人狼議事


29 Sixth Heaven

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視点: 人


チャールズ1人が投票した。
コリーン1人が投票した。
ラルフ1人が投票した。
トニー9人が投票した。

トニーは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
コリーンが無残な姿で発見された。


降霊会
こっくりさん、こっくりさん……
秘密の儀式で、墓場の霊魂がかえってきた。今日に限り、生者も姿の見えぬ死者も屋根を共にし、議論するだろう。


現在の生存者は、フィリップ、ペラジー、リンダ、マーゴ、ムパムピス、チャールズ、スティーブン、パピヨン、ラルフ、ベネットの10名


天のお告げ (村建て人)


    器 暴食 トニー
    管理者 愛 コリーン



 両者 アシモフ の 誘導 に 従ってください

(#0) 2011/04/19(Tue) 07時頃


天のお告げ (村建て人)

機械音声が待機施設に流れる。

白いネズミが二匹また現れる。
二匹は と、のことを軽く引っ張り誘導をし

導くのは廊下の先。一見行き止まりに見えるそこ。
行き止まり脇の開かずの戸が開き、
そこには、夥しい機械類と、
その中央にMRIに使用する機械に似た寝台。
そして脇には一つの椅子。

トニーはネズミの誘導によりそこに寝かせられる。
コリーンは脇の椅子に。

二人が位置につけば、待機施設に続く扉が閉まる。

(#1) 2011/04/19(Tue) 07時頃


天のお告げ (村建て人)

ボウショク トニー セツゾク イタシマス




......セツゾク イジョウ ナシ

(#2) 2011/04/19(Tue) 07時頃


天のお告げ (村建て人)

何時間かたった後
モニターにそう、表示されると
トニーとコリーンが案内された部屋の戸が開く。
けれど、その扉は先程開いたのと、違う扉。
……それは、メインルームへ続く扉。

その先は、今まで以上に、器が怪我せぬよう
壁さえ緩衝材が入った白い空間。

(#3) 2011/04/19(Tue) 07時頃


天のお告げ (村建て人)


器 暴食 トニー 個室番号 001
管理者 愛 コリーン 個室番号 002

を、ご利用ください。

(#4) 2011/04/19(Tue) 07時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[トニーが接続される。そのことを感慨なく、聞いていた。
 本人が決意を語った時だけは、優しい笑みで、ゆっくりと撫でたが。]

 最初に覚悟を決めるのがトニーとはね。
 まだ染まっていない少年の若さってやつかな。新雪のようで。

[ぽつり、話題の隅で、つぶやく。
 ……捧げるべきローマングラスも、祈りを捧げるべき神も持たない男は、ただ、手にしたジュースをわずかに上げた。]

[やがて接続されるためにトニーとコリーンが去っても、その表情には、なんのかわりもない、まま]

(0) 2011/04/19(Tue) 07時頃

天のお告げ (村建て人)

短いアナウンスと共に
ネズミが二つの鍵をコリーンに渡して。

……それ、以上はシステムに問わない限り
システムからのアナウンスは、ふっつり途絶えた。

(#5) 2011/04/19(Tue) 07時頃


【人】 鳥使い フィリップ

 ………

[食事の時、トニーが語った決意。
 それを聞いていたかのようなアナウンス。]
[アナウンス自体の時間はいつごろだったかはさておく]
[フィリップは静かに周囲を見渡して。

 マーゴが探し出せていたら、彼女の隣
 彼女の小さな手を握りながら
 これから、二人の姿が
 投影されるであろう
 メインルームが投影されている壁を見つめた。]

(1) 2011/04/19(Tue) 07時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 07時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 07時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 07時半頃


【人】 牧人 リンダ

あ、うん、もちろん運ぶくらいいくらでも手伝うよ。

[フィリップに、料理を運ぶのを手伝うよう促されて頷くも、チャールズが行ってくれるようなので、チャールズに向かって頭を下げた。]

ありがとうございます、チャールズさん。

[色欲である彼に対して、全く警戒していないのは、自分が“そういう目”で見られる事など想定していないから。

パピヨンの様子を見るのが代わりの任務だと理解して彼女の隣に座る。

と、入れ替わるようにパピヨンが立ち、チャールズに縋った。
目をいっぱいに見開いてその様子を見る。

心細くてたまたまここにいた知人に縋っているのかな、と思った。]

(2) 2011/04/19(Tue) 07時半頃

【人】 牧人 リンダ

[チャールズたちがパピヨンを宥めて去った後、パピヨンにそっと話しかける。]

ここで知人と会えるのって、嬉しいんでしょうか、それとも。

[答えが欲しい訳じゃない。幸せを約束された場所じゃないのはわかっているから、それを覆すほどの喜びがあるのか疑問に思った。


ここで再会できると思っていた人が、ここに居た痕跡さえ残さずに消えていることに安堵さえ覚えている自分がいるから。

あの人、多分、自分の父親である男が、器であろうと管理者だろうと幸せになったハズはないから。]

(3) 2011/04/19(Tue) 08時頃

【人】 牧人 リンダ

[食事が運び込まれ、人が増え、活気に満ちていく場。
人が増えてくればパピヨンの傍から離れたから、彼女がいつチャールズと合流したかとか、いちいち見てなかった。
トニーが接続される事を知れば、俯いて黙りこむ。]

先延ばししても、いつかは絶対来るのに。
居たたまれない気持ちになるのはどうしてかな。

偽善、かな。

[天井を見上げて呟く。無理に作った笑顔は、歪んでいる**]

(4) 2011/04/19(Tue) 08時頃

牧人 リンダは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 08時頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 08時半頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 08時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―廊下にて>>2:173
 そうですね、出来れば名を呼んで欲しいと思います。

[まじめに答え、言い切る返答に胸を押さえた]

 ……美徳に関しても法則は不明ですね。
 大罪と対になる美徳が選ばれているわけでもない
 たとえば、色欲の対は純潔で間違いないのですが
 嫉妬の対は忍耐であるとされていた記憶があるのです。

[スティーブンはまあ確かにとうなずきつつ
彼の美徳が自由である事には、肯定も否定も浮かばないまま
台所について早速つまみ食いしようとするさまには、思わず皿を取り上げた]

 やれやれ、自由が過ぎますよ。
 美徳を罪に変えぬうちに、あなたはこちらをどうぞ。

[かわりに渡したのは飲み物の類>>2:174
マーゴを呼んでくるというのには頷きそのまま別れ、そして待機室へ>>2:169]

(5) 2011/04/19(Tue) 08時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ―待機室―

[食事を取る間、パピヨンの傍らにいる事にした。
人々がやってきてそれぞれに食事を取る中で
長椅子からリンダが移動しているのには気づいても
其処に意識が向くでもなく
トニーがコリーンと共に接続を決意した事を語りにきたときには
彼らから視線を逸らして額に手を当てた]

 ……主よ

[少年はあれから、彼女とどのようにして結論を出すに至ったのか、男は知らない。
年端もいかぬ子供が世界の大罪を一身に受けるというのも
神が定めた運命であるのか
祈りの先にある神は果たして――
内心で牧師あるまじき思考が浮かぶ。
信仰してきた主を恨むのはこれで三度目。
何時間たったのか。
食事はとうに片付けられている。
メインルームが映る壁を、どうしても意識して見てしまう己が居た**]

(6) 2011/04/19(Tue) 08時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―少し前の廊下にて>>2:149>>2:150
[トニーに挨拶を向けられると頷いた。空気はやや重く、会話の端々から器と接続に関することだろうと察せられる。
マーゴの口から出るフィリップの名に、ああ、―――と]

そうか、聞いたのだな。
いいんだ、私の方にも非があったのだ。
殴られたのも久しぶりだったが、効いたな。

[冗談だか、事実を述べたか、いつもの口調なので判断はつきにくかろう]

医務室は見つけた、大丈夫だ。
あとは自然回復を待てばいい。

――君たちは、良いパートナーと見える。

[申し訳なさそうな表情を浮かべるマーゴへふとそんなことを謂った。
―――接続して10年。
その年数が頭を過る。
あんなにみずみずしく、幸せそうに見えるふたりなのに]

(7) 2011/04/19(Tue) 09時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[>>2:152
どこか呆けたような問い返しに]

君は、少し思い出すことをしたほうが
よいように、思う。

[思い出す、という表現が適切かは
スティーブンには判断がつかなかったが
そう、告げたのだが。

器の話について
トニーが口にするのが聞こえれば
表情は自然、渋さを滲ませるものになる。]

(8) 2011/04/19(Tue) 10時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[>>2:157マーゴはこの場を去るらしい。
ペラジーがリベラを気にするように見ている。]

仕事が終われば、
――…君は、君たちは…――

[言いかけて口を噤む。
接続を受け入れようとするトニーと
そして管理者たるコリーンが言葉を交わすならば
割って入るようなことはしない、
できなかった。

(皆が幸せになるのなら)
(ぼくは)

拳を握りしめた。]

(9) 2011/04/19(Tue) 10時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[ともすればなにか口走ってしまいそうになるのを
抑えれば口数少なく、>>2:168歩き出すペラジーに気づけば
一度視線を送り、トニーとコリーンへ
頭を下げてからペラジーの後ろにつきそう。

つぶやきが聞こえた。>>2:172]

……。皆の ため か。

そこに自分がいないのに。
いなくとも、それは「皆」なのか。
器になるものに、家族も、友人も、居るだろう。
仮令天涯孤独だったとしても、
そこに、「自分」は――

[スティーブンは一度、鞄に触れた。
その中に在る聖書には、器に選ばれた者――チャールズの家族の写真が挟まれていた。傷のある唇の端に触れる。

(10) 2011/04/19(Tue) 10時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[ぐ、と唇の端の傷を抉るように爪の先に力を入れた。
抉ることで誰の気が晴れるわけでもないだろうに。
血が滲む。]

君は、どうだったのだ、…ペラジー。
そして、今、どうなのだ。
君は。

[虚ろな瞳の少年、否、青年へ語りかける。
彼の、微温湯につかった「怠惰」の思考は
深い考えを拒むかのように「めんどうくさい」を紡ぎだすだろうか。]

(11) 2011/04/19(Tue) 10時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[台所に近付けば
もう中に人は居ないだろうか。
腕時計を見る。常の食事の時間にあと少し。

結果、大部屋に向かうこととなろうか。
フィリップの姿が見えても態度はいつも通り。
皆に頭を下げ、ベルナデットが料理を作ったのだと聞けば礼を謂い、常より5分遅れの食事を取ることとなった。ペラジーには流動食――ということでスープを。

途中、パピヨンとチャールズの間に
何かしら遣り取りがあれば首を傾ぐこともあろうか]

(12) 2011/04/19(Tue) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[図らずも大多数集うその中で、
コリーンと共にやってきたトニーが
「接続」するのだと聴いて。

――唇を引き結ぶ。

ともすれば。
己の子でもおかしくない年齢の
少年であるというのに。


機械音声は耳障りな程に硬質で
淡々とそれは進行する。
――無感情すぎる。
そう謂われたのをふと思い出しながら]

(13) 2011/04/19(Tue) 11時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 11時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[――>>4 偽善かな
と、リンダが呟くのに――肯定も否定も言葉は出ない。

モニタが淡い光を放つ。
眼鏡越し。藍色の瞳に映って明滅する。

時間の経過は
ここにいると曖昧だ。
確かめるように腕時計を見る。
チク・タク・チク・タク
淡々と時は刻まれる。

眼鏡のブリッジを指で押し上げる。
レンズに反射する光が、苦さ滲ます藍色を、隠した*]

(14) 2011/04/19(Tue) 11時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 11時半頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 13時頃


【人】 修道士 ムパムピス

―待機所―

[顔を洗って、暫くそこでぼうっとしていたけれど。
 放送>>#0が流れれば顔を上げて、待機室へと足を向けた。
 部屋に入ると、寄り添うような
 チャールズとパピヨンの姿が目に入って。]

 ……あ、……。

[何故か、声をかける事ができなくて。
 ちり、と。胸に痛みのようなものが走って息苦しい。
 知ってるような、知らないような。胸の焼けるような感情。

 接続の完了した頃合い。
 皆、メインルームの映像に気を取られているだろう最中。
 入り口近くの壁にそっと凭れてしゃがみ込み、
 壁に映る映像を見るともなしに眺めていた。**]

(15) 2011/04/19(Tue) 13時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 13時頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 回想気味:廊下にて ―
[リンダも運ぶのを手伝うと、口にした時
 食欲の権化なフィリップの翠が輝くさまはさておき。
 廊下に向かったため>>3を聞く事がなかったのは
 そこを追求する事がなかったのは……]

 …………長い……

[スティーブンもそうだが、おっさん連中の
 名前は長くていけない。>>5
 胸を抑える様子は見て見ないふり。
 本人口にしなかったという事は気にされたくもないだろう
 ”オレだってマーゴとのこと
  変に気を使われたらやだもんなー”と
 思うけれど、対の美徳の話になれば
 翠は瞬いて。やっぱ物知りだなーと見上げる。]

(16) 2011/04/19(Tue) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


 美徳と大罪って対関係になるものがあるんすか?

[7つの大罪さえキチンと知らぬフィリップには
 色欲:純潔さえも知らず
 当然嫉妬:忍耐など知るすべもない。
 ”他は、他は?”と散歩を強請る犬よろしくせがんだが
 短い距離の移動で全部は聞けただろうか?]

[小柄な身体を補う相棒がいなければ
 己より長身のチャールズから
 サラダを摘み食う事はできない。
 さすがに、女性から物を奪うのはと
 ジャガイモは遠慮し従う]

(17) 2011/04/19(Tue) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 台所 → 個室 → 廊下 ―
[人数分の飲み物は重かったが
 そこは鍛えた身体持ち。
 つまみ食いミッション失敗に口を尖らせながらも
 部屋に戻ればマーゴの姿はなく]

 ……あ……れ?

[リベラもおらず 相棒が緊急を知らせる鳴き声を
 上げていないから、まぁ、無事なのは分かるけど
 どこに行ったのだろうと
 昨日彼女がしたように、
 素足が軽く床を蹴りながら名を呼び探せば
 >>2:171に遭遇できただろうか?]
[遭遇できれば開いている左手をいつもどおり差し出す。
 まだ、顔が赤いなら、体調を不良を疑い
 その事を尋ね、額で、額に触れるけど。]

(18) 2011/04/19(Tue) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


[大部屋に戻り、そこにラルフの姿>>0があれば
 いい笑顔で拳を握るも、
 マーゴの手前今は動かない。]

[トニーの決意にはコリーンにも明るく笑って
 ”これからもよろしくな”と、
 トニー同様すでにあちらに行く事は
 マーゴが拒否しない限り決めてるフィリップは笑う。]

(19) 2011/04/19(Tue) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 待機施設:大部屋 ―
[スティーブンとペラジーも姿を見せれば
 翠は一度そちらを見、ペラジーには手を振るが……]

 ………………

[オレ、寝る前に殴ったよな、アイツ]
[実際顔にその痕跡は今も痛々しくあり。
 けどそれ以外は何が変わったというのか。
 フィリップは行儀悪くクッションを抱きながら
 ソファーに体育座りし膝に皿乗せ
 不貞腐れた視線でペラジーより濃い青を見上げながら
 蕩けたバターが美味しいジャガイモを口にした。]

(20) 2011/04/19(Tue) 13時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

――回想・待機室――


 そんなこと。

[傷つける、なんてチャールズの言葉に首を振る。>>2:153
 そんなことなど起こり得ないと、即座に否定を示す。彼を自信づけるのではなく、ただ自らの考えを通す行為]

 拒まないでいただけるのなら、わたくしにも"人手"を割いてくれないのですか……?

[なぞる指を強く押す。掴んだスータンに皺が走る。
 縋るというより自身に押し付けるように、身体を近づける。
 それでも二人がかりで制されれば、抵抗は続かず。やわらかなクッションに腰が沈む。小さく呻いた。
 彼の手がふたたび自身を掴むまで、ずっと足音が消えた先を向いていた]

(21) 2011/04/19(Tue) 14時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[リンダに問われると、少し首を傾いで]

 ……苦しみを覚えるべきなのですか?

[やや怪訝そうに問い返す。
 くびきが解かれた思考は、少し過敏に反応して。彼女の意図を手繰ることもなく、少し強い口調で]

 すべてに苦しみを覚えて我慢するのは、ここでは、わたくしでは、耐え切れません。

[それだけ告げると、ふたたび入口に向き直った。
 傍らにチャールズが戻れば、その手を強く握りしめ、しばし何も言わぬまま、肩を寄せた*]

(22) 2011/04/19(Tue) 14時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 14時頃


【人】 鳥使い フィリップ

 ひへん?

[ただ、不貞腐れた表情も
 口内の感覚に崩れているとき聞こえた言葉>>4
 そして、その表情に ゆるく首をかしげる。]

 ……ひんはは……リンダは
 任務、つきたくない?本当は、いやなん?

[居た堪れない気持ち。罪悪感に近いそれ。
 なぜ、その気持ちを抱えるのか。
 そこを偽善と感じたのか?
 先伸ばしても……から考えれば
 受けると決めているようにも見えて。]
[淡く光る壁を見、リンダを見、相方のラルフを見る。
 ムパスの姿がもみえれば手を振るが
 様子には首をひとつかしげた*]

(23) 2011/04/19(Tue) 14時頃

【人】 牧人 リンダ

[パピヨンの返答に少し驚いた。そんなこと言うようなイメージじゃなかったから。]

あ、ごめんなさい。
ここは、湧き上がる欲求を抑えなくてもいい場所ですね。特に器は……

[その身に受ける苦しみを思えば、優遇されて然るべきだと思うから。
少し困ったような微笑は彼女の目には映らないが、雰囲気は伝わっただろうか。

その後は何を言われても、曖昧な相槌を打つだけ。]

(24) 2011/04/19(Tue) 14時半頃

【人】 牧人 リンダ

[スティーブンとペラジーが連れ立って大部屋に来れば、スティーブンの痛そうな口元に視線をやってから目を逸らした。

フィリップに任務が嫌かと聞かれて、首を横に振って否定の意を示す。]

あたしは、此処に覚悟を持って来たから。
この身が汚れる覚悟も、この手を汚す覚悟も。

[システムについて、ある程度理解してる。役に立たなくなった担当器の“処分”をしなければいけないことも。
だから、フィリップや他の管理者を痛々しい目で見渡した。器になる皆も。]

(25) 2011/04/19(Tue) 15時頃

【人】 牧人 リンダ

[スティーブンとペラジー。一見、スティーブンはいざとなればビジネスライクに処分しそうに見える。

フィリップとマーガレット。フィリップは、彼女を手にかけるくらいなら自らが死を選ぶだろうか。それとも、二人であの世とやらで幸せになるのを願うのか。

チャールズとベルナデット。この組み合わせが話している場面を、組み合わせが発表されてから見ていないので、結果は計りかねた。

ムパムピスとパピヨン。ムパムピスは耐え切れず壊れてしまいそうな印象。

コリーンとトニー。コリーンはトニー。を庇護対象に見ている感じがした。これも、壊れてしまいそうな気がする。

すべては彼ら彼女らの本質を知らないが故の憶測で、当たりはしないかも知れない。
今集められた管理者が、今の器の処分をすることもないのかも知れない。]

(26) 2011/04/19(Tue) 15時頃

【人】 牧人 リンダ

[自分の手をじっと見る。
この場にラルフが居るなら、フィリップの視線を追うようにその姿を見るけれど、すぐに視線を逸らして近づこうとはしない。]

フィリップ、……。マーガレットと仲良くね。

[どこまでの仲かは知らない。男女の機微にはうといから。
フィリップがどんな反応をしても、暫くの間、微笑ましそうに見ている**]

(27) 2011/04/19(Tue) 15時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


――どうしたね。

[>>20 フィリップが
こちらを見上げているのに気づいたなら
スティーブンは彼の方を見て問いかけた。
不貞腐れたような表情に
眼鏡の奥、少しだけ藍が細められたようだが
昨日の今日なので傷はまだ痛む。]

(28) 2011/04/19(Tue) 15時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[スティーブンは淡々と食事を終える。
ありがとう、美味しかったと
ベルナデットがいたなら伝えたろう。

パピヨンが強い口調で返事をするのには
すこしばかり意外そうに、
寄り添われるチャールズと彼女を交互に見て。]

(29) 2011/04/19(Tue) 15時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[けれど――何を謂うでもなく。
思うのは妻と子供を案ずるチャールズの胸の内か。

皿を重ねて片付けようとしながら
リンダとフィリップのやりとりを聞く。

手を汚す覚悟
身が汚れる覚悟

>>25そう聞いて、スティーブンはリンダの方を見た。]

ミズ・リンダ。
君は――…「知って」いるのだな。

[問いかけに答えがあろうとなかろうと。
>>27仲良く、とフィリップとマーガレットに言葉を向けるのを見てなんともいえぬ表情を浮かべた。]

(30) 2011/04/19(Tue) 15時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


知っていてもなお
これに従うが正しいと、思うかね。

否。
――正しいとか。
――正しくないとか。

そういう事では、ないのだろうが。

[リンダへか、そう言ってから眼を閉じ、
重ねた皿を持って、洗い場へと向かった。
水は勢い良く流れて皿の汚れを落とした。
唇を引き結ぶように噛む。

やがて戻ってくる頃、
視線は淡い光り放つモニタへ――>>14]

(31) 2011/04/19(Tue) 15時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 15時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 廊下 ―

[リベラを抱き締めていると、丁度今考えていた彼の声がして。
 頬が赤い事を問われ額を合わせらられれば、
 触れそうな睫毛を慌てて伏せる]

 な、何でもないよ。
 ちょっと、考え事をしてただけ……。

[そうして、連れられるまに共に待機室へ向かう。
 先程まで話していたトニー達が接続へと向かうのには、
 励ますような面持ちで扉の向こうに消えていく姿を見送った]

(32) 2011/04/19(Tue) 16時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 待機室 ―

[リンダに“仲良くね”と言われれば、ちょっと目を丸くして。
 控え目に頬を染めてこくんと頷いた。

 そうして、管理者達の間で交わされる会話を聞きながら、
 ふと何かを疑問に思ったようだった]

 悪い気持ちに汚れるのは、器の方でしょ?
 お世話する人にも、何かあるの……?

[手を汚す覚悟とは何だろう。
 スティーブンの返す言葉に、きょとりとまた首を傾げた]

(33) 2011/04/19(Tue) 16時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ふと頭を過ったのは、スティーブンの問いによって思い出した
 ギルバート、そして、共にいなくなったヘンリエッタの事。
 彼らが出ていけたのは、彼らに縁があったからなのだろうか。
 事実は、ただヘンリエッタが壊れた……それだけなのだろうけど。

 フィリップという縁ある管理者に巡り合えた事を運命と
 信じていたい少女は、ここにきてまた少しばかりの不安を感じた]

 ギルバートお兄ちゃんとヘンリエッタは、幸せになれたんだよね……?

[心の支えを確かめるように、少女はそう口に*した*]

(34) 2011/04/19(Tue) 16時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 16時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 16時半頃


【人】 牧人 リンダ

[スティーブンの問いに睫毛を伏せる。]

その問いは、答えを識る者には話す必要がなく、答えを知らない者には話す必要がないことでしょう。

正しいか正しくないか、人の決めた法で測れる筈ないです。けれど、このシステムもまた、人が定めたものでしたね。

現在の人間は、システムに生かされている。
創られた幸せを享受している。犠牲の上にある幸せとは知らないまま。

このシステムを壊すには、この世界を壊すしか無い。その選択肢は最初から在り得ない。

“必要悪”と思えば気が楽なんじゃないですか?

[頬を染めて嬉しそうなマーガレットに胸が痛んだけれど。
間違えたことを言ってるつもりはないから、笑みを浮かべて**]

(35) 2011/04/19(Tue) 17時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[額に熱もなく、本人から考え事と言われれば
 "そう?"と笑ってマーゴに首傾げて]

 ……………別に……

[不貞腐れ見上げた相手に問われれば
 ぶすくれたまま返すが
 見上げた濃紺の変化には目を瞬かせる。]

 …………

[じゃがいもの美味しさで崩れたのもあるが
 驚きも何割か不貞腐れた表情を動かした、けど]

 ……………

[フィリップが訪ねるよりはやく
 スティーブンが訪ねた。
 二人の間の会話は重要な処が見えない。]

(36) 2011/04/19(Tue) 18時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

――…。

[笑みを浮かべるリンダを見る。]

そこに《彼ら》がいなくても、か。

確かに。
このシステムがなければ
今の平和な世界は維持できまい。
戦争の繰り返しとなるだろう。

真実を言っても上では大方狂人扱いだろう。
全て承知のうえで、など 絵空事の夢物語かもしれん。
だが。

[苦い顔。それ以上は口にしない。]

(37) 2011/04/19(Tue) 18時頃

【人】 見習い医師 スティーブン



――必要悪  か。


[苦さは増す。
マーゴの言葉には、咄嗟に答えられない。>>34
ヘンリエッタを、知らないのだ。
そして本当は、ギルバートはもう、いない。

何故だろうか、
普段は口にしない酒が、
ふと 飲みたくなったのは**]

(38) 2011/04/19(Tue) 18時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ………言われなくったって……

[リンダの笑顔と言葉に、言葉は素直に返しつつ
 表情は険しい。
 ……ただ、リンダの選ぶ言葉は
 知らない者に話す気はない言葉。]

[同時に先程チャールズと話した事を思い出す。
 ……話せることなら、他愛ないことなら黙らない。
 黙るには何かしら理由がある。]
[話の流れから、チャールズが話さない理由とは
 違う理由だと判断する。]
[マーゴが知らぬ二人の名を出した。
 8年間器の彼女が口にするならば、それは……]

 オレ、その二人の話や、アンタの知ってること、
 知りたいな……スティーブン……?
 ……知る権利はある、と思うが、どうだ……?

[マーゴの言葉に彼女の肩に腕を回す。]

(39) 2011/04/19(Tue) 18時頃

【人】 鳥使い フィリップ


[リンダは話す気はないがスティーブンはどうだろうか?
 マーゴの問いにこたえぬ様子に
 不貞腐れたの翠とは違う強い視線で眼鏡奥
 その濃紺を見据えた*]

(40) 2011/04/19(Tue) 18時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

――…。

[翠の視線を受ける。
スティーブンは、僅かに眉を寄せた。
それは、迷い、悩む印だ。]

此処で話してよいものか、
ここで声はメインルームに届くのか。
もう、戻れない向こう側に行ってしまったふたりに聴かせるべきではないのではないか。そう、様々な――思考。]

そうだな。知る権利は、ある。


…二人で、聞くかね。
それとも、君一人で。

[他の者は、どうか。
問いかけるような間をあけて**]

(41) 2011/04/19(Tue) 18時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 18時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

[フィリップが手を振る>>23のに気付けば、
 へらり、と笑って手を振りかえす。
 なんだか無理に作ったような笑いになってしまって、
 気まずそうに視線を落とした。

 ちら、と顔を上げれば、「向こう側」にぼんやりとした人の影。
 ……誰なのか、はっきりとは見えないけれど。
 ぱちり、と瞬きしてじっと見る。]

 トニー…?

[コリーンの姿も、ぼんやりとながらそこに映るだろうか。
 どこか別の世界のようなそれを、暫くただ眺め]

(42) 2011/04/19(Tue) 19時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[そうして、聞くとは無しに話を流し聞く。

 「必要悪」。

 その言葉には、ぴくりと反応して。]

 ――……。

[悪、なのだろうか。
 問うように周りを見回せば、フィリップに問いかける言葉>>41

 それは。何の話ですか…?

[若干の興味を向け、問う。
 どういった答えが返るのか、そもそも答え自体返るのか。
 話を聞く事を請うかどうかは、
 その反応次第かも知れなかった。**]

(43) 2011/04/19(Tue) 19時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[作り笑うムパスの様子が気になったのは少し前。

 壁に投影された映像。そこにトニーの姿が有る
 いまは、先程見たトニーと変わらぬ
 ……ように見える。
 向こうから此方は見えているのだろうか?

 と、気にはなりはしたが
 スティーブンの濃紺を見据えてて
 そちらに手を振る余裕がない。]
[殴られても表情を変えなかった
 スティーブンの表情が微か動くのを見る。

 ああ、さっき(>>36)少し驚いたのは
 こいつが表情をかえる程の事が
 あの時思いつかなかったからだ、と。
 ……今は、その表情変化が
 良くない先触れ……を思い起こさせる。]

(44) 2011/04/19(Tue) 19時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[フィリップのマーゴの肩に回した手に
 力が込められる。
 彼女を離す気はないと言う風に。]

 ……アンタの部屋、
 尋ねる方が良さそうだね……

[鉄面皮のかすかな表情変化。
 碌な事じゃなさそうだとは察しがつく。
 己も気になる投影されている映像。
 ムパスが尋ねるのに振り返る。が、
 口は開けなかった。
 なぜなら、フィリップには
 ”何”が話されるのかは知らないから。
 緩く首を傾げるのに留める]

(45) 2011/04/19(Tue) 20時頃

【人】 鳥使い フィリップ


 …………トニーにはこっちの声とか
 聞こえんのかな……

[ムパスの淡い色を一度見て、
 それから投影された映像を見る。
 重い空気に疲れたと言うように
 一度軽く息を吐いてから
 マーゴの肩抱かぬ方の手を
 ひらひらと映像に向かって緩く振った]

(46) 2011/04/19(Tue) 20時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[スティーブンはフィリップを、マーゴを見、頷いた。
一度、モニタの方へ顔を向ける。
僅か、眉を寄せて]

……そう思う。
――では、この後にでも訪ねてくると良い。
私の部屋は、11番だ。

[そうして、ムパムピスの方を見る。]

私の知っていることを話す。
ペラジーから聞いたこと、
マーガレットから聞いたこと、
私の体験したことを照らし合わせた、結果。

興味があれば、個人的に聞いてくれても構わない。
貴方がたも。

[続いてパピヨンと、チャールズ、それから――リンダとラルフを見るがラルフは勘づいているようだし、なによりリンダがより、詳しいだろう。]

(47) 2011/04/19(Tue) 20時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[ペラジーはベルナデットの近くにいたろうか。
ベルナデットは聞くことを望むか。
管理者であるならば、――どうだろう。]

ペラジー、私は部屋に行く。
君はどうする。

[小食な彼のこと、もう食事は終わっていようか。
答え次第、連れ立って行くか、ひとりで戻るか。

白衣の裾を翻し、
誰の視界からも見えなくなったスティーブンの表情は、
苦さを募らせている*]

(48) 2011/04/19(Tue) 20時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 20時頃


【人】 鳥使い フィリップ

 11番だな、りょーかーい。

[ムパスや周りに説明するスティーブンに
 そうか、そう言うことを話されるのか、と
 具体的に把握しつつ
 緊張感の途切れたフィリップはひらひらと
 トニーに振るようにスティーブンにも手を振る。
 不貞腐れていたことは忘れてしまったかのように。
 それに、すぐ翠はペラジーに話しかけ
 翻る白衣ではなく投影された画面に目が行く。]

 ……おー?おーおーおー!!
 聞こえる、聞こえる!!あ、なんか手、振りかえした?
 なんかちょっと、楽しいなこれ?接続ってもう終わったのか?

[ぼんやりとした映像。プロジェクターの焦点が
 壁の位置とあっていないのだろうか。
 マーゴの肩を抱きつつも
 目の前の光景に新しい玩具でも手に入れた犬のように
 楽しそうに手を振り返す]

(49) 2011/04/19(Tue) 20時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 20時半頃


スティーブンは、トニーの声らしきに一度振り返るが、そのまま大部屋を後にした。

2011/04/19(Tue) 20時半頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 20時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[10歳にはしゃぎぶりを苦笑される16歳]

 へぇ、もう接続終わったんだ?
 ぼんやりとしか見えないせいか
 こっちからは変わった感じには見えないけど……
 変な、感じ……

[トニーの受け取る負の感情は”暴食”
 文字通り取れば、今現在空腹なのだろうか?
 ”凄く変な感じ”の詳細を
 わざわざ聞いて刺激するわけにもいかず
 翠はぼんやりとするトニーの映像を暫し眺めて。]

 ま、でも、接続されて
 即効七転八倒する……ことはない様子で良かった
 ……メインルームってどんな感じだ?
 こっちと、あんま、変わりないのか?

(50) 2011/04/19(Tue) 20時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―暴食接続前のこと―
[結局>>16彼に名を呼ばれる事は無さそうだ。
本性知られる事はなく、美徳と大罪の話題になれば
これ幸いと強請られるままに与える。
元々宗教関連の話であれば、事欠かぬ。
純潔⇔色欲.節制⇔暴食.慈愛⇔強欲.
勤勉⇔怠惰.忍耐⇔嫉妬.謙譲⇔傲慢
対になるものを上げ、此処に本来なら慈悲⇔憤怒があるのだと
伝え終える前に台所について、>>5早速のつまみ食いをあわてて止める。
待機室に戻れば、パピヨンへ差し出した手を強く握られて>>21>>22]

 ――…拒みませんよ、此処にちゃんと戻って来たでしょう?

[子守唄のように、低く優しく語りかける。
首を傾ぐスティーブンの姿>>12>>29には視線を伏せるのみ。
寄り添う姿にムパムピスが思う情も知らぬまま
食事は取れるかと、甲斐甲斐しく世話をやいた。
時折黒檀色は彼女を通して別のものを見ているように
誰かがこちらをずっと観察していたなら気づくだろう。
やがて器の接続アナウンスが流れる]

(51) 2011/04/19(Tue) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室、現在へ―
[やがて、トニーとコリーンが消えて
聞こえてくるのはスティーブンとリンダの会話。
「必要悪」このシステムをそう呼ぶのかと
苦い笑み零して肩をゆすり笑う]

 ……悪か。

[会話の間
意識が冷えていくのを感じていた。
暗い感情は広がりを見せ、傍ら寄り添うパピヨンの
柔らかな身を、折れそうな細腰を
男の指が僅かに力こめて抱き寄せた
>>47視線がとんだ。
頷きをひとつ]

 無関係ではないお話でしょう?
 後でお伺いしたいところですね。

(52) 2011/04/19(Tue) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[と。
ふとメインルームに動きが見えた。
大部屋を出るスティーブンを負う事を後回しに
接続された器の様子を凝視する。
残念ながら映像は不鮮明ではあったけれど、思ったほど大変ではないのだと聞けば思わず安堵のため息を漏らす]

(53) 2011/04/19(Tue) 21時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 21時頃


【人】 修道士 ムパムピス

―待機室―

 知ってる、事。
 ……11番、ですか。

>>47スティーブンの説明に、確認するように繰り返し。
 フィリップに向けられた言であっただろうけれど、
 話すのならば一度にが良いだろうかと部屋の番号を頭に入れる。

 続く視線につられるように周りを見渡せば、チャールズとパピヨンの姿が目に入って。]

 ――……。

[少しだけ、じっと見た後目を伏せる。
 そうして、視線はモニターに用があるのだと誤魔化すように、フィリップと話すトニーの、コリーンの方へと顔を向けた。]

(54) 2011/04/19(Tue) 21時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 声も聞こえるんだ。

[どうやら手を振りかえしている様子がぼんやりと見え。
 あちらからも、同じような見え方なのだろうか。

 気付かれはしないだろうと思えば、首を傾げ、
 小さく胸元で手を振る仕草を真似てみた。]

(55) 2011/04/19(Tue) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[映像にもう一人人影。声でコリーンとわかる。
 ぼやけた映像の最大の欠点は
 コリーンの世界が救えそうな乳が拝めないことかなーと
 内心思ったけど、さすがに口には出さない。]

 ああ……マーゴが、接続が後になると
 ”溜まる”感情がどうとか……
 そういや、マーゴは
 「嬉しくて満足してる時は悪い気持ちになり難い」
 とは言ってたが……

[ちょっと苦しかった。
 その言葉に思い当たるマーゴの言葉を口にしながら。
 >>1:136も思い返すが
 果たして暴食と嫉妬何処まで共通するのか?
 わからず語尾は小さくなる。]

 ……本当、徹底してるな、この施設は
 コリーンもお疲れさん。

(56) 2011/04/19(Tue) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[メインルームの様子を聞けば苦笑一つ。
 表れたもう一人にも挨拶一つ]

(57) 2011/04/19(Tue) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 待機室 ―

 ……聞き、たい。

[ここでは話せない理由にはすぐには思考が飛ばず。
 ただ、純粋に彼らの事が聞きたいと思った。
 外に出て行った者達の後ろ姿を、
 自分は追おうとしているのだから]

[そうして、スティーブンが部屋へ向かったのとほぼ入れ代わりか。
 プロジェクターからトニーの声が聞こえてくる。
 思ったよりも元気そうで安心する]

 トニー君、元気そうで良かった。
 最初の負荷は、大丈夫だったみたいね。

(58) 2011/04/19(Tue) 21時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 21時頃


【人】 修道士 ムパムピス

[スティーブンの姿を見送って。

 一度息を吐いた後。
 ひょこり、と。
 パピヨンとチャールズの方へ近付いた。

 寄り添う二人、パピヨンの傍らに跪いて。
 そ、と。…少し迷った後、その膝に掌を乗せる。]

 スティーブンさんの話、聞きに行ってきますね。
 後から来るのなら――……

[自分の歩みは遅いので、先に向かう、と。
 告げた所で食事をとっていない腹がぐうと鳴った。

 ……暴食の器であるトニーよりも、
 自分の方がよっぽど食にいやしいみたいだ。
 恥ずかしさに、情けなく眉を下げて俯いて。]

(59) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

 え、と。食事も、とってきます……。

[皆で運んできた食事は、既に全て食べられていて。
 台所で何か見繕おうかと、
 添えていた手を離し立ち上がる。

 まだ、食器が残っていただろうか。
 それらもついでに片付けようと、
 手に持てる分は手に持って。
 それでも、壁につく片手は開けておく為、
 多くは持てずに幾つか残ってしまった。]

(60) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

 チャールズ、様。……。
 マムを、宜しくお願いします。

[そうして、傍らの牧師に視線を映した。
 告げる言葉に思い至らないのは、昨日とはまた違う気持ちのせいな気がして。
 けれど、慣れぬ感情。
 それが何なのかまでにはまだ思い至れない。

 ただ一瞬、黒檀色を見る瞳に哀しそうな色が浮かぶ。
 振り払うように、ぺこりと大きく頭を下げる。
 パピヨンの事を頼む事、それに対する不安はない、と言う様子で。
 ……既に世話を焼いていた彼には、頼むまでも無かったのかも知れないけれど。

 そうしてひょこり、と。扉に向けて、ゆっくりと歩き出した。]

(61) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11へ―

[11の部屋の前、
ドアノブに手を触れて
眉を寄せたまま天を仰いだ。]

――――…、…

[人が見ていないならば
抑えている感情の揺らぎがにじんでくる。
顔を前にもどし、
首を横に緩やかに振る。

扉を開き、
椅子を引いて、腰掛けた。]

(62) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 21時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[食べていいのかコリーンに問うトニー。
 我慢しすぎても、まったくしないわけにもいかない
 暴食と言う肉体と直に繋がってる感情。
 トニーの声にコリーンはどう動くのだろうと
 画面を注視していた、が

 ひょこたん、ひょこたん、動く姿が有る。]

 ……そうだよな、食べっぱなしじゃ
 ひでぇよな。
 ベルナデット、おいしかった、ご馳走様。

[ムパスが皿を集めている。
 その後チャールズとパピヨンに声をかけていて。
 そのバランスの危うさを思えば
 無茶するなよーとも
 気にしいに見えるムパスに助けを出す、よりも
 片付けに気づいた風がいいかなと
 立上って食器を集め始める]

(63) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

【人】 本屋 ベネット

−台所−
[フィリップの様子に、胃が脳に直結しているのではと
そんなことをそっと思いながらリンダへの返事として頷く。
結果として食事の量は足りた。
スープを少し冷ましたものをペラジーへよそう。
これならば、咀嚼しない流動食のような食べ方でも
喉に詰まらせるなんてことはないだろうから。

食事が終われば当然洗い物になる。
慣れた様子でスポンジを扱う手が止まった。

食事を運ぶときの、チャールズと、パピヨンの姿。
『女って怖い』とフィリップには、苦笑いしか浮かばなかったのだが]

……怖いのかしら。私も。

[ぽつん、と呟いて再び洗う手を進めた]

(64) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ムパムピスが話を聞きにいくと言うのには、
 フィリップの方を見た]

 私達も、一緒に行く……?

[中の事は少女にとっては目新しい事ではない故か、
 気持ちはスティーブンの話の方へ向いているようだ。
 トニーの様子に興味があるようなら、
 ムパムピスが危なげに歩いて行くのも気になったし、
 共にスティーブンの部屋へ向かうつもりで席を立った]

(65) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 21時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 うん、食器片付けて、いこーぜ?

[マーゴの問いかけには
 ひょい、ひょいと、皿を集めて。
 リベラにも一枚くわえさせて頷く。
 ……深皿中心に己は持つようにし
 軽いプラスチックカップを彼女が持つようにする]

(66) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―すこしばかり前の待機室―

[いい笑顔で拳を握るフィリップ>>19にひらひらと指先をふりながら、それはそれは素敵な笑顔で。]

 ……あの様子じゃ失敗しましたかね。
 ふたりとも初めてじゃしょうがないです。

[そんな佞言をつぶやきながら、黙々と食事を済ませる。
 やがてつぶやかれたリンダのつぶやき>>4と、その周囲の反応に。
 こちらを観る目には、ただ肩をすくめるだけ。

 応でも否でもなく、ただ我関せず、と。
 じゃがいもとの格闘を続ける]

(67) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[やがて語られる、『必要悪』という言葉。
 その先のスティーブンやフィリップの会話には、興味なさそうに。けれど。]

 なにもそんなわかりきった、気分の悪くなるようなことを、そんな深刻な顔で話し合わなくてもいいでしょうに。
 ねえ、リンダ。
 ……『そう』なんでしょう?

[すこし離れた場所にいる相方に、目線を投げかけたのみ]

(68) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 21時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[フィリップが食器を片付け始めるのを見て、
 ムパムピスが持とうとしていた皿を受け取ろうと]

 ムパムピスお兄ちゃん、お皿は他の皆に任せて先に行こ?
 お兄ちゃんがやると、大変でしょ。

[そう言って、心配そうに彼の隣に着いた。
 フィリップには、彼に着いてても良い?と目で問うて]

(69) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 21時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

―数刻前―
[相変わらず、ゆっくりとした足取りで待機室へと入る。
少年から振られた手>>20に、一度はぱちりと瞬いて――
ゆると持ち上げた右手を、ゆらと、振った。

面々の揃う室内をぐぅるりと見回して、
ぺたり、と数歩。最短距離でテーブルの近くまで歩み寄るとすとん、とその場に座り込む。
短い髪の女性が、スープを用意するのを受け取ろうと両手を差し出して
――…しかし、一度引っ込められた。ぱちりと、瞬く。
直前で戻されたそれを、強請る程ではないが。

…ウォッカですら躊躇せずに一気飲みする態だ、
スープも類にもれず熱かろうと、躊躇わずに飲む可能性を考慮されたらしい。
暫くして再び差し出されたスープは、少しだけ冷まされていた。]

(70) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[固形物よりは、どうやら幾らか食欲も増すらしい――
冷まされたスープを少しずつ口にしながら、暴食の少年が「接続」を名乗り出るのを聞いた。
こくん、と一口飲み下しながら、一度あおを瞬くきり。

其れは此処に来る前に何となしに聞いていた事ではあったから
特に驚愕の色が浮かぶ訳でも、感慨深い表情をするでもなく。
…尤も、先に聞いて居なかったとしても、
其の反応にに変わりは無かっただろうが。

ゆっくりと、スープを咽下していく内に。
モニターに映し出されるのは、見馴れた場所。数日前まで、居た場所だ。
いちど、にど。瞬くあおは、少年と女性が写し出されるのをじっと見ていた。]

――…、…ん?

[少年から掛けられた声>>49に、かくり。首を傾ぐ。
何だかはしゃぐ少年に、何がそれ程面白いのだろうと、問いた気な視線。
少女同様、目新しい物がある訳でも無く――然したる興味は惹かれなかったようで。]

(71) 2011/04/19(Tue) 21時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 21時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[マーゴの様子に、逆に気を使わないかなと
 ちらっとムパスを見るも
 すぐに皿を一枚ラルフにぶん投げる
 プラスチック皿だから出来る荒事
 拳で殴るよりましだろうと。]

 ん、ちゃっちゃかもってくわ。
 ベルナデットもう洗いもん開始してるみてーだし

[目線で問われたことにはこくりと頷き
 リベラの加える皿を自分が持ち直せば
 彼女の元に、ふわりとリベラが飛んで近寄る。

 そうしてムパスは結局どうしたかはさておき
 己は台所に行けば、
 やはり、洗い物を開始してるベルナデットに出会う]

 と、つくったんだからゆっくりしてろよ?

(72) 2011/04/19(Tue) 22時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時頃


ラルフは、後頭部に皿が直撃した。

2011/04/19(Tue) 22時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ふと掛けられた声>>48に、ゆるりと視線は男の方へ。
ぱちり。あおがゆっくりと瞬いて僅かに首を傾ぐ。

案の定、ほんの少しで食事は既に終了していた。
それでも、スープの器は既に空いていたし
昨日に比べれば、比較的胃に収めた方とは言えるだろうが。]

――…、…?
うう ん。   いい。

[少しだけ考える素振りを見せて、ふる、と首を振った。
部屋へ行かない理由は、怠惰の所為か。興味が無い所為かは、さて置き。
翻る白衣をじっと見つめて、部屋へと戻る姿を見送った。

しかし――ここ数時間の内、初めて。
己の思考で決めた事だと、当人は気付かない。]

(73) 2011/04/19(Tue) 22時頃

天のお告げ (村建て人)

コリーンの思考に気づくかのように
ネズミが数匹メインルームに現れれば
その服の裾を引く。

引いたその先には、待機施設に有るもの以外にも
調理無しで食べられるもの、
流動食、高カロリー食、逆に低カロリー食と、
待機施設よりも、病院的傾向の食料も置かれていた

(#6) 2011/04/19(Tue) 22時頃


フィリップは、ラルフに直撃すれば満足そうに台所へ

2011/04/19(Tue) 22時頃


【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
[>>59近づいてくる気配に、壁から視線を剥がす]

 ブラザー、ムピス

[パピヨンの膝に乗せられた手
語る言葉と同時に鳴った音は彼の腹から。
思わず口元緩む。
下腹に溜まりかけていた熱は
彼の眉下げた表情で散らす事が出来た]

 私は

[視線に含まれた色>>61は、
地上では見たことのないもの。
困ったように眉を下げる。
パピヨンにはその表情が見える事はない]

 ――…ええ、お任せください
 貴方が戻るまで此処に居りましょう。

(74) 2011/04/19(Tue) 22時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時頃


【人】 伝道師 チャールズ

[言葉はつまり、戻ったころあいを見て交代しましょうと
伝わったかどうかは別として
ゆっくり歩き出す背に、一度手を伸ばす。
パピヨンが己にしたのと同じように、修道服を掴む心算で。
彼の足が悪いのは十分知っていたから
掴めたとしても、ほんの少し引く程度]

(75) 2011/04/19(Tue) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[トニーとコリーンのやり取りからは、
 順調な滑り出しが窺えて少し微笑んだ]

 2人きりは流石に寂しいものね。
 すぐに皆そっちに移っていくから、ね。

[朧な映像でも手を振る仕草は解って。
 こちらからも手を振ってムパムピスと共に部屋を後にする。
 フィリップにもまた後でね、と微笑んで]

 じゃあ、行こっか。
 確か、11番のお部屋……だったよね。

→ 個室11 ―

(76) 2011/04/19(Tue) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室11 ―

[途中で何か言葉は交わしただろうか。
 ひょこ、ひょこと歩く様子に気を取られて、
 逆に彼に申し訳なかったかもしれない。
 そうして、個室11の前に辿り着く]

 ここ、だよね。

[確かめるようにじっとナンバープレートを確認して、
 とんとん、と扉を叩いた]

(77) 2011/04/19(Tue) 22時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時頃


【人】 修道士 ムパムピス

―待機室を出る前―

 ――……チャールズ様?

>>74困ったような表情には、何だか此方が申し訳なくなった。けれど、告げられる言葉を持たず。
 戻るまではここに居る、と。
 その意図する所は察せて、こくりと頷く。
 余り長居はしないように、と頭に留めて。

 立ち去ろうとした所、裾を引かれ>>75
 ゆっくりとした動作であれば、つんのめる事も無かったけれど。

 なんだろう、と、首を傾げて彼を見た。]

(78) 2011/04/19(Tue) 22時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[後頭部にスープ皿が直撃して、思わず持っていた水をこぼしそうになる。]

 おお、いたた。
 こんなことをしそうなのは……

[考えるまでもなくクラウンしかいなかった。
 脳内で仕返しリストに+10点ほど追加しつつ、スープ皿を片付けるべく、台所へと。]

(79) 2011/04/19(Tue) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

……そうだ。

[手を合わせ、そうっと左右に開いて出来たシャボンの膜に息を吹き込む。
いい具合に大きくなったところで後ろから声が聞こえて]

ひゃ…っ?!

[当然だが、大きくなったシャボン玉は消えてしまった。
見られたかと真っ赤になりながらやってきたフィリップとマーゴに
軽く頭を下げた]

い、いいんです。
料理も、洗い物も、好きだから。

[泡のついたままの両手を緩く振って問題ないと示す]

(80) 2011/04/19(Tue) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

−待機室−
[待機室を去る幾人かを見送って。
スープ皿を、自ら片付けるという事は――残念ながら、しない。
其の場に座り込んだまま、青年の視線は再びモニターへと移る。
思い出したように時折瞬くあおは、不鮮明な映像を写した。]

――…、

[部屋から被って来たままの毛布は、今も傍らに。
音声も少しだけ遠いのか、モニタ向こうの少年が、何か小声で話す声は
少なくとも青年には聞こえなかった。ふいと、視線は横にそれる。]

…なん、だっけ。

[ぽつと零すのは、此処に来る前の、問い>>11
あの場では、ただ緩やかに首を傾ぐだけだった。けれども。
…虚ろなあおが、毛布へと落ちる。
かくん、と首を傾ぐと毛先細い髪が、さらと頬へと零れた。]

(81) 2011/04/19(Tue) 22時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時頃


【人】 伝道師 チャールズ

[呼び止めたのは
避けられている気がしていたから
裾掴んだ彼がくび傾ぎながらも此方を見遣るのに]

 ムピス…――私を、
 軽蔑しましたか

[彼の内心知らぬまま
こちらへ向けた表情を誤解して
一言、そう問うてみた]

(82) 2011/04/19(Tue) 22時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時頃


マーゴは、ムパムピスがチャールズに引き止められれば、一緒に立ち止まる。

2011/04/19(Tue) 22時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[お互い、
 こんなことしそうなのはこいつしかいないリスト入り
 を、スリルシーカーとしてるとはフィリップは気づかず]

 あ、わりぃ、驚かせちまった?

[洗い物の最中手遊びする様子を見かけて
 やっと、少し、この人が身近に感じたかなと
 内心思いながら赤くなるベルナデッドに
 屈託なく笑いかける。]

 いーって、いーって、作業は分担しようぜ?
 オレも洗い物は大概慣れてっしさ?
 一人で水仕事ばっかしてっと手が赤ぎれんぞ?

[問題ないと振る手を気にせず、
 彼女の横に立ち流しに
 プラスチックの食器類を入れていく]

(83) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 いくら好きでも、労働なんて独りで抱えるもんじゃないですよ。
 ほらここに、いくらでも働きたい、っていう少年が。

[さざめき声を聞いて、苦笑しながらも皿をもって現れる。
 手にしたスープ皿はフィリップの頭上へ]

 ひとにお皿を投げてはいけません。団のコックは教えてくれなかったかな?
 罰としてベルナデット嬢の代わりに皿洗いだね。

(84) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[チャールズの質問>>82に見せるのは、きょとんとしたような表情。]

 ……え、何故……?

[不思議そうに、さらに首を傾げる。
 彼の背負うものを聞いたとしても、それを実感するような事も無く。
 哀しい、と。思う事はあれど、軽蔑と言う感情は心中に沸いては居なかった。
 緩く、思考を巡らせる。
 ……罪の、名。その事だろうかと言うのには、直ぐに思い至って]

 チャールズ様は、チャールズ様だ、と。
 そう、思って居ます。
 ここに来る前と変わらない、優しい方だと。
 ……ここに来たから、違う人になる訳でもない。
 …です、よね。

[何だか、語尾は自信なさげになってしまった。]

(85) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[2人はかつてから面識があったらしく。
 随分と今回は縁者が多い、とも思った。

 古い管理者、ギルバートと新たな管理者、スティーブン。
 自分とフィリップ。
 そして、他にも沢山あるのだろうけれど、
 この目の前の2人も……――]

(86) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 君こそ無垢な女の子に、
 若干正しくない性知識を吹き込むなって
 ママかシスターに教えられなかったかい
 スリルシーカー?

[皿に乗るお皿を受け取りながらも
 言われる言葉には悪びれる様子もなく]

 ま。洗うのはいいんだけどさ、
 あんたも食べるばっかじゃなくて
 たまには洗ったら?

[そう言って振り返りスポンジをほおって]

(87) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ……何処にいても
 私は私……

[其の言葉が、胸に痛みを植えつけた。
本性は地上で押さえられていた時からあった。
何処へ行こうと変わらぬのだと、それは本来安堵すべき言葉
だろうけれど]

 もし私が向こう側で何をしても
 今と変わらず接してくれますか?

[自信なさげな彼に視線で問う。
掴んだ裾は、そっと離した]

(88) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

――待機室――


 ……それがあなたの結論ならば、わたくしは。
 笑顔で見送るべきなのでしょう、ね。

[トニーの告白を聞き終わると、長く息を吐いた。
 平時とまったく変わっていないように見える彼を、箍を外しゆく自身が止める権利はなく。
 叶うならばひととき、そのちいさな身体を抱きしめた後、コリーンに任せた。
 盲いた身に、メインルームの様子は分からない。
 ただ少し耳を傾け、様子を伺う。トニーの声が聞こえると、唇を緩ませ小さく名を呼んだ]

 ……ムピス?
 いつからそこに?

[そしていなかったはずの声を捉えると、そちらに注意を向けた。>>42
 去る声には小さく頷いて]

(89) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

あの、本当に、大丈夫ですから。
洗濯だって洗物だって、今まで普通にやってきましたし

[最早、有無を言わさず、というかんじであった。
フィリップはさっさと行動に出てしまったし、
ラルフには畳み掛けられるような言葉。
困ったように眉がへなりとしつつも]

…それじゃあ、あの、私は調理器具を探しても、いいでしょうか。

[電磁調理器のようなものがあれば、と思っている。
フィリップの立つ水道の横から手を洗って二人に尋ねる]

…卓上コンロのようなものがあれば、煮たり、焼いたり出来ますし。

[一度に温かい料理も二品用意できる。
料理というのは、温度だけでご馳走なのだ。
いくら空調管理されていたとしても]

(90) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 残念ながらママは2歳のときに心臓の病で亡くなったんでね。
 かわりに友人がそういうことを教えてくれたよ、クラウン。

[さらりと言い返して洗った食器を乾燥機に放りこみはじめる]

 やってもいいですけど、せっかくなら若者に労働の喜びを教えたいとね。僕は頭脳派ですから。

[いいつつもスポンジを片手で掴んで、隣に並ぶ]

(91) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[稼げる芸が出来るまでは、諸労働担当
 そんな鉄則の一座にいたから
 大人数の食器を片付ける手際はいい。]

 オレも、こう見えても大人数の家事はなれてるんだよ
 ……そうそう、より、他の作業した方が
 食卓も豊かになってすばらしい

[汚れごとに分類して桶にいれ、
 まずは水で簡単に落ちるものから片付けて]

 ……てかさ、アンタは……手を動かしてる方が
 気が紛れるタイプ、だったりするん?

[洗い物を取り上げても、思考や
 対話に時間を割くのではなく
 食卓を豊かにする方向に動くベルナデットにそう声をかけ]

(92) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

ベネットは、フィリップとラルフの間でおろおろと視線を往復させている。

2011/04/19(Tue) 22時半頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 22時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

[メインルームから聴こえるトニーの声は、戸惑ってはいるものの、平時の彼と同じもので。
 安堵と、少しの嫉妬のようなものを覚えてひそかに眼を伏せた。
 未だそのぬくもりがあるならば、チャールズの手を強く、指を絡めるように握った]

 ええ、牧師様は、なにも変わりませんわ。

[彼の心情など識らぬまま、ムパムピスの言葉を重ね]

 わたくしも……、大して、変わってなどいないのかもしれません。 

[小さく続ける]

(93) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 へぇ、ずいぶん”いい”お友達をお持ちで
 けど、ちょっと、偏りが有るようだぜ Your Friend.
 もう少し、貞操は大事に扱わせろよ

[彼の母親。その話は本人が暗く言う様子がないなら
 そのまま、静かに受け流して。
 ベルナデットがいるけど、まぁ年上だしと
 気にせず友達にスライドして話しつつ
 バター汚れのついた皿を
 ラルフの前の洗い桶にほおりこんで]

 ごめんね、マイハニー
 オレ、肉体労働者だから労働の喜びは嫌と言うほど★
 むしろ、頭脳労働者にはいい手先の刺激だよ。

(94) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

フィリップは、ベルナデットがおろおろする様子に、あれ、案外世間慣れしてないと首かしげ

2011/04/19(Tue) 22時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 ああ、それならティーサーバーのとなりによさそうなのがりましたよ。
 ですからまずはそこの椅子にでも座ってのんびりすることを覚えたほうがいいんじゃないかと。

[しつこそうな汚れ物をごしごしと片付けながら、そうつぶやく]

 きっと、フィリップくんの言うとおりなんでしょうけど。
 若いお嬢さんが家事でやつれていくというのも、どうもね。

[ぼやきつつも洗い物の手は休めない]

(95) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―

どうぞ。


[ノックの音に立ち上がりながら答える。
扉を開けば、少女の姿。]

フィリップは、
一緒ではないのだな。

[招き入れながら、
尋ねる。]

(96) 2011/04/19(Tue) 22時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[立ち止まるマーゴを、一度見る。
 …距離は、少し離れた場所だっただろうか。]

 はい。
 ……優しくして頂いていた事、とても、嬉しかった。

[彼の心中までは知らず。
 何か、ちくりと胸を刺す物があったとしても、
 その想いは消えぬもので。
 嬉しかった、と、告げる言葉に乗る笑顔には、曇りなく。]

 何を、しても…?ええと、あの……。

[同性である己が、色欲の対照になるとは思い至らず。
 ……浮かぶのは、パピヨンの事。一度、そちらに視線を流す。
 すぐに、ハイと言う事が出来ずに。

 けれど少し迷った後。
 裾を離され、その代わりと言うように彼の耳元に近づいて。
 周りには聞こえぬよう、両手で囲うように口元を覆い。]

(97) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 ……マムが、泣くような事でなければ。

[言外に、彼女が嫌がる事でなければ良い、と。
 
 なんだか、彼女ばかりを気にするような言葉に思えて。
 けれど正直な気持ちであれば、内緒話のように囁き、
 少し気恥ずかしくも思え、すぐにぱっと顔を離した。]

(98) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

え?

[二人の間でおろおろとしていた視線が止まる。
フィリップの問いかけに少し考えるような顔をして]

…どう、なんでしょう。
ただ、料理も好きですし、洗い物も好きで…それだけ、なんです。
同じ食べるものだって、ただ出来合いのものより
出来立てを食べるほうが、きっと一番美味しくて…

[気を紛らわすために作っていたのだろうか。
自分を落ち着かせるために洗い物をしていたのか。
わからなくて、小さく俯いた]

この場所は、楽しみや嬉しいことも少ないから
…少しでも、皆さんが楽しみに思ったりすることが出来たら、いいな、って

(99) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[ペラジーのぼんやりとした声が耳に入ると、そちらに注意を向けた。>>81
 以前からいた器であると、ムパムピスから聞いていた者のひとり。
 力ない声は、二人いなくなった後もまったく変わっていないように聞こえ]

 ペラジーさん。あなたは……、ここに来る前は、どうしていたのですか?

[図らずもスティーブンと同じことを問うて、反応を待った。
 帽子を縁取る蒼が、彼のようにゆっくりと揺れる]

(100) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 いやぁ、それは無理ってものじゃないですかね。
 むしろ『俺、もうちょっと貞操を乱暴にあつかってもいいんじゃないかなあ、大事にし過ぎな気がする、No1なマンモンに比べて』とかいいそうな友人ですし。

[気にした様子もなく、平然と佞言を垂れ流し。
 バターナイフとドレッシングの固まりかけたボウルを放り込み返して。]

 僕の手はペンと女性を扱うために動けば十分なんですけどね。
 これ以上手先の運動をしてどうしようと。

(101) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室11 ―

[中からスティーブンの声が聞こえて、
 扉に手をかけようとすれば中からそれは開かれて。
 出した手を引っ込めながら、彼の問いに答える]

 うん、お皿のお片付け手伝ってるって。
 後からすぐ来るって言ってたから。
 ムパムピスお兄ちゃんに着いて、先に来たの。

[そう言って、招かれるままに中へと歩を進めた]

(102) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

ティーサーバーの横…?

[ラルフの言葉に、探し物が開始される。
幸いなのか、不幸なのか、それは直ぐに発見された。
電源さえあればどこへでも持ち運べる調理器。
嬉しさに、少し口元が緩んだ]

…やつれるほど、柔でもないです。
よかった、これでもう少し色々なものが作れます。

[ほっとしたように頬を緩めて笑う。
電磁調理器を抱きしめているものだから
いまいち絵としては美しくないものだが]

(103) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―恐らくチャールズとパピヨンの元に近づく前―

[フィリップも食器を片づけ始めるのには、一度視線を流していた。
 マーゴの申し出>>69は、パピヨンとチャールズに近付く前の事だったか。
 フィリップの予想通りに少し困ったような顔をしたけれど。
 ……拾い集めていた皿は、
 どこかのタイミングで渡す事になっただろうか。]

 ――……い、痛そう……。

[ラルフの後頭部に、見事直撃した皿には一度目を丸くする。へにゃり、と、自分が皿をぶつけられたかのように情けなく眉を下げ。
 けれど、部屋を出ていく彼らの様子に、一度ぺこりと頭を下げた。]

(104) 2011/04/19(Tue) 23時頃

ムパムピスは、>>97チャールズが立ち上がっていたならば、背伸びをするような形になっただろうか

2011/04/19(Tue) 23時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 少し前・>>97 ―

[立ち止まった場所は、扉のすぐ先。
 扉を開けた状態で彼を待つような状態になったか。

 声は聞こえていたけれど、
 話の内容は断片的にしか聞こえない]

[耳元で何事か囁くようにするムパムピスを見れば、
 何か大事な事なのだろうと遠目に眺めていた]

(105) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[傾いだ首は、そのまま身体ごと傾いて――ぽふん。と、 毛布の上へ伏した。
聖職者の服を纏う男と、眼の見えないらしい女がいる場所から少しだけ離れた場所故に
良く会話は、聞こえないが。…さして興味も無いとばかり。
そのまま、あおをゆると閉じる。

――どうだったのか。今は、どうなのか。
…考えようとしても思考はゆるゆると止まっていく。
微温湯に浸る思考は、其処から進まない。

考える事は、 沢山ある筈なのに。]

…、―― ?

[ふつと、呼ばれた名に沈みかけた意識が浮上する。
ゆると、あおを開いて。一度、瞬いた。顔だけでその声の方角へ視線を向ける。]

…“ここ”の 前。――あっち?
それより、もっとまえ?

[あっち、と示すのは今は人影の見えないモニターの方へ。]

(106) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―

ああ…


任せたまま来てしまったな。
後で、礼を言わなければ。

揃うまで、待つか。
椅子に掛けているといい。

[扉を閉めず、廊下の方を見る。
ムパムピスと、それを引き留めるようなチャールズが見えたか。]

(107) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[洗った皿の水を数回切ってから乾いたふきんで拭う。
 探せば食器乾燥機も有るかもしれないが
 そんなものに頼った記憶はなく]

 うん、そう考えてくれる人が
 12人の中に1人でもいてくれたのは
 オレ達にとってすっごく幸せなこと、
 だとは思うけど、さ。

[少し俯く様子には小さく苦笑して
 ふきんで手を拭ってから
 その短い黒髪を避けられなければ撫でる。]

 ……いろんな人と話してる?
 色々負担の多い任務なんだぜ?
 受けるにせよ、受けないにせよ
 いろんな人と話しておくのは大切、だと思うな?
 ……任を受けるなら長い付き合い、になるんだし、さ?

(108) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
[>>97マーゴが立ち止まっているのには気づいていたから
左程長く引き止める心算はなかった]

 そうですか……

[囁く声音は、己にのみ聞こえるもの。
傍らのパピヨンの手>>93
指先が絡むよう握るのには、慈しむよう握り返し]

 私も、ベイル夫人も
 おそらく左程変わっては居ない
 そうであれば

[ムパムピスを見やる]

 あなたの願いはかなえられそうです。
 
[自身が告げた言葉に照れたのか、そんな様子を少し
まぶしそうに見やり、後は出て行くのを見送るつもりで頷いた]

(109) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―

[マーゴとムパムピスが去った頃か。
間近からの>>100パピヨンの声に、視線をペラジーへ向ける]

 ……おや

[彼がメインルーム映る壁を指すのに、首を傾いだ。
最初見たときよりも、幾らか生気が感じられる気がして]

(110) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ひっで、なんだその素敵な友達

[てきぱきと皿を食器棚にしまいつつ
 ラルフの言葉にはげらげら笑って]

 お互い地上戻ったら紹介しろよ
 素敵過ぎて顔が一度みてぇ

[普通に任務が終わり器も管理者も
 地上に戻れると信じて疑わぬ様子
 些か疑念はあっても基本脳筋]

 そーんな柔な男はもてなくて
 結局ペンと右手と妄想が友達になっちゃうぜ?

(111) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[>>103になんか花束とか
 せめて本だったらもっと綺麗なんだろうけど

 これはこれで、きっと彼女らしい気もすると
 嬉しそうな様子には翠を細めて。]

(112) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー

…、ん?

[首を傾ぐ男>>110に、毛布の上に転がりながら、
此方も真似するように首を傾ぐ。

一度、壁の方へとあおを向けて。
やはり、何も変化はないのを確認してから、再び視線は男の方へ。
その声が、己へと向けられたものとは思わずに。

ぱちりと、瞬いた。]

(113) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 そうですね。受けないにせよ、受けるにせよ。
 話すことが無駄になることは少ないでしょうし。

 知識であれ情報であれ、あって悪いものではないです。
 なくて困ることはありますけどね。

[のこりの洗い物を片付けながら、後ろを振り向いてそう声をかける]

 まあ、そこのプレイボーイ少年に口説かれないように注意するくらいは必要かもしれませんけどね。
 彼にはマーガレット嬢がいますし。

[そんな憎まれ口を加えるのは忘れない]

 独りで閉じこもるよりは、だれかに当たり散らしたほうがいい。どんな形であれ、関わらないよりは、ね。

(114) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 はい。

>>109変わってないと、願いはかなえられそうだと。
 その言葉を素直にとれば、浮かぶのは嬉しさ。

 ――……けれど、睦まし気に絡む指に。
 また何か、とげが刺さったように胸が痛む。
 ここに来る前の、彼らの様子を見た事は無かった。
 どんな仲なのかすら知らなくて。]

 そうですか。なら。
 ――……良かった。

[良かった、と。そう思うのも本当であるのに。
 常のように浮べたつもりの笑みには、
 哀しそうな、泣きそうな表情が混じった。]

 じゃあ、また。

[自分がどんな顔をしているのか良くわからなくて。直ぐに背を向けた。]

(115) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室11 ―

 私も、次はお方付けしなくちゃ。
 全部ベルナデッタお姉ちゃんやラルフお兄ちゃんに
 お任せしちゃったから。

[勧められた椅子に掛けると、行儀良く手は膝の上]

 他の人は、来るか解らないから。
 取り敢えず、フィルが来たら……かな。

[自分もまた廊下の方をちらと見て]

 ……トニーの接続は上手くいったみたい。
 元気そうに手も振ってたみたいだから。
 多分、これから……だろうけど。

[そう、スティーブンが出て行った後の様子を
 話の繋ぎに紡いでみた]

(116) 2011/04/19(Tue) 23時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 23時頃


【人】 修道士 ムパムピス

 ……すみません、ありがとうございます。
 はい、じゃあ。

>>76行こうか、とは、部屋を出る際に言われただろうか。
 笑みと共に言われて、行先を確認されれば。
 先に台所で腹ごなしを…と、言う思惑を何故か口にできなくなって。
 そもそも、空腹であるのに何か口に入れる気にもなれず。

 願わくば、もう腹の虫よ鳴らないでくれ。
 少女が気を使わないようにそればかりを祈りながら、
 スティーブンの部屋へと向かった。

 ……部屋に辿りつきスティーブンが顔を出した>>96頃、
 限界に達したのかまたぐうと腹がなって、情けない顔で謝りながら部屋の中へと足を踏み入れる事となったのだけれど。]

→個室11へ

(117) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

色々な、人と?

[指摘されて始めて考えたのか、首を傾げる。
自分としては、割と喋っているほうだと思っていたのだろう。
仄かな苦笑と共に電磁調理器を棚の上に起きながら]

…そう、ですね。
もう少し、頭を柔らかくしないと、いけないかしら。

[正直なところ、頭が与えられた義務のことだけで
いっぱいだったのは事実なのだ。一つ息を吐き出し]

(118) 2011/04/19(Tue) 23時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/19(Tue) 23時頃


【人】 寡婦 パピヨン

 
 ――…… ?

[聞こえた短い言葉に、違和感を覚える。>>115
 ムパムピスの表情など分からない。ただ、不思議そうに唇を少し開き、彼の方に注意を向ける。
 少し縋るように、顔を近づけ、何事かを囁いた]

(119) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

…当り散らすだなんて。

[そういった行動をとるほうが難しい。
そんな顔をしていた。
先程から、ラルフの言葉に一々おろおろしてしまっている。
普段聞きなれない言葉だったり、
修道女たちとの穏やかな生活の中では出てきそうもない言葉だったり]

一度に、急にそこまでは、変われません。
私は今までそういうことをしてみようと思ったことがなかったから。

(120) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―

―――君は、よく気のつく子だな。

[淡々とはしていたが、
確かにそれは誉めるもの]

では、彼が来たら話を始めよう。

[椅子はいくつかあるようだ。
自分は立つか、ベッドの縁で良かろうと。
トニーの話しになれば、不意に動き、止まり]

――――そう、か。
…君は、見てきたのだったな。
彼の前の「器」も。

(121) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― >>117 ―

 うん……じゃあ、行こっか。

[話を終えこちらへとやって来たムパムピスの表情に、
 少し心配そうな顔をしてチャールズ達を一度振り返った]

 ムパムピスお兄ちゃん、大丈夫?
 なんだかとっても、哀しそうな顔……。

[気遣う事が余計に負担になったりしないだろうか。
 そんな戸惑いもない交ぜになりながら。
 彼の歩調に合わせてスティーブンの待つ部屋へと向かったのだった。
 その際にお腹の音を聞いてしまい]

 後で、台所で何か食べなくちゃだね。

[情けない顔で謝るのには、ちょっとだけ微笑んだ]

→ 現在へ ―

(122) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―

 ……いいえ。
 横になったのに、お休みになられず
 此方へ視線をくださるのだなと

[瞬く瞳を黒檀色は静かに見遣ると]

 ペラジー?
 眠いわけでないなら、傍にいらっしゃいませんか。
 夫人が会話をお望みなのです。
 出来るなら、彼女の手が届く場まで。 

[怠惰の器に対して、試すような頼みを向ける]

(123) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 男の嫉妬は身ぐるしいっすよー?

[プレイボーイといわれてにこりとラルフを見やり
 ただ、本人は緩く首を傾げてる。]

 あんまり頭柔らかくして
 そこの、軟派系頭脳労働者になるのもあれですが
 ……足して二で割るといいかもしれないっすね?
 憂さ晴らし、八つ当たりぐらいなら
 オレでも聞けますよ……宗教談義はついていけませんが

[息はくベルナデットに翠を細めて
 最後の皿を棚にしまい水周りを付近で拭う]

 ……さて、オレはマーゴと一緒に
 スティーブン先生のありがたいお話を
 聞かなきゃいかんので、名残惜しいですがこの辺で

[そうして、皿を洗い終えれば
 一つお辞儀をするのは道化師のそれ]

(124) 2011/04/19(Tue) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 紹介するのは構わないんですが顔はどうでしょうねえ。

[なにせ居場所は自分の中。顔など24時間一緒にいるラルフにもわからない。]

 まあ……出られれば、ですね。何事も。

[ふっと、顔を伏せ、2秒。くるりベルナデットを振り返り。]

 そう、思いつめてもいいことなんかないんですよたいてい。
 それはともすれば偽善にすらつながる。

 ……大好きですけどね、偽善。僕は。

(125) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―微回想:待機室―

 ……放送の入った、少し後から。です。

[姿を見て居ながら声をかけて居なかった事に、
 何故かバツの悪さを覚えながら。
 けれど嘘をつく事もできず、問い>>89には素直に答え。]

 結構、見える物見たいです。
 ぼやけてて、誰だか判別するのにはじっと見ないとわからないみたいですけど。

[話を逸らすかのように、モニターに見える映像について、
 見えない彼女へと説明をした。
 何か問われれば、見えたままを素直に言葉に乗せただろう。]

(126) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 なに、覆面でも被ってんの?その友人?

[出しなにラルフの言葉にくすくす笑う
 ……ただ、顔を伏せる様子には
 先程までの嫌な空気を思い出し
 軽く息を吐いた。]

 ……偽善とか善とか、うっとーしーなーも〜
 細かく分類わけすんの、皆好きね。

[ベルナデットにラルフが口にした言葉に
 頭脳労働者は理屈型ばっかでいけねぇと
 軽く愚痴一つ零して台所を後にする]

(127) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[ペラジーの問いに、ゆっくりと耳を傾けた後]

 もっと、前のことを、お願いできますか?
 あなたは、元から……その、こうだったのかと、聞いてみたくて。

[口調は自然と彼のように、緩やかなものに]

 わたくしは……ええ、さほど、変わっておりませんから。

[先刻のチャールズの言葉を繰り返す。その声は重く]

(128) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―待機室―

…? たくさん食べたから、疲れた。けど
――まだ、眠くない。から。

[黒檀を写したあおが、もう一度、ゆるやかに瞬く。
――視線を向けた事は、そんなに不思議だろうかと言いたげな色は
やはり、常よりも反応が色濃い事の自覚は無いようで。

次いだ言葉に毛布の上で横になったまま。かくん。と再び首が傾ぐ。返事は、無い。
…もぞ、と僅かに身じろいで、寝返りを一度だけ打って。
――たっぷりの沈黙を経てようやく 緩慢な動きで身体を起こした。

一緒に毛布を引き摺って、ぺたり、と素足が床を叩く音。
長い時間を掛けて漸く近くまで寄ると、再びぺたりと座りこんだ。]

(129) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[頭を撫でられた。
殆ど目線が変わらないので、違和感も感じたが]

…足して、2、ですか。
難しいです。私も、百合の花でもお持ちすればよかったかしら。

[ラルフ=薔薇の人という刷り込みは抜けていないらしい。
偽善という言葉には胸がいたくもあるけれど]

やはり…、難しいですね。

[そうとしか、言えそうになかった]

(130) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
[メインルームしか見えない壁に映された場所には、
今は誰も映らない。
トニーの暴食を見ずに居るのは、ある意味不幸中の幸いか
それとも]

 ……ああ、いい子ですね
 ペラジー

[幼子に言うような低く柔らかな音で紡ぐほめ言葉。
ようやく近づいたペラジーの気配は
パピヨンにもわかるくらい近くにある。
>>128彼女が彼に問う答えは確かに気になっているので
男は重い彼女の音に答えるだろうペラジーの様子を伺っている]

(131) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 ……わたくしが、あの方の"視"ているものが得られぬと識ったとき。
 わたくしが、あの方と、あの方との恵みを失ったとき。
 わたくしは、どうしようもなく理由を求めました。どうしてこのような災いがわたくしに降り掛かるのかと。
 どうして、わたくしが、わたくしだけが、と。

[告悔のように、あるいは独り言のようにぽつりぽつりと言葉を続ける。
 夫のことはいつも、あの方、と告げて名は呼ばない。名を呼ぶことさえ自らの身には恐れ多いと。
 少し乗り出していた身体を戻す。
 腰を抱くチャールズの手にもたれかかるように、ふたたびその身を長椅子に沈めた]

 やがてそれは、わたくしが賎しい存在だからだと。穢れているからだと。そう思い至りました。
 いえ、そう思いたかったのでしょう。賎しい考えから逃げるために。

 今なら、そう考えてしまうのです。様々なものが耐え切れぬ、この場所では。
 ……傲慢。ああ、わたくしにふさわしい言葉ですわ。

[深く、息を吐いた]

(132) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 まあ、フィリップのいうとおりですよ。
 深く考えなくてもいい。感情のまま、おもむくまま。

[いうなり、唐突にその頬を撫でる。]

 他人の手が温かい、それくらいは覚えておいてもいいんじゃないですかね。
 それだけでも違うものです。

 ま、僕の手は温かいふりだけ、かもしれませんが。
 落ち着いたら大部屋にどうぞ。トニーたちの姿も見れますし。

[笑って、台所を去っていく。]

(133) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室11 ―

[気のつく、と言われてぱちりと灰青色が瞬いた]

 そう、かな。
 でも、そう言ってもらえるのは嬉しい……かな。

[それを褒め言葉としっかり受け取った様子で。
 トニーの話をした時に彼が動きを止めたの気付くと、
 スティーブンを見上げるようにして]

 うん……ペラジーお兄ちゃん以外は、皆。
 ペラジーお兄ちゃんの前の器も、かな。
 1年しか一緒じゃなかったから、
 そんなにいっぱい仲良くなれなかったけど。

(134) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 台所→個室11号 ―
[台所を立ち去る前に聞こえた百合の花。
 その単語と発想を思い出して小さく笑う。
 その言葉には、”ま、気軽に声かけてよ”と
 難しく捕らえる様子に苦笑して手を振った。
 >>133は見てないけど見てたら
 裏手突っ込みぐらいはしたかもしれない。]

[それはさておき辿り着いた11号室
 まさか、自分がスティーブンの個室を
 訪ねることになろうとは
 少し前から思いもよらぬ急展開と思いつつノックする]

 スティーブンのおっさん、いる?

(135) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

…「こう」?
ん、と。  …あんまり、思いだせない んだけど。

[実の年齢には明らかに相応しくない幼子に向ける様な褒め言葉>>131に、
――気分を害する様子も無く、黒檀を見たまま、一つだけ頷いて。
続く女の問いを咀嚼するように。こくり、こくり。と、再び何度か浅く頷いた。]

…え、っと。
――学校に行ってて、とうさんと、かあさんと…、おとうとが、いて。
…ともだちと、あそんだり、してた。

[たしか。 と付け足すその記憶は、酷くうろ覚えらしい。
忘れた訳ではないのだけれど、思い出そうとすると――
直ぐに面倒になって、…どうしても思い出せない。

ただ、器として――呼ばれるまでは。
ありきたりとも言える極普通の生活を送っていたのだけは、充分に伝わったか。
これで聞きたい事の答えになるのか判らないと、かくり、首を傾ぎながら。]

学校にいくのも。あそぶのも、すき  だった。

(136) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―微回想:>>119

 ――……、ぅ。

>>119縋るようにして顔が近づけば、
 少しだけ呻くようになり、気恥ずかしさも混じってか顔が赤くなる。
 けれどそれを止める事は無い。

 囁きには、一度目を伏せ。
 ……顔を上げれば、表情は先程>>115と同じような。
 そんな顔のまま、言葉を落とせば身を離したのだった。*]

(137) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[>>132秘めていた思いを零す声が、間近に聞こえる。
あの方、というのが彼の夫で
恵みというのが、生れ落ちなかった子であったと
知っている]

 ――…ベイル夫人

[長椅子の傍らに、まるで妻と寄り添うような近さで
体重が半身にかかると、そっと腰を抱く手を滑らせ
肩を引き寄せる]

 何時も通り、非難も、批判も、意見もいたしませんよ。
 私はただあなた方の話を聞いて差し上げる事しか出来ませんが
 少しでも心穏やかになれるなら
 いくらでも、この身を割きましょうね。

[黒檀色は陰りを帯びたまま、其の視線が
ふくよかな胸元をすべり、下肢を眺める。
それから一度首を振ると、無理矢理のように
ペラジーがうろ覚えの記憶を引き出す様子へ意識を向けた]

(138) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

―個室11―

 いえ、大丈夫。
 ……お腹が空いていた、みたいで。
 ありがとう。

>>122気遣いには、へらりと誤魔化すような笑みを見せ。
 ……祈りに反して鳴ったお腹を、逆に利用した。

 そうして個室に辿りつけば、ぺこりとスティーブンに頭を下げて。
 幾つかあるうち、椅子を一つ借りて腰掛ければ、
 二人の話を静かに聞きつつ、フィリップの来るのを待っていた。]

(139) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ノックの音と声に、扉の方へ視線を向ける]

 フィルも、来たみたいね。

 フィル、皆いるよ。

[そうして、開いたままの戸口へとひらひらと手を振ってみせた]

(140) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 あなたの
 ……父親と母親は、今はどうなさっているのでしょう。
 別れの日
 彼らに何といって出て来たのですか……?

[ペラジーに家族が居た、と聞いて。
脳裏に妻子の顔が浮かぶ。
傍らの夫人に、擡げかけていた欲は
静かに波が引いた]

(141) 2011/04/19(Tue) 23時半頃

ムパムピスは、ノックの音に、視線を其方へ向けた。

2011/04/19(Tue) 23時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 00時頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 個室11 ―
[開いたままの戸から見えるのは
 マーゴ、ムパス、スティーブン。
 マーゴの小さな手が言葉と共に呼びかける。]

 わりぃ、遅くなった。話はどの辺まで?

[そう面々に向かって言葉を発しながら
 行儀よく座るマーゴの隣にたって]

(142) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―

―――…。

[マーゴの答えに、
ほんのわずか眼を細めたようだ。
だが、続いた前の器の話しには、表情は常のように。]

…君は、ギルバートを知っていた。
少なくとも7年より長く――器として、居ることになる、か。

[10年。その区切りを思うムパムピスはどんな顔をしていたろうか。]

ペラジーの、前の器とは、どんな ―――

[問いかけたとき、
フィリップの声がした。
開いたままの扉まで行き]

どうぞ。まだ、話しは始まっていない。

(143) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

ひゃっ!?

[頬に伸ばされた手に、驚いて小さく声をあげた。
女子修道院に女学校、世界は閉鎖的で
しっかりとした意思を持ってからというもの
男とのふれあいなどないに等しかったのに]
…お、おぼえて、おきます…。

[真っ赤な顔で俯いたまま蚊の啼くような声で告げる。
そのまま、台所から去っていく二人を見送ったあと
へなりとその場所にへたりこんだ]

………〜っ…

[どうやら、驚いたどころではないらしい]

(144) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

…? なか、いいね。

[共に引っ張ってきた毛布を引き寄せ抱えながら、
近い距離で触れる二人に、ぱちりと、瞬いた。

知人なのかと問いの意味なのか。
…夫婦の様な、その距離の近さを示しての言葉か
足りない言葉で、その真意までは計り知れないが。]

――、…わかんない。
7年 うちに 帰ってないから。

[今、両親が如何しているのかと。
その問いには、暫しの空白の後にふるりと首を振った。]


いつもみたいに。いってきます、って。

(145) 2011/04/20(Wed) 00時頃

フィリップは、スティーブン>>123に翠は濃紺を見据え頷く。

2011/04/20(Wed) 00時頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 00時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

 7年……そっか、そんなになっちゃうんだ。
 ギルバートお兄ちゃん達が此処を出ていってから。

 私は……8年、のはず。 もうすぐ9年にも近いのかな。

 ヘンリエッタは、赤い巻き毛の女の子で。
 外に出たい、もう疲れた、って。
 最後の方は毎日のように言ってたらしいわ。
 私、まだ小さかったし新しい器だったから。
 あまり見ない方が良いって遠ざけられてて、
 そんなに詳しく知ってるってわけじゃないんだけど。

[当時を思い出して、少し痛々しげな表情になる]

(146) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 横になるよりも、何もしないよりも、すき、でしたか?

[ペラジーの日常に耳を傾ける。
 ぺたりと進む音や覇気のない声は、それとはかけ離れたもので。複雑そうに、見えぬ眼を瞬かせた。
 "接続"されていない状態でもこうならば。ふたたび繋がれたなら、彼は。
 そして、自分は]

 …………。

[想像してかぶりを振る。思いは綴れぬまま口をつぐんだ。
 それでも仲が良い、という言葉には微笑んで、さらに身を寄せる。
 彼の視線には気づかない。欲情など湧かない。ただ、自身が欲するままに、ぬくもりを求めているだけ]

(147) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―
[一度廊下の方を見てから、
すぐに続くものがないようであれば、扉を閉じる。
強い翠色がスティーブンを見ていた。
マーゴの語るヘンリエッタの様子に
僅かに目を伏せた。
ギルバートは――と。呟きかけて、今は止め。]


…では、話そうか。

まず、マーガレット。
私は君に謝らなければならない。
私は、君に嘘をついた。

[謝罪から始まるそれは、彼らにどんな印象を与えるか。]

(148) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 ……ありがとうございます。

[独白に返る応えはいつもの言葉。>>138
 嬉しそうに唇を緩めるも、どこか物足りなさも感じて。
 帽子の縁をすいと上げる。するりとした額と、透いた蒼が露わになる]

 けれど、わたくしは。
 このままで、いいのですよね……?

[平時のような遠慮がちなものではなく、そのまま同意を求めるような語調。
 見えぬ瞳でずれた視線を、それでも彼に向けながら問うた**]

(149) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

[仲が良いと言われて、眉を下げた顔で笑った]

 私と夫人はずいぶん前からの、知人です。
 こんなところでお会いしたい方では、ありませんでした。

[七年。
彼が口にした年月に、笑みは消える]

 …………

[いつものように家を出て
それきり七年。
彼がそうなら、これからつながれるだろう自分は何年?
パピヨンが口を噤むのと同時、己もまた口を閉ざす。
身を寄せた彼女の肩を、慰めるように軽く撫ぜる。
指先から伝わる感触は、己の欲を擽るもの。
小さく喉が鳴った]

(150) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 個室11 ―
[何かの話の途中、だったのだろう。
 大部屋でも名前が出ていた”ヘンリエッタ”という
 少女の話をマーゴが口にする。
 ヘンリエッタが器、ギルバードが……そのこの
 担当管理者、と、言うことだろうか?]

[スティーブンが戸を閉ざす。]

[話そうか。]
[その言葉にはマーゴの隣に立ちながら、頷く]

 …………?

[軽く、片眉を上げる。
 一度、マーゴを見、また視線はスティーブンに戻す
 話が見えないこともあり
 マーゴの肩に左手を添えつつ
 ただ、黙っていた]

(151) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[言葉を切った後、スティーブンが一度何かを呟きかけて。
 改めて口から出た謝罪の言葉に、
 少し驚いたように灰青色が丸くなる]

 うそ……?

[スティーブンと話をした事といえばギルバートに関する事が主である]

 それは……もしかして、ギルバートお兄ちゃんの事……?
 どうして、嘘なんて……。

[嘘、それは何かを隠したい時に吐くもの。
 それを撤回してこれから現れる真実に、
 不安からか自然と右手が胸元を握った]

(152) 2011/04/20(Wed) 00時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 00時頃


【人】 修道士 ムパムピス

 7年、とか…9年。……そんなに。

[マーゴの、スティーブンの話に出てくる年数には、微かに目を見開く。考えてみれば、この任務に終わりが来るのかどうか、とか。
 そんな事も知らなかった。
 出て来る、聞いた事の無い名前の羅列に、その人たちもここに居たのか、とぼんやり思ったりもして。

 ……だからこそ、話を聞きに来ようと思ったのだったけれど。]

 ――……あ。
 ええ、と。お疲れ様。

[フィリップの姿が見えれば、顔をあげて。
 皿を運んでもらった事、礼と言うように頭を下げた。]

[そうしてスティーブンが離し始めれば>>148
 思わずしゃきりと背筋を伸ばす。

 嘘を、ついたと。
 その言葉には、首を傾げて名を呼ばれたマーゴに視線を向ける事となった。]

(153) 2011/04/20(Wed) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ……貴女は、貴女のままであれば良いのですよ。
 誰もそれを咎めることなど出来ません。

[>>149問いかけというよりは、確認のような声音。
蒼がこちらへ向けられる。
否定は出来なかった。
帽子の縁からは形の良い額が覗いている。
舐りたい
と、一瞬浮かんだ思考を振り払い]

 悲しまれる事のありませんように
 心穏やかでいられるように
 貴女がしたいことをなさると良い。

[闇の広がる胸中から、言の葉を搾り出した]

(154) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

――うん、…たぶん。
たのしかった 

 と、…おもう。よ?

[女の問いに、少しだけ考えるようにして。
漸く口を開いて出た言葉は、酷く曖昧なもの。

きっと長くなるから。忘れないようにしてきた筈の記憶。
…喩え忘れずとも「思い出せない」事があるのだと、その時の自分は知らなかった。
其れを悔いる思いも、悲しむことすらも  怠惰は許してくれないが。

尚身を寄せる女の様子を、ぱちりと。瞬いて。
しかし知人だと男が告げる言葉に、そっか。と一つ頷いた。]

でも、あとちょっと。
だいたい、みんな10年ぐらいって。

[口を閉ざしてしまった男の様子に、何を思ったか。一つ、言葉を付け足した。
――勿論、その10年後の行く末など知らない。考えも、しない。]

(155) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―

そう。ギルバートのことだ。
…順を追って説明しよう。

[自分は結局、立ったまま。
講義を行うように、語り始める。]

ムピスと、フィリップには、
初耳の名前だろう。
ギルバート…ギルバート・S・レヴィ。
私の友人にして、7年前、
此処で「管理者」の任についていた男だ。

そして、ヘンリエッタという、「器」の少女の担当だった。

[一度、マーゴの方を見る。再確認する意味であった。]

(156) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ムパスからの礼には緩く首を振るも
 スティーブンの言葉に
 マーゴが不安げな様子を見せれば
 肩に置いた手で頭を撫でて。]

 ……それを、話してくれるんだろう……
 待とう?

[静かにマーゴに声を落とす。
 そうして、また翠は濃紺を見据えて]

(157) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ムパムピスの呟きに、改めて己の器としての長さを実感する。
 いつまで続くのか……どういう基準で外に出られるのか。
 その時が恋しくて泣いた時期もあった。
 いつしか諦念となったその思いは、再燃しつつある]

[>>156、こちらを見るスティーブンにははっきりと頷いた]

 覚えてる……7年前、2人で此処から出て行った……。

(158) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―
ヘンリエッタの名はマーガレットから聞いた。
私はヘンリエッタのことは、何も知らないんだ。
彼は、何も言わなかったからな。
そう、何も、だ。

[フィリップが制してくれるのを見て、一拍置く。
ギルバートについて、思うこと、募ること、
数多在れど、口にするのはまだ淡々と事実。]

ギルバートは私と同じように
ある日手紙を受け取って、任務へと向かった。
戻って来たのは数年経ってから。

――押し黙って、何か思い悩むような顔をして、
そのくせ結局何も謂わず。

[眼を閉じる。]

(159) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

マーゴは、頭を撫でてもらうと、少しだけ微笑んで。しかしすぐ真面目な面持ちに戻る。

2011/04/20(Wed) 00時半頃


ムパムピスは、スティーブンの「講義

2011/04/20(Wed) 00時半頃


ムパムピスは、スティーブンの「講義」は、まじめな顔で彼の顔を見つめて聞いていた。

2011/04/20(Wed) 00時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン



彼は自ら命を絶った。




……これが私の知っている
ある「管理者」と「器」の顛末だ。

(160) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

だから、マーガレット。
ギルバートは、…もうこの世には、居ないんだ。


……すまない。


[少しの間眼を閉じ、少し俯く。]

(161) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[衝撃の告白は、待機室まで届かない。
楽しかった思い出をはっきりと語ることが出来ない様子
ペラジーが七年器として過ごしてきた弊害だろうか。
難しげな顔をして、彼を見遣る]

 ……大体10年……つまり、貴方はあと二三年ですね。
 ここを出た後はどうなさるお積もりですか?

[日常生活に戻れるのだろうか。
疑問を抱きながら問うた]

(162) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―
[いくらかの間を空けて――]

…ここからは推測になってしまうが。


ヘンリエッタが共にギルバートと地上に出てきていて
生きて、暮らしていけているとするならば
彼は自ら命を絶つようなことはなかった筈だ。
ギルバートは、…投げ出すようなことはしない。

[眼鏡のブリッジを指先で押し上げる。
表情を隠すような意味もあるのだろうか。]

…ヘンリエッタも、
もう、生きてはいないのだろう。

いや、生きていない、
それだけではなく。

(163) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[あまりの事に、言葉を失った。
 唇が戦慄くが、上手く言葉にならない。

 何度か口を開いては閉じ、閉じては開いて。
 一つ息を吸うと、ようやく震える声が音となった]

 ギルバートお兄ちゃんが、死ん、だ……?

[此処から出て行ったあの日、ヘンリエッタが見た事のない顔で
 その言葉に微かに微笑んだのを覚えている。
 それを見て、嗚呼、彼らは元の暮らしに戻るんだと、
 そう思っていたのに]

 なん、で……どうして、自殺なんて……。
 折角此処から出られたのに。
 それに……それに、それじゃまるで、ヘンリエッタは……。

[存在していないかのような扱いではないか?
 ギルバートがどれほど此処で参っていたとしても、
 此処を出て自殺をするなんて事は俄かには信じられなかった]

(164) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[続けられる言葉>>163はその考えを肯定しているようで。
 何故だろう、思考より先に視界が滲んでいく。

 声もなく、スティーブンを見詰める目から
 ぽたりと涙の粒が転がり落ちていった]

(165) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[マーゴに微かに浮かんだ笑み。
 それはまた話に消えてしまう。]

[スティーブンの語るギルバードと言う
 管理者の話は……恐ろしく、短いもの、であった。
 そう、それはごく、短くて…………]

 …………っ

[スティーブンの声とマーゴの声が折り重なる。]
[マーゴの耳を塞ぎたかった。
 この部屋に、つれてきたことを後悔した。
 けれど、同時に、
 マーゴの持つヘンリエッタの話。
 スティーブンの持つギルバートの話。
 二つが重ならなければ……見えない、話
 だったとも、スティーブンの話す推測で、わかる。]
 

(166) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[緩く頭を振る。けれど聞いてしまった。
 耳を塞げぬかわりに、後ろから
 彼女の灰青を塞ぐように抱きしめた]

(167) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

――…どうするの、かなぁ…。

[毛布を被って、膝を抱える。
己を見やる黒檀には気付かぬまま、ゆるりとあおを瞬いて。
その中へ顔を埋めながら、ぽつり ぽつりと零す言葉は
酷く、曖昧に。  望みなど無いと、そう口にする。

願う事を、どこかに置き忘れてきたかの様に。]

…どっかに、世界が用意した場所があってね。
そこで暮らすって。

ずっとまえに、きいた。

[其れを教えてくれた人は、何て名前 だっただろう。
その人が、いなくなって随分経つのは覚えている。
…だから漠然と、その場所にいるのだと思っていた。]

(168) 2011/04/20(Wed) 00時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[マーゴの声を聞く。
一度、唇を引き結ぶように噛む。眉を寄せた。]

…器として動けるのは10年が限度、と。
これは、ペラジーから聞いた話だ。

管理者の事情を知っているらしき
リンダの「手を汚す」
という言葉を君たちは聞いたか?

…管理者による「管理」は恐らく、
限界を迎えた器の「最期」まで、続くのだろう。
このシステムの真実は外に漏れてはならない。
ならば、役目を終えた「器」は――「管理者」の、手で

(169) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ……リンダの言っていた
 己の手を汚す……覚悟

[酷く心のどこかで冷静な自分がいる。
 いや、正確には一時的に感情を
 麻痺させている、だけなのだろうけど。

 スティーブンが続く言葉を紡ぐのに
 覆いかぶせることは出来ただろうか?]

(170) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 先を考えられないのは、
 身に受けた怠惰の所為ですかね。

[苦笑零し、身を乗り出した。
膝を抱えた少年の頭に手を伸ばす]

 家に戻ろうとは思いませんか。

[自分が繋がれた後
妻にも子にも会う事は出来ないだろう。
受ける大罪と、己の取るだろう行為は容易に想像がつく。
今も傍らの柔らかな温もりを意識してしまえば
彼女を引き裂き貫きたい気持ちが湧き上がる。
己一人の慾でこれなら、向こうに繋がれればそれこそ
たとえば目前の彼すらもこの手で]

 ご両親や、友人が待っているのでは?

[思考を振りほどくように、一度咳払いをして
問いかける]

(171) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―― …

[言葉がかぶさる。>>170
だから、最後のほうは消えるように届かない。
少しだけ俯き、額に髪が落ちかかる。
隠し切れなかった苦悶が眉間の皺に滲む。]

推測だ。最後の、方は。

…私は…私の友はこのシステムに殺された、そう思っている。
故に、拒む気持ちが大きい。今も。
あの、ペラジーの様子を見て、
もう一度接続せよとは――……謂えない。

だが、このシステムが世界を平穏に保つのに
不可欠であると、…システムを拒むことは
今の世界を壊すのと同義であるのもまた理解しているつもりだ。

[矛盾している。スティーブン自身も分かっているのだろう。]

(172) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

……私の話はこれで終わりだ。
何か、質問があれば、知りうる限り答えるが……


……システムは、入るを拒むことも
また自由だと、告げては、いる。
どうするかは、君たち次第、だ。
私には、こうしろ、と謂うような権利も…権限も ない。

(173) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[背後から、視界を遮られる。
 その手を濡らして尚、涙が溢れるのは止まらなくて]

 さい、ご……。

[限界、10年、手を汚す、管理……――]

[フィリップの手の内側で瞼を閉じる。
 少しずつ顔が俯いて、彼の手の上から覆うように両手を重ねる]

 じゃあ、皆……。
 今まで出て行った皆は……。

[沢山の顔が浮かんでは消える。
 皆何処かで元気に暮らしていると、思っていたのに]

(174) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

――…

[伸ばされた手が、頭に触れる。
少しだけ、驚いたようにあおが瞬いて。――しかし直ぐ、気持ち良さげに眼が細んだ。
久しく、馴れない感覚。けれどここ最近で随分と多くなった。
…確か、フィル、と。少女が呼んだ少年にも撫でられた し。

短い問い。ゆると瞬くあおは、少しだけ、伏せられる。]


…、あのね。
おもいだせない んだ。

[戻りたいと、 口に出さない理由。
自宅の場所、学校の風景。
両親の顔も、弟の顔も。 友人の顔も。

――忘れた訳では、無い  筈だ。
思い出せないだけ。怠惰の影響だとは、己が理解していても。
…それを、相手が理解できるかは。]

(175) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[必要悪 食事の時あった言葉を思い出す。]

 ――……

[何か、言おうとした。して、口をあけ……
 言葉が出ず、ただ、マーゴを後ろから抱きしめる。

 システムが上手くいかず家族を失い
 システムが上手く作動すれば自身が命を落とす。

 どうして、彼女ばかりが?と
 手の内が濡れるのを感じながら]



 ………それで、己と、世界を……と

[搾り出した言葉は
 スティーブンを殴る直線彼が口にしていた言葉。]

(176) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
 思い出せない……それは前の生活を?

[あおい色が、伏せられた。
妻の氷のような色とも、傍らの夫人の蒼とも
己の管理者となった少女の緑混じる蒼とも違ういろ]
 
 ……肉親を、友人を思い出せないのは
 つらいですか

[思い出せないなら
細い髪を梳くように指先でなぞる]

 思い出さなければ
 つらくもないのでしょうか。

[問いかけのようでいて、自分自身つぶやくような低い音。
心はもう、己が向こうに接続された後を仮定して問うている
遅かれ早かれ、自分はこの任を拒めないのだから]

(177) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 …………。

 それが本当、なら。
 私は今度接続したら……もう……。

[世界に従い器としての最期を迎えるか。
 世界を拒み世界を壊してそこに戻るか。

 与えられた選択肢はどちらも茨だった]

(178) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ……世界にマーゴはいて、
 マーゴ……も世界の一部、のはず、なんすけどね……

[灰青覆う手に小さな手が重なる。
 俯く彼女をただ、抱きしめるしか出来ない
 
 か細い声が聞こえて、考える為
 麻痺していた感情が動き出しかけ
 ……視界がぼやける
 その長く豊かな髪に顔をうずめながら
 スティーブンが機械音声も口にした
 任を受けるか受けないかの自由を口にするのを聞いた]

(179) 2011/04/20(Wed) 01時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―

[少女が、泣いている。
包むように少年が彼女を抱きしめて]

…――。

[>>174スティーブンは頷く]

管理者は、分からないが。
器となった者は、恐らく。

[敢えて口にすることはしなかった。
フィリップの翠へ藍を向け]

――そういうことだ。
あの時は、言葉が足らない箇所もあったろう。すまないな。

(180) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ………っ いうなっ!!

[>>178 マーゴの細い声が
 マーゴに降りかかることを口にしかけて
 とっさに叫ぶ。

 まだ、本当だと決まったわけじゃない。
 何かの間違いだ。
 だって、そうじゃなければあんまりじゃないか。

 感情が動き出せば理屈をなげうって
 心が否定する。否定したい。
 だから、言って欲しくなかった]

(181) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 01時半頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 01時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[フィリップの言葉に頷き、眉を寄せたまま苦味を帯びた声で>>179]

――そう…。
世界、の外にいるわけがない。
「器」とされたものも、
「管理者」として選ばれたものも。

それなのに、犠牲の上にしか世界が成り立たない…。
既に歪んだ平穏だ。けれど、上の誰も、それを知らない。

……恐らくは、選ばれたものも
多くが何も知らないで…――

[>>181 ――鋭いフィリップの叫びが響く。
スティーブンは少し俯きがちだった顔をあげて言葉を切り。]

(182) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[抱き締められるに任せて、少女は肩を震わせた]

 ……っ、……――。

[間近で聞こえた叫び>>181に、ひく、と一瞬呼吸が止まり。
 声を上げて泣く事だけはすまいと、引き結んだ口元が歪む]

(183) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

…――、

[ムパムピスの方も、見て。
彼はどんな表情をしていたか。
スティーブンはムパムピスが抱くパピヨンへの憧憬を知らねど、知り合いらしきことは把握していた故、思うところはある。反応があれば、答えるが――]


…つらい話であったろう な。
少し、落ち着いたら。部屋で…休むと、いい。
そして、考えてほしい。

勝手な、話だが。
私は――……、…長きに渡り探して、再会できたという君たちに…幸せがあればいいと、思っている。

まったく、勝手な話、だが。

(184) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[スティーブンが否定したい理屈的言葉を口にする。
 ”多くが何も知らないで”

 彼の言葉の行き着く先は……]

 …………お話は、わかりました スティーブン
 申し訳ありませんが……一度部屋に戻っても?

[一度、滲みかけた視界
 強く目を瞑り堪えて。

 己の声でマーゴの呼吸がさらに乱れれば
 そっと、その髪を撫でる]

 ……ごめん…マーゴ………怒鳴ったりして……
 一回、落ち着こう……

[年上であり男で有る己が取り乱してどうすると
 彼女の様子に泣くのは堪えスティーブンとマーゴに
 この場を辞すことを口にした]

(185) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

…ああ。

[フィリップに頷き、扉を開き、道をつくる。
ムパムピスもまた、この場を辞すであろうか。]

(186) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―待機室―

生活とか、…かお、とか。
さっき、聞かれて。…「いたこと」を思い出した、ぐらい。

[テクノロジーから切断された余韻だろうとは、言わずとも。

梳く様に触れる指先を、感覚だけで辿る――だけ、でも。
意識を、一か所に留めておくのは、酷く難しい。
直ぐに霧散する意識に、ふせたあおを 僅か薄く開く。]

――つらいかも、…わかんない。
胸の方が、すこしだけギューっと するけど
それも、どっか  …とおい、から。

[思考も感情も怠惰し、麻痺した末。
痛みすら、既にどこかとおく。鈍いだけのモノ。

――他の色欲の器は、…どうだっただろう。話す事は無かった。
己が会話を既に放棄していたし、…逢う時には、相手こそ会話の成り立つ状態で無かった。]

(187) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[当の本人から、場を辞す提案が同じように出る
 そうすればフィリップは一度こくりと頷いて。]

 ……いえ、こちらこそ、
 貴重な”情報”を、ありがとう、ございます……

[あまり、滲みかけた翠を見られたくないこともあり
 ただ、深く頭を下げ。
 マーゴが厭わぬのなら彼女を抱き上げて。

 リベラだけは、事情がわからず
 ただ、いつもの表情で首をかしげていた。]

(188) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 01時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[静かな修道士はどうしていただろうか?
 残念ながらフィリップには
 途中からムパスを気にする余裕はなくなっていて。
 ただ、立ち去り際、彼の姿を見
 その存在を思い出し頭を下げる。]

 …………お騒がせ、いたしました……

[スティーブンの同意にそう述べる。
 形式的な言葉は
 この場を取り繕い、何かを延期するのに
 役に立つものだなと、心のどこかで思った]

(189) 2011/04/20(Wed) 01時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 02時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[口を開けば泣き声が零れてしまいそうで。
 やっとの事で紡げた言葉は]

 ……いい、え……知らないより……幸せ、のはず、だから。
 ……ありが、と……――。

[か細く途切れ途切れの声。
 他者を意識する余裕などなくて、
 抱き上げられるがままにフィリップの胸に顔を埋めた]

(190) 2011/04/20(Wed) 02時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
 ……怠惰を受け止め続けた結果が、今のあなたですか。

[一房すくって、さらさらと指の間から零す
手遊びのような触れ方で、少しの間彼の様子を見つめていた。
伏せられていたいろが、僅かに戻る]

 胸が摑まれるというのならおそらくは、其処に感情が残っているのでしょう
 遠くとも
 どれほど長く繋がれていたとしても
 その感覚を、諦めずに追いかけたなら
 あなたが貴方の心で感じていることが、わかるかもしれませんね。

 …………
 
[男が口にしたのは、己の願望。
感情は残るだろうか――しかし怠惰と色欲、大罪の種類は違う。
彼に問うてもよかったのだけれど、記憶しているかどうか
この様子では怪しく、問いかけるのを躊躇う間が続く。
片手は髪から離れ、宙で留まった]

(191) 2011/04/20(Wed) 02時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―

……ん。

[頷いて。寄り添う二人と、
物静かで控えめな青年を見送る。

スティーブンは彼らが十分に遠ざかってから
閉めた扉に腕を重ねて体重を預け、
深く、深く、息を吐いた。]

――……、己か。…世界か……

[少しだけ声は掠れていた。
少女が泣いていた。少年とやっと再会できたのに。
控えめな青年は聞いていた。きっと脳裏に浮かぶのは
彼の担当する器の女性であろう]

(192) 2011/04/20(Wed) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ここ後に及んでも”幸せ”を口にする
 マーゴを抱き上げながら胸に顔うずめる彼女の
 髪に口付けを落とす。

 ……けれど、本当に、そう、だったのだろうか?

 何も知らず、彼女の死の直前まで何も知らせず
 ただ、最後まで優しい嘘の中
 眠らせることも、出来ぬ、選択肢では、なかった?]

[もう一度、スティーブンとムパスに
 無言で頭を下げると
 フィリップはそのまま、食事前
 まだ、任務が終われば戻れると
 思っていたときにいた部屋に戻った]

(193) 2011/04/20(Wed) 02時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[彼らはどのような答えを出すだろうか。
まだ、話を聞きたいと謂っていた者がいた、か。
そう、話さなければ。
何も知らないよりは、きっと――
否。どうなのだろう。
何も知らないままのほうが?]

…よかったのだろうか、分からない、な
…ギルバート…

[呟く、もういないものの名前。
「もうつかれた」
そう謂ったヘンリエッタという名の「器」は
己がどうなるか、知っていたのだろうか。
それを見て、己の友は何を思ったのだろうか、と]

(194) 2011/04/20(Wed) 02時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―待機室―
ここにくる前はね。  …こんなに、忘れっぽくなかったんだ。

[ぽつぽつと、唇から零れる言葉は肯定を紡ぐ。
指の間から零れるのは、元の色素が半ば抜け褪せた様な、酷く細い髪。
少しだけくすぐったいのか気になるのか。あおが、幾度か瞬きを繰り返す。]

――…そっか、わかる かな。
でもたぶん、…“あっち”に戻る前には、わかんない よね。
…この役目が終わったら、

[わかると、いいな。 と。
再び、繋がれる事に躊躇が無いとばかり。やはりそれを口にする。
其れが当然と言う様に。疑問も、嫌悪も。全ての思考を放棄した結果。

それでも、感情の其れが残っている事に 少しだけ嬉しげに。
うすく うすく。口許が弧を描く。

ふと、髪から離れた温もりに、あおがぱちりと瞬いた。
ゆると、視線が上がる。宙に留まった手を どうしたのかと。]

(195) 2011/04/20(Wed) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[部屋を辞した事が解れば、もう泣きじゃくるのを止められなかった。
 フィリップの首に腕を回し、ぎゅっとしがみ付く]

 いや、こんなのいや……。
 一緒に、いようって……好きって、言ってくれたのに……。

[ぼろぼろと涙を零しながら、耳元で告げる]

 っ、……フィル、……お願い……。

(196) 2011/04/20(Wed) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[頭の中で考える。
 取ることが出来る選択は二つ。
 スティーブンの言っていた、世界か、己か。
 しかも……時間はあまり有ると、いえない。

 部屋を辞し少し先に有る部屋にはいる。
 マーゴはスティーブンの部屋を辞してからは
 堪えていたものが堰を切ったようにあふれて。]

 ……………あぁ……

[唇を強くかみ締める。泣いているマーゴの前で泣けない
 短い言葉と、頷き、撫でる手。
 彼女が何か願うことを口にすれば
 聞き取ろうと俯き耳を澄ます。]

(197) 2011/04/20(Wed) 02時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11―
――…、…

[ずる、と。少しの間、その場に座り込むような格好。
伏せた藍は、少しだけ揺れていた。

――生きて、いるのに。
――どうして。
眼を閉じ、思う。聞こえる、時計の音。
チク・タク・チク・タク
止まりはしない。

器に、繋いでほしくない、と思う心がある。
今去っていった少年と少女、
己が担当する、生気のぬけたような青年と
聖書の間に挟まれた妻子の姿を見てしまった、
チャールズに対しては、特に。
けれど彼はきっと、真実を知ってしまえば
尚のこと、戻れまいか。]

(198) 2011/04/20(Wed) 02時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 此処へ来る前の貴方に……戻ることも
 こうして少しずつ思い出してゆけば、出来るかもしれませんよ。

[力込めて抱きしめれば折れそうな身体だと思う。
傍らの夫人とは違う肉付きの悪い少年の体。
宙に手浮かせて、その先を望む己を止めた]

 あちらに

[視線をメインルームが映る壁に向ける。
それから、ペラジーを見つめなおした。
口元に浮かんだ形が、彼の望みではないのかと思うと]

 戻るまでの間、僅かでも
 貴方はもう少しこちらで、あなた自身を取り戻してください
 決意あらたに繋がれれば、トニーのように
 慾に流されず居られるかもしれません

[彼をそのままあちらへ戻す事は、止めたいと思う。
一日に一接続――――ならば]

(199) 2011/04/20(Wed) 02時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[宙に浮いた手を、己の胸に当てる]

 どちらにせよ、次の接続は
 あなた方ではありませんよ。

[そう、告げるのは怠惰と傲慢の器へ。
密かな決意を抱いて**]

(200) 2011/04/20(Wed) 02時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 02時半頃


フィリップは、マーゴが泣きじゃくるのを強く抱きしめつつ笑顔を浮かべようとした。

2011/04/20(Wed) 02時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

…おもいだすの、むずかしいよ。

[困ったように、僅か眉を下げて。僅かに首を傾ぐ。
宙に浮いたままの手は、そのまま彷徨い。何を望む事無く退いていった。
その指先が何を望んでいたのか、知る由も無く。
ただ、あおはその行方を追ってもう一度瞬くだけ。

壁へと、そして再び己へと向けられる黒檀。
その視線が何を意味するのかも、何を思ってのものなのかも。
――無意識の内に形作られた笑みすらも、青年には解らない。]


…? もうすこし?

[胸へと添えられた片手。
続いた言葉の意味を理解するには、少しだけ時間が掛った。
傍らの女は、何か言っただろうか――。
しかし青年は色薄く、そう。と、一つ静かに頷くだけ。]

(201) 2011/04/20(Wed) 02時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[膝を抱え座り込んだままの姿勢、再び顔は毛布へと伏せられる。
接続の順を押しのける心算は 無い。その労力は無いし、
…どうせ、最終的には変わらない。
今まで通りの日々が、始まるだけ。
――その、筈だ。

…ぱちりと、緩やかに瞬いたあおは何を思ってか。少しだけ、揺れて。

しかし幾度目かの瞬きの後、――僅かな抗いも虚しく。
意識は微温湯の底へと沈んでいく**]

(202) 2011/04/20(Wed) 02時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 03時頃


マーゴは、フィリップの表情を目にすると、泣きながら首を振った。

2011/04/20(Wed) 03時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[一つ、二つ翠から堪えきれず雫が落ちる。
 眼前のマーゴは泣きながらも笑おうとしてくれるのに]

 ……道化師、失格だな、オレ
 笑わせたいアンタの前で泣いちまうなんて……

[小さく、鼻がなる。
 ただ、泣いたと口にしたからか
 次から、次へと涙が零れ落ちて。

 言葉を口にしようとしても言葉にならぬまま
 ただ、強くマーゴを抱きしめて*いた*]

(203) 2011/04/20(Wed) 03時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 03時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[綺麗な翠から零れた雫をそっと指で掬う]

 道化師じゃなくたって、良いよ。
 私にとってフィルは、窓から……外の世界から
 会いに来てくれる大好きな人。

[抱き締め返す腕に力が篭る]

 ……2人で、決めよう。
 私達が一番、笑って暮らせる世界を……**

(204) 2011/04/20(Wed) 04時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 04時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―待機室―

[人のすくない、そこにもどってきたとき、誰がもどってきていたろうか。
 ペラジーたちの会話を横目に聞きながら、ソファにどかり、と腰を下ろして。
 ちらり、スクリーンをみて、トニーたちの姿がないことを確認する。]

 ……馬鹿馬鹿しい。まったく喜劇だ。
 きっと、こう叫べば楽なんでしょうね。

  「嫌だ嫌だ凄く嫌だ
          英雄なんて冗談じゃない」

[ぽつり。
 だれにいうでも、なく**]

(205) 2011/04/20(Wed) 07時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 07時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

―個室11→廊下/待機室へ―

……――
こういうのを、「survival lottery」と、
謂うのだったか。
…「人がつくった世界」はどこまでも、残酷だ。


[ぽつり、呟く声は静かに落ちる。

――ややああって、スティーブンはゆっくりと立ち上がる。
ペラジーを待機室に置いてきたままだ、と。
ふと、鞄に触れ、預かっている聖書に触れた。
藍に落ちた影、眼を閉じて、開く。
待機室に向かって歩き始めた。]

(206) 2011/04/20(Wed) 08時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
[傍らの温もりに慣れてしまう頃
ラルフが戻ってくるのが見える。
軽く頭を下げた]

 そう、もう少しこちらで
 残る人々と色々お話すると良いですよ。
 会話から得るものは、おそらく貴方のためになるでしょう。

[膝を抱えたペラジーに
どこまで伝わったかはわからない。
あおい色が、閉じられる。
毛布をかけなおしてやると、ため息を一つ]

 ……

[喜劇だ。
英雄なんて冗談じゃない。
会話のなくなった待機室には、ラルフのつぶやきも
届いてしまう]

(207) 2011/04/20(Wed) 08時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室―

[時は、幾らほど経過していただろうか。
ラルフに少し遅れたころか。
扉を潜って頭を下げる。
ペラジーの元に歩み寄る。眠っていた。]

―…眠ってしまったのか。…、…。

彼を見ていてくださったのですね。
ありがとうございます。

[チャールズとパピヨンへ、礼を謂う。]

(208) 2011/04/20(Wed) 08時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 叫んで何かが変わるなら。

[薄く唇に弧を描き、黒檀色をちらりと向ける]

 大昔にも
 災厄から土地や人々を守るために、尊い犠牲になったものが
 居たとされています。
 ――――結局の所
 何時の時代にも、そういうものはあるのでしょう
 真に全てが平等で
 真に全てが幸福になることなど
 有り得ない……

(209) 2011/04/20(Wed) 08時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ……いえ、今のは主の言葉ではありませんね
 お忘れください。

[首を振る。
スティーブンの姿が見えた]

 先ほど眠ったばかりです。
 ……私達は彼に何も特別なことはしていませんよ。
 ただ、此処に来る前の話と、出た後の話を
 していただけですから。

(210) 2011/04/20(Wed) 08時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

…そうですか。

いえ。
かれは、ひとと会話すべきだ。
…少しずつ、「怠惰」で薄れていた意志を
取り戻しているように、見えるから。

――出た、  後の …話し、ですか…

[スティーブンは少しだけ眼を伏せた。]

(211) 2011/04/20(Wed) 08時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 嗚呼、矢張り

[スティーブンから見たペラジーの様子
聞いて、頷く]

 そう、出た後に支障がないよう
 彼が少しでもこちら側で
 自信の意思を取り戻せたら良い
 とは、思いますよ。

[視線を伏せる様子には、この後の運命など未だ知らず]

 彼自身、己の心がわかれば良いと
 そう微笑み浮かべて仰っていましたからね。

 次の接続時間には
 私が行こうかと思っているところです。
 ベルナデットは主の使命を全うできる事を
 望んでいたようですし。
 

(212) 2011/04/20(Wed) 08時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

笑みを――――…

[ペラジーを、見る。
彼もまた、辿り着く先を知らないのだ、と。
先があればよかったのに。彼に。彼らに。]

―――貴方の語り口調もあってかもしれません。
私では少々、堅くていけない。

[生真面目な声は確かに硬質。
続く言葉に、チャールズの方を、見て。驚き滲み]

―――ッ、…
ミスター・チャールズ、…

(213) 2011/04/20(Wed) 08時半頃

スティーブンは、引き留めるようにか、僅かに指先動くも―――

2011/04/20(Wed) 08時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

 夫人のおかげかもしれませんよ。
 孤児院の子供たちが健やかにいられるのは
 彼女あってこそ。

[本質はどちらにあるのか。
柔らかに低く語る己もまた、自分自身。
傍らの女を汚したいと思うのもまた]

 ――法、規制の美徳は
 過ぎると対象を束縛し、苦しめるだけのものとなってしまいます。
 少し肩の力を抜くと良いですよ。

[境界線は此処ではとてもあやふや。
冷静な彼の表情が驚きを示し、此方へ指先が動くけれど
触れることは無い]

 何を驚いていらっしゃるんですか。
 おかしな人ですね。

(214) 2011/04/20(Wed) 09時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

ああ… マダムは
孤児院で勤めていらっしゃるのですか。
それで――――

[確か、ムパムピスは
彼女をマム、と呼んでいたか。
ますます思う。人々に求められる人が何故、と。]

――――、…
肩の力を、ですか。
懐かしい、昔友人にも謂われたことがあった。
…肝に命じておきます。

[少し、ほんの少し苦笑じみた表情を浮かべてから]

それは―――…、

[少し、口ごもり。チャールズを、そしてパピヨンを見た]

私の知る話を、貴方は、…貴方がたは聞きたいと望みますか。

(215) 2011/04/20(Wed) 09時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 09時半頃


スティーブンは、パピヨンへは、ムパムピスから話があるかもしれない、とは付け足したろう。

2011/04/20(Wed) 09時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
[パピヨンについては、彼女自身が応えるに任せる。
苦い笑みを浮かべたスティーブン
視線を向けられると、まっすぐに見つめ返す事が出来ず
黒檀色は彼の持つ鞄に]

 関係のない話では、無いんでしょう?
 どの道あちら側へ行くより選択肢の無い私にも
 聞いておいたほうが良いと貴方が思うなら。

[望むか、と言われて
的を少しはずした答えを返した]

(216) 2011/04/20(Wed) 09時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン


……――。

[肯定でも否定でもない、
委ねてくるような答だった。
スティーブンは言葉につまる。

――どちらなのだろう。
最早あちらに行くしか無い、
戻れはしないと吐露する者に
更に絶望を募らせて、それは、果たして。]

難しい、問題です。

[藍の眼はやや伏せて、
スティーブンは、己の鞄に手を触れ
一度視線をそちらへ向けた。]

(217) 2011/04/20(Wed) 10時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―個室11―

 自、ら……。

>>160スティーブンの言葉に、目を丸くして絶句する。
 地上に戻れた身で、何故そんな。

 暫し言葉を紡げずに、涙を流すマーゴとフィリップを、
 抱き合う彼らを呆然としたような表情で見た。

 告げられた事実が、現実感を伴って脳裏に入って来ない。]

 ――……10、年。
 最期……。

>>169続く言葉の、その断片だけ呟くように繰り返す。
 推測だ>>172と言われたそれだけ、どこか希望のように思えた。

 「システムが平穏を保つのに不可欠である」と。
 その言葉には、じっと彼の目を見つめ、深く、深く頷いて。]

(218) 2011/04/20(Wed) 10時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 ……スティーブンさんは、貴方は。
 どうするつもりですか……?

>>184此方を向いた瞳、問うように。
 尋ねたのは、恐らくはそれだけで。]

 僕、も。一度、戻ります。
 ……台所、にも。行かなきゃ。
 ありがとう、ございました。

[マーゴを抱き上げその場から去るフィリップを見送る様にした後に。
 先に決めていた、行先。
 既に空腹はどこかに行ってしまっていた気がするが、
 それでもそれをなぞる事で、思考を手繰り寄せようとするように。

 ぺこり、と頭を下げて、彼の個室から出て行った。
 告げられた言葉を、自身の身に当てはめて考えられるのは、
 ゆっくりとした歩みで台所へとついた頃。*]

(219) 2011/04/20(Wed) 10時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室―
[暫し、黙してから]

…挟まっていた写真を見ました。

[続く言葉は、また違う話題。
くすんだ金の髪、眼鏡を掛けた女性、
彼の妻と、こどもの写った写真。
確かに少しだけ髪の色などは己に似ていたか。
気の利いたことはやはり言えないまま]

確かに、あれはお預かりしましたが、
写真だけは、
…貴方が、持つべきではないかと。

[絶望にさらに絶望を募らせないことを撰んだか、それでもなにか堪えるようにしながら、尋ねた]

(220) 2011/04/20(Wed) 10時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―少し前/個室11でのこと>>219
[ムパムピスに尋ねられたときのことだ。
――私は。言葉の先、まだ少し迷いは残り]

私は、…このシステムを
拒む気持ちが大きい。
接続させたくないと、
そう、思う気持ちに傾いている。
それは償う事かなわぬ重い罪となると
理解もしている。

――管理者は替えがきく。
私だけが拒んでもそれはまったく意味のないことだ。代わりが来るだけだからな。「器」を、開放…しなければ。

けれど、…無理やりにでは、何の意味も、ないな。それも分かっている。

[彼はどんな顔をしたであろうか。そののち。扉は閉ざされた。]

(221) 2011/04/20(Wed) 10時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[そう。

無理に「器」たちを外へ出したところで
その罪の重さに、呵責に耐え切れず
潰れて、壊れてしまっては何の意味もない。
誰も救われない。
誰も。


秘密はあまりに重い。
管理者だったギルバートは
ひとりで命を絶ってしまった――。]

(222) 2011/04/20(Wed) 10時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
 難しい――それは、知らぬほうが幸せな事もある
 そういう事ですか?

[厭な予感しかしない。
濃い蒼が伏せられる。
気づけば周囲にはあおが溢れている]

 嗚呼

[視線の先にある鞄
渡した聖書には、一度握りつぶした写真を挟んでいた。
見た、と言うのには黒檀が一度彼を見遣り]

 あれも含めて、返しに行って貰えれば助かります。
 持っていれば私は罪の意識に耐え切れなくなってしまうでしょう
 妻子ありながら世界の慾を一身に受けるなど……

[くす、と笑う。
暗い色を瞳にたたえたままで]

(223) 2011/04/20(Wed) 10時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 10時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

気分の良い話ではありません。
……私は器が此処に接続することを、
よしとは思っていない。

その 理由ですので。

[感情を抑えると声はまた少し硬い響きか。
プログラム通りに動くねずみが、
ちらりとどこかで動いたようだった。
チャールズの黒檀がこちらを向く。]

……。そう、ですか。
では、…このままで。

[暗い色、小さな笑いに拳を握りしめた。]

(224) 2011/04/20(Wed) 11時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 接続させたくない、と
 法を美徳とするあなたが思うだけの理由ですね。

[其れこそ、自身の破滅が容易に予想出来る。
始末される末路まではわからずとも]

 ええ。
 どうか、任を終えて戻る際にお願いします。
 
 若し、出来るなら

[浮かんだ思考は、自分本位なもの。
口を噤む]

(225) 2011/04/20(Wed) 11時頃

【人】 本屋 ベネット

−台所−

…人と、話す。

[漸く熱の引いた頬にぺたりと自分の手を当てる。
改めて言われると何だか難しいことのようにも思える。
けれど、こうしていても仕方なく]

(226) 2011/04/20(Wed) 11時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―個室11>>221

 ――……そう、ですか。

[言葉を聞けば、少し沈んだ表情で俯いた。
 接続させたくない。
 ……その気持ちは、自分の中にも確かにあって。
 けれど、その我儘を押し通す事。
 重い罪を被る覚悟。

 ……それは、つける事が出来ずに。
 己の考えは、纏まらない現状では何も話す事が出来ぬまま、
 静かに一礼だけを返した。*]

(227) 2011/04/20(Wed) 11時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 11時頃


【人】 修道士 ムパムピス

―台所―

[ひょこり、と。どこか浮かない顔のまま台所へと顔を出した際、
 ベルナデット>>3:144はまだそこに居たのだろうか。
 へたりこんだままであったなら、
 首を傾げて大丈夫かと手を伸ばした。
 ――……片手で棚を手繰りながらで、きちんと支えられるものでも無いが。]

 何か、果物とか…まだ、残ってますか?

[幾らかやりとりもあっただろうか。
 訪ねながらも食糧庫を探せば、
 林檎と蜜柑が幾つか見つかって。

 それを懐に仕舞い込む。
 またひょこり、と待機室へ向かおうと足を向けた。]

(228) 2011/04/20(Wed) 11時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室>>225

…そうです。
接続させたくない、もし実行したなら
世界に大きな打撃を与えることも承知の上で。

[頷きと共に肯定する。
ほぼ、これで察しが付いてしまうだろう。
最後の「始末」までは分からなくとも。]

…、……。

[任を――終える。
拒む己はどうであろうか。
けれど、約束はたしかに果たしたいと考え]

…できるなら。何でしょうか。

(229) 2011/04/20(Wed) 11時頃

【人】 本屋 ベネット

ブラザー。あ、ええと、あの。

[大丈夫です、というより先に手を差し出された。
申し訳ないな、と思いながら手を借りて立ち上がる]

…食べ物、ですか?
ちょっと待ってくださいね。

[彼自身は果物を探し当てた様子。
でも、それでは男の人には足りないだろうと
少し待ってもらってクラッカーとチーズのパックを渡した]

何か飲み物もお持ちになりますか。
…アルコールは、どこにあるのかわからないのですけど。

[まだ台所の中は探索し終えたわけでもない。
取り敢えずは手近にあったミネラルウォーターのボトルを添えた]

(230) 2011/04/20(Wed) 11時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 11時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 11時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―

 …………

[沈黙。
世界の打撃を承知のうえで、接続させたくない理由。
一個人の始末よりも大きな何かを想像してしまう。
身が震え、メインルーム映る壁を振り返る。
其処に人影は無い。
トニーは、コリーンは
あれからどうなったのか。
首を振って、スティーブンへ向き直る]

 スティーブン 
 貴方に家族は、いらっしゃいますか。

(231) 2011/04/20(Wed) 11時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室―

…――。
これは私の我侭なのでしょう、が。

[眼を閉じ、拒絶しながらも
迷いもある。どうすればいいのか。
答えは見えない。
同じようにメインルームの映る
スクリーンへ眼を向ける。だれもいない。]

…父と母がおります。
結婚は、未だしておりませんので。

(232) 2011/04/20(Wed) 11時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ご両親が健在というのは、良いことですね。
 私の両親は孫の顔見る事なく天に召されました
 若し貴方に先を約束した方がいらっしゃらないのであれば
 若し貴方が私の家族と会って好意を持ってくれたなら

[眉を寄せる。
複雑な心境]

 いえ
 貴方には貴方の人生があるのですし
 強請はしませんが……
 たまに妻子の様子を気にかけてやって貰えたらと。

(233) 2011/04/20(Wed) 11時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

 ……あ、ありがとうございます。

>>230手を貸す際に少しふらついたものの、
 何とか彼女を引き上げられたようで。

 クラッカーとチーズを手渡されれば、
 礼を言って笑みを見せた。
 この位であれば、食べるのにそう難儀する事もなさそうで。]

 アルコール…は。ラルフさんなら場所がわかるのかな。
 でも、余り進んで飲む気にも、今はなれないですし、
 大丈夫です。
 ……。

[添えられたボトルにも、礼を言って受け取って。
 暫しの無言の後、同じような高さにある彼女の目を見つめる。
 確か、彼女は。チャールズの。]

(234) 2011/04/20(Wed) 11時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

 貴方は。どう…されますか?

[主語が抜けた文脈では、
 接続の事ともまだこの場に居るのかとも取れただろうか。
 少し真面目な面持ちで、問いかけた。

 先程スティーブンから聞いた話。
 告げた方が良いのかどうか、
 判断できずに言葉としては落ちぬまま。]

(235) 2011/04/20(Wed) 11時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 11時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

[問いかけた、暫く後。
 スティーブンにも同じような問いを投げたなと、
 ひとに聞いてばかりの己に気付けば
 小さく自嘲するような笑みが落ちた。]

(236) 2011/04/20(Wed) 11時半頃

【人】 本屋 ベネット

いえ、男の方は良く召し上がるでしょうから。

[先程のフィリップの食べぶりを思い出して小さく微笑む。
アルコールの話になれば小さく肩を竦めるだろう]

あ、大丈夫ですよ。
修道院の方はワインを良く召し上がりますから、
もしかしたらお好きかしら、と思って。
大丈夫なのでしたら、いいんです……?

[じっと向けられた視線に首を傾げた。
告げられた言葉に、青碧は瞬く]

…どう、と仰いますと?

[流石にその文脈では理解できず、先を促した]

(237) 2011/04/20(Wed) 12時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 ワインは好きなんですが、弱いもので…。

 ……え、と。この、システムの事です。
 色々と……辛い事も、あるようなので。

[首を傾げて促されれば、素直に答える。
 年齢を重ねたスティーブンですら、拒絶する気持ちが強いと言った。まだ年若く見える彼女が、どういう気持ちで居るのかと。

 器の、管理者の行く末にまでは詳しい事は言えずに、言葉を濁してしまったけれど。]

(238) 2011/04/20(Wed) 12時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室―

…――、そうなのですか。

[父母の顔を思う。
続く言葉に、チャールズを不思議そうに見て]

生憎と、私の性質のせいか縁遠くて。
…、…?

[スティーブンは、
心の機微には少々疎いようだった。
気にかけて欲しい、との言葉には頷いて]

――、…わかりました。

[彼を失った彼の妻子は
ひどく悲しんでいるのだろうと、
そう 思いながら。眉を寄せた。]

(239) 2011/04/20(Wed) 12時頃

ムパムピスは、>>237肩を竦めた様子には、少し不思議そうに首を傾げた

2011/04/20(Wed) 12時頃


【人】 伝道師 チャールズ

 本当は、他人に頼むことではないと
 理解しているんですよ。
 それに

[長椅子から立ち上がる。
温もりが消える事にパピヨンが縋るなら
手を差し伸べ、繋げておくよう気を配るが]

 此処へ来てから私にも
 傲慢なり嫉妬なり、そういった感情があると
 自覚しました。
 厭なものですね、愛するものを他者に委ねるしか出来ぬとは。

 あなたは
 器を接続させたくないと仰るけれど
 ……それで、具体的にはどうやって抗うおつもりで?

(240) 2011/04/20(Wed) 12時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

――、ええ。

[頷く。
立ち上がれば
やや見上げるようなかたちとなるか。]

抑えこまれていた、
吸い上げられていた感情ですね。
此処にあるときが、ひと本来の在り様と…言えるのか。

[それから、緩やかに首を振る]

器の意志を確かめ、
繋がぬよう向けるしかないと思っています、
無理矢理に連れ出しても
酷い結末しか見えないのです。

いえ、どう選んだとて
行く先は…茨の道だ。

(241) 2011/04/20(Wed) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[アルコールは苦手なのだと苦笑が浮かぶ。
告げられた言葉に少し間が空いたが]

……辛いことなら生きていればたくさんあります。
それはきっと、どこにいても。

[だからきっと大丈夫だと笑ってみせた]

(242) 2011/04/20(Wed) 12時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 意思を確かめる?
 
[立ち上がり、視線が見下ろすものとなる。
表情を歪めて薄く嗤った]

 器の意思など。
 自ら望んで繋がれたいと思うものが居るでしょうか。
 そんなものが居ればそれこそ
 主の忠実なるしもべといえるでしょうね。
 望んで繋がれたいなんて思わない私は
 使徒として失格です。

 器の意思は
 諦め、自棄、偽善、自己犠牲、興味、侮蔑、陶酔感、使命感
 そういうもので構築されていますよ。
 どう選んでも茨の道なら
 繋がぬようどうやって向けようと言うのです。

[器の意思といいつつ、全員の意思が同じでは無いだろう。幾つか重なるところはあったとしても。
見下す視線が鋭く細められた]

(243) 2011/04/20(Wed) 13時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

 ……そうですね。生きて、いれば。

[返った言葉>>242に、ぱちりと瞬きをする。
 大丈夫だと笑う彼女が、何だか眩しく思えた。

 彼女の割り当てられた、純潔と言う美徳。
 それにふさわしい姿勢に感じて。

 ……生きて、いれば。
 そう告げるの際は、少し眉が寄った。
 一度目を伏せ、顔を上げる。]

(244) 2011/04/20(Wed) 13時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

 待機室に、行きませんか。
 チャールズ様も、まだ居る筈です。

[自分の来るまではそばに居る、と。
 そう告げた彼の顔と、パピヨンを思い浮かべて。

 誘う言葉をかけるけれど、
 他に用のあるならば無理強いはしないつもりで。]

(245) 2011/04/20(Wed) 13時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[わらう顔を見上げる。
藍色は微か陰り]

それは、そうだ。
貴方も謂ったでしょう、
人の子なのだから。

そう、この任に進んで就きたいものなど、居るわけがない。

…このテクノロジーは卑怯だ。
ほんとうの、肝心なところは隠されている。
そうしなければ人は従わないのでしょうし、造った者の考えもわからないわけではない、が、これは、あまりに――――。

(246) 2011/04/20(Wed) 14時頃

【人】 本屋 ベネット

はい。
…?

[頷いては見たものの、ムパムピスの顔は
あまり明るいようには見えず。
ただ、談話室へと促す言葉にはうなずいた。
まだ、メインルームの様子も見ていなかったし**]

(247) 2011/04/20(Wed) 14時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 14時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

[ため息、ひとつ]

 これは、あまりに……
 器が「かわいそう」ですか?
 憐れみ同情することは、対象を見下す行為に繋がるそうです。

[そう謂う思考が浮かぶ自分を
内心で恥じる気持ちは、此処へ来てから大分薄れかけている]

 私達器に対してあなたが思う気持ち
 それは、どのようなものでしょう。

(248) 2011/04/20(Wed) 14時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

そのようなつもりで
謂っているわけではありません。
知らないのは器だけでない。
管理者である 私たちも、
地上にいるものたちも。

[眉を寄せる。]

…世界に、属する個人。
同じ、ひとであると思っています。

―――どうしてこんな、
ただ静かに生きているべきような人々がこのような目に遭わなければならない。

(249) 2011/04/20(Wed) 15時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 そうですね。
 ただ静かに、暮らしていただけでした。
 何故このような試練を与えられたのか
 ……未だ納得出来ているわけではありませんが

[口元には薄っすらと浮かぶ笑み。
自虐的とも見える]

 この世界を壊す度胸が、私にはありません。
 約十年――…永遠にも聞こえる任期ですが
 終えれば自由になれる
 なら、享受するより他ないでしょう。

[任期を終える時、確かに自由は訪れる。
魂そのものの解放であるとは、未だ知らぬ]

(250) 2011/04/20(Wed) 16時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

そう、待っているひとがいるのに、です。
貴方も、マダムも。
既に接続してしまった、トニーにも。

[自由。聞いて、首を横にふる、緩く]

…っ、
違う。違うんです。
器は、任が終わったら
私たちが―――― 、っ

[一歩進んで、
言葉が最後にいくにしたがい上ずったように――途切れた。口走りそうになって、こらえた。]

(251) 2011/04/20(Wed) 16時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 …………スティーブン

[言いかけて止めた男を見る。
彼が何かを知っている、ということを知っている。
聞き出そうとは、しなかった]

 器の任期は約十年だそうですね。
 けれど、管理者は?
 果たしてあちらで負の感情をぶつけられる立場に居て
 十年の歳月を耐えられるでしょうか。
 実際、マーゴとペラジーの管理者は、交代の時期を迎えている。

 ねえ
 私は貴方達こそ、哀れに思いますよ。

(252) 2011/04/20(Wed) 16時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

…、申し訳ない
失礼を

[眼鏡を指で押し上げながら顔をそらした。]

(253) 2011/04/20(Wed) 16時半頃

【人】 牧人 リンダ

[必要悪。呟いた後、>>68ラルフから投げかけられる視線から、ふいと目を逸らした。

食器は洗うつもりだったのに、食器を運ぶのさえ出遅れてしまった。フィリップ、ラルフ、ムパムピス、マーガレットがそれぞれ台所やスティーブンの部屋に行った後、大部屋を出た。

だから、チャールズ、パピヨン、ペラジーの会話は聞いていない。

台所の近くを通りかかり、ラルフとフィリップとベルナデットの会話を暫く聞いた後、洗面所に向かった。

冷たい水で顔を洗い、ぼんやりと鏡に映る自分の顔を見ていた。

ずいぷん長いこと**]

(254) 2011/04/20(Wed) 17時頃

牧人 リンダは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 17時頃


【人】 修道士 ムパムピス

―台所→待機室―

 システムに繋がれるのがこの身だったら、
 僕ももっと、受け入れやすかったのかも知れない。

 ……なんて。行っても詮無い事だけど。

[思わず呟きが漏れれば、
 少し雰囲気が暗くなってしまった気がして
 へらり、とした笑みを作った。
 ゆっくりとした足取りである事を謝りながら、
 連れだって待機室へと向かう。]

 チャールズ様、マム。……戻りました。

[ついたのは、どの時分だっただろうか。
 ぺこり、と彼に頭を下げ、パピヨンの傍らに近付いた。
 ……その手が空いていたなら、少し縋るようにぎゅっと握って。
 座り込めば、しゃく、と。
 懐から出したご飯代わりの林檎を、一齧り。**]

(255) 2011/04/20(Wed) 18時半頃

【人】 本屋 ベネット

−台所→待機室−

…不思議ですね。同じことを私も思いました。
自分が器であったらよかったのに、と。

[青碧は少しだけ驚いたように瞬いた。
少ししょげてしまったようなムパムピスに、
同じことを思ったと告げたとき彼はどんな顔をしただろう。
ただ、こちらはというといつもどおりに微笑んだだけ。
待機室に入ればそこにいたのは年長組、と呼んでよい面子]

…お話中、でしたか?

[遮ってしまったことを詫びるわけでもなく、ただ漠然と。
スティーブンも、まだその場所にいたのだろうか。
仄かに感じる林檎の香りはムパムピスから。
ちら、と壁に映るぼんやりとした向こう側を眺めた]

(256) 2011/04/20(Wed) 19時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 19時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―

 いいえ、失礼なのは寧ろ私でしょう?

[哀れみ見下す態度を取った事を、しかし詫びはしない。
顔をそらしたスティーブン。
沈黙。
と、待機室に増える人の気配]

 嗚呼、ブラザームピス。
 お帰りなさい、さあこちらへ。

[立ち上がったまま彼らを迎え
座り込むムピスに先ほどまで自分が居た長椅子を勧める。
パピヨンから離れる為に視線をベルナデットへ向けた]

 ベルナデットも、片付けご苦労様でした。
 大切なお話があるんです。

[そう告げて、パピヨンの傍らを離れる]

(257) 2011/04/20(Wed) 19時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[けれど待機室から出るわけではなく、ただ少女の傍へ]

 次回の接続で、あちらへ行こうと思っています。
 貴女をつれてゆく気はありません。

[そう、切り出した]

(258) 2011/04/20(Wed) 19時半頃

【人】 本屋 ベネット

あ、いえ。
慣れてますから…?

[大丈夫、といいかけたところで大事な話、と続く。
軽く瞬き、近づいてきた男を見上げる。
告げられた言葉に一つ、二つ、瞬いて、ただ、じっと]

…理由は、お聞かせいただけるのでしょうか。

[責めるでもなく、詰るでもなく。
ただ、特に大きな感情の変化を見せないまま問いかける]

(259) 2011/04/20(Wed) 20時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 理由?

[首を傾ぐ。
少し眉を下げて笑った]

 貴女の管理する器が色欲であることがひとつ。
 貴女が女性であることがひとつ。
 貴女が私の妻ではないことがひとつ。
 貴女が未だ幼いことがひとつ。
 ……あげていけばまだありますが

[間近にきて、見下ろす視線の先もまた、あお。
碧混じるその色を一度見詰めて]

 私の傍に居ては身の保障が出来ません。
 それが一番の理由ですよ。

(260) 2011/04/20(Wed) 20時頃

【人】 本屋 ベネット

…そうですか。

[挙げられる理由に、小さく息を吐き出した。
連れて行かないと考えるのは、尤もだろう。
そこまで言われたら、こちらには返す言葉もない]

わかりました。
それが、チャールズ様のお考えということですね。
……私では、チャールズ様のお世話をするには未熟だと。

[溜息が一つ零れた。
取り付くしまもない、といった様子の男を見て]

では、逆にお尋ねします。
もしも私がここを仮に去ったとして、次に現れた管理者が
私よりもっと幼い方だったら、どうなさるのですか?
チャールズ様の奥様が選ばれるまで、駄々をこねて
管理者の変更を求め続けられるのですか?

(261) 2011/04/20(Wed) 20時頃

【人】 本屋 ベネット

鞘のないナイフは、何かを切り続けなくてはならないでしょう。
そうやって、いつの間にか自分がぼろぼろになってしまう。
年月だけが経ち、ぼろぼろになっても鞘に収められないまま
刃毀れがおき、磨耗して、切った跡を醜く残しながら、
それでも休息を得ることは出来ない。

チャールズ様が仰っていることは
貴方が今なさろうとしていることは
……それと、同じことではないのですか。

[じ、と見上げる。
青碧はゆらがないまま、真っ直ぐ]

(262) 2011/04/20(Wed) 20時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 貴女の精神が未熟であるとは思いませんが
 私が連れて行きたく無いという理由はご理解頂けたでしょうか。

[尋ねられた内容には、思わず笑ってしまった。
首を振る]

 管理者となる者が貴女より幼い事は、稀だと思いますよ。
 器よりも管理するものの方が、しっかりしていないと
 希少な器をダメにしてしまう。
 世界がそんな間の抜けた選択をするとは思いません。
 それに
 私は妻を此処に呼びたいなど、微塵も思わない。

(263) 2011/04/20(Wed) 20時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 剥き身の刃物がどれ程危険かは理解出来るのでしょう?
 貴女では鞘になれないと、そう申し上げているんですよ。

[黒檀色が細められる。
少し、哀しげに]

 ――…ベルナデット

(264) 2011/04/20(Wed) 20時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 20時半頃


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 20時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

―少し前から…待機室:大部屋―

――……。

[>>252哀れ。どうなのだろうか。
スティーブンは、考えた。けれど。]

天秤に乗せて
どちらと比べることなど出来はしない。
……自ら命を絶った管理者も、
居るというのに。

[最後の方は届いたかどうかは分からない。
ムパムピスとベルナデットが戻ってきたから
その音に消えてしまったかも知れぬ。
器「色欲」の管理者。
彼女はまだ何も知らないのだ。
背を向け、ソファに座った。
寝転がるペラジーも見えた。]

(265) 2011/04/20(Wed) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

……。

[ゆっくりと、息を吐き出した。
少しだけ、震えていた。
うまく言葉にならないものがあるのだろう
何度か、手を拳にしたり、解いたりを繰り返して]

……わかりました。
もう、結構です。

[ゆっくりと言葉を吐き出して、その傍らをすり抜けた。
走り出すようなことはなかったが、その足は少しだけ急いでいて]

(266) 2011/04/20(Wed) 20時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 20時半頃


ベネットは、チャールズの横をすり抜けて、朝出てそのままの個室へと足を向けた。

2011/04/20(Wed) 20時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 20時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室 ―

[静かな部屋の中、少年と少女は向き合っていた。
 少女の手は力なく下ろされ、
 少年の手は緩く少女の首へとかけられている。

 少年は、穏やかに微笑んでいた。
 少女は、道に迷った子供のような目で少年を見上げていた]

(267) 2011/04/20(Wed) 20時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 20時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―待機室―
 理解出来たなら、荷物をまとめていらっしゃい。
 明日には此処を出てゆくように
 
[怒らせたとは思ったが
目論見はおそらく成功するだろう。
すり抜ける少女を一瞥し、首を振る]

 幼い子。
 共に行けば必ず傷つけてしまうでしょう

[続くぼやきは小さく小さく]

(268) 2011/04/20(Wed) 21時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室―

…―― …。

[掛けて、去っていく
ベルナデットの背を見る。
浮かぶその表情は、複雑なもの。

一度、己の担当である器の青年へ視線を向ける。
ペラジーはまだ目を覚まさない。]

(269) 2011/04/20(Wed) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ……頭を冷やしてきます。

[短く告げて、部屋に戻る。
言葉通り浴室で水を浴びる為に*]

(270) 2011/04/20(Wed) 21時頃

【人】 見習い医師 スティーブン



――ミスター・チャールズ……。


[彼へと顔を向ける。
パピヨンは、どうしたであろう。
扉向こうへ彼が去っていったなら、
ソファの背もたれに体重を預けて俯きがちに眼を閉じた。手は祈るように組み合わせて膝の上。]

哀れ  か

[ぽつり、呟く。

己の知る事実を聞いた
彼らはどうしたであろうか。]

(271) 2011/04/20(Wed) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 別に、平和やら平等を望んでるわけじゃないですけれどね。

[チャールズの漏らした、聖職者にあるまじき不平等への言葉に、そう言霊を紡ぐ。
 もとより信仰を持たない身、そんな題目は信じていない。]

 ただ、気に食わないだけですよ。

[やがて、スティーブンとチャールズが語りだせば、あえて口を噤んで。
 スティーブンが言い淀むことには、おおよそ予想はついた。
 10年とは知らずとも、このシステムがいままで噂にすらならなかった、その異常性を。ジャーナリストの端くれとして直感していたから。]

[ベルナデットとムパムビスがはいってくれば、軽く挨拶くらいはしただろうか。
 あいもかわらず、言葉は発しないまま、だったけれども。]

(272) 2011/04/20(Wed) 21時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 21時頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 個室 ―
[少年は首に伸ばしていた手を
 そのまま、静かに滑らせ、少女の手を取る。]

[いくつもの選択。][選択できる自由は有る]
[同時に、選択した”モノ”を受け入れる義務も
                  ……有る]

[少女の迷うような視線。
 少年は彼女の手をとることを選んだ。
 少年が口にした選択と、選択した場合を口にした
 幾つか少女がが口にした選択への意見も口にした
 これ以上は、少年は
 ただ少女の選択を待つつもりだった。]

[……例え、少女が
   どのような選択を取ったとしても……]

(273) 2011/04/20(Wed) 21時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 21時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[チャールズとベルナデットがなにやら静かに言い争い、ふたりとも去っていくのを見れば、ようやくの呈で身じろぐ]

 やれやれ。信念のある方々はやはり大変なんでしょうねえ……

[そして、やおらスティーブンに向き直り、ぽつりと一言。]

 だから、いったでしょう。
    ――とりあえず、壊そうか、と。

 獣の直感も、馬鹿にしたものではないのですよ。

[にこり、微笑む]

(274) 2011/04/20(Wed) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室 ―

[取られた手を引いて、背に回す。
 そして、ゆっくりと目を閉じると一つ息を置いて]

[先程その指先に触れたその場所へと、そっと唇を寄せた]

(275) 2011/04/20(Wed) 21時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

君は、…気にくわないと
謂ったのだったか。

[向き直る青年に、
顔を向ける。
思い出すはここにきた日に見た、一瞬閃いた鋭い眼光]

―――ラルフ。
成る程、獣と自称するに相応しい名か。
嗅覚は、鋭いらしいな。

…壊したいのは、
強欲ゆえもあるのかね。

(276) 2011/04/20(Wed) 21時半頃

スティーブンは、微笑みに向かう顔は、常の生真面目そうなもの。

2011/04/20(Wed) 21時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 21時半頃


【人】 本屋 ベネット

−個室−

[廊下を走ることはなかった。
扉を閉め、寝台に腰掛け、ゆっくりと息を吐き出す。
手が震えていた。それは、何の感情故なのだろう]

…何もわかっていないのは、そっちでしょう。

[呟く。
ここにはいない相手に、聴こえるはずはないのだけど。
ゆっくりと息を吐き出してから、枕をぽふん、と一つ叩いた]

(277) 2011/04/20(Wed) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ほほえみのかめんは、くずれはしない
 ほほえみのかめんは、はずしはしない
 ほほえみのかめんは、とりさるまでも、ない]

 強欲故、ですか。
 ……そうですねえ。

[深く深く、腰かけ直して。
 指を三本、立てた]

 理由は三つほどありまして。

 一つ。自由を奪われるのが気に食わない。
 一つ。真実を隠されているのが気に食わない。
 一つ。感情を、勝手に、奪われているのが、

 
 なによりも、気に食わない。

[穏やかに微笑んだまま、告げた言葉は常の調子で]

(278) 2011/04/20(Wed) 21時半頃

【人】 本屋 ベネット

誰が、荷物なんて纏めるもんですか。
解らずや。

[枕をもう一つ叩く。ぱふん、といい音。
それから、枕を抱えたまま寝台へと背面から緩やかに倒れた。
見えるのは天井。そこにはステンドグラスも十字架もない]

…もうちょっと、胸とかあったら、良かったのかしら。

[メインルームに消えたコリーンの姿を思い出す。
あれぐらいご立派な肢体であれば、幼いなど言われずにすんだのか。
もちろん、少なくともそれは見た目だけの話だし、
チャールズが言っているのはそういうことではないとわかっているが]

(279) 2011/04/20(Wed) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 個室 ―

 …………マーゴ……

[ポツリ、ポツリと落ちる少女の声の合間に
 小さく少年の声が落ちたのは
 少女の唇の感触を少年が感じた時。]

(280) 2011/04/20(Wed) 22時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

成る程、
…シンプルだな。
あるがままでありたいと、…そういうことだろうか。
“感情”に、こだわりが?

[何故笑むのか。
彼の笑みは穏やかながら色が見えない。]

ここのシステムは、
秘密主義のかたまりだ。
世界をコントロールする、機構。

―――君の相方は
ここのシステムのことに
多少なりと詳しいようだが…話しはしたのか。

(281) 2011/04/20(Wed) 22時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―個室6―
 
 っくし!

[水を浴びて、浴室から出たところでくしゃみをひとつ。
少女一人怒らせたとは思っていたが
妙な悩ませ方をしたとは知らぬこと]

 ……さて、困りましたね。
 接続の件はどなたに言えば良いんでしょう
 
[荷物の中から同じスータンを取り出して
着替えを済ませれば、見目は先ほどと何も変わらない。
鞄はその場においたまま、身ひとつで部屋を出る]

(282) 2011/04/20(Wed) 22時頃

【人】 修道士 ムパムピス

―待機室―

>>256同じ事を思ったというのに、きょとんと瞬いた。
 その表情は、どこか同じようであったかもしれない。]

 ……なかなかに、思い通りに行かないものですね。

[呟けば、何か可笑しかった訳でもないけれど。
 少しだけ気持ちが軽くなった気がして、
 今度はふ、と、小さく笑った。]

 あ、え、と。
 ありがとうございます、チャールズ様。

>>257長椅子を勧められれば、少し戸惑いながらも。
 ぺこりと頭を下げて、パピヨンの傍らに座した。
 彼女の反応は、どうだったのだろう。
 椅子を進めてくれるその様子、教会を訪ねた頃と重なって。
 先ほど少し気が軽くなった事も手伝って、
 嬉しそうな笑みが落ちたのだった。]

(283) 2011/04/20(Wed) 22時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 ――……あ、シスター……、。

[チャールズとベルナデットのやりとり。
 何か、口を挟めるでもなく。

 立ち去る彼女の様子には立ち上がり駆けるものの。
 ゆっくりとした動き、間に合わずに再度椅子に座り込む。]

 ――……はい。
 
[頭を冷やす、と言うチャールズには、
 小さく返事をし見送って。

 何か、伺うような視線。
 ラルフに、スティーブンに……そうして最後、パピヨンに。
 向ければ、小さく、囁きを落とした。
 彼女には見えないだろうと思えば、
 惑うように下がった眉を隠そうとすることもないまま。]

(284) 2011/04/20(Wed) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 いいえ。そうではないですよ。

[ふるり、と首を振る。
 感情そのものにこだわりがあるわけでは、ない。
 こだわっているのは、もっと別の。根幹の。]

 リンダとは、ろくに。せいぜいどのくらいの覚悟なのか、問うた程度ですよ。

 あるがままでありたい、というのとも、少し違うんですよね。
 ……そう、つまるところ。こういうことです。

[にぃっっと、笑みを、深くして。]

(285) 2011/04/20(Wed) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ




   「しかるにさ」


   「ぬるま湯に浸ってると 人間は だめになるよな」



 

(286) 2011/04/20(Wed) 22時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 22時頃


ムパムピスは、齧った林檎を食べ進めるでもなく、片手に持ったまま。

2011/04/20(Wed) 22時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 22時頃


【人】 修道士 ムパムピス

 ――……貴方は、駄目になっているんですか?

[ラルフ>>286の言葉が何だか耳に残る気がして。
 顔を上げる。

 理解が及ばない、と言うように、首を傾げた。]

(287) 2011/04/20(Wed) 22時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 22時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[違う、と否定する声。
覚悟を問うたという、
その調子が、変わったような]



…“誰”だね。




[ラルフを見、問いかける。]

…今の世界がぬるま湯ならば
君は壊さんと欲す、
と…いうことかね。

(288) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 さあ。
 僕自身はまったくそうは思わないですけれど。
 ひとからみて、どうなのかはさっぱりですよ。

[ムパムピス>>287の問い掛けに、軽く首を傾げて。
 ぬるま湯とは遠いところを歩もうとするスリルシーカーはそう答える。]

 少なくても、信仰篤き人からみれば。
 だめではなくとも不謹慎といわれるだろうことくらいは承知していますが。

(289) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―廊下―
[カツン、と無機質な音。
足音は他に聞こえない。
待機室の他に此処にあるのは、個室と台所
生活施設に十二人以外の人影は無いようだった]

 ……私は、間違っているのですか?

[ひとり
問う声は低い]

(290) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


 ……お互い、ひっでー顔だな。

[お互い泣いて、そのまま話し込んで。
 結論がついた、フィリップが
 マーゴを背中から抱きしめ
 その顔を覗き込みながら笑う。

 そう、結論は、出た。]

 …………顔、洗ってこようぜ。
 そのままじゃ、アンタの顔が貼れちまう。
 それに、スティーブンとムパスに
 あの状態で離れたから心配させてるとわりぃし

[今まで、空気をよんで大人しくしていたリベラを
 己の肩に呼び寄せながら、
 マーゴを開放して、屈託な笑って振りかえる。]

(291) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

うう。

[枕を抱えながら、小さく唸る。
どうしたものか、とばかりごろごろと転がったあと息を吐き出す。
正直なところチャールズには最早何を言っても
無駄なのではないかとすら感じてしまう。
生きてきた年齢分、宗教者としての熟練分、
当然彼のほうが上手なのだ。勝ち目はない。
もちろん、勝ち負けの問題ではないのだが。

ひとつ。ふたつ。パタン、パタンと転がる姿は
まるで夏の夜に路地の上を転がる猫のよう]

……そうだ。

[ぱ、と。何かを思いついたように飛び跳ねて起きる。
枕を元の位置に直し、乱れた髪を直すと部屋の扉から顔を覗かせ
右、左と確認してから部屋を出て待機室へと再び足を運んだ]

(292) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 『誰』であるかはそんなに、大事ですか?『法』。
 強いて。そう、強いて名乗れば。


   『強欲』と名乗るのが正しいのかな。


[穏やかな笑みも、慇懃な調子も、かわりはしない。
 けれど、そこにいるのは]

 そうとってもらっても、それはそれで。
 古に、こんな歌詞を遺書に書いて死んだ、ミュージシャンがいたんですよ。
 そんな心境ですかね。

[そう言って、手帳にダーマトグラフで書いてみせた言葉は短く。

 "It's better to burn out than to fade away.”]
 

(293) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

チャールズは、ベネットとすれ違うことなく、個室の並ぶ廊下を曲がり、台所へ。

2011/04/20(Wed) 22時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

―待機室―
[ふつ、と。意識の底から引き上げられる様に眼が覚める。
…それでも、一度眠りの底についてからは、青年にしては随分と早い目覚めではあったけれど。

一度、二度とあおを瞬いて、周囲の変化に気付くのはたっぷりと数秒を掛けて後。
女の傍らにいた筈の男が、先日酒をくれた青年に代わっていることにまず気付き、
そうして、己の管理者たる男が近くにいる事に、今度はぱちりと瞬いた。
もそ、と毛布ごと僅かに身動ぎすれば、周囲にも眼が覚めたらしい事は知れようか。]

(294) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室 ―

[何故か酷く赤い顔をして。
 口元を抑えながらこくこくと頷いた。
 笑うどころではなくて、半ばショートしたままぽややんと]

 う、うん……。

[ほとんど話の内容を理解していないのは丸解り。
 笑顔を向けられてようやく表情筋が動き始める。
 ふわふわと雲を踏むような足取りで、
 慌ててフィリップの後を追い駆ける]

(295) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

ー→待機室ー
[左右を確認したのは、チャールズと鉢合わせないために。
別に鉢合わせても良かったが、それよりも今、会っておくべきなのは]

…失礼、します。

[少し息が弾んでいるのは急いだからだ。
探している相手は、まだそこにいて、
だからほっとした様に息を吐き出したあと、一歩二歩と近づく。
スティーブンとラルフが話しているほうへと]

(296) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所―

 ……やはり無いか

[台所など、普段入ることの無い場所。
自宅の其れとは大分つくりの違う場所を
がたがたと漁ってはみたものの、目的のものが無い]

 台所にあるものでも無いし
 個室にも無いとなると……

[腕を組んで呻る]

(297) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室―

私を『法』と定義する君は

[医学書にあった知識を引っ張り出す。
ギルバートが貝のように口を閉ざしたとき、
方策を求めて読み漁ったいくつか]

……もうひとりの彼か、否。
君は君であるとすべきか、『強欲』の。

[眼鏡の奥の藍を細めた。
書かれる文字。は歌詞の一部。]

…ニールかね。
刹那的で、熱を持つ言葉だな。

(298) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

…ああ。「死んだ」ほうは
カート・コバーン…、か。

[と、呟く。
視界の端で毛布が動いた。
ラルフを見――入ってきたベルナデットに気づく。
チャールズは、一緒ではないようだ。
あたりまえだろう、か。]

(299) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 個室→ ―

 …………

[あ、駄目だショートしてる。]
[話した内容にあっているけど
 顔を見ればわかっていないマーゴに苦笑一つ。

 歩き出しも遅れる様子に
 一度戸口に立ち、彼女が追いつけばその手を引いて。]

 洗面所までは人に会わんといいなぁ?

[などと、のんきに口に出し廊下に出た]

(300) 2011/04/20(Wed) 22時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

――待機室――


 ……。ありがとうございます。

[否定が返ってこぬことに、安堵と、満足感を覚える>>154。大きく頷くと、指の力を緩めた。
 欲すがままに動くことで、どのような結果をもたらすかなど考えぬままに、ふたりの話を聞いていく]

 牧師様も、在るがまま振る舞えば、それで"牧師様"を保てると思いますわ。
 たとえ、あちらに行っても。
 トニーでさえ、さして何も変わらぬまま健常でいられるのですから。

[帽子の下から見せる笑みに陰りはない。心底から信じている言葉。
 だからスティーブンが来て、接続を是としない旨を聞いても態度は変わらない]

(301) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 刹那的で、熱に浮かされても。
 ……すくなくとも、停滞も、そこにはない。

[ひとしきり、くくくと嗤いを立てれば]

 まあ、そういうことですよ。
 それをいいととるか悪いととるかは、まあ。
 ……おしゃべりが、過ぎたかな。表に出るつもりは、なかったんですがね。

[目の端に映る女性の姿に、すっと瞳のいろを]

(302) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 …………。
 たとえ拒んだとしても、"拒んだ世界"の上でわたくし達が生きなければならないことは、変わらないのに。
 そこに負荷がかかるのは、欠落が生まれるのは、わたくしたちも同じ事なのに。

 選ぶのは、世界か自分か、ではなく。
 自分がどちらの世界で生きるか、ではありませんか?

[さらりと告げる言葉には、諦めの色はない。淡々と、首を傾げて言う。
 重大さを感じないのは、ここに来て抑え込まれていた感情が発露しというのに、皆が大して変わったように思えないから。
 チャールズやムパムピスが正気――のように思える――のまま、自身を勇気づけてくれるから。
 思考は広がらぬまま、けれど自己は肥大化する]

(303) 2011/04/20(Wed) 23時頃

パピヨンは、ラルフの壊す、という言葉には、わずかに嫌悪を滲ませて口の端を曲げる

2011/04/20(Wed) 23時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[フィリップの内心など露知らず。
 手を引かれれば顔の火照りが引くどころではなくて]

 な、何でフィルはそんなに平気なの……。

[頑として俯いたまま、手を引かれるがままに廊下を歩き出した]

→ 廊下 ―

(304) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 ――……"誰"…?

>>288スティーブンが問うのに、逆に其方を見た。
 余り話をした事が無く、その調子が変わったとして気付けない。

 返る返事>>289に、向き直り]

 別に僕は、駄目とは思いませんが……。

[そも、判断出来る程に彼を知っている訳でも無いが。
 食事や酒を用意したり、
 この最中でも動揺など見られない様は、
 寧ろどこか羨ましくもあったりして。

 続く歌詞には、緩く首を傾げた。]

 ……シスター?

>>294もそりと動く毛布には一度目を遣って。
 息を切らし戻ってきたベルナデット>>296には、どうしたのだろうかと問う視線を。]

(305) 2011/04/20(Wed) 23時頃

チャールズは、台所でがたがたと物色中。

2011/04/20(Wed) 23時頃


【人】 修道士 ムパムピス

[ベルナデットの姿を見れば、問う視線を投げながらも。
 次の接続で自らが、と言った>>258
 チャールズの事が思い浮かぶ。]

 ……。

[器となる事を選べば、その先には。
 ……聞いた言葉が、端々脳裏に思い浮かんで。

 振り払うように、また林檎を一口齧った。]

(306) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

[スティーブンに軽く頭を下げてから、ラルフのをほうをみる。
後ろから聞こえてきたのはムパムピスの声。
シスターという呼び名は、自分には相応しくないと思うも
今はそれよりも別のことが先]

あの、一つ、お伺いしたいのですが。

[ふわ、と頬や首筋に朱がのぼるのを自覚しながら
それでも、尋ねることは一つ]




……修道女の、貞操とか。
興味、ありません、か。

[自分でもとんでもないことをいっているという自覚はあるのか
本当に顔は真っ赤だったのだが、たとえ恥ずかしさと緊張で泣きそうでも
青碧は真っ直ぐにラルフへと向けられた]

(307) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室―

――…成る程。


[嗤い声のやんだころ。]

よいか、悪いかの二元論では
語れないと私は思っている。

…――普段は“沈んで”いるのかね。
珍しい場に…立ち会えたわけだ。『強欲』 の
君は、君たちは――その言葉通り、生きるのか。

[謂って、眸の色が変わるのを見た。]

(308) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[俯いていても濃色の髪から覗く耳が赤い。
 マーゴが零した言葉には
 一度緩く首を傾げてから にやりと笑い
 ”さぁ どうしてだろうね?”
 と、揶揄する調子でかえす。]

[廊下を進むこと少し、水周りの空間で、
 ランドリーからタオルを引っ張り出そうとしたとき
 ふと、近くの台所から物音がする。

 最初の食事からそれなりに時間がたっていたから
 ベルナデットが次の食事でも準備してるのだろうか?]

 ……ベルナデット?
 食事の準備してるのか?

[取り出したタオルをマーゴにも渡しつつ
 つまみ食いチャンス到来&いや手伝いもしますよ?と
 思いながら声をかける。]

(309) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

それは 
すこし違うのです、マダム。

例えばそう、拒んだ世界、
拒まなければ、後がないとしても?

[>>303さらり、告げられる言葉に
スティーブンは首を横に振る。

ベルナデットに頭を下げて、それから
もぞりと動く毛布に顔を向ける。]

眼が覚めたか。…おはよう。

[ペラジーに声をかける。
と、――今自分が背を向けているほうから、なにか。とんでもないことが聞こえてきた>>307]

(310) 2011/04/20(Wed) 23時頃

フィリップは、その時先客はまだいただろうか?

2011/04/20(Wed) 23時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[入れ替わる表情は、常の。穏やかな笑み。]

 まあ、そういうことですよね。
 スリルシーカーであり続けるということは。

[さらりといって、ベルナデットを振り向けば]

 ……

[唐突に、ものすごいことを言われて。
 2秒、その笑みが消える。]

 …………
 ベルナ。あえてそう呼びますが。
 
 それほどまでに、この任につくことが、大事ですか?

[吐息とともに、その言語を。ベルナデットの耳元に投げかける]

(311) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

――待機室――


 おかえりなさい。
 ……どうしたのですか?

[ムパムピスの声を聞くと、ほころぶように頬が自然と笑みを作るも。>>255
 縋るような指に、わずかに疑問が乗る。
 林檎らしきものをかじる、さわやかな音に日常を思い出して、握られた指を絡めようとする。懐かしむように、彼の感触を確かめた。 
 囁かれた言葉には首を傾げると、帽子の縁を少し上げて、聞き取ろうとするように耳を、顔を近づけた。
 そのまま、場のやりとりに注意を向ける]

(312) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所―

[見つけたのは果物の類。
少し考えて、レモンを手に取ったところで
外から声がした]

 ……

[食事を取ってからどれくらい時間が経ったのか
もう次の食事の時間が近いのかと時計を探したが見当たらない。
振り返り、いつもどおりを装った低い穏やかな声を送る]

 人違いですよ。
 食事が必要ですか、フィリップ?

(313) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー

……、ん。  おは、よ。

[身動ぎして漸く。 男から投げられた挨拶>>310にこくんと一つ頷いて身体を起こす。
数度瞬きをして、自然視線が動くのはちょうどその場に入ってきた短い髪を持つ女性へ。

寝起きの所為か、怠惰の為か。…其れ以外か。
発した言葉の意味を理解するには、聊か常より時間を要した。
あおはゆっくりと、先程から雰囲気の異なる青年の方へと視線を向けて
再び、ゆっくりと視線が女性の方へと向いた後――傍らの、管理者たる男へ視線を向ける。

勿論、言語読解力が退化している訳ではないから、意味は理解している。が。
一体、何を彼女は言っているのかとばかり、かくん、と首が傾いだ。]

(314) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

[ベルナデットの雰囲気から、思わず修道院に居た際に
 関わりあった修道女を呼ぶように声をかけてしまったか。
 それが彼女に相応しくない、と言う事に、
 愚かにも気付けぬまま。

 ――……と言うか。]

 ――……な、…っ!

[何やら聞こえてきた言葉>>307に、
 口に含んでいた林檎を吹き出して。

 げほげほと咽る胸元を叩き、
 堪える事に必死になってしまった。]

(315) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ……誰かと、き……キス、した事あるの、もしかして。

[むっと湧き上がった感情の名は嫉妬。
 しかし、注がれるよりはずっと軽い。
 だが、自発的に生じた感情ゆえに内心一瞬はっとした。

 そうして、台所の方へ着く頃には
 顔も上げられるくらいには平静を取り戻しており。
 タオルを受け取ると、台所を覗き込んだ]

 ベルナデットお姉ちゃん……?
 じゃなくて。

[そこにいたのは、フィリップが声をかけたのとは別の人物]

(316) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機部屋―

……、…

[ペラジーのあおが、
ゆっくりゆっくり、めぐって
再び自分のほうへ向いた]


…それは 私が聞きたい。


[会話のようなものが、成り立っているようだ。]

ミズ・ベルナデッド
君は、何を謂っているんだ…、

[多分、必死に見える彼女には
この声は届くまい。ラルフとベルナデットの様子を、見る。]

(317) 2011/04/20(Wed) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 後が、ない?
 それは、誰が言ったのですか?

[スティーブンに即座に疑問を返す>>310。その声は平静のまま。
 ベルナデットの声には、さすがに驚いて身を固めるも。
 隣でむせたムパムピスに気づくと、背中をゆっくりさする行為に集中していた]

(318) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 牧人 リンダ

― 大部屋 ―

くしゅん。

[くしゃみをしながら大部屋に戻って来ると、ちょうどベルナデットが爆弾発言をしたところで>>307

興味なさそうな様子で大部屋に入ってだれもいないソファに座った。

肘掛けにもたれて暢気に欠伸などしている。]

(319) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[マーゴの可愛らしい嫉妬には
 ”道化師やってると、色々とねー”
 と、色々の内役が女性だけじゃなく
 ネタで道化師Bとだったりもする、のだが。]

 あれ、おっさんか。
 腹減ってるって程じゃないけど、
 摘み食うなら、任せておけ……ってつわりっすか?

[台所にいたのは黒いスータン姿。
 塗らしたタオルで目元を押さえつつ
 彼が手に持つレモンにこう言うボケを振ったら
 どうなるかと、好奇心半分口にしながら
 後ろから現れるマーゴに頷いた]

(320) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所―

 おや、マーガレットも一緒ですか。
 仲が宜しいようで、何よりです
 ベルナデットに御用事でしたか?
 彼女なら今頃部屋で荷物をまとめてくれているはず、ですよ。

[呼ばれた声の主が居るだろう場所を告げる
怒らせはしたが、連れて行かぬという意思は伝わっただろう。
まさか待機室で公開以下略とは知る由も無い]

 ……あなた方は、既知の間柄で
 器と管理者として此処にいらっしゃいますが 
 そのことを幸いと思いますか、不幸だと思いますか?

[ふと気になったことを問うた]

(321) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

牧人 リンダは、メモを貼った。

2011/04/20(Wed) 23時半頃


【人】 本屋 ベネット

莫迦なことを言っているのは、解っています。
物凄く、失礼なことを言っているのも、理解しています。

[ジャケットの袖口を強く握った。
緊張と不安で、いっぱいになる。
目許には表面張力限界に近い水の珠]

でも、嫌なんです。
少し漏れただけでも世界に影響を与える負の感情です。
それが今よりもずっとたくさん溢れてしまったら、
きっと、不幸になる人は、たくさんいるから。

(322) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

本当は、私が器だったらって、思うけど、
でも、選ばれなかった以上は無理な話で、
だったら、器が負の感情を受け止めて苦しむなら
管理者として、少しでもその痛みを受け止めてあげたくて

…なのに

[緑色の袖口に皺が寄る。
一つ二つ、水玉模様が浮かび上がって]

だったら、対等になれば、って。それで。
……ごめん、なさい。

[一つ涙が落ちたら、止まらなかった。
自分でも、もうどうしていいかわからない]

(323) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 牧人 リンダ

わー、泣かせた〜

[感情を乗せない平坦な声でラルフを茶化した。]

(324) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所―
 食事が必要でないなら、暴食は我慢なさい。
 摘み食いはいけません。
 ……悪阻は妻と一緒に経験しましたね、そういえば。
 あの頃はやたら食卓がサッパリしたものに変わっていて

[二人してタオルを手にしている様子に
僅かに疑問を浮かべた視線を注ぎつつ
いわゆるともづわりを経験した昔を思い出して、ふと黙る]

 って、今は違いますよ。
 手紙を書こうとペンを探したのですが、無かったので
 これをインク代わりにしようかと。

[彼らに告げることでもなかったなと
クレパスの見つけられなかった男は、レモン片手に苦笑いを浮かべた]

(325) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ……だいたいわかりました。
 ミスタ・チャールズとどんな会話があったかは。

[「堕ちた」と言った彼の言葉。主の僕としての理性。
 さらには、目の前の彼女の美徳。
 紡がれる予測は、あまりにも分かりやすくて。]

「望まん、さらば与えられん」といったのは貴方の神ですか。やれやれ。

 ひとつだけ、いっておきます。
 その犠牲は、あるいはすべて無駄になるかもしれませんよ。

 ……それでも、ですか?

[台所でそうしたように、その頬に触れ。
 溢れそうな水の珠を、溢れさせるように。]

(326) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機室―
[>>318パピヨンから問いかけがあったのだが
さすがにこの、ある意味凍った空気の中
其方の答えに思考が回らなかった。
残念なことに。]

…――

[何気なくリンダが入ってきて
そしてベルナデットは言葉を紡ぎ。
落ちる水玉を見て、]

…それは、対等にとは
謂えないのでは、ないだろうか…

[何をもってして対等というのだろう、そもそも。
チャールズが見たら頭を抱えそうだと思った。]

(327) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 台所 ―

[ネタだとかお芝居なんて事は解らないので、
 小さな嫉妬は悶々と解消されないまま、
 けれどその感情の受け流し方を心得ているためか
 それは酷い感情へとは至らない]

 つわり?

[また聞きなれない単語が出てきて、それとレモンの関係も解らずに首を傾げる。
 そうして、チャールズ>>321にはふるふると首を振り]

 ううん、そういうわけじゃないけど。
 荷物を纏めてって……何か、あったの?

[接続の準備をしているのだろうか、それとも、帰るのか……。
 そして、彼の問いには、何かを既に決めたように言う]

 不幸じゃ、ないわ。 不安がないわけではなかったけど、
 フィルは私の事大事にしてくれるって、解ったから。

(328) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

スティーブンは、真面目に考え始めている。

2011/04/20(Wed) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 台所 ―
[仲が良いと言われれば、屈託なく笑う。
 けれど、ベルナデットの状況を告げられれば、
 翠は一つ、二つ瞬く…………が
 彼女が色欲担当の管理者であり
 色欲が目の前のチャールズであれば、
 彼の言い回しから幾つか想像は、ついた。]

 …………そっか……
 うん、でも……そっか……

[それは、同時にチャールズは任を受けると言うこと
 (受けないのであれば、必要のない行動)
 そして、器の行く末を知ってしまっていて
 そして、自分たちの選択を思えば、
 居た堪れなさを感じ翠を伏せて
 多くを口に出来なくなる。]
[ただ、自分とマーゴに向けられた言葉には
 きょとんとした後、しっかりと頷き返す。]

(329) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

……オレは……ここで、
 マーゴと再会できて幸せです。
 ……ここに来なかったら
 何も知らなかった、ずっと会えなかった。
 ……何も関われなかった、わけですから。

[翠はそれを曲げることはないと、
 その意思をのせてみあげ
 不幸ではないと言ったマーゴの手を握った]

(330) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[よくわからないが、2人の間で会話は通じているらしい。
 その事に、少しだけ劣等感を抱きながら。
 タオルは、2人して泣いた後始末。
 よくよく見ればまだ少し2人共目元が赤かっただろう]

 レモンが、インク代わりになるの……?

[不思議そうに、首を傾げた。
 炙り出しなる遊びもやった事がないようで]

(331) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

マーゴは、柔らかくその手を握り返した。

2011/04/20(Wed) 23時半頃


【人】 本屋 ベネット

…構い、ません。

[かくん、と小さく頷いた。
それくらいはいくらストレートすぎる思考でも理解している]

私は、私の信じるものと、祈りのために。

[スティーブンの言葉は聞こえていたが、
かすかに手を握りなおしたのみ]

(332) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 暴食って程じゃないと思うんすけど……
 育ち盛りなだけっすよ?

[着込む衣類にあう説教に小さく肩をすくめて。
 ただ、話が進めば眉が下がる
 チャールズに奥さんがいること
 つわり……共悪阻の話に
 子供がいる可能性が大きいこと……
 ふと黙る様子に、此方も黙り込んでしまった。]

 …………レモンでインクって言うと
 あぶり出しを思いだしますけど
 ……ご家族に手紙、ですか……?

[ペンもインクもなく
 守秘義務をガイダンスの最初に告げられた。
 ここで手紙を出せるのかはわからないけれど]

(333) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

フィリップは、マーゴにこの前はなした女性が妊娠する話、その妊娠した時に起きる症状だよと。軽く説明する。

2011/04/20(Wed) 23時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[はぁっ、と息を吐き出した。
 振り返りもせず、背のほうにいる男性に声をかける。]

 スティーブン。ひとつ、頼まれてくれませんか?
 ……僕のかわりに殴っておいてください。全力で。

[こんなときに適役の高度肉体労働者はどこにいるんだ、とクラウンの顔を思い浮かべながら、ひとこと
 そしてそっと、ベルナデットの頭を撫で]

 そこまでいうなら是非もなし。
 参りましょうか。聖女様。

[入り口の方を振り向き、
 そっと、その背中を押した。]

(334) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―待機室―

…、……。

[男から返る言葉に、色無くあおを瞬いて。
更に逆方向へ。聊か不満そうに毛布かかくりと首を傾いだ。

会話からようするに恐らく、先程黒檀の瞳を持つ男が抱いた決意が
彼女の今の発言にに関係しているのだろうというのは、…何となしに想像は着いたものの。
…しかし、其れが現時点に結び付く理由までは、流石に知れない。
青年と女性の方へ、ゆっくりと視線が向く。]

――…、

[其れに口を挟む事はないが。
その代わり僅かに毛布が身動ぎして、もた、とゆっくり身を起こす。。
随分な時間を掛けて、ぺたり、と立ち上がると、毛布の塊はのそりと何処かへ向かおうと
酷くゆっくりとした足取りで動きだす。]

(335) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所―
 
 ええ……と、まあ
 悪阻についてはおいおい彼から聞いておいてくださいね。

[マーゴの疑問系には苦笑いで答え]

 ええ、荷物を纏めて地上へ戻るようにお願いしました。
 私は次の接続で、向こうへ行こうと思っています。

[その表情を歪めながら告げる。
不幸ではない、と
幸せです、と
互いに言い合う二人を交互に見遣り、つながれた手に視線を落とす。
視線は此処に入ってから一度もあわせていないから
彼らの目元には気づけないまま]

(336) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 そう、レモンはインク代わりに使えるんですよ。
 妻と子あてに手紙を。
 
[マーゴの疑問にはフィリップの問いかけが答えとなっている。
妻子宛の手紙は届くかどうか、怪しいが
伝えたいことがあったから] 

(337) 2011/04/20(Wed) 23時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機部屋―

ミズ・ベルナデット、思い直したまえ。
それは、…それでは対等に成った、
などという問題では――

――な、に?

[>>334殴っておけ、と
ラルフから頼まれた。
――チャールズのことだろう、が。]

その前に彼女を止めるべき では。


[視界に、歩く毛布が移動するのが入ってきた。]

(338) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

 い、いえ。 
 ええと。

[パピヨンが笑むのには、どこかほっとしたように。
 問いには明確な答えを持っておらず、言い淀む。

 絡む指に、照れよりもその温かさに
 安堵する気持ちが大きくて、ぎゅう、と此方も手を握り。]

[咳き込みながら、背中をさする感触に
 ようやっと息を整えて。
 >>318スティーブンから返事の無い事には、
 「…推測、と言うことです」と。
 答えの返らぬ彼に変わり、小さく伝えた。]

(339) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[フィリップの説明を聞いて少しもじ、として。
 しかし、それでチャールズに妻子がいる事、
 その上で色欲の器とならねばならない事を知り、
 表情に影が落ちた]

 ……チャールズおじさん。
 接続、するの……?

[拒んでも良い、そうシステムは言っていた。
 半ば脅迫的ではあったが。
 チャールズの立場で受け入れるにはこの任はあまりに酷に思えて]

(340) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 とめて、それで?

[あゆむ足を寸時、止めて。言の葉を投げる]

 彼女は望み、僕は応じた。
 それが契約のすべてです。

 ……それに、形はどうあれ。それが必要だと、どうしても必要だと本人が望むなら、僕が止める理由なんかないですよ。

 それがあっているか間違っているかは、本人が決めればいい。
 それだけですよ。

(341) 2011/04/21(Thu) 00時頃

ムパムピスは、ベルナデットとラルフには、何と言って良いやら、頭が働かず止める事もできずに。

2011/04/21(Thu) 00時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[問うのと入れ違いに、接続の意志を聞かされる。
 また、同時に管理者たるベルナデットを地上へ
 戻す意向であるという事も]

 お世話する人がいなかったら、壊れちゃうわ。
 一人でなんて、行っちゃだめ……。
 受け止めてくれる人がいないと、
 すごく……すごく、苦しいんだよ。

[器としての寿命もすり減らされるだろう。
 それ以前に、管理者なしの接続を今まで見た事はなかった。
 システムはそれを許すのだろうか。

 タオルを手近な場所に置くと、
 引き止めるようにチャールズの袖の裾を掴もうとした]

(342) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

[思い直せという言葉に首を横に振る。
対等にはならないだろうとはわかっている。
それでも、男を知らない事を理由に翳したのは
チャールズなのだ]

…聖女だなんて

[呼んでもらう資格はないのだ。
名前すら相応しくないと感じているのに。
背を押す手はあたたかい。
それがせめてもの救いのように感じながら
促されるままに歩き出す]

(343) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[スリルシーカーが目の前の人物を殴るべきと
 思っているとかはまったく知らないまま。]

[マーゴの言葉にチャールズは
 予想したとおりの答えを返す。
 居た堪れなさから、聞きづらいのもあり
 この会話はマーゴに任せようと思いながらも]

 ………届ける、方法は……?

[妻子宛の手紙その言葉に
 ここ、からどう届けるのだろうと。
 ふと、気になり緩く首をかしげる。]

(344) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[――何を思ったのか、もそもそと動く毛布の塊は、ある種空気を読まずに、
待機室のど真ん中、最短距離を通って扉へと向かう。
勿論酷くゆっくりとした足取りに変わりは無い、
入口の方へと青年と女性が連れだって向うならば、容易く毛布を追い抜いて。

しかし、其れにすら顔色一つ変えぬまま。もたり、とその足は廊下へと出る。
かくん。と僅かに首を傾いで、悩むのは数秒。
ぺたり、と素足が床を鳴らしてその歩みは再び再開した。]

(345) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 私は次回の接続であちらへ行こうと
 申し出る予定ですよ。

[少女の顔色が曇ったのが、声音からもわかる。
頷き、穏やかな低い声をかける]

 ところでマーガレット
 あちらに拘束具はあるでしょうか。

[しかし問うたのは不穏な道具のありか]
 
 一人であちらへ行けば、恐らくつらいでしょうが
 私の管理者を命じられた彼女は修道女にと育てられた子。
 これ以上汚してはなりません

[既に脳裏では染めてしまってはいるが、せめてこれ以上はと
裏目に出ていることを知らぬまま、引き止めるマーゴの手を困ったように見下ろす]

(346) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所―

 ……接続を拒む方に託すか
 それとも、任期の短いだろう方に託すか

 どちらが確実でしょうか。

[届ける方法。
言われて少し悩む]

(347) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 受けずともいい任の為にその身を焦がす。
 それを古の人々は聖女と呼んだのですよ。

 だから、貴方は聖女でいいんです、ベルナデット。

[掛ける言葉はあくまでも優しく響くよう。
 止められなければ、連れ立って。
 昨夜は結局使わなかった自分の個室へと向かったろうか。]

(348) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

…そうでしょうか、

[それは苦笑。
身を焦がす、その一言もまた相応しくないと思えど]

ラルフさんこそ、本当にいいんですか?
こんな、…その、失礼なお願い、してしまったのに。

[促されるままに歩きながら問いかける。
男の勝手などわからないものだから
つい不安になって聞いてしまった]

(349) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[マーゴに任せようと思った矢先
 拘束具の単語が聞こえて眉をひそめ
 性欲に関してはマーゴは無知に近いことを思い出す]

 ……昔読んだ本で、聖職者が誘惑する女性を、
 性欲を振り払うのに 指一本刃物で切り落としてましたよ……
 ……そんなの、すぐ限界が来てしまう、気がします……

[セルゲイ神父といったか、
 うろ覚えの記憶を引っ張り出して
 ……マーゴの言う言葉と個人の色欲でさえ、扱いが難しいそれ
 束縛で乗り切ろうとすれば、すぐに、駄目になる。と己でも思う]

 すぐに、限界が来てしまったら……
 任を受ける意味も、なくなってしまうかと……

[すぐ、代わりの器が用意されるのか?
 用意されるぐらいなら、憤怒の器がない現状は、ないと思えた]

(350) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ……こうそく、ぐ。
 動けないようにするための、ものの事なら。
 ある、けど……。

 でも……ずっとそれじゃ、すぐに壊れちゃう……。
 だめだよ、せめて次の管理者が決まるまで待って……。
 器は壊れるために生きてるんじゃない……そんなの違うよ……!

[大きくかぶりを振って、言い募る]

 チャールズおじさん、なんだか。
 自分から壊れにいってるみたい……。
 ベルナデットお姉ちゃんは、それで良いって言ったの……?

(351) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―待機部屋―

――…契約と呼ぶのか。
それを。

[必要、ベルナデットは確かに
自らそれを求めた。
首を横に振り、頑なに成そうとする
ベルナデットと、ラルフを交互に見て

――息を、ひとつ吐いた。]

(352) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 男の都合なんて気にしては、対等になれませんよ?
 弄ぶくらいでちょうどいいんです、きっとね。

[答えるそれは苦笑。
 男にしてみれば、造作もないことなのに、と思う]

 失礼なんてことはないですけどね。
 いったとおりですよ。求められた以上、きちんと応じる。だから、そんなふうに気にしないでください。
 ……せっかくですから、愉しませてもらいますし。

(353) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 牧人 リンダ

あふ。

[欠伸をかみ殺して、肘掛けに突っ伏した。
ラルフとベルナデットを止める必要も理由もない**]

(354) 2011/04/21(Thu) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ……ならば、どうしろと言うんです。
 何も知らぬ少女に世の慾を押し付けたらそれこそ
 直ぐに限界が来るのは彼女でしょう

[眉を寄せる。
十分理解してはいる。
それでも、何処かで自分だけは大丈夫かもしれないと
その感情は傲慢のひとつ]

 共に行けば
 必ず傷つけるとわかっていて、連れて行けと?

(355) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―廊下―
[引き留められる事も無ければ、その足はぺたりぺたりと音を立てながら
それは、何かを。…誰かを探している様にも見えたか。

時々通り過ぎる各々の暗い室内を覗いては、かくん。と首を傾ぎ。その場を辞して。
鍵が閉まっているなら探す素振りの割に呆気なくその場を離れながら、
そうして、向かう方向は奥の方へ。

随分な時間を費やして、漸く辿りつくのは台所へ。
かくん、と首を傾ぐように覗いて――中に見える複数の人影に、ぱちりと。瞬いた。]

(356) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

牧人 リンダは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 00時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

 ……自らを無為に扱う必要はないのに。

[去りゆく二人には、ただぽつりとつぶやくのみ。
 ここに来る前には、自らによく言われていたことを他人に告げているとは気づかぬまま。
 それが彼女にとっての幸いに繋がるのであれば、と止めることはせず。
 ただ、彼の管理者はどうしていただろうと、思いを巡らせてその声を探した]

 ……、ペラジーさん。
 動けるの、ですか?

[ふいに、重い布が擦れる音に気づく。思い当たってその名を呼んだ。
 そちらへと顔を向けるも、当然姿は見えることはない。
 少し身を乗り出し、ムパムピスの手を握ったまま、耳を傾ける**]

(357) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ……確実性は、似たり寄ったり、
 な、気がしますけどね…
 早く届けたいなら拒否するものに
 ……時間をおきたいなら、、任期の短い、ものに

 ……任期が短いって言うのは、オレ、ですか……?

[任期の長短、わかりやすいのは、
 経過年数の高い器の担当者。
 ……それは己であるから緩く首を傾げて]

(358) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 嗚呼、あるなら良かった。

[動けなくするためのものがあるらしい
それで十分だと頷いた]

 器は遅かれ早かれ壊れるものでしょう
 壊れたまま繋ぐことは出来ないのですか?
 器として、生きていれば吸い上げは可能なのでは?

 ……ふ

[自分から壊れに行く
そのとおりだと嗤う]

 ベルナデットは怒って行ってしまいました。
 今頃愛想をつかして出て行く準備でもしているかと……

[と、視線を個室が並ぶ方へ向け
廊下から覗くペラジーに気づく。
何時からいたのか]

(359) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 00時半頃


【人】 本屋 ベネット

弄ぶなんて、そんな

[大逸れたことはさすがにまだ勇気がいる。
ラルフに頼むことだって、ずいぶん勇気を必要とした。
漸く一つ上がろうとしている自分には
まだ其処までの到達すら霞の向こうで]

…よかった。

[一つ息を吐き出して、ラルフの個室に足を踏み入れる。
間取りやおいてある備えは一緒なのだと
少しばかり興味深そうに眺めた]

(360) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所>>358

 ああ、任期の短い方に手紙を渡すなら
 あなたかスティーブンでしょうね。
 
 ……早く届けるなら一番は、ベルナデットに頼むことなんでしょうが
 怒らせてしまったままですし

[レモン片手に首を振る]

(361) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[マーゴが言い募るのには、こくりと頷き
 落ちつけるようにその髪をすく。]

 管理者は器に傷つけられるのが
 仕事、だとは思います……
 そして、器は管理者を傷付けることまで
 了承していく、ものだと、は
 ……そうでなければ任は果たせません。

 ………彼女だって、馬鹿じゃない
 色欲の担当につけばどんな目にあうか……
 嫌なら、言われる前に出て行ってる。

 ……アンタ、ちゃんとベルナデットと話をして
 彼女を本当に納得させて
 帰らせたん………ペラジー!?

[チャールズの言葉に、翠で見上げていたが
 リベラが不意に動き飛び立つから
 驚き振り返れば……]

(362) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 やめるなら、いつでもいってくださいね?
 止まらなくなる前に。

[冗談めかしてそう言って。

 周囲をきょろきょろと見回す彼女の手を、握り。
 自分の胸元へと引き寄せる。
 吐息を、その耳元にかけるように。]

 脱ぐのと、脱がされるの。
 そのくらいは選んでくれていいですよ。
 ……優しいのから、乱暴なのまで、お好みで。

(363) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―台所へと至る前―
[部屋を辞する前に投げられた声>>357
ぱちり、ぱちり。と。二度。ゆっくりと瞬いて其方へと視線を向けた。]

…? うごく よ?

[かくん、と首を傾ぎながら口にするのは、さも不思議そうな色で。
先に女の傍らに来るのにも、動いた筈だ。とその問いの真意が思い当たらぬかのように、
やはり再び反対側とかくん、と首を傾ぎながらその歩みは僅かに止まった。

緩慢な動きとは言え。
自ら動きだすのは、今までに、数えるほどしか無かったというのに。]

(364) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―現在・台所入口―

……、 い た。

[向けられた黒檀の視線。
その場に揃う少年と、少女と。そうして男にあおを向けて。
こくん、と何かを確認するように一つ頷いた。

ふと、少年の元から飛んでくる鳥にぱちんと一つ瞬くも、
緩やかな動きで、そちらへと腕を伸ばす。]

えっと、どこ行ったか、しらなかったから。
…さがしてた。

(365) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 00時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[>>355との言葉には口を噤んだ。
 しかし、管理者とてすぐに限界がくるような者が
 選ばれるはずはないと思って]

 壊れたまま繋げられるなら、器の入れ代わりなんてないよ……。
 壊れたから、皆……此処からいなくなっちゃったのに……。

[器の末路の事を知っているのか、いないのか。
 この様子では恐らく知らないのだろう。
 しかし、ベルナデットを汚す事を恐れている彼に、
 その事を告げるのは逆効果のような気がして言えなかった]

 ベルナデットお姉ちゃんだって、
 怒ったのならちゃんと覚悟してたんだよ、きっと。
 だって、でないと怒ったりしないもの。

 どっちにしたって、お姉ちゃんは傷付くよ。
 自分の手で傷付けないですむだけだよ、そんなの……。

(366) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 フィリップ。
 どんな目にあうか、理解出来ていると
 本当に彼女を見てそう思いますか。

[眉を寄せた男の視界を鮮やかな色が横切った。
よろめくと、手にしていたレモンがコロンと落ちる]

(367) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ペラジー……?
 誰を探していたのです。

[黒檀色はまるく見開かれる。
彼がひとり此処まできたのかと
転がるレモンを追いかけついでに廊下に顔を出してキョロキョロとあたりを見渡す]

 お一人で来たのですか……

(368) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 …………ベルナデットって
 そんなに怒る、方でしょうか……?
 愛想を尽かして出て行くのも
 なんだか、あんまり、ピンと、来ないような……

[チャールズがベルナデットが怒って……
 と、言うかのに、つい先程、
 ベルナデットと話した時の彼女の様子から
 緩く首をかしげながらも
 ペラジーの様子に目を瞬かせる]

 いた……って、
 この中の誰かに、なにかよう?ペラジー?

(369) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[フィリップに宥められれば、遣る瀬無げに俯いて。
 ペラジーの声がしたのには]

 ペラジーお兄ちゃん?

 ……ベルナデットお姉ちゃん、は?
 帰っちゃった?

[チャールズの言うように、大人しく出て行ったとは思えなくて。
 何か知らないか、問うてみた]

(370) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所―
 私たちが貴女がたのように既知の間であったなら
 もう少し違う現状になっていたのでしょう
 
 他人同士ですから
 うまくお互いの心が伝わらない
 荒い方法ではありますが、私は私の気持ちを優先させてしまった

[>>366振り返り]

 そのとおりですよ、マーガレット。
 私は臆病で、偽善者なんです。

[少女にはそれだけ告げて
>>369少年が、>>370少女がペラジーへ問いかけるのを幸いに、
自らは紙を探しに行こうとすれ違うように戸口へ]

(371) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 いくら修道女?だって
 子供の作り方ぐらいは知ってんだろ?
 ……経験が有るとはそりゃ思いませんがね。

 ………アンタだって聖職者だけど
 子供いるじゃん?
 それとも、そんなに
 変態プレイでも妄想したのかよ?

[チャールズの言葉に一〜二度頭をかく
 処女には荷が重い欲情発散の仕方を
 考えていなければ出ない言葉だとも思えて。]

(372) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

大丈夫です。

[ここまできて、逃げるつもりはない。
その意思を告げるかのごとく、はっきりとした返答だった。
引き寄せる手に、表情は微かに強張ったか]

…ええ、と。
好みとかは、あまり。

[何もかも初めてなのだ。
好みなんて、聞かれたところでわかりもしない]

(373) 2011/04/21(Thu) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ……私一人の慾なら、まだしも。
 本来あるべきでない色欲に値するものを
 世の全てから引き受けるのでしょう?

 最悪の想定はしておくべきかと。

[>>372頭をかく少年には、肩をすくめて振り返った。
それ以上自身の性癖を暴露する気は無い]

(374) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―台所―
え、と。
…うん?  …ひとり?

[腕の中に鳥を抱えながら、転がってきたレモンを視線で追う。
誰。と問われて僅かに口を開いて。…すぐに、その口を閉じた。
――名前が出て来ない事に、あおを一度瞬いて。

数秒の思案ののち、ゆっくりと持ち上げた指は男へと。
少女の問いには、其方へ首ごと視線を向けるとふる、と首を振った。]

かえってない。
えっと、…。  むしろ、逆。

(375) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 でしょうね。
 じゃあ、ひとつだけ。
 
 肩の力、抜いていいですよ。

[いいながら、そのおとがいを持ち上げ、奪われたことなかろう薄紅を塞ぐ。
 瞳は閉じず、帽子も取らず。
 ゆっくりと、その感触を味わいながら]

 夜もまだ、長いですし。
 ……空けるころには、全身の力が抜けているでしょうけれど。

[しばらくそのまま、抱きとめながら。
 慣れた頃合いに、ベッドの上に押し倒した]

 

(376) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所入り口―
[すれ違うつもりのペラジーが指差したのは男だった]

 帰っていない……逆……?

[足が止まる]

 まさか、先にあちらへ向かったわけではないでしょうね?

[嗚呼、と短く呻いた。
斜めに向かっているとは未だ知らず]

(377) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[チャールズの言葉に押し黙る。
 確かに、見ず知らずの間柄ならば
 何処までも相手に献身できるわけでもないし、
 される方とて気遣いもあるだろう]

 ……でも。 ただの偽善者なら、そんな事しない。

[すり抜けるように戸口へ向かうのにはぎゅっと拳を握った。
 そうして、ペラジーの答え>>375を聞けば]

 逆……? もしかして、先に接続に……?

[それはまた的外れな問いだったが。
 ペラジーの答えは恐らくチャールズにも聞こえただろう]

(378) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 修道士 ムパムピス

>>357身を乗り出し、声をかけるのに、
 ペラジーが言葉を返すのに視線をやって。

 繋げた手は、握りしめたまま。
 彼女が姿勢を戻せば、またぽつりぽつりと、言葉を落とす。

 表情は、どこか思いつめたように真剣に。**]

(379) 2011/04/21(Thu) 01時頃

ムパムピスは、どこからか、また一匹。白いネズミがちょろりと走るのを目端で捉えた。**

2011/04/21(Thu) 01時頃


【人】 流浪者 ペラジー

―台所入口―
うん、帰ってない。  よ。
…かえる予定、だったの?

[足が止まった男を、見上げる。
その下りのやり取りの最中、青年は眠りの底に沈んでいた為に知らないが。
――帰る予定だったのであれば、また最後に何の心算だったのかと
尚更青年の思考は絡まるばかり。…やはり、直ぐに思案は放棄する。]

…、えっと。――、…。

[云い淀んだまま。一度、少年の方へ視線を向けて、少女の方へ視線を向けて。
そうして再び視線は黒檀へ。]

『ごうよく』と、お話して。
…いっしょに部屋、…はいってった。  けど。――いいの?

[仮にも少女の前で話すべき内容では無いとは、理解していても
それを考慮すると、尚更怠惰の思考では言葉が少なくなる。
それで、実際の意味が伝わるかは、流石に判らない。]

(380) 2011/04/21(Thu) 01時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 01時頃


【人】 本屋 ベネット

…はい

[施される仕草に、やはり慣れているのだと感じる。
ラルフに白羽の矢をたてたのは台所で聞いた
フィリップとの貞操云々の下りのせいだが
そんなことは本人には言うつもりはない]



[唇が重なるなんていつ振りだろう。
本当に幼い時分に父や母と交わしたことが
あったか、なかったか、それくらいのものだ。

背が寝台に沈む感触が気恥ずかしくて
男が見下ろせば目元を染めるは春のいろ]

(381) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ごうよく……は、ラルフお兄ちゃん……?

[一緒に部屋に入っていった。
 どういう事だろうか、会話を聞いていなかったから推測はできない。
 ペラジーが言い淀んでいる理由が自分にあるとは知らず。
 ただ、何も言わずチャールズを見上げた]

(382) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所入り口―

 明日、私はあちらへ行くのですが
 彼女を連れてゆきたくないので、一人で帰って頂こうと
 ベルナデットとそういうお話をしていたんですよ。

[>>380見上げるあお。
頷き、そう応えたがさて理解してもらえたのか。
彷徨った瞳がまたこちらへ向いて]

 ……ラルフと会話して、はあ……ご一緒に部屋へ?
 それをわざわざ伝えに此処まで
 お一人で来られたのですね。

 何故ですか?

[言いたい事を正しく理解できていない。
斜めな思考が予想もつかなかった故に。
寧ろペラジーの怠惰が薄れていることに、意識が傾いている現状]

(383) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 ………軽く傷つけて、
 大きな傷をつける前に返そうとしたら
 逆に向かった……みたいっすね

[頑固親父なんだなと、チャールズの言葉と
 マーゴの言葉を聞いて頭を掻いていたら
 ペラジーの言葉に眉をひそめる]
[強欲はラルフのマーゴの言葉に頷く。
 部屋に入っていった。
 今までの流れから……推測できたことで
 マーゴがいても言えるような言葉に変換する]

(384) 2011/04/21(Thu) 01時頃

チャールズは、マーゴの視線を受けて目元がはれているような気がするなと今更気づいた。

2011/04/21(Thu) 01時頃


フィリップは、ペラジーが1人出来たことは以前リベラを追って一人でやってきたのであまり驚いていない

2011/04/21(Thu) 01時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 桜は散るために咲く、か。

[目元を染める春のいろを写しとり、ゆくりと。
 その目元を、頬を、首筋を。
 指と舌とが、汚す。]

 きれいですよ、ベルナデット。

[己の瞳に浮かぶ冬のいろをみられぬよう。
 耳元に息を吹きかけながら、その身に纏う布を、すこしづつ剥がし、解き、取り払い]

(385) 2011/04/21(Thu) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―台所入口―
[次の接続で、男が向こうへ行こうとしているのは、知っている。
――其処で、連れて行きたくない、という…意味こそはさて判らないとばかりに
僅かに、首が傾いで。しかし、まぁそういう話をしていたというのも、理解した。

こくん、と一つ頷きを示して。しかし、次いだ問い。…其処で、数秒沈黙する。
腕の中に収まった鳥と、眼が合う。  少しだけ、困惑に眉を寄せた。]


…、え、っと。…、  なんで だっけ。

[かくん。…首を傾いだ。
探して、伝える。までの結論までは成り立った筈。なのに。
そこに至るまでの思考は、今思い返しても――うかばない。
…思い出そうとすると、 さらに、掌から零れるばかり。]

(386) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[フィリップの暗喩が理解できなくて困惑するも。
 何かあまり良くない事のような気はした]

 チャールズおじさんは追い返そうとして、
 それでベルナデットお姉ちゃんが怒って……。
 帰らないで、ラルフお兄ちゃんと?

[帰らない、という事は管理者として留まるという意味で。
 それとラルフとが結びつかない]

 ラルフお兄ちゃんの管理者になりに言った?

[全く持って見当違いである]

 でも……選ばれたのと違う役目に着くなんて、
 これまでは……。

[なかったはずだ。
 わけがわからなかった]

(387) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

――対等になりたい、から?  って、いってた。けど。

…でも、その。
えっと、帰りたくないから っぽかった、から。

[少年は、どうやら理解したらしい。
こく。こくん。と数回頷きを示して。]

…あっ、  あと。あとで、なぐられる かも。

[青年が、待機部屋を去る前に、己の管理者の男にそう告げたのを、
はたと、思い出して言葉を付け加える。
…勿論、助詞が足りない故にただ物騒になっただけだったが。]

(388) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

…え?

[ぱち、と。軽く青碧が瞬く。
昔どこかで誰かが言っていた。
スリジエとは、古い国の言葉で桜を意味するのだと。
彼は、その事を知っているのだろうか。
けれど、耳を擽る感覚と、柔らかく濡れたあたたかさに
そのうち考える余裕もなくなった。
きれいという誉め言葉には不馴れから首を横に振ったけれど。

一枚、また一枚と服が滑り落とされる様は
何処か蝶の羽化を思わせる。
緑から黒、黒から白へと]

(389) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―台所入り口―

 ……思い出せませんか。

[思考の過程は忘れてしまったのか
ペラジーの様子に吐息が漏れた]

 大事な事なら覚えていたでしょうか
 惜しかったですね。

[子供をほめるように、少し笑みが浮かぶ。
混乱している様子のマーゴに気づけば台所内を振り返り]

 ラルフには確かリンダと言う管理者が居ますよ。

[と、告げたところでなにやら思い出したらしい>>388声]

(390) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

 対等になりたくて
 帰りたくない……
 ラルフと、ベルナデット
 強欲と純潔、ですか

[眉を寄せる。
少ない言葉から繋ぎ合わせた
脳裏に過ぎる有り得ない結論は、しかし無視する事も出来ず]

 殴られるのは、おそらく私でしょうね。
 失礼
 行ってきます。

[レモンが床を転がる。
男は短く告げると、個室並ぶ廊下へと足早に向かった]

(391) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

チャールズは、個室の扉を一つ一つノックして回る予定。何しろ部屋の場所を知らないので。

2011/04/21(Thu) 01時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[やがて羽化を終え、真っ白になったその躰を、指が舌が、すべてを貪るように。
 服のみならず、さらにその奥の熱を、むき出しにするかのように]

 そろそろ、かな。

[乳房の先、名前のように桜に彩られたものを弄びながら、その足の奥へと、指を伸ばし。

 躰の奥底を引き出すかのように、熱を移す]

(392) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[管理者の話には、確かにそうだと頷く。
 管理者のトレードなどできるとも思えなかった]

 殴る……。

[誰が、誰を、かは解らない。
 ただ、チャールズが出て行くのには
 少し安心したようにフィリップとペラジーを見て]

 ベルナデットお姉ちゃんのところに行った、んだよね。

[やはり何やらすれ違いが発生していたのは確からしく]

 ……仲直り、できたら良いけど。
 ここで器としてやっていく以上は。
 管理者がいないなんて、無理な話だもの……。

[転がったレモンを、何とはなしに拾い上げる。
 微かに酸っぱい香りがした]

(393) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

――えと、そのまま 管理者になりたい、から。
…おねがいしに いった?

[足りない言葉補足しながら、少女が導き出した方程式の解に、ふるふる、と首を振る。
…否、もしかしたら其れを解にしてしまえば
ある意味健全なのかもしれなかったが、其処まで怠惰の思考は及ばない。

腕の中の鳥に、困ったように視線を落としてみるも
肝心の相対する極彩色は、何も知らず嬉しげに首を傾げるだけ。]

…、えと。  うん。
いって、らっしゃい。

[転がった鮮やかな黄色へ、一度あおは落ちる。
そのまま、場を辞する男の背中を見送った。]

(394) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[大丈夫なのかこの伝言ゲームと思いながら
 遠回りな言葉の様子を眺めつつ
 頭を1〜2度かく。ベルナデットの覚悟の問題だから
 そこに首を突っ込むのは違うと、思う。
 だから自分から行く気はないが……]
[気づいたらしいチャールズが立ち去るのは
 止めはしないが]

 けど、ペラジーがわざわざ珍しいな。
 ……心配になったのか?

[と、1人できたことは驚かないが
 他者間の問題に首を突っ込んだことには驚いて
 リベラを抱える彼に尋ねた]
 

(395) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

―個室前―

[廊下を歩む足取りは、荒い。
冷たい床に響く乱雑な音。
個室の前で立ち止まって、ノックをして
少女の名を呼んでは反応がなければ次へ]

 ――ベルナデット、其処にいますか?

[いくつめの扉だろう。
ノックして、名を呼ぶ。
応えはあるか、否か]

(396) 2011/04/21(Thu) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

 そうだね、12個しか部屋はないし
 まぁ、間に合う……のかな。
 
[マーゴの言葉には緩く頭をかいて。]

 ……ただ、仲直りは……
 どうなるんだろうなぁ……
 おっさん次第だとは、思うんだけど

[彼女が拾うレモンをじっと見る。]

(397) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[黒いワンピースが滑りおとされたとき
衣擦れに混じって微かに珠のたてる音があったが
些細な音など感じている暇はなく。
当然、扉を叩く音に気を割く余裕もない。
ラルフの施すままに、成熟したとは言い切れない身を震わせ
零れる嬌声はごく控えめながらも仄甘く]

ぁ…!!

[ラルフの施し>>392に上がる高い響きは
まるで戸を叩く男への返答であった]

(398) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[首をふりつつも言葉を紡ぐペラジーに
 ゆるやかに首をかしげながら。
 ただ、彼がチャールズを見送ったという事は
 これで大丈夫なのかとも思って]

 ベルナデットお姉ちゃんは、チャールズおじさんの
 お世話をしたい……んだよね。

[怒った、という表現をチャールズから聞いた時にそう思った。
 それはどうやら間違いではなかったようで]

 ……あまり知らない人同士、より。
 知ってる人同士の方がやりやすい、のかな。
 やっぱり。

[気持ちの疎通という意味合いで。
 つ、とフィリップを見やる。
 自分達の選択はシステムの望んだ結果なのかどうか。
 それはさておいて]

(399) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[間に合う、という表現にはまた首を傾げる]

 ……こんな場所で、こんなお仕事だけど。
 できれば哀しい事は、少ない方が良いから。

[当人達の間でだけでも、上手くいけば良い。
 そう願いながら]

 ……え、と。
 ずっとここで立ってるのも難だね。
 一度、待機室に戻る?

[レモンだけが残された台所。
 それを見詰めるフィリップに“欲しいの?”と
 それを差し出しながら]

(400) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 ―個室前―

 
[扉越しに聞こえた僅かな声音。
廊下が静かな分、女性特有の高い音は男の耳にも届く。
眉間に皺を寄せて、コツンと扉を一度たたいた]

 失礼
 少しお時間を頂きますよ。

[そう声をかけたのは中に居るだろうもう一人へ]

 ……ベルナデット
 貴女の今の行動を、理由を説明出来ますか

[閉まった扉ごしに、低く地を這うような声音を送る。
苛立ちを抑えた其れ]

 彼を想っての事であれば
 私は其の侭去りますが。

(401) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[その熱と、口から漏れる嬌声を味わいながらも。
 冷えた頭には、扉の音とその声が聞こえて。]

 やれやれ。いいところなのに。
 ……開いてますよ。3分まってください。

[するり、身を離し、目の前の裸体の彼女に、ジャケットをかける]

 もう少し楽しみたかったんですけどね、本命がいらしたようですよ。

[自分の身は半裸のまま、すこしばかり残念そうに、そう声をかけた**]

(402) 2011/04/21(Thu) 02時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

 まぁ、そうだろうな。
 そうでなきゃ、わざわざ……

[マーゴの言葉には一つ、二つと相槌を打つ。]

 ……どうなんだろうな。
 最初はいいかもしれないが
 知ってる同士、なら、最期、
 …………どう思うだろうな。

[意思の疎通はしやすいだろう、けど
 最期の傷跡はより酷く、なるだろう。
 それを思えば、素直には頷けず。
 複雑な、気持ちにはなる。]

(403) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[こんな場所だから。には
 彼女の頭をぽふぽふと撫でて。]

 ……そうだな、食いもんが有るわけでないし
 ペラジーも疲れてないか?
 一回大部屋に戻ろうぜ?

[差し出されたレモンは何の気無しに
 マーゴから受け取りつつ頷いて
 ペラジーを見やって声をかける。]

(404) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 流浪者 ペラジー

――…、? …そう?

…そう かも。

[珍しいと、そう評する少年の言葉に、ぱちりとあおを瞬く。
僅か考え込むように、かくんと首を傾いで。
腕の中の小さな友人に、視線を落とす。
心配、という感覚は、  …よく、覚えていないけれど。

――少女の言葉>>400には、一度そちらを見て。
今しがた男の出て行った先を見やって。
もう一度、少女へと 視線を向ける。

戻る、の言葉には暫しの沈黙の後、こくんと一つ頷くと
毛布の塊は、ふたたび素足を鳴らして、今しがた来た道を戻り始めた**]

(405) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[最期、の事については口を噤んだ]

 ……そう、だね。
 でも、私は最期の相手がフィルで良かったと思ってる。

 でなきゃ、覚悟も決められなかった。
 ただ諦めるだけで終わってしまったと思うから。

(406) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[頭を撫でられて、フィリップを見上げた。
 もう互いに目の腫れも引いてきた頃合いか。
 手から手へと移ったレモンは、微かな残り香を指先に移して]

 じゃあ、行こっか。

[ぺたぺたと待機室へと戻っていくペラジーの後ろを
 ゆっくりと着いていく事に*した*]

(407) 2011/04/21(Thu) 02時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 02時頃


【人】 本屋 ベネット

…、……?

[ラルフの言葉に、微かな気だるさを伴いながら
睫毛はゆっくりと震えて瞬く。
かけられたジャケットに僅かに戸惑ったが
扉の向こうから聞こえてきた声に眉がよる]

…チャールズ様には、関係のないことでは、ないでしょう。
私は、貴方の管理者には相応しくないと
そう仰った。
私の行動は私が選んだことです。
それに、私を突っぱねた貴方に、私の行動へ
口を挟む権利なんてあるんですか。

(408) 2011/04/21(Thu) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

 だよな、やっぱ珍しい、よな
 ……でも、
 いいことだとオレは思うぜ。

[見慣れたかくんとかしぐ様子に
 一緒に毛布にいるリベラはそのまねをして。
 フィリップはその様子を見ながら
 そう言って笑いながら、
 3人でゆっくり大部屋に向かう]

 ……オレ達は……それだけじゃなくて
 知ることも出来たし、な。

[マーゴの言葉に小さく考えてから口にする]
[……もし、本当の最期で知ったのなら
 果たして同じように、思えただろうか?
 ……そのことは口に出来ないまま]

(409) 2011/04/21(Thu) 02時半頃

フィリップは、手の中のレモンを時折ほおりながら*大部屋に向かった*

2011/04/21(Thu) 02時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

―個室前―
[三分。
青年から短い時間を告げられて、軽く吐息を漏らす]

 その行為が情によって成されたのでなければ
 今すぐ扉を開きますよ。

[そして、聞こえる少女の声。
唇を歪め、不快感を露に扉を開け放った]
 
 関係ない?
 ペラジーから、対等になりたいと聞きました。
 戻る心算はなく、管理者として相応しくなる為に其処に居ると言うのであれば、関係してくるのは私でしょう。

 貴女の行動の愚かさには眩暈を覚えますよ。

 情の伴わない行為を押し付けられる彼の立場も省みず
 しようとしている行動の先に、何が得られるというのです。
 答えられますか、ベルナデット。

(410) 2011/04/21(Thu) 02時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 03時頃


【人】 本屋 ベネット

…答える義務はないと思います。

[開かれる扉を青碧は僅かだが確かに睨んだ]

答えたら、管理者として認めるとでも?
…そんなはず、ありませんでしょうけれどね。

[息を吐き出し、肩にかけられたジャケットの襟元を合わせながら
男へと向けた視線は揺るがない]

それに、押し付けたのではなく、契約です。
詭弁だと仰るのでしたら構いません。
軽蔑されるならどうぞ。


チャールズ様の優越を満たす精神自慰のための
慰めになるよりはずっとましです。

(411) 2011/04/21(Thu) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

…迷惑をかけて、すみませんでした。

[寝台から降りてラルフに深く頭を下げると
着ていた服を腕にかける。
それからチャールズの脇を抜けて
体は自分が使っていた個室のほうへと向かった**]

(412) 2011/04/21(Thu) 03時頃

【人】 伝道師 チャールズ

 愚かな……契約として差し出すものではないでしょう
 貴女は今まで本当に、そう謂う行為とも
 結びつく感情とも無縁であったのでしょうか

[頭を押さえた。
怒りよりも湧き上がるのは]

 優越と言うよりも、今私の身に満ちているのは
 途方も無い疲労感、徒労感ですよ。
 軽蔑は……しませんがね。
 それはあなたなりの覚悟だったのでしょう?

(413) 2011/04/21(Thu) 03時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 03時頃


【人】 伝道師 チャールズ

[つかつかと大股で歩み寄り、細い腕を取る]

 貴女の覚悟だけは、よく解りました。

 ……共に行きますよ。
 貴女が管理者にならなくてはならないと、思うのならば。
 この先、私が理性手放しそうになったら
 拘束するための物はあるそうです。
 無体な真似はせずに済ませますから、安心なさい。

[彼女がどうあっても戻らないというのなら、共に行くしかないのだろうと覚悟を決めた。戻れないのも、己と似た心境はあったのかもしれない。彼女との間には基本的に会話が足りていない。
足りていないまま、接続を受けるべく向かおうとする前に一度ラルフを振り返る]

 世話になりました。
 ペラジーの言う殴る云々は、貴方からでしょうか
 あちらでお会いする事があるなら、その時にでも。

[深く頭を下げて、それからパタンと扉を閉めた**]

(414) 2011/04/21(Thu) 03時頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 03時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/21(Thu) 03時頃


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