97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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狼
墓
少
霊
全
明之進に4人が投票した。
イアンに1人が投票した。
明之進は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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[アカデミーに進学して、一番困ったのが オペラのアリアを歌うことだった
声域も技術も、地道な勉強と練習で問題はなかった しかし、聖歌と一番違うのが 色合いはそれぞれ違えども、ほとんど恋歌
幼い頃から、失うものが多いため 特に誰かへの「執着」はなかった
両親さえも、失われるのは《見えて》いた それが、《美しい音楽》のために必要で 何者にも覆せないのも《分かって》いた]
(0) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
うに. 2013/10/06(Sun) 01時頃
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[夕暮れ時の美しい風景 それを見て、涙が出そうな気持ち それを伝えて分かち合う そんな相手はいなかった
求めても手に入らない、手に入れても失われる
《世界》が《美しい音楽》を《奏でる》ために それは必ず訪れる約束なのだ
《見える》ということとはそういうこと 音楽《ギフト》が齎すのは果てない《孤独》]
(1) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 01時頃
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[かつて、自分は鳥籠から飛び発つのを望み それが叶えられ、炭鉱を飛ぶ金糸雀になったのだから
それ以上は、もう望めないのを ずっと、ずっと、《分かって》いたのだから
《孤独》と《絆》で《結ばれ》ている それが、《ギフト》を得た代償なのだから*]
(2) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 01時半頃
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オスカーは、よし、ツッコミおーわりっ!(やりきった顔
十六夜 2013/10/06(Sun) 03時頃
ベネットは、イアンの頭上目掛けてアタックしたらただのこまめしば尻から落下事件
azumi 2013/10/06(Sun) 13時頃
ベネットは、そしてロビンの後ろに逃走
azumi 2013/10/06(Sun) 13時頃
イアンは、そっと、鳥の唐揚げを広げてこまめしばにみせた
うに. 2013/10/06(Sun) 13時頃
ベネットは、いかないもん。つられないもん。
azumi 2013/10/06(Sun) 13時頃
イアンは、じゃあ、一人で美味しくいただきます♪もぐもぐ♪
うに. 2013/10/06(Sun) 13時頃
クシャミは、壁から、じ〜っ
Arianrhod 2013/10/06(Sun) 14時半頃
ベネットは、ちょっくら豆乳パンケーキを焼くから三歳児に戻ってくるわ**
azumi 2013/10/06(Sun) 14時半頃
イアンは、セシル、3本目はやめてwwwwwwwwwwwwww
うに. 2013/10/06(Sun) 15時頃
クシャミは、イアン、もう片方の腕ももいでしまいたいですね(まがお
Arianrhod 2013/10/06(Sun) 15時頃
イアンは、天使様が怖いよ、ガクブル
うに. 2013/10/06(Sun) 16時半頃
クシャミは、セレスト明之進を眠る鼠でぶん殴っておいた(いい笑顔
Arianrhod 2013/10/06(Sun) 16時半頃
芙蓉は、グウェンドリン様にもふもふされた羽、ぱたぱた**
anbito 2013/10/06(Sun) 17時頃
イアンは、なにか、ロール回せるかなーと、エピ入り前後を見返しつつ
うに. 2013/10/06(Sun) 20時半頃
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[>>4:252、鈴の音の如く響く。 それを包むように、増幅させるように セレストの声が響いた。
ごめんなさいーーーごめんなさい。
輪唱する言葉。]
[大破した大聖堂、空が見える。 淡い光が梯子のように連なるのも見える。
そこに浮かぶシルエット。 その光に淡く縁取られ。]
ーーー……
[すぐそばにいるセシルが なかなか物騒な言葉を言ってる。>>4:256 小さくクスッと笑った]
(3) うに. 2013/10/06(Sun) 22時頃
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ーーーーーいっ
[ら、なくなった左腕が痛んだ。 もげているのだから当たり前だが。
痛みで膝を着く 痛みで視界が霞む、 今、上空はどうなってるのか……]
(4) うに. 2013/10/06(Sun) 22時頃
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[左腕の痛みで膝をつく神父を支える 上空にいた天使はすっかり大人しくなっていて すでにこちらへ何かをしてくる様子はなかった]
もう、休んで…大丈夫だから
[そう声を絞り出す オルガンを奏で、自分を撫でてくれた 優しく温かな腕はすでにない]
(5) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 22時頃
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もう、イアン…君って、馬鹿? あれほど、自分労われっていってたのに 人の気も知らないで…これ、出血大サービスだからね!
[神父の身体をぎゅっと抱きしめてから 声《ヴォイス》に願いを込めて囁いた]
(6) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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[上から降る声に頷く。 脂汗が落ちる。
耳に届く音は確かに指揮を必要としない。]
ーーーそんな、声、出すなよ……
[セシルの声は辛そうで。]
(7) うに. 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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…………ひどいなぁ、そのいいざま…………
[痛みのなかから、そんな声をこぼす。 …………抱きしめられる感触に 浅く息をこぼして
少しずつ痛みが遠ざかる。]
(8) うに. 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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[彼の苦痛が薄れるように その傷が癒えるように 失われたその腕が彼の元に戻るように
すると、手にしていた鼠が眩い光を放つ その光は神父を包みこみ
やがて消えた]
(9) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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[……浅い息だったのが、 呼吸するたび深くなる。 その度に痛みが遠ざかるから。
痛みに俯いた視界に淡く光る鼠。 傷が塞がる気配がある。 ……何もない袖が揺れて。]
…………ありがとう……痛みがひいた。
(10) うに. 2013/10/06(Sun) 22時半頃
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[一緒に、歌おう。 ヒトの手及ばぬ空の上、抱きとめようと伸びる腕がある。 叶うならば、この腕の中に。至上の名に恥じぬ、最愛の慈悲で。 叶わずとも、たっぷりと慈愛を含んでふくれあがった"奇跡"は、嘆きの空を真青に晴らし、虹をかけるのにあまりある。]
だいじょうぶ。
[それは赦し。]
ごめんなさい。
[それは謝意。]
[弾ける、弾ける]
(11) mmsk 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[晴れ、そして、翅が降る。 祝福。祈り。幸福。――夢。
ひとたび、地に落ちれば、いのちが芽吹き。 ひとたび、誰かに触れれば、死すら長い眠りであったように、よみがえる。
生命のよろこび。 うたうよろこび。 ほがらかな調べ。 ここちよい調べ。
呼び起こす。呼び起こす。
奇跡を呼び起こし、 翼を失った"天使の声"は]
(12) mmsk 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[――――ひゅう、]
(13) mmsk 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[スータンを見れば 中身ない空っぽの袖がゆらりと揺れる 願えば取り戻せるはずだった それはつまり――彼自身が望まなかったということ]
…君は、馬鹿なの? 馬鹿でしょ? せっかく、僕が…なのに、どうして?
僕は…もう、君が傷つくのは嫌だ…
[鼠を持つ手を高く振り上げて 今にも叩きつけそうな]
(14) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 23時頃
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[意識と身体と生命が、同時に落ちる。 糸の切れたマリオネット。魂の失せた楽器人《マリオネット》。
視界の端で、ソプラノを見、笑い。
そして。]
(15) mmsk 2013/10/06(Sun) 23時頃
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Cheer《がんばれ》
Regards《それじゃ》。
[たった二言を歌って、幕を閉じる。]
(16) mmsk 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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[世界を調律するのは、音ではない。 すべてを決めるのは、人であるからと――――
ほんの短かな演奏会《コンサート》は、とても満足なものだった。]
(17) mmsk 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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[――――ぽぉ ん]
[おやすみ*]
(18) mmsk 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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僕はもう、これ以上…君を失いたくない!
[それは切なる願い 両眼から、ぽろぽろと流れるのは涙 後から、後から途切れることなく流れ落ちる]
(19) Arianrhod 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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[高く鼠が持ち上げられる、 それを、そっと右手を伸ばして抑える。]
…………これが、俺の《旋律》なら、 それを塗り替えちゃ、だめだろ……?
[セシルでもない、アスランでもない 彼の声に息を吐いて。]
ーー馬鹿は君だろ…… どうして、そんな泣くのさ…… 気にするこたないさ、 俺は指揮存在なんだから
……君の曲のために、あるんだ。
(20) うに. 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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あ…… あ、あぁ…………
[溢れる涙に視界が歪む。 優しい音色が、 祝福の翅が、 世界を包んだ]
(21) ryusei 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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इइशु वाताशिहाअनातागा सुकिदेशिता.......... 《本当は、彼と共に居られるだけで良かったのに》
[壊れた心の天使。 翼は光を失い、 その亡骸は地上へと堕ちていく]
(22) ryusei 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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[ り ぃん ]
[*ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ/ソプラノの音色が、優しく響いた*]
(23) ryusei 2013/10/06(Sun) 23時半頃
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[神父に抑えられた右手を静かに下ろし 鼠を椅子に寝かせた
乱暴な扱いを受けたはずだが それでも、大人しく眠る姿は これすらも人形であるように見えただろうか]
…だったら、もう…僕のことは忘れないで 君にこうして、会う度に…僕を忘れてしまう
…僕は君を失っていく…それが悲しい
[拭うのを忘れたかのように、涙は流れるまま]
(24) Arianrhod 2013/10/07(Mon) 00時頃
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ーー……忘れたくは、ないよ……
ただ、俺の旋律がそうと定められているだけ。 ……それは、君が一番知っているだろう? [緩く、一度首を振る。 ああ、右手は残っていてよかったと イアンは思いながらその涙を拭って。]
また忘れてしまう。 それでも……また、会いたいんだ。 それが、君を悲しませてもね……
(25) うに. 2013/10/07(Mon) 00時半頃
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セレストは、明之進に噛み付いてみた。まずい。
mmsk 2013/10/07(Mon) 01時半頃
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ばかばかばかばかばか! イアンの馬鹿!
[涙を拭う神父の返事に 聞き分けのないこどものように 彼をポカポカ殴りながら、叫んだ]
僕だって…それくらい分かってる 君に会えるのが嬉しいよ
…例え、僕以外の誰かを愛していても
[長い年月の中の ほんの一瞬の逢瀬はそうして繰り返された 嬉しい、楽しい、愛おしい
――だからこそ、悲しい]
(26) Arianrhod 2013/10/07(Mon) 01時半頃
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[神父をぎゅうっと抱きしめて]
けど、それを我慢出来るほど …僕は人格者じゃないんだ、馬鹿!
[再び泣いた、まるでこどものように]
(27) Arianrhod 2013/10/07(Mon) 01時半頃
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セレストは、自分の指や手首を舐めてみている。あまり美味しくない。
mmsk 2013/10/07(Mon) 01時半頃
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ーーーやっぱり、気づかれてた、か。
[子供のような様子と仕草でも、 胸に当たる拳は痛くて。 けれど、作曲者の胸の内は、 きっともっと痛いのだろう。
ーー…………唯人の寿命しか持たぬ セシルに、それでも会いたいと想う。 そんな理由なんて、一つしかない。]
どうしてだろうな……元々はあんたの魂なのに。
[遠慮なく抱きしめる腕の力、 子供のように感情を爆発させる様子。 忘れたくないし、 泣かせたくもない、のだけれど…………]
(28) うに. 2013/10/07(Mon) 01時半頃
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ーーー…………ごめん、な
[忘れてしまうことも。 君を一番に思うことが出来ないことも。 慰めるために出来るのは 背をなで返すぐらいで。]
(29) うに. 2013/10/07(Mon) 01時半頃
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セレストは、愛挽きバーグをくんくんしている。
mmsk 2013/10/07(Mon) 02時頃
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[神父に背中を撫でられながら 気づけばうとうと、泣き寝入り*]
(30) Arianrhod 2013/10/07(Mon) 02時半頃
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イアンは、作曲者もおやすみー
うに. 2013/10/07(Mon) 02時半頃
ベネットは、そしてちっちゃわんこも就寝**
azumi 2013/10/07(Mon) 03時半頃
セレストは、ロビンとふたりでなごなごしている。
mmsk 2013/10/07(Mon) 22時頃
イアンは、みんなログ読むんだなぁwwwwww(人様のは基本がちのみ
うに. 2013/10/07(Mon) 22時半頃
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― 晴れ渡る至上の空《セレスト》で ―
[天空《セレスト》に 虹がかかった]
[晴空《セレスト》は 嘆きを赦しそして晴らす]
[翅が降る。祈りと、幸福と、喜びを幾重にも重ね合わせた。 天使の様な、奇跡色の翅がふんわり、ふんわりと]
[沢山の夢と命と光を世界に与えた天使は そして]
(31) 十六夜 2013/10/07(Mon) 22時半頃
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[翼を失い、ひゅう、と落ちる旋律の器。
それは魂の抜けた楽器、綿の無い人形、舞い散る翅の様に軽くて。 天使を《調律》した楽人は、静かに落ちたそれを腕元へと引き寄せた。 晴れ渡る朝の演奏会《コンサート》は終り、眠りの詩が響いていた]
(32) 十六夜 2013/10/07(Mon) 22時半頃
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[それは"死"では無く、"眠り"。 再び訪れる朝までの、微かな別れの間奏曲に過ぎない]
――――……おやすみ。
何時か君が、また目を覚ましたとき。 必ず君を探して、また君の声を聴くだろうね。
[何十年、何百年先の歴史かは解らないけど、それは必然。 楽人は、そんな天空の天使の眠りを見守る様に囁いた]
(33) 十六夜 2013/10/07(Mon) 22時半頃
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[謝る、謝られる]
[天使の慈悲に溢れた音色、響く祝福の羽音。 世界ごと包んだ光の中で、ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ/ソプラノの鈴鳴りが歌われる]
[世界は月と星々の銀河に包まれた様に、やがて静まり返る。 平凡で安穏とした世界に似つかわしくない、光と闇の違和感。 そう、鏡写しの様に響く、ゴートリンゲンの存在は静まり返り。 あるべき物があるべき場所へ。 去るべき物は去るべき場所へ]
(34) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時頃
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[光が甦る。空には虹が架かり星が煌く。
滅びの曲律に耳を傾けた《大衆》はやがて誰ともなく起き上がる。 終りの焉葬に恐れ戦く民はやがて空を見上げる。 巨大な、あまりに強大な天使は、まるで夢の様に。
そう、昼に夢見た、夜の記憶の様にどこにも見当たらず。
あの白い光の翼はどうしたのだろう。 最後に聴こえた、心の洗われる様な音楽は何だったのだろう]
(35) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時頃
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[世界は嵐の予兆を感じ。
やがて森のざわめきと湖の波紋。 あらぶる風に太陽を覆う曇天は心を暗くし。
光り輝く、破滅の象徴。 この冬は終りを告げず、世界は嘆きの雪に閉ざされてしまうかの様な錯覚
―― そこに射し込む 光の翅
夢が、喜びが、祈りが。 次々と《大衆》の心には旋律と共に流れ込み。 長い長い、冬と悪夢の終りを告げる様に。
気がつけば、世界には、《春》が訪れていた]
(36) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時頃
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まるで、至上の天空から舞い降りた天使が授けてくれた様な
世界への 音楽《ギフト》
それを聴いた《大衆》は神に祈りを捧げていた
(37) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時頃
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クシャミは、ろぐは感じて、発展させる…後は流れで
Arianrhod 2013/10/07(Mon) 23時頃
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― 大英帝国倫敦闇史書より 『天使のギフト』事件詳細 ―
--- 倫敦大聖堂に謎の集団昏睡事件が起こる。 発生時大聖堂付近にいた、聖職者や参拝者を主にする大衆が意識不明の昏睡状態に陥り続けた。
--- 倫敦大聖堂、聖職者と共に消失。 上記、集団昏睡事件直後から、付近の大衆が、同聖堂が消失したかの様な、不可思議な集団幻覚が発生した。 一部市民の中には、蔦や茨に囲まれる聖堂を見たと云う一致した証言が存在したが、論証は無く、集団幻覚の一部と王立捜査局により判断が降された。 また極秘証言だが、市民の中に数名、『何も無い空間から出てきた』と証言する子供を見たとの報告があるが、その子供が実在したかの確証は存在しない。
--- 時計塔に黒い化物が出現。 同時刻、倫敦時計塔頂点に、化物の様な影を視たとの報告が多数の大衆から寄せられた。 参考資料1(写真が貼られてある)にある様、大きな狼の様な獣が突然変異した姿であるとが、同捜査局の予測であるが、究明には至らない 尚、当写真のみが唯一、本事件の現実性を辛うじて証明する物であり、全ての物的資料の民間開放は禁じられている
(38) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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--- 倫敦橋に謎の化物が出現。 上記事件より数時間後、倫敦橋に、巨大な蛇の様な化物を視たとの報告あり。 上記事件よりも危険性の高い化物とされ、大衆の全員が避難したが故に、映像資料は存在しない。 大衆によれば、川の水が大蛇と化したとも、黒曜石の様なドラゴンだとも証言されており、究明には至らない。
--- 倫敦空に謎の白い天使が出現。 本項目最大の事件。大聖堂が存在すると思しき座標上空に、天使が出現した。 大衆達の証言は一致して、『白く光る翼を広げた天使』と証言された。 当初、天使の福音を受けた大衆は、集団幻覚を引き起こしたかの様に自殺行為に走る者すら現れたとされるが、事件解決後の調査によれば死傷者は存在しないとされ、大衆は愚か、倫敦中が困惑する中、事件は謎の幕引きを気付いた時には遂げていた。
また、同事件時、異なる天使の祝福が聴こえたと主張する大衆も少なくなく。 天空から降り注ぐ福音から、天使は二人存在したのでは無いかと云う見解が、一時実しやかに囁かれていた。
(39) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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--- 事後調査
本項目に置ける事件は、論拠性、因果性、物証性、全てが希薄な事件とされ。
ほぼ全ての事件が、原因不明の集団幻覚である以上の説明が大英帝国王室からも為す意外なかった。
水面下では、王室の陰謀、テロリストによる薬物実験、倫敦の地下に存在する謎の組織の暗躍、果ては天使の降臨など、様々な論説が展開されたが、その何れも現実性に乏しい為。
以上の理由を以って、本件は大英帝国闇史書へと目録登録されたのである。
(40) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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... ... ... ... ... ... ...
(41) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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--- --- --- Secret Code 333666 --- --- ---
(42) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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本事件後、王立捜査局とは極秘別動、ハワード・グウェンドリン総長率いる、響界機関『コンデンススコア』諜報部『トリル・ディアボロス』の活動記録より。 事件当時、崩落したと王立捜査局に調べられていた、倫敦大聖堂地下大霊廟。 崩落に際し、消失されたと看做されていた、『聖遺体』の纏われていたと視られる繊維物が、聖堂近辺にて発見された。 極秘情報として、事件当時、偶然難を逃れた聖堂の聖職者から、当事件の際、上空に現れた天使を、『聖遺体』の様な容姿をしていた、と云う証言を得られている。
以上の情報を統合した結果、響界機関『コンデンススコア』は 倫敦大聖堂に安置された、古の『聖遺体』こそが、天使の正体では無いかという推論を当局へ提出した。
尚、以上の情報は、大英帝国民に無用の混乱を広げるばかりか、世界の宗教観を根底から覆しかねない論証であると危惧した、当時女帝の最終英断こそが 本件、真の闇史書目録登録であり
本項目の情報は、特S級以上の、英国帝直属の、バロン・ラウンズ構成員にのみ開示を赦される情報とする。
(43) 十六夜 2013/10/07(Mon) 23時半頃
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― op.0 夜空へ捧げたノクターン ―
[死んだ様に眠り、長い夜の夢に沈んだ。 役目を終え、眠るセレストの軽い軽い身体を抱えながら。
楽人の少年は、指揮存在の青年に歩を近づけた。
その彼の傍には、子供の様、背を撫であやされる様に泣き寝入る姿。 奏者の身体に存在した魂は、誰なのだろう。 目尻には雫の軌跡を残し、朝を待つ様に眠る。
背を撫でられる姿で、覚えてしまう羨望のやり場に少しだけ困りながら]
(44) 十六夜 2013/10/08(Tue) 01時頃
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[こちらに気付けば、彼も気付くろう。 奇跡の色した翅を散らし、深い、深い眠りに着いた、天使の姿に]
……おやすみ。だとさ。
九時にはまだ早いと思うけど。 良い子はもう寝る時間みたいだな。
[近くの椅子を探り当て、眠る天使を安らかに座らせた。 奏者も同じ様に座らせるつもりなら、再び椅子を引いて]
(45) 十六夜 2013/10/08(Tue) 01時頃
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俺は悪い子だから、夜更かし位別にいいんだよ。
それより……覚えてる?
『後で覚えてろよ。不治馬鹿似非神父』
[パキ、コキ。肉弾戦の柔軟体操、と少年は拳の骨を鳴らして。 近くに良い段差は存在しただろうか?手頃な立ち居地で。 少年はにこりと満面にも相応しい笑顔をひとつだけ展開して。
―――― 青年の額へ結構全力で、手刀を振り下ろした。
当たるか否かは至極どうでも良かった]
(46) 十六夜 2013/10/08(Tue) 01時頃
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――…バカヤロウ ッ。
結局泣かせたままなんだな。 そいつの事だけじゃ無いぞ。
自分を犠牲にする奏で方とか。 俺が云ってもそいつが、誰が云っても。 お前は最後には結局自分の考えを通すんだし。
人泣かせとか、罪作りとか言われた事あるだろ。
(47) 十六夜 2013/10/08(Tue) 01時頃
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お前が、そいつの事とか自分の事とか。 どう考えてるのか。
……俺は、聴かないでいいけど。
もう子供なんかじゃない。 けど大人だとも云えないよ?俺。
(48) 十六夜 2013/10/08(Tue) 01時頃
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|
…………覚悟してろ。
俺には、この鎖があるお陰で。 お前の云う通り。 これから、先も見えない 悠久の時間がまだまだあるんだ。
だからお前の悪癖とか。 時間を掛けても俺が絶対に強制してやるからなッ。
(49) 十六夜 2013/10/08(Tue) 01時頃
|
|
俺は――ワガママで欲張り、なんだから。
[共にいれる。なら次には、を求めてしまう、その位には]
(50) 十六夜 2013/10/08(Tue) 01時頃
|
|
[手刀を打ち込んだ後、その手で指を突きつけて。 緋色の瞳は、じい、と変わる事の無い強い意志で彼を見詰めていた]
――それじゃあ…イアン。
そろそろ、おやすみの時間だ。 どうしよう、か。
[未だ理解していない。お互いが《指揮存在》故に、求められる楽曲のフィナーレを迎えた後には、楽曲の指揮者はやがて退場のカーテンコールを迎える。 お互い共、残された時間、これからの自分達は。 窺う様に、楽人の少年は、イアンの双眸を見上げていた*]
(51) 十六夜 2013/10/08(Tue) 01時頃
|
クシャミは、イアン、お疲れ様でした、もふり
Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時頃
|
― 20XX年 ロンドン・とある木の下 ―
[ふっと気づくと、ベンチにかけていた 止まっていた世界が急に動き始めたような感じ しかし、それはうたた寝していたからだろう]
ふあ…
[伸びをしながら、大きく深呼吸 金色に輝く木漏れ日が葉の隙間から キラキラと零れ落ちてくる]
ふむ…
[デイバッグから取り出したスマホを見ると メールが一通届いていた
それは待ち合わせの相手から 少し遅れるとのこと]
(52) Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時頃
|
|
珍しいこともあるもんだ
[出がけのトラブルはいた仕方ない 「木の下にいる」とだけ返信してから デイバッグに放り込み 肩にかけて、立ち上がる]
夢、見てたのかな?
[周りの景色と、背後に立つ木を見比べた]
[樹齢は百年超えていると 根元に立つプレートには書いてある樹
この公園はかつて 何かの事故で崩壊してしまった大聖堂 その跡地に作られたものである]
(53) Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時頃
|
|
[それがどのようなものかは 残る資料が少ないため、分からないが 噂を集めた本を読む限りでは
なかなか、B級ネタらしい]
お、来た来た…意外と早かったじゃん
[木の方に向かって来る人影は見知った顔 近くの学校に通う幼馴染であった
寄宿舎生活を無事に遅れているか その様子伺いも兼ねて、たまに落ち合う
どうやら、いつも通りのようで ホッとした]
(54) Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時半頃
|
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おい、ロビン…こっちだよ
[無事な姿に安堵しながら 笑顔で、彼に手を振った
そろそろ、ハロウィンである 今年はどんな仮装をしようか?
ふと、考えて――ぽろりと涙が零れた 理由は分からない
ただ、何となく、これでよかった *そんな気がする*]
(55) Arianrhod 2013/10/08(Tue) 02時半頃
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── なにもないあさ ──
[今日も少年は、泣きながら目を覚ました。]
…………
[どんな夢をみていたのか、思い出せない。
せかいは、今日もからっぽだ。]
(56) kokoara 2013/10/08(Tue) 13時頃
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[ぼうっとする頭の中、轟音はいつもと変わらない。 ごんごんと鳴り響く、それは"声"。
さみしい。
あいたい。
さみしい。
あいたい。
さみしい。
会いたい人なんていないのに。 苦しい胸を押さえながら支度をして寮を出た。]
(57) kokoara 2013/10/08(Tue) 13時頃
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ん。
[携帯が鳴る。 スマートフォンに慣れる気がしないから、持っているのは旧式の折りたたみ型。
電話してきたのは英國の、名前は一応伏せておくが、とある機関の総長補佐官だった。]
……はあ。
[溜息、ひとつ。 継承を受けさせられてから、度々こういうことはあった。 少し遅れる旨を待ち合わせ相手へメールして、少年は秘密の肩書きの持つ義務を果たすことにした。**]
(58) kokoara 2013/10/08(Tue) 13時頃
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ベネットは、ロビンの懐にもそもそもぐりこんだ
azumi 2013/10/08(Tue) 20時頃
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── やくそくのきのした ──
アスラン。 待たせてごめん。
[少年は"素直"にそう言って、>>55待ち合わせていた幼馴染の元へやってきた。 年の差はあれど、他人行儀な丁寧語などない。
礼儀を投げ出すタイプでない少年だったが、彼に対しては不思議とこうだった。]
……アスラン?
[不意に。]
(59) kokoara 2013/10/08(Tue) 22時頃
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……泣いてるの?
[幼馴染の頬に、こぼれたひとしずくがあった。]
ん。……なにか、あった?
[几帳面に折り畳まれた、清潔なハンカチを差し出す。 たとえば、]
怖い夢、とか。
[思わず言ったのは、この幼馴染が、唯一少年の"涙"を知るからだった。 家族にも隠しているそれを知られたのは偶然だったけれど、知られてもいい相手がいるというのは、随分と少年の心を軽くしていた。]
(60) kokoara 2013/10/08(Tue) 22時頃
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僕に話せないなら、無理には聞かないけど。
[話したくないことはある。 少年自身、受け継いだ"役目"に関して幼馴染に話したことはなかったし、話せないだろうとも思っている。
そっと影になる片手、指先を揺らせば、周囲を舞う柔らかな風が震えた。
木の葉をそよがす"風の唄"を奏でれば、少しは慰みになるだろうか。 誰にも言えないこの秘密が、すこしでも誰かのためになれば。]
(61) kokoara 2013/10/08(Tue) 22時頃
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── ちからとおもいで ──
[いつからこの能力を使えるようになったのか、少年は覚えていない。 気がついたら、としか言えなかった。
誰も使い方を知らない。 どころか、使っていることに気づけるものすら稀な能力。 "見る"ことだけができた祖父がそう呼んだから、この能力は 『駒鳥の囀り《ロビンズトゥイート》』と呼ばれている。
誰も教えてくれなかった。 誰も、]
…………
[だれも?]
(62) kokoara 2013/10/08(Tue) 23時頃
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── 20XX年/倫敦地下/???※ ──
[そこは霊廟にも似た広間だった。 >>0:309広間を囲うように立つ五つの天使像の中心に、 少年────── いや。
大英帝国響議会本部所属。 響議会議長にして、機関総長。
響界機関『コンデンススコア』の頂点に立つ、 グウェンドリンの末裔がそこにいた。]
[※正確な場所を表記すること能わず]
(63) kokoara 2013/10/08(Tue) 23時半頃
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[少年が手を下ろせば、周囲に高まっていた音《力》が静まっていく。
床に引きずるほどの、恐ろしく緻密な紋様の描かれた長衣の裾を軽く払って、少年は張り詰めていた息を吐いた。]
…… 終わり。 これで、暫くはもつよ。
[繊細な拵えの金冠を載せた頭は、疲れたからと振るわけにいかない。 難儀なものだと思いながら、少年は陣を出る。
控えていた機関の構成員たちに細かな装飾を預けながら、少年は近づいた人影に顔を上げた。]
(64) kokoara 2013/10/08(Tue) 23時半頃
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『アルト』。
御役目、ご苦労様?
[役割としてかけるべき言葉だが、この言葉を自分が彼にかけていると思うと、不思議な感覚だ。 この"世界"へ少年を誘った、始まりの少年。 笑い出したい衝動に襲われたのは何故だったのか、未だにわからない。 その手をとった結果がこの継承なわけだが、後悔はなかった。
感覚に合わせて自然語尾が上がり、首も傾けながら。]
そう、 耳貸して。
[彼には伝えなければならないことがあった。 総長が定期的に行う、英國全域の"調律指揮"の間に聞こえた音《瞬間》。]
(65) kokoara 2013/10/08(Tue) 23時半頃
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『 テノール 』が、目覚めるよ。
[待ち望んでいるだろう彼に、そう、囁きかけた。]
(66) kokoara 2013/10/08(Tue) 23時半頃
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[聞こえた音《訪れ》は、『テノール』だけにしては、 音が変わっていたけれど。
重なったもう一音域のことに気付くには、 総長としての少年は未だ未熟だった。]
(67) kokoara 2013/10/08(Tue) 23時半頃
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── 北天の庭 ──
[その庭を名づけたのが誰か、少年は知らない。 元々名もなかったらしいそこに少年が入り浸るようになって、ある日そう呼ばれているらしい事を知った。
寄宿舎学校にほど近い庭は、都会の空間を活かすと言えばいいのか、付近でも最も高い建物の屋上いっぱいに作られていた。]
……
[一時は女王の庭とも呼ばれていたらしいそこは、役目を継承してからある日、『アルト』に教えてもらった場所だ。 総長としての自分に疲れを感じたとき、学業が一段落したとき、なんとなく。 いろいろな理由から、少年は庭を訪れる。 倫敦市民に公開されているらしいが、ここを訪れる客は自分と『アルト』以外見たことがなかった。]
(68) kokoara 2013/10/09(Wed) 00時頃
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[無言のまま、定位置に向かう。 外が見える、蔦の多い空間には、色褪せながらも風情を感じるベンチが一つ置いてあった。
座れば時計塔を眺めることもできる、いつもの場所で空を見上げる。]
" "
[唇を開くが、音は出ない。 出していないから、当然だ。
呼ぶべき音を、少年は、知らない。]
(69) kokoara 2013/10/09(Wed) 00時頃
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[
さみしい。
あいたい。
さみしい。
あいたい。
さみしい。
]
(70) kokoara 2013/10/09(Wed) 00時頃
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[目を伏せる。 この響きを、書物では不協和音《ゴートリンゲン》と呼ぶらしい。 あまり良い物ではないらしいが、これを誰かに訴えたことはなかった。
感じていたのだ。 これはただの、自分の心の叫びなのだと。]
………… あいたい ……
[欲望とはよく言ったものだ。 口に出してしまえば、それはもう止まらない。
あいたい相手が誰なのか、未だ記憶さえないというのに。]
(71) kokoara 2013/10/09(Wed) 00時頃
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[どうすれば。
どこへいけば。
相手も手段も何もわからない。]
……
[ふらりと歩き出し、庭の終わりへと近づいていく。 ついには庭園の縁へ手をかけ、身を乗り出した。*]
(72) kokoara 2013/10/09(Wed) 00時頃
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― 2XXX年 ―
[手にした目録に視線を落とす。 其処に記されているのはもう随分と古い記録。 今となっては、人々の記憶にも殆ど残らぬ事件]
[ごく一部の限られた者にしか 閲覧を許可されぬ極秘中の極秘資料。 しかしそこにも全容が記されているわけではない。 むしろ、その多くが推測であった]
(73) ryusei 2013/10/09(Wed) 00時頃
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風のうへに...
ありか定めぬ...
塵の身は...
ゆくへも知らず...
なりぬべらなり......
(74) ryusei 2013/10/09(Wed) 00時頃
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[ ――――リ...ィン ]
[涼やかな音が、一つ。 無人の資料保管室に響いた*]
(75) ryusei 2013/10/09(Wed) 00時頃
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−いつか、あるひ、あるばしょで−
[寒い夜、一匹と一人は出会った。 一匹は雪振る小さな港街、橋のたもとの箱の中。 小さな鼻と額の上に白い雪を載せて震えていた。
きゅう、と、小さく啼いた一匹を見つけたのは一人。 『呼ばれた気がした』と後から友人に語った一人は、 誰にも助けられずに冷たくなる運命しかなかった一匹を拾った]
ぼくと同じ目の色だね。 …そうだ、ぼくの名前をあげる。
[そう言ってダッフルコートの懐に、自分の服が濡れるのも構わず入れてやった。 この日から、一匹と一人は同じ名前を共有することになった]
(76) azumi 2013/10/09(Wed) 00時半頃
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[一匹と一人はいつでも一緒。 どこへ行くのも、何をするのも、ずっと一緒。
家族というよりは、一匹と一人が合わさって一つのようだった。 学校へ送っていったら帰りまできちんと待っているし、 バケーションだって一緒の写真に納まっていた。 ずっと、ずっと一緒。
だって、"ひとつ"だから]
(77) azumi 2013/10/09(Wed) 00時半頃
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−これもやっぱり、ある日のこと−
…だからさあ、今度はダメなんだって。
[とぼとぼと、足は街路をすすむ。 一人はキャリーケースをガラガラと引き、 一匹は当然のように横をついていく。 真新しい制服に身を包んだ一人は溜息をつき、ぴたりと足を止めた。 黒く立派な尾を揺らしていた一匹の足が止まって、その場に座る。 困り果てたような一人を前に、一匹は自分の主張が通らねば動かぬという顔をしていた]
ねえ、俺、言ったよね。 今度行く学校は、一緒に行けないんだよ。
[ほとほと困り果てた一人は、子供と大人の間のような顔で一匹を見下ろす。 それが不満だというように、一匹は黒い尾で石畳をぱっと打ち鳴らす。
オリーブ色の瞳がそれぞれから視線を逸らさない]
(78) azumi 2013/10/09(Wed) 00時半頃
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──カレン、お願い。
(79) azumi 2013/10/09(Wed) 00時半頃
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[ぺち、と顔の前で手を合わせると、頭の後ろで結んだ少し長さのある髪が やっぱり尾のようにふわっと揺れる。 漸く寄宿舎に入れる歳になった一人は、一匹に頼み込む。
ふ、と。 空が翳った気がして、一匹と一人は同じように空を見上げた。 身を乗り出す、人の影が四つのオリーブに映りこむ**]
(80) azumi 2013/10/09(Wed) 00時半頃
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[幼馴染みの問いかけに]
…夢、うん…夢見てた、昔の
[ありがとう、とハンカチを受け取って 押さえるように目元を拭った]
夢の中でも、俺はやっぱり馬鹿だった
[と、ぽつり]
(81) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 08時半頃
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[夢の中では、一番好きで一番会いたくて けど、絶対にそばにいられないひとへ
最高の自分ではなく、最低の自分を見せた
『どうせ、全てを忘れてしまうのでしょう? だったら、綺麗さっぱり忘れればいいんです あなたが求めた私は所詮、幻想 本当の私なんかじゃないんです…』
[彼の前に再度現れたのはそれを打ち砕くため
そして、この自分はただの余韻、もう音もない ――フェルマータ《終わり》の記号]
(82) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 08時半頃
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[すでになくしてしまった左腕を見て
『私の願いを聞くおつもりなどなかったのでしょう? ならば…残った右腕を後生大事にするといい
……その、相手ごと』
別れの言葉はかけなかった すでに、自分はいないものだから
そのかわりに――]
(83) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 08時半頃
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[幼馴染みの奏でる"風の唄"に目を細めた 微風は優しい《音楽》を響かせる
今日も《鐘の音》が鳴り響く
世界は《美しい音楽》の終着へ向かっている *《美しい結末》を目指して*]
(84) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 08時半頃
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― 20XX年・とある倉庫 ―
[アカデミーの一角に蔦に絡まれた 煉瓦出来た建物がある
そこには古代の様々な楽器 とりわけ、鍵盤楽器が多く納められてる
ピアノ、チェンバロ、鍵盤つきグロッケンシュピール 中でも目玉が「トルコ行進曲用のベルつきピアノ」
一般開放もしており、スタッフがいない隙に こどもたちがこっそり忍び込み ドキドキワクワクしながら、それらに触れる
片隅に「スタッフ以外立ち入り禁止」があり 隣接する楽器倉庫へと繋がっていた]
(85) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 09時半頃
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[そのドアを開けて、見回せば 布を被った楽器が数台]
えっと、探しものは…これかな?
[今日は学内でハロウィン兼ねた演奏会がある 黒い猫耳パーカーに黒い尻尾をつけ足した姿で その手伝いをしているのだが]
トリックオアトリート! …で、「金平糖の精の踊り」か
[その単純さが、いかにも音楽学校らしい ピアノの学生は「ゴリウォーグのケークウォーク」とか そこまでいくと全然お菓子でないのだが]
(86) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 09時半頃
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[並んだ中から1台、気になるものの布をはぐ それを見て、思わず叫んだ]
なんじゃ、こりゃ!?
[びっくりした余り ポケットに忍ばせていたお菓子の包みが ぽろっと床の上に落っこちた*]
(87) Arianrhod 2013/10/09(Wed) 09時半頃
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[その名前を。 その声を。
"今度"は、聞き逃さないよう。]
(88) kokoara 2013/10/09(Wed) 12時半頃
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いま、
[触れていた空気を震わせた音に、少年は目を見開く。 取り付いた庭園の縁より見下ろした世界の断片にある、その姿。]
っ きみ、
…… まってて、すぐそこにいく!
[衝動のまま叫び、降りようかと背後の木々を振り返り、こんな僅かな距離さえ煩わしくて顔を歪める。]
(89) kokoara 2013/10/09(Wed) 12時半頃
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[思い出せ。
"僕"には、翼があったじゃないか。]
(90) kokoara 2013/10/09(Wed) 12時半頃
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[目の奥に、小さく火花が散る。 触れられなかった壁をひとつ、破ったような。 瞬間、少年の背中には白く未熟な翼が現れ。]
[これだけでは、たりない]
(91) kokoara 2013/10/09(Wed) 13時頃
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[それを奏でたのは喉ではない。 音が言葉が、白金に輝く文字になり、雛の翼を護るように並び浮かんだ。
少年の靴が、庭園の縁を蹴る。]
[鳥は、天から飛んだ。**]
(92) kokoara 2013/10/09(Wed) 13時頃
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[どうしてそこに居るのか、どうして"まだ"居るのか、今となっては誰も語らず、知らず。 ただ、立入禁止、とだけ書かれた、何の封印一つされていないその倉庫に、それは眠っていた。
一見すればただの大きな人形でしかない、それ。 申し訳程度に、古い服を着せられている。 布を被っている状態では隠されて見えなかったろうが、微かな遊色の燐光を纏っているのが、暗い倉庫の中でぼんやりと明るい。]
(93) mmsk 2013/10/09(Wed) 14時半頃
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[そのまま動きさえしなければ、それで終わるはずだったのかもしれないが。]
んぅ、ん…………
[布を剥がれたことすら眩しがるのか、それとも大声をあげられてか。 ほんの少しだけ、むずかるように身動いだ。 目覚めはしない。目覚めはしないが――
お菓子をくれるならば、いたずらするかも*]
(94) mmsk 2013/10/09(Wed) 14時半頃
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―― 20XX年 ――
[過去の未来と、未来の未来。 ふたつの未来を別つは、運命の変奏曲。
気分屋さんのステップの様に≪Rondo Capriccioso≫......
様々に足を踏み変えられた、楽曲の旋律はやがて。 誰も知らない、新しい交響の詩を引き連れてきた]
(95) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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ロバート・グウェンドリン様
世界総譜の導きに従い、今
ようやく、貴方をお迎えにあがりました
(96) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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[その少年は、ある日、霧の濃い夜空の中現れた。
黒衣を身に纏う、燃える様な緋色の眼が柔らかく微笑む。
夜風の唄に紛れて、黒い天使の羽が辺りに散ばり。
世界の祝福を受けている様な、音無き幻想曲が響き渡るなかで。
黒く輝く緋色の鎖を左腕に巻きつけた少年は、その右手を差し伸べた]
(97) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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[その狂気の境界を走る音色は、決して雑音《ノイズ》ではない。 逢いたくて寂しい、その純粋な想いは、音色を遥か高き次元の旋律へと導く]
[今度こそは、きっと大丈夫。 その硝子の音色は、何かを必ず覚えているはずだから]
[世界へ導かれる硝子の駒鳥。彼に少年はこう名乗った]
[ ―――― "旧約" の アルト ]
(98) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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|
―― 20XX年/帝国機密某所/??? ――
[五体に並ぶ天使像が囲う広間の中心。
高まる音《力》は後少しこの世界に解き放たれるべきでない旋律。 緻密な紋様、古の旋律を記す楽譜を布に刻み付けた様な、その長衣。
大英帝国響議会を――機関を指揮する若き総長。
最近は少し、総長の貫禄が、見え隠れする様になってきた。 最も彼は、"自分よりもまだ若いから"、成長はこれからだろう]
(99) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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[――"調律指揮"。楽曲を破綻に導きかねない危険音律の、調律。
漸く、響界機関も、重い腰を現代になりあげてくれたか。 実は少年に、その権限は無い。 飽くまで、今の旋律を導く者は今に生きる《奏者》達であるべきが故に。
高まり続けていた、音《力》の鎮まり。
響界機関総長、ロバート・グウェンドリンの指揮――――みごとだ。
繊細に誂えられた金冠…古より続く、響議会議長の証。 だが少年には少し堅苦しそうに視えるのが、少年の苦笑を誘う]
(100) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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|
[少年は始終を上座で監督させて戴いていた。 霊廟の祭壇。奥まりに位置する天使像の傍らから歩み出]
お役目なんて、ロバート様。 俺は唯の"監督役"だよ。
[嘗て叶えられずにいた旋律を奏で、今"この世界"の中心に立つ少年。 それを視るのが不思議な感覚で、彼が首を傾けた方向と、逆に首を傾けた]
[『アルト』…機関が祭りし天使像に刻まれし天使の一柱。 その名を奏でて、運命と共に現れた、歌の天使はひとつの特徴。
――音域天使《メロディ・レンジェル》は謳わない]
(101) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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[そう云えば――先程の"調律指揮"で何かが聴こえた様な…。 ふと、気掛りな音が存在した、何だったのだろう、ぼんやり考えようとした時]
……あ、うん。 どうか、したの?
[耳を貸せと、何かありげな様子に、素直にその首を傾けた。 彼が担うのは英國全域、或いは世界にも及ぶ、旋律の指揮。 今や機関の内情は彼を中心に廻る。何か知らない情報でもあるのかと――…]
(102) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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≪ इ इ शु ≫ 『 テノール 』 が 覚醒める ?
[待ち望み続けていた囁きに、心が弾みの音色を鳴らした]
(103) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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[死した魂は廻り、やがて新たな旋律を芽吹かせる。
"新約"の天使達の――目覚める日が近い。
嘗ては天空に誇り、五翼の天使が旋律を奏で。 総譜と云う楽曲を、旋律の導きを指揮する者がいた。 創世記から奏でられし旋律達。 "旧約"の天使達はこの世を去り、そして"新約"の天使達が目覚める]
(104) 十六夜 2013/10/09(Wed) 19時半頃
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[重なる音域の予感を感じつつ、楽人の指揮存在は笑いながら告げた]
それじゃあ。 早く、"新約"のアルトを探さないとね。
[彼をこの世界に導いたその時、彼へ説明したのだ。
我は緋き鎖を誇りし"旧約"の天使。 人が統べし旋律の約定を違え、夜の翼を棄てし"古の天使"――と]
(105) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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[20世紀、響界機関には、過去最高のグウェンドリンと謳われし総長が居た。 然し、その頃の機関には――"音域天使は存在しなかった"]
[機関を導きし、詩の聖者、天使の末裔、そう今は謳われし者。 然し、何れ"新約の扉"が開かれし時、"誰も自分を覚えていないだろう"]
[罪が誇りしキズナの鎖は、指揮存在の証へと百年余りで昇華された。 "指揮"の共有――それはつまり、"抹消"の共有を意味する事を楽人の少年は気づいて]
[《総譜》の自浄作用は、何れ新たなる"新約"のアルトを送り出す。 高次の存在へシフトした楽人は、『アルト』としての役割を失くしている故。 それを理解したのは、過去に"前例"が存在した事に少年が気づいたから]
(106) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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新しい『アルト』が目覚めた時、五人目の天使が漸く現れる。
[意味深な笑みを浮かべ、楽人は、総長の少年の傍ら、天使像を撫でていた。 その古めかしい天使像、それの名前は、擦れて読む事が出来ない]
アルトと"テナー"はふたつでひとつ。 ふたつが合わさり最強にして最高の旋律がひとつ生まれる。
"前の俺達"はお互い、やがてそんな事関係無くなったけどね。
アルとテナが、今再び重なる時。 響界へと導く旋律の天使が生まれ、世界は新たに動きだす。
(107) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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最終天使《ラスト・レンジェル》 『アルテナ』
君は、どんな音律を奏でてこの世界を導きたいんだい…?
[少年は眠り仔に対する様に、名の擦れた天使像を眺めていた]
(108) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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…… …… …… …… …… ……
(109) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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|
[数刻も経ち、やがて人の途絶える厳かな霊廟。 総長の少年が、調律の指揮を施した、広間の中心で。
楽人の少年は、小さな白刃を片手に立ち尽くしていた]
(110) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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|
[新たなる世界の扉は、やがて開かれる時が来るだろう。
本来の指揮存在は、楽曲の破綻、旋律の乱れに際して現れる存在。 今生まれ変わる、新たなる響界機関を導く、旋律指揮を助ける。 それこそが、今少年が100年後の世界に訪れた理由。
やがて役目を終え"抹消"を辿る未来だが。 覚悟はしている。嘗て存在した夜色の翼を棄てて、少年は今この世界に…在る。
世界に広がる旋律達を導く為に 世界に溢れる音楽達を繋ぐ為に]
(111) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
|
|
――この俺、オスカー=アルト・ヴィルヘニアの。
[少年の腕に、青い蝋燭の炎を淡く照り返す刃が走る]
(112) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
|
|
"旧約"のアルト、『指揮楽人』の血に於いて。
[腕を走る紅い線から、じわりと溢れた雫が、床面に零れる]
(113) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
|
|
やがて啓かれし、新約の扉にこの詩この一節を請う。
[零れ落ちた少年の血に、霊廟は緋色と蒼色の幻想的な光輝を放つ]
(114) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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|
封印りし 始原響界音律≪ローゼスコール≫ の元に――
(115) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
|
|
世界交響詩《ユグドラシルファンタジア》よ
どうか うつくしい 光で満ちていますように――
[皆さんに、天使の贈り物《ギフト》が"聴こえ"ます様に......**]
(116) 十六夜 2013/10/09(Wed) 20時頃
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|
[ 翼はためかせ 地へ降り立つ ]
(117) kokoara 2013/10/09(Wed) 21時半頃
|
|
["今度は"、無事に降り立った。
というには、]
う わ、ぶ
[直前で、緊張が切れる。 ふっと翼がゆらぎ、少年がべちゃっと転がった。]
(118) kokoara 2013/10/09(Wed) 21時半頃
|
|
[うう、と呻きながら顔をあげ、見えた顔は、 知らないはずだけれど、どこかで知っているような、少年と
仔犬。]
あ…… え、 と。 ………… はじめまして。
[背中の羽は、幻のように溶けて消えた。 座り込んだ少年は言うに困って、それだけ口にした。]
(119) kokoara 2013/10/09(Wed) 21時半頃
|
|
[見上げた双眸に、影が舞う。 危ない、とかそういう声が上がるわけでもなく、 一匹は黙っていたし、一人はただぽかんと口を開いた。
目の前に、文字通りに落ちてきた姿を見下ろす。 呆気にとられているような顔はそのままだった。 アニメーションのように誰かが声を当てていれば 『あっ、この人ばかだ』ぐらいの台詞を当ててよさそうな顔だったが]
…ああ、ええと
[座り込んだ人影を、一匹が鼻先でつつく。 一人は少し対処に悩むような顔をしたあと 少し自分より年嵩に見えるその姿に手を差し出した]
───はじめまして。
[驚くことにはもう飽きたのか、肝が据わっているのか。 それでも何の躊躇いも無く助けるための手を差し出す。 少年へと向けるその顔は、”どこかで眠り続けただれか”に良く似ていた]
(120) azumi 2013/10/09(Wed) 22時半頃
|
|
[幼げな顔立ち。 初めて見る顔、だけれど。]
… …… あ りがと、
[差し伸べられた手に、手を重ねる。 触れたぬくもりに、
ぽろりと、
涙が零れた。]
(121) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時頃
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あ…… なん、で
[立ち上がりはしたものの、濡れた感覚に気付く。 顔を伏せて隠し、慌てて手を引っ込めた。]
ごめん、なんでも ないんだ。 っと…… お 大きい荷物、だね。 旅行?
[話をそらそうと、視線をあちこちへ逃した。]
……
[それもやがて、"見覚えのある"顔へ戻ってしまうのだが。]
(122) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時頃
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あんなところから急に降りてきたら、危ないのに ……どこか、痛い?それとも、目が乾いちゃったかな…。
[手を引いてみると、目の前の少年のほうが背が高い。 下から見上げながら、涙を流した相手に首を傾げる。 忙しい手を少し見たあと、尋ねられた言葉に、あ、と声が上がる]
今日から、新しい学校に入るんです、けど ……カレンがついてきちゃうから、困ってて
[落ち着かなさそうな相手とは逆に、 落ち着き払ったような一人は一匹を見下ろして肩を竦めた。 黒い豆柴は、見下ろす一人の視線に気付いてつんとそっぽを向く。 小さな溜息が一つ]
…参ったなあ。
[少年も着ているだろう制服と同じデザインのそれは 一人にはまだ少しばかり大きくて、少し袖と裾を捲り上げているが 肩を竦めたことによってそれらが少しゆれて踊る]
(123) azumi 2013/10/09(Wed) 23時頃
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いたく は、ない。 大丈夫、……
[急ぎ首を振る。 聞こえた名前に、はっと目を見開いて、瞬き。 唇だけで "それ"を、復唱する。]
か れん、って。 そのこの、名前?
新しい学校って、その制服は、……僕のと、おなじ……?
[動揺を隠しているのは、成功しているんだろうか。 見間違いでなければ、と制服を見て、なるべく落ち着いた声で尋ねてみる。]
(124) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時半頃
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[同じ学校だというなら、それなりに規律の厳しいあの学校は、ペットを許可していない。 確かに、と眉を下げて、]
……同室の子と口裏を合わせるか…… 一人部屋なら、なんとか隠してる子もいるらしいけど。
[一人部屋は高学年になってからだ。 ロバート自身は、"役目"の都合から一人部屋を与えられているが。]
………… あずかる、ってのも、その子は…… ……あんまり、だよね。
[調律指揮のおかげか、"初対面"の動物に特別嫌われる性質ではないが、誰にでも好かれるというわけでもない。 伺うように少年を見る。]
(125) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時半頃
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とり あえず、部屋割がどうなってるかだけでも、見に行ってみたら。
[案内しようか、と寄宿舎学校の方を指さした。]
(126) kokoara 2013/10/09(Wed) 23時半頃
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それなら、よかった。
[頬を緩ませて一人は笑い、それと同時に一匹が啼く。 自分の名前を呼ばれたから返事しただけの話だろう]
そう、俺たちの、名前。 カレンと、歌漣(かれん)。
[まずは一匹を指差し、そして自分を指差す。 動物はダメだと聞いてしょんぼりとしたのはカレン。 それはそうだろうと苦笑を浮かべたのが歌漣。 預かってもらうにも、はなれるのかどうか一人にはわからなくて]
案内してもらえるんですか? やった、うれしいな。
[これでもう心配ないからとばかりに再三一匹へと帰りを促そうとしたところ 帰るどころか荷物の上に攀じ登って帰る気配は微塵もなさそうな様子。 こちらが折れるしかないとばかりに肩をまた竦め ふと、思い出したように空から落ちてきた少年を見上げる]
(127) azumi 2013/10/10(Thu) 00時頃
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…ああ、そうだ。 俺、歌漣・ベネディクト=コールって、いいます。
[同じ制服、と聞いて安心したのか。 何気なくまた握手のために手を差し出した。
清浄なる《Karen》祝福の唱和《Benedict Choir》。 音楽に関わる学校に入るにはうってつけのような名前の一人は]
───よろしく、せんぱい。
[やっぱり、”どこかで眠り続けた誰か”とそっくりな顔で笑った**]
(128) azumi 2013/10/10(Thu) 00時頃
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おなじ 名前、なんだ……
[すとんと心に落ちる名前。 絶対、忘れない。"今度こそ。"
差し出された手を見て、瞬きにしては少しだけ長く目を閉じてから、"彼"を見る。 意志の強そうな仔犬と一緒に現れた、"どこか見覚えのある"少年。
フルネームに、綺麗な名前だね、と呟いて。]
(129) kokoara 2013/10/10(Thu) 00時半頃
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僕は…… ロバート。
ロバート・グウェンドリン。
[名乗りは、家名でなく自分の名前から。 少年の記憶に彼はいない。 彼の記憶にもきっと、少年はいない。 悔いることでも嘆くことでもなく、出会いを喜ぶ思いが胸を締め付ける。]
手を重ね、緩く握り]
(130) kokoara 2013/10/10(Thu) 01時頃
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[重なる面影。 けれどこれから紡ぐのは、北天と南天の続きではない。 心のなかで騒ぎ続けた声に、心のなかで別れを告げる。]
よろしく。 歌漣。
[ここからは、新しい変奏曲へ。 人同士で始まる未来の旋律を思い、少年はとても珍しく、
心からの微笑みを浮かべた。**]
(131) kokoara 2013/10/10(Thu) 01時頃
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