97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、守護者が1人、人犬が1人、魔女が1人、人形使いが1人、囁き狂人が1人、首無騎士が1人、弟子が1人、鱗魚人が1人いるようだ。
|
ちゅー!
ちゅー!
がりがり、がりがり。ケージの縁をひっかくと、うろうろ、うろうろ右へ左へ駆け回る。木の洞に目もくれず、夜中じゅう走り続けるのだった……
(0) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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高等部の寮から……
[>>531アスランの演技にしては、キツいものをもってくる。 疑いというよりは、正直な感想。]
……僕の知る限り。 3年なんて近い頃に、寮で自殺者が出たなんて、聞かないよ。 いつの話?
それって、
[何年の事だ、と聞きかけて]
(1) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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…………、 まさか、
まだ、1900年頃だとか……
[叔父がいる、アスランがいる、 だからそんなことは、想像もしていなかったけれど。
思いかけ、怪訝な顔を再び作った。]
(2) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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( ぱ ぃん )
(3) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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[イーシュの音がずれているのは 青年は寝起きの喉だしなと、 寝起きの喉の制御の難しさを思えば さもありなんと、気にしていなかった。
それよりも]
ーーーーセシル!!
[扉へ足を向けたところだった。 セシルの身体がかしいだのは。
慌てて、身長がたいさない アスランの身体を支えようと両腕をのばして]
(4) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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[再びの、音。 外からの重なり音たちに揺さぶられたか、罅が急速に広がっていく。]
っく…… 時間切れ、って?
アスラン、 ぁ。
[声をかけようと。 手を伸ばそうと。
意志は、間に合わない。]
(5) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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────── !!
[崩折れる姿が、一瞬で闇にかき消されて消えた。**]
(6) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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イアンは、ロバートの言葉に怪訝そうにするも
2013/09/28(Sat) 02時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 02時頃
やがて、何処かに浮かび上がる まっさらな五線譜。
それは終わりの始まり。 それは始まりの終わり。
平和と破壊。 天と地。 音と音。 学人と調律師。 闇と光。
鼠が一匹、その爪で音符を刻む。
その音は……… …… …
(#0) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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…神父様?
[誰かに支えられたのを最後に そのまま、目を閉じた]
(7) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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ボォォォオ――……ン ボォォオ―――………ン
(#1) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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……いたい?
[アルトの様子がおかしい>>0:538、というのに、歌を止めて気づく。 近く、先ほどセシルがそうしたように、傍にしゃがみこんだ。 拒否されなければ、頭に手を伸ばす。そうするものだと学んだ。]
まっててね。まってて。
[チェレスタは、ほんのりと無力を知った。]
(8) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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鐘が、世界に 鳴 り 響 い た 。
(#2) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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―1900年代:倫敦 巡礼者のための客室―
[男は立ち上がる、よろよろと力なく。 眸は射干色をして、流す涙がやむは美しい和音に曇天が逃げ消えたように。 次第に何処からか強く鳴り響く鐘の音(>>#1)]
हाकोन्देइतादाइताकोतो कान्शाशिमासु
[述べたのは、此処まで運んでもらった事に対する感謝のもの。 しかし明之を見つめる事は、あの方に似た表情を見つめる事は、出来ない。 扉を開けて、向かうのは。
堕ちて、堕ちて、落ちた先。
本物(だと妄信している)その《聖遺体/ヌケガラ》へ。]
(9) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[音符を刻む鼠の色は――汚れを知らぬ純白]
(10) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[ふら、と揺れる意識の中で。 少年は重ねた『アルト』の先に何かが見えた気がした。
声音に声音を重ねる事で、生みだされる共鳴。 旋律と旋律を混ぜる事で、響きはじめる調和。
アリアの世界に舞い降りた、シンフォニアの光]
(11) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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(まだ足りない、旋律が、音が足りない)
[光に触れた少年は、渇きを潤す雫を求めだす。 この溢れ出す熱情、旋律の渇望。
熱病に浮かされた様に、求め出したのは比翼]
(12) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[天使は片翼を広げて、鐘の響く世界に再び降りる]
(君は、どこに、いるの。 はやく、ぼくを、むかえにきて)
(僕の詩を 鳴らして)
[鐘が壊れる、終末の時刻が来ようとも。 空へ飛び出す、比翼の訪れを、求める様謳う]
(13) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[それこそ 世界に赦されぬ 罪としても]
(14) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[ロバートの言葉に顔をあげれれば 彼の姿は一瞬で消える。 それを呆然とみやるも。]
[セシルが、彼の口調で青年を呼んで。 視線はすぐにそちらへ戻った。 ……両の腕にセシルより重い体重がかかる。
……このまま、セシルは消えてしまったら?
それが、アスランにとって正常なことでも、 目の前でいまロバートが消えたようにと思うと……
抱えた両腕に力が無意識入って。]
ーーーっ
[その時、鐘の音が響いた。 あまりに、大きな音に頭が割れそうで 強く目を閉じて、音が鳴り止むをまとうと]
(15) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[ふと、自分に返ると、髪に誰かの手が触れていた。 見上げる。チェレストの手が、見よう見まねと云う手付きで触れていた]
……だいじょうぶ…… 少し、ふらついただけ……
[曇らせる表情をみて、その手にそっと触れていた]
(16) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 02時半頃
吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 02時半頃
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ーーー一体、今の鐘は…………
[聴こえた。いや、《聴こえた》鐘の音で まだ、頭がグラグラする。 ロバートが、消えた、それも気になった、が。 けれど、チェレスタを待たせては、いけない、 セシルを横抱きになんとか抱えて、 《A》と《D》が響いた方へと歩き出す。]
(17) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[倒れた"セシル"を抱える神父のそば するりと過ぎてく鼠の色も
新雪のように*汚れを知らぬ純白色*]
(18) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[鐘の音の中、響き渡る調べ(>>13) アリアの世界、シンフォニアの光。
乾いた大地。 潤すのは男の流す ――涙?
背中の羽が悲しく痛む。 片翼は旋律を紡ぐことも出来ぬまま、謳う片翼に応えられぬまま。 裏切り者に押された烙印は喉の奥。
もう二度と、美しい音楽をさえずる事など出来ない。]
(19) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[それこそ 世界に赦されぬ 罪の証]
(20) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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チェレスタ?こっちかい?
[セシルを抱えたまま 真っ白な鼠がするりとかけたのも知らず 廊下に響かせる声は、テノールとしては低く バリトンとしては高い声。]
(21) 2013/09/28(Sat) 02時半頃
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[廊下から誰かの声が聴こえた。 少し低めに落ち着いた声。耳心地はそう悪くない]
……ああ、そういえば。 誰か呼んだってチェレスタが……
[云ってた。ぼんやりと考えながら、やがて少年の視界にも、声の主はやってきて]
(22) 2013/09/28(Sat) 03時頃
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――… う、え?
[当然、似非神父と何度も呼んでた青年の姿に、混乱した]
や、ばい。 この建物、見覚えあると思えば。
[漸く、自分が今、何処の建物に居たのかと云う事実に理解が及び。 元々、体調不良で青い表情をを更に白い顔にさせた]
(23) 2013/09/28(Sat) 03時頃
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कोकोरोनोयोरोकोबि वारेहाउतावान् ...
उताइतेअकाशिसेन् शुनोसाकाएओ ......
(24) 2013/09/28(Sat) 03時頃
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[ここで会ったが百年目] [青年が明乃のように、東洋人なら チェレストの向こう、見かけた姿に にっこり笑ってそう思っただろう。 ……にっこり笑うのは変わらないけれど。]
…………やぁ、逃げずに おとなしくしていてくれたのは ありがたいですね?
[ただ、最後に見た時と違い 意識こそあれど体調は悪く見えて。]
警察に突き出すまでは、 大人しく寝台で休んでくださいね……
[とも、口にする]
(25) 2013/09/28(Sat) 03時頃
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(こころのよろこび われはうたわん うたいてあかしせん しゅのさかえを)
[異国語は不思議と訳され、壁を伝う。 それは片翼を導くように、地下へと逃げるように囁くテノール。 記憶をゆっくりと揺らす揺り篭の音。]
――――、गोफ़ु !!
[けれど掠れた声は長続きせず、また喉の奥に込み上げる《罪》。 届くかまではわからない音が、途中で消え行く。]
(26) 2013/09/28(Sat) 03時頃
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[いえない。大人しくせず逃げ遂せて、出戻りに来てましたなんて。 にっこりとした嘘臭い笑顔が、そう、迫力を感じる]
ま、ずい。 にげ、なきゃ。
[少年の危機管理能力は、全力で逃げろと警報を鳴らすから、踵を返しそうになる。
だが、ああ。良く考えてみたら。 ここでひとまず捕まれば、寝台で休憩できる。 びしょ濡れの服も、体が重くて煩わしかった]
(27) 2013/09/28(Sat) 03時頃
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[逃げるべきか、ベッドで休息を取るべきか。 逡巡自体が命取りだと、風邪引きの頭では気付かないまま]
……あれ……。 さっきの猫野郎……なんで寝てんの……?
[腕に抱えられた、猫野郎こと聖歌隊員を認めて、瞳が瞬いた。 王宮の内部まで追いかけられたと思えば。彼も出戻りか]
(28) 2013/09/28(Sat) 03時頃
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―大聖堂:地下へと続く階段―
[ずるずると向かう、大聖堂の地下。 はじめに訪れたこの場所に行けば《聖遺体/ホンモノ》のあの方に逢える。 主を謳う歌を、祝福の葡萄酒で満たしながら。
《大衆》たちはどうやら深い眠りに落ちているらしい。 安らかな詩の調べにか、大きく響き渡った鐘の音にか。 生い茂る蔓や蔦、植物、草花を掻き分けながら、男は地下へと進んでいく。
なんとかたどり着けたとしても、そこにあるのは鳥籠のように守られてしまった後。
その牢屋の前に膝を付き、両手を組んで。 ただ、ただ、その守られるものへ、祈りを捧ぐ。]**
(29) 2013/09/28(Sat) 03時頃
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チェレスト、ありがとうございます。 出口だけではなく、彼も、とは。
[チェレストは青年が抱えたセシルを見て どんな表情を見せたか。 内心、青年も次目を覚ましても はたしてセシルのままか、確信がないため 不安だったが、チェレストが不安げにすれば 大丈夫ですよ、と声をかけて。]
……少し気を失ってる、だけです。
[賊の少年がまごまごした後 セシルの様子に言及して。 チェレスタと彼の二人にそう返す。]
で、君は歩けますか? ご覧の通り私のては塞がっていて。 歩けるなら、このまま休める部屋に案内しますが?
(30) 2013/09/28(Sat) 03時半頃
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イアンは、近づけば、賊の少年は濡れ鼠で……破れたスータンしかないなと、少し困る。
2013/09/28(Sat) 03時半頃
吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 03時半頃
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[自分とオルガニストとのやり取りに、チェレストはどんな反応と表情を浮かべるだろうか。 流石に少年も、ココでチェレストと関わり、捕まる未来までは予想しきれず、げんなりと溜息を盛大に]
………………わかった。いくよ。 もう俺、限界……。
チェレスタ、少し助けてくれない……?
[この似非神父の両腕はご覧の通り。然しひとりでキビキビ歩く体力は流石に無い。 暫く悩んで、その結果。先に忍び込んだ時と比べれば、随分殊勝な態度でチェレスタに肩を求める事にしたのだった]
(31) 2013/09/28(Sat) 03時半頃
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[結果、大人しく捕まる道を選べば、待つのは寝台だ。]
もう……。 お前に邪魔されてから、今日は散々だ。
あそこで計画通り進んでたら今頃……。 責任取れよな。
[よろ、と壁に手を付きながら、然し青年に、随分身勝手な悪態を付く事は忘れなかった。 立て続けに、想定外の事態が発生した。 この一際強く響き出した、鐘と関係があるのだろうか。然し運命は斯くも恐ろしい厄日にも思えた]
(32) 2013/09/28(Sat) 03時半頃
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[賊の少年は観念したらしく チェレスタに肩を借りて移動を選ぶ。 向かうのは自室。 ずぶ濡れにタオルと服を貸さなければいけないから。 ……そのあと、セシルを巡礼者用の 部屋に寝かしつけに行こうとも思う。]
……知りませんよ? 教会の管理するものに 無断で何かする計画だなんて。 むしろ、罪を灌ぐ機会があることを 主に感謝なさい。
[でも、反省する様子はない様子に そんなお小言もこぼしながらたどり着いた自室。 セシルを一度椅子に座らせるように降ろし タオルと寝間着をまとめて少年に渡す。]
(33) 2013/09/28(Sat) 03時半頃
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(知らない。俺知らないからな)
[少年といえば、傍目にも反省の色など微塵も無く。寧ろ]
(何で、機関はこの聖堂に何の根回しもしてなかったんだ)
[何者かの妨害でも存在していたのだろうか。 そうで無ければ、態々『アルト』である自分が、自ら潜入する必要性も存在しないのだから。
……まさか、この似非神父が何か手を。 流石にないかな、と後で思い直したのだが]
(34) 2013/09/28(Sat) 04時頃
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― 倫敦 大聖堂オルガニストの部屋 ―
元々、あれの管理権は俺達にあるべきものだ。 それを偶々、この教会が管理していただけの事だよ。 どうせ解らないだろけどさ。
[前から届く小言に、云わなくても良い口応えを返して、部屋へ。 誰の部屋だろう、と考えたが、やたらタオルや衣類の準備が良い所、彼の部屋なのだろうか。
タオルと寝巻きを纏めて手渡されて、寝巻きの方を見遣る。 少し、自分の身体にはぶかぶかだが、仕方が無いか]
(35) 2013/09/28(Sat) 04時頃
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[濡れ鼠の衣服に、手を掛けて、肌から引き剥がす。 衣服を脱ぎ、露にされた少年の体線を見れば、確かに子供と間違われても仕方が無い華奢。
寝巻きの上を、その場で広げようと、裾に手をかけた時]
…………?
[視線を、神父の青年に移した時、何か刻まれた物が胸元で揺れる事に、少年の興味が惹かれた]
(36) 2013/09/28(Sat) 04時頃
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……木彫りの、ロザリオ……?
[何か、書かれている。よく見えない。 既に、気を失くしている聖歌隊員を別の部屋へ寝かせにいく処だろうが、少年の呟きは小さく、届き難い]
(37) 2013/09/28(Sat) 04時頃
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[そして、少年の気を惹くそれとは別に、ごく自然な理に準じた事実がひとつ]
……べっど……
[彼の部屋、勿論机もあり、そして寝台も存在するのが、基本的な部屋の定義だ。 つまり、ここに辿り着いた時点で、少年の前には、柔らかそうなひとつの寝具が神具より有難味のある物品として鎮座ましまして]
(38) 2013/09/28(Sat) 04時頃
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[上の服を着替え、後は、同じく濡れ鼠の下を穿き替えれば。 既に眼の前の寝台は、両手を広げて、眠りを求めるベッドの住人をお招きしている]
……ねえ、ちょっとあっち向いてて。 した、着替えるから。
[青年へ視線の転換を指示しながら、少年はそろ、と指を濡れたズボンに掛ける。 そこまで視れば、既に自分の寝台がロックオンされている事にも、気づかない訳には行かないだろう]
(39) 2013/09/28(Sat) 04時頃
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そんな話は一切伺っていませんよ。 [一体どこの組織だと、青年は口答えに嘆息一つ。 ”今は”祭事担当の神父でしかない青年は 裏組織も何も知らず凡庸な言葉を返す。 少年に寝間着を手渡した後、 出口を発見して、今もここまで 少年に肩を貸したチェレスタの頭を撫でる。 そうしていれば、ふと、呟きが聴こえた。]
ーーーー…………
[青年は、指摘されたロザリオが、 スータンの、破れ目から覗いているのに気づくと それが見えないように、 スータンの内ポケットへとしまいなおして。]
……ほら、さっさと上着きて、 その貧弱ボディを隠しなさいっ 風邪がひどくなりますよっ
(40) 2013/09/28(Sat) 04時頃
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|
[と、視線を追い払うように声かけ一つ。 実際風邪かはわからんけれど。
……少年趣味がない青年は、言われた通りに視線を外して、 そもそも、寝台に熱烈な視線を向けている様子 確認すればもう逃げ出さないだろうと、 さて、つぎの目的地、と*動き始めた*]
(41) 2013/09/28(Sat) 04時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 04時半頃
|
[貧弱。眉が揺れて微かに殺気を覚えた。 そして、破れ目から覗いたロザリオは、気付いた時にはスータンの中に隠れ]
……性格わりぃ奴。
[やはりこの似非神父とは合わない、と思いながら。 何事無く着替えた後、と言えば云うまでも無く。 部屋主の視線もとりあえず、倒れ込む様にして青年のベッドを占領した。
眠りに落ちたのは、身体がベッドへと倒れこむ途中、身体が45度傾いた時には、既に意識がなかった**]
(42) 2013/09/28(Sat) 04時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 09時頃
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―大倫敦橋―
[少年が消えていくことを濡れない青年が止めることはなかった。 黙ってただ眺めながら、足元に落ちてきた一粒をひろいあげる。 小指の爪ほどの大きさだった黒は大きさを鶉卵ほどに。 曇天に透かしてみれば僅かに中で対流がおきている]
……正と出るか、誤と出るか。
[どちらにせよ関係ないらしい。 良薬は、度を過ぎれば毒薬である。 力とは、そういうものだ。
ただ一度きりの審判のために、恐ろしく長い孤独にあり続ける。 青年からすれば、何がどうなろうと過ぎて行くものでしかない**]
(43) 2013/09/28(Sat) 12時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 13時頃
|
[貧弱、に返る殺気に青年は肩を竦め]
ーーーお互い様、でしょうに?
[その性格の悪い相手に、 寝場所と衣類を世話されてそのまま けらりと笑ってそう返す。
しかし脱ぎ散らかされた濡れた服、 バタンキューな様子に、 寝具を彼の肩までしっかりと掛け直して チェレスタがまだいるなら、 この状態が人間が心地よく 眠れる状態ですよ、と教える。
ついで、机から縄を出して部屋に横断させ、 彼の服と、畳んであったアスランの服を干したりと。]
(44) 2013/09/28(Sat) 13時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 13時半頃
|
、ぅ、わ。
[振動《音》を増幅するチェレスタには、大きな鐘の音は聖堂中を揺るがすようにすら聞こえた。 アルトの側付きになっているのすら忘れて、びくりと身をちぢこめる。 音は長くは続かなかった。そう時間もかからず、アルトを憂う色がまた瞳に灯る。]
だいじょうぶ……
[触れる手>>16が熱い気がした。早くオルガニストが来ればいいのに、と思う。 が、結局のところ現れたオルガニストの腕には、セシルの姿。]
オルガニスト、あのね、
[困惑した音が、オルガニストを呼んだ。 アルトの顔色が悪いことと、セシルとがどちらも気にかかって、どちらも優先できずにいる。]
(45) 2013/09/28(Sat) 13時半頃
|
|
[アルトとオルガニストはお互いを知るようだった。 ありがとうございます、と大丈夫ですよ、がどちらも降り落ちてきて>>30、困った表情はより複雑になった。 気を失っている、という状況はあまり理解に至らなかったが、自分の「眠り」と似たものであるようだと理解して。]
だいじょうぶ、できる。 なんでもできるよ。
[助けを求められる>>31のに、否を述べることはない。 手をつないでアルトを立たせてから、チェレスタに凭れさせる。 歩く速度は随分とゆっくりに変わる。オルガニストを先頭に、その後ろをついていくが、時に追うのに必死になるほどに。]
(46) 2013/09/28(Sat) 13時半頃
|
|
[部屋に付けば、手のふさがったオルガニストに代わって、言われるままに様々準備をした。 着替えも何もかもずっと見つめていたからだろうか、向こうを向けと言われるのは不思議だったが、素直に従い。]
……アルト、壊れない?
[きちんと寝ないと壊れる、と聞いたから。 きちんと寝かされたアルトはこれで壊れないのだろうかと、確認を込めて、憂いを投げかける。]
(47) 2013/09/28(Sat) 14時頃
|
|
…………ん?
[濡れたものを一通り干し終われば、 チェレスタが不安げな声をこぼすのをきく >>47
そちらに歩み寄り、改めて賊の少年を見、 その額に手を当てる。 熱は微熱。寝る前の様子を思い出せば しっかりした口調だったしと。]
大丈夫……こうして、寝台でゆっくり休めば 目が覚めた頃には元気になってますよ。
[チェレスタがアルトと言うからには、アルトなのだろう。 ……基本女性パートのアルトだけれど、 男だよな、とふと、思いつつ。 憂いを帯びたチェレスタの頭を撫でる。]
……目を覚ます前に、飲み物を 用意しといた方が、いいかな。
(48) 2013/09/28(Sat) 14時半頃
|
|
[微熱から寝汗をかくだろうと、 寝台の枕元にタオルと着替えを起きつつ ふむりと考えた言葉をこぼす。]
(49) 2013/09/28(Sat) 14時半頃
|
|
― 在りし日の木陰 ―
[それは、初夏か夏だったか 太陽が金色に輝く午後のこと
小さな教会の片隅に 緑なす葉を茂らせる一本の樹が立っていた
木陰で子どもが泣いている 年の頃はどれほどか 辛うじて少年といえるほど 幼さが抜け切れず、されども泣くのは堪え切れず
それでも、僅かながらに矜恃を示してか 声を殺して涙を流していた]
(50) 2013/09/28(Sat) 15時頃
|
|
壊れない。よかった。 セシルは? 壊れない?
あと、出口。
[たくさんの人が壊れないために、出口を見つけた。 みんな壊れなければいいが、大きな出口ではなかったから、もしかしたら足りないかもしれないと思う。]
(51) 2013/09/28(Sat) 15時頃
|
|
…………身体は、壊れません、よ
[チェレスタの言葉に、視線を椅子に座らせた 今は意識がないセシル……アスランに向ける。
抱え上げた時熱は通常のそれだった。 怪我もなく、身体の問題はない。
ただ、その時心は? ……セシルであって欲しいと思う。 同時にでは本来のアスランは? なまじアスランと言葉を交わしてもいるだけに それなのに……一度唇を噛んで。]
(52) 2013/09/28(Sat) 15時頃
|
|
出口もありがとう。
[出口の言葉に思考を切って うなづき笑う。 しかし、あの出口は小さい。 青年自身が出て外部に状況を知らせ 救助要請するには足りず、 かと言ってチェレスタでは、外部に 救助要請は難しかろうし アルトじゃ逃げるなと…… 明乃に頼めないだろうか?と 思案一つ思いつつ。]
その前に、私はセシルを寝かしつけて アルト……ですか?彼が 目覚めた時飲むものの準備をしますが チェレスタはどうしたいですか?
[と、声をかけつつセシルをもう一度抱えようと]
(53) 2013/09/28(Sat) 15時頃
|
|
──倫敦/路地裏──
[南天の鳥の名を冠した少年は、空間の狭間に弾かれてから、ここに落とされていた。 鳴り響いた和音が、まだ脳を揺らしているような感覚は、体験したことのない二日酔いとはこんなものかと思わせる。]
う…………
[頭を抱え、座り込んでいる。 考えることが多すぎた。
自称、自殺を図ったという、寄宿学校の先輩。 結局まともに話せないまま、倒れたアスラン。 見間違えでは決してない、叔父。
それに、音域を名乗った少年。]
(54) 2013/09/28(Sat) 15時頃
|
|
……無茶苦茶だ。
[文献と伝聞で知っただけの、作り事の機関と現象。 ……なんて状況を疑っても、仕方のないところにきている。 現実なんて脆いものだ。
すぐに手のひらを返す、嘘に満ちた世界だから。]
(55) 2013/09/28(Sat) 15時頃
|
|
「あれー?こんなとこで坊ちゃんなにやってんのー?」
[そんな時だった。 少年の身なりの良さを獲物とみたか、薄汚い格好の男たちが、下卑た笑いを浮かべ集まってきた。]
…………何も。
[一瞥したのも無駄な時間だった、とばかり、少年は露骨にため息をつく。 その態度が、男たちは癪に触ったようだった。]
……うるさい。
[虚構の駒鳥の中は伽藍堂だ。 口汚い男たちの騒ぎも、乱暴な何か脅しの音も、耳障りな彼らの心臓の鼓動さえ、大きく増幅して、聞き取ってしまう。]
(56) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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「この餓鬼……優しくしてやりゃつけ上がりやがって!!」
[少なくとも優しくされた覚えはさっぱりとないが、苛立ちを露わにした彼らには、そんなことどうでもいいのだろう。
腕を掴み上げられ、路地の壁へ叩きつけられる。 く、と小さく呻くと、やつらのニヤニヤ笑いが深くなった。]
(57) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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……やめた方がいい。 しにたくなかったら。
僕は、……うまく指揮、できないから。
[これは警告だ。 最終通告でも、ある。
なるべく淡々と言ったつもりの少年に対し、男たちの態度は、変わらない。 むしろ悪化した、とさえ言える。]
「ああ?何言ってやがるこいつ。 死になくなけりゃつーのは、こっちの台詞なんだよ!」
(58) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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っ……
[振り上げられた拳。 咄嗟に、手を前に出していた。
その手が、絡み取る。 眼前のごろつきの音色を。 乱してはならない、命のリズムを。
帯のように流れる整ったその形が、 ロバートの腕を包むように揺らぐ、そのたびに。]
(59) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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「ぎ、」
[ああ。 巻き込んだのは、一人分ではなかったらしい。 近くにいた数名を巻き込んで、音色が軋み、澱み、悲鳴を上げて行く。]
……だから、やめろって……
[苦しげに顔を歪めた少年の前に、ズタズタに乱れた鼓動の切れ端が浮いている。
路地裏に響いた断末魔は、酷く耳障りで、どうしようもなく醜く千切れた。]
(60) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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……こんな僕が、どうして……
[グウェンドリンの家名を得たのは、ひとえに音色へ触れられる特性のせい、だと思っている。 家族の誰も、触れられない。 どころか、最も力ある祖父さえ、音色を見ることがかろうじて可能という程度だった。 叔父は、もっといろいろとできた、らしいが。
自分が触れた結果音がどうなるのか。 知ってから、誰の前でもこのスキルは使わなくなった。 できることなら、誰も知らないままなら、よかったのに。
素晴らしいと口にしながら嫉妬を隠さない父親。 理解のできぬものを見る目の母親。 世界はいつだって、簡単に手のひらを返す。
"こんな事"が出来ると知られれば、また残酷な視線を浴びなければならないだろう。 家を離れ、寄宿学校に暮らすことで、家や血、力から離れられた、はずなのに。]
(61) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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どうしたい……
[何ができるのかも、何をするべきかも指針がない。 どうしたいか、と聞かれれば、命を聞くばかりだったチェレスタは、思案に止まる。]
……出口。行く? みんな、外、行く。 いける?
[小さな脱出口の向こう側。そちらに向かいたいと言い出す。 救助要請は難しいと思われているなど、知らず。]
(62) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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ああ……うるさい。
[いつもより、騒がしい。 周りが。音が。
1900年代とやらは、こんなにも音に溢れているのか。
いま、たった今人を殺してしまったというのに、少年の頭の中は鳴り響く不協和音《ゴートリンゲン》に苛まれ続けていて、嘆くことさえなく。]
しずかに、して……
[ふらりと歩き出せば、腰を抜かして逃げられなかったのか、数名のごろつきが悲鳴を上げた。 這いずって逃げようとする後ろ姿へ、少年の手が、伸びる。]
……見られたら、だめなんだ。 僕が「こう」なのは……しられたら、だめ。
[その数名が動かなくなるのに、時間はかからなかった。]
(63) 2013/09/28(Sat) 15時頃
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こんなこと……したく、ないのに……
[なのに。 喉が熱い。 いつもより大きな音たちが、いつもよりごりごりと少年の理性を削って行く。
壊れてしまった囀りは、とうの昔に手遅れなんだ。
少年以外の命が終わった路地裏で、疲れきった表情の少年は、座り込んでいた。*]
(64) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[人の手に紡がれるまま歌う。 チェレスタが楽器ならば、それが常、で。 ……もとは何であれ (青年は摩訶不思議に大分思考放棄していた) 今は人の姿のだから大事なのはそこというように チェレスタが復唱する ”どうしたい”にこっくりと頷く。]
……あの出口は……私はには小さい。 チェレスタが…あの出口を広げられそうな、 誰かを探すこと……はできそうですか? もう少し、広がれば、みんなを外に運べると思います。
[それは、世界を知らないチェレスタには 非常に難しいことに思えて。 けれど、きっとチェレスタにとって 改めてどうしたいと考えて はじめて出した結論も尊重したい。]
(65) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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イアンは、そう言いながらmよいしょとセシルを抱える。
2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[そこを訪なうひとつの人影 黒いスータンの裾を控え目に翻さぬように けれども、どこか足早に歩いて来た
彼が声をかけると少年は振り返り 幹に向けてた泣き顔を そのまま彼に見せて涙を流した
黒いスータンを纏いし青年は 自らを「神父」というだけだった
「神父」の問いに少年は理由を話す
孤児として身を寄せる、この教会を離れたくないと 幼き頃より慣れ親しんだ友人たちと離れたくないと]
(66) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 15時半頃
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わかった。
[オルガニストの提示した探し人に、いともたやすく頷いた。 先ほどの和音に返ってきた音はひとつではなかった。最低でももう一人、歌うことのできる起きた人物がいるはずだ。 スータンを着せてもらう前、部屋に寝かされていた男を思い出す。傍付いていた彼はどうだろう。 いくつかの可能性を考えて、チェレスタは人探しに飛び出していく。]
(67) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[「神父は」それに何といっただろうか? 諭す言葉に少年は静かに頷いた
頭を撫でて、涙を拭われて 笑顔にはなれてはなかったが 泣くのは治まり、涙は止まった]
…ありがとうございます、神父様
[どうにか声を絞り出し、礼をいう]
[そして、「神父」と共にその場を去った
去り際に枝を見上げれば 生い茂る葉の隙間から、零れる陽の光 さながら、硝子で出来たモザイク
それがそこを見た最後の記憶]
(68) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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ーーーー困ったら、歌ってくださいね。
[チェレスタは素直な返事で すぐに部屋を飛び出した。 建物の内で探すことを思案しているとは知らず 建物の外に出ると思っているので 青年はそれを不安そうに見送りはしたが、 彼の意思を尊重し引きとめずそれとだけ言って。
さて、自分もまずはセシルを寝かさなければと、 イーシュと明乃を案内した部屋とは また別の巡礼者のための部屋へ足を向ける。]
(69) 2013/09/28(Sat) 15時半頃
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[撫でてくれる手は優しく温かく 嬉しくて、幸せな心地になった
だけど、泣くしか出来ない子どもであることに 悔しさと、哀しみで胸がどこか痛かった]
(70) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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ー 1900年初頭 大聖堂:巡礼者用の客室B ー [足で器用に扉を開けて、質素で清潔な部屋に入る。 寝台と反対にあるはめ殺しの窓から 雨上がりの日差しと、日差しを届ける程度の隙間だけ残し 茨が覆うさまを見ることができて。
青年は気づいていない。 これだけの大異変が大聖堂に起きたなら 時計塔屋根にいる獣が騒ぎになるように、 大聖堂も騒ぎになり、呼ばずとも 人が何事かとくるはずなのを。
終末の鐘からはじまり、先の鐘で大聖堂が 倫敦にありながら、《聴こえる》者にしか、 認識できない場所へと変容していることは。 それは、《響会組織》の手回しか?それとも…………]
(71) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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[何処からともなく《鐘の音》が高らかに鳴り響く 誰かを、何かを呼び覚ますかの様に]
(72) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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[ともあれ、青年はセシルを寝台に寝かせ スータンだけ脱がし縞のシャツ姿にしてから、 寝具をその肩までかける。 ……寝ている姿は、セシル、ではなく、 アスランでしかない外見。
…………深い溜息をこぼしながら、 畳んだスータンを枕元に置いて。 黒い髪を一度だけ撫でる。]
(73) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 16時頃
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― 1900年初頭 大聖堂・巡礼者用の客室 ―
[目が覚めて、まず感じたのはシーツの肌触り。 干したてのお日様の香りはなかったけれど。 清潔そうな感じがした。
そばに人の気配。 それから、目尻から伝う涙。]
(…夢?)
[意識に身体が追いつかず。 身動ぎするもの難儀だったが。 ようやく、瞼を開くことに成功する。]
(74) 2013/09/28(Sat) 16時頃
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[自分の身に何が起こったか。 考えてみても思い出せず。 そばにいた人物に声をかける。]
…神父…様?
[彼が自分を呼ぶ名前。 それに僅かに眉を寄せ。 言葉を返す。]
(75) 2013/09/28(Sat) 16時半頃
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ー 1900年初頭 大聖堂:巡礼者用の客室B ー [アルトに飲み物を用意し、 イーシュの様子と明乃への依頼」。 やることを頭に描いて、黒髪から手を離した。 その手が止まったのは、 セシルが、アスランが、眠ったまま その目尻から雫が伝うのに気づいたから。]
[初めて会った時から、 泣いている姿をよく見てばかりだ。 懐かしく思い出すのはセシルのこと。 その姿はアスランだというのに。 ただ、拭おうと伸ばした指先は、止まる。]
………………セシ、ル……? 加減が悪いところはありませんか?
[聞き慣れた呼称に、自然と綻んで。]
(76) 2013/09/28(Sat) 16時半頃
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…それ、誰?
[安堵を見せてたような神父は。 たちまち表情を変えた。*]
(77) 2013/09/28(Sat) 16時半頃
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ーーーー…………
[ああ。けれど、そう、これが自然なこと。 続いた言葉にそうは思っても 青年は落胆する感情を 止めることはできなかった。]
…………いえ……おきになさらず。
アスランでしたか?具合はいかがですか…… 君の幼馴染という、 ロバート君も心配されてました……。
[そう、口にして手を静かに引く。 唯の神父然とするのは、慣れたもの。 だから、多分いつも通り笑えるだろう。]
(78) 2013/09/28(Sat) 16時半頃
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あ、どうも…一応、大丈夫だと思う
[彼の様子に、居た堪れなさを覚え。 それは、どうしてだろうと考えてみて。 理由が分からず、62(0..100)x1秒で諦めた。]
ロビンが? えっ? 何で?
[自分の記憶が確かなら。 ここは、20世紀の初めでは? まさか、それは夢だった?
今見てた、キラキラ光る木漏れ日の夢。 そこにいた人物と、目の前の神父が重なって。
思わず、彼の頭を撫でた。]
(79) 2013/09/28(Sat) 17時頃
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[アスランが何がしか考えている。 彼の記憶はどこからないのか? それを彼自身考えている、のだろうか?]
……いや、なんで、と言われても ロバート君は唐突に現れて……立ち去ら……
[まさか、時代が違うとは知る良しなく、 突然現れ消えたロバートの行動理由はわからない。 流石に消えたと言うのは、 起きたばかりのアスランの思考に 負荷がかかるかと思考を伸ばしていれば それが、突如中断された。]
ーーーー…………はい?
[撫でることは何時もの常だが 撫でられるとは思わず、硬直したまま ぽかんとし、それだけ口にするのが精一杯だった]
(80) 2013/09/28(Sat) 17時半頃
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…ごめん 何か…疲れてるみたいだったし
その、気になってつい…
[我に返って、一瞬固まって。 そっと、手を引いた。
自分で自分が訳分からず。 神父から、視線を逸らす。
逸らした先の床。 そこを這う白い塊に手を伸ばせば。 するすると腕をよじ登り胸元に。 それを優しく手のひらに包んで見つめる。]
(81) 2013/09/28(Sat) 17時半頃
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よしよし、食わないから…安心しな
[手の中の白い鼠に笑顔で話しかけ。 鼠と見つめ合う。]
(82) 2013/09/28(Sat) 17時半頃
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ちゅー!
[鼠は赤い目で見つめ返し。 ひと鳴きした。]
(83) 2013/09/28(Sat) 17時半頃
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……まぁ、霊廟爆破されました、し。
[疲れていない、と言えば嘘になる。 わけのわからないことは多く イーシュを運んだり、セシル ……いや、アスランを運んだり。 ただ、表に出すようではあかんなと、 青年は1度自分の頭をかいて、 アスランに対する嫌味一つ置いて笑ってみる。]
けれど、お気遣いありがとうございます。 ……おや、鼠……ですか?
[西洋において鼠はペストを運ぶから 嫌われてはいるが、真っ白で 人馴れした様子は愛らしく目を細めて。 一人と一匹を見る。]
(84) 2013/09/28(Sat) 17時半頃
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そういえば… けど、爆竹ぐらいじゃ…さすがに
[罰の悪そうな顔して。 口を尖らせいい訳を。]
って、お化け蔦がどう見ても犯人だと …人じゃないけど
[視線は鼠に向けたまま。 ブツブツ呟く。]
(85) 2013/09/28(Sat) 18時頃
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な、お前もそう思うよな?
[鼠に同意を求めるは。 形ばかりの戯れだけど。 そうせずにはいられない。]
(86) 2013/09/28(Sat) 18時頃
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ちゅー!
[と、鼠はもうひと鳴き。]
(87) 2013/09/28(Sat) 18時頃
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なかなか、話が分かるじゃん
[身体をゆっくり起こしてから。 放そうと持つ手を床に下す。
しかし、するする腕を再びよじ登り。 離れる気配が全くない。]
…しょうがないなあ
[クスッと笑いながら。 膝の上に乗せて、そっとひと撫で。]
(88) 2013/09/28(Sat) 18時頃
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爆竹……? アルトは何か長い名称で呼ばれてましたが。 ……なんにしても、今更、ですね。
[ただ、言い訳する様子が子供のようで 悪意があったわけではないように見えたのと。 それに、蔓の二度目の成長を思い出し、 それを認めたくない青年は そう言って霊廟の件は切り上げる。 実際霊廟崩壊は大事には至らず イーシュがいられる程度とは今はまだ知らず。]
…………その子、随分人馴れしていますね。 言うことがわかっている、のでしょうか?
[絶妙なタイミングで相槌を打つ白鼠に 感心した目線を向けて笑い 青年もまじまじと白い鼠を覗き込む、]
(89) 2013/09/28(Sat) 18時頃
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よし、お前の名前は練乳《コンデンスミルク》だ 真っ白だし、それにしよう…
[パッと顔を輝かせ。 宝物を見つけた子どものように。 はしゃぎながら。
ネーミングセンスの残念さを披露した。]
(90) 2013/09/28(Sat) 18時頃
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ちゅー!
[さらに、もうひと鳴き。 鼠は嫌がる素振りもなく。
神父をじっと見つめた。]
(91) 2013/09/28(Sat) 18時半頃
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……長いですね……
[思わずアスランの命名に菩薩顔になった。] [自室に干したアスランの衣類を思いだす。 わかった、この子、センスが残念なんだ、と セシルが見世物小屋に売られた そう思ってしまうあの服を。]
どうかしましたか、 …………ミルク?
[アスランの膝の上でこちらを見上げる様子に 早速長い名称を縮めて 逃げなければその頭を人差し指で撫でようと]
(92) 2013/09/28(Sat) 18時半頃
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……ちゅ?
[伸びて来た神父の手で撫でられて。 鼠は首を傾げる仕草。]
(93) 2013/09/28(Sat) 18時半頃
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[名前に頓着はない様子。 可愛らしく首を傾げる仕草に目を細めながら 柔らかな毛並みを数度撫でて。
真っ白。ふと、在りし日のセシルを思い出す。 ……深く一度だけため息をついて。]
さて、飲み物でも汲んできましょうか。 アスランもミルクも何か持ってきますか?
[と、思い出したことを吹っ切るように 静かに立ち上がって。]
(94) 2013/09/28(Sat) 18時半頃
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|
ほらほら、分かってなさそうだぞ なーって…さすがに呼びにくいな…
[撫でられる鼠と神父を見ながら。 流石に限界を感じて。]
じゃあ、コンンデンスにしよう
[と、子ども染みた拘りを。]
[当の鼠は神父に撫でられてから。 アスランの肩に乗って、短く鳴いた。]
…俺もう起きられるから、それくらい
[寝台から下りて、立ち上がる。 それで、初めて自分の服が違うことに気づき。]
(95) 2013/09/28(Sat) 19時頃
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ねえ…この服、一体どういうこと?
[空はどうして青いの?
そんな素朴な疑問を聞くように。 責める口調ではなく。 軽く神父に問いかけた。]
(96) 2013/09/28(Sat) 19時頃
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[さて。 出て行ったはいいが、方向感覚に自信のあるわけでないチェレスタは、聖堂の中をぱたぱたと走り回るばかり。 誰もいない部屋を覗きこんだり、果ては眠る誰かにつまずき転びかけたりしながら、声の主を探す。]
F《ファ》――――
[彼の出した音と同じ高さで、呼びかけつつ。 返事があれば、それを頼りに探すつもりだ*]
(97) 2013/09/28(Sat) 19時頃
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クシャミは、歯車の軋む様な音を《聴いて》
2013/09/28(Sat) 19時頃
クシャミは、一瞬だけ、顔を曇らせた**
2013/09/28(Sat) 19時頃
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[略譜だか、加糖練乳だか、わからない名称が 白鼠の略称になる様子。 子供然とした態度が、セシルとは大きく違い 新鮮さと寂寥を感じて、淡く笑う。]
…………そうですか? まぁ、大事ないならいいのですが…… [当人が平気と言うなら熱があるわけではないので 無理に寝かしつける気もなく頷きつつ見て。
……問いに頭をかく。 ああ、そうかセシルが着替えたから。]
ずぶ濡れだったので。 前に着ていたのは私の部屋に干しました。
[着替えてもらったといえばややこしいか ので、短く言葉を止めて。]
(98) 2013/09/28(Sat) 19時頃
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[廊下を出たところで《F》が響く。 もう、よく知ったチェレスタの音。 《A》ではないから探す音かと思う。 ……チェレスタがアスランに会った時 説明が難しいかと思うと、 アスランにしっかり説明すべきとも 思ったのだが……
また、頭をかいた。 セシルに状況を伝えるのを先伸ばしたように 今も、状況伝達を先延ばしにする。]
(99) 2013/09/28(Sat) 19時頃
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ー 大聖堂:台所 ー [しかし、チェレスタが建物の中で探していることに 少々驚きつつ、外の世界よりは 何かあった際駆けつけやすいかとも思う。 そう思いながら、アスランとコンデンスも ついてくるならば一緒に台所へ。 紅茶をポットに淹れ、牛乳も用意する。]
(100) 2013/09/28(Sat) 19時半頃
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― 抹消されし旋律/メロディアデリート ―
♪...त्सुकिगाकिरेइतोहितोहाइउकेरेदो दारेमोओइशिसोउतोहाइवानाइनोने...♪
[それは遥かな昔の、破綻せし記憶、ブレイクレコード。 口ずさむ旋律が、天の庭園で流れていた。 夜空の髪を靡かせて、緋色の瞳は、旋律と共に喜びに燃える、妙な煌き]
(101) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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[喉が歓喜に震える度に、旋律は唇から溢れていた]
अनोहोशिकुज़ुहादोन्नाअजि ...♪
[夜の少女が謳えば、月と星は何時でも彼女に応えてくれた]
♪...नेएवाताशिओअनोयोज़ोरामादेत्सुरेतेतेयो
[夜の片翼が響けば、黒の片翼はすぐ隣で奏でられた]
योज़ोरानोमुकोउतोगिन्गानोहातेनि...♪
[比翼と比翼の、重なり合うシンフォニアの光を信じているから]
♪...किमितोनारा
[夜色のアリアは何処までも喜びの色で奏でられていた]
(102) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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[遠い何処かで、誰かを呼んでいるアルトが聴こえた]
इइशु.इइशु... कोरा.किइतेरुनो .इइशु!?
[こら、聴いてるのイーシュ、と少女は片翼の名を呼んでいた。 片翼を呼ぶその響きに遠慮は無く、少女はその存在を、誰より信じている存在、己が半身と看做していた]
(103) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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माताकुमोउ...... फ़ुतागोनानोनि.दोउशितेकोन्नानिचिगाउनोकाशिरा...?
[産まれ落ちる時、両親の血が悪戯をしたのだろうか。 双子なのに、どうしてこんなに違うのだろう。 容姿も違えば、性格は少女の方がやや「せっかちさん」だった]
(104) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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[片翼の双子は、産まれた時から既に、その唇で奏でる旋律に特別な力が備わっていた]
वाताशिगा『ﺁﺭﻭﺗﻮ』दे अनाताहा『ﺗﻴﻨﺎ 』
वाताशिगाओन्नानोकोदाकाराचिगाउनोकाशिरा...? देमोसोरेगाइइ
[片翼と片翼が奏でる歌の音色は、アルトとテナー。 少女が女だから、違ったのだろうか? だがそれが良い。 異なる音域《メロディ》と音域《メロディ》は重なり交わり、やがてひとつの清廉な調和の音色を形作るのだから]
(105) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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[片翼は独りきりでは空を飛び立てない。 アリアの空は、どうしても孤独という限界の色が存在していた。
だけど、二人なら何処までも飛んでいける。 だけど、二人ならどんな音色も奏でられる。
比翼を為す二人の天使は、そう。 産まれ落ちた時から、互いが互いの片翼であるべしと定められた。
他の存在は入り込む余地の無い、二人で完成される、聖なる詩の翼。 互いこそ唯一の片翼、と世界に定められていた]
(106) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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[……定められて。いた。 のだが]
नेए इइशा किमिनि ताइसेत्सुनाहानाशिगाअरुनो
तोतेमो ताइसेत्सुना
[黄金の均衡が綻び出したのは何時の事だろうか。 共に空へと羽ばたく時、片翼と片翼の、羽ばたきがズレだしたのは何時の事だろうか。
君に、とても大切な話があるの。 そう肩翼に切り出した夜の少女は柔らかな笑顔でいた]
(107) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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वाताशि ने...? 《わたし、ね…?》 दाइसुकिनाहितोगा देकितामिताइनानो... 《大好きな人が、出来たみたいなの……》
(108) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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इइशुनिमो...मोउइरुन्देशोउ ...? 《イーシュにも…もういるんでしょう…?》 सोनोकोएओकिकुदाकेदे...सोनोतेगाफ़ुरेरुदाकेदे... 《その声を聴くだけで…その手が触れるだけで…》
मुनेगाइताकुनारु सोन्नाहितोगा 《胸が痛くなる そんな人が》
(109) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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वाताशिहा अनोहितोनोकोतोगा... 《私は あの人の事が…》
غويندولين गा...... 《グウェンドリンが…》
......إيان गा...
(110) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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[ ...सोशितेत्सुमिहाबात्सुनित्सुज़ुकु... 《そして罪は罰へと続く》 ]
(111) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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|
― 大聖堂 青年の部屋 ―
…………ん……。
……あと、きゅーじゅっぷん…………。
[暫くの休息から、意識が覚醒に向かう。 寝返りをうち、少年は瞳を開いた。
……が、この少年寝汚い様で、再び眠りに入りだそうと]
(112) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
|
|
……やはり、明之を見ては下さらないのですね。
[比翼を見つめる瞳は悲しげな色を宿す。 何かを求めるように手を伸ばし、肌を指でなぞった]
(113) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
|
|
――――ァ ...
[響く音。重ねられる音。 びくりと身体を震わせた。 音、音。そうだ。欲しい。もっと。 自身を形作る要素を欲して、欲して]
嗚呼、何故その歌を明之に向けてはくれぬのでしょう。
[紅の雫に汚れたイーシュの口元に頬を寄せ。 求めてもすり抜けられ、受けるのは疑惑]
嗚呼……なにゆえに。
[視線を合わせず部屋を出て行く姿に、 身体の奥がずきりと痛んだ]
(114) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
|
|
― 世界創世紀5XXX年 ―
[濡れ羽色の髪。 それを彩る、白金の鈴飾り。 奏でられる詩は高らかに]
[その青年は組織の中だけに在った]
[それは不自由な暮らしではなかった。 けれど決して自由でもなかった]
[閉じた世界から別の世界へ連れ出したのは誰か]
[初めて檻から抜け出して―――]
(115) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
|
|
[そして、輪廻と時間の檻からすらも外れてしまった]
(116) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
|
|
[肉体が不朽なのは、時間の流れから隔絶されてしまったが故。 その魂も記憶も、全てバラバラになってしまった。 転生の輪に加わることも出来はしない。 散った魂は、記憶は、《音》となり世界に溶けてしまった]
明之は……明之は、足りぬのです。
[欲しい。彼が。彼の持つ、己との記憶が。 自覚出来ぬ、けれど激しい欲求。 だというのに、手に入らない。 手に入れる方法も、分からない]
[欲しい]
[欲しい、欲しい、欲しい!]
(117) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
|
|
[ リ ィィイイイ ――ン! ]
[声にならぬ切望が、高らかなﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ《ソプラノ》となって世界に響いた。 自らの在り様も分からず泣き喚く声の如く]
(118) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 20時半頃
|
ー →自室 ー
ーーーん?
[人数分のカップと紅茶を持った (アスランとコンデンスがいれば分けて持ち) 《抹消された》ことさえ忘れた青年は 周囲を見渡した。 >>118
酷く切ない高音。 チェレスタの音とも違う何か。 ただ、中から非常に寝汚ない様子の 寝ぼけた声が聞こえて、 ああ、だいぶ体調回復したな、と思う。]
起きているんですか?アルト。
(119) 2013/09/28(Sat) 20時半頃
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[寝具を頭まで被り直し、さあ宣言通り90分の夢の旅。 然し、それは悲しく劈く様な、ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ《ソプラノ》の慟哭に遮られた]
……何。今の声。 何処かで、聴いたような。
[響いた高音の音色に、瞼を擦りながら顔をあげる。 寝起き故に、頭が良く働いていないから気付かない。
何故自分は、今の高音を、『声』と断定できたのだろう]
(120) 2013/09/28(Sat) 21時頃
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[その時、部屋の外から別の声が聴こえた]
……えせ神父……?
[呼び名が解らない故に、既にそれが呼称として定着している。 扉から聴こえたのは、青年の声。 然しまだ眠い。少し眠れば、体調の方は回復している様だ]
(121) 2013/09/28(Sat) 21時頃
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ー 自室 ー
誰が似非、ですか。 ただの神父ですが、正真正銘神父ですよ。
[青年にはソプラノは鈴の音に聞こえたまま、 呼称に訂正の言葉を一つ、二つ。]
……ともかく。 熱があったようですが、体調は? 汗もかいたでしょうし、飲み物を。
[眠そうな様子に、嘆息一つつきつつ、 そう言って寝台脇の台に紅茶のポットを置く。]
(122) 2013/09/28(Sat) 21時頃
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……っ。
[>>118劈く高音に、少年はびくんと全身を強張らせた。 咄嗟に両耳を塞ぐが、もとよりこの身体が、「音」を遮断できるはずもない。]
うる さい……
[喘ぐように吐き出して路地の壁にもたれながら立ち上がる。 視線の先には、少し離れていても見える、荘厳たる大聖堂。
そこから、何度も音が発されているのは、聞こえていた。]
止めて、よ。
[あれを崩したら、止まってくれるだろうか。]
(123) 2013/09/28(Sat) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 21時頃
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[訂正を入れながら部屋へ入る、青年に顔を向ける 似非、をつけてるが、確かに彼は正真正銘神父なのだろうが]
よく言うよ……。 服は似合わない事無いけど、神父なんて柄じゃ無さそうなのにさ。
[少年の主観込みだが、文字通りに唯の神父なら、今頃捕まって無い、と云う皮肉も交えて]
……うん……。 まだ気だるい。けど、少し楽になった。 飲み物も、貰う。薄く無いだろうな?
[紅茶の芳香。寝台の脇に瞳を向け、温度を確かめる様、おっかなびっくり指先でポットに触れる]
(124) 2013/09/28(Sat) 21時頃
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[そう熱くない、許容範囲の常温。ポットの温度を確かめていたら。 はた、と気がついた様に、顔を再び青年へ]
……俺の名前、チェレストから聞いたの?
[尤も、名前かと云われれば本名とは云えないのだが。 そう云えば、この青年も、名前を云わないな、と先の記憶を思い返しながら考えていた]
(125) 2013/09/28(Sat) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 21時半頃
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[そして、再びはた、と少年は瞳を瞬かせた。 声には出さない。でも少年はじい、と胡乱気に青年を視ていた。
今、紅茶のポットを渡された物だから、無意識に受け止めていたが。 …態々、俺に渡す必要あるのか…?
眠気と体力が限界に近づいていたから。 遠慮の欠片も無く、裾を通した寝巻き。目下占領中の寝台。
そういえば、面倒で、床に脱ぎ散らかした筈の服まで。 ご丁寧にも、部屋を横断する縄に、御干しに成られている]
(126) 2013/09/28(Sat) 21時半頃
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−大倫敦橋−
[鶉卵ほどの黒耀は、指先を捻る動作で消失する。 川面に落ちたわけでもなく、橋の上で音を立てもしない。 あれだけの水のそばにいて、青年は一筋も濡れていなかった。 そして何事もなかったかのように街を歩き出した。
既に、雨は止んでいる。 街は立て続けに起きる怪異に悲鳴をあげる。 ただ、誰も彼もが先の見えない幕開けに対して恐怖と不安でいっぱいだった]
───災いとともに。
[青年は小さく呟く。 誰も、そんな声に気付かないまま、やれ警察だ軍隊だと騒がしい。
どこかへと消えていくその足取り]
(127) 2013/09/28(Sat) 21時半頃
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……身についているのは、子守かもしれない、 とは、自分でも思わなくはないですけどね。
[祭事担当でここに就任してから、 まだ2年程、地方教会で 子守なんだか、聖歌隊の指導なんだか やっていた時間の方が、長い。 ……と、アルトの主観の根拠とは 明後日な方向で答える。]
ええ、チェレスタがそう、と。 ……チェレスタが心配していました。 後で無事な様子を見せに行ってあげてくださいね。 今は、大聖堂内で出口を広げる人を 探してもらっています。
(128) 2013/09/28(Sat) 21時半頃
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[薄くないかだなんて失敬な、と 笑ながらカップを用意したところで アルトがこちらを見た様子へ首を傾げて そうと、言葉に乗せて。
何か考え込んでいる様子の アルトに渡したポットを持ち上げ 紅茶をカップに注げば 冷めてもいいように選んだアールグレイの 清々しい香りが部屋の中に広がる。]
(129) 2013/09/28(Sat) 21時半頃
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−路地裏において−
[足音もなく、気配もなく。 すれ違う人と何を話すわけでもなく、青年は街の中をゆく。
途中。 ぴたりと足を止め、それから一本の路地の裏へと入った。 それと同時に、人の姿が掻き消えて獣に成り代わる。 足取りには一本の絃を手繰るように迷いがない。 暫く進んで、その奥に見つけたものへ僅かに目を眇める]
"…災いか"
[見れば解る惨状に、感慨も薄く響く。 黒く、艶とした前足でつつけば、人だっただろうものが転がった。 粘り気のある赤黒は万年筆を浸したら味のあるインクになっただろうに 残念なのは獣にはそんな用途として必要がない事だろう。 ねちりとしたそれに少し鼻先を近づけてから、辿る。
鳥の少年はまだそこにいただろうか]
(130) 2013/09/28(Sat) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 21時半頃
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[子守、と云うワードにぴくりとポットに触れる指が揺れた]
子守、ね……へぇ……。 貧弱ぼでぃのお子様を見るのはお手の物って?
[完全な過剰反応。先程の貧弱発言が、妙に気にしているらしい。 兎も角、チェレスタに心配されていると聞くと、溜息をひとつ]
……わかった。その位はちゃんとするよ。
出口、か。 俺の見た限りじゃ、あれ以上の出口は見てないけど。
[探せば、出口のひとつふたつ見付かるかも知れない。 そういえば、この聖堂の住人、殆ど自分が眠らせたんだよな、と今更の様に気にしていた。 まだ聖堂で、《大衆》が目覚める様子は無いらしいし]
(131) 2013/09/28(Sat) 21時半頃
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[アールグレイの清々しい香り。部屋に広がる、肩の力が抜ける香り。 濃厚で芳醇な赤茶色の泉がカップを満たすと、指でそれを取る。
まあ、確かに薄くない。 失敬なと笑いながら、青年もまたカップを手に取るのだろうか。
然し、その表情を眺める内に、やはり。 紅茶を口に含むよりも先についた言葉は]
(132) 2013/09/28(Sat) 21時半頃
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……お前、お人好しとか言われた事ない?
[此方からいえた義理でない事は理解しながら、それでも呆れ顔でそう云う口を、自分で止める事は出来なかった。 少なくとも、幾ら子供体型と言え。 青年から視れば、聖堂の侵入者に焼く世話では無かろうに。
似非神父、いけ好かない奴、という認識を少し改めた方が云いのだろうか。 そんな考えを悟られたく無くて、ティーカップで、唇を隠した]
(133) 2013/09/28(Sat) 21時半頃
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[足は軽い。 心は重い。
ことり、靴底が石畳を踏むが、移動としては殆ど成されないうち、]
………… ん……
[>>130黒い塊が、近づいてきた。]
さっきの……
[声音を聞き間違えることはない。 塔の上で聞いた声と、同じだ。 獣の姿に、困ったような表情を向ける。]
(134) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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[見るからに獣だ。 聞いたのはしかし、青年のような声だったはず。]
……
[それに。 聞こえる「命」は、とても複雑な音色だった。 ただの動物では持ち得ない。 ただの人間では持ち得ない。
懐かしいと、 感じる そのリズム──────]
(135) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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……気に障ってしまったようで、失敬。
[おや、気に障っている。] [子供扱いを望まないのだろう、 アルトの様子に苦笑して。軽い謝罪一つ。 ため息の後の了承には、 とりあえず、逃げる意思はないことを把握する。]
……困りましたね。 あの出口ですと寝入ってしまった方々を 運び出すにも厳しい……
[逃げたかったアルトが逃げる意思がない感で きっと、出口を探して諦めたのだろうと 彼の報告に早合点一つ。 カップに自身の分も紅茶を注ぎ。 口にしかけたところで軽くむせた。]
…………特には。 神父、ですからね。
(136) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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汝、己を愛するように隣人を愛せと、 主も仰られていますし。
殺気立つよりはずっと堅実でしょう?
[改めて一口紅茶を口にして。 面倒見ることに慣れすぎている、のだろうか? 言われた言葉に頭をかく。]
(137) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 22時頃
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[獣は小さく鼻を鳴らす。 その驚愕など歯牙にもかけないように ただ橄欖の瞳が相手を見定めるかのようにじっくりと 少年を見据え続けるばかり。
やがて、尾がふさりと揺れた]
"お前の悪戯か。南天の雛"
[口を開きもしない。人になるわけでもない。 ただ、橄欖が二度三度瞬くと同時にどこからともなく響く声]
(138) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 22時頃
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明之は、何故此処に居るのでせうか。 分かりませぬ…… 只、欲しいのです。
[音が。記憶が。魂が。骸が]
故に、明之は……!
[りぃん、りぃん、りぃん]
[涼やかに、しかし厭な響きを以って鈴が鳴る]
(139) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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[欲しいのならば]
[奪うしかない]
(140) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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もっと、もっと明之にお聴かせ下さい。 《魂の音色/メモワール・スクリーム》を、もっと……!
[ ――――――!!!! ]
[過ぎた高音は音波となり、 少年を中心とし世界に波紋を起こす。 《大衆》には音は聞こえずとも、 街中では幾人もの人々が突如として倒れ 木々の葉を散らし、水面を波立たせる]
[そして、聴こえる者にとっては 脳を破壊せんとするほどの音となり届くだろう]
(141) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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嗚呼、誰か教えてはくれませぬか。 明之は……明之は何を成せばよいのでしょう。
[ふらり、おぼつかぬ足取りで扉をくぐる。 不完全な肉体が、魂が、記憶が身体を動かす。 そこに少年自身の意識は、介入する隙も無い]
(142) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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[実は、逃げようと思えば今すぐ逃げられる。 然し、自分の意思で捕まっておいて、寝巻きも借りてベッドの占領して、お目覚めの御紅茶]
……僕、どの位ねてた? あの眠らせた人たち。 そろそろ、いい加減におきてくるはずなんだけど。
[要するに、逃げるにも逃げにくいのだ。 この場で逃げ遂せたら、その瞬間、自分は何処ぞの小悪党も斯くや、ゲス染みた小物になる気しかしないのだ。
然し、永遠に眠らせた訳でも無いのに、なかなか目が醒めないらしい《大衆》に首を傾げかけた。 紅茶を口にする直前で、軽くむせていた青年を眺めながら]
(143) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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[汝、隣人を愛せ。最も典型的な神父にセリフを口にした青年をみて。 まさか特に云われた事が無い事実と合わせて、唇が微かに緩む]
…………あ、ははっ。
確かに、それには僕も同意見だけど。 やっぱり、神父としちゃ模範的過ぎて逆に胡散臭いよ。
ははっ。
[同僚に面倒ごとを押し付けられても、知らず、笑顔でほいほい引き受けそうな気がした。 子守というのも、どうせその辺じゃなかろうか、と脇道を歩いた推測がこっそりと]
(144) 2013/09/28(Sat) 22時頃
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南天の、雛……?
[>>138獣の「声」に、ふるりと身を震わせる。 薄まった血と伝承では、何のことかはわからなかったけれど、自分のことを指しているのはわかる。]
……僕は、やめろって言ったんだ。
[消極的に肯定して、苦しげに吐き捨てる。 懐かしい気配に、静かな指摘に責められているように感じて、小さな両翼でぎゅうと身をだいた。]
(145) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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[ その時、高き音波の瀑布が ――――――!!!! ]
っうあ……!?
こ、の。 この、声。
[指に掛けたティーカップが、支えの均衡を崩し、その中身を床へぶちまける。 鼓膜から入り込む。身体を揺るがす。 聴覚を司る脳ごとかきまわす様な音に、堪り兼ねて両腕で頭を抱えていた。
苛まれながら、気遣わしげに傍らの神父を見遣る]
(146) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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それは、どうも…
[神父から着ていた服の行方を聞き。>>98>>99 そう返してから、あれ? と思い。]
神父…様? 俺が何を聞きたいか、分かってて惚けてない?
[聞きたかったのは。 どうやって、着たかの方。 肝心なそこが抜けていて。 頭を掻く仕草があやし過ぎ。]
…ま、後で締め上げてもいいけどな
[いい渋る彼に、にっこりといい笑顔。]
(147) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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さほど長くはありませんよ。 一時間くらい、でしょうか……
……この不可思議なみんなの睡眠も アルトが…………
[アルトの言葉にキョトンとする。 青年は自分が祈りで相殺したとは気づいておらず。 ただ、自然に目覚める類だから まぁ、いいかとも、ぼんやり思う。]
どちらにしても、胡散臭い、なのでしょう? まった…………っ
(148) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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[青年の返答に笑い飛ばすアルトに 軽く眉を寄せてそうと口にした。 が、その言葉は最後までは言い切れない。
ついで、青年の手からカップが床に落ちた。 けれど、陶器が割れる音は 青年の耳には届かない。
>>141が、頭に鳴り響く。 響く、どこまでも響く。 青年は割れるような頭痛に見舞われ 両の手で頭を抱えて。]
ーーーーーーっ!!! っ!!
(149) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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[誰か、誰か。 人探しをする足取りと、声。届け、と呼びかけるが、まだ返りはなく。 しかし、どこかで聞こえるﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ《ソプラノ》>>118。]
どこ。
[音の反響先、出処を辿りながらそちらに向かう。]
(150) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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────────っっぁ!!
[>>141突如響いた「声」が、耳を、脳を貫いた。
びくんと背を丸め、膝をつく。]
(151) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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[ごまかしたのを勘付いたアスランに >>147 肩を竦めて苦笑した時の余裕もなく。
アルトが同じ音に悩まされながらも こちらを見たことに気づくこともできず、 青年は床に蹲り、音に耐えるよう 両腕で耳を塞ぎ、頭を抱えて]
(152) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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[が、近くへ向かったのは失策だったろうか。]
っ、あ"――――!!
[響く、響く、反響し合い、どこまでも突き抜け――耳に届く高音は、すでに音波。 耳から全身を侵されるような響きに、頭を抱えてその場にへたり込む。]
っ、あ、ぁ……!!
[かたかたと震え、おぼつかない視界。 少し先に、誰かが扉の向こうから出てくるのを見た>>142。]
(153) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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”いと賢きグウェンドリン。 ──南天の波を司る鳥。
始原の音律《コール》を封し浄典の、馬手に座す白鍵。”
[獣は喉を震わせることなく直接脳裏へと響く。 人が持ちうる言葉という記号など獣には必要なかった。 時折、ゆらりと尾の先が揺れるのみ]
”力とは己の意思で振るうもの。 制御しきれない力を扱うなど、不協和音《ゴートリンゲン》だけでよい”
[その名を口にするのも腹立たしいのかもしれない。 ぐる、と、微かに喉が音をたて、それから人であった肉塊を後方に流し見る。 流し見たのは一瞬で、それから少年をもう一度見る。 何度か瞬きを繰り返す]
(154) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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”御せぬのなら、使うな。 御したいのであれば己を強く持つしかない。 …雛のお前には難しい話かも知れんが”
[グウェンドリンならばこなしてみせろとばかりに、尾が揺れる。 用件はそれだけのつもりなのか、獣は少年に背を向けた刹那 聞こえた異音>>141に音のするほうを見やり足を止める。 殺気立つように幾らか尾が膨らむ。 耳をピンと立てて、遠くの気配を探るように]
(155) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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[アルトの詩を払いのけた彼なら、もしかして。 そんな期待も混在していたが、見遣る青年は、自分よりも堪えている。
床に蹲り、音に耐える姿に、唇をきつく噛んで。
音波に耐えるだけで、冷や汗さえ流れそうな中。 頭を抱えていた左手を引き剥がす。
胸へと。空気を、酸素を取り入れ、声を奏でる身体を支える為に。
息を、すう、と吸い込んで]
(156) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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≪ 月籠りのメディテーション op53 ≫
ﻧﻴﺈﻳﺄﻭﺷﻴﺈﻳﺘﻴ ﻣﻮﻛﺎﺷﻴﻨﻮﻛﻴﻤﻴ ﻛﻴﻮﺃﻭﻧﻮﻳﻮﺃﻭﻧﺎﻳﻮﺭﻭ ﺇﻳﻤﺎﻫﺎﻣﻮﻛﺎﺷﻴﻨﻮﻛﻮﺭﻭ ﻳﻮﺭﻭ ﻛﻴﻤﻴﻬﺎﺩﻮﺃﻭﺷﻴﺘﻴﻜﻮﺇﻳﺘﻴﻜﻴﺘﺎﻧﻮ
[旋律として破綻した音波に抗うのは。 柔らかく、破砕の音色を包み隠す、アルトの音色]
(157) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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[謳い続ける間、高音の刺激に軋み続けた身体は随分と楽になった。
傍らにいた青年は、無事だろうか。 彼の様子を確かめる様、視線を送る間もそのアルトは、少年を中心に、高音の瀑布を包み込む様広がり続けて。
本調子でない喉が、どうにも心許無い。 声にあわせて震える胸を、喉を、確かめる様に左手でなぞりながら。
高音の声が流れてきただろう方角へと、その視線を向けた]
(158) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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……其処におられるのは、どなたで御座いましょう。
[己の発した音にも気付かず、 当ても無く彷徨わんとする足取り。 視界の端に映る何か(>>153)を見やる]
嗚呼、確か先刻の。 そのような場所で、何をしておいででしょうか。
……明之は、何故此処に居るのでしょうか。
[あちこちで響く音。 存在する肉体の欠片。 かつての己を記憶する者。 様々なものが影響を及ぼし、少年自身の意識は酷く混乱している。 ふらり、ふらりと蹲る姿に近付いて、 震える身体に両手を伸ばした]
(159) 2013/09/28(Sat) 22時半頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 23時頃
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……っ、 ぁ ?
[ぐらり。 突如として身体が傾ぐ。 理由は分からない。 ただ、どこからか何かの旋律(>>157)が 響いて来たのを僅かに感じた]
[ り ぃぃ ... ]
[世界を狂わさんほどの音は、 柔らかな音色に包まれる]
(160) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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…………ぁ ぐっ
[流れ落ちるのは脂汗。痛みは 今は痛いのか気持ち悪いのか 判断できないほどのそれ。 けれど、青年は歌い出さない。
先の祭壇で奏でた時の大聖堂が 頭をよぎって。同時に…………] [もう、あんな光景は。いやだ] [唯でさえ、痛みで制御なぞ期待薄なのを 無意識で判断し、必死で耐える。]
ーーーーーーーーーーーーっは
[それが、少し和らいだ。 溺れた人が息を吹き返すように 何度も深呼吸を繰り返す。 まだ、痛みはあれど、それは痛みの範疇で。 何事かと周囲を見て、歌うアルトに気づきぽかんとした]
(161) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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|
!
[声をかけられて、びくりと肩が跳ねた。 混乱している思考では、彼自身を拒絶してしまいそうだった。]
……ひとを、さがしてた。 ここはあぶないから、外に出よう、って。 出口はあるけど、ちいさい、だから、広げられるような、だれかの力、かり、なくちゃ。
どうしているの、わからない。 明之、は、出口、広げてくれる?
[手が伸びてくる。強く拒絶するようなことはなくとも、こちらからその手を取ることもしない。]
(162) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 23時頃
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[目の前の身体が傾ぐ。やわらかい音がした。]
……いたい?
[まだ善悪も知らず、先の声の主がこの明之とも知らないチェレスタは、自分の怯えよりも苦しむ彼の様子に声をかけた。 鈴の音がした。]
ぼく、何ができる?
[手を伸ばそうか。逡巡。間に合うならば、倒れこむ前にささやかながら助力しよう。 恐る恐る、腕は前に向く。]
(163) 2013/09/28(Sat) 23時頃
|
|
[台所でもコンデンスは大人しく。 時折、肩の上で鳴くくらい。
神父の支持でトレイを手に。 彼の自室へ行くと。 かの少年が寝ぼけていて。>>119
先ほど見失った後で。 無事だったことにホッとする。]
(164) 2013/09/28(Sat) 23時頃
|
|
[アールグレイの香り漂う中。 神父と少年の言葉の応酬。 そんなお茶会は。
荒ぶる悲痛な響きによって壊された。>>141]
(165) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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|
って…… 誰も、やり方を、しらなくて。
[地に転がり、揺らされた脳が吐き気を訴える中なんとか呟くのは、>>155獣の響きに対する答え。]
触れたら、 ああなる んだ。 みんな、 みんな、
だから……
[試すとか、練習とか。 そんな生ぬるいことが許される効果ではなく。]
(166) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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どうしたら、 良い の……
[強く在ればよかったのか。 どうやって。 嘘の世界だと心を覆ってしまってさえ、こうなのに。
吐きそうだ、と口を押さえながら見上げた獣は、遠くの何かを探しているようにも見えた。]
(167) 2013/09/28(Sat) 23時頃
|
|
[>>146アルトと名乗る少年と。 >>149神父はカップを取り落とし。 苦痛に堪える様な。
『リィン』
壊れかけた《鈴の音》が。]
(168) 2013/09/28(Sat) 23時頃
|
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[伸ばしていた腕。 傾ぐ身体。 伸ばされた腕]
っ……
[ぽすり、と。 小柄な身体は細い腕の中に納まる]
(169) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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出口……? 残念ながら、明之は存じ上げませぬ。 何分、此処の者ではありませぬ故。
[お役に立てず申し訳ない、と。 寂しげに微笑む様は只の無力な子供と違いない]
此処の事なれば、神父殿が詳しいかと。
[一緒だったのでは?と首を傾げた**]
(170) 2013/09/28(Sat) 23時頃
|
|
アケノ? これ、アケノの音だよね?
[アルトを追う前に出会ったSAMURAI。 彼に何かがあったのだろうか。]
あ、コンデンス…
[肩の上から床に下りた鼠は。 そわそわと落ち着きをなくし。 部屋中を駆け回る。]
(171) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 23時頃
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ちゅー!
ちゅー!
[ぐるぐると鼠は回りながら鳴く。]
(172) 2013/09/28(Sat) 23時頃
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あけ……の……の、音……?
[アスランは聞こえるが辛くはないらしい、 アルトの歌声で頭痛はだいぶマシになり 床から身を起こして、まだ、痛みに麻痺した思考で アスランを見上げていたが。]
…………コンデンス、も、 痛かった、のです、か……?
[と、床に落ちてくるくるまわりなく コンデンスを落ち着けようと指を伸ばす。 頭が痛くて、難しいことは考えたくない青年は 白鼠を宥めることに逃避した]
(173) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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”…随分役に立たん親鳥ばかりが育ったものだ”
[ふるりと身を震わせた獣の聲は嫌悪に満ちる。 自分を見上げる少年のほうへ鼻先を戻したあと 傍らに腰を下ろして見下ろしたかと徐に右前足が伸びて 少年の視界に少し固い肉球が通り過ぎて まるでその秀でた額めがけて『お手』をするつもりに見えるのだが 大きさのせいで犬ほどの従順さも猫ほどの可愛らしさもない]
”知りたいのなら教えてやるのは吝かではない。 知らぬ存ぜぬで構わんのなら、そのまま野垂れ死ぬが良い”
[ぐり、と、左前足が動く。 どうするといわんばかりに瞳が見下ろす]
(174) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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だいじょうぶ?
[倒れこんでくる身体。自分の意識もくらつくが、聞こえてきたやわらかい歌声に随分中和された。]
出口、は、あるんだ。だけどちいさくて……広げてほしいんだ。 明之、か、あと、もうひとり、さっきの人、は、広げられない? オルガニストは、他にもやることが、あるから。
[そこがだめならば、いっそ自分だけでも外に出てみるほかない。 先ほど出てきた部屋に、まだはじめに運び込まれた彼は寝ているのだろうか。 明之の様子を見つつ、叶うならばそちらを見に行こうと。]
(175) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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神父様…大丈夫?
[アルトの歌でアケノの音が治まった。 それは察しがついて。]
ん、コンデンスは痛いじゃなさそう 多分、だけど《かなしい》じゃないかな?
俺にもアケノの音はそう《聴こえ》たし 「かなしい」とここが「痛くて」落ち着かない
[胸を指差して]
(176) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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[壊れかけた鈴音が響く、気を抜けば身体を突き破る高音が響く。 それらを丸ごと包む様な声は、もう暫くの間響き続けて]
ﺳﻮﺭﻱﺟﺎﺁﻧﻴﻴﻮﺃﻭﻛﺎ ﺗﺴﻮﺣﻮﻣﻮﺭﻱﻧﻮﻧﺎﻛﺎ ﻣﻮﻛﺎﺷﻴﻴﺎﻧﺎ――ッ
けっ 、かはっ!
[喉に耐え難い圧迫感、咳の詰まり。 波の様訪れた極限に、咳は詩の切れ目をザクリと作り上げた。 無様に途絶えた歌。しかし、その頃、高音の瀑布は止んでいただろうか]
(177) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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かなしい…………
[確かに、その前に聞こえたソプラノ >>118は アスランの言うようにかなしいと、言う音色。
今聞こえたものに感じた >>140は…………]
その果ての、執着、渇望、そう、飢え…………
[悲しみの果ての…………]
(178) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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[>>174差し伸べられたのは、手 というよりは、前足。 けれど、]
…… ぅ、
["そんなのいらない"と、意地なら返していた。 相手が知人なら、その手は取れなかったけれど、 獣姿だから、という言い訳が小さくあって。]
おしえて くれる、 の……
[震えて、片翼を前足へ載せた。]
(179) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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[痛みで思考がばらつく中、 感覚をポツリ、ポツリと言語化する。 スータンの裾がこぼした紅茶を 吸っていることもまだ気がつかないまま。]
…………アルト? [歌が途切れて咳き込む音に 慌ててそちらを見上げた。 周囲を見れば割れたカップ、 割れていないカップをよろりと立ちながら手にし そこに紅茶を淹れて、 ふらふらとアルトに差し出して]
(180) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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コンデンスは…神父様をお願い
[事情は後で聞けばいい。 そう思い、かなり消耗してるアルト。 彼のそばに行き、その背中をさすってみる。]
もう、アケノは大人しくなったよ ちょっと、ひどく悲しかった それで、泣いてたんだ…
[《聴いた》まんまを語る。]
(181) 2013/09/28(Sat) 23時半頃
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あけ、の。 あのね。少しだけ、ここにいて。
すぐもどる。すぐもどる、から。
[倒れこみはしたが、問題なく話は出来るらしいのを見て、僅かならば傍を離れて大丈夫だろうかと。 すぐ戻る、を繰り返してから、音波の影響残る身体をどうにか起こし、ふらりと部屋へ。]
(182) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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アルトはすぐ、楽になる…大丈夫
[願いを声《ヴォイス》に込めて。 少年が少しでも楽になるように。]
(183) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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くそっ、やっぱ喉痛めてたか……。
[けほ、けほ、と数度咳き込んで、左手は喉元を労わる様に撫でる。 止むは得なかった事だから仕方が無いが]
……っ?コンデン……。
おい、猫野郎。なんだその名前は……。
[青年と共に訪れた、先程気絶していた猫野郎が呼んだ何かの名前>>171。 少年が属する機関とも近い名に、思わず反応して。 ぐるぐると部屋を駆け回る、何かに眼を向ける]
(184) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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――…………ね、ず……
[ちゅーちゅー。元気に駆け回る白鼠との、目と目が逢う瞬間。 ちゅ?と小首傾げらそうなつぶらな目した、ネズミ。 ネズミだ。マウスだ。 そして、少年はネズミに耐性が存在しない]
(185) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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[ひっ、と喉の奥で声に成らない悲鳴をあげた]
……そ、そいつ捕まえろ!
く、くんなよ?こっちくるんじゃないぞ!?
[後退り、ベッドに身体を乗り上げて、壁に手をつけて、避難完了。 このネズミは何だ。近づかない事を切に祈りながら、落ち着き無く視線を彷徨わせ。
その時、ふらふらと、紅茶の淹れたカップが、横合いから差し出されたのを見た]
(186) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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で、神父様も自分労われ…
[よろよろ、ふらふらと。 アルトに紅茶を差し出す姿に一喝。]
(187) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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おいで、コンデンス…
[アルトの怯える様子を見兼ねて。 純白色の鼠を呼び寄せる。]
(188) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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[紅茶は物凄く喉に沁みておいしそうだ。 背中の手も、労わる様な声《ヴォイス》もとても嬉しい。 だがお願い。そのネズミ抑えててクダサイ…]
……大丈夫…… この位なら、大した事、ないから。
[ともあれ取り直し。 喉を確かめながら、緊張に張り詰めた体を弛緩させた。
声《ヴォイス》に籠められた願い。何処かふんわりと柔らかい声《ヴォイス》のまじない。 それは、喉か胸の何処かで緩く震えた気がして]
(189) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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ちゅー!
[鼠はひと鳴きすると。 名を呼ぶ青年の手を伝い。
その肩にちょこん。]
(190) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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[コンデンスは >>181アスランの言葉で、 アランではなく、こちらにきたか? 紅茶を差し出した先が、寝台まで言ったので、 青年もつられて、フラフラと動いたが そうすれば、アスランに青年を頼まれた コンデンスも着いてきたか。
ただ、アスランの >>187に、軽く肩を竦めて そのまま、寝台に腰掛けたところで コンデンスが >>188に呼ばれてアスランの方へかける。]
(191) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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それより、お前達は……?
猫野郎は、案外大丈夫そうだけど。 えせ神父。 やっぱり、お前大概お人好しだろ……?
[紅茶は受け取りはしたものの。 下手を打たなくとも、この中で尤も堪えてる姿に、呆れた視線。 横合いから、アスランの降した一喝に、大きく首を振った]
(192) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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”問わば問え。歌わば奏でよ。 …知りたくば、お前は何らかへ問わねばなるまい”
[左の前足に、乗る重みを見下ろしながら応える。 ぐい、と額に乗せた柔らかさが重みを増す。 ゆらゆらと尾が揺れて、直接脳裏に響く言葉は変わるまい]
”──北天の獣《Karen》たる我に応じよ 南天の鳥《グウェンドリン》 我は茨の閉ざす扉の底───浄典の弓手に眠る者《 》”
[聲が響き始めると同時 周囲を取り囲むように黒い光が円を描く。 描かれた黒の内部に白の円が重なった。
二つがまるで水が湧き上がるが如く空へと立ち上った次の瞬間 姿は鬱蒼と生い茂る、どこともしれぬ森の奥へ]
(193) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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オスカーは、アシモフの、人語を理解している節もある従順な姿に、瞳をぱちくり。だが苦手な物は苦手だ
2013/09/29(Sun) 00時頃
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白くって舐めたら甘そうだから… 練乳《コンデンスミルク》ってつけてみた
[先ほど、神父に披露した。 大変、とても残念なネーミングをアルトにも。]
こいつ、いつもは大人しいんだけどな アケノの《悲しい》のを感じて、痛がってたみたい
…けど、残念だ コンデンスはアルトも仲間と思ってるよ あれだけ痛がってたし
[肩の上の鼠を撫でながら、つぶやいた。]
(194) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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[巡礼者室を覗きこむ。覗くが、そこはすでに誰もおらず。 《聖遺体》の存在すらも知らぬ今、彼がそれを求めて行った>>29とは、知らない。]
……ええと。
[つまり、名も知らぬ彼の助力は今すぐには得られないかもしれない、ということだ。 すぐ戻る、といった手前探しまわる選択肢もなくて、元いた廊下へ。]
(195) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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砂糖菓子《コンデンスシュガー》じゃだめだったの?
[成る程、余りにも残念なネーミングセンスだ。 少し弄り、練乳を砂糖菓子にした処で、対した改善には成らなかった。寧ろ改悪]
心配してくれるのは、うん。 まあありがたいんだけど……。
悪い、そのまま大人しくしてて。な?
[仲間意識は、本来嬉しい物だが、この場合とても微妙だ。 アスランの肩上に座するネズミを遠めに眺めながら、然し此方に来ませんように]
(196) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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じゃあ、神父様には…とっておきの
[寝台に座る彼の前に立ち。 ぎゅうっと抱きしめて。
まるで、小さな子どもを慰めるように。 彼の頭を撫でた。]
(197) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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[紅茶を手渡し両の手があけば 一度領の目を覆い息を吐く。
アスランの一喝と、アルトの >>192には 曖昧に笑うしかなかった。 何もできなかったわけではなく、 理由はなんであれしなかったことがあるから。 罪悪感に目を泳がせて。]
ーーーー…………いえ、大丈夫です。
[まだ、頭の芯が痛むが、だから >>192に そう言って笑みを作り、 アスランとアルトのやりとりを寝台に座って聴く]
(198) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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……それよりも……
[練乳か砂糖《コンデンスなんとか》は、今は意識から離そう。 表情を戻して、アスランに疑惑気な表情を向ける]
アケノって……あの、アケノか? 今日見た、あのアケノ?
あいつが、今のあれを……?
[何故、誰の物だと理解できたのだろうか。 然し、そう云われてみたら、嗚呼、と何故か納得の出来る自分が存在する事も不思議で。 結果、全体何だったのだろう、と首を傾げるしか出来なかった]
(199) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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神父様の痛いのや、苦しいのは…雪のように溶けていくよ 今すぐは無理かもだけど、ゆっくりと春は来る
[口から出るままに。 声《ヴォイス》の赴くままに。]
(200) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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[どちらにしても、甘ったるい名前だと アルトの改案をぼんやりときいて、 室内に干したアスランのフードがついた上着、 案外アルトも好むかもしれないと、 同じセンスを感じた時だった。]
ーーーーーーへっ?
[視界に影、いや、それはスータンをきたアスランだと わかるより前に抱きしめられた。 わけもわからず、混乱したまま、 手の感触に瞬き一つ、二つ、硬直したままで]
(201) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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っ……
[>>193柔らかな感触が額から伝わる。 響く言葉と、 これは ───── 映像?]
[ 『 、僕は 』 ]
[混ざりかけた一瞬。
いや、 あれは、僕じゃない。]
(202) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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……ッ!お前、何やってんだ!?
[寝台に追加された重み。 随分と辛そうだな、と気掛りに青年を見ていたら。
隣に腰掛けた青年を抱き締めて、その頭を撫で出したアスランを前に、裏返る様な声で叫んでいた]
(203) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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北天の獣《Karen》……
浄典の弓手に眠る者《 》 ……?
[うまく音を載せられない。 首を傾げる間もなく、複数の円が美しい軌跡を創りだした。]
く、
[世界の動きは、ひとつひとつが奏でている。謳っている。 高音に劈かれた後の脳には、転移もまだきつい。
ぐらりと揺れて、獣の身体にしがみついた。]
(204) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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あ、だって…告解室で アケノが鳴らしてた《鈴の音》だったから
[《聴こえ》た《鈴の音》は記憶のまんま。 少し、様子が違っていたのは《奏者》の心の揺らぎ故。]
(205) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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──森──
ここ、は……
おま あなた の、住処?
[到着したのは、"見覚えのない"森。 くらくらする頭を抱え、あたりを見る。]
……"いいところに、住んでるみたいで"?
[弱っている自分を押し殺そうと、慣れた皮肉が口をついた。]
(206) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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オスカーは、傍目に見ていた自分が、一番慌てていた。
2013/09/29(Sun) 00時半頃
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ーーーーーーーーーっ
[2月の初めに屋外で、温かい紅茶を口にする。 体の芯に暖かさを流し込まれるような。 その暖かさに、心のそこから安堵するような。 軽く震えた息を吐き出して。
暖かさに、頭の芯の痛みが濯がれる。 思考が明晰になる感覚。
>>199聞こえる明乃の話を そのままの姿勢で考えようとした時だった >>203、ひっくり返った声に やっと状況を把握する。]
ーーーーえぇ……と
[把握したけどどうしたもんあ、というか 驚くことでもないが気恥ずかしくはある。]
(207) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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えっ、何かまずかった? 神父様だって…子どもの頭撫でてるし
こうすると、早くよくなるよ?
[にこっと子どもの様に笑う。 声《ヴォイス》の使い過ぎで酔っていたのだが。
それに誰かが気づくのは。 もうしばらく後のこと。]
(208) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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明乃、に、なにがあった……のでしょうか…… 尋常、じゃないですよね……心配です。
[考えた結果、でたのはそんな言葉。]
(209) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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まっずいにきまっとろうがッ!!
お前ら自分の構図良く見直しやがれっ! そこのえせ神父も、へらへらしてんじゃ無いだろうな。 済ました顔して、まさか、とんだ……っ。
[子供の様に笑うアスラン、状況処理仕切れてない青年。 自分はと云えば、断下一喝して。 思わず、引き剥がしそうに手まで伸びようと云う時に、はた、と]
(210) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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[別にそんな事する必要性なんて何処にも無いのだ。 疲れて、風邪も引いているから、神経質になってるのだろうか。
頭を撫でれば、早くよくなるなんておまじないは眉唾だが。 まぁ、わからないでもないし。
何故、慌てて神経質になったのだろう]
(211) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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[なんて結論をつけそうになったのに]
…………いちばん色々と心配のは何処のどいつだよ……
[熟考の結果、撤退行動に出たと思しき青年に、覚えた。 貧弱といわれた時よりも、砂糖おおさじ増しの殺気を]
(212) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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いや、子供扱い、をされる必要は…… けれど、ありがとうアスラン、楽になりました。
[理屈はよくわからないが、 アスランの言葉には、なにか力がる、気配。 顔をあげて、笑うアスランにそうと口にして。 こちらも、穏やかに笑い返して、 大人な自分がこの様は情けないな、と 自分自身に苦笑一つ、 もう、大丈夫ですよというように、 アスランの背を軽く抱き返してから、身を離そうと]
(213) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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−どことも知れぬ森−
”…随分と口は元気ではないか”
[ぐい、と、秀でた額へと左前足はのったまま。 聞こえてきた減らず口に遠慮なく重みをかける。 周囲を観察するような仕草に前足は退いて 少年を置いてさっさと歩き始めた。
周囲には緑が絡み茨が絡み、鬱蒼としているのに花がある。 どこか遠くから清浄な風琴のような音律が響いていた。 獣の足は音楽の聞こえてくるほうへと向かっている]
”ここは、始原のグウェンドリンも足を踏み入れた森。 女王の庭を介してさまざまな時はこの森と繋がっている”
[ゆらゆらと黒い尾を揺らしながら歩みは止めない。 あまりに遅いようなら振り返るくらいのことはした]
(214) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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うぉう
[アルトの剣幕にそうしながら瞬き一つ、二つ。 変質者扱いは……あ、れはアスランにされたのかと 霊廟の出来事を思い出して、瞬き一つ。]
……いや、ですが私のは明乃余波、ですよね? では、当人はもっと、 痛い……痛かった、のではないでしょうか?
[なぜか殺気立つアルトに、そうと説明はするが 理屈が通らない気配はしている。]
(215) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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明之。 明之。
[呼びかけながら、様子を窺う。 手を伸ばしてみる。彼に触れてみる。 顔色や熱をみるだとか、そうした知識はないので、様子を窺うだけだ。]
明之、あのね。 ぼくは、だれか、手伝ってくれる人をさがしにいかなきゃ。 明之も来る? 一緒に来れる?
[あの出口を、明之は出られるだろうか。それも少し怪しいところだ。 体調その他の都合を見て、彼が動くのが難しそうなら――――空になった部屋に連れ戻す、以外の選択肢は思いつかない。
明之を連れ立ってか、それともアルトにしたように肩を貸して、彼を部屋に戻してからか。 どちらにせよ、外には出ることになりそうだ*]
(216) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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そうだよなぁ。 床に蹲る位して、まだ他人を気遣う余裕のある奴なんかと比べたら。 明之の方がよっぽど痛いだろうなぁ。
[勿論理屈が通る理屈はなくて、人間、笑顔を浮かべる方が恐い。 主観的、言い訳を重ねる程に、にこ、と薄く浮かべた笑顔に、殺気は蓄積されて]
(217) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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――ネズミに噛まれて死んじまえ。変態盆暗似非神父ッ。
[ふわりと微笑に殺気を凝縮して、トドメの一言を突き刺した]
(218) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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――それはそうと、確かに明之も気になるな。
[吐き出す殺気(もの)を吐き出せば、表情を戻した]
……でも俺、何かあいつ苦手なんだけど。 なんか胸が、こうざわざわと。
それで。どこにいるかは解ってるの?
[何か、頭が痛む。あの悲しげで痛い声があるからでない。 それ以前に、その表情を、その声を前にすると、頭の奥が何故かざわつく気がするから、余り明之に近づくのは憚れたのだが。 処で、今はまだこの聖堂にいるのだろうか、と問いかけた]
(219) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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あ、よかったです…神父様がよくなって
[ふわっと身体の力が抜ける感覚。 そして、そのままこてん。
酔払いのごとく、眠りに落ちた。]
(220) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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……は。 "おかげ さま、で。" "もう、平気。"
[>>214額の重みにぐらりとなりながら言う。 あのやかましい音は、此処では遠い。 頭痛が少しは和らぐようで、息を細く、長く吐き出した。 吐き気が消えてくれないのが、不快だったが。
動き出せば、ん、と気合ひとつで立ち上がる。 "大丈夫。" "こんなのは、平気だ。"]
(221) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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ああ……だから、聞き覚えが。
[女王の庭で聞いたものと、今の清浄な音の風がつながる。 もっと前にこんなところを訪れた、なんてことは、ない。]
うちの、ご先祖が、ね……
[長く長い系譜図は一応ある。 見せられたそれは、"もう覚えてなどいないが。"
置いていかれぬよう無理やり足を動かして、たまにぐらつきそうになって。
間は開くが、しっぽの先を見失うほどでは、かろうじてない。]
(222) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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[やはり、理屈は通らない。 アルトが感情的になっている理由が見えず いや、因子はアスランが青年を抱きしめたこと なのだが、 それでどうしてアルトが感情的になるのか?
>>218 うわぁ、すごい怒っていると、把握しつつ 頭を一つ、二つかいて。
それでも、話題が移れば、 青年も真面目な顔になる。]
……どこにいるかは。移動していなければ、 巡礼者用の客室に。 苦手なら、ここで待ちます、か? 私は様子を伺いに行こうと
[苦手と言うアルトに無理強いはできまいと ふむりと、思案しつつ口にしたが]
(223) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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[思います。] [そう言い切る前に、ずるりと アスランの身体が滑り落ちる。 とっさに支えて抱えたが それは意識を失った人間の重み。]
ーーー??アス、ラン??
[こちらの状態を気にした言葉を残して アスランはぐっすりと寝息を立てている。 コンデンスはどんな様子だったか?]
(224) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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ちゅっ?
[アスランがこてんとする直前。 白い鼠は難を逃れるべく。 床にとたたん着地した。]
(225) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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…遅い。
[歩みの遅さに耐えかねたか呆れたか。 獣は歩きながら人の姿へと変貌する。 褐色といったほうが相応しいような色の肌も着ているものも 鬱蒼と生い茂る森にはどこか不釣合いだった。 背の高い姿になったことで、先ほどよりは目印にしやすかろう。 草を踏む音はまったくしなかったが、それをあからさまに気にさせる前には 辿りついてしまった大樹の根元の前に青年は立つ]
(226) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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お前の御しきれていないその力は始原の鳥に似ている。 上手く使えれば悪いものではない。
[大樹の根が絡み合って出来た洞を視線が示す。 中に、何かを抱きしめるような姿勢で眠っている影が一つあった。 細い手足、白い肌。そして酷く長い髪。 けれどよくよく覗き込んでみれば十代と思しきその顔は青年に似て。 顎を一つしゃくって]
好きなだけ練習台に使え。 どれだけ殺しても死なん。
[そう告げた青年は、この先を譲るとばかりに 少し眠る影から身を引いた**]
(227) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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[彼なら大丈夫だろうか、とアスランに視線を送ると。 こてん、と気が付いた時には、眠りに落ちていた]
……こいつ、何か酒でも飲んだのかな。
どうする。こいつもここで寝かしておくの?
[ここで待つか、と提案されると、傍らで眠りの世界に在住するアスランと共にココで待とうか。 それが、自分の気分や都合、後体調的には一番助かるのだが]
(228) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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[余りそうは行かないかも知れない]
……でも、お前さ。
もし今度、俺がいない時に。 さっきと同じ状況になったら、どうするつもりなの?
[床に着地する白鼠を見つめながら、少し強めの口調で青年に問い掛けていた]
(229) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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[声《ヴォイス》で酔ったアスランの。 漏らした言葉が「セシル」の記憶の一部なのに。 *気づいた者はいただろうか?*]
(230) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 01時頃
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[ぐっすりと、眠るアスランを支えつ コンデンスが無事なことに安堵しながら アルトの言葉 >>228に頷きを返す。
青年は >>208が青年ではなく、 同胞神父全体を指したと思っている。 ……アスランが目覚めた時も神父様を誤解して 落胆した記憶がまだあたらしいから。]
…………どう、しましょうかねぇ 明乃が目の前にいるならば やめてくれと頼むしかない、ですね。
[一つ、思いつく行動はあったが、 それはしたくない、 何が起こるかわからないから。 だから、アスランを寝台におろしつつ 強い視線にはそうとしか言えなくて。]
(231) 2013/09/29(Sun) 01時半頃
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[やめろ、と頼んで止まれば確かに平和的な解決だろう。 まず無理だろうが。
訊いて置いてだが。 対策が無い事は、半分以上予測していた。
実は、ひとつだけその対策があると青年が云わずにいる事は知らず。
出来れば会いたく無い。 だけど、このまま彼をひとりで行かせる事に、抵抗を覚えたのか]
(232) 2013/09/29(Sun) 01時半頃
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[困惑気な、或いは苦虫を潰した、弱い表情を浮かべて、視線を泳がせ]
…………えっと。
俺、まだ調子良くないみたいだし。 いざと云う時、お前が何とかする、て云う条件付、なら……
……一緒に……付いて行っても、かまわないけど。
[寝台に降ろされたアスランに、そろそろと寝台の占領権を明け渡しつつ。 流石にまだ乾いてはくれてない、自分の服に触れながら、そう呟いた]
(233) 2013/09/29(Sun) 01時半頃
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[意識を失えばセシルかアスランかはわからない。 そう思う自分の思考に苦さを感じつ 青年はアスランを寝かせた後、寝具をかけて。 そのあたりで、今まで強気な印象の アルトの >>232の様子が目に入り 青年は目をまたたかせた。] [ありがたい気持ちと、 咳き込んで辛そうな様子を思い出し 申し訳ない気持ちと。 いざという時、 ……彼自身も咳をしたことを 考えているのだろうとは 察することはできる。]
[しばらく考え込む。 アルトに無理をさせない手段も したくないこと、をすればいいだけ。 自分でも、どういう時に不思議なことが起こるか 触媒が必要なことをわからないまま]
(234) 2013/09/29(Sun) 02時頃
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……ありがとうございます。 ただ、ええ、くれぐれも、無茶はしないで。
[やはり、明乃のことが、気がかりで。 それに、アルトの申し出は 何度考えてもありがたかった。
だから、アルトに無理をさせないように と、内心最悪の場合を想定して。 もし、不思議なことが起きても 制御できますように、と主に祈りつつ、頷いた。]
(235) 2013/09/29(Sun) 02時頃
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無茶しないのは、どっちだか。
[申し出に頷きながら、無茶はするなと云うが。 それを云う本人こそ、誰より無茶をしそうな事実に、苦笑を交えて]
……オーケー。 それで交渉成立だな?
[衣服は乾いてない。この際この寝巻きのまま歩いても構わないだろう。 物干し縄から青年を向き直る。 交渉、悪い場合は共闘の成立に対して、本当に何気なく、右手を青年へ差し出していた]
(236) 2013/09/29(Sun) 02時頃
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[子供に無茶をさせるのは大人失格ですよ] [と、言いかけて、 アルトが子供扱いを好まないのを思い出し 青年は口を謹んで。]
はい、交渉成立です。 いざという時は、私がなんとかする。 それを、忘れないでくださいね。
[切るのを諦めたらしき、彼自身の服から 離れた右手を差し出されつつ 向き合うアルトに穏やかに笑って 青年も自分の右手を差し出し 自分よりも小さい手を握る。
自分だけで対峙するわけじゃないのだから、 ただ、受け身にならぬようにと、覚悟しながら。]
(237) 2013/09/29(Sun) 02時頃
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[いざと云う時は、本当に任せないといけないかも知れない。 尤も、そう成らない状況であるのが何よりも喜ばしいとは思うが。
そう肩を竦めながら、穏やかな笑みで差し出される。 一回り大きな右手が、この手を握る。触れる]
(…………あれ……?)
[キリ、と胸が締められる様な緩い圧迫感。 辛くはない。身体は引締るのに暖かい。矛盾した感覚。 不思議な感覚を覚えた事に、ぱち、と瞳を瞬かせていた]
(238) 2013/09/29(Sun) 02時半頃
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[触れた手に感じる、何処か矛盾した感覚。 矛盾。不協和音は、心にも嬉しくないのに。 だけどそれとは違う。
何処かでこの様な感覚を、自分は経験した筈なのだけれども。 それが何時の事かは忘れてしまった。
心が引締る。それでも何処か嬉しい、そんな掌の温度。 どこかで]
(239) 2013/09/29(Sun) 02時半頃
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[何だろう…瞳を瞬かせながら、右手を離した時、その感覚も消えた]
…………なあ。
俺、まだちゃんと聞いた覚え無いんだけど。 お前、名前は何ていうの?
[右手を放した後に、青年へ投げ掛けたそれは気付けば口を衝いて。 だけど、その質問で何時までももたもたしていられないとも感じていた。
今はまだ、似非神父と呼称があるから、気にはならない。今は]
(240) 2013/09/29(Sun) 02時半頃
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ーーーー?
[握手をした時、 なぜか驚いているアルトにゆるく首を傾げる。 握手で驚かれた経験はないから 手の温度が人と違うことはない。 (そこまで考えて明乃ての温度を思い出す)
どうかしましたか、というよりも早く アルトからの質問に頭をかいた。]
事情があり名は持っていません。 神父かオルガニストなので、そうと。
[何度も繰り返した言葉を口にする。 そうして、事情を尋ねられるよりも前に 行きましょう、といって歩き出して。
コンデンスが見送るようになく声に 一度、そちらを見ててを振った。]
(241) 2013/09/29(Sun) 02時半頃
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[問いからの応えに、自然と眉を寄せた]
……何だよ。名前の無―― あ、うん、わかった。
[当然の様、事情を尋ねたのも、自分が始めての存在ではないだろう。 更に尋ねようとした間合いに、歩き出した。上手なはぐらかし方に少年もまた釣られて]
(242) 2013/09/29(Sun) 02時半頃
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えと、コンデンス、だっけ。
お前のご主人……なのかな。 とにかく、そいつの事、任せたからな。
[部屋の出際、寝具を掛けて眠るアスランに視線を送り。 次いで、床から二人を見送る白鼠に向けて、云い置く言葉を残してから、青年に続く様にしてその部屋を出て行った]
(243) 2013/09/29(Sun) 02時半頃
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[ふと、感じていた掌の記憶。遠い儚い感覚。
忘れていた少年は知らない。 結びたいと遥か遠くで願っていた。
彼方で響くは、運命の絆が奏で鳴らした、小さな想い出の残響]
(244) 2013/09/29(Sun) 02時半頃
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明之の処、いくぞ。似非神父。 道案内はちゃんと任せたからね。
[掌をふと眺めながら、青年の足取りを追いかけ始めた。 響いた痛く悲しい、鈴の響きへ続く道を、追いかける*]
(245) 2013/09/29(Sun) 02時半頃
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[アルトの反応は何度も見たもの。 だから、対応は慣れたもので。
鼠が苦手と言いながらも コンデンスにアスランを頼む様子を 背中で聞きながら穏やかに笑う。
移動を始めれば巡礼者用の部屋がある地帯まで そうは遠くなく、それよりも手前に チェレスタがいるのなら、 その様子に首を傾げながらも 彼が明乃に肩を貸している様子なら 一度あるとを振り返り頷き 紅茶で濡れたスータンの裾を翻し そちらへと*駆け寄った*]
(246) 2013/09/29(Sun) 03時頃
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イアンは、 >>245には笑って頷いて*
2013/09/29(Sun) 03時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 03時頃
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オルガニスト!
[彼の姿を見かければ、ぱっと顔を上げる。 呼ぶべきか逡巡していた。ちょうど会えてよかったと喜色が滲む。 そばにはアルトもいた。先ほどと比べれば随分元気そうな様子に、また喜色。 オルガニストに首を傾げられれば真似るように首を傾いだ。]
明之、がね。壊れ、ちゃうから。 一緒に行くか、壊れないようにやすむか、って、はなしてた。 ぼくは外に人をさがしにいく、から、ずっとここにはいられない。 だから、困っていた、来てくれてよかった。
[以降の判断を共に考えてくれる人間が増えた。 それはとてもありがたく、二人に視線を向けた**]
(247) 2013/09/29(Sun) 03時頃
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[何だか頭が呆とする。 一度離れた身体は、己が出てきた部屋へ。 しかし当然、そこは既にもぬけの空だ]
[不調なわけではないはずなのだが 意識がぐらぐらとして落ち着かない。 特に目的も無く(否、分からず) チェレスタに肩を借り、ゆるりと歩を進める]
……失礼、そういえば名前をまだお伺いしておりませぬ。 自分は明之新。どうぞ明之とお呼び下さい。
[神父が駆け寄ってきたのは、ちょうどその頃か**]
(248) 2013/09/29(Sun) 07時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 07時半頃
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え……
[>>226不満気な一言が獣から出たと思ったら、見やった相手は獣ではなくなっていた。 見慣れぬ肌の色と風貌は、倫敦の街でさえ目立っただろうが、この森のなかではなおさら目を引く。]
……人の形になれるなら、はじめからそうしてればいいのに。
[思い口にしながら、木々の合間に見やすくなった姿を追いかけた。 手を貸してもらうなどごめんだと、片手で口を押さえた状態でついていくから、人型の不思議には気づけなかったが。]
(249) 2013/09/29(Sun) 10時頃
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──森/大樹の根元──
僕のこれが、祖先に似てるって? 冗談。昔からこんなのだったなら、今までのグウェンドリンってのはただの殺人鬼の系譜だ。 ……慰めにしても、もう少し……"いや、そういう期待はしてないけど。" ""
[やがて目の前に現れた大樹に、じわりと胸の底に湧いてくる暖かさ。 違和感に内心首をかしげながら、>>227言葉に咄嗟に反発する。 その上、平然と眠る人影を練習台などと。]
は? ころし……何言ってるんだ、 どういう つもり。
[先ほどごろつきを殺害したことは認めたものの、更に殺害をそそのかされるとは完全に予想外だ。 思わず小さな傷のある指先を握りしめ、険しい顔で見た。]
(250) 2013/09/29(Sun) 10時頃
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[けれど獣だった人は、これ以上の説明はする気がないのか、身を引いて傍観の構えらしい。 眠る人を叩き起こし、文句の一つでも言わせようと近づいたが]
…………寝てる、だけ?
[肩を揺らしても、目覚める気配がない。 何度も声をかけ、強めに叩いても。 不思議な懐かしさの中に、焦りが加わる。]
この人、一体…… ……兄弟?
[疑問は積る。 使えと言われたからといって、死なないと言われたからといって、壊すばかりの指揮を揮う気にすぐになれるはずもない。 説明して、と似た顔をした元獣を見るが、詳しい説明はあるだろうか。**]
(251) 2013/09/29(Sun) 10時頃
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ちゅー!
ちゅー!
[眠るアスランの枕辺にいた鼠は アルトの言葉へ>>243 返すかの如く鋭く鳴いた
彼はその意を汲めただろうか]
(252) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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―追想されし調律/メモリアチューン―
♪... ओहिसामाहाअताताकाइतो हितोहाइउकेरेदो दारेमोसामिशिसोउतोहा इवानाइदारोउ ...♪
[それは遥かな昔を、追憶せし記憶、リコレクレコード。 口ずさむ旋律が、天の庭園で流れていた。 闇色の羽を靡かせて、紅色の瞳は、旋律と共に閑静にたゆたう、妙な煌き。]
(253) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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[喉が静寂に震える度に、旋律は唇から毀れ。]
अनोकुमोनोयुकुएओदारेगाशिरु...♪
[黒の少年が謳えば、陽と雲は何時でも彼に囁き。]
♪...नेएवाताशितोसोरानोकानाताहेतोबितातोउयो
[闇の片翼が奏でれば、夜の片翼はすぐ隣で響いた。]
अओज़ोरानोहातेतोउमिनोक्योउकाइनि...♪
[比翼と比翼の、重なり合うシンフォニアの影を信じているから。]
♪...किमितोनारा
[夜色のアリアをいつまでも喜びの色に調律できていた。]
(254) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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[遠い何処かで、誰かに答えるテノールが聴こえる。]
किकोएतेरुयो नेएसान् ... देमोसाकिनो《F》हा हान्ओन्ज़ुरेतेतायो
[聞こえてるよ姉さん、と少年は片翼の名を呼んでいた。 片翼を呼ぶその調べに掛替えはなく、少年はその存在を、誰より守り抜く存在、己が半魂と看做していた。]
(255) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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दोउशितेदारोउने ...... फ़ुतागोदाकारा कोन्नानिचिगाउन्जानाइकाना ...?
[産まれ出づる時、二人の命が遊戯をしたのだろうか。 双子なのに、どうしてこんなに違うのだろう。 容姿も違えば、性格は少年の方がやや「おちついて」いた。]
(256) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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[片翼の双子は、産まれた時から既に、その唇で奏でる旋律に特別な力が備わっていた]
वाताशिगा『ﺗﻴﻨﺎ 』दे किमिहा『ﺁﺭﻭﺗﻮ』
किमिगाओन्नानोकोदेमो ओतोकोनोकोदेमो वाताशिताचिहा त्सुइ नानोदाकारा
[片翼と片翼が奏でる歌の音色は、アルトとテナー。 少女が女でも男でも それが《対》。 異なる音域《メロディ》と音域《メロディ》は重なり交わり、やがてひとつの廉潔な調和の音色を形作るのだから。]
(257) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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[片翼は独りきりでは空を飛び立てない。 アリアの空は、どうしても境界という狭間の線が存在していた。
けれど、二人ならいつまでも渡っていける。 けれど、二人ならどんな音色も調べられる。
比翼を為す二人の天使は、そう。 産まれ落ちた時から、互いが互いの片翼であるべしと定められた。
他の存在は入り込む余地の無い、二人で完成される、遥かなる詩の翼。 互いこそ唯一の片翼、と世界に定められていた。]
(258) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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[……定められて、いた。 はずだった。]
नान्दाइ नेएसान् सोउदा अताराशिइगाकुफ़ुनोरेन्शुउओशिनाइका
सुगोकु माशिरोना ......
[均衡はいずれ、やがて綻び出す。 共に空へと羽ばたく時、片翼と片翼が、重なる影に少しずつ距離が生まれていた。
君に、とても大切な話があるの。 そう片翼に切り出した夜の少女に、少年は悲しげな表情を浮かべていた。]
(259) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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किमितोवाताशिहा त्सुइ नान्दायो ...? 《君と私は 『対』 なんだよ…?》 दाकारादान्जो 『ﺗﻴﻨﺎ 』 तो 『ﺁﺭﻭﺗﻮ』 नान्दा 《だから男女 アルトとテノールなんだ。》
(260) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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वाताशिनिहा किमिदाकेदायो ... 《私には、君だけだよ》 सोनोकोएओकिकुदाकेदे... सोनोतेगाफ़ुरेरुदाकेदे... 《その声を聴くだけで…その手が触れるだけで…》
मुनेगाइताकुनारु सोन्नाहितोहा 《胸が痛くなる そんな人は》
(261) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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वाताशिहा किमिनोकोतोगा ... 《私は 君の事が…》
किमिदाकेनोकोतोगा ...... 《君だけのことが……》
...... चिगा उ ...
(262) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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[ ...सोशितेत्सुमिहा उरागिरिहेतोसाकानोबोरु... 《そして罪は裏切りへと遡る》 ]
(263) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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[神父とアルトが部屋を出てすぐのこと 白い鼠はアスランの胸の上 何かの軌跡を描くかのように走り か細く鳴いた
その形、分かる者が見たならば とある文字で表された、とある言葉であったのだが
分かる者はそこにはおらず]
(264) 2013/09/29(Sun) 14時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 14時頃
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[鼠がひと鳴きした直後 眠るアスランは目を覚ます
ゆっくりと上体を起こしてから 辺りを見回し そこが神父の自室であるのを思い出し ため息をひとつ
静かに寝台から下りて 新雪の如き汚れない純白の鼠を見つめた 微かに憂いを帯びた眼差しで]
(265) 2013/09/29(Sun) 14時半頃
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[それは血のつながりを超えたもの。] [それは次元を超えたもの。] [それは音域を超えたもの。] [それは輪廻を超えたもの。]
[純粋なる波長であり。唯一の存在。] [それはいつも同じ姿であり続ける。]
[創世記で、夜空のアリアが響く世界で、 イエスの復活で、ゴシック建築の聖堂で、 女王の庭で、白紙の五線譜の上で、 地方の墓場で、倫敦の大聖堂で、 世紀末で、宇宙の果てで、]
(266) 2013/09/29(Sun) 14時半頃
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[ずっと、ずっと存在し続ける。]
[それは移ろい変わる世界では異質。]
[だから、血のつながりから、 次元から、音域から、輪廻から 存在し名付けられるたびに抹消される。]
[青年はそれをわかっている。 何度も抹消され、何度も記憶を失っても、 そのことは染み付いて。くたびれて。
それでも、存在し続ける。]
(267) 2013/09/29(Sun) 14時半頃
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また、面倒なことを…
[鼠を見つめて呟く言葉は 刹那に鳴る音のひとつ程度の余韻のみ]
(268) 2013/09/29(Sun) 14時半頃
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[それが《世界の総譜》をもつ《指揮存在》の役割。]
(269) 2013/09/29(Sun) 14時半頃
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[鼠はアスランの肩に乗り、短く鳴く]
(270) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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ー 1900年代初頭 倫敦大聖堂 ー
ーーー…………?
[今までのコンデンスの鳴き方とは 少し違う硬い硬い鳴き方 >>252 どうしたのだろうと、一度振り返るが 鼠の言葉はわからない。 だから、閉じる扉の隙間に、遠目に見るだけ。]
(271) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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[アスランは鼠を肩乗せ 部屋を見回し、目的の物がないのに気づく]
確か、あの中には…
[先ほど開いた中にある物を思い出し それを使う方がいいと思いつくのだが
一体、いつの間に手放したのだろう? 首を傾げるが、尋ねたい相手もおらず
そのまま廊下に出た]
(272) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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[ころん、ぽろんとチェレスタの声が響く。 チェレスタの肩には明乃の姿。 支えてもらえれば歩ける様子。 そのことに安堵しつつ二人の方へと アルトとともに駆け寄る。 丁度 >>248の言葉のはしきこえて。 ひと段落は付いている様子にも安堵した。]
チェレスタ。明乃そばにいてくれたんですね ありがとうございます。
[あの、悲しい音と、痛いほどの その直後から今まで、 一人ぼっちであり続けたわけじゃないのだと。 そうしてくれたチェレスタに礼を言い。 彼の説明をじっとチェレスタを見つめながら聞いた。]
(273) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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[音をかき鳴らした時か後か、体調が思わしくない。 と、チェレスタの話でわかる。]
わかりました。 では、明乃は私が預かり ゆっくりと寝かしつけますね。 [自分はここから外に出られない。 なれば分担は簡単だ。 アルトはどうしますか?と 彼に首を傾げもした。]
明乃、それでよろしいでしょうか? …………それと、イーシュ、は?
(274) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 15時頃
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[ 《対》であるはずの男女。 《対》でなければならない比翼。
ならばその均衡を最初に崩したのは だあれ ? ]
(275) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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―世界創世紀5XXX年/裏切りの叙唱《レチタティーヴォ》―
दोउशितानोदेसुका ...?
[少年は片翼を風に靡かせて、大きな鳥籠の前。 その鳥籠は出入りの出来る造りであるにしろ、蔦や蔓に絡まれていた。 組織の中だけにあり、誰しもがおいそれと訪れることの出来ない場所。
神の揺り篭《ダカーポ》。
少年が迷い込んだことが運命だとするならば、それは。 比翼の影が、翼が、離れ始める 一小節。]
नाइतेइरुनोदेसुका ...?
[姉に惹かれるべく生れ落ちたはずの弟が 甘い《地獄/コキュトス》へと堕ちるための《琵音/アルペジオ》。]
(276) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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[濡れ羽色の髪、白銀の鈴飾り。 自由と不自由の狭間。 目前に広がる世界。 目前だけに広げられる世界。
まるでそれは まっしろな 楽譜 。
楽譜を彩らねばならぬのは、楽器。 少年の成すべき事は、その調律を行うこと。 歌を謳う姉を、夜空のアリアを、限りなく無限に、境界を取り払い、どこまでも、いつまでも。 支えるべき、片翼の羽。
その羽が選んだのは、まっしろな楽譜に触れることだった。]
(277) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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कानाशिइनोनारा उताइमासेन्का ...? 《哀しいのなら、歌いませんか…?》
अनातानो ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ हा उत्सुकुशिइ 《あなたのソプラノは、美しい。》
दोउकावाताशितो कोनोतोरिकागोकारा 《どうか私と、この鳥籠から》
अनोसोराहेमाइओरितेमिमासेन्का ...? 《あの空《スコア》へ舞い降りてみませんか…?》
(278) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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[片方だけの翼で、空など飛べぬ事を知りながら。 時間の流れからも、輪廻からも、魂も、記憶も。 切り離してしまった罪。
片方の翼を置き去りにして、《対》である定めから目を背け。 少女のアリアからも、無限の調べも、調和も、均衡も。 崩してしまった罪。
その喉に捺された落胤は―――……]
(279) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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[イーシュについて明乃はどう答えたか? アルトはどうすると言ったか?
ともあれ、青年は明乃を横抱きにして また、巡礼者用の客室(A)に寝かしつけ その頭をよしよしと撫でる。]
…………貴方の、音が《聴こえました》 とても悲しい、痛いぐらいの…… [そう、《聴こえた》]
…………貴方は、どんな《旋律》を 抱えているのでしょうね……
(280) 2013/09/29(Sun) 15時半頃
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貴方の《旋律》が光り輝きますように。
[青年はそうと口にして。 ほぼ、無意識。けれど、それが青年の本質。 青年は指揮存在だから、 他者の旋律という触媒が必要な存在。 全ての旋律は、それぞれの旋律を歌い上げられるよう。
そのために、世界の、次元の、輪廻の、音域の、 全てのそれらの危機に現れる。 青年自身も気がつかないまま。]
(281) 2013/09/29(Sun) 15時半頃
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―1900年代初頭:大聖堂 地下―
[祈りの最中(>>29)に響くソプラノ(>>118) そしてその音は歪む様に変化する(>>139>>140) 音を調整する為に生まれたのに。 そんなソプラノを響かせたいわけじゃないのに。
男の元に届くのは、脳への痛み(>>141)よりも。 その音を調律することの出来ない、痛み。 息を止められるほどの、まっさかさまに堕ちていくような、悲しみ。
この喉では、届かない。]
(282) 2013/09/29(Sun) 15時半頃
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इएहोशुउअ ...!!
[目の前の鳥籠に絡まる蔦を引き裂こうと。 壊れた地下の瓦礫の中、手を伸ばし、風で切り裂き。 それでも響き続ける哀しいソプラノに、何度も何度も涙を溢し。
けれどもそれが 明之 から発されていると気付けない。
楽器は音を奏でる。 調律師はその調整を。
そして《指揮》がなければ、音楽は生まれない。]
(283) 2013/09/29(Sun) 15時半頃
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[己がここにるということは 指揮台ではなく、人の波にいるということは 《旋律》に何かある時。終末の鐘が指し示すのは? 守護しなければいけない《旋律》はあるのだろうか?]
[終わりのない《旋律》を途切れさせることなく 奏で続けるために、まだ、覚醒のない青年は それでも、無意識動き始める。] [とりあえずは、自室にこぼした紅茶の片付けと スータンの裾を洗うという行動で。]
(284) 2013/09/29(Sun) 15時半頃
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[廊下を歩いて、幾つか当たってみて 10(0..100)x1番目の扉を開いた時に ようやくそれを発見する]
…よかった
[アスランの持っていた荷物の入った袋 ファスナーを開け、取り出したのは 五線紙を綴った一冊の冊子と鉛筆
一番最後のページに彼は何かを走り書く か細く何処か繊細な筆跡で
書き終わり、それを確認してから袋にしまう そして、肩にそれを背負って再び廊下へ]
(285) 2013/09/29(Sun) 15時半頃
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[哀しげなソプラノが包み込まれる、懐かしいアルト(>>157) それさえも、男の見ている夢なのだろうか。 その歌に添うテノールも歌えぬまま、やがて、ソプラノは緩やかに消えていく。
ああ、泣いている。 それでも、あの方は泣いていらっしゃる。
目の前の檻から、彼を救わなければ。 男は綺麗に整っていた爪が割れ血が滲もうと、指の皮膚が擦り切れボロボロになろうと。 ただ只管に、植物たちを引き剥がそうと。
引き剥がされる緑は、北天の獣と南天の鳥が身を隠す森をさざめかせる。 女王の庭を介し、あらゆる次元と繋がる森。 そのひとつの時空がまた、大聖堂と繋がろうとしていた。]
(286) 2013/09/29(Sun) 15時半頃
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ともかく、少し休んでいてくださいね 私はイーシュを探してきますので。
[そうと、明乃には声をかけて その時にはチェレスタやアルトはどうしていたか。 ともかく、青年はそう言って部屋を出ると イーシュを探しつつ掃除道具を持ち出し 自室の床を掃除した後、破片を片付けに出る。]
(287) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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[廊下を歩いてどれほどか 水音のする部屋の前を通り過ぎる]
…あ、どこへ
[肩に乗ってた鼠はそこへ向かい 追うことになる]
(288) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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[肩から下りた鼠は水音のする部屋へ するりと入り込んでいく]
(289) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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वाताशिओ अनोकातानोमोतोहे मिचिबिके ―――!!
[導けと叫ぶ声は大きく、けれどただ一度だけ。 その掠れたテノールは大聖堂の中へ、外へ、瞬時に響き渡る。 純白の鼠にも、黒と白の猫にも。 スータンの裾を洗おうとする神父へも、音を感じ取る増幅器にも。 置き去りにした片翼にも、ばらばらにしてしまった輪廻にも。
そして。
北天の獣と、南天の鳥にも。]
(290) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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―どことも知れぬ森―
[繋がる空間、次元。 その時を渡り、男はどこか懐かしささえ感じる森へと訪れていた。
堕とされたこの世界に、あの方が居るのだろうか。
男は静かな森の中、今はまだ静かに木々を見上げている。]**
(291) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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ー 大聖堂 水場 ー
おや…………もしかしなくても コンデンス?
[水場に虫や鼠はそこそこでるが、 真っ白は珍しく、 同じ白鼠だろうと、笑って声をかけて。 ゴミを一時貯めるところに破片をいれ 掃除道具をたてかけてから 拾い上げようとしゃがみこんだ時だった。]
(292) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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ちゅちゅっ!
[鼠は突然鋭く鳴いた]
(293) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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[《強い旋律》が歌う。意思を込めて。]
ーーーー…………イーシュ……?
[それがどのような烙印を押されても 意思のある旋律は美しく、力がある。 世界の構造の触れ、揺さぶる力さえも。
行ってしまった、のなら、探すのは難しいか? と、何故か漠然と考えつつ。]
(294) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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クシャミは、遠くから《聴こえた》何かにピクッと
2013/09/29(Sun) 16時頃
吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 16時頃
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コンデンスも《聴こえた》かい? 力強いテノールだった…………ね。
[鋭く鳴いたコンデンスに手を伸ばしつつ そうと声をかけて。]
(295) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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[鼠を追って辿り着いた先は水場 鳴き声のするところへ>>293]
…神父様? こちらにいらっしゃいましたか
[見知った顔と鼠を見つけ、安堵のため息を]
今の旋律《メロディ》は…
[高く飛翔するような、力強い歌声で 空気が震えた感じがした]
(296) 2013/09/29(Sun) 16時半頃
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ちゅっ
[鼠は神父のそばへ近づいてひと鳴き]
(297) 2013/09/29(Sun) 16時半頃
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ああ、目が覚めたんですね。 何もおかわりありませんか?
[コンデンスを両手で包んで抱え上げつつ 現れた人影にそうと声をかけて。 彼が近づけば、手の中の白を渡そうとする。]
…………異文化の青年の歌、ですね。 次元や空間にも命じ従事させるほどの ……でしたね。
[混乱して泣いていた姿を見ているだけに なにはともあれ、力強い旋律に安堵しつつ。]
(298) 2013/09/29(Sun) 16時半頃
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…ふたりはお知り合いで?
[鼠の名らしきものを呼ぶ神父 彼の手から逃げようともせず懐いた様子の鼠
それに少しムッとした顔]
(299) 2013/09/29(Sun) 16時半頃
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[てっきり、受け取ってもらえると思ったら 想像の埒外の言葉で。どうみても鼠。
いや、それよりも。アスランが 子供のような表情で名付けたのに……]
セシル……鼠は一人とは換算しない と、思うのですが……
[また、落胆するだけだろうか? けれど、あきらかにアスランだと おかしな言葉に、そっとむっとする表情に そうと、声をかけて]
(300) 2013/09/29(Sun) 16時半頃
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イアンは、コンデンスがてから落ちないように支え。
2013/09/29(Sun) 16時半頃
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いえ、どう見ても…ただの鼠じゃないですから
[神父の手の中の鼠をじっと見つめる 何から話せばいいのだろうかと 思いながら
鼠への視線はややきつめ]
(301) 2013/09/29(Sun) 17時頃
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ちゅちゅっ?
[当の鼠はアスランの姿で話すセシルをちらり見て 小首を傾げて、ひと鳴きした]
(302) 2013/09/29(Sun) 17時頃
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[どうやら、セシルらしい 否定もなく続く会話と、セシルでは珍しい むっとする様子がおかしくて、ついつい小さく噴き出した。]
…………確かに、頭のいい子だと思いますよ。 人の言葉がわかるようにみえるぐらい。
名前は、あなたが入っている身体……が 名付けたんです。フルネームだとコンデンスミルク、と。
[当のコンデンスは流石に事情がわからないのか? 首を傾げて鳴いているので、 青年はよしよしと撫でて]
(303) 2013/09/29(Sun) 17時頃
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あなたは…よくもまあ抜け抜けと ただの鼠の振りとか
[呆れた口調で呟く]
ところで、神父様… 私が寝ていた間、アスランは何か?
[多分、何かがあっただろうから寝てしまい 自分と交代したのではなかろうか
そこは容易に想像ついて、問うてみる]
(304) 2013/09/29(Sun) 17時頃
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そうですか…コンデンス?
[練乳からのネーミングに一瞬ぽかんと そして、ポツリと呟いた]
…ひどい、ですね
[鼠への視線を少し緩めて ややシニカルな笑みを浮かべた]
(305) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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[セシルの呟きにコンデンスを一度見て。 頬袋をむにむにとしてみる。]
え?
[している時に問われて。]
……この子を拾って名前をつけて…… 後は…………
[アスランが眠ってしまう時 何か、不思議な言葉があった。 あれは、一体どういうことなのか。 言語化するにも言葉が見つからず。] …………セシルは今まで、 歌ったあと、こてんと 眠ってしまったことはありますか?
(306) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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イアンは、セシルがアスランのセンスを一刀両断するのにまた小さく吹いた
2013/09/29(Sun) 17時半頃
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神父様…何か面白いことでも?
[吹き出すところも見逃さず 問いかけてから]
…さあ、コンデンスこちらへどうぞ 「私」が「あなた」をどうこうとか
さすがに出来ないのは、お分かりでしょう?
[神父から鼠を受け取ろうと手を伸ばす]
(307) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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いいえ、なかったですが?
[神父からの問いに首を横に振るも ハッとした表情になる]
し、神父様…何をされ…
[頬をむにむにされて、瞬時に赤くなる]
(308) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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ああ、すいません ……セシルがそうむっとするのは なんだか珍しくて。
[ただ、不思議な呼びかけをする様子に ゆるく首を傾げて。 一度コンデンスを見た後、 差し出されればコンデンスをセシルへとわたそうと。]
ーーーーーーーーー??
(309) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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[うーん、あの状況はなんだったのだろう、と セシルには覚えのない現象らしく。 渡そうとしながら返事に思案してた時。]
ーーーーーへ? いや、鼠はこう、頬がよく伸びますよね?
[と、片手でコンデンスを渡しつつ、 もう片手でその頬をもう一度つついて 赤くなったセシルにきょとんとして]
(310) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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いつまでも、子ども扱いしないで下さい
アスランだって、アカデミーの学生のようですし そこまで、子どもじゃないでしょう?
[自分が逝ったのは18の時 多分、アスランはそれよりも歳上だろう
コンデンスを受け取りながら 慌てて切り返す]
(311) 2013/09/29(Sun) 18時頃
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[鼠はゆるゆるアスランの姿をしたセシルの手に戻る 渋々という感じに見えただろうか
そして慣れた様子で肩に乗る]
(312) 2013/09/29(Sun) 18時頃
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ちゅっ
[鼠は肩の上でひと鳴き]
(313) 2013/09/29(Sun) 18時頃
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…………セシル? 子供扱い、したわけではなかったのですが…… 気に障ったのなら申し訳ありません。
[噴いたことが?一つ、二つ瞬く。 そのつもりはなかったが……… そう取られた以上、感じる側が全て。] ああ、けれどアスランは コンデンスを名付ける時も 随分子供らしい表情だった。
[アスランが実年齢20とは知らず むしろ、セシルより若いのでは、と 勘違いしてそんな言葉一つ。 慌てたようなセシルにそうと穏やかに。]
[コンデンスが先より アスランの身体に懐かないのは どうしたのかとぼんやり思いつ。]
(314) 2013/09/29(Sun) 18時頃
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…まあ、アスランは確かに その…色々と、あれですけど…
[神父から視線をそらしてポツリと 複雑な面持ちで、呟いた]
私も、責任の一端は… 分かってますよ
なら、アスランにも…
[罪深い最期にした報いと思えば 一方でそうは思いながらも、解せない部分はあり 鼠へとぶつぶつ]
(315) 2013/09/29(Sun) 18時半頃
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…………セシル アスランの心と何処かであったのですか?
[先ほど目覚めた時は アスランのアの字も知らなかった セシルが、アスランを知っているように話すことに ゆるく首を傾げて尋ねる、が。]
…………どうなのでしょうね。 アスランには…… まだセシルのことを 知らせていないんですが……
[と、ぶつぶつ口にする言葉に]
……このことは、セシルには理不尽ですか?
(316) 2013/09/29(Sun) 18時半頃
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神父殿…… いえ、明之は平気に御座いまする。 少々疲れが出たのやもしれませぬ。
[何事も無かったように (自覚がない故だが) 柔らかく微笑んで]
イーシュ殿は……何処かに。 明之を置いて……行って、しまわれました。
[寂しげに目を伏せてそう告げた]
(317) 2013/09/29(Sun) 18時半頃
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いえ…神父様、こちらこそ …お見苦しいところを
[彼からの謝罪に慌てて首を横に振る]
私もその…いきなりで混乱してまして
[鼠のいない方の肩にかけた袋 その持ち手を握りしめ]
もし、次にアスランが起きたら 赤い表紙の五線紙帳の 最後のページを見るようにと>>285
[神父をじっと見て]
そのことですが… 少々、面倒なお話になりそうなので 後ほど…ゆっくり、お伝えすることに
(318) 2013/09/29(Sun) 18時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 18時半頃
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ちゅっ!
[鼠はすりっと肩の持ち主に頬ずりした]
(319) 2013/09/29(Sun) 18時半頃
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クシャミは、憂鬱そうに、長い長いため息をついた**
2013/09/29(Sun) 18時半頃
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別人の身体に心が宿る そうそう、起こり得ることではありません。 混乱されてもしょうのない、ことです。
[何処で見つけたのかアスランの荷入れを握る姿 その頭をぽんぽんと撫でて。 伝言には、そのように、と頷く。]
…………わかりました。 いつでも、お声かけくださいね。
ただ、どんな面倒な話があって あなたに理不尽な状況でも、 セシルにもう一度会えたこと嬉しいと思っていますよ。
(320) 2013/09/29(Sun) 19時頃
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[先ほども口にしたことを繰り返して。 じっとみる視線に、長いため息に笑いかけて
さて、先の音が 明乃にもきっと《聴こえている》なら あの >>317寂しげな表情 置いておくのは心配だと。]
私は行くところがありますが、 セシルはいかがしますか?
[と、首を傾げて歩き出す]
(321) 2013/09/29(Sun) 19時頃
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−どことも知れぬ森、大樹までの道のり−
お前たちが見える姿に囚われすぎているだけだ。 完全に獣であるとも、言っていない。
[青年は呟く。少年の不満など求めない。 自分の能力に向かい吐き捨てた言葉を聞きながら、 歩みを止めないまま答える]
…慰めたところで変わらぬのならば、真実を認識したほうが早い。 遅かれ早かれ、人が死ぬことには変わりはない。 平和な世で殺せば殺人者。殺戮の世で殺せば英雄。 力とは正しい使い方をしてこそはじめて利を齎す。 100%正しい主観など己が見つけるしかない。
[樹の洞を覗き込む少年を一度眺め、それから答える。 疑問は最もであるが、返せる言葉は多くない]
(322) 2013/09/29(Sun) 19時頃
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どうもこうもない。 『それ』は死なない。
[中にはいった少年は、恐らく違和感を持ったのだろう。 やがて焦りが滲んでくるのが声に混じって感じられる]
眠っている。 始原のゴートリンゲンが浄典に至った、その日から。 ……眠り続けるしか、方法がなかったからだ。
[声に滲むのは微かな懐古。 存在の出自を問う声に返した声は短い]
───俺だ。
[日の光を背にしてみればうっすらと解るだろう。 青年の存在は、僅かではあるものの、それでも確かに光に透けている]
(323) 2013/09/29(Sun) 19時頃
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《私を》 《あの方の元へ》
[響く音。掠れたテノール。 反射的に顔を上げる。 今の声は、音は]
――……どう、して。 明之の元へ、来てはくださらぬのですか……
[はらりと涙を零して嘆く。 この渇望が、どのような理由でどこから来ているかも分からずに]
(324) 2013/09/29(Sun) 19時頃
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そこに転がっている体は、人間を構成する10から 取り除いた7拍、生きるための力。 俺自身は、残りの3音、死にむかうための力。 死ぬ要素が無いから、何度殺してもその身体は死なない。
…気が済んだなら、さっさと始めろ。 残されている時間外いつまでも無限だと思うな。
[告げると、森のざわめきを感じて男は歩き出す。 外から響いてきた声>>290に、煩わしげに息を吐き出し]
戻ってきた時に上達していなかったら、容赦なく外へ放り出してやるからな。
[それが、男が少年に与えた課題であり、通告だった]
(325) 2013/09/29(Sun) 19時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 19時頃
|
― 大聖堂 客室の近く ―
[青年の後を追う様、続いた先に二人の姿は見付かる。 ぽーん、と喜色を顕した様なのびやか、安心を顕す音]
チェレスタ。 ……彼にも肩、貸してあげたんだね。
あ、俺はもう元気だから。安心して? ぐっすり寝たらマシになった。ありがと。
[明之に肩を貸す姿が、殆ど自分へしてくれた時と同じ。 まるで覚えたての知識を再び実践している様な感じ。
自分を視てまた浮かべた喜色に、安心させる様に微笑を浮かべた]
(326) 2013/09/29(Sun) 19時頃
|
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[先程の音、二人とも無事でいたのだろうか。 実際、青年の推測通りに、明之自身が消耗した様子でいた]
俺は……ついてくよ。 チェレスタは、どうする?
[首を傾げられると、青年に頷き、明之を預かる彼と共に。が]
…………イーシュ……?
[誰だそれ。そう思うと同時に、ちり、と頭を何か掠めた気がした]
(327) 2013/09/29(Sun) 19時頃
|
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ー 巡礼者用の客室(A) ー [さて、セシルはどうしただろうか? 音でイーシュが大聖堂のどこか でもないところに、出たことを判断したため 一度、明乃の様子を見に青年はここに戻ったが。
一つ、二つ外から扉をノックして。]
…………明乃?いらっしゃいますか?
(328) 2013/09/29(Sun) 19時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 19時半頃
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― 聖堂 巡礼者用の客室 ―
[青年が部屋へ寝かしつける明之を再び眺めて思う。 やはり彼を見ると、何か違和感を覚えて仕方が無い。
青年が、その頭をよしよしと撫でている、下手せずとも年下に見える幼い姿]
…………告解室から出てきた、んだよな。 明之は、この時代の人間じゃない。
[何を求めて、この時代に導かれたのだろうか。 聴こえたのは、悲痛と悲壮に叫ぶ、破綻した高き声音]
(329) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
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[自分は音域の天使『アルト』だ。 今の時代、本来のその役目の本質がどの様な物であるかと云う指針は失われ、少年自身の解釈で執り行われるが。
其処に崩れかけた旋律が存在するならば謳おう。 柔らかな音色は旋律を包み、優しい夜月の中再び導き往く。
ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ《ソプラノ》やﺗﻴﻨﻮ ﺭﻭ《テノール》の様に、圧倒し、高く強く、どの音よりも晴れやかに響き渡る力はない。 でも、この声は、響く旋律達を柔らかに、優しく導く様な声はある。
だから、この声こそはﺁﺭﻭﺗﻮ《アルト》。
少年が、己が奏でる詩を総称してにつけた名前は……]
(330) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
|
似非神父、俺、ここで明之視てるから。
[紅茶の片付け、スータンの裾洗い。 目的を聴けば、少年は逡巡した後、客室に残ることを選んだ>>284]
……あんまり。 寝巻きで動き回るのも落ち着かないし。
[今更だが、目下借り受け中の寝巻きの裾を、広げてみせながら]
(331) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
|
[一つ、二つ。 響くのはノックの音。 ただの、音]
……神父殿?
[双眸に涙を湛えたまま緩慢に扉を開く。 眉根は寄せられ、酷く不安な顔をしていた]
(332) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
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[青年が部屋を抜けた間、明之はどうしていただろう]
……明之は。 そのイーシュとか云う奴と、知り合いなの?
[先程、その名を耳にすると悲しげな表情を浮かべていた]
……そいつの事。気にしてるみたいだけど。
[零した涙、嘆く声。 まさか、その『イーシュ』とやらが、先程のアレの原因なのだろうかと勘ぐりもして]
(333) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
|
[その後ノックの音が再び響いた。 誰か、と言えば頭に浮かぶ候補は二人位で]
……おかえり、似非神父。 悪い。あんまり明之と話してない。
[部屋に残りはしたが、明之から話を色々聴いた訳でない事を先に。 不安な表情は、元々の精神状態なのだろうが。 何故かの苦手意識も手伝い、あまり話せない少年では、安心要素にはならなかったか]
(334) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
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−正史には乗らぬ歴史《Memoria》−
[北天の獣と、南天の鳥。 そう呼ばれる存在は有史以前に存在したものと考えられている。 存在の呼称として存在していただけの名称記号であった。 いわば、単なる肩書きである。
二人は浄典と呼ばれる何らかを秘匿する役目を負い 双方に関わりを持たない生活を送っていた。 それが、平穏への道だと知っていたのだろう。
しかし禁じられたものは、やがて甘露の香を纏うのも真実]
(335) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
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|
[食べてはならぬといわれたら、食べたくなる。 空けるなと言われたら、開けてみたくなる。
触れるなといわれたら、触れてみたくなる。
浄典を納めた真円を披く白き鍵を持っていたのは鳥。 浄典を納めた扉である真円の黒扉を秘めていたのは獣。
出会っては、ならなかったもの。 出会えば、世に満ちるのは災厄であると知っていて それでも彼らはその禁断に触れる欲求に抗えなかったのだ]
(336) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
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|
[巡礼者用の客室にはアルトが残っている。 寝巻き姿ということもあって。 青年としても、痛切な音を響かせた 明乃を一人にするよりもありがたく。 だから頷いて、部屋を後にした。 ……出る前、不思議なこと >>324を口にしていたか。]
……はい、戻りました。
[自分がイーシュなら、笑ってくれたのだろうなぁと 思うと、戻ってきたのが自分なことが 申し訳なく、今にも泣きそうな様子に、 出る前同様、またその頭を撫でて。]
アルトもいてくれてありがとう。
[明乃が苦手といったアルトが残ってくれたこと そこに、礼を告げながら、 >>324の謝罪に首をゆるく横にふった]
(337) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
|
[互いに無いものを持ち、孤独を生きていた二つにとって 一度言葉を交わしてしまえばあとは早かった。
誰から咎められてもならなかったから 森の奥の大樹でよく落ち合った。 兄弟のように過ごし、友のように走り回り いろんなことを話し、歌い、踊り、時には喧嘩もした。
ずっとこんな楽しい日々が続くのだと信じていた。 それでも、災いはおとずれた。 不協和音《ゴートリンゲン》という名の征服者。
彼らは唱和する]
(338) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
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|
なあ、聴き損ねた事があるんだけど。
[礼を告げられると、悪い気はしないのか、微かに視線が横にずれて。 そして忘れ物を思い出した様に口を開く]
……イーシュって。誰? ここの神父か何か、て訳でも無いだろう?
[今の所、この聖堂に元々いるこの青年に直接聴くのが早かった。
視ていた明之は、何かを感じただろうか。 焦がれる者を知らない少年。 処か、響き過ぎた、掠れたテノールを引き合いに出されると、不思議そうな表情を浮かべて、小首を傾げるだろう]
(339) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
|
[
Call said reason.God ringing end. 《すべての理由は述べた。神は終わりを鳴らす》
Call, say listen. God ringing a hate. 《呼べ、請え、耳を傾けよ。神は憎悪で満たし給う》
───カルセリス=ゴートリンゲン
]
(340) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
|
― 回想/先刻の話 ―
[アルトが部屋に残る、と言ったとき。 少し不思議そうに瞬いた。 けれどすぐに嬉しそうに微笑んで]
お優しいのですねアルト殿は。
[しかしその笑みに陰が差しているのは、 仕方のないことなのかもしれない]
(341) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
|
あの方を、探しているのです。
[その理由は、自分では分からない。 でも何故か求めずには、いられない]
…………比翼の君を。
[片翼同士で寄り添わねば飛べない存在。 しかし其れならば。 対の存在も、在る筈ではないだろうか]
(342) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
|
|
[災厄は北天の獣を残して一族を滅ぼし 災厄は南天の鳥を奪って一族に混沌を残した。
これが、現在へと繋がる歴史の一部である]
(343) 2013/09/29(Sun) 19時半頃
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|
−どことも知れない森−
[話は森へと再び戻る。 それこそ記憶に残らぬほど膨大な時をひとり過ごしてきた青年は 唐突な来訪者の存在を森によって知り、 足音は無かったが、その姿が見える頃になると 草を踏む音がいくつか聞こえ始めた。 たす、と、獣の足裏には心地よい草の柔らかさだった]
(344) 2013/09/29(Sun) 20時頃
|
|
[部屋の戸を閉じつつ、 扉を開けてくれた明乃に、 寝台に座ってゆっくりするよう促しつつ、 自分はアルトと寝台の間程の位置に立つ。]
……正直、イーシュに関して 私も詳しく、ない……のですが。 異国語を操る、私より背の高い青年、 外見は中世的で、綺麗なテノールの声。 そして、強い意志で歌う……
[いまは、大聖堂にはいない。 それは、明乃手前口にできず。]
(345) 2013/09/29(Sun) 20時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 20時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 20時頃
|
ふぅん……。
[客室の椅子に座りながら、青年の応えに相槌を打って。 先程の明之の談を要約させてみようと考え出した]
(つまり、知り合いぽい事は間違いが無くて。 明之曰く、そのイーシュは、明之の比翼の君。
比翼……対の存在、その位の人、と云う事だよね)
[その言葉が選ぶ音色の響きから。 そのイーシュに対する明之の想いの様は察せるのだが]
(346) 2013/09/29(Sun) 20時頃
|
|
[元々、この部屋にいたらしいのに、今はいない。 明之を置いて離れた。沈んだ悲しげな表情からも察して]
(……つまり、明之の方が。 事実上の距離以上に、そのイーシュに恋焦がれてるのか。
……或いは、イーシュの方が。 本当に二人は比翼である絆でいるはずなのに。 自分の気持ちに正直になれず、明之を悲しませている初心な人。
……のどちらかなのかな……)
[器用に頬杖を突きながら、ぼうっと。 観察する様に明之の動向を眺めながら、そんな結論を独りごちていた。
何だか軽く、短編の恋愛小説を読ませられた感じがした]
(347) 2013/09/29(Sun) 20時頃
|
|
[地下で歌っている時突如突風と閃光とともに 黒翼肩羽で現れ、聖遺体に興味を示して倒れる。 明乃と会った時、混乱し 片翼で舞い上がり明乃を攻撃しかねない と、思ったら抱きしめて倒れる。
目で見た事実なれど、それを口にするのは できないまま、椅子に座ったアルトが 考えるのを一度見て。] [何某か不思議な力を持ち移動もできる。 あの歌声の……]
一度、地下に行ってみませんか? ……イーシュを探すなら、手がかりはそこかと、ふと
[思考中、そう、イーシュは地下の聖遺体に 興味を示したことを思い出し、 何か手がかりがあるかもしれないと 明乃とアルトに提案をする。]
(348) 2013/09/29(Sun) 20時頃
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|
[何処かぼんやりとした沈黙を感じながら、はたと思い出した。 鳴り響く鐘の音色、着実に何かが起こりつつある今。
あの黒曜の化物は、何だったのだろう。
随分と、《大衆》の目に見える形で騒動を撒き散らしたあの水蛇。 刺激したかと思えば、竜に化けて。
遊ばれた?侮られた?対峙して負けた筈なのに見逃されたが。 あの化物にも使役者がいるはずだが。 そいつは今、何をしているのだろう……]
(349) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
|
|
[そんな物想いに耽っていたからか。 最初、青年が提案した言葉が理解できず、ぱちぱち、と何度も瞳を瞬かせた]
……おい、似非神父。 なんで、地下のアレが、そのイーシュの手掛かりに……
そもそも、俺はどうするんだよ。
[地下、元々少年が標的にしていた聖遺体の場所だが。 もう忘れたのか?と半分本気で、青年の記憶力を疑いかけた。 この状況下、下手に『アレ』を弄る事が対して得策になるかと云われれば、疑問だろうなと思い浮かべながら、蔓にやられたあの地下はまだ無事なのだろうかとも]
(350) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
|
|
[獣は来訪者を眺める。 声は、暫定的に出さずにいた。 相手が何者であるかを、獣はまだ知らぬ。 ゴートリンゲンに近いものであるようには思えたが 果たしてお前は何者なのか。
そう、問いかけるようにオリーブが眺めやる**]
(351) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
|
|
あの方は……明之を…… 《私》を持って、いる……
[寝台に座りながら、半ば無意識に漏れる声。 その言葉の意味するところが、自分で分からない]
[ ...ぃん ]
[ りぃ ん ]
[濡れ羽を彩る鈴が、小さく音を奏でた]
(352) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 20時半頃
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地下、に御座いますか? 明之は構いませぬよ。 神父殿にお供いたしまする。
[そも、此の場所の構造は把握していない。 動くのであれば神父と共にいるのが 一番正しいのだろうと]
……アレ?
[そう、まだ知らない。 此の地下にも、己が求めるべきものが在るのだと。 肉体の要素を大きく持つ欠片が存在しているのだと]
(353) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
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…………勘、と思っていただいて構いません。 そうはいっても、蔓が窓からも見える以上 聖遺体には近づけない、とは思いますが。
……アルトが本気で逃げる気があるなら もう、とっくに逃げてらっしゃるでしょう?
[聖遺体の近くまでは行けても、 きっとそばには寄れないから アルトを連れて行くことも問題なければ アルトがいかなくても、 逃げるとも思っていない。 だから、瞬く様子にそう笑って告げて]
(354) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
|
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[ >>352 明乃がこぼす言葉は不思議。 彼の方、はイーシュだろうとは思う。
明乃は置いていかれる。 >>317 《私》はイーシュをまっている。
頭で並べると矛盾する言葉。 鈴の音を《聴きながら》思う]
ええ、地下の霊廟には、聖遺体と呼ばれる 腐ることのない遺体が安置されています。 それに、イーシュは興味を示されていた、ような。
[それが、この教会宝物、 《大衆》さえ知っている情報 イーシュのそれは、興味というには もっと強い印象はあったけれど]
……明乃歩けますか?背負いますか?
(355) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
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[濡れ羽の鈴が、耳元を音色で通り過ぎた]
ああ、どうせ俺じゃアレに触れないからって、そう。 …………〜〜。
たく、もう。 お前といると、こっちの調子が先に狂うよ。
[笑いながら、何てこと無い様に告げる表情を見て。 自分の考えすぎなのか、いやそうではあるまい、しかし、と。 夜髪をぐしゃぐしゃと掻き混ぜながら、盛大に溜息をついた]
(356) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
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俺も行くよ。地下に。
確かに、『アレ』には触れないだろうし。 今は無闇に触りたくもないんだけど。
『アレ』については、俺も良く知っておきたいんだ。
[当人でもある明之は提案に元より否やも無い様子。 行くなら向かおう、と椅子から立ち上がるのが、二人へ対する合図になるか。
少年の視線は、ここまでで随分とお人好しを露見させてくれた青年へと、半分はいっそ心配になって来た、苦笑混じりの表情を見せていた]
(357) 2013/09/29(Sun) 20時半頃
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[青年は自身にも頭を掻く癖はあるが アルト程盛大にはしないなぁと、 どうも、調子を狂わせてるらしいに あはは、と軽く笑って。]
……ありがとうございます、アルト。
[と、アルトの出した結論に その苦笑交じりに穏やかに笑い返し 行きましょうか、というように明乃を見る]
(358) 2013/09/29(Sun) 21時頃
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え、────っ
[>>323俺だ、と。
振り向いて見た彼は、]
透けて……
[光に、溶けてしまいそうで、──]
(359) 2013/09/29(Sun) 21時半頃
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[>>325なぜと説明のつかない衝撃に、唇を震わせる。 その間も、淡々とした「説明」が続いた。]
ま、っ────!!
[まて、と。 色々思うところはあるが結論そう思い手をのばすが、掴むには遠く、触れるは叶うか。
引き止めたところで、ああ。 何を言いたいのか、揺れる意識ではきちんと言葉を紡げない。]
どうして、僕にここまで、してくれるの……
[自身を晒し、好きにしろなんて。 その問いは、届くか。]
(360) 2013/09/29(Sun) 21時半頃
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聖、遺体……?
[腐らない遺体。 朽ちない肉体]
[なにか、酷く胸の奥がざわついた]
いえ、明之は平気に御座います。
[背負おうかという言葉には 首を横に振り否を返す。 その足取りは、もう平時と変わらぬようだ]
(361) 2013/09/29(Sun) 21時半頃
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― 聖堂 地下階段前 ―
[方角、階層、侵入時に大まかな場所は把握していた故に。 少年でも其処まで行く事はそう難しく無く、殆ど青年と横並びに行く]
……何だか。 俺が逃げた時よりも、随分と蔦や茨が成長してないか?
[石壁や床を廻る緑を眺めて、ぽつとそんな感想を漏らした。 元はあの聖遺体が発生源だろう、然し何故それが発生したのだろうか。 まるで、聖遺体を護る揺り篭を、檻を。 この聖堂を丸ごと取り込み、ひとつの巨大なそれに為そうとしている様に感じられた。 地下階段の、暗闇の大口を見遣り]
(362) 2013/09/29(Sun) 21時半頃
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――暫く前の話――
なまえ。 人間は、みんなすぐに名前を聞くんだね。 名前はないよ。ぼくはチェレスタだ。
[明之>>248に肩を貸しながら、何度目かチェレスタと名乗る。 これは名前ではない。人間が人間と名乗るようなものだ。だから人間が「名前」をそんなに重視したがるのは不思議に思える。]
明之は、明之じゃなくて、明之新なの。 でも、明之なの。変なの。
[そのまま歩こうとするも、慣れない体勢で一歩一歩はとても遅く。 悪戦苦闘しているうち、オルガニストとアルトがやってきた。]
(363) 2013/09/29(Sun) 21時半頃
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そばに?
[こちらが人探しをしていて、偶然会っただけだったから、傍にいたというのはなにか違う気がして。 けれど否定する明確な言葉も見つからなくて、疑問符を浮かべただけ。]
イーシュ?
[反対側に首を傾げる。イーシュという名は聞いていなかった。 名さえわかればいなかったと返せたのだろうが、至極残念なことだ。 明之を寝かしつけると聞けば、人間はとても良く眠るのだなと思う。 オルガニストへ彼の身体を受け渡しながら、アルトの方へ向く。]
(364) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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わからないけど、ぼくはオルガニストの言うとおりでいいよ。 出口を広げる。だれかを探す。だから、外まで行ってくる。
[色々疑問があったけれど、今はなすべきことがあった。 どうする>>327、と聞かれて、答えはそれひとつだった。 話がまとまれば、まだ有り余るとばかりに走って出口の方へ向かった。]
(365) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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……あくまで、伝承、ですよ。
[聖遺体に対する明乃様子に そう、と青年は付け加える。
少し前なら、青年は確かに、そう思っていた。 けれど、立て続けに起こる摩訶不思議は。 明乃が歩ける様子なら、穏やかに笑って頷き、 地下へ向かって部屋を後にした。]
(366) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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ー 地下階段前 ー
…………そう、ですね。
[アルトに植物の茂るを指摘されれば 祭壇での演奏を思い出し、無意識アルトから目を逸らす。 いまや、建物の外まで繁殖したそれは おとぎ話で城を守る茨のごとく。 あまり、追求されても、と思い、 行きましょう、と声をかけ階段をおり始める。
階段には埋める植物を 誰かがかき分けたあとがある >>29 それは地下の霊廟まで続き、 聖遺体を守る鳥籠の柵は その役割こそ失うほどではないが 葉は毟られ、茎に傷がついた状態だった >>286]
(367) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 22時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 22時頃
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[漏らした感想で、青年から微かに視線を逸らされた事に、少年は気付かず]
明之、付いて来れるか?
[階段を埋める植物、下へと続く暗い道。 一応、傍らの明之の様子を確かめながら、少年も軽い足取りで青年に続いた。 タン、タタン、弾む三拍子の気持ち早足。
地下の霊廟、奥底まで続く様な大階段。 明らかに、人の手で掻き分けられた痕が、植物に散見された。 その痕をなぞる様に辿れば、やがてそれは終点の位置まで]
(368) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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― 地下霊廟 聖遺体の檻 ―
[地下霊廟に辿り着くと、少年は驚きに眼を瞠った。 つい数時間前、この場所に侵入した時との様変わりに]
……これ、誰が毟ろうとしたんだろ。 この場所には誰もいない様だけど。
もしかして、イーシュって奴が?
[形成された鳥籠の檻のお陰で、そこからは満足に近づけない。 柵の植物は、右側へ、左側へ、掻き分ける様に毟られて。 だが、それを途中で諦めた様に、元通りの八方覆う障害として機能していた]
(369) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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[頭を撫でる神父へ>>320 静かに微笑みながら返す]
…過分な言葉、恐縮です
[そのまま、静かに彼の後に続いて行った]
(370) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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[植物の隙間から、護られし聖遺体の姿は窺えただろうか]
どう?奥の中身、見えるかな。 …………んー……。
[時折、聖遺体のあろう方向を覗きつつだが。 少年はそれとは別口に、何か落し物を探す様に。 時折床面の緑を靴先で押し退けながら、辺りの床面を調べていた]
(371) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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[やがて残されたは、南天の雛一羽。 急激な事態の転換を、刺激される懐古の意識を持て余し、口を押さえて大樹の中を見つめている。]
…………、死なない、なんて……
[その言葉を信じても、信じなくても、どちらにしても。
僕が君を見下ろすなんて、いつ以来だろう────]
(372) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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……、あ。
[美しい風琴の音に紛れて、……否。
紛れると呼ぶには、"それ"はあまりにも、存在を主張する。]
っ……なん、で、
[青年が去ってからだ。 再びいつもの"音"が蘇る。
見下ろす長髪に、警鐘を鳴らすように。]
やめ、
[いつもの"不協和音"《ゴートリンゲン》が、少年の内側でのみ響き渡る。 少年を苛み駆り立てる、【紅く朱い狂気の音律】。]
(373) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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く、
[頭を押さえる。 どうすればいい。
使いこなせば、いい?
どうやって。
心を強く。 だから、負けてはならない。]
は、ぅ────
[この力を。 思うように扱えれば。]
(374) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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"か れ "……
[眠る身体の上へ、震える手が伸びる。
そこにある命の旋律は美しく、しかしところどころの欠けた歪なもの。 7拍と3拍。]
"だい じょうぶ、"
"こわしたり、しない、" "できない"
[呟くのは、根拠などない言い聞かせ。 断言であり宣言であり、己をそれと定める意志。
呟くうち、ふと。]
"起きて、"
[声色が、変わる。]
(375) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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"きみに、あいたい"────
[ロバートの瞳は中空を見ている。]
[瞬間、欠落ある生命の天鵞絨が、爆発的に眠る身体から引き出された。]
(376) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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[元気に駆けていったチェレスタは >>365 今頃、外の世界に驚いていないだろうか? 屋外のように繁殖した植物にふと思い出す。]
[刻まれる靴音のリズムに 今までではあり得ない、植物を掻き分ける音、 不思議な取り合わせが奏でる音は終着まで。]
そうですね……階段の植物も誰かが掻き分けて…… よほど、聖遺体を確認したかった。 けれど、できなかった。
その人は、戻ったか……
[傷ついてもなお、そのままある太い蔓を ペチペチと叩きつ状況をアルトの言葉に頷く。 イーシュの言葉にも多分、と頷いて。]
(377) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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[茨に守られし永遠に眠る王子?。 隙間から青年は見慣れた副葬品や 細く長い指先、床に落ちる長い黒髪は見える。 そういえば、少し明乃に似ていたか。 いや、どうだったかと、 顔の造形をぼんやり思い出す。]
顔は……見えないですねぇ。 ……そう、少し明乃に似ているのですよ。
[遺体に似ていると言われて気持ちいいか けれど、聖遺体だしありか?と 思いつつ、そんな与太話一つ。]
(378) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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[先ほど荷物を取りに行った部屋とよく似た 別の部屋へ着くと 明之とアルトが何かを話していて
茨に囲まれた聖堂の蔦で出来た鳥籠 そこへ向かう流れとなった
途中でチェレスタにも会えただろうか? 自分が口出し出来ることは特になく
鳴き声すら立てない鼠を肩に乗せて 静かに彼らの後を歩いていった]
(379) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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|
これは…随分と生い茂って
[聖遺体が眠る霊廟の緑なす鳥籠 それに、わずかばかり顔を顰めてしまう]
(380) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
|
|
[蔓の合間から除く副葬品や、さらりと零れる黒髪。 永遠の時を眠る亡骸は、確かに美しい造詣をしていたが]
……え、明之に……?
――……うッ。
[ツキ、ん。明之の、そして茨に眠る亡骸が持つ容姿。 それらを浮かべた瞬間、脳裏を奔る痛みに、思わず足を取られそうになる]
(381) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
|
|
[…風邪、やはり治ってないのか?頭をひとつ振りかぶる。 そして、ぱち、と瞳を瞬かせて、少年は聖遺体近く、緑の柵ぎりぎりの場所で屈み、何かを掴んだ]
似非神父、ほら。
…………ん。
[そうして少年は、柄を先向けに、青年へと徐に差し出す。 鉄色の刃先、少し汚れているが、ナイフだ。 少年が捉えられた時点で、霊廟に置き去りにされた物。 これでも使え、と云う様にそれを]
(382) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
|
|
ちゅー!
ちゅー!
[肩に乗っていた鼠が鳴き声をあげ するりと床に下りていき
蔦の端をカリカリ齧る]
(383) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
|
|
あの…多分、私の声《ヴォイス》なら その蔦を枯らすくらいなら出来るかと…
[ナイフをやり取りする神父とアルトに]
(384) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 22時半頃
|
[その時、控えめな調子で掛けられた声に視線を向け]
え?アスラン、そんな事。 ……。
………………わたし……?
[今、一人称が可笑しかった。怪訝な表情を、"アスラン"に向ける]
(385) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
|
|
――大聖堂より――
[顔をひょこりと覗かせる。 きょろきょろと見渡してみて、それから全身を表に出した。 "外"に自分の意志でこうして出るのははじめてだ。見慣れない様々に興味津々になりながら、人を探す。]
"――――あんた、今、今どこから"
[こっちを見て、女の人が指をさした。 どこって、と思いながら、今出てきたばかりの出口の方を指差す。]
あっち。
[指さした方向、確かに聖堂はあるのに、気味の悪そうな顔で見られた。 あれが、もう、だれにも見えていないだなんて。 そんな話は、想像も出来ない。]
(386) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
オリエンタルな造形でしたので、 そう、思うのかもしれません。
……病み上がりに無理をさせすぎました、か?
[セシル >>380に頷きながら、 アルトの様子に目を瞬かせて >>381
そのアルトからナイフを渡されればキョトンとし ついで、コンデンスが鳴きだして セシルが口にした言葉にもキョトンとする]
…………声《ヴォイス》? チェレスタのそれにあわせた、あれ、ですか?
[才能《ギフト》の概念がない青年は、 チェレスタの言葉に合わせた言い換え だと思っていたその言葉に不思議そうにして。
ただ、先の自室での行動、思い当たることも、ある。]
(387) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
はい、私の声《ヴォイス》は 「生きているもの」へなら干渉出来るものなので
[アルトの怪訝そうな顔へ 首を傾げて返した]
(388) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
──伝承の一説──
[ゴートリンゲン。 ある書には不協和音とも示されたそれは、一説には「人の欲望」であるとされている。
根源を守護する二つ存在、北と南の天守護の獣たちを狂わせ、原罪への道を作ったのだという、存在の代理として「彼ら」という表現が使われたのだと。
北天の獣以外の眷属は滅ぼされ、 南天の鳥は奪われた。
けれど、その眷属は今も残っている。
絶やされなかった理由とは、■■■■■■■■……]
(389) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
オスカーは、アスランの呼称を、今何気なく猫野郎から格戻ししていた自覚はなかった
2013/09/29(Sun) 23時頃
|
――――……お前。アスランじゃないな……?
[首傾げの応えを前に、疑念は確信に変わり。 明らかにアスランとは別人、その口調その様子、視線は強い物に]
(390) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
──消失の記録──
[欲望とは、心で制御されうるものだ。
血を継ぐものたちは過去をも継ぐ。 独自の歴史書を、系譜の記録を未来へと引き継いだが、全ては残されなかった。
いや、残されたはずだが、2000年代に入る頃には、一定以上の記録が失われていた。
真意を知るものは、■■■■■■■■■……
薄まってゆく血脈とは、有るべき形である。
鳥の眷属へ封じられ、血とともに薄れさせ消し去られるかと思われた、破滅さえ齎す欲望が一つ、狂気がためだ。
※ハワード・グウェンドリンは、血の力を発現しながらも狂気を制御した、最優の存在と記されている。]
(391) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
オスカーは、似非神父の反応を伺う様に視線を向けたり
2013/09/29(Sun) 23時頃
|
──抹消の記録──
[皮肉な運命か、気まぐれなる偶然か。
消えゆくはずだった力を色濃く発現させ、同時に根深くゴートリンゲンに侵食された悪夢さえも引き継いでしまった少年が、いた。
1999年。
世界が終わると予言されたその日、 誰も知らぬ争いがあり、
一人が「世界」から消え、 一人が「封印」され眠る。
現在は"もう誰も知らない"、 "まだ誰も覚えていない"、 それはプロローグの一節だった。]
(392) 2013/09/29(Sun) 23時頃
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……どうして。
[着られているぶかぶかのスータンよりも、合わせて持っている不釣り合いなぼろ布よりも、そこから出てきた、ということに対して、奇異の目が向く。 手伝いを申し出ても、何もないところへの手伝いの頼み窓、気がふれた子供の戯言としか捉えてもらえない。]
……、
[誰か。いないのか。 ざわりと風が鳴った。森の梢が揺れた音のように思ったけれど、倫敦の街中に森はない。]
La……、
[風に乗せるように、ほんの静かに歌う。 木々の間からこぼれる光のような、チェレスタの金属的な飾り音。 そこに森はないけれど、どこか、《聴こえる》ものは、《視える》ものはいないかと、細い望みを託す歌。]
(393) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
−どことも知れない森:大樹の洞−
[少年が伸ばした指先は襟元を覆う長い絹へと伸びた。 けれど指先は確かに捕らえたに関わらず その絹は存在ごと少年の指先をすり抜けてしまう。 それこそ、伸ばしてもつかめないプリズムのように]
お前が南天の鳥に繋がるから。 ───それだけだ。
[口元を長い絹で隠し、それだけを残して遠ざかる。 振り返ることは、しなかった]
(394) 2013/09/29(Sun) 23時頃
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|
神父様…生前の私も、アスランとは違いますが 声《ヴォイス》で他者への干渉が出来たんです
[それが自分の罪をさらに深く重くし そして、汚れを増大させていたのを思い出す]
神父様には「全く作用してませんでした」けど
(395) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
[セシルの声《ヴォイス》や、明乃の様子に 思考を取られていて、 アルトがセシルになっていることに 訝しげになることへ一瞬反応が遅れた。]
ーーー………… どうして、かはわからないのですが 今、アスランの身体には二人分の心、が 同居しているだけなんです
[アルトの物言いと視線に >>390、 セシルを庇うように二人の間に立とうとしながら アルトから受け取ったナイフを持ちつつ アルトに説明を慌ててして。]
(396) 2013/09/29(Sun) 23時頃
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|
この様相は……
[まるで“何か”を守るように張り巡らされた蔦。 その様子に驚くと同時に]
[とても懐かしい、何かを感じさせた]
……籠…… 植物に覆われて…… 誰も、滅多に、来ない……
あ の 場所 は
[りぃいいい....]
うっ……!
[鈴が強く鳴動する。 同時に少年は膝をつく]
(397) 2013/09/29(Sun) 23時頃
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[音はすぐに鳴り止む。 明之の様子に心配する者がいるならば、 しかしすぐに立ち上がり軽く頭を振って 平気だと微笑んでみせる]
随分と……不思議な場所に御座いますね。
(398) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 23時頃
|
[ただ、今度は青年が驚く番。 背中にかばおうとしながらきいた、 セシルの声《ヴォイス》の説明 >>388
それに付加された >>395 生前も可能だったことにも驚いたが。]
…………あ、はは、そんなバカな まるで、私が死人じゃないですか……
それに、あの、多分先ほど アスランは声《ヴォイス》を使われて それは、私に、たぶん作用して、いると
[なぜ、自分でもここまで言い訳時するように それを否定したいのかわからないが。]
(399) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
……似ている? 明之に、で御座いますか?
[神父の言葉に目をしばたかせる。 同時にどこか、頭の奥で痛みを覚えながら]
なれど……空似で御座いましょう。 明之は此処の者ではありませぬ。
[さりとて、どこから来たのかと問われれば 此処ではない何処かとしか答えようもないのだが]
――――……
[隙間から僅かに覗く姿を、 何故か見る事が出来ない]
(400) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/29(Sun) 23時頃
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[やはりアスランじゃない。確信しながら続く言葉に眉を寄せる]
声《ヴォイス》で…他者への干渉を?
そんな。そんな馬鹿な事が出来るなんて。 俺以外には、誰も……。
[似非神父には「全く作用してない」。その条件も自分と同じ。 いよいよ、このアスランの中にいる存在に対して、本格的に懐疑的に成りだした時]
(401) 2013/09/29(Sun) 23時頃
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|
[アスランの身体に同居する、二つの心。 慌てた様な、青年の説明に、理解は示すが懐疑的な姿勢はとれず]
……だけ、で済む話じゃないだろ。 二重人格、でも無くて、二人分の"魂"なんだろ?
[存在が、益々不可思議な物になりつつある。 他者へ干渉できる、不思議な力を持つ声《ヴォイス》。 アスランの身体の中に同居する状況になる様な、何か特別な物を秘めた魂]
(402) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
――音域の天使《メロディ・レンジェル》……? いや、流石にそれは……。
[飛躍しすぎだ。自分の発想に呆れた様、独り呟いた。 そもそも、音域が合わない。アルトにソプラノ、テノールにバス、そして…?]
(403) 2013/09/29(Sun) 23時頃
|
|
[警戒の視線を向けるアルトへ]
…生前は、神父様もご存じですが 「セシル」と呼ばれてました
[神父をちらりと見て]
この器に入っているアスランの魂の前の名前です …アスランの前世の器の名前といえばいいでしょうか
(404) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
|
|
ー 少し前 >>396 >>397 ー [ >>396で気を取られていたのは、 明乃のこぼした言葉と、《音》と。 すぐに、当人が立ち上がり、大丈夫というように 笑ったが >>385その様子。]
数時間前は、植物はなかったのですけどね。
[与太話に返る言葉は >>400 「どうも、オリエンタルな造形は 似通って見えてしまう、申し訳ない」 と、あまり快くない空気に (頭痛を感じているからとは気がつかず) さらりと流したあたりで アルトのセシルへの追求が聞こえた。]
(405) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
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|
――…………。 アスラン、?の言葉を借りるなら。
俺の声《ヴォイス》は、無機物にも作用する。 水も、石壁も、勿論死体でも効く事には効くだろうな。
でもそこの似非神父、俺の声《ヴォイス》も弾きやがったよ?
[そうで無ければ、他の《大衆》と共に、彼も眠りについている筈だ。 死人であるのを否定したがる青年の言葉に、注釈する様助けはしたが。 今度は更に、ならば何で作用しないか、新たな疑念は向くが]
(406) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
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|
−どことも知れぬ森:大樹から遠くはなれて−
[新たな来訪者に対して獣は視線を向けたままだった。 彼は何か言うのか、それともどうするのか。
けれど、耳が音に反応して、ぴんと音を立てる。 鈴が転がるような音がした。 何事かと耳を欹てて、拾ったものは人の声>>375>>376。 獣は佇み、尾が一度ふわりと宙を無いでオリーブを聊か細めた]
(407) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
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|
アスランの……「前世」?
[告げられた、アスランの中にいる誰かの名前と事情。 確かに魂はひとつ。しかし心は二つ。驚いた様に眼を瞠り]
……ふうん…… それじゃあ、この時間の人間じゃないアスランは未来の。 で、「セシル」、は元々この時間の人間だと。
……だから似非神父とも随分親しげだったわけ、ね。
[あ、思い出すと少しむかむかしだした。 先程も随分心を赦していた。前世の縁で、そういう処があるのか、と納得した後には再び意識を戻して]
(408) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
|
|
幾つか気になる事はあるけれど……。 今はそれより先にアレの方だね。
[聖遺体を囲む植物に視線を向ける。自分には少し荷が重い]
……頼める?
[青年がナイフで植物を斬り裂くも、アスラン―セシルがその声《ヴォイス》を扱うも。 とりあえず、念の為に両耳を抑えて置くだけ抑えて置く事にした]
(409) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
|
|
あなたは…そうですか なら、話は早い
私は人形使い《パペットマスター》によって 声《ヴォイス》の能力《ギフト》を持つ魂を入れられた 人間《オートマタ》なのです
だから、天使《エンジェル》の紛い物程度でしょう
私…「セシル」の器《ボディ》は不完全でしたので 神父様もそうでしたが、一部利かない相手はいましたし
[蔦を齧る鼠へ声をかけた]
(410) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
|
|
[セシルとアルトのやりとりに出てくる言葉に 突然増えた情報に、青年は軽く目を回す。 セシルだけではなくアルトも、 (先の明乃痛い音への対応かと思い当たりつ) 音域の天使という言葉。
そして、アルトからも作用しなかったと言われ (ただ、死者、生者関係ないと知り 無意識安堵しながら)
思い当たることを懸命に考える。]
精神を服従させるような、それ? の、ことでしょうか……
[>>0:46心地よさと不快感、矛盾する取り合わせ あの歌を思い出し、口にする。]
(411) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
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イアンは、セシルの言葉にさらに目を回して。
2013/09/29(Sun) 23時半頃
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マスター、鼠の振りしてないで来てください あなたは、人形使い《パペットマスター》なんですから
[コンデンスと呼ばれている鼠を呼んだ]
(412) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
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ちゅー!
[鼠は不満気に短く鳴いて抗議するが 渋々呼んだ相手の元に戻っていく]
(413) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
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……人形使い《パペットマスター》に作られた。 人間《オートマタ》……?
何だか。随分やな表現だね。
[蔦を齧る鼠を、セシルに釣られて眺めてから考える。 アスランは兎も角、「セシル」と云う人物の背景が視えない。 自身を人間《オートマタ》と表する、不完全な器《ボディ》。 既に故人らしいが、生前、どんな存在でいたのか、少年には未だ良く視えない]
(414) 2013/09/29(Sun) 23時半頃
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オスカーは、人形遣い《マスター》と呼ばれた白ネズミに、驚きの視線を
2013/09/29(Sun) 23時半頃
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紛い物……不完全 ーー……そんな悲し言い方を、しないでください……
[確かに面倒な話。だと、 セシルの話 >>410に青年は頭がクラクラした。 と、同時に、幾つかの言葉に眉を下げる。 自分で、自分が失敗作のように口にするセシルに。 >>370の様子が思い浮かぶ。]
……私には、紛い物でも、不完全でも、なく セシル、は、セシルですよ……
[そうと、言い終えてから >>490アルトの言葉にうなづいた。]
…………そう、ですね。
(415) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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確かに、私が自ら命を絶ったのは…申し訳ないですけど そのせいで、《指揮者》のサポートが出来なくなった それも、百歩譲って私がいけないです
けど、この身体《ボディ》の持ち主は「アスラン」です 「アスラン」をここに寄越したのなら …説明は「アスラン」にすればいいじゃないですか
わざわざ、前世の私の自我を引っ張り出して 「アスラン」の器《ボディ》を使えって…解せません
[セシルは鼠の抗議に抗議する]
(416) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
[横隣、当人、詩を弾いた青年が懸命に考えながら出した言葉に、振り直る]
…………ええ、とね。 精神服従、の表現は似てるけど少し違うかも。
俺があの時謳ったのは ≪静止≫の狂詩歌。
俺の詩を聴いた奴は、皆、意識を≪静止≫させる。 眠る。 だから、部屋の電気をパチん、て消す様な強制終了だと思えば良いけど……。
[心地良い眠りの揺り篭を用意しながら、然し眠く無い者にも早く寝ろと寝かしつけるからこその、何処か感じる不快感、だろうか。 それ以上の説明は少年にも難しいらしく、二本指で額を抑えながらそう講釈していた]
(417) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
……そうだ。
[あてどなく、ただ細く歌いながら、雨あがりの街を歩いていた。 その最中に、ふと足を止める。 会いに行くべき相手が、いたのではなかったか。]
チェンバロ。兄さん。
[王宮に行けば会える、と。 王宮がどういった場所か知る由もないチェレスタは、人を頼る糸口に、かの言葉を思い出す。 あのパイプオルガンのようにチェンバロの居姿がひとの形でなくとも、楽器の傍には奏者がいるはずだ。 チェレスタは出口を広げてほしい、から、王宮はどこか、と問うのに質問を切り替える。]
[そして、微かな飾り音の歌声は、女王の庭へ近づいていく。 距離はあれど、少しずつ、少しずつ。]
(418) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
[ナイフを手に持ちながら、 セシルに呼ばれたコンデンスを見る。 いや、人形遣い《マスター》か。 セシルに自身を紛い物、不完全と思わせ、 言わせる存在なのだと思うと 青年は無意識に眉を寄せて。]
(419) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
……なんで、俺、こんな事わざわざ教えてるんだろ。
[額を抑える指二本を、はた、と離して。 思い出した様に、微妙な顔つきで首を傾げいる最中にもセシルと白鼠のやりとり。
自殺した。そう取れる言葉に瞳を大きくし。 確かめる様に、青年の瞳を見るも、何を話しているか、一人と一匹のやり取りを、怪訝な表情で眺める]
(420) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
それは、ごめんなさいなの… 僕が君をもっと強い子にしてあげられたら
…君もあんなことにはならずに済んだんだけど
[コンデンスと呼ばれていた鼠はぺこりと謝る]
(421) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
──現在/大樹──
は…… っはぁ……
[虚ろな目で、少年が座り込んでいる。 その周囲には、鈍色と常磐色の音色の波。
わんわんと鳴る音の中。 幾度もちぎれては戻った天鵞絨に包まれて、雛は羽を休めている。]
(422) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
――……ひっ しゃべ……っ!?!?
[練乳とか砂糖菓子とか呼ばれていた真白鼠。 人語を発し、ぺこりと謝る怪奇現象を正面で直視し。 少年は顔を蒼褪めさせて、青年の背にでも隠れる様避難しようとしたか]
(423) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
……何やら、難しい話に御座いますね。
[記憶の欠片を殆ど持たぬ少年は 周囲で交わされる会話に 不思議そうに首を傾げていた**]
(424) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
―どことも知れぬ森:大樹から遠くはなれて―
[柔らかな草を踏みしめる、音(>>344) それは獣の足並みで男の耳へと、そして目へと届いた。
――この森はいったい?
遠くで、どこか遠くで聞こえる音はあの方の涙だろうか(>>352) それとも他の楽器の声か(>>393) だれか、だれか、誰かと響く声。
男は改めて目の前の獣へと向き直る。 声を出さぬその獣は、男を何者であるのか見定めるよう(>>351) オリーブへ向ける色は、今は現れぬ片翼の色。]
(425) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
――――……。
此処の鼠は喋るのですね。 明之は一つ勉強になりました。
[目を丸くしながら**]
(426) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
[ >>416を聞くと、どうもセシルとアスランの 身の上にある不思議なことは 人形遣いに原因があるらしく。
ただ、《指揮者》の言葉に軽く頭痛がする。]
……それなら、私がどうの、ではなく…… 主の思し召し、ですね。 私は祈りを捧げただけです。
[アルトの説明を聞けば、やはりあの時の感触が アルトの声《ヴォイス》とわかり、 作用しない理由も青年視点はっきりする。 ただ、祈りを捧げただけなのだから、歌によって。 本当は、皮肉にも当人の声を触媒に 発揮された《楽曲解釈》だた、のだが。]
(427) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2013/09/30(Mon) 00時頃
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[随分幼い口調だと感じた。 と思ったら、アルトが極端に驚いて 青年の背後にささっと隠れて。
当の青年は、なんだか毒気が抜かれる喋りに ぽかんと、セシルと人形遣いを見る。]
(428) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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|
「アスラン」は、強い子なのは確かね その《指揮者》や天使《エンジェル》へも効くくらいだし
…けど、君にある肝心なものが抜けてたみたいで
[神父とアルトを見てから ちょっと、恥ずかしそうに身を捩る]
それに、ネーミングセンスも残念すぎた…ね 育てたのは僕じゃないけどさ
(429) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
…… 、
[その顔が、ゆっくり、傾けられる。
>>393鳴り響く音の中に一筋、違う音を聞いたからだ。]
[雛が指先を持ち上げる。 人差し指を立てたそれを軽く振ると、問いが空気を渡る。
『 だ れ 』 ]
(430) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
|
−どことも知れない森:大樹から遠く−
[少年は試しているのだろう、と獣には知れた。 黒い獣に伝わるのは、7が削がれるたびに再び7へと戻ること。 生きるための力そのものが循環している様子。 森はざわめいて知らせ、そのたびに花が枯れては咲く。
その作用にあわせるように風琴の音は 女王の庭の真円を介して1900年代へと響く音量を増減させる。 音楽は森の中に自然と満ちていたが、それがまるで 扉の中で起きている事象にあわせて水が溢れるように音が零れている。 まるで、庭と、その中にある扉の存在を示すように。
庭は遍在する。 空を望めばそれは空にあり、街の片隅を望めば唐突に街に現れる。 ただ、それはどう頑張っても風琴の聞こえるものにしか見つけられないが]
(431) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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|
[女王の庭へ、そしてそれを介して繋がる森へ。 チェレスタの音色は少しずつ音を増していく(>>418)
逸らされぬ獣の眸に。 そしてふわりと揺れる尾の形は、《三拍/ワルツ》。 男はその獣に、声を。]
कोकोनि शुहा इमासुका ...? 《ここに、主は居ますか…?》
[その言葉が不思議と訳されるのは。 この森が女王の森を介しているからか。]
(432) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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|
[白鼠が人語を口にした。10文字で収まるこの事実、信じられようか。 しかも鼠だ。病原菌の温床とか依然に、あの暗闇でこそこそ歩く姿が不気味なのだ。 それを思い出せば、遡る事幼少期、7歳の頃王宮で――いややめておこう。
意識を切り替える為に、敢えて、青年から返る言葉返答に、意識を切り分けた]
主の思し召し、ね。 本当、神父らしすぎて胡散臭いや、この似非神父め。
[神様への祈りだけで、音域天使《メロディ・レンジェル》の詩が弾ける物か。 例え、主教、大司教。いや、遠く教国の教皇にも、その様な真似は果たしてできるか。
強気な皮肉は、然し背中に隠れていたら棘が薄い]
(433) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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それに、君だって…会いたい人に会えて嬉しいでしょ?
[きゅっと鳴いてた時のように、首を傾げた]
(434) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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オスカーは、アシモフから視線を向けられると、殊更息を飲んで隠れるだろう
2013/09/30(Mon) 00時頃
クシャミは、ぐっと言葉を詰まらせてから、真っ赤になって
2013/09/30(Mon) 00時頃
|
……会いたい人……?
[白鼠が鳴いた言葉に、目を丸くし、次いで向いた視線は青年]
(435) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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|
[幾らか眩しそうに瞬きを繰り返していたオリーブは やがて唐突な訪問者の声に改めて視線を向ける。
誰なのか。 何の目的でここへと着たのか。 それが獣の中で定まらぬまでは、この先を通す事許さぬとばかり 丁度獣は、番犬かなにかのように泰然と長身の男の前に坐していた。 時折、草をふわりと尾が打つ音が風に響く]
(436) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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|
それと、これとは別です!
[プイッと怒って、顔を逸らした]
(437) 2013/09/30(Mon) 00時頃
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いえ、鼠はがしゃべるのは、初めて見ました……
[明乃の言葉におもわず、そう口にして。 ただ……鳥や獣に…………いや、思い違いだ。] [あ、いやだったんだ、コンデンスミルク……] [と、人形遣いの言葉にぼんやり思いつつ
天使と指揮者に、アルトと明乃どっちらがどちら?と 自分を勘定に入れず考える。]
……事実、なんですよ……
[目の前のセシルと人形遣いのやり取りよりは 突飛でもないと思いつつ。 強い祈りや願い、を歌うこと奏でることが 異変を起こしてしまうことは 自分でも感づいてはいて。 弱いはずの棘がちくちくささる]
(438) 2013/09/30(Mon) 00時頃
|
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[男の喉元に下された落胤は、調和を乱す《不協和音/ゴートリンゲン》そのもの。 声《ヴォイス》を扱い、音を調律する者として在り得ぬ印。
しかしその歌声は、強き意志を持ち。 風を生み、光を呼び、時に干渉し、空へ解き放つもの。 響界機関に愛されていた比翼への、情けか慈愛か、更なる罰か。 《落胤》があるからこそ生きていられる、堕天使の証。
堕ちた天使は消える間際に、ワンフレーズのみ歌うのを赦されるのだ…と。]
(439) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[聞こえてきた言葉は、聞いた事が無い。 恐らくは自分よりも先の次元にある言葉ではあると推測された。 辛うじて、どことも知れぬ森ゆえの次元平均化の作用で耳には届くが]
”知らんな”
[男の問いかけに対して、獣が返した音は短い。 主と名のつくものに関しては合一は無い。 獣以外に誰もいないのが常であったから、 そういう意味では自分は森の主かもしれないけれど 恐らくして目の前の男が求めている答えでもないだろう]
(440) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[あ、視線逸らした。顔を紅潮させた様子はありありと見られて]
……で、それはおいといて。 其処のコンデンス化けネズミ、お前は何者なんだよ……。
[突然人語を話し出した白鼠は、そも何なのだ、と似非神父の背中越しに睨み付けた]
(441) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[ちくちく刺さる薄い棘に眉を下げていたが、 人形遣いとセシルの続いたやりとりに 軽く目を丸くしてから。]
……セシルも、会えて嬉しいなら、なお、嬉しいです。
[この大聖堂に、現在以前から セシルを知っているのは自分一人で。 だから、それが誰か勘違いすることもなく、 赤くなったセシルに穏やかに笑う。]
(442) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
……?
[空気の色、いや震え方、声、どう表現するべきものかこのチェレスタにはわからないが、何かが問いかけた>>430。]
『だれ』っていった? だれかいるの。 ぼくは――ぼくはチェレスタ。なまえじゃないけど、そう呼ばれてる。
ひとを探してるんだ、だれか!
[空気に叫ぶ。思うままそのまま叫んで、それから違う、と首を振った。]
(443) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
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वाताशिहा शुओसागाशितेइमासु ... 《私は、主を探しています。》
कामिनिमिचिबिकारे कोकोहेकिमाशिता ... 《神に導かれ、此処へ来ました。》
अनोकातागा नाइतेओरारेरुनोदेसु ... 《あの方が、泣いて居られるのです。》
कोकोओतोओशिते इतादाकेमासेन्का ...? 《此処を通して頂けませんか…?》
(444) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
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|
だって…「アスラン」ってば、お子様なのよ…
痴情のもつれや修羅場以前に 多分…恋とお菓子の区別ついてないよ?
[コンデンスミルクがネーミングに出るセンスだし と、言外につけ足して]
(445) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[すう、と息を大きく吸い込んで、歌う。 歌う、歌う、歌う。自鳴琴のような、鉄片の鳴るような、妖精が笑うような、天使のささやくような、声で。 満足な言葉も知らない。あるのは、感情と、無垢な透明さ。]
I'm here《ぼくはここにいるよ》――――
[応える音は、駒鳥に届くか。]
(446) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
――……とっとと応えろ。"コンデンス化け鼠"。
[今、言外に、自分も恋とお菓子の区別すらついてないと言われた気がした。 お菓子は食べれる物。恋は食べれない物。誰でも付く区別だろうが]
(447) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
それについては…同意はやめておきます 自我は別でも、彼と私は魂で地続きなので…
赤の他人とも言い難いですから
[同じ主題を持つ変奏曲の別の章、くらいだろうか?]
(448) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[アスランの酷い言われように苦笑しか出ず コンデンスシュガーと改案を出したアルトが …………ああ、切れた…… >>447 背側に手を回して、 落ち着いてというように頭を撫でようとしつつ。]
……それはともかく、アルト…… 後ろの彼が言うように、 あなたは何者で、目的……《指揮者》の サポートとは、一体何で、、 それを行う目的は…………
(449) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[ああ、ほら、あの方が呼んでおられる、と(>>446) この森へ呼ばれたのだという盲信が聞こえる音を、べつの音へと書き換える。 高い高い、鈴のようなソプラノ。 それがこの森の向こうで呼んで居るのだと。
だから通してほしいと。
遠さぬのなら、と。
知らんと答える声に返す眸は、緩やかに射干玉を揺らがせ始める。 男の周りの木々が少し、風を受けて囁き始めた。]
(450) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[天鵞絨がちぎれては戻る。 7が砕け、破れ、バラバラになってなお7であり続ける。
はあ、と呼吸しながら、吐息と同じように破壊を繰り返しながら、 雛は>>443それを聞いた。]
『 チェレスタ 』
[聞いた名を指先で辿る。 楽器の名。 指揮持つものならば、演奏出来るだろうそのもの。]
『 ひと。 ここに、いるよ。
なにを したいの ? 』
(451) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[目の前の男は懇願する。 その声は次元平均化によって耳よりは頭へと直接とどく。 丁度同じような響きであると感じたが、 最終的には一点において許容を許しがたくしていた]
”…。 余計なことをすれば、即座に放り出す”
[こちらが説明するよりも、とりあえず検分させるほうが早い。 いざとなれば、放り出せばよい。 3音しか持たぬ自分とは言え、いざとなれば人の一人くらいなら息の根は止められる。 それ以上は、流石に敵わないだろうが。
あとは好きにしろ、というように獣は重い腰を上げて立ち上がる。 ついてくるもついてこないも、勝手にしろというように ふらふらと尾が揺れていた]
(452) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
[この失礼な化け鼠、叩き潰してやりたい。 元々の鼠怖い意識も忘れて飛び出そうとしたが]
ちょ、止めるな似非しん――…
…………っ。
[さり気無く、髪に触れ頭を撫でられ、沈静化した。 抗議しようと拳を振りかけ、無言、表情を何故か赤くしたまま、結局後ろで引き下がる]
(453) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
|
ああ、《指揮者》のサポートね… 僕も詳しく知らないけど
調和《ハーモニー》を整える調律《チューン》かな?
[けろっとした物言いは 何処かアスランを彷彿とさせただろうか]
(454) 2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
クシャミは、神父の後ろのアルトをちらりと見た
2013/09/30(Mon) 00時半頃
|
調和《ハーモニー》の調律《チューン》。 《指揮者》、俺の事も知って。
……コンデンス化け鼠。お前、『機関』の者か?
[随分と事情に通じている様子を受ける、化け鼠、いや、人形遣い《パペットマスター》。 まさか、少年と同じ響界機関の者なのか、然し姿名前聴いた事無いと思いながらも問い掛けた]
(455) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
……、
[風は答えたけれど、チェレスタは言ってよいものか、迷う。 けれど、チェレスタの《歌》に言葉を返す彼なら、と、どこか縋るような思いで。]
Help me《たすけて》 Make exit《出口を作って》
[歌う言葉は、稚拙な言葉。 詩篇そのものには何の技巧も凝らされない、幼子の欲求と変わらない単純なもの。]
Where are you《どこにいるの》――――、
[少しだけ、不安を滲ませながら。]
(456) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
[当人に言ったら怒られそうなので言わないが 頭を撫でる先、アルトはちゃんと落ち着いたのか 飛び出そうな気配も、言葉を止めたから 内心で、いい子、いい子と思っておく。
アスランもセシルもいいこなのになぁ、と 人形遣いは、いい子が判断基準ではなく 成熟度?で見ている節に眉を下げた。] [人形遣い自身のことは言う気がないのだろう。 詳しく知らない その言葉はごまかしか、嘘かわからない。]
その、調和を整える調律 ……調律師のような役割を アルトか、明乃……こちらの話題に置いていかれて 某然としている少年に 行うため、セシルが……ということなんですね?
(457) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
イアンは、アルトの発言から天使は彼かと判断し明乃をみた。
2013/09/30(Mon) 01時頃
|
さあ、コンデンス…こちらへ そろそろ、声《ヴォイス》で少し蔦を枯らしますから
[乗るように、と鼠へ肩を指差して]
(458) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
[重なり合わぬはずの言語が不思議と交じり合う境界。 脳に響く獣の声を聞きながら、ふと息を吐いた。 声《ヴォイス》を使い、男が干渉することが出来るのは自然現象に近い。 生きた精神に影響を及ぼすでなく、風や光を操るもの。 それも、落胤の捺された一対だけの片翼では、相当の生命職を消費する。 なるべくなれば使いたくはないもの、だ。
男が思考する間、獣は重い腰を持ち上げて歩き出した。 通してくれる、ということだろうか。
揺れる尾の形は《三拍/ワルツ》。 残る七拍がその向こうにあるを、男は知らない。
誘われるようにして、踏み出す足もまた《三拍/ワルツ》。]
(459) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
[化け鼠は、正体を騙らない。業を煮やす。 再びの飛び出しはしない物の、随分はぐらかす、飄々した風情に視線を強くして。
然し、先程の返答を、青年が噛み砕いて解釈した言葉に。 横合いから棒を突き出された様に、驚いた顔を浮かべた]
……えっ、俺? なんで、明之と俺が出てきたの……?
[調律師の役割、流石に少年もその大切な事を知らない訳ではない。 然し想定外なのか、突然喰らったそれに瞳を驚かせながら、鼠を招くセシルの事を見ていた]
(460) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
『 でぐち ? 』
[何のことだろう、と首を傾けながら、]
『 僕は、ここにいるよ 』
『 ここに、 シンリの森にいるよ 』
[名前はなんとなく浮かんだもの。 指先で創りだした言葉を届け、目を閉じればそこに、浮かぶ形。]
(461) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
[ 白い鍵 ]
(462) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
いったつもりだったけど、忘れてたかな 知らない所では幻とかいわれたこともあるしね 『響界機関』の道化師《アルレッキーノ》とも呼ばれたし
あまり、メジャーじゃないと思う
[セシルに促されて肩に乗り、きゅっと鳴いた]
(463) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
え?……アスランが声を使われた……通じた。 先ほどの明乃声の時、でしょう?
[ゆえに >>429で天使と指揮者に当てはまる可能性は 3人、自分とアルトと、明乃 (明乃にどう作用させたかはわからないが) >>460に、自分を省けば あとは消去法ですと言って。]
”きょうかいきかん”
[アルレッキーノとコンデンスは名乗り、 アルトの言葉に >>455を肯定しつつ、 >>458に頷き、その行動を見守る。]
(464) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
[イメージのそれは、開く力。 それ自身が何者か、封じたままで未だわかっていないが、]
『 ひらいて、 』
[少年の翼が、旋律を"捻じ曲げる。"
キィ コォ …… ン
『声』の届く先へ、歪に曲がった鍵の形が届けられた。]
(465) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
−どころも知れない森:大樹への道のり−
[獣の足音は三拍子。 尾の揺れるリズムもまた三拍子。 時折振り返ってみるものの、自分の後をついてくるらしいので そのまま好きに任せておいた。 ゴートリンゲンの烙印を持つ物に好き勝手されるのは好まないが 早々に見切りをつけて出ていかせれば問題ないと考える。
ちりちりと、鈴が転がるような音は続いている。 その音の求めるように、煉瓦の隙間から蔦が伸びる。 映像を早回ししているように円を描いて絡まる緑、 鍵が示されたとて扉がなくては差し込むべきものが無い。 音に合わせうっすらと蔦の描く円の中に黒が滲んで]
(466) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
[歪んだ旋律の鍵は、開放された瞬間、そこに歪な円を描き出す道具。
ぼこりと空間を抉り、"どこか"へと侵入者を放り出すだけの脱出口。]
『 それなら、 道は、開くよ 』
[開く、ということしか、知らない。 目的までは明確に聞かないうちに作ったものだから、 其処からどうなるかは、考慮の外。
どうするかは、渡された相手次第。**]
(467) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
『響界機関』の道化師《アルレッキーノ》……?
[きゅ、と鳴く化け鼠の呼称に、記憶を手繰り寄せる。 然し、記憶に至ると、少年は驚愕に瞳を丸く]
……昔々に死んだはずの存在じゃないの? いや、二千年前にはもう記述に登場してるはずだよ?
それ以前に、やっぱりお前、『機関』の……っ。
(468) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
[現出したのは、本当の扉を開く、本来のものとは違う「鍵」だ。
ただ、雛が力を形にするのに、最もイメージしやすかったのがそれというだけもの。
けれど、連なる、関わるものならば、鍵に近くある何かが動いたかも、と感じられるかもしれない。**]
(469) 2013/09/30(Mon) 01時頃
|
|
けど、僕以上に《指揮者》の方が 謎のヴェールに包まれてるんじゃないかな? しょっちゅう、行方くらますし
…まあ、僕は昔、よくしてもらった恩もあるから さすがに恩人の顔までは忘れないけどね
[えへん、というポーズ]
(470) 2013/09/30(Mon) 01時頃
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……シンリ?
[それはどこだろう。 地理にはあまりに疎かった。はじめに自分がいた聖堂と、落ちて閉ざされた聖堂と、その二つだけがチェレスタの世界。 けれど、この声を広げて伝えることのできる距離にいるのだろうということだけは、知れて。]
森。 木の、たくさんあるところ、だ。
[その情報だけを頼りに、足を進める。]
I'll go《行くよ》――――
[応える声を、風に乗せる。 もし、彼にもあの聖堂が見えないのだとしたら。 どうしよう、と瞬間過ぎったことで、声色は少し揺れたか。]
(471) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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《指揮者》……。
[この似非神父は、無意識か否か、自分を完全に除外したが>>464。 違う、俺と"こいつ"だ。そう半ば確信を覚えながら]
道化師《アルレッキーノ》。 《指揮者》は、一体何者の事なんだ?
俺は、そこまでの事は知らないし、教えて貰った事も無い……。
[えへん、と小柄ボディで威張る道化師へ向けて、尋ねる。 後ろから、青年の背中へ視線を送りながら]
(472) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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――――……ッ ?
[その時、チリチリとした電気が、意識を奔り抜けた気がした。 まただ、明之を視た時に感じる、頭を揺る様な頭痛。
謎の渦中にある《指揮者》と云う存在のヴェールを前に。 遥か遠くに消えた、扉を前に。 然しその時覚えたチリチリした感覚は、何故か痛みとは違っていた]
(473) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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[肩に鼠を乗せて蔦の籠の隙間に手を添え]
…そろそろ、取りかかっていいですか?
[神父とアルトと明之へ問いかける
制止する者がいなければ わずかではあっても、向こう側に行く手助け程度 蔦を枯らす言葉を口にするだろう]
(474) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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―どころも知れない森:大樹への道のり―
[三拍子、三拍子、un、deux、trois... 流れるような尾のリズムに、男はふらりと後を追う。 落胤は不協和音、けれど足並みの調和を乱すことがないのは 男が調律師であるからか。
どこかで蔦が伸びることも、円を描く緑も。 鍵も、扉も、男にはわからぬ別の《和音》。
獣の足音に従い、ただ向かうのは主の元へ。
片翼の堕天使がただ求める、《神》の傍へ。]**
(475) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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[――――遥か昔に、抹消された緋と夜の旋律。
黒い夜空を飛び歌う、黒の記憶。 飛び立つ羽には黒の翼、比翼の詩。
裏切りは、どちらが始めだったのだろう。 空《スコア》を飛び立つ、別たれた翼と翼。 堕ち往く身体、零れた緋の雫、透明色の雫。
そして、浮かび上がる――。
旋律と旋律、あらゆる音色と音色を纏め導く、至高の存在。 詩を音色を導く、調律の中、究極の調律《チューン》。
遠く遠くに、散り散りに消えたはずの記憶が、また時折、掠める事が…]
(476) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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[アルトとアルレッキーノは、どうやら同じ組織 響会機関の存在で、アルレッキーノは 驚くことに時間を越えた存在と言っていいのだろう。 アルトの様子から、彼は指揮者ではなく天使と 教会に忍び込む……天使……と、思いつつ では、明乃が指揮者ということになる。 なるほど、明乃には不思議なところがある、と 告解室の戸を開けた時のことを思い出し >>470頷いた。]
私は、構いません。
[と、どうにも不可思議な話においてけぼりのところに >>474が聞こえてうなづいた。]
(477) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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……あ、あぁ。 余りもたもたするのもなんだしね。
お願い。
[結局、道化師が質問に答えるより、そちらに気を取られ。 蔦を枯らす言葉、声《ヴォイス》を前にする]
(478) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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−どことも知れない森:大樹の洞−
[やがて三拍で進み続けていた獣の前に 先程はなれた洞の存在が再び姿を現す。 練習しろ、とは言い残してきたものの、 少年がそのタイミングでどうしていたかは別と言うもの。 ただ、ぼうっとしているようであるならば 根性が足りないとばかりに足か腕にでも 傷が残らぬ程度に一咬みしてやるわけだが**]
(479) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/30(Mon) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/09/30(Mon) 01時半頃
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あなたの時間をここだけ少し速めましょう あなたに罪はありません、あるなら私が背負います ここで…あなたの命を終わらせましょう
[見守る者に背を向けて 囁けば隙間の辺りが、ほんのり枯れ色に変わった]
(480) 2013/09/30(Mon) 01時半頃
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[…………これが、声《ヴォイス》] [じっ……と、早回しをするように 急速な成長ののち、枯れていく蔓を見つめる。 生命を終わらせる、力もある。 植物に行使したそれはそうとも意味し。
明乃ための才能《ギフト》
ーー……青年はセシルから視線をそらし。 小さく息を吐く。]
…………ありがとう、ございます、セシル
[礼を告げる時には、穏やかに笑って。 鳥籠の中が見えるのを視界に映し、 セシルに近づいて労うように頭を撫でる。 横たわる聖遺体は変わらずあり。 やはり、明乃に似ている気がする、と 今度は口にせず見つめた。]
(481) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[自分がこれに初めて気づいたのは まだ、孤児の頃
花壇に植えた花が早く育って欲しい そんな願いをかけて 一番早く花を枯らせてしまった時のこと
いじめっ子へそこが落とし穴だよ そこへ行ってと思わずいった後 そのまま、その子が落ちた時には怖かった
それから、宿舎で彼の人のように 自分を抱こうとした相手へは、こういった 「生きている顔など見たくない」 彼はそのすぐ後、自らの胸に刃物を突き立てた
この声《ヴォイス》を使う度 罪はどんどん重く大きくなり 煉瓦のように積み重なっていくのを感じた]
(482) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[枯れる蔦を眺めながら考えていた。 調律師。旋律を調律し《ミチビイ》て音色を響かせる存在。
その調整された調和《ハーモニー》に身を委ねる。 歌い、奏でる者達の、至福の安らぎがそこにある。
唯ひとり、己が旋律を托す、比翼の君が存在するのなら。 例え曇天の空でも、自由に羽ばたいていける]
(483) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[『アルト』には、その存在が現れた事はない。 心から信頼し、その絆に全てを托せる者はまだいない。
それは孤高の空を舞い、独り夜空に浮かぶ月の様謳う天使。 響き合う調和《ハーモニー》の無い、アリアの詩謳い。
だから、望んでしまう事が、ある]
(484) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[欲しい。
この絆を結べる様な存在が。
この声に、柔らかく響き合う交響の輝きを重ねてほしい。 この旋律に、強く奏でる調和と響界の光を導いてほしい。
片翼のいない世界はもう飽いた。 求めたい。自分を導いてくれる物が。
楽人《シンフォニア》に赦された至福の境地。 真な片翼の――導く、調律師《チューナー》の訪れを]
(485) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[急激な成長と共に、枯れ行く植物を眺め。 その声《ヴォイス》が齎す才能《ギフト》の後]
………………。
[セシルに近づき、労わう様その頭を撫でている。 青年の後ろをじい、と眺めていた。 別に、何の気なく、見ていたはずなのに、口は]
(486) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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俺のなら……良いのにな……
[小さな声で、抱いた想いを口に認めた、その時]
(487) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[ ―――― La aaaaaaa ――!!]
[地下聖堂から、響き渡る、柔らかな声。 何処かで歓喜に溢れる、『アルト』の旋律。
何かの覚醒に、手を掛けた扉へ祝福を授ける様に。 聖堂中に、国中に、森で主を探す、片翼にも。その音色は高く響いて]
(488) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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うっ…………あぁ……!?
[少年の左腕から眩くも黒い光が放たれた]
(489) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[行く、と宣言したその目の前に、ぽうと光る何かが現れる。]
、わ。
[急に目の前が光れば、その足はさすがに止まり。 それに焦点を合わせ、鍵であることを知る。]
ひらいて? 道は、……ひらく。
[風に乗る言葉。 どう開くのか、その説明は受けなかったが。 眼の前にあるそれを、手に取る。 不思議と、突如現れたそれを怖いとは思わなかった。]
(490) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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