人狼議事


267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】

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視点: 人


ヨリックは突然死した。


は突然死した。


ミサ少女 Aに投票した。
パラチーノ少女 Aに投票した。
レックス少女 Aに投票した。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


現在の生存者は、ミサ、パラチーノ、レックスの3名


【見】 少年 A



  親愛なる ア■■■XX へ
   
    
   今日は日々良い日の中で
   僕は■■のない日を過ごしている。
   
   遠く記憶のかなたのきみは、
   ここは雪の国だから、星が出ないと言ったけど
   僕はぼんやり、雪の中におよぐ夜の光を覚えている。
   
   

(@0) 2019/06/17(Mon) 05時半頃

【見】 少年 A


   
   きみの世界に星は見えているだろうか
   きみは大好きな■になれたのだろうか
   
   ぷかぷかと 空気を食べて■■ている
   僕はそんな風に思いながら
   ざらりとした肌を撫でていた。
   
   

(@1) 2019/06/17(Mon) 05時半頃

【見】 少年 A



「 今日は夏の日のようだね 」
   
   
  不意に鼓膜を打った、医者の端くれの話す声が
  僕は急速に現実へと引き戻していた。
  言葉が水であったかのように、瞬きを落としてから
  ガラス戸の向こうを見れば太陽は、白雲の細い影に
  薄ッすらと主張していたのだったか。
   

(@2) 2019/06/17(Mon) 05時半頃

【見】 少年 A


   
   夏の日が如何であったのか
   僕はざらつく肌を白衣を着せた手に撫でるだけで
   それ以上のことは、地べたを這って灼いたような
   あの感覚のことしか思い出せなんだったが……、
   
   脳裏に過ぎる薄い唇が、
   夏の日の星空は綺麗なんだと謳っていた。
   
   ──── 細目を向けたガラス戸の向こう、
   唇に言葉を乗せた貴女が誰であるのか…など
   僕には煙に包まれたような気分しか残らないが
   
   

(@3) 2019/06/17(Mon) 06時頃

【見】 少年 A


   
「 ……夏の日には
  海の生き物たちは広い微温湯に浸かるのだろうか。
  開花を終えた葉は何を思って緑の腕を広げるのか。
  うだる呼吸を繰り返し、人は夏に困しむと聞くが
 
 
         ──── 冬より夏の日の方が
              死人は少ないのだっけね 」
   
   

(@4) 2019/06/17(Mon) 06時頃

【見】 少年 A

   

   大きく口を隠したマスクを手で押さえてから
   吐き出す咳が、実験室の部屋に響いていた。
   
   誰が如何して夏の日≠囁いたのか
   まるで季節を超えられない■のようだ…と
   秘めやかに嘲弄する気持ちもあったが
   
   肺腑に新しい空氣を循環させた頃には
   ガラスの向こうに広がる空に投げていた視線から
   ■めしさを込めたような色は無くなっていた筈だ。
   
   

(@5) 2019/06/17(Mon) 06時頃

【見】 少年 A




         『 とっておきの夏の日には
          キミは何がしたいのだろう 』
   
   
   肌と同じにざらついてはいない聲は
   脳裏にそのように反響していた。
   
   唇に綺麗な三日月を残していた貴女は
   僕の知らない、僕の記憶の中の貴女は、
   開いた窓から入る風に踊る髪を撫でてから
   息を呑むほどに美しい微笑を見せてきた。
   
   そして、縋るように僕に言うんだ。
   
   

(@6) 2019/06/17(Mon) 06時頃

【見】 少年 A




    『 あなたと星を見に行きたい 』──…


   

(@7) 2019/06/17(Mon) 06時頃

【見】 少年 A



   二つ返事で了承した。
   今ならきっと首も横に振っていたのに
   そのどちらもないまま、僕は咳を落としている。*
   
   

(@8) 2019/06/17(Mon) 06時頃

代執筆 レックスは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 12時頃


白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 12時頃


白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 12時半頃


代執筆 レックスは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 14時半頃


代執筆 レックスは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 14時半頃


白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 21時半頃


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 22時半頃


【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── ふうん、って、只、其れだけ。

  出していた種は飲み込んでしまって、
  はんぶんだけしょくぶつの 何者かは、
  置き直されたスプーンを取り、
  養分を、黙々 と、 ]

 

(0) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ




    「 きっとこのあたたかいスープも、
       しらぎくたちのものとなるのでしょう 」

     「 わたし という養分を余さず吸って 」


 

(1) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ




   [ みにくいにんげんが、
    うつくしい植物の栄養となるのならば、
    いっとうしあわせなおわりなのでしょう。 ]


 

(2) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ……たべもの、というものを、
  はじめてすべて食べきった気がする。

  空になった皿を、トレイを、
  せんせいが手に取るのを眺めながら、
  わたしはベッドに根をはって、
  重たい顔を上げて呟いた。 ]

 

(3) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



    ─── せんせい。
    やっぱり十年、生きられなかったから。

    十年経ったら花びらでも供えて頂戴。


   [ まだ、おぼえていた さくらのおはなし ]*

 

(4) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



      
            ──── 星降る時の彼女は


 

(5) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  眠り続けようと思いました。
  窓の外も空の話も興味はありませんし、
  まぁるくなっている脚は、
  今やほんとうに根のようです。

  明日か明後日かわかりませんが、
  きっとかたちを無くして、
  しらぎくの養分となって骨も残さず消えるのでしょう。

 

(6) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ああ そうだというのに、
  未だ見えているにんげんの片方が、
  窓の外を捉えてしまったものですから、
  ……どうしてだか、気になってしまったのです。

  流れ星に祈る歳はとうに過ぎました。
  だからきっと、はんぶんのうつくしい花々が、
  空を求めているのでしょう。
  見えなくたって空を向いているとは
  果たして、何時聞いた話でしたか。

  曖昧な自分自身の欠片。
  みにくいにんげんの記憶。

 

(7) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……しょくぶつのため、というのも不思議でしたが、
  ぼんやりと窓の外を見上げていたはんぶんは、
  身にかかっていたシーツを
  ─── 歯と片手で布団から剥がし、
      顔半分をかくすように被ってしまって、

  ばけものあつかいされるよりは、
  夜中に異常者扱いされる方がマシだったのでしょう。
  徘徊する患者と呼んでくれて結構、そんな風に、
  先ず室内で床に転がり落ちたうえで、
  壁を支えに 文字通り身体を引きずりました。

 

(8) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



    花々の"最初"には
    相応しい場所があったように思ったのです。

 

(9) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ




          くうそうびょう、であるゆえか、

 

(10) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



   一歩踏み出せば
   袖口の位置が何時もと異なって、

 

(11) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



   二歩躓けば
   周りの物の位置が何時もより高く、

 

(12) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



   三歩忍べば
   真白なシーツを半分以上引き摺るようになり、

 

(13) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



     硝子をこじ開け、
     息も絶え絶えに中庭へと落ちた時には、

 

(14) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ




      もう忘れてしまった 蕾だった頃の"  "


 

(15) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  真白に隠れた、細い身体は、
  きっとこんな風に思ってしまったからでしょう。

  "養分"で"苗床"でしかないにんげんだって、
  みにくいにんげんが成長したすべてを
  取られてしまうんだって、
  
  結果 時間が巻戻ったかのようなことなんて、
  144数える中に前例があったかは
  定かではありませんが、

  ………きっと此だって幻想の一種かもしれず、

 

(16) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ




                星がひとつ落ちてゆきます

  

(17) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── シーツも、寝間着の裾も引きずって、
  その夜、わたしは星空のもとへいた。

  髪飾りなんて素敵なものと評して良いのか、
  顔半分のおおきい白菊を抱えたまま。
  ただでさえ無い体力がこんな身体じゃあさらに無く、
  ぺちゃ とか、そんな音を立てそうな様子で
  中庭に倒れながら。

  此じゃあしらぎくさんよりしろいかたまりさん。 ]

 

(18) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ──── ………、

 [ つかれたなあ、正直に思う。
  なんでこんな所に来てしまったのかすら思う。
  と言うより色々と動き辛い。
  根は這っているし寝間着とシーツが邪魔をする。

  ひらべったくしろいかたまりは伸びていて、
  ……其れでも潰す訳には、と、
  ひとまわりちぃさくなった手で、
  ひとつふたつ、白菊を摘んでは脇に置いていく。

  幾ら摘んでも咲く気がするけれど。 ]

 

(19) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  …………、

 [ ぽと、と
  ひときわおおきい白菊を落として、
  地にのびたままそらをみあげた。 ]

 

(20) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ……姿の所為だ、きっと。
  おんなじなまえのあの子、知らない名前のあの子、
  思い出してしまって、黒が揺れ、 ]

 

(21) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



    ──── やっぱり名前って呪いよね、……

 [ ばからしい って 力なく呟いて、
  "しらぎく"の種を、もう一度 飲み込んだ。 ]

 

(22) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


 [ 仄白い薄布が散り舞う寒空を
   見上げては ───── 思い出すのかも しれない。

   其れまで さくらのしたに埋まるのは、
   お預けだろうか。 *]
 

(23) 2019/06/18(Tue) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ ──── 結果、アルミ色のパウチを片手に、
  また、 しろばらのアーチの向こう、
  真白のベンチに寝転んでいた。

  ベンチと言うだけあって、硬いから、
  このまま意識を落としてしまう訳にもいかず、
  ひとつ 星の降るを見上げ、

       音を立ててパウチを握り潰した。]
 

(24) 2019/06/18(Tue) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ しんじるちから、 というものが、足りていないから、
  空想であるとされる疾さえ避け行き、
  まだにんげんとしての体を保っている。

  流星への願いなんて ひとつも思い付きやしなくて
  端から、 嗤ってさえ居たのだ。]
 

(25) 2019/06/18(Tue) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



    ( だれかの なにかを ぎせいにして、 )

 

(26) 2019/06/18(Tue) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ ばからしい。
  呟きは天に向き、 唾のよに 堕ちる。 ]
 

(27) 2019/06/18(Tue) 00時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ それだから、潰れたパウチを片手に、
  ひらべったいしろいかたまりを目撃したときに、]


   ──── ながれぼしにねがいごと?


[ 人工日光の消えた天井は 背中越しに夜空を映し、
  ……夏の空のようだ、 とは 思わずとも、
  確かに死んでいく星等が よぅく見えた事だろう。

  摘まれた花が白を飾り、
   ( 開けた柩のようだ、 )と、 
      碧は唯、見下ろすばかりで。]
 

(28) 2019/06/18(Tue) 00時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2019/06/18(Tue) 00時半頃


【人】 白菊会 ミサ



 [ 白菊に囲まれた場所で、高い碧を見上げた。

  もう立ち上がる気力も無かったので、
  包まれた身体を起こし、座るに留め。

  ……すがた は、何時かのこどもであれ、
  精神だけは何時も通りであったので、
  真白の隙間から、睨んで、 ]

 

(29) 2019/06/18(Tue) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



   [ 重さに負けたはなひとつ、また、落ちる。 ]

 

(30) 2019/06/18(Tue) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



   …………何で居るの。

 [ 答えになっちゃいない返事を先に投げ、
  花弁と一緒に溜息も零して、 ]

 

(31) 2019/06/18(Tue) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……死に場所なら此処が良いのかしらって、
  植物は引きこもらない方が良いのでしょう。
  
  病院の中散らかしちゃった気がするけど、
  どうせ最期なんだからどうにでもなると思うし、

 [ あっち、って、硝子の方を示しつつ、
  見てよ此 とか、示したちぃさな片手を上げて、

        ─── 気怠げにわらった。 ]

 

(32) 2019/06/18(Tue) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  植物になったと思ったらこんなになってるし、
  一緒にこの白菊も、どんどん大きくなるし、

  ……特異体質にも程があるでしょう、
  良い実験体にもなれるんじゃない。

 [ もう 成ってる、とか。
  そんな客観的な事実なんて、知っていないので。

  自嘲だったのか単純に面白がっているのか、
  わたし自身ですらやっぱり分からなかった。
  ふと 明日にはずっと寝てるんだな って
  過ぎってしまえば如何してだか泣きたくなるけれど、

  適当に喋るくちびるも、泣きだしそうな何かも、
  咳ひとつで閉じてしまった。 ]

 

(33) 2019/06/18(Tue) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



           [ たねを、おとしながら、 ]

 

(34) 2019/06/18(Tue) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……せんせいこそ ねがいごとでも?

 [ 真白と、花と。
  どちらにも隠れていない瞳で、また、見上げ、 ]**

 

(35) 2019/06/18(Tue) 00時半頃

白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/18(Tue) 00時半頃


【人】 代執筆 レックス

 
 君の思考を知るなら僕は
 まるで■かだと、■■さまとは程遠いかんばせで
 ■ってみせただろうになあ。
  
 君が 結局この顔を拝めたのかは分からない。
 海の生物に陸に住む人の姿は見えないだろう。
 それと等しく。…………
 

(36) 2019/06/18(Tue) 04時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 『 冷たいと云うのは
   硝子や、氷や、雪や、死体の事を云うんです。
   僕が冷たいのは、あなたの体温が僕のそれより
   上回ッているからでしょう         』 
 

(37) 2019/06/18(Tue) 04時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 屁理屈ならいくらでも捏ねられると云うのに
 被検体は被検体同士、仲間意識でもあるのか
 大人には言えない秘密の話の類のものか…、
  
 本心など如何でも良いものではあるけれど
 >>1:163僕の被検体に告げることには
 聞いていたなら……いいや
  
 きっと耳に届いていても、
 僕は顔色一つ変えなかったか。
 良いも酸いも暑いも寒いもまるで僕には役立たない。
 1ℓの無感動の中に、0.1㎖の塩が混ざるようなものだ。
 

(38) 2019/06/18(Tue) 04時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 被検体に自由は無いと思っているから
 その分何を話していようと 語ろうと、
 自分を 他人を 欺こうとも構わない。
 時に僕を■■さまと崇めたて >>1:164
 ■■し、敬愛し、捩じれても気にしない。
  
  
   僕はそのすべてに■じないからだ。
                
  
 他の同期に咎められたところで
 心どころか耳すら痛むことはない。
 子ども達は、それを怖いと冷たいと
 僕の背に向け指差すことだってあるだろう。
 

(39) 2019/06/18(Tue) 04時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
 ───── 矢張り、遠くで蠢く小波が
       近くで聴こえてくるようだった。
 
 

(40) 2019/06/18(Tue) 05時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 硝子に向けるにしては可笑しなものだったが
 僕はそれきり、同じ言葉をくちにしなくなった。
 
 それは少女が星の砂と成り果てる、
 今日に至るまでも。変わらず。
  

(41) 2019/06/18(Tue) 05時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 僕が153を魚や硝子のようだと示す度に
 まるでそうであったかのように成るのは
 魚よりはカメレオンらしいと口にした時もあったが...
 ─────そのときは如何なったのだっけ。
  
 海の生き物の中にも
 擬態するものは居るらしいが 何故だか僕は
 途端に彼を陸の生き物に喩えてみたくなった。
 … 単なる気紛れとも言い換えられる。
 

(42) 2019/06/18(Tue) 05時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 それから
 
 少女が砂となって集められた頃
 医務室の道に足を伸ばした、153に向けて
 皮肉めいた声を掛けていた。
 

(43) 2019/06/18(Tue) 06時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 雪景色の中埋もれていた頃の大きさより
 どんどんと、消えいるように小さくなる君が
 微笑みばかり咲かせるのを視界に収め.....、
 
 
    「  そうなんですか  」
 
 
 返す言葉は  ──────── 呆気なく。
 

(44) 2019/06/18(Tue) 06時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 だからだろう。
 打ち水を放たれたような気分になっても
 僕の瞳は波打たない。ひとたちも。
  
 人が歩むよりしなやかでない様な足取りを
 たんたんと無言で追う中で、
 目にうつる彼の肌が 手のひらが
 建物構造を描かれたみたいになり
 まさしく硝子に成ろうとしている君を見、....
 

(45) 2019/06/18(Tue) 06時頃

【人】 代執筆 レックス

  
  「  153のような硝子人間≠
     相手にするのは 初めてですから
     出来る約束は出来ないでしょうね。  」
 

(46) 2019/06/18(Tue) 06時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 僕はそのように 冷たく言い放って
 革靴の裏と廊下の床とを擦っていた。
   
 僕の冷たさが153にとっての温もりでも
 少しでも曲≠ーてしまったのなら
 冷たいものは冷たいままで
 得られる筈の温もりの一片すら
 感じられないかもしれないが、...
 

(47) 2019/06/18(Tue) 06時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
  
「 見付けられると言った方が、およそ
  君たちには良かったんでしょうけど 」
  
 僕は厭味のような疑問を後付けて
 153に返していた。 
 
 それから、
 医務室に向かうのを引き続き追ってから
 手当を施そうともしたはずだ。
 君が僕を受け入れるのであれば。
  

(48) 2019/06/18(Tue) 06時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 罅の亀裂ばかりが見易くなる硝子の躯は
 学生の頃理科室に飾られていた模型より
 興味深く感じられた。
 
 153の体温だけは残っているのか?
 グローブ越しにも 手に取れば
 その温度だけは伝わったのか...兎も角
 
 机上に出した包帯を
 引き出しの中に仕舞い込みながら
 届けられたお願い≠ノ振り向き、
 

(49) 2019/06/18(Tue) 06時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
  「 君は眠っても背は伸びないのだから
    起きていたらどうですか。
     
    それとも、
    どうしても眠りたい理由でも? 」
  
 
   ────────── そのように返していた。
  

(50) 2019/06/18(Tue) 07時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 153が、どうしても眠りたいと云うのなら
 僕はあの冷たい■へ連れて行くのだろう。
  
 そうして、まるで意思を持つ■のように
 爪先を 透明な指先を 頭を 四肢を
 ■に収めていくさまを見て
 まさに■だと 目を細めることも。
 
 しかし一寸でも口籠るのであれば
 僕は「何かしたいことは無いのですか」と...
 153に問い掛ける。一語のにごりも無く。
             ・・・
 

(51) 2019/06/18(Tue) 07時頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
  「 ないのなら、手が欠けないように
    手袋を探すのを手伝って下さい。
    召し物が厭なら、絵を描くので
    大人しく手を差し出してください。 」 
 
 
 然は言うけれども、思いつくものがあるのなら
 そして僕の手が必要なら、せんせい≠轤オく
 153に付き添う気はあった。
  
 ただ口籠り、沈黙をはべらすだけなら
 そのように 僕は君に求めただろうけど
  

(52) 2019/06/18(Tue) 07時頃

【人】 代執筆 レックス

   
 
 ......少女が星の砂になった日の話だ。*
 
  

(53) 2019/06/18(Tue) 07時頃

代執筆 レックスは、メモを貼った。

2019/06/18(Tue) 18時頃


【人】 複眼レフ パラチーノ



  おれより若くなっちゃったの?
  かわいい御飾りつけちゃって。

 

(54) 2019/06/18(Tue) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ 居並ぶしらぎくから 碧が逸れ。

 白布は、 随分と余っているようで、
  袖だって裾だって、 隠してしまうよに長々と。
  見下ろすちぃさな手のひらは、 男の知らない頃の、
  未だ 蕾だったときの しらぎく色をして。 

  幼い子に話し掛けるよに、 しゃがんで見せた。
  ひとまわり大きいよにも見える黒色は、
  姿に似つかわしくない おとな を示していて、

  ( しらぎくは、
      花嫁の真実の愛を象り、
      死出の旅立ちに沿う。
    少女を形作るなら、棺より真実が相応しくも、)


      ───── 星が翔しる。 ]
 

(55) 2019/06/18(Tue) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



     何故だか、その星になら、
     ねがいごとをしたって 良いような気がしました。
     恐らくは 夜闇に死消える其れよりは、
     行方が見えないものですから。 

     かみさまなんて信じ得ないものよりも、
     瞳のなかの星の方が、ずぅっと存在していたのです。

 

(56) 2019/06/18(Tue) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



[ ひとつ、 瞬き。 ]

 

(57) 2019/06/18(Tue) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  なにを、 おねがいしようかなあ。

    毎年 さくらがさきますように、とか
    あじさいが上手く育ちますように、とか……


  あ、 しらぎくの種が無事に芽吹きますように?

 

(58) 2019/06/18(Tue) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ 実験内容に口を滑らしつ、
  指折り しょくぶつに関するだけを並べ───、

  軈て、 その場に尻を付いた。
  白衣の裾が地面を擦る。 ]
 

(59) 2019/06/18(Tue) 21時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  ……しょくぶつに成りたい、なんて
         叶えてくれないんだろうな。


[ "苗床"と 言うのなら、
  しょくぶつに成る、 とは 異なるのかも知れず
  其れでも 成り行くかんじゃさまの隣に座り込み、
  鬱々と呟くものでも無いのかもしれないが…

  さくら咲かせる方が先だしね、 と接ぐ。
  おとなげないし、執念的で ─── 未練がましい。
  絡む蔦より、 繁る羊歯より、 ]
 

(60) 2019/06/18(Tue) 21時半頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2019/06/18(Tue) 22時頃


【人】 白菊会 ミサ



 [ 脇に置いていたしらぎくを、
  ─── ぶつけようとして やめた。

  不機嫌を隠しもしないで、
  睨付けるわたしの黒は、きっと、
  碧の奥 そらのほしを映している。 ]

 

(61) 2019/06/18(Tue) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  わたしのねがいごと とは、なんでしょうか。

  ……… なにもでません、こんなときですら。
  いったい何のためにうまれてきたのか なんて
  そんなはじめから振り返ることはしませんが、

  なにもないまま死んでいくなあ って
  このときになって思ってしまうのです。

  嗚呼 なんて愚かで傲慢なにんげんなのでしょう。

 

(62) 2019/06/18(Tue) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  [ ひとつ 瞬き、 ]

 

(63) 2019/06/18(Tue) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  さくらがさけば いいとおもいました。

  あじさいも ……見たことはありませんが、
  うつくしく 育てばいいとおもいました。

      しらぎく は、……

 

(64) 2019/06/18(Tue) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



   …………、

 [ 隣に移ったのを良いことに、
  片側の黒は 白菊に埋もれた懐を見下ろしていた。
  未だにんげんのゆびさきで、花弁を撫でつつ、

  ゆびおり、ほしに願うようなそれらの後に、
  ぽつ と落ちた最後の言葉が、
  きっと一番の願いなんだろう って、

  ……それくらいはわかってしまうし、
  もう、視界に星は映っていないから、 ]

 

(65) 2019/06/18(Tue) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ………きっと難しいわ、それは、
 
 [ ほんのすこし 戻った声で、
  歳のくったような言葉を発し、

  ……成るもんじゃないわ、とは、言わなかった。
  本心かどうかすら曖昧だったせい。

  骨も残さず 消えるのなら、
  最期に花だけ遺すのなら、
  其れがいっとう素敵だって、思う人も居るでしょう。 ]

 

(66) 2019/06/18(Tue) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  [ ……わたしは と聞かれたら、
      口を閉ざしてしまいましょう。 ]

 

(67) 2019/06/18(Tue) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



   せんせい、
     ─── ほんとうに 要らない?

 [ 最初の時よりちぃさくなった舌先に、
  もういちど 種をのせる。

  単に不要かどうかで受け取られたと思っていたし、
  此だって、植物で良いのか と 
  聞かれた時とおんなじように返したようなもので。

  こんな種ひとつで叶うはずも無いけれど、
  ─── そういう"確信"が、あったけれど、

  蔦と、羊歯の 向こう側を、
  白菊と、白布の奥から 見ていた。 ]

 

(68) 2019/06/18(Tue) 22時半頃

白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/18(Tue) 22時半頃


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2019/06/19(Wed) 01時半頃


【人】 複眼レフ パラチーノ


       chian
  俺の親は、瀝青 だったらしいんだよね。

  空想を形にして、死に行くことが出来るなら、
  うつくしく死んだって良かったンだろに、

 

(69) 2019/06/19(Wed) 14時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ ちぃさな舌先の、 更にちぃさな種子を、
  惹かれる碧色が、唯、 見詰めていて


  きっと、 願いが込められた、星ひとつぶ。


  瞳を通り過ぎ、 行方を顕にした其れか、
  …なんて、 fantasyな "空想"だ。]
 

(70) 2019/06/19(Wed) 14時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ 名前以外に残された、
         唯一の 呪い。

  産み落とされた直後には、
  唯、黒色の液体として溶け落ちた彼女から、
  ……… 祝いは、 あったのだろか。

  舌先にゆびさきを伸ばした。
  ちぃさな其れが落とされるのが先か、
  摘み上げられるのが先か、 ──────]
 

(71) 2019/06/19(Wed) 14時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



   ──── でもね、しらぎくさん。

   もし貴女が信じてくれるなら、
       ……"この" 死に抜く流星に、願うなら、

   きっと 貴女の病は治るよ。

 

(72) 2019/06/19(Wed) 14時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ 指先の其れを、 夜空に掲げ、
  空を翔しらすよに踊らせた。

    ( 疾にさえ嫌われた己は、
        何を 犠牲にするのだろう。 )

    ( 嗚呼、 酷く無責任な男だ!
       ひとの病に乗っかって、
         誰かへ総てを押し付けてしまって! )

       ──── 微かに わらっていた。

 何れまた、 星が降ると同時、
          光を 呑む様に、 **]
 

(73) 2019/06/19(Wed) 14時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2019/06/19(Wed) 15時頃


【人】 白菊会 ミサ



            或る夜だ。

 

(74) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  「 中庭、荒れ放題じゃ無いですか 」
  「 陽が出てないから来てみたのに 」

  ─── 担当していたXX番が部屋から消えていたから、
      てっきり何かに成って死んだものかと思っていた。

  きみは植物のようだ、と
  部屋から出てこない彼女へ、最初に告げたのは私だった。
  故に、花でも咲いているかと期待したところもあったが、 

 

(75) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  「 せんせい 」

    ─── 私を呼ぶ彼女は未だ女に成る前で、
        手入れもされていない中庭で
        不機嫌を露わに 私をせんせいと呼んだ。

        しらぎくいろの指先が、
        適当な葉を摘まむ。

 

(76) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  「 此処には人間のせんせいしかいないのかしら 」
  「 植物なんてちっとも興味無いけれど 」
  「 どうせ皆死んでしまうのだったら 」
  「 死ぬ前に綺麗な物でも見せてあげれば良いのに 」

     にんげんのせんせい、は
     数えるほどしか居ないと、彼女は知らない。
     ( 私だってそうだ! )
     只 彼女に其れを教える意味も無いから、
     私はスカートの埃を払って、
     
     低い、黒を見下ろし、

 

(77) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  「 植物のせんせいでも呼んだらどうですか? 」
  「 きっと、そうですね、……綺麗に成ったのなら、 」

 

(78) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ




    「 十年経って、さくらが咲くようになります 」


 

(79) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ




     もう彼女は覚えていない何時かの話で、
     思い出す頃には私も何処かで死んでいる。


          星は 降らない。


*

(80) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



      [ ほし ひとつぶ。
        掬い上げられて、 ]

 

(81) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ 碧の向こうへ また、ほしを見る。
  文字通り命を抱く白菊に囲まれた場所のなか、

  ひとつ、ふたつ、瞬きを繰り返し、
  ちぃさな流星へと視線を移し、 ]

 

(82) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  せんせい、
  ちゃんとにんげんのせんせいなのね。
  てっきりこのまま 植物に成ればって
  ……悪いけど 願われるかと思ってたわ。

 [ ひとつだけ、正直な感想。
 
  ……失礼かもしれないけれど、こんな驚いた顔も、
  わたしは滅多にしたことが無かった。 ]

 

(83) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ─── そうね、なら、


         [ ちぃさな、ゆびおり、 ]


  片目が無くて、
  もう 脚も動かなくて、
  わたしの殆ど、白菊が取っていったから、
  きっと、身体だってこのままよ。

 

(84) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ たとえ 治ったところで、
  なにもかも戻るような、
  都合の良い世界に生きている自覚は、無いから、

  そんな身体に戻ったところで、
  ゆびおり数えた それらを
  ほしに差し出したところで、……


    わらう 表情と反対に、片方の黒は重たく、
    手元の白菊にほしが落ち行く。 ]

 

(85) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  …………、
  植物には、きっと、成れないけれど、
  綺麗に死ぬことくらいは 願ってあげるわ。

 [ はなびらいちまい ゆびさきで取る。
  ─── 空想、ほしの辿り着いた先だ。

  いちまいを空に走らせようとして、
  ……バランスを崩してやめてしまったので、
  代わりに正面、碧を背景に見立てて、上げるように。 ]

 

(86) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  せんせい、たとえば、
  そんな 酷い有様で生き延びたとして、
  せんせいも、綺麗に死ぬまで生きられたとして、

        
             ─────── 、

 

(87) 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



  [ はなびらにまた ほしが おち、

   ─── きっとこたえを求めるよう に、
             碧を 見上げていた。 ]

 

(88) 2019/06/19(Wed) 22時頃

白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/19(Wed) 22時頃


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2019/06/20(Thu) 00時半頃


代執筆 レックスは、メモを貼った。

2019/06/20(Thu) 00時半頃


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