるかな。
もしかしたら何年も先になるかもしれないけど…… 少しだけ待ってくれると嬉しい。
[人の生き死にが些細な事だという船馬ならば、数年等些細な誤差だろうと、思った自分は、本気で死神と人間の感覚差が分かって居なかった。*]
(339) Lao 2018/05/30(Wed) 19時頃
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|
──ANOTHER GAME──
御機嫌よう、スージー!
……今日はパイ? まさか、死んでからこんな おいしいものにありつけるなんて 想像したこともなかったなあ
──あ、おいしい
[ 少し、呆れたような口ぶりで、 ニーナは差し出された菓子>>@56に手を伸ばした。
ひょいと指先で摘んだ一切れ。 その鋭角たる先端を一口齧って、 満足げに笑っているのが、ニーナ。]
(340) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
|
|
……あのさあ本当に 7日目には毒りんごを使ったアップルパイ ──なんてこと、ないんだよね
[ 吐き出す言葉の割に、躊躇なくそれを呑み込んで、 ニーナは丁寧に両手を合わせた。ごちそうさま。
唇の端についた欠片をぺろりと舐め取って、 「 君って本当に料理がうまいね 」と、 感心した声を上げた。ニーナは単純なのだ。
バッジを受け取れば、本ミッションへ。 些細なことでバッジをもらうことへの 罪悪感を抱くほど、人が良いわけでもない。]
(341) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
|
|
[ その向日葵みたいな金髪の死神を見かけたら、 積極的に話しかけるようにしていた。
どういうわけだか知らないが、 やたらと食べ物を恵んでくれた上、 バッジまでくれる死神だなんてそういまい。
……警戒心はないのかって? パートナーのお墨付きでもあったもんだから!]
(342) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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|
……それにしたって、 死神って、こういうものなの?
君の言う”前回のゲーム”でも、 こうやってお菓子を食べて歩いたりした?
[ 口に残るシロップ漬けのチェリーの甘味。 それを舌で感じながら、ニーナは首を傾いだ。
──ニーナのパートナーは ゲームに参加するのがはじめてではないと言う。
あんまり手慣れた風に”サイキック”とやらを操り、 ”ノイズ”と呼ばれる化物を撃ち抜いてくもんだから、 一体何故にと問うたとき、ジリヤは言った。
ゲームに参加するのが一度目じゃないこと。]
(343) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
|
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[ ふうん、リベンジなんて在り得るんだ。 ニーナはそんなことをしみじみと言った。 少しだけ、安心しそうになったけれど、 どうもそれは特別な措置のようだし、 そもそも、こんなゲームをもう1周だなんて! なんとしたって、ご勘弁願いたい。
──ハサミを振りかざすノイズを、 刃で貫きながら、ニーナはふと思った。 スージーの元を去ったときのことである。
( ところで、この海老型のノイズであるが、 伊勢海老に見えて腹が減って仕方がない )]
(344) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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|
──そういえば、君の前回のパートナーは?
[ ────死んだ、とか、
言われたらどうしよう、って、 問いかけてから、ニーナは気付いた!
いいや、一蓮托生と言うのであれば、 彼女が生きている以上、それはないはずで。
ニーナはただ、静かに それが触れてはならない禁忌でないことを祈った。
なんせその質問に深い意図はなく、 ただ、少し悔しかっただけだ。
ニーナはいつだってジリヤの”いちばん”になれない!]
(345) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
|
|
── 3年後 ──
[生き返った自分は、大学を卒業して小学校の教師になった。 教師生活2年目の今年も、まだまだ慣れない事だらけだけれど。
別にイケメンでも運動神経抜群でも無い自分だけれど、小学生とは仲良くやってる。 保護者からは、頼りないと思われてるみたいだけど、そこは今後の課題ってヤツだ。
あの時経験した出来事は、まるで夢だったんじゃないかと、時々ふとそう思う。 命のやり取りだとか、殺す殺さないだとか。 でも自分は誰に何と言われても守り抜きたい物があった。 分かって居ないと、非難されても。 全力で否定して、拒絶されても。 自分にとっては生きる死ぬより大切だった、守り抜きたかった日常の延長に、俺は今、立って居る。]
(346) Lao 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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[ふと空を見上げれば、澄み渡る青い空。 流れる雲に、笑みを浮かべて。 懐かしく……思い出して。
胸がざわついて、泣きたくなるのは何故だろうか。 思い出す度に、胸が締め付けられるのは。
子ども達の呼ぶ声に、返事して、踵を返した。**]
(347) Lao 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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|
[ 些細な問いかけの直後、ニーナは前を向いた。 東エリアの片隅に、懐かしい建物を見付けて からりと話題を変えるように、明るい声を上げる。]
──あ。ジリヤ、ご覧 あれが、バナナストア!
いけ好かないマブスラー…… イエローマン、って言うんだけど とにかく、本当に頭も格好も真っ黄色なんだ! そういう奴が、ふんぞり返っていてね──、
[ 彼の天下は終わっただって? そんなこと、ニーナの知る由もない。
マブスラっていうからには、 ミッションの指すのはここのはずだって、 パートナーの腕を引いた、何日目かの出来事。*]
(348) nabe 2018/05/30(Wed) 19時半頃
|
|
― After days/戻るべき過去へ ―
[翔也との約束を全て果たし、月日も経ったある日の事。
下級死神である女はコンポーザー直々に呼び出された。 何事かと思えば、ようやく人間に戻る時がきたらしい。
とはいえ女は本来8年…いや、もう11年前か。 過去に死んだ人間なのであの頃に戻って再スタートという事になるのだろうか。
そこから11年越しの告白を待つ…なんとも気の長い話ではある。]
(@57) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
|
|
[けど、濡羽色の… いいえ、圭の計らいで最低限の記憶を保持したまま戻る事はできただろう。>>323
自分がどうやって亡くなったのか、最期は憶えている。 あの運命がどう変わるのか、どこから分岐するのか疑問でもあるが…まぁあれより悪くはならないのだろう。
何より、味覚を持った状態で。 待っていてくれる人がいる状態で。 もう一度人生をやり直せるのだから後はどうにだってしてみせる。
それ位の気持ちはあった。]
(@58) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
|
|
[そして意識は暗転し
目覚めてみれば見慣れない天井が目に入る。]
(@59) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
|
|
[結論から言えば
売り飛ばされた事、その後ママが死んだ事は覆らなかった。 けれど私は辛うじて買い主の目を盗み逃走、その後保護され施設に入れられたらしい。
運命が変わったとしても再び家族を失う事ばかりは避けられなかったようだ。 叶えられた望みは味覚を取り戻す事。 そして、あくまで“私が”人間として生き返る事のみなのだから。
だから私はこの事実を背負って生きていくしかない。]
(@60) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
|
|
― After days/そして時は巡り ―
[――マルグリート お菓子の家に迷い込んだ少女、グレーテルの別名。
その名を持つ洋菓子店に女はいた。 常連客の少女ではなく、看板娘である大人の女性として。
何故女が洋菓子店に勤める事を選んだか、理由は2つ。 1つはかつてお世話になったお店だった事。
そしてもう1つ。 それはママのようなおいしいパイを作ってみたかったから。 たくさんの人に、自分の作るお菓子で食の時間を楽しんで欲しかったからだ。
人に振る舞い満たす事もまた、 美食家として在り方の1つじゃないかしら?*]
(@61) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
|
|
― NEW GAME/麗しの妹様たちと ―
口にあうようならよかったわ。 安心してちょうだい、私は死神であっても悪い魔女じゃないから。
ちゃんと、約束は守るわ。
[目の前の妹様がパイを頬張る様子を嬉しそうに眺めながら女は笑う。>>340>>341 何故女がバッジを渡すのか、ニーナは憶えてない様子だったが約束は約束だ。 あの時の参加者全員が参加する全てのゲームが終わるまでこの行為は続けられる。
…そしてこれは取引外の内容ではあるが、 彼女たちを生き残らせる為、裏で消えた顔も知らない参加者はいたのかもしれない。
理由も単純で、ゲーム勝者の枠に限りがある事。 彼の願いが叶うまで、寿命を確保する必要があったからだ。 その模様は…ここでは重要な事でもないので置いておきましょう。]
(@62) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 21時半頃
|
|
── マルグリード ──
[自分は”死神の目”なんて貰わなかったから。 ゲームが終わってから、死神にお目にかかる事は無かった。 ゲームの最中に、立ち寄る事の出来た店は、敢えて避けていた自覚はある。
会ったら────…… ワガママを言ってしまいそうで。
その日、マルグリードに立ち寄ったのは、普段和菓子を中心に食べて居る自分だけれど、チェリーパイを、食べて見たくなったから。 そこに立ち寄る前に寄った店で、買った紙袋をぶら下げて、美味しいと評判の洋菓子店にふらりと入って……固まった。]
(349) Lao 2018/05/30(Wed) 22時頃
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え?
……スージー?
[だって自分はスージーが11年前に生き返ってるなんて知らないから。 一体何が起こって居るかなんて理解出来なくて。 豪奢な金色の髪は彼女の物で、大きな零れ落ちそうな目元も何度も思い出した物だけれど…… 年を重ねた落ち着きのような物はあった、あったけど、自分が彼女を見間違えるとも思えなくて。]
(350) Lao 2018/05/30(Wed) 22時頃
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え?なんで??
えっ?あの、本物??
[3年と言うには月日を重ねて見える姿に。 彼女が死神なのか人間なのかも分からないまま、挙動不審な姿を晒してしまった。*]
(351) Lao 2018/05/30(Wed) 22時頃
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うぅう……うぇ……えぇっ……、う、ひっく……。
[嗚咽を収めることができず、ただ頷くだけだった。 >>282>>283>>284>>290>>291>>292わたしに対する、全ての言葉に。 今は何も返すことができない。 ただ、渡された葵の花を握り締めて――
わたしをわたしとして見てくれる、大切な何かと巡り会えた。 これが嘘じゃないのなら。 明日からも、続いていくのなら……。]
(@63) myu-ra 2018/05/30(Wed) 22時頃
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[わたしはこれからも死神として生きていく。 先生のいない世界で、生きていく。 先生から貰った言葉を取り戻して、生きていく。
時々はRGに顔を出して。 お洒落をしたり、美味しいものを食べたり。 マブスラをしたり、知らない遊びを教えてもらったり。 勉強をしたり、叱られたり、泣いたり、笑ったり。
お人形さんとは違った生き方が、続いていくのなら。
今回、出会えたすべてのひとたちに。 もし、また何かの機会で、巡り会えたのなら――]
(@64) myu-ra 2018/05/30(Wed) 22時頃
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ありがとう ございました。
[――正しく紡ぐことができた言葉で、感謝を。*]
(@65) myu-ra 2018/05/30(Wed) 22時頃
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[小さな少女が叫んだ>>@33
その言葉に目を細める。 エントリー料が戻っていたなら、口元には笑みが浮かんだだろう。 それが彼女の選択ならそれで良いと思った。 余りにも、周りが過保護だから―― 何にせよ自分で選んだ方が良いと、ただそう、言っただけだ。]
見事なお嬢さんですね。
[ゲムーの しうょり おでとめう ごいまざす。
その言葉で彼女の死に神としてのプライドは良くわかった。 だから――]
じゃあ、約束通り殴らせて下さいね。
[コンポーザーへ向けてそう言った。自分の願い事は自分で使う。 人に、譲る物はない。それが空虚で空っぽな人生と言われようとも、男はそれで満足だった。]
(352) arusha 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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── >>@16の、少し前 ──
[断りの言葉>>@6を口にすれば、割にあっさりとした了解の返答。>>196 少しばかり拍子抜けしたように翔也を眺める。 けれど、続く言葉に。]
ええ、そうね。 私も、貴方との会話は、……悪くはなかったわ。
[それと、と、少しばかり言い淀む。]
(@66) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[歩み寄ってきたパートナーに視線を向ける。 彼の言葉を聞くのは相変わらずの無表情で。]
……まあ、終わりよければすべてよし、って日本語が確かあったと思いますが。 それで良いんじゃないでしょうか。
[あまり日本語が得意とは言えない男は、それだけを言った。 まあ、それりに――]
どっちでも良いですね。 返して下さるというなら貰いましょう。
[大切であった筈の物。 思い出せないもの。 なんとなくなんだかはわかっていたが――]
消える人間に、不要だと思いませんか?
[生き返る気はないと言外に言って。 それから、ちょっと行ってきます、と。コンポーザーである船馬の所へと]
(353) arusha 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[いつか、スクランブル交差点の真ん中で、泣いてしまいそうだった。>>4:@105
ただただ、陰気で、意地っ張りで、皮肉っぽくて。 勉強以外に頑張れることなんて何もなかったはずの、 ひとりのつまらない少女の生を、惜しんで。
あの時、確かに。 ──死にたくなんかなかった、と、思ったのだ。
失った生と、支払った、たったひとつのエントリー料。 それらを惜しいと思ったからこそ、死神のゲームに参加した。 その末路は、結局のところ、望んだものではなかったけれど。]
(@67) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[どうにもならないものを、どうにか取り返すために、 自分なりに足掻いた事実は、無くならない。 だからもう、──満足だ。
翔也に提示された取引>>177は、 残念ながら、自分にとっては既に成立しなかった。
瀬尾 奈津美は、失ったエントリー料の返還を、望まない。 エントリー料と引き換えに得たものが、既に在る。
失った"知識"のせいなのか、 いや、そうじゃなかったとしても、 恐らくそれを言葉でうまく言い表すことは難しかったけれど。]
(@68) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[だけど、──そうね。
嘗て好きだと思った物語>>2:@81に準えて言うならば、 それはきっと、"勇氣"というものだった。]
(@69) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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……最初に出会った時、 見かけだけで侮っていて、ごめんなさい。
[少しの間、迷ってから。 口にしたのは、ゲームの2日目、言わなかった言葉。>>2:@64]
それから、お礼を言っておくわ。 ──ありがとう。
それとね、そちらこそ、折角の勝利なんだから。 せいぜい早死にしないように、元気に生きてちょうだい。
[お礼の言葉は、2日目の礼と、──あとは、何かしらね。 嘗て執着したものに、漸く"要らない"と告げることの出来た、その礼だったのかもしれない。
何にせよ、慣れない素直をひけらかした分。 締めくくる言葉だけは、きっと、存分に"らしい"ものだった*]
(@70) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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――ところで。 貴方は人の範疇に入るのでしょうか。
俺サイキックのおかげで、素手で人を殴ってもダメージを与えられないのですが。 もしそれが貴方に有効ならちょっとつまらないです。
[殴った所で有効なのかどうか。 一応確認してから殴るつもり]
(354) arusha 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[声がきこえて、顔をあげる。 目は伏し目がちに、前を見るには時間がかかった。 目の前の人影を。 ……少し、記憶とは変わっている。 それでも面影のある、大きな人を。 瞳に捉えた瞬間に。]
ぅ……うわああああああああ!
[人目も憚らず、泣いた。 泣き叫んで、地面を蹴って。 彼に抱きついた。]
(355) pepaki 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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ごめんなさい……!
[開口一番に出たのは、謝罪。]
ずっと、怖がってた……。 来てくれないんじゃないかって、少しでも思ってた。 ごめん、ごめんなさい……!
[泣き叫ぶ女が、曰く付きの男に謝る。 多分、人目を気にしたらこんなことはできないけど。]
(356) pepaki 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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あり、がとう……!
[ただそれだけ、それだけの言葉だけど。 こんななんでもないことを言えるのは。
嬉しかった。**]
(357) pepaki 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[ おとこは語る。 ]
(358) mayam 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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── 二度目のあと ──
[ 二度目のゲームで亡くしたものは、 "一度目"のおとこにとって、 そりゃァ、大変、分かりやすいものだった!
二度目を振り返る"おとうと"の調子は、 まるで交通事故なんて無かったかのように、 至って普通、何時も通り。
自宅の木製テーブルの上に、 綺麗に包まれたクッキーの缶ひとつ。 ]
(359) mayam 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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―Another game―
えぇ、本当に美味しいわ。 ダージリンが欲しかったですわね。
[手作りといった様子の八等分>>@56に パートナーが齧り付いた>>340のを見てから、 ジリヤもそれを口にします。
死神より、パティシエールの方が 向いているのではなくて、なんて笑いつつも ジリヤの目線は、時折足元を見ていたかもしれません。 いつかのアミティーの恨みは忘れておりません。
……冗談ですけれど。]
(360) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[何せ、このゲームは、 ジリヤにとっては二度目なのです。 細心の注意を払いつつも、 穏やかな笑みを絶やすことはありません。
それは余裕か、或いは――。
>>343チェリーパイを飲み込んだ後、 少し思案して、首を横に振りました。]
(361) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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── 結局二度目も交差点で寝てたんだよ。 ちょっとさ、もう少し"やりよう"ってやつが、 ……あったんじゃないかなって思うんだけど、
……まあ仕方ないよね。 生き返ったから、文句は言わないさ。 でも本当に忘れるものなんだね、 僕、初めましてって言ったこと…、まだ覚えてる。
[ 可愛いショッパーの中に其れを入れ、 白い手首に巻かれた腕時計を確認。
── まだもう少し余裕がありそう。 おとこは再び、正面、 何時も通りの席に座った"義兄"を見た。
反対の、色だ。 ]
(362) mayam 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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いいえ、そんなことはなくってよ。 お優しかったのは、彼女と、 あとはもう一人くらいかしら。
[思い浮かんだ顔は、同じ制服を着ている、 ヒステリックな悲鳴がチャームポイントの方です。]
イタリア旅行をプレゼントしていたり、 あとは、ミッションのヒントをくださったり。 ……とてもお優しい方よ。
[イタリア旅行にさえ行っていないのであれば、 いずれお姉様とも会えることでしょう。 新たな後輩の姿に、彼女はどんな顔をするかしら? ジリヤはひとり、くすくすと笑います。]
(363) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[ 机の下で、脚を組む。 碧はちら、と室内を見渡しながら。
…初めて訪れた時には 随分と自分が浮いて見えた家だ。
フローリングと畳の部屋が混在し、 外から見える景色は真白なものでも無く、
これから此処に住むのよ、──と、言われても、 文字通り"住む世界"が 違うとしか思えなかった、場所。 ]
(364) mayam 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[さて、一度目の方はどうだったかって?>>345 パートナーの呟きに、ジリヤは少しだけ 眼を伏せました。
何故だか、その人のことを覚えておりませんので ジリヤから申し上げられることはそう多くありません。
ただひとつ、言えることは―――]
貴女に負けないくらい 頼もしい方だったんじゃないかしら。
[ふふ、と笑みを零したジリヤは、 腕を引かれるままに、パートナー>>348の隣を歩きます。 この建物に入るのは、三度目になるでしょうか?]
(365) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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── 此処に帰ってくるまで 大分、時間がかかったように思える。
ゲームを二度やったからじゃあなくて、 多分、自覚してなかったんだ。今まで。
帰ってくる場所が、此処だって。
[ ── ぽつ、呟き一つおち、 ]
(366) mayam 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[ ── 帰ろう、って。きみは言った。
同級生に掴みかかり、先生には説教され、 母さん以外周りの全てがおんなじじゃあない世界なんて、 もう居る意味なんかあるのか?と思いすらした。
君が僕に歩み寄ろうとしていたのは知っていて、 狡賢い僕はそのうえで、 あれだけやってどうなるか、見てみたかった。 ……待っているのは知っていたから、 欲しかったのは確証みたいなものだ。
距離が掴めなかったのは僕も同じで、 …だけど確かに、君は、居てくれたから。 ]
(367) mayam 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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……前回は、たくさんのバッジが必要でしたの。 必要そうなら、彼らもお呼びしましょうか。
[信号拳銃を構えて、蒼はにっこりと笑います。 何せ、古今東西を走り回るような真似は レディにはふさわしくありません。 ならば、“協力者”と協力、もとい利用し合うのが 一番の近道です。]
(368) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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── ねえ めいちゃん。
[ 知らず盗られていたものを取り返した、 その証拠のような呼び方を、音に乗せ、 ]
君に名前を付けるって話だけれど、 ── 幾ら、僕が二度君を忘れてしまっても、
それは難しい話だったよ。
(369) mayam 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[ぱん、と、 キリエ区の空に、赤い光が打ち上がります。
一面の蒼の中、光るそれを眺めて 少女の瞳は、三日月のように細められました。**]
(370) ふゆのひと 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[ そう言って、反対な義弟はわらう。 ── 器用にウィンクを飛ばしすらして! ]
(371) mayam 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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俺か? そうだな……“どっちがいい”?
俺は自身のソウルの性質を自在に変えられるんでね。 今は人間だが、死神にもなれるし、その他にもなれる。
好きな殴り心地になってやるよ。
[>>354くすくす。くぐもった笑い声を上げながら。 リクエストがあれば、何にだってなってやるだろう。*]
(372) myu-la 2018/05/30(Wed) 23時頃
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── おっと、時間だ。 僕はちょっと、出かけてくるよ。
何せ、"妖精さん"に買収されちゃってさ。 御茶会ってどうすれば良いか、 ……めいちゃん知ってる?
[ 知ってたら教えて! ── 携帯とショッパーをそれぞれ片手に持ちつつ。 行ってきますの合図をして、見送られよう。 クッキーは"おともだち"へのお土産。割とお高い。
── ところでこれから向かう御嬢様学校、 このおとこ入れるのだろうか。 その疑問はまた、べつのおはなし。 ]
(373) mayam 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
[ 余談。
御嬢様学校までの道のりには、 烏ひとつも見当たらなかったし、 赤い光が打ち上がることもなかったという。
光は当然として、 烏に関して言えば、まるで二度目のゲーム、 パートナーが烏を殲滅する勢いだったことを示すようだ、 ……と思ったのはしろいおとこ談。 ]
(374) mayam 2018/05/30(Wed) 23時頃
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|
― 再会へ ―
いらっしゃいませ…え……?
[午後のレジチェックを行っていれば来客を告げるベルが店内に鳴り響く。 反射的に顔を向け、挨拶をしようとした女の声は途中で疑問形へとなっただろう。]
シュ…ンタロ… シュンタロ…よね……?
[だってそこにいたのは11年待った、 ずっと会いたかった人物だったのだから。>>350>>351]
(@71) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
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[どうやら彼の方が混乱して見えて、 人が慌てるとかえって自分は冷静になってくるというか。
とにかく状況を頭の中で整理してみる。 そして気づいたのだ。
彼にとってはあれから3年の時しか過ぎていない。 そして16歳の姿だったスージーしか知らない。 久々に再会したと思ったら相手が27歳になっていた。
あぁ、それは混乱する。 私が死んだ頃、本当の16歳からやり直したと知らないのなら。]
(@72) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
[ ── もう、息を吐いても花は咲かない。
道中、灰の地面を踏みながら試してみても、 何にも起こることは無い。
…其れでも確かに、あの時あの地で、 このおとこは死に、 生きる理由を失いながらも"生きた"。 自分のたったひとつに内緒の契約すらして、 それほどまでに、生きようとした。 それは、事実だ。 ]
(375) mayam 2018/05/30(Wed) 23時頃
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|
[ ふッ、と ── もうひとつ。 諦めきれず、冷たい息を吐く。
── 僅かな氷を、幻視して、 碧は瞬きを繰り返した。驚き。
手繰る様に指先を伸ばし、── 掴む。 ]
(376) mayam 2018/05/30(Wed) 23時頃
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|
[それにしても本物か、とはおかしなものである。]
ふふ…そちらは相変わらずね 本物よ、私は本物のスザンナ・マイヤーズ。 …すっかりおばさんになってしまったけどね。
あなたに苺大福やみつ豆をご馳走になって キャンディーの指輪や薔薇の花をプレゼントしてもらったスージーよ。
[それでも彼が混乱しているようなら、 あれからの出来事とこの11年の話を掻い摘んで説明したでしょう。*]
(@73) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
[ 名も無い花じゃあ、無い。 手の内に勿忘草の欠片。おとこが一等好きな花。
── 焔と、白と、母と、父。 それらを昔から繋いだひとつの花。
思い起こして、 ゆるり、碧は閉じられ、 欠片を空へと飛ばす。 ]
(377) mayam 2018/05/30(Wed) 23時頃
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|
[ ── 何時か。何時の日か。
このおとこはどうしたって人間であるし、 何処であっさり死ぬかも分かったもんじゃァ無い。
故に、この冷たい魂が、 この世界の何処かへ消えてしまう、 その時が来ても。
花びら一枚だけでもあれば、─── 確かにおとこは、"在った"ことになる。 ]
(378) mayam 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
[ ── 嗚呼、どうか、 このどうしようもない世界の中でも、
*僕を、忘れないで* ]
(379) mayam 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
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ダメージ、与えられるなら何でも良いです。 殴っても手応えないのはさすがに、殴った気がしないので。
[クスクス笑う言葉に此方は無表情のまま。 殴る構えを見せてから――]
ああ、エントリー料一応返していただけますか。 それでもまだ殴りたかったら、殴ります。
[感情くらいは取り戻しておこうか、と思った]
(380) arusha 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
― After Game ―
それじゃあ、わたしとあそびましょう! 右手と左手。バッジが入っていると思うほうを、開けてみて?
[そうして、わたしは今日もゲームで魂を刈る。 参加者たちと、楽しく遊びながら。
宙に浮かぶ両方の手。 片方にはバッジ、片方にはノイズ。 さあ、あなたが引くのはどっち?]
(@74) myu-ra 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
[言葉が話せるようになって、とても楽だなと思った。 わたし自身の感情をストレートに吐き出すことができる。 曲解も、されなくなった。
今までは、高確率で訳の分からない子供だと思われていたけれど。 一人の死神として、出会う人々には認められていっている。
おとなになるってこういうこと――とは、ちょっと違うか。
UGで参加者の魂を刈る。 それは、RGからしたら人殺しに見えるかもしれない。けど。 でもこの仕事は、質の良い魂を正しく導くための、誇りのある役割なんだ。
わたしは、今、とても充実した時間を生きている。*]
(@75) myu-ra 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
おばさんなんて!!!
[店内で大声を出してしまって。 慌てて周りを見回して、頭を下げて小声になる。]
ス、スージーは、綺麗だよ。 今も昔も変わらずに、綺麗だ。
あ、い、生き返ってるなんて、知らなかった。 あの、俺、…………
[買った紙袋が気になって。 3年の月日が経ってたけれど、まるであの瞬間に戻ったみたいに心臓がバクバクして。彼女が語る話し>>@73が懐かしくて……]
(381) Lao 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
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あの…………
会いたかった。
[そう言って、笑ったけど。胸が一杯だった。*]
(382) Lao 2018/05/30(Wed) 23時頃
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そうか、分かった。
[>>380お気の召すままに。 俺は防御も何もせず、ダメージを受け入れる姿勢を取る。]
エントリー料ね。 ほらよ。
[それを望むのなら。俺は指を鳴らし、返してやったことだろう。]
(383) myu-la 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
[少女に友達になって下さいといわれても、頷かなかった。 頷いてもすぐに会わなくなる選択を自分は選ぶから。
それに――。
……
ロリータテールとクリムゾン、ウシワカのバッジを彼女に渡す]
使って下さい。
[もっていても、自分にはもう必要ないからと。 それだけを、告げた。*]
(384) arusha 2018/05/30(Wed) 23時頃
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|
[突然の大声に思わずびくっとして。>>381
実際彼にしてみれば高校生程の少女がいきなり成人を飛び越す程に年を重ねていて。 こればかりは詐欺と思われてもしょうがないだろう。
そう思っていたのだが…それでも彼は自分を綺麗だと言ってくれた。 そして、彼の口から会いたかったと聞けば。>>381]
私もね、ずっと会いたかった… この11年…ずっと、ずっと待っていた…
(@76) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時頃
|
|
[ならした指。 その音と共に“感情”が戻って来る。 何故それが大事だったのか、も。
幸せに死ぬ為に笑っていようと――ずっと、ずっと思っていたことも。]
は……。
[目にかかる前髪を掻き上げ、笑った。 他の連中からしたら戯言にしかならない、けれど大事にしてきたそれは――。 だれも、知らなくて良い。
目の前の、コンポーザーだけは知っている、かもしれないが]
(385) arusha 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
[人間に戻ったところで身寄りもなく。 まともに勉学を積み重ねられなかった故の苦労もあった。
それでも、何があっても耐えてこられたのは 全ては再び彼に会う為。
もし、彼の気持ちに変わりがないのなら… 女はやがて、言葉を待っただろう。*]
(@77) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
やっぱり殴ります。
[笑いを納めて、右手を振りかぶる。 そのまま、したから顎に一発と、腹に一発。 渾身の力を籠めて手加減なく。
普通の人間相手なら内臓破裂を心配して多少手を抜く所。 きっとこいつなら死にはしないだろうと、一切遠慮をしなかった]
人の世界を生きるより、地獄で黒牧さんと遊んできます。 それが、俺の選択です。
[殴られて、彼はどういう体制になって居ただろうか。 すっ飛んでいようが何しようが気にせず。
……半分は、黒牧さんの分です。 もちろん、俺の勝手でしたことですけどね。
小さく付け足した言葉は、彼の耳にだけ届くように*]
(386) arusha 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
[>>386凄まじい衝撃が走った。 人の身で受けたから、意識を失いそうになるほどの——的確な痛み。
体は呆気無く吹き飛んで、それで——
仮面が外れて、吹き飛んだ。]
(387) myu-la 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
……そうかい。 楽しくやれよ。 地獄なんてもんが、あるならな。
[消滅した魂の行方など、どうなるかは分からない。 地獄の存在を、俺は信じていないので。]
黒牧の分を背負った重み、ってか。 はっ。……面白くもねぇな。
[捩り曲がった情けない体勢で膝をつきながらも、 晒された素顔を手で隠しながら、 指の隙間から覗かせた目で、
その男の呟きを聞き届けて、片頬を上げた。*]
(388) myu-la 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
[それからの死神少女といえば、場にちょっと言葉を向けた程度。>>@18 ────だったけど。
惣城 碧衣の口から、 ぐちゃぐちゃの真っ直ぐに、放たれた言葉。>>@33
それが、思いがけない程の強さを持っていたから、少しばかり瞠目した。
泣きながらも、鮮やかに綴られた言葉に、>>@41 沢山の言葉が向けられたことには、内心ほっとしつつ。 その場で自分が、何かを彼女に言うことはなかったけれど。]
(@78) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
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[──可愛くて、淑やかで、強い、 素敵なレディになるための方法。>>2:@19
そんな問答を、彼女が参加者の誰かと 交わしていたこと>>2:124は、全くもって知りやしないし、 そもそも、レディなんて言葉は、 陰気な死神少女には縁遠いものであったけど。
それでも、瀬尾 奈津美に言えることといえば。
"プライド"というものは、 この、条理で不条理なすばらしき世界を生き抜くために、 なかなかどうして、必要なもののひとつだとは、思うのだ*]
(@79) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
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[11年も、待ってくれたんだ……。 胸に込み上げて来る物があって。 泣きそうになったけど、慌てて紙袋を漁って。 小さな小箱を取り出した。]
あの……さ。 スージー言ってたろ? 一生って。
あの頃の俺、まだ学生で。 そんな気軽に、約束なんて出来なくて。 だからちゃんと、ちゃんとしてからって、思ってた……。
11年も、待たせてごめんね。 その……
[小さな小箱には、指輪が入って居て。 それはキャンディーでは無くて、消えない煌きで輝いていた。]
(389) Lao 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
俺と一生、一緒に居てくれる?
[おずおずと、問いかける姿は。 やっぱり様にはなって居なかったけれど。 漸く指輪を買えたから、彼女を思い出して寄った洋菓子店で。 まさか彼女に会えるなんて、思ってもみなかったけれど。 買ったばかりの指輪を、差し出した。*]
(390) Lao 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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[───男は唸る。]
(391) nanahirosi 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
─ 二度の死を乗り越えて ─
[──ここはどこ、私はだぁれ! おとぎ話の主人公のように スクランブル交差点のど真ん中で 頭を抱えたのは記憶に新しい出来事。
知識はあった。道具の使い方は分かった。 記憶は─無かった。 ゼロから藤丸新しい人生と言えば聞こえはいいが "このゲーム"においては致命的だった。]
それに関しては俺も同じだ。 ……俺覚えてるもん、 全に『誰だ』って言ったの覚えてるもん…
[可愛いおとうとに!!俺は!!と 机に頭を打ち付けたい衝動に駆られつつ。]
(392) nanahirosi 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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|
─でも、生き返れて……よかったな。 …………にいちゃんは、また二人一緒で嬉しい。
[尤もそのおとうとは今からお出掛けのようで 時間をちらちら気にする素振り。]
[頬杖をついて、白を見れば。 はた と目が合って、すい とそれる。 眼差しを追って自宅を見回せば ノイズも、死神も、バッジも無い。]
(393) nanahirosi 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
そりゃそうだろ。 ここが俺らの家だ。
[そんな、"当たり前"。]
[受け入れるのがむつかしかった。 血の繋がりの無いのは明白だった。 それでも只、仕方がないと、 これから俺の日常の一部になるのだと。
綺麗なかおをしていた。 でも、触れがたく、壊れそうで それを見せようとしないのが、いじらしくて。]
(394) nanahirosi 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
めいちゃん言うな。 ……まったく。可愛くないおとうとだよ。
[ん、と続きを促して。]
(395) nanahirosi 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
[不器用なおとこははにかんで。 この、ちいさな幸せを噛み締めた。]
(396) nanahirosi 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
— Unknown —
[それから、ゲームを幾度となく繰り返した未来。 いつかの日、いつかの時の、とある出来事。
真っ白な部屋で、玉座に座る仮面の男は、 その目の前にいる女と対峙していた。
女は、白いコートを雑に羽織った、 赤い短髪で、気の強い印象を抱かせる目をしている。
女は質問を投げ、仮面の男はそれに返す。]
(397) myu-la 2018/05/30(Wed) 23時半頃
|
|
「黒牧の遺体は、このキリエ区の中にある?」
YES。
「黒牧の遺体は……そうだなァ。 あれから大層な時間が経過しているんだ。 残っているのは骨だけか?」
……YES。
(398) myu-la 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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「黒牧の遺体……いや、遺骨は。 地面の中に埋まっているか?」
NO。
「黒牧の遺骨は、今、 一目見て、遺骨だと分かる形をしているか?」
……NO。 鋭いじゃねえか。
(399) myu-la 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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「黒牧の遺骨は、一般人の人目に触れる場所にあるか?」
YES。
「なるほどねェ……。見えてきたぜ。 ようやく、捕まえることができそうだな。 ……ぎゃはは!」
……ちっ。
[笑う女に対し、仮面の男は舌打ちを返す。*]
(400) myu-la 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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[吹き飛んだ彼を見下ろして――。
晒された素顔は、見たとしても男には誰だかなど、わからなかっただろう。
地獄があるかどうか、なんて本当の所知らない。 さして信じてもいない。 ただ、何も無くなるよりはいいと、思うだけだ]
――生きる事がすべて幸せとは限らない。 誰かの想う幸せが別の誰かにとって幸せだとも。 そんなの、人それぞれです。
……魂をコレクションしている貴方なら、ご存じかと思いますが。
[感情が戻ってもさして変わらない、淡々とした声で言って――
違うのは、口元にしく、笑み。 それから軽く会釈して]
(401) arusha 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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─ん、そーか。 "車には気をつけて" …遅くなるようなら連絡一本くれ。
[オチャカイなんて優雅な言葉は 男の耳には慣れないワードで。 めいちゃん言うな と再度呟いて。 思い付いたら連絡するわ、と 背中を見送ったのだった。]
(402) nanahirosi 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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八つ当たりに付き合っていただきありがとうございました。
[いらん、と言われそうな感謝を述べた。 それから、パートナーに振り返って]
スージーさんにも言われていましたけど。 生きて行くって事は他の命を背負うことと、忘れないで下さいね。
[伝えたいことは、それだけ]
(403) arusha 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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── ワレンチナとのお別れ ──
[おーおー吹き飛んだ吹き飛んだ。すげー。 ……俺、良く今まで殴られないで済んだな。
振り返る前のワレンチナの口元に、薄っすら笑みが浮かんでるのを見て、俺はちょっぴり嬉しかった。 怖いの前に、やっぱり嬉しかった。
去り行くワレンチナを止める気は最初から無くて。 彼の選んだ選択の先に、幸せがあると良いと、やっぱり何処かずれた事を考えて居た。]
(404) Lao 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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分かった。
[最後の言葉に。しっかりと頷いて。]
ワレンチナ……、ありがとう!!
[だから別れにも、笑顔で。 笑って、手を振った。*]
(405) Lao 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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[あぁ、今の自分を受け入れてもらえるのだろうか。 あの時の言葉を、改めて聞く事はできるのだろうか。
わかっていた事ではあるが、あの時はお互い なんとも重たい約束を願ったのだなと今更に思う。
その約束を彼が忘れていないようであれば>>389 言葉を待つ間、やや伏せがちになっていた顔を上げて。
まさか渡されると思っていなかった指輪を目にすれば 何だか急に視界が歪んたような気がしたけれど。]
(@80) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時頃
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――死ぬ時に、幸せだったと笑って死ねるように。
[その場にいる全員への、それは男なりのエールで
そうして生きてきた、なんてことは誰にも言わないまま――。
その場から、やがて姿が消えただろう。
その中に白と蒼の彼や、カルシウムの足りない死神や――やたら金銭感覚の近い、彼女。 そして最後の一日を共にした二人組と目が合えば笑って片手をひらりと振って]
またな。
[その言葉が、最後]
(406) arusha 2018/05/31(Thu) 00時頃
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こちらこそ、これから一生…よろしくね。 もう、ひとりにしないでよ?
[返事なんて、とっくの昔に決まっていた。 3年前、そして11年経った今だって。
私はずっとずっと、この時を待ち続けていたのだから。*]
(@81) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時頃
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――もしも、地獄があったとして――
[それはきっと荒涼として殺伐とした世界。 人として生きてきた時と大して変わらないかもしれない。
そんな世界をふらふらしている時に、もし――。
黒牧と会うことがあったのなら]
――こんにちは。 後悔してますか?此処に来た、すべてを。
[あの日あの時、途中で止めた質問を投げるのだ。 答えはなんとなく、わかっている気はしたけれど]
(407) arusha 2018/05/31(Thu) 00時頃
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――もちろん、男は後悔などまったくしていない。**
(408) arusha 2018/05/31(Thu) 00時頃
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[知ってるか、カラスって飛ぶんだぜ。
高いところを飛ぶカラス、 謎に突き動かされる衝動のまま 飛べない男が跳び跳ねていたのは きっと、おとうとしか知らない姿。
少ししてから誘き寄せ方が分かったものの それまではまるで、滑稽だっただろう。]
(409) nanahirosi 2018/05/31(Thu) 00時頃
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[しん、と途端に静かになった部屋。 ふと目が合ったような気がして ちいさな写真立てに収まる母をつついた。
おとうととそっくりなかお。 はにかむように笑う笑顔は、全にそっくり。]
[掌に力を込めようと、足を振り回そうと もう炎は灯ることは無い。 忌むべき焔は少しの間力を貸してくれて 自分とおとうとを守ってくれた。
暖かな日射しが、写真立てにかかって 母がほんの少し微笑んだような気がして。 つられて俺も、はにかんだのだ。]
(410) nanahirosi 2018/05/31(Thu) 00時頃
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[またな。と、一言。 消えた彼は……]
はっ。恰好良いヤツ。
[結局最後まで、本人には禄に褒め言葉の一つも贈らなかったけれど。 アンタは最後まで、恰好良かったよ。 きっと空を見る度に……思い出すんだろうな。*]
(411) Lao 2018/05/31(Thu) 00時頃
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|
[かつて、おとうとのみの記憶を失ったおとこ。 当たり前に隣にいたからこそ、普通で、大切で、 当たり前だからこそ気づいていなかった。
自分が自分であるために、欠けてはならない存在。 目に入れても痛くない大事なおとうと。 (実は隣にいたわけだが)
無事に帰ってきますように。 それと……あ。]
(412) nanahirosi 2018/05/31(Thu) 00時頃
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|
──オチャカイ。 全が好きな、花を、 持っていけば、どうだ……っと。
[フリック入力に慣れないため 何度かタップを繰り返して、送信。 返信は待たずに立ち上がり玄関へ向かう。]
(413) nanahirosi 2018/05/31(Thu) 00時頃
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— Unknown・2 —
「黒牧の遺骨は、屋外に保管されているか?」
NO。
「黒牧の遺骨は、持ち運びが可能か?」
YES。
「黒牧の遺骨は、一般人が触れることができるか?」
……YES。
(414) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時頃
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「黒牧の遺骨は……“名物”として有名だな?」
……。
……YES。
「最後の質問だ。 黒牧の遺骨は……盟海喫茶店の中にあるなァ?」
…………。
……YES、だよ。
(415) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時頃
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「チェックメイトだよ、船馬。 黒牧の遺骨は、盟海喫茶店の……食器の中、だ。」
(416) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時頃
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|
[玉座に座っていた男は、立ち上がる。
そして、仮面を外して——床に叩き付けた。]
……ここまで辿り着くかよ。
見覚えの無い死神がいきなり現れて、全て知った顔でゲームを持ちかけてくる。 ……厄日だな。
(417) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時頃
|
|
「ぎゃはッ、そりゃあたまたま出張でこっちに来てたせいだなァ。 昔の未解決事件。行方不明の容疑者。……UGを知る者なら分かる。 これは、死神……いや、それよりも上の輩が噛んでいるヤマだってなァ。」
[女は、下品に笑いながら。 仮面の男の鼻先に、蹴りを——食らわせようとして、止めた。 一寸の狂いもない、ハイレベルな寸止め。]
(418) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時頃
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|
「“船馬”……プネウマ、ねェ。 それが偽名であることはどうでもいいがよ。
あの店で飲んだ珈琲、変な気配が視えた気がしたからなァ。 刑事の勘は当たるモンだ。
御用だぜ、盟海珈琲店のマスターさん。」
[仮面の下の素顔を剥き出しにした男は、 ……バッジのコレクションを趣味にしていた、喫茶店のマスターは、 その表情に怒りの筋を滾らせて、無言のまま立ち尽くしている。*]
(419) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時頃
|
|
[帰ってくる、場所になろう。 当たり前が当たり前であるために 沢山のものを守れるように。
ドアを開ければ、空のいろ。 雲と太陽、頬を撫でる風が心地よくて 大きく伸びをする。]
(420) nanahirosi 2018/05/31(Thu) 00時頃
|
|
── スージーとの再会 ──
[彼女は受け入れてくれて>>@81。]
うん!……うん。 もうずっと、一人にしないよ。
(俺ね。死ぬときはスージーより後に死ぬって決めてる。 決めたからって、叶う訳じゃ無い事も知ってるけど。 自分の命を、大事にする。 あなたを決して、一人にしないから。)
[今の彼女には、大切なものだって戻っていて。 俺に縋る必要なんて、どこにもないのかもしれないけれど。 誰かに命を差し出して、代わりに命を散らすのでは無く。 彼女のために、生き抜いてやろうって、勝手に心に誓ってた。]
(421) Lao 2018/05/31(Thu) 00時頃
|
|
あ、手……貸してくれる?
[キャンディーの指輪は、右手の人差し指に嵌っていたけれど。 もちろん左手を手に取って。 指輪を嵌めようとしたら……ぶかぶかだったよね。 もう思わず、笑っちゃって。]
今度さ。サイズ直しに行こう? デート!!いっぱいしよう?
約束覚えてる? ……どこ行きたいか、考えててくれた?
[そんな風に、笑いかけただろう。*]
(422) Lao 2018/05/31(Thu) 00時頃
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|
[──正しくこの身が朽ち果てたとき。 消えそうな灯火が側に有るのなら。]
…………お疲れ様。
また、会おうな。
[そう言ってやるのだ。 だってこのおとこ、大事なものを二度も忘れたのだから 次の生では忘れるわけないさ!などと。 根拠の無い"当たり前"を信じて。]
(423) nanahirosi 2018/05/31(Thu) 00時頃
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[今日も変わらず素晴らしきこの世界を]
[*最期まで。共に生きてゆく*]
(424) nanahirosi 2018/05/31(Thu) 00時頃
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|
[ ──走るのは、得意であったから。
”呼ぶ”>>368と言われれば ニーナはやっぱり面食らった顔をしたし、 多分、それははじめてのことじゃあない。
それから、やっぱりこれも前回と同じって?!
何気なあく、零れる”前回”のお話は、 きっとジリヤとニーナのとっておきの武器。 ……なんだろうけれど! ]
…………妬けるなあ
[ 誰に? って、そりゃあ色々と。
ふうん、ふうん。とでも言いたげな顔で、 ニーナは彼女の手を視線で追って空を見上げた。]
(425) nabe 2018/05/31(Thu) 00時頃
|
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[ 澄んだ青一色の空に、 赤色の光と白い煙が、一本。 揺蕩うように、真っ直ぐのぼる。* }
(426) nabe 2018/05/31(Thu) 00時頃
|
|
— Unknown・3 —
[——磁器の種類のひとつ、骨灰磁器。 すなわち、ボーンチャイナ。
それはかつて、その名の通り、 “牛の骨”を砕いて作った灰を入れて作り上げられたもの。
それと同じこと。 俺は、黒牧の遺体を回収してから、その骨を取り出して、
……俺の店にある、自慢のコレクションの1つに仕上げた。]
(427) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
[……黒牧だけじゃない。 俺は、あの連続殺人事件で死んだ被害者の骨を拝借して、 残りの残骸を、持ち主に返した。>>6:85
この街を彩った哀しみ、恐怖、死をモチーフに。 この世で唯一しか存在しない、究極の作品を作り上げた。
6人の犠牲者と、それらを殺した犯人。 ……しかし、それだけじゃあ足りなかった。 完璧な作品にするには、あと1人分、骨が欲しかった。
だから、最後に惣城 碧衣の命を頂いた。>>6:88
勿論、タダで頂いたわけじゃあない。 俺なりに対価を支払ったさ。 黒牧が望む世界のリセットを、実現するまでの取っ掛かりを作ってやった。
その結果、死んだ子供にどういう変化が起こったかなんて、>>1:@44 俺にだって分かりゃしなかったがな。]
(428) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
……この街は、“死”で満ちている。
RGでのうのうと平和に暮らしている奴らは、想像もしない。 だから、俺が、作り出したのさ。
大衆の間に横たわる、見えざる“死”の姿を!!
(429) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
「……まァ、詳しい話は署で聞こうか。 つっても、署に連れてけねェけどな、てめェは。 キリエ区の今後は、誰か偉い奴が考えるだろ。 ただのヒラ刑事のアタシにゃ、知ったことじゃねェや。」
[目の前に正体を晒した“犯人”は、全てを自白して。 女は白いコートを翻し、どこかに電話をかける。
……後の話はもう、RGやUGでは誰も知ることのない出来事。
後日、盟海珈琲店が、 忽然と閉店し、蛻の殻になったという、その事実が残るのみ。*]
(430) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
(ねぇ、ママ……私、今とても幸せよ…)
[零れそうになる涙を拭って。 彼の言葉に何度も首を縦に振る。>>421
もしママが生きていればきっと祝福してくれただろう。 そのかわりというのか、先程から裏でこちらの様子を見守る店長の視線から
式はいつだい?ケーキの手配は任せな!
という心の声が聞こえたのは気のせいか。]
(@82) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
ん……
[手を貸すように言われそっと左手を差し出す。>>422 指輪を嵌めてみれば…どうやらサイズが大きすぎたようだ。 一緒に買いに行かなかったのだ、しかたない。
彼が笑えば思わずこちらも笑ってしまって。]
そうね、もちろんおぼえているわ。 私ね、あん屋に行きたいな。
今度こそ、ちゃんと味がわかる状態でシュンタロと一緒にみつ豆を食べたいの。
[他には映画館に水族館、というチョイスもあったが 大体食道楽を中心とした希望を述べて。
それらはとても、 一日で回りきれる数ではなかったけれど。]
(@83) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
[なんといっても一生分。 彼と過ごせる時間はこれからたくさんあるのだから。
いつか死がふたりを別つその時まで。 一緒に笑って、時に泣いて、おいしい物を食べて そして、幸せに生きていきたい。
死神と参加者ではなく人間同士として。 限りある生を、これからの長い人生を。 彼と過ごせればいいと思ったのだから。*]
(@84) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
みつ豆一緒に食べよう。
これからの季節は、かき氷も美味しいよ。
[涙が込み上げてきそうになって。]
……会いたかった。
[もう一度それだけ言って。 ふいに、店の奥の店長さんに気付いて真っ赤になった事だろう。
何時か彼女の焼いたチェリーパイを食べてみたい。 本当に何時か……家族で、新しい思い出を、作っていけたら良いと、思った。**]
(431) Lao 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
[ ────ということを思い返して、三度目の幕引き。]
(432) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
[ 或いは、一度目の物語へと 巡り巡っての帰還と相成った。
その時、仁衣奈は目を瞬かせ、 両手で顔を覆い、一旦しゃがみ、立ち上がり、 顔を赤くし、白くした後に、 最終的に、腹を抱えて笑った。
今度は勝者として訪れた審判の部屋で、 その不審な動きがどう思われたかは知らないが。]
(433) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
……だって、まさかさあ 散々妬いた相手が結局自分だなんて、 想像することもないだろう
”つよくてニューゲーム”の意味もないし!
[ 憤慨するわけにもいかない。 平等に、エントリー料を徴収された結果なのだ。
我ながら、どんくさいなあと、 仁衣奈の感想は、ただそれだけだ。
あとは──、そうだな。 依頼しっぱなしで忘れていた害獣駆除を どうやらやり遂げてくれたらしいお二方へ、拍手!]
(434) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
[ なんてこった! って勢いで、 仁衣奈はひとしきり笑った後に、前を見た。
すこぅし、視線を落とす。 頭一つ分低い位置の青と、よくよく目が合うように。]
──ところで、 どうして私の二度目のエントリー料が ”一度目のゲーム”だったか、ジリヤ……わかる?
[ 口元を隠すように、仁衣奈は悪戯っぽく笑った。 すべての記憶を取り戻した今、それもまた明快!
……さらりと正解されても癪なので、 答えを口にされるより先に、仁衣奈は言った。 ちいさなひみつの話を打ち明けるように。]
(435) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
──きっと、 一度目のゲームで出会ったひとたちがすてきで、 まるで、物語の一員になったように劇的で、
なにより、あのときようやく 私は君のとなりに立てたって、 そのことがどうしようもなくうれしかったからさ!
(436) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
──ねえ、私 君の特別になれんだって、自惚れてもいい? *
(437) nabe 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
— それは、もしもの話 —
[何もない、荒涼とした世界を彷徨っていた。
ここがどこかも分からない。 どれだけの時間が経ったのかもわからない。 どこを目指しているのかも分からない。
そもそも、行く当てなんかないのかもしれない。 生前に大罪を犯し、罰を受け損ねた者は、もはや何にもなれないのだろう。
意識はずっと、朦朧としていた。]
(438) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
[>>407誰かが、どこかからやってきた。 それは誰だったのか、思い出せそうで思い出せない。 しかし、僕はこの男を知っている気がした。
男が問いかける。 後悔はしているのか、と。
僕は、何も迷いはしなかった。]
(439) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
……してるわけ、ないだろう。
[それは、いつかの日に返した答えと全く同じ。>>4:173
僕が生きた意味がどこかにあったのかさえ、覚えていないけれど。 それだけは、——断言できた。*]
(440) myu-la 2018/05/31(Thu) 00時半頃
|
|
― Ending ―
[わたしは死神として、生き続けました。 魂を刈って、成績を稼いで、長く永く、生きました。
たくさんできた友達。 楽しく過ごせた日々。 語り尽くせない、思い出。
出会いもあれば、別れもあって。 時には、わたし自身の手で刈り取った命にひどく落ち込んで。
それでも、ずっと落ち込んでいるほどわたしは弱くないから、 わたしなりに胸を張って、生きていけたと思う。]
(@85) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[――人々の行き交う雑踏の中心に、わたしは寝転んでいる。
右手の感触がない。 左手の感触がない。 右脚も、左脚も、……もう、動かせる感触は、何一つない。 かろうじて、目を開けているだけ。
わたしの四肢も、からだも、全て飛び散って、……粉々にされて。 もう、戻すことはできないと悟る。]
(@86) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[残るわたしの頭部を、誰かが見下ろした。 そして、大きな大きなハンマーが、空からこちらに迫ってくる。
……とうとう、終わりの時が来たんだなあ、と。 予想していたより呆気無くて、つい笑ってしまった。
死神としての、敗北。 バラバラになって、塵に帰るお人形さん。 それで、後には何も残らない。
全部、わかっていたこと。]
(@87) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[でも。
どうせ消えるにしても、今は……心残りは何もない。
先生を失ったあの時のゲームで、 自暴自棄になって自殺してしまったなら、きっとこんな感覚にもなれなかっただろう。
空っぽだったわたしの中を、埋めてくれたたくさんのお友達がいた。 ……本当に、ありがとう。
わたしを愛してくれない世界なんて、消えてしまえと思っていた。 だけど、わたし、……違う世界に辿り着けていたんだね。
目を、閉じる。]
(@88) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[わたしのすばらしきせかいに、さようなら。**]
(@89) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[ 猫が木から降りられなくなって鳴いていると、 仁衣奈に声をかけてきたのは、 如何にも木になぞ登れそうにもない小太りの男だった。]
(441) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
── After Story/Real Ground ──
[ 仁衣奈はじっと男の顔を見た。
見覚えのある顔が目の前にあって、 仁衣奈はどうやら通学路に立っていた。
──あ。こうなるんだ。
確かに、”命は助かりました”じゃあ ちょっと……だいぶ、厭なんだけれど、と。 そう要求したのは、仁衣奈自身であった。
多分、納得したのだ。 会話に奇妙な間があいて、 男はなんだか厭そうな顔をした。
どうしようか、と仁衣奈は思った。]
(442) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
──── ねこ
[ ぽつん、と仁衣奈は呟いた。
だって、子猫は本当に木の上にいるのだ! 仁衣奈が行かなかったら、あの子はどうなる? 或いは、この男は”次の女の子”を どっかの物陰にでも隠れて待つだけじゃないの。
──って、仁衣奈は逡巡した。]
(443) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
子猫、白い子猫ですよね ええと、ちょっと待ってください 誰か、人を探しましょう
……木登り、苦手なんです、私
[ お嬢様ですから。って顔して笑んだが、 男はなんだかもう、気もそぞろだった。
仕方がない。邪な思いで声をかけた女が、 預言者か妄想癖か、何と思ったかは知らないが、 気味の悪いことを言い出したって風に、見える。]
(444) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
── そして、幕間 ──
[さて、ここまでを総括して。
もう、頑張るつもりはない、とも言っていられなかった。 啖呵を切ったからには、きちんと自分の手で取り返さねばなるまい。>>@7
失ったものを、もう一度──ではなくて。
新しく、この世界にて。 UGにて死神として生きてゆくための、その理由を。]
(@90) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[ まだ、何もしでかしていない男を この世で裁く、だなんて無理な話だろうし、
かといって、このまま立ち去ったら 第二の被害者が出るだけじゃないかなあ、と。
仁衣奈は内心、静かに考える。 再犯率、という言葉がなんとなくよぎる。]
(445) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
……ううん、そうだなあ 次に通った人に、手伝ってもらいましょう
次の予定があるから、 そう長くは付き合ってあげられないけれど
[ ──お茶会、と仁衣奈は思って、
困った。仁衣奈は我が身がかわいい。 自分が痛い目見てまで、男を罰したい訳でもないし、 こちらの予定に遅れるのも、イヤ。]
(446) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[──ただ、其れにしたって、
"プライドと勇氣だけが、友だちさ!"
……と、いうんじゃあ、 どうにもバランスが悪かろう、というもので。
だからつまるところ、足らないのは、──"愛"。 そう、もしかしたら、愛なのではないかと。
そんな思考に行き着いた、ひとりの陰気な死神少女。 ボロボロの制服のままで向かったのは、ファッションビル JUN-Shockに、兄間薬品だった*]
(@91) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
── NEW GAME XX day:イザナタワー99 ──
[──そびえたつ、99階建ての摩天楼。 その最上階に、鮮やかなピンクの髪をした死神がいた。
いつかの重いお下げは解かれていて、緩やかなウェーブの髪を高くツインテールに縛り上げている。 それに負けず劣らずカラフルな、黄、緑、青──ごっちゃりとしたピン止めだらけの髪。 前髪に止まる、一際大きな赤色のハートのピンがチャームポイントである。
身に纏うのは、どこか上品な、けれど、少女の陰気な空気を更に重く見せていた制服ではなく、だぼっとしたショッキングピンク色のカーディガン。 中に着た黒シャツに、ハートを形どる煌めくスタッズがよく映えていた。]
(@92) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[体感としては数か月ぶりか。
久しぶりに見る幼馴染の姿は、>> あの七日間の記憶にあるそれよりもずっと 小さく見えた。]
わかるか? 俺だ、お前の幼馴染。
[顔を上げた幼馴染の顔を見下ろして覗き込む。 あ、この景色はなんか懐かしい。
それと同じくらい、あの七日間のあいだ、 傍らの幼馴染をずっと 見上げていたときのことを思い出す。 そうして、彼女の瞳と目が合った瞬間。]
(447) yuno 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[解説しよう。
髪色は、兄間薬品で買ったカラートリートメントで派手に染めた。 メイクは、今時流行りのカラーマスカラを中心に、これまた鮮やかに彩って。
服は、JUN-Shockで買った横文字のお店の、……何だったかしら? とりあえず、何かお洒落なブランドの可愛い服かな♡
──ラブはそう、形から。 愛とプライドと勇氣で、世界をデコレーション!]
(@93) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
っと。……は?
[泣かれた。>>355
地面を蹴って此方に抱きつけば、 そのまま小さな子供のように泣き叫ぶ。
人目も憚らず泣き叫ぶ若い女と、 それに抱きつかれる長身の強面スカーフェイス。 ……真昼間の公園で見るには、少し、 いやかなり、アレな光景だ。]
…どうしたんだよ?
[記憶にあるより小さな幼馴染の背中。 それを撫でながら声をかければ、 これまたなぜか謝られた。>>356 うん…?と首を傾げれば]
(448) yuno 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
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……ばぁか。 怖かったのは俺のほうだ。 この数か月間、何度ここにきたと 思ってるんだ。
[希望を出したのは俺のほうだが、 とはいえ、もしかしたら幼馴染も 同じようなタイミングで生き返って、 そうして自分がここにくるのを 待っているかもしれない、なんて。
そんなことを考えて、 何度となく公園に、ここのブランコに 足を運んだのは、今となっては笑い話だ。]
(449) yuno 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ 人通りが特別少ない道でもなくって、 仁衣奈はそう言ってまもなく、近付いてきた人影を、 視界に入れて、目前の男をじっと見た。]
(450) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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──気味が悪い、ですか
私、識っているんです 貴方についてったら、どうなるのか とか
好奇心は猫をも殺すというけれど 親切心に殺されたんじゃあ、かなわないし
(451) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[──瀬尾 奈津美さん。頭、大丈夫ですか? と、聞きたくなった、そこの貴方。
気持ちは分かる、大丈夫。 心配しないでほしい、至って正気だ。 決して、気が触れた、わけじゃあないのだ。
そりゃあ、楽しく優雅な死神女子会に>>@55、この容姿で颯爽とお邪魔した時には、きっと何かしらの反応は食らったに違いないし。
碧衣を捕まえて、唐突に「そうだ碧衣ちゃん、良かったらマブスラ教えてちょうだい!」とかお願いした時には、一体全体、何と思われたものだか分からないけれど。]
(@94) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ ふふ、と笑った。
激高して男が拳を振り上げたって、 すぐそこには人がいるって、仁衣奈は知ってた。
見えた人影に、ゆるりと手を振って、 「 すみませーん 」と、仁衣奈は言う。
仁衣奈の代わりに木にのぼってくれる 親切な通行人Aを尻目に、空を見上げて、]
(452) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ただ、思ったのだ。
今まで、自分には縁がない筈だと背を向け続けたものに、少しぐらいは触れてみたっていいかもしれない、と。
──そう思いたくなるぐらいには、いつかのゲームには様々な出会いがあったから。]
(@95) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ ──内心、口から飛び出そうなくらい 激しく脈打っている心臓を、呑み込むが如く、 仁衣奈は深く、深く息を吸い込んだ。
一度、憧れを手にした女は、 なりたいものになる、というのも 夢物語なんかじゃあないとよく知っていた。
それから、二度死んだ女は、 こういうことも、よーく知っている。
憧れを憧れのまま、終わらせる必要はない。]
(453) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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……さぁて。 いい加減、参加者も減ってきた頃合いかしら。
[遠く、地上を眺める。 RGとUGの人間の区別もろくにつかない、忙しなく行き交う人混みを。 そこで茫然とへたり込んでいた、嘗ての自分を思い返して、小さく目を細めた。]
それじゃあ、そろそろ、 ──愛あるプレゼントの時間、かしらね!
[威勢のいい言葉と共に、──ぱちん。 指を鳴らせば、頭上から幾匹ものノイズが降る。
それと同時に、愛と勇氣とプライドを、友にして。 *死神少女は、羽根を広げて、力強く跳び下りた*]
(@96) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ ──それが、仁衣奈の取り戻した一遍の物語。 劇的な14日間を経て帰ってきた日常の、 ほんの、はじめの数頁の出来事である。 ]
(454) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[遠目にひそひそ、小声で囁きながら 自分たちの子供等を呼び寄せている 主婦と思しき女性たちを一度、睨みつけて。]
ったく。 礼を言うのは俺のほうだろ?
[あのときも、そしてここに帰ってくるときも 自分を信じてくれた彼女に、 俺はいつも伝えそびれていたのだ。 感謝の言葉、一つだって。
此方に向けられた視線から逃れるように ひょい、と彼女を抱き抱えると。 そのまま少し足早に公園を後にしようか。 まずは、二人で話せる場所を見つけよう。 そして話そう。今までと、そしてこれからのことを。]*
(455) yuno 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ 仁衣奈はそこに、吸い込まれるように高く、 暖かな春の色を宿した、柔らかな青一色の空を見た。**]
(456) nabe 2018/05/31(Thu) 01時頃
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