241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 06時半頃
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──5th day/中央エリア スクランブル交差点──
[ ───またしても、雑踏の中で目覚める。
地面に投げ出していた手の中に もうお菓子の袋はなかったけれど、 パートナーの姿なら隣にあった。
ニーナは身体を起こして、 手櫛で髪を整える。
地面に座ったままというのも 行儀が悪いので、一度立って、ジリヤの元へ。]
(16) 2018/05/21(Mon) 14時頃
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──おはよう、ジリヤ 今日のミッション、届いたみたいだ
[ ちょうど震えた携帯電話を取り出して、 カチカチとボタン操作でメールを確認。 その文面をじいっと見つめて、 ニーナは多分、ワクワクした顔をしたんだろう。]
これまでと雰囲気が違うなあ ……暗号だね、きっと
[ 少年探偵団、という響きには 誰しも憧れたことがあるんじゃなかろうか。
ニーナも例に漏れずそのひとりで、 懐かしい記憶、最近の記憶、 頭の中でいろんな頁をめくりながら、 パートナーを前につらつらと語る。]
(17) 2018/05/21(Mon) 14時頃
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逆さに読むか飛ばして読むか 置き換えではないと思うけれど、 ああ、16文字だから転置式かも
……いや、この漢字、 つつじ以外に読みを知らないなあ
或いは──、 アナグラムなんてのも定番だ
(18) 2018/05/21(Mon) 14時頃
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[ ──尚、"知る"と"できる"が違うように "知っている"からといって"解ける"訳じゃない。
すらすらとそこまで澱みなく語って、 ニーナはぷつんと押し黙った。
カチカチカチと携帯電話を駆使して 色々と試しては、いたんだけれど。
結局、スッキリした声をあげたのはジリヤ>>14で、 ニーナは彼女の示す答えを見て、 ようやく、ぽんと手を打った。]
(19) 2018/05/21(Mon) 14時頃
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──なるほど、そうだね 一旦別行動にしよう、北は任せて 何か分かり次第、連絡を入れる その後の動きは都度相談しよう
[ テレパシーで、というふうに、 ニーナは指先で自身の頭を示した。 それじゃあまたあとで、と分かれる間際、 ニーナはすこうし笑って言った。]
……なんだかこれ、少しだけ あの子の話し方みたいだなあ!
[ ──その後、駆け出したニーナは 1日ぶりに出会う参加者に手を振って>>6、]
(20) 2018/05/21(Mon) 14時頃
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やあ、久しぶり 君と目的地が同じだといいんだけど
[ などと気安く話しかけ、北上を続ける。**]
(21) 2018/05/21(Mon) 14時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 14時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 15時頃
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……それもそうか ところで、君のパートナーは? どちらかに向かっているのか
ジリヤは南に行ってるから もしかすると、鉢合わせてるかもしれない
[ カツカツと、ローファーが地を叩く。 歩幅をおおよそ合わせて、 ニーナは剣を握り締めた。
……なんだか今日は ミニゲームを持ちかけてくる 死神たちが、見当たらない。]
(27) 2018/05/21(Mon) 17時頃
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[ ……死神は死神で、 この状況が想定外だなど 知る由もなく、ニーナは足を進めて。
不意打ちのような問いかけ>>25に、 ふと、顔を上げて、女の顔を見下ろした。]
(28) 2018/05/21(Mon) 17時頃
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ひとを蹴落としてでも勝ち抜きたい ──となら、思っているよ 私は、死にたくなかった
(29) 2018/05/21(Mon) 17時頃
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[ 薄い唇を歪めて、 ニーナは微笑んだつもりだった。]
……といっても、 "思っている"と"実行する"じゃ 天と地ほど差があるって、 そうは思わない?
曰く、私には緊張感がないらしい
[ そんなつもりはないんだけどなあ、と、 ニーナはやはり、のんびりと呟く。]
(30) 2018/05/21(Mon) 17時頃
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……ところで、何かあった? そんな浮かない顔をして **
(31) 2018/05/21(Mon) 17時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 20時半頃
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──はは、君らしいな なんていうか、君って まさに”竹を割ったような” ……ってふうに、見えるもんだから
[ どうやらマユミは即行動派らしい>>71。 それに、ニーナはかるうく笑って、 「 悪い意味じゃないよ 」と足した。
けれども、笑っていられたのは そこまでで、続く言葉>>71に目を瞠り、]
……まさか! ミッションの途中に? 一体、誰が? それにしたって、 君は逃げられたんだね、よかった
(76) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[ ──そんな、道中のことだ。
スクランブル交差点を北上し、 北エリアの端へと足を進めるその途中、
衝撃的な打ち明け話>>72に、 ニーナは目前迫る何かに気付くのが遅れた。 立ち止まって──、咄嗟に、剣を振るう。
刺さった。それは暗かった。 真夏の日差しに生える影のような、 深い深い黒色に、刃は確かに刺さった。
”これならば両断できる”とニーナは思って、 片手に握っていた柄にもう一方の手も添えて、 渾身の力で、そのまま刀を振り切った、……はずだ。]
(80) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[ 油断をしたといえば、それまで。
斬り捨て御免とふざけるくらいの余裕が、 これまでのノイズならばあったはずだ。
だから、ニーナはマユミに向けて、 小さく呟くなどしようとして、]
……なんだか、今の 狼にしてはおかしな色を──、っ !
[ ひゅんと鼻先を掠めたのは、 恐らく、獣の爪だったんだろう。
引っ掻くために、というよりは 単純に襲いかかってきたのだ、と ニーナは思うより先に背を反らせた。]
(83) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[ 背を反らせ、膝を曲げて、地面に沈んで、 そのまま飛びかかってきた獣に目を瞠る。
……肩に、獣の硬い歯が当たるのと、 ニーナが腹の前で構えた刃を思い切り伸ばすのと、 そう、同時のことであった。
痛い、とニーナは思ったし、 平和ボケした現代人ではあれど、 ”やられたらやり返す”精神ならば それなりに持ち合わせているつもりだ。]
(84) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……いっ たいなあ!
[ 伸ばした刃が至近距離で、 ぐすりと真っ暗の獣の腹に刺さる。
思い切り、右足を振り上げた。 胴体を、蹴っ飛ばしてやったのだ。 ……あまり、有効打という風でもなかったが。
獣の腹に刺さったまんまの刃を、 柄から、思い切りひねってやる。 ぐりぐりと、内臓をいじめるみたいに。]
(85) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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──君も、橘さん! 後ろ、ちゃんと見てろ っ
[ ニーナが声を張り上げたのは、 仰向けになってもみ合った拍子に、 空から迫る黒色の、鳥影が見えたからだ。
あいにく、ニーナの手も身体もこの通り、 たった一匹の獣にかかりきりだったし、 そりゃあ、声を飛ばすくらいしかないじゃあないか!]
(86) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……懐かれたって、 嬉しかないんだよ、このワン公!
[ 獣の腹の下から、 飛び起きるように抜け出した。 同時に、刃は一旦極限まで縮めて引っこ抜く。
立ち上がって、ニーナは逆手に剣を握っていた。 漆黒の獣は、刃の突き立てる場所を悩まなくていい。 それだけが、よいところだと思った。
──思って、 思い切り、脳天に刃を突き立ててやる。 それでようやく、奇妙な黒色はさらさらと消えた。
……彼女の方でも、一段落ついていただろうか。]
(87) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……なんだ、今の これまでのノイズじゃあ、ないよな
──君の方は、大丈夫?
[ よろりと起き上がって、 眉を顰めたニーナはマユミに問うた。
左肩から血が出ていたけれど、 骨まで持ってかれなかったんだから、 まあ、よしとしようと内心思って。]
(88) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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あんなのがうようよしてるんじゃ 堪ったもんじゃあない
マユミ、君って走れる方か? 一気に目指そう、走るぞ!
あと、もしかすると 途中、嗚呼麺本舗とかに飛び込めば、 一時休憩くらいはできるかも──、
……私は、止まる気はないから ついてきてくれると嬉しいもんだけど!
[ 言うなり、ニーナは地を蹴って駆け出す。 ──知恵の実を求めて、一直線に。*]
(89) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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今までと、勝手が違うのは確かだけど
……5日目、だから? ステージが進んで、敵も手強く
[ ……なんて、子どもみたいなことを言って、 ニーナにも答えなんて分からない。]
にしたって、 女性の髪を狙うなんて、 飼い主を見付けたら引っ叩いてやろう
……ショートに整えれば、”帰ったら” これから暑くなる一方だし、きっと似合う
[ 傷を心配された>>112なら、 肩を竦めてみせる。そう、竦められたんだから。]
(115) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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大したことないよ、動くし これを教訓に、次はもう少しうまくやるさ
……じゃ、行こう
[ そう声をかければ、 これ以上黒にまとわりつかれないうちに、 駆け出してしまえばいいのだ。
時折、彼女が着いてく来ているのを 振り返っては確認しながら。*]
(116) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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──北エリア/知恵の林檎像──
[ 目指していたのは、この場所のはずで。 いつもと違う様子があるか、周囲を見回し、]
ここで合ってる? 君の目的地
[ そう、確認するように問いかけた。 ……息が収まるまで、返事は待つけど。*]
(117) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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──北エリア/知恵の林檎像──
──なら、よかった!
……そういえば、いつもと違ったのは ノイズだけじゃあなく、メールもだったね
急に暗号めいた内容になるんだから、 私たちも吃驚して──……大丈夫?
[ ローファーのつま先で とんとんと地面を叩きながら、 ニーナは今日のはじまりに思いを馳せた。
……思ったより、 聞こえた声に荒い息が滲む>>125ので、 眉根を寄せて、声をかけることも忘れず。]
(129) 2018/05/21(Mon) 23時頃
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……これまでの”やり方”からすると あの林檎──ただもいで持っていけるって そういうわけにはいかないと思うんだけど
──そろそろ、取り掛かっても?
[ ニーナは、にっこり微笑んだ。
こういうときだけお上品ぶるのなら、 三年間でずいぶんと得意になったのだ!
聞いて、……オブジェの方に向き直って>>#9、 ニーナは、短刀を構えて、また駆ける準備を。]
(130) 2018/05/21(Mon) 23時頃
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──ほら、ご覧
まるで本当の林檎みたいだ! 要は、木から落とせってことだろう
……君の力で、どうにか揺らせないかな 走って取りに行くのなら、得意だからさ *
(131) 2018/05/21(Mon) 23時頃
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── オーケイ、援護よろしく!
[ ──思っていた以上に、お誂え向きな!
幹にまとわりつくように>>140、 虹が伸びていくのを見て、 ニーナはすこぅし愉快になって、
……はしたない、と言われるのを 確かに想像したが、だから何だ!
その瞬間、確かに警戒心なんてなかった。 ニーナには危機感が足りないんだろう。]
(150) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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[ サポートは完全にマユミに任せたつもりで、 右手に握りしめていた剣の柄を、 ニーナは”咥えて”、駆け出した。
……軽く拳を握ってるくらいがいいんだって、 確か、誰かに聞いたはずだったのだ。
一旦、ニーナのお仕事は、 その距離を駆け抜け、 真っ赤な果実を捕まえて、 無事、持ち帰ることだった、から。]
(151) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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[ 全力疾走、は 流石に死んでから一度もしてないはず。
魂の21gくらい、 身体が軽くなっていればいいのに!
生前のかけっこと大差のない感覚で、 ニーナは思い切り地面を蹴って、 がむしゃらに、その短い距離を駆けた。
まばたきだけは、しないよう。 そう心得ていたのは、カンガルーってのは 気性が荒いと聞いたことがあったもんだから。
軽やかに跳ねた一匹が、 左っかわから飛び込んでくるのを見て、 ニーナは咄嗟に念じた。伸びろ! ]
(152) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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[ 奥歯でしっかりと噛み締めた柄が それでも震えて、じんと響いた。
到底影の色ではない、 砂色みたいな浅茶色の毛並みに、 それでも刃が引っかかるのを捉えて、
ニーナはもういっそ、飛び込むみたいに、 万有引力に従う赤い果実に手を伸ばした。]
(153) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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── っと! マユミ、ソイツもお願い!
[ 飛び込んだ拍子に、ニーナといったら、 唯一の武器も手放してしまったものだから!
胸元に、抱え込むように林檎を携え、 丸腰のまんま、一蓮托生でもない相手に叫ぶ。
光の一太刀受けた程度の獣は今も、 そりゃあ元気に跳ねていたことだろうから。*]
(154) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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──ちょっ と、マユミ!
[ これまでの、どことなく楽しさのある ……掛け声めいた叫びと違って、 その時ばかりは、ニーナだって慌てた。
ノイズが動かないのを良いことに、 マユミに駆け寄り、ついでに武器を拾う。]
大丈夫? ……ああ、もう そこまでしなくたって!
[ 倒れ込んだのところに手を差し出し、 ニーナは「 立てる? 」と問いかけた。]
(173) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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女の子が、あんな無茶しないでよ ああ、びっくりした 生身で突っ込んでくんだから
[ 怪我の様子だとかを確かめて、 ……ノイズは消えたわけじゃあないから。
ニーナはこれだけは、と、 懐から真っ赤な林檎ひとつ取り出して にいっと笑ってマユミに示す。]
(174) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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……でも、ほら!
果実のひとつ目はここにある ────君のおかげさ!
(175) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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[ それから、周りを見回して、 なぜか声を潜めてしまう。]
……でも、とにかくさ ここに長居するのは危ない
一旦、ゴールに急ごう ──ほら、背負うから!
[ 体格差を考えれば、 別に無謀なことを言ったつもりもない。
早くしなよと促して、 ……さすがに、その場合は ノイズの急襲があったら サイキックのひとつ、 飛ばしてほしいとは頼むけど。*]
(176) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
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──西エリア/盟海珈琲店へ──
[ 辿り着いた場所で、 ニーナはマユミを下ろして、 擦り傷まみれの脚を隠すように、 ほんの小さな抵抗としてソックスを引き上げた。
肩の方は、ひどい破れ方をしたわけでもなし、 制服も黒いから、……一旦目を瞑ろう。
多分、歯型の周りが痣になってるんだろうと、 昔、犬に噛まれたことを思い出した。
……これじゃあ、レディぶれないなあ。 とも思ったが、今はとにかく マスターをぎょっとさせなければ良しとしよう。]
(192) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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[ 素知らぬ顔で、店内に入れば、 ……なんだか空気が淀んでいる気がする!
メニューを覗き込んで>>#11見れば、 一本の横線が引かれた行に目がいく。]
──あれっ マスター 今日、林檎のシュトゥルーデルないの?
[ ……あ、そういえば。 生前、ここには来てたよなあと、 ”マズいかも”に気付いても、もう遅く。
マユミが知らないようなら、 ”アップルパイみたいなもの”と 簡単な説明を添えて。]
(193) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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……あっ! マユミ、そういうことじゃないかな?
[ 背負う間、彼女に預けていた林檎を思い出し、 マスターのほうを視線で示す。
……マユミの手から、 林檎はマスターへと渡っただろう。
なんせニーナには他にも気になることがあって、 ……どうしてこうも、店内の空気が重いのだ?!
それも、客の片方>>#12には見覚えがある。 きっとそれはマユミもおんなじだろう。
ニーナは男にすすすっと歩み寄り、 カウンターの席ひとつぶんあけて、 ちょっと遠巻きに声をかけた。]
(194) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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……ぽっと出の女の子、なんて 言ってるから、負けるんじゃないですか?
[ カウンターに頬杖をついて首を傾げる。
……とはいったが、 ゴツい身体が一回り小さく見えて、 なんだか少しばかり可哀相だ。]
そんなにじめじめしなくたって あんな派手で喧しいひと、 当分は語り継がれますよ、きっとね
忘れられるのが嫌なんだったら、 また、出直せばいいのに
[ ……眉を顰めて、ニーナは言った。]
(195) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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[ つい、流れで注文までしそうになって、 いやいや違った、と思い直す。
ニーナはこの店のメロンソーダが好きだった。 ああでも、ここ3年は珈琲ばかり飲んでいた。]
──ああ、なんだか 煮え切らない人だなあ!
そんなに言うなら、 私が取ってきてあげる
……お姉さんは、 次のキャラ設定でも考えてて その珈琲を飲み終えるまでにね!
[ ……なんせ、多分それは ”みっつめの果実”のことだろうて!]
(196) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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[ なんにせよ、南にいったパートナー、 それ以外の参加者の動きが未だ見えぬのだから、 保険をかけて、自分が向かうしかあるまい。]
……マユミ!君のパートナー、 東に行ったわけじゃないんだよね?
他の人が到着する気配もないし、 念の為、私もバナナストアまで ひとっ走りしてくるよ
……店内を鉄臭くするのも忍びないし
[ 君はどうする? と彼女に問うたなら、 今度は蕗之原ストリートを東へと、 向かうつもりで、店を後にして。**]
(197) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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──西エリア/盟海珈琲店──
あれ、シュンタロさんじゃないか! 久しぶりだな、もしかして お届け物にきた──って、
……どうかした? 顔色が悪いけれど
[ ここに来たからには、 ミッション関係だと思ったのだが、 どうやらそういう訳でもないらしい。
慌てて声をかけたが、 机に突っ伏す>>204を見て、 それ以上深追いすることもせず。]
(247) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ そして、思う。
マズい、やはり 誰も東に向かっていないのでは……?
そんな考えが過ぎったもので、 ニーナは慌てて店を飛び出した。
別行動をとるというマユミに、 「 またあとで 」と手を振って、 それから、ジリヤにテレパシーを飛ばす。*]
(248) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ かくして、ニーナは走った。
『 初夏、満天の星である。 』 という一節が過ぎったが、 生憎、初夏ではあれど、 頭上に広がるのは満天の星ではなく ただ澄み切った青空であった。
道中、豪雨もなければ濁流もなかったが 日継塚アヴェニューを川に見立てるが如く 悠々と泳ぐ魚影を見つけて、ニーナは激怒した。
魚の類で鰓呼吸を諦めて良いのは、 鮫だけと相場は決まっている!]
(259) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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──東エリア/バナナストア──
[ ──そんな、少しのドラマを経て、 ニーナは東エリアと懸命に走り、 すこぅし、傷を増やしながらも バナナストアへと駆け込んだ。]
──圭さん! なんだ、よかったあ
[ どうやら、心配のし過ぎだったようで、 そこには既に他の参加者の姿があった。>>211]
なかなか誰も来ないもんだからさ、 誰もこっちには行かなかったのかと思って! ああ、でも入れ違いにならずに済んだ
(260) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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──それで、バナナエムブレムはどこに?
[ 彼女の予感など知る由もなく、 ニーナはにっこりと笑って尋ねる。*]
(261) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 21時半頃
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──東エリア/バナナストア──
──おい、早急に君のパートナーを呼べ!
[ ニーナは叫んだ。
激怒した、のフレーズは 今こそ使うべきだったと悔いた。]
バッジなんて、 君にもらった改造バッジと あとはホーリーバッジもひとつしか……
[ 頭を抱えそうになる。 こっちには時間がないってのに!]
(269) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
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ええと、 とりあえず私もジリヤを呼ぶよ
ホーリーバッジをいくつかと、 ……多分、バッジをふたつくらい 持っていたと思うから
[ そう言うなり、 これまでにない切迫感で念を送る。
やあ、ジリヤ 残念なことに詳しく説明する時間がない。 とにかく、マブスラに使えるバッジを持って、 至急バナナストアに向かわれたし! *]
(271) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
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[ 悪い予感なんて、ニーナにはなかったのだ!]
……こっちはジリヤが来てくれたとして、 合計値68! 君たち、73以上ある?!
[ 咄嗟に計算はした。合ってる、合ってるはずだ。]
最悪、プシュケーランドまで走るけど…… ああ、さっきまでなら北エリアにいたってのに!
[ もしかすると今日は 健康運がめちゃくちゃに良い日なのかもしれない。 ため息をつきつつ、一旦パートナーの応答を待って。*]
(274) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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──良かった! 君たちにはまた助けられたな
ジリヤも来てくれるはず ……ただ、もともと 南エリアから盟海珈琲店のルートで 動いていたはずだから、……遠いな
[ 安堵しつつも、ちょっと視線は遠くを彷徨い、 ……ふと気付く。]
……というか、 ほんの少し借りたいだけなんだけどな……
[ もしかしてそれをはじめに言えばよかったのか? ふと、新たな嫌な予感を覚えつつ、最悪それを試そう。*]
(276) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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──ああ、翔也さん!
来てくれて良かった、 まったく、君がくれた助言だってのに またこんな形で会うことになるなんて!
[ 最も多くのバッジを持つ翔也>>277が その場に駆けつけたなら、ホッと一息。] そう、ジリヤも間に合いそうだ
なんせ、めいかい──盟海珈琲店に、 翔也さんにやられた狂戦士が やたらに落ち込んでいるんだから、 わたしもびっくりしたんだけどさ
[ ジリヤが到着するまでの間、 経緯でも簡単に説明してみようか。]
(288) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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それが、マブスラを諦めて 田舎に帰るなんて言っててさ
最後に一目、 バナナエンブレムを見たい──! なんて、言ってるもんだから
[ そんな話を、した。 そこまで話したのはいいが、 ふと、飛んで来た質問>>278に、
そういえばまだ会ったことがないのかと、 ニーナは少し考えてから、 少し、照れたような面持ちで一言。]
(289) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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そう……だなあ、 ……すごく、きれいなひとだよ
(290) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[ なんせニーナは彼らの繋がりなど知らないし、 彼女は間違いなく、花園で一番の花だったのだ!*]
(291) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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──東エリア/バナナストア──
──ああ、ジリヤ! 間に合ってよかった、怪我はない?
[ ニーナは安堵と喜びで はしゃいだ声を上げたが、 他のふたりがどうかは知らない。
喜色満面に彼女を迎え入れ、 手持ちのバッジを手早く確認する。]
うん、ホーリーバッジが4つに ロリータ、焼肉定食、 それから君にもらったワクワクハート ……これで、目標レベルには達したはず
[ ……それじゃあ早速! と、 促すように翔也の方を見たが、はてさて。*]
(300) 2018/05/22(Tue) 23時頃
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[ にこやかにっじリヤを迎え入れたはいいが、 不可解なのは、翔也のその反応>>305。 きょとんとして、ジリヤと翔也を交互に見て、]
……どうかし── あっ!
[ 今度はニーナがセルフで口を塞ぐ。
彼の反応の理由に、思い至ったのだ。 そうだ、ジリヤのエントリー料──!
ニーナは、翔也が駆けてく>>307直前、 その袖を掴んで、小さな声で囁いた。]
(308) 2018/05/22(Tue) 23時半頃
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[ ──って。
それだけ告げればすっきりした顔で、 戦場へと赴くちいさな戦士>>307を 手を振って見送ったことだろう。*}
(309) 2018/05/22(Tue) 23時半頃
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[ 勝負がついた瞬間、 ニーナは”らしくもなく”、 ガッツポーズで喜んだ。
爽やかに挨拶を交わし、 ( 爽やかなのは翔也だけだったが ) こちらへと戻ってくる>>316のに、]
そうだ、急ごう そろそろ傷心の元王者の 珈琲も冷めきってるだろうし
[ 強く一度頷いて、再び西エリアへ──*]
(321) 2018/05/23(Wed) 00時頃
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[ 新旧イエローマンの邂逅>>#21──、 を、ニーナは笑みを浮かべて見ていた。
……のだが、 マスターの声>>#22に、振り返り、 ぱあっと顔を輝かせて、 弾かれたようにカウンターに駆け寄った。]
マスター、本当? じゃあ私、メロンソーダが……あっ!
[ ぱちり。 何かが噛み合うみたいに視線は座席>>#22へ。 ひっそりと置かれた小さな輝きを見て、 ニーナはぐるりと店内を見回した。]
(333) 2018/05/23(Wed) 00時半頃
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…………マユミ?
[ いくら目を凝らせど、 そこに彼女の姿は見当たらず、
──なんだか、厭な感じだ って、
今度こそ、ニーナは思ったのだ。 そして、同行した3名に向けて、]
……あのさ、北エリアのミッション マユミって子と一緒にクリアしたんだ ちょっと、今見当たらないんだけど
……このバッジが、ミッションの報酬なら ひとつは、彼女が受け取るべきだと思う
[ ……どうかな? と、恐る恐る。*}
(334) 2018/05/23(Wed) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/23(Wed) 00時半頃
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