29 Sixth Heaven
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―回想・待機室― [ムパムピス>>1:406がもどってきたのを見ればにこりと笑みを浮かべ]
いえ……私は、なにもしてないから。
[院長先生から話しかけられていたら答えていたりはしたけれど、そうでないのならただ様子を見ていただけで、盲目の彼女にとってはいないのと同じことだったかもしれない。 そんな状態だったから軽く首を振って答え。
パピヨンを先導して待機室を出て行くのを見送り。 ベルナデット>>0がなにやら落ち着きない様子なのには軽く首をかしげ。]
(20) 2011/04/18(Mon) 17時頃
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[毛布に包まったままのペラジーの傍にいればスティーブンが戻ってくる。 チャールズはまだそこにいたけれど、スティーブンの問い>>1に答えることはなかったから口を開いて]
強いお酒を一気飲みしてしまったの。 だからちょっとよってしまったみたいだわ。
[心配そうな様子でこの場であったことを軽く説明して。 ペラジーを抱きかかえるスティーブン>>2を見上げ]
ええ、そのほうがいいでしょうね。
[こくりと頷いて、彼らが立ち去るのを見送り。 ベルナデットが食器を片付け始めるのをみたけれど、手伝うにはそれほど食器の量も多くないようなので、そのまま個室へと下がった**]
(21) 2011/04/18(Mon) 17時頃
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―割り当てられた個室―
[あの後、廊下で誰ともすれ違わぬまま個室へと入る。 ぽふ、とベッドに倒れこんで、またぐるぐるといろいろ考え込むけれど。
普段つかわない頭を使いすぎたせいか、睡魔はすぐにやってきた。 そして――目覚めをむかえて]
……ん……
[どこかぼんやりとした視線で、整えられた部屋を見る。 居心地がよさそうに整えられているのに、どこか冷たい印象を与える部屋を]
(74) 2011/04/18(Mon) 22時半頃
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―割り当てられた個室―
[寝起きはあまり頭が働かない。 しばらくぼんやりと部屋を眺めていればようやく昨日のことを思いだして]
ああ……そっか……
[ここがどこだかを理解して小さく吐息を零した。 必要最低限の荷物から櫛を取り出して寝癖で絡まった髪をすく]
そういえば……今日から器の接続がはじまる、のね……
[まだ、心は決まっていない。 管理者の立場なのに揺らいでいる事が情けなくて小さくため息をつく。 繋がれるのが自分だったほうが気が楽だったかもしれない、と頭の片隅で思って、それは逃避の一種だと苦笑を零し]
とりあえず、こもっていても仕方無いわね。
[待機室に行くかどうか、まだ決めぬまま。 身支度を整えて、廊下へと出た]
(83) 2011/04/18(Mon) 23時頃
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―廊下―
[どこにいくとも決めずに足を進めていれば、少女の弱弱しい声>>85が聞こえて。 その声が気になってそちらへとちかより。
座り込んでいるマーゴを見つければ翠の瞳を瞬かせた]
ええっと……マーゴ、だったしから…… こんなところでどうしたの?
[考えなければならないことはあるのに。 小さくなって座っている少女を見ればそちらに気をとられてしまう、気にかけてしまう。 だから心配そうに、優しく声をかけるのだった]
(91) 2011/04/18(Mon) 23時頃
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[>>99呼びかけたときに震える様子が見えて、驚かせてしまったかと思う。 愛称で呼ばれることを嫌がることをまだ知らなかったから]
ええ、そうよ。 コリーンでもお姉ちゃんでも、好きに呼んでね。
[笑みを浮かべたまま頷き。 お留守番、という言葉に廊下で?と首をかしげるものの、個室に入ってしまえばわからないからかな、と勝手に納得した]
そう……でも、廊下に座り込んでたら、冷たくないかしら。 器のお仕事については……えらばれなかった私にはわからないけれど…… ……不幸は、だれかのせいでなるものではないと思うわ。 だからあなたのせいで不幸になる人がいるかも、なんて思わなくていいと思うの。
[彼女の悩みはわからないけれど、それだけは否定して。 そんな話の合間にムパムピス>>101が通り過ぎて行くのに、会釈を返す]
おはようございます、ムパムピスさん。
[昨夜は、との言葉にはどういたしまして、と笑みを返して、頭を下げて立ち去って行く足音を聞きながらマーゴに視線を戻した]
(110) 2011/04/18(Mon) 23時半頃
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―廊下―
[トニー>>104の声に気づいてきょろきょろと周囲をみる。 ゆっくりと近づいてくる姿を見てきょとりと瞬き]
おはよう、トニー。
[トニーに挨拶するのと同時にマーゴ>>111が立ち上がり。 お話、というのにそうなのかな、とトニーをみつめた]
(117) 2011/04/19(Tue) 00時頃
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[マーゴ>>116の呼び名に関する希望に一度瞳を瞬かせ]
マーガレット、ね。 そうね、貴方に酷いことをさせたいわけじゃないから、そう呼ぶようにするわ。
[何かあるのだろうとは思っても、問うことはせず。 昔のこと、と語られる言葉に考えるように首をかしげ]
……それは、貴方のせいで不幸になったわけじゃないわ。 あなたを羨ましいと思うことがあったのだろうけれど、それで酷いことをしたのをあなたのせいには出来ないもの。 かわいそう、と思うことは、あなたは許しているのね。
[首を振る仕草>>122にそう、と小さく頷き]
そうね、考えるしか、ないわ……
(126) 2011/04/19(Tue) 00時頃
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[トニー>>124が用事があるようなことを言う。 それを聞いてきちんと話をしなければ、と僅かに息を付き]
そうね、トニーともちゃんとお話しないと……
[器としての接続を、先にしてもいいというマーゴの言葉を拒否することも、受け入れることも出来ぬまま、曖昧な笑みを浮かべる。 誰かは接続される。負の感情を受け入れるものとなる。 それを頭は理解しても感情ではまだ受け入れかねて。
だからトニーがマーゴに訊ねるのには、興味をひかれたようにマーゴへと視線を向けた]
(128) 2011/04/19(Tue) 00時頃
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[マーゴがトニーに話した理由をきいて、もうしわけなさそうに眉をくもらせる。 それに対する言葉は口に出さずに]
あまり、厳しい人は選ばれない、ということかしら……
[やさしい人がおおいというマーゴ>>135の言葉に、良くわからずに首をかしげる。 けれど、辛い役目を背負うのなら優しくするのもまた当たり前のようにも感じた]
そう…… それでも、私には許しているように、見えるわ。
[少女の思いを汲み取れるわけではないから。 告げられた言葉から思ったことだけを伝えて。
そんな会話の合間にスティーブンとペラジーが通りかかればおはよう、と笑みをむけた]
(142) 2011/04/19(Tue) 00時半頃
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コリーンは、トニーが悩んでいることをマーゴにむける言葉で知れば、そっと頭を撫でる。
2011/04/19(Tue) 00時半頃
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[長く器として生きてきたマーゴ>>148の言葉だからこそ、納得できる面もあって]
そうね……貴方やトニーや、器に選ばれた人たちがつらい思いを抹るのなら、それを受け止めてあげるのが私たちの役目なのよね。
["管理者"という言葉に惑わされていたけれど、やることはそういうことだ。 上から押さえつけるのが管理ではないということを思い出したように頷いて。
切なげな微笑を浮かべてつげられる言葉には、どう返していいのか迷うように眸を瞬かせ。 トニー>>149の視線がこちらに向いたら、安心させるように笑みを浮かべた]
迷惑じゃないわ。 トニーのすることを迷惑だなんて思わないわ……
だから、トニーが決めたのなら、私はいいのよ。
(158) 2011/04/19(Tue) 01時頃
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[話の輪から外れるマーゴ>>157に小さく頷き]
ええ……私たち管理者はそのためにえらばれた、のよね。
[信じたい、と付け加えるのをきけば、そのまえに二度変わったということを思い返し。 僅かに瞳を伏せた]
(165) 2011/04/19(Tue) 02時頃
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[複雑そうなトニー>>162の頭を優しく撫でて]
どんなことになっても、トニーはトニーでしょう。
私の大変さは、あなたたちの大変さに比べたらきっと軽いものだわ。 私は、貴方に幸せになってほしいけれど……、トニーが決めたことを否定するつもりもないわ。 だから、接続されることを選ぶのなら、私は貴方のためにそばにいるわ。
[迷うように視線が動くのには当然だと頷き。 幼いなりに考えた言葉を否定することもせずに受け入れる]
えらいわね、トニー、ちゃんと、考えたのね。
[少年が浅薄な選択をしたとは思わない。 子供に選ばせるほうが酷な選択でもあるのだから。 だからトニーに微笑みかける]
(166) 2011/04/19(Tue) 02時頃
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[照れくさそうなトニー>>175にコリーンが出来るのは唯褒めて受け入れることだけ。 だからどういたしまして、と小さく笑い]
大変だと思うから、無理だけはしないでね。 私はそのためにいるとおもうから。
[器がつながれたらどうなるかなんてわからない。 そして器が暴れたときにも受け入れられるのか、なんてそんなのは心構えでしかなくて。
それでも、おさない少年が決めたのに、大人の自分が逃げるなんてことができるはずもなく、また選ぶつもりもなかった]
――そうね、皆に話しておきましょう。
[おなかがすいた、というのに微笑ましさを感じるのは、いつもの小食を知っているから。 トニーと手を繋いで待機室へと向かい、簡単な食事が出来るのならすませて。 トニーが決めたことをみんなに告げるのを聞く。
反対する意思がないことも、聞かれたら答えるのだった**]
(176) 2011/04/19(Tue) 02時半頃
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