人狼議事


241 The wonderful world -7days of KYRIE-

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視点: 人

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【人】 許婚 ニコラス


 メインの謎解きのほうは、
 あまり心配はしていないよ

 ほら、君も言っただろう
 ”チュートリアル”、他の参加者も西へ向かった

 ……それに、
 吹っかけられたものをそのままに立ち去るのは
 あまり性に合わないな

[ かといって、一羽ずつ斬っていくというのも
 馬鹿馬鹿しい上、スマートじゃない。

 ニーナは空いた左手でポケットを探った。
 目当てのものがあることを確認して、
 物は試しだけれど、と言った。]
 

(226) 2018/05/14(Mon) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ……”ノイズ”と言ったか

 とはいえ、鴉なんだろう
 二羽がバッジを咥えている なら、
 嘴を開かせればいいんじゃないかな?

 ──例えば、

[ ポケットから取り出した折りたたみミラーを
 自分らからほど近い地面に叩きつける。]

 ……集ってくれるだけでも、
 随分と片付けやすいだろうから ね!

[ ぱりんと小さな音を立て散った破片の
 光の反射に、興味を示してくれたなら、幸い。*]
 

(227) 2018/05/14(Mon) 00時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/14(Mon) 00時頃


【人】 許婚 ニコラス

──回想として:こどもたちの囁き──

[ 『 まっすぐに帰ってきなさい 』と、

 当時、しつこいくらいに言い聞かせられていたのは
 きっと、仁衣奈だけじゃなかったはずだ。

 ──5年前、
 仁衣奈は中学1年生だった。

 取材に殺到する記者やカメラマンというのを
 はじめてその目で見たとき、声をかけられたとき、
 見慣れた街並みを、テレビの画面越しに見たとき、

 仁衣奈ははじめて、
 ”物語のような劇的な世界”を恐ろしいと思った。]
 

(251) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ まっすぐ帰ってくるようにと言った父が
 家の前で帰りを待ってくれていたことや、

 部活で帰りが遅くなるときには
 母が学校まで迎えに来てくれたことも、

 ”救い”になるような記憶ばかり
 奪っていってしまうのだから、
 このゲームを考えた神さまは意地が悪い。

 ……と、今の仁衣奈には思うこともできない。]
 

(252) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──いなくなったのは小学生ばかりだった?

 ひとつしか年の違わない女の子が
 生まれ育った街で何者かに殺された。

 ふつうのこどもには、充分だ。
 充分過ぎた。…………違うかな? ]
 

(253) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ その男の顔ならば厭というほど目にしたし、
 今も、この土地に生きるこどもなら知っている筈だ。

 ……けれども、
 掲示板に貼り出されたポスターは決して直視せず、
 足早に通り過ぎなければならない。

 きっと彼は今も”見ている”から──、]
 

(254) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 例えば、若くして命を落とした”セノオさん”が
 花園のちいさなスパイスとして今も生きるように
 どこかの街に生きる笛吹き男も、確かにいたのだ。]
 

(255) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 優雅に御機嫌ようと手を振った彼女は
 果たして5年前、この街に生きていたのか。
 ──なんて、ニーナの知らないジリヤのこと。**]
 

(256) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/14(Mon) 00時半頃


【人】 許婚 ニコラス

──中央エリア/スクランブル交差点──

 ──やあ、はじめまして

 ”見えてる” ってことは、
 君も参加者だと思っていいのかな?

[ 駆けつけた人影>>285を、
 ニーナはちらりと見やってそう答えた。

 その少女の面影に見覚えがあって、
 記憶を探るようにしながら更に告げる。]
 

(289) 2018/05/14(Mon) 08時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 ”サブミッション”だそうだ
 あの中の2羽、バッジを持っている

 どうにかして、それを探し出すこと
 あるいは……全部まとめて始末すること

 できたらご褒美、やっていくかい?

[ 鴉の様子を伺いながらの会話だった。**]
 

(290) 2018/05/14(Mon) 08時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 賛辞の言葉>>@54を投げられて、
 ニーナは死神に視線を向けて微笑んだ。]

 ──どうもありがとう
 先輩のアドバイスのお陰ですよ

[ ジリヤがバッジを拾ったのを確認して、
 小さく頷き、マユミ>>311へと。]

 ああ、勿論! 手を貸すよ
 いい腕慣らしにもなるさ
 そんなに畏まらないで、マユミさん
 ニーナと呼んでくれればいい

[ それじゃあ私も遠慮なく、と。
 ニーナは手にした光を伸ばした。
 意思を汲むかのように伸びた光は、
 針のように細く鋭く、鴉の一羽の腹を刺す。]
 

(320) 2018/05/14(Mon) 14時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 光に刺された黒色は、
 飛ぶ力を失ったようによろめいたが、

 なんせ遠くに伸ばすなら
 細く細くとなる光。

 ニーナは苦笑し頬をかき、
 元の長さに光を収めた。]

 ……これじゃあ、振るえはしないか

 空を飛ばれると分が悪いな
 かかってくるものを捌くから、
 撃ち落としていってくれると助かる

[ 遊び飽きて人をも襲う果敢な鴉>>@56
 ( 或いは、刀身が光っているから? )
 切り落とすことに専念すると決めた。**]
 

(322) 2018/05/14(Mon) 14時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/14(Mon) 19時半頃


【人】 許婚 ニコラス

──スクランブル交差点──

[ 世にも奇妙な女子高生による烏の乱獲は
 遠隔攻撃に秀でている二人に任せ、
 ニーナはひたすら、接近するものを狙った。

 小太刀程度の長さにした剣で
 飛び込んでくる烏を打てば、
 面白いくらいに刃が沈むのだから

 ニーナは昔かじったスポーツの
 ”当てれば一本”を思い出した。
 打っても、ポンという音はしないけど。]
 

(352) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ もしもこれで相手が烏じゃなく鴎なら、
 深く”切る”つもりでかからねばならないんだろう。

 そんなことを思うついでに、
 けれども鴎なら、ジリヤの持つような長銃で
 撃ち落とされるほうがお似合いだとも思った。

 ……とにかく、そんな考えごとをする余裕はあった。

 だから気が付いた、とも言える。
 おやと思ったのは名を聞いたときで、
 ピンと来たのは、指揮棒を操る姿>>351を見たときだ。]
 

(353) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス

──幕間として:高名な彼女──

[ ──仁衣奈は橘真由美を知っている。

 それは勿論一方的なものであって、
 というより、このあたりに生まれ育った現高3で
 彼女を知らない者のほうが珍しいはずだ。

 小学校・中学校と校区が被ることはなかったが、
 子どもたちは囁く。
 
 隣の学校の女の子のところに
 テレビのひとが取材に来たらしいよ──とか。

 中学に上がった頃、
 クラスメートが『 同じ小学校だったんだ 』って
 そう言うのを、仁衣奈は頬杖をついて聞いていた。]
 

(354) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ふうん、いいなあ。かっこいい。
 ──と、うっとりしている平凡な中学生が、仁衣奈。

 友達の友達があのアイドルなんだ、みたいなのって、
 奇妙な生々しさと距離感があるでしょう。

 だから、奪われてもいないのに、
 ひとつずつパーツを嵌めるようにして気が付いた。

 近くて遠い高名な彼女。
 一方仁衣奈は、人より目立つ風貌を除けば
 ただの剣道部員でしかなかったし、
 公式戦に出るときは髪だって黒くしていたもんだから、

 ……気が付いたのが、戦闘中でよかった。
 うっかり「 あっ 」なんて言わずに済んだ訳だし。]
 

(355) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ …………余談。
 どちらかというと、ジリヤと出会って
 彼女が熱烈なフアンであると知ったのが驚きだった。

 生徒会の活動の中にお茶会があることよりも
 嬉々としてCDを選ぶジリヤの姿に目を瞠ったくらいには。*]
 

(356) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス

──中央エリア/スクランブル交差点──

[ そして、それは突然のことだった。

 黒の合間に見える青の割合が増え、
 視界もだんだんと晴れてきた頃合いだ。

 急降下した烏の脳天に刃を立て、
 ニーナはあとどれくらいだろうと空を見上げた。

 少しずつ慣れてきたのか、
 烏が減っていくのがはじめより速い気がする。

 青空に舞う虹色の五線譜>>219は魔法みたいで、
 ニーナはそれに見とれただけだった。

 ……ニーナは目が良い。
 遠くが見えるというより、動くものを捉えるのが。]
 

(357) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 虹色の先端が、また一羽を捉えた。
 ぐすりと黒色に突き刺さり、
 何枚か羽根らしきものが散ったのも、
 なにかのワンシーンのようで美しかった。

 断末魔が如く、一鳴きしようとしたのか、
 或いはなにかの反射的な反応だったのか、
 開いた嘴から、なにか光るものが零れる]

 ──”橘さん”、それ!

[ ”また取られないうちに”>>@54
 ──という言葉が過ぎって、ニーナは走り出した。

 光を反射しながら落下する一粒の軌道を
 目で追いながら駆けて、地面を蹴った。
 ぱしんと掌に当たったものを咄嗟に、
 痛いと思うくらいに握りしめていた。]
 

(358) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ……即ち、それは今のニーナたちの命だ。

 トンと地面に着地して、
 掌をもう一方の手で覆うようにしながら、
 そうっとその中にあるものを確認した。

 ひんやりとした硬い感触が、
 間違いなく目当てのものであることを確認して、
 ニーナはようやくほぅと息をついた。]

 ──よかった、おかしな所に落ちないで

[ ホーリーバッジ、というらしい。
 これを集めれば、頁の続きが買えるらしい。

 ニーナはとびきり大切なものを扱う手付きで、
 それをかの高名な彼女へと差し出した。]
 

(359) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 マユミさん、貴方の分だ
 どうぞ、失くさないように気をつけて

 ──ふたりとも、お疲れ様

[ ニーナは笑った。安堵によるものだ。
 それから、ミニゲームの提案者に向き直る。]

 先輩も、ありがとうございました
 ”ニーナ”です、貴方の名前を伺っても?

[ それから、パートナーに向けては改めて、]

 素晴らしかったよ、ジリヤ
 さあ、これからどうしようか
 ミッションの答え合わせでもしにいこうか? *
 

(360) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/14(Mon) 21時半頃


【人】 許婚 ニコラス


 困ったときはお互い様だろう

[ と言って、ニーナもまた微笑んだ。
 添えられた賛辞>>376にも笑みを添えて、]

 君の力も、素敵だった
 なんていうか──魔法使いみたいで

[ どうにも判断の基準が
 ジリヤと自分になってしまうのでいけない。

 サイキックというからには、
 何も分かりやすい武力だけではないと
 それは心に留めておこうと思った。]
 

(412) 2018/05/15(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


 わかった、じゃあ西へ向かおう

[ そして、パートナー>>409へと頷く。]

 獣というからには、
 きっと烏じゃないんだろうしね
 あれはもう当分見たくもないな

 ──それじゃあ、私達は行くよ
 また会えるといいな、それじゃあ

[ スカートを摘んでご挨拶とはいかないが、
 かるぅく片手を挙げて、別れの挨拶とした。*]
 

(413) 2018/05/15(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

──蕗之原ストリートを西へ──

 ……この道をまっすぐ行ったところだ

[ と言って、
 ニーナはジリヤを導くように歩き出す。

 勝手知れたるとは言えたもので、
 道に迷うなど、想像もできそうにない。

 人混みなんてないが如く街を闊歩する中で、
 ニーナはいくつか、ジリヤに聞きたいことがあった。

 いくつか、聞きたいことが芽生えたのを
 道を歩きながら思い出した。]
 

(454) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ──改めて聞くけれど、

[ と、前触れもなくニーナは言う。
 常とほとんど変わらぬ笑みを浮かべていた。]

 君のエントリー料が何なのか
 分かる範囲で構わないから、教えてもらえるかな

[ 何も、期待しているわけではなかった。

 さっき、君はあの子に何も言わなかったね。
 ジリヤ、君ならば少女のように頬を赤らめ、
 言葉を尽くして彼女を褒め称えるものかと。

 ──とは、口にはしなかったけれど。]
 

(455) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 重ねて言うならば、君は、
 ”お知り合いだったかしら”と>>201

 ニーナは、自分の喪ったものの正体を
 なんとなく察していたからこそ、
 ジリヤが取られたものを何と呼べばいいのか
 まだ、想像もつかないでいる。

 ……それから、これが最後だ。

 ニーナは、自分がジリヤにとって
 奪われるほどの価値在るものであるなど
 一瞬たりとも思ったことはなかった。]
 

(457) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ そう君は、同じテーブルについていたって遠い。 ]
 

(460) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ……”記憶”をとられるというのは
 どういう意味なんだろうね、それこそ
 存在そのものがなくなるんじゃあなく、
 君に忘れられた私は、此処にいる訳だ

[ 雑談めいた口ぶりで、ニーナは言った。
 西エリアまで、後少しというところだった。

 ふと、手に刻まれていたカウントダウンが、
 ゼロを迎えることなく消え>>#5
 ニーナはミッションの終わりを知る。]

 ……そういえば、

[ もうひとつ、思い出したことがあって
 ニーナはふと顔をあげてジリヤを見つめた。]
 

(461) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ──君は5年前、この街にいたんだっけ
 

(462) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


 [   ────── 暗転 ** ]
 

(463) 2018/05/15(Tue) 01時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 01時頃


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