249 【誰歓突発RP】君と、夏の終わり
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墓
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全
Aに1人が投票した。
Aに11人が投票した。
Aは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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………私はね。 こころが思っているほどいい子じゃないよ。
こころを傷付けた「周囲」と同じ。 言わなかったんじゃなくて、言えなかっただけ。
[こころは優しいから。 人の悪意に対しても、笑顔で返してしまうけど。 かといって、傷付かないわけではない。
けど、私は咎められる位置にいない。 ………私も、彼女らと変わらないから。]
(0) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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三人が一緒にいることが自然で。 そこいるこころが眩しくて。羨ましくて。 私は貴女に嫉妬していた。
貴女の好きな相手が、 私と同じだったらどうしようって。 ずっとずっと、怯えてたんだ。
[貴女の前で必死で被っていた "ののかちゃん"の仮面を外す。 ………借り物の顔だけど、 私はやっと、素顔で貴女と向き合えた気がした。]
(1) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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私はこころが好きなの。 でも、嫉妬する心を止められなくて。
心の中、ぐちゃぐちゃで、 わけわからなくなって―――
好きなのに、嫌いで。好きなのに、嫌いで。
[綺麗だよって微笑むこころは、 誰よりも綺麗だった。 目鼻立ちではなくて、―――心が。
指先から伝わる体温。 縋るように握りしめた。]
(2) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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―――!
[責めることをしない言葉に、涙腺が崩れる。>>182 お化粧していなくてよかった。 もし七海ののかのままなら、 どろどろに流れてしまっていただろうから。
すん、と鼻をすすると 流れる涙を拭うこともしないで。]
(3) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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………今まで、ごめんなさい。
やっぱり私は、こころが好き。 ―――大好き!
[あとは感情のまま、目の前の身体を抱きしめた。]*
(4) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃
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[ まるで懺悔するみたいなののかの言葉。>>0>>1 けれどそんな姿すら、 こころにはきらきら輝いて見えるのだ。]
ねえ、それって ののかちゃんが嫉妬するくらい 可愛いくて素敵な子に見えてたってこと?
[ ふふ、と笑いながら首を傾げる。]
(5) sardonyx 2018/08/31(Fri) 01時頃
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だったら、すごくうれしいな。
[ 苦しそうなくらいに告げるののかの手を 強くぎゅっと握る。]
私もののかちゃんが好き。 ずっとね、憧れてたの。 お化粧だって可愛くなるために努力してる 見えないところで一生懸命頑張ってるののかちゃんが ずっとずっと大好きなの。
[ 握り返されたなら、はにかんで。]
(6) sardonyx 2018/08/31(Fri) 01時頃
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どんな形であってもね、 ののかちゃんと同じ目線にいられることが 私はすごくうれしい。
だからね、そんな風に言わないで、ね?
[ 涙を流す『ののか』に抱きしめられれば その背中に腕を回してぎゅうと抱きしめ返す。
女の子の時みたいな柔らかさはなくて、 お互いごつごつした体だけど。]
(7) sardonyx 2018/08/31(Fri) 01時頃
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わたしも、ののかちゃんが一番好きだよ。
[ 例えののかの一番でなくとも。 その言葉だけは胸の奥にしまいこんで。*]
(8) sardonyx 2018/08/31(Fri) 01時頃
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- 神社への道>>3:74 -
! みっ …そこな青年よ!
[記憶の中の池田像をフルに思い出して 気だるげに歩くその後ろ姿に声を掛けた。 既に中身が分かっているが故に「源さん」と言いかけたのはご愛嬌。
タタタ、と駆け寄る足が軽いのは 鍛えに鍛えられた彼女の脚力のおかげ… だけではなかったような。**]
(9) matsuko 2018/08/31(Fri) 01時頃
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─ 神社への道 ─
[ 背後から声をかけられて>>9 聞き覚えのあるその声に振り返る。
はて。彼女は"どちら"だろう? そんな疑問は、先の呼びかけ方を 思い出せばすぐさま解消される。
ナツミは、自分を源とは呼ばないもの ]
こんにちは、常世くん。 ……なっちゃんて呼んだ方が良いのかな?
[ ふふ、と首を傾げながら言う。
知り合いにバレないようにと 意気込んだばかりだが、 最初からバレている相手なら話は別だ ]
(10) めのこ 2018/08/31(Fri) 01時半頃
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[ ふと、昨日の邂逅が思い出される。
メモを渡した時の、ぎこちない様子>>3:99。 もしかして、河野と何かあったのだろうか。
あの時は彼にメモを渡せただけで 安堵してしまったから、 考えにも及ばなかったけれど。
……まあ、だとしても。 男子同士のあれそれに 女子が口を挟むのはよくないだろう。
何も気にしてないフリで、柔らかく笑って ]
(11) めのこ 2018/08/31(Fri) 01時半頃
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きみも神社が気になって来たの?
そうだよねぇ。 あの日の特別な行動って、 花火を見たとか、そのくらいだもんね。
[ 共に花火を見たメンバーが 皆入れ替わっているとまでは知らず。
彼も何か手がかりを探しに来たのか、と。 レンズ越しにじっと見つめ、尋ねる。
少し歩く速度をゆるめたのは、 ナツミの体に歩調を合わせるため。 足取りは自然、あの日花火を見た場所へ ]
(12) めのこ 2018/08/31(Fri) 01時半頃
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────……
[ 彼の横に並んで、その顔を覗き込みながら ]
……ね。 気になってたんだけどさ。 お祭りの日、 きみはなんて言ってたの?
[ この言い方で、 どの時の事か伝わるだろうか。
花火にかき消された彼の言葉。 その答えは未だ、得られてはいない ]**
(13) めのこ 2018/08/31(Fri) 01時半頃
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―そして―
[目を覚ましたらまず最初に確かめる
場所はご想像にお任せするとして]
(14) asaki 2018/08/31(Fri) 02時頃
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うおおおおお?!!
[
戻 っ て る !
この身体とこの色で生きてきた。 俺カンバック! アイルビーバック!
柔らかな感触はもうないけれど あれは中々落ち着かないものだ。
ここまで考えて、 これは河野蓮による、 壮大な夢オチの物語なのではないだろうか。
まあ、それはそれで構いはしないけれど]
(15) asaki 2018/08/31(Fri) 02時頃
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悪い夢じゃなかった。
[忘れないうちにメモしようとして
ノート、どこやったっけと考えて]
(16) asaki 2018/08/31(Fri) 02時頃
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眠い!
[もう一度眠ってまた入れ替わるなんてないよな、 多分。
二日ぶりの我が布団の感触を楽しむのだ。 僕は君のことが大好きだよ!]
(17) asaki 2018/08/31(Fri) 02時頃
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[同じ体験をした友人達は
さて、どんな夜明けを迎えたのだろう?
答えは―――**]
(18) asaki 2018/08/31(Fri) 02時半頃
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[首を傾げながら笑う彼は確かに河野なのに、纏う雰囲気は常よりも柔らかく。>>10 中身の名を呼ばれているのに池田の名前を呼ばせる趣味は無いから]
あ、常世で…
[とお願いしといた。
まだまだ日差しは強いけれど、 少しずつ陽が落ちるのがはやくなって、 あれだけ五月蠅かったアブラゼミやミンミンゼミはヒグラシにとって代わられて、 時折吹く風が涼やかになって。
もうそこまで秋はきているのだなと思うと、時の流れの速さと高校時代の残り時間に胸がきゅっとなる。
先日のお祭りの名残がそこここに残る境内を抜け、源と共に花火を見た場所へ。 彼女も同じことを考えていたらしい。>>12 レンズ越しに覗いてくる仕草は源のそれだのに、見た目も視線の高さも河野というチグハグ感には、やはりまだ慣れない。]
(19) matsuko 2018/08/31(Fri) 02時半頃
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[歩調を合わせてくれているのだって、コンパスの違いは如何したってしょうがないのだけど。…なんだか。 それが悔しいって感情だってことは、流石にわかった。
到着したその場所に、御松里と少女の姿は既に無く。 血祭りにあげられた神社の息子のことも 日本刀を振り回した乙女のことも 結局知ることは無いまま。
さわさわと木々が揺らめくのを、 二人ぼんやりと見上げた。
口を開いたのは、河野からだった。]
(20) matsuko 2018/08/31(Fri) 03時頃
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[問われているのはきっと、花火が打ちあがった時のこと。
すう、と息を吸って、瞬きを二回。
池田の身体に入って二日、もう元の身体には戻れないかもしれないという不安に襲われてから、段々と己の中で固まったもの。 それを今、吐き出して良いものか数瞬考えて。]
源さんと、星を見に行きたいって言ったんだ
[響く声は女子のもの。間違いなく池田夏海のもの。 だから、どれくらい「常世碧」の想いとして伝わるか、疑問ではあったけど] 源さんが俺を誘ってくれたのは 俺に好きなものっていうか… 熱中できるものがないって思ったからだよね
[弁当屋でのやりとり。 朧げだけど、それでも忘れ得ぬ思い出。]
(21) matsuko 2018/08/31(Fri) 03時半頃
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きっかけをくれようとしたんでしょ?
[最初は、そうなのかな?ってくらいの想像だったけど、あの日からずっと源若菜を観察し続けて、祭りの日に話をしてみて、今ではほぼ確信に近いそれ。
返ってくる答えが違うでも、そうだでも ありがとう、と礼を述べて。]
でもね 俺 やりたいこと、見つかった気がするんだ
このままだと多分、地元の大学出て 親の口利きとかで公務員になって 見合いとかしながら独身のプロになってくと思う …それでもいっかって、思ってたんだけど
[自分の事をこんなに話したのは中学以来かもしれない。曙星にすら思春期を迎えてからはあまり話をしなくなっていたから。(あと自分は聞き役に回る事の方が多かった。)]
(22) matsuko 2018/08/31(Fri) 03時半頃
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もとの身体に戻れたら 一番に言いに行くから
[それまで待って欲しい、と。
別に答えをせがまれている訳でも無いのに 一方的に取り付ける。
自分が、源に言いたいのだ。 否、源でなくてはいけないのだ。
それだけ伝えたら、当初の目的通り こうなってしまった原因を探ってみたけど まさか諸々解決済み>>3:32とはやはり知らぬまま 大した収穫を得られなかったと肩を落として帰路に就いた。]
(23) matsuko 2018/08/31(Fri) 03時半頃
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- 翌朝 - [アラームの音で目を覚ます。 開けた視界には見慣れた天井と照明器具。 焦点の合わぬそれに、もしやと飛び起きれば、そこは物で溢れかえった池田の部屋ではなく、驚く程なにもない自分の部屋だった。
首に感じる髪の毛もなければ、小さな胸のふくらみもない。極めつけに視界がすこぶる悪い!]
…戻れた…
[なんで?どうして?という疑問よりも先に、飛び出す勢いで身支度を始める。この時間ならまだ店に、もとい家にいるはずだと、彼女もまた戻っている確証も無いのに会う気満々で。
けれど出かけ際。 呼び止める両親から告げられた事実に言葉を失った。 結局、これからの事を話し合って朝の時間はつぶれてしまって。
自分はただ、二人の話に頷くだけだった。**]
(24) matsuko 2018/08/31(Fri) 04時頃
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─── 翌日 ───
ん……あれ?出ないな
[ 七海の携帯に、番号があっても、なくても。 自分と縁のソレくらいは覚えているもので。 6回ほどコールしたが、諦めた。
因自身は後ろめたさなんて感じないけれど、 七海が素顔で出歩くのが嫌というなら 連絡もなしにいきなり出歩くのもよくない。 ……そう、思ったからなのだけど。
出ないのなら仕方がない。 どのみち数学の講習も手に着く状況じゃなし。 ナイフとランプ……の代わりに財布と、 化粧道具らしきモノを片っ端からポーチに詰め 七海家の自転車のサドルを上げて、外へと。 ]**
(25) Ar_nelico 2018/08/31(Fri) 07時半頃
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[みなもとで弁当を買う、俺の顔した曙星>>3:187 すごく楽しそうにお食事なさっています。 曙星の身体はあまり腹が減らないので、不思議な光景である。
途中で天地双子がホモ芸していた。 なんか触れてはいけなそうな空気だったのでスルーすることにした。 えっ、お前らそれってつまり、春原って当て馬だったの???
俺の顔した曙星も確かに紳士だった。 エスコートもしてくれた。 でもやはり、やはり、萌えない! 顔が俺という最大の難点がここにある! そしてここでも思い出されるあの紳士蓮! もうやめて俺のメンタルどうなっちゃったの!]
(26) かやせ 2018/08/31(Fri) 12時頃
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[今日の事を考えていた。
化粧をするとは、つまり、可愛くなるということで。 違いは分かりにくかったが、確かにあった。 慣れればもっと、微細な部分も、可愛くなるのだろう。
可愛くなれば あの紳士な蓮と、もっとお近付きに、なれるのでは……?
完全に、走ってはいけない道を走っている、俺]
(27) かやせ 2018/08/31(Fri) 12時頃
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―翌日―
[元に、戻っていた。
それは喜びと安心であり そしてもう、男の姿である自分は あの蓮に近付くことはできないのだという 細やかな恋(とは信じたくないが)との決別であった]
(28) かやせ 2018/08/31(Fri) 12時頃
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[その後俺は、気付くのだ。
塾に行って、蓮と話をしてみるも 蓮を観察してみるも 一向に紳士ムーブは出てこない、いつものヘタレであったという事実に。
あの一瞬の輝きは何だったのか。 俺の恋のような何かは、気がつけば綺麗さっぱり冷めていたのであった**]
(29) かやせ 2018/08/31(Fri) 12時頃
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[ "じゃあ、常世くんね"と返して>>19。
じわりと汗ばむような陽気の中、 それでも涼やかさを運んでくる風を癒やしに、 二人並んで歩き出す。
あの日とは違って、周囲は静かだ。
こんな静かな場所で 彼とこうも穏やかに話すだなんて、 慣れてなくてなんだかくすぐったい ]
(30) めのこ 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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[ ──── それを 打ち破ろうとしたわけではないのだけれど。
さわさわと揺らめく木陰の下、 投げた疑問への返答は、少しの間を置いて。 可愛らしい唇から滑り落ちたのは、 予想もしていなかったそれ>>21。
此方の思惑はお見通しだったらしい。
同士を手に入れたいという私事はあれど、 誘いの声をかけた理由は、 彼の想像した通りの理由だった ]
(31) めのこ 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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……うん。
[ 静かに肯く>>22。
無理に言葉をはさまないのは、 あの日彼がそうしてくれたから。 それが心地良いと、知っているから。
そう思っているのに、 "ありがとう"に続いた言葉には、 思わず声をあげてしまいそうだった。
────いつの間に? 声の代わり、ぱちぱち瞬く瞳が雄弁に語る。 ナツミと入れ替わったからなのだろうか。 だとしたら、それはどういう……? 静かな混乱に襲われながら、……けれど ]
(32) めのこ 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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解った。 ……待ってるね。
[ きみが待って欲しいと言うなら>>23。 微笑みと共に、そう返すだけ。
元に戻れない可能性は、 事此処に至っても考えていなかった。 だから、彼の"やりたいこと"だって 必ず聞けるはず。
ふわりと胸の内に広がる、 あたたかな気持ちには気付かず。 彼と一緒に原因究明に努めたものの。
夕闇が訪れる前には、解散しただろう ]*
(33) めのこ 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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─ 翌朝 ─
[ 随分とぼんやりした世界は、 それが"源若菜"の視界だと教えてくれた。
暫くぼぅっと感じ入って、 自分の体をやわやわと抱きしめる。 ……男子より柔らかい、自分のからだ。
戻れると信じていても、 実際に戻れたら安堵してしまうらしく。 起き上がるまでに、少々の時間を要する ]
──── やっぱり 我が家がいちばんだなぁ。
[ さらりと視界の隅で揺れる髪。 些細なそれにすら、落ち着くようで ]
(34) めのこ 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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[ 大きく伸びをした後、身支度を始める。
その最中に見付けたノート>>3:183が あの入れ替わりが 夢ではなかったという確信をくれた。
また返さないとな、なんて。 何の気なしにぱらぱらとめくっていると、 前回読んだ時から頁が追加されていて>>3:185。
輝きを失わなかった少女。 彼女は変わらず、前に進んで居ると知る。 前向きで、やさしい結末だった。
本を読むのが上手でない 自分だけが読者では、勿体無いくらい ]
(35) めのこ 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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[ ノートは一先ず塾の鞄に入れて、 下から聞こえた母の呼び声に応える。
いつも通りの朝ごはん。 当たり前に食べていたものが、 どれだけ大事だったのかを知る。 美味しいものって大切だ。
"時々来てくれる男の子が>>3:187 珍しく女の子を連れてたよ>>26"
なんて報告を受けて、 高庭と黒江が付き合っている などという誤解を抱いたりもしたが、 果たしてそれが解ける日はくるのか ]
(36) めのこ 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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[ 朝ごはん後は、テストも終わったからと ちょっとだけ店の手伝いをする事に。
今後の選択によっては、 この手伝いの機会だって有限だ。 出来るうちにしておかなければ ]**
(37) めのこ 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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――― 前日 ―――
[ 自分たちの他にも入れ替わり組がいること。 それは片割れの常世くんに教えられていた。
でも。でも。
ワッカナチンてなんですか!?>>3:134 稚内空港じゃないんだよ? きみの中のワカナっちのイメージは どうなっているのかね、ええ? ]
こほん。 …そうかぁ、わからないかあ。
[ 突っ込みたい気持ちは取り敢えず 胸の中に仕舞っておくことにした。 お互いいっぱいいっぱいだもんね。仕方ないね。 ]
(38) NIA 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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……うん。 何とか、なるといいよね。
[ いっぱいいっぱいだから、 少しくらい弱音を吐くことだって 許して欲しい。
何たって今の私は "元気溌剌爆発天真爛漫池田夏海"じゃなく、 細っこくてクールな常世くん。
上手く笑顔になれなくたって許される。 …そうでしょう? ]
(39) NIA 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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[ 尤も、そんな弱気なんて 性格上長続きしないわけで。 ]
ないない! 聞いておくれよ。常世くんさ、 ちょっと走っただけでバテちゃうし 反射速度も遅いし、目は悪いし…。
[ 続いた話>>3:135をぶんぶん首を振って否定する。
常世くん本人がいたら 少し傷つくかもしれないけど、 それはそれ、これは、これ。
話題は兎も角、いつかのお祭りの日のように 彼女(もとい彼)が普通に喋ってくれることが 現常世くんの中の人には何だか嬉しかった。 ]
(40) NIA 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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……戻りたいよ。
[ そんな折。 話の端に差し込まれた呟きじみた言葉に 反射的に真剣な声色を打ち返す。 ]
だって、私の夢は私にしか叶えられないの。
きみもさ、夢かどうかはわからないけど、 そういうものが一つくらいあるんじゃない?
[ 浅く浅く息を吐いた。 ]
(41) NIA 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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[ 仲のいい友人、両親。 今まで繋がっていた縁の糸の全てが 切れてしまうのは寂しい。
けれどそれ以上に、池田夏海にとっては 夢という希望そのものが絶たれてしまうことが 何よりも恐ろしいことだった。 ]
私は、池田夏海に戻りたい。
[ 強がりを投げ棄てた先の本音は 存外確りとした言葉になって、落ちる。 ]
(42) NIA 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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あはは…戻りたいのはお互い様か。 ごめんね。何だか熱くなっちゃって。
[ それから暫く黙り込んだあと、 茶化して濁してしまうような形で笑うと 立ち上がって言った。
「 そろそろ出ようか。 」 ]
(43) NIA 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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女の子に出させるわけにいかないし、 この前は奢ってもらったようなものだから。
[ もし払おうとしてくれるなら>>3:139 やんわり口伝えで止めようとしながら
いそいそと取り出したのは 常世くんのお財布。 ]
ここは俺に任せて先に行け…!
[ おとーさん親不孝な娘でごめんなさい。 後で返すから貸しにしておいてね。 ]**
(44) NIA 2018/08/31(Fri) 16時半頃
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――朝・私室――
[ すっかり日が高くなったころに目が覚めた。 ぼやける視界のむこうには、籠にまとめられた枕やぬいぐるみの群れとか、籠にまとめられた鞄の山とか、壁にかかった紺の制服。 よくみえなくてもはっきりわかる。懐かしの家。 力なんてぜんぜんない、懐かしの体。 ぱさりと肩にかかる、長くしてた黒髪。
眠気のせいだけでなくしばらく呆然として、ぎゅっと自分を抱きしめて、敷布団にこぼれた涙滴が染み込んで消えていくのにまかせた。 ]
戻った…。 もどってた…。よかっ…たぁ……。
(45) 7korobi 2018/08/31(Fri) 19時半頃
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|
[ お風呂上がり、上機嫌でドライヤーをかけると、眉に沿って線をひき、筆で瞼をくっきりさせる。仕上げにスプレー缶からとった泡で髪をぽんぽん。まっすぐに整えたら、鞄を持って。
勉強机に置いてあった、とりかえっこしたままのスマホも鞄に入れてある。開けないから連絡取れないけどね。
塾でかえそう。 ]
…いってきます!
(46) 7korobi 2018/08/31(Fri) 19時半頃
|
|
―― それから ――
[女同士のじゃれ合いは稀にある。 こころと抱き合うのは、初めてではないと思う。 なのに今は、慣れない感触が 何だかくすぐったくて、可笑しくて。 泣きながら、思わずぷっと吹き出した。
周りを見渡す余裕なんかなかった。 だから無力な私としては。 せめて、ギャラリーが一人だけだったことを>>26 ………祈ることしか、できない。 "七海ののか"からの着信には掛け直した。>>25 メイクが必要そうなら、駆け出して。]
(48) rito 2018/08/31(Fri) 21時頃
|
|
[………それでも、きっとその夜は
天地家のどちらかの部屋で、こころと二人。 公園では話しきれなかったことを語り合った。 今までのこと、これからのこと。 尽きない話は夜通し続いた。
―――これから、どうなるんだろう? 自分のものとは異なる身体。 最後に、そんな不安を吐露した後。 こころをぎゅっと抱きしめて眠りに落ちた。]
(49) rito 2018/08/31(Fri) 21時頃
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[目が覚めると、腕の中のぬくもりは何処にもなかった。]*
(50) rito 2018/08/31(Fri) 21時頃
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|
―― 翌朝 ―― [誰かの声が聞こえた。 自分の声だったような、 他の誰かの声だったような、馴染み深い声]
( だったら、すごくうれしいな。 )
[ 何に対して言っているのだろう。 そう思って、ぱちぱちと目ばたいた。 何も見えはしなかった。 そこは、声と、感情だけの世界だった]
(51) yuma 2018/08/31(Fri) 22時頃
|
|
……夢、かな。
[ そう呟いた声はどこか、 自分の声じゃないような気がした。 今いる此処が夢の中だとしても。 眠る前に何かあったのか。何があったのか。 それも、思い出すことはできなかった。]
(52) yuma 2018/08/31(Fri) 22時頃
|
|
[ もう一度、声が聞こえた。 発した言葉のままに、唇が動く感覚。]
( わたしも、 が一番好きだよ。)
[ 誰のことを? そこだけ空白になった、相手の名を訝しみつつ。 誰かの気配がすぐ傍を過ぎっていくように感じた。]
……おい、アンタ、――いや、
(53) yuma 2018/08/31(Fri) 22時頃
|
|
……こころ、だろ?
[ 振り返る意識、手を伸ばした感覚。 あるのかないのかわからない、見えてもいない肩。 叩くように、トンと軽く叩いた動作。]
――? ん、ちが――
[ その手が、現実に存在する身体に当たっていると気づいたのは、瞼を薄く開いてからだった。日常と同じ、ぼんやりした視界。 ただ、この至近距離ならわかる。 その相手が自分と同じ顔立ちをしていることも。 この部屋が何故か、自分のではなく因の部屋だということも。]
(54) yuma 2018/08/31(Fri) 22時頃
|
|
―― 因の部屋 ――
え? ええええ!?
[ 最低限の現状は把握しつつも、襲い来る混乱を全て跳ね返すことは出来なかった。とりあえず自分の身体には戻れたようだ。だがなぜ兄の部屋で同じベッドで寝ているのか。コレガワカラナイ。因はヨスガだったのだろうか。自分が自分ではなくこころだったように、他の誰かだったのだろうかそれとも因のままだったのか。 こころは自分に入って居たのだと考えてはいても昨晩なぜ此処にやってきてそして一緒に眠ったのか。そういうことなのか。そういうことなんだろうか。]
(55) yuma 2018/08/31(Fri) 22時半頃
|
|
ちょ、とりあえず、起きろ、ヨスガ。
[ ごろんと転がってベッドから降りるというか落ちる。 ぼやけてはいるが自分の家の中だし大して難はない。 一応パジャマは着ているようだし着衣の乱れもない……と思う。妙な感覚や痛みなんかも別段身体に覚えたりはしなかった。そうやって確かめつつ、しばらくは兄が目を覚ますのを待っていることにした。*]
(56) yuma 2018/08/31(Fri) 22時半頃
|
|
『 オマエらオシオキしちゃうよ! 』
[ 翌朝。 大声で喋るぬいぐるみの声で目を覚ました。
薄く開いた目の中にはのたくるコード類と、 ゲーム機のコントローラーがはっきり映る。
「 五時だよ! 」もう一声。 喧しい声の元を黙らせて、起き上がり ]
……もどってる…。
[ 呆然と呟く池田夏海十八歳。 ――――時刻は、午前五時。 ]
(57) NIA 2018/08/31(Fri) 23時半頃
|
|
よかっ…たぁぁ……
[ ベッドの上に解けた髪のままへたり込む。 今日ばかりは走りに行けそうもなかった。 ]*
(58) NIA 2018/08/31(Fri) 23時半頃
|
|
―夢の残り香―
[どうでもいい事を追記すると ワッカナチンの出典は>>2:113なので 突っ込みは常世によろしくだぜ!と。
常世の姿で落ち込んだり、 かと思えば元気を出したり
常世inイケダは本当に忙しそうだった。
でも]
(59) asaki 2018/09/02(Sun) 00時頃
|
|
[女の子だから戻りたい。 なんて、そんな安易な事を考えた自分を叱ってやりたくなるほど 目の前の人の瞳は強く輝いて
常世碧の筈なのに 池田夏海の姿が自分には映っていた。
こういうのを「かっこいい」と言わずになんという]
(60) asaki 2018/09/02(Sun) 00時頃
|
|
なあ 池田夏海 イケダの夢ってなに?
[書き連ねた文字達は、自分の中でだけ咲くものだった。 別の姿になって初めて、誰かに見て貰える喜びを知った。
そして今、目の前には夏の太陽のような光があって
その太陽に手を伸ばして、 弱弱しい一歩を掴もうとしている]
(61) asaki 2018/09/02(Sun) 00時頃
|
|
俺、いま夢出来た
ぜったい戻ろうな
[そんな事もあった 真夏の昼下がり 晩御飯は―――素麺**]
(62) asaki 2018/09/02(Sun) 00時頃
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[「待ってるね」>>33と。 そう言ってくれた彼女は、 どんな気持ちだったんだろう。
それが無性に気になってしょうがないのは、 ひとの中に入り、その生活の一部を覗き見て 「他人」というものに興味を持ったからか。
それとも、 まだ正体の掴めないこの感情のせいなのか。
礼を述べた時の彼女の瞳は、明らかに 「いつの間に」と問うていた。>>32
いつの間に。自分でもそう思うけれど、 もしかしたらとうの昔に その答えは導き出されていたのかもしれない。
だって少なくとも。 彼女の存在はずっと自分の中にあったのだから。]
(63) matsuko 2018/09/02(Sun) 02時半頃
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[弁当屋への道を歩く。
見上げた空は夏空よりは高く、青く、 細くたなびく飛行機雲はどこまでも遠く伸びていく。
頭の中、蘇るのは 「叔父さんが亡くなった」という父の言葉。 叔母さんが癌で亡くなってから、わずか四年のことだった。
叔父さんのところには、小学六年生の息子がいる。 高校に上がる前は、親戚で集まるとよく相手をしていた。
その子を、うちが引き取ることになったらしい。 つまりこの歳にして弟ができるという。
身体の入れ替わりなんていう不可思議な体験をしていてなんだけれど、此方の方がよっぽど衝撃がでかいなんて、我ながらどうかしてると思う。]
(64) matsuko 2018/09/02(Sun) 03時頃
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[そのまま、このタイミングしかないと思って これからの進路のことと 「やりたいこと」の話をした。
あまり緊張とかしない質なのに 話し終わった後、息が上がってることに気付いて驚いた。 あと手汗もすごかった。
両親は当然ながら驚いていたけれど なにに対しても興味や情熱や拘りを見せない自分を 不安に思っていたらしくむしろ安心したといわれた。
普段何も言ってこないふたりだけど ちゃんと見守ってくれていたんだとわかって 目頭が熱くなった。]
(65) matsuko 2018/09/02(Sun) 03時半頃
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[コレガ…ココロ…コレガ…アイ… とか呟いてたら、いつのまにか「みなもと」の店先まで到着していた。
時刻は昼前。 弁当屋はちょうど戦時中であった。 うろうろ、うろうろと 通りを挟んだところで遠巻きに様子を窺う。 傍からみたらどう見ても不審者だけど 今はそんなこと構ってる暇は無かった。
店の外までおばさんと源の声がしてくる。 ガードレールにもたれかかりながら、この声が聴けるのもあと少しなんだなと思うと、 こみ上げてくるものがあった。
やがて。 人だかりが消え、一段落ついたろうかというころ]
こんにちは
[と店の敷居を跨いだ。]
(66) matsuko 2018/09/02(Sun) 04時頃
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[おばさんはそこにいただろうか。 …いるか。あたりまえか。
一瞬迷う。 彼女を外へ連れ出すべきか、否か。
けれど、口を開いた時にはそんな考えも吹き飛んで]
俺を、婿養子にしませんか
[と、口走っていた。]
(67) matsuko 2018/09/02(Sun) 04時頃
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俺は、「みなもと」の弁当が好きです 源…あ。 わ、若菜さん…が星のこと好きなの、知ってるし それは凄く素敵なことだと思って
[カチャ、と左手でフレームを直す。 羞恥心っていうのは遅れてくるんですね。]
もし、若菜さんがそっちの道に行って ここがなくなっちゃうと 俺が困るので…その 源さんは、好きなことをやったらいいと思う
[最後の方は二つの眼鏡越しに彼女の瞳を見据えて。 うまく伝わったか、不安になりながらそれでも逸らさずに全部、言い切った。
「従業員になりたい」でいいじゃないかなんて突っ込みは、恐らく誰も入れなかったろう。**]
(68) matsuko 2018/09/02(Sun) 04時頃
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いらっしゃいませ。
[ 直前のお客さんを何事もなく見送った後、 見えた姿>>66に声をかける。
第一声で、彼も元に戻れたのだろうと悟り。 知らず零れそうになった安堵の息を 飲み込みながら、いつも通り 注文を待とうとして……けれど ]
え?
[ 一瞬、世界が止まった気がした>>67。
気がした、だけ。 だって彼は、つらつらと語っている>>68 ]
(69) めのこ 2018/09/02(Sun) 14時頃
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[ 彼の瞳からは、 これが嘘や冗談の類ではないと伝わってくる。
第一声の衝撃はやがてそれにかき消され、 此方も至って真剣な表情で肯いた ]
…………えっと、 わたしで良ければ、喜んで。
[ 後ろ──母から、黄色い声があがる。
色々と初耳らしい母は 詮索したそうな気配を醸し出しつつも、 店は良いから話して来なさいと促してきた。
その言葉にはっとして、 彼の手を引き裏口へ向かう事に ]
(70) めのこ 2018/09/02(Sun) 14時頃
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[ 裏口なら、お客さんからも見えないし 誰の邪魔もされないはずだ。
ほっと一息吐いて、 掴んだままの彼の手首に気付く。 何となく無言のまま、 手のひら同士でちゃんと繋ぎ直したりして。
触れ合う安心感の中に、 そわつくような胸の高鳴りが確かに存在する。
頬に熱が集まっていく感覚と、 彼の自分より大きな手のひらの感覚で。 時折吹く冷たい風だって、 なんてことないように思えた ]
(71) めのこ 2018/09/02(Sun) 14時頃
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[ 自覚すら出来ていなかった、自分の心。 改めて振り返ってみれば、 どうして気付けなかったのかと思うばかり。
話していて安心する理由や、 抱き着いたのが彼で良かった理由は。 そんなの、ひとつしかないでしょう? ]
(72) めのこ 2018/09/02(Sun) 14時頃
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[ "婿養子"と言ったからには 彼もきっと同じ気持ちなんだろう。 ……別の可能性なんて、欠片も考えずに ]
ぁ、あのね、わたし 隣町のプラネタリウムで解説員を したいなって思ってるの。
だから、大学に行きつつ 資格を取りたいなって……
────あ! 碧くん、きみは大学どうするの!?
[ 照れたり慌てたり。 自分にしては珍しく、 ころころと表情が変わっていたでしょう ]*
(73) めのこ 2018/09/02(Sun) 14時頃
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あんた、私の名前覚えてる?
(74) rice 2018/09/02(Sun) 14時半頃
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ハハハ 当然でございますよ。 茉莉(まつり)サマ。
(75) とわ 2018/09/02(Sun) 14時半頃
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ん、よろしい。
………あんた、進路の希望先決まった? 塾内で結婚するって人がいたんだって。
将来のこととか、 いまいちまだよく、わかってないけど。
(76) rice 2018/09/02(Sun) 14時半頃
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あんたの名字が御松里(おまつり)で 私の名前が茉莉(まつり)じゃない? 合わせたら、ゴロが悪いにも程があるもの。
だから―――
(77) rice 2018/09/02(Sun) 14時半頃
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私、あんたとだけは 絶対に、結婚しないと思うわ。**
(78) rice 2018/09/02(Sun) 14時半頃
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─ 数日後、塾にて ─
[ 元に戻ってから始めての塾の日。 鞄の中には勿論、河野が 部屋に置いていったノートが入っている。
昨夜のうちに、"明日ノート渡すね" と連絡を入れておいたから。 きっと、彼もそういうつもりで 今日の塾にやってきてくれるだろう。
授業が始まる前、 そこそこ目立つ金の髪を探して。 見付けたら、とてとてと彼に近付く ]
(79) めのこ 2018/09/02(Sun) 15時頃
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はい、忘れ物。
[ ノートを差し出して、にこり。 彼が受け取ってくれたなら、そっと身を寄せ ]
────すごく面白かったよ。
[ 彼の耳元で囁く、率直な感想。 元々読解は苦手な方だから、 随分と飾らない言葉になってしまった。
"気が向いたら"と言われた事は 忘れていないから、彼の"ハジメテ"の読者は、 首を傾げて悪戯っぽく笑うのだ。 ちょっとだけ、ごめんなさいの意を込めて ]
(80) めのこ 2018/09/02(Sun) 15時頃
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[ ──── "次回作もお待ちしてます"。
伝えるか伝えないかは、 彼の反応次第なんだろう ]*
(81) めのこ 2018/09/02(Sun) 15時頃
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[彼女の唇が動くのを、 判決を言い渡される罪人のような心地で見つめる。
もし、お断りしますと言われてしまったら いや普通に考えて断られる確率の方が高いのだけど ―――どうしよう?
お弁当を買ってそのまま帰る? いやいや、その時はここで働かせてくださいと頭を下げ…あれ?なんだこれ、どこかで…
というか、一番最初に考えておくべきことだったんじゃなかろうか、などと。
彼女の答えを聞くまでの数瞬間。 恐ろしく長く感じたその数秒間に 頭の中は嫌な想像ばかりが巡る巡る。]
(82) matsuko 2018/09/02(Sun) 20時頃
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[気が付いたら彼女に手首を引かれていた。
掴まれた部分が熱くて、 肩口で切りそろえられた髪がサラサラ揺れるのに 馬鹿みたいに釘付けになってた。
ふと、彼女が止まるから、何事かと顔を傾げたら 徐に掴んだ手を離されて。
ああ、もう終わりかと名残惜しさにもがいた指は やわらかい指先に絡め取られた。
合わさった掌から伝わる熱が、 きつく胸を締め付ける。]
(83) matsuko 2018/09/02(Sun) 20時半頃
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[好きなものは何かと訊いて 考えるきっかけをくれたひと。
ぼんやりとしかない将来に カタチをくれたひと。
「好きなタイプは?」と訊かれた時、 冗談から入った回答だったけど。 料理上手な人と七海に言い替えられて頭を過ったのはたしかに彼女の顔だった。
天体観測の約束をずっと覚えていたのも 答えを先延ばしにしたのも 全部。]
(84) matsuko 2018/09/02(Sun) 21時頃
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―― ののかと ――
[ お互い自分じゃない姿で、自分のじゃない部屋で。>>49 そんな変な状況なのに酷くおかしくて。
きゃっきゃと片方の部屋で話し込む姿は 天地兄弟の親の目には不思議に映ったことだろう。
だけど。 今この瞬間、この姿だから出来ること。 そこは大目に見てほしい。
まるで修学旅行の夜みたいに話は尽きなかった。 それでも夜が更けて、自然と口数が減る。]
(85) sardonyx 2018/09/02(Sun) 22時頃
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[ ののかが口にした不安。 それは少なからずこころの中にもあって。
同じベッドで二人身を寄せ合って眠る。 ののかに抱きしめられたなら その背にそっと腕を回して。
目覚めたら元に戻れますように、と。 このまま明日もののかといられればいいのに、と。 相反する想いを胸に目を閉じた。]
(86) sardonyx 2018/09/02(Sun) 22時頃
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[「婿養子」という結論に辿り着いた時 びっくりするほどしっくりきてしまった。
さっきから何度も何度も脳内でリフレインしている彼女の答え>>70に、知らず知らず頬が緩む。 隣町でプラネタリウムの解説員をしたいという彼女の夢は、とても彼女らしくて素晴らしい。 その為の方法をちゃんと考えてるところも。
うん、うん、と相槌をうつ顔は、きっと親にすら見せたこと無いほどにだらしなく蕩けていたと思う。
穏やかな笑顔じゃなくてころころと表情の変わる 彼女の姿も珍しいから、なお目が離せない。
そこでまさか 此方のことを訊かれるとは思わなくて、 え。と一瞬面食らってしまったけど]
んー まずは花婿修行…かな
[いつ何時もユーモアを欠かしてはならないと心の師匠が言ってた。]
(87) matsuko 2018/09/02(Sun) 22時頃
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―― 翌朝:こころの部屋 ――
[ 目が覚めて、最初に確認したのはののかの姿だった。 見慣れたはずの自分の部屋。 ぺたり、胸に触ればささやかながら柔らかい感触。
鏡を見るまでもない。 元に戻ったのだ。
昨日、一昨日の事。 ののかと話した事。 それだけが夢でなければいい。
うん、と一つ頷いてベッドから降りる。 まずは着替えて縁のところにいこうと 着替えを求めて視線を巡らせた、その先。]
(88) sardonyx 2018/09/02(Sun) 22時半頃
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[ 机の上の、便箋。>>3:186 首を傾げながら手に取る。 縁から何かメッセージだろうか。
なになに、と便箋を開いて、目を丸くした。]
――――え、ええっ?
[ 簡潔に残された言葉。>>-2 それが意味することくらい、流石に分かった。]
(89) sardonyx 2018/09/02(Sun) 22時半頃
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[ 頬が熱くなる。 何度もその言葉をなぞって、ええ、とまた声をあげる。
だって縁は幼馴染で。 家族と同じで。
戸惑いと、嬉しさと。 見なかったことになんて出来ない、けど。]
(90) sardonyx 2018/09/02(Sun) 22時半頃
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[ ちらり、本棚に目をやる。 海外へ留学すれば会うことはおろか、 話すことだって出来なくなってしまうのに。]
・・・・・・・・・・・・縁くん。
[ このまま頷く訳にはいかない。 最期にもう一度手紙に目を通して、 それから机の引き出しにそっとしまった。*]
(91) sardonyx 2018/09/02(Sun) 22時半頃
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――― 空蝉の夢 ―――
[ 夏のある日。 不思議な出来事に巻き込まれて 別人の顔と声になってしまったとき。
明るく振る舞っていたって>>59 いつだって不安な気持ちは 裏の裏でざわついていた。
でも。 女の子だから戻りたいだろうって? 男の子になってみたら何がしたいかって?
生憎と、池田夏海は性別で決まるような 柔なアイデンティティは持っていなかった。 ]
(92) NIA 2018/09/02(Sun) 23時頃
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イケダの…池田夏海の夢はね、 ゲームの世界で誰よりも強くなること。
性別とか…才能とか、年齢とかさ 「 抗えない壁 」なんてないんだ、って 積み上げた自分の力だけで示したいの。
[ 今まで積み上げてきた経験値は ここにある魂だけに咲くわけじゃない。
池田夏海の身体そのものだって 自分が作り上げてきた才能の一部。
別の顔で話している今だからこそ、 そう自信を持って話すことができる。>>61 ]
(93) NIA 2018/09/02(Sun) 23時頃
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おうよ、少年! 元の体に戻れたら――――、
お互い積み上げたものを持って もっといっぱい話をしよう。
その時に…きみの夢も聞かせてね。
[ もし、戻れたら。
言わずに済ませる仮定の言葉が 翌日に叶うとは未だ知らないまま。
指切りもしなかった口約束は 昼下がりの思い出の中にゆるりと沈む。 ]*
(94) NIA 2018/09/02(Sun) 23時頃
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[ さて、翌日。 約束の件は一先ず頭の隅に置き。 ]
あれー…、おかしいなあ。 どこに置いたんだったかなあ。
[ ゲームコードとゲーム機、 それから攻略法などをメモした付箋。
それらをかき分けかき分け 池田夏海は探しものをしていた。 ]
(95) NIA 2018/09/02(Sun) 23時頃
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あった!
[ ややあって、 封も切っていない白い封筒を見つけると パッと顔を輝かせる。
脱出ゲームで遊ぶのは稀だけれど 本と本の間に大事なものを挟んでしまうとか そういうところだぞ池田夏海。 ]
(96) NIA 2018/09/02(Sun) 23時頃
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[ …兎角、見つけた封筒の先を びりりと破いて中身を取り出す。
主な素っ気ないデジタル調の文字列は 春に行われる格闘ゲーム大会の日程を ナツミに報せてくれるもの。
ついでのように添付されているのは 大会観覧用のチケットが、2枚。 ]
(97) NIA 2018/09/02(Sun) 23時頃
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[ そのうち一枚に記載された添付コードを 携帯電話のカメラで撮影するため アプリケーションを開いた
…ところで手が、止まる。 ]
ねえ、きみ 河野くんの連絡先、知ってたりしない?
[ ふと話しかけた先は、 ベッドの脇にちょこんと座っているテディベア。 もちろん、返事が返ってくるわけもない。…残念! ]*
(98) NIA 2018/09/02(Sun) 23時頃
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…えっと
お店の手伝いをしたいから 調理師免許とか管理栄養士とか そういうの取れたらいいなって思う
[大学には行っておいた方が良いと思うけれどと 自分なりにざっくり調べた知識を披露して、それから]
ん゛ん゛っ あの 改めて言うのも、なんですが
源若菜さん 俺と、け 結婚を前提に ちゅきあっ 付き合ってください
[噛んだ。終わった。*]
(99) matsuko 2018/09/02(Sun) 23時頃
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―― いつか。君の ――
[こころと交わした会話。 そこに、留学の話題は含まれていた? わからない、それでも。 ――……話してもらえなかったことは、あったと思う。
私がそれを知る日が来るのかどうか。 未来はまだ不透明。 それでもせめて、今は 貴女の友人として恥ずかしくない私でいたいから。]
(100) rito 2018/09/02(Sun) 23時半頃
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[手にしたスマホ。 グループメッセージではなく、 個別のチャットに乗せて。 何度も消して、何度も書き直して―――送信。
………今出せる勇気は、ここまで。 そこは彼に一番近いあの子が、>>1:45 当然のようにいる場所で。
お化粧もしたまま。 ばっちりメイクは崩せない。 素顔を晒せる日は、おそらく遠い。
それでも一歩、一歩。 少しずつでも……前へと進んで行こうと決めたから。]
(101) rito 2018/09/02(Sun) 23時半頃
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[私は織姫様ではない。 彼が彦星様かもわからない。 願いを捧げる短冊も。 願いを掲げる笹の葉も。 ここには、ない。 代わりに、塾から手渡されていた進路調査票。 鞄の中から取り出せば、 白紙のそれに、さらさらと文字を綴る。 ………流石に、このまま提出するわけにはいかないけど。 これが私の第一希望、と。 一読してくすり、満足そうに微笑んだ。]
(102) rito 2018/09/02(Sun) 23時半頃
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「 いつか、君の隣まで。 」
[君と過ごした夏の終わり。 四季は移り。 また新たな季節が、―――巡る。]*
(103) rito 2018/09/02(Sun) 23時半頃
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[ 何だかだらしない顔のわり、 此方から目を逸らそうとしない彼>>87。
こんなところを見るのは、初めてだ。 ……そも、彼について 詳しいわけではないのだけれど。
でもきっと、こんな一面が見られる人って そうそう居ないだろうと想像に難くない。
照れくさくて。 それでも、その様子がもっと見たくって。
何だかとっても、不思議な気持ち、だった ]
(104) めのこ 2018/09/03(Mon) 00時頃
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そう……そうだね、うん。
[ こくこく、ぎこちなく肯く。 空いた拳は何故だか強く握られていた。
──── 花婿修行。 そんな言葉に浮かれていて、 ユーモアの一環だとは解せない。
大学に通うなら>>99、 その間うちでバイトするのも良いかもな。 そうしたら、会える時間も増えるかな。 料理なら自分も教えてあげられるはず……
ぐるぐる、そんな事を考えるばかり ]
(105) めのこ 2018/09/03(Mon) 00時頃
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[ そんな中聞こえた咳払い。 自然と、幾らか上にある彼の顔を見上げて。
贈られたのが、 何処かしまりのない告白でも。 それでも……じんわり、頬が熱くなる。
彼の顔を見ていられたのは、それまで。 どうにも恥ずかしくて、俯きながら。 その代わり、遠慮がちに寄り添い ]
……はい。 よろしくお願いします。
とこ、──── 碧くん。
[ 締りがないのはお互いさま。 慣れない名前を、舌先で転がして ]
(106) めのこ 2018/09/03(Mon) 00時頃
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初デートは、 天体観測がいいなぁ。
[ 一緒に、沢山の星々を見上げよう。 最初のうちは何も解らなくっても、 一つ一つ指さして、教えてあげる。
わたしの星座とか、きみの星座とか。 見られるのはまだ先だけれど、 一緒に見られたら、きっと素敵。
……一緒に、何度も空を見上げて。 それが当然になったらいいな。
空を見上げる自分の傍らに 当たり前に彼が居る未来を思い描きながら ]
(107) めのこ 2018/09/03(Mon) 00時頃
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[ ようやく上げた顔は真っ赤でも、 このうえなく晴れやかな笑みを乗せて ]*
(108) めのこ 2018/09/03(Mon) 00時頃
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[大学に行くにしても行かないにしても 「みなもと」では働かせてもらおう。
そうすればきっと受験の間も、 若菜が大学に通っていても、 会える時間は減らないはず。
ご両親に許可を貰って 天体観測にもたくさん行こう。 星は…まだそんなに興味を持てるかわからないけど 少なくとも彼女と一緒ならなんだって楽しい。 だって彼女が楽しそうだから。
そうして自分は、楽しんでいる彼女を見るのが この上なく好きだと言うことに気が付いたから。
俯いてしまった顔に気付くまで ぐるぐる、そんなことを考えて。]
(109) matsuko 2018/09/03(Mon) 00時頃
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[顔が見たくて覗き込むように屈もうとしたけど おずおずと距離を詰める姿に胸を掴まれてしまって それ以上動けなくなった。
勿論それだけではなく、彼女からの返事も、 彼女の口から、彼女の声で発せられた己の名前も ときめきの嵐で胸をいっぱいにするには十分すぎるほどの威力を発揮した。]
(萌え殺されるってきっとこういうことだな)
[初デートのリクエストには無論応える気満々で。 箒星を探して望遠鏡を担ぐのは己の仕事だと。
一緒に行こうね、と伝える為に屈んだ身体は またしても動きを止められてしまう。
彼女のどうしようもなく愛らしい笑顔と 真っ赤に熟れた頬に。]
(110) matsuko 2018/09/03(Mon) 00時半頃
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ちょいと失礼します
[繋いだ手を一度離したら、 そろりそろり傷つけてしまわぬように 彼女の身体を抱き締める。
入れ替わっていた時、 同じ若菜の身体でも中身の違う彼女に抱き締められたことを忘れちゃいない。]
…上書き
[左手で後頭部を撫でる。 艶々とした髪の感触が心地良かった。
すり、と寄せた頬に お互いの眼鏡のフレームが当たるのを感じたら きっといろいろ堪え切れなくて 笑ってしまったろうけど。**]
(111) matsuko 2018/09/03(Mon) 00時半頃
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[ ママチャリであちこち回ってみたものの。 入れ替わった人の共通点ひとつ知らない儘では 鍵となる場所がどこかも分からずじまい。
一昨日の花火大会がキーだと知っていれば SNSに書き込みでも残しただろうけど、 知らなかったんだから、仕方のない事。
さっき繋ぎ損ねた携帯の音が鳴ったなら>>48、 たぶん、自宅に行きたいとでも言われただろう。
化粧のやり方を知らないのは確かなので、 下手に外を走り回るより、と電話越しに頷いた。 ]
(112) Ar_nelico 2018/09/03(Mon) 01時半頃
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[ ──── その夜は、自分の部屋が塞がった。 なんでも、話したい事があったらしい。
勝手知ったる自分の部屋といえども 今の自分は“ 七海ののか ”であるから、 大人しく引き下がり、ひらりと手を振った。
……“ 縁 ”の中身が“ こころ ”である事実と、 “ こころ ”の中身が誰かという推測とともに。 ]
(113) Ar_nelico 2018/09/03(Mon) 01時半頃
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( そういえば、あいつ。 前になんか拗ねてた事あったっけ…… )
[ 結局、話題に上ることもないままに、 春の風に紛れたあの日の記憶>>3:-55。
……ふいに思い出したのは、何故なのだろう。 ]**
(114) Ar_nelico 2018/09/03(Mon) 01時半頃
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――ある日の夜の話――
これつかっちゃえば、いけるかな? 場面こまく切り替えて、100回くらいやってけば…
[ぽちぽちぽち。ぽちぽち。] いちまーい…
(115) 7korobi 2018/09/03(Mon) 03時頃
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――ある日の夜の話――
[ぽちぽちぽち。ぽちぽち。] ごじゅよーん…
んぁー!もうむり!できない! [ ぼすん。椅子から飛び上がってベッドにダイブ。]
あーあ、すごいことやるぞ、なんて思ったのにな…
(116) 7korobi 2018/09/03(Mon) 03時頃
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――ある日の夜の話――
傍線部での吾輩の気持ちを答えよ。
いち、書生死すべし、慈悲はない。 に、諦めたらそこで試合終了ですよ。 さん、薬缶のようにつるつるの顔は哀れだ。
ふーむ。いち、かな。
そろそろ寝よ…。
[ ちらりとスマホを見て。]
ううん。今日は寝るんだ。
(117) 7korobi 2018/09/03(Mon) 03時頃
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――ある日の夜の話――
[ぽちぽち。ぽちぽちぽち。] んー。そうきたかー。 [ぽちぽちぽち。ぽちぽち。]
えっ。消え…
えっえっ。動画ちゃん出ておいで?どこ?
(118) 7korobi 2018/09/03(Mon) 03時頃
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――ある日の夜の話――
ひゃく! つながった!
そしたら、このあいだまとめた後編と、くっつけてっと… ひっひっひ。でーきたーできたー。
それにしても、あんな物騒なものでなにをしてたんだろう?
(119) 7korobi 2018/09/03(Mon) 03時頃
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――ある日の夜の話――
[ やり残した宿題をすすめながら、お夜食のお饅頭をつまんで。]
…風が語りかけます。
ああ書いたけど、神社だもんね。きっと本物なんだろうなあ。 うまい。うますぎる。
[ もう一個ぱくり。]
(120) 7korobi 2018/09/03(Mon) 03時頃
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クロエは、今度はお茶が怖かった**
7korobi 2018/09/03(Mon) 03時頃
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[ 静かだなと思っていたら>>110 繋いでいた手が離れてく。
はて、なんて。首を傾げるのと 彼の腕が伸びてきたのは殆ど同時>>111。
まるで壊れ物にでも触れるみたいに やさしくやさしく抱きしめる腕が 安らぎとときめきを与えてくれた。
そして、少し浮いたかかとが、 自分と彼の体格の差を教えてくれる。
たったそれだけの事にしたって。 知らなかった彼の一面かと思えば、 どうしようもなく胸が高鳴る ]
(121) めのこ 2018/09/03(Mon) 12時半頃
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|
[ やわやわ、彼の背中に手を回す。 彼に負けず劣らず、不慣れな手付き。 仕方ない。実際、こうして 抱きしめられるのは初めてだから。
彼の手が髪に触れる感触には、 変なところがないか、少し不安になる。
もっと女の子らしく、 着飾ったりした方が良いのかしら。 そう、例えばあの祭りの日に見掛けた 浴衣を身に纏った女の子達みたいに。
────こんな事 今まで考えもしなかったくせに ]
(122) めのこ 2018/09/03(Mon) 12時半頃
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ん、……、
────あはは。
[ 眼鏡のフレームがぶつかって、 かちゃりと小さな音があがる。
直前まで擦り寄せられた頬に 少し緊張していたから、 彼が笑うのと一緒に笑みが零れ落ちた。
それから。 何故だかそれがとても自然な事に思えたから
……ちゅ、って。 ほんの微かな音を立てて、 擦り寄せられていた頬に唇を触れさせて ]
(123) めのこ 2018/09/03(Mon) 12時半頃
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[ そんな自分に気付けば すぐ羞恥に襲われるのだけれど。
へらり。情けない誤魔化し笑いで ]
上書き、できた?
[ 首を傾げて、みせるだけ ]*
(124) めのこ 2018/09/03(Mon) 12時半頃
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[ ───── “ こころ ”と呼ぶ声がした>>54。 ]
(125) Ar_nelico 2018/09/03(Mon) 12時半頃
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[ 俺はこころじゃないよ、と応えようとして。 浮かぶのは、幼いあの日の思い出>>0:78。
揺れる短冊を見上げて、こころが言うには “ およめさんになりたい ”……ってさ>>0:54。 ]
( あいつ、あの時なんて言ってたっけ )
[ 『 エニシもそうおもうだろ? 』なんて かけらも疑わず同意を求めた自分の前で、 弟がこころに寄越した言葉はなんだったか。
……そんな取り留めもない記憶に攫われて、 返事は、シャボン玉みたいに弾けて消えた。 ]
(126) Ar_nelico 2018/09/03(Mon) 12時半頃
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─── 翌日 ───
[ ……自分の名を呼ぶ声とともに どすん、と音がした>>56。
あれ、自分は今ののかだっけ。因だっけ。 起きぬけのふわふわした頭ですらも さまよう視線を向けた先に居るのが誰か、 あの声色で、理解出来ないはずがないもので。 ]
………… んん、エニシ……?
[ しまった、七海は彼を名前で呼ばない。 取り繕おうとしたけれど、響かせた声は低く。 もっと言えば、聞き慣れた自分の声である。
────── という事は、とどのつまり。 ]
(127) Ar_nelico 2018/09/03(Mon) 12時半頃
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────── 戻ってるっ!!?
[ 結論に思い至るやいなや、跳ね起きて。 ]
あ……縁、だよな?おはよ お前この状況、理由知ってたりする……?
[ さっき、腕からすり抜けた感触は何だろう。 もしかして、なんてぼんやり考えつつ 兄は至極呑気に、挨拶なんて返すのだった。 ]**
(128) Ar_nelico 2018/09/03(Mon) 12時半頃
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若菜さんって積極的だよね 知ってたけど
[もう何度目になるのかわからない天体観測で 今にも零れ落ちそうな星空を仰ぎながら呟く。
ほら、婿養子にしてくださいって言いに行った時もさ、と。隣で準備に勤しむ彼女へぽつぽつと語るのは初めて抱き締めた話。くちづけられた話。
あの時とは違って 随分腕に馴染むようになった身体を抱き寄せ あの時と今も変わらぬ気持ちで その首筋にちゅ、とキスを落とす。
「上書き、できた?」と、 同じように赤い顔して訊いてきた彼女へ抱いた 獣のような激しい情動は今も健在で。 たまに暴走してしまうけど それでも彼女とは仲良くやれている。…と思う。]
(129) matsuko 2018/09/03(Mon) 18時半頃
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[「何か」そして「誰か」に対して、 こんなにも強い執着を抱けるんだってことに、 自分自身が一番驚いた。
わきわき、と隙あらばその柔らかい身体をまさぐろうとする手をギリギリのところで制御して。
持って来たシートの上に腰掛ければ スマホの画面には新着動画の通知が来ていた。 曙星のチャンネルは着々と登録者数を増やして行ってるようだ。]
…みんな元気かなあ
[未だに連絡を取り合う友以外は、 どこで何をしているのか知らないから。 地元に残った身としては、外へ飛び出していった学友たちの活躍を、ここで祈るばかりである。
一斉に流れ始める箒星に、 あ、と声を発するのすら忘れて。
隣で息を呑む彼女の手を、 *強く握った。*]
(130) matsuko 2018/09/03(Mon) 19時頃
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[身体が元にもどって数日。
今日はあれ以来の塾の日であって ある意味自分にとっても緊張の日でもある。
ノートが返ってくる。
俺がしたことは、ひとつ]
(131) asaki 2018/09/03(Mon) 20時半頃
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(・3・)〜♪
[源がノートを持ってくるのを 何にも気にしていないフリをする。
ただノート返してもらうだけだし? べ、べ、べつに感想とか全然きにしてないし?]
お、おう
ありが、と
[不意に寄せられた身体 女の子の至近距離。
けれども、そんなことより]
(132) asaki 2018/09/03(Mon) 20時半頃
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―面白かった―
[それが何よりも、どんな事よりも、沁みた。 お世辞だとかなんでもいい。
ぱあっと犬が散歩行くときみたいな笑顔になった]
あ、ありがとな
次のも思いついてるんだ ……気が向いたら、読んでくれると
うれしい
[次回作は身近な異次元の世界を 星の世界に住む女の子のお話。
今は、まだ]
(133) asaki 2018/09/03(Mon) 20時半頃
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………………
あいつ本とか読むかな
[もう一人くらい 見て欲しいと思うのは贅沢だろうか。
思い浮かんだのは揺れるポニーテール
さて]
(134) asaki 2018/09/03(Mon) 20時半頃
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ヤマトーーーコンビニいこーーーぜーー
[とりあえず。 家族チキンでも食って考えよう**]
(135) asaki 2018/09/03(Mon) 20時半頃
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[源と何かしら話をしている蓮が何故か可愛く見える病も だいぶ緩和されてきた。 正直曙星の動画は蓮の部分はギャグノリだったので いい意味であの紳士像を破壊してくれたので感謝している。
しているのだが]
あーーーハイハイ、コンビニなー……
[紳士なお前が恋しいとかおもってない、おもってないよ**]
(136) かやせ 2018/09/03(Mon) 21時半頃
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…おとーさん? 話したいことがあるんだけど。今、いいかな。
[ それから、しばらく後の話。 池田夏海は久しぶりに実の父親と 二人きりで顔を合わせている。
年頃の同じ相手には見せない 真剣な表情で臨もうとしているのは 池田夏海にとって進みたい道の話。
今までできなかった、本当の進路相談だ。 ]
(137) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ 手の中に、…ではなくて、 膝の上へ置いたテディベアはお守り。
返事どころか応援だってしてくれそうにない 捻くれた顔をしているけど、
きっと、大丈夫だよね? ]
(138) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ ――――――――…、 ]
(139) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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――― 夢の形 ―――
[ 不真面目な自分と 机を並べてくれた親友。
交わした言葉の中に進みたい道の話は お互いちっとも含まれていなかった。
それを残念に思うこともあるけれど 好きになれない勉強を乗り切れたのは 紛れなく、彼女のお陰だったから。
進路を決めたらまず、 伝えるのは彼女にしようと決めていた。 ]
(140) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ 池田夏海の進みたい道は、 大学に進学した先にはない。
それはどこかではわかっていたけれど、 何となく考え自体に後ろめたさを感じていて。 ふんわりと"夢"なんて言い方で これまでは誤魔化してきた。
でも、夢はひとつしか持てないし、 うじうじと悩んでいるなんて"らしくない"。 ]
私は私らしく行きたい道を選ぶよ。 ……ありがとね、おとーさん。
[ 個人宛のチャット画面に 打った文字列が並ぶのを確認して、 話しかけた先にはいつぞやのテディベアがいる。 ]
(141) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ 幾らか前に本物のおとーさんとの 家族面談をしたとき。
正式にプロゲーマーを目指したい旨を 両親に伝えたあと、……。 本当は、許可なんて出ないと思っていた。
何も今じゃなくても、とか、 大学を出たあとで、とか 有り体の反応が予想できて。
…ナツミはこれまで、夢の話を両親にしなかった。 ]
(142) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ ナツミはまだ未成年だ。 車の免許だって持っていないし、 パスポートだって取ってない。
それでも、外国の大会に出たいと思ったら。 出られる望みがあるとわかったら、 諦めるわけにはいかなかった。
だってこれは、池田夏海にしか 叶えられない夢の形なのだから。
誰に反対されたとしても、 隠すつもりも翻す言葉ももう、なかった。 ]
(143) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ それが思ったより応援してもらえると、 どこのイケダが予想し得たでありましょうか。
「 うん、ナツミの夢は知ってた。 」
とか、ニコニコと返された日には。 そんなとき私どんな顔していいかわからないの。
でも、兎も角 イケダは最強のサポーターを手に入れた。 テディベアにおとーさんと名付けたのも、その時。 ]
(144) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ それはさておき、 手にしたスマホの中には もう一件の宛名がある。
友人のときと違って、 その宛先にチャットを送るのには なんだかとても時間がかかってしまった。
文を書いて、 消して、書いて。 消して、書いて。 見直して、……、
何だか改まった文章が恥ずかしくなって、 一度は下書きに移動しようとしたけれど、
目を瞑って、えい!と送る。 ]
(145) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ 一見スパムメールみたいに なってしまった招待コード付きの文。
素っ気なさを装ったそれが、 今のところは、精一杯だけれど。
夢を叶える。
そう誓った通りの自分でいたいと思う。 ]
(146) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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[ 池田夏海は勉強ができない。 学問は好きでもないし、 自分から何か学びたいとも思わない。
だからこそ、 机の上に放り出された進路調査票に、 力強く自分なりの文字で綴るのだ。 ]
(147) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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『 プロゲーマーになります! 』
[ 後日、両親共々 塾に呼び出されることになるのを この時の池田夏海は、*まだ知らない。* ]
(148) NIA 2018/09/03(Mon) 22時頃
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─ 星空のしたで ─
碧くんのが積極的じゃないかな? 知ってるだろうけど。
[ 本日も快晴なり。 満点の星空の下、望遠鏡やら双眼鏡を いそいそとケースから取り出す。
懐かしい思い出話>>129。 思い出すのも照れくさくて、 返事は何処か素っ気ないもの。
だけどやっぱり、 言葉通り積極的なのは彼の方だ。 彼の腕に収まって考えるのは、そんな事。
素知らぬ顔で考えてたって ほんのり赤くなった耳までは隠せずに ]
(149) めのこ 2018/09/03(Mon) 23時頃
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[ とはいえ今日の目的は天体観測。 今でさえ制御されているとは知らず>>130 牽制の意味も込めて 彼の腕を軽くつねっておいた。
シートに腰掛ける彼の横に座ったら、 双眼鏡を横に置いて、準備万端。 スマホを見る彼を尻目に、 きらきら輝く星達を見つめている ]
どうだろうねぇ……でも、 便りがないのは良い便り、だよぉ。
[ 現状の解る友人、解らない友人。 それぞれ居るが、何れにせよこの言葉に尽きる ]
(150) めのこ 2018/09/03(Mon) 23時頃
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[ そんな時だった。 きらり、一際強く星が瞬いて ]
────……きれい。
[ 空を駆けるほうき星。 小さく息を呑んで、 やっと言えたのは一言だけ。
双眼鏡の存在もすっかり忘れ 不意に取られた手を、強く握り返す ]
(151) めのこ 2018/09/03(Mon) 23時頃
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[ 自分たちが、こうして 共に星を見る事を当たり前にしたように。
それぞれがそれぞれ、 大切な道を見付けたに違いない。
離れてしまっても、 同じ空を見上げているのだから。 それだけで、きっと充分だ ]
(152) めのこ 2018/09/03(Mon) 23時頃
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[ そのまま、何も言わず そっと彼の肩に頭を預ける。
この穏やかで幸せな時間が いつまでも続くように、なんて。
天駆ける星々に祈りながら ]*
(153) めのこ 2018/09/03(Mon) 23時頃
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―chapter 1―
[進路? 特に面白みも何にもありはしないとは思う。
風の噂では進路お婿さんとか 海外進出とかも聞いた。色々あるもんだ。
俺は秋服は諦めたけど 何とか兄やら両親にも頼み込んで、 ノートパソコンゲットだぜ!
そう。 二人の人物のお陰でたどり着けた スタートラインとやらに立つために。]
(154) asaki 2018/09/03(Mon) 23時半頃
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[通知が踊る。
連絡先、イケダ。 どうやって知ったかってほら ノセノセのハートくれとかそういうノリ。]
(155) asaki 2018/09/03(Mon) 23時半頃
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[誰よりも強くなる。
まるでゲームのキャラクターみたいなその台詞 語るのはモヤシメガネ(失礼)だったけども
なんだ、まあ 俺も、見てみたくなるやないですか。 辿り着いたその先を、
君の夢を応援していいかなって。
今度はちゃんと、 池田夏海の姿で、その言葉を聞いてみたいって
…………あれ??]
(156) asaki 2018/09/03(Mon) 23時半頃
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[そんときは俺も 見せられるモノがあるように。
― お互い積み上げたものを持って もっといっぱい話をしよう。
その時に…きみの夢も聞かせてね。―
約束は必ず、彼女が勝利の栄冠を手にしたときに]
(157) asaki 2018/09/03(Mon) 23時半頃
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[なんだろうな
なんでだろうな?
どうしても気になるんだが 源の身体に居た影響か何かなんだろうか。
揺れる黒髪の後ろ姿がどうも頭を離れない]
(158) asaki 2018/09/03(Mon) 23時半頃
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[なんか考えてた文章は形にならず
消そうとしたものを誤送信するヘタレだが それが河野蓮さんということで ひとつ**]
(159) asaki 2018/09/03(Mon) 23時半頃
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ひゃっ! わっ!
[ まぁ聞いてくれ。 スマートフォン片手にぼうっとしていたら 急に着信を知らせる音が鳴ったんだ。>>!11 ]
(160) NIA 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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[ 思いがけない着信に 相手の名前を見そびれてしまう。
ましてや、 それが誤送信だなんてわからなくて。
そうっと電源を入れて確認すると チャットの通知が一件分、増えていた。 ]
(161) NIA 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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[ 心当たりは、あった。 でも、本当に"そう"なのか、 それとも、別の誰かなのか。
確認するのが勿体ないような 今すぐ確認したいような もどかしい気持ちが画面に 触れたままの指の動きを鈍らせる。 ]
えーい!ままよ!!
[ 意を決してようやくチャット画面を開き、 そろそろと目を遣ると差出人の名前は――、>>159 ]
(162) NIA 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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あ。あ、ああ……
やっちゃったぁぁぁー!!!
[ 送ってしまってから あまりに自然で図々しい返信に ベッドの上にスマホを投げ出して 一人、部屋で悶えるのだった。
女子扱いしてもらえないのは そういうところだぞ、*池田夏海!* ]
(163) NIA 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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[ 弟との会話を終えて、どれほど後か。 兄はスマホを手に取った。
カバーの色は、“ チェレステ ”と呼ばれる色。 ロードの三大レース、グランツールの開催国、 イタリアのミラノを模した、そらの色。
入っていたメッセージに、表情を緩ませて>>!0。 ]
(164) Ar_nelico 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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[ 打ち込んだ指が、すこし躊躇って。 因だって、今回の騒動で思う事もあったから。 ]
(165) Ar_nelico 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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御神体売り飛ばしたら、 また入れ替わるとは思わなかったよな。
(166) rice 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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馬鹿!!!!!!!!**
(167) とわ 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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[ 今出せる勇気はこれっぽっち。
それでも「 いつか、*君の隣まで* 」。 ]
(168) Ar_nelico 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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ほあ! わっ!
[ まぁ聞いてくれ。 スマートフォン片手に満足していたら 即座に着信を知らせる音が鳴ったんだ。>>!13
はやくね?!
まあでも、返事来たんだし と、モブ眼鏡は携帯をそうさするのです ]
(169) asaki 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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