184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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[ 銃を構える手は掴まれてしまった(>>4:180)が、それで相手の方向はわかった。逸らされる前に何とか二発、逸らされながら四発撃ち込んだ。
ああ、シングルアクションとはなんと不便な過去の産物なんだ。実弾武器ならせめて連射機能つきのものを寄越しやがれ。
相手から貰っていた一撃が響いており、命中箇所を目で確認することは出来なかったが、幾らか当たった様だ。]
大丈……、夫じゃ、ねー……、 一旦……、退く……ッ
[ 彼から離れ、少女を連れて──否、立つこともままならなかったために、連れて貰って移動した(>>8)。その中途、別の銃声(>>4:178)が何発か聴こえたが、こちらに当たることはなく。
壁際に背を預け、ずるずると腰を下ろし。少女のか細い身体を腕の中に閉じ込めて、気分が回復するのを待った。
それにはかなりの時間を要してしまった。 死から逃れようとする男の一撃とは、かくも強いものなのか。]
(11) nagaren 2016/03/06(Sun) 13時半頃
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[ 狂ったような声は誰かと問われれば、]
……あー、あの声。お前と一緒で、 死体見て悲鳴あげて尻餅ついてた男だ あいつがあんな本性隠してたなんてなァ
[ 至極愉しげに返し、肩を震わせた。
繰り返される名"瑠花"が誰か知らないが、 余程大切な者なのだろう。 きっとかけがえの無い存在に違いない。
──自身にとっての、この少女の様な。 まさか、こんな所で出逢えるとは。 抱き締める力をきゅ、とこめる。 触れられる。温もりも鼓動も伝わってくる。
何度も殺したけれど、 殺されてしまったけれど、 彼女はそう、確かに"生きていた"。]
(12) nagaren 2016/03/06(Sun) 13時半頃
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[ 目眩状態より回復してから、 視界に認めたソレ(>>1)は殆どただの肉の塊。 背骨が草食恐竜のように突出して異様だ。
苦しげに横向きになろうとばかりもがき、 そしてナイフを突き刺す男と同じく 愛おしい者の名を呼び続けている(>>2)。
哀れみも同情もなく。 ただ、美しくて可愛らしい、と。 まだ必死に"生きている"から尊く感じ。 最期の一瞬まで、瞳で愛でていたが。]
( ……あーあ、 )
[ …──やがて絶命すれば、興味が薄れた。 物言わぬ死体は好まないのだ。 それでも完全に失わなかったのは、普通ならとっくに死んでいる筈の所を不思議な力の延命により長く楽しめたことと。 理由を終ぞ知ることはなかったが、死に場所はここではないと足掻く一人の男の生への渇望が、余りに強かった故だろう。 扉の開く音がするまでの数秒ほどは、その屍を眺めていた。]
(13) nagaren 2016/03/06(Sun) 13時半頃
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……二度と逢いたかねーぞ
[ 不快な犯人の声(>*0)にはごく小さく漏らした。聞かれて再び攫われては堪らない。
尤も、この皆より未来を生きる男は赤い扉の先がどこに繋がっているものかと疑っている。 出た先でまた似たような題が課されるのではないか、などと。それでも一難去ったことは理解してホッと息を吐いた。
腕の中の少女が何か言えば(>>9)、]
あぁ? 届けるも何も……、 ……んー、俺様は気が短ぇんだ 手続きとかあるなら早くしてくれよ
[ 解放ののちに連れ帰る気でいる男は、引越しのことだと思ったらしい。擦り寄せられた頭に呑気にキスをして。]
じゃ、行くか?
[ 立ち上がり、手を繋ぎ。買い物に行くような気軽さで、赤い扉に足を向けた。]
(14) nagaren 2016/03/06(Sun) 13時半頃
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─回想─ [ 裸に剥いた彼女の胸の感触を楽しんでいれば、反応した下半身が暴かれ、手による奉仕を受ける(>>4)。腰が浮かされれば膨らみが近付いてきたので、ぱふりと顔を埋めた。柔らかい。
すべすべの手に撫でられるのは心地よい。熱い吐息が漏れ、たまに自らも腰を揺らして擦り付ける。何度出したか忘れたが、また彼女を欲してむくむくと天を仰いでいた。]
はぁ……ヨーランダの手、きもちー
[ 暗くてよく見えないのが残念だ。赤黒く張り詰めたグロテスクな男性器が少女の小さな白い手に包まれる光景は、かなり視覚的興奮が大きいものだろう。
まあ、それがない今でもこの少女と睦み合っているだけで先端からだらだらと涎が先走り、懸命に動かされる細い指先を汚してしまっていたが。]
(15) nagaren 2016/03/06(Sun) 20時頃
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へー、俺様になら良いんだ
[ 彼女の一部が欲しいと言えば、喜んで全てを差し上げると返事が戻った(>>5)。あの男と自分が違うのは当然だが、自身に捧げることを厭わない彼女の様子に愛おしさが増す。
左手を取り、先走りを乱雑に拭ってから、薬指を口に含んで、欲しい場所として「コレ」と示した。あんまり美味しそうなものだから、つい歯なぞ当てたり。]
……ああぁぁ、かわいー
[ 見る者によっては卒倒するかも知れないという花の微笑みは暗くて拝むことが出来なかったが、喜んでいるのが感じ取れればそう唸る様に言った。
目玉を取るのと、指を切断するのと、どちらが痛いのだろう。きっとどちらも死にたくなるくらい痛い筈なのに、嫌がる様子もなく受け入れてくれる。こんな存在、可愛くない訳がない。]
(16) nagaren 2016/03/06(Sun) 20時頃
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[ 咽び泣きながら抱きつかれれば、腰に腕を回し、贈られるキスを受け入れる。見えないだろうが、その表情はとても穏やかなものだった。
待てずにこちらからしてばかりだから、相手からされるのは初めてだっただろう。身は爛れながらも初心な心を持つ少女の、ちょっぴり大胆な行動に、微笑っていた。
そうしながらも、抱き締めた相手は裸体。興奮もまた抑えられないものになってくる。そも、こいつが抑えようとした試しは殆どないが。今もまた例に漏れずするりと腿を撫でながらデリケートな部分に手を伸ばし──……]
あ? 昨日は、えーと……、 2160年2月22日だったよーな? 住所は、東京都千代田区***
[ 手を伸ばしたところで日付と住所を訊ねられた。「何で今?」と思いつつ。素直に全て答えて、他にも何かあればきっと教えただろう。]
(17) nagaren 2016/03/06(Sun) 20時頃
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…なぁ、俺は早くお前が欲しい ここに手ぇついて、薬指以外引っ込めて
[ 教え終われば、焦れったそうに呟いて一旦体を離し、先に薬指を頂いてしまおうと手を床につけさせる。歯で噛み切れたら良いのだが、そんなに強靭な顎は持っていない。やはりナイフに頼ることにした。
床についた手が狙いの指だけ伸ばされたのを触れて確認できたら、トス、と近くに刃を突き立て。]
……いくぞ
[ 薬指の二関節と第三関節の間目掛けて、勢いよく刃を倒した。 ゴリ、と鈍い音が響く。硬くて抵抗を覚えたが体重を載せて一気に倒しきれば、手が逃げない限り繋がりは断たれただろう。 床にころんと転がる小さな彼女の一部を拾い上げることができたなら、彼女を褒めるのだ。]
よく頑張ったなぁ……! 偉い、偉い。ちょー愛してる
[ 血の滴るそれを握ったまま抱き付いて、沢山キスを贈っただろう。勿論それに収まる筈がなく、押し倒して交わり、飽きもせずまたナイフで"壊した"に違いない。]
(18) nagaren 2016/03/06(Sun) 20時頃
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[ …──彼女をこの手で壊したのは七度目だろうか、最早定かではない。 自身はというと、仕返しはおろか抵抗による怪我すら貰っていなくて、無傷だっただろう。
だからという訳ではないのだが。 まだ目覚めぬ少女の隣でナイフを床に刺し、手を置いた。
普段怪我は負わせる側、負わされる事などあまりないものだから、少し緊張する。]
……すー、はー……、
[ 深呼吸をしてから、一思いに刃を倒し、 ゴリ、二度目の音が響く。 自身の左手の薬指を彼女と同じく断った。]
いいいいってぇ……!!
[ そして悶絶。激痛はすぐ痺れへと変わった。 よく彼女はこんなの耐えたものだと。自ら望んだものだと。胸がきゅんと締め付けられたことだろう。]
(19) nagaren 2016/03/06(Sun) 20時頃
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[ 視覚は暗さに慣れてきた頃。 痛みに涙の滲む目で、眠る少女を見下ろせば。]
…………好きだなぁ、
[ 意図せず想いが優しい音となって溢れる。 こんなこと、これまでなかっただろう。
彼女の詰めて短くなった薬指の位置に、 今切断したばかりの自身の指を置いて。 彼女の薬指をきゅ、と握りしめて。 目覚めを待つのだった。*]
(20) nagaren 2016/03/06(Sun) 20時頃
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[ 愛おしい少女が漏らす反応は酷く男を煽る。喘ぎ、震える身体、溢れる涙。苦痛も快楽ももっと与えて、色んな彼女が見たくなる。
優しくて、何でも許して、受け入れてくれる。 怒りのまま壊しても、興味のまま壊しても。 これ迄そんな存在、誰ひとりいなかったから。 いるわけなかった。普通は気分を損ねたらそこで関係はお終い。壊したら二度なんてない。
そう、それが普通のこと。
目覚めた少女の綺麗な手が、薬指だけ不恰好に長い。それでも彼女が喜んでくれれば、男も笑みを浮かべる。
女の子なら指輪の方が普通は嬉しいだろうに。]
………………。
[ 普通なら切断した指はくっついたりしない。ましてや他人の指がまるで生えたかのようにぴったりと。
そも、人は何度も生き返らない。この幸せが長く続かないこと、きっと理解していた。賢い少女ならば、自身よりもっと深く、とは推測の域を出ないけれど。
でもまだ気付かないフリをして。彼女と手を繋いで白い部屋へのんびりむかう(>>23)。束の間の幸福を噛み締める。それは赤い扉を潜る時も(>>27)。不恰好な指同士を絡めて。*]
(43) nagaren 2016/03/07(Mon) 13時半頃
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[ ──2160年2月29日(土)、意識を取り戻す。 広い病院の個室。幾本もの管に繋がれて。テーブルの上には仕事関係者からの見舞いの品。]
……ヨー、ランダ……?
[ 真っ先に漏れたのはその名。目覚めた事を機器が知らせ、すぐに医者が入ってくる。頭がやけにぼーっとする。七日間眠り続けていた事を聞かされ(>>#1)れば、狼狽える。赤い扉を潜ってからの記憶がない、そこから一週間?
つい先刻まで、手を繋いでいたじゃないか。そっと掌を持ち上げる。筋肉が衰えていて、少し億劫ながらも。]
……あッ!? 指は……!?
[ 切断した筈の薬指が当然の様にあった。医者に訊ねるも、首を傾げられる。元に戻した訳ではなく、怪我は最初からしていなかったそう。]
嘘だ……、俺は指を、指を、
[ 彼女の指の方は? ……当然、病院着に着替えさせられていて、ポケットには何も入っていない。嘘だ。あの胸糞悪い誘拐事件も、彼女との出会いも、すべて夢の中の出来事?]
(44) nagaren 2016/03/07(Mon) 18時頃
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[ 訝しんでいた医者が消えてから、サイドテーブルに資料を見つける。その装丁には数え切れないほど触れた記憶があった。……夢の中で。
開けば、その中身(>>#2)、切断された腕らしき物を認め──勢いよく閉じた。]
……ッなんだよ、コレ……!!
[ 振りかぶり、部屋の隅に向けて投げ捨てようとして。しかし、やめる。はー、と息を吐き、再びゆっくりと開く。この腕は、殺した男の腕だ。離さぬよう確り握り締めていたのだから、見間違える筈もない。]
あれは……夢じゃねー……、
[ ブチブチと繋がれた管を引き抜き、病室を出た。見舞いで訪れた同僚に資料を押し付け、鑑識に回させる。他の入院患者について訊ね、ヨーランダがここに居ないと確認出来れば、その足で職場へ向かう。]
あークソ女? そーだよ俺様だよ 調査を頼みてーんだが
[ 通信機は再び動作するようになっていた。]**
(45) nagaren 2016/03/07(Mon) 18時頃
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[ 自身の犯罪の証拠を鑑識にかけるとは酔狂な事だろう。しかし本人に罪の意識はまるで無かった。そう、これ迄と同じ様に。
ニコラの腕にはくっきり男のものと良く似た手形が残っており、当然疑いは向けられる事になる。──が、それをつけた者には薬指の欠損がある筈だとも鑑識によって示される。
元の時代に帰った男の指に欠けは無い。あの時の少女との絆が疑いの目を背けてくれたのだ。
だが男はそんなので満足しない。]
早く見つけろクソ女……!
[ 捜査の裏では情報処理に長けた同僚に"ヨーランダ・パトリック・シルトン"の捜索をさせる。当然職権乱用であり、機密データベースの私的利用である。
2160年現在、少女との同姓同名は存在し、一人一人確認するが──当然、時代が違うのだから見つかる訳がなかった。]
(46) nagaren 2016/03/07(Mon) 21時頃
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[ ──2160年3月3日、調査対象発見できず。 対象を現代生ける者に絞ったままでは当然少女を探し出す事は叶わない。] ……クソ……、
[ 望みを失いかけた時、過去に目を向けさせてくれたのは、皮肉にも、少女を傷付けたあの男。
──ニコラ・ド・フォンブリューヌ。 発見された腕は三百年前の伝説の猟奇事件、数多の人形作りを行い怪死を遂げた容疑者の物ではないかと、DNA鑑定の結果が示していた。
なぜ近日切り取られたかのような状態で発見されたのか、物議が醸されることになる。
それ自体には興味はなかったが、もしやと、少女の捜索は過去にも及ばせる。
強制退院後、一度も家に帰っていない。仕事は有給の消費にあて、泊まり込み同僚のケツを叩く日が続く。
──もう、一歩。あと少しで手が届くか。]
(47) nagaren 2016/03/07(Mon) 21時頃
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[ ────因みに。 ニコラの腕はその後長らく日本国内で調査されたのち、フランス警察へと引き渡される事になるようだ。
けれど謎は謎の儘。解決することはない。 元の人形事件、怪死事件と同じく、コールドケースとされ。
その腕はフォンブリューヌ家の遺体が埋葬された墓か、その近くに納められることとなったのかも知れない。
いずれにせよ、数年か、数十年先のことで。 男には、知らぬことだろうが。]
(48) nagaren 2016/03/07(Mon) 21時頃
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[ ──2160年3月9日、少女を発見。 男に向けられた疑いは完全に晴れた訳ではない。少女を捜すという個人的な捜索は、事情聴取される傍で行っていた。
そして漸く。漸く、彼女を見つけた。 あんなに超常的な現象を受け入れられなかったのに、その生きた証を見つけたら、驚くほどすんなり認められたのだ。
当時の住所を控えて、自宅の社員寮に戻る。伸び切った髭を剃り、喪服を纏って。
倒れた日に持っていたナイフを持って行きたかったが、流石に空港で引っかかる。現地で調達しよう、と。
"必ず届ける"と言われたことは、忘れてはいないが。何のことだかさっぱりだった。
そうして日本を発ったか。]
(49) nagaren 2016/03/07(Mon) 21時半頃
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学園特警 ケイイチは、メモを貼った。
nagaren 2016/03/08(Tue) 00時頃
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[ 短時間の調査では少女がクローン技術で現代に届けられている事まで知る事はできなかった。戦時に各地の記録装置が破損した影響もあるだろう。
汚職蔓延る組織内の人間でも、流石に殺人事件の被疑がありながら海外に発つことは許されない。僅かにそらすことのできた疑いの目も再び向くことになる。
けれど、最早関わりのないこと。 事件など、生ける者たちの柵。 少女が死した地で男もまた旅立つのだ。 だから、かんけいない。
持ち物はパスポートと財布と、現地で着ける予定の黒ネクタイのみ。小さな鞄で事足りてしまった。狭い職員寮を出ようとして──… ]
…………、
[ 箱の存在(>>73)に気付いた。よくこんな大きな物を見落としていたものだ。何も購入した覚えなどないが……きっと忘れているだけだろう。
早く彼女の元へ行きたい。 警察の情報端末から発見した彼女の生前の写真には、菫色の双眼があった。老眼ではあったようだけれど。彼女の映した景色はどんなものだったのだろう。 足元の箱に触れる事なく部屋を出ようとした。伝票があれば、チラリと見ただろうか。]
(74) nagaren 2016/03/08(Tue) 09時半頃
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……"ヨーランダ"!?
[ その名(>>75)が書かれていなければ通り過ぎていた。箱の伝票を三度見、そして顎で使っている同僚へ速やかに連絡を入れる。名に添えられた識別番号を調べさせれば、箱の中身が何なのか直ぐに判っただろう。カタカタと震える手。
彼女はとっくに死んだはずなのに。 あの約束はこの事だったのか。 クローンは彼女そのものか? 同じ形をしているだけの、……別人では?]
…………。
[ 恐る恐る箱を開ければ……あの少女がいて。]
( ああ……、 )
[ 僅か抱いた不安もどこかへ消えてしまう。 髪や肌の色は記憶と違い本来の色をしていたかも知れない。それでも、彼女に違いなかった。 スヤスヤと眠る姿が微笑ましくて、思わず口許の筋肉が緩んでしまう。 なんて可愛らしいのだろう。]
(76) nagaren 2016/03/09(Wed) 00時頃
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[ 男にとっては十日ぶりの再会。長い時を越えてきた彼女に比べたらほんの刹那だろう。それでも短気なものだから、逢えない期間はとても長く感じられた。
墓に眠る彼女と早く逢いたくて、彼女のもとへ早く逝きたくて、事件のほとぼりも冷めぬ内に向かおうとしていたのに。
生きた彼女と逢えるなんて、誰が想像したか。]
ヨーランダ……、起きてくれ
[ 優しく頬を撫でて。少女が目蓋を上げてくれたなら、きっとみっともなく膜を張りながら目覚めを待つ喪服の男と視線が絡んだろう。
腋の下に手を入れて抱え起こし、狭い玄関でか細い身体を強く抱き締めるのだ。]
(77) nagaren 2016/03/09(Wed) 00時頃
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[ 大金を稼ぐのに苦労したろうに。 他に掴める幸せだってあったろうに。 そんなに俺様に逢いたかったのか? 浮気はしてねーだろーな? もししてたら相手のペニスもぎ取ってやる。 お前には特製の貞操帯だ。 …………寂しくは、なかったのか? 孤独でつらくはなかったのか? 怖いものはなかったか? お前を虐める者はいなかったか? ──────元気に、してたか?]
(78) nagaren 2016/03/09(Wed) 00時頃
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…………ッ
[ 話したいことも訊きたいことも沢山あるが、音にならず、ただ抱き締めた。彼女から何かあれば、聞いただろう。話したろう。
そして──通信機に入る、同僚からの連絡。]
……あァ、エリス邪魔すん……、 あー、判った急ぐ……助かった
[ 海外に発とうとする動きが察知された。ここに長居は出来ないという忠告。通信を切れば、はぁと息を吐いて少女を見る。
ニコラの腕が母国に帰るのはまだ先のこと。被疑の完全に晴れていない男に捜査の手が伸びる。捕まれば二人は共にいられないだろう。
そして、今追われているのは己のみ。彼女は当然違う。負うべきものは二人前の少女の義父が被ったのだろう、知る由はないが。]
(79) nagaren 2016/03/09(Wed) 00時頃
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来てくれるか、ヨーランダ 一生逃げ続ける事になるかもしんねー 毎日、辛いことばっかりだろう それでも…俺と一緒に居てくれないか
[ 告げては、何度も繋いだ手を差し出した。
掴まなければ、少女だけは表社会で暮らしていけるだろう。上手くすれば、生きている間にまた何度か逢うことも叶うかも知れない。
複数の捜査員が階段を上り、二階にあるこの部屋を目指している。数十秒後にチャイムを鳴らし、男を連れて行こうとする。
早くその前に、逃げなくては。 もしも手を取ってくれたなら、少女を抱えて。
ベランダから飛び出すのは、一人か二人か。 何れにせよ──闇に消える。もう、戻れない。]
(80) nagaren 2016/03/09(Wed) 00時頃
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[ 抱えた身体は記憶より重みがあった。 彼女の味わってきた苦難に比べればよほど軽いが。]
さぁ、どこだろうなぁ お前がいればどこでもいーけど
[ 少しでも安全に暮らせる場所、そんなところがあるかは不明だが。 共にいられない此処よりはマシなことだろう。
ヨーランダ・パトリック・シルトンと"ヨーランダ"は、同一ではないのだろう。 それでも、愛し愛された少女とそれを引き継ぐ彼女を愛し、大切に扱った。……男なりには。
罪を重ねながら生きながらえ、 ──二人が引き裂かれてしまうその時まで。*]
(87) nagaren 2016/03/09(Wed) 05時頃
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