人狼議事


131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―

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視点: 人


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/20(Wed) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

― 砕けた鐘楼 ―

[空虚な風と闇の名残が強く空気を澱ませていた。
赤い血に塗れて、既に冷たい身体を外気に晒す黒髪の少年。

異変を感じて駆けつけた者がいたら、後ひとり。
少年の前で、ぺたりと座り込んだ、ぼんやりとした少年がひとりいきてた。
その少年は、自分の前で人の。友達だった人の冷たい身体があるのに。
何の反応もみせていない。

いや。誰かが少年に何をしようと何を話そうと。
空虚な空洞の中で、少年の瞳は何も映さずに、唯深い闇の中で座り込んでいた]

(1) 2014/08/20(Wed) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[天使が支配する光溢れる聖地の中で。
空虚な昏いまどろみの闇に惹かれる様に、光の地に。

「闇聖霊」や「狂聖霊」、澱んだ力が少年に集いだしていた**]

(3) 2014/08/20(Wed) 01時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/20(Wed) 01時半頃


【人】 座敷守 亀吉

― 断章/勝利を奏でた天の旋律 ―

[…「僕」は幼い頃から、唯ひとりの主君を信じ続けていた。
いつか時を越えて、この世界を救いに現れる、闇の『王』。彼ははじめは未熟で、独りではすぐに壊れる器。それはまるで生まれたての希望という『苗木』の様。
それを護り助ける。「僕」はその『苗木』を護り育て、いつの日かやがて、雨にも風にも光にも負けない、すべての人たちが幸せな木漏れ日にまどろむ事のできる『大樹』となる日まで支え続ける。
幼い頃から、「僕」はその日を信じて、未だ姿を見た事もない『苗木』が僕の元に現れてくれると、努力に励んだ。

幸い、「僕」は天才と呼ばれた。王を護り支える騎士。偉大なる月桂の大樹を嘗て慈しんだ、祖先の再来に相応しい傑物だと賞賛され、。だけどそれに驕る暇があれば後すこし、後いっぽ、いつか来るその人を助ける為に僕はまた励んだ。

いつか必ず。何をしてでも『王』を助ける事のできる、そんな聖霊術士になるために]

(31) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[……「僕」の。アマネ・カザミヤの唯ひとりの『王』。
"ヘクトル様"を助ける騎士。七代目「亀吉」に恥じない様に。強く強く]

(32) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[……………… メサイア教団聖堂 監禁部屋 …………。


その部屋にはある強力な聖霊術士の青年が閉じ込められていた。
己が契約聖霊をひきはがされ、抗う力も逃げる術もなく、無為の数年を過ごす事を強要されてきた>>2:49
光を前に翳されるだけの。自由もない、意志もない、狂う様な苦痛を耐えてきたのも、すべてはひとつきりの機会の為。

いつか。いつの日か。青年の弟が、「その人」を連れてこの光の地を訪れる。
その時が来たら、なんでもいい。なんでもいいから。
「その人」の力にいつか必ずなれるだろう、そんな最善の手を、命を投げてでも打つ。
そうして青年は。手を打った。不脱の地下牢に閉じ込められた白き少女を助けるという手を>>2:91>>2:92]

(33) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[聖霊も無く、魔力も満足に通じぬ場所で、彼は何をしたか。
それは、彼という存在が天才。余りにも常軌を上回る、術式理論に天賦の才を秘めていたから成し得た奇跡。

……彼は。まるで水晶と化し四つに分かたれた契約聖霊の様に。

自分という「魂」を、ひとつの聖霊と無理やり見立てたのだ。

その方法を考え、編み出し、到る才覚。だから彼は「どうせ全部勝ちだ」と宣言した。
ラディスラヴァ。いや、天使ラディエルがその慈悲で彼を殺さずにいた。その時点でアマネは彼女に勝利していた。いつか必ず、『王』を助ける最後の牙を振りかざすその日を、息を潜めて待ち続けていた。
地下牢に現れた白いもや、彼女を導いた光の導は、すべて青年の魂だった]

(34) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[だが己の魂を無理やり聖霊と見立てる行為。
それは云うならば、飢餓を癒す為に、己の身を削りそれを食う狂気だ。
だから、成すべき力を使い果たした時。もう彼の身体に生命は残されていなかった。


……後はアマトが。弟がいる。レガリヤも奪還できた。もう大丈夫だ。
我らが『王』は、この世界に漸く希望を導く為現れた。もう満足だ。
だから。

……これで全部 僕の        勝ちだ   。


何れ教団の何者かがその部屋を訪れたら、知るだろう。
アマネ・カザミヤは、確かに勝ち誇る笑みを浮かべたままで。
既に安らかな闇のまどろみに沈んでいたと*]

(35) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[ 「だから」その瞬間から  預言は狂いだした ]

(36) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― 混沌/預言の歪み ―

[アマネ・カザミヤは本来の預言では『まだ死なない』存在である。

"王がその御声を取り戻せし後。
   王の騎士は王を導き、光の外へと逃げ出した"

"アマネ"は確かに、『王』と共に聖堂を脱出し。
その後、闇抱く者が集う場所に君臨する『王』をその傍らで助け支える。
『王の騎士』として、この戦いを死す時まで戦い抜く運命が待ち受けていた。


"王の騎士は、聖なる光の渦を押し退け
        光の祝福より 唯ひとりのまだ見ぬ王を選んだ"

そもそもだ。"アマネ"は本来、数年前にルンフィアの特務部隊を『退けた』のだ。
確かに絶望的な数の差、力。しかし"アマネ"は最終的に彼らに勝利したのだ。
その才と力、未だ見ぬ、『王』を信じる彼の心が、奇跡の勝利を手繰り寄せたのだ。

然しゆるやかに、この預言が違えられた事が、預言をゆがめる]

(37) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[天使ラディエルの存在が事態に介入した事で、アマネは捕らえられた。

本来の預言に於いて、アマネ・カザミヤは。
『王の錫』を携え、その弟アマト・カザミヤを伴い、時を満たして後『王』を向かえる。
ヘクター・ローガンを守り支えるローレルの騎士は「七代目」であるのだ。

初めは然程大局に影響も無い程度のズレが、やがて違和感となり預言を歪めて行く。

アマトは、「八代目」を名乗る事も無い、唯の「当代」の弟としてルンフィアに現れ。
再会した友達、オスカーを見出したら、彼と共に行動を始めた。彼を護りたい人だと定めたから。
『王の騎士』と云う、他の誰かを護り導く使命がないからこそ、それを躊躇わずに決める事ができたのだ。

…………そして…………]

(38) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[ヘクターを導く様に聖堂へ侵入するのは"アマネ"。
彼はレガリヤ奪取後、ヘクター達と別れる事なく無事聖堂を脱出する。
カリュクス。彼女は本来、この撤退時に助けられる事となっていた。

オスカーの怒りに呼応し、君臨せし天使と戦うのが"アマト"。
彼は暗殺者とも共に戦い、オスカーに従いあの聖堂の鐘楼へ赴き。
そして、その戦いの果てに。


" ――断罪者は光に灼かれ、命を落とした。>>3:11"

『 ――聖霊術士もまた天使の光に射貫かれ、友の傍らで命を落とす >>2:429


兄のアマネが『王の錫』を持ち、はじめから友達を護ろうとした為に。
天使に抗う力のないアマトは何もできず>>2:426、此処でオスカーと共に天使ラディエルに殺される運命だと預言には記されていた。
のに]

(39) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[預言全体の運命の流れからすれば、実は大差の無い影響である。
これより後に開かれる預言の大半も、元通りのまま進行する。

アマネがいれば、アマネがヘクターを導いた。
アマネがいなければ、アマトがヘクターを導いた。

唯それだけのはずの流れが。今ここ瞬間。
預言で生きる定めの者が死に。
預言で死せる定めの者が生き。
生者と死者が預言の中で逆転したその時から、預言には歪みが生じて。

唯ひとつ文章。黒衣の預言書ドレスコードには新たな文字がこう記されていた]

(40) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[" 絶望と暗闇の中で 不死なる騎士が生にのこされた時
            悪魔が断罪の呪いとなりて再臨した。
      其は運命にとりのこされた 昏き歪みの復讐者 "**]

(41) 2014/08/20(Wed) 09時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/20(Wed) 10時頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/20(Wed) 21時半頃


【人】 座敷守 亀吉

― 聖堂 ―

[闇の帳が、光の空辺り一帯に下ろされて、光の国に夜が訪れた>>27

聖堂には濡れ羽の様に黒き六枚翼が踊り。
堕天使が光の園に舞い降りる>>43

美しき堕天使は命の糧を担い悪魔を呼ぶ>>88
闇の聖霊が、狂えし聖霊が、澱んだ力を求め鐘楼へと集う>>3

まるで、光の時代の幕開けの様だ!天使様がついに降臨なされた!!
そう喜んでいた、ルンフィアに住まう光の民達は、然し今、ざわめいていた。
偉大なる天使ラディエル様がおわす聖堂の方角では、不穏な闇が渦を巻いていたのだから。

そして…]

(123) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

― アマトの精神 ―


[               空虚だ     。
  

何も無い、抜け殻の心が暗闇に満たされていく。

何かを聞く事も放棄した。
何かを見る事も放棄した。
何かを思う事も放棄した。

喪失の絶望は、生きる為に必要な『希望』を枯らした。
真に『希望』を失くした人間は、馬鹿らしい程に脆い物なのだ]

(124) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

[無駄なんだ。何もかもが無駄なんだ。

所詮己には何かを成す力はない。
所詮己には誰かを護る力はない。

…………もうつかれた。

何でこんなに眩しい光に溢れているのに。
この場所はこんなにも悲しいのだろう]

(125) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉


[   『 …、………呪われろ。 』>>2:414  ]

 

(126) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

[抜け殻のアマトの心が無機質に再生した記憶。
それは最後に聴こえた、どす黒く澱んだ呪詛。

友達の声だ。生きている彼の声だ。

闇を異端とする光の教団もこのルンフィアも。
天使も人もすべてなにもかも。

無辜の人々の血で呪われ、報いを受けてしまえ

それは最後にアマトが聴いた……友達の最期の願いだ…………]

(127) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉


《 憎 い か … 》



《 壊 し た い か … 》



 

(128) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉


《 妬 ま し い か … 》



《 呪 わ し い か … 》



 

(129) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉


《 消 し た い か … 》



《 変 え た い か … 》



 

(130) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

[アマトの精神に、何か昏くも暗い闇が絡みついた。
それは、聖都に充満した闇に引き寄せられ。
暗黒の呪いを最期に謡いし断罪者の怨念に共鳴し。
黒く深く、澱みと歪みの奥底でたゆたう、抜け殻の人間に聴こえた

悪魔の囁きそのものだった]

(131) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉


《 生 き た い か … 》

                  … 生きたくない 。

《 死 に た い か … 》

                  … わからない 。

《 歩 み と め た い か … 》

                  … …………… 。

《 動 き だ し た い か … 》

                  … 動き だし … 。

 

(132) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

《 契 約 し た い か … ?
      聖 霊 術 士  。 》




[抜け殻の心は何かもする事ができないでいた。だけどアマトの本質は唯このまま膝を抱える事などできなかった。
もう生きる希望なんてない。だけど唯このまま無為に死ぬべき?闇の奥底から聞こえる悪魔の囁きにアマトは応え]




………… ああ したいな 。
     お前を 「僕」の契約聖霊に いや ……

(134) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

…… すべての光に断罪の呪いを与えるために。

この世界を混沌に沈めて変える そのために。

お前の力を 貸せ。

(136) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

「俺」の 「契約使徒」になれ。ルーベリオンの暗黒の使徒。


黒き「悪魔」 ルゥ=カタストロス ―――― 。

(137) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

― 大聖堂 鐘楼 ―

[祝福の光に、闇が再び窮地に陥り変わろうとしたとき]


       [    ド     オォォゥゥ !!!    ]


[神聖なる光に護られし大聖堂を飲み込む程の激しい「混沌」が。
安らかる夜の優しい「闇」ではない。怨みと絶望、澱みと歪み。光を飲み込み、狂わせ翳らせる、みる者すべてを畏怖させる、「暗黒」が鐘楼を中心に聖堂へと広がった。
闇が漏れる。光からも闇が漏れる。闇と云う属性ではない、天使と対になる「暗黒」の加護>>120

ティソが張っていた夜の帳は、ぐぐ!と突然、無理やりに押し広げられた様にその効果範囲を広げている>>27
その中心でアマトは、友達の亡骸が眠る鐘楼に立ちあがっていた]

(139) 2014/08/20(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

 …… 光よ すべてのろわれろ 。


[瞬く間に黒く染められていく『王の錫』を片手に。
その空と雪を混ぜた髪を、漆黒に濡れた悪魔の暗闇に染めて。
アマトはただひとつ、断罪の呪詛を紡いだ]

(144) 2014/08/20(Wed) 23時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/20(Wed) 23時半頃


【人】 座敷守 亀吉

腐ってる。この大地の上は全て腐りきっている。


[アマト、いや、「悪魔」の代行者はこの世界に降り立つとまず
砕けた鐘楼から光の王国を見渡して、絶望の嘆きを漏らした]


人は本当に愚かだ。仮初の平和を謳歌しながらも。
日向の影、平和の裏側で流される尊い涙と悲しみを知らぬふりをする。
それは本当に光の暖かさか?

ふざけるな。俺はそんな「偽善」を絶対に認めない。

(170) 2014/08/21(Thu) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

俺たちの罪は何だ? 罪は光が決める物なのか?


信仰とは 王へ跪く様にして誓う「忠誠」ではない。
信仰とは 己が生命の旅路を助く「道標」であるべきだ。


人は最期にはやがて、等しく死という「終着」へたどり着く。
あの場所へいたる、分かれ道が違うだけが罪なのだろうか?


まったく持って 腐ってる 。

(172) 2014/08/21(Thu) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

俺たちは唯 悲しみ 嘆き 怒り 呪わしい。

何の罪でお前たち光を信じる狂信者どもは俺たちの。


家族を。友達を。恋人を。救済の名の下に殺し。
何度、涙が地に落ちる音で、絶望と悲嘆の旋律を奏であげた。


涙は澱み 憎しみは歪み 怒りは混ざり。

死せる罪なき安寧の民の絶望と慟哭がいま お前たちに呪いを降り注がせる。

(173) 2014/08/21(Thu) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

光の狂信者ども その明かりを消して自分の身体を見渡せ。


聖なる光の眩しさに隠された貴様たちの身体には
どろりと汚れた 闇の返り血がいくつその身を汚していたかをよく見てみろ。


大いなる『苗木』は芳醇な水と光なくして大樹には育つことも適わない。
だがな。
苗木が溺れるほどの水、そして苗木がひからびるほどの光を与えられた苗木は


――その過ぎた祝福の中で
  大樹へとなる事適わず枯れ果ててゆく…。

(175) 2014/08/21(Thu) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

だから 心しろ この呪いは身から出た錆だと。


呪わしき光の狂信者ども。お前たちを裁く断罪は。
世界という『苗木』に光を与えすぎた……


お前たちの自業自得だ と 。

(176) 2014/08/21(Thu) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

使徒カタストロスの暗黒術式…ダークデストラクション…。


[「悪魔」の代行者が、『王の錫』を高く掲げたその時。
善良で無辜なる光の民、光を純粋に愛する信徒達がすまう、聖都レグレシアの街中に、深き暗黒の聖霊力が巨大な魔弾として、無数の殺戮と化して襲い掛かる。罪も無きレグレシアの人々が、闇に蹂躙されはじめてる。
それが、暗黒神とルーベリオンの教団に崇められた「悪魔」と契約した力。早く街の人々を助けなければ、殺戮が続く*]

(177) 2014/08/21(Thu) 00時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/21(Thu) 00時頃


【人】 座敷守 亀吉

…………あぁ。ティソか。 何でついて来たの?


[街を蹂躙しても。この程度じゃ足りない。全然足りない。溜息を吐き出してひとまずは再び光を蹂躙しようかと術式を篭める直前。
叫び声を聴いたアマトが振り返る。その髪は闇より昏い漆黒。その両方の瞳からは、つい先程。そう、つい先程までアマトの瞳に宿っていた光が消えて。別人の様だった]

(186) 2014/08/21(Thu) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

ああ。わかってるぞ。


[肯定した。自分自身の手で蹂躙した街がよく見える。少しはマシな景色になるといいのだけど。
肯定するからこそ、アマトから滲む凄惨な物を感じられる]

(196) 2014/08/21(Thu) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

それがオスカーが最期に残した願いだからな。


光の民を皆殺しにする。
俺たちを傷つけ続けた光に断罪の呪いを与えたいと。
オスカーはな。最期にそう呪いながら血を吐いて死んだんだよ。


[ティソは見るだろう。アマトの足元、すっかり冷めた血潮の池で転がる黒衣の少年の亡骸を。それがアマトを歪めたろう事も恐らく容易に]

(197) 2014/08/21(Thu) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……ありがとうティソ。
あの鳥を相手にしたらすぐに逃げて、ティソに場所を聞いて追いつくつもりでいたから。
わざわざ助けに来なくて平気だってのに。

……だけど…………。

(199) 2014/08/21(Thu) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

ごめんティソ。ヘクターもだ。

きっと俺はもう。
お前たちと一緒にいくことはできない。

だから、早く逃げろ。俺の所為で混乱している今のうちに。

[アマトは。もう二度と先程までの自分自身に戻れない者は。
仲間と。『王』との決別を宣言した。その直後だ。天使が再び現れたのは]

(200) 2014/08/21(Thu) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……良いのかよ天使サマ。
罪も無いのに苦しむ人々を見捨てて、お前は元気に異端者狩か?

ハハッ、流石は光の教皇になるだけあるよ。


[友達を殺した光と比べ物にならない聖霊力。それはアマトの身体を削る>>190
そう、確実に削り、決して小さくない損傷を与えた。それは彼女、天使ラディエルが思う様に、アマトと云う存在が、完全に暗黒神ルゥ=カタストロスと化した訳ではないという否定の証明]

(207) 2014/08/21(Thu) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

[確かに出力は、契約使徒となった「悪魔」の暗黒を借りた物故に大きいが。
アマト・カザミヤは人間だ。飽くまで「悪魔」と契約を交わした人間でしかありえないのだから、「悪魔」そのものとは訳が違う事に初撃で気づくだろう。
とはいえ、脅威な事は間違いないのだが]


……なあ、白鴉。今おまえ、どんな気持ちだよ。
おまえが殺した人の恨みが、ルゥをまた呼び覚ましちまったんだよ?

なあ。どんな気持ちだよ。天使サマが悪魔を復活させちまった所為で。
こんなに沢山の罪も無い人々がゴミみたいに死んでく気持ちはさ。


[本気の戦闘状態。それを見て「アマト」は歪んだ笑みを浮かべた。
過程は省こう。然し結果として、天使ラディエルが、オスカーを殺した事を引き金に、アマトは、悪魔と契約を果たした。その厳然たる事実が天使を試す]

(208) 2014/08/21(Thu) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

感謝しろよ「白鴉」。今は俺から引いてやるよ。

それに。早くしないとまずいんじゃないかい?
折角人々の為に舞い降りた「天使サマ」が、苦しむ人々に何の奇跡もみせなければ…。


折角、信仰で集めたお前の「駒」が逃げちゃうと思うんだけどな?


あはははははははっっ!!


[笑う。天使という美しき存在を馬鹿にして愉しそうに、アマトはラディエルへ対して笑顔を浮かべていた。
黒き悪魔の気配は色濃い。しかしその器も意思も、全てはアマト・カザミヤという、天使からすれば非力なはずの、ひとりの「人間」の物で。その歪みは、天使の手により成された物だった]

(209) 2014/08/21(Thu) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

[天使をいなし。そして闇の翼を増大させて、狂気の行いを止めようと自分に立ち向かうティソをアマトは見て]


…………ありがとうティソ。
俺も友達だと思ってるよ。

けど俺はもう決めたから。最期までヘクターを護れないのは悪いと思うけど。

…………ごめんな。俺はいくよ。


[薄くだけ笑んだ。確かにその表情は別人の様とはいえ、元々のアマトの本質を覗かせたが。
アマトの足元に転移術式が起動を始める。程なく転移してしまうだろう]

(210) 2014/08/21(Thu) 01時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/21(Thu) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

[ティソは。友達だと告げてくれた彼は、自分を攻撃しただろうか。
だけど抵抗も反撃も、その一切をする事はなかった。例えそれで血を流しても。

友達を傷つける事なんてできない。
あんな殺戮を行いながら、アマトはそんな矛盾に満ちた意識を未だに抱いてたから。

そして転移術式が完成する丁度。誰か姿が垣間見えた時。
アマトは最期に、現れたその人の姿を確かに見えていた]

(215) 2014/08/21(Thu) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

ヘクター……ごめんね…………。

[囁く様に消え入りそうな声の中で、アマトは決別する『王』を見]

(216) 2014/08/21(Thu) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

――――……サヨナラ 「僕」の『王』 。**

(217) 2014/08/21(Thu) 01時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/21(Thu) 01時半頃


【人】 座敷守 亀吉

― 郊外某所 廃研究所 ―

[これより「悪魔」の代行者は光から暫し身を潜める。
その潜伏場所として選ばれた候補が、ルンフィア各地に点在する遺跡や研究所。廃棄されたそのひとつだ。悪魔の気配は、術式を起動させない限り、間近まで近づかなければ感知出来ない程には抑えられる]

……なんだこの研究所は。胡散臭いな。

正式な手続きを経て放棄されたというより。
何か突発的な事故に見舞われて、人が逃げ出したみたいな…。

[だが悪魔と契約した暗黒の代行者、黒髪の少年の威圧と雰囲気は別人の様になり、この廃棄された研究所をねぐらにしていたネズミ達は、突然現れた恐ろしい人間を前に、そそくさと壁の小さな穴へと隠れはじめたのだった。
数々の研究資料が幾つか散乱している。研究内容も胡散臭いものが少し混じっている]

(243) 2014/08/21(Thu) 20時頃

【人】 座敷守 亀吉

ここは聖霊関係の研究をしてた施設なのか……?
いや、妖精…?
何か人工的に、精神生命体の解明と実践を行ってた施設?

……ほんっと。ルンフィアの研究て、先進的すぎてキナくさい……。


[何か頑丈に封をされた保管物が残されている様だ。かなり強固な魔術的封印がされている。幸い今のアマトには効力をなさない物で、遠慮もなく封を解き保管された内容を確認した]


…………この水晶は…………まさか…………。

(244) 2014/08/21(Thu) 20時頃

【人】 座敷守 亀吉

[その水晶の名は、妖精の花ティターニア>>0:256


兄、アマネ・カザミヤの契約聖霊の精神体を無理やり水晶と化し、それを更に砕かれた物の様だ。当然、聖霊術士には最大級の禁忌で屈辱な研究。

『王の錫』も奪われ、漸く見つけた契約聖霊はこの無残なありさま。
ならば兄は既にきっと…。既にそれは諦めていた事だ。

この水晶、妖精の花≪ティターニア≫はアマトが。契約者の弟の訪れに歓喜を表す様子に微弱な明滅を放っている。だけど後2,3個。割られた分はこの研究所にはもうなさそうだ]

(245) 2014/08/21(Thu) 20時頃

【人】 座敷守 亀吉

お前も手伝え、ルゥ。今から『うさぎ』を作る。

この水晶を使用して、残る欠片の探知と追跡をかける。
聖霊の活性術式。
同系聖霊の共鳴術式。
共鳴反応の探知術式。

この水晶の欠片を回収するぞ。
もし誰かが所持しているなら、そいつに接触するからな。

[それは此れから自分が起こす、正当な呪詛と殺戮の代行を思えば、ほんのひとときの気紛れにも過ぎない物なのかもしれない*]

(246) 2014/08/21(Thu) 20時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/21(Thu) 20時頃


【人】 座敷守 亀吉

― 黒い子うさぎ ―

[大聖堂の激しい戦いの渦が漸く。そう漸く収束するその頃。
大聖堂を出て、レグレシアの街、もしかしたら更に外に出るかも知れない、ひとりの少女を見ていた小さな影がひとつ>>259

きゅきゅ。ぷぅ。

標的。は云い方が悪いか。探し「者」を見つけたそれは小さくひと鳴きして。
やがて少女が人目につかない場所にきたら、その姿を現した。

少女の前に走りよってきたのは、うさぎだ。
闇より黒い毛並みに、赤い瞳。まるでひとりの少年を髣髴させるそんな色合いをしたうさぎが。

他でもない、少女が探している、妖精の花≪ティターニア≫をその小さな背に担いで、ぴょんぴょんとジャンプしてみせた。こっちに来いよと挑発してる]

(261) 2014/08/21(Thu) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[探し物。それも少女の生命を繋ぐ程大切な物を出されたから、少女は面白い程あっさりとうさぎを追いかけて走り出した>>264
ひとりと一羽の追いかけっこは、少し走れば、袋小路に行き詰まり、意外と早く終わる。
所詮獣の浅知恵。逃げ場をなくした黒うさぎは、観念した様にジャンプも止めて。

ぷぅぷぅ。きゅきゅ。

やーい引っかかったな。
少女が妖精の花に手を伸ばそうとする、その瞬間を狙う様に、そんな澄ましたドヤ顔をしてる様なウサギを中心に、術陣が突然ウサギから起動した。
転移術式の陣だ。このウサギは転移先の誰かの元へ少女をお誘いするのが役目だったらしい。

当然その転移の先は、廃研究所。ある意味では、少女の出発地点となる場所…]

(267) 2014/08/21(Thu) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

― 廃研究所 ―

[少女を強引に巻き込み、転移した先。それは既に結構な距離を隔てた郊外の廃施設だった。
無事お仕事を達成した黒うさぎはぴょいんと跳ねて、研究所の手ごろなデスクに座っている少年の膝元に飛び乗った]


ご苦労さん、よくやったな。「おすかー」。

……やぁ。お前が、コイツの所持者か。
ふむ。結構かわいいな。


[迎えたのは、暗闇の髪に、光の無い瞳を浮かべた東風の少年だった。
東風でしか見られない不思議な衣服(…廃研究所に居座り、何とか糸と術を扱い修繕した…)を纏い、黒く染まる錫杖をデスクに立て掛けて。その少年は黒うさぎから妖精の花を受け取ると、興味ありげに少女の姿を観察する]

………………はぁ…………まな板か。

(275) 2014/08/21(Thu) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

――――……「元」しがない神秘研究家だよ。

これから何を名乗ろうかは……正直まだ決めてないな……。

(276) 2014/08/21(Thu) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

モテない……。 凄いな、お前よく分かるんだ。

[可愛い女の子は勿論大好きだ。あのレットと呼ばれてた少女が今の所ベスト。
然し、これまでのアマトの人生で、何故か恋愛面で上手く云った試しは無い。いまいちその原因が理解できないのだが…]

…………ん? お前、俺を知ってるのか?
あ、いや、繋がり的には兄さ…アマネ…か?

随分と俺も有名人になりやがった事で。
なぁ?「おすかー」。
今なら俺の悪名も「お前」に負けてねえと思うんだけどどうだよ?

[愉しむ様な、或いは愚痴を零す様に、元神秘研究家を名乗る少年は、黒うさぎを抱き上げてそう言った]

(288) 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

聖霊術を知ってる。じゃない。俺は聖霊術士だ。

ご覧の通り、ちっと光聖霊には嫌われてるかも知れねえけど?
闇聖霊とか狂聖霊は、俺の周りに付きまとって離れないんだよな。

で、聞きたいのはお前、この水晶をどこで…… ?


…………なんだ? 俺はまな板食う趣味はないよ?


[背筋の奮え、警戒。そういえば突然こんな人もいない場所に連れ去られて、怯えるのは当然か。だから安心させる様に、黒うさぎを両腕で抱きしめながら、そんな軽い冗談をそう告げた]

(290) 2014/08/21(Thu) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

なんだよ、折角人が安心させようとしたのに。

[怒られた。何故だ。怒りは活力のひとつ、怯えられるよりは話し易くて助かるのだけども>>296]

……は? 「埋め込まれた」。?

……正直、これを埋め込まれるなんて経緯。
聖霊術士としては興味も無いし知りたくも無いな。
俺としても、残りの欠片を全部集めて、こいつの供養をしてやりたいんだけど。

……摘出とかしたら死ぬのは違いないな。

[ちら、と少女の胸元(今度は他意はない)に視線を投げて、苛立ちを覚えた様にため息を吐く]

(299) 2014/08/21(Thu) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

ひとつ教えろ。何の為にこの水晶をお前は集めたいんだ?

先にひとつ忠告しておくが。
もし強力な聖霊の力を我が物に、とか勝手な理由なら。

俺にはお前からそれを抜く選択肢がある事も忘れるなよ。

[黒うさぎを手放し、どうしようか扱いに悩むという表情で、水晶を片手で弄りながら、少年は鋭い視線で少女に問いかける]

(301) 2014/08/21(Thu) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

……家族と……友達の為…………。

(328) 2014/08/22(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

…ほら。あげるよ。返品不可だから大切に使えよ?


[凛と澄み渡る声に渡されたのは、突き出した腕の先にある掌の水晶]

それから、実証実験に少し付き合ってくれよ。
これはおまけだ。
お前の身体がどんな構造してるのかは知らないけど。

随分と、それも消耗してるみたいだからな。

[それだけで無い。少年は古びたデスクに立て掛けていた錫をその手に取り立ち上がる。
何をしようと云うのだろうか。事務的なデスクもある部屋だが、そこそこの広さがある、この空間の大体中央辺りに、少女を尻目にスタスタ歩んだ少年は。あたりを見渡し]

(329) 2014/08/22(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

――…ルゥ。本当の使い方はこれで正しいんだな?


[少年が虚空へ向けて語りかける。その時、少女が常に少年から感じてる恐怖にも似た威圧が微かに膨れる。が]


ははっ。アマネもこいつの使い方、知ってたのかな。
気の遠くなる時代の生き証人から正しい使い方を教えて貰えるなんて。

神秘研究家としては、「反則」以上の何物でもない卑怯だろ?


[やはり、自分は、もう神秘研究家卒業だな。そう独りごちて。アマトは垂直に『王の錫』を硬い研究所の床へ突き立てた]

(330) 2014/08/22(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[王の錫。それは聖霊に干渉し力を増幅させる程度の聖具ではない。
飽くまでそれは、この聖遺物本来の用途の「副産物」に過ぎない。


…硬質な床に、杖先は刺さらない。だが錫の杖頭を飾る十字架>>2:271、それに巻き付く柔らかな植物の弦が、するすると音も無く杖先へとその先を伸ばしていき、弦は杖先に絡み、地面にはりつき。アマトが手を離しても、微動だにしない程、地面に固定された。

…風も無い室内でりんりん、しゃんしゃん、遊環が鳴らす清浄なる旋律。聖霊を呼び込む聖なる声鳴き音色が室内に響く。


嘗て、光の地を追われた闇の王達は、恵みの無い大地に辿り着いた。
だがそこに、王に従うひとりの騎士が、王より赦されし錫杖を大地に奉納した時。清浄なる祈りは、聖霊達を呼び覚まし、その地を豊かな聖力溢れる楽園へと変えたと、カーライルの御伽噺では聞く]

(331) 2014/08/22(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

聖なる哉。 起きろ、王の錫サンクティス―― 。


[そう聖霊術師の少年が、錫に告げた途端。
廃の研究所の無機質な床から、聖なる力が、聖霊力が。いや、既にこの世界で数を減らして久しい聖霊が、何処からともなく沸いて、現出してきた。

無機質な廃棄施設に、聖霊に満ち溢れた楽園が『王の錫』を中心に産まれたのだ。
ただ息をする、ただそこにいる。それだけで満ちていく聖霊の力。それは戦いに使えば、枯渇しない聖霊力の供給とも呼べる]

(332) 2014/08/22(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[ 「設置型」聖具、『王の錫』サンクティス――

そこに在る限り、聖霊の力を生み出し続ける聖遺物。
例えば、クラウディア程の行使者がこれを担えば、確かに『王の怒り』よりも優れたポテンシャルを秘めているだろう>>257]


……どうだ?まな板。 身体の調子はよくなったりしないか?


[そこには闇聖霊も光聖霊も、火も水も何も関係なく、多種多様な聖霊の力が産み出されている。創造の聖具。
消耗していた少女の調子を伺う様に、少年は彼女を振り向いた]

(334) 2014/08/22(Fri) 00時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/08/22(Fri) 00時頃


【人】 座敷守 亀吉

はは、そういえばお前の名前聞いてもなかったな。

俺はアマト。
………唯のアマトだ。姓はない。

それより、随分と顔色も良くなってきたな。死にそうに白い肌も程よく健康的になったみたいだし。

[顔が赤い。まあ白い肌だからこの位で普通なのだろうと思うが>>344]

(345) 2014/08/22(Fri) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[聖霊が満ち溢れる廃研究所の空間の中、然し受け答えの途中で少年はピタリと足を止める。
虚空を見る。また、先程の混沌に満ちた何かと話している、と云うわけではなさそうだ]


………………いじける暇。か。随分な言い草で。

…………………………。

悪いまな…シーパル。すぐ戻るからそいつ見ててくれないか?


[酷いと云えば余りにも失礼に過ぎる呼び草を、何も無かった様に訂正して、少女へ対し、黒うさぎへ視線を向けさせて。
アマトと名乗った少年が、廃施設の出口へと歩いていく。レグレシアを拝める外へだ]

(346) 2014/08/22(Fri) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

― 廃研究所外 レグレシア郊外 ―

[アマトが見渡すのは未だ黒が残る聖都。あそこでまだ戦闘が続いてる様子だ。
当然だ。思い返せば、天使が眼前にいるのに『王』を置いて逃げるなど、最低の暴挙を地味な事にやらかしているのだから。やはり自分は「失格」だ]


…………………もう俺は……あいつを支える「資格」も放棄したのにな。

こんなのは、『王』の傍にいるべき人間じゃない。
だけど、俺には止まる気も、振り返る気も。

ましてや戻る気もない。だけど……。


[聖霊の力が廃研究所から流れ込んでくる。多少範囲を脱しているが、無限の聖霊力は外の世界へと流れ、少しずつ大地と風と空を。そしてアマトの力を満たしてくれる]

(353) 2014/08/22(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

まったく…………。
俺は魔力量が少ないから、発散術式は苦手だと云うのに。

まぁ、仕方が無いか。今更、合わせる面なんてない。


……トロン。ルゥ。力を貸せ。

ヘクターと、あの白鴉の目を覚ます、飛び切りデカい一発を撃つぞ。
……あの杖、少し抜いてくりゃよかったな。


[あの少女が、聖霊に包まれている間は随分具合がよさそうだからと、錫も持たずに来てしまった。
すぅ。と大きく深呼吸をすると、アマトの周囲に聖霊の力が収束する…]

(354) 2014/08/22(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

ユピトゥルス、フェイタリース、サンクティス。

[雲だ。混沌に歪む漆黒の雲が、聖都の天空に現れる]

我は暗黒の代行者、正なる怨念を担う黄昏。
黒き稲妻 極光の稲穂にて大地を嘆きの豊穣で満たせ。
悪魔が流す涙の祭り 澱んだ怒りの慟哭の叫びと化して。


  彼の者と共に 慟哭の光で裁く者なり――!!


[雲は轟音を鳴らし、その感情を震わせ。雨という涙すら流さずに。天を慟哭に鳴かせた]

(355) 2014/08/22(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

 ケ ラ イ ノ ス !!



        荒れろ呪詛の雷霆  光を滅する漆黒の怨嗟 !!
            [  ビ シ ャ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ン ! ! ]



[暗黒の稲妻が、天空と世界をも切り裂いて、聖都を襲う!
郊外からの超長距離の術式行使。元となる、雷聖霊の力だけでない、悪魔ルゥ=カタストロスの混沌の力と混ぜ合わせた、すべてを破壊に導く極光の雷霆。

無差別な雷霆は、聖堂を、レグレシアの街を、再び分け隔てなく蹂躙し。その中のひとつは、鐘楼の空に舞う天使ラディエルを襲う。その雷霆から感じる暗黒の気配は、先にアマトが放出していたものと同一]

(356) 2014/08/22(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

……ヘクター。もう俺は、君の傍で支えてはやれない。
だから、生きろ。そして強くなれ。
もう俺は、それを護る「資格」を捨てたけど。

……交わる道と戦う道がひとつなら。俺はまだ君を……。


[雷霆があげるうなりの余韻がひかぬ中で、アマトは独白する。
本当は、ティソが求めていたのはこういう事でもないだろう。そんな事は理解していた。それでも]

(357) 2014/08/22(Fri) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

…………それでも俺は もう君の傍には……。


[友達が最期に残した、呪詛という願いと、自分自身の望みが強く交わってしまったから。
振り返らず、戻らず、その手を光の血で染め上げるまで…止まらない…]

(359) 2014/08/22(Fri) 01時頃

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