人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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視点: 人


セシル8人が投票した。
マーゴ1人が投票した。
ベネット4人が投票した。

セシルは乗客の手により投棄された。


マーゴは絆に引きずられるようにセシルの後を追った。


時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
マーゴの姿が見つからない。
ベネットの姿が見つからない。
ソフィアの姿が見つからない。


降霊会
こっくりさん、こっくりさん……
秘密の儀式で、墓場の霊魂がかえってきた。今日に限り、生者も姿の見えぬ死者も屋根を共にし、議論するだろう。


現在の乗客は、ガストン、フィリップ、ホリー、ヨーランダ、コリーン、チャールズの6名


【人】 墓守 ヨーランダ

ギィ…


               ギィ…



       ギィ…

[シィラは棘を出したまま、
 その場に佇んでいる。]

(0) 2010/07/23(Fri) 04時頃

【人】 双生児 ホリー

[自分は竜だった。
自分は人だった。

俺を起こした身勝手な人間達
争いのために私を創った大人

俺は人の子に身体を借りて
私は竜から力を借りて

住んで居た町を、もろとも焼き付くした記憶――]

(1) 2010/07/23(Fri) 04時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 04時頃


【人】 双生児 ホリー

[歌に混じり、異形の声が頭に響く。
一声聞く度に、記憶が補完され]

………っ!

[そちらに辿り着いた頃に、間に合っていたか否か。
シィラは刺の姿で、その場にたたずんでいた]

(2) 2010/07/23(Fri) 04時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―古城・一室―

[ヨナが、フィルには見えないラルフと話をしている間。
 ただ静かにそこにいた訳だけど。

 『町を出る』

 そう聞こえてゆっくり視線を上げた。
 一瞬影が過ぎったように霞む視界に目を瞬けば、それは消え。]

 ……――行きたいのか

[そう、皆が皆、死んでく訳じゃない。
 けれど、外と死はかなり、イコールに近い。

 でも、

 ……それも当然の帰結なのかも知れない。]

(3) 2010/07/23(Fri) 07時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ヨナの心(きかい)が壊れて、もう彼岸にいっているのか、
 ラルフの体(きかい)が壊れても、まだ此岸にいるのか、

 解らなくなる静かな時間を、異形の声を遠く聞きながら。]

 ……どっちにしろ
 ここはもう、良いな

[死を紡がないのが、本当の意味で答えなら。
 ラルフの、遺体との面会はもう終わりだ。]

 戻って、考えると良い、……どうしたいか

(4) 2010/07/23(Fri) 07時頃

【人】 鳥使い フィリップ


 大概の場合、

 ……どうやっても、大丈夫

[細めた目は猫のよう。

 ヨナが部屋を出るならぽふと頭を撫でて。]

 決まったら、後で
 良ければ……教えて

[きっとあいつが待っていて、迎えに来てくれるんだろうって。
 そう、思おうとして**]

(5) 2010/07/23(Fri) 07時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 07時頃


【人】 歌い手 コリーン

―回廊―

[壊れたベネット。
 それを抱えるチャールズ。

 赤い羽根を散らしたソフィア。

 棘を出した、シィラ。

 そんなすべてを見ながら歌を歌って]

 ――ソフィアも壊れるのね。

[そんな言葉を。
 ソフィアが壊れたときに紡ぐ。

 無感動で、無感情な。

 そんな響きで]

(6) 2010/07/23(Fri) 07時半頃

【人】 歌い手 コリーン


 シィラは、誰を壊すの?
 すべてを、壊すの?

>>0棘を出したままの姿。
 そこにホリーはやってきただろうか。

 見えるのははかなく壊れた二人と。
 歌う女と。
 銃を持つ男と。

 誰かを壊そうと棘を出す。
 異形の姿かもしれなかった**]

(7) 2010/07/23(Fri) 07時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 07時半頃


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 07時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

― ラルフの眠る部屋 ―
>>3

[フィルの声が聞こえて、ぼんやり、そっちを向く。]

 ――……行きたい。
 ここ(ラメトリー)じゃないどこかに。

 誰かが一緒に行ってくれるなら……。
 誰かが連れて行ってくれるなら……。





 ――…今、ラルフは、連れていってくれそうなの。

[それは、町を出る意味ではないのかもしれないのに。]

(8) 2010/07/23(Fri) 07時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[ふわり、と流れてきた赤い羽を一枚手にとった]

‥。

[ただ、成り行きを見守る]

(@0) 2010/07/23(Fri) 08時頃

【人】 双生児 ホリー

[その場に着いた時、
そこにいるのは。

はかなく壊れた二人と。
歌う女と。
銃を持つ男と。

誰かを壊そうとする、異形]

(9) 2010/07/23(Fri) 08時頃

【人】 双生児 ホリー

―永い時に埋もれていた記憶―

[むかしむかし、ある国は2つに分かれて戦争をしていました。

肌の色が違うから。
宗教が違うから。
何となく、気に食わないから。

最初は些細な喧嘩だったのに、
気がつけば町は戦場になっていました。]

(10) 2010/07/23(Fri) 08時頃

踊り手 フランシスカは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 08時頃


【人】 双生児 ホリー

[ある大きな町には、
研究所と呼ばれる施設がありました。
その建物では、戦争のための兵器をつくっていました。

ヒトという機械を利用した、殺戮兵器。
異形の力を借り、使役する、機械。
けれどもなかなかうまくはいかず、
沢山の子供が―何故か対象は全て子供だった―内側から異形に食われ、死んでいきました。

少女がそこに連れていかれたのはある日のこと]

(11) 2010/07/23(Fri) 08時頃

【人】 双生児 ホリー

[少女に名前はありません。
だから大人はこう呼びました。

コードネーム“Holy”と。
聖なる、機械。
その名前は、左腕に刻まれています。

やはり少女も同じように、
異形の力を注ぎ込まれました。
それはとても難しい原理と方法だったので、
ここに書くような事はしません]

(12) 2010/07/23(Fri) 08時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>8

 ……――そ、か
 そこ…見えるんだな

 ヨナには、……いや

[心が先に壊れた人間を何人も見て来た。
 死者が生者を連れて行くのも。]

 何でも、ない

[送り出した数は、

 計り知れない。]

(13) 2010/07/23(Fri) 09時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>13

 見える?
 フィルには見えない   の?


 そこに、いるのに。

[何でもない、というフィルに問いかける。]

 ――……

(14) 2010/07/23(Fri) 09時頃

ヨーランダは、フィルに続いて、部屋を出る。ラルフの身体は一緒じゃないけど、ラルフなそれとは一緒に。

2010/07/23(Fri) 09時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ― 回廊 ―

 …?

[フィルと出てきた廊下。
 ふと何かが低く横切って、なんだろうとしゃがむと、
 そこには、飛蝗鼠の姿……。]

 ――……おまえ、どうしたの?

[その小さな目がこちらを眺めているようで…。]

(15) 2010/07/23(Fri) 09時半頃

ヨーランダは、飛蝗鼠から声が聞こえて、瞬いた。

2010/07/23(Fri) 09時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ――……お願い……

[そして、しゃがみこんだまま、その腕時計に手を伸ばす。
 その小さな異形……そこから漏れた声は、聴いたことのある声だけど……ああ、フィルには聞こえてるのだろうか。
 聴こえてなければ、また、気が触れたように見えるだろうか。]

 ――…あなたにしたお願い。
 あなたが訊いてくれるといったお願いなら、


              覚えている





 お願い       (        で)

(16) 2010/07/23(Fri) 09時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そして、ベネットのことを思い出す。
 そう、彼はあれから、あの部屋にいたのだろうか。


 半分、食べてくれる、そんなことを云ってくれた彼。]


 ――……


[また飛蝗鼠を見て……。]


 ――…あなたは、また生まれたの?


[それなら、また、痛がって眠っているのだと思った。]

(17) 2010/07/23(Fri) 10時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 10時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ――…心臓の音?

[そして、また声が響いて……
 懐中時計を見た。


 それから、そおっと、それを耳に当てる。]

 ――…心臓の、おと?
 これが、ベネットの、おと?

[聴こえる規則正しい音。
 それ乱れのなさに、目を閉じた。]

 これがあれば、半分、食べてくれるの?

(18) 2010/07/23(Fri) 10時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ………あ

[耳に響く音、
 半分、あげる、の声。



 ふと、気がついた。]

(ベネット、あなたは死んでしまったの?)

[だけど、口には出さない。
 死んだというと、その時計は止まってしまうような気がした。

 そして、時計を左手に嵌める。
 細い手首にそれは、最初ずしりときたけど。
 それが、一人の人の重みなら、嬉しいと思った。]

(19) 2010/07/23(Fri) 10時頃

【人】 森番 ガストン

―城内・ある部屋―

 結局これは、何だろうな。
 …考えるのが億劫になってきた。

[ベッドのそれは何であるか判断できなかった。
半ば錯乱していたような状態から覚めると、部屋を出て外に出た。]

(20) 2010/07/23(Fri) 10時半頃

【人】 森番 ガストン

―城内・廊下―

 この城、こんな廃墟だったか?お前はどう思うよ。
 本当に人が何人もいたと思うか?お前はどう思うよ。

[初めてこの城下に降り立ったときの生活感が、いつの間にか無くなりかけている。

時が加速したかのような色褪せていく感覚に、城下に入ったときから幻を見たような、そんな感じになった。]

(21) 2010/07/23(Fri) 10時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 10時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ベネット……わかった。
 いろんなこと、この時計に話せばいいのね。

 そしたら、
 いろんなこと、半分に、



                   なる?

[手首の腕時計を摺って、立ち上がる。]

(22) 2010/07/23(Fri) 10時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[最期を看取った青年の身体は
ひび割れて鉱石の塵となり壊れて儚くなった。

コトリと床に落ちたのは、アンティークの時計。
飛蝗鼠がそれを拾って掛けて行くのを
常よりも揺れる紺青がぼぅと見送る。]

 常々、思っていたのですが。
 何故、人は人の死を悲しむのでしょうね。

[神の御許へと導かれるのならば
向けられる感情は祝福であるべきなのだと思う。

それでも、悲しむのは、涙を流すのは
嗚呼……―――
  自分本位の想いからかもしれないと思う。

置いて行かれたのだと。
ともすれば、その“死”を羨む心から。]

(23) 2010/07/23(Fri) 11時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[飛蝗鼠が肩に乗って、それから、またフィルを向く。
 その青色は、まっすぐ、フィルを見た。




 それは心壊れたものに見えるだろうか。]

 ――…ラルフも生きている。
 ――…ベネットも生きている。

[細くて軽い身体に、生線と死線が纏わりつく。]

(24) 2010/07/23(Fri) 11時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 フィル……あなたも、生きていて……。




[それもまた願い**]

(25) 2010/07/23(Fri) 11時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[死を羨みながら、けれど何故、人は生に固執するのか。
壊れかけの世界では、その理由は酷く希薄に思えてならない。

それでも、死に逝った人々が、己の生を望むならば
それが己という存在への贖罪なのかもしれない。

そう、思わずには生きられない。

息を吐く、視線を上げれば、儚くなった少女の残骸が舞っていた。
その中に落ちていた2つの翡翠を拾い上げた。
一先ずそれは、チャールズの懐に入れられる。]

(26) 2010/07/23(Fri) 11時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ―――……

[立ち上がれば、そこには
コリーン、ホリー、アリーシャの姿があったか。
チャールズは微笑んで銃に手をかけた。

銃口は、明らかに殺意を見せる異形
          ――……シィラに向いた。]

(27) 2010/07/23(Fri) 11時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 『タァンッ……―――』

[乾いた銃声、命を絶つ為の音が響く。
シィラが避けないのならば
放たれた弾は、その紅い眼の中心を打ち抜くだろう。

例え撃ちぬけたとして、それでシィラが儚くなるかは
*知らねども*]

(28) 2010/07/23(Fri) 11時半頃

【人】 森番 ガストン

―城内・廊下―

 …その子を背負って生きるのは…
 ―――……重たくない……?

[見つけたのは、物言わぬ骸は、少し前まで自分と話していた少女。あの時の言葉が…何か塞き止めていたものをゆるりと開けて。]

 背負うのは重くないと俺は返したよな。
 ―本当は、逆だよ。逆なんだ。
 相棒が居なかったら、俺だってもう足に地を付けるかわからなくなるくらい軽くなるんだ。きっとそうだ。

 だから相棒が生きろと、俺を食った分まで生きろと云うんだ。だから俺はまだ生きているんだ。

 そうなんだろ?
 なあお前はどう思うよ?

[相棒の、マーゴが手をかけた位置に自分も片手を握り、。もう片手は自分の肩甲骨を摘んだ。]

(29) 2010/07/23(Fri) 11時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 11時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―廊下―

[ラルフを寝かした部屋を出てすぐの事。
 不意に現れた小さな異形、ついこの間の百目蛇を思い出す。

 アンティークの腕時計、飛蝗鼠からヨナの手に移るのを。
 マーゴに刃物を振り上げて、苦しんでいたのも思い出す。
 ヨナがベネットに話し掛けるらしい様は、ラルフの時と似て。

 ……彼も死んだのか?

 けれど何故、ヨナにはそれが解るのか。

 手首に巻かれる時計はずっと大切にされて来たのだろう。
 こんな世界でも歯車(しんぞう)が止まらずに動く。]

(30) 2010/07/23(Fri) 12時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>30

[死んだのか?の問いに、言葉を瞬時編み出せない。
 だけど、ゆっくり首を振って……。]

 違うわ。この時計の中に、
 半分、心臓は動いているもの…。

[そして、また始終を見守っていただろう魂のほうも見上げて…。]

 ラルフには見えるよね…。

[そうつぶやいた。]

(31) 2010/07/23(Fri) 13時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[泣かないで、とラルフは慰めてくれる。]

[泣いていいよ、とベネットは話しかけてくれる。]

[フィルを見つめる青色は、
 右目からは涙を…………。
 左目からは澄んだ泉の色を………。



 それぞれに湛えて……。]

(32) 2010/07/23(Fri) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>24>>25
[振り返ったヨナの眸は。]

 …………――ん

[虚を突かれる位の透明さで。
 狂気に濁っては見えないまま、今にも儚い。

 生きてくれているなら、と、本当に願ってしまうのは。]

 俺は
 ちゃんと生きてるし
 ……生きるよ

 最後まで生きる、
 覚悟をしたから

(33) 2010/07/23(Fri) 13時頃

【人】 双生児 ホリー

[その子も、今までの子と同じように。
内側から食われる、
恐ろしい感覚の中死んでいく、

はずでした。]

(34) 2010/07/23(Fri) 13時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ――……私は、彼らの を視るの。
 それが、今の私の……できること。


 フィルは、そんな私を………。



[その時、銃声が響いて……。
 銀髪がはじかれるように揺らめいた……。

 同時に、眸が大きく揺らめく。

 それは、ともにしてた分、大きく通じた……異形の叫び]

(35) 2010/07/23(Fri) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>31>>32
[思わず零れた『死』の言葉に、自分ではっとするけど。
 彼女はそれも、静かに否定する。
 ラルフの遺体を前にした時と違って、静かに。
 左右でちぐはぐな眸を見る。]

 ヨナにも、ラルフにも、ベネットにも、生きて

 ……――生きて、しあわせになって、欲しい

[願いは変わってない。]

(36) 2010/07/23(Fri) 13時頃

フィリップは、銃声に弾かれたように顔を上げる。

2010/07/23(Fri) 13時頃


【人】 双生児 ホリー

[その日はいつもと違いました。
何がそれをもたらしたのかは分かりません。

――ひときわ紅い光の中、少女の半身は少しずつ形を変えていきました。

ついに成功したのです。
異形の力と、人の意思を持つ、戦争のための機械]

(37) 2010/07/23(Fri) 13時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>36

 フィル……。あなたはやさしい。

[そして、銃声の方向へ足を向ける。
シィラの身に何かが起きたことを直感したから。**]
 

(38) 2010/07/23(Fri) 13時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 13時頃


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 14時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

― シィラが撃たれた場所 ―

[そして、シィラが泣いている場所に向かう。




 辿りついた先、
 その大きな紅い眼を撃たれて、そこからやはり真紅の血を噴き上げるシィラをヨナは見て……]

 ひぅ――……シィラ……

[真っ青に青ざめた。
 だけど、母の影をそこに視ていた少女は、それでもよろりと、その怪物の元に向かう……。]

 シィラ………

[それはラルフの身体を壊したもの、もちろんわかっている。
 だけど、シィラもヨナにとっては大事な、生きていてほしいもの。]

(39) 2010/07/23(Fri) 15時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ああああ
 こ ろ さ な い で

[そして、シィラ駆け寄り、縋りついた。





                真っ赤な体液がヨナを浸していく。]

(40) 2010/07/23(Fri) 15時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 あ………

[そして、ヨナもその中で沈んでいく。
 そう、異形の体液はときに、ひとを蝕んでいく……。

 種類によれば、大丈夫なものもいるかもしれないが……。

 ヨナの知らない場所で、また別の異形を喰らい、生きていたシィラの身体は、その体液は………。]

(41) 2010/07/23(Fri) 15時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

ギィィイイイイ!!!!




[そして、シィラが一際大きな、城中に響きわたる発狂音を出した時、

 きっと、まだ生きているものの耳はしばし、使い物にならなくなるだろう。

 それから、彼らにとっては音のない世界で……。]

(42) 2010/07/23(Fri) 15時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[シィラはヨナの身体に触手を巻きつけると、
 そのまま反転し、入ってきた城の窓から、飛び立つ。

 その眼からは赤い体液を噴出させながら……。
 灰色の暗い暗い空へと、



 ああ、そう、いつのまにか夜の時間が訪れていて……。]

 ――………ッ

[少女はシィラに抱かれ、空へと飛んだ。]

(43) 2010/07/23(Fri) 15時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[その姿を追いかけるものがあれば、見えるだろう。
 傷ついたシィラが見張り塔の方面に向かうのを。


 その赤い点滅が、見張り塔のてっぺんで、ふ、と消えるのを…。**]

(44) 2010/07/23(Fri) 15時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 15時頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 15時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

[撃ち放った銃弾は、狙いを逸れることはなかった。
紅い硝子のような異形の眼、割れたそこから
ピュゥ、ボタボタっと壊れた場所と同じ色が吹き出る。
更に立て続けに数発、引き金を引いた。

その度散るその紅の雫の幾つかが、チャールズの額を濡らす。]

 ――……ヨーランダさん。

[銃に込めた最後の1発を放とうとした瞬間
現れた姿に、あやうく引きかけた引き金から力を抜く。

その女性の名を呼ぶ表情は、不可思議なほど穏やか。]

(45) 2010/07/23(Fri) 15時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>38

 ……そうでもない

[いつかのように、存外さらりと首を振った。

 今も生きてしあわせになって欲しい、これは本当。
 同時に、彼らは死んだのだろう、と思っているのも事実。
 両方そのまま抱えている。

 ふと、誰かがこちらを見たような、気もしたけど。

 シィラの危機に反応するのはヨナの方が早かったか。
 追って自分も向かい、目を撃たれた異形を見付けるだろう**]

(46) 2010/07/23(Fri) 15時半頃

【人】 森番 ガストン

[>>28突然の銃声に、窓に駆け寄り、半身で外を見た。
ほんのわずかにでも、シィラから噴出した血が見えただろう。]

 銃声…シィラを―誰かが攻撃した―?

[銃声の度、宙で蠢くシィラが見えた。
それを城の壁の穴を見ながら、直下に向かっていく。]

(47) 2010/07/23(Fri) 15時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[何か言葉を紡ごうとしたその矢先。
(>>42)木霊するのは、シィラの発狂音。
耳を劈くようなその音に
     チャールズは暫しの間、音を失う。]

 撃たなければ、此方が殺されていたでしょう。
 けれど、それは私視点だけの話。

[無音――……その発狂しそうな静寂の世界で
ヨーランダと、彼女を絡めとり空へと逃れる異形を見送りながら
男は懺悔のような独り語を紡ぐ。]

(48) 2010/07/23(Fri) 15時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 恨むならば、恨んでくださって構わないのです。
 その先、私を殺したいと思い、実行されても構いません。

 近くを護るための殺生が
 結局、より自らの寿命を縮めることは、よくある話です。

 ――……私が、過去、そうした人たちを赦せずに
 殺してしまったように。

[異形の血を受けた額が疼いた。
紅く腫れあがる文様は、まるで茨の冠のよう。

男にとっての無音の世界で
   その呟きを拾ったものがあるやなしや。]

(49) 2010/07/23(Fri) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

[施設の大人たちは大喜び。
これで戦争に勝てる。
私たちが支配者だ、と。

ゆらり立ち上がる少女の瞳。
左目は虚ろのまま、
右目に宿るはヒトへの怒り。

舞い上がる人々は、それに気付くことはない]

(50) 2010/07/23(Fri) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

[

――町は、一夜のうちに廃墟になりました。
 
]

(51) 2010/07/23(Fri) 16時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― シィラが飛び立つ瞬間 ―

[シィラに絡めとられてぐるりと視界は回る。
 そして、ヨナ自身も耳は聴こえなくなり……

 >>48>>49ただ、銃口を下ろすチャールズが何かを云っているようだったが、聴くことはできなかった。




 それでも目を見開いたのは、その表情が穏やかであったこと……。]

 ――……いのちを、壊すのに、
 穏やかにいれるひと…………。

 異形も、ただ、生きているだけ……なのに。

[それは、いつしか、ホリーと呼ばれる少女が影で紡いだ言の葉のよう……。]

(52) 2010/07/23(Fri) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

[それが、少女の住んでいた町の話。

やがてそこから毒物質が立ち上ぼり、雨に混じり。
あちこちに雨を降らせただろう。

浴びた者は、皆異形になる、恐ろしい雨を。

少女の行方は、わからぬまま]

(53) 2010/07/23(Fri) 16時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 16時頃


【人】 双生児 ホリー

―現在―

[呆然とした。
異形がヒトを、進んで壊すのをはじめて見た。]

 ――どうして。

[そういうか否か、

銃声。]

(54) 2010/07/23(Fri) 16時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―→小倉庫―

[近くにどれだけの人が在っただろう。
微苦笑を浮かべたチャールズは]

 私は、少し、休みます。
 実は、昨日から一睡もしていませんので。

[聴こえるかどうか判らない言葉を発した。
何事もなかったかのような足取りで向かうのは、小倉庫。
そこしか、休む場所といえば思い浮かばなかった。]

(55) 2010/07/23(Fri) 16時頃

チャールズは、ヨーランダのことも手帳に書き連ねて行く。

2010/07/23(Fri) 16時頃


【人】 双生児 ホリー

[とめられなかった。

シィラが傷つき、血をふきあげて。
駆け付けたヨナを抱いて飛び去ってしまうのは、
あまりにも短い時間。

狂った声で、一声ないた。]

(56) 2010/07/23(Fri) 16時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ―――……

[休むといった男は、しかし、受け継いだ手帳を開く。
ベネットの後半の乱れた文字とは
対照的な流麗な筆記体が続きを綴る。
その傍らに懐から取り出した、2つの翡翠。
男は、その持ち主の真実を識らない。
故にその翡翠について綴られることは
       “ソフィア”という少女のこと。]

(57) 2010/07/23(Fri) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

[耳が痛い静寂の中、
穏やかな表情で独り語を紡ぐ男。
唇の動きから言葉は察したか。

うたなければ、こちらがころされていた。

少なくとも竜の目にはそう映った]

(58) 2010/07/23(Fri) 16時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[己の罪を書き留めるように、徒然書き連ねた後
その手帳の前の持ち主が書きとめたものを読み始める。

その手記に多くの想いを識るだろう。
独りで抱えるには重いことも。

そしてとある頁に辿り着く。
そこに書かれた言葉に、柔らかな微笑を湛えた。]

 傍にいてくれた大切な人ですか。
 どなただったのでしょうねぇ……―――

[呟いて、手帳と瞼を閉じる。
二つの翡翠はチェーンの部分を栞代わりに、手帳に挟んだ。

少しの間の休息。
誰かが訪れるならば眼を覚ますだろうけれど*]

(59) 2010/07/23(Fri) 16時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 16時半頃


ホリーは、去って行くチャールズを、引き止める事はせず。

2010/07/23(Fri) 16時半頃


【人】 森番 ガストン

―銃撃地点と思しき場所の近く―

[チャールズの手によって向けられていた銃口、赤い羽の塊と、鉱物のようなもの、ホリー。更に側で顛末を見守るコリーン。フィリップも居たかもしれない。

そして、見張り塔に飛んでいくシィラ、ヨーランダがくっついていたようにも見えた。

銃口を下したチャールズとすれ違う。意識なく縋るような視線を彼に向けたが、向こうは気付いていないだろうか。]

(60) 2010/07/23(Fri) 16時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ああ、彼は寝床に戻るのだと、
外の暗さを見て思う。

シィラの声を聞きながら。]

っ、ぐ……ぁ…

[やがて苦しそうに頭を押さえ、蹲るだろうか]

(61) 2010/07/23(Fri) 16時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 見張り塔 ―

[見張り塔のてっぺんの窓からシィラは中に滑り込む。
 そこは、ついこないだも来たフィルの棲家で、おそらくは力がなく長く飛べないシィラがからがら飛び込んだことは間違いなかった。]

 あ…シィラ?

[そしてヨナ自身もダメージが隠せない。
 手荒な飛行と、何よりシィラの体液のせいだろうか。
 身体が痺れて……そのまま、シィラの触手を離すこともできず、倒れ伏している。**]

(62) 2010/07/23(Fri) 16時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 16時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 17時頃


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 17時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

― 見張り塔 ―

[思った以上に動けない。
 動けなくて、自分の息の音が大きく聴こえる。

 髪に何かがいる。ああ、さっきの鼠だと思う。



 視界に誰かがいる。]



 ――…ラルフ……いる?



[そして、ラルフにシィラの様子を訊こうとして、躊躇った。]

(63) 2010/07/23(Fri) 19時頃

【人】 森番 ガストン

―城内・回廊・銃撃現場―

 この赤い羽は誰なんだ…?
 ―そっちの向こうのは、ベネットか何かか?

[赤い羽の正体はわからないが、もう片方は鉱石化していたベネットを思い出した。そこに残っていた誰かが答えたかもしれない、でも半分聞き流しただろう。

立て続けに消えていく命が、自分の何かを浸食している。壊れた残骸を見るたび、都度心と体が気だるくなっていくのを感じた。]

 まーちょっと疲れた。
 休憩するわ。

[それは今までの丁寧な言葉ではなく、斜に構えたような男が吐くような科白だっただろう。

ふー、と上空へと静かに息を吐いた。そしてそのまま泉に向って歩いていく。]

(64) 2010/07/23(Fri) 19時頃

【人】 森番 ガストン

―城内・中庭―

 お前は変わらないんだな。
 ―よかった。本当によかった。

[泉の前には相変わらず異形の樹が佇んでいた。
変わらないそれを、仲間であるかのような気分でそっと撫でた。

樹の基に腰を下ろし、樹の下で汲んであった泉の水に口を付けた。泉の清らかな水が喉越しに通るたび、絵具をぶちまけたような汚い空の色が透き通った青に戻った気がした。]

(65) 2010/07/23(Fri) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ラルフの声がして、すると、それから顔が見えて、ほっとした息遣い。]


 ――…ラルフ…ごめんなさい。
 シィラは、どうしてる?


[身体に力が入らないまま、シィラのことをそれでも訊いた。きっとラルフなら、赦してくれると思って…。]

(66) 2010/07/23(Fri) 19時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 19時半頃


【見】 踊り手 フランシスカ

[耳を劈く叫びに、思わず両耳を押さえ、しゃがみこむ

風圧とともに、近くを巨体が通り過ぎていった。目をあけ、振り返る。暖かい血液の道の先は、城の外。塔の方角。空中で消えた]

[ゆっくりと立ち上がる。まだ耳の奥がきんきんとして、真っ直ぐ歩けなかったが、中庭の方へ。血に足を取られないよう、目を凝らす]

 ……しんだ?

[気づけば、城の中はだいぶ、静かになっていた気がして、思わず呟く。それでもいくつか、人の動く姿が見えた]

(@1) 2010/07/23(Fri) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ――…そう、生きているのね。

[ほうっと息をつく。]

 もう、ひとが生 きら れな  くても、
 シィラや  ほか の異形が生 きていら  れるなら、

 この  世 界はまだある 意味が あるよね。

[そして、起き上がろうと身体を震わせた。]

 ――…ああ、水が……
 水が、近くにない、ね。

[ずっと城で水の傍にいた少女は、水がないことに大きなため息をつく…。

 全身浴びたシィラの紅は、
 少女の色をすっかり変えて……。]

(67) 2010/07/23(Fri) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ



[そう、白い少女は、今、赤黒く穢れて……。



       そして、また、その場に伏した。]

(68) 2010/07/23(Fri) 19時半頃

【人】 双生児 ホリー

[頭痛は少しずつ、軽いモノになり。
顔を上げた時には、皆の終わりを知ってしまっていた]

…壊れたのだな。

[ぽつり一言。]

(69) 2010/07/23(Fri) 19時半頃

【人】 森番 ガストン

 そういや、異形だからわかるのしれないな。

[撫でるたびに樹が揺れた―気がした。]

 それが偶然かなあ。
 偶然じゃなければいいねえ。
 なんてなあ。ははっ。
 
[吐く言葉が、何故か後ろ向きになっていることに、自身は気付かない。]

(70) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[ふらふらと中庭へと。奇数なら→{3}途中で血に足を取られ、転ぶ。奇数なら→{2}着替えも血の道に]

(@2) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[ふらふらと、中庭へと歩いていくが、血の跡に足を取られ、転んだ]

 ……つぅ。

[ひりひりとする頬を押さえる。外套も血まみれだろうか。

なんとか干してあった服の所に辿り着く。さっと身につけると、蝕まれ、ぼろぼろとなった外套を再び羽織った

そして泉へと歩いていく]

(@3) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【人】 森番 ガストン

[はじめ―相棒と出会った頃なら、ダムの壁のようなものだっただろう。]

 しかしまたこの光景かー。そうなんだよな、みんな壊れていくんだよな。そんでもって消えていくんだ。何時だって、壊れるか消える、そのどっちかなんだ。それ以外無いんだ。
 変わらないものはないのに、そこだけは不変とか、ひどいブラックジョークだよな。

[しかし壁は、月日が経つにつれ、静かに削れていった。]

 で、いつまで俺は、それを見続ければいいんだろうな。
 うーんどうなんだろ。やっぱ生き延びてる間ずっとなのかな?
 …なあ相棒、教えてくれよ。たまにはしゃべってもいいじゃないか。
 
[ついに壁に小さな穴が出来て、小さく漏れていく。]

(71) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

いや…

[独りで、何かをぶつぶつと。
それはまるで誰かと会話しているようで]

ああはならないし、させない。

――そうか。だから俺は生きていられたのか。

[最後の一言だけは、独り言]

(72) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【人】 森番 ガストン

[自らが傷つかないよう、斧を静かに抱いた。マーゴの言葉がまた頭に響いたときはいつの間にか、相棒がとても重たかった。]

 なあ相棒、教えてくれよ。
 俺は後何回、あとどれくらいの時間、この光景を見ないといけないんだ?
 
 なあ相棒、教えてくれよ。
 こんなことを見続けるのが、生き延びるものの定めなのか?
 
[思考を捨て去ることで保っていた生への執着が。]

 なあ相棒、教えてくれよ。
 こんな形で、皆、生を終わっていくのか?俺もこうやって終わるのか?
 
 なあ相棒、教えてくれよ。
 俺もベネットみたいに、異形化して消えていくのか?
 
[思考をすり替えることで動いていた肉体が。]

(73) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

 ああ。……生きてたんだ。

[ガストンと、ホリーの姿も見えれば、そう声をかけ

泉の傍らへと座ると、息を吐く]

(@4) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【人】 森番 ガストン

 なあ相棒、教えてくれよ。
 生きるなら、幾度となく打ちひしがれ、そして立ち上がらないといけないのか?

 なあ相棒、教えてくれよ。
 壊れるまで背負い続けないといけないのか?

[思考を前向きにすることで働いた自分を形成する原動力が。]

 なあ相棒、教えてくれよ。
 俺達は、何のために生まれてきたんだよ…。

 なあ相棒、教えてくれよ。
 俺達は、何のために生きているんだよ…。
 
 なあ相棒、教えてくれよ。
 俺達は、何のために壊れていくんだよ…。

[自分を形成するものそのものが、流されて消えていくようで。]

(74) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【人】 森番 ガストン

 んあ?

 はは…。
 
 く…む…。

 なろ…。

 うおおおおおおおおおおおおあああああ!
 
[城内で聞いたシィラに負けないつもりで全力で叫び、立ち上がると斧を地面に転がる石に全力で振りおろした。]

(75) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 見張り塔 ―

[身体は穢れた少女。
 だけど、ラルフの亡霊が云うとおり、その眸の青色だけはそのまま……。]

 ――……そう、水は……。

[ラルフの言葉に笑もうとするけれど、唇がかさりと…。シィラの血がこびりついて…。]

(76) 2010/07/23(Fri) 20時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 20時頃


【見】 踊り手 フランシスカ

 ……?

[ガストンに声をかけようとしたが、何か呟く様子に、やめる。突然石を叩きつける様子に、一歩後ずさった

壊れたんだな。そう思って、僅かにその後姿を一瞥すると、立ち去った]

(@5) 2010/07/23(Fri) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[黄昏色に染まった少女に、
         亡霊は賛美を送ってくれる。


 その生きた世界は美しかったと、いや、愛しいと……。]

 ――……

[シィラの血が肌表面から、ヨナの中に浸透してくる。
 それは、ゆっくりゆっくり、身体を別の何かに変えていくようで……。
 手を指先を、それでも動かした。]

 ――……動かないと、ベネットの心臓……止まってしまう………。

[手は指は時計を止めないために…そして、青色をラルフに向けて……。]

 ――…傍に  いて……。

[そう、シィラの血が重いから。]
 

(77) 2010/07/23(Fri) 20時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 20時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―小倉庫―

[壁に背を預け、少しの間の眠りをとっていた男の
紺青の眸が開かれる。


    ――……もし、願うことで。

           ――……もし、想うことで。


見えるものがあるのだとすれば
      チャールズの眼の前に居たものは。]

 ――……キツネリス

[先日、儚くなった旅の連れの姿。
微笑んで伸ばした指は、けれど途中で止まり
そして結局伸ばされた。]

(78) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン

―回想―

>>23ベネットを看取ったチャールズの言葉に。

 色のない瞳がゆるく細まる。

 人が死んで――
 壊れて。

 残念だと思うことはあっても。
 悲しんだことは、もう思い出せないから]

(79) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン


[アリーシャがいつからいたのかは知らず。

 シィラへと銃を向けるチャールズ>>27を見る。
 そして、射たれたシィラを見ながら。

 小さく笑み。
 歌を歌う]

(80) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[銃声が幾度も響く。

 そしてシィラの悲鳴にか。
 それとも銃声を聞いてか。

 駆けつけてきたヨーランダとフィリップを見る。

 それでも、女はその場を動かずに。
 すべてを見ていた]

(81) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン


 ―――――ッ

>>42シィラの発する音に。
 耳を押さえて、うめく。

 それから先は。

 耳が元に戻るまで。
 なにも聞こえない、世界。

 チャールズが呟くのは。
 その背を見ていたから気づかず。

 それぞれが解散するのをただ見送って]

(82) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 ――ああ、酷い目にあったわ……

[ひとつ、息をつく。

 目の前で行われた悲劇を思い。
 緩やかに、色のない瞳が笑む]

 さあ……あとは誰が残るのかしら。
 誰が壊れるのかしら。

 最後に残るのは、誰かしら。

[回廊に残って居るのは、女だけだろうか。
 まだ他に誰かいたら。

 楽しげに笑う女はどう見えただろう。

 すでに、異形に乗っ取られて居るように、見えただろうか]

―回想終了―

(83) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

ヨーランダは、ラルフをぼんやりと見つめてから、目を伏せる。

2010/07/23(Fri) 20時半頃


【人】 歌い手 コリーン

―城内どこか―

[異形の血に濡れた回廊から離れ。

 ときどき、ちいさな異形が。
 傍らを走り去って行くのを見ながら。

 楽しげに、歌を歌う。

 人がいなくなって閑散とした城の中を。
 歌に惑わされたもののうち。

 目の前にいなかった少女もまた。
 壊れたことをどこかで感じながら]

(84) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

【人】 歌い手 コリーン


 壊れた人形
 途切れた糸。

 新たな生贄は誰。

[この城に居るもので。
 歌に惑うものはもういなくても。

 歌うことだけが、生きる術]

(85) 2010/07/23(Fri) 20時半頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 20時半頃


【人】 森番 ガストン

[>>@5に気付く余裕はなかった。

壊れることすら想像つかずにただ振りおろした斧は、幸か不幸か、折れなかった。

斧から手を離すと、するりと手から抜けた柄がからん、と音を立てた。]

 ―水?

[誰かに聞くような疑問形で一言だけ。
泉に頭を突っ込み、目いっぱい水を流し込んだ。]

(86) 2010/07/23(Fri) 21時頃

【人】 歌い手 コリーン

―城内どこか―
[歌を歌いながら。

 思考はとりとめもなくめぐる。

 壊れたベネット。
 シィラを撃ったチャールズ。
 壊れて消えたソフィア。

 どこかで壊れただろうマーゴ]

 まわるまわる。
 刃を仕込んだ歯車は。

 次の獲物を探してる。

[誰かがいなくなる。
 そのことを悲しまなくなったのは、いつ?
 もう覚えていない。
 わすれてしまうほどの昔のこと]

(87) 2010/07/23(Fri) 21時頃

【人】 森番 ガストン

[水のはじける大きな音のあと、顔に当たる冷たい水、溺れるほどに流れてくる水、泉の水色。
次第に苦しくなる息に、たまらず。]
 
 ぷっは!

[右手に体重をかけた顔は、周囲に飛沫をあげた。はたから見れば、さながら川で水を飲む熊のようだっただろう。]

 はは、水うめえよ!
 俺今さ、生きてるんじゃね?

[場違いなほど明るいその高らかな笑いが中庭に木霊した。]**

(88) 2010/07/23(Fri) 21時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 21時頃


ホリーは、ヨーランダと、シィラの事を思う。

2010/07/23(Fri) 21時頃


【人】 双生児 ホリー

知っている。

[シィラの叫びは、
痛いほどふるえて。

どうして。
どうしてシィラは撃たれた?

足は自然と、チャールズの寝床へ向かって行った]

(89) 2010/07/23(Fri) 21時半頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[泉とは反対側に、異形の木にもたれかかり、>>87歌を聞く

楽しげな歌に、少し、笑みが漏れる。

人として作られた存在。失敗作。暇つぶしの追いかけっこ。それもすぐに飽きられてしまって。

世界の終わりにまた会おう、そうして渡された一冊の本。

その時が来たら、と言われた、運命。と題された本。

もうすぐその時が来るのだろうか、指がなぞる]

(@6) 2010/07/23(Fri) 21時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 21時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―小倉庫―

[手を伸ばせば寄り添う小さな儚い存在。]

 どうして、私は……―――

[そんな儚い存在に手を差し伸べてしまうのだろう。
手を差し伸べなければ、悩むこともないだろうに。

昔の記憶のまま、それでもキツネリスを肩に乗せる。
ふと、ネコミミトカゲを纏わせていた少女を思い出す。
男はまだ、彼女の死を知らない。]

 おや、何方か来られたようですね。

[小倉庫の外の気配に気がついたのは
昔と同じくキツネリスの方が先か。
チャールズは来訪者の声を待つ。
一眠りしたことで、どうやら耳は音を取り戻せたようだった。]

(90) 2010/07/23(Fri) 22時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 22時頃


【人】 森番 ガストン

―中庭・泉の前―

[沸き上がる感情は喜怒哀楽入り雑じっていた。何かが可笑しかった。

笑い尽くした後は、暫く無言で立ち尽くした。

吐く息だけが耳のこった。]

 >>87また歌が聞こえる…

 ああ、この世界にふさわしい歌だな。

(91) 2010/07/23(Fri) 22時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 22時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 22時頃


【人】 歌い手 コリーン

―中庭―

 終焉の闇。
 崩壊の時。

 希望を亡くした。
 哀れな人形。

 壊れるのは、いつ。

[城内をうろうろとさまよい。
 そしてたどり着いたのは中庭。

 そこに居る人影>>91に。
 色のない瞳がゆるく瞬いた]

(92) 2010/07/23(Fri) 22時頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 22時頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 22時頃


コリーンは、ガストンの近くで足を止める。

2010/07/23(Fri) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―回想―

[銃声は何度も、辿り着いた時には、シィラは目を血に染めて。
 異形に駆け寄るヨナを止める手は届かなかった。]

 待、今近付っ……〜〜〜!!

[劈く狂声に思わず耳を塞ぐ。
 ろくに休んでいない身には相当効いた。
 周りの音が聞こえなくなる中、シィラはヨナを連れ去った。
 少しふらついて、立ち上がる。]

(93) 2010/07/23(Fri) 22時半頃

【人】 歌い手 コリーン

―中庭・泉―

[泉の傍らにある樹の異形に。
 色のない視線がちらりと向く。

 ガストンの近くで足を止めて。
 泉に手を差し入れた]

 ヨーランダも壊れるのかしら?
 シィラも壊れるのかしら。

 あなたは、どう?

[掬い上げた水は零れ落ちる。
 一口だけ、水をすすって。

 歌うような問いを、ガストンに向けた]

(94) 2010/07/23(Fri) 22時半頃

【人】 森番 ガストン

[歌は徐々に近づいているように感じられた。]

 >>93久しぶりだね。

 ところでシィラが壊れそうなのは知ってるけど、ヨーランダが壊れるとはどうしたんだ?

[シィラが飛び上がる際、ヨーランダを連れ去った所は見ていない。]

(95) 2010/07/23(Fri) 22時半頃

【人】 歌い手 コリーン

>>95久しぶり。
 その言葉に僅かに瞬く。

 そんな当たり前の言葉のやりとりも。
 遠い過去のことで]

 そうね、久しぶり。

 シィラがヨーランダを連れて行ったもの。
 あんな状態のシィラが空を飛んで――
 墜落したりしたら、ヨーランダも壊れそうじゃない?

[白に近い銀を揺らして。
 笑う]

(96) 2010/07/23(Fri) 22時半頃

コリーンは、泉の傍。何かの気配を感じて――けれどそれが見えることはない。

2010/07/23(Fri) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[額を押さえて顔をしかめて、くらくらするけど歩き出す。

 廊下で、伏したマーゴを見付けた。
 必死に伸ばしたような腕、表情は幸福そうで。
 近くに、楽器が落ちていた。]

 ……今は、これだけ、ごめん

[その楽器を彼女の傍に引き寄せる。]

(97) 2010/07/23(Fri) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[向かったのはエントランス。
 小さな布の包みを大事そうに拾い上げる。

 それから、台所だった場所に引き返した。
 小瓶と布包みを無事なテーブルに置く。

 ……後で、忘れず取りに来る。

 頭の中だけ呟いて、そこから立ち去る。]

(98) 2010/07/23(Fri) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―現在・中庭―

[それから、どっかに置き放していた銃を拾って来て。
 耳の回復が解るように、音のする場所で休もうと思った。

 ここに来ると、やっぱり景色を見詰めてしまう。
 ただ単純に、異形の樹と澄んだ泉が寄り添う光景が好きで。

 初めて見入った時にはヨナがいて。
 ついこの間見た時には、二人がいた。
 たいていの時は、誰か水を求める人がいたように思う。
 今も随分、人が居るような気がする。]

(99) 2010/07/23(Fri) 23時頃

フィリップは、樹に寄り掛かる。まだ周りは静かだ。

2010/07/23(Fri) 23時頃


【人】 歌い手 コリーン

―中庭・泉―

[フィリップ>>99が近づいてきたのに気づく。

 静かな様子に。
 不思議そうにゆらり。
 白に近い銀がゆれた]

(100) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[シィラの血が毒でなければ良いが、そうじゃないなら。
 ヨナをシィラから離さないと危ない、と思う。
 ……彼女達の思いがどうか、解らないから少し迷う。

 梢から雫が落ちるのが見え。
 くまの顔を背負ったやどかりが視界の隅を過って消えた。]

(101) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【人】 森番 ガストン

 >>96はは、なるほどね。
 君は壊れていくのを、とても楽しそうに見てるんだな。

 全く。人死になんて楽しいものじゃないだろうに。

[壊れ行く異形を笑みで評する彼女に苦笑する。]

(102) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【見】 踊り手 フランシスカ

[少し、騒がしくなってきた。人の声。それに人以外の何か

大樹を回って、泉の方へと顔を出す]

 あれ。……追わないんだ?

[フィリップの姿が見え、少し首をかしげて、訊ねた]

(@7) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>100
[コリーンに視線を向ける。]

 ごめ、まだ少し

[耳が痛い、と指で示した。
 近くの葉擦れが、意思があるみたいに揺れて聞こえる。]

(103) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[外は異形の蔓延る夜。
 耳が使えなければ、周囲の警戒もままならない訳で。
 出るに出られず、少しもどかしい。

 ヨナが、生きてると言ったラルフやベネットは、今も彼女の傍に居るんだろうか。]

(104) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【人】 歌い手 コリーン

[ガストン>>102に小さく笑み]

 楽しむほうが楽だもの。
 それに――壊れ方も。
 それぞれ違いがあるのよ。

[そういうのを見るの、と。
 軽い答え。

 >>103フィリップの仕草に。
 ああ、と納得したように頷き]

 おだいじに。

[ゆっくりとした口の動きで、伝える]

(105) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[梢はさらさらと揺れて、

 『……追わないの?』]

 ……解ってる
 あと少し、ちゃんと聞こえ……

[はたり、目を瞬いた。
 今の声は誰のだ?]

(106) 2010/07/23(Fri) 23時頃

【人】 歌い手 コリーン

>>106フィリップが梢のざわめきに応えたとは思わず。
 >>@7アリーシャに応えたのだと思い]

 手負いの獣は。
 味方を認識するのかしら。

[傷を負ったシィラを思い。
 小さく笑う]

(107) 2010/07/23(Fri) 23時半頃

フィリップは、コリーンの口の動きに頷いた。

2010/07/23(Fri) 23時半頃


コリーンは、フィリップに、笑みを返す。

2010/07/23(Fri) 23時半頃


【見】 踊り手 フランシスカ

[コリーンとのやり取りを見て、理解する物の]

 間に合えばいいけどね。

[くす、と笑って、異形の血に侵食された外套を、ざわめきに乗せるように、翻す。そのまま大樹にもたれかかって、ざわめく様子を見上げた]

(@8) 2010/07/23(Fri) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[建物に囲まれているからなのか、風は感じない。
 周りにいる人達の言葉の代わりに、樹のさわめきは聞こえて。]

 ……

[それが誰かの声と同じに感じる。
 その事に気付いて少し戸惑った。]

(108) 2010/07/23(Fri) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 …………何?

[辺りを見回すけど。
 ぽつりと問う。]

(109) 2010/07/23(Fri) 23時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ひらり、落ちた葉を目で追って。
 一瞬映った姿に目を丸くした。
 息を吸って吐く。]

 ……解った

[不思議と、声はすとんと落ちて、言われるままに水を汲む。]

 行って来る

[そう言い残して走り出した。]

(110) 2010/07/24(Sat) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 見張り塔 ―

[動けなくなっていくまま、青色の眸は、きょろりと外の暗闇を見た。]

 ――…あ

[一粒、きらめきを見る。
 それは、昨夜も訪れた、焼蛍虫の光にとてもよく似ていて…。]

(111) 2010/07/24(Sat) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[黄昏色に染まる少女は、
 その死を呼ぶ光から、視線をしばらく外せずに…。]

(112) 2010/07/24(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―見張り塔へ―

[ちゃぷ、と運ぶ水がはねる感触。

 夜闇を走ってどの位掛けたか。
 自分が塒にしていた塔を一瞥してから、内階段を上がる。

 最上階に近付けば、気配も解るか。]

 ……ヨナ

 シィラ?

[掠れた声で呼ぶ。]

(113) 2010/07/24(Sat) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

>>113

[そして、見張り塔をアジトとする人物の気配に、本当に微かに、安堵の笑みを零す。

 ただ、全身を犯す穢れは、その動きを制限するほどのものとなって…。]

(114) 2010/07/24(Sat) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ



 ――…フィ   ル


 シィラは   どう?


[シィラも既に虫の息である予想はついたのだけど…。]

(115) 2010/07/24(Sat) 00時頃

ヨーランダは、自分の身体の奥から湧き上がってくる嫌悪感に眉を寄せた。

2010/07/24(Sat) 00時頃


【人】 歌い手 コリーン

―中庭―
[何かに返事をして。
 水を汲むフィリップを。

 ゆるく首を傾げて見送り]

 なにか、いるのかしら?

[小さく呟いた]

(116) 2010/07/24(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 いる、よな

[小さな部屋に潜り込んだシィラの隙間を伺う。 手負いの獣にしては、静か過ぎて不気味でもあり。

 微かに聞こえた言葉に、正直に伝える。
 ヨナの声も弱っていた。]

 ……これだけ撃たれたら、もう助からない

[彼女の体は引き出せるだろうか。]

(117) 2010/07/24(Sat) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ



[シィラは、呻くことできず、
 ただ、もう、眼の紅は、輝きを失って、

 灰色のくもり硝子のよう……。]

(118) 2010/07/24(Sat) 00時頃

フィリップは、ヨーランダを中から引き出そうと、手を伸ばす。

2010/07/24(Sat) 00時半頃


ヨーランダは、フィリップに身を任せるけれど……。

2010/07/24(Sat) 00時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 ギ……


              ギ………


[シィラは、フィルがヨナに手を出すと、そう呻いた。]

(119) 2010/07/24(Sat) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[シィラが呻く。
 伝わりはしないだろうが、声を向けた。]

 ……駄目だ

 これ以上、ヨナを縛るのは

[腕を掴み引く。
 彼女の身に力が入ってないのは、重みで解った。]

(120) 2010/07/24(Sat) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/24(Sat) 00時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2010/07/24(Sat) 00時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[シィラは力なく、ヨナの身体を手放す…。
ヨナの身体から、シィラの触手がとれていく…。]

 ギ……

[それから、ほどなく、
 ギオロンの音が遠く、幻聴のように届いた時]




                …ギ




[シィラが動きを止めたか。]

(121) 2010/07/24(Sat) 00時半頃

【人】 歌い手 コリーン

―泉の傍―

[泉の傍らに腰を下ろして。

 小さく歌を歌う。

 揺らぐ梢。
 何かの気配。

 ヴァイオリンの音色は聞こえないけれど。
 不思議と歌は、それに近かった]

(122) 2010/07/24(Sat) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ――…ラルフ?
 

            フィル?


 ああ、手を うごかさなく  ちゃ

[身体が自由になって、
 笑んで、時計を動かそうと…。]

(123) 2010/07/24(Sat) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ヨナの体をシィラから離して、壁に凭れさせた。]

 ……――お前も、行きたいとこ、行くんだろ
 もうちょい、頑張れ

[顔や髪、手を拭いてやり、水を与える。]

(124) 2010/07/24(Sat) 00時半頃

フィリップは、彼女の手首の時計を見る。

2010/07/24(Sat) 00時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 あ
>>124

[フィルが解放してくれて、視界が開ける。
 フィルに笑いかけると同時に…。青色にシィラが映った。]

 ねぇ、

 シィラ……

          大丈夫?

[でも、動かなくて、
 代わりに、身体の中が蠢いた。]

 ぐ……あ………あああ

[そして、黄昏色の少女は、同じく黄昏の吐瀉物を口から吐き出す。
 それは、滝のように流れ出て、身体の水分を一気に奪う。]

(125) 2010/07/24(Sat) 00時半頃

ヨーランダは、細い身体をびくりびくりと痙攣させる。

2010/07/24(Sat) 01時頃


【人】 鳥使い フィリップ

 あぁ

[名前を呼ばれたのには、小さく相槌を返す。
 とんとん、と軽く手を揺すった。]

 ……これ、自動巻…か?
 大丈夫……ちゃんと、動いて、から
 心配しなくて、良い

(126) 2010/07/24(Sat) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

……っ、おい、ヨナ

[激しい嘔吐が始まった。
 吐瀉物が喉に詰まらないように支える。]

(127) 2010/07/24(Sat) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[そして、吐いたものが最後は血の色のものになった。
 落ち着いた時、その顔は真っ青で……。]

 ――……ぅ

[青色の眸をまた見開いた時、滴がぽたぽたと落ちる。]

 ――……水が………。

(128) 2010/07/24(Sat) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―小倉庫―

[はたして扉の向こうの気配は、この部屋への来訪者か否か。
チャールズは自ら外へでることはなく
手帳をめくり綴られた言の葉を追っている。]

 ヴァイオリンの、音色でしょうか?

[それは空耳か、死に近いから聴こえたのか
それとも……――肩に乗る存在が近く教えてくれただけか。]

 ヴァイオリンというと、セシルさんですが……―――
 弦を張ることが出来たのでしょうか。

[男はセシルが儚くなったことも知らない。
また、手帳に紺青の眸を向け、頁を捲った。]

(129) 2010/07/24(Sat) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ




 ――……ああ、もう
 私の中の、泉が………



               涸れていく…。

[掠れた、弱弱しすぎる声。
 身体はもう崩れるためだけのもののように…。]

(130) 2010/07/24(Sat) 01時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2010/07/24(Sat) 01時頃


【人】 墓守 ヨーランダ



 私は、生きて……
   生きて……いかない   と……。

[時計は動いているだろうかと、
 心配で、泣きたくて……。]

 とけ  い
  ねぇ、 みて、  ラルフ

 
  フィル……

[そして、必死に目をまた開けた時、
 夜の闇の向こうに、焼蛍虫の群れが見えた。]

 あ………。

(131) 2010/07/24(Sat) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ







                ――……綺麗。

(132) 2010/07/24(Sat) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[体中の水を失って行くヨナに向けて。]

 ……泉は、あるよ

 大丈夫、ちゃんと
 なくなったりしない

(133) 2010/07/24(Sat) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ


 ……――お前も、もう

 休んで良いんだ
 

(134) 2010/07/24(Sat) 01時頃

ヨーランダは、手を伸ばす……手を。

2010/07/24(Sat) 01時頃


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