282 【突発R18】魔女達のハロウィン
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、囁き狂人が7人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2020/10/17(Sat) 21時頃
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[森に夜が訪れる。
その頃にはあなた達の他にも魔女は何人もグロリアの屋敷を訪れており、魔獣や魔の眷属も随分増えていただろう。
屋敷の主人たるグロリアがホールにて来客達の元に姿を現し、告げる]
[来客達の中から、今宵の宴を喜ぶ歌が上がった]
(#0) 2020/10/17(Sat) 21時頃
オニオニ ヘクセ
オニオニ 魔女は
七つの継ぎ当て つけている
箒に乗って 乳母車も一緒
ナリー ナロー
飛び回り 朝まで騒げ
綺麗は汚く 汚いは綺麗
我等は古びた 夜の女王
オニオニ ヘクセ
オニオニ ヘクセ
(#1) 2020/10/17(Sat) 21時頃
[歌の終わりと共に来客達はあるいは食べ、飲み、あるいは話に興じ、あるいは空を飛び、旧交を温め、術を見せ、交わり合い、欲望のままに振る舞う。
それがハロウィンの日の魔女達の宴。一年に今宵だけの乱痴気騒ぎ。
だから、あなた達も夜が明けてしまうまで好きに振る舞うといい*]
(#2) 2020/10/17(Sat) 21時頃
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─ ロイエと ─>>0:90
はい、ロイエ様がきてくださって良かった。
[恭しく頭を下げる。 魔女も吸血鬼も、魔に属する者、闇に生きる者には生きにくい世の中になっている。 いつかこうして集まることも難しくなっていくのだろう。]
存分にお楽しみください。 それが私たちの、そしてグロリア様の望みであり願いです。
[グラスを受け取るとそっと目を伏せた。]*
(1) 2020/10/17(Sat) 21時頃
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― さばと ―
この地域にも鬼はいるのでしょうか さりとて私が故郷へ戻ればきっと鬼扱いですね
[覚えているものももういるまい。戻る理由など何もないのに郷愁に耽ってしまうのは、まだまだ私が人間である事の証。]
どなたか捕まえますか
[珍しく儚げな雰囲気を漂わせてしまったので首を振って仕切り直し。今宵はぱーてぃー、共に過ごす素敵なパートナー達へくるりと視線を送った。]
(2) 2020/10/17(Sat) 21時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/10/17(Sat) 21時半頃
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ふうん?
[フェルゼの答えに、フェルゼの謎が深まるばかり。 魔女の凄さ0んかは計り知れないけれども、 立派な屋敷を持っているだけあるのだろうと。]
人間だ、
[ふにふにと、触れれば柔らかい。 所謂ゴーストや幽霊、もしくは幻覚の類ではないらしい。 なるべく力を入れないようにして、感触を堪能すれば手を離した。*]
(3) 2020/10/17(Sat) 21時半頃
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─ リーと ─>>3
いいえ、人間ではありません。
[大魔女グロリアの秘儀によって生み出されたサーバント。人型の使い魔。ヒトのようではあるが決して人間ではない。 ヒトのように言葉を用いても、その本質は鴉や狼、猫などと同じなのだ。]
グロリア様からもヒトらしく振る舞うよう仰せつかっておりますが、“そう扱われても“構いませんので。
[使い魔であるからその命は他のヒトよりもまるで軽い。 事故や、或いは乱暴によって壊れたとしても、所詮は使い魔なのだ。過去のサバトでもそうであったように。]*
(4) 2020/10/17(Sat) 21時半頃
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――ホール――
[フェルゼとの会話の後。 気づけば夜の帳は下り、涼やかな空気とともに、自分たちの時間がやって来ていた。
宴の始まりの歌を耳にしながら、マイペースに、見知った顔があれば軽く会釈したり、そうでなくても挨拶を交わそうとしたりするだろう。 引きこもりだが一応常識はあるので。 リリスの知り合いにも事情を説明しよう。
ほぼ完全に人間の姿をしているため魔女に間違われやすいかもしれないが、魔物やある程度熟練の魔女であれば、気配で違うと分かるはず。 ここで吸血鬼ということを隠すつもりはなかった。*]
(5) 2020/10/17(Sat) 21時半頃
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― ロイエと ―
噂をすれば鬼がいました 今年は1人なんですね
[広場を見渡せば雰囲気の違う女性が1人。よく見かける顔の一つだがよく一緒にいるもう1人の姿が見えず、探すように辺りを見渡しながら声をかける。]
沙羅です 覚えていますか?
[毎年ここを楽しみにしているらしいもう1人とはウマがあって仲良くさせてもらっているが、ロイエとはあまりお話しした記憶がなく、これも良い機会だろう。]
(6) 2020/10/17(Sat) 22時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/17(Sat) 22時頃
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――ホール――
[ 宴の始まりを知らせる歌が終わってもしばらく、わたしはその余韻で聞き惚れたようになってしまっていました。 両腕でうさぎのぬいぐるみを抱えて佇んでいたわたしに、 小柄な黒髪の姿が歩み寄ってきました。 差し出されたのは淡い琥珀色を満たしたグラス。]
あ、ありがとうございます。
今宵のあつまりに、……乾杯。 [ 受け取って、遅れながらの一言を。 そうして飲み干せば身体の中にじんわりと熱くなる感覚が生まれていきました。皆様は今からどのように過ごされるのでしょう。ホールの中を見回して、少し前までのことを思い返しました。]*
(7) 2020/10/17(Sat) 22時頃
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――沙羅――>>6
[声をかけて来たのは、見慣れぬ和装の魔女。 彼女の顔には勿論覚えがあった。 リリスと仲良くしている姿をよく見かけていたし、その縁から挨拶くらいは交わしていたか。]
鬼? それって東国のお仲間さんだったかしら。
[目を瞬かせて。]
そうなの、リリスは今年はお休み。 別に何か怪我したとかではないのだけれど……。
[一目惚れした人間の男をストーカーしてる、と。 端的に説明するとそうなるのであった。]
ええ、覚えているわ。沙羅。 いつもリリスと仲良くしてくれていたわね。
[ごきげんよう、と穏やかに微笑んだ。*]
(8) 2020/10/17(Sat) 22時頃
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ーホールー
[グロリアからの挨拶と、宴の始まりの歌。 昨年と変わらない、古き魔女と、魔の者達が集う宴。
歌が終われば、皆思い思いに屋敷の中外で歌い、戯れ始める]
…さて。 ひとまず何はなくとも蜂蜜酒よね。
[近くを通る使い魔に蜂蜜酒を持ってくるよう伝え、来客の様子を眺める*]
(9) 2020/10/17(Sat) 22時半頃
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― ロイエと ―
私の故郷での怪異の呼び方ですよ 気を悪くさせたらごめんなさいね
[ほんの冗談のつもりだったが気にする人もいるのかもしれない。無礼を詫びて言葉を続ける。]
くすっ、彼女らしいですね 来年はまた面白い話が聞けそうです
[うまく行くにしても行かないにしても、終わる前から来年のはろうぃんの楽しみができてしまった。]
いえいえ、こちらこそ それにしてもおひとりで参加するとは思いませんでした てっきりリリスに連れられているものとばかり… 実は興味がおありで?
[どちらかというと傍観者でいた印象を持っていたから、今日は違う姿が見られるのだろうか、と。見物客を舞台に登らせるのはきっと愉快な事だから。細目がうっすら開くと目の奥が期待を込めて輝いていて。]
(10) 2020/10/17(Sat) 22時半頃
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――ミッシェルさんと――>>0:61>>0:62 [ 穏やかに応じてくださるミッシェルさんの言葉に甘えて、手近な椅子に腰かけました。魔法薬の精製に長ける彼女にお尋ねすることといえば、自分ではまだ手の届かない薬効を持つ薬のことで。]
ええと。 こういうことを聞くのは不躾なのかもしれませんが……
わたし、まだうまく作り出せない薬が沢山あるんです。 たとえば、体質を改善したり、体格を変化させたり。
書物や伝承の通り作るだけでは足りないのでしょうか? 何かほかの魔法を覚えている必要があるとか。 そういったことの助言など、いただければなって。
[ 具体的に言うなら、母乳の出を良くする薬であるとか、子供の発育成長をよくする薬であるとか。透明化や変身の薬はなぜか最初の調合の時からちゃんとしたものを作れてしまったのだけど。人間に与えてよいような薬を作ることは、今まで、上手くいった試しがなかったのでした。]
(11) 2020/10/17(Sat) 22時半頃
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――沙羅――>>10
[謝罪には、大丈夫というように首を振る。 自分たちのような存在は様々な呼ばれ方をするものだし、彼女の声に敵意や侮蔑の色がないなら気にする必要はなかった。]
面白いといえば……まぁそうね。 今頃人間のハロウィンパーティーに紛れ込んで、彼にガールフレンドができないか見張っているかも。
彼を魔の手から守る、とか言っていたから。
[色々と突っ込みどころが多い。]
え、興味は……、
ないことはないのよ、これでも。
[考えてから、ほんのり悪戯っぽく答えて。]
(12) 2020/10/17(Sat) 23時頃
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なんてね。
昔ならまだしも、今の私には、あまり。 ずっと引きこもってばかりだし。
[そういうことに嫌悪感があるとかではない。 現に楽しんでいるリリスは微笑ましく見守っていた。]
ヴァンパイアって結構、性に奔放なイメージを持たれがちなのかしらね、時々感じるのだけれど。 私はなかなか期待に添えなくて……。
今回ここに来たのは、リリスに様子を見て来てと言われたのと、私も皆さんには会いたかったから、よ。
[と、どこかはぐらかすように。*]
(13) 2020/10/17(Sat) 23時頃
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――フェルゼと――>>0:63
ええ。今まではずっと、お師匠様の工房で教えて頂いていたものですから。皆さま、初対面の方ばかりで。
[ だから他の魔女の方々とも、話には聞いていても実際にあったこととなるとほぼ無いに等しい。 お師匠様の工房を直に訪れたことのある方といえば、グロリア様くらいだったろうか。 要望に応じるのが役目、と言ってくれる彼に、数度瞬きして考える。この集まりで彼を必要とするようなこと。 相手として望むような場面も、時としてあるのだろう。]
そうなのですか。 では、もしそういう時があったら、宜しくお願いしますね フェルゼさん。
[ 部屋まで案内されればそうお礼を述べて、 いったん室内へ姿を消したことでしょう。]*
(14) 2020/10/17(Sat) 23時頃
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人間のように見えるのに
[人間ではないと>>4 人間を詳しく知っているわけではないが、ぱっと見たところも、触れたところも、人間に見える。
魔女たちが使い魔を使役するのは珍しくない。
人らしいというのは、彼の努力の賜物らしい。]
グロリアは悲しまない?
[彼の一言に。 少しばかり体に魔力がめぐる。*]
(15) 2020/10/17(Sat) 23時頃
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サバトが始まり
[魔女や魔のモノが集まった頃。 各々が魔法や使い魔を用いて愉しんでいる。
魔獣はうんと伸びをして身体に魔力を巡らせ、羽根を伸ばし、上を向いた。
吹き抜けが館を大きく見せている がる、と鳴いた音はサバトにかき消されるか、所謂獣が縄張りを主張するような意味合いのものではないから気にしない。
ゆたりと歩いた。*]
(16) 2020/10/17(Sat) 23時半頃
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―宴の前・ミタシュと>>11―
[手地かな椅子に2人して腰掛け、ミタシュの話を聞くこととする。 可愛い後輩と呼ぶべき相手、珍しくかなり真剣に聞いていた。 内容はすぐに理解できたが、答えとなると些か難しかった]
うまく作り出せない薬…ねえ。 体質の改善や、体格の変化か。確かにそういうのは、私が一番得意とする部類だけど。 ……そうね。ミタシュ、貴女も言ったとおり、ただの人間が調合する薬と違って、魔法薬、特に私達魔女が作る薬だと、書物の通り作るだけでは望みのものがそのままできない事もあるわ。 原因は色々だけど、術者の資質や魔力、月の巡り…後は、感情や欲求なんかにも左右される事があったりね。 貴女の専攻は錬金術らしいから、参考になるかはわからないけれど…
どういうものを作りたいのか、そこがはっきりするなら。 貴女の手伝いぐらいはできるかもしれないわね。
[彼女を見てそう笑みを浮かべ、告げた]
(17) 2020/10/17(Sat) 23時半頃
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[魔女ではない雰囲気>>5 先程も軽く会釈をされた魔物。確か血を吸うモノであったはず。
魔のモノであるということも━━━自分もそうであるが━━━隠していない。
以前サバトか、また別の場所か、2体の吸血鬼には出会ったことがある気がして。 今回は一人のようだが、じっと観察して]
吸血鬼
[口数少ない魔獣は挨拶のつもりで呟いた。]
(18) 2020/10/17(Sat) 23時半頃
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――沙羅さんと――>>0:71 [ あてがわれた一室へ到着する>>14より、少し前。 フェルゼに案内されつつ、沙羅さんとお師匠様とが同行していた時のこと。]
……とても、嬉しかったのです。 ありがとうございます。
[ 頂いたうさぎのぬいぐるみを抱きしめて>>0:57 少し赤くなった顔を隠すようにうつむきました。 応援したくなります、と掛かった声に視線を上げれば 着物の袖口で口を覆った笑顔が目に入ります。]
……はい。 きっと、立派な魔女になれるよう、がんばります!
[ そう応えて、進もうとして振り返り。 何か沙羅さんがお師匠様へ話す様子が見えました。 こっそりと交わされる言葉。ですけれど、わたしの兎の耳は敏くその声を捉えてしまったのです。 どういう事なのかまでは察しきれませんでしたけれど、可愛らしい、と評する声が届いてもう一度、わたしは顔をぬいぐるみに埋めてしまったのです。]*
(19) 2020/10/17(Sat) 23時半頃
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―― ホールで ―― [ しばらくの回想を携えつつ、わたしは辺りの様子をもう一度眺めました。開宴までに面識を持った方たちの姿もあれば、未だ初対面でさえない方の姿も、そこかしこに。 沙羅さんは>>6どうやら、魔女らしき女の方>>5とお話しの様子で。ついで目に止まったのは、屋敷の使い魔から蜂蜜酒を受け取るミッシェルさん>>9の姿でした。]
ミッシェルさん。 いかが、お過ごしでしょうか。
[ わたしの手には注ぎ足され、中身が満たされたグラス。 軽く掲げて、乾杯の挨拶を向けることにしました。]*
(20) 2020/10/18(Sun) 00時頃
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―現在・ホール―
[最初は自分だけかとも思ったほどの静けさだったが、参加者の顔ぶれは昨年とあまり変わらないようだ。 それはとても喜ばしい。
魔女と言えど、長い時を生きる間には二度と会えなくなってしまった者達も多くいる。 同朋の魔女でも、他の魔の眷属でも。]
あら。沙羅様と…吸血鬼のロイエ。
[話を交わす2人>>5>>10を目にし、昼間の事を思い出して少し頬を赤くした]
ロイエにはリリスがいたはずだけれど…今年はいないのかしら。
[リリスと比べると物静かな方の彼女。少し血の匂いがする事以外は、パーティの懐かしい顔ぶれの一人。
使い魔から受け取った蜂蜜酒を味わい、従者達の用意したケーキをつまみながら、約束のあった相手を探すか、それとも…と会場を見渡していた*]
(21) 2020/10/18(Sun) 00時頃
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…あら、ミタシュ。 ビアンカ様は一緒ではないのね。
[そうこうするうちに、昼間相談に乗った彼女に話しかけられ、振り向く。どうやら彼女の手にもグラスが握られているらしい。 自分もお代わりをした蜂蜜酒のグラスを掲げ、乾杯した]
この良いハロウィンの夜と、互いの壮健に乾杯。
私?私はね、今夜はどう過ごそうか考えていたところ。 だから今はちょうど空いてるのよ。
[くすり、と笑ってミタシュににまりと目を細めてみせた*]
(22) 2020/10/18(Sun) 00時頃
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初めての方ばかりで、緊張してしまっていたのです。 でも、少しずつ慣れてきたような。 お酒のおかげなのかも、しれません? [ お酒を嗜むのは初めてではないのですが、ふわりと足元が漂うような心地がしていました。身体に一枚、薄らとした膜が張られたような。といっても意識は明晰なまま、ミッシェルさんを見つめます。]
先ほどは、いつでも……と。 お伺いいたしました。
[ 夜にでも、と添えられていましたが、その言葉にも適う時間。でしたら、少し強気になってみても良いのでしょう。 すぐ間近へと踏み出して、囁きかけることにしました。]*
(23) 2020/10/18(Sun) 00時頃
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――魔獣(リー)――>>18
[沙羅と話す前か、途中か。 吸血鬼、その単語が耳に届けば、そっと視線を向ける。 声の主ほどではないかもしれないが耳はよい。]
ここは窮屈じゃなくて良いわね。
[赤い瞳を細めて。]
ごきげんよう。 貴方も元気そうでなにより。
[このサバトで何度か顔は合わせているだろうか。 そのほかの場所でも魔のもの同士、すれ違う機会はあったかもしれない――自分の交友関係は広くはないが。
魔物の仲間の彼は口数が少ない。 だが気配でなんとなく感じ取れるものはあり、元気そうと判断し、そう挨拶を返したのだった。*]
(24) 2020/10/18(Sun) 00時頃
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――現在・ホール――
[沙羅と会話を楽しみながら、より濃くホールに漂い始めた酒の香りに、いつものサバトを思い返す。 酒とは面白いものだ。酔うという感覚も興味深い。
こちらは何の変化も見せずグラスを傾ける。 酒に強いのか、体質的なものか、いくらワインを飲み干そうと酔っ払った記憶はなかった。
自分が酔うというのなら、そう――。]
ああ、あそこにいるのはミッシェルね。 隣の小さな……あの魔女さんは初めて見たわ。
[ミッシェル>>22と少女>>23を視界に映す。 ふたりの距離は、とても近い。 また後でタイミングを見つけたら挨拶させてもらおうと、どこまでものんびりして。*]
(25) 2020/10/18(Sun) 00時半頃
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吸血鬼は窮屈か ここは…たのしいな
[人の世に生きていたか、はたまたどこかでひっそり生きていたかどうか。 ヒトの見た目はしているが、生きづらいかどうか、という意味で聞いてみる。>>24
彼女らは餌の獲得に苦労していそうだな、と。]
うん
[元気。自分の身体にとって都合のいい影響を及ぼす魔法のおかげ様で。というところまで伝えることを忘れてしまった。 隠しているわけでもないが積極的に周知しているわけではないので知っているかどうかはわからないが。]
(26) 2020/10/18(Sun) 00時半頃
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― ロイエと ―
リリスって幾つだったかしら… それは…なんというか…乙女が過ぎる気がします…
[てっきり吸血鬼らしく誘うのかと思いきや、やり口はまごう事なきストーカー。言葉を選びながらも苦笑いが透けて出てしまう。]
もぉ、ぬか喜びしてしまったではないですか ロイエと仲良し出来るかと思いました
[悪戯にすっかり引っかかって前のめりになった私はつまづいてしまい、続く言葉に膨れ面を作って抗議する。]
こちらの怪異事情にはあまり詳しくありませんが リリスを見ていると皆ある程度素養が有るのかと思っていました
[あの子が特殊なのかロイエが奥手なのか、定かではないけど。]
(27) 2020/10/18(Sun) 00時半頃
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では、こちらのお願いはいかがでしょうか 私は一度吸血鬼に血を吸われてみたいのです 私の始まりは極東で鬼の力に焦がれたことでした 西洋の鬼の力も味合わせてくれませんか?
[瞳の奥には力と快楽と、止まる事を知らない欲望が渦巻いていて。]
(28) 2020/10/18(Sun) 00時半頃
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ええ、初めてで緊張するでしょうけれど、皆大事な同胞。悪い者達ではないわ。 まあ、無礼講のようなところもあるから、中には少しやりにくいと思う事もあるかもしれないけど…
[酩酊まではしていないようで言葉ははっきりしているけれど、酒精を帯びているのは分かる。踏み出して囁きかけてくる積極性は地のものか、酒のせいだろうか。]
ええ、いつでも。魔女に二言はないわよ。舌は二枚あるけどね。なんて。
[魔女流の冗談を飛ばしつつ、囁きに応えることにした*]
(29) 2020/10/18(Sun) 00時半頃
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――ミッシェル様と―― [ そう、思考も気分もはっきりしていました。 ただ普段と少し違っていたのは、身体の内で疼くような感覚が生まれていたことでした。それがわたしの出生――兎人の性ゆえとは未だ知らぬこと。
交わり、子を成すことがとりわけ大きな部分を占める獣ならではの習性と呼べるものでした。 二言はないというミッシェル様の言葉>>29に、蕩けたように微笑んで。]
(30) 2020/10/18(Sun) 01時頃
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――リー――>>26
私は普段、吸血衝動が強いほうではないの。 だから館に引きこもって寝てばかりで、大した苦労はせずに済んでいるのだけれどね。
まあ、どうしても喉が乾いたら……という時は、この時代、人の寝ている部屋にも忍び込みにくくて大変ね。
[自らの唇に指を添える。]
……魔法?
[リーからは魔法の気配を感じた。 吸血鬼の仲間の中にも魔法を使う者はいるし、不思議なことではないが、どんなものなのかは少し興味が湧く。 後ほど機会があれば問わせてもらおうかな、と。*]
(31) 2020/10/18(Sun) 01時頃
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――沙羅――>>27>>28
あれでも50歳は越えているのよ……。
[こっそり年齢を暴露して。 そして、沙羅の見た目の年齢に似合う可愛らしい表情での抗議に、姉心がくすぐられたかのように、ふふ、とやわらかく微笑む。]
あらあら、ごめんなさいね。 沙羅は、ええと、私とも……そういうことがしたいと思ってくれていた、のかしら?
[どこか意外そうに首を傾げて。 続いて伝えられたお願い事に。]
……、
[迷うように揺れた視線が、沙羅の白い首筋に止まる。 傷一つなさそうな滑らかな肌。そこに牙を突き立てれば、溢れ出す赤はどんなに美味だろうか――。
伏せられた赤い瞳が煌めく。]
(32) 2020/10/18(Sun) 01時頃
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― ミタシュと ―
[大人の内緒話がまさか聞かれているなんて露知らず。ビアンカとの約束に上機嫌になっていた。]
また会いましょうね、ミタシュ 次にあった時は呪術の事も教えさせてください
そちらの式神…、ぬいぐるみに言伝すればいつでも参ります では、貴女が良き魔女になれますように
[最後にそれだけ言葉を伝えるとグロリアの部屋へと踵を返して、改めて挨拶を向かうのだった。*]
(33) 2020/10/18(Sun) 01時頃
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――沙羅――
ええ、いいわ。
実は喉が乾いてきていたの。 貴女が望んでくれるのなら、断る理由もない。
[久しぶりの感覚だ。 無意識に吸血鬼としての力が増し、衝動を抑えようとするかのように、そっと唇を舐めた。 いけない、と黒手袋の手で口元を隠す。]
貴女もなかなか変わり者の魔女さんね。
[沙羅の瞳の奥の感情、欲。 その強さに引き込まれるものを感じながら。*]
(34) 2020/10/18(Sun) 01時頃
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― ロイエと ―
聞くんじゃありませんでしたね…
[呆気なく晒された個人情報に少しだけリリスに同情する。そして同時に聞いてしまった年齢に遠い目をしてしまう。]
はい、是非にと思っていました どちらの意味でも食べていただけるのなら光栄です
[私は赤い眼に吸い込まれるようにうなづいていた。]
(35) 2020/10/18(Sun) 01時半頃
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――沙羅様と(宴の前)――>>33
式神……で、ございますか?
[ その単語には聞き馴染みはないものの、意識してみれば沙羅さんと兎のぬいぐるみの間には魔力の繋がりが形作られているようでした。 使い魔のようなものなのかな、と納得して頷きます。]
はい。 ありがとうございます。 きっとお声掛け、させて頂きますね。
[ お師匠様も、そうするのが良い、と背を押して下さるように思えます。一旦別れて行く沙羅様の背にぺこりとお辞儀してみおくるのてわした。]*
(36) 2020/10/18(Sun) 01時半頃
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― ロイエと ―
[隠された口元に色気を感じてるをうっとりとした目で見つめる。あれが私の中へと入っていくのだ。]
褒め言葉として受け取りますね
[そっとエスコートされるようにロイエの腕に寄り添って、彼女の半歩後を連れ添いながら一目のつきにくい場所へと2人一緒に。*]
(37) 2020/10/18(Sun) 01時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/18(Sun) 02時半頃
|
─ 宵の前 ─>>15
いいえ、むしろ御喜びになります。
[サバトでは誰もがその欲望を解放できる。 それは何も肉欲だけではなく、ときには破壊的な衝動や或いは戯れ、それを受け止めるのもフェルゼの役目であり、サバトにおいて魔女や魔の者はフェルゼを何度も壊した。]
わたしには、わたしたちには“死“という概念はありませんから。
[この体を燃やされようとも、砕かれようとも、どれだけ壊されようとも、次の瞬間にまた違う“フェルゼ“が現れる。それがグロリアの従者である使い魔フェルゼというものだった。]*
(38) 2020/10/18(Sun) 07時半頃
|
|
─ サバト ─
[集会が始まればフェルゼは他の使い魔と同じようにゲストをもてなしていた。 料理や飲み物を運び、ほかにゲストが所望するものを届ける。 ホールで、或いは別の場所で。
呼べば現れる便利なサーバント。 時には呼ばずとも現れることもある。
全てはゲストに満足頂くために。 全てはグロリアのために。]*
(39) 2020/10/18(Sun) 07時半頃
|
|
[>>38されるがままでよいという従者に。 魔女と使い魔、従者の関係は獣には推し量ることはできなかった。
だが、この宴に理解なんてものは必要ないだろう。愉しければそれでいいのだから。
宴が始まるまでに暇を潰させてくれと言ってもフェルゼは承知するだろう。 魔が集まっているからか、いつもより気分がいい。
ひとしきり満足し、宴が始まればホールでうんと体を伸ばす**]
(40) 2020/10/18(Sun) 11時半頃
|
|
[種族の衝動でも個体のよって差があるということなのだろう。 噂に聞くより積極的に行動する個体ではないようである。>>31 人の世が現在どうなっているか分からないが、 唇に指を当てる仕草で、彼女なりに苦労しているようで。]
そう 少しだけ”魔法”が使える 自分に対してだけ、だけど
[他人に対して、もしくは他の物に対して影響するような魔法は使えない。 元々ただの獣であったのが魔法を授けられた不完全な魔法であるが。*]
(41) 2020/10/18(Sun) 13時半頃
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[フェルゼという従者はこの屋敷のどこにでも存在した。ホールにも、ハーブ園にも、あるいは誰かの部屋にも、同時に、何箇所にでも。 ひと所で複数の彼を目にすることは稀ではあったが、フェルゼという存在に注力すればそれは叶うこと。 目の前のフェルゼのその奥にもう一人のフェルゼがいる。
ある人はそれを幻術だといった。 ある人はそれを分身であるといった。 ある人は元より複数存在するのだといった。 ある人はそれを多次元的といった。
フェルゼはそのどれを肯定も否定もしない。 ただ、大魔女グロリアの秘儀であると、だけ。]
(42) 2020/10/18(Sun) 16時半頃
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|
─── 何かご所望ですか?
(43) 2020/10/18(Sun) 16時半頃
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――リー――>>41
後から魔法を習得したのね。
[素敵なことだわ、というように。 彼にとってマイナスなものではないみたいだから。 のんびり、彼の頭の立派な角を眺めたりして。]
魔女以外のお仲間さんとも会えて嬉しいわ。 あ、私、名乗ったかしら。 ロイエと呼んでね。
貴方は、いつもどんな風に此処で過ごしているの?
[話すのが得意でなさそうだから。 こちらから少し積極的に質問を投げてみる。 魔獣である彼の羽目を外すとはどういうものなのだろうと、興味が湧いたというのもあった。*]
(44) 2020/10/18(Sun) 17時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/18(Sun) 17時半頃
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ー合間ー
ああ、フェルゼ。ちょうどよかったわ。 何かお腹に入れるもの、ないかしら。
[ミタシュとの戯れとはまた別の時間。宴の合間、彼の姿>>43を目にすれば軽食の類を所望する。]
そう言えば、フェルゼ。 お前、私とこうして話している間にも、別の客の注文にも応えられるのよね。
…一度に何人くらいなら、そういうことができるものかしら?
[ふとそんな事を口にしたのは、ちょっとした好奇心から*]
(45) 2020/10/18(Sun) 18時半頃
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貰った?
[質問に>>44貰ったというのが正しいのだろう。 例えば、泳ぐことは出来ないのに泳るようになる、というような魔法はかけられない。自分のできることの延長でのみだけれど。 という所の説明が言葉にできないから、貰ったとだけ。
角を見られた気配がして、少しふふん、と得意げ。]
ロイエ、俺はリー 人型ではあるけど、本能を抑え続けるのは楽しくないから身体でいっぱい遊んでる。 [吸血鬼、ロイエがどう受け取るかは分からない。 獣としての力を解放すれば、理性も薄まる。 外の世で禁忌とされることはこの宴においては、むしろ是とされるからこそ、と。*]
(46) 2020/10/18(Sun) 19時頃
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─ ミッシェルと ─>>45
はい、一通り取り揃えております。 ご所望の品があれば何なりと。
[シェフが─といってもやはりグロリアの従者なのだが─ゲストの好みに合わせて様々な料理を取り揃えている。肉も魚も、菜も果物も、焼きも煮物も、スープなども、古今東西の料理を用意している。とはいえ、あまりにもニッチなものは無いこともあるだろうが。]
はい、お客様の求めに応じて。
何人……ですか。
[思案、そんなことは試したことがない。 ただ、限界は知っている。それは魔女グロリアの限界ではなく、フェルゼという存在の限界。]
(47) 2020/10/18(Sun) 19時頃
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やってみないとわかりませんが。 おそらくひと所であれば4、5が限界かと。 わたしたちがお互いに近づきすぎるのはあまり好ましくありません。
[お互いがお互いの感覚と記憶を共有するが故に、あまり多くがひと所に集まれば“混線“してしまうのだ。 お互いを認識したまま、別の感覚を共有することで群が個となり、個が個でいられなくなる。一つの存在故に、別の意識としての境界が曖昧になる。]
ひと所でなければ……およそ200ほど。
[それはフェルゼという存在の核。 このサーバントの基となった人間の骨の数であった。]*
(48) 2020/10/18(Sun) 19時頃
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ーフェルゼとー
そう、何でも…ね。 いえ、簡単なもので構わないの。 カナッペとか、サンドイッチとか、そういう片手でつまめるくらいのもので。
[魔女のサバトらしからぬ普通のパーティーメニューを注文するが、そのくらいは構わないだろう。オーダーを出して、ふと思い付いた話について彼の言を聞く]
ふうん…同時に4、5人。なら、離れていればもっとか… 結構融通が効くのね、それだけ同時に存在できるなら、確かにグロリア様が重宝されるわけだわ。
[かつての宴では、魔の求めに応じて損傷させられた個もいたのだという。自分の趣味ではないが、魔の楽しみかたというのも当然色々だ。特に悪魔のようなゲストが来ている場合は]
それなら、同時に何人も相手に求められた事もあったりするのかしら。
ほら、お前何しろ顔が良いから。 愛想は良くないけど。なんて。
[魔女なりの冗句を飛ばしつつ、話を向けた*]
(49) 2020/10/18(Sun) 19時半頃
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─ ミッシェルと ─>>49
では、少しお待ちください。
[すっと、身を引くと同時にまったく同じ顔、同じ姿のフェルゼがトレイに様々なカナッペを乗せて現れる。 今の話を証明する様に、入れ違う。]
どうぞ。
至らぬことばかりでグロリア様にはいつも叱責を頂いています。
[「グロリアに重宝されている」その言葉にはわずかに表情が柔かくなったか。]
稀に、そういうこともございますが、私をお求めになる方はそう多くはありません。
顔、……ですか? そんな風に仰られるのはミシェル様ぐらいです。
[宴の相手にわざわざ使い魔風情を選ぶことはない。他にいくらでも相手はいる。余興か、無理してもいいようにか、壊すことが前提の場合がほとんどだった。]*
(50) 2020/10/18(Sun) 20時頃
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――リー――>>46
そう、貰ったの。
[答えを素直に受け取る。 それ以上を今問うてみる気はなく。 角を見上げた後、得意げな気配を察すれば、ちゃんと言葉に出して褒めたくなるもので。]
立派な角。 牙もあるの? ……それなら私も負けないわ。
[楽しげにくすくすと笑う。]
なるほど、身体で遊ぶ……。
[飛び回ったり、とか。 食べてみる、とか。 それとも性欲のほうか――僅かに首を傾げる。]
(51) 2020/10/18(Sun) 20時半頃
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私もせっかくきたのだから楽しみたいけれど。 寝てばかりだったから、自分の欲とか、やってみたいこととか、なかなか思い出せない感じがしていて。
変なことを聞いてしまってごめんなさいね。
リーが、今回の宴も楽しめますように。
[踏み込みすぎている気もして。 遠慮がちに微笑み、そう伝えた。*]
(52) 2020/10/18(Sun) 20時半頃
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[人間にほど近い容姿のように見えるが、牙では負けないらしい。>>51]
もっと魔力を使えば、 もっと強く、大きくなるさ。
[くすくすと笑う吸血鬼に、魔獣は負けじと牙を剥いてそう答えた。 グググ、と魔力を巡らせると魔力は魔獣の体をより強くする。
吸血鬼が思案する様子に、身体で、などと言ったが、あまりにもいろいろと多くて言葉で伝えそこねたかと思うけれども、 ロリエの思案することにあながち間違いはなかった。
ことも疎い獣は知る由もないが。]
(53) 2020/10/18(Sun) 21時半頃
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やってみたいことが…ない? やりたくなれば襲えばいいし、食べたくなったら食べたらいい。 寝たくなれば寝ればいい。
[そういいながら、 宴に招かれた者を見、 フェルゼや使役魔によって運ばれる食事を見、 応接間等のある部屋への道を見、 最後に吸血鬼を見た。]
変じゃない。 分からなければ、とりあえず誘えばいい。
[見る目麗しいし、そんな誘いもかかるだろうし誘いにのれば発見もあるだろう。「楽しめますように」との言葉に>>52ひとつ、羽ばたかせて返事をしてみせた。]
(54) 2020/10/18(Sun) 21時半頃
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――リーと――>>53>>54
吸血鬼にとって、牙はとても重要なもの。 もちろんリーにとってもそうでしょうけれど。
あ、普段は隠しているから、私の牙は、まだ内緒よ。
[負けず嫌いそうなのは嫌いじゃない。 楽しげにそう言って。 臆することもなく魔力を強める魔獣のそばに立ち、大きさを増す牙を覗き込んでいた。]
大きさでは負けそう。 鋭さなら、どうかしらね?
[同じ吸血鬼と以外はそう話す機会もない。 珍しい会話に、なんだか楽しくなりつつ。]
(55) 2020/10/18(Sun) 22時頃
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……ふぅん。
リーの言葉はわかりやすいわ。 でも、私にはちょっと難しいかも。
[彼と一緒に視線を動かして。 最後に戻ってリーを見つめ、苦笑した。]
そうね、とりあえず色々試してみましょうか。
[現れた羽に目を瞬かせる。 私、飛ぶのは苦手なのよね、なんて。*]
(56) 2020/10/18(Sun) 22時頃
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ふうん
[欲がないのも難しいなと。>>56 簡単なことだとも思ったが、詮索して世話を焼くのは趣味ではない。]
試せばいい
[だってこんなに楽しいのだから、と。 そう言うと、吸血鬼の言葉ににまりと笑う。魔たるもの、こうでなくてはと]
(57) 2020/10/18(Sun) 23時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/18(Sun) 23時頃
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―フェルゼと>>50―
[見た目には全く変わりなく、音もなく消え、また現れる。 カナッペを乗せたトレイから、指先で一つ二つ、チーズやサーモンを乗せたカナッペをつまみ、口に運ぶ]
ありがとう。…うん、美味しい。 そうなの?グロリア様は、確かに厳格な印象もある方だけれど… お前が、叱責ねえ。
[傍目には申し分ない従者に見えるがそういう事もあるのだろうかと、小首を傾げた]
ふうん。確かに、お前はあまり自分から宴を楽しむ方ではないのだったわね。 確かに、他の来客と楽しむ客の方がずっと多いのだろうけれど… ふむ。 いえ、退屈していないかとね。ちょっと案じているのよ、これでも。
[そうかける声は、確かに単なる魔女の従者に対するものよりは気にかけるようなものだったかもしれない*]
(58) 2020/10/18(Sun) 23時頃
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─ ミッシェルと ─>>58
はい。
[叱責と言っても、ミッシェルが言うのと同じで、愛想がないとか笑顔がないとかそういう類のものであったが、フェルゼにとってグロリアにそう言われるのは叱責と思っていた。 そういうところということに本人は気づかないまま。]
はい、私は宴を楽しむ者ではありません。 楽しむべきはお客様です。
退屈ですか? いいえ、いいえ、そんなことはありません。
[退屈であるとか、そうでないとか。 そもそも宴の参加者ではない自分には関係のないことと。やはりミッシェルの言っていることは不可解なままだった。]
ミシェル様は退屈ですか?
[だから、それは己に向けられてのでなく、彼女自身がそうなのかと誤解した。]*
(59) 2020/10/19(Mon) 00時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/19(Mon) 00時頃
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――リーと――>>57
[挑戦的な囁きが返ってくる。 期待通りでもあるそれに、ほんのり嬉しそうに。]
なんだか魔物同士って感じね。 引きこもりの私には新鮮で楽しかった。
[話に付き合ってくれてありがとう、と。]
また会いましょう、リー。 貴方が望んでくれるならで良いわ。
[宴は始まったばかり。 彼もやりたいことなどあるだろうから。
引き留められたりしないのならば、別れようかと。*]
(60) 2020/10/19(Mon) 00時頃
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―フェルゼと>>59―
そうなんだ……意外とうっかりなのか、もっと愛想よくしろって言われたのか… 私なら断然後の方なんだけどな。
[実際の所は、今度グロリアに聞いてみよう、と思いつつ、相変わらずの返事に苦笑する]
それはまあ… そうかもしれないけど。 うん、お前が退屈でないならいいの。 それにもちろん、私は退屈なんかじゃないわ。楽しんでるわよ、いつも通り。
[にまりと笑みを見せ、口を開く]
ま、いいわ。私が退屈だと思った時は、いつでも声をかけさせてもらうから。 その時はお前達にも付き合ってもらうだろうからよろしく頼むわよ。
[そう言って、サーディンやドライトマトの乗ったカナッペをもういくつかつまみあげた*]
(61) 2020/10/19(Mon) 00時頃
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─ ミッシェルと ─>>61
はい。
[それは叱責の内容を言い当てられた肯定だった。]
安心しました。 ミシェル様が楽しんでおられて。
[ミッシェルという魔女はよく笑うと思う。 グロリアもまたよく笑う方ではあるが、そうミッシェルは楽しそうに笑うのだ。]
ミシェル様ならその心配はないでしょう。 皆が貴女を放っては置きませんから。
[そんな彼女だから、こうした集会でもいつも必ず誰かが彼女の側いる。 だから退屈だからとサーバントと戯れることなど今の今までありはしなかった。そしてきっとこれからも。]
(62) 2020/10/19(Mon) 00時半頃
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|
それでも、御用がありましたらお呼びください。 いつでもどこでも。
[そうしてトレイを微動だにさせないまま、もう一度恭しく礼をするのだった。]*
(63) 2020/10/19(Mon) 00時半頃
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―フェルゼと>>62―
ええ、私はいつでも楽しんでるわ。もちろん今夜も、そうでない何でもない日だって楽しんでるつもり。 たとえ退屈しても、何か楽しみを見つけるわ。
[常通りに目を細めてにまりと笑う。そしてフェルゼをじっと見つめて、困ったように眉を下げた]
お前の言うとおりかもしれないわね。 だけど、私はただ、お前にも…… いえ、いいの。余計な気回しだったらすまないわね。
[珍しく少し口黙ったまま、息をついて、視線を戻した]
ありがとう、フェルゼ。また用があれば、お前を呼び立てさせてもらうわ。 美味しかったわよ。
[カナッペを最後にもう一つ摘まんで、丁寧に一礼する姿に軽く手を振ってみせた**]
(64) 2020/10/19(Mon) 01時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/19(Mon) 02時半頃
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─ ミッシェルと ─>>64
はい、ミシェル様のそのバイタリティは素晴らしい美徳です。
[数を減らしていく魔女たち。 失われていく神秘と魔にあって、ミッシェルの前向きさは眩い光でさえある。]
と、グロリア様が仰られていました。
[グロリアに評価される魔女、それに畏敬の念を覚える。そして僅かな嫉妬を。]
ありがとうございます。 ですが、どうか私のことはお気になさらず、楽しんでいってください。
[美味しかったの言葉にもう一度頭を下げて、手を振るミッシェルの前からスッと姿を消していく。]*
(65) 2020/10/19(Mon) 08時半頃
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[む、と頷いて吸血鬼の答えに、>>60それは大層良かったとばかりに]
また呼べ
[ぱたりとしっぽを振るって去る吸血鬼へ挨拶代わりに。 まだ夜は始まったばかりである。 一歩俯瞰したような彼女も宴を愉しむのだろう。また、可憐な花でも抱えて存分に味わうのだろう。
魔獣は踵を返して、食事の方へと*]
(66) 2020/10/19(Mon) 19時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/19(Mon) 21時半頃
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ーフェルゼとー
そう? 私はやりたいことだけやって生きてるだけよ。 それが素晴らしいと言ってもらえるのは嬉しいのだけれどね。
少しむず痒さもあるかな。
[くすりと笑う中、フェルゼが内心覚えた嫉妬とか、そういうものには気づかなかった。]
ええ、ありがとう。 楽しませてもらうわね。
[軽く笑い、去り行く姿を見送った**]
(67) 2020/10/19(Mon) 21時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/10/19(Mon) 23時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/19(Mon) 23時頃
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[ふんと息をすれば、既に宴の始まりの香りがした。 食事を摂らなければ死ぬというわけでもないし空腹で飢えるということもないが、魔を授かる前の記憶が肉は旨いと囁いていた。
そんな思考になった矢先、ホールから部屋へ向かうあたり、微かな血の匂いがした気がした。 深く考えを巡らすことなく、誰かが獲物を捕まえたかなど。
ぐると一声唸れば大魔女の従者が食事を運ぶだろう。 気が利く従者は肉料理を選んでくるかもしれない。
料理が差し出されれば、ペロリと平らげて満足げ*]
(68) 2020/10/19(Mon) 23時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 00時頃
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――これまでの宴にて――
[自分がリリスの付き添いとしてこの宴を訪れ始めて、もう何年になるだろうか。 最初は正直めんどくさがっていたものだ。 その頃はもう、食べることに飲むこと、交わること、それらにあまり深い興味がなかったのだから仕方ない。
グロリアは偉大な魔女とは知っていた。 尊敬の気持ちも興味もあったが、乱痴気騒ぎの中で真面目な魔法トークをするのは流石に遠慮するもので。 リリスの楽しげな姿をやれやれと眺めながら、ホールの端でそれなりにお酒を楽しみつつ、知り合いには挨拶し、誘われたら大体やんわりと断る――それが良くある光景だった。
それにも慣れてきた頃だったか。 会場にフェルゼという従者が姿を現したのは。]
……、
[魔女グロリアがどうやって生み出したのかは分からないが、素直に凄いものだなと思った記憶がある。 普通の人間ではなさそうだったから。]
(69) 2020/10/20(Tue) 07時半頃
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[人間でも魔女でもない存在。 まあ、それは自分も同じと言えばそうだ。 なので正体について深く考えたりはしない。
ただ、時々、彼自身の思考――どんな風に物事を見ているのだろうと想像することはあった。]
フェルゼ、居る?
[とある年の宴。 しつこい魔物の誘いから逃れ、人気の少ない中庭のベンチで休んでいるときに彼を呼ぶ。
そうして、こんなことを頼んでみたのだ。]
貴方は私みたいな客のお相手もしてくれるのかしら。
[ああ、これでは違う意味に聞こえるかと。]
(70) 2020/10/20(Tue) 07時半頃
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ええと……。
この宴は、好きなように過ごして良いのでしょう? それで、私は今、誰かとお話がしたいの。
[まわりくどい。]
しばらく話し相手になってくれない? 貴方が忙しくなければで良いけれど。
[さて、フェルゼはどう答えたのだったか。
折角誰かと接する場に出てきたのだ。 引きこもりの自分には溜め込んだ話題があって。 ――そういったものにフェルゼという存在がどんな反応をし、考えを持つのか興味もあって。
ちなみに頷いてもらえたなら。 最近ハマっている人間の小説について粗筋を語ったり、どんなに面白いかをのんびり解説したり、話題は平和なものになるだろう。*]
(71) 2020/10/20(Tue) 07時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 07時半頃
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─ かつての宴にて ─>>70
はい、ここに。
[まるで初めからそこに居たかのように、トレイに湯気の立つティーカップを一つ乗せてフェルゼは現れる。]
大変でしたね。 お茶を淹れましたのでどうぞお召し上がり下さい。
[ロイエが他のゲストに言い寄られて困っているのは把握していた。だが、基本的にゲスト同士のやり取りにこの従者が自ら入り込むことはない。 助けや仲裁を求められたならその限りではないが。]
(72) 2020/10/20(Tue) 08時半頃
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ロイエ様みたい、ですか?
[意味がわからないという風に、無表情な顔がキョトンとする。そして続いた言葉になるほどと得心する。]
勿論です。 はい、私でよろしければ。
[忙しいことはない。 手が足りなければ増やせばいいのだから。 それにしても、リリスに連れ添っている割にはロイエは随分と大人しいのだと思う。享楽に耽り悦楽に溺れる者たちが多い中で、この饗宴では珍しい方だと言える。 リリスに噛まれた、すでに傷のない首筋が少しだけ疼いた。]*
(73) 2020/10/20(Tue) 08時半頃
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[グロリアの使い魔は、忙しく動き回っている]
(74) 2020/10/20(Tue) 12時半頃
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[グロリアの使い魔は、忙しく動き回っている]
(75) 2020/10/20(Tue) 12時半頃
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[グロリアの使い魔は、忙しく動き回っている]
(76) 2020/10/20(Tue) 13時頃
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――かつての宴にて――
[こちらは、頼む前に用意されたティーカップに、表情に出してキョトンとしてしまった。 一瞬彼には心を読む能力でもあるのかと思った。 恐らく会場内のことは当然把握している、ということだろうが、どことなく気恥ずかしい心地もする。]
ありがとう。 温かいものが欲しかったの。
[ハーブティーの香りに肩の力が抜ける。 一口飲んで、美味しいと呟いた。
吸血鬼にとって血液以外は口にせずとも生きていけるが、様々な種類があるお茶というものは好きだ。]
それなら良かった。 では、こちらにどうぞ。
[ベンチの隣を示し、誘った。
のんびり、月夜を見上げながらハーブティーを楽しみつつ、照らされるフェルゼの横顔をちらりと見つめる。]
(77) 2020/10/20(Tue) 17時頃
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今、珍しいタイプの吸血鬼だな、って。 思ったりしなかったかしら。
[くすくすと、少し悪戯っぽく笑う。]
ああ、それが嫌とか、責めているとかではないわ。 実際その通りだとは自覚しているし。
まあ似たような吸血鬼のお仲間さんがいたとして、なかなかこの宴に来る機会がないというかだけかもしれないか。
[口ずさむように話す。]
心配はしないでね。 決して、この宴を嫌がってるわけじゃないから。
今はあまり……交わることなどに興味は持てないけれど、こうして誰かとお話しするのは、好きなの。 普段引きこもっているから新鮮な気分。
[カップを一度置いて。]
(78) 2020/10/20(Tue) 17時頃
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話し相手にと言ったけれど……。 そうね、ううん。
[ほんの少し考える。]
フェルゼは、本を読んだりはする? ここのご主人様なら沢山の蔵書をお持ちでしょうけれど。
私はね、最近、人間の書いた小説を読んでみているの。 魔女や吸血鬼も結構出てくるのよ。
[なんてことはない話題だ。 自分の好きなこと故に、常より饒舌に語り、フェルゼが多少なりとも興味を持つのだろうかと様子を窺った。*]
(79) 2020/10/20(Tue) 17時頃
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─ かつての宴にて ─>>77
はい、失礼いたします。
[示された先、ロイエの隣に腰を下ろしてその赤い瞳をまっすぐに見つめた。]
安心いたしました。 お連れの方が楽しんでいることはわかるのですが、ロイエ様はいつもそういうことは避けているようでしたので。
[同じ吸血鬼であるはずの対照的な二人。 魔女がそれぞれ違うように、吸血鬼もまた個体差が大きいのだろうか。 それでもこの宴が嫌ではないと聞ければ安堵した。]
(80) 2020/10/20(Tue) 18時頃
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それでは私と同じですね。 私もグロリア様の邸内から出ることはありませんから。 引きこもりです。
[表情を変えないままの冗談は、彼女に冗談だと伝わるだろうか。ユーモアというものは特段に難しい。]
はい、グロリア様の集められた本が沢山あります。
本は、……好きです。 小さな世界しか知ることのできない私も本を読んでいるときは───
[言葉が途切れる。 ─── 違う、そんなことは望んでいない。]
(81) 2020/10/20(Tue) 18時頃
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――かつての宴にて――>>80>>81
引きこもり仲間。 どおりで色白なのね。
[冗談と受け取り、そう返す。 彼の方が庭の手入れなどもしている分、自分より陽の光を浴びる機会はあるのかもしれないが。]
……、
[こんな風に、話している途中で言葉を途切れさせるフェルゼは珍しい気がする。 そこには彼の意思があるのだろうか。 急かすことはなく、ゆるりとカップを口に運ぶ。
引きこもり。小さな世界。 彼が主人たるグロリアのことを口にする時の様子を思い返したりしながら。]
(82) 2020/10/20(Tue) 19時頃
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|
フェルゼは……、
このお屋敷の世界を、とても大切に思っているのね。
[ぽつりと。 少し脈絡のない呟き。]
私はそんな大層なことを考えながら、本を読んではいないけれど……フェルゼらしいというのかしら。
[本が好き、なのは真実か。 言葉少なに彼の声を引き出そうと。]
(83) 2020/10/20(Tue) 19時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 19時頃
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─ ロイエと ─>>83 はい、……いいえ。 私にとって大事なのはグロリア様だけです。 仮にグロリア様がここをお捨てになるというなら、私にとっても何の価値もありません。
[そう今の自分にとっての世界がここというだけ。 好きも嫌いもない。]
私、らしい、ですか。
[本はいい。]
私は、生まれた時からこの姿でした。 幼子が成長を重ねたわけでもなく、知能だけが今のままで。 どうしても足りない、欠けた知識を補うために書物は有用でした。
[知らぬことを教えてくれる。 主グロリアの他には本だけがそうだった。 知らぬ世界を、教えてくれるのは。]
(84) 2020/10/20(Tue) 19時半頃
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ロイエ様は、どのような本がお好きですか?
[人間の書いた物語を読むというロイエ。 物静かで、知的で、きっと自分とは違う意味合いがあるのだろうかと。ロイエにとっての本とは何なのだろう。]
お読みになられた小説は、どのような物語だったのですか?
[小説の類を読むことはなかった。 物語というもの、それは“知識”ではないが故に。]
(85) 2020/10/20(Tue) 19時半頃
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――過去・フェルゼと――>>84>>85
そう。
[彼にとっては唯一グロリアが重要なのか。 従者として作られたなら当然とも言えるかもしれないが――単なる人形のようにも感じられず、不思議なものだ。]
貴方は成長することができるのね。 生まれてから、更に知識を増やしていける。
[さすがはグロリアの魔法によるものか。]
そうそう、我が家にハーブティーの本があったわ。 どんな効果があるかだとか、歴史だとか……貴方にとって直接役立つかは分からないけれど、今度貸しましょうか。
[ハーブの育て方、とかはもう読んでいそうだし。 彼自身がハーブティーの効果を受けられるのかは分からないが、何となく、知るのも良いかと思ったのだ。]
(86) 2020/10/20(Tue) 21時頃
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私は、とりあえず気になったら何でも読むわ。
一時期は、写真集ばかり眺めていたかしら。 色んな美しい景色が載っているの。 私は昼間に出歩くのが苦手だから面白かった。
最近は、人間の書く様々な小説……、 ミステリーとか、結構色々な発見があって面白いのよ。 私たちや魔女には当たり前のように出来ることでも、人間はこんな工夫をして成し遂げるのか、とかね。
[ミステリーがどんなものか簡単に説明する。 有名小説のトリックをひとつ例に挙げてみたりして。]
あと……人間は寿命が短いでしょう。 だからこそ、なのか。 物語の中でさえ、あんなに焦らなくても良いのにと思うほど、喜んで悲しんで、誰かを愛そうとして。
[滑稽なほどに、ひたすらに。]
(87) 2020/10/20(Tue) 21時頃
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……人間の勉強にはなるかも。 なんてね。
[本を読みながら感じるもの。 羨ましさか――どうしようもない相入れなさなのか。 それが不思議と好きでもあった。]
気が向いたら、読んでみる?
[ゆったりと微笑んだ。]
(88) 2020/10/20(Tue) 21時頃
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そう言えば…
[フェルゼの持ってきたカナッペをいくつか小皿に取って思い返すのは昼間のリーとの話のこと]
弱くする薬って言ってたけれど… 彼、だういう魔獣なのかしら。 力の方向性とか……
[彼の事を、考えてみれば何も知らないことに気がつき、次に会ったらもう少し色々話をしてみなければ、とも考えたのだった*]
(89) 2020/10/20(Tue) 21時頃
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─ 過去・ロイエと ─>>86
成長。 そうなのかもしれません。
[ベースが人間だからだろうか。 主人の秘儀がどのようなものか、自身を生み出したものであっても理解は及ばないが。]
はい、ぜひ。 グロリア様もハーブティーは好まれますし、次の機会があればロイエ様にも美味しいお茶をお淹れすることができます。
[知識、取り分け主人の役に立つものや、自分の役割を助けてくれるようなものは特に好ましかった。]
(90) 2020/10/20(Tue) 21時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 21時半頃
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私もロイエ様と同じです。 美しい風景や遠いどこかの土地の絵や写真などはとても興味深い。 引きこもり仲間、だからでしょうか。
[また冗談を口にして。この従者が冗談を口にすること自体が珍しいものではあった。]
グロリア様ならまじないの一つでお話が終わってしまいますね。
[迂遠でまどろっこしくて小賢しく、それでいて知恵を絞った話。人に力があったのならばそのような“物語“は生まれなかったのだろうと思えば、不思議なもよのように感じる。]
(91) 2020/10/20(Tue) 21時半頃
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|
ロイエ様は、人間に憧れているのですか?
[人間の物語、人間がその矮小さゆえに足掻く様、ロイエが語るそれをロイエは“愛している”のだろうか。]
私の基は人間です。 この外見も基となった人間のもののようです。
人間を学べば、いつか人間のようになるのでしょうか。
[矮小な人間の、その出来損ないのような自分。 人間を学べば、もっも主人のために役に立つことができるのだろうか。] はい、ぜひに。
[たが、きっとそんなことにはならない。 どんなに人間を学んでも自分はヒトではないのだから。]
(92) 2020/10/20(Tue) 21時半頃
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[肉料理屋魚を食べ漁り、狂宴に浸る参加者を見学しながら仮初の空腹を満たす。 行儀や礼儀、社交辞令と言ったものが要求されないから気が楽だった。 そんなものが要求されるならまず魔獣は誘われないとも言える。]
俺か?
[魔獣という単語が聞こえた気がして、>>89他にも魔獣は何体いるだろうし、嬌声響く宴会で聞き間違いもなくはないけれど。]
(93) 2020/10/20(Tue) 22時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2020/10/20(Tue) 23時頃
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ええ、そう。 呼んだわ、あなた…リーの事。
[チーズを乗せた最後のカナッペを飲み込み、蜂蜜酒のグラスを空にしてはらりと手を振る。 彼の元に近寄り、乾杯できるものはないか辺りを見渡した]
どう、楽しんでる? …いえね、始まる前に薬を作る約束、したでしょう。 だから真面目に考えてるのだけど、そう言えばあなたの事知らないなと思ってね。 力とか出自とか、普段はどんな事をして生活してるのかとか、好物とか…性癖とか。 そういうの知ってると知らないとでは、大分薬の出来が違ってくるの。
つまりまあ、少し興味が湧いたってこと。あなたに。
[そんな事を口に出し、会話に誘った*]
(94) 2020/10/20(Tue) 23時半頃
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[薬を操る魔女が傍に寄る。>>94グラスを手に辺りを見回しながら。 「興味が沸いた」という魔女に]
あー、そうだな、砂の多いところにうまれて、 魔法は魔女にもらったんだ
[昼の話に、角を触りながらされた質問に考え込む。 魔獣とは言うが生まれた時から「魔」獣であったわけではなく、肉を主に食す獣であった。強く在りたいと願い、気まぐれな魔女から魔法を貰ってから]
この魔法は俺の身体であればぜんぶ強くしてくれる。 本能の、食欲、性欲、捕食欲、も [ついでに羽もオプションで。*]
(95) 2020/10/21(Wed) 00時頃
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――過去・フェルゼと――>>90->>92
では次回、その本を持ってくるわね。
[引きこもり故、それが1年後かもしれない。 でも寿命が限りなく長いからこそ、毎年彼に貸すことができれば、何十冊にも重ねていけるのだ。 ――フェルゼの寿命は、知らないけれど。]
そう、そう。 引きこもりも悪いことではないわ。 写真だからこそより美しいものだってあるでしょうし。
[珍しい冗談を聞くのは楽しい。 グロリアならミステリーがミステリーにならず、人間相手なら怪奇小説ね、などと会話を弾ませて。
フェルゼからの問いに、ふと唇をつぐむ。 思案するように視線を彷徨わせてから。]
(96) 2020/10/21(Wed) 00時頃
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憧れている……ううん。 決して自分は人間にはなれないし、そうなりたいと願っているわけでは、ないのだと思う。
羨ましいのか、妬ましいのか。 ……眩しいなと感じる、が近いかしらね。
[それは“愛している“とも言えるのかもしれない。 いや、正確には、かつて“愛していた“か。 今は物語をなぞりながら懐古しているだけのこと。]
貴方は努力家のようだから、限りなく人間にちかく振る舞えるようにはなれるでしょうね。 でも、それは逆に――本当は人間ではない貴方の個性をなくしてしまうことでもある。
グロリア様がそう望んでいる訳でないなら。 貴方は貴方の特技を生かしていけば……グロリア様は喜ぶのではないかしら。
[同時に色々なところに現れる、とか。 吸血鬼にだって出来ることではないのだから。]
(97) 2020/10/21(Wed) 00時半頃
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では、小説も何か見繕っておくわね。
[さて、何がいいだろう。
フェルゼへ与える本を選ぶのは、長い長い時の中の、楽しい暇つぶしになるに違いなかった。*]
(98) 2020/10/21(Wed) 00時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/21(Wed) 01時頃
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