人狼議事


105 CLUB【_Ground】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点: 人


ミナカタ10人が投票した。
藤之助1人が投票した。

ミナカタは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
テッドが無残な姿で発見された。
イアンが無残な姿で発見された。
藤之助が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、ベネット、ホレーショー、チアキ、シーシャ、ヴェスパタイン、ヤニク、シメオンの7名


【人】 本屋 ベネット

今日も冷えますね。

[寒空の下、ランタンが暖かそうに揺れている。
VIPルームに訪れる人影は、二つ減り。
連れ添うように階下からも、二つ減った。
深い緑に促され、貴方はまた店の奥へと足を進める**]

(0) 2013/12/21(Sat) 02時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時頃


【見】 測量士 ティソ

[濡れた毛布の間からフレームのない眼鏡が見えて、
銀の蔓を摘んで耳に掛けた。

ささやかに歪む視界。

濡れて絡みつくジャケットを床に投げ、
白いシャツの胸にチアキを抱き寄せた。]

 かわいいね、チアキ。

[尾を撫でる手が下へおりて、
付け根からさらに下へと移る。

指先ですぼまりをくすぐるように撫ぜ、
会陰に触れてまた戻る。
指先をわずかに中へ埋め、
モニターにチアキの顔がよく映るよう、身体をずらした。]

(@0) 2013/12/21(Sat) 02時頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時頃


測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時頃


【人】 友愛組合 チアキ

[頬に当たる、ティーの服の感触が変わった。
小さな耳は床に落ちる布の音を聞いて、彼の服が一枚脱ぎ捨てられたのだと分かる。]

ティーが、 近くなった、ね。

[ぽつりと零れた呟きは、後孔に触れる指に漏れる喘ぎに掻き消される。
もどかしい刺激に腰が揺れ、後孔がぱくぱくと震えた。
ティーの指先を締め付け、奥へ誘おうと蠕動する。]

ん……ッ 、 は、ふ、あ …あぁ、
ティー、 もっと、 おくが、 い……ッ!

[声と共に自身の手が下肢へ伸びる。
ティーの腕に触れると、力の入らない指で肌をなぞった。]

(1) 2013/12/21(Sat) 02時頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時半頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

>>2:387 難しい、と言われて、小さく苦笑を零す]

そうだな、俺にも難しい。

[思えばこれまで、いろんなものに手を伸ばし損ねた。
いろんな理由をつけて、半端を漂ってきた。
あと一歩を踏み出さない性分]

(@1) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[帰り際、ティーを捕まえて、熟慮の結果をそっと告げる。]

UG:4148。彼を家で引き取りたい。
来週までに準備を頼む。

それと、服のサイズを採寸して、ココに送っておいて貰えるかね?

[アドレスを渡して、その日はひとりで帰る邸宅。
迎えるに当たって足りぬものは、さしあたって彼の着る服くらいだろう。

そもそもが妾を囲うための隠れ家。
寝室も居間も書斎も風呂も、そのように出来ている。
クローゼットの中は、ドレスばかりが詰まっているが。]

(2) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

─ 1週間後・自室 ─

[この一週間も、やはり、誰かを”世話”の為に呼び出すことは多かった。
 フーにも幾度も……おそらく、一番多く連絡を入れたのだろうけれど、受け容れられたのは何度だろう、断られたのは何度だろう。]

 ……爪。

 また、伸びてきたんだぞ。

[爪研ぎは毎日している。
 けれど、またそろそろ、研ぐだけでは追いつかなくなった爪が伸びてきた。
 誰かを呼んで、切ってもらった方がいいだろうか。
 視線はちらりと、床に転がしたままの端末を見た。]

 …………。

(3) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 02時半頃


【見】 地下鉄道 フランク

―翌週・研究ルーム―

 あ゛あ゛―――――――。

[二週間前と同じ構図がここにある。
強いて言えば先々週よりはまともに睡眠もとっていたし、それほど汚くもなかった。
与えられたシャツとスラックスは、暫くの内に伸びて汚れてそのままだが
髪が脂っぽく、体が汗臭いだなんて事にはまだなっていないようだ。]

 風邪くらいほっぽっときゃ治るだろ過保護なんだよ、ったく。
 俺に移ったらどうしてくれる。

[いつだかに買われて行った動物のケアが最近立て続けに入っていた。
冬の寒さにやられたらしく、風邪を引く個体もあるらしい。
男はわしわしとぼさぼさの頭を掻いた。
すこし、鼻を啜って。]

(@2) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【見】 測量士 ティソ

[耳に届いた呟きに、くっと奥歯を噛むけれど、
硝子の球面レンズの奥の薄氷はもうゆれることはなく。

いつもよりも時間を掛けて、
いつもよりも丁寧に、指先でチアキのからだを開いた。

これ以上入らないというほど奥へ挿しこんだ指が
チアキのやわらかく濡れた襞を掻き回す。
奥にしこりを見つけ、そこを擦るように刺激した。

一度気をやらせた後、
今度は唇でチアキの屹立を含み、音を立てて舐る。
指と唇とで深い愛撫を施す間、
ティーはもう、一言も喋らなかった。

何度目かの絶頂にチアキが意識を失うまで、
仔栗鼠の部屋には、チアキの甘い嬌声だけが響く──。**]

(@3) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[一週間の間に、残された動物たちの世話も勿論行った。
誰に対しても男の口調は淡々としていて、愛も温度も優しさも与えることはなかった。
虎からの呼び出しが増えた気はしたが、二回に一度は部下を向かわせた。
男に世話をされる事に、意味を見出してしまわぬように。]

 さぶ

[淹れたての珈琲を啜る。
一週間前も、部下が気遣ったのかなんなのか熱い珈琲を淹れてくれたか。
思い出して、ああもう一週間もたったのかと平然と思った。
仕事があるということは、色んなものを忘れさせてくれる。
実に都合のいいツールだ。]

(@4) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

―翌週、広間―

 室温、上げてくださーい。

[研究員たちにそんな言葉を無差別に送る。

寒いのなら部屋に戻ればいいのだが、みんなのいる場所から離れる踏ん切りがなかなかつかず。
この一週間で全冊呆れるほど読み倒した絵本の一冊を今日も膝に、低反発のボールを背もたれに
柔らかな温もりを与える毛布にくるまっていた]

 ……んー……。

[絵本で顔を半分ほど隠して、唸る]

(4) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

ヤニク、

[髪を梳き、耳に触れて、囁く声を間近に吹き込む。
触れる歯先と舌。噛み付くとも言いがたいささやかなそれが、こちらへそっと手を延べた気がして**]

(@5) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[先週された、購入の意思を示す言葉。

すぐに他の愛玩動物に知らせようと思ったのだが、みんなイアンとテッドがいなくなってデカイ衝撃を受けていたから。
もう少し落ち着いた頃に、もう少し落ち着いた頃にと、悲しい顔を見たくなくて言い訳して、日にちをずるずる延ばして。

結局、今日まで完璧に隠し通してしまった。

絵本で完全に顔を隠す。
どうしようか、と真顔になる蛇一匹**]

(5) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

 えーえーつーとー。
 今日は蛇がご成約ね、誰が“運ぶ”よ?

[手元ではキーボードを打ち込みながら、研究ルームにいる部下に問う。]

 他にいたっけ?
 つか、てことはあと一人か。

[成約を迎えていない客の数は、残り一人。
その客ももし決まれば、愛玩動物は必然二匹残る事になる。
残される動物は何を思うのか。
男は襟足に手を伸ばし、掻き毟る。
そこには先週ついた噛み痕も癒え、首に揺れる銀色もなくなっていた。]

(@6) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[爪の伸びた手で端末を持ち、じっと見つめる。
 黒い画面には、自分の顔が映っていた。
 そこを、そっと小指で触ると、アイコンと文字が現れた。
 その時画面に一緒に出てくる、四桁の数字は一体何なのだろう。
 自分達と同じく製造番号なのだろうかと思ったが、いつ見ても、違う気がする。]

 ……んー。

[不思議に思いながら、端末を操作する。]

(6) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

ふ、 くぁ……ッ てぃ、 も、むり……ぃ

[ティーの指が的確に前立腺を擦り上げる。
苦しげな、けれど甘さを帯びた喘ぎが部屋中に響き、暫くして白濁を吐き出す。]

あ……ぅ、 ふ んんッ、 は…んぁ てぃー、

[ティーの舌が、指が、的確に昂ぶりのいいところを刺激する。
蕩けた声に苦しさはなく、ただただ快楽の波に翻弄されていた。]

[幾度かの快感の中、リスはティーの名前を呼び続ける。
反応がないことに痛む胸を無視して溺れようとするけれど、溢れる涙は枯れることがない。

意識を失った時、リスの頬は目隠しで抑えきれなかった涙で濡れていただろう*]

(7) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[職員がいつも通り激務に追われて、月日の経つのも忘れている頃、
隠れ家に引きこもるのが常となっているご隠居は、一日千秋の思いでその日を待っていた。

銀の髪、白い肌、赤い瞳。
その姿を思い浮かべて、何が似合うだろうと考えて。
その色が引き立つ黒いスーツや、だらりと着るのによい着心地重視の部屋着やら、
クローゼットの一角が新しいもので埋まる。]

(8) 2013/12/21(Sat) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[2人して迷子の様だと耳を擽る声>>@1
同じ様に困った様に笑う]

サミュエルが判らないのは俺にも判らないの。

[羨む醜い自分に目を背けながら彼の肌に舌を這わせる。
教えられたのは人間を悦ばせる性戯。
仮初の主に奉仕するように、見えない分鼻を押し付け
唇で肌を探す]

(9) 2013/12/21(Sat) 03時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 03時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[黒塗りのリムジンは、今週も同じ道を通る。
目深に帽子をかぶった後部座席の男は、真新しい包みを抱えていた。**]

(10) 2013/12/21(Sat) 03時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 03時頃


【見】 測量士 ティソ

─雨の夜 宴の後で>>2

[濡れた服を着替え、
スーツよりはラフな服装に白衣を羽織ったティーは、
呼び止められて、すぐに察した。]

 …──いえす、さー。

[告げられた端的な指示に、短く返し、
親指で、喉の紅を一度だけ、撫でた。**]

(@7) 2013/12/21(Sat) 03時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 03時頃


【見】 測量士 ティソ

[採寸は、その日の内にシーシャの部屋で行われ、
きっちりと、指定のアドレスへと送信された。**]

(@8) 2013/12/21(Sat) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[決められたのは君のおかげだと、あの日ティーの耳元にだけ囁かれた、ささやかな謝礼。

他の子にも良縁を結んでやってくれと添えた言葉が、彼にとって酷い重圧になるなんて、この時にはまだ気づいていなかった。**]

(11) 2013/12/21(Sat) 03時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[通信は少しずつ増えている虎からのもの。
先週のあれは、おおいにマズったかと。]

 どっちでもいい、悪いんだが虎のとこ行ってくれねぇか。
 爪切ってほしいんだと。
 俺は世話を、ちょい離れる。

[それは虎だけでなく、単純に愛玩動物全体に対しての事である。
理由を聞かれれば隠すことなく“寮での生活に慣れさせないため”と
淡々とした声で答えるだろう。]

 代わりに、接客、シマス。

[そしてとても嫌そうに、眉をしかめてそう言っただろう。]

(@9) 2013/12/21(Sat) 03時頃

【人】 友愛組合 チアキ

― 一週間後・広間 ―

……。

[広間の中に、毛布の塊がひとつ。
元々の種族が冬眠をする体質のため、寒さには滅法弱いのである。]

……。

[どこかぼんやりとした意識の中、無意識の内に指先を甘噛みする。
そこに触れたのは――]

……っ!

[小さな耳がぴんと立って、瞳が動揺に震える。
きゅう、と目を瞑って、毛布を全身に被った。
しかし尻尾は隠れきっておらず、先がちょこちょこ顔を出している**]

(12) 2013/12/21(Sat) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[呼ばれた名前に答える様に唇を肌に落す。
人間の悦ぶ場所に奉仕して。
それから自分の欲求を解放して貰う。

それが常にセットになっていた。

ただ、今だけは何かを振り切るように現実から
逃げるように殊更熱心に奉仕を続けていた**]

(13) 2013/12/21(Sat) 03時頃

フランクは、切れた通信に溜息一つ。

2013/12/21(Sat) 03時頃


【見】 測量士 ティソ

─雨の翌朝 研究ルーム─

[出勤後、最初の仕事は、
夜の間に上司が生み出した灰をゴミ箱に捨てること。

いつものように、吸い殻たちをゴミ箱に流し込もうとして
そこに、見慣れた銀の鈍い輝きを見つけた。

灰まみれのそれを手に取って、蓋を開いて見るけれど
過去の恋人の顔でも拝めるかと期待して覗いた中には、
誰の写真も入ってはいなかった。]

 ───……、 フー……?

[なんとなく、それを白衣のポケットに滑りこませ、
吸い殻の溜まったゴミ箱の中身は
燃えるゴミの袋へと移された。

前夜久しぶりに活躍した埃まみれの珈琲ミルは、
昼頃にはもう、早速書類の山に埋もれていた──。**]

(@10) 2013/12/21(Sat) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

     − 一週間後・広間 −

[雨に続いて雪ともなると本格的に毛布と共に
移動するようになっていた。
寒いだけなら耐えられるが、湿度が加わるとなかなか
身体の調整が効かない。

それでも白い結晶が珍しくて窓に貼り付いて
上から落ちる華を飽きもせずに見つめていた**]

(14) 2013/12/21(Sat) 03時頃

【人】 友愛組合 チアキ

僕じゃないと、駄目……。

[大切な仲間から送られたメッセージ、それを呪文のように唱える。
そうしないと、何かが溢れてしまいそうで**]

(15) 2013/12/21(Sat) 03時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 03時頃


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 03時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

[通信を切ると、ひどく不満げに端末を睨み付けた。

 理由は何度も聞かされて、頭では一応理解したはずなのだが、どうしても納得はいかなかった。

 しかし、何故、納得いかないのか。
 何故こうも、些細なことに苛立つのか。
 フーに拘ってしまう理由は……

 ……それもまた、分からなかった。]

(16) 2013/12/21(Sat) 03時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[───バリッ。

 端末をベッドに放り投げると、溜まったストレスを発散させるかのように、乱暴に、爪研ぎ板に爪を立てた。
 バリバリと、硬い板を引っ掻く音は、いつもの数段大きく、廊下にまで聞こえていたかもしれない**]

(17) 2013/12/21(Sat) 03時半頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 03時半頃


【見】 地下鉄道 フランク

[溜息を抑える方法はたった一つと言わんがばかりに
そこに誰が居ようとお構いなく、煙草を一本掴んだ。
数週間前にやってきた、まだ新品のはずの空気清浄機は 2
(1.壊れた 2.瀕死の音を立てている)]

 でーぇッ く しィッ !!!!

 さ  ―――っびい。

[くしゃみと寒さが体を駆けたのは、煙を吐き出すと同時。
一週間前とは違い、煙草の消費量は緩やかに元に戻っていた。
とはいえ今日も今日とて、灰皿は山のように煙草の死骸を溜め込んでいる。]

(@11) 2013/12/21(Sat) 03時半頃

【見】 測量士 ティソ

[>>11謝礼には、困ったような、照れたような微笑が返事。

いつかシーシャを海か川に連れて行ってやって欲しいと
頼んだことを本人が知れば
別に見たくねーですし、なんて言いそうだけれど。

他の子の良縁を願う言葉には、頷いて親指を立てて見せ、
客のいなくなったVIPルームで、微かなため息を漏らした。**]

(@12) 2013/12/21(Sat) 03時半頃

【見】 測量士 ティソ

─冷え込む夜>>@6

 受けたのは、オレだしぃ、
 オレが運ぶよー。

[フーが印刷したきり散乱させておく研究資料を
几帳面にファイルにはさみながら、
シーシャの引き渡しに手を挙げる。

決意させたのが自分なら、
引き渡しまで見届けるのは自分の役目だと。

あの日からフーの首から消えた銀。
誤差程度だけれど確かに減った煙草の量。
ティーの白衣のポケットで、銀は物言わず眠っている。**]

(@13) 2013/12/21(Sat) 03時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 03時半頃


【見】 地下鉄道 フランク

[まさか、捨ててしまったロケットが拾われているなど(>>@10
ましてやティーの白衣の中で眠っているなど知らず(>>@13
微かな重さを失い涼しくなってしまった首に、男が指を伸ばすことはない。]

 そうか。
 じゃ、もう一匹決まった時はサミュに行かす。
 ああいうのは、経験しとくべきだからな。

[目の前で目隠しが外されるという儀式めいた、それ。
一種の心的外傷(トラウマ)にもなりかねないもの。
“男”としては味わわせたくない事だが、“上司”としてはそういうわけにもいかず。]

 つわけなんで虎の方はサミュ、よろしく。
 ティーは蛇頼んだ。

[ぴらぴらと手を上げた。
男はまだ研究ルームを出るつもりがないらしい。]

(@14) 2013/12/21(Sat) 04時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[引っ切り無しに印刷を続けるプリンターの音と、死にかけの空気清浄機の悲鳴。
ずぞぞ、と珈琲を啜る。
先週淹れられた引き立てのドリップに敵わないインスタント。
煙草と相俟って、口の中は泥臭く感じた。
モニターを確認すると、其々の動物達が見える。
広間には使い慣れたであろう三つのボール。
所々に散らばった10冊の本。]

 ――――――。

[思いだしたように、机の中の奥底から取り出したのは
怪獣が表紙に描かれていたものと同じ絵本。

ぱら、と捲る。]

(@15) 2013/12/21(Sat) 04時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[ティラノサウルスがアンキロサウルスの子供を拾う、話。
はじめは餌にと捕まえたそれが、奇妙な親子関係となり。
そこに幸せを見出し、けれど結局結末は――――。]

 やっぱこれ“は”好きだな。

[他を読んだことがあるわけでもない。
新作を書くらしいが、中身はどんな内容になるのやら。
ただのラブエッセイとかありえるんじゃないか、なんて鼻で笑いながら。
絵本を数度読み返す間、煙草の煙が静かに *揺れた*]

(@16) 2013/12/21(Sat) 04時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 04時頃


教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 06時頃


【人】 教え子 シメオン

【_Ground】

[ここに初めて足を踏み入れたとき、
同じコートで、だが足取りははっきりとしていてもう少しがたいがよけへれば振動でも起こるかという具合]

あれから一週間。か

[研究員を探し端末を操作した]

(18) 2013/12/21(Sat) 06時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 あ゛ーーーーー…。

[端末から聞こえた客からの声に、ずると鼻を啜る。
部下たちに声をかけてから少し思案顔のまま。
まだ暫くは *研究ルームに*]

(@17) 2013/12/21(Sat) 10時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 10時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 10時半頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 10時半頃


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 11時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 12時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

     − 広間 ー

[ふわふわと空から落ちる白は映像でしか見た事は無い。
ただとても冷たくて儚いものだと教えてくれた]

何で雲からいっぺんに落ちて来ないの?

[華より暗い灰色の雲。
雨雲よりは白くて、何故そこから少しずつ落ちてくるのか
不思議で、怖かった]

(19) 2013/12/21(Sat) 12時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

綺麗だけど冷たくてすぐ消えちゃうから嫌なの。

[のそのそと窓から離れると同じく寒さに弱いだろう
シーシャの毛布に潜り込もうと試みた**]

(20) 2013/12/21(Sat) 13時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 13時頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

―回想・雨の日の―

[>>9 わからない。困ったように笑うヤニクに、寄り添いながら笑みを返す]

いつか、わかるようになるんかな……。

[抱き寄せる腕は力強く、迷子の道で握りあう手のように。

肌を這う舌。落とされる唇。主にするように捧げられる奉仕。
研究所員の“世話”は道具の代わり。快楽がなければ生きられぬ動物が、自らを慰める手の延長上。
ヤニクが「奉仕」の方法を教え込まれていることは聞いているから、止めはしない、けれど]

……っ

[吐息の零れそうになるのを呑みこもうとして、余計に熱がくすぶっていく]

(@18) 2013/12/21(Sat) 13時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[教え込まれた人間への奉仕。けれどそれ以上の切実さを伝えるヤニクの唇。
苦しげに眉根を寄せて、零れる吐息は宙に消えゆく。

奉仕の後に与える欲求の解放は、寄り添いながら深く、静かに。時折耳元で名前を呼ぶだけで*]

(@19) 2013/12/21(Sat) 13時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

―雪の日、研究ルーム―

[それからの一週間も、滞りなく過ぎて。
上司の首元からあの銀色がなくなったことには気付いていた。
あの手紙に書き添えられた言葉を問いたくとも、昼も夜もなく仕事に埋もれる上司にそれを聞く機会もなく。

また客の訪れる日が来た。
上司から「蛇」の購入希望が出たことを告げられる]

……へ? 引き渡しに?

[どっちが行く、と問われてポカンとした表情。
先週のことから、引き渡しは連絡を受けた所員がいくものだと思っていた。
違和感を感じつつも、同僚がそれを引き受けたので話はそのまま。もう一匹が出た時の引き渡しを命じられ、経験した方がいいと言われると、納得するしかない]

(@20) 2013/12/21(Sat) 14時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

もう一匹か……。

[もともと動物の世話役として入って、客とのやり取りの経験は少ない。引き渡しの場面は、知識でしか知らない。
自分がUGグループの、最後の一匹を引き渡す。
それを想像してもうまく実感はできないまま]

了解っス。爪切り行ってきます。

[上司命令に従い、デスクを離れて]

(@21) 2013/12/21(Sat) 14時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[倉庫から研究ルームへ戻ると、新たな購入希望を伝えられた。爪切りを上司に託して、研究ルームを出る。

入った通信に、物思いを抱えながら通路を歩く**]

(@22) 2013/12/21(Sat) 14時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[研究ルームを出てスーツに着替え、VIPルームへ。
シメオンの姿を見つけると礼をして、自分が引き渡しを受け持つことを告げる]

準備ができましたら、ご連絡いたします。
それまでこちらでお待ちください。

[VIPルームにほとんど顔を出さなかった自分には、シメオンがなぜチアキを選んだのかは窺いしることはできない、けれど]

……チアキのことを、よろしくお願いします。

[シメオンからチアキへと、託されたものを捧げ持ち。
深々と礼を取った**]

(@23) 2013/12/21(Sat) 14時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 14時半頃


【人】 友愛組合 チアキ

― 一週間前・自室 ―

[快楽の海に溺れて、意識を飛ばす。
夢の中で見た影は、果たして誰のものだったのだろうか。
瞳を開けて、ぼんやり考えるけれど、顔が思い出せない。]

ティー…?

[ティーの気配がないことを確認してから、目隠しを外す。
身体はきっと、清められていただろうか。
少しだけ掠れてしまった声、喉仏を押さえる。]

ぁ……、

[端末に着信の光が見えた。
そっと手を伸ばし、震える指で返信する。]

(21) 2013/12/21(Sat) 17時頃

【人】 露店巡り シーシャ

消えるから綺麗なんじゃねーですか。

[>>20毛布に潜り込もうと近づいてきたヤニクに場所を開けてやって、絵本から顔を上げる。
床には差し入れの10冊以外にも、部屋から持ってきた本がいくつか散らばっていて、半径1mは蛇の空間が出来ていた]

 いつまでもあったら飽きられるだけでしょーに。

[むぎゅ。冷たい体で抱きついてやる。
悲鳴をあげられても構うものか。迂闊に入り込んできたヤニクが悪い。
哺乳類の温さを堪能しつつ、無表情のまま頬ずりする。
そのまま、しばし静止して]

 ……ああ、でも。うん。

 やっぱ、言わなきゃ余計泣きますよね、あんたは……。

[周りに聞こえるか聞こえないか程度の音量で、つぶやき]

(22) 2013/12/21(Sat) 17時頃

【人】 露店巡り シーシャ

 ……だいたいどんなことでも、秘密ってのは自分で喋っちまうもんなんですよねえ…。

[ふ、と息を吐いて、毛布をヤニクと自分の頭に被せた]

(23) 2013/12/21(Sat) 17時頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 17時頃


【人】 友愛組合 チアキ

[端末を閉じると、深く、長い息を吐く。]

―――、―――――♪

[紡ぐのは、幸せを願う虹の歌。
意識が眠りに落ちるまで、部屋の中に歌が響いた*]

(24) 2013/12/21(Sat) 17時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

― 現在・広間 ―

[それからの一週間、リスはいつもと変わらない日々を過ごすよう心掛けた。
ヤニクと一緒にいる時間が増えたり、画用紙と睨めっこする時間が増えたり、少しの変化はあったが、それでも先週よりはずっと、気持ちも落ち着いている。]

うーん……、

[シーシャとヤニクがごそごそ動いているのを横目に、今もまた、毛布から尻尾の先だけを出して、画用紙に向き合っているのだった。]

(25) 2013/12/21(Sat) 17時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 17時半頃


【人】 友愛組合 チアキ

[ヤニクにはこっそりと、シーシャとホレーショーも二人きりになることがあれば、ぽつりと自分の未来について話しただろう。

――シメオンさんのところに行くんだ、と。]

(26) 2013/12/21(Sat) 17時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

―研究ルーム―

 ――――――チッ。

[ちらほらと届く通信、部下との会話。
その中にひとつ、男にとっては酷く返答に困難なものがある。
マイクが舌打ちを拾わなかったことには感謝するしかない。
深く考え、考慮を繰り返した結果。
繋いだ通信に乗せる声は、どんな色をしていたのだろう。]

(@24) 2013/12/21(Sat) 17時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

 ――――お前は“愛玩動物”だ。
 主人を選ぶ権利は、お前にはない。
 買われて目を合わせれば、それが絶対だ、抗えねぇ。

[酷く冷たく、ともすれば吐き捨てるような声。
当たり前の残酷な事実を淡々と告げる。]

 下らんこと思う前に、買われることでも考えろ。

[研究ルームに、あるいは繋がる小型通信機にさえ声が拾われる。
部下たちの耳にも、モニターの向こう側にも。]

(@25) 2013/12/21(Sat) 17時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[バリバリと乱暴に、爪研ぎ板に爪を立て、掻き毟る。
 合板製の、非常に丈夫な研ぎ板は、既にあちらこちらが剥げ、深い爪痕だらけとなっていた。
 それでもなお、バリバリと]

 グ……ガゥッ!

[ささくれ立った破片が棘となり、指に刺さった。
 痛みに顔を顰め、血の滲む指先を見る。
 けれど、棘を引き抜くと、また爪研ぎを再開する。
 新たな棘がいくつも刺さって、板に赤い筋ができようと、指先が染まろうと、お構いなしに。]

 グ、ゥゥ……!

(27) 2013/12/21(Sat) 18時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 っ、たく。

[ままならん、一言だけ呟いて。
渡されていた爪切りを手に寮へと歩き出した。]

 ――――――。

[過去は重なれど、既に捨てたもの。
感情は重なれど、既に殺したもの。
固く閉ざし。]

(@26) 2013/12/21(Sat) 18時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[包みを抱えて、通されるVIPルーム。
硝子越しに見える姿に目を細めて。]

あぁ、向こうの準備が出来てからでいい。
時間は、あるから。

門出の日には、ちゃんとお別れをしておくべきだ。

[温かいものを頼んで、ゆっくりと待つつもり。]

(28) 2013/12/21(Sat) 18時頃

【見】 地下鉄道 フランク

―寮・虎の部屋―

[中からは丁度、爪を研ぐ強い音が漏れている。
荒れてるな、と客観的に思いながら扉を強めに叩いた。]

 おい、虎。
 来てやったぞ、目隠ししろ。

[来ないといいながら訪れる声に、虎の機嫌はどうなるか。]

(@27) 2013/12/21(Sat) 18時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 18時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

    − 広間 −

[白い華を眺めながら端末にメッセージを吹き込む。
程なくして返って来た返事に一瞬耳と尻尾が大きく跳ねた。
膨らんだ尾も耳も直ぐに沈み、息で曇る硝子の一部に
泣きそうな自分の顔が映る。
急いで袖で顔を拭くと、シーシャの巣へと潜り込んだ]

冷たいっっ。
シーシャ冬眠しちゃうよ、このままじゃ。

[悲鳴を上げても抱きつかれた>>22
きゅぅん、と抗議の声をあげても体温は奪われるばかりで
お返しとばかりに滑らかな肌を甘噛みする]

(29) 2013/12/21(Sat) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

飽きられる…のかな。

[シーシャの雪への感想が、何かの例えの様に感じられて
思わず窓を見たが。
続いて困った様に漏らされた声にシーシャを見直す]

どうしたの?

[掛けられる毛布に何か予感がした]

(30) 2013/12/21(Sat) 18時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[何日前か、チアキから、買い手がついたという話は聞いていた。
 シメオンという人間の名は知らなかったが、抱き締めて、何度もおめでとうを言った。
 ちょっと遠慮なしすぎて、チアキには、痛い思いをさせてしまったかもしれないけれど。

 聞かされていた人間の数は4人で、愛玩動物は6匹。
 計算はできなかったけれど、動物の方が多いというのは聞かされた。
 もし売れ残ったら、次の客が来るまで、ここで過ごすことになるのだろうか。
 それとも……工場にもどされるのか。]

 ウゥ………

[嫌な記憶に、顔が歪む。]

(31) 2013/12/21(Sat) 18時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

─ 自室 ─

 ヴ……!

[いつもならすぐに気付く足音にも気付かず、夢中で爪研ぎ板を掻いていたが、強いノックの音に、ようやっと手は止まる。]

 ……フー……。

[扉に向けた、濃青の瞳が揺れる。
 小さく軋む牙、その表情は、睨み付けるかのようで]

 ……つけたんだぞ。

[うっすら赤く染まった指でしめた目隠しは、かなり大雑把なものだった。]

(32) 2013/12/21(Sat) 18時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

― 広間 ―

キュウ……。

[画用紙の前に握り締めていた色鉛筆を放り投げようとして、思い留まる。
きちんとお片付けをして、あとで部屋に持って行くために隅へ置いた。
先週からある大きなボールに飛びついて、ころりころり、転がってみる。]

ん……?

[その片隅に紛れた手袋>>2:3を発見すると、興味深そうに尻尾を揺らす。
抓み上げて、ふすふすと鼻を鳴らしている。]

(33) 2013/12/21(Sat) 19時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

ほんとうに!!??

[突然毛布の塊から大きな声があがり、がさごそと
蛇の巣は動いて見えただろう]

(34) 2013/12/21(Sat) 19時頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 19時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 19時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 19時頃


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 19時頃


【見】 測量士 ティソ

[最後の客が購入を決めたと
上司から聞いたのはどこでだったか。

短い返答のあと、
何かを言いかけられて、息を止める。]

(@28) 2013/12/21(Sat) 19時頃

【見】 測量士 ティソ

[大丈夫。
ちゃんと“いつも通り”、言えてた。

それ以上なにか言おうとして
言葉と一緒に閉じ込めた感情(もの)まで
零れ落ちてしまうのが怖くて
舌は凍り付いた。

忙しい上司は、
きっと部下の長い沈黙の意味など気づかない。



──気づかない(で)。]

(@29) 2013/12/21(Sat) 19時頃

【人】 友愛組合 チアキ

キッ!

[手袋に意識を取られていたからか、ヤニク>>34の声に尻尾の毛を逆立てる。
ここに来た頃よりも頻度は減っていたが、それでも驚きだけは予防できない。]

(35) 2013/12/21(Sat) 19時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 19時頃


【見】 測量士 ティソ

[まじわらない沈黙を
通信を切るというかたちで
先に破ったのはティーだった。

鈍いようで敏い上司に、見抜かれるのを恐れた。]

(@30) 2013/12/21(Sat) 19時頃

【人】 教え子 シメオン

[ず、と置かれた珈琲を啜る。どこか落ち着かなくなって寒いからなのか今から起きることからなのか。ふる、と手元を振るわせた。]

あ、僕はいつでも大丈夫。待てるよ。

[店員が声をかければそう答える。
少々大きすぎる値段を書いた紙を研究員には渡すつもり。]

(36) 2013/12/21(Sat) 19時頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 19時頃


【人】 教え子 シメオン

[店内で

____おそらく最期になるだろう端末を手に取る。入っていた着信には自分を気遣う言葉。知的なリスらしい比喩表現]

っ。

(37) 2013/12/21(Sat) 19時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[毛布の塊はチアキの威嚇>>35に静かになった]

(38) 2013/12/21(Sat) 19時頃

【見】 測量士 ティソ

[相反する願いは
張り詰めた氷の下で永遠の眠りにつく。

ティーの手が、
無意識にポケットを探り、
指先に感じた温度を、そっと手のひらに閉じ込めた。]

(@31) 2013/12/21(Sat) 19時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[威嚇よりも警戒、怯えが強かったのだけれど、静かになった毛布の塊>>38に耳をへたらせる。]

……!

[端末に入った着信、静かに息を飲む。
声を聞けば、瞼を震わせて、キュ、と小さく鳴いた。]

(39) 2013/12/21(Sat) 19時半頃

【人】 露店巡り シーシャ


[ばふー、と毛布の結界が解かれた。
簡易秘密基地解除。現実世界にただいま]

 ……あー、チアキさっきビビらせちまいましたか?すみません。

[先ほど聞こえた甲高い声に、顔を上げて。
>>39それから、小さな声に首をかしいでおいた。

もそもそと、毛布から脱出する]

(40) 2013/12/21(Sat) 19時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[二番目にめんどいことは済ませた。

チアキは共に出て行く者だと聞いているし、ホレーショーは無邪気に喜ぶだけだと予想していたから、言わずとも大丈夫だろうとそう思って。

泣かなかったヤニクに心底ほっとした顔をして、床に落としていた辞書を拾いがぶりと隅っこを齧った]

 ……。

[まああとは、自分の整理だけか。
実のところこれが一番めんどいのだが、まあ。
いま考えても仕方ないのだ。とりあえずは]

(41) 2013/12/21(Sat) 19時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[シーシャ>>40の声が聞こえて我に返る。
小さな耳がぴこぴこ動いた。]

う、ん。
ちょっとだけ、びっくりした。

[おすわりの体勢でシーシャの方を向くと、足元に手袋を置いたまま、蛇の真似をして首を傾げる。]

なぁに、シーシャ。

(42) 2013/12/21(Sat) 19時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

チアキごめんなの。

[秘密基地から続いて顔を出して、チアキに謝る。
自分も大きな音に弱いのに、声をあげて驚かしてしまった。
毛布に包まれたまま頭を下げて。
シーシャとチアキが話をするなら、
何となく察して沈黙を守る]

(43) 2013/12/21(Sat) 20時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 20時頃


【人】 露店巡り シーシャ

[びっくりさせたのはヤニクの大声なのだが、自分も多分に関わっているためつい謝ってしまってから。
おすわりの体勢のチアキに、ううんと唸る。

ふ、と。手袋に気がついてぺたぺた近づいてみた。
知らない匂いだ]

 ……なんか、変な顔してたんで。

[あぐぐ、と辞書をかじりながら、こもった声で問いに答えて。
何気なく手袋を拾っておく]

(44) 2013/12/21(Sat) 20時頃

【見】 測量士 ティソ

[水音。

研究ルームに隣接するトイレの洗面所で
凍るような冷たい水で顔を洗う。

着ているのは
クリーニングから戻って来たダークブルーの一張羅。
入れ替わりにチャコールグレーのスーツが
今頃きっとクリーニング屋の倉庫に並んでかかっている。]

(@32) 2013/12/21(Sat) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[2人を見ながら静かにこの一週間を考える。

消えてしまう心と耐えられない心。
事情を考えれば困らせてしまう事も判っている。

判っているのに胸を締め付ける痛みはずっと消えずにいる]

(45) 2013/12/21(Sat) 20時頃

【人】 教え子 シメオン

[モニターを見る目は__

決意と期待を秘めていて]

(46) 2013/12/21(Sat) 20時頃

【見】 測量士 ティソ

[やわらかいフェイスタオルで顔についた水滴を拭い
ノンフレームの眼鏡を掛けて鏡を見た。

薄い硝子の球面レンズの向こうで、
いつもの顔が笑っていた。]


 ──── ぁ。

[ポケットの端末を確認して、
一件の録音メッセージに気付く。
まださほど時間は経っていない。

再生。

そして──>>@25]

(@33) 2013/12/21(Sat) 20時頃

【見】 測量士 ティソ



 …────〜 っ、


[叩きつける雹雨のような、
厳しい言葉(げんじつ)に息を詰めた。]

(@34) 2013/12/21(Sat) 20時頃

【見】 測量士 ティソ

 ────────────────。


[無機質な白い部屋を
長い長い沈黙が満たした。

鏡に背を向けて、ティーは細い指で端末を繰る。]

(@35) 2013/12/21(Sat) 20時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 20時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 20時頃


【人】 友愛組合 チアキ

んーん、だいじょぶ。

[ヤニク>>43の声にふるふると首を横に振る。
シーシャ>>44が近づく姿が見えて、手袋を取る様子を見ると、また首を傾げた。]

それ、シーシャの?

(47) 2013/12/21(Sat) 20時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 20時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[大丈夫とチアキに言われて>>47、へらりと笑う。
じゃれつこうかと思ったが、不意に届いた端末に
慌てて耳を付けて。
びくりと震えた耳と尾と、噛み締める唇を隠す様に
また毛布を被った]

(48) 2013/12/21(Sat) 20時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

―寮・虎の部屋―

 入るぞ。

[少し間をおいたのは、通信に向けた怒気を掻き消すため。
しかし扉を開けるその手が、少しの怒りを残したままだ。
どんな瞳をしているかは、目隠しの下。
判断することはできず、見えた指先の惨状に。]

 ――――お前、なにしてんだ。

[消そうとした怒りが滲む。
つかつかと歩みより、赤い筋を描く指先をひっつかむ。
迷うことなく口に運び、鉄錆を舐め上げた。
暫くの間!何も喋らない。]

(@36) 2013/12/21(Sat) 20時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 いや、

[>>47首を傾げる様子に、ふる、と首を振って。
片方だけの手袋をじっと見る。
温度のないそれの持ち主は、いまどこにいるのか]

 ……なんかに紛れてたんですかね。

[後で研究員に渡しておこう。
ぎゅっと黒いパーカーのポケットに白いそれを突っ込んで、それから]


 ……チアキー。

[甘えた声で、ハグを仕掛けておいた]

(49) 2013/12/21(Sat) 20時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[ふつりと切れた通信に、男は考える。
乾いた砂の音、長い沈黙、先にきられたことご決定打。
部下が何を考えているかなど、明確に知ることは出来ない。
ただぼんやりとした輪郭が、店のランタンの明かりのように浮かび上がった。

気付かない。
気付かないで。

そんな防波堤。]

(@37) 2013/12/21(Sat) 20時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[ヤニク>>48にへにゃりと笑いかけて、シーシャ>>49の言葉にはただふーんと返した。
知らない匂い、誰のものだろうとは思うけれど、思考はすぐに掻き消される。]

……キュ、

[シーシャからのハグにも慣れた。
冷たい体温に少しだけ身を震わせるけれど、大きな尻尾で蛇の背を撫でる。
うん、とだけ呟いて、少し抱きしめる力を強めた。]

(50) 2013/12/21(Sat) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[じゃれ合う姿を眺めて、肘を付く。
流石に買い取った後もここに通うわけにはいかないし、これが最後になるのかもと思えば、無理には引き離せなくて。

二人とふたりがいなくなった店。
ミナーとはわりと話をしていたから、やはり少し物足りないか。]

シメオン、君も決めたのかね?

[手持ち無沙汰に話しかける。]

(51) 2013/12/21(Sat) 20時半頃

【人】 教え子 シメオン

[モニターを眺めていると不意に声がかけられる>>51
問を聞くとこく、と頷く。]

ああ、決めたさ。ちあきにね。残してしまった子には悪いけどもともと決めてあった。この子しかいないってね。

君も、傷を癒してくれる子が?

[疑問に答え、問を返した]

(52) 2013/12/21(Sat) 21時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

>>@36怒気を孕む音に、耳は小さく動いたが、昂ぶった感情では冷静に汲み取ることができず、目隠しの下から怒りと苛立ちの視線を向けるのみ。]

 なにって。
 爪、といでたんだぞ。

[怒りの滲むような声に返すのは、不機嫌露な声。
 すぐそばに転がる爪研ぎ板は、見るも無惨な状態で、あちらこちらに赤が散っていただろう。]

 ……ッ、

[手を掴まれると、一瞬身を強張らせた。
 指も爪もボロボロなのは、自分でもよく分かっている。から、叱られる覚悟はあった、が]

 ……フー……!?

[ひたりと、指先に感じたのは、温かな湿り気。
 一度だけ、軽く手を引くような抵抗の仕草を見せたが、それきり、腕の力は抜けて。
 声のない部屋に、微かな水音だけが聞こえる。]

(53) 2013/12/21(Sat) 21時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[チアキから離れて、不安と怯えに震える心を抑えようというように、辞書を抱く。
ぐるぐるとめぐる思考が抑えられない。

独りで考えても仕方がないことを、また考えるのだ。

そのときが来れば、意思がどうであれ、必然的になってしまうことなのに。


また辞書をかじった]

(54) 2013/12/21(Sat) 21時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[VIPルームでシメオンに挨拶をした後、いつものように調理室へ向かう。
チアキとシーシャにとっては最後の食事。
調理室のドアに手をかけた時]

――…、

[通信機から漏れ聞こえる硬い声>>@25]

……知ってる。

[とん、と扉に額をつけて目を閉じる。
じっと堪えるように黙り込む]

(@38) 2013/12/21(Sat) 21時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[シーシャの声に微笑みを浮かべ、もう一度強くぎゅっと抱きしめた後、身体を離す。]

えへへ、ヤニクー。
シーシャが可愛いんだよー!

[近くにいるであろうヤニクに駆け寄って、悪戯っぽい笑みを浮かべながら飛びついた。]

(55) 2013/12/21(Sat) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[秘密基地第二弾に籠り、端末に夢中になっていたから
突然の襲撃>>55に対応出来ず潰れた声を出す]

ぐぎゅ…くぅん…苦しいの。

[もこっと毛布から顔を出すと、悪戯好きのチアキの
鼻にかぷりと歯型が付かない様に噛みついた]

(56) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

そうか。
あの子は確かに、君と良い友人になれるとおもうよ。
友人以上の存在にも。

[家族の温もりも、友達との友情も知らない独りぼっちの彼には、きっと同じ目線の高さで居られる子が向いていると思う。
喧嘩したり、仲直りしたり、そうやって人の温もりを知れるといい。]

ああ、私も蛇の彼を。
話してみて、なんというかしっくりと来たからね。

気を紛らせるだけでなく、きっと退屈しない。

(57) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[>>55もう一度抱きしめられてもおとなしくしていたが]

 ちょ、ちあ、!?

[ヤニクに駆け寄るチアキの発言に、さっと顔が赤くなる。
引き止めるように手を伸ばして追いかけようとしたが、足が上がらずこけた]

 う、うう……。
 ばーかばーかばーか!!

[べしべし床を叩いておく]

(58) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【見】 測量士 ティソ

 …………、…………、…………。


[更に長い、長い沈黙のあと。

苦しみながら焦がれるような声を聞いて
ティーはやっと、音声送信ボタンに触れた。]

(@39) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

えへへ、ごめんね?
キュ!

[鼻をかぷりとされて、尻尾がぶわっと広がる。
もそもそと鼻先を動かして、ヤニクの上から隣に移動した。]

ヤニク、あのね。
寒いから、くっついてて、い?

[この一週間、可能な限りヤニクにくっついているシマリスである。
もちろん、世話だったりいろいろあるから、そこまで長い時間を共にはできないが、食事やお風呂、画用紙にお絵かきする間、ちょこちょことついてまわっているのだ。]

(59) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

シーシャは可愛いよ? チアキも可愛いの。

[チアキのシーシャが可愛いと言う情報に
当たり前、そう言うチアキも可愛いと大きく頷いて]

照れてるシーシャ可愛いよね。

[転んで床を叩いているシーシャ>>58に指差しておいた]

(60) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

ばかじゃないもーん!
ちゃんと字もお勉強してるもーん。
ほら!

[隅に置いた画用紙を引っ張りだすと、紙に「しーしゃ」と書く。
綺麗に整った字である。]

シーシャ、大丈夫?
怪我してない?

[真っ赤になるシーシャに耳をぴこぴこさせるけれど、自身も端末の声を聞くと、ほんのり頬を染めた。]

(61) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

―寮・広間―

おーい、お前ら。飯だぞー。

[皿を乗せたワゴンを運んで、いつもと寸分違わぬ言葉。
何匹かがじゃれあう広間に、配膳口から食事を渡す]

(@40) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

キュ…えへへ、ヤニクも可愛いよ。
それにかっこいいんだ!

[きらきらとした目でヤニク>>60に答える。
照れてしまったのか、うりうりと頭を摺り寄せた。]

シーシャかわいー!

[差されたシーシャを見て、ゆうらりと尻尾を揺らしながら頷く。]

(62) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 教え子 シメオン

[時間の並みを感じてきたらしい彼の声が妙にしっくりくる>>57
何でこの少ない時でわかってしまうのか、と舌を巻く気分。]

蛇の彼か。退屈しないだろうね。可愛がってあげてよ。
今度機会があれば会わせてあげたいね。

[じゃれる彼らを見て複雑な気分にはなるが一人では可愛そうだろう
]

(63) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 21時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

寒いよね。あったまろ。

[擦り寄って来るチアキ>>59に、
シーシャがやってくれたように毛布の隙間を空けて迎える。
この一週間チアキと一緒に遊ぶ事が多かった。
勉強熱心なチアキに文字も教えて貰って
ちょっとだけ書く事も出来る様になった。
チアキが残してくれたものは大きい]

かっこいい? ほんと? ありがとう。

[褒められて>>62、少し調子に乗って胸を張る。
だが直後に摺り寄せられた頭の刺激に身悶えた]

シーシャも一緒に入る?

[3人で毛布であったまろう? 
声を掛けるのと食事が来るのは>>@40同じ位だったか]

(64) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 あ、ちが、まちがえ、

[通信機を握って、ふるふるとする。
ふるふると。

違う。間違えた。
ものすごく間違えた。いや、意図的には合ってるのかもしれないけども。

赤かった顔がますます赤くなる。
>>61チアキの声にも反応せず、>>@40配膳の音も耳に入らず]

(65) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 俺のこと、好きですかって!訊きたかったんです!!!


[通信機に向かって叫んだ。

とても墓穴を掘った]

(66) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

!!!!!??

[シーシャの大声>>66にじゃれ合っていた動きを止めて
シーシャを穴が開くほど見つめてしまった]

(67) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[>>64ヤニクの声に顔を上げて、ずっしゃあと毛布に滑り込む。
顔を覆って、動かなくなった]

 テッドにもヤニクにも訊きましたもん……。
 恥ずかしくない、恥ずかしくない……。

[ぶつぶつとなにか唱えながら、カメラから隠れるように身を縮めた。

不安にさせるあいつが悪い。うん]

(68) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

どうしよう、チアキ? シーシャが物凄く可愛いよ?

[毛布に潜り込んで動かなくなったシーシャ>>68
まじまじと見つめながら、真顔で呟いた]

(69) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[聞こえてきた言葉に、生身の左目と硝子の右目を瞬いて。

数拍置いて噴き出した。]

く、くく……

本当に君は面白い奴だ。

(70) 2013/12/21(Sat) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

無論だ。私は君に惚れている。
私が、好いてもいない相手を連れて帰るような男だと思うかね?

[放送ボタン押して、きっぱり言い切った。
彼が恥をかくならば、自分も恥ずかしくなどない!]

(71) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【人】 友愛組合 チアキ



[シーシャ>>66の大声にびくっと身体を跳ねさせて、ヤニク>>67へさらにくっつく。
けれど内容を把握すると、ふわふわ笑みが浮かんだ。]

ヤニク、こういう時はしー、だよ。

[ヤニク>>69が声を出す様子に、口元へ人差し指を当てて、しーっと囁く。
サミュ>>@40の声が聞こえれば、毛布の中から脱出した。]

ほら、ヤニクもシーシャも、一緒にご飯食べよ?

[最後のとは口にせず、けれど一緒と告げた声はそれを願う響きに包まれていた。]

(72) 2013/12/21(Sat) 22時頃

チアキは、放送から聞こえるお爺さんの声>>71に尻尾がぶわわっと広がった。

2013/12/21(Sat) 22時頃


【人】 友愛組合 チアキ

えへへ……。

[放送で響いた声は、きっとシーシャのご主人様だろう。
それなら大丈夫。シーシャは幸せだ。
蛇の姿を眩しそうに見つめる。]

サミュー、今日のご飯はなぁに?

[照れ屋なシーシャ、彼が震えないようにとできるだけ意識を逸らして、配膳口へ声をかけた。]

(73) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル



[初めて聞くシーシャの大声]

!!!

[まさかの放送でのアンサー]

……爆発しろ。

[お約束な気がして呟いた]

(@41) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[唯一聞き覚えのある声が天井から降って来た>>71
天井を見上げ、それからシーシャを見て]

………良かったの…。

[つつ、といつの間にか目は逸らしていたが、
理由は自分でも判らなかった]

(74) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[しーと言われても>>72気になって仕方ない。
ご飯と言われて一緒に立ち上がるが]

チアキもあんな風に答えて貰いたい?

[チアキが望むなら彼のご主人様もマイクで
好きだと言うのだろうか]

(75) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[ヤニク>>75に話題を振られて、小さな耳がぴんと立つ。]

……もう言ってもらったから、いい。

[頬を真っ赤に染めて呟く声は、少しだけ震えていた。
ヤニクの手をきゅ、と握り締める。]

(76) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[ヤニクの声もチアキの声も耳に入らず、ぶつぶつ呪文を唱えていた背中が跳ねる。
>>71理由は明白で、単純だ]

 ……ぎぅ

[おれをころせ。

毛布に突っ伏してジタバタしたあと、震えていた背中が完全に動かなくなる。
ぎゅうと毛布を抱きしめて、しばし現実を拒否するように顔を埋めていたが]

 う、ううー、ごはん、ごはんー……。

[ただよういい匂いに、顔を半分だけ上げた。
言語中枢がやられたのかというほど拙い声は、まだ羞恥に震えている]

(77) 2013/12/21(Sat) 22時頃

ティソは、研究エリアにいたせいで愛の告白を聞き逃した。後で知ったら悔しがるだろう。

2013/12/21(Sat) 22時頃


【見】 測量士 ティソ

─研究エリア レストルーム─

[自分はひどく残酷なことをしていると思う。
なぜなら、結局かれには、
奪い取る爪も牙も備わっていないのだから。

傍にいたいと願う相手が、
ひとであれ同じ仲間であれ、
愛(システム)に縛られた身には限界がある。


ありもしない希望をちらつかせて
道を惑わせる。
無垢な少女(イヴ)をそそのかす
悪魔(へび)のようだと己を哂った。]

(@42) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[配膳口に声をかけてきたチアキに、いつもの食事を配る。
ただいつもと少し違うのは、仕切りのついたプレートの一区画、デザートが付属していたことか]

匿名希望の権兵衛さんからだ。
おっさんには内緒だぞ。バレないうちに最初に食え。

[そして、皿を渡す時、ひそりと何か囁いた]

(@43) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[チアキの返事>>76にご飯を貰う前で良かったと息を吐く。
間違いなく零していた]

良かった。じゃあもう平気なの。

[チアキは不安に陥る事も無いだろう。
怖がらせる事も無いだろう。
幸せになるだろうと微笑んで手を握り返す]

(78) 2013/12/21(Sat) 22時頃

【見】 測量士 ティソ

[ありもしない希望──そう思っていた。
この時は。

だから、自分の言葉で、
かれがどんな行動を起こすかなんてことも、
まったく想像していなかった。*]

(@44) 2013/12/21(Sat) 22時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 22時頃


【人】 友愛組合 チアキ

[ヤニク>>78が手を握り返してくれたから、ほっとしたように肩の力を抜く。]

ヤニク……ありがと。

[その四文字に、どれほどの思いが詰まっていただろう。
ぴと、とくっついて、優しく尻尾を絡ませた。]

(79) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

[>>71にびっくりして端末を落としてしまった。冷静で重みのある彼が放つ言葉はこの先の未来を安易に予想させた。

カラン、衝撃で壊れてしまっただろうかこれは。]

あー弁償。まあいいか。

[特に何も思わずに弁償代の金額も書き込む
食事を食べる風景を見つめた]

(80) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

………くっ。

[流石に言ってしまってからじわじわ恥ずかしくなってきたらしい。
思わず額押さえて俯いたり。]

(81) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[色々聞いてしまって耳が熱くて仕方ない。
それでも絡んで来た尻尾>>79を解く事無くじゃれあった。
離れてもまだ熱い。
だが熱い理由はそれだけではないと判っていた。

配膳口で大人しく順番を待つ間。
サミュエルの声と美味しそうな匂いに尾を揺らす]

今日のご飯なんですか?

[鼻を鳴らして近付いてトレイを受取る]

(82) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[サミュ>>@43からプレートを受け取ると、いつもと違う香りがした。
ふすふすと鼻を鳴らしていると、声が降ってくる。]

ごんべーさん?
分かったー。
サミュ、ごんべーさんにありがとって伝えてください!

[ちゃんとお願いをして、ぺこりと頭を下げる。
囁かれる声にぴこぴこと耳が揺れた。]

(83) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

【見】 測量士 ティソ

[両手でむにぃーーーっと頬を摘んで、引っ張る。
痛い。

指を離すと、弾力のある肌が
ぱすん、と元に戻って、赤くなった。]

(@45) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 22時半頃


【見】 測量士 ティソ

[想うことが罪だなんて、認めたくなかった。

けれど理想(それ)は理想(それ)
現実(これ)は現実(これ)。

研究員(ティー)には研究員(ティー)の仕事がある。]

(@46) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

【見】 測量士 ティソ

[レストルームを出る前に、
ティーは鏡に向かってにっこりと笑った。

映っていたのは
完璧(ひゃくてんまんてん)な笑みだった。]

(@47) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 22時半頃


【人】 露店巡り シーシャ

[端末に一言二言言葉を落として

二人がトレイを受け取った後、もそもそと毛布と辞書を抱いたまま配給口に辿り着く。

ぷすぷす頭から煙を出す勢いで赤い顔のまま、配給を待った]

 ごはん……。

[言語中枢が戻ってきてないままだ。
それでも、受け取ったあとは、小さな声でいただきますと呟いて]

(84) 2013/12/21(Sat) 22時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 22時半頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

[>>83 どうやらチアキには、ごんべーさんに心当たりがあったらしい]

ん、……会えたら伝えとく。

[今はもう自分のパートナーとよろしくやってるだろうごんべーさんに、自分が会う機会はあるだろうかと考えつつ。
ぺこりと頭を下げた姿に目を細めた]

(@48) 2013/12/21(Sat) 23時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[サミュからプレートを受け取ると、ぺたぺたと寒くても素足を貫き、シーシャ>>84の隣へ移動する。
ヤニクも受け取ったなら、こっちと手招きした。]

一緒…ね?

[寂しげな声が広間に響く。
シーシャにぴと、とくっついて、頭をそっと摺り寄せた。]

(85) 2013/12/21(Sat) 23時頃

【見】 地下鉄道 フランク

―寮・虎の部屋―

[男は暫く無言であった。
時折何か唇を動かしたが、それは明らかに虎に宛てた声ではなく。
向かう先は幾つかの通信。
それが重なる度、男に降り積もる白い雪。

不機嫌に返す虎の声(>>53)に何も返すことなく
無残な死体と成り果てた爪研ぎ板と、掴んだ指先を交互に見やり。
水音だけを響かせて、鉄錆を舐めあげた。]

 ――――――。

[無言は語るよりも雄弁に怒りを表す。]

(@49) 2013/12/21(Sat) 23時頃

【人】 友愛組合 チアキ

ホレーショーは来ないのかな…。

[しょんぼりと耳をへたらせる。
報告した時に抱き着かれたのは痛かった。
ちょっと骨がぎしぎしした。
でも喜んでくれているのが分かったから、ほっぺたをちょっと引っ張るくらいで済ませたけれど。]

いただきます。

[端末へそっと手を伸ばして、メッセージを送る。
それからサミュに言われた通り、デザートから食べ始めた。]

(86) 2013/12/21(Sat) 23時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

ヤニク、

[尾を揺らして近づいてきたヤニクに、壁越しに笑みを向けて。ほんのりとソイソースの香りがただよう肉料理の皿を差し出す]

あつあつだからな、猫舌じゃなくても気をつけて食えよ。

[そう言って差し出して]

(@50) 2013/12/21(Sat) 23時頃

【見】 測量士 ティソ

[コツ、コツ。

シーシャの持つ端末に、そんな音が届いたのは、
サムがシーシャに与える最後の食事が済んだ頃。]

(@51) 2013/12/21(Sat) 23時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 23時半頃


【人】 露店巡り シーシャ

[>>85寂しげな声にほんのりと赤い顔を上げて、くっつく彼に受け入れるようなため息を吐く。
>>86しょんぼりとへたった耳をちらと見て、少しの間の後]

 …うりゃ、

[毛布を広げて、チアキごと自分の身を包んでおいた。

ふいとそっぽを向いて、食事をとる間、温もりを共有して。
ついでに、ヤニクも手招きしておいた]

(87) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 23時半頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

>>@49聞こえるのは、指を丹念に舐める水音と、時折震える端末に、フーが何かを返す声。]

 ……、……

[そこに、小さな歯軋りが混ざり込む。

 荒んで、凍てついていた心は、少しずつ解けてきた。
 そのかわりに沸き上がる、懺悔と沈痛。
 言わなければならない言葉があるのに、喉につっかえて出てこない。

 唇だけが時折、声を出さぬままで動いた。]

(88) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 23時半頃


測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 23時半頃


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 23時半頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/21(Sat) 23時半頃


【見】 測量士 ティソ

[シーシャへと声を掛けた後、もうひとりへも準備を促す。]

(@52) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

……えへへ。

[シーシャ>>87と毛布の中でくっついてご飯を食べる。
ヤニクも一緒だっただろうか。
漏れる笑みは柔らかく、嬉しそうに尻尾を穏やかに揺らした。]

ごちそーさまでした。

[それからゆっくりと食事を終える。最後の時間。
名残惜しさに暫くそこでもそもそしているけれど、きゅ、と唇を噛みしめると配膳口へプレートを運んだ。]

(89) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[心ここにあらずなシーシャ>>84に、皿を渡す]

Sir.ヴェスパタインがあんなことするとはとは思わなかったわ。

[ぽそり。追い打ちに他ならないしみじみとした感想]

はっきり声に出して言える相手に巡り合えたのは、とても恵まれたことだと思う。おめでとう。

[追い打ちによってシーシャはどんな顔をしていただろうか。けれど嘘偽りない祝福で。
そして仲間たちのもとへ戻る姿を見送った]

(@53) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

 ――――おい。

[虎の小さな歯軋りが聞こえる。
男は口を話すと、指に刺さっていた破片を自身の手に吐き出した。
白衣のポケットに突っ込み、黒縁の向こう側で眉間にシワを寄せ。
落とした声が酷く低く、苛立っていたのだということを漸く自覚する。
落ち着けるようにと息を吐き出し。]

 先週、「ここにいたい」って言ったな。

[指の傷については、今叱るべきではないと判断を下す。
感情の吐露、発散。
人間とは違うのだ、こんな風にしか表せない事くらいわかっている。
代わりに問うのは、先週背中で聞いた言葉。]

(@54) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[ヤニクへ皿を渡した時に、受け取った言葉。

その後のシーシャには、声の、手の震えはきちんと隠せていただろうか]

(@55) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[男は乱雑に付けられた目隠しに指を掛ける。]


 “何で”だ?


[それは解く為ではなく、固く結ぶ為に。]

(@56) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[美味しそうな匂いとサミュエルの説明>>@60
ふんふんと鼻を鳴らして尾を振った]

気を付けて食べるの。

[ロールキャベツの二の舞にならぬように。
丁寧に大切に皿を運びながら、
チアキとシーシャに呼ばれるまま2人の傍へ]

美味しいね。

[2人に何度も笑いかけながら、ホレ―ショーを心配する
チアキに同じ様に寂しそうに]

一緒に食べたかったね。

[それ以上は言わずに、
2人の皿からちょっと失敬しようとしたり、自分の分を
分けようとしながら最後の晩餐は終わる]

(90) 2013/12/21(Sat) 23時半頃

ヴェスパタインは、違うところからの通信に、噴いた。轟沈するところだった。

2013/12/21(Sat) 23時半頃


【人】 友愛組合 チアキ

[ヤニク>>90にご飯を二口程奪われたりもしたが、やはりみんなで食べるご飯は美味しかった。]

僕、ちょっとやりたいことあるから、お部屋に戻るね。
ヤニク、シーシャ……ありがと。

また、ね!

[顔を合わせるのはこれが最後かもしれない。
だけどさよならは言えなくて、笑顔で手を振る。]

(91) 2013/12/22(Sun) 00時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 00時頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

[食事を見届け、空になった皿を回収してから、広間を離れる。押し黙って歩く通路。動物たちの無邪気な声も充分聞こえなくなってから]

……っ、

[堪え切れず、その場に蹲る。
ヤニクの言葉が身の裡に響く。触れた手の離れ際、多くを望まない彼からの、告げられた「願い」が胸に痛い]

…… 俺 は、

[震える手で握るのは、パスケースと端末。
連絡はまだない。自分も、これから果たさねばならない仕事がある]

(@57) 2013/12/22(Sun) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[チアキから奪ったご飯>>91はこっそりゆっくり味わって食べた。
もう食べられない味を思い出す度、チアキを思い出すから]

チアキ?
うん!!

[手を振り部屋に戻るチアキに笑顔以外
何で送れと言うのだろう。
また、ともさよならとも言わずに手を振り返す]

(92) 2013/12/22(Sun) 00時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 00時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

>>@54唇が指を離れた瞬間、指先が少しひんやりした。
 けれどそれ以上に、得体の知れない、ずっと足りないままの何かが、また少し大きくなったような気がした。]

 ……。

[静かに響くフーの声。

 少しだけ間を置いて、頷いた。]

(93) 2013/12/22(Sun) 00時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 00時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 00時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

 それは……。

[目隠しに指が触れると、嫌々をするよう、首を振った。]

 おれ、なんでだかわからないけど……

 ……でも、ここには、フーがいて……
 フーも、サミュエルも、ティーも……

[大好きで。
 けれど、何かが違う気がする。]

 大好きは、な……とっても、あったかくなるんだ……

 なのに、痛いんだぞ……
 フーのだけ……痛いんだ……!

[絞り出すような声とともに、血とは別な朱で薄く染まった指を伸ばし、フーの服を掴もうとする。]

(94) 2013/12/22(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

じゃ、迎えに行ってくる。
[黒服のボーイに案内され、対面のための小部屋へ向かう。
教会と例えられたのは、わが子を嫁に出す親の心境とかなのか。

手にした包みの中身は、花嫁衣裳と呼ばれるにはあまりに無骨だが、
彼の着ていたパーカーに近いデザインのコート。
寒さに弱い彼のために、なるべく軽くて温かいものを。]

(95) 2013/12/22(Sun) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

― 自室 ―

[ヤニク>>92の笑顔に応えて、画用紙と色鉛筆を手に自室へと戻る。
床に座ると、画用紙を前にまた考え込む。]

…………、

[色を選んで取っては、また置いて、その繰り返し。
真っ白い紙には、一向に線が引かれない。]

うん、これでいいんだ。

[自分と同じ、茶色の色鉛筆を取り出すと、紙の上に走らせる。
暫くしてから息を吐くと、目の前には真っ白が画用紙があった。]

(96) 2013/12/22(Sun) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[それから端末へ手を伸ばす。
皆へのメッセージを送るために。]

本当は直接言いたいけど、泣いちゃうもんね。

[幸せな未来へ行くんだ。
壊れたパズルは今はもう、修復できない程にぼろぼろで、それでも残ったピースを愛しく思う。
だからこそ、最後は笑顔で終わりたかった。
震える指を伸ばして、ひとりひとりに音声を残していく。]

(97) 2013/12/22(Sun) 00時頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 00時半頃


【見】 地下鉄道 フランク

 ――――。

[“痛い”と告げる声が、余程痛い。
伸ばされる腕に抗う術を男は持たず、また拒否するつもりもなく。]

 ――――――。

[けれど、受け止めることもない。

残酷だ。
どこかの誰かが無垢な少女を唆す悪魔だとするならば。
男のそれは、覚えてはならぬ感情を植えつける黄金の果実。]

(@58) 2013/12/22(Sun) 00時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

 だから「ここにいたい」のか?
 “痛い”んだったら、ここから出てちゃんと愛してもらえばいい。

[男の指先は、目隠しを縛る。
決してここで剥がれ落ちることのないように。]

 俺から離れれば、“いたい”のもなくなる。

[服を掴む手に触れ。
落とすのは――――]

(@59) 2013/12/22(Sun) 00時半頃

【見】 測量士 ティソ

[シーシャの部屋へ携えて行くのは、
雪のように白い生地に流水の模様の描かれた、
東洋の民族衣装。
帯と呼ばれる腰紐は丹。

色数を抑えたシンプルな服は、
シーシャの瞳の色を美しく映えさせるだろうと
選んだ服を、
シーシャは素直に受け取ってくれるだろうか。]

(@60) 2013/12/22(Sun) 00時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

 ――――“わかったな”。

[それは確認ではなく、強く教え込む言葉。
残酷な声を落とし、冷酷な言葉を残し、男は立ち上がる。
仕事は多い、揺れていてはならない。
掴む手を引き剥がし、呼び止められても男が足を止める事はない。]

 爪、後で消毒に来させる。
 体を疵物にするな、いいな。

[言い残し、外へ。]

(@61) 2013/12/22(Sun) 00時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[今ここにいる皆へ順番に連絡をしていく。
最後のひとりになって、指が止まった。
真っ白な画用紙をなぞり、瞼を伏せる。]

……………、

[強く目を閉じ、ゆっくりと開いた。
そして端末へ、震える指を伸ばす。]

(98) 2013/12/22(Sun) 00時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 01時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

>>@59首を振っても、目隠しは、すげなく結び直されてしまう。
 目隠しの結び目が強まるほど、フーの服を握る指にも力が籠もる。
 先程舐め取られたばかりの血が、また滲んでしまうほどに。]

 なんでだ……?

 じゃぁ……じゃぁずっと、それまで、痛いままなのか……?
 なんで、どうして、フーじゃダメなんだ……?!

[言葉にするたび、痛い、苦しい。]

 違う……逆だぞ……。
 離れると、痛いんだぞ……!

(99) 2013/12/22(Sun) 01時頃

【見】 測量士 ティソ

[シーシャの部屋の前で、
シーシャが目隠しをするのを待つ間に、
サムへと宛てて、ひとつの頼み事を送信した。]

(@62) 2013/12/22(Sun) 01時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ───!

>>@61強く、残酷な言葉が、胸に深く突き刺さる。
 離すまいと、ボロボロになった爪を、食い込むほどに強く伸ばすが、それは無理矢理剥がされてしまった。]

 フー……

 そんなの、おれ、わかんないんだぞ……

[ふたつの”好き”の違いが、分からない。
 どうしてこんなに苦しいのか、どうしてそれがフーだけなのか。
 どうしてフーは………]

 ……っ、ぅ……

[強く結び直された目隠しに、指をかけ]

(100) 2013/12/22(Sun) 01時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 01時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

 そんなのわかんないんだぞ!!!

[引き裂き、扉の向こうへと叫んだ。
 濡れる瞳は、性欲とはまた違う感情の昂ぶりに、金褐色に染まったまま。]

(101) 2013/12/22(Sun) 01時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 
 
        (ああ)

                              (どうして)

    (何故)                  (アイツは)


            (お前らは)



               (俺は――――)
 
 

(@63) 2013/12/22(Sun) 01時頃

【見】 地下鉄道 フランク

―通路―

[男の足音は早く、早く、早く。
研究ルームに向かう途中、通信機から声が落ちた。

歩調が変わる。

Prestissimo to ritard.
Ed pesante.

無音の通路に響く演奏。

――――Fermata.]

(@64) 2013/12/22(Sun) 01時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[>>@53かけられた言葉にしばし撃沈し直したりしたあと、最後の食事をとる。
サムの微かな震えは、ふと気になったが追求せず。

>>90あーんしてやったりしながら、食事は終わった]

 ん、……また。

[部屋に戻るというチアキに、おうむ返しに言葉を返して。

ふと、硬質な音>>@51がした通信機を、見下ろした]

 ……。

[立ち上がり、ヤニクを見る]

 ……俺も、そろそろ。

[サヨナラが言いたくなくて、ヤニクの髪に手を伸ばすことで代わりにした]

(102) 2013/12/22(Sun) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[チアキだけでなくシーシャも今日いなくなる。
別れが近付くと寂しくなるのは仕方ない。
泣きそうになるのを堪えて、低い体温に摺り寄った]

シーシャ、幸せにね。

[伸ばされた手が髪に触れる>>102
最後の体温を感じながら別れは笑顔で見送った。
1人残った広間で残った絵本やクッション、毛布を
引き寄せて巣を作る]

雪は全部埋め尽して白く塗り変えるけど……。
明けた朝はキラキラと光ってるんだって…。

[聞く者のいない広い空間に、静かに漏らした]

(103) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[――――――ダンッッ!!!!!]



[壁を殴りつける音が響いた。
握り締める掌、獣ほど鋭利でない爪が皮膚に食い込み。
噛み締めた奥歯は骨の軋むようなざらついた音で。]

 ――、――――。

[言葉を紡げない、息さえ吐き出せない。
だからカメラに映らない位置で、動物たちには届かないように。
ただ、部下たちにつながる通信機だけが音を拾ったなど思いもしないで。]

(@65) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 01時半頃


【見】 測量士 ティソ

─蛇の嫁入り─

[歩くのが苦手な蛇の仔は、
介添えのように腕を貸して、部屋まで連れて行った。

着物の着付けなんて知らないから、
裾は早速乱れていたかもしれない。

扉を開けて、たったひとつの椅子に座る
銀灰の男を見た。

白と、黒と、灰色。
色彩の乏しい部屋の中に、
帯の丹がアクセント。

シーシャをヴェスパタインの前へと立たせ、
チアキは一歩、後に下がった。]

(@66) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 01時半頃


【人】 露店巡り シーシャ

[部屋に戻って、簡素なカバンひとつに収まる自分の暮らしに改めて唖然とした後
柔らかな目隠しをつけて、ティーにどーぞと言って。
そのときを粛々と待つ。

しんしんと降り積もる雪の音が聴こえるほど、室内は静かだ]

 ……?なにもってるんですか?

[>>@60ティーの持ち物にふと気が付いてみたりして]

(104) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 01時半頃


【見】 測量士 ティソ

[ヴェスパタインがシーシャの目隠しを取ろうとすれば、
不意に伸びたティーの手が、それを止めた。

シーシャの後ろから義眼を見つめる
硝子の奥の、曇りないアイスブルー。]

(@67) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[1人になった広間で額と鎖骨を擦りながら
端末を覗き込む。
丁寧なメッセージと秘めやかな会話を思い出すと、
いつの間にかぽろぽろと涙が端末を濡らす]

ばいばい…。

[誰もいないのに、隠れるように毛布を被って肩を震わせた]

(105) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[痛い。
 分からない。
 苦しい。

 扉の前にへたり込み、ずきずきと熱を宿す指先を見れば、またうっすらと血が滲み始めていた。
 舐め取ると、鉄錆の味と一緒に、独特のヤニの味がした。
 ……また、胸が痛くなった。]

 なんでこんなに痛いんだぞ……

[ぎゅっと、胸元に手を寄せて蹲る。
 耳にも尾にも、いつもの元気は欠片も見えない。]

(106) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

―通路―

[同僚からの連絡。引き渡しの“教会”は、シーシャが先に行くらしい。白衣の裾を払って立ち上がり、大きく息をつく。
震えは止まった。何も解決したわけではないけれど。

入れ違いに入った通信。その内容に目を細めて]

(@68) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[ゆっくりと歩み、途中で足を止めたりしながら、歩む。
ティーに喜んで着せてもらった服は肌触りがいい。
緩んだ前から入る外気は少しだけ寒かったけども、それよりも緊張が勝って気にならなかった。

扉を開ける音。
立たせられ、ティーが背後にいく気配。

着物の隙間から見える鎖骨下に刻まれた刻印が、深呼吸と共に動いた]

(107) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【見】 測量士 ティソ

[当事者と、監視カメラと、ものいわぬ椅子だけが聞いた
研究員という枠を踏み越えた勝手な願い事。

答えを聞いて、ティーはやっと、掴んでいた手を離した。]

(@69) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[息を、吐き出す。
息を、吸い込む。
単純なその二つを繰り返し。]

 ――――、ッゲホ!

[喉奥から咳を溢して、男は歩き出した。
壁を殴るほどに激昂出来る若さがあったのかと、どこか客観的すぎる感想を溢して。
心を凍てつかせ、降りしきる雪の中に佇むよう。
音もなく、冷たく。
冷静さを取り戻し、男は研究ルームへ向かった。]

(@70) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[『また後で』、そんな言葉で返事を締めくくる。
そして調理室へとワゴンを返した頃、また同僚からの連絡]

……ん? 了解。

[少し怪訝な顔をしつつも「頼み」を引き受けて。
その「頼み」のために研究ルームへと足を向ける]

(@71) 2013/12/22(Sun) 01時半頃

【見】 測量士 ティソ

[その時のティーの顔は、
硝子の義眼だけが知っている。*]

(@72) 2013/12/22(Sun) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[やがて、部屋へと現われる姿。片目の視界に映る鮮やかな色彩。
小さく息を呑み、立ち上がる。

ああ、この目隠しの布一つ取るだけで、彼のこれからの生を手中に引き受けることになるのか。

純白覆うように、その肩に羽織らせる己の色。
首筋に見えた白い鱗を、生身の指がそっと辿る。

目隠しの結び目に手を伸ばしかけて留められ、硝子の目は不思議そうに見返した。]

(108) 2013/12/22(Sun) 02時頃

【見】 地下鉄道 フランク

―研究ルーム―

[パソコンの中に眠る情報の山の中を掻き分ける。
クリックする指先は、“痛い”。
しかし迷うことなく救い上げ、プリンターが過去を数枚吐き出し始めた。]

 ――――――。

[煙草を取り出し、火を灯す。
昇る白い煙、苦い苦い、タールとニコチン。
銀色が揺れる。
男の首にではなく、黒縁のガラス板に映る“誰か”の胸元に。]

(@73) 2013/12/22(Sun) 02時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 02時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 02時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 02時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

約束するよ。この命に掛けて。

[重々しく頷く。秘めたる誓いと共に。]

おいで、俺だけの…シィ。

[短く呼びかけて、目隠しさせたままそっと口づけたのは、遺伝子に組み込まれたプログラムより先に、魔法をかけてしまいたかったから。
ひんやりとした唇に己の熱を移したのち、生身と鋼の指はゆっくりと結び目を解いた。]

(109) 2013/12/22(Sun) 02時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 02時頃


【人】 露店巡り シーシャ

[>>108立ち上がる音に、身体を固くする。
首に触れた指に、ぴくんと身体を震わせて。

また、深呼吸したとき。
背後で言われた、ティーの言葉に目隠しの下、目を丸くして思わず振り返ってから、慌ててまた前を向く]

 …………。

[きゅうと、なんとも言えない気持ちが込み上げて、たまんなくなって。
ティー、と意味なく、彼の偽名を呼んだ]

(110) 2013/12/22(Sun) 02時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 02時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 02時頃


【人】 露店巡り シーシャ

[>>3:109クロイツの口から出た返事に、顔を上げて。
呼びかけの声に従って、彼の方へ一歩、二歩、歩む]

 ふ……?

[なにか温かなものが唇に触れて、疑問符を出してから。
結び目がほどかれる瞬間、理解して。

羞恥で色付いた目元のまま、目隠しの下から現れた瞳が、クロイツの瞳を見つめた]

 は、はじめまし、て?

[かあっと赤くなったのは、システムのせいではなくて。
思わず唇を自分の指で撫でながら、小さく頭を下げた]

(111) 2013/12/22(Sun) 02時頃

【見】 測量士 ティソ

[祝福の鐘はやっぱり鳴らず、
白い鳩は飛び立たない。

ティーが二人のための静寂を守っていた時間は僅か。]

 ん、っとー、
 三十分、かなぁ。

[緊張感の欠片もない声が、
部屋のタイムリミットを告げた。]

(@74) 2013/12/22(Sun) 02時頃

【見】 測量士 ティソ

[見つめ合う二人の視線が自分へ向く前に、
ティーはくるりと踵を返し、部屋を出た。]

 死の乙女の白き手も、二人の仲を引き裂けない。

[またひとつ、しあわせが結実した。
気障なせりふを口ずさんで、ティーはちいさく笑った。]

(@75) 2013/12/22(Sun) 02時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

―――…!!

[>>@65 鈍い音に、身を竦める。
突然響いたそれ。音の出所を探して辺りを見回してから、通信機からのものと知る。
通信機はチーム間の連絡用。同僚は今、“教会”にいるはずだ。それならば……]

(@76) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 測量士 ティソ

[扉を閉めて、規則正しい靴音を刻みながら
ティーは端末を確認する。


伝言が、一件。

表示される名前を目にした途端、
靴音は、止まる。]

(@77) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[その鮮やかな血の色の瞳に目を奪われ、それがぎょっとしなかったことに、少し安堵した。]

あぁ。
やっと、逢えたな。

これから末永く、よろしく頼む。

[恥じらう仕草が可愛らしくて、思わず表情は綻ぶ。これではどこぞの誰かさんのことを笑えない。

 差し出したのは、生身の方の左手。]

あ、あぁ。
そんなに時間はかけない。
挨拶を済ませたら、行こうか。

[代金は運転手に上のBARへ運ばせてあるから、
あとは連れ帰るだけ。]

職員たちの顔は見ていくかい?
今まで世話になったんだろう?

(112) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 測量士 ティソ

[次にその名を呼ぶのは
その声を聞くのは

──すべてが終わった後だと思っていた。]

(@78) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 測量士 ティソ

[出来立ての真新しい雪原を容易くゆるませる
太陽みたいな名前。

迷いは指先を彷徨わせ──、
結局、あらがいがたい引力に、指はその名をなぞる。]

(@79) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

―研究ルーム―

[少しの躊躇いの後、部屋の扉をノックする。普段ノックなんてしないくせに]

……おっさん?

[扉を開けて、そっと中を覗き込んで。その背を視界に入れてから、ゆっくりと歩みよる]

(@80) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 測量士 ティソ

[――――――ダンッッ!!!!!]


[通信機から、鋭い音>>@65が聞こえて来たのはその時>>@75。]

 ──!

[サムか、フーか?

直感で、フーだと判った。]

(@81) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 測量士 ティソ

 ────…、

[淡い色の、ティーの眉が寄る。

けれど、端末は、
そんなことには構わず、
録音された不安げな声を再生する。]

(@82) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 ……思ってたより若かったですね。

[主にチアキの呼称のせいで出来ていたイメージを覆す、長身の男に呟いて。

差し出された手を握る前、ティーに別れを言おうと振り返ったがすでに姿はなかった。
少しだけ寂しげにしたが、静かに主人の手を取る。
きゅっと握る手から、体温が伝わった]

 ……んー、ん……。
 たぶん、忙しいと思いますし。カメラで見るのもなんなので。また、日を改めて。

[職員たちに、と言われて首を振ったのは。
なんのかんの言いつつ、顔を見てしまえば名残惜しさに泣いてしまいそうだったから。

手を握り、彼の後についていく途中
そっと手を伸ばし、右側を隠す髪に触れる]

 ……痛い?

[その部分も、やはり温かった]

(113) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[背中に普段聞かないノックの音が響く。
丁度印刷が終わった紙を手にとり、煙草のフィルターを噛んだ。]

 ああ、珈琲でも飲むか。

[代わりに普段はやらない、珈琲の支給。
挽きたてのドリップではなく、泥臭いインスタントだが。
黒く深い、その色を渡し。]

 ま、座れ。

[カチリと、通信機のスイッチを入れたままにする。
本来ならばここに呼ぶべきであろう、もう一人の部下へ。
職務を言い渡し、呼びつけるわけにもいかない。]

(@83) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 測量士 ティソ

[研究エリアへ向いていた靴先が向きを変えた。

早足に、その部屋へと急ぐ。]

(@84) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

……雪でも降るんじゃ

[珍しく珈琲なんぞ入れてくれる上司に、受け取ってからぽつりと呟く。既に降っている。
落ちつかないまま、言われるままに傍に座って]

……えと、

[何から尋ねていいか、わからない。自分の時は、話しやすいよう水を向けてもらったというのに。
言葉を探しあぐねていると、上司が手にした印刷物に目が止まる]

それ……、

(@85) 2013/12/22(Sun) 02時半頃

【見】 測量士 ティソ

[部屋の前まで来て、
額を冷たい扉に寄せて、目を閉じた。


静かに深呼吸を三回。

顔を上げて、ノックした。]


 ティーだよ。

   …────チアキ。


[真っ白な雪が、やわらかに降り積もる。]

(@86) 2013/12/22(Sun) 03時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 寒いからな、つか降ってんのか。
 寒いはずだ。

[珈琲を啜る、熱く感じないのは熱が出始めているからだろうか。
気取られぬように、咳を噛み殺した。]

 ああ。

[印刷物、一字一句間違うことなく記憶している情報。
渡して、情報を読み上げていく。
それはどちらの部下もまだ男の元に配属されていない、遠い遠い記憶。
男が製作に始めて携わった、一匹の記録。]

(@87) 2013/12/22(Sun) 03時頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

先日も言われたよ。老人だと思っていたとか。
確かに酷い声なのは、否めないが。

[苦笑い。
手が触れ合えば、ひんやりとしたなめらかな肌を感じる。
それでも、鋼の義手よりは温かいか。]

あぁ、そうだな。
後日落ち着いたら、あらためて挨拶に伺おう。

[白い着物と、その上に羽織らせた黒いコート。
寒くはないかと気遣いながら店を出ていこうとして。

髪に隠れた顔半面へと伸ばされた手に、反射的に身を竦めた。]

(114) 2013/12/22(Sun) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

いや、もう。痛くは、無い…んだ。

[消えぬ傷痕。硝子の目玉。
何より一瞬だけ見せた怯えが言葉よりも雄弁で。

未だ治りきらぬ痛み、それを紛らせるために傍に置く者を欲した。
冷たい鋼の右手も、着衣の下に隠した無数の痕も、遠からず晒す事になるだろう。

ちゃんと話せる時が来たら、その時に打ち明けなくては。]

(115) 2013/12/22(Sun) 03時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時頃


【人】 友愛組合 チアキ

[画用紙を指でなぞりながら、ぼんやりとしていたところにかかった声。
暖かくて、優しくて、ふわふわした、お気に入りの毛布。
それよりも、ずっと。
その声が名前を呼ぶ。息が止まる気がした。]

ティー…?

[ぺたぺたと足音を響かせ、研究員用の扉まで近寄る。
ひんやりとした扉の側面に両手をつけると、その向こうにいるであろう姿を見つめた。]

ごめんね、急に呼び出して……。

[何と話し出していいものか分からず、まずは突然の呼び出しを謝ることにした。
不安に尻尾が大きく揺れて、扉を掠る音がする。]

(116) 2013/12/22(Sun) 03時頃

ヴェスパタインは、シーシャに鋼の手を貸して、リムジンの後部座席に招き入れた。**

2013/12/22(Sun) 03時頃


【見】 地下鉄道 フランク

TT:9003 【Clarissa】

height/162.7
weight/48.0
type/Holland Lop

----------

垂れ下がる大きな耳、小さな尻尾の特徴を確認。
寂しがる性質が強いが、主張を苦手とする。
性的欲求は元の個体故に強いが同じく主張を嫌う為、留意する事。
認識した相手にはよく甘える。
詩集、音楽、絵本などを好む。

≪追記≫
成約済み
立ち会い ― “Frank.F”

(@88) 2013/12/22(Sun) 03時頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時頃


【見】 測量士 ティソ

[扉を隔てた向こうで、はだしの足音が近付いて来る。

それだけで、研究員用の
暖房などない冷えた廊下がほんのりとあたたかくなる。]

 あやまらないで。
 ちゃあんと、受け渡し(しごと)は終わったから。

 オレは、チアキの不安を減らしたくて来たんだよ。

[そんな自分の心中を、
くすりと笑いながら、やわらかい声を発する。]

 どうしたの? チアキ。

[ふさふさの尾が扉を掠る音。
なだめるように、指先が扉の表面を撫でた。]

(@89) 2013/12/22(Sun) 03時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時半頃


【人】 友愛組合 チアキ

[扉に両手で触れていると、少しずつ暖かくなっていく。
向こうの体温が伝わるような気がした。]

そか。
それなら良かった…。

[邪魔をした訳ではないと分かって、安堵の息を吐く。
ティーはこうしていつも、困った時に助けてくれる。
それは最初からずっと、変わらない。]

あのね、ここにいる皆にお別れのメッセージ送ってたんだけど、ティーには直接言いたかったの。
だから来てほしかった。

[ティーは来てくれた。会いに来てくれた。
それが嬉しくて、小さな耳がぴこぴこ揺れる。]

(117) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

ティーはいつも、僕が困った時にすぐ助けてくれる。
僕が毛布を取られて泣きそうになった時も、僕が怖くて叫んじゃった時も、一番に声をかけてくれた。
画用紙や色鉛筆を準備してくれたのもティーだったね。

[とても短くて濃い、数週間だった。
思い出を辿るようにそっと目を閉じ、扉に額を寄せる。
こつん、と軽い音が鳴った。]

(118) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[インクが描くのは、柔らかな笑みを見せる兎の愛玩動物。
桃色の愛らしいキルティングに身を包む。
その胸元に揺れるのは、銀色。

男の唇が辿る情報は、印刷物と全く同じ。
そして追記された立ち会いの名は、部下には見覚えのないものだろう。
上からはFFと呼ばれている、男の本名。]

 どこから、話すかね。

[話す口調は、御伽噺の一つでも語るよう。]

 もう、十八年も前になるか。
 俺が二十歳になった頃の話だ。

(@90) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ………。

[お腹が、すこし大きな音をたてた。
 そういえば、まだごはんを食べていない。
 けれど、お腹が空いているのに、食欲が沸かない。

 のろのろと四つ足でベッドに向かうと、やけに重く感じる身体を、その上に横たえた。]

 あ……。

[そして漸く、端末に残されたメッセージに気が付いた。]

 そーか……チアキ、おめでとうだぞ。

[微かな笑みを浮かべ、端末を操作する。]

(119) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

【見】 測量士 ティソ

[おわかれ──。]


 …──、 うん。


 …──、 みんなに、送ってたんだ。
 …──、 いいこだねぇ。


[いつもよりも、随分と間があくのは、
一声一声、息を整えているせいだ。

ほんのすこしでも、不安をあたえてはいけないから。
通信機から漏れて来る声に、意識を向けさえして。]

(@91) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時半頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時半頃


【見】 測量士 ティソ

 …──、

 …──、

 …──、 うん。

[チアキの口から語られる数週間の思い出に
頷く。

声は吐息のやわらかさ。

コツンとちいさな音がして、
まるで、額をくっつけ合っているように思えて、
応えるように、コツ、と爪で扉を叩いた。]

(@92) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時半頃


【人】 友愛組合 チアキ

ティー、大丈夫……?
元気、ないの……?

[ティーが褒めてくれる。
やっぱりこれでいいんだと、カメラにも映らない位置で瞼を震わせた。
目の前には扉ひとつ、けれどそれは決して開くことはない。
カリ、と爪で引っ掻いてみても、傷すらつかなかった。

少し間のある声に心配そうな声をあげる。
頭の向きを少しずらして、扉に耳も当ててみた。
コツ、と扉を叩くような音が聞こえて、ぴくりと耳が震える。]

(120) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[まだ拙さの残る文章を送ると、端末を枕元に転がして、窓を見た。
 また、雪が降っていたから、きっと寒いのはこのせいだ。]

 ……フー……


[ヤニのにおいがついた指も、怪我などしていないはずの胸も。]

  いたい、んだぞ……

 …………。

[ぎゅっと手を握り、身を縮み込ませれば、やがて、啜り泣きが部屋を満たす。

 笑顔も、元気も、今は厚い雪雲の陰………**]

(121) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

あのね、僕、最初よりずっと絵が上手くなったよ。
リンゴもね、ただ丸いだけじゃないんだ。
色もね、赤いだけじゃなくて、いろんな色があるの。
それに今日、サミュがこっそりデザートでリンゴの煮たの…あ!

[秘密だって言われたのに、喋ってしまった。
でもフーにだけだったから、ティーになら、喋ってもいいのかな。]

あ、あのね、今のはね、フーに秘密にしてて!
サミュが怒られちゃう!

[あわあわとした声色で告げて、一生懸命お願いする。]

(122) 2013/12/22(Sun) 03時半頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 03時半頃


【見】 測量士 ティソ

 …──、 いっぱい、練習した?
 …──、 うん。 よく、観察したね。

[サムの可愛い贈り物を聞いて、くすり。]

 ……──、 だいじょうぶ、
 今のはオレとサムと、チアキだけの秘密。

(@93) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 切欠なんぞ、たいしたこっちゃなくてな。
 単純に人と付き合うのが苦手で、頭動かすのは得意だからこの職に就いた。
 十八で入って二年働いて、初めて製作に携わる事になって。
 つっても、勿論今ほど重役じゃなかったけどな。

[その頃は若く、自分の見えている世界が全てで。
ただ目の前の今日を、明日を、生きていた。]

 アイツが生まれた時は、そりゃあ、嬉しくてな。

[忘れるはずがない、柔らかな雪が舞い落ちる夜。
神の祝福を受けて“生まれた”のだと思うほど。]

 一番下っ端だった俺が、世話係に就いた。

(@94) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 この“仕事”がどういうモンなのか、全然わかってなかったんだろうな。

[こうして冷酷で在る現在(いま)は、過去のそれ故に。
虎にも、フェネックにも、ティーにも、サミュにも。
他にも、誰にも落とした冷たい雨音。]

 俺も、アイツも、すぐに惹かれあった。
 “世話”なんぞしてると、そうなっちまうのかもしんねぇ。
 若い所員にはよく在る詰まらん話だ。

[最初は警戒していた兎が、徐々に慣れ。
男に甘えるようになり、寂しくなれば呼び、詩を詠い。
男もすぐに足を向け、小さな体を抱き締め、絵本を読み聞かせ。
目隠しを外したい衝動を何度抑えたか。
体を重ねたい欲求を何度慰めたか。]

(@95) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 測量士 ティソ

[チアキが画用紙に描いた絵を、
ティーはまだ見ていない。

一番好きなものをとリクエストした。
希望は希望であって、約束ではないけれど。

そこに描かれているものを、見たくなかった。


もうすぐ、新しい飼い主で埋め尽くされる画用紙を──。]

(@96) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【人】 友愛組合 チアキ

うん、ありが、と。
ティーはやっぱり、優しい。

[ティーの声にキュ、と鳴き声をあげた。
胸が痛くて、少しだけ、耐えられなくなりそうだったから。
元気かどうかに返事がなくて、心配は消えない。
少しでも元気になるようにと、ぐるぐる考えた。]

ティーにね、絵の道具を準備してもらった日、約束したよね。
絵、描いたから、この部屋に置いておく。
だからぼ……あ、あとで、見てね!

[僕がいなくなったら――その言葉を口にする勇気がなくて、慌ててぼかした。
>>@96が何を思っているとも知らず、知らないからこそ、言葉にする。]

(123) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 測量士 ティソ

[若い所員によくあるつまらない話。


鼓膜が拾う過去物語は、
そう、まるで、自分のことのように。]

(@97) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 測量士 ティソ

 …────  ァキ

[ちいさな声。

喘ぐような。]

 オレは、 

    オレは、へーき。 元気だよ。

(@98) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 測量士 ティソ

[チアキへの答えというより、
自分に言い聞かす言葉。

白い雪を降らせた声が、真白に凪いだ雪原を穿つ。]

(@99) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 測量士 ティソ

 チアキ、
 それは、 まちがい。

[額をつけたまま、ふるりと頭を振る。
硝子レンズの端が扉に当たり、カツリと音を立てた。]

 やさしーのは、 チアキだよ──…。

[約束。
その言葉に、アイスブルーが揺らぐ。

いやだ。
見たくない。

そんなこと、言えるわけがなくて。]


 …──────、  ぅん。
 ぜったいに、見るから────…。

(@100) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 ――――愛してたよ。

[目を閉じなくても、耳を塞がなくても、すぐそこにまだ残る感触。
部下の小さな声(>>@98)に、重なったのは偶然か。]

 揃いのロケットなんて買って、こっそり渡したりしてな。
 “いつか”一緒に写真をとって、お互いで持とうなんて
 下らん未来を、叶えられると信じてた。

[減俸もペナルティも、研究所を追い出されても構わなかった。
二人で並んでいけるなら、歩んでいけるなら。]

 それが“愛”だと信じてた。

[その愛(プロセス)は、かくも脆く。
“いつか”なんて曖昧なもの、いつまで待っても訪れる事はない。]

(@101) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 まあ、愛らしい顔だったから。
 アイツに買い手が着くのは遅くなかった。
 出荷されてすぐに成約になった、飼い主の顔なんざ覚えてねぇが。

[一度珈琲に視線を落とす。
兎の顔は忘れずとも、飼い主になった男の顔は思い出せない。]

 世話係として、立ち会いが決まった。
 俺はその場をぶち壊して、奪って逃げようとも思ってた
 ……その頃は、若かったからな。

[そう、もう二〇年も経ってしまった。
それほどの若さも、眩しさも、真っ直ぐさも、“数週間前(いま)”の男にはなく。]

 アイツもものすごく嫌がってた。
 でも、それは決定事項で、どうしようもない事だ。
 お前なら、わかるだろ?

[赤い羽根の記憶、深層で触れた男とサミュの似た部分。]

(@102) 2013/12/22(Sun) 04時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 普段泣くようなヤツじゃねぇのに、泣き喚いて暴れまくって。

[それはともすれば、虎と重なる。]

 主張なんてあんましねぇのに。

[それはともすれば、狼と重なる。]

 俺もアイツも所員に羽交い絞めにされて。
 俺の場合は、見せしめだったんだろうな。
 “お前が携わる仕事は、こういうことだ” っつう。

[神聖なあの部屋は、小さな教会(しょけいだい)。
無惨にも、目隠しを外すというただ一つで落ちる刃は
いったいこれまでにいくつの想いを刎ね飛ばして来たのだろう。]

(@103) 2013/12/22(Sun) 04時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

ティー…?

[小さな耳は、不安に敏感な心は、その掠れた声をしっかりと拾う。
ねぇ、どうしてそんな、つらそうな声をしているの。
生まれた疑問は、口の中でぐるぐると周る。]

僕が優しいのは、ティーだからだよ。
僕は本当は我が儘で、悪い子なんだ。

[額を当てた扉、とても近いところからからカツリと音がした。
近くにいるのかな。
すり、と少しだけ背伸びをして、額を摺り寄せる。]

うん、約束だよ?
僕の、僕の心の欠片……ほんの少しだけ、ティーに残していくから。

[それは粉雪のように、儚いものかもしれない。
僕、ちょっとだけ頑張ったんだ。
だからねぇ、いつもみたいにすごいねって、頑張ったねって、褒めて欲しい。]

(124) 2013/12/22(Sun) 04時半頃

【人】 教え子 シメオン

[白い蛇を連れて店内に入る元軍人の姿を見れば綻んだ顔が見てとれた]

おめでとう

[小さく呟いた]

(125) 2013/12/22(Sun) 04時半頃

【見】 測量士 ティソ

[   (あい)なんて、知らない──。


偶然被さった声に、
無意識の、虚(から)の心が軋みをあげた。


知らないものは認められない。

さみしくて、かなしくて、こころぼそくて。
ただそばにいてくれる誰かを求めるのが(あい)なら、
そんなものはこの感情の名前ではないと、訴える。]

(@104) 2013/12/22(Sun) 04時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

 泣き喚いた顔は、目隠しを外されて見る見る変わってったよ。
 俺だけにしか向けてなかった、向けない、そう思ってた表情に。
 ご大層に誓いのキスまでやってのけて、アイツは振り向いた。

 余程、だったんだろうな。
 『解離性系統的健忘』、記憶喪失ってやつだ。
 俺の事だけ、すっぽりなんもかんも、忘れて。

 警戒した目で、言ったんだ。



 「 ――――“Who” are you ? 」
 
 
 
 っ、てな。

(@105) 2013/12/22(Sun) 04時半頃

【見】 測量士 ティソ

[チアキが心配している。
しおれる花に最後の水をやりに来たのに、
不安そうな声をあげさせてしまった。]

 ん…──、 へーき。
 オレはへーき。


 ……ほら。

[だからティーは笑う。
顔は見えなくとも、笑えば声も明るくなると聞いた。

だから、わらう。]

(@106) 2013/12/22(Sun) 04時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[そこから先は語るに至らない、とても下らない話。

男が“Foo(存在している)/Who(誰)”と名乗りはじめたことも。
あの兎を追い求め、何度も同じものを作り出そうとしたことも。
目隠しを外す“客(にんげん)”を憎んだことも。
同じような思いをさせぬ為に辛く当たる態度も言葉も。
貫くような所員としての動きも。
感情でわかっていながら、立場が雁字搦めに縛り付けていることも。
何一つ、男にはしてやれることがないことも。
そんな自分自身を、一番憎んでいることも。

口にしてしまえば簡単で、実に面白みのない物語(じんせい)。]

(@107) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[話し疲れたのか、男は少し間を置いた。
声が揺れる事はなく、まるで御伽噺のような口調。
切り捨てた過去を震え声で語る資格は、男にはない。


――――愛してたよ。

――――そう、愛して “た” 。


少し冷えた珈琲を啜る。
窓から見上げるのは、空。
真っ白な、雪。]

(@108) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【人】 友愛組合 チアキ

ティー……。

[シマリスは何度も名前を呼ぶ。
繋がりはとても細くて、簡単に千切れてしまうから。]

あのね、ティー。
いい子じゃなくてもいいんだよ。
ティーが言ってくれたんだ。

[扉に手を這わせて、声に一番近い部分を撫でる。
今だけ、今だけ、手が扉をすり抜ければいいのに。
髪を梳くことだってできない。]

だから、ね。
無理しなくていいんだ。
平気じゃなくて、いいんだよ?

(126) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[ねぇ、ティーも寂しいって思ってくれてる?
それならすごく嬉しい。
僕は、悪い子だから。]

ティーがね、嬉しいと僕も嬉しい。
でも今は、ティーが寂しいと思ってくれてるなら、もっと嬉しいよ。

だって、僕も寂しいから。

[あんなに拒んでいた寂しいが、するりと口から零れた。
後悔も迷いもない。だから、泣いたりしない。
泣いたら、またティーに心配をかけてしまう。
それだけは、したくなかった。]

(127) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 長くなったが、そういうこった。
 全部投げ出しても欲しいもんが、あった。
 まぁ、手には入らなかったけどな。

[淡々と話す様は他人事であるかのよう。
そして、一時戻るのは“上司”としての顔。]

 で、お前には居んのか。
 買いたいやつが。

[それが蛇とリスでなければ。
フェネックか虎であれば、買えなくはない。
買い取りという形になり、減俸もペナルティもついてしまうが。
心の内を聞けるかと、向ける瞳は強く。]

(@109) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【見】 測量士 ティソ

[何度も名前を呼ばれて、目を閉じる。

呼んでくれる声が、チアキのものだから。
心地好い、ひなたのような声だから。

ほぅ──と、吐息が漏れた。]

(@110) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[サミュからの返事がある前に、もう一人の部下と繋がった通信を切った。
白衣のポケットに眠る銀は、全て聞いてしまったのだろう。
聞かせたくなどなかった。
いつまでも、いつまでも “愛してる” と。

嘘でも、貫き通したかった。]

(@111) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【見】 測量士 ティソ

[チアキの声に赦されるように、
細い指が銀の蔓を摘み、
ノンフレームの硝子の堤防を、崩した。]

 …──チアキ、

 オレは、チアキがそう言ってくれるから、
 へーきだよ。

 チアキはオレに、ずっと欲しかった言葉をくれた。

 泣いていいって。
 寄りかかっていいって。

 オレは誰かに、ずっとそう言って欲しかった。

(@112) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【見】 測量士 ティソ

 
 チアキは、わるいこだね。

 …────オレとおんなじだ。



 チアキ。 …──チアキ。



      ( オレの )チアキ────。
 

(@113) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【見】 測量士 ティソ

 チアキが寂しいとオレも寂しい。
 チアキが悲しいとオレも悲しい。

 チアキが嬉しいとオレも嬉しい。

 ……チアキが笑う顔が見たい。

(@114) 2013/12/22(Sun) 05時頃

【見】 測量士 ティソ

[何度も何度も、繰り返し名前を呼んだ。

降り積もる雪のように、
チアキを白く隠してしまえればいいと。]

 ……──〜、 チアキ

[震える唇から、隙間風のような声が漏れる。]

(@115) 2013/12/22(Sun) 05時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

僕、ティーの力になれてる?
それなら嬉しい。
僕、ティーにたくさんたくさんありがとうを言いたかったんだ。
僕ばっかり助けてもらってたから、僕もティーの力になりたかったの。

[最後に、最後に少しだけ、ティーを助けたかった。
数週間前、震えた声を聞いた時からずっと、願っていたこと。
それが叶えられたと知って、笑み交じりの吐息が漏れる。
そして目を閉じて開けば、そこに少しだけ哀しい色を乗せた。]

うん、僕は悪い子なんだ。
ティーよりずっと、悪い子なんだ。
だから――さよならを、しなくちゃいけない。

[身体が震えたけど、声だけは震えないように、耳にも尻尾にも力を込めた。
ティーが名前を呼ぶから、仮初の名前を呼ぶから、だからこんなに、胸が痛いんだ。]

(128) 2013/12/22(Sun) 05時半頃

【見】 測量士 ティソ

[切なげに愛しい子の名を呼びながら、

薄い唇は、うっすらと、笑っていた。]

(@116) 2013/12/22(Sun) 05時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

ティーと僕はお揃いなんだね。
ティーが望むなら、僕は笑っているよ。
今もちゃんと、笑っているよ。

だからティーは好きに生きて。
泣いて、怒って、笑って、精一杯、生きて。

[声は震えなかった。涙だって零れなかった。
――視界が滲むのは、前が霞むのは、雪が溶けたせいだから、これは決して、涙などではない。]

(129) 2013/12/22(Sun) 05時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

 もし、だ。
 お前が買いてぇヤツが居たとして。
 そいつがお前と同じ気持ちなら、俺は何も言わん。

[新しい煙草を取り出して、火を灯す。
空気に溶ける白は、雪よりももっと穢れている。]

 買い取る時も、出来るだけ上に掛け合ってやる。

[そう言って話し終えた“上司”の灰皿の上。
押し付けられた煙草は、強い噛み痕が残っていた。
どこかにも淡々と降り積もる、涙(ゆき)の *かわりに*]

(@117) 2013/12/22(Sun) 05時半頃

【見】 測量士 ティソ

[決して開かない扉の向こうで、
小さな傷つきやすいこころを抱えて、

他の誰かにこころを奪われる前に]

(@118) 2013/12/22(Sun) 05時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 05時半頃


【見】 測量士 ティソ

[────────────────……]

(@119) 2013/12/22(Sun) 05時半頃

【見】 測量士 ティソ

[ほぅ──と、もう一度。
ぬくむ春に溶けて消える、雪のような吐息が漏れた。]

(@120) 2013/12/22(Sun) 05時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 05時半頃


【人】 友愛組合 チアキ

……――――そろそろ、行かなきゃ。
僕を待ってる人がいるんだ。

[それは、無言の空白から、どれくらいの時間が経った頃だろう。
背伸びに震える足を叱咤しながら告げた声は、もう欠片の迷いもなく。]

僕が選んだ道、僕が決めたんだ。
またティーの前で笑えるように、僕も精一杯生きるよ。
ご主人様のために、生きる。

[温くなってしまった扉に、そっと口づける。
それを最後に、扉から身体を離した。]

ティー、ありがとう。会いに来てくれて。
最後にティーに会えて嬉しかった。
ティーと話せてよかった。
また、ティーから元気を貰っちゃった。

[袖で溶けた雪を拭って、今度こそ笑う。
もう大丈夫だと、言い聞かせるように笑った。]

(130) 2013/12/22(Sun) 06時頃

【見】 測量士 ティソ

[銀の蔓が、ティーの体温を吸ってほのかな熱を灯す。

沈黙を、間に挟んで、時間が流れる。]

 ───チアキ、

[最初にそれを破ったのはどちらだったか。]

 ……うん。
 もうすぐサムが迎えに来る。

[フーの話が途切れた。
受け渡しの時間はもう間もなく。]

(@121) 2013/12/22(Sun) 06時頃

【見】 測量士 ティソ

[人間(ひと)はよわくて
自分勝手で、

穏やかに送り出そうと思っていたチアキを、
簡単に傷つけようとするくらい、

一人では隙間を埋められない、不完全ないきものだから。]

(@122) 2013/12/22(Sun) 06時頃

【見】 測量士 ティソ

[聞こえるか聞こえないか
わからないくらいの小さな声で

ずっと、長いこと
自分が叶えて欲しかった願いを、口にした。]

(@123) 2013/12/22(Sun) 06時頃

【人】 友愛組合 チアキ

うん、連絡したら来てくれるんだって。
……あ、

[端末を開けば、メッセージを送った何人からか返信が来ていた。
その内容に瞼を震わせ、口元に笑みを浮かべる。]

僕、ここに来て良かった。
皆に会えて良かった。
ティーに会えて良かったよ。

[それは心からの、慈愛に満ち溢れた言葉。
愛に満ち溢れた愛玩動物(ぼく)が、人間(あなた)に贈る感情。]

それじゃあ、呼ぶね。
………ティー、さっき言ったこと、忘れないで。

[床に残された画用紙。
そこに視線を向けた後、端末に視線を落とす。
そして指が画面に触れた**]

(131) 2013/12/22(Sun) 06時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[扉の向こうで浮かべた笑みは、どんな表情よりも優しく。
囁いた声は、どんな音よりも優しかった**]

(132) 2013/12/22(Sun) 06時頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 06時頃


【見】 測量士 ティソ

[ちいさな唇が扉に触れて離れたとき、
ティーの唇も、いのるように扉に触れていた。


果たされなかった約束。
過去になった愛。

すべてを聞いていた銀のロケットを、
冷たくなった左手に握りこみ、
同僚が、赤い包みを手にあらわれる前に
ティーはひっそりと、その場を離れた。**]

(@124) 2013/12/22(Sun) 06時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 06時半頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

―研究ルーム―

[渡されたのは、一匹の“愛玩動物”のデータ>>@88
目を通し始めると、その視線を先導するように、読み上げる声が重なる。

最終行に記されたサインは見覚えのない名前“Frank.F”。
コピーを見ることもなくソラで読みあげた後に、紡がれ始める昔語り。そう、まるで、遠い御伽噺のように。

ただ訥々と、降り積もる雪のように深々(しんしん)と]

(@125) 2013/12/22(Sun) 07時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[スタートは20歳の世話係。
目の前の人を20歳若くした姿と、今の自分とが重なった。

世話係と惹かれあう“動物”には、データ通りの耳を持つ「兎」と、極彩色の羽根を持つ「鳥」と――…。

『愛してた』

過去形の言葉が重くのしかかる]

(@126) 2013/12/22(Sun) 07時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[奪って逃げようとした。
その言葉で、若い世話係のイメージは今の自分と分離する。代わりにもっと幼い、あの頃の自分と重なった。

どれだけ、どれだけ、どれだけ想っても。
寝付いて日に日に弱りゆく相手に、食事を与え、生きるための快楽を与え、溢れる想いを囁いても。
喪った主のために流れる涙を、止めることができなかった。
「目を合わせた相手に一生を捧げる」という、“愛(システム)”に勝てなかった18の頃。

そこが重なれば、後は必然。

お前ならわかるだろ?――…その言葉に、うなだれるように小さく頷く]

(@127) 2013/12/22(Sun) 07時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

〔〔 “Who”are you ? 〕〕

[警戒した目で「兎」が紡ぐ。歌うような声で「鳥」が紡ぐ。
若い世話係“Frank.F”の、表情はよく見えない。
ただ静かに語る目の前の「彼」に集約されていく。

――そして部屋に、珈琲を啜る音だけが響く]

(@128) 2013/12/22(Sun) 07時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

……っ、 俺は、

[投げかけられた問い、弾かれたように顔を上げる。
強く向けられる眼差し。心の奥底まで見透かすように。

うろたえた。
自分の偽らざる想いは、とても醜く、情けなくて。
フーに、フランクに、失望されたくないという想いが、この期に及んで口を重くさせる。



けれど、]

(@129) 2013/12/22(Sun) 07時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[ひそやかに紡ぐ打ち明け話。心の一番奥底の、情けない部分を曝け出した。
打ち明け話はまだ続き、微笑みさえ浮かべている]

立場も減俸もペナルティも、俺にとって本当はどうでもよくて。
「書き換える」存在になりたくない、それが全てだった。だから相手が、俺だけ、ただひとり俺だけを選ばない限り、俺も選ばない。選ばずにいられた。……なのに、

[途切れる声。笑みは消えて、吐息を詰まらせる。
その息を、ようやくゆっくり吐き出した時]

……ヤニクが、それを越えてきたんだ。

[震えそうになる手を、もう片方の手で握り込んだ]

俺の傍がいいって、言った。
誰が主になるよりも、商品と所員でもいいから傍にいたい。
抱き合いたい、声を聞きたいって。

(@130) 2013/12/22(Sun) 07時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

……だから俺、いつもの言い訳が使えなくなった。
あの言い訳がある限り、どんなに心が揺れても、
手を伸ばさず、フィリップに操立てしていればよかったのに。

[途方に暮れたような笑み。けれど懺悔の後のような、清しい心地もして。ありのままに差し出した、臆病で自分勝手な心。そしてフランクの目を、じっと見つめる]

自分の心に向き合わざるを得なくなって、
今、あんたと話してみて、ようやく、わかった。

俺も、ヤニクの傍にいたい。
真面目で、不安定で、自己評価低くて、素直すぎるくらい素直で、甘え下手の甘えん坊で、でも奥底はとても強くて、まっすぐで、そんでとびきり優しい。
そんなヤニクの傍にいたいし、傍にいてほしい。

……なぁ、おっさん。こんな俺でも*認めてくれる?*

(@131) 2013/12/22(Sun) 07時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 07時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

    − 広間 −

[静まり返ったその場所は先程までと違ってとても寂しかった。
玩具や絵本や毛布で埋めても足りなくて。
のそのそと窓の外を見ていたが、すぐに飽きてしまった]

そっか…。

[食事前までは飽きずに見ていたのに。
独りで見るものは何でもつまらない。
祝福の最後の伝言を贈った後、チアキがホレ―ショーが
いない事を寂しがっていた事を思い出す]

ご飯……。

[いつもご飯を楽しみにしていたホレ―ショーを思い出して]

(133) 2013/12/22(Sun) 11時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[まだサミュエルはいただろうか。
配膳口に声を掛ける]

ホレ―ショーまだ来てないの。
俺持って行こうか?

[声を掛けたがいなければ端末に同じ内容を送る。
広間は寂しくて誰かの傍にいたかった]

(134) 2013/12/22(Sun) 11時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[話していくお伽噺は何処か遠く。
男の過去とサミュの現在が重なり、離れては、また重なる。
弾かれ上がる顔が、狼狽え。

そして、男が落とした“余談”に返るものは。
本当に、笑い話のような現実であった。

黒縁の奥を丸め、少ししてから。
緩やかに上がったのは口角。
下がったのは眉。]

(@132) 2013/12/22(Sun) 11時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 11時半頃


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 11時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[君もあの子と仲良く、とシメオンに告げて店を出て。

シィを迎え入れたリムジンの後部座席。
寄り添うように肩を寄せ合って座り、揺られる数時間の旅路。
腕を組み指先まで絡めて繋ぐ左手。
眺める横顔に、そっと義手を伸ばす。

鋼鉄の骨を持つ指は、滑り止めのシリコンが肉球のよう。
頬を撫で、唇に触れる指先が、低い音を響かせて震えた。]

(135) 2013/12/22(Sun) 12時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[打ち明けられる、偽らざる想い。
とても醜く、情けなく、柔らかな、優しい底辺。
震えそうになる手を握り込む手に、重ねる手は
この場所を離れ行くシマリスが“魔法の手”と比喩したもの。
ゆっくりと重ね、震えを取り去ろうと。
壁を殴り付けたその冷たい手で、指先を撫でた。]

 ――――――。

[似ていても、否なるもの。
その想いをまっすぐに受け止めて、途方に暮れたような
それでも何処か清々しささえみせる彼に、男は唇を開いた。]

(@133) 2013/12/22(Sun) 12時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 言っただろ、お前とそいつが同じ気持ちなら何も言わんと。
 認めるも何も。

[手が離れ、肩に乗り、ぽんとただ一度だけ叩く。
“背中を押す”ように。]

 ただ、まだ仕事が残ってんだろ。
 先ずはそれをこなせ。
 ―――、――ッ、ゴホ!

[肩からも離れた手は、煙草を掴み。
白煙を吐き出して溢れるのは *噛み殺し損ねた咳だった*]

(@134) 2013/12/22(Sun) 12時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[咳き込む白衣に、赤黒い染み。
モニターの向こうに泣き濡れる、虎の姿をすこし眺めて。]

 ああ、そうだ。
 虎の手の消毒―――ゴホッ、げほ!

[がたりと椅子に *座り込んだ*]

(@135) 2013/12/22(Sun) 12時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 12時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 13時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 13時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 13時頃


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 16時頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

[重ねられた手。静かな手。
そっと震えが収まっていく。

撫でられた指先から繋がるもの。
言葉持たずに伝わるもの。募る想い。

そして打ち明けた。
それはただ赦されるための懺悔だけではなく、もうひとつの祈りを込めて]

(@136) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

……何も言わん、じゃ困るんだけど、俺。

[そんなことを言いながら、けれど肩に触れた手が答え。安らいだ表情でその目を見つめる]

ありがとう。これで、前に進める。
……っておい、おっさん、大丈夫かよ!

[急に咳き込み始めたのを見て、慌てて水差しの水を注ぐ]

はいはい、もうわかった、わかったから……

[コップをデスクに置くと、仕事の話を続けたがる白衣の背中をさすり]

(@137) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

……なぁ、おっさん。

[背中に手を触れたまま、ぽつりと呟く]

俺が赦されていいのなら、あんた自身も、赦してやってよ。

[懺悔の中に重ねた祈り]

俺が幸せになっていいなら、あんたも幸せになっていい。
あんたが自分で願えないなら、代わりに俺があんたの幸せを願ってる。

[We wish you every happiness.]

俺だけじゃない。ティーさんも、あいつらも、みんな。

(@138) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[端末に着信が入る。その内容を確認して、ゆっくりと身を起こす]

……チアキからだ。準備ができたって。

[肩に触れ、ゆっくりと手を離す。
同僚のデスクから、頼まれていた大きな荷物を取り出して抱え]

それじゃ、いってきます。
……ありがと、おっさん。

(@139) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 16時半頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

―寮・チアキの部屋―

[そうしてやがて、チアキの部屋にノックが響く]

チアキ、迎えにきたよ。

[プレゼントを抱えて『迎え』が訪れる]

(@140) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[部屋の中央に画用紙が一枚、それ以外はいつもと変わらない部屋。
残りの画用紙も色鉛筆も置き去りにして、これからご主人様に会いに行く。]

うん、ありがと。
準備できてるよ。

[既に目隠しを終え、なぜか正座をしてみたりして。
迷いのない、けれど少しだけ緊張した声が、扉の向こうへ返事をした。]

(136) 2013/12/22(Sun) 16時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[重なる手、撫でる指先、合わせ鏡と、背中合わせ。
囁きの中に久し振りに笑みを落とす。
笑い方を忘れていたのか、喉奥を鳴らすようなものにしかならなかったが。
咳き込めば差し出されるのは水。
牛乳飲みてぇとか内心我儘を連ねたのは、秘密の話。]

 悪いな、先週濡れっぱで動いたから、ゴホ!
 あ゛あ゛ーーーー、風邪とか勘弁してくれ。

[仕事もしにくいし、頭も上手く回りにくい。
余計なことを考えたくないと、仕事に打ち込もうとする姿勢はバレているのだろう。
よく似た、この関係の延長線上に。]

(@141) 2013/12/22(Sun) 17時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[懺悔に重ねられた柔らかな祈り。
幸せになどなれない男の幸せを、願うなどと。
その気持ちを無碍にはしたくなく、けれど頷ける訳もない。]

 Thanks.

[We wish you every happiness.]

 充分、幸せだよ。
 “お前ら”が幸せならな。

[それが嘘も偽りもない、脆い本心。]

(@142) 2013/12/22(Sun) 17時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 17時頃


【見】 地下鉄道 フランク

 おう、行ってこい。

[通信の気配、あの小さな部屋に降るのが無音の祝福たれと願う。
部下が荷物を抱えて部屋を出たならば、もう片方に通信を。]

 あ゛あ゛ーーーー、ゴホッ。
 だめだ、牛乳だ、牛乳が足らんのだ。

[そう残し、立ち上がるのはVIPルームへ。
動物に風邪を移すわけにいかないが、客に移すのは大いに結構だ。
失われた牛乳成分を求める廃人は、少しだけ足をもたつかせながら歩き出す。
印刷した過去はもう一人の部下のデスクの上、書類を片付けない上司のいつもと変わらぬ *悪い癖だった*]

(@143) 2013/12/22(Sun) 17時頃

【人】 友愛組合 チアキ

サミュ、なぁに?

[扉の開く音がして、サミュの匂いがした。
鼻をふすふす鳴らす。
そしてサミュから渡された物を、サミュに手伝って貰って開けた。]

これは……?

[とても触り心地がいい。
サミュにどんなものは説明してもらう。
向日葵色のカシミヤストール。
首に巻けば、ふわふわで、柔らかくて、とても暖かくて、自然と頬が緩んだ。]

ティーみたいだ……。

[自然と零れた声は、無意識のもの。
両端にあしらわれたフリンジの感触に、小さな耳がぴこぴこ揺れる。]

(137) 2013/12/22(Sun) 17時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[そしてもうひとつ、甘い香りに鼻を鳴らす。
お花の匂い。太陽の下、大輪の花を咲かす、あの――]

向日葵……?

[サミュの手に指を伸ばして、そっと、その花弁に触れる。
向日葵色をしたシメオンさん。僕のご主人様。
頭に髪飾りとして挿されれば、照れ臭そうにはにかんだ。]

えへへ、これでいつも一緒だね。

[太陽になると約束した。
向日葵を照らす、貴方を守る、太陽になると。
ふたつの贈り物を大切に身に纏い、サミュに続いて部屋を出ようか。

終わりではなく、始まりを告げる、教会へ――]

(138) 2013/12/22(Sun) 17時半頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 17時半頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

[愛されること。
 幸せになること。
 横たわり、胸元で手を握ったままで考えていた。
 けれどまだ答えは見つからない。

 どうすれば”愛され”て、どうすれば”幸せに”なれるのかなど。
 奔放に生きることしか知らなかった虎には、考えてもみなかったこと。]

 ……、だれなんだぞ。

[端末の音に、手を伸ばす。]

(139) 2013/12/22(Sun) 18時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 18時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

[ベッドの上で身を起こし、窓を見ると、まだ白いものがちらついていた。]

 ……しあわせって、何なんだぞ……?

[もし、ここを出ることが、フーの傍から離れることが幸せだというのなら、それこそ、理解できない。]

 ……ぁ……。

[ならばフーの幸せは、何なのか。
 そういえば、何度も「幸せになれ」とは言われたが、彼の幸せは、どういうものなのだろう。]

(140) 2013/12/22(Sun) 19時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[>>114身をすくませた彼を見て、ゆっくりと手を引っ込める]

 ……俺の声からのイメージは主にシマリスのせいなんで、文句はそちらに。

[なにも訊かずに、言わずに。
まだ聴くときではないと思ったから、何事もなかったように話題を変えた。

手を引かれ、籠から解放されたことにまだ慣れてない顔をしながらも、彼に歩調を合わせて歩む。
羽織らされたコートは、軽くて暖かだった]

(141) 2013/12/22(Sun) 19時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[店を出る前。
>>125客の一人だろう。かけられた祝福の言葉に、まだ戸惑った顔をしながらも頭を下げる。
それから、各席に設置されたモニターを見て、少しだけ複雑そうな顔をして]


 ……じゃ。


[短い別れの挨拶を、通信機を使って全員に届ける。

淡泊で簡潔なそれを、誰がらしいと思い、誰がらしくないと思うだろうか。
なるべく考えないようにして、通信機を店に返却した]

(142) 2013/12/22(Sun) 19時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[外へ出ると予想外に外気が寒くて、目をしぱしぱさせる。
思わず無骨な黒コートのフードを被ったとき、差し出された手。
きょと、と。見上げればクロイツの視線と目があって、少しだけ照れた顔をする]

 ……ども。

[金属の手を迷いなくとって、寒さから車へと乗り込む。
絵本で見ていたよりもずっと大きな車の、ふかふかの座席に身を収めて。
隣の温もりに、無言ですりよった]

(143) 2013/12/22(Sun) 19時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[目隠しを外されたとき、ひどく気分がよかった。
クロイツの瞳以外なにも目に入らず、唇に移った温もりが何よりも愛しくて。

まるで、自分はこのために生まれてきたんだと、いうような]

 …………。

[その通りなのだが。

システムに満ち溢れた一目惚れ。
それを知ってしまっているから、どこかで複雑だ。
それでも、と。目隠しを外される前のことを、思い返せば。

この人に泣いてほしくないと思ったのは、事実だ。
そばにいてやりたいと思ったのも。
だから――

繋いだ手を、きゅっと握る]

(144) 2013/12/22(Sun) 19時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 ん、?

[考え事に耽っていたとき、手を伸ばされる気配>>135にふとそちらを向いた。

鉄の手に触れられて、頬を撫でられくすくす笑いを溢す]

 ふ、つめてーです。

[ほんのり赤い頬で、なあに?と言いたげに小首を傾いで。

唇に触れられ、薄らと口を開いて
舌の先でちろりとその指に触れた。


その溢れんばかりの愛情に、濁りなどあるはずもない]

(145) 2013/12/22(Sun) 19時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 19時半頃


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 19時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

    − 広間 → ホレ―ショー部屋 −

[配膳口に残っていたホレ―ショーの皿は
出来たてとまではいかなかったが、充分温かかった。
端末からホレ―ショーの返事が届けば眉を下げて]

いってきます。

[誰もいない配膳口の向こうに声を掛けてトレイを持って
ホレ―ショーの部屋へと向かう]

ホレ―ショー、ご飯持って来たの!!

[食べたくないと彼は言っていたが
気にせず押し掛け扉に呼び掛ける]

(146) 2013/12/22(Sun) 19時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 19時半頃


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 19時半頃


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 19時半頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

―研究ルーム>>@141>>@142

勘弁してくれはこっちの台詞だよ。
おっさん倒れたらうちのチームめちゃくちゃだ。

[もともと仕事ジャンキーの要素はあったけれど、ここ最近特に酷い。おおよその理由は想像がついているけれど]

ちゃんと、自分を大事にしてくれ。

[触れた背はやっぱり少し熱い気もして。

重ねる祈りの願いの前に差し出される言葉。
それは恐らく嘘のないもの。
――…自分も、口にしたことのある言葉。

眉下げて、ひっそり息をつく]

(@144) 2013/12/22(Sun) 20時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 20時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

[結露した窓を水滴が伝う。
 窓が泣いているようで、見ているとこちらまでまた泣きそうになってしまい、顔をくしゃくしゃにさせたままで、乱暴に水滴を拭った。]

 びゃ……っ。

[冷たい水が、傷だらけの指先にしみる。
 こんな小さな傷でも、こんなに痛いのに……

 ………。]

 あっ。
 ……ヤニクなのか?

[暫し、水滴の冷たさでまた赤みのさした指先を見つめていたが、廊下から聞こえたヤニクの声に、一時、意識はそちらへと。]

 ありがとうなんだぞ。
 でも、今は、ごはんあんまり食べたくないんだぞ。

[振り返った姿勢で、声だけを扉にかけた。]

(147) 2013/12/22(Sun) 20時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 20時頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

[見送られて研究ルームを出て、向かうは寮の、チアキの部屋。
なぜか正座で待っていたその様子に笑み零して、二つのプレゼントを渡す]

……ん、よく似合ってる。

[ひまわり色のストールと、髪に挿した一輪の花。
「ティーみたい」……ストールに触れた時の、言葉の響きが気にかかる、けれど]

それじゃあ、そうだな、手でも繋ぐか?

[目隠しのまま歩く「花嫁」に、腕を貸してもいいのだが。
どうも似つかわしくないように見えて、手のひらを差し出した]

(@145) 2013/12/22(Sun) 20時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 20時半頃


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 20時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 20時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

   − ホレ―ショーの部屋 −

[しっかり返事は返って来た>>147
いつもと違うその声に首を傾けたまま]

はいるのー。

[遠慮無く侵入した]

ホレ―ショー、そんなとこいると寒いよ?

[窓に近付いている姿に声を掛けて近寄った。
肉のごろごろ入ったシチューには温もりがある]

ホレ―ショー、怪我してる?

[血の匂いとそれがホレ―ショーからする事に
鼻はひくひくと嗅ぎ付け、耳は警戒する様に動いた]

(148) 2013/12/22(Sun) 20時半頃

【人】 教え子 シメオン

[端末から研究員の指示を受ければ同意の旨を伝えてVIPルームを立つ。言われた部屋へ向かい席]

準備は大丈夫。

(149) 2013/12/22(Sun) 20時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 21時頃


【人】 友愛組合 チアキ

えへへ、ありがとー。

[サミュ>>@145の言葉がくすぐったくて、小さな耳をぴこぴこ揺らす。
尻尾とストールを靡かせて、サミュの手を取った。]

サ、サミュ……危なかったりしたら早めに言ってね…!

[視界を奪われたまま歩くのが怖いのか、小さな耳が少しだけ震えている。
繋いだ方と反対の手はストールを掴んで、恐る恐る足を踏みだした。]

(150) 2013/12/22(Sun) 21時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

>>148ヤニクが部屋に入ってくるのを、拒絶はしない。
 けれど、出迎えることもない。
 両手をぎゅっと握りしめ、少し視線を向けただけ。]

 さむいのは、大丈夫なんだぞ。

[それよりもっと冷たいものを知ってしまったから。]

 けが?
 ちがうぞ、ちょっと、爪とぎしすぎただけなんだぞ。

[ちらりと示すのは、ベッドの脇に転がる、ちょっとでは済まない程に損傷した爪研ぎの板。]

(151) 2013/12/22(Sun) 21時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[買い手の待つ部屋が「教会」ならば、手を取り歩むこの道はバージンロードか。
それはこの世に生を受けた日から、新たな人生を踏み出すこの日までの道のりを示すという]

チアキ、今、どんな気持ちだ?

[その時を、間近に控えた動物は、どんな気持ちなのだろう。
目を合わせたその瞬間から、一生を捧げる「愛」が始まる。
自分には未だ、その行為には良いイメージがわかないのだけれど]

(@146) 2013/12/22(Sun) 21時頃

【人】 友愛組合 チアキ

今……?

[サミュの声がした。
手を引かれて進む道、少しだけ立ち止まる。
ちょうど、シーシャ>>142の声も届いただろうか。
照れ屋さんなシーシャらしい一言に、くるる、と喉を鳴らしたりして。]

ドキドキ、してる。
緊張と、期待と、不安と、喜び。

僕が、永遠を一緒に過ごす人。
選ばれただけじゃない。僕も選んだんだ。

目を見た瞬間から、僕たちは繋がる。
決して切れることのない、赤い糸?だっけ。
えへへ、それってすごく幸せなことだよね。

[照れ臭そうにサミュと繋いだ手を揺らす。
頭に挿した向日葵が優しく香った。]

(152) 2013/12/22(Sun) 21時頃

【人】 友愛組合 チアキ

サミュ、ありがとう。
サミュたちがいてくれたから、僕はこうして幸せになれるんだ。
誰かを想えることを教えてくれたのは、サミュたちなんだよ。
だからサミュもちゃんと、自分の幸せを選んでね。

[一度だけ両手でサミュの手を掴んで、ほら行こう!と、その手を引く。
目隠しの下の瞳は柔らかく細められ、唇は緩やかな弧を描いていた。
迷いのない、まっすぐな心、まっすぐな想い、そしてまっすぐな願いをサミュに届ける。]

(153) 2013/12/22(Sun) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[明らかにいつもと違う態度>>151
このまま皿を置いて出ようかとも思ったが、
散らばった無残な板の数に窓辺のホレ―ショーの元へ]

爪研ぎしすぎたの?
じゃあ指とか大丈夫?

[血の匂いが漂う程の爪研ぎならただ事ではない。
うーんと少し唸った]

(154) 2013/12/22(Sun) 21時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[僕も選んだ。その言葉に、繋ぐ手に力が籠る]

……そうか。

[照れくさそうに笑う顔に、ストールの色と揺れるひまわりがとてもよく映えた。
幸せ。その言葉は、嘘や強がりには聞こえない]

ありがとうな、チアキ。
チアキも含めて、俺の大切な人と、そして俺自身も、みんな幸せになることが俺の幸せだ。

[逆に手を引かれて歩む道。まっすぐな姿。
歩む足取りが軽くなって、初めて、自分の方が不安がっていたことに気付いた。また、救われた。そんな風に思う]

(@147) 2013/12/22(Sun) 21時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

―小さな部屋で―

[その部屋には、入り口まで来ても、中へ入るのは初めてだった。「教会」なんて言われるわりには飾り気もなくて。ただ買い手が動物を待つための、小さな椅子がひとつきり]

お待たせしました。

[そうして、シメオンの前までチアキの手を引いて。
立たせると、自分はチアキの後ろに下がる。
けっしてチアキの視界に入らぬ場所へと身を置くと、シメオンに視線を向けて]

……目隠しを、貴方の手で外してください。
目が合ったその時から、貴方がこの子の主です。

[そうして後は、口を噤む。
その瞬間を、見届けようと]

(@148) 2013/12/22(Sun) 21時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ゆび……。

>>154あまり大丈夫とはいえない指先を、ぎゅっと握り込んで隠す。
 近付いてきたシチューの匂いに、お腹はグゥと音をたてたが、今はまったく興味が向かない。]

(155) 2013/12/22(Sun) 21時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

― 小さな部屋 ―

[サミュ>>@147の言葉に頷いて、前が見えないから、結局また手を引いてもらったりしながら、小さな部屋へ入る。
サミュ>>@148の他に、知らない気配、匂いがひとつ。
緊張に耳がぴんと立つ。]

……っ、

[言葉を聞いて、その瞬間が訪れたのだと分かる。
不安に揺れる大きな尻尾、シメオンの手が目隠しに触れたなら、小さな声が漏れる。]

ぼくは、ぼくは!
シメオンさんが好きって言ってくれて、すごく嬉しかった。
僕にとって、誰かに求められることは、何よりの幸福で、応えたいって思いました。

だから、だから……僕の時間も感情も、命も全部、シメオンさんにあげます。
好きになりたいって思ったから、シメオンさんが願ったからじゃなく、僕がそうしたいって思ったから。

(156) 2013/12/22(Sun) 21時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

あの…だから、僕のこと、いっぱい、いっぱい愛してください…!

[最後になるにつれ、語気がだんだんと弱くなった。
全身を震わせ、視界に光が戻るのを待っている。]

(157) 2013/12/22(Sun) 21時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 22時頃


【見】 地下鉄道 フランク

―VIPルーム―

 おー…つと?

[向かう部屋、既にそこに人の気配はなく。
ならば何を遠慮することもない、禁煙のそこで煙草に火をつけた。
モニターを眺めれば動物たちの様子が知れる。
虎の部屋にはフェネック、他はもう静かなものだ。
小さなあの場所で、リスの受け渡しがされている。
蛇はたった一言を残し、あの軍人に貰われていった。]

 ――――――。

[高級な革張りの椅子に深く腰かけて。
暫く、考え事に更ける。]

(@149) 2013/12/22(Sun) 22時頃

【人】 教え子 シメオン

【小さな部屋・”教会”】

[椅子に座っているとかちゃ、と音がする。無意識に背筋を伸ばすと  待ち望んだ、太陽。

ずっと会いたかった憧れの存在に会えたかのような高揚。に胸を打つ]

……。僕も。

[愛するよ、ずっと。そう顔を近づけて小さな耳元へそうつぶやくと後ろの目隠しを外してやる。じっと。目を見つめて微笑む。]

よろしく、ちあき。

(158) 2013/12/22(Sun) 22時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[機械越しに聞いていた声が耳元でする。
耳に吐息がかかる感覚と、誓いの言葉に身を震わせて、ぎゅっと目を瞑った。]

………あ、

[瞼の向こう、明るい気配がする。
ゆっくりと目を開ければ―――向日葵色の、愛しい人の姿があった。]

――――やっと会えた。
僕の、僕だけのご主人様。

[頭に挿した向日葵にも負けないくらいの笑みが零れる。
目尻から一滴(ひとしずく)だけ涙が零れ、床に落ち、弾けた。]

キュ……シメオン、さん……っ!

[瞳はチョコレートのように蕩けて、頬をリンゴのように赤く染め、目の前の彼に飛びつく。
ぎゅう、と抱き着き、嬉しそうに尻尾を揺らした。]

(159) 2013/12/22(Sun) 22時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[背中合わせで座ってきたヤニクに、短い言葉を返す間も、濃青の瞳は、舞い降る雪を追いかける。
 花弁のようで、羽根のようで、涙のような、白い雪。

 先程、手で拭ったばかりの窓には、もう新しい水滴がつき始めていた。]

(160) 2013/12/22(Sun) 22時頃

【人】 教え子 シメオン

っ〜!!

[抱きついてくる暖かい気配に何故か安心し、負けじと自身もちあきの背に腕を回し抱き寄せた

右手はおそるおそるしっぽを優しく撫でる]

会えた…会えた。

(161) 2013/12/22(Sun) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

[どのぐらいの時間抱いて、撫でていただろうか。お互い十分満し、ちあきが開放すれば手を離しただろう]

そうだ、お世話になった人の顔は見なくていい?
まだ時間はあるからゆっくりしなよ

[否。時間を作ったの方がただしいだろう、が。
彼にとって嬉しいのか悲しくなるのか。首を横に振れば連れて帰るつもり]

(162) 2013/12/22(Sun) 22時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[このグループが終われば、また別のグループが運ばれる。
がらんどうになることのない寮と工場。
こちらから見え、向こう側からは見えない魔法の鏡。
買われて行って空き部屋になった一つ一つを黒縁は映す。

――――あれから。

鶯は冬の雪空、星にさえ近い場所で小さな羽根を震わせて歌声を上げ。
ペットとしてではなく、大切な伴侶として、あの物腰柔らかな主人に抱かれたのだろう。

狼は片付けられた部屋の中、ただ一人にだけ向ける蜂蜜色で。
春夏秋冬これからの絵本を描きあい、あの男と溶け合ったのだろう。

蛇は、そしてリスは。
また今日から新しい御伽噺を飼い主と共に。]

(@150) 2013/12/22(Sun) 22時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[触れられた場所が燃えるように熱いのに、もっと触って欲しくなる。
抱き寄せられて近づいた距離、息が詰まる程に強く擦り寄った。]

ん……ッ!

[尻尾に触れられれば、甘い声が漏れてしまい、慌てて口を塞ぐ。
シメオンさんの首元に顔を埋めて、ふすふすと匂いを嗅いだ。]

シメオンさん、好き、です。
僕、ずっとずっと、一緒にいたい。

[溢れる感情はプログラムされたものだけれど、それを望んだのは自分の意思だ。
だから波に身を任せて、耳元に気持ちを囁いた。]

(163) 2013/12/22(Sun) 22時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[目隠しが解かれようとするその時、叫ぶような、チアキの言葉。

緊張と、期待と、不安と、喜び。
幸せになろうとまっすぐに手を伸ばす姿。

交わされる誓い。
プログラムが働く前の、そのままの想いで交わされる言葉]

あぁ、

[選んだのだ。そう強く、自分に言い聞かせる。
2人の強い誓いの前で、この「愛」は処刑の刃ではない。永遠に解けない絆の糸。チアキの言葉を強く胸に刻む。刻みつける]

(@151) 2013/12/22(Sun) 23時頃

【見】 地下鉄道 フランク

 ごほっ。

[空咳が記憶を霧散させる。
店員に運ばせた牛乳と、煙草の煙を吸い込みながら。
白衣についた虎の血が、赤から酸化して黒ずむ。
こんな状態で咳を溢してたら「死ぬんじゃ」なんて言われかねない。]

 全く。

[「わからない」と叫んだ悲痛な声。
モニターに視線を落とした。]

(@152) 2013/12/22(Sun) 23時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 23時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 23時頃


【見】 死ね死ね団 サミュエル

[解かれた、布一枚の強い、儚い戒め。
息を呑んでチアキの背中を見つめる]

……っ

[新たな色彩の光が溢れだすように見えた。
強すぎて目も眩むような光。

チアキの背中と重なるように浮かんでは消えて見えていた、様々な顔が霧散する。
強く抱き合い、巡り合えた喜びを分かち合う2人の前に、その幻影は重ねられない]

(@153) 2013/12/22(Sun) 23時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[シメオン>>162の言葉にハッとして身体を離す。
後ろを振り向けば、サミュの姿はあっただろうか。
初めて瞳に彼の姿を映して、柔らかく微笑む。
そしてまた、シメオンの方を向いた。]

ううん、たぶん今会ったら泣いちゃうから、このまま。
お別れの挨拶はちゃんとしてきました。

[ね、とサミュに視線を向け、首を傾げる。]

ありがと、サミュ。
皆にもよろしくね。

[そう伝えると、迷うような視線を見せ、シメオンの手へ指を伸ばす。]

手、握っても、いいですか……?

(164) 2013/12/22(Sun) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

[ちあきのその言葉に頷く。そう決めたのなら自分がどうこういう必要はない。]

手?その足だと寒いんじゃないか?

[すこし大きめのしっぽを肩に乗せその体を横に抱え上げると"教会"を出た]

こっちのほうがいいだろ?

[見下ろしながらそう告げてバーをようと足を出口へ向けた]

(165) 2013/12/22(Sun) 23時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[握りしめたままの手を見つめ、ギザギザになった爪の破片を落とそうとするように、指先を擦り合わせる。
 あちこちにできた小さな傷は、まだチクチクと痛んだし、服や、縞模様を描く肌にも、小さな赤が幾つもついている。]

 ……びっ。

[水滴がまた、窓を伝った。
 まるで泣いているかのような窓に、涙が滲みそうになり、ぎっと、唇を噛み締めた。]

(166) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

キュ…!

[ふわりと身体が浮かぶ感覚。
そう身長も変わらないであろう相手に抱きかかえられるとは思ってなくて、慌てて首へと抱き着く。]

あ、あの、僕、靴履きます……っ!

[顔を真っ赤にして、けれど嬉しいのか、耳がぴこぴこ揺れている。
うー、と唸りながら、シメオンさんに擦り寄った。]

(167) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

[チアキがこちらを振り返る。
自分にとっても、モニターを通さずに初めて見るチアキの瞳。
それは最愛の主人に巡り合えた喜びに輝いている]

ん、そうだな。

[ね、と首を傾げる姿に、目を細めて頷く。
そしてシメオンへと視線を移し、深々と礼を取る]

元気で。

[2人への祝福と祈りを込めて。
シメオンがチアキの体を抱き上げて、2人寄り添い旅立つ姿を、見えなくなるまで見送った]

(@154) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[窓の外を見上げる虎を見て、呟く。]

 “わからねぇ”
 って素直に言えても、苦しいんかね。

[男にはそれを口にするつもりも、素直さもなく。
頑固に捩れたものを早々直す事など出来ない。
黒縁のガラス板が過去と現在を重ね、音が、声が耳に繰り返す。

ここに座っていた、男の事を。]

(@155) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

いや、いいよ僕靴なんセンチか知らないし買ってないからさ。
そうだ。君の友人を買った客が 君らに合わせた服を作ってるかもね

[コートを被せながら小さい耳に頬をすりよせる。なぜか寒さを感じなかった]

また買いにいこうか?

(168) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 23時半頃


【人】 教え子 シメオン

【バー→車内】

[自分とちあきを後部座席にのせて運転手に指示を出す。
その声は少し焦りがあったようで]

家に戻るよ。今日はいい子に出会えた。
丁重に迎えろよ

[子 という言い方なのはちあきは物でも商品でもない。

大事な友人であり、恋人だから。]

優しく尾を触り撫でて、少し強く握った

(169) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

キュ?
誰だろう…また、皆に会えるんですか…?

[緊張にまた敬語に戻りながらも、耳に頬が触れるだけで身体が喜びに震えた。
くるる、と幸せそうに喉を鳴らして、ふにゃふにゃと笑う。
コートがかかればほかほかと暖かく、蕩けた目を細めた。]

サミュも、皆も、元気でね。

[頭を下げるサミュ>>@154に手を振って、二人で部屋を後にする。
肩に乗せられた尻尾が優しく、シメオンさんの腕を撫でた。]

(170) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

 ――――――。

[手を、伸ばす。
冷えた指先は空を掻く。
流れるジャズ。

Lamentabile.
Più perdendosi.]

(@156) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

― 車内 ―

[見たことのない場所を通り抜けて、_Groundを出る。
バーにいるフーとは壁越しに擦れ違ったかもしれない。]

シメオンさん……んんッ!

[焦り交じりの声に、心配そうにその姿を見つめる。
けれど尻尾を強く握られれば、びくりと背をしならせ、シメオンさんの肩に寄りかかった。]

(171) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[部下からの報告に、我に返る現実。
労いを返せば映るのは。]

 アホ虎め、なにしてんだ。

[自ら指を傷めておきながら。
いつもの元気はまるでなく、そうさせているのは男自身であるが。
熱を与えてしまっては同じ事を繰り返す、だから離れているというのに。
既にそれが手遅れであろう事には気付くことのないまま。]

(@157) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 23時半頃


【人】 教え子 シメオン

[敏感な反応を確かめてちあきに寄り添った。寒さで窓が白くなるが寄りかかられた肩は温くふる、と震える。手は自身か、ちあきか。暖めるために擦りふわふわの感触と肌触りを感じていた]

ん?何?
いつもお風呂に入ってただけあって気持ちいい。
温泉もいいかもな

[ふと一人では大きすぎる施設を思いだし自分が使うよりも有意義だろうと思い至る]

(172) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時頃


【人】 友愛組合 チアキ

ん……ッ くすぐったい、です…。

[シメオンさんの震える身体を見て寒いのかと、そろ、と腕を回して抱き着く。
見たことのない運転手の人に緊張していることもあるのかもしれない。
毛並みを撫でられれば、溢れそうになる声を必死に抑えた。]

あの……おんせん、って ん、 なんです か……?

[聞いたことのない言葉に首を傾げ、近くにある顔を見上げる。]

(173) 2013/12/23(Mon) 00時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ……指。

 消毒、してもらわないとダメなんだぞ。
 きずものしたらダメ、なんだぞ。

[ぼろぼろな指先を見つめ、呟いた。]

 ……っ。

[鼻先に近付けると、まだ少し、フーのにおいが残っていた。]

(174) 2013/12/23(Mon) 00時頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[背中越しに静かな会話を交わす。
雨と違って静かな雪は窓の近くでも音を消さず。
吐く息さえ拾う。

カチャカチャと、冷めたシチューを掻き回しながら。
背中越しの会話は続いた]

(175) 2013/12/23(Mon) 00時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時頃


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時頃


【人】 教え子 シメオン

[ふわふわしたこたつのように暖かで柔らかい毛を手で弄ると向けられる疑問にくす、と笑い]

ああ、すごく大きいお風呂かな。
景色が見えるよ。


[車内から外を見れば寒空の中少し雪が降っていたかもしれない。
幻想的な光景に目を細めて指を指す]

あの風景を見ながらお風呂に入るんだよ

(176) 2013/12/23(Mon) 00時頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時頃


【人】 友愛組合 チアキ

大きいお風呂…。

[それは寮にあった浴場よりも大きいのだろうか。
この一週間、ヤニクと一緒にお風呂に入ったことを思い出す。
指し示された景色を見れば、綿のような雪が降っていた。]

あの、シメオンさんも一緒、ですか……?

[景色を見せてくれると言っていた。
けれどそれよりも、シメオンさんと一緒にいられる方がずっと大事で。
白いシャツを掴んで、向日葵色をした表情を見つめる。
震える指を伸ばし、その頬へ触れようと。]

(177) 2013/12/23(Mon) 00時頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時頃


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時頃


【人】 教え子 シメオン

[どれぐらいが大きいかはわからないが呟やきがきこえれば頭を撫でる]

当たり前だろ。俺の目の届かない範囲にちあきを行かせるつもりはないんだけど

[頭を一層撫でて、自分のものだ。と認識すると不意に手が伸ばされるとそのまま触れさせただろう]

(178) 2013/12/23(Mon) 00時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時頃


【人】 教え子 シメオン

着いた、ちあき。
ようこそ僕の家に

[車を止め、抱えあげれば大きな建物。

___が彼の家な訳だが]

あらためて、僕の恋人になってくれるかい?

[ちあきの顔をじっと見て擦り、と尾を撫でた
息が漏れれば嬉しそうに撫でて**]

(179) 2013/12/23(Mon) 00時頃

シメオンは、とりあえず家に入ろうか?**

2013/12/23(Mon) 00時頃


【人】 友愛組合 チアキ

えへへ、僕も離れたくないです……。

[シメオンさんの力強い返事に、ふにゃふにゃと頬が緩むのが分かった。
彼の頬に触れて、輪郭をなぞる。]

本当に、向日葵の色なんですね。
綺麗だなぁ…。

[髪に触れて、彼の瞳に自分が映っているのを確認すると、頭に挿した向日葵に触れて、優しく微笑んだ。
少し背伸びをすると、頬へ口づける。
照れたようにはにかんで、そのままシメオンさんの家へ向かったのだったか。]

(180) 2013/12/23(Mon) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

わ、あ……!

[車が止まって、また抱えあげられて、見上げるのはとても大きな建物。
家を見たことはないけれど、本で見たそれはこれよりずっと小さかった。
茫然と丸い瞳を瞬かせていると、振ってくる声に小さな耳が揺れる。]

――はい、喜んで。
シメオンさん、大好きです!

[問いに頷いて、頬を染めた。
その直後尻尾に触れられれば、甘い吐息が漏れる。
恥ずかしさに小さな耳が忙しなく動いて、首筋に顔を埋めた。
小さく頷けば、そのまま二人、家の中へと入って行く*]

(181) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ヤニク、おれ……

[身動いで、僅かだけヤニクと隙間をつくる。]

 爪、切ってもらわなくちゃいけないんだぞ……

(182) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[壁越しに擦れ違う新たな主従は、友であり恋人であり。
闇夜に消え行く車を見送るのは柔らかな白、降り積もる雪。

モニターに映る虎に向ける指。
画面をなぞるのは、そっと優しく。
二年前、あの爪で引き裂かれた時に

「大丈夫だ」

と、言葉の代わりになぞるものと同じ。]

(@158) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時半頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 00時半頃


【見】 地下鉄道 フランク

[煙草を灰皿に押しつけ、捻くれた灰色を霧散させる。
そろそろ店も閉める準備をする頃。
男にもまた仕事がひとつ、ふたつ。]

 あー、ったく。
 ティーも減俸だな、覚悟しとけ。

[暫くしても姿の見えぬ部下の査定、給料日をお楽しみに。
通信を入れると立ち上がる。
不意に、店員が渡して来たのは書き損じた何か。
個人情報だから処分を仰いできたらしい。]

 あ、ずかっとく。

[紙切れ一枚を煙草と同じ胸ポケットに仕舞いこんだ。]

(@159) 2013/12/23(Mon) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 01時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[離れる背中に、あっと姿勢を戻して]

ごめんなの。
爪、大丈夫なの?

[これ以上は入り込めないと感覚で判る]

(183) 2013/12/23(Mon) 01時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 01時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

 ?!

[不意に、端末が音をたてた。
 そろそろサミュエルかティーが、傷の消毒と爪切りに来るのかと、手を伸ばし]

 ……ヤニク。
 おれ、指のしょうどく、しなきゃだから。

[耳に当て、内容を確認し、立ち上がる。]

 ごはん持ってきてくれて、ありがとうなんだぞ。

(184) 2013/12/23(Mon) 01時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 いたいけど、また伸びるから。
 ちゃんと切っておけば、大丈夫なんだぞ。

[ボロボロの手指を少しだけヤニクに見せ、力無く笑った。]

(185) 2013/12/23(Mon) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[耳ごと項垂れて虎から離れる]

変な事ばかり言ってごめんなの。

[テーブルに皿を置くとホレ―ショーの言葉に頷いて]

爪、ちゃんと治したらまた遊ぶの。

[呟く様に囁いて、廊下へと]

(186) 2013/12/23(Mon) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

そうだな。

こっちの手はお前より冷たく、反対はお前のより温かいよ。
[繋いだ手を握り返し、囁きながら上気した頬へ口づける。
指先舐める舌の赤さも、目に焼き付くほどに艶めかしい。]

(187) 2013/12/23(Mon) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 01時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[このまま押し倒してしまいたいくらいだけれど、流石にそこまで大人げないことは出来なくて。

その肩に頭を預け、寄り添って向かう湖畔の隠れ家。

触れ合った肩のぬくもりが、幸せというものなのかもしれない。**]

(188) 2013/12/23(Mon) 01時頃

【見】 地下鉄道 フランク

―寮・虎の部屋―

 ――――――。

[特に声は掛けず、コンコンとノックを響かせる。
手には救急箱、消毒やテープの入ったそれを持って。
フェネックは外に出た後だったろう、中の気配を窺う。

通信で乗せた男の声が多少ざらついて、返る言葉に心配の色が見えた。
だからといって何かを返したわけではなかったが。]

(@160) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

好きって…色々あって…難しいの…。

[どうして1つの名前の感情に差があるのか。
好きなのに楽しくて苦しくて辛いものがあるのか。
判らないまま部屋へと戻る。

1人の部屋も寂しいが、笑い声が満ちていた広間も
寂し過ぎた。

端末を握りしめたまま降り続く雪を見つめた]

寒いのあんまり好きじゃないの。
1人は嫌なの。

[特に今日は。
出来ればホレ―ショーと
あのままひっついて寝たかったけれど]

難しいの。

(189) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ヤニクが部屋を去ってゆくと、大きな溜息をひとつ吐いた。
 それから、赤いしみの付いた目隠しを拾い上げるが、そういえば先程引き裂いてしまっていたことを思い出した。

 どうしようかと考えている間に、聞こえてきたノックの音>>@160

 あ、わ……っ!?

[バタバタと慌てて目隠しをするが、大きな隙間ができてしまう。
 布をずらして、大丈夫そうなところを探そうとするが、指が痛くて上手くずれてくれない。]

(190) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[もうシーシャもチアキも新しい幸せの元へ向かっただろうか。

彼らはきっと幸せになる。

でも自分の幸せは。

震える手が端末を押した]

(191) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

【見】 地下鉄道 フランク

[中からはえらく慌てた音や声。]

 準備できたんだろうな?

[深い深い溜息を一つ。
まさか目隠しを引き裂いているなど、男は知らなかったから。
入るぞと一声かけて、中へ。
視線は辛うじて、履き潰したサンダルを見ていて。]

(@161) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ぅあ! フー!

[ささくれた爪が、布の破れ目に引っ掛かる。
 「待って」と言うより先に開かれた、ドアの音に驚いて、血の滲んだ目隠しの破れ目から、濃青を片方覗かせたままの状態で、顔を上げた。]

(192) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 01時半頃


【見】 地下鉄道 フランク

 あ?

[呼び声に顔が向くのは至極当然の事である。
何の気なしに顔を上げて。

上げて。

あげ。]

(@162) 2013/12/23(Mon) 02時頃

【見】 地下鉄道 フランク




 ―――――あ。
 
 
 

(@163) 2013/12/23(Mon) 02時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 …………。

[片方だけの濃青を、ぱちくりと何度か瞬かせる。
 やがてゆっくり、目隠しの繊維の絡んだままの指を下ろせば、元よりボロボロだったそれは呆気なく裂け、もうひとつの瞳が現れる。

 その色は、濃青から、徐々に、金褐色に───]

(193) 2013/12/23(Mon) 02時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[――――――Jesus.

あー、目の色濃青だったっけ。
虎の目って石あるけど綺麗だよね。
今日何曜日ですっけ週末ですっけ。
そういえば最近仕事ばっかりで休みなかったな。

そうだ、雪山にでも行こう。

そこで凍死体にでもなってしまおう。
人生リセットだ、そうしよう。]

(@164) 2013/12/23(Mon) 02時頃

【見】 地下鉄道 フランク





[思考が遁走し、その間ずっと濃青直視している。]

(@165) 2013/12/23(Mon) 02時頃

【見】 死ね死ね団 サミュエル

―教会と呼ばれる小部屋―

[上司への報告の通話を終えて、端末を手に取った。
呼びだそうとする指が震える]

……っ!?

[ボタンを押そうとしたその瞬間の着信。
反射で受話ボタンを押す]

(@166) 2013/12/23(Mon) 02時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ───……  ぁ。

[薄ぼやけていた銀色の記憶が、鮮明に蘇り、繋がる。

 床に落ちたロケットに、手を伸ばそうとしたあの時に。
 そこに微かに映っていた、何か。
 断片過ぎて、輪郭もぼやけすぎていたそれは、”システム”のスイッチを入れることはなかった。
 けれど、記憶としては留まっていた。]


 フー……だ………。


[あの時の、よく分からなかったシルエットと。
 いま目の前にいる人物は、同じ。

 床にぺたんと両手をついて、じっと、フーの顔を見上げたまま、歩み寄ってゆく。]

(194) 2013/12/23(Mon) 02時頃

【見】 地下鉄道 フランク

[興奮すると金褐色になるんだっけか。
そうそう、データがね、あったよね。


かなり混乱したままの男が口を開くのは、暫くたってからの *ことである*]

(@167) 2013/12/23(Mon) 02時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点: 人


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

生存者
(2人 0促)

ホレーショー
29回 注目
ヤニク
62回 注目

犠牲者 (7人)

ベネット
0回 (2d)
テッド
34回 (3d) 注目
イアン
39回 (3d) 注目
藤之助
40回 (3d) 注目
チアキ
27回 (4d) 注目
シーシャ
20回 (4d) 注目
ヴェスパタイン
12回 (4d) 注目

処刑者 (3人)

ミナカタ
34回 (3d) 注目
シメオン
0回 (4d) 注目
ベネット
2回 (5d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (3人)

フランク
26回 注目
ティソ
51回 注目
サミュエル
37回 注目
村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.132 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび