195 【完全RP村】終電は銀河を駆ける
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全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、預言者が4人、衰狼が1人、風花妖精が3人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2016/08/14(Sun) 00時頃
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[ ガタタン ゴトトン
ガタタン ゴトトン ]
(#0) 2016/08/14(Sun) 00時頃
[ 特に変わった揺れがあった訳ではない。
が、急に視界がさあっと明るくなりました。
億万のLEDが一斉に灯って、そらじゅうを覆うというぐあい
また熱したスカイランタンがあちらこちらからあがって
一面に広がったというふうに。 ]
(#1) 2016/08/14(Sun) 00時頃
[ あなたがたはいつの間にか終電が銀河を走っていることに気付きます。
鉄道は空を走っているわけではありません、天の川の側を走り
星と星の間を抜けていくのですから。 ]
(#2) 2016/08/14(Sun) 00時頃
[ 進行方向向かって左側の窓からは流れる天の川
きれいな水はガラスよりも水素よりも透き通って見えますが
時々眼の加減かちらちらと紫色の細かな波を立てたり
虹のようにぎらっと光るので
辛うじてそれが流れているのだとわかります。
その傍ら青白く光る銀河の岸に、銀色の
空のすすきはもうまるでいちめん、風にさらさらさらさら
ゆられてうごいて、波を立てています。
反対、右側の窓からは見えるのは野原と
そこに広がる燐光の三角標。
遠いものは小さく、近いものは大きく
遠いものは橙や黄いろではっきりし、近いものは青白く少しかすんで
あるいは三角形、あるいは四辺形、あるいは電や鎖の形
さまざまにならんで、野原いっぱいに光っているのでした。
少し行くと直に 線路の縁になった短い芝草の中に
月長石ででも刻まれたような、すばらしい
紫のりんどうの花の群生を見つけることでしょう。 ]
(#3) 2016/08/14(Sun) 00時頃
[ いつしか車内の様子も変わり、小さな黄いろの電燈がならび
青い天鵞絨を張った腰掛けと向こうの鼠いろのワニスを塗った壁には
真鍮の大きなぼたんが二つ光っているのでした。 ]
(#4) 2016/08/14(Sun) 00時頃
[ 赤い帽子をかぶったせいの高い車掌が車両へとやってきて
もごもごと口を開きます。その声は先程車内アナウンスで
流れていた声とは異なりますし、あなたがたが普段
目にしている車両とも違ったでしょう。
車掌はあなたがたが三次空間の人間であると確認すると
しどろもどろになりながら、憶測で話始めるのです。
この車両が連結した車両であること、何者かがこの銀河鉄道と
繋げたであろうこと、三次空間に戻すには繋げた黒幕を
次の停車場で下ろす必要があることを告げます。 ]
(#5) 2016/08/14(Sun) 00時頃
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―青い鳥を手渡した後のこと―
[そんな頃に発せられたであろう呟き>>1:85>>1:91は、乗客たちの会話で気づくことは難しいだろうか。 それでも、皆それぞれに会話を楽しむ様子が微笑ましいと視線を動かせば、 下唇に振れる彼の姿を捉えることは出来るだろう。
その際にもし目が合うことがあれば、にこやかに笑み。]
ん……あのひともくっきーほしいのかな。
[なんて、不思議そうに呟きつつ。]
あとでおはなしするきかいがあれば、おすそわけしよーっと。
[と、そっと決意することだろう。]
(1) 2016/08/14(Sun) 00時頃
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家か。 そりゃそうだね…。
[くすり、と俯いて口端を吊り上げてから 気怠そうに視線を中年へと戻す。その時にはもう、彼は向かいに腰かけていたか。>>0:86]
ほうよう…?抱擁? 出張で抱擁が出来るなんてそりゃ幸せだね。
[聞き間違いは訂正されたか。 坊さんという単語は知っているものの 坊さんを坊さんと呼ぶ感覚が男にはない。 その人間の職業でその人を図るには勿体ない。 それが男の持論だった。 法要については、単なる知識不足。]
(2) 2016/08/14(Sun) 00時半頃
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法要も知らんのか。
[坊主は若者の言葉>>2に呆れ顔だ]
君もこんなところで油を売ってないで、実家に帰ってご先祖様をお迎えしなさい。 お盆というのはね、そのためにあるのだよ。
[なんて受け答えをして、ふと窓の外を見たら景色が一変している事に目を瞠る>>#2]
(3) 2016/08/14(Sun) 01時頃
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な、なんじゃこりゃ!
[思わず仰天して、座席から立ち上がる。 ここはどこか?涅槃か。天国か。いつかはお迎えされたいと思っていたけれど、今はまだご勘弁いただきたいところだ。**]
(4) 2016/08/14(Sun) 01時頃
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[さて、何をしているころだったか。 ふと窓の外を眺めると、さあっと明るく光ったように、ま白くぼんやりとしてそれからすぐに窓の外に広がるのは青い野原と燐光の三角標。いくつもいくつもてんでに光って散らばって、何か形作るように並んでいるのでした。
その景色に、胸が湧き踊るのを抑えられない。 とてつもなく楽しいことがあるんじゃないかという、そんな気になったのだった。]
なあ、おじさん!雨里! 見て、見て! 外すっごいよ!!
[綺麗な景色に思わず童心に返ったようにはしゃいで、周りに知らせる。 とても胸を打たれたこの景色。周りの人間はどう感じるのだろうか。それを確認したくて、二人の顔と景色とを交互に覗き込んだ。
同じ頃、周りでも車外や車内の異変に気付く者もあっただろう。]
(5) 2016/08/14(Sun) 01時頃
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[車内に巡らせた視線は一人の少女と出会う。>>1 微笑みにひとつ瞬きをして、会釈と共に笑み返す。 視線はすぐに外してしまったけれど、 どこか心の中に火が灯ったようでうれしい。
不意に車内に光が零れ落ち、通路を何かが通りすぎて、 足元からふわふわ>>#1と天井へと何かが昇っていく。]
わあっ!
[ガタン ゴトン 揺れる感覚は同じように思うけれど、 どこもかしこもさっきまでと様子が違う。>>#4]
(6) 2016/08/14(Sun) 01時半頃
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[思わず立ち上がり周囲を見回せば、 それぞれ内外の光景に反応していることだろう。 ボックス席に座ったお坊さんは驚愕の声をあげ、>>4 秋夜は窓の外に感嘆の声をあげる。>>5]
外?きゃああ…!
[そっと窓辺に身を寄せ、覗き込んだ窓の外。>>#3 よくよく目を凝らせばその光の川は光る石や水の粒で出来ている。 金剛石や、草の露や、凍った北極の雲や、 そんなすてきなもので出来た、天の川だ。>>#3 あたしは林檎のように上気した頬に手をあて、 うっとりとため息をつく。]
すっごく、きれーい。ほら、おじさんも。 あ、でもね、ね。中もキレイだよ。秋夜、おじさん。
[そう二人に告げて、車内に手を向ける。 きらきらした光が手に当たって、 ミラーボールの様にちらちらと光が通り抜けた。*]
(7) 2016/08/14(Sun) 01時半頃
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─異変前─ [呆れ顔の相手の反応は、何だか面白くはない。 すこしムッとしたがきょとんとした表情のまま]
俺は別に油なんて売ってないし。 俺が売ってるのはピザだよ。
[そう言えばアモーレ!カンターレ!マンジャーレ!とTVでよく流れる弊社のCMソングを口ずさんだだろう。]
…実家…、実家かあ。 お盆ってご先祖様を迎える日だったんだ。 初めて知った。勝手に来て勝手に帰ってくもんかと。
[と素直に無知を認める。 また、呆れさせる結果になったかもしれないが**]
(8) 2016/08/14(Sun) 01時半頃
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[各所の会話の端々を耳で捉えながら、車窓に張り付いている。 ときたまチラリと大きな光が通ったり、踏切がぼんやり見える程度。 そんな風に変わり映えのなかったはずの景色が、パッと華やかなものへと切り替わった瞬間(>>#3)を、彼女は確かに見た。]
!!
[誰かと共有したくて、車両の方へ向き直す。 驚きのあまり勢いをつけすぎて、ガラス窓にぶつけた頭がごちんと大きな音を響かせた。]
(9) 2016/08/14(Sun) 02時頃
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―異変が起こる前―
[ブラジルが世界の端などとは藍里も思っていない。>>1:93]
そうね。ブラジルも国だものね。
[含むような口振りは、雛子の心を読み取ったわけでは勿論無い。 世界の端と言われれば、おのれの限界を考える。藍里はそういう女だった。]
見つけたら、おねえさんにも教えてね?
[この子はどんな答を見つけるのか。興味が湧いたのは本当のこと。 優しいと言われた事はただ微笑むに留めた。 自分を優しい人間だなんて思ったことは藍里はない。]
(10) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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[大切そうに手渡されたクッキー。もう一言お礼を言って、今度はデスクの中ので良かったらお菓子をあげるわね、なんて口約束。 「おしごとがんばれー!」と言われれば、ああ明日も頑張れるような気がした。]
藍里。高橋 藍里よ。 でもおねえさんでも好きに呼んでいいのよ。
[神経質な上司に顔立ちが似ている>>1:97方を見て、ふと視線を追う。 先ほどよりも柔らかな眼になっていて、あら、上司と似ているのは顔だけかしら。なんて無責任なことを思った]
(11) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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旅ね。…時間が取れたらそれもいいかもしれないわ。
[確かに日々仕事に追われ、当然のように残業をして。終電で揺れる。 日々には刺激はないが、平凡がある。記号化された、平凡が。]
でも、…きっと。悪くはないわね。
[独白じみた呟きを零し、いただいたクッキーを口に頬張る。
少し歪な形が如何にも手作りといった風情で愛らしく、広がる甘味が疲れた体には美味しかった]
(12) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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[高橋藍里はごく平々凡々な人間だとおのれを評価している。 劇的な出会いを夢見ることも、何かを探して旅立つこともなく。 残業はあれど淡々と業務をこなして、家では一人きり。
猫を飼おうかと思った事もあったが、その度に猫好きの人を思い出す。
両親を幼いころに失い その後親戚中を盥回しにされた藍里にとって ――――大切な ひとだった。]
(13) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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[ 付き合っていたわけではなく じゃれ合うような関係にしか過ぎなかった。] [突然の事故で亡くなってから、気づいた。 失ってから気づいても何をしてあげられることもなく
ただ彼の死後。藍里の心はまるで半分削れたかのように、何を求めることもなく日々を機械的に過ごすようになった。]
[――…大切なものは、もう全て失われた。 探してもきっと見つかりっこないのよ、と思っていたことを今日出逢ったばかりの少女には口にしなかった。
藍里が抱く、彼女の純朴さは一種の憧れに近い。 もう、自分からは失われた。まるで”こども”の時間のように。
擦り切れて、無くなったか。
――元からなかったものを、抱いているような不思議な感覚だった。]
(14) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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[目を閉じると今でも聞こえる。
”あい”と勝手に付けた愛称で呼ぶ 悪戯っぽい声を想い起こす。]
(15) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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[ふと思惟に耽り、一瞬目を閉じていた藍里が次に目を開いた時だった]
…………え?
[トンネルを抜ければ雪国だった、というのは有名な小説の一文だが。 目を開けば先ほどと景色が変わっていた、という体験に藍里の思考は追いつかなかった。]
(あ。これ、夢でも見てるのかな。雛子ちゃんとお喋りしてたのに悪いことしたかしら。)
[疲れて眠ってしまったのだろう、と当然のように藍里は思った。 だが。住職姿の>>4の驚きの声。派手な格好をした女性のどこか浮き足たった声>>7
他にも驚愕の声があっただろうか。]
[車内をよくよく観察すれば淡い暖色の電灯が並び、腰掛けているのは青い天鵞絨張りの椅子。
何のドッキリだろうか、と藍里はあくまで不思議な現象を受け入れずに現実的に物事を考えてた。
普段乗っている筈が様変わりすれば車掌も変わるのか。]
(16) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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[見慣れぬ赤い帽子を来た、背が高い車掌が車両へと現れた。>>#5
――三次空間の人間であるとか。 何者かがこの銀河鉄道を繋げたであろうとか。
[しどろもどろで分かりづらい説明で理解したことは 車掌の言う三次空間に戻るが、現実に戻るという意味で。
黒幕を次の停車場で下ろす必要がある、などと荒唐無稽な話だった。]
……理解は出来ても、理解出来ないんですけど。
[矛盾のような呟きを零すのは、現実的である自負がある藍里には到底想像もつかないような出来事だったからだ。 黒幕というのは電車を操作している側の人間ではないのだろうか、と訝しみ、隣に座っていた雛子に一言告げて、車掌に問い質すが、返答らしき返答は無かった。
この車掌が困り果てているのか。口を噤んでいるのか、藍里にはわからない。]
(17) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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――――ガタン,ゴトン
[電車の音は変わらない。 普段は見飽きて見ることもない外の風景は様変わりし 銀のすすきが囁くように揺れ まるで星の海に迷い込んだかのような色鮮やかで幻想的な光景が広がっていた。]
……銀河鉄道の夜。
[気づけばひとり呟き、車掌を追い掛けるような形になっていたため。
別の車両との境目となる入り口に立ち、何気なしに他のひとを見回した。]
(18) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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……やっぱり、夢でも見てるのかしら。
[試しに扉に向けて自ら頭をぶつけた。>>9とは違い自ら勢いをつけて ゴツン!と派手な音を立てた。他人から見れば気が狂ったような行動にも見えるだろう。
藍里は自分が思うよりも動転していたため強かに打ち付けその場でうずくまる程の激烈な痛みだった。]
いたい……。
[しばし激しい痛みに思考のすべてを割いた藍里だった**]
(19) 2016/08/14(Sun) 10時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/14(Sun) 11時頃
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[ボックスに同席した若者たちがはしゃぐ声を聞いても、>>5>>7心がざわめいてしまって、それどころではない。 非現実的な美しい光景に、目を奪われはしゃぐほど童心ではなかった。 これから直面するであろう、現実的な問題に頭を抱える]
い、いや、わたしはこんな所には居れんのだ。 明日は朝から檀家さんの御宅に行かねばならん…。
帰らないと、皆さんに迷惑をかけてしまう。 この列車…どうすれば元に戻るのか。 ここは、どこだ、地上なのかね?どうやったら、地上に戻る?
そうだ、車掌。車掌はどこだ。
[席からふらふらと立ち上がり、車内全体を見回す。 そうして見つけた。>>#5 なんだか周りの風景も変わっているが、まずは話を聞こう]
(20) 2016/08/14(Sun) 11時頃
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ぎんが、鉄道…?さんじ、空間?
[そのような言葉はどの経典にも載っていない。 車掌の語る内容に坊主は混乱を極めるが、戻すにはどうすばいいか、という事だけはかろうじて認識する]
つまり、その黒幕を次の停車駅で下せばいいんだな? その黒幕とは、どこにいるんだね?
[車掌に詰め寄った後で、車内を振り返る。 同じく車掌の言葉に耳を傾けていた様子の女性と目が合った。>>17]
この中に、その黒幕とやらが…いるのか?
[疑心暗鬼が芽生えそうになりつつ、坊主は黒幕を見極めようと周囲に目を凝らした。**]
(21) 2016/08/14(Sun) 11時頃
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[中も綺麗。その言葉に>>7車内をよく見渡すと確かにさっきまでの雰囲気とはだいぶ異なる。古めかしい青いビロードの腰掛けと小さな黄色の電燈が並んでいて、車室は先程までの煌々とした明るさではなく夜の様相という具合に穏やかな灯りに包まれていました。]
おおっ! すごい!!
みんな見ろ見ろ! この電車、銀河を走ってるぞー!
[昔、本に読んだことがある。 きっとこれが銀河鉄道の風景なのだろう。そう、うきうきと弾んだ声で騒ぎ立てた。 車掌が来たのはそのすぐ後。]
(22) 2016/08/14(Sun) 12時頃
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[車掌を追うように席をたった女性のところへ行き。]
おねえさん……大丈夫? 頭痛くない?
[気でも触れたか、いきなり勢いよく頭突きをしたもんだからどうしたのかと気遣うように声をかけ赤い瞳を藍里へ向ける。]
あ、飴ちゃん舐める?
[サルエルパンツのポケットに手を突っ込んで いつでも飴を取り出す構え。]
(23) 2016/08/14(Sun) 12時半頃
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[飴は渡せただろうか、そこにいる皆に聞こえるように]
誰か、路線図持ってない? 次の降りる駅って、どこ?いつ?
それがわかってた方が考えやすいと思うんだよね〜。 誰が黒幕さんなのか。
[果たして路線図なんてあるのかしらないけど。 昔見た本のとおりなら、誰か持ってそうな気はする。 あるいは、本人の知らないうちに荷物に紛れ込んでいたり。
どのみち、携帯と財布と飴程度しか 持ち物のない男には縁のない話。 誰かが持っているというのならそちらに足を運ぶだろう。]
(24) 2016/08/14(Sun) 13時頃
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[あからさまな変化であったから、すぐに気付いたのは彼女だけではなかったようで。
読めない状況に高揚するひと、狼狽するひと。 反応は様々なようだけれど、尋常じゃぁないという認識に相違はないのだろう。
怪しげな車掌と対話を進め、ひとつずつ内容を噛み砕いているらしい、おねえさん(>>17)に、お坊さん(>>21)。
率はそっとボックス席を立ち、密度の高いそちらへと足を進めた。
頼りになるのはやっぱり大人だなぁ。なんて。こういうときばかりこどもになるのは、17歳の特権だろうか。]
(25) 2016/08/14(Sun) 13時頃
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―異変が起こる前―
[自分の眼で見たもの以外は"真実"だとは思えない。 そういう考え方をしてしまうのは、きっと子供だから。 でも、テレビとか映画とか、そんなものが身近にある生活をしていたせいか――、 自分が未だ見たことのないそれらを遠いネバーランドの話と同列くらいに、非現実的なものとして捉えていた。 彼女の考えている世界の端の答え>>10など、頭の片隅にも存在していない。]
もちろんー。 おじさんにも、おねーさんにも、 ぜったい、ぜーったいおしえるからねー!
[だからこそ。 何も考えずにうん、うん、と親指をぐっと立てて答える。 深く考えたって答えに辿り着ける訳じゃない。 それに、考えて道を探せるほど賢いわけでもないのだ。 だから、今は、さっき会ったばかりのおねーさんと新しい約束>>11を交わして楽しければ、 ただそれでいいじゃないか、と。]
(26) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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あいり、おねーさん。 [ぽつり、呟いた。 何だか不思議な気持ち。 さっき知り合ったばかりなのに、名前を口にしただけでほんの少し距離が縮まるような気がする。 そう思うと、自然と口元が緩んでしまうのが自分でも分かった。]
うん。きっと――たのしいよ。 たくさんのしんはっけんがあって、であいがあって。
雛子は、いま、とってもたのしいなっておもってる。
[手渡したクッキーの感想は、聞かない。 言葉は、要らない。 言葉なんてなくても、それだけで十分だ。
それに、目を閉じて何か物思いにふける彼女>>16の邪魔はしたくはない。 私もまた、ゆるりと目を閉じると背もたれに身を預け、]
(27) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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おかーさん。
(28) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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[と小さく呟けば、がたんごとんと電車が奏でる音を耳にしていただろうか。
次に瞼が開くのは、近くでゴツンと鈍い音がした時だった。 びくり、と身体を揺らしながら慌てて周囲を見渡せば、先程のおねえさんが頭でもぶつけたのだろうか? 赤い瞳が印象的な人物が声をかけていた。>>23 それだけではない、なんだか何かを探しているようなそんな目つきのおじさん>>21とも目が合うことがあったかもしれない。]
……ふぇ、なにかあったのー?
[そう呟いてはもう一度、きょろり、きょろり。 そこでようやく、窓の外に気付くことができただろう。 暗い背景に浮かび上がる明るい星々。 説明なんてされなくても、天の川のようだという発想にはいきつく。 ――それが正しいかは、決して賢くはない学生の頭では分からなかったが。]
(29) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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[それから、暫くは反対の窓から見える野原やそこに広がる燐光の三角標を見やったり、 その先の紫のりんどうの花の群生を小さく歓声をあげたり、ぱちぱちと疎らに手を叩いたりしてみたり。
まるで、ドラマや映画のワンシーンを見ているかのような反応をしていたことだろう。 さっきまで普通の電車だった、線路の上を走っていた、窓から見える景色も何も可笑しくはなかった。 あまりにも現実味がなくて、――目の前に広がる事実を飲み込もうとしても難しい。]
まるで、……ゆめみたい。 すごい――、すごいよ、この景色――、
おかあさんに、教えて……あげなくちゃ。
[ただ一つ確かなのは、狼狽えているらしい人々が多い中――私は、ただただ楽しんでいたということだ。 何の考えもなく、突然始めた世界の端を探す旅。 この列車の目的地すらも知らずに始めた旅。 だから――、この列車がどこを走ろうとどこへ向かおうと、大した問題ではないわけで。]
(30) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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――……、
[赤い帽子の車掌がアナウンスを繰り返す。 其れは「銀河鉄道」という言葉を口にして、黒幕がなんだ、とか、また非日常めいたことを話している。 なんか、そんなアトラクションがどこかにありそうだ、と呑気に思う反面――、]
さんじくうかん?に、もどれないと、 雛子たちどうなっちゃうの……?
[自分を含む乗客たちの行く末が多少なりとも心配になったのもまた事実。 流石に、こんな手の込んだアトラクションに偶然辿り付けるなんて思っているわけではなく。]
(31) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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[ふらりと立ち上がると鞄から片手に収まるくらいの、不格好な青い鳥の人形を取り出して静かに抱きしめる。 嗚呼、不思議。本当に不思議。 さっきまでは目的地が見えない旅が本当に楽しかった筈なのに。 今は――自分がこれからどうなるのかも分からない現実が、怖くて堪らない。]
もしかして、――雛子、しんじゃうの?
[思わず呟いた"死"という言葉が重くのしかかる。 今迄意識してこなかったその言葉が、今は近く感じる。
ああ、いけない。笑っていなくちゃ。 ――幸せが、逃げてしまう。
ぎゅ、と人形と抱きしめる腕に力を一層込めると] だいじょーぶ。なんとか、なるって。
(32) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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[と、呪文のように呟いた。 赤い瞳の人物の呼びかけ>>24が耳に届いたのは、そんな決意をした頃。 しかし、その内容は自分には到底答えられるものではなく、]
うぅ、雛子、てきとーにこのでんしゃにのったからわかんなーい。 くろまくさんは、さがさなきゃって……おもう、けど。
[「どうやって探せばいいんだろう」と言いたげに声の主である彼の方を見る。 返事が彼に届いたかは分からないけれど、自分だけぼうっと座っているのは心苦しい。 気持ちを切り替えるように小さく首を横に振れば、扉の付近に立つ青年に]
ねえ、ねえ。 雛子、この電車のことなにもしらないんだけど、 きみはなにかしってる?
[とにこやかに声をかけてみようか。 制服を着ていることから、この電車に普段から乗っているのかな、なんて思いつつ。]
(33) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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[手を広げれて笑うけど、そんなものには構っていられない、 そう言わんばかりにお坊さんはふらふら立ち上がった。>>20 車内を見回す姿に釣られてあたしも周囲を見回す。 車両に入ってきた長身の制服姿に赤い帽子。 顔はよく見えないけれど、その出で立ちは駅員の様だ。 車掌と名乗るその人は、もごもごと説明を始める。>>#5
あたしたちが、三次空間…別の世界の人間であると。 ここは銀河を駆ける鉄道線であるのだと。
車内を流れていく光の粒の中を歩き、 車掌に詰め寄るお坊さんを眺める。]
(34) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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どうして繋げたんだろーね。 巻き込まれちゃったのカナ? それとも、
[左側の車窓を見遣れば、野原が広がり、三角標が通りすぎていく。 少し離れた紫色は、花だろうか。たおやかな色が目に優しい。 どこもかしこも美しく、優しく、穏やかなこの空間で、 あたしは一度、瞳を閉じる。]
見せたかったの、カナ?
[仕事大事であったり、疲れていたり。 どこか遠くにいきたかったり、いきたくなかったり。 現代はストレス社会だと言ったのは何だったか。 覚えていないけれど。]
(35) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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|
[ボックス席の背もたれに手を置いて、 立ち上がったまま、頭を垂れるけど、それも一瞬。 聞こえた声に顔をあげる。]
路線図?持ってなーい!
[っていうか無賃乗車になるんじゃないの? そう思ってICカード乗車券の入ったケースのカバーを捲る。 するとそこには見覚えのない切符が入っていた。 思わず息を飲んで、その切符を見つめる。 行き先の名前を見て、そっと戻した。**]
(36) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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路線図?そんなもの、役に立つのか?>>24
[乗車した時と明らかに違う様相に、これまでの情報が果たして有用なのだろうか。 坊主はタブレット端末と一緒に、BOBO●手帳というものを愛用していて、その中には近郊の路線図が付属している。 荷物からそれを取り出して、秋夜の方へ差し出した]
見てくれるかね。
[自分で見れば良いのだが、あいにくこの路線図は字が小さすぎて、老眼には少々酷だった。**]
(37) 2016/08/14(Sun) 14時頃
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― 異変が起こる前 ―
[なんだか今日の車内はいつもと少し異なるせいか。 散漫になりがちな意識を戻して足を踏ん張れば
こちらをくるりとむいたお姉さん>>0:91の ふさふさと色のついた睫毛の下、自分とは異なる色の目とかち合う]
あ…、へへ。 座りますね。
[頬を掻くのは何だか気恥ずかしかったから。 ただ目が合っただけかもしれないけれど、何となくそう呟いて。]
(38) 2016/08/14(Sun) 14時半頃
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|
[さて本当にどこへ座ろう。
賑やかなボックス席 の隣は、青い小鳥を配っていた少女 近くに座っている高橋藍里さん、マスクの気晴らし少女
サラリーマン風の男性はどこに、っと?]
あれ。そう言えばもう結構駅過ぎたっけ…?
[ぐるりと見回した車内に佇む人の数を捉え 窓の外を眺めどの辺りか確認しようとした、その時。]
(39) 2016/08/14(Sun) 14時半頃
|
|
[背中から。つまり車内から光が溢れたように感じて 振りかえればそこにはいつもの見慣れている車内はなかった。
見慣れぬ小さな黄いろの電燈や光る真鍮のぼたんに 呆気にとられてしまうのはしょうがないだろう。
ゲーム脳なんて言葉もありますが 幻想と現実の区別はついている受験生でして。]
(40) 2016/08/14(Sun) 14時半頃
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えっ?!えっ???!今度は、何?
[車内の変貌にとらわれていた意識は はしゃぐ声>>5>>7やごちん、という大きな音>>9に引き戻され 声>>22につられるように視線を外に向ければ飛び込んできたのは]
…嘘だろ? 何、これ……。
[ちらちらと紫色の波を立て、虹の様にぎらりと光るのは 写真だけでしか、空想の世界だけでしか見たことの無い景色で。
青と、白と。銀と、橙や黄。 視界を切り替えれば、切り返しただけ目に飛び込んでくる色に わぁ、と歓声をあげるよりもまずただ、ただ驚愕に目を瞠る。]
(41) 2016/08/14(Sun) 14時半頃
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[立ちつくしていれば程なく、見たこともない車掌がやってきたか。 停止しそうな頭を回転させ、説明は、一字一句もらさず聞いた。 聞いた、けれど。]
……ええ。いやいや。信じるんですか…?
[疑うように周囲を伺うお坊さん>>21や 黒幕、と口にする白髪カラコンのお兄さんに 返してしまうような内容であって。]
あ、の。じゃあ、次の停車場で。 その、人を下ろせなかったら。俺たちどうなるんですか?
[目的地なんて、いつから見失ってたか。 もう、それすらわかんないくせに。
でも、自分の目で見ている景色は夢の様に消えてはくれないから。 半信半疑で車掌に問いかけるが答えは返ってこなかったかもしれない]
(42) 2016/08/14(Sun) 14時半頃
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[――ガタタン ゴトトン……
景色は変わってもこの音は変わらない。 電車というものは、空にあっても駆けるものに成り得ず 線路の上をただ走るものなんだな、なんて。
現実逃避に浸る間もなくゆるやかな声>>33が耳に届く]
(43) 2016/08/14(Sun) 15時頃
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ん?ああ、そういえば知らない制服だね。 俺、と高橋さんは通学とか通勤に使ってるよ。
今は…、大体。 山猫小路駅、薄野駅、蟹ヶ谷駅あたりだと思います。
ここ、いい?
[高橋さん、で先ほど会話してたようだから通じるかな。 なんて思いつつ、見やればなんだか頭を押さえているようで>>17
向かいの席まで足を進めて相席の許可をとりながら 路線図を広げている隣のボックスにも聞こえるように 発車時間と現在の時刻から、おおよその駅名を。]
(44) 2016/08/14(Sun) 15時頃
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君も、近く座ろ? 結構揺れるからさ。また頭打っちゃうよ。
[同じ方向に足を進めていたマスクの少女>>25 にも声をかけてみたが、余計なお世話だったかな。
青い小鳥を配っていた少女に相席を許可されれば 時折、外の景色に目をやりながらも周囲の会話に耳をすませたり、口を挟んだりするだろう。**]
(45) 2016/08/14(Sun) 15時頃
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――頭を強かにぶつける前
[>>21袈裟を来た壮年が、慌てたように車掌に詰め寄る。 藍里との違いは、すんなりと車掌の言葉を聞き入れている部分だろうか。]
[目が合う。 年齢よりも活力に溢れたような瞳の奥に、値踏みするような視線を感じた。 車掌の告げる黒幕は、確かにどこに居るのかわからない。 むしろあの車掌こそ黒幕ではないのか、と藍里は思う。他はまだ、電車が様変わりする前から乗っていたのだから*]
(46) 2016/08/14(Sun) 16時頃
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――頭を強かにぶつけて、たんこぶができた後。
[先ほど目があった赤いカラコンをした青年が、案じるように声を掛けてきた>>23 髪は脱色しているが案外、根は悪い人は無さそうだ。自分なら気が触れたかのような行動をした相手に声を掛けるのを躊躇うだろう。]
……あ、頭は痛いけど。 つまりこれは現実で。私は寝てるわけではないってことだけはわかったわ。
あと、隣の車両には誰もいないみたい。
[頭を打ち付けたのは扉で、覗いてみると向こう側の車両は同じように青いビロードが敷かれていたりするが、誰もいない。
確かに終電で人は少ないが、全く誰もいないのには違和感があった。]
(47) 2016/08/14(Sun) 16時頃
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あ、ありがとう。 何だか今日はお菓子貰ってばかりだわ。
[飴を受け取りながら、まだ名乗ってなかった青年に軽く名乗りをあげただろう。返事が貰えただろうか。
少し落ち着こうと思い、飴をすぐにひらく。 先ほど食べたばかりのクッキーの名残が口の中に残っており、味が混ざる。
五感がひどく鮮明で現実をたたきつけられた。]
……同じ駅にしか降りないから路線図はないわ。 「普通なら」次の停車駅までまだあるけど…。
[そもそも銀河を走り抜けている電車に、一般の停車駅は通じるのだろうか。 無意識によく乗り合わせる学生の彼を見ると>>44どうやら通常の停車駅を並び立てているようだった。
ガタン ゴトン
電車は銀河を走りゆく。いつもの殺風景な様子ではなく。]
(48) 2016/08/14(Sun) 16時頃
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この中に黒幕がいると思うの? ……私は車掌も怪しいと思うのだけど。
[口ではそう言いながらも、藍里も車掌を含めて誰が黒幕であるのかを頭の隅では考え始めていた。 藍里には待つ人がいない。他人との線引きを付けている自覚はある。知人はいても親身な友人はいない。 せいぜい、会社が少し混乱する程度だろう、と冷静に思う。
それでも藍里には帰る家が、あった。
帰らなければならない理由など、それで十分だった。]
(49) 2016/08/14(Sun) 16時頃
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[もしも。これが鞄の中の寓話のように銀河を走る電車ならば 向かう先も同じなのだろうか。
黒幕はどうして藍里達を連れ込んだのだろう。]
[カムパネルラはどうしてジョバンニと電車に乗っていたのだろうか。 それは偶然か意図的であったかは作中に語られる筈もない。
最後まで連れては行かなかったのか、連れてはいけなかったのかも事含めて。
何故ならカムパネルラは、途中で影法師のように消えてジョバンニは大層慌てるのだから。
これはただの寓話に過ぎない。筆者が伝えたかったであろう事も、山ほど出ている。
ただ、ジョバンニはそこで様々な”乗客”と出会い、緑色の切符を手にしたのだ。]
(50) 2016/08/14(Sun) 16時頃
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[藍里は思考を戻した。他の車両には人の気配がない。 黒幕がいるとすれば、この中か車掌だろうと受け入れがたい現実の中で、冷静に考えを巡らせる。
車掌の言葉を信じるならば、やはり最後まで乗車しているわけにはいかないのだ。]
みんなどこで降りるつもりだったのか、一応聞いてもいいかしら。
[煌めくような車両の中。 人はまばらであったため、その声は全員に届いただろうか。]
ああ、これは夢だって逃避するのは簡単だけど。
そのまま違うとこに連れて行かれるのはおねえさんも困るのよね。
[元々受け入れがたい現実というものには幾度も直面してきた藍里は、今すべきことを頭の中で組み立てる。
自身を落ち着かせるためにもつらつらと告げた。
その声は客応対に慣れている丁寧な声音で、若い子達が不安にならないよう配慮した結果だった。]
(51) 2016/08/14(Sun) 16時半頃
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あ。先に名乗りべきでした。 私は藍里。高橋 藍里(タカハシ アイリ)です。お互い名前を知らないのも不便だからね。取りあえず自己紹介をして
あと私が降りる駅は最終の雨乃風駅です。
[ついでに会社名とともに、主にまだ名乗っていない ――上司に風貌が似ている男性や、住職の壮年。 派手なメイクをした女性と、何やら訳あり風な子に目配せをした。
まだ自己紹介をしていない同士での自己紹介は簡潔にでも交わされただろうか。]
[柔い声音で降りる予定の駅を訊ねた反応は如何ほどだっただろうか**]
(52) 2016/08/14(Sun) 16時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/14(Sun) 16時半頃
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[近づいてきた影が先ほどのウインク君>>25だと知ると 馴れ馴れしくバンバンと肩を叩きながら]
君はこの電車をどう思う? いいと思わない?
[軽薄に笑うと親しそうに赤い目を向ける。 よもや女の子だとは思っていないようだが おそらく声を聞けばすぐにそれと知るだろう。 そして額をぶつけていた女性に飴を渡しながら 名乗られたのと同じように自己紹介を返した。]
隣は空っぽだったんだ。 ならやっぱり、黒幕さんってのはこの中にいるんだね。 あ、その飴赤はスイカ味だよ。
(53) 2016/08/14(Sun) 18時頃
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俺は車掌さんは黒幕さんじゃないと思う。 だって、あんなに狼狽えてたし 多分向こうも困ってるんじゃないかなー。
俺が降りる駅も藍里と一緒だよ、終点。
それから。 みんな俺のことは秋夜って呼んでくれていーよ。
[そう言って、己が問うた路線図について反応があった 篤胤の方>>37へと戻る。 感嘆を見せた者も不安を覗かせる中>>32>>42>>52 高揚する男にはまだ不安は訪れない。]
(54) 2016/08/14(Sun) 18時半頃
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[揺れる車内で肩を叩かれ(>>53)、ゆらりゆらりと逃げる吊り皮を捕まえる。]
いい、と思います、映画みたいで。 レトロで、おしゃれだし。
でも、これ、えっと、まずくないんですかね? [吊り皮を持たない手が、所在なさげにビロウドのシートをひと撫でする。]
(55) 2016/08/14(Sun) 19時半頃
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ありがとう、そーする。
[なるほど、先ほどまでより揺れが大きくなっている。 少年(>>45)に促されると、おぼつかない足取りでよっよっとボックス席の方へ。
先ほどまでとは違い、この場所なら全員の顔もしっかりと把握できただろう。]
(56) 2016/08/14(Sun) 20時頃
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[おねえさん改め藍里さんの目配せ(>>52)で、バトンを受け取る。]
太田 率です。おおた、りつ。
[名乗ると同時にマスクを顎まで下げて、顔を見せる。 彼女の薄い唇は、黄色いあかりの下でも不健康そうに映っただろうか。]
目的地は、ええっと。
[海が見たいという理由だけで選んだ見知らぬ駅だったから、名前を思い出すことができない。 切符を確認しようとポケットを探るも、焦りからか、確かに買った筈のそれは見つからなくて。]
蠍ケ浜?蠍ケ浦? 終着駅より手前の・・・ えっと、あの、海がキレイって、ネットで見て。
[先ほどの車掌よりしどろもどろになっていたかもしれない。 こんなことで黒幕だと疑われでもしたら、よくわかりもしないところで降ろされたなら、いよいよどうしていいかわからない。]
(57) 2016/08/14(Sun) 20時頃
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[期待してのぞき込んだ篤胤の路線図は手帳に付属されている小さなもの。 細かい字のそれを追っても先ほど高校生が述べ連ねた>>44駅名と同じものが並んでいるだけ。]
うーん……。 今走ってる電車のことが知れればなって思ったんだけど。 これ見ても全くわからないね。 ごめんね、ありがとう。
[思い通りの展開にはならなかったものの、 特に表情が曇るでもなくアハハと笑って 唇をぐにぐにと押しつぶすように弄る。]
(58) 2016/08/14(Sun) 20時頃
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[それから周りを見渡すと、サラリーマン風の男がいた事を思い出す。 男の元へ向って、空いているなら近くの席に腰掛けた。]
おじ…
[言いかけて、篤胤を「おじさん」と呼んだことを思い出すと]
おにーさん。おにーさんはどこに向かうところだったの? おにーさんの話聞いてみたいなー。
[楽しそうに赤い瞳を細めると ハートのパッチンピンの付いた髪が揺れた。 鬱陶しいと言われようと、しばらくはそこにとどまるつもり**]
(59) 2016/08/14(Sun) 20時頃
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[自己紹介の流れになったようだ。 このような事態に直面した上では、この場に乗り合わせた者たちは一蓮托生か。 誰が黒幕かは分からないが、若者たちが名乗っている以上、自分も沿わねばなるまい]
拙僧は、田子浦篤胤と申します。 太田さんが仰った>>57蠍ケ浦にある法隆寺の住職を務めています。
[立ったまま皆の方へ向くと、両手を胸の前で合わせて丁寧にお辞儀をする。 態度と言葉遣いを改める事にした]
わたしの事は、おじさんでも坊さんでも構いません。むろん、名前でも。 お好きに呼んでください。……あと、太田さん。
[自分と同じ駅を目指していた率に向けて声をかける]
お調べいただいた通り、海の綺麗な所ですよ。 特に朝方が美しい。もし、無事に戻る事ができたら、ぜひお寺にお寄りなさい。 高台から望む海は、とても綺麗ですよ。
[緊張している様子の若者に、説くように語り掛けた。**]
(60) 2016/08/14(Sun) 21時頃
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─ 異変 ─
[ ─ ガタタン ゴトトン ─
そんな揺れに身を任せていたら、少し眠っていたらしい。 それに気づいたのは、窓に頭を軽くぶつけたせいだ。 いけないいけないと頭を撫でながら目を開き、そのまま両目を瞠らせることになる。]
──……夢、か……
[なんて呟くくらいには、車内の様子が変わっていた>>#4。 車内の灯りは黄色の電燈。 身を預けていたシートは、いつしか青いビロード張りのものになっていた。]
(61) 2016/08/14(Sun) 21時半頃
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[思わず窓から外を眺める。 そこも景色は確かに変化していて>>#3。]
……夢だろう?
[星と星の間を抜けていくような景色に、呟きはもう一度。 薄い眼鏡と涙袋との間に片手を伸ばし、人差し指でまだ少し眠い左目をこすった。 が、景色が変わることはない。]
(62) 2016/08/14(Sun) 21時半頃
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[騒がしい若者の声が聴こえる>>22。 次に聞こえたのは車掌に詰め寄る袈裟衣>>21。 思わず立ち上がり騒ぎのする方へと歩みを向ける。
騒ぎはなんとなく耳に入り、理解出来ないことが起きていることが理解出来てしまう。
この一件の黒幕混じりらしい、と思われる乗客達の名乗りを頭に入れながら、男も自己紹介を落とすことにする。 いまだに自分の置かれた状況は信じがたいが、目に入る景色を見てしまえば現実だと受け入れる他、術がない。]
私は豊田。ただのおじさんだ。
[目配せをくれた藍里に倣い>>52、勤め先をぽつりとこぼしてみる。 どちらといえば年配層に受けのいい生活情報誌の編集者。 誌名や社名を出しても、若者が多いこの面子にはピンとくる者はいないだろう。 ……袈裟衣に関しては未知数だが。]
(63) 2016/08/14(Sun) 21時半頃
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目的地は高橋さんと同じ最終、雨乃風駅。 思い立ったが吉日ということで、実家に帰ろうとしていたんだ。
[己の目的をこぼして、自己紹介を締めくくった。
揺れる電車。 窓から見える景色は銀河に、車内の内装はどこかノスタルジックで幻想的なものに変わっても、男の口からこぼれる溜め息は変わらなかった。]
(64) 2016/08/14(Sun) 21時半頃
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[スイカ味の飴を藍里は食べたことがない。>>53 てっきり苺味かと思ったら違う気がした筈だ。
夏の盛りとも言うべき時期で少し溶けていたぐらいだろう。]
……狼狽えた振りという可能性もあるけれど。 そうね。きちんと考えれば、車掌さんが黒幕なら、わざわざ告げる必要無いのよね。
「大丈夫。目的の駅にはちゃあんと戻れます」
とか何とか言いくるめた方が、いいものね。
[秋夜と名乗った青年と話しながら、藍里は周りにも聞こえる声音で思惟を巡らせる
隣の車両に人の気配はないか、少しだけ扉を開いて覗き込んだがやはり誰も存在しなかった――。]
(65) 2016/08/14(Sun) 22時頃
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[眠い目をこすっていた時だ。周囲の騒ぎに耳を傾けていたのと、夢みたいな状況だったせいで、近くの席に若者が腰かけてくれたことを夢だと思い込み、立ち上がっていた>>63。]
( 夢じゃなかったのか。 )
[悪いことをしたと表情を曇らせたのは、自分がいた席の近くにいるハートのパッチピンの若者の姿を見つけたから。 申し訳ないと表情に描いて秋夜と名乗っていたのを耳に入れた>>54彼の傍らへと立つ。]
先ほどはすまなかった。 ……寝起きでこの景色だったからね。 君も夢の一部か何かと思っていた。
[無視して立ち上がったことを詫びる。 夢現でも確かに耳にしたことは覚えていて>>59。]
聴こえていたかもしれないが、目的地は最終、雨乃風駅。 ……私自身が耄碌しているかもしれないから、おにーさんじゃく、おじさんで充分だよ。
[なんて、自分の間抜けさに肩を竦めてみせた。]
(66) 2016/08/14(Sun) 22時頃
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[寝起きの耄碌、もとい非礼を詫びながら少し前の質問に答えつつ。 秋夜がまだ己と会話をするつもりならば、男自身もまた近くに腰掛けるつもりだが。
さて、彼の反応はどうか。]
(67) 2016/08/14(Sun) 22時頃
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[他人が思うより現実主義の藍里は、まるで漫画の世界のような出来事に付いて行けていない節はある
しかし。 経験から後でこうして置けば良かったと思うよりは、杞憂だったと済ませて置きたい気持ちが大きい。]
車掌の言葉を信じるなら黒幕は複数いる、とも思えないのよね。
それなら次の停車駅で連中とか、取りあえず複数形を使わないと不親切過ぎるわ。
[>>57訳ありそうな若者は、声を聞けば成る程、少女だと断言出来た。
よくよくつぶさに見れば格好や髪型はどうあれ、体格が女性のものだろう。]
衝動的に海が見たい。青春の1頁。 クラゲに刺されないようにね。
[声では少し場を和ませるような事を告げつつ、蠍ケ浦に綺麗な海があるのか、と得心した。
会社と家の往復だけの生活の藍里は、他近辺のことには疎い。]
(68) 2016/08/14(Sun) 22時頃
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ああ、あの出版社の編集者さんですか。 それじゃ。帰省はなかなか出来ないですよね。
[話せば頭の固い上司よりもずっと良い人そうだ、と藍里は評価を改めた。 雛子と打ち解けているような様子からもそれは察せられていたが。]
まあ。私なんて夢か現実か確かめるために頭を自らドアに打ち付けましたからね。 奇行具合なら負けませんよ。
[フォローになっていないフォローをしつつも 生活情報誌は知らなくても
読書を趣味としていた藍里は出版社名に聞き覚えがあった*]
(69) 2016/08/14(Sun) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/14(Sun) 22時半頃
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俄かには信じがたいですが …まあ、最悪なケースを想定して 動いておいても損はないですよね。
[例えばの話。あの車掌の話が嘘だった時は 真剣に考えちゃいましたね、って笑い話にしてしまえばいいか。
すうっと届いた落ち着いた声音>>51に導かれるよう 辿り着いたのはこんなところで。
今まで自覚はしていなかったけれど 案外、理の通らないものは受け入れがたいらしい]
(70) 2016/08/14(Sun) 22時半頃
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[自己紹介の流れには、異論はない。 合間をみつけ、さらりと乗ろう。]
俺は、原路紀。はら、みちのり、です。 好きに呼んでください。 まあ見ての通り通学でこの沿線を利用しています。 目的地は蠍ケ浦より手前の南鷹駅ですね。 普通の住宅街にある家に、帰るところです。
[カッターシャツの胸ポケットにプリントされた校章は この沿線に乗っていれば知っている程度の進学校のもの。
お坊さん改め篤胤さんの影響を少し受けつつも 無難に締めて、次の人へとバトンタッチ。]
(71) 2016/08/14(Sun) 22時半頃
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─移動する前>>55─
良いよね?いいよねぇー。 俺もそう思う!
…まずい? あー…そっか。 まあこのまんまだと家には帰れない…かも?
[頭の中でピザ屋に行けなくなるとクビになるかもーなんて思い浮かべて。]
まぁでもよくない? 俺別に絶対帰らなきゃいけないとこもないしさ。 すっごい面白くなりそうな気がするもん。 あ、でも黒幕さんはちゃんと探すよ!? だいじょぶ、だいじょぶ!!
[なんて頼りないことをいいながら 口許に手を掛けて、ケラケラと笑った。]
(72) 2016/08/14(Sun) 22時半頃
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[自己紹介を始める人々>>52に倣って、 秋夜に名乗った時と同じように、 軽く自分の肩に手を触れさせ、名乗る。]
アメリ。終点まで乗る予定だったよ。 …この中に黒幕がいる、ねえ。
[それだけ言って、その場にいる面々の顔を見回す。 誰も彼も、その顔には戸惑いが見てとれた。]
なんで、繋げたんだろーね。 何が目的なんだろ、黒幕。
[誰にともなしに呟く。]
(73) 2016/08/14(Sun) 22時半頃
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[カッチリとスーツを着こなした男が自分に馬鹿真面目に謝る>>66のを見るのは、正直あまり面白い図でもないな、とにこにこと頬杖をつきながら見上げる。]
……いいさ。 夢を見てる気持ちになるのも無理はない。 でも、頼むから俺のような人間に真面目に 謝るのはやめてくれ。
[人懐こそうにコロコロと笑うと、座席をポンと 叩いて座るように促した。>>67]
豊田さん、俺も終点だよ〜。 仲間、仲間。 へへ、案外俺のアパートと近かったりしてね。
[言葉が足りなければ、「実家」と短く付け足しただろう。]
(74) 2016/08/14(Sun) 22時半頃
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そうだね、なかなか難しい。 [若い頃に家出したのなら尚の事。なんてことは告げずに、勤め先を知っていた藍里の帰省はなかなか出来ないという言葉に頷き>>69。
奇行具合なら負けないという謎のフォローには苦笑しつつも、]
頭、大丈夫かな。 状況が状況だから、怪我してもすぐに病院には行けないかもしれないだろう。 ……出来れば、気を付けて。
みんなも。
[視線を藍里から周囲の者へと向ける豊田の表情には、言葉通り心配げなものが浮かんでいた。
そうして男の足は秋夜の方へと向かう>>66。*]
(75) 2016/08/14(Sun) 23時頃
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─ 現在、秋夜と ─
君のような人間、ね。 非礼には詫びを入れるのは当然だと思うが、そんなことを言うなんて何かあるのかい? ──……君という人間に。
[にこにこと頬杖をつきながら見上げる若者に、思わずそんなことを問いかけてしまう。
>>74座るように促されるままに座席へと腰掛け、横目で終点仲間の彼を見る。]
実家には暫く帰ってないからなぁ。 君のアパートがあるかどうかも、見当がつかないな。
[近ければ面白いかもしれないと、男は唇に静かな笑みを浮かべていた。]
(76) 2016/08/14(Sun) 23時頃
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[自己紹介の折にぽんっと気易く置かれた肩に一瞬驚いたが、すぐ気を取りなした>>73]
アメリさん、私はアイリです。語感が似てますね。
[ごく自然に敬語になったのは、年齢不詳枠だったからだろう。 内向的ではないにしろ、出逢ってすぐに気さくな態度を取れるほど社交的ではなかった。]
次の停車駅っていうのがいつかわからないですけど。
黒幕さんとやらの目的は…きっとそのひとにしかわからないので、考えるの止めました。
これが銀河鉄道なら、そうですね。 ”カムパネルラはどうして、ジョバンニを乗せたのだろう”ですよ。
[彼らは元は仲が良かった友だから、作中にはっきりと明言はされなくてもわかるような気もするが
ほぼ初対面同士では何が目的だろう、とは藍里も思うが、そこまで思考を割く余裕はなかった*]
(77) 2016/08/14(Sun) 23時頃
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[正確には、カムパネルラがジョバンニを乗せた――という文も作中にはないのだけど。
藍里は、カムパネルラがジョバンニを乗せたのではないだろうか、と思っている。]
(……余り寓話になぞらえても 仲が良かったような知り合い同士はいないみたいだから そこからは見つけられないか。)
[それでもつい準えてしまっていた。
何にせよ。現実として、どこかに藍里達を乗せた黒幕がいる。]
[その中に 藍里のカムパネルラはいない。 それが歴然たる事実だった *]
(78) 2016/08/14(Sun) 23時頃
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[ちなみに、篤胤の職場は辛うじて行ったことのある寺だと 思いはしたが藍里や豊田の告げた勤め先はいまいち全くピンとこない。
それは自分のピザ屋も同じなのかなーと思うと 特に言及することもない。]
[そんな時、聞こえた呟き>>73に]
目的かー。 何だろうね。 もしかしたら雨里が言ったように 「見せたかった」だけなのかもしれないし 何かもっとあるのかもしれない。
さぁ、どうやって確認したらいいのやら。
(79) 2016/08/14(Sun) 23時半頃
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[男の横目を正面から受け止めて、思考を巡らせる。]
何かあるのか、と問われても…。 うーん、「何もない」というのが正解かな。 俺は豊田さん……
[そこまで言うと、突然話の腰を折るように あることを指摘する。]
ねー、俺人の名前はさ下の名前で 呼びたいんだよね。 君自身は「何」さんなの?
[他のものからしたら何でそんなことにこだわるんだろう、と思われるかもしれない。 それでも、男にとっては大事なことだった。
名前が聞けたら話の続きに戻るだろう*]
(80) 2016/08/14(Sun) 23時半頃
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[どこか驚いた様子の藍里に目を見張る。>>77 けれどすぐに穏やかに話し始めた彼女に微笑む。]
それ、あたしも思った。 似てるよね、アイリ。
[ライブ会場では年齢も関係なく気さくに話すことが多い身だ。 まだ身体の中にその空気が残っているのか、軽い調子で話す。 秋夜が聞きとめた声に耳を傾けた後、藍里の意志も聞く。]
ね。どうやって確認したらいいか、わかんないね。 こっそり聞いちゃう?なーんてね。 考えてもしょうがない、か。確かにそれはあるかも。 誰かの考えてることなんて、その誰かにしかわかんないし。 その誰かだって、わかってないかもしれないしね。 …カムパネルラ?
[聞き留めた単語を頭の中で反芻し、車内と車窓の向こう側を見る。 きらきら、不思議な風景はまるで…物語と似ていて。]
(81) 2016/08/14(Sun) 23時半頃
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…いっしょにいこうね?
[口から零れた単語は少し不穏な響きで、 あたしは自分の口を手で抑える。 道連れだとか、そういった単語が頭の中を過ぎるけれど、 未だ真相は闇の中。足掻いたって見えやしない。]
黒幕を見つけないと、みんな死んじゃうのカナ? あはハ、まさかねー。
[不穏な呟きは笑いで誤魔化した。*]
(82) 2016/08/14(Sun) 23時半頃
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ふむ……?
[若者の考えにどうしたらいいかと眉を寄せ、そうして首を傾げてしまう>>80。 「何もない」人間に対して詫びを入れてはいけないものなのか。 真面目に考え込みかけた思考を引き戻したのは、秋夜の指摘だった。
人を下の名前で呼びたいというそれは、何か大事そうな主張のように聞こえた。 だから思わず眼鏡の奥の瞳をぱちくりとさせたが。]
全だよ。 すべてと書いて、ぜん。 [大層な名前を貰ったものだとは、子供の頃から密かに思っていたこと。 表情を改めて、名乗る。 そうして、これでいいかと言うように秋夜に話の続きを促すため、視線を向けた。]
(83) 2016/08/14(Sun) 23時半頃
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[秋夜に視線を向けながら、耳に入るのは黒幕の目的への疑問や、不穏な言葉>>82。
笑いで誤魔化さない代わり、男は溜め息をひとつこぼしてその場をぼやかそうとする。]
……目的が判らないなら、発想を換えてみるか。
“自分が黒幕だったら、目的は何か”
手がかりになる言葉が見つかるかもしれないし、見つからないかもしれないが。 この状況なら、そう悪くないレポート内容かもしれないな。
[なんて思いつきのままに、独り言をこぼした。]
(84) 2016/08/14(Sun) 23時半頃
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―ボックス席に掛ける前―
帰れないと、困る、かも。
[“帰らなきゃならないとこもない”(>>72)。 秋夜の言葉は、率にとって衝撃だった。 未成年という年齢に加えて慢性疾患を抱える彼女には、決して抜け出すことのできない檻がある。そう思って生きてきたのだから。]
でも すこし、わくわくもしてきました。 頼りにしてます。本当に。
[黒幕さん、という響きはまだイマイチぴんとこないままなのだけれど。 帰れても帰れなくても、この人ならどうにかしてくれるんじゃないかなって。 促されたボックスに移りながら、勝手にそんなことを思った。]
(85) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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[いかにもお坊さんらしい丁寧な自己紹介に聴き入っていると、ふいに自身の名を呼ばれて(>>60)。
蠍ケ浦、が正しいらしい。そして、やはり海がきれいだという。]
是非、伺わせてください。
[宗教心はないものの、お坊さんの声には力をもらえた気がして、アリガトウゴザイマス、とぎこちないお辞儀と合掌をしてみる。]
(86) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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[藍里さんの本気とも冗談ともとれるアドバイス(>>68)にふふっと目を細める。
お坊さんにしたのと同じように、アリガトウゴザイマスって小さいお辞儀と合掌。
波打ち際にもくらげっているのかな。 無事に辿りつけたなら、確かめてみよう。]
(87) 2016/08/15(Mon) 00時頃
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